JP4914458B2 - 車両周辺表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の周辺状況を表示する車両周辺表示装置に関する。
従来、特許文献1および特許文献2に記載のように、車両後部の周辺状況をリアルタイムに撮影した画像に、後方走行に伴って視野外となった画像および自車両を合成して表示する技術が知られている。
特許文献1に記載の第1の従来技術では、カメラで撮影した画像を、例えばカメラを視点として投影した地上面座標系のデータに変換して鳥瞰図画像の画像データを順次作成する。このため、表示される画像は生画像特有の歪んだ画像ではない。そして、車両の移動状態に対応して第1鳥瞰図画像(前回得られた画像)を移動させて移動後鳥瞰図画像の画像データを作成し、この移動後鳥瞰図画像の画像データと、第1鳥瞰図画像よりも新しい第2鳥瞰図画像の画像データとを合成して合成鳥瞰図画像を作成する。さらに、合成鳥瞰図画像をカメラで撮影したような投影画像に変換することにより、カメラで撮影したような画像をモニタ等に表示する。
特許文献2に記載の第2の従来技術では、描画処理部は、撮影された現在の画像データと過去の画像データの両方について歪みのない画像となるように広角レンズによる歪曲収差を補正する。そして、補正した過去の画像データについては、車両側に位置する一部のデータだけを抽出し、合成用過去データを作成する。さらに、この合成用過去データを後輪軸の中心よりも上方に位置する仮想視点から見た画像に視点変換する。
一方、補正した現在の画像データについては、車両から遠い側に位置する一部のデータだけを抽出し、合成用現在データを作成する。さらに、この合成用現在データを所定の縮小率に縮小した縮小データを作成する縮小変換を行う。そして、この縮小データを視点変換された合成用過去データの合成領域に合成した合成画面を作成し、ディスプレイの画面に出力する。さらに描画処理部は、車幅延長線と、後輪描画線を仮想視点に応じて変換して描画し、ディスプレイの画面に出力する。
特開2003−189291号公報 特開2006−327498号公報
このように上記いずれの従来技術においても、撮影した画像に対して種々の画像処理(歪みの補正、視点変換、縮小変換)を施すため、画像処理に要する処理量が大きくなり、マイクロコンピュータ等に高い処理能力を要するという問題があった。また、従来技術では撮影した画像を補正して歪みのない画像として表示するため、画面上では歪みのない見やすい画像となるが、画面に映し出される後方画像の範囲が狭くなるという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、その目的は、車両周辺の視界の確保を図り、車両周辺画像作成のための処理能力を低減できる車両周辺表示装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明は、車両周辺の画像を表示する車両周辺表示装置に係る発明であって、車両周辺の画像を撮像する撮像手段と、撮像手段によって撮影された画像、撮像された画像から抽出された路面表示物や路上物体、およびセンサにより検出された路面表示物や路上物体の少なくとも一つを履歴データとして記憶するとともに、コンピュータグラフィックスにより作成された車両の画像を予め記憶する記憶手段と、撮像手段によって撮像される現在の車両周辺の画像が画像の歪みを補正されることなく表示される周辺画像表示領域と、周辺画像表示領域に隣接し履歴データを用いて作成された画像が表示される履歴表示領域と、を含んで構成される表示画面と、予め記憶された車両の画像と履歴データに基づく画像とを所定の視点からみるように履歴表示領域に重畳して描画する描画手段と、を備え、
描画手段は、周辺画像表示領域の車両周辺の画像の歪みを履歴表示領域の画像に与え、コンピュータグラフィックスで作成された車両の画像および履歴データから抽出された路上物体または路面表示物のみを、周辺画像表示領域に表示される路上物体または路面表示物に対して連続して表示するように前記履歴表示領域に描画することを特徴とする。
この発明によれば、周辺画像表示領域には歪みのある実際の車両の周辺画像が表示されることにより、歪み補正を施した画像に比べて車両周辺の映る範囲が大きくなり、運転者に対してより多くの車両周辺情報を提供することができる。履歴表示領域には、周辺画像の歪みが与えられ、周辺画像表示領域の路上物体または路面表示物に対して連続して表示されるように履歴データからの路上物体または路面表示物が描画されることにより、周辺画像表示領域の現在の生画像と、撮像手段の視野外にある履歴表示領域の画像とを視覚的に結びつけた表示画面を提供でき、画像処理量を抑制しつつも、運転者は自車の位置を正確に認識できるようになる。さらに履歴表示領域には、履歴データから抽出された路上物体または路面表示物とコンピュータグラフィックスによる車両とが描画され、その他の情報は描画されないため、運転者は路上物体または路面表示物と車両との位置関係を明瞭に把握することができ、さらにこのように描画情報を絞り込んでいるため、画像処理量を抑制して画像作成のための処理能力を低減できる。したがって、周辺画像範囲の確保が図れ、履歴データを用いた画像作成のための処理能力の低減が図れる。ここで、周辺画像表示領域または履歴表示領域の路上物体または路面表示物とは、車両が移動しようとするスペースに形成されている溝、段差、縁石、人、他車両、白線等の駐車スペースを示す駐車枠等といった車両周辺の目印となり得るものである。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の記憶手段は、撮像された画像から抽出された路面表示物や路上物体、およびセンサにより検出された路面表示物や路上物体の少なくとも一つを履歴データとして記憶することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の描画手段は、履歴表示領域に描画される路上物体または路面表示物を、周辺画像表示領域との境界位置から離れた部位では直線状に補正して描画することを特徴とする。
