JP3626215B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は表示装置に関し、特に車両に搭載するのに好適な表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車に搭載するテレビジョン受信機のように表示装置を移動体に搭載して使用することが広く実施されている。
そしてこのような表示装置はテレビジョン受信機のモニタ画面として用いる以外にも、ナビゲーションシステムによる操作メニュー表示、地図表示、GPS関連表示を行なったり、CDプレーヤ、カセットデッキ等のカーオディオにおける操作や動作状態、イコライザ、スペクトラムアナライザ等の表示、又はワープロ、文字放送等の文字情報のモニタ、さらには自動車の走行関連情報(速度、走行距離、方位、燃料計等)の表示や車両周囲の監視カメラのモニタ等に用いることができ、これらの表示を実行することにより、車両用表示装置として有効利用が実現される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来では表示可能とされた内容の中からユーザー(運転者や同乗者)が見たい画像を選択して表示させるため、見たい画像がすぐに見ることができず切換操作が煩雑となったり運転中の安全性に問題があった。例えばナビゲーションシステムの地図を見ながら運転しているときにカーオディオのイコライジング状態等を確認したい場合や、テレビジョン受信画面を見たくなった場合などには切換が不便で、また安全運転が疎かになる。
【0004】
また、これに対して、必要な画像内容を複数個選択して画面上をエリア分割して表示させることが考えられるが、従来のアスペクト比4:3の画面ではエリア分割を行なうと有効な画面構成を行なうことが困難で、逆に表示が見ずらくなったりするという欠点もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような問題点に鑑みて、車両搭載用の表示装置として、有用な利用が可能で、また安全性も向上させることのできるようにすることを目的とする。
【0006】
本発明の表示装置は、走行速度情報、燃料計情報、タコメータ情報、オイルメータ情報、燃費情報、温度情報、時刻情報、走行時間情報、Gメータ情報、方位情報のうちの少なくとも1つを含む自動車の走行関連情報を提示する画像情報を出力する画像ソースを含む複数の画像ソースからの画像情報を表示することができる車両搭載用の表示装置である。
【0007】
そして表示画面の横サイズが縦サイズの4/3より大きく設定されている。
【0008】
そして、前記複数の画像ソースから供給される複数の画像情報を表示画面上でエリア分割して表示させることができる映像変換手段を備える。
【0009】
さらに、前記走行関連情報(速度、燃料、タコメータ等)を提示する画像情報と他の画像ソースからの画像を表示画面上でエリア分割して表示する際には、表示画面内においてより運転者に近い分割エリアに前記走行関連情報が表示されるように、表示エリアの左右切換制御を行うことができる制御手段を備える。
【0010】
【作用】
表示画面の横サイズが縦サイズの4/3より大きく設定され、つまり画面サイズが4:3よりも大きい横縦比(例えば16:9)で形成されることにより、画面上のエリア分割により複数画像を表示しても見ずらくなることは解消される。これにより画像選択操作の実行の頻度は減少させることができ、安全性も向上する。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例を説明するが、まず複数画像を画面上でエリア分割して表示させることのできる表示装置のシステム構成例を説明し、その後、各種実施例となる表示態様を説明する。
【0012】
図1は車両搭載用表示システムの構成例を簡単に示したものである。このシステムはカーAV装置、ナビゲーションシステム、車両情報検出システム等が接続されて、各種画像情報がモニタ画面に表示できるように構成されている。
【0013】
1はナビゲーションコントローラ、2はGPS受信機(Global Positioning System 受信機)、3はCD−ROMプレーヤを示し、ナビゲーションシステムが構成される。ナビゲーションコントローラ1は、GPS受信機2による受信情報から現在自己位置を確認するとともに、CD−ROMプレーヤ3からCD−ROMに記録されている地図情報を読み出して所定の表示出力(RGB映像信号VRGB )及び映像同期信号S をなすことができる。また必要に応じて音声情報(L,R音声信号ALR)も出力する。
【0014】
