JP2001084500A - 移動体の走行支援装置 - Google Patents

移動体の走行支援装置

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JP2001084500A
JP2001084500A JP26108599A JP26108599A JP2001084500A JP 2001084500 A JP2001084500 A JP 2001084500A JP 26108599 A JP26108599 A JP 26108599A JP 26108599 A JP26108599 A JP 26108599A JP 2001084500 A JP2001084500 A JP 2001084500A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる方向を撮影した複数の画像を一画面に
表示する場合、複数の画像それぞれの撮影方向が一見し
てわかる見やすい画面を表示すること。 【解決手段】 走行支援装置は、車両に取付けられ、車
両の進行方向に対して右方向と左方向を撮像するための
撮像部15と、撮像部15が出力する右方向と左方向の
画像を一度に表示する画像表示部17とを備える。右方
向と左方向の画像それぞれは、高さ方向の長さが車両の
進行方向からの角度に応じて異なる部分を少なくとも含
む。さらに、走行支援装置は、撮像部15と画像表示部
17との間に、画像表示部17の表示を右方向と左方向
の画像を含む画像に切換えるための画像切換部10をさ
らに含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は移動体の走行支援
装置に関し、特に、異なる方向の複数の画像を1つの画
面に一度に表示する移動体の走行支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等における移動体におい
て、運転者に対して走行上有意義な情報を提供する走行
支援装置が提案されている。たとえば、車両の前方に装
着されたカメラで、左方向と右方向とを撮影した画像を
車内に装着されたディスプレイに表示するものがある。
この走行支援装置は、特に見通しの悪い交差点において
有用である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車内に装着されるディ
スプレイは、運転者が車両を走行させる際に見る視界か
らはずれた位置に装着されていることが多い。このた
め、運転者が走行中にディスプレイに気をとられると、
その間運転者の視界が走行させるのに必要な範囲から外
れてしまい危険である。したがって、運転者に視覚情報
を提供する場合には、一見して表示内容が把握できる見
やすい表示が行なわれるのが望ましい。また、運転者に
提供する情報は、必要なときにのみ提供されればよく、
不必要なときに提供されたのでは、かえって運転操作に
支障をきたすことになる。
【0004】さらに、見通しの悪い交差点などでは、歩
行者や通過車両等、走行させる上で注意を必要とする情
報は、運転者に積極的に提供することが望ましい。
【0005】この発明は上述の問題点を解決するために
なされたものでその目的の1つは、異なる方向を撮影し
た複数の画像を1画面に表示する場合、複数の画像それ
ぞれの撮影方向が一見してわかる見やすい画面を表示す
ることができ、安全性を向上させた移動体の走行支援装
置を提供することである。
【0006】この発明の他の目的は、所望のタイミング
で異なる方向を撮影した複数の画像を表示することが可
能な移動体の走行支援装置を提供することである。
【0007】この発明のさらに他の目的は、移動体を走
行させる上で注意を必要とする情報を提供することがで
きる移動体の走行支援装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めにこの発明のある局面に従うと、移動体の走行支援装
置は、移動体に取付けられ、異なる方向を撮像して複数
の画像を出力する撮像手段と、撮像手段が出力する複数
の画像を表示するための表示手段とを備え、複数の画像
のそれぞれは、高さ方向の長さが移動体の進行方向から
の角度に応じて異なる部分を少なくとも含むことを特徴
とする。
【0009】この発明の他の局面に従うと、移動体の走
行支援装置は、移動体に取付けられ、異なる方向を撮像
して複数の画像を出力する撮像手段と、移動体の現在位
置を道路地図上にマークしたナビゲーション画像を出力
するナビゲーション画像出力手段と、ナビゲーション画
像出力手段が出力するナビゲーション画像上に撮像手段
が出力する複数の画像を重ねた重畳画像を作成する合成
手段と、合成手段が出力する重畳画像を表示するための
表示手段とを備える。
【0010】好ましくは移動体の走行支援装置は、撮像
手段と表示手段との間に設けられ、表示手段の表示を複
数の画像を含む画像に切換えるための切換手段をさらに
備える。
【0011】さらに好ましくは移動体の走行支援装置
は、移動体の道路地図上の位置に基づき移動体と交差点
との間の距離を算出し、算出した距離に基づき移動体が
交差点に接近していることを示す接近情報を出力する接
近検知手段をさらに備え、切換手段は、接近検知手段か
ら出力される接近情報に基づき、表示手段で表示する画
像を切換えることを特徴とする。
【0012】さらに好ましくは移動体の走行支援装置
は、移動体の移動方向を示す指示信号を出力する指示部
と、移動体の単位時間当りの移動距離を検出するための
速度検出部とをさらに含み、切換手段は、指示部と速度
検出部との出力に基づき、表示手段の表示を切換えるこ
とを特徴とする。
【0013】さらに好ましくは移動体の走行支援装置
は、複数の画像中から移動物体を検出するための移動物
体検出手段をさらに含み、切換手段は、移動物体検出手
段で移動物体が検出されたときに表示手段の表示を切換
えることを特徴とする。
【0014】さらに好ましくは移動体の走行支援装置
は、移動物体検出手段で移動物体が検出されたことを報
知するための報知手段をさらに備える。
【0015】さらに好ましくは移動体の走行支援装置の
報知手段は、、複数の画像中から移動物体を検出するた
めの移動物体検出手段と、移動物体検出手段で移動物体
が検出されたことを報知するための報知手段とをさらに
備える。
【0016】さらに好ましくは移動体の走行支援装置の
報知手段は、複数の画像中に含まれる移動物体に所定の
マークを付して表示手段に表示することを特徴とする。
【0017】これらの発明によれば、異なる方向を撮影
した複数の画像それぞれの撮影方向が一見してわかる見
やすい画面を表示することができ、安全性を向上させた
移動体の走行支援装置を提供することができる。
