JPH1047978A - 車両用前方モニタ装置 - Google Patents
車両用前方モニタ装置Info
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- JPH1047978A JPH1047978A JP8204866A JP20486696A JPH1047978A JP H1047978 A JPH1047978 A JP H1047978A JP 8204866 A JP8204866 A JP 8204866A JP 20486696 A JP20486696 A JP 20486696A JP H1047978 A JPH1047978 A JP H1047978A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ナビゲーション装置やＦＭ多重放
送受信装置を操作又は見ている場合は、前方の情報を得
ることができる車両用前方モニタ装置を提供することに
ある。 【解決手段】 コントローラ１３が車速センサ９からの
車速信号を判断して車両が走行状態にある場合に、操作
情報がリモコン５から入力されたときには、撮像された
車両の前方画像を所定の時間に渡って表示部７に表示す
るように表示制御する。
送受信装置を操作又は見ている場合は、前方の情報を得
ることができる車両用前方モニタ装置を提供することに
ある。 【解決手段】 コントローラ１３が車速センサ９からの
車速信号を判断して車両が走行状態にある場合に、操作
情報がリモコン５から入力されたときには、撮像された
車両の前方画像を所定の時間に渡って表示部７に表示す
るように表示制御する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ナビゲーシ
ョン装置やＦＭ多重放送受信装置から出力される画像や
文字情報を表示する際に、車両前方の画像を表示する車
両用前方モニタ装置に関する。
ョン装置やＦＭ多重放送受信装置から出力される画像や
文字情報を表示する際に、車両前方の画像を表示する車
両用前方モニタ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、車両の現在位置近辺の地図情報を
表示する車両用ナビゲーション装置や、ＦＭ放送に重畳
される道路交通情報を受信するＦＭ多重放送受信機から
出力される画像や文字情報を表示する場合には、車室内
に設けられた専用モニタ上に表示するようにしていた。
表示する車両用ナビゲーション装置や、ＦＭ放送に重畳
される道路交通情報を受信するＦＭ多重放送受信機から
出力される画像や文字情報を表示する場合には、車室内
に設けられた専用モニタ上に表示するようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな車両用ナビゲーション装置やＦＭ多重放送受信装置
を車両に搭載する場合には、ナビゲーション装置やＦＭ
多重放送受信装置を操作又は見ている場合は、前方の情
報を得ることができなかった。
うな車両用ナビゲーション装置やＦＭ多重放送受信装置
を車両に搭載する場合には、ナビゲーション装置やＦＭ
多重放送受信装置を操作又は見ている場合は、前方の情
報を得ることができなかった。
【０００４】本発明は上記に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、ナビゲーション装置やＦＭ多重放送受信装置
を操作又は見ている場合に、前方の情報を得ることがで
きる車両用前方モニタ装置を提供することにある。
の目的は、ナビゲーション装置やＦＭ多重放送受信装置
を操作又は見ている場合に、前方の情報を得ることがで
きる車両用前方モニタ装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
上記課題を解決するため、車両の前方を撮像する前方撮
像手段と、所望の操作情報を入力する操作入力手段と、
通常の場合には、画像又は文字情報を表示する表示手段
と、車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、車
両が走行状態にある場合に、操作情報が入力されたとき
には、撮像された車両の前方画像を所定の時間に渡って
表示するように表示制御する表示制御手段とを有するこ
とを要旨とする。
上記課題を解決するため、車両の前方を撮像する前方撮
像手段と、所望の操作情報を入力する操作入力手段と、
通常の場合には、画像又は文字情報を表示する表示手段
と、車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、車
両が走行状態にある場合に、操作情報が入力されたとき
には、撮像された車両の前方画像を所定の時間に渡って
表示するように表示制御する表示制御手段とを有するこ
とを要旨とする。
【０００６】請求項２記載の発明は、上記課題を解決す
るため、車両の前方を撮像する前方撮像手段と、画像、
文字情報及び操作メニュー情報を少なくとも１つ以上を
表示するとともに、表示されている該操作メニュー情報
に従って所望の操作情報を入力する表示入力手段と、車