4はTV/AM/FM放送を受信するチューナ部、5はVTR、6はCDプレーヤを示し、いわゆるカーAV装置として搭載されている。チューナ部4、VTR5からはコンポジット映像信号V が出力され、またチューナ部4、VTR5、CDプレーヤ6からはL,Rのステレオ音声信号ALRが出力される。
【0015】
7は例えば車両各部に取り付けられたCCDカメラによるカメラ部、8は各種車両情報を検出するためのセンサ部を示す。カメラ部7としては例えば5台のCCDカメラが用意され、図2に示すように右及び左のドアミラー近辺に装備されるCCDカメラ7a,7b、自動車後部に装備されるCCDカメラ7c、及び自動車前部右及び左に装備されるCCDカメラ7d,7eが用意されている。各カメラの視野方向を斜線で示す。
また、車両情報センサ部8においては、例えば走行速度、燃料計情報、オイルメータ、燃費情報、車内/車外温度、時刻、走行時間、Gメーター情報、方位(ノースセンサ)等の走行関連情報が、検出可能とされている。
【0016】
9は情報処理機器部を示し、例えばワープロ、パソコン、FAX等が含まれる。これらの情報処理機器の出力情報として画像情報VRGB 及び同期信号S が出力される。
【0017】
チューナ部4、VTR5から出力されたコンポジット映像信号V はビデオスイッチ部10において選択されてRGBデコード部11に供給され、Y/C分離されて映像処理された後、例えばY信号,R−Y信号,B−Y信号によるマトリクス処理によりR,G,Bの信号形態(VRGB )にデコードされ、映像入力選択部12に供給される。
また、ビデオスイッチ部10の出力から同期分離回路13において同期信号S が抽出され、同期処理/同期変換部14に供給される。
【0018】
カメラ部7における各CCDカメラ7a〜7eによって得られたコンポジット映像信号V はRGBデコード部15においてRGB信号VRGB とされて映像入力選択部12に供給される。また、同期分離回路16において同期信号S が抽出され、同期処理/同期変換部14に供給される。なお、同期処理/同期変換部14からは撮影動作のために同期信号を発生させてカメラ部7に供給している。
【0019】
入力選択部12には上記のようにチューナ部4又はVTR5、カメラ部7からの映像情報がRGB信号VRGB として供給されるほか、ナビゲーションコントローラ1からの映像出力情報、及び情報処理機器部9からの映像出力情報がそれぞれRGB信号VRGB として供給されており、これらのうちから択一的に、又は複数を選択して映像変換部17に供給する。
【0020】
映像変換部17は入力された映像信号に対してアスペクト変換処理、画面上でのエリア分割のための画面分割処理、各映像信号を縮小してエリア分割表示を行なう際に必要となるな画素圧縮処理等が行なわれる。そして、これらの処理を実行するため、入力された映像信号を一時的に記憶するメモリ部18が設けられている。
【0021】
車両情報センサ部8から出力された各種検出信号は車両情報処理部26において所定のコード形態にエンコードされ、システムコントローラ19に供給される。システムコントローラ19はシステム全体の各種動作を制御するマイクロコンピュータによって形成されており、動作プログラム及び操作部20によってユーザーの実行した操作に応じて各種制御信号を所要部位に出力する。
【0022】
21はキャラクタジェネレータを示し、システムコントローラ19からの指令に基づいて所定のキャラクタ映像信号を映像変換部17に出力する。
映像変換部17の出力はモニタ部22に供給されて映像として出力される。このモニタ部22は例えばインデックストロン方式が採用されて高輝度化が実現されるとともに、画面のアスペクト比がほぼ16:9に設定されている。
例えば画面サイズは例えば縦92mm,横152mm とされ、例えば縦100mm ,横180mm (つまり2DINサイズ)の表示装置の外筺体内に収納され、自動車内におけるコンソールに装備可能とされる。
【0023】
チューナ部4、VTR5、CDプレーヤ6、及びナビゲーションコントローラ1からの各音声信号ALRはオーディオスイッチ23において選択されてオーディオ処理部24に供給される。オーディオ処理部24においてイコライジング処理、増幅処理等が施された後はスピーカ部25に供給されてステレオ音声出力される。
【0024】
このようなシステム構成の場合、モニタ部22において表示可能な映像としてはナビゲーションシステム(1,2,3)に関する、地図情報(広域、拡大、目的地周辺等ナビゲーションコントローラ1によって出力設定された地図)、操作メニュー、各種メーターパネル、GPS関連情報(天空図等)や、カーAV装置(4,5,6)による受信又は再生映像及び操作メニュー、オーディオ状態(イコライジング、スペアナ、音量等の情報)、さらに、カメラ部7によって撮影された映像、情報処理機器部9のモニタ映像、及び車両情報センサ部8による検出信号に基づく車両情報映像(速度、燃料等)がある。
