JP4922011B2 - 受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、地上デジタル放送の受信装置に関する。
固定受信向けのコンテンツおよび部分受信向けのコンテンツを切り替えて視聴できる地上デジタル放送の受信装置が知られている。この受信装置では、受信品質に基づいて固定受信向けのコンテンツおよび部分受信向けのコンテンツを切り替えて提示している(特許文献1参照)。
特開2005−223549号公報
従来の受信装置では、受信品質、すなわち受信状態が変化すると、受信向けのコンテンツおよび部分受信向けのコンテンツを切り替えるが、コンテンツの切り替えに際して生じる画像の乱れや音声の途切れを視聴者が煩わしく感じてしまう。
本発明に係る受信装置は、移動可能な受信装置において、地上デジタル放送の放送波を受信する受信手段と、前記受信装置を搭載した車両が移動中であるか否かを検出する移動検出手段と、前記移動検出手段による検出結果に基づいて、前記受信手段で受信した前記放送波から固定受信向けのコンテンツを提示するか部分受信向けのコンテンツを提示するかを切り替える切替手段と、前記切替手段により切り替えられたコンテンツを提示するコンテンツ提示手段と、前記コンテンツ提示手段によって提示されるコンテンツの映像を見る者が運転者であるか否かを検出する視認者検出手段と、前記移動検出手段によって前記車両が走行中であることが検出された場合には、前記視認者検出手段による検出結果に基づいて、前記コンテンツ提示手段によって前記映像を提示するか否かを制御する映像提示制御手段とを備え、前記コンテンツ提示手段は、コンテンツの映像を表示する表示モニタを有し、前記表示モニタは、表示面の向きが変更可能となるように前記車両に取り付けられ、前記視認者検出手段は、前記表示モニタの前記表示面の向きの変化を検出することで、前記コンテンツの映像を見る者が運転者であるか運転者以外の者であるかを検出することを特徴とする。
本発明によれば、コンテンツを快適に視聴できる。
図1〜3を参照して、本発明による受信装置の一実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態の受信装置の全体構成を示す図である。受信装置1は、ISDB−T規格に対応した地上デジタル放送の放送波を受信して、表示モニタやスピーカで視聴可能な映像信号や音声信号を出力する装置である。受信装置1には、チューナ101と、OFDM復調/伝送路復号部102と、分離部103と、部分受信向けコンテンツ復号部105と、固定受信向けコンテンツ復号部107と、切替部108とが設けられている。また受信装置1には、処理・出力回路109と、切替制御部110と、入力部120とが設けられている。
チューナ101にはアンテナ5が接続されている。アンテナ5から入力された放送波は、チューナ101で選局された後、OFDM復調/伝送路復号部102へ送られ、復調および誤り訂正されて、トランスポートストリーム(TS)として分離部103へ出力される。なお、OFDM復調/伝送路復号部102では、TSのビットエラーレート(BER)と、受信信号のS/N比とを切替制御部110へ出力する。分離部103は、TSに含まれるパケット識別子(PID)を参照して、TSを部分受信向けのデータと、固定受信向けのデータとに分離する。
部分受信向けコンテンツ復号部105は、分離部103で分離された部分受信向けのデータから、符号化された映像・音声データであるMPEGデータを復調し、部分受信向けコンテンツの映像信号および音声信号を生成して、切替部108に出力する。以下の説明では、部分受信向けコンテンツの映像信号および音声信号を、単に部分受信向けコンテンツ信号と呼ぶ。
固定受信向けコンテンツ復号部107は、分離部103で分離された固定受信向けのデータから、符号化された映像・音声データであるMPEGデータを復調し、固定受信向けコンテンツの映像信号および音声信号を生成して、切替部108に出力する。以下の説明では、固定受信向けコンテンツの映像信号および音声信号を、単に固定受信向けコンテンツ信号と呼ぶ。また、部分受信向けコンテンツ信号および固定受信向けコンテンツ信号を単にコンテンツ信号とも呼ぶ。