【0018】また、所望のタイミングで異なる方向を撮
影した複数の画像を表示することが可能な移動体の走行
支援装置を提供することができる。
【0019】さらに、移動体を走行する上で注意を必要
とする情報を提供することが可能な移動体の走行支援装
置を提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
る走行支援装置について説明する。なお、図中同一符号
は同一または相当する部材を示す。
【0021】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態における走行支援装置の概略構成を示す
ブロック図である。図1を参照して、移動体の走行支援
装置は、異なる方向の複数の画像を撮像するための撮像
部15と、ナビゲーションユニット50と、画像表示部
17と、画像表示部17で表示する画像を切換えるため
の画像切換部10と、画像切換部10に切換信号を出力
する切換スイッチ16とを含む。
【0022】撮像部15は、車両の前方、たとえば前方
バンパー上に設けられ、車両の進行方向に対して右方向
と左方向との画像を1つのカメラで撮影することができ
る。ここで撮像部15の撮影範囲について説明する。図
2は、撮像部15の撮影範囲を説明するための図であ
る。図2を参照して、道幅が狭い道路と道幅の広い道路
とが交差している交差点において、車両60が道幅の狭
い道路から道幅の広い道路に進行する様子を示してい
る。道幅の狭い道路の両側の障害物61,62により、
運転者の視界63が制限される。このとき、車両60の
前方のバンパー部分を道幅の広い道路に少しだけ進入さ
せることにより、撮像部15で道幅の広い道路の右方向
と左方向とを撮像することができる。この結果、運転者
の視界から外れた領域であって、撮像部15で撮像でき
る領域64,65(図中ハッチングで示す)が生じる。
本実施の形態における走行支援装置は、撮像部15で撮
像した車両の進行方向に対して右方向と左方向の画像を
画像表示部17に表示するものである。
【0023】なお、撮像部15は、車両の進行方向に対
して右方向と左方向の画像を撮像することができれば、
右方向のみ撮像するカメラと左方向のみ撮像するカメラ
との2つのカメラを用いるようにしてもよい。
【0024】図1に戻って、画像表示部17は、車両内
部に設けられるディスプレイであり、たとえば、液晶表
示装置やCRT、さらに、プラズマディスプレイパネル
等を用いることができる。
【0025】ナビゲーションユニット50は、ナビゲー
ションユニット50全体を制御するための制御部51
と、道路地図情報を記憶するための記憶部56と、車両
の単位時間当りの移動距離を検出するための車速センサ
52と、車両の進行する方位を検出するための方位セン
サ53と、車両の現在位置を検出するためのグローバル
ポジショニングシステム(GPS)54と、テレビジョ
ン信号を受信するためのTVチューナ55とを含む。
【0026】ナビゲーションユニット50は、GPS5
4から得られる情報に基づき、記憶部56に記憶されて
いる道路地図上の位置を把握する。また、車速センサ5
2と角度センサ53との出力に基づき、車両の走行軌跡
を検出することにより、車両の走行に伴い変化する道路
地図上の位置を検出する。
【0027】制御部51は、画像切換部10に対して、
車両の現在位置を示すナビゲーション画像(図ではナビ
画像と略して表す)を出力する。ナビゲーション画像と
は、車両の現在位置を示すための画像であって、道路地
図上の車両の現在位置に車両を示すマークを付した画像
である。
【0028】また、ナビゲーションユニット50は、G
PS54と、車速センサ52と、方位センサ53との出
力に基づき検出される道路地図上の現在位置に基づき、
車両が交差点に接近しているか否かを検出する。車両
が、記憶部56に記憶されている道路地図中の交差点に
接近していると判断する条件は、車両が記憶部56に
記憶されている道路地図中の交差点に向かって進行して
いること、車両の現在位置と交差点との距離が所定の
距離より短くなったことである。この2つの条件が成立
した場合に、接近情報を画像切換部10に出力する。所
定の距離とは、たとえば、20[m]程度であり、車両
が交差点に向かって進行しつつ減速を開始する程度の距
離であればよい。
【0029】また、ナビゲーションユニット50は、車
両が交差点を通過したか否かを検出し、画像切換部10
に出力していた接近情報をOFFにする。車両が交差点
を通過したとの判断は、車両の現在位置と交差点との距
離が、予め定められた所定の距離より大きくなったか否
かである。
【0030】車速センサ52は、制御部51に車速信号
を出力するとともに、画像切換部10にも車速信号を出
力する。切換部10は、撮像部15が出力する異なる方
向の複数の画像からなる撮像画像と、ナビゲーションユ
ニット50が出力するナビゲーション画像と、TV画像
と合成画像とのいずれかを選択して画像表示部17に出
力する。合成画像については後で詳しく説明する。
【0031】また、画像切換部10は、ナビゲーション
ユニット50から受信する接近情報と車速信号とに基づ
き、ナビゲーション画像またはTV画像の出力を、撮像
画像または合成画像の出力に切換える。画像切換部10
で画像を切換える処理については後で詳しく説明する。
【0032】切換SW16は、画像切換部10で出力す
る画像をマニュアル操作により切換えるためのスイッチ
である。画像切換部10における画像の切換は、切換S
W16の切換信号が最も優先される。
【0033】図3は、画像切換部の詳細な構成を示すブ
ロック図である。図3を参照して、画像切換部10は、
画像切換部全体を制御するための制御部11と、画像表
示部17に出力する画像を切換える切換部12とを含
む。切換部12は、撮像画像とナビゲーション画像とを
合成するための合成部13を含む。
【0034】制御部11には、ナビゲーションユニット
50から出力される車速信号と接近情報とが入力され
る。制御部11は、受信した車速信号と接近情報とに基
づき、切換部12に対して、画像表示部17に出力する
画像を切換えるための切換信号を出力する。
【0035】合成部13は、ナビゲーションユニット5
0が出力するナビゲーション画像と、撮像部15が出力
する撮像画像とを合成した合成画像を作成する。合成画
像は、ナビゲーション画像上に撮像画像を重ねた画像で
ある。したがって、合成画像にはナビゲーション画像の
一部と撮像画像とが含まれる。合成部13における撮像
画像の合成は、ナビゲーション画像と撮像画像とを同期
信号に基づき同期させ、所定のタイミングで撮像画像と
ナビゲーション画像との出力を切換えることにより、合
成画像が作成される。