【0025】
これらの映像情報はRGB映像信号VRGB として入力選択部12を介して映像変換部17に供給されるほか、システムコントローラ19が各部(ナビゲーションコントローラ1、カーAV装置4,5,6、オーディオ処理部24等)の状態の検出情報に基づいて、又は車両情報処理部26や操作部20からの入力情報に基づいて、キャラクタジェネレータ21を制御して所定のキャラクタ映像を発生させ、映像変換部17に供給することになる。
【0026】
そして、映像変換部17ではそれらの映像情報から1又は複数の表示すべき画像が指定されたことに基づいて画面分割、画素圧縮等の処理を行ない、また同期処理/同期変換部14において所要の同期状態とされた同期信号を用いて1つの画像又は複数エリアに分割された複数の画像がモニタ部22において表示されるようにしている。
【0027】
操作部20においてユーザーが可能とされる操作内容としては、ナビゲーションシステム(1,2,3)の各種操作、AV機器(4,5,6)の各種操作、カメラ部7のオン/オフ操作等に加えて、画面分割エリア数、エリア位置、各エリアの表示画像の指定、エリアの左右変換操作等が用意されており、システムコントローラ19はその操作に応じて上記のように各部に制御信号を出力するとともに、映像変換部17の処理動作を指定することになる。
【0028】
例えばこのような映像システムを用いて実現される表示態様の実施例を以下、各種説明する。
【0029】
図3は選択された1つの映像がモニタ部22に表示されている例である。図3(a)はナビゲーションコントローラ1から供給された地図情報が表示されている状態、図3(b)はカメラ部7におけるCCDカメラ7cによって撮影されている自動車後方の映像が表示されている状態、図3(c)は情報処理機器部9の例えばパソコンから供給された住所録が表示されている状態、図3(d)はシステムコントローラ19がCDプレーヤ6及びオーディオ処理部18における動作状態に基づいてAV情報を表示させている状態、図3(e)は車両情報センサ部8からの信号に応じてシステムコントローラ19がGメーターを表示させている状態を示している。
【0030】
このような通常表示の他、上記したように画面上を複数エリアに分割して表示することが以下、図4〜図9のように実行される。
【0031】
図4は画面を2つのエリアに分割して表示を行なう例である。
図4(a)は分割エリアA ,A を大画面部と小画面部に分け、例えば大エリアA にAV情報、小エリアA に方位情報(ノースセンサ)を示すようにしたものである。AVサウンドを楽しみながら、方位も確認していたい場合などに有効である。
【0032】
図4(b)の場合は、小エリアA が例えばアスペクト比4:3の大きさに設定されて分割されており、大エリアA にナビゲーションコントローラ1からの地図情報、小エリアA にテレビジョン放送(画像アスペクト比が4:3)を表示させている。この場合ナビゲーションシステムを動作させて走行位置を確認していたく、しかもテレビジョン放送も視聴していたい場合に好適である。
【0033】
さらに図4(c)の場合は、小エリアA のサイズ設定は任意であるが、大エリアA に地図情報、小エリアA にナビゲーションシステムのGPS受信状態等を確認できるGPS天空図を表示しており、地図情報の確認とGPS受信状態の確認を同時に実現できる。なお、GPS天空図の情報は例えばシステムコントローラ19がキャラクタジェネレータにより天空図を示す映像信号を発生させればよい。
【0034】
図4(d)は分割エリアA ,A をほぼ同サイズと設定し、例えばエリアA にテレビジョン放送、エリアA に地図情報を表示している。図4(a)に比べてテレビジョン放送映像も大きく見たい場合に好適となる。
【0035】
図4(e)(f)も分割エリアA ,A をほぼ同サイズと設定した場合で、このようなエリア分割では、カメラ部7による車両周囲の映像を表示させることが好適である。図4(e)は左右ドアミラー近辺のCCDカメラ7a,7bによる映像をそれぞれ左右のエリアA ,A に対応させて表示している。また、図4(f)は車両前部の両側に配置したCCDカメラ7d,7eによる映像を表示させている。このように、後方左右又は前方左右の映像を同一画面上で同時に表示することにより、周囲の確認は確実となり安全性向上に寄与できる。
【0036】
図4(g)はエリアA に地図情報の拡大図、エリアA に地図情報の広域図を表示して地図情報の見易さ、及び現在位置の確認の容易化を実現している。