切替部108は、切替制御部110からの制御信号に基づいて、部分受信向けコンテンツ信号および固定受信向けコンテンツ信号のいずれか一方を処理・出力回路109へ出力する。処理・出力回路109は、切替部108から出力された部分受信向けコンテンツ信号または固定受信向けコンテンツ信号に対してフォーマット変換などの処理を行い、車両に設けられたスピーカ111および表示モニタ112に映像信号および音声信号を出力する。
図2は、受信装置1が搭載される車両のインストルメントパネルの近傍を模式的に示した斜視図である。図2において、メータークラスター151が設けられている図示右側が運転席側であり、図示左側が助手席側である。表示モニタ112は、車両のインストルメントパネル150の中央近傍に配設されており、表示面112aを運転席側または助手席側に向けることができるように回動可能に取り付けられている。なお、表示モニタ112は、運転席側または助手席側にオフセットされて配設されていてもよい。表示モニタ112を回動可能に軸支する支持部115には、表示モニタ112の回動角度を検出する角度センサ113が設けられている。角度センサ113は、検出した表示モニタ112の回動角度の角度信号を切替制御部110に出力する(図1)。
切替制御部110は、OFDM復調/伝送路復号部102から出力されたBERおよびS/N比と、後述するように設定された切替モードの設定状態と、角度センサ113からの角度信号と、車速センサ116からの出力信号とに基づいて、切替部108の切替状態を制御する制御信号を切替部108へ出力する。切替制御部110における切替部108の切替制御については後述する。また、切替制御部110は、後述するように、処理・出力部109から出力される映像信号および音声信号の出力状態を制御する。車速センサ116は、車両に設けられている車速算出のためのセンサである。入力部120は、受信装置1の各種設定や後述する切替モードの設定などを行うためにユーザ(乗員)が操作する入力装置である。
このように構成される受信装置1では、不図示の電源スイッチがオンされると、ユーザが不図示のリモコンなどから入力して選局した放送局の放送波を受信して、部分受信向けのコンテンツか、固定受信向けのコンテンツのいずれかの映像信号および音声信号が表示モニタ112やスピーカ111に出力される。提示されるコンテンツの切り替えや、表示モニタ112へのコンテンツ画像の表示/非表示の切り替えは、以下に説明するように行われる。
−−−切替モードと切替制御部110における制御内容について−−−
本実施の形態の受信装置1では、上述したように固定受信向けのコンテンツを提示するか部分受信向けのコンテンツを提示するかを切替可能であるが、切替制御部110は、以下に説明する切替モードのうち、選択された切替モードにしたがって切替部108の切替状態を制御する。また、切替制御部110は、選択された切替モードにしたがって処理・出力部109から出力される映像信号および音声信号の出力状態を制御する。各切替モードは、入力部120からの入力操作によってあらかじめ設定されて、切替制御部110で記憶される。
(1) 車両の走行中の動作に関するモード
(1−1) 走行時非提示モード
走行時非提示モードとは、車両が走行していると判断される場合には、コンテンツを提示しないように各部を制御するモードである。走行時非提示モードが設定されている場合、車両が走行していると判断されると、切替制御部110は、部分受信向けおよび固定受信向けのいずれのコンテンツについても映像信号および音声信号の出力をしないように制御信号(映像音声出力不許可信号)を処理・出力回路109に出力する。なお、切替制御部110は、車速センサ116からの出力信号に基づいて車速を算出し、車両が走行中であるか否か(走行しているか、または停車しているか)を判断する。車両が走行中であるか否かを判断するための車速のしきい値はあらかじめ設定されている。
その結果、走行時非提示モードが設定されている場合には、車両が走行中であると判断されると、表示モニタ112には映像が表示されず、スピーカ111から音声が出力されない。これにより、運転操作に集中する運転者に煩わしさを与えることがなくなる。
(1−2) 走行時提示モード