【0036】切換部12は、入力されるナビゲーション
画像、TV画像、撮像画像、および合成部13で合成さ
れた合成画像のいずれかの画像を、制御部11から受信
する切換信号に基づき選択し、画像表示部17に出力す
る。切換部12で、画像表示部17に出力する画像を撮
像画像とするか合成画像とするかは、図示しないディッ
プスイッチ等により切換えることができる。
【0037】なお、本実施の形態においては、画像切換
部10をナビゲーションユニット50と別体として設け
たが、画像切換部10をナビゲーションユニット50の
内部に含む構成にしてもよい。この場合には、画像切換
部10の制御部11と、ナビゲーションユニット50の
制御部51とを1つにまとめることができる。
【0038】次に、画像表示部17で表示される撮像画
像について説明する。図4は、撮像部15が出力する撮
像画像の一例を示す第1の図である。図4を参照して、
撮像画像70は、車両の進行方向に対して右方向を撮像
した右画像71aと、左方向を撮像した左画像71bと
を含む。右画像71aと左画像71bとは、それぞれの
画像の高さ方向の長さが、車両の進行方向からの角度に
比例して長くなる形状となっている。右画像71aは、
より右側の画像の高さ方向の長さが長くなり、左画像7
1bではより左側の画像の高さ方向の長さが長くなる形
状となっている。
【0039】また、右画像71aと左画像71bとは、
分割部72により分割されている。さらに、右画像71
aが右画像であることを示す矢印と「右」の文字からな
る記号73aが右画像71aの上部に付され、左画像7
1bが左画像であることを示す矢印と「左」の文字から
なる記号73bが左画像71bの上部に付されている。
【0040】したがって、撮像画像70は、右画像71
aと左画像71bの形状を、車両の進行方向からの角度
に比例して画像の高さ方向の長さを長くするようにした
ので、右画像71aと左画像71bとを撮像画像70か
ら一見して判別することができる見やすい画像となって
いる。
【0041】図5は、撮像部15が出力する撮像画像の
一例を示す第2の図である。図5に示す撮像画像75
は、図4に示した撮像画像70に代えて用いることがで
きる。図5を参照して、図4に示した撮像画像70の右
画像71aと左画像71bとが車両の進行方向からの角
度に比例して画像の高さ方向の長さを長くしたのに対
し、撮像画像75は、右画像と左画像とを車両の進行方
向からの角度に比例して高さ方向の長さが短くなる形状
としたものである。図6を参照して右画像76aは、よ
り右側の画像の高さ方向の長さが短くなる形状となって
おり、左画像の76bはより左側の画像の高さ方向の長
さが短くなる形状となっている。その他の構成について
は図5に示した撮像画像70と同じであるのでここでの
説明は繰返さない。
【0042】このように撮像画像75は、右画像76a
と左画像76bとを、車両の進行方向からの角度に比例
して画像の高さ方向の長さを短くする形状としたので、
撮像画像75から右画像76aまたは左画像76bとを
一目で判別することが可能となる。
【0043】撮像画像70,75は、分割部72と記号
73a,73bとが撮像部15に設けられる画像処理部
によりスーパーインポーズされる。また、このスーパー
インポーズを行なう画像処理部を画像切換部10に設け
てもよい。また、撮像部15の光学系を構成するレンズ
から撮像素子までの間に、分割部72と記号73a,7
3bとを撮像画像に重ねて表示するためのマスクを挿入
するようにしてもよい。
【0044】なお、図4に示した撮像画像70と図5に
示した撮像画像75とは、右画像と左画像とを車両の進
行方向からの角度に比例して画像の高さ方向の長さを変
化させた形状としたが、車両の進行方向からの角度と画
像の高さ方向の長さとは正比例の関係にある必要はな
く、反比例等車両の進行方向と画像の高さ方向の長さと
が何らかの関係を有する形状とすることができる。
【0045】図6は、撮像部15が出力する撮像画像の
一例を示す第3の図である。図6を参照して、撮像画像
85は、車両の進行方向(前方)を撮像した前画像88
と、右方向を撮像した右画像86aと、左方向を撮像し
た左画像86bとを含む。前画像88、右画像86a、
および左画像86bとは、分割部72によりそれぞれ分
割されている。さらに、右画像86aが車両の右方向を
撮像した画像であることを示す矢印と「右」の文字から
なる記号73aが右画像86aの上部に表示され、左画
像86bが左方向を撮像した画像であることを示す矢印
と「右」の文字からなる記号73bが左画像86bの上
部に表示され、前画像88が前方向を撮像した画像であ
ることを示す「前方」の文字からなる記号73cが左画
像88の上部に表示されている。
【0046】前画像88は、たとえば、車両のルームミ
ラー等に設置されたカメラで撮像して得られる画像であ
り、右画像86aと左画像86bとは、車両のバンパー
等に設けられた右方向を撮像するカメラと左方向を撮像
するカメラでそれぞれ撮像して得られる画像である。ま
た、右画像86aと左画像86bとは、車両の前方のバ
ンパーに設けられ、1つの撮像素子で車両の右方向と左
方向とを同時に撮像可能なカメラで撮像して得られる画
像である。
【0047】右画像86aと左画像86bとは、車両の
進行方向からの角度に比例して画像高さ方向の長さが長
くなる形状となっている。したがって、撮像画像85
は、一目で右画像86と左画像87と前画像88とを判
別することができる形状で表示される。
【0048】なお、右画像86a、左画像86b、およ
び前画像88は、撮像部15または、画像切換部10に
設けられる画像処理部により合成され、分割部72と矢
印73a、73bとがスーパーインポーズされる。
【0049】次に、合成部13で撮像画像とナビゲーシ
ョン画像とを合成して作成される合成画像について説明
する。図7は、合成部13で作成される合成画像の一例
を示す図である。合成画像80は、ナビゲーション画像
の一部の領域83と、車両の進行方向に対して右側を撮
像した右画像81aと、左側を撮像した左画像81bと
を含む。ナビゲーション画像の一部の領域83には、道
路84と車両の地図上の位置を示すマーク82とを含
む。領域83には、車両が進入しようとする交差点の名
称が表示されている。
【0050】右画像81aは、領域83における道路8
4の交差点部分を示す位置から始まり、右側に進むに従
って高さ方向の長さが長くなり、途中から長くなる比率
を大きくして高さ方向の長さがさらに長くなる形状を含
む。これは、車両の進行方向からの角度に応じて画像の
高さ方向の長さが長くなる部分を含むことになる。
【0051】左画像81bは、道路84の交差点部分を
示す位置から始まり左側に進に従って高さ方向の長さが
