JP3988551B2 - 車両周囲監視装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両周囲監視装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来の技術として、特開2002−29314号公報に開示された技術が知られている。
【0003】
上記従来技術は、車両に搭載されたカメラによって撮像した過去の画像から、現在の撮像領域では撮像できない画像を切り出し、切り出した過去の撮像画像を現在の画像に補完して表示することで、欠落部分の少ない画像を表示する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術は、現在の画像に過去の画像を補完するようにしていたので、表示されている補完領域の画像が必ずしも現在の状況と一致しているとは限らず、車両周囲の現在の状態を正確に報知できない可能性があった。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みて、車両周囲の現在の状態を正確に報知することができることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、撮像手段で撮像された画像を前記第1の視点よりも高い第2の視点からの画像に変換する画像変換手段と、
それぞれ変換された第1時刻に撮像された第1画像と、前記第1時刻よりも時間が経過した第2時刻に撮像された第2画像とに基づいて、前記第1画像のうち、前記第2画像で撮像されない前記車両の第1周囲領域の画像を、前記第2画像に補完した第3画像を生成する画像補完手段と、
前記画像補完手段によって生成された第3画像を表示画像として表示する表示手段と、
前記第1周囲領域に障害物が存在するかどうかを検出する障害物検出手段と、
前記障害物検出手段によって第1周囲領域に障害物が検出された場合、前記第1周囲領域の画像の表示を禁止し、または前記表示画像にハッチング処理されて強調された障害物画像を重畳させて、障害物の存在を示す報知手段とを備えることで上記目的を達成する。
【0007】
【発明の効果】
本発明によれば、時間をずらせて撮像した画像をより高い視点からの画像にそれぞれ変換し、時間経過後の第2画像に時間経過前の第1画像を補完した第3画像を表示手段によって表示すると共に、第1周囲領域に障害物が検出された場合に、当該領域の画像の表示を禁止し、またはハッチング処理した障害物画像を重畳表示により報知することにしたので、現在の状態を正確に報知することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の車両周囲監視装置の実施の形態を図1〜9を参照して詳細に説明する。
【0009】
図1は本発明の車両周囲監視装置の構成を示す図である。
【0010】
1は車両後部中央付近に配置された車載カメラであって、車両後方の定められた領域(一定領域)を所定の視点より撮像するCCDカメラである。ここでは説明の簡略化のため、車載カメラ1はピンホールカメラのようにレンズ収差のないものとして扱う。
【0011】
8は車両の速度を検出する車速センサであり、9は車両の舵角を検出する操舵角センサである。
【0012】
12は赤外線の送受光によって後述する補完領域に障害物が存在しているかどうかを検出するレーザレーダである。
車載カメラ1により撮像された画像と、車速センサ8により検出された車速と操舵角センサ9により検出された舵角と、レーザレーダ12により検出された障害物の有無は各々、バックモニタECU(エレクトリックコントロールユニット)2へと出力される。
【0013】
以下、バックモニタECU2について説明する。3は車載カメラ画像フレームメモリで、車載カメラ1が撮像した画像を所定のタイミング(以下、サンプルタイムと記す)で記録する。記録された画像は画像処理器A4へと出力される。
【0014】
画像処理器A4は、車載カメラ画像フレームメモリ3から出力された画像に対し、車載カメラ1よりも高い視点に配置した仮想カメラ位置から地面を撮像した画像(以下、仮想カメラ画像と記す。)となるように画素の並び替えを行う。ここでは仮想カメラ画像は、上空より真下を見下ろしたように画素を並び替えるものとする。
【0015】
この仮想カメラ画像は仮想カメラ画像フレームメモリ6へと出力される。
【0016】
仮想カメラ画像フレームメモリ6は、仮想カメラ画像を記録するもので、ここで記録された画像は画像合成器10へと出力される。画像合成器10では後述する合成処理が行われ、合成画像は表示画像フレームメモリ11で記録される。