走行時提示モードとは、車両が走行していると判断される場合には、部分受信向けのコンテンツを提示するように各部を制御するモードである。走行時提示モードが設定されている場合、車両が走行していると判断されると、切替制御部110は次のように切替部108および処理・出力回路109を制御する。すなわち切替制御部110は、部分受信向けコンテンツ信号を処理・出力回路109へ出力するように制御信号(部分受信向けコンテンツ選択信号)を切替部108へ出力する。
また、切替制御部110は、角度センサ113からの角度信号に基づいて表示モニタ112の回動角度を算出して、表示モニタ112の表示面112aが運転席側を向いているか、または、助手席側を向いているか、すなわち、表示モニタ112の視認者が運転者であるか否かを判断する。たとえば、算出した回動角度があらかじめ定められた所定の角度(しきい値)以上であれば表示面112aが運転席側を向いていると判断し、算出した回動角度がしきい値未満であれば表示面112aが助手席側を向いていると判断してもよい。なお、この場合、しきい値は、表示モニタ112と各席との位置関係や、表示面112aに映し出された映像が視認可能となる表示面112aに対する角度範囲(視認角度)などに応じて適宜設定されることとなる。
表示モニタ112の表示面112aが運転席側を向いていると判断されると、切替制御部110は、音声信号のみの出力を許可する制御信号(音声出力許可信号)を処理・出力回路109に出力する。表示モニタ112の表示面112aが助手席側を向いていると判断されると、切替制御部110は、映像信号および音声信号の双方の出力を許可する制御信号(映像音声出力許可信号)を処理・出力回路109に出力する。
その結果、走行時提示モードが設定されている場合には、車両が走行中であると判断されると、表示モニタ112の表示面112aが運転席側を向いていれば、表示モニタ112は非表示とされるが、部分受信向けコンテンツの音声がスピーカ111から出力される。また、表示モニタ112の表示面112aが助手席側を向いていれば、部分受信向けコンテンツの映像が表示モニタ112に表示され、部分受信向けコンテンツの音声がスピーカ111から出力される。
これにより、表示モニタ112の回動角度に関わらず、運転者および助手席乗員は走行中に部分受信向けコンテンツの音声が聴取可能となる。表示モニタ112の表示面112aが助手席側を向いている場合には、助手席乗員は走行中に部分受信向けコンテンツの映像を見ることができる。また、提示されるコンテンツが部分受信向けコンテンツとされることで、車両の走行に伴って受信品質(放送波の受信状態)が頻繁に変動しても、コンテンツ信号の不必要な切り替えが生じない。したがって、コンテンツ信号の切り替えに際して生じる画像の乱れや音声の途切れがなくなるので、乗員が煩わしく感じることがなくなる。すなわち、映像や音声を安定して提供できる。
(2) 車両の停車中の動作に関するモード
(2−1) 停車中固定/部分切替許可モード
停車中固定/部分切替許可モードとは、車両が停車していると判断される場合には、放送波の受信状態に応じて、固定受信向けのコンテンツを提示するか部分受信向けのコンテンツを提示するかを切り替えるように各部を制御するモードである。停車中固定/部分切替許可モードが設定されている場合、車両が停車していると判断されると、切替制御部110は次のように切替部108および処理・出力回路109を制御する。すなわち切替制御部110は、OFDM復調/伝送路復号部102から出力されたBERおよびS/N比に基づいて放送波の受信状態を判定する。切替制御部110は、受信状態が良好であれば固定受信向けコンテンツ信号を処理・出力回路109へ出力するように切替部108に制御信号(固定受信向けコンテンツ選択信号)を出力する。切替制御部110は、受信状態が良好でなければ上述した部分受信向けコンテンツ選択信号を出力する。
また、切替制御部110は、映像信号および音声信号の双方の出力を許可する映像音声出力許可信号を処理・出力回路109に出力する。
その結果、停車中固定/部分切替許可モードが設定されている場合には、車両が停車中であると判断されると、放送波の受信状態が良好であれば、固定受信向けコンテンツの映像が表示モニタ112に表示され、固定受信向けコンテンツの音声がスピーカ111から出力される。放送波の受信状態が良好でなければ、部分受信向けコンテンツの映像が表示モニタ112に表示され、部分受信向けコンテンツの音声がスピーカ111から出力される。
