JP2007292812A - 表示装置 - Google Patents

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Shunsuke Konno
俊介 今野
Takashi Kuwabara
崇 桑原
Hisaya Fukuda
久哉 福田
Toshitomo Umei
俊智 梅井
Noboru Katsuta
昇 勝田
Seiichi Nakagawa
誠一 中川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】横長表示パネルの大画面表示を有効利用することができ、迫力のある画像を表示することができる表示装置を提供すること。
【解決手段】表示装置100の制御部500は、入力検出部530,540からの入力検出情報(入力の有無、画像終了、入力数)及び解像度検出部550,560からのソースの解像度情報を取得するとともに、記憶部510から各種設定情報及び解像度−拡大縮小テーブル510aを参照して、ソースの解像度に応じた拡大縮小率を取得し、さらに記憶部510から表示パネル110の解像度を読み込んで黒画素挿入位置・挿入数を算出して2画面合成部590に指示し、2画面合成部590は、制御部500から1画面表示指示により黒画素挿入位置と挿入数を取得して拡大縮小後の画像に挿入し、画像の解像度の水平垂直の拡大縮小率を取得して拡大縮小を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の画像(映像を含む)を表示可能な表示装置に関し、特に、車両の車室内で画像を表示する表示装置に関する。
近年、デジタル技術、通信技術の進歩に伴い、車載用の電子機器も多種多様なものが開発されている。特に、ナビゲーションシステム、DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤ及びテレビ受信機のように、LCD等の表示器を利用して、CD−ROMやDVD等の記録媒体に記録された画像、テレビジョン放送の画像等を表示できる表示装置が広く普及してきている。
また、最近では車両の高級化や大型化に伴って、2つのディスプレイ装置が接続された車載用装置もある。例えば、一方のディスプレイ装置を運転席と助手席の間に設置し、他方のディスプレイ装置を後部座席の前方に設置することにより、運転者や助手席の搭乗者のみならず、後部座席の搭乗者もディスプレイ装置に表示された各種の情報を見ることができるようになっている。
例えば、特許文献1には、操作機器を認識する機器認識手段と操作機器に対応した画像信号を出力する画像信号出力手段とを備え、任意の操作機器を操作することで、車両の後部座席の搭乗者でも容易に操作することができる車載用の表示装置が記載されている。
また、従来、複数の画像を個別的に画像処理した後、画像処理後の画像を横方向に拡大して表示可能な車載ディスプレイがある。
特開2004−317412号公報
しかしながら、このような従来の車載用の表示装置にあっては、2画面表示していた画像1と画像2のうち一方の画像が終了したときなど、画像入力がない画面には何も表示されず表示画面の有効利用がなされていないという問題点があった。
例えば、車載用の表示装置の大型化と高精細化に伴って、表示装置に2画面以上の表示画面を表示することが可能になっており、一方の表示画面で例えばテレビ画面表示を、他方の表示画面でDVD画像を再生することができる。
図16は、車両の車室内で複数の画像を表示可能な表示装置の表示例を説明する図である。
図16において、10は車両の車室内に設置された後部座席用の表示装置であり、表示装置10は、縦480ドット×横1600(800+800)ドットの横長表示パネル11を備える。
図16(a)では、横長表示パネル11に2つの入力画像(画像1,画像2)が2画面21,22にそれぞれ表示され、左座席の観視者が観視する画面21には画像1が、右座席の観視者が観視する画面22には画像2が表示されている。