なお、このような映像の実現方式として、ナビゲーションコントローラ1によって広域/拡大の2系統の地図表示の映像信号を供給可能としたり、ナビゲーションコントローラ1内で予めエリア分割状態の映像信号を生成させてしまう他、映像変換部17内で一旦広域地図情報の映像信号をメモリに保持し、そのメモリデータから所要部位を拡大画像として画素圧縮/補間処理を行なって拡大地図画像を得るようにするなど各種考えられる。
【0037】
図4(h)はエリアA ,A を上下に配し、上エリアA に走行速度メータ、燃費を表示させ、下エリアA に燃料、水温、オイル、車外/車内温度、時刻を表示させた例である。
【0038】
図5は画面上を3分割した例を示している。
図5(a)はエリアA に地図情報、エリアA にGPS天空図、エリアA にナビゲーションシステムの操作のためのメニュー画面をそれぞれ表示するようにしており、このような表示によりナビゲーションシステムの使用性は著しく向上される。
【0039】
図5(b)はエリアA にテレビジョン放送、エリアA に方位情報、エリアA に走行時間及び走行距離情報を表示した状態であり、また図5(c)はエリアA にテレビジョン放送、エリアA に地図情報、エリアA にテレビジョンチャンネルを表示している状態である。また、図5(d)はエリアA に地図情報、エリアA にテレビジョン放送、エリアA にFAX受信情報を表示している状態である。
【0040】
これらの例のようにユーザーは必要に応じて所望の映像を3分割表示することで、好適なモニタを行なうことができる。もちろんこれらの例において他にテレビジョン放送の裏番組、時刻やカレンダー表示、AV装置動作状態、車両情報等を選択することもできる。
【0041】
図5(e)(f)はカメラ部7による映像のモニタに好適な例であり、図5(e)はエリアA に左ドアミラーのCCDカメラ7b、エリアA に右ドアミラーのCCDカメラ7a、エリアA に後方のCCDカメラ7cの映像を表示している。
また、図5(f)は同様な映像を表示する際に画面分割状態を変化させ、各カメラの視野イメージに適合させた状態を示している。これらの表示により車両の後方周囲が容易に確認でき、安全性は向上される。もちろん、前方左右のCCDカメラ7e,7dの映像をエリアA ,A に表示してもよい。
【0042】
図6は画面を4分割した例であり、この場合では各エリアA 〜A がそれぞれ縦横比4:3程度となるように設定された状態である。もちろん画面分割はこれに限定されないが、4:3となるエリアを有することによりテレビジョン放送やVTR画像の表示には好適となる。
【0043】
この場合、例えば次のような各種表示選択が考えられる。
エリアA ・・・・地図情報
エリアA ・・・・テレビジョン放送
エリアA ・・・・AV機器動作情報
エリアA ・・・・車両情報
【0044】
エリアA ・・・・テレビジョン放送
エリアA ・・・・AV機器動作情報
エリアA ・・・・ナビゲーションシステム操作メニュー
エリアA ・・・・車両情報
【0045】
このようなエリア分割時には大エリアA にテレビジョン放送又はVTR映像や、ナビゲーション地図情報を表示し、他の小エリアA 〜A に補助的な映像を表示すると好適である。
【0046】
また図7のように画面をエリアA 〜A に5分割した場合も同様に各種ユーザーの設定に応じて表示がなされる。なお、大画面となるエリアA ,A は、操作部20によるエリアの左右変換操作によりその表示内容が容易に左右入れ換えることができるようにするとよい。
【0047】
さらに、図8,図9のようにエリアを6分割、9分割することも考えられる。この場合は、例えば全てのエリアでテレビジョン放送の各チャンネルを表示するようにすると、例えば見たい番組を選択する際などに便利である。
【0048】
この表示を行なう際にはシステムコントローラ19はチューナ部4を各チャンネルが高速で切り換えられるように制御し、映像変換部17では入力された映像信号を各チャンネル毎にメモリ部18に保持していく。そして、現在チューニングされている1つのチャンネルの映像信号と、メモリ部18から読み出した他のチャンネルの映像を合成して分割映像を得るようにする。従って映像としては1つのエリアが動画で他のエリアが擬似的な動画となって表示される。チューニングスキャン速度により、擬似動画を動画により近付けることができることはいうまでもない。
【0049】