長くなり、途中から長くなる比率を大きくして高さ方向
の長さがさらに長くなる形状を含む。これは、左画像8
1bが車両の進行方向からの角度に応じて画像の高さ方
向の長さが長くなる形状を含むことになる。
【0052】このように合成画像80は、ナビゲーショ
ン画像83上に右画像81aと左画像81bとを、重ね
た画像である。そして、右画像81aと左画像81bと
は画像の高さ方向の長さが車両の進行方向からの角度に
応じて変化する形状を含んでいる。したがって、合成画
像80は、ナビゲーション画像83と右画像81aおよ
び左画像81bとを同時に表示することができ、さら
に、右画像81aと左画像81bとを合成画像80から
一目で判別できる形状で表示するようになっている。
【0053】次に、本実施の形態における走行支援装置
において、画像切換部10で行なわれる画像切換処理に
ついて説明する。図8は、画像切換部10で行なわれる
画像切換処理の流れを示すフローチャートである。図8
を参照して、画像切換処理では、まず、ナビゲーション
ユニット50から出力される接近情報をもとに、車両が
交差点に接近しているか否かが判断される(ステップS
01)。ナビゲーションユニット50から送信される接
近情報は、車両の位置と交差点との間の距離が所定の距
離を下回ったときに出力される。ステップS01では、
ナビゲーションユニット50から接近情報が出力された
ことを検知すると、交差点に接近しているものと判断す
る。ここで、所定の距離とは、たとえば20[m]であ
る。なお、所定の距離は20[m]に限定されるわけで
はなく、車両が交差点に接近した場合に、減速を開始す
る程度の距離であれば足りる。
【0054】また、接近情報は、車両の現在位置と交差
点との間の距離とすることもできる。この場合には、画
像切換部10で車両の現在位置と交差点との間の距離が
所定の距離となったことを判断することになる。
【0055】ステップS01で交差点に接近していると
判断した場合にはステップS02に進み、接近していな
いと判断した場合には処理を終了する。
【0056】次のステップS02では、車速センサ52
から出力される車速信号をもとに、車両の車速が所定の
値(設定値)になったか否かが判断される。車速が設定
値以下の場合にはステップS03に進み、そうでない場
合には処理を終了する。設定値は、好ましくは5[km
/h]であり、車両が停止する直前の速度を示す。設定
値とされる速度は、5[km/h]に限定されるわけで
はなく、運転者が画像表示部17を見てもなお、車両を
安全に走行することができる速度をいい、0[km/
h]であってもよい。
【0057】ステップS03では、撮像部15で撮像さ
れた撮像画像を含む画像が画像表示部17に出力され
る。撮像画像を含む画像とは、撮像画像そのものまたは
合成画像である。撮像画像だけを画像表示部17に出力
するようにしてもよいし、合成部13でナビゲーション
画像と撮像画像とを合成した合成画像を画像表示部17
に出力するようにしてもよい。たとえば、画像表示部1
7にナビゲーション画像を表示していた場合には、合成
画像を画像表示部17に出力するようにし、画像表示部
17でTV画像を表示していた場合または何も表示して
いなかった場合には、撮像画像を画像表示部17に出力
するようにしてもよい。
【0058】次のステップS04では、車両が交差点を
通過したか否かが判断され、交差点を通過するまで待ち
状態となる。交差点を通過したか否かは、ナビゲーショ
ンユニット50から出力される接近情報をもとに判断さ
れる。たとえば、ナビゲーションユニット50から出力
される接近情報がOFFとなったときに交差点を通過し
たものと判断することができる。また、接近情報が車両
と交差点との間の距離を示す場合には、接近情報が車両
が交差点から遠ざかった情報、たとえばマイナスの情報
として供給され、それにより車両が交差点を通過したこ
とが判断できる。
【0059】ステップS04で交差点を通過したと判断
した場合には、ステップS05に進み、撮像画像または
合成画像の画像表示部17への出力が中止されることに
より、画像表示部17で表示される画像が切換えられ
る。
【0060】以上説明した画像切換処理により、画像表
示部17に表示される画像は次のように切換えられるこ
とになる。車両が交差点に接近する前にナビゲーション
画像またはTV画像が表示されていた場合には、車両が
交差点に接近し車速が所定の値よりも小さくなったとき
に撮像画像または合成画像が表示され、車両が交差点を
通過したときにナビゲーション画像またはTV画像が表
示される。また、車両が交差点に接近する前に何も表示
されていなかった場合には、車両が交差点に接近し車速
が所定の値以下となったときに撮像画像または合成画像
が画像表示部17に表示され、その後車両が交差点を通
過したときに撮像画像または合成画像の表示が中止され
て画像表示部17には何も表示されなくなる。
【0061】以上説明したように、第1の実施の形態に
おける走行支援装置においては、撮像部15で撮像した
撮像画像を車両の進行方向からの角度に応じて画像の縦
方向の長さを変化させた形状で表示するようにしたの
で、撮像画像から右画像と左画像とを一目で判別するこ
とができる画像を表示することができる。その結果、運
転者が画像表示部17に表示された画像を見る時間が短
くなり、安全に車両を走行させることができる。
【0062】また、撮像部15で撮像された撮像画像を
必要なときに画像表示部17に表示させるようにしたの
で、運転者が画像表示部17への表示する画像を切換え
る操作を行なう必要がなく、安全に車両を走行させるこ
とができる。
【0063】[第2の実施の形態]第2の実施の形態に
おける走行支援装置は、第1の実施の形態における走行
支援装置の画像切換部10に改良を加えたものである。
図9は、第2の実施の形態における走行支援装置の概略
構成を示すブロック図である。図9を参照して、第2の
実施の形態における走行支援装置は、画像切換部20
と、撮像部15と、切換スイッチ16と、画像表示部1
7と、ナビゲーションユニット50と、車速センサ25
と、指示器26とを含む。なお、ナビゲーションユニッ
ト50は、第1の実施の形態において説明したナビゲー
ションユニット50と同じであるので、ここでは簡略化
して示している。ナビゲーションユニット50から画像
切換部20には、ナビゲーション画像とTV画像とが出
力される。画像切換部20には、車速センサ25から車
両の単位時間当りの移動距離を示す車速信号が出力さ
れ、指示器26から、運転者が車両の進行方向を指示す
るための方向指示器が操作されたことを示すウインカ信
号が画像切換部20に出力される。撮像部15と切換ス
イッチ16と画像表示部17とナビゲーションユニット