両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、車両が走
行状態にある場合に、前記操作メニュー情報が表示され
ているときには、前記操作メニュー情報部分を表示する
とともに、撮像された車両の前方画像部分を表示するよ
うに表示画像を分割制御する表示制御手段とを有するこ
とを要旨とする。
るため、車両の前方を撮像する前方撮像手段と、画像、
文字情報及び操作メニュー情報を少なくとも１つ以上を
表示するとともに、表示されている該操作メニュー情報
に従って所望の操作情報を入力する表示入力手段と、車
両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、車両が走
行状態にある場合に、前記操作メニュー情報が表示され
ているときには、前記操作メニュー情報部分を表示する
とともに、撮像された車両の前方画像部分を表示するよ
うに表示画像を分割制御する表示制御手段とを有するこ
とを要旨とする。
【０００７】請求項３記載の発明は、上記課題を解決す
るため、車両の前方を撮像する前方撮像手段と、前記前
方撮像手段により撮像される車両の前方画像に基づいて
自車両前方に位置する前方車両の発進動作を検出する前
方車両発進検出手段と、通常の場合には、画像又は文字
情報を表示する表示手段と、車両の走行状態を検出する
走行状態検出手段と、自車両が停止状態にある場合に、
前方車両の発進動作が検出されたときには、撮像された
車両の前方画像を所定の時間に渡って表示するように表
示制御する表示制御手段とを有することを要旨とする。
るため、車両の前方を撮像する前方撮像手段と、前記前
方撮像手段により撮像される車両の前方画像に基づいて
自車両前方に位置する前方車両の発進動作を検出する前
方車両発進検出手段と、通常の場合には、画像又は文字
情報を表示する表示手段と、車両の走行状態を検出する
走行状態検出手段と、自車両が停止状態にある場合に、
前方車両の発進動作が検出されたときには、撮像された
車両の前方画像を所定の時間に渡って表示するように表
示制御する表示制御手段とを有することを要旨とする。
【０００８】請求項４記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記表示制御手段は、車両用ナビゲーション装
置から出力される地図画像部分、又は、ＦＭ多重放送受
信装置から出力される文字情報部分を表示する一方、撮
像された車両の前方画像部分を表示するように表示画像
を分割制御することを要旨とする。
るため、前記表示制御手段は、車両用ナビゲーション装
置から出力される地図画像部分、又は、ＦＭ多重放送受
信装置から出力される文字情報部分を表示する一方、撮
像された車両の前方画像部分を表示するように表示画像
を分割制御することを要旨とする。
【０００９】
【発明の効果】請求項１記載の本発明によれば、車両が
走行状態にある場合に、操作情報が入力されたときに
は、撮像された車両の前方画像を所定の時間に渡って表
示するように表示制御することで、ナビゲーション装置
やＦＭ多重放送受信装置を操作又は見ている場合は、前
方の情報を得ることができる。
走行状態にある場合に、操作情報が入力されたときに
は、撮像された車両の前方画像を所定の時間に渡って表
示するように表示制御することで、ナビゲーション装置
やＦＭ多重放送受信装置を操作又は見ている場合は、前
方の情報を得ることができる。
【００１０】また、請求項２記載の本発明によれば、車
両が走行状態にある場合に、操作メニュー情報が表示さ
れているときには、操作メニュー情報部分を表示すると
ともに、撮像された車両の前方画像部分を表示するよう
に表示画像を分割制御することで、ナビゲーション装置
やＦＭ多重放送受信装置を操作又は見ている場合は、前
方の情報を得ることができる。
両が走行状態にある場合に、操作メニュー情報が表示さ
れているときには、操作メニュー情報部分を表示すると
ともに、撮像された車両の前方画像部分を表示するよう
に表示画像を分割制御することで、ナビゲーション装置
やＦＭ多重放送受信装置を操作又は見ている場合は、前
方の情報を得ることができる。
【００１１】また、請求項３記載の本発明によれば、自
車両が停止状態にある場合に、前方車両の発進動作が検
出されたときには、撮像された車両の前方画像を所定の
時間に渡って表示するように表示制御することで、ナビ
ゲーション装置やＦＭ多重放送受信装置を操作又は見て
いる場合は、前方の情報を得ることができる。
車両が停止状態にある場合に、前方車両の発進動作が検
出されたときには、撮像された車両の前方画像を所定の
時間に渡って表示するように表示制御することで、ナビ
ゲーション装置やＦＭ多重放送受信装置を操作又は見て
いる場合は、前方の情報を得ることができる。
【００１２】また、請求項４記載の本発明によれば、車
両用ナビゲーション装置から出力される地図画像部分、
又は、ＦＭ多重放送受信装置から出力される文字情報部
分を表示する一方、撮像された車両の前方画像部分を表
示するように表示画像を分割制御することで、ナビゲー
ション装置やＦＭ多重放送受信装置を操作又は見ている