【0017】
表示画像フレームメモリ11に記録された合成画像は、スーパーインポーザー15と画像処理器B5へとそれぞれ出力される。
【0018】
車速センサ8および操舵角センサ9からの出力に基づいて、マイコン13は前回のサンプルタイムと今回のサンプルタイムとの間での車両の移動位置・距離を算出する。この車両の移動位置・距離に基づいて、マイコン13は補完を行う領域を決定し、画像処理部B5へと出力する。
【0019】
画像処理器B5は、マイコン13から出力された補完領域の部分の画像を表示画像フレームメモリ11から出力された合成画像から切り出す処理を行う。この切り出された画像(以下、補完画像と記す。)は補完画像フレームメモリ7へと出力される。
【0020】
補完画像フレームメモリ7は画像処理器B5から出力された補完画像を記録する。仮想カメラ画像フレームメモリ6で記録された仮想カメラ画像および補完画像フレームメモリ7で記録された補完画像は画像合成器10へと出力される。
【0021】
画像合成器10は、仮想カメラ画像と補完画像とを1つの画像に合成する。合成された合成画像は表示画像フレームメモリ11へ記録され、記録された画像はスーパーインポーザー15へと出力される。
【0022】
14はマーカー発生器で、マイコン13の処理に基づき、様々なマーカーを発生させる。マーカー発生器14で発生させたマーカーはスーパーインポーザー15へと出力される。
【0023】
スーパーインポーザー15は、表示画像フレームメモリ11で記録された合成画像にマーカー発生器14で発生させたマーカーをインポーズしてバックモニタ用の表示画像を完成させる。
【0024】
18はシフトポジションがどの位置に選択されているかを検知するシフトポジションスイッチである。シフトポジションスイッチ18により検知されたシフトポジションの位置とスーパーインポーザー15による表示画像はカーナビゲーションECU(エレクトリックコントロールユニット)へと出力される。
【0025】
17はカーナビゲーションモジュールで、地図表示や交差点案内などの各種処理が行われ、ナビゲーション画像が作成される。作成されたナビゲーション画面は画像切替え器19へと出力される。
【0026】
画像切替え器19は、シフトポジションスイッチ18がリバース位置を選択されている場合は、スーパーインポーザー15より出力される表示画像を選択し、シフトポジションスイッチ18がリバース位置以外の場合にはカーナビゲーションモジュール17より出力されるナビゲーション画像を選択する。
【0027】
20はディスプレイで、車両室内のセンターコンソール付近に配置され、画像切替え器19により選択された画像を表示する。
【0028】
図2は画像処理器A4の処理のうち、画像を車両を中心とした視点aから車載カメラの視点a′に変換するための説明図である。図2において車両を中心としたワールド座標(x,y,z)は車両最後部中央で路面上を原点とし、車両左右方向がx軸で、助手席がx>0、車両前後方向がy軸で、後ろ方向がy>0、車両上下方向がz軸で、上方向がz>0とする。ここで車載カメラ1は、車載カメラ1のレンズ位置を(0,0,z0)とし、光軸はx軸周りのピッチ角をθp(上側が正)、z軸周りのヨー角及び光軸周りのロール角を0度とする。カメラ座標はカメラの(x′,y′,z′)レンズ中心を原点とし、y′軸はカメラ光軸で撮影を正とする。このときワールド座標からカメラ座標への座標変換の行列式は以下のとおりである。
【0029】
Figure 0003988551
以上の変換式によって車両を中心とした視点aから車載カメラの視点a'に変換することができる。
【0030】
次に図3は画像処理器A4の処理のうち、上記で説明した車載カメラ1のカメラ座標(x′,y′,z′)から撮像面座標(x″,z″)への座標に変換するための説明図である。
図3において撮像面座標(x″,z″)は車載カメラ1の撮像面bの中心を原点O'とし、水平方向をx″軸、垂直方向をz″軸とする。カメラ座標から撮像面座標への座標変換は焦点距離をfとすると次式となる。
Figure 0003988551
以上の変換式によってカメラ座標から撮像面座標に変換することができる。
【0031】
次に図4は画像処理器A4の処理のうち、車載カメラ1から撮像した画像を車載カメラ1よりも高い視点にある仮想カメラから真下の地面を撮像した仮想カメラ画像に変換する処理の説明図である。
【0032】