いま、画像2が終了したときなど入力画像2の信号入力がなくなると、図16(b)に示すように、画面22は入力信号無しの黒画面となる。同様に、画像1が終了したときなど入力画像1の信号入力がなくなると、図16(c)に示すように、画面21は入力信号無しの黒画面となる。DVD再生の終了、TVのOFFなどで一方の入力画像信号がなくなることは比較的頻繁に発生する。このような場合、画像入力がない画面は、黒画面となるだけで、迫力のない画像が表示されることになり、折角の横長表示パネル11の大画面表示が活用されていなかった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、横長表示パネルの大画面表示を有効利用することができ、迫力のある画像を表示することができる表示装置を提供することを目的とする。
本発明の表示装置は、画像を表示画面に表示する表示手段と、複数の画像入力を検出する画像入力検出手段と、前記画像入力検出手段によりいずれかの画像の入力がなくなったことが検出されたとき、入力がなくなった画像を表示していた前記表示画面の画面上に、入力が継続している画像を伸張して表示する制御手段とを備える構成を採る。
本発明によれば、表示パネルの表示を有効利用することができ、画像入力が継続している画像について迫力のある画像を表示することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る表示装置の外観構成を示す図、図2は、車両の後部に設置された表示装置を上方から見た模式図である。本実施の形態は複数の画像を表示可能な表示装置として車両の後部座席用の表示装置に適用した例である。
図1及び図2において、100は車両の車室内に設置された後部座席用の表示装置、200は表示装置100の表示画面を観視する観視者A,Bが着座する後部座席、301,302は後部座席200内に設置され、観視者A,Bの着座状態を検出する着座センサである。
表示装置100は、大型横長のLCDパネル等から構成され、後方後部座席200に着座した観視者A,Bが目視できる箇所に設置される。後部座席に座った人も画像を楽しめる設置箇所として、例えば車室内の天井部の中央付近に固定して取付けられる。表示装置100は、通常の表示装置では使用例がないような超ワイドLCDディスプレイにより構成される。図1中の数値はその実寸例であり単位はmmである。LCDパネルを大型化すれば、後部座席に座った人にとってはより画像が観視しやすくなることは言うまでもないが、運転者からみて後方視界を遮るようなことがあってはならずその解決策の一つとして車載用の超ワイドLCDディスプレイを今回新たに開発し採用している。また、ワイドLCDディスプレイでは、2画面以上の画面を並べて表示する場合にも特に適している。超ワイドLCDディスプレイの解像度を1600×480画素とすることで、カーナビゲーションで特に用いられる800×480の画像の2画面表示に有効である。表示装置100には、例えばテレビチューナ、VTR再生機,DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤ,カーナビゲーション等の画像再生機器が接続されて、後席の観視者A,Bが各種画像と音声を楽しむことができる。図1中、表示装置100は、画像ソース1(以下、画像1という)を入力する例えばD端子からなる画像入力端子101と、画像ソース2(以下、画像2という)を入力する例えばコンポジット端子からなる画像入力端子102と、画像1の1画面表示ボタン,画像2の1画面表示ボタン,2画面表示ボタン,自動検出ボタンを有する操作部120とを備える。なお、操作部120はボタンに限られず、リモートコントローラ(以下、リモコンという)による信号やナビからの入力を受信する受信部でもよい。
画像入力端子101,102は、表示装置100本体(例えば、筐体下部)に設けられ、画像ソースを入力する画像入力端子である。画像信号が入力可能な画像入力端子であればどのような入力端子でもよく、例えばD端子である。RCAコンポジット端子、HDMI端子、アナログRGB端子、DVI端子、USB端子など画像伝送可能な伝送路で画像信号を入力可能な端子であれば同様に適用可能である。
操作部120は、「画像1の1画面表示」「画像2の1画面表示」「2画面表示」「自動検出」を区別することが可能な4つのボタンのほか、各種操作ボタンやスイッチを備える。例えば、テレビのチャンネル切り替えやDVD再生等の操作、音量調整用操作などは操作部120上の該当ボタンにより行われる。また、図示は省略するが、後席用に設置された表示装置100の表示画像に伴う音声は、車室内のスピーカや後席乗員A,Bが装着するヘッドホンやイヤホン等に出力される。