この発明によれば、履歴表示領域の路上物体または路面表示物を、周辺画像表示領域との境界位置では連続するように描画し、境界位置から離れた部位では、履歴表示領域の画像に与えた車両後方画像の歪に関係なく、直線状に描画する。これにより、履歴表示領域に描画される車両に接近する位置では、履歴表示領域の路上物体または路面表示物は車両に対して平行に描画され、撮像手段のレンズの歪みによる画像の見にくさを軽減することができる。
請求項4に記載の発明によれば、上記各請求項に記載の描画手段は、履歴表示領域に表示する路面表示物を、周辺画像表示領域の路面表示物と同程度の色で描画することを特徴とする。この発明によれば、路上物体または路面表示物が周辺画像表示領域から履歴表示領域に亘ってさらに連続的一体的に表示され、運転者の視認性を向上させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、上記各請求項に記載の描画手段は、履歴データから抽出された路面表示物が不明瞭であっても、一定の色の濃さで履歴表示領域に路面表示物を描画することを特徴とする。
この発明によれば、路面表示物に部分的に色のかすれ、欠け等があって撮像されない部分がある場合でも、周辺画像表示領域から履歴表示領域に亘って連続的な目印として確実に表示することができる。したがって、路面表示物の状態がよくない場合でも、運転者に駐車支援を提供できる。
請求項6に記載の発明によれば、上記各請求項の発明において、描画手段は、周辺画像表示領域の車両周辺画像に重畳して予想進路線を描画するように構成され、
車両の移動中に所定の条件が成立したときには、周辺画像表示領域および履歴表示領域の画像は拡大表示され、描画手段は予想進路線を描画しないことを特徴とする。
この発明によれば、車両の移動中に拡大画像を表示する所定の条件が成立したときには、拡大画像を表示するとともに予想進路線は表示しない。例えば駐車動作の後半以降の車両移動は小さく、予想進路線を表示する必要性は乏しく、進行方向の詳細な状況把握が必要になるため、運転者に対して詳細情報を与えつつ視認性を妨げることのない表示画面を提供できる。
請求項7に記載の発明によれば、上記各請求項に記載の描画手段は、車両の計器表示盤の動作を制御する制御装置によって制御されることを特徴とする。この発明によれば、描画手段を制御する制御装置は比較的メモリ、処理能力が大きくない計器表示盤の制御装置であることにより、周辺画像表示領域の現在の生画像と、撮像手段の視野外にある履歴表示領域の画像とを視覚的に結びつけた表示画面の提供による画像処理能力およびメモリの低減の効果を一層享受することができる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項7に記載の発明において、表示画面は計器表示盤の一部に設けられることを特徴とする。この発明によれば、画像処理能力およびメモリの低減効果とともに、車両周辺の画像を車両の計器に重ねるように配置するため、運転者は計器を見る感覚で車両周辺の情報を取得することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の発明において、撮像手段は、車両後方の画像を撮像し、周辺画像表示領域には、撮像手段によって撮像される現在の車両後方の画像が画像の歪みを補正されることなく表示されることを特徴とする。
この発明によれば、周辺画像表示領域には歪みのある実際の後方画像が表示されることにより、歪み補正を施した画像に比べて車両後方の映る範囲が大きくなり、運転者に対してより多くの車両周辺情報を提供することができる。履歴表示領域には、後方画像の歪みが与えられ、周辺画像表示領域の路上物体または路面表示物に対して連続して表示されるように履歴データからの路上物体または路面表示物が描画されることにより、周辺画像表示領域の現在の車両後方の生画像と、撮像手段の視野外にある履歴表示領域の画像とを視覚的に結びつけた表示画面を提供でき、画像処理量を抑制しつつも、運転者は自車の位置を正確に認識できるようになる。したがって、後方画像範囲の確保が図れ、履歴データを用いた画像作成のための処理能力の低減が図れる。
本発明の一実施形態である第1実施形態の車両後方表示装置の構成を概略的に示す構成図である。 車両とカメラの位置関係を説明する図である。 後方駐車時の車両後方表示装置の動作を示すメインフローチャートである。 第1実施形態のメインフローチャートにおける画像処理のサブルーチンである。 カメラで撮像された生画像を画面全体に示した図である。 第1実施形態において後方駐車時に表示される画面を説明する図である。 図6の表示画面の履歴表示領域において、補正した白線を説明する図である。 第2実施形態のメインフローチャートにおける画像処理のサブルーチンである。 第2実施形態における後方駐車時に表示される画面を説明する図である。 第2実施形態における後方駐車時に表示される拡大画像を説明する図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