50は、第1の実施の形態において説明したものと同様
であるのでここでの説明は繰返さない。
【0064】なお、車速センサ25は、ナビゲーション
ユニット50内に内蔵された車速センサ52を兼用する
ことができる。さらに、画像切換部20は、ナビゲーシ
ョンユニット50と別体に設けてあるが、ナビゲーショ
ンユニット50に含まれる構成としてもよい。
【0065】図10は、画像切換部20の詳細な構成を
示すブロック図である。図10を参照して、画像切換部
20は、制御部21と切換部12とを含む。切換部12
は、合成部13を含む。切換部12と合成部13とは第
1の実施の形態において説明したのと同様であるのでこ
こでの説明は繰返さない。制御部21には、車速センサ
25から出力される車速信号と指示器26から出力され
るウインカ信号とが入力される。制御部21は車速信号
とウインカ信号とに基づき、切換部12で画像表示部1
7に出力する画像を切換えることを指示するための切換
信号を切換部12に出力する。
【0066】次に、第2の実施の形態における走行支援
装置の画像切換部20で行なわれる画像切換処理につい
て説明する。図11は、画像切換部20で行なわれる画
像切換処理の流れを示すフローチャートである。図11
を参照して、指示器26からウインカ信号が出力された
か否かが判断される(ステップS11)。ウインカ信号
が検出された場合にはステップS13に進み、検出され
ない場合にはステップS12に進む。ウインカ信号が検
出された場合とは、その後車両が右折または左折するで
あろうことを示し、車両が交差点に接近しているものと
判断することができる。
【0067】ステップS12では、負の加速度の絶対値
が所定の値(設定値1)以上か否かが判断される。負の
加速度の絶対値が設定値1以上の場合にはステップS1
3に進み、そうでない場合にはステップS11に戻る。
ステップS12では、車両の加速度が車速信号に基づき
計算され、計算された加速度が負の加速度であるか否か
の判断と、負の加速度の絶対値が設定値以上か否かの2
つの判断がなされることになる。加速度が負の場合と
は、車両が減速していることを示す。負の加速度の絶対
値が設定値以上か否かの判断は、車両が停止しようとし
ているか否かを判断するものである。したがって、設定
値1は、車両が停止するときの加速度を統計的に処理し
た経験値により設定することができる。
【0068】ステップS13では、車速センサ25が出
力する車速信号をもとに、車速が所定の値(設定値2)
以下となったか否かが判断される。車速が設定値2以下
の場合にはステップS14に進み、そうでない場合には
ステップS11に戻る。ここで設定値2により示される
速度は、たとえば5[km/h]であり、車両がほとん
ど停止した状態であって、運転者が画像表示部を見つつ
安全に車両を走行することができる速度である。したが
って、設定値は0[km/h]であってもよい。
【0069】ステップS14では、撮像部15で撮像し
た撮像画像を含む画像を画像表示部17に出力し、画像
表示部17で表示する画像を切換える。ここでの切換
は、図8のステップS03で説明した画像の切換と同様
である。
【0070】次のステップS15では、車速が予め定め
られた所定の値(設定値3)以上か否かが判断される。
車速が設定値3以上である場合はステップS17に進
み、そうでない場合にはステップS16に進む。ここで
設定値3は、たとえば、10〜20[km/h]程度の
値でよく、車両が停止した状態から走行を開始したと判
断できる速度とすればよい。
【0071】ステップS16では、画像表示部17で表
示する画像を撮像画像または合成画像に切換えてからの
経過時間が、所定の値(設定時間)を超えたか否かが判
断される。設定時間を超えた場合にはステップS17に
進み、そうでない場合にはステップS15に進む。
【0072】たとえば、車両が渋滞等によりのろのろ走
行をする場合には、車速は設定値3を超えることがな
い。この場合には、画像表示部17に撮像画像または合
成画像が表示されたままとなってしまう。ステップS1
6で画像表示部17に撮像画像または合成画像を表示す
る時間を制限するようにすることで、いつまでも画像表
示部17に撮像画像または合成画像が表示された状態が
続くのを防止することができる。
【0073】ステップS17では、撮像画像または合成
画像を画像表示部17に出力するのを中止し、ナビゲー
ション画像またはTV画像の表示または何も表示しない
状態に切換える。
【0074】以上説明したとおり、第2の実施の形態に
おける走行支援装置においては、画像切換部20は、車
速信号とウインカ信号とに基づき、画像表示部17に撮
像部15で撮像した撮像画像を含む画像を表示するか否
かを決定する。したがって、第2の実施の形態における
走行支援装置は、第1の実施の形態における走行支援装
置が有する効果に加えて、ナビゲーションユニット50
から画像切換部20に出力する信号を少なくすることが
できるので、画像切換部10とナビゲーションユニット
50との接続を容易にすることができる。
【0075】[第3の実施の形態]次に第3の実施の形
態における走行支援装置について説明する。第3の実施
の形態における走行支援装置は、第1の実施の形態にお
ける走行支援装置に画像処理部とスピーカとを付加した
ものである。
【0076】図12は、第3の実施の形態における走行
支援装置の概略構成を示すブロック図である。図12を
参照して、走行支援装置は、第1の実施の形態における
走行支援装置に、撮像部15が出力する撮像画像中から
移動物体を検出するための画像処理部40と、画像処理
部40が出力する検出信号に基づき警告音を発生するた
めのスピーカ41とを加えた構成である。
【0077】画像処理部40は、撮像部15が出力する
撮像画像から移動物体を検出する。移動物体を検出する
処理については後で詳しく説明する。画像処理部40で
撮像画像中に移動物体が検出された場合には、撮像画像
中に移動物体が存在することを示す検出信号を画像切換
部30とスピーカ41とに出力する。ここで出力する検
出信号には、撮像画像中に移動物体が存在する旨と、移
動物体の撮像画像における座標値とが含まれる。
【0078】スピーカ41は、画像処理部40から検出
信号を受信すると、警告音を発生する。また、警告音の
代りに「移動物体が接近しています。注意して下さい」
等の音声を発生するようにしてもよい。
【0079】画像切換部30は、画像処理部40が出力
する検出信号に基づき、撮像部15が出力する撮像画像
に、その撮像画像中に含まれる移動物体にマークを付与
する処理を行なう。その他の構成については第1の実施
の形態において説明したのと同様であるのでここでの説
明は繰返さない。
【0080】なお、画像切換部と画像処理部とをナビゲ