場合は、前方の情報を得ることができる。
両用ナビゲーション装置から出力される地図画像部分、
又は、ＦＭ多重放送受信装置から出力される文字情報部
分を表示する一方、撮像された車両の前方画像部分を表
示するように表示画像を分割制御することで、ナビゲー
ション装置やＦＭ多重放送受信装置を操作又は見ている
場合は、前方の情報を得ることができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 （第１の実施の形態）図１は、本発明の第１の実施の形
態に係る車両用前方モニタ装置が適応可能な車両用ナビ
ゲーション装置１のシステム構成を示す図である。同図
において、カメラ３は、ＣＣＤカメラであり、車両の前
方風景を撮像するため、車両フロントバンパー内、ラジ
エターグリル内側あるいは車室内ルームミラー裏側等に
設置され、コントローラ１３へ前方画像を送る。
を参照して説明する。 （第１の実施の形態）図１は、本発明の第１の実施の形
態に係る車両用前方モニタ装置が適応可能な車両用ナビ
ゲーション装置１のシステム構成を示す図である。同図
において、カメラ３は、ＣＣＤカメラであり、車両の前
方風景を撮像するため、車両フロントバンパー内、ラジ
エターグリル内側あるいは車室内ルームミラー裏側等に
設置され、コントローラ１３へ前方画像を送る。
【００１４】リモコン５は、車両用ナビゲーション装置
１を操作するための所望の操作情報を入力するリモコン
である。表示部７は、地図画像、文字情報及び前方画像
を表示するディスプレイである。車速センサ９は、車両
の走行状態としての走行速度を検出する車速センサであ
る。ＧＰＳアンテナ１１は、上空に打ち上げられた複数
個の人工衛星からの信号を捕捉することにより、車両の
現在位置をコントローラ１３で求めるためのものであ
る。
１を操作するための所望の操作情報を入力するリモコン
である。表示部７は、地図画像、文字情報及び前方画像
を表示するディスプレイである。車速センサ９は、車両
の走行状態としての走行速度を検出する車速センサであ
る。ＧＰＳアンテナ１１は、上空に打ち上げられた複数
個の人工衛星からの信号を捕捉することにより、車両の
現在位置をコントローラ１３で求めるためのものであ
る。
【００１５】コントローラ１３は、リモコン５から送信
される操作情報を受信して車両用ナビゲーション装置１
を制御するものである。また、コントローラ１３は、通
常時には地図画像データを出力する一方、リモコン５か
ら操作情報が入力された場合には、所定の時間に渡って
カメラ３により撮像された車両の前方画像を表示部７に
表示するように表示画像を分割制御または切り替え制御
するものである。
される操作情報を受信して車両用ナビゲーション装置１
を制御するものである。また、コントローラ１３は、通
常時には地図画像データを出力する一方、リモコン５か
ら操作情報が入力された場合には、所定の時間に渡って
カメラ３により撮像された車両の前方画像を表示部７に
表示するように表示画像を分割制御または切り替え制御
するものである。
【００１６】図２は、ＣＣＤカメラ３が設置される様子
を示す図である。同図において、ＣＣＤカメラ３はルー
ムミラー２１の内側に設置され、ＣＣＤカメラ３から車
両の前方を撮像できるようにしたものである。図３は、
リモコン５上の操作ボタンの配列例を示す図である。同
図において、画面スクロール用のショイスティック及び
決定ボタン２３、画面の縮尺を変更する広域ボタン２５
及び詳細ボタン２７、経路誘導機能を実行するためのル
ートボタン２９、各種付帯機能を選択・実行するための
メニューボタン３１、車両の現在地を表示させる現在地
ボタン３３、地図の上方向を北向きとするか進行方向と
するかを選択するための回転ボタン３５等が並んでい
る。
を示す図である。同図において、ＣＣＤカメラ３はルー
ムミラー２１の内側に設置され、ＣＣＤカメラ３から車
両の前方を撮像できるようにしたものである。図３は、
リモコン５上の操作ボタンの配列例を示す図である。同
図において、画面スクロール用のショイスティック及び
決定ボタン２３、画面の縮尺を変更する広域ボタン２５
及び詳細ボタン２７、経路誘導機能を実行するためのル
ートボタン２９、各種付帯機能を選択・実行するための
メニューボタン３１、車両の現在地を表示させる現在地
ボタン３３、地図の上方向を北向きとするか進行方向と
するかを選択するための回転ボタン３５等が並んでい
る。
【００１７】次に、図４を参照して車両用ナビゲーショ
ン装置１の動作を説明する。なお、図４（ａ）は表示部
７を縦に２分割して地図画面と前方風景画面とを横配置
した図であり、図４（ｂ）は表示部７を横に２分割して
地図画面と前方風景画面とを縦配置した図である。コン
トローラ１３は、まず、車速センサ９からの車速信号を
判断して車両が走行状態にある場合に、リモコン５上で
の操作が行われたこととする。例えば、運転者が現在地
から目的地までのルート探索を行うためにリモコン５上
のルートボタン２９を押した場合、表示部７の画面がコ
ントローラ１３によって項目選択画面に切り替わる。ま
た、広域ボタン２５あるいは詳細ボタン２７を押した場