本発明の車両周辺表示装置は車両の周辺状況を表示し、運転者がこの画面表示を視認することにより、運転操作を支援することができる。車両周辺表示装置の一実施形態である車両後方表示装置について図1〜図7を参照して説明する。
車両後方表示装置は車両後部の周辺状況を表示し、運転者がこの画面表示を視認することにより、駐車時の後方移動を支援することができる。この車両後方表示装置は、その画面表示が、現在の車両後方の実際の画像と、過去の画像データに基づいて実際の画像と連続するように作成された車両および車両周囲の画像と、による合成画像で構成されるため、運転者に対して、自車の正確な位置を知らせることができる効率的な後方駐車支援を提供する。
図1は車両後方表示装置の構成を概略的に示す構成図である。図2は、車両10とカメラ6の位置関係を説明する図である。車両後方表示装置は、車両後方の画像を撮像するカメラ6と、カメラ6によって撮像された画像が表示されるディスプレイ8と、ディスプレイ8に表示する画像を描画する描画回路4と、カメラ6からのアナログ信号をデジタル信号に変換した画像信号として描画回路4に送るNTSCデコーダ7と、カメラ6で撮像された画像データを記憶するメモリ5と、ディスプレイ8の画像表示を制御するマイクロコンピュータ1(以下、マイコン1ともいう)と、車両移動量検出部2と、車両状態検出部3と、を備える。
カメラ6は、図2に示すように、車両10の後部バンパー10aよりも上方に設けられ、車両後方に所定の視野範囲(例えば車両後方の180°の範囲)および所定の距離である撮像可能範囲を有し、後方画像を広範囲に亘って撮像する広角の撮像手段である。メモリ5は、NTSCデコーダ7から送られる画像信号を画像データとして保存する記憶手段であり、カメラ6によって撮影された過去の画像データを履歴データとして記憶するとともに、予め車両10の後部画像を記憶している。車両10の後部画像は、撮影画像に対して正確な位置関係となるように描画された画像である。メモリ5に予め記憶されている車両10の後部画像は、車両10の後部バンパー10a等を含む画像であり、ここでは一例として、車両上方の所定位置に設定された所定の視点から見たときの予めコンピュータグラフィックスによって作成された画像(以下、車両のCGともいう)を用いる。メモリ5は、マイコン1および描画回路4のそれぞれとデータの通信を行うようになっている。
ディスプレイ8は、車両10のトランスミッションのシフト位置がリバースポジションであるときに車両後方の画像が映る表示画面である。ディスプレイ8には、車両10の後方移動時に、カメラ6によって撮像される現在の車両後方画像がその画像の歪みを補正されることなく表示される後方画像表示領域20(周辺画像表示領域の一例)と、この後方画像表示領域20に隣接し過去の履歴データを用いて作成された画像が表示される履歴表示領域30と、が表示される。
ディスプレイ8は、例えば、液晶ディスプレイで構成され、ハンドルの前方、またはダッシュボードの中央部に配置された車両の計器表示盤の一部に配置される。また、ディスプレイ8は、ダッシュボードのフロントガラスに近い側に配置してもよい。この構成によれば、運転者は、視線をハンドル寄りの手前に向けることなく、車両前方を見るような楽な状態で、後方画像を視認することができる。また、ディスプレイ8は、ダッシュボード上であって車幅方向中央部に起立した姿勢で配置してもよく、カーナビゲーション装置の液晶ディスプレイ上に配置するようにしてもよい。
車両移動量検出部2は、車両10がある状態から移動した距離を車輪の回転数等から検出し、そのときの車両の回転方向をステアリング回転角等から検出し、検出した移動量を示す信号をマイコン1に送信する。これらの移動量、回転量は、画像を俯瞰変換し、その過去の画像と現在の画像をマッチングして演算することから求めてもよい。車両状態検出部3は、車両10の様々な状態を示す検出信号を受信するが、ここでは少なくとも、トランスミッションのシフト位置を示す信号を受信し、マイコン1に送信する機能を有する。
描画回路4は、ディスプレイ8に対して描画した画像を出力する描画手段であり、マイコン1と通信するようになっている。描画回路4は、カメラ6によって撮像された車両後方の生画像を後方画像表示領域20に配置するように出力し、さらに履歴データから抽出された車両後部周辺の路上物体または路面表示物とCGの車両画像とを前述の所定の視点からみるように履歴表示領域30に重畳して描画してディスプレイ8に出力する。ここで、路上物体は、超音波ソナー等で検出した他車両、壁、歩行者であり、路面表示物とは、車両10が後方移動しようとするスペースに形成されている溝、段差、縁石等の障害物、白線等の駐車スペースを示す駐車枠等であって、車両後方周辺の目印となり得るものである。また、履歴表示領域30には、車両10の車軸部分11の位置および車輪12の少なくとも一方が表示されていることが好ましい。
描画回路4は、後方画像表示領域20の車両後方画像の歪みを履歴表示領域30の画像に与え、抽出された路上物体または路面表示物を、後方画像表示領域20に表示されている路上物体または路面表示物に対して連続して表示されるように履歴表示領域30に描画する。
マイコン1は、車両移動量検出部2や車両状態検出部3からの信号、メモリ5や描画回路4からの信号等を受信して所定の演算を実行し、その演算結果に基づく画像データを描画回路4に出力する制御装置である。マイコン1は、演算プログラム等が記憶されるROMと、演算の作業領域として機能するRAMと、を備えている。