図4(A)においてディスプレイ20の表示領域に表示される画面の座標を(h,v)とする。表示領域の中心を原点とし、水平方向をh軸、垂直方向をv軸とする。この座標への変換方向は撮像面の座標(x″,z″)をワールド座標の地面上の座標系、すなわちz=0とした(x,y)座標で表す。式(1)より逆変換は、
Figure 0003988551
となる。
【0033】
式(3)と式(2)及びz=0からx′,y′,z′を消去すると、
Figure 0003988551
となり、(x″,z″)平面から(x,y)平面に変換できる。
【0034】
以上の変換式から、仮想カメラ画像に変換することができる。
【0035】
次に上記(x,y)平面の中から任意の範囲を画面上に表示させるための処理を説明する。 任意の範囲は、例えば図4(B)に示すように車両後部0.5[m]を含み、x軸が幅4[m]、y軸が幅3[m]のエリアとし、この任意の範囲を仮想カメラで撮影したものとして抽出し、図4(A)のような画面座標に変換する。状況に応じては上記抽出範囲を運転者が可変できるようにすれば、より利便性が向上する。
【0036】
図4(A)のディスプレイ20の表示領域は、補完領域の画像mと撮像画像nから成る。ここで仮想カメラフレームメモリ6の画素数を例えば水平を640画素、垂直を480画素とすると、(x,y)平面から(h,v)平面への変換式は次式となる。
Figure 0003988551
ここで(h,v)平面における補完領域の画像の不等式v<f(h)を求める。撮像する範囲はカメラに近いほどx軸での幅が狭く、遠くなると広くなる。よって撮像面の左端のx″座標を−x″0、右端のx″座標をx″0とすると、この値より絶対値の大きい範囲が撮像されない補完領域の画像となるため、式(4)よりz″を消去しy<g(x)で表すと、
Figure 0003988551
となる。
【0037】
これを式(5)によりh、vに変換するとv<f(h)は次式の通りとなる。
Figure 0003988551
そしてサンプルタイムt1のタイミングで撮像し、以上の処理を行った画像が仮想カメラ画像フレームメモリ6に記録される。
【0038】
次に画像処理部B5の処理について図5を用いて説明する。
【0039】
サンプルタイムt1で撮像された画像の任意の点pが画面上では(h1,v1)に位置していたと仮定し、サンプルタイムt1から車両が左側方向となるサンプルタイムt2の(h2,v2)に後退した場合を説明する。
【0040】
操舵角θ (右操舵が正)、ホイールベースL、ステアリングギア比nとすると、左右後輪の中心の回転半径R(右旋回が正)は次式となる。
Figure 0003988551
尚、旋回時にはタイヤの横滑りによる影響が車速の2乗で発生するが、本装置が使用されるのは約10[Km/H]以下の低速域であるため、この影響は無視できる。 更に車速をvとすると1周期の回転角は次式となる。
Figure 0003988551
そして回転半径R、操舵角θ及びリアオーバーハング−L0により次式の座標変換式が成立し、点pは(h1,v1)から(h2,v2)へ移動する。
Figure 0003988551
前回のサンプルタイムtで記録した表示画像フレームメモリ11の画素を式(10)により移動し、これを補完画像フレームメモリ7に記録する。
【0041】
画像合成器10では撮像画像nに関しては仮想カメラ画像フレームメモリ6で記録した仮想カメラの画像を用いて、補完領域の画像mに関しては補完画像用フレームメモリ7で記録した補完画像を用いて合成する。この合成画像はスーパーインポーザー15へ送られるとともに、次回のサンプルタイムt3での補完処理のために画像処理器へと出力される。
以上の処理により、車両に搭載されたカメラによって撮像した過去の画像から現在、撮像できない領域に画像を補完することができる。
【0042】
次に図6はレーザレーダ12で障害物を検出する検出方法についての説明図である。補完領域を検出範囲とするためにレーザレーダを車両の右後端部と左後端部に設置し、発射したレーザ光が物体に反射して戻るまでの時間で距離を計測する。またレーザ光を回転スキャンさせることで、検出物体の角度情報を得ることができる。
【0043】
(xL,0)に配置された左レーダが捕らえた障害物の距離LLと角度θLから障害物のワールド座標における位置(xr,yr)を次式で求める。
Figure 0003988551
上記説明は左側の例であるが、右側の処理も同等に行う。ここでは一例としてレーザレーダの場合で説明したが、ミリ波レーダを使用してもよいし、また安価で小型であるという特徴を有するソナーを使用してもよい。
【0044】
次に図7を用いて、本実施の形態によって、ディスプレイ20に表示される画像について説明する。
【0045】