これにより、乗員は停車中にコンテンツの映像および音声が視聴可能である。また、放送波の受信状態が良好な場合、高品質の映像および音声を視聴可能となる。なお、車両の停車中は、放送波の受信状態の変動が少ないため、コンテンツ信号の切り替えが生じる頻度が少ない。したがって、コンテンツ信号の切り替えに際して生じる画像の乱れや音声の途切れもほとんど生じず、映像や音声を安定して提供できる。
(2−2) 停車中部分受信モード
停車中部分受信モードとは、車両が停車していると判断される場合には、放送波の受信状態に関わらず、部分受信向けのコンテンツを提示するように各部を制御するモードである。停車中部分受信モードが設定されている場合、車両が停車していると判断されると、切替制御部110は、上述した部分受信向けコンテンツ選択信号を切替部108へ出力する。また、切替制御部110は、映像音声出力許可信号を処理・出力回路109に出力する。
その結果、停車中部分受信モードが設定されている場合には、車両が停車中であると判断されると、部分受信向けコンテンツの映像が表示モニタ112に表示され、部分受信向けコンテンツの音声がスピーカ111から出力される。
これにより、乗員は停車中にコンテンツの映像および音声が視聴可能である。また、たとえば弱電界地域で停車中の車両の周囲で、大型の車両が移動することなどによって受信状態が変動する場合のように、周囲の環境によって受信状態が変動しやすい場所で停車している場合でも、コンテンツ信号の不必要な切り替えが生じない。したがって、コンテンツ信号の切り替えに際して生じる画像の乱れや音声の途切れがなくなり、映像および音声を安定して提供できる。
−−−フローチャート−−−
図3は、切替制御部110における処理を示すフローチャートである。車両の不図示のイグニッションキーによりアクセサリーON(ACC ON)になると、受信装置1の電源が入り、図3に示す処理を行うプログラムが起動され、切替制御部110で実行される。ステップS1において、車速センサ116からの出力信号に基づいて車速を算出してステップS3へ進む。ステップS3において、ステップS1で算出した車速に基づいて車両が走行中であるか否かを判断する。
ステップS3が肯定判断されるとステップS5へ進み、ユーザによってあらかじめ設定されている設定モードが走行時非提示モードであるか、または、走行時提示モードであるかを判断する。ステップS5において、走行時非提示モードが設定されていると判断されるとステップS11へ進み、映像音声出力不許可信号を処理・出力回路109に出力してステップS51へ進む。
ステップS51において、車両の不図示のイグニッションキーが操作されるなどして受信装置1の電源がオフされたか否かを判断する。ステップS51が肯定判断されると本プログラムを終了する。ステップS51が否定判断されるとステップS1に戻る。
ステップS5において、走行時提示モードが設定されていると判断されるとステップS21へ進み、部分受信向けコンテンツ選択信号を切替部108に出力してステップS23へ進む。ステップS23において、角度センサ113からの角度信号に基づいて、表示モニタ112の回動角度を算出してステップS25へ進む。ステップS25において、ステップS23で算出した表示モニタ112の回動角度に基づいて、表示モニタ112の表示面112aが運転席側を向いているか否かを判断する。
ステップS25が肯定判断されるとステップS27へ進み、音声出力許可信号を処理・出力回路109に出力してステップS51へ進む。ステップS25が否定判断されるとステップS29へ進み、映像音声出力許可信号を処理・出力回路109に出力してステップS51へ進む。
ステップS3が否定判断されるとステップS7へ進み、ユーザによってあらかじめ設定されている設定モードが停車中固定/部分切替許可モードであるか、または、停車中部分受信モードであるかを判断する。ステップS7において、停車中固定/部分切替許可モードが設定されていると判断されるとステップS31へ進み、OFDM復調/伝送路復号部102からBERおよびS/N比を取得してステップS33へ進む。ステップS33において、ステップS31で取得したBERおよびS/N比に基づいて、放送波の受信状態を判定してステップS35へ進む。