履歴データ用いた路上物体または路面表示物の検出方法は、様々な方法を採用することができる。ここでは、路面表示物の一例である駐車枠としての白線を検出する場合を以下に説明する。マイコン1は、車両の移動とともにメモリ5に保存された過去画像の履歴データから、画面に設定した仮想の2次元座標上に画像の明度の変化を読み取ってプロットし、2次元座標における明度分布を作成することにより、画面上の白線の存在を検出する。
まず、2次元座標上のあるY座標値を固定して、X軸だけを変位させて画像の明度変化を抽出し、X座標の変位に伴う明度分布を作成する。このX座標の変位に伴う明度分布において、白線が表示されている部位のX座標の明度は他のX座標の明度よりも高くなる。これは画像において路面が路面表示物である白線よりも濃い色(例えばアスファルトの黒色)で表示されるからである。この周囲よりも明度の高い部分は、白線がX軸方向に延びる幅分、継続するように抽出されるようになる。
さらに、このように作成したX座標の変位に伴う明度分布を、Y座標の値を変化させて複数抽出し作成する。そして、作成されたX座標の変位に伴う明度分布における明度の高い部分は、Y座標値の個数を増やすほど、画像上の実際の白線の軌跡に近づいていくようになるが、マイコン1では、図6に示すように、履歴表示領域30に、後方画像表示領域20の白線21に対して連続的な白線31を描画できれば目的を果たせるため、白線の軌跡を線として形成するよりも非常に少ない数量のプロット数を抽出すればよい。
このようにマイコン1で実行される白線検出は、画像上の白線を「線」として検出するのではなく、複数個の点のプロットとして検出するため、そのデータ処理量およびデータ処理の作業領域および時間を大幅に省力化することができる。車両後方表示装置は、このような白線検出方法を採用することにより処理能力およびメモリの低減が図れるため、例えば、カーナビゲーション装置等を制御する大容量の制御装置を必要としなくても、計器表示盤を制御する制御装置によって十分に制御可能である。
また、白線検出は、上記2次元座標上の明度分布うち、白線21のエッジ部分のみを抽出してその座標を記憶するようにしてもよい。これによれば、さらにそのデータ処理量およびデータ処理の作業領域および時間を低減することができる。
次に、後方駐車時の車両後方表示装置の動作について図3および図4に示すフローチャートにしたがって説明する。図3および図4のフローチャートは、車両後方表示装置の作動を制御する制御装置であるマイコン1によって実行される。
図3のメインフローチャートは、マイコン1に電源が投入されるとスタートし、ディスプレイ8にはまず車両後方画像以外の通常時の画像が表示される(ステップ10)。そして、マイコン1は、車両状態検出部でトランスミッションのシフト位置がリバースポジションである信号を受信したか否かを判定し(ステップ20)、リバースポジションを示す信号を受信するまでステップ20を繰り返す。ステップ20でリバースポジションを示す信号を受信すれば、ステップ30に進み、マイコン1は、ディスプレイ8に出力する画像を作成するための画像処理のサブルーチンを実行する。そして、画像処理に係るサブルーチンの各処理(ステップ301〜ステップ306)によって描画回路4で描画された画像が描画回路4を通じてディスプレイ8に出力されると、後方画像表示領域20と履歴表示領域30とを備えた画面が表示される(ステップ40)。
そして、ステップ40でディスプレイ8に表示された画像は、ステップ20で車両が後方移動する信号を認識してから継続して撮像および描画され、リバースポジションのシフト位置が解除されたと判定されるまでディスプレイ8にはリアルタイムの後方画像表示領域20の画像とこの画像と連続的に描画された履歴表示領域30の画像とが継続して表示される(ステップ50)。ステップ50でNOと判定されると、ステップ30に飛び、引き続き画像処理のサブルーチンを実行することにより、車両10の移動量に応じて、リアルタイムの後方画像表示領域20の画像に対して連続的につながって表示される履歴表示領域30の画像を描画し、描画した画像をディスプレイ8上の履歴表示領域30に出力し続ける。そして、ステップ50でYESと判定されると、ステップ10に戻り、ディスプレイ8の後方画像表示は解除される。また、駐車が完了するとイグニッションスイッチがOFFされるので、制御装置への電源OFFとともに本フローチャートは終了する。
次に、画像処理のサブルーチン(ステップ301〜ステップ306)を図4にしたがって説明する。まず、カメラ6が車両10の所定の範囲を含むように撮像した車両後方の画像データを取得する。そして、カメラ6によって撮像された画像の信号は、NTSCデコーダ7、描画回路4を介して、画像データとしてメモリ5およびマイコン1に入力される(以上、ステップ301)。このときメモリ5には、車両10の移動とともに画面上の仮想座標に落とし込まれた画像データが保存され、蓄積される。そして、取得された画像データは、実際にディスプレイ8には表示されないが、仮に描画したとすると、図5に示すように画面上方の上半分に後方画像が映し出され、画面下方の下半分に車両10の後部が映し出されるようになる。図5は、カメラ6で撮像された生画像を画面全体に示した図である。