合、表示部７の画面上の地図尺度がコントローラ１３に
よって変更される。
ン装置１の動作を説明する。なお、図４（ａ）は表示部
７を縦に２分割して地図画面と前方風景画面とを横配置
した図であり、図４（ｂ）は表示部７を横に２分割して
地図画面と前方風景画面とを縦配置した図である。コン
トローラ１３は、まず、車速センサ９からの車速信号を
判断して車両が走行状態にある場合に、リモコン５上で
の操作が行われたこととする。例えば、運転者が現在地
から目的地までのルート探索を行うためにリモコン５上
のルートボタン２９を押した場合、表示部７の画面がコ
ントローラ１３によって項目選択画面に切り替わる。ま
た、広域ボタン２５あるいは詳細ボタン２７を押した場
合、表示部７の画面上の地図尺度がコントローラ１３に
よって変更される。
【００１８】次に、表示部７の表示画面にこのような変
化が生じた場合には、所定の時間として例えば２秒間、
図４（ａ）又は（ｂ）に示すように、車両の前方を撮像
するためのカメラ３で撮像された前方風景画像をナビゲ
ーションのための地図画面と同時に表示部７に表示させ
る。この場合、コントローラ１３は、通常時に表示して
いる地図画面を分割し、操作状態に応じて地図画面と前
方風景画像とを合成して出力するように制御する。この
ように、コントローラ１３が車速センサ９からの車速信
号を判断して車両が走行状態にある場合に、操作情報が
リモコン５から入力されたときには、撮像された車両の
前方画像を所定の時間に渡って表示部７に表示するよう
に表示制御することで、運転者の視線が操作に注がれて
いる場合にも、車両の前方画像を表示するようにしてい
るので、車両の安全走行をより高めることができる。
化が生じた場合には、所定の時間として例えば２秒間、
図４（ａ）又は（ｂ）に示すように、車両の前方を撮像
するためのカメラ３で撮像された前方風景画像をナビゲ
ーションのための地図画面と同時に表示部７に表示させ
る。この場合、コントローラ１３は、通常時に表示して
いる地図画面を分割し、操作状態に応じて地図画面と前
方風景画像とを合成して出力するように制御する。この
ように、コントローラ１３が車速センサ９からの車速信
号を判断して車両が走行状態にある場合に、操作情報が
リモコン５から入力されたときには、撮像された車両の
前方画像を所定の時間に渡って表示部７に表示するよう
に表示制御することで、運転者の視線が操作に注がれて
いる場合にも、車両の前方画像を表示するようにしてい
るので、車両の安全走行をより高めることができる。
【００１９】また、コントローラ１３は、車両用ナビゲ
ーション装置１から出力される地図画像部分を表示部７
に表示する一方、撮像された車両の前方画像部分を表示
するように表示画像を分割制御することで、ナビゲーシ
ョン装置を操作又は見ている場合は、前方の情報を得る
ことができる。なお、本実施の形態では、リモコン５を
用いて操作入力を行うようにしているが、本発明はこれ
に限定することなく、例えばコントローラ１３に操作ボ
タンを付加するように構成してもよい。
ーション装置１から出力される地図画像部分を表示部７
に表示する一方、撮像された車両の前方画像部分を表示
するように表示画像を分割制御することで、ナビゲーシ
ョン装置を操作又は見ている場合は、前方の情報を得る
ことができる。なお、本実施の形態では、リモコン５を
用いて操作入力を行うようにしているが、本発明はこれ
に限定することなく、例えばコントローラ１３に操作ボ
タンを付加するように構成してもよい。
【００２０】（第２の実施の形態）図５は、本発明の第
２の実施の形態に係る車両用前方モニタ装置が適応可能
なＦＭ多重放送受信装置４１のシステム構成を示す図で
ある。同図において、リモコン４３は、ＦＭ多重放送受
信装置４１を操作するための所望の操作情報を入力する
リモコンである。ＦＭアンテナ４５は、ＦＭ電波を受信
するためのアンテナである。コントローラ４７は、リモ
コン４３から送信される操作情報を受信してＦＭ多重放
送受信装置４１を制御するものである。また、コントロ
ーラ４７は、通常時には地図画像データを出力する一
方、リモコン４３から操作情報が入力された場合には、
カメラ３により撮像された車両の前方画像を表示部７に
分割して表示するように表示画像を分割制御するもので
ある。
２の実施の形態に係る車両用前方モニタ装置が適応可能
なＦＭ多重放送受信装置４１のシステム構成を示す図で
ある。同図において、リモコン４３は、ＦＭ多重放送受
信装置４１を操作するための所望の操作情報を入力する
リモコンである。ＦＭアンテナ４５は、ＦＭ電波を受信
するためのアンテナである。コントローラ４７は、リモ
コン４３から送信される操作情報を受信してＦＭ多重放
送受信装置４１を制御するものである。また、コントロ
ーラ４７は、通常時には地図画像データを出力する一
方、リモコン４３から操作情報が入力された場合には、
カメラ３により撮像された車両の前方画像を表示部７に
分割して表示するように表示画像を分割制御するもので
ある。
【００２１】次に、図６及び図７を参照してＦＭ多重放
送受信装置４１の動作を説明する。なお、図６（ａ）〜
（ｃ），図７（ｄ）〜（ｆ）は表示部７を縦に２分割し