ステップS35において、ステップS33で放送波の受信状態が良好であると判定されたか否かを判断する。ステップS35が肯定判断されるとステップS37へ進み、固定受信向けコンテンツ選択信号を切替部108に出力してステップS39へ進む。ステップS39において、映像音声出力許可信号を処理・出力回路109に出力してステップS51へ進む。
ステップS7において、停車中部分受信モードが設定されていると判断されるか、ステップS35が否定判断されるとステップS41へ進み、部分受信向けコンテンツ選択信号を切替部108に出力してステップS39へ進む。
上述した受信装置1では、次の作用効果を奏する。
(1) 車両が走行しているか否かによって、切替モードを変更することで、切替制御部110における制御内容を変更するように構成した。これにより、走行中と停車中とで異なる放送波の受信状態の変動度合いに応じて、部分受信向けおよび固定受信向けのいずれかのコンテンツのうち、適した方のコンテンツを提供できる。したがって、不必要なコンテンツ信号の切り替えを抑制して、映像や音声を安定的に提供できるので、コンテンツを視聴する乗員に快適感を与えることができる。
(2) 車両の走行時には、部分受信向けのコンテンツを提供するように構成したので、車両の走行に伴って放送波の受信状態が頻繁に変動しても、コンテンツ信号の不必要な切り替えが生じない。したがって、コンテンツ信号の切り替えに際して生じる画像の乱れや音声の途切れがなくなるので、乗員が煩わしく感じることがなく、コンテンツを快適に視聴できる。
(3) 車両の走行中には、運転者および助手席乗員がコンテンツの音声を聴取可能とした。また、コンテンツの映像を見る者が運転者であるか運転者以外の者であるかを判断して、表示モニタ112にコンテンツの映像を表示するか否かを決定するように構成した。これにより、映像が運転操作中の運転者の視界に入らなくなるので、運転者が煩わしく感じることがなくなるとともに、音声の情報を取得できるようになるので、利便性が高い。また、助手席乗員は走行中に映像および音声の視聴ができるので、快適に視聴できる。
(4) 表示モニタ112の回動角度に基づいて表示モニタ112の表示面112aが運転席側を向いているか助手席側を向いているかを判断するようにしたので、安価で簡単な構成となり、コスト増を抑制するとともに、動作の信頼性を向上できる。
−−−変形例−−−
(1) 上述の説明では、車速センサ116からの出力信号に基づいて車速を算出し、車両が走行中であるか否かを判断しているが、本発明はこれに限定されず、たとえば駐車ブレーキの作動の有無を検出することで車両が走行中であるか否かを判断してもよい。
(2) 上述の説明では、表示モニタ112を回動させることで、表示モニタ112の表示面112aを運転席側または助手席側に向けるように構成しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、表示モニタ112を車両の左右方向に移動させることで、表示面112aを運転席側または助手席側に向けるように構成してもよい。
(3) 上述の説明では、表示モニタ112に表示される映像を観察する者が運転者や助手席乗員であるが、後席乗員であってもよい。なお、表示モニタ112に表示される映像を観察する者が観光バスやタクシーの乗客などであって、運転者が映像を見ることができないように表示モニタ112が設置されている場合には、車両の走行中に表示モニタ112を非表示にする必要はない。
(4) 上述の説明では、受信装置1は車載用途の装置であるが、本発明はこれに限定されない。たとえば、本発明による受信装置を車両以外の移動体に搭載してもよい。あるいは、本発明による受信装置を携帯電話機などのような携帯情報端末に適用してもよい。この場合、加速度センサなどを用いることで、携帯情報端末が所有者とともに移動中であるか否かを判断してもよい。なお、携帯電話機であれば、通信する基地局の切り替わりの有無を検出することで、携帯電話機が所有者とともに移動中であるか否かを判断してもよい。また、通信する基地局の切り替わりが一定時間以上検出されなければ、移動中ではないと判断してもよい。そして、移動中であると判断される場合には、部分受信向けのコンテンツを提示し、移動中でないと判断される場合には、放送波の受信状態に応じて、固定受信向けまたは部分受信向けのコンテンツを提示するようにしてもよい。