表示装置100の設置態様としては、車内の天井吊り下げのほか、前部座席のヘッドレストや前部座席背面への埋め込み、コンソールボックスあるいはフロア面に据え置くなど、種々の態様がある。いずれにしても、運転者の後方視界を遮らないことが設置の大前提である。後部座席に座った人が、操作部120の操作ボタン等で再生画像の種類選択、チャンネル切り替え、画面の角度や位置、音量の調整等の操作を行う。
着座センサ301,302は、車の後部座席に設けられた接点スイッチ等からなる着座センサであり、乗員が座席に着座した場合に着座検出信号を発生し、着座状態情報として表示装置100に送信する。着座センサ301,302は、後部座席200長手方向に複数(本実施の形態では、2つ)配置しておくことにより、各乗員の着座位置を検出する。着座センサ301,302は、3以上設けてもよいことは言うまでもない。また、接点スイッチ等からなる着座センサに代えて、圧電素子を用いた圧力センサや、重量センサ、車室内の放射温度検知による人体検知センサや、車室内の状態を画像で監視する監視カメラ等を利用したものであってもよい。さらに、着座センサ301は、シートベルト装着部に設置したスイッチ(例えば接点スイッチ)でもよく、シートベルト装着の有無を検出することにより、座席左側の乗員(観視者)Aの着座の有無を検出する。同様に、着座センサ302は、シートベルト装着部に設置したスイッチでもよく、シートベルト装着の有無を検出することにより、座席右側の乗員(観視者)Bの着座の有無を検出する。
図3は、上記表示装置100の構成を示すブロック図である。
図3において、表示装置100は、マイクロプロセッサからなり装置全体の表示制御を行うとともに、入力検出部530,540からの入力検出情報及び解像度検出部550,560からのソースの解像度情報を取得するとともに、記憶部510から各種設定情報及び解像度−拡大縮小テーブル510aを参照して画像ソースによる画面表示処理を行って2画面合成部590の画像合成を制御する制御部500と、マイクロプロセッサで実行する制御プログラム及び表示制御のための各種設定情報を記憶する半導体メモリからなる記憶部510と、ボタンスイッチの押下等の操作情報を出力する操作部120と、着座センサ301,302からなり検出した観視者位置情報Ipを出力する観視者位置読出部520と、画像1を入力する画像入力端子101と、画像2を入力する画像入力端子102と、画像入力端子101に入力される画像1の入力信号を検出する入力検出部530(入力検出部<1>)と、画像入力端子102に入力される画像2の入力信号を検出する入力検出部540(入力検出部<2>)と、画像入力端子101に入力される画像1の解像度を検出する解像度検出部550(解像度検出部<1>)と、画像入力端子102に入力される画像2の解像度を検出する解像度検出部560(解像度検出部<2>)と、画像入力端子101に入力される画像信号Si1を画像処理パラメータVc1に従って信号処理する画像処理部570(画像処理部<1>)と、画像入力端子102に入力される画像信号Si2を画像処理パラメータVc2に従って信号処理する画像処理部580(画像処理部<2>)と、制御部500の制御信号に基づいて画像処理部570,580の処理後画像信号So1,So2を画面合成し、画面合成した表示用画像信号Sc出力する2画面合成部590と、2画面合成部590から出力される表示用画像信号Scを表示する表示パネル110とを備えて構成される。また、図示は省略するが拡声用スピーカを備える。
表示パネル110は、ドットマトリクス構成の横長LCDディスプレイで構成される。LCDディスプレイに代えて、有機EL(Electro Luminescence)表示装置、PDP(Plasma Display Panel)装置、CRT表示装置、プロジェクタ式表示装置等を使用可能である。表示パネル110には、後部座席の観視者のための各種画面、例えば表示機能の動作状態を示すアイコン等が表示される。また、リモコン機能モード時やビデオ出力機能モード時には、各種操作情報や音量調整GUI(Graphical User Interface)が表示される。