ーションユニット50と別体に設けたが、画像切換部3
0と画像処理部40とをナビゲーションユニット50に
含む構成とすることもできる。また、第3の実施の形態
においては、第1の実施の形態における走行支援装置に
画像処理部40とスピーカ41とを加えた構成とした
が、第2の実施の形態における走行支援装置に画像処理
部40とスピーカ41とを加えた構成とすることもでき
る。
【0081】図13は、画像切換部30の詳細な構成を
示すブロック図である。図13を参照して、画像切換部
30は、画像切換部30の全体を制御するための制御部
31と、撮像画像、ナビゲーション画像、TV画像を入
力し、画像表示部17に表示するための画像を切換える
ための切換部32とを含む。
【0082】制御部31は、ナビゲーションユニット5
0が出力する接近情報と車速信号とに基づき、画像表示
部17で表示する画像を決定し、切換信号を切換部32
に出力する。また、制御部31は、画像処理部40が出
力する検出信号に基づき、切換部32のマーク付与部3
3にマーカー付与信号を出力する。マーカー付与信号に
は、撮像画像中の移動物体の座標値が含まれる。
【0083】切換部32は、制御部31が出力する切換
信号に従って、画像表示部17に出力する画像を、撮像
画像、ナビゲーション画像、TV画像、合成画像のいず
れかに切換える。また、切換部32は、ナビゲーション
画像の上に撮像画像を重ねた合成画像を作成するための
合成部13と、撮像画像または合成画像に含まれる移動
物体にマークを付与するマーク付与部33とを含む。
【0084】マーク付与部33は、制御部31が出力す
るマーカー付与信号に基づき、撮像画像中の移動物体に
所定のマークを付与する。
【0085】図14は、マーク付与部33で移動物体に
マークが付された撮像画像を示す図である。図14を参
照して、撮像画像70中の右画像71aは、人物90と
その人物を囲むマーク91とを含む。
【0086】マーク91は、画像表示部17がカラー画
像を表示可能であれば、マーク91の色をたとえば赤色
等の運転者が認識しやすい色とすればよい。このように
することで、運転者が右方向から人物90が近づいて来
るのを即座に認識することができる。
【0087】マーク91は、四角形で示したが、形状は
これに限られず丸形や三角形あるいは多角形等の印にす
ることができる。さらに、マーク91に代えて、人物9
0の輝度を高めて表示するようにしてもよい。撮像画像
中に含まれる移動物体の輝度を上げることにより、撮像
画像から輝度の高い部分を即座に判別することができる
ので、撮像画像中に含まれる移動物体を即座に認識する
ことができる。
【0088】次に、第3の実施の形態における走行支援
装置で行なわれる画像切換処理について説明する。図1
5は、画像切換部30で行なわれる画像切換処理の流れ
を示すフローチャートである。図15を参照して、画像
切換処理では、まず、ナビゲーションユニット50が出
力する接近情報に基づき車両が交差点に接近したか否か
が判断される(ステップS21)。車両が交差点に接近
していると判断された場合にはステップS22に進み、
そうでない場合には処理を終了する。
【0089】ステップS22では、ナビゲーションユニ
ット50が出力する車速信号に基づき車速が予め定めら
れた所定の値(設定値)以下か否かが判断される。設定
値は、好ましくは0〜5[km/h]であり、運転者が
画像表示部17を見つつ、安全に車両を走行することが
できる速度である。
【0090】ステップS23では、画像処理部40が出
力する検出信号に基づき、撮像部15が出力する撮像画
像に移動物体が含まれるか否かを判断する。移動物体が
含まれる場合にはステップS24に進み、そうでない場
合には処理を終了する。
【0091】ステップS24では、画像表示部17に表
示する画像を、撮像部15が出力する撮像画像を含む画
像に切換える。撮像画像を含む画像とは、撮像部15が
出力する撮像画像または、合成部13でナビゲーション
画像に撮像画像を重ねた合成画像のいずれかである。こ
こでの撮像画像は、マーク付与部33により撮像画像中
に含まれる移動物体にマークが付された画像である。画
像表示部17に出力する画像を、撮像画像とするか合成
画像とするかは、画像切換部に設けられたディップスイ
ッチ等により切換えられる。また、画像表示部17でナ
ビゲーション画像を表示している場合に合成画像を、T
V画像を表示している場合または何も表示していない場
合には撮像画像を表示するようにしてもよい。
【0092】次のステップS25では、ドライバへの警
告が行なわれる。ドライバへの警告としては、画像表示
部17に表示される撮像画像中の移動物体にマークを付
すことにより行なわれる。また、そのマークを点滅させ
たりしてもよい。これにより、運転者が移動物体が右方
向または左方向にあることを画像表示部17を見てすぐ
に判断することができる。
【0093】また、ここでは、移動物体にマークを付す
ようにしたが、マークを付すことなく、移動物体の輝度
を高めてハイライト表示にしてもよい。
【0094】さらに、画像表示部17に表示される移動
物体にマークを付したり、そのマークを点滅させたり、
または、移動物体自体をハイライト表示にしたりすると
ともに、スピーカ41から警告音を発生させる。また、
警告音の代りに、「移動物体が接近しています。注意し
て下さい」等の音声を出力するしてもよい。
【0095】次のステップS26では、車両が交差点を
通過したか否かが判断される。車両が交差点を通過した
か否かの判断は、ナビゲーションユニット50が出力す
る接近情報に基づき判断される。これについては上述し
たのでここでは説明を繰返さない。ステップS25の処
理は、車両が交差点を通過するまで行なわれることにな
る。
【0096】次のステップS27では、画像表示部17
に表示する画像を、撮像画像を含まない画像に切換え
る。画像の切換は、画像切換部30から撮像画像または
合成画像を画像表示部17に出力するのを中止すること
により行なわれる。車両が交差点に接近する前に画像表
示部17にナビゲーション画像またはTV画像が表示さ
れていた場合には、車両が交差点に接近する前に表示さ
れていた元のナビゲーション画像またはTV画像に切換
える。また、車両が交差点に接近する前に画像表示部に
何も表示されていなかった場合には、撮像画像または合
成画像を画像表示部17で表示するのを中止する。
【0097】次に、画像処理部40で行なわれる移動物
体の検出処理について説明する。図16は、画像処理部
40で行なわれる移動物体の検出処理の流れを示すフロ
ーチャートである。図16を参照して、画像処理部40
では、撮像部15が出力する撮像画像から直近の1フレ
ーム分の画像データ1を取込む(ステップS31)。そ