ディスプレイ20の表示領域には、自車両の後端を示す自車両マーカー21と、自車両の予想進路を示す予想進路マーカー22とが、車載カメラ1によって撮像された画像に加えて表示されている。
【0046】
まず図7に示したディスプレイ20の表示領域の右側を用いて、障害物が検出されていない場合について説明する。
【0047】
23は車載カメラ1によって撮像された現在(例えばサンプルタイムt2)の状況を示す現在画像で、24は前回のサンプルタイムt1に撮像された画像に基づいて、補完処理された補完画像であり、レーザレーダ12によって障害物が検出されていない場合には、この現在画像23と補完画像24とは、視認者には一つの繋がった画像として認識される。すなわち、視認者にとっては、現在画像23と補完画像24も車両周囲の現在の画像として認識される。なお、点線25は、現在画像23と補完画像24との境界を便宜的に示す線であり、実際のディスプレイ20には表示されていない。
【0048】
次にディスプレイ20の表示領域の左側を用いて、障害物が検出された場合について説明する。
【0049】
補完画像24は、過去の画像を用いて補完された画像であって、現在の画像ではないので、瞬間的に三輪車26が補完画像24が表示される車両周囲の領域へと移動してきた場合、この三輪車26の存在をディスプレイ20へと表示することができない。従って、レーザレーダ12によって障害物の存在を検出した場合には、補完画像24による表示画像部分に、ハッチング処理27を行うことで、現在画像23よりも強調した表示を行う。この表示を視認者が認識することで、補完画像24部分に障害物が存在することを報知することができ、車両周囲の状況を正確に報知することができる。視認者は、この報知に基づいて、目視による確認を行うことができる。
【0050】
以上説明したように本実施の形態においては、所定の視点から車載カメラ1によって撮像した画像を、所定の視点よりも高いカメラから撮像した画像に変換して、表示するようにしたので、視認者が車両周囲の状況を見易いという効果を有する。
【0051】
また、過去の画像から、現在の画像では表示できない補完領域を切り出し、この補完画像を現在の画像に合成すると共に、この合成画像を仮想カメラ位置の画像に変換しているので、ディスプレイ20に表示される画像が、表示領域の全領域に表示されることになり、違和感の少ない表示を行うことができるという効果を有する。
【0052】
また、補完領域に存在する障害物をレーザレーダ12で検出し、障害物が検出された場合には、補完領域にハッチング処理を行って表示し、障害物の存在を報知するようにしたので、車両周囲の状況を正確に報知することができるという効果を有する。
【0053】
以上説明した実施の形態では、障害物が存在した場合には、補完画像24にハッチング処理を行うようにしたが、「障害物がいます。目視して下さい。」というような文字表示を行ったり、障害物の存在をブザーによって警報音として発生させたりしてもよい。またハッチング処理に変えて補完画像を表示しない、すなわち黒色や白色の表示を行っても良い。また、障害物の存在を示す矢印を表示しても良い。
【0054】
また上述した実施の形態では、車載カメラ1をピンホールカメラとして説明したが、広角レンズなどを使用しても同様の効果が得られる。
【0055】
また、図8に示すように、撮像した画像内に存在する障害物、例えば駐車場に置かれたブロック28を検出し、マーカーを表示させるようにしてもよい。また、自車両の予想軌跡内に、障害物が存在する場合には、マーカーを赤色29として、強調させて表示してもよい。
【0056】
また、図9に示すように、撮像する画像内に存在する障害物が車両などの移動物体30である場合には、移動物体の移動方向をマーカー31によって表示させるようにしても良い。この場合には、前述に画像処理器A4によって、障害物の存在を検出するようにする。
【0057】
なお上述した実施の形態では、車載カメラによって車両後方を撮像するようにしたが、車両の前方や、側方などの周囲に用いても同様の効果を有することはいうまでもない。
【0058】
特許請求の範囲の構成要素と実施の形態の対応関係は次のとおりである。
すなわち、車載カメラ1が撮像手段を、画像処理器B5が画像補完手段を、画像処理器A4が画像変換手段を、画像合成器10が画像合成手段を、レーザレーダ12が障害物検出手段を、スーパーインポーザー15が重畳表示手段を、ディスプレイ20が表示手段を、スーパーインポーザー15およびディスプレイ20が報知手段を、ブザーが警報手段を、画像処理器A4が車両検出手段をそれぞれ構成する。尚、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態において車両周囲監視装置の構成を示す図。