次にステップ302で、描画回路4は、履歴表示領域30および後方画像表示領域20を生成する処理を実行し、各領域を画面に割り付ける。図6に示すように、後方画像表示領域20は画面上方に配置され、履歴表示領域30は後方画像表示領域20に隣接して画面下方に配置される。図6は後方駐車時に表示される画面を説明する図である。次に、ステップ303で、マイコン1は、メモリ5に送られた画像データを読み込み、前述の白線検出方法等によって路面表示物等(ここでは駐車枠としての白線21)の存在を検出する。白線21は、画面の仮想座標上に複数のプロットによって落とし込まれる形式で検出される。そして、マイコン1は、仮想座標上に落とし込まれた白線21を履歴データとしてメモリ5に移動し保存する(ステップ304)。
次に、描画回路4は、予めメモリ5に記憶された車両のCGを読み出し、ステップ302で生成した履歴表示領域30に前述の所定の視点からみたCGの車両を描画する。この描画の際には、車両のCGに対して、後方画像表示領域20の生画像の歪みと同様の歪みを与え、敢えて車両のCGを歪ませて描画する(ステップ305)。
次に、描画回路4は、メモリ5に保存した白線21(路面表示物等)を読み出し、ステップ302で生成した履歴表示領域30に、所定の視点からみた白線31を描画する。この描画では、車両のCGと同じ位置の所定の視点で公知の視点変換を行い、さらに、白線に対して後方画像表示領域20の生画像の歪みと同様の歪みを与え、車両のCGと同様に敢えて歪ませた白線31を描画する(ステップ306)。
ステップ305およびステップ306のように画像に歪みを与えるための具体的処理としては、例えば、以下のようにする。まず、カメラ6によって撮像された過去の画像データに対して、画像の歪みを取る補正処理を行う。さらにこれを3次元の座標空間に画像データを変換する。そして、車両の走行に合わせ、車両の移動に関わる信号(移動量、回転量)を用いて3次元空間を変換移動(回転、平行移動等)させ、自車両に対する正確な位置を保持する。そして、3次元座標に変換された画像データを画面上の仮想座標に落とし込むことにより2次元化する。この2次元化した画像に対して生画像の歪みを与える処理を実行すると、履歴表示領域30に生画像の歪みと同様の歪みをもつCGの車両や白線31を描画することができる。
そして、ステップ40では、ステップ305およびステップ306で描画された履歴表示領域30の画像と、後方画像表示領域20の画像とを合成する処理を経て、隣接する2つの領域の画像を一体にしてディスプレイ8に出力し表示する。
以上の画像処理サブルーチンを実行することにより、図6に示すように、後方画像表示領域20の白線21を含む生画像と、履歴表示領域30の白線31とが2つの領域の境界部において連続して表示されるようになる。このとき白線31は、白線21に対して後方画像表示領域20との境界位置でほぼ同じ太さ、同じ色彩で描画され、一致するように表示される。換言すれば、カメラ6の視野外に消えている車体周囲の白線31と、現在撮影されている車両後方の白線21とが、ディスプレイ8上に一体的に表示されるようになる。このように、運転者に対して、自車の正確な位置確認にとって有効な目印(白線31)を表した過去の画像と、現在の画像とをその境界部を明確に表示しつつ、一つの画像として違和感なく見せることができる。したがって、運転者は、車体、車体周囲に描画した路面表示物、および現在の後方画像の位置関係を明確かつ正確に把握することができる。
また、描画回路4は、後方画像表示領域20の画像に重畳して車両10の予想進路線、車幅延長線等を描画するようにしてもよい。予想進路線は、車幅およびハンドルの舵角に基づき、後退する車両の走行軌跡を予想した指標である。予想進路線と車幅延長線は、異なる色で描画されており、運転者は容易に判別可能である。
さらに、図7に示すように、描画回路4は、履歴表示領域に描画される白線31Aおよび目盛り線32Aの少なくとも一方に対して、後方画像表示領域20との境界位置から離れた部位では歪みの影響を小さくし、直線状に補正する処理を施してもよい。これにより、白線31Aは後方画像表示領域20との境界位置では生画像の白線21と連続する同一の線として表示され、白線31Aや目盛り線32Aは後方画像表示領域20との境界位置から離れた部位ではあまり湾曲しない線で表示されるようになる。
本実施形態の車両後方表示装置がもたらす作用効果について述べる。車両後方表示装置は、車両が後方移動する信号を受信すると、車両周辺の画像を表示する。車両後方表示装置は、車両後方の画像を撮像するカメラ6と、カメラ6によって撮影された過去の画像データを履歴データとして記憶し、撮像された画像に対して正確な位置関係となるように予め描画された車両後部の画像を記憶するメモリ5と、カメラ6によって撮像される現在の車両後方画像が画像の歪みを補正されることなく表示される後方画像表示領域20と、後方画像表示領域20に隣接し履歴データを用いて作成された画像が表示される履歴表示領域30と、を含んで構成されるディスプレイ8と、描画回路4と、を備える。描画回路4は、予め記憶された車両後部の画像と、履歴データから抽出された車両後部周辺の白線31(路上物体または路面表示物)の画像と、を所定の視点からみるように履歴表示領域30に重畳して描画する。描画回路4は、後方画像表示領域20の車両後方画像の歪みを履歴表示領域30の画像に与え、抽出された白線31(路上物体または路面表示物)を、後方画像表示領域20に表示されている白線21(路上物体または路面表示物)に対して連続して表示されるように履歴表示領域30に描画する。