て文字情報画面と前方風景画面とを横配置した図であ
る。コントローラ４７は、まず、車速センサ９からの車
速信号を判断して車両が走行状態にある場合に、運転者
がリモコン４３から文字放送を受信するための操作を行
った場合、所定の時間として例えば２秒間、車両の前方
を撮像するためのカメラ３によって撮像された前方画像
を文字情報画面と同時に表示部７に表示させるようにす
る。この場合、各種機能の選択メニューが表示されたと
きにのみ表示画面の分割を行うようにする。
送受信装置４１の動作を説明する。なお、図６（ａ）〜
（ｃ），図７（ｄ）〜（ｆ）は表示部７を縦に２分割し
て文字情報画面と前方風景画面とを横配置した図であ
る。コントローラ４７は、まず、車速センサ９からの車
速信号を判断して車両が走行状態にある場合に、運転者
がリモコン４３から文字放送を受信するための操作を行
った場合、所定の時間として例えば２秒間、車両の前方
を撮像するためのカメラ３によって撮像された前方画像
を文字情報画面と同時に表示部７に表示させるようにす
る。この場合、各種機能の選択メニューが表示されたと
きにのみ表示画面の分割を行うようにする。
【００２２】ここでは、一例としてメニュー選択を行っ
てからＦＭ多重放送を選択して、文字放送画面を表示さ
せる場合について説明する。まず、文字放送（見えるラ
ジオ等）を表示させるために、リモコン４３のメニュー
ボタンを操作する。従来のシステムでは、図６（ａ）に
示すように、メニューボタンが押されると、メニュー選
択画面が表示部７上に表示される。これに対して、本実
施の形態においては、図６（ｂ）にあるようにメニュー
選択画面と同時に、車両の前方を撮像するためのカメラ
３によって撮像された前方風景画面を文字画面と同時に
表示部７に表示させる。以下、図６（ｃ），図７（ｄ）
〜（ｆ）に示されるメニューフローを進み、ＦＭ文字放
送を受信して得られた道路交通情報を表示部７上の画面
に表示させる。
てからＦＭ多重放送を選択して、文字放送画面を表示さ
せる場合について説明する。まず、文字放送（見えるラ
ジオ等）を表示させるために、リモコン４３のメニュー
ボタンを操作する。従来のシステムでは、図６（ａ）に
示すように、メニューボタンが押されると、メニュー選
択画面が表示部７上に表示される。これに対して、本実
施の形態においては、図６（ｂ）にあるようにメニュー
選択画面と同時に、車両の前方を撮像するためのカメラ
３によって撮像された前方風景画面を文字画面と同時に
表示部７に表示させる。以下、図６（ｃ），図７（ｄ）
〜（ｆ）に示されるメニューフローを進み、ＦＭ文字放
送を受信して得られた道路交通情報を表示部７上の画面
に表示させる。
【００２３】このように、コントローラ１３が車速セン
サ９からの車速信号を判断して車両が走行状態にある場
合に、操作メニュー情報が表示部７に表示されていると
きには、操作メニュー情報部分を表示部７に表示すると
ともに、カメラ３で撮像された車両の前方画像部分を表
示部７に表示するようにコントローラ４７で表示画像を
分割制御することで、ナビゲーション装置やＦＭ多重放
送受信装置を操作又は見ている場合は、前方の情報を得
ることができる。
サ９からの車速信号を判断して車両が走行状態にある場
合に、操作メニュー情報が表示部７に表示されていると
きには、操作メニュー情報部分を表示部７に表示すると
ともに、カメラ３で撮像された車両の前方画像部分を表
示部７に表示するようにコントローラ４７で表示画像を
分割制御することで、ナビゲーション装置やＦＭ多重放
送受信装置を操作又は見ている場合は、前方の情報を得
ることができる。
【００２４】また、ＦＭ多重放送受信装置４１から出力
される文字情報部分を表示部７に表示する場合に代わっ
て、車両用ナビゲーション装置から出力される地図画像
部分を表示するようにしてもよく、この場合、撮像され
た車両の前方画像部分を表示するように表示画像を分割
制御することで、ナビゲーション装置やＦＭ多重放送受
信装置を操作又は見ている場合は、前方の情報を得るこ
とができる。
される文字情報部分を表示部７に表示する場合に代わっ
て、車両用ナビゲーション装置から出力される地図画像
部分を表示するようにしてもよく、この場合、撮像され
た車両の前方画像部分を表示するように表示画像を分割
制御することで、ナビゲーション装置やＦＭ多重放送受
信装置を操作又は見ている場合は、前方の情報を得るこ
とができる。
【００２５】（第３実施の形態）図８は、本発明の第３
の実施の形態に係る車両用前方モニタ装置が適応可能な
車両用ナビゲーション装置５１のシステム構成を示す図
である。同図において、車両用ナビゲーション装置５１
は、制御部５５、画像処理部５７及び画像メモリ部５９
から構成されるコントローラ５３を有する。制御部５
５、リモコン５から送信される操作情報を受信して車両
用ナビゲーション装置５１を制御するものである。画像
処理部５７は、画像メモリ部５９に記憶された前方の画
像を用いて、前方車両の一部画像から特徴点の移動を抽
出して前方車両の発進動作を検出するものである。コン
トローラ５３は、自車両が先行車両に続いて停車し、そ
の停車中に運転者が車両用ナビゲーション装置５１の操