操作部120は、リモコン、エスカッションボタン、車載LAN(Local Area Network)による観視者位置設定、画像ソースによる画面表示処理のON・OFF設定を入力する。
制御部500は、マイクロプロセッサからなり、図9に後述する画像ソースによる画面表示処理を実行して、入力検出部530,540からの入力検出情報(入力の有無、画像終了、入力数)及び解像度検出部550,560からのソースの解像度情報を取得するとともに、記憶部510から各種設定情報及び解像度−拡大縮小テーブル510aを参照して、ソースの解像度に応じた拡大縮小率を取得し、さらに記憶部510から表示パネル110の解像度を読み込んで黒画素挿入位置・挿入数を算出し、2画面合成部590に指示する制御を行う。
記憶部510は、表示パネル110の解像度を記憶するとともに、解像度に対応する拡大縮小率を格納する解像度−拡大縮小テーブル510aを備え、制御部500により参照される。記憶部510は、制御プログラムや固定データ等を記憶するROM,マイクロプロセッサの作業用記憶領域であるRAM等の半導体メモリなどからなる。また外部メモリとしてSDカード、HDDなどの記憶媒体を備える構成であってもよい。ROMは、制御部500が動作する際に必要なプログラム、表示制御データ等の固定データを記憶する読出し専用の半導体メモリである。RAMは、画像ソースによる画面表示処理に関するデータ、及び演算結果等を一時的に記憶するいわゆるワーキングメモリとして使用される。表示装置100で処理されるプログラムは、このRAMに展開されて実行される。また、RAMの一部は、電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM(electrically erasable programmable ROM)からなり、EEPROMに書き込むプログラムを変えることによって、特に表示装置100における各種の仕様を変更することができる。
観視者位置読出部520は、着座センサ301,302により検出した電圧値を観視者位置情報Ipとして読み出す。観視者位置読出部520は、観視者位置を検出できるものであればよく、例えば着座センサ301,302に代えて、あるいは併用して、シートベルトの検知信号の電圧値読出し、CCD(Charge Coupled Device)カメラ及び画像認識エンジンによる画像認識のデジタル情報読出しであってもよい。また、リモコン,エスカッションボタンなどによる手動入力、さらに前席ナビ(運転席ナビゲーション装置)への入力(この入力は車載LANにより接続する)による読出しも含まれる。
入力検出部530(入力検出部<1>)は、画像入力端子101に入力される画像1の入力信号を検出し、入力の有無及び画像の終了を制御部500へ通知する。入力検出部540(入力検出部<2>)は、画像入力端子102に入力される画像2の入力信号を検出し、入力の有無及び画像の終了を制御部500へ通知する。
解像度検出部550(解像度検出部<1>)は、画像入力端子101に入力される画像1の解像度を検出し、検出した解像度情報Ip1を制御部500に送る。解像度検出部560(解像度検出部<2>)は、画像入力端子102に入力される画像2の解像度を検出し、検出した解像度情報Ip2を制御部500に送る。
画像処理部570,580は、例えばDSP(Digital Signal Processor)などからなり制御部500から画像処理パラメータVc1,Vc2を取得し、画像入力端子101,102に入力される画像信号Si1,Si2を取り込み、画像処理パラメータVc1,Vc2に従って1画素ずつ信号処理する。
2画面合成部590は、画像処理部570,580から出力される処理後画像信号を画面合成する。また、2画面合成部590は、制御部500から1画面表示指示により黒画素挿入位置と挿入数を取得して拡大縮小後の画像に挿入し、画像の解像度の水平垂直の拡大縮小率を取得して拡大縮小を行う。この場合、黒画素設定が指示されていると、黒画素を設定位置に設定挿入数挿入した上で、黒画素挿入に合わせて拡大縮小された画像1が1画面フル表示合成する。
図4乃至図8は、記憶部510に記憶されている設定記憶情報の一例を示す図である。設定記憶情報の一部はルックアップテーブルとして記憶される