この構成によれば、以下の作用効果が得られる。後方画像表示領域20には歪みのある自車10の後方画像が表示されるため、例えば180°の範囲が写り、歪み補正を施した画像に比べて車両後方の映る範囲が大きくなり、運転者は多くの車両周辺情報を得ることができる。履歴表示領域30には、敢えて後方画像の歪みが与えられ、後方画像表示領域20の白線21に対して連続して表示されるように履歴データからの白線31が描画されるため、後方画像表示領域20の現在の生画像と、カメラ6の視野外にある履歴表示領域30の画像とが視覚的に一体に結びついた表示画面を提供できる。したがって、制御装置の画像処理量を抑制する装置が得られるとともに、運転者は自車10の位置を正確に認識でき、駐車支援を向上することができる。
また、車両後方表示装置は、路面表示物であり駐車スペースを示す白線21(駐車枠)等を検出対象とし、この検出対象を、現在の画像(後方画像表示領域20の画像)と過去のデータから作成した画像(履歴表示領域30の画像)とに亘って連続的に表示する。これによれば、撮像した画像から立体物でない路面表示物を検出するため、立体物の存在を検出する場合に比べて画像処理装置や検出装置に必要な処理能力や処理時間を低減でき、安価な装置の提供を実現できる。
また、描画回路4は、履歴表示領域30に描画される路上物体または白線31A(路面表示物)を、後方画像表示領域20との境界位置から離れた部位では直線状に補正して描画するようにする。
これによれば、白線31A等を、後方画像表示領域20との境界部位では連続するように描画し、当該境界部位から離れた部位では、履歴表示領域30の画像に与えた後方画像の歪みを取り除いた直線状に描画する。これにより、履歴表示領域30に描画される車両10により近い位置では、履歴表示領域30における白線31A等が車両10に対して略平行に描画されるようになり、後方画像表示領域20の画像と履歴表示領域30の画像との境界部における一体感を確保しつつ、さらに履歴表示領域30の画像から歪みによって生じる見にくさを取り除くことができる。
また、描画回路4は、履歴表示領域30に車両からの所定の距離を示す目盛り線32を描画する。これによれば、履歴表示領域30の車両10の周囲には白線31(路上物体または路面表示物)と目盛り線32が描画されるため、運転者は車両10とその周辺の路上物体または路面表示物との位置関係を詳細に把握することができる。
また、描画回路4は、CGで作成された車両後部の画像および白線31(路上物体または路面表示物)のみを、履歴表示領域30に後方画像表示領域20の生画像の歪みを与えて描画する。
これによれば、履歴表示領域30には、CGの車両および白線31(路上物体または路面表示物)のみが描画され、その他の情報は描画されないため、運転者は車両と白線31等の目印との位置関係を直接的且つ明瞭に把握することができる。さらに、このように描画される情報を絞り込んでいるため、画像処理量を抑制することができる。
また、履歴表示領域30に描画する画像は、CGの車両と路上物体または路面表示物と目盛り線とを除く部分において、その地色を後方画像表示領域20の路面色とは異なる色にして描画してもよい。このような地色にすることにより、後方画像表示領域20の画像と履歴表示領域30の画像はその境界部が明確になるとともに、一体化された合成画像であるものの、運転者は、画面上方の画像が現在の生画像であり、画面下方の画像が視野外になった過去の画像であることを容易に認識できるようになる。例えば、履歴表示領域30の前述の地色は、実際の路面色とは異なる黒色、青色等(ただし、CGの車両の色とは異なる色であること)で描画するようにしてもよい。これによれば、画面上の2つの画像が別々の領域の画像であることがより明確になるとともに、履歴表示領域30に描画されるCGの車両、路上物体、路面表示物、目盛り線等をより際立って見せることができる。
また、描画回路4は、履歴表示領域30に表示する白線31等の路面表示物を、後方画像表示領域20の白線21等の路面表示物と同程度の色で描画するようにする。これによれば、路面表示物を後方画像表示領域20から履歴表示領域30に亘って確実に連続的かつ一体的に表示することができる。
また、描画回路4は、履歴データから抽出された白線21等の路面表示物が不明瞭な線であっても、履歴表示領域30に一定の色の濃さで白線31等の路面表示物を描画するようにする。これによれば、路面表示物に部分的に色のかすれ、欠け等があって撮像されない部分がある場合でも、後方画像表示領域20から履歴表示領域30に亘って確実に連続的かつ一体的に表示することができる。
また、描画回路4は、計器表示盤の動作を制御する制御装置によって制御される。描画回路4を制御する制御装置は比較的メモリ、処理能力が大きくない計器表示盤の制御装置である。そこで、この構成によれば、過去の簡単化処理した画像と、現在の画像とを連続的に結びつけた画面表示によって得られた画像処理能力およびメモリの低減の効果が一層有用なものとなる。
また、ディスプレイ8は、計器表示盤の一部に設けられる。この構成によれば、車両後方の画像を車両のメーターに重ねるように配置することにより、運転者はメーターを見る感覚で視線を大きく動かすことなく、後方画像を確認できる。
また、広域画像と狭域画像は、1つのカメラ6によって撮像された広域画像を用いてディスプレイ8に表示される。この構成によれば、1つのカメラで撮像された広域表示画像から狭域表示画像を抽出して両方の画像の表示を可能にするため、システムの部品点数およびシステムのコストの低減が図れる。
また、描画回路4は、計器表示盤の動作を制御する制御装置によって制御されるとともに、ディスプレイ8は車室内のダッシュボード上に設けられる。この構成によれば、車両後方の画像を運転者の目の高さに近い位置に配置することにより、運転者は視線を大きく動かすことなく、後方画像を確認できる。