作を行っている場合、先行車両の発進を検知することに
より、自車両の前方風景を表示部７上に表示するもので
ある。
の実施の形態に係る車両用前方モニタ装置が適応可能な
車両用ナビゲーション装置５１のシステム構成を示す図
である。同図において、車両用ナビゲーション装置５１
は、制御部５５、画像処理部５７及び画像メモリ部５９
から構成されるコントローラ５３を有する。制御部５
５、リモコン５から送信される操作情報を受信して車両
用ナビゲーション装置５１を制御するものである。画像
処理部５７は、画像メモリ部５９に記憶された前方の画
像を用いて、前方車両の一部画像から特徴点の移動を抽
出して前方車両の発進動作を検出するものである。コン
トローラ５３は、自車両が先行車両に続いて停車し、そ
の停車中に運転者が車両用ナビゲーション装置５１の操
作を行っている場合、先行車両の発進を検知することに
より、自車両の前方風景を表示部７上に表示するもので
ある。
【００２６】次に、図９に示すフローチャートを用いて
車両用ナビゲーション装置５１の動作を説明する。ま
ず、ステップＳ１０では、車速センサ９から出力される
車速信号が零か否かを判断する。車速信号が零になった
場合にはステップＳ２０に進む一方、そうではない場合
にはステップＳ１０に戻る。
車両用ナビゲーション装置５１の動作を説明する。ま
ず、ステップＳ１０では、車速センサ９から出力される
車速信号が零か否かを判断する。車速信号が零になった
場合にはステップＳ２０に進む一方、そうではない場合
にはステップＳ１０に戻る。
【００２７】次に、ステップＳ２０では、自車両が停止
しているので、カメラ３を作動して車両前方の風景を有
する画像信号をＡ／Ｄ変換し、その結果得られた画像デ
ータを画像処理部５７に取り込む。次に、ステップＳ３
０では、前方の風景を有する画像データを画像処理部５
７で加工処理ならびに特徴抽出処理を施す。次に、ステ
ップＳ４０では、画像処理部５７で自動車後端のナンバ
ープレートを抽出し、前方物体が車両であるか否かを判
断する。
しているので、カメラ３を作動して車両前方の風景を有
する画像信号をＡ／Ｄ変換し、その結果得られた画像デ
ータを画像処理部５７に取り込む。次に、ステップＳ３
０では、前方の風景を有する画像データを画像処理部５
７で加工処理ならびに特徴抽出処理を施す。次に、ステ
ップＳ４０では、画像処理部５７で自動車後端のナンバ
ープレートを抽出し、前方物体が車両であるか否かを判
断する。
【００２８】次に、ステップＳ５０では、前方に車両が
存在すると判定した場合、ナンバープレート部の画像デ
ータを画像メモリ部５９に記憶する。次に、ステップＳ
６０では、前方の車両が停止しているか否かを判断す
る。即ち、画像処理部５７では、現在取り込まれたいる
画像データから例えば５００ｍesc 毎に逐次ナンバープ
レートを特徴抽出し、画像メモリ部５９に記憶した画像
データと差分比較処理を施す。この比較の結果、ナンバ
ープレート部が自車両進行方向前方に移動したと判定で
きた場合には、前方の車両が発進したものと判断する。
存在すると判定した場合、ナンバープレート部の画像デ
ータを画像メモリ部５９に記憶する。次に、ステップＳ
６０では、前方の車両が停止しているか否かを判断す
る。即ち、画像処理部５７では、現在取り込まれたいる
画像データから例えば５００ｍesc 毎に逐次ナンバープ
レートを特徴抽出し、画像メモリ部５９に記憶した画像
データと差分比較処理を施す。この比較の結果、ナンバ
ープレート部が自車両進行方向前方に移動したと判定で
きた場合には、前方の車両が発進したものと判断する。
【００２９】ステップＳ７０では、この際、表示部７上
に図６（ａ）に示すようなメニュー選択画面が表示中で
ある場合には、図６（ｂ）に示すように、画面上に前方
風景の画像をも、所定の時間として例えば１秒間、同時
に表示させるようにする。なお、前方車両の発進を判定
した時には、いかなる場合でも表示部７上の画面に前方
風景の画像を表示させるようにしてもよい。
に図６（ａ）に示すようなメニュー選択画面が表示中で
ある場合には、図６（ｂ）に示すように、画面上に前方
風景の画像をも、所定の時間として例えば１秒間、同時
に表示させるようにする。なお、前方車両の発進を判定
した時には、いかなる場合でも表示部７上の画面に前方
風景の画像を表示させるようにしてもよい。
【００３０】このように、自車両が停止状態にある場合
に、前方車両の発進動作が検出されたときには、カメラ
３で撮像された車両の前方画像を所定の時間に渡って表
示部７に表示するように表示制御することで、ナビゲー
ション装置を操作又は見ている場合は、前方の情報を得
ることができる。また、コントローラ５３は、車両用ナ
ビゲーション装置から出力される地図画像部分を表示部
７に表示する一方、撮像された車両の前方画像部分を表
示するように表示画像を分割制御するようにしてもよ
く、この場合、運転者の視線が操作に注がれているとき
にも、車両の前方画像を表示するようにしているので、
ナビゲーション装置を操作又は見ている場合は、前方の
情報を得ることができる。
に、前方車両の発進動作が検出されたときには、カメラ