【図2】本実施の形態においてワールド座標からカメラ座標へ変換する説明図。
【図3】本実施の形態においてカメラ座標から撮像面座標へ変換する説明図。
【図4】本実施の形態において車載カメラで撮像した画像を車載カメラより高い視点に変換する説明図。
【図5】本実施の形態において過去の画像から現在、撮像できない領域に画像を補完する説明図。
【図6】本実施の形態においてレーザレーダによる障害物の検出方法の説明図。
【図7】本実施の形態においてディスプレイに撮像した補完領域内に存在する障害物をハッチングで強調させる説明図。
【図8】本実施の形態においてディスプレイに撮像した画像内に存在する障害物をマーカーで表示させる説明図。
【図9】本実施の形態においてディスプレイに撮像した画像内に存在する障害物の移動方向をマーカーで表示させる説明図。
【符号の説明】
1 ・・・車載カメラ
2 ・・・バックモニタECU
3 ・・・カメラ画像フレームメモリ
4 ・・・画像処理器A
5 ・・・画像処理器B
6 ・・・仮想カメラ画像フレームメモリ
7 ・・・補完画像フレームメモリ
8 ・・・車速センタ
9 ・・・操舵角センサ
10・・・画像合成器
11・・・表示画像フレームメモリ
12・・・レーザレーダ
13・・・マイコン
14・・・マーカー発生器
15・・・スーパーインポーザ
16・・・カーナビゲーションECU
17・・・カーナビゲーションモジュール
18・・・シフトポジションスイッチ
19・・・画像切替え機
20・・・ディスプレイ
21・・・自車両マーカー
22・・・予想進路マーカー
23・・・現在画像
24・・・補完画像
25・・・点線
26・・・三輪車
27・・・ハッチング
28・・・ブロック
29・・・赤色マーカー
30・・・移動物体
31・・・移動方向マーカー

Claims (6)

  1. 車両に搭載されて車両周囲の一定の領域を第1の視点より撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で撮像された画像を前記第1の視点よりも高い第2の視点からの画像に変換する画像変換手段と、
    第1時刻に撮像され前記画像変換手段により変換された第1画像と第1時刻よりも時間が経過した第2時刻に撮像され前記画像変換手段により変換された第2画像とに基づいて、前記第1画像のうち、前記第2画像で撮像されない前記車両の第1周囲領域の画像を、前記第2画像に補完した第3画像を生成する画像補完手段と、
    前記画像補完手段によって生成された第3画像を表示画像として表示する表示手段と、
    前記第1周囲領域に障害物が存在するかどうかを検出する障害物検出手段と、
    前記障害物検出手段によって第1周囲領域に障害物が検出された場合、前記第1周囲領域の画像の表示を禁止し、または前記表示画像にハッチング処理されて強調された障害物画像を重畳させて、障害物の存在を示す報知手段とを備えたことを特徴とする車両周囲監視装置。
  2. 請求項1に記載の車両周囲監視装置において、
    前記障害物検出手段は、レーザレーダ、ミリ波レーダ、ソナーの少なくとも1つであることを特徴とする車両周囲監視装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両周囲監視装置において、
    前記表示手段は、車両の予想進路線を表示することを特徴とする車両周囲監視装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両周囲監視装置において、
    前記表示手段は、前記車両の一部を表示することを特徴とする車両周囲監視装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の車両周囲監視装置において、
    前記第2画像に基づいて、他車両を検出する車両検出手段を備え、
    前記表示手段は、前記車両検出手段により他車両が検出された場合に、他車両を示すマーカーを表示することを特徴とした車両周囲監視装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の車両周囲監視装置において、
    前記報知手段は、前記障害物検出手段によって障害物が検出された場合に警報を行う警報手段を備えたことを特徴とする車両周囲監視装置。
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