また、履歴表示領域30に描画される車両10は、その車軸部分11の位置と車輪12が表示されている。これによれば、履歴表示領域30に車軸部分11の位置と車輪12が表示されるため、運転者に、車両周辺の状況に対する車軸位置や車輪位置を明確に知らせることができ、運転操作の指標となる画像を提供できる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、駐車時にディスプレイ8に表示される画像を、常に車両後方の広い範囲(例えば視野範囲180°)を撮像した広域画像から駐車動作の途中で広域画像よりも狭い範囲(例えば視野範囲120°)の車両後方を写す狭域画像に切り替える動作を説明する。本実施形態では、第1実施形態の説明に対して、異なる部分のみ図8〜図10にしたがって説明する。図8は第2実施形態のメインフローチャートにおける画像処理のサブルーチンである。図9は後方駐車時に表示される画面(広域画像の画面)を説明する図である。図10は後方駐車時に表示される拡大画像(狭域画像)を説明する図である。
図8のメインフローチャートにおいて、ステップ10からステップ40までは、前述の図3のメインフローチャートの各処理と同一である。図8に示すように、マイコン1は、ステップ40で、第1実施形態で説明したようにディスプレイ8の後方画像表示領域20と履歴表示領域30のそれぞれに広域画像を表示する。さらに本実施形態では、図9に示すように、描画回路4は後方画像表示領域20の画像に重畳して車両10の予想進路線23を描画する。予想進路線23は、車幅およびハンドルの舵角に基づき、後退する車両の走行軌跡を予想した指標である。予想進路線23は、画像の路面色とは異なる色で描画されており、運転者は容易に判別可能である。
マイコン1は、ステップ40の次に、表示画像拡大の所定の条件が成立したか否かを判定する(ステップ41)。表示画像拡大の所定の条件とは、車両の後方移動中に画面表示を広域画像から狭域画像に切り替えるタイミングを規定した条件である。
以下、ステップ41表示画像拡大の所定の条件について説明する。車両は駐車時にリバースポジションにギアが入り後方に移動していくと、駐車スペース近傍に設置されているタイヤ止め22、縁石、柵、壁等の障害物に接近するようになる。本実施形態では、車両と障害物との距離が所定の距離以下であるときに、表示画像拡大の所定の条件が成立したものと判定する。このため、車両にはソナーが備えられている。ソナーは、車両周辺に存在する立体物等と自車との距離を検出する検出手段であり、例えば超音波センサにより構成され、検出された距離を示す信号はマイコン1に入力されるようになっている。ソナーは、所定個数が所定間隔をあけて車両後部の外面部に配置されており、例えば、後部バンパーにその検知部が露出するように埋め込まれている。ソナーの検出範囲40は図10において破線で仮想的に示した車両周辺の所定の範囲である。なお、図10のソナーの検出範囲40は説明の便宜上示したものであり、実際のディスプレイ8の画面には表示されない。
マイコン1は、ステップ42で、ソナーによって検出される障害物との距離が所定距離以下になったと判定すると、車両が駐車スペースに接近したと判断し、描画回路4を介してディスプレイ8の画面を広域画像から狭域画像に切り替える(例えば、図9の広域画像から図10の狭域画像への画面表示の切り替え)ようにする。さらに、描画回路4は、狭域画像への切り替えとともに予想進路線23を描画せず、ディスプレイ8の後方画像表示領域20には、予想進路線23がない狭域画像が表示される。また、本実施形態では、描画回路4は、カメラ6による撮像画像の一部を切り出し、切り出した画像を拡大表示することによって図10に示す狭域画像(拡大画像)を作成している。
このように、ステップ41で、表示画像拡大の所定の条件が成立していないと判定した場合はステップ50に進み、引き続き図9に示す画面を表示する。逆に、表示画像拡大の所定の条件が成立していると判定した場合はステップ42に進み、図10に示すように表示画面を拡大表示する処理を実行する。そして、ステップ50でYESと判定されると、ステップ10に戻り、ディスプレイ8の後方画像表示は解除される。駐車が完了してイグニッションスイッチがOFFされた場合でも、制御装置への電源OFFとともに本フローチャートは終了する。
本実施形態の車両後方表示装置がもたらす作用効果について述べる。車両後方表示装置の描画回路4は、後方画像表示領域20の後方画像に重畳して予想進路線を描画する。そして、車両の後方移動中に所定の条件が成立したときには、後方画像表示領域20および履歴表示領域30の画像は拡大表示され、描画回路4は予想進路線23を描画しない。
これによれば、車両の後方移動中に車両後方の詳細画像を確認することが必要なときはディスプレイ8に拡大画像を表示するとともに予想進路線は表示されない。例えば、このような状況の駐車動作の後半以降の車両移動は小さく、予想進路線23を表示する必要性は乏しく、予想進路線23の確認よりも後方の詳細な状況把握が必要になるため、運転者に対して後方の詳細情報を与えつつも後方の視認性を妨げることのない表示画面を与え、より有用な駐車支援を提供することができる。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態では、車両周辺表示装置の一例として車両後方表示装置を説明しているが、表示画面には、車両の周辺を表示する周辺画像表示領域と、カメラの視野外となった車両周辺が表示される履歴表示領域と、が表示される形態であればよい。例えば、車両周辺として、車両前方を表示するようにしてもよい。