３で撮像された車両の前方画像を所定の時間に渡って表
示部７に表示するように表示制御することで、ナビゲー
ション装置を操作又は見ている場合は、前方の情報を得
ることができる。また、コントローラ５３は、車両用ナ
ビゲーション装置から出力される地図画像部分を表示部
７に表示する一方、撮像された車両の前方画像部分を表
示するように表示画像を分割制御するようにしてもよ
く、この場合、運転者の視線が操作に注がれているとき
にも、車両の前方画像を表示するようにしているので、
ナビゲーション装置を操作又は見ている場合は、前方の
情報を得ることができる。
【００３１】以上、第１〜第３の実施の形態で説明した
ように、車両用前方モニタ装置を用いることで、ナビゲ
ーション装置やＦＭ多重放送受信装置を操作又は見てい
る場合は、前方の情報を得ることができるものである。
ように、車両用前方モニタ装置を用いることで、ナビゲ
ーション装置やＦＭ多重放送受信装置を操作又は見てい
る場合は、前方の情報を得ることができるものである。
【図１】図１は、本発明の第１の実施の形態に係る車両
用前方モニタ装置が適応可能な車両用ナビゲーション装
置１のシステム構成を示す図である。
用前方モニタ装置が適応可能な車両用ナビゲーション装
置１のシステム構成を示す図である。
【図２】ＣＣＤカメラ３が設置される様子を示す図であ
る。
る。
【図３】リモコン５上の操作ボタンの配列例を示す図で
ある。
ある。
【図４】車両用ナビゲーション装置１の動作を説明する
ための図である。
ための図である。
【図５】本発明の第２の実施の形態に係る車両用前方モ
ニタ装置が適応可能なＦＭ多重放送受信装置４１のシス
テム構成を示す図である。
ニタ装置が適応可能なＦＭ多重放送受信装置４１のシス
テム構成を示す図である。
【図６】ＦＭ多重放送受信装置４１の動作を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図７】ＦＭ多重放送受信装置４１の動作を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図８】本発明の第３の実施の形態に係る車両用前方モ
ニタ装置が適応可能な車両用ナビゲーション装置５１の
システム構成を示す図である。
ニタ装置が適応可能な車両用ナビゲーション装置５１の
システム構成を示す図である。
【図９】車両用ナビゲーション装置５１の動作を説明す
るためのフローチャートである。
るためのフローチャートである。
３ カメラ ５，４３ リモコン ７ 表示部 ９ 車速センサ １１ ＧＰＳアンテナ １３，４７，５３ コントローラ ４５ ＦＭアンテナ ５５ 制御部 ５７ 画像処理部 ５９ 画像メモリ部
Claims (4)
- 【請求項１】 車両の前方を撮像する前方撮像手段と、 所望の操作情報を入力する操作入力手段と、 通常の場合には、画像又は文字情報を表示する表示手段
と、 車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、 車両が走行状態にある場合に、操作情報が入力されたと
きには、撮像された車両の前方画像を所定の時間に渡っ
て表示するように表示制御する表示制御手段とを有する
ことを特徴とする車両用前方モニタ装置。 - 【請求項２】 車両の前方を撮像する前方撮像手段と、 画像、文字情報及び操作メニュー情報を少なくとも１つ
以上を表示するとともに、表示されている該操作メニュ
ー情報に従って所望の操作情報を入力する表示入力手段
と、 車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、 車両が走行状態にある場合に、前記操作メニュー情報が
表示されているときには、前記操作メニュー情報部分を
表示するとともに、撮像された車両の前方画像部分を表
示するように表示画像を分割制御する表示制御手段とを
有することを特徴とする車両用前方モニタ装置。 - 【請求項３】 車両の前方を撮像する前方撮像手段と、 前記前方撮像手段により撮像される車両の前方画像に基
づいて自車両前方に位置する前方車両の発進動作を検出
する前方車両発進検出手段と、 通常の場合には、画像又は文字情報を表示する表示手段
と、 車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、 自車両が停止状態にある場合に、前方車両の発進動作が
検出されたときには、撮像された車両の前方画像を所定
の時間に渡って表示するように表示制御する表示制御手
段とを有することを特徴とする車両用前方モニタ装置。 - 【請求項４】 前記表示制御手段は、 車両用ナビゲーション装置から出力される地図画像部
分、又は、ＦＭ多重放送受信装置から出力される文字情
報部分を表示する一方、撮像された車両の前方画像部分
を表示するように表示画像を分割制御することを特徴と