(5) 上述の説明における各切替モードは一例であり、本発明は上述した各切替モードの内容に限定されるものではない。
(6) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
以上の実施の形態およびその変形例において、たとえば、受信手段はチューナ101に、移動検出手段は車速センサ116に、コンテンツ提示手段は表示モニタ112に、視認者検出手段は角度センサ113にそれぞれ対応する。切替手段は、切替部108と、切替制御部110と、切替制御部110で実行される制御プログラムとによって実現される。映像提示制御手段は、処理・出力回路109と、切替制御部110と、切替制御部110で実行される制御プログラムとによって実現される。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記の実施形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係になんら限定も拘束もされない。
また、本発明は、上述した実施の形態のものに何ら限定されず、地上デジタル放送の放送波を受信する受信手段と、受信装置が移動中であるか否かを検出する移動検出手段と、移動検出手段による検出結果に基づいて、受信手段で受信した放送波から固定受信向けのコンテンツを提示するか部分受信向けのコンテンツを提示するかを切り替える切替手段とを備える各種構造の受信装置を含むものである。
受信装置1の全体構成を示す図である。 受信装置1が搭載される車両のインストルメントパネルの近傍を模式的に示した斜視図である。 切替制御部110における処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 受信装置 5 アンテナ
101 チューナ 108 切替部
109 処理・出力回路 110 処理・出力回路
112 表示モニタ 113 角度センサ
116 車速センサ

Claims (2)

  1. 移動可能な受信装置において、
    地上デジタル放送の放送波を受信する受信手段と、
    前記受信装置を搭載した車両が移動中であるか否かを検出する移動検出手段と、
    前記移動検出手段による検出結果に基づいて、前記受信手段で受信した前記放送波から固定受信向けのコンテンツを提示するか部分受信向けのコンテンツを提示するかを切り替える切替手段と
    前記切替手段により切り替えられたコンテンツを提示するコンテンツ提示手段と、
    前記コンテンツ提示手段によって提示されるコンテンツの映像を見る者が運転者であるか否かを検出する視認者検出手段と、
    前記移動検出手段によって前記車両が走行中であることが検出された場合には、前記視認者検出手段による検出結果に基づいて、前記コンテンツ提示手段によって前記映像を提示するか否かを制御する映像提示制御手段とを備え、
    前記コンテンツ提示手段は、コンテンツの映像を表示する表示モニタを有し、
    前記表示モニタは、表示面の向きが変更可能となるように前記車両に取り付けられ、
    前記視認者検出手段は、前記表示モニタの前記表示面の向きの変化を検出することで、前記コンテンツの映像を見る者が運転者であるか運転者以外の者であるかを検出することを特徴とする受信装置。
  2. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記移動検出手段によって前記車両が走行中であることが検出された場合であって、且つ前記前記視認者検出手段により前記コンテンツの映像を見る者が運転者であることが検出された場合、前記映像提示制御手段は、前記コンテンツの映像を前記表示モニタに表示させることなく音声のみを出力させる、ことを特徴とする受信装置。
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