して、T秒前の1フレーム分の画像データ0を取込み、
画像データ1と画像データ0とを比較する(ステップS
32)。
【0098】ここで、時間Tは、画像データ1と画像デ
ータ0とを比較することにより、移動物体を検出するこ
とができる時間が設定される。たとえば、車と人とでは
移動する速度が異なるので、車を検出する場合と、人を
検出する場合とで時間Tを異ならせるようにしてもよ
い。
【0099】次のステップS33では、車両が移動中か
否かが判断される。車両が移動中であれば、ステップS
34に進み、移動中でなければステップS35に進む。
これは、車両自体が移動している場合の移動物体の検出
と、車両が移動していない場合の移動物体の検出とで、
処理を異ならせることにより、処理速度を速めるためで
ある。すなわち、車両が移動していないときの移動物体
の検出の方が、処理が簡単であるため処理速度が速くな
る。
【0100】ステップS34では、車両が移動中におけ
る移動物体の検出のための前処理が行なわれる。画像デ
ータ1と画像データ0とを比較した結果得られる比較デ
ータから車両の移動に伴う画像データ中の静止物体の移
動が削除される。すなわち、車両のまわりの環境中にお
かれる物体であって、環境に対して静止している物体が
削除される。これは、車両が移動することにより、画像
データ1と画像データ0との間で、静止物体が映る位置
が異なってくる。しかし、静止物体であれば、移動ベク
トルは同じであるため、これをもとに画像データ1と画
像データ0とを比較した比較データから静止物体を削除
することができる。
【0101】次のステップS35では、画像データ1と
画像データ0との比較データから抽出された移動物体の
うち、自車方向へ向かうベクトル成分を持つ移動物体が
あるか否かが判断される。自車方向へ向かうベクトル成
分を持つ移動物体がある場合にはステップS36に進
み、そうでない場合には処理を終了する。
【0102】次のステップS36では、自車方向へ向か
うベクトル成分を持つ移動物体を検出し、移動物体が撮
像画像中に含まれる旨と、その移動物体の座標データと
を含む検出信号を画像切換部30およびスピーカ41に
出力する。
【0103】この移動物体の検出処理は、撮像部15が
出力する撮像画像の右画像と左画像との両画像について
行なわれる。そして、ステップS35で自車方向へ向か
うべく成分については、右画像と左画像とではベクトル
の方向が異なるのみで、他の処理については同様の処理
を行なうことができる。
【0104】なお、本実施の形態においては、撮像画像
中に移動物体が存在するときに、移動物体にマークを付
した撮像画像の表示に切換えるようにした。しかしなが
ら、画像表示部17で撮像画像を表示している場合に、
その撮像画像中に移動物体が現れたときに、その移動物
体にマークを付して表示するようにしてもよい。
【0105】以上説明したとおり第3の実施の形態にお
ける走行支援装置においては、第1の実施の形態におけ
る走行支援装置が有する効果に加えて、撮像部15が出
力する撮像画像に移動物体が含まれるときにのみ画像表
示部17で表示する画像を撮像画像または合成画像に切
換えるようにしたので、より適切なタイミングで画像表
示部17で表示する画像を切換えることができる。
【0106】また、画像表示部17で表示する撮像画像
に移動物体が存在する場合には、移動物体にマーキング
して表示するようにしたので、運転者は、画像表示部1
7を見てすぐに移動物体が近くに存在することを認識す
ることができる。
【0107】また、移動物体の中でも、車両に近付いて
くる移動物体があるときのみ、画像表示部17に表示す
るようにしたので、車両を進行させる危険性がより高い
ときにのみ運転者に必要な画像を提供することができ
る。なお、撮像部15はフロントグリル102またはボ
ンネット上部に取付けてもよい。 <撮像部の説明>次に、撮像部15について詳細に説明
する。図17は、撮像部15が搭載された車両の一部を
示す斜視図である。図17を参照して、車両にはグリル
102と、ナンバープレート104と、バンパー106
とが設けられており、撮像部15はバンパー106に取
付けられている。また、図17において矢印に示される
方向は車両の進行方向である。
【0108】図18は、図17の撮像部15の原理を説
明するための図である。図を参照して、撮像部には2つ
のミラーM1,M2が設けられており、カメラ113の
一部分にはミラーM1,M2の2つの反射面により反射
された、車両の左方向からの光が入射され、カメラ11
3の一部分には反射面により反射させない車両の右方向
からの光が入射される。
【0109】このような構成により、1台のカメラ11
3で車両の右方向からの画像と左方向からの画像とを撮
像することが可能である。
【0110】図19は、撮像部15の構成をその上部か
ら見た平面図である。図を参照して、マウント部材11
5にミラーM1,M2とカメラ113とが取付けられて
いる。また、カメラ113は撮像素子SEと撮像用レン
ズ(結像レンズ)Lとから構成されている。ミラーM1
の端部はレンズLの光軸OP上に位置するように配置さ
れている。これにより、図面の光軸OPを境としてレン
ズLの一部には車両の進行方向に対して右方向からの画
像が入射される。これに対してレンズLの一部にはミラ
ーM1,M2により反射された車両の進行方向に対して
左方向からの画像が入射される。
【0111】図19において、右方向の画像の撮像範囲
をARで示し、左方向の画像の撮像範囲をALで示して
いる。また、図19においては2つのミラーM1,M2
で装置を構成することとしたが、2つのプリズムで2つ
の反射面を構成することとしてもよい。
【0112】以上説明した撮像部15は、図19に示さ
れるように車両の進行方向に対して右側の画像はミラー
により反射させずに直接撮像することができ、左方向の
画像はミラーにより2回反射させることで、ユーザにと
って違和感のない画像として撮像することができる。
【0113】また、車両の運転手にとって右方向からの
画像がよく見えた方が好ましいため、右方向からの画像
に対してはミラーを用いず直接撮影を行ない、左方向か
らの画像に対してのみミラーを用いた撮影を行なうこと
が望ましい。すなわち、右方向からの画像はミラーを用
いず直接撮像することができるため、良好な画質の画像
を得ることができる。
【0114】さらに、反射部材が少なくてすむため、低
コストで装置を構成することができる。また、マウント
部材115にミラーM1,M2やカメラ113を取付け
るだけで装置を構成することができるため、低コストで
あり、また光学系の調整が容易である。 <撮像部の変形例の説明>図20は、撮像部15の変形
例の構成を示す斜視図である。この変形例においては、