する請求項１乃至３記載の車両用前方モニタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8204866A JPH1047978A (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | 車両用前方モニタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8204866A JPH1047978A (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | 車両用前方モニタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1047978A true JPH1047978A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16497706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8204866A Pending JPH1047978A (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | 車両用前方モニタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1047978A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007101212A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Clarion Co Ltd | 車載用表示装置、その制御方法及び制御プログラム |
| JP2010128645A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Equos Research Co Ltd | 情報提供システム及び情報提供方法 |
| JP2010170371A (ja) * | 2009-01-23 | 2010-08-05 | Alpine Electronics Inc | 車載システム |
| US8180567B2 (en) | 2005-06-06 | 2012-05-15 | Tomtom International B.V. | Navigation device with camera-info |
| US8423292B2 (en) | 2008-08-19 | 2013-04-16 | Tomtom International B.V. | Navigation device with camera-info |
| WO2013145668A1 (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-03 | パナソニック株式会社 | 車載用電子機器操作装置 |
| JP2013218571A (ja) * | 2012-04-10 | 2013-10-24 | Toyota Motor Corp | 画像認識装置および運転支援装置 |
| JP2021167819A (ja) * | 2017-07-25 | 2021-10-21 | ウェイモ エルエルシー | 地図データ、レーザ、およびカメラからのヨー誤差の確定 |
-
1996
- 1996-08-02 JP JP8204866A patent/JPH1047978A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8180567B2 (en) | 2005-06-06 | 2012-05-15 | Tomtom International B.V. | Navigation device with camera-info |
| US8352180B2 (en) | 2005-06-06 | 2013-01-08 | Tomtom International B.V. | Device with camera-info |
| JP2007101212A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Clarion Co Ltd | 車載用表示装置、その制御方法及び制御プログラム |
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| JP2013207328A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Panasonic Corp | 車載用電子機器操作装置 |
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| JP2021167819A (ja) * | 2017-07-25 | 2021-10-21 | ウェイモ エルエルシー | 地図データ、レーザ、およびカメラからのヨー誤差の確定 |
| US11675084B2 (en) | 2017-07-25 | 2023-06-13 | Waymo Llc | Determining yaw error from map data, lasers, and cameras |
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