ところで、例えば前記図6のように左右不均等に分割した場合、運転者が見たい情報と同乗車が見たい情報に応じて左右位置を設定することが望ましい。例えば左ハンドル車に搭載する場合は図10(a)のように大エリアA を助手席側に設定してテレビジョン放送等を表示し、小エリアA 〜A を運転席側として車両情報を表示するようにするが、逆に右ハンドル車の場合は図10(b)のように左右入れ換えて車両情報を表示する小エリアA 〜A を運転席側とする。この設定は操作部20におけるエリアの左右変換操作により実行させる。このように左右エリア変換を可能とすることにより、安全性を向上させることができる。なお、大エリアA に運転者が見たい地図情報を表示する場合は図10(a)が右ハンドル車の場合、図10(b)が左ハンドル車の場合とすればよい。
【0050】
以上のように各種映像を画面上でエリア分割して同時に表示させることにより、運転者や同乗車にとって各種表示情報の把握が容易となり、ナビゲーションシステムやAV機器等の使用も容易となる。そしてさらに運転安全性を著しく高めることができる。そして、画面のアスペクト比が例えば16:9のように横長に設定されているため、画面分割を行なっても各種表示が見ずらくなることも減少され、エリア設定も多様化が可能になる。
なお、映像信号ソースとしては、上記図1に示したもの以外に文字放送受信機や衛星放送受信機なども考えられる。
【0052】
また、実施例では16:9の横長画面として構成し、しかも自動車のコンソールに装備できるように外筺を2DINサイズとすると述べたが、画面サイズや外筺サイズはもちろんこれらに限定されるものではない。また、車両情報を常時表示するとともに、他の映像を画面分割表示可能として運転席のフロントパネル全体を当該表示装置により構成することも考えられる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の表示装置は、表示画面の横サイズが縦サイズの4/3より大きく設定されているとともに、供給される複数の画像情報を表示画面上でエリア分割して表示することができるように構成したことにより、見苦しくないエリア分割表示を実行でき、これによって多くの情報を同時に視認することができるようになる。しかもこのため画像の切換操作の頻度も低下させることができる。これらのことにより、複数の画像ソースからの映像内容を画面上で分割表示することで、視認性、安全性、操作性は著しく向上するという効果があり、特に自動車に搭載する表示装置としては非常に好適なものとなる。
【0054】
また、表示エリアの左右変換を行なうことができるようにすることで、運転者にとって必要な走行関連情報を見やすくすることができ、安全性をより促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置を用いた映像システムの構成の説明図である。
【図2】車両周囲に対する監視カメラの設置位置の説明図である。
【図3】実施例の通常の画面表示の説明図である。
【図4】実施例の画面2分割表示の説明図である。
【図5】実施例の画面3分割表示の説明図である。
【図6】実施例の画面4分割表示の説明図である。
【図7】実施例の画面5分割表示の説明図である。
【図8】実施例の画面6分割表示の説明図である。
【図9】実施例の画面9分割表示の説明図である。
【図10】実施例の画面分割エリアの左右変換の説明図である。
【符号の説明】
1 ナビゲーションコントローラ
2 GPS
3 CD−ROM
4 チューナ部
5 VTR
6 CDプレーヤ
7 カメラ部
7a〜7e CCDカメラ
8 車両情報センサ部
9 情報処理機器部
12 入力選択部
14 同期処理/同期変換部
17 映像変換部
18 メモリ部
19 システムコントローラ
20 操作部
21 キャラクタジェネレータ
22 モニタ部
24 オーディオ処理部
26 車両情報処理部

Claims (1)

  1. 走行速度情報、燃料計情報、タコメータ情報、オイルメータ情報、燃費情報、温度情報、時刻情報、走行時間情報、Gメータ情報、方位情報のうちの少なくとも1つを含む自動車の走行関連情報を提示する画像情報を出力する画像ソースを含む複数の画像ソースからの画像情報を表示することができる車両搭載用の表示装置であって、
    表示画面の横サイズが縦サイズの4/3より大きく設定されているとともに、
    前記複数の画像ソースから供給される複数の画像情報を表示画面上でエリア分割して表示させることができる映像変換手段と、
    前記走行関連情報を提示する画像情報と、他の画像情報を表示画面上でエリア分割して表示する際に、表示画面内においてより運転者に近い分割エリアに前記走行関連情報が表示されるように、表示エリアの左右切換制御を行うことができる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車両搭載用の表示装置。
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