上記実施形態では、履歴表示領域30の画像において描画する目印として白線(駐車枠)を抽出する例を説明しているが、いうまでもなく他の路面表示物や溝、段差、縁石等の路上物体を抽出するようにしてもよく、その検出方法も白線の場合と同様に行うことが可能である。
上記実施形態において駐車時にディスプレイ8に表示される画像は、1つのカメラ6によって撮像される画像であるが、複数のカメラによって撮像した画像を組み合わせて表示するようにしてもよい。
第2実施形態において撮像される車両後方の画像は、1つのカメラ6によって撮像される画像であるが、広域画像(例えば180°の範囲)を撮影する第1のカメラと、広域画像よりも狭い範囲(例えば120°の範囲)の狭域画像を撮影する第2のカメラとを有し、表示画面に表示される画像として、それぞれのカメラで撮影した画像を用いるようにしてもよい。この構成によれば、2台のカメラで広域と狭域を撮像するため、画像処理等の演算処理や演算処理時間がなく、画像を記憶するメモリの低減が図れる。
また、第2実施形態において表示画像拡大の所定の条件は、車両と障害物との距離を基準として設定しているが、車両の後方への移動距離を基準にして設定してもよい。
1…マイクロコンピュータ(制御装置)
4…描画回路(描画手段)
5…メモリ(記憶手段)
6…カメラ(撮像手段)
8…ディスプレイ(表示画面)
10…自車(車両)
20…後方画像表示領域(周辺画像表示領域)
21…白線(路面表示物)
30…履歴表示領域
31…白線(路面表示物)

Claims (9)

  1. 車両周辺の画像を表示する車両周辺表示装置であって、
    前記車両周辺の画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮影された画像、前記撮像された画像から抽出された路面表示物や路上物体、およびセンサにより検出された路面表示物や路上物体の少なくとも一つを履歴データとして記憶するとともに、コンピュータグラフィックスにより作成された前記車両の画像を予め記憶する記憶手段と、
    前記撮像手段によって撮像される現在の車両周辺の画像が画像の歪みを補正されることなく表示される周辺画像表示領域と、前記周辺画像表示領域に隣接し前記履歴データを用いて作成された画像が表示される履歴表示領域と、を含んで構成される表示画面と、
    前記予め記憶された前記車両の画像と前記履歴データに基づく画像とを所定の視点からみるように前記履歴表示領域に重畳して描画する描画手段と、を備え、
    前記描画手段は、前記周辺画像表示領域の前記車両周辺の画像の歪みを前記履歴表示領域の前記画像に与え、前記コンピュータグラフィックスで作成された前記車両の画像および前記履歴データから抽出された前記路上物体または前記路面表示物のみを、前記周辺画像表示領域に表示される路上物体または路面表示物に対して連続して表示するように前記履歴表示領域に描画することを特徴とする車両周辺表示装置。
  2. 前記記憶手段は、前記撮像された画像から抽出された路面表示物や路上物体、およびセンサにより検出された路面表示物や路上物体の少なくとも一つを履歴データとして記憶することを特徴とする請求項1に記載の車両周辺表示装置。
  3. 前記描画手段は、前記履歴表示領域に描画される前記路上物体または前記路面表示物を、前記周辺画像表示領域との境界位置から離れた部位では直線状に補正して描画することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両周辺表示装置。
  4. 前記描画手段は、前記履歴表示領域に表示する前記路面表示物を、前記周辺画像表示領域の前記路面表示物と同程度の色で描画することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両周辺表示装置。
  5. 前記描画手段は、前記履歴データから抽出された前記路面表示物が不明瞭であっても、一定の色の濃さで前記履歴表示領域に描画することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車両周辺表示装置。
  6. 前記描画手段は、前記周辺画像表示領域の前記車両周辺画像に重畳して予想進路線を描画するように構成され、
    前記車両の移動中に所定の条件が成立したときには、
    前記周辺画像表示領域および前記履歴表示領域の画像は拡大表示され、前記描画手段は前記予想進路線を描画しないことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の車両周辺表示装置。
  7. 前記描画手段は、前記車両の計器表示盤の動作を制御する制御装置によって制御されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の車両周辺表示装置。
  8. 前記表示画面は、前記計器表示盤の一部に設けられることを特徴とする請求項7に記載の車両周辺表示装置
  9. 前記撮像手段は、車両後方の画像を撮像し、
    前記周辺画像表示領域には、前記撮像手段によって撮像される現在の車両後方の画像が画像の歪みを補正されることなく表示されることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の車両周辺表示装置。
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