車両の進行方向に対して左右の画像を、ミラーM4,M
5でそれぞれ反射させ、さらにミラーM3で反射させた
後カメラ113に入射させることで、ユーザにとって違
和感のない画像を得るものである。
【0115】図21は、撮像部15の変形例の分解斜視
図である。図に示されるように、撮像部はカバー部材2
01と前述のミラーM3,M4,M5と、カメラ113
とベース部材203とから構成される。車両の右方向か
らの光はミラーM4およびミラーM3を介してカメラ1
13に入射する。一方、車両の左方向からの光はミラー
M5およびミラーM3を介してカメラ113に入射す
る。
【0116】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態における走行支援装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】 撮像部15の撮像範囲を説明するための図で
ある。
【図3】 画像切換部10の詳細な構成を示すブロック
図である。
【図4】 撮像部15が出力する撮像画像の一例を示す
第1の図である。
【図5】 撮像部15が出力する撮像画像の一例を示す
第2の図である。
【図6】 撮像部15が出力する撮像画像の一例を示す
第3の図である。
【図7】 合成部13で構成される合成画像の一例を示
す図である。
【図8】 画像切換部10で行なわれる画像切換処理の
流れを示すフローチャートである。
【図9】 第2の実施の形態における走行支援装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図10】 第2の実施の形態における画像切換部20
の詳細な構成を示すブロック図である。
【図11】 第2の実施の形態における画像切換部20
で行なわれる画像切換処理の流れを示すフローチャート
である。
【図12】 第3の実施の形態における走行支援装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図13】 第3の実施の形態における画像切換部30
の詳細な構成を示すブロック図である。
【図14】 マーク付与部33で移動物体にマークが付
された撮像画像を示す図である。
【図15】 第3の実施の形態における画像切換部30
で行なわれる画像切換処理の流れを示すフローチャート
である。
【図16】 第3の実施の形態における画像処理部40
で行なわれる移動体の検出処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図17】 撮像部15が取付けられた車両の斜視図で
ある。
【図18】 撮像部の原理を説明するための図である。
【図19】 撮像部の構成を示す平面図である。
【図20】 撮像部の変形例の構成を示す斜視図であ
る。
【図21】 撮像部の変形例の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 画像切換部、11 制御部、12 切換部、13
合成部、15 撮像部、16 切換スイッチ、17
画像表示部、50 ナビゲーションユニット、20,3
0 画像切換部、33 マーク付与部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に取付けられ、異なる方向を撮像
    して複数の画像を出力する撮像手段と、 前記撮像手段が出力する前記複数の画像を表示するため
    の表示手段とを備え、 前記複数の画像のそれぞれは、高さ方向の長さが移動体
    の進行方向からの角度に応じて異なる部分を少なくとも
    含むことを特徴とする、移動体の走行支援装置。
  2. 【請求項2】 移動体に取付けられ、異なる方向を撮像
    して複数の画像を出力する撮像手段と、 前記移動体の現在位置を道路地図上にマークしたナビゲ
    ーション画像を出力するナビゲーション画像出力手段
    と、 前記ナビゲーション画像出力手段が出力する前記ナビゲ
    ーション画像上に前記撮像手段が出力する前記複数の画
    像を重ねた重畳画像を作成する合成手段と、 前記合成手段が出力する前記重畳画像を表示するための
    表示手段とを備えた、移動体の走行支援装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段と前記表示手段との間に設
    けられ、前記表示手段の表示を前記複数の画像を含む画
    像に切換えるための切換手段をさらに備えた、請求項1
    または2に記載の移動体の走行支援装置。
  4. 【請求項4】 前記移動体の道路地図上の位置に基づき
    前記移動体と交差点との間の距離を算出し、算出した距
    離に基づき前記移動体が前記交差点に接近していること
    を示す接近情報を出力する接近検知手段をさらに備え、 前記切換手段は、前記接近検知手段から出力される前記
    接近情報に基づき、前記表示手段で表示する画像を切換
    えることを特徴とする、請求項3に記載の移動体の走行
    支援装置。
  5. 【請求項5】 前記移動体の移動方向を示す指示信号を
    出力する指示部と、 前記移動体の単位時間当りの移動距離を検出するための
    速度検出部とをさらに含み、 前記切換手段は、前記指示部と前記速度検出部との出力
    に基づき、前記表示手段の表示を切換えることを特徴と
    する、請求項3に記載の移動体の走行支援装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の画像中から移動物体を検出す
    るための移動物体検出手段をさらに含み、 前記切換手段は、前記移動物体検出手段で移動物体が検
    出されたときに前記表示手段の表示を切換えることを特
    徴とする、請求項3に記載の移動体の走行支援装置。
  7. 【請求項7】 前記移動物体検出手段で移動物体が検出
    されたことを報知するための報知手段をさらに備えた、
    請求項6に記載の移動体の走行支援装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の画像中から移動物体を検出す
    るための移動物体検出手段と、 前記移動物体検出手段で移動物体が検出されたことを報
    知するための報知手段とをさらに備えた、請求項1また
    は2に記載の移動体の走行支援装置。
  9. 【請求項9】 前記報知手段は、前記複数の画像中に含
    まれる前記移動物体に所定のマークを付して前記表示手
    段に表示することを特徴とする、請求項7または8に記
    載の移動体の走行支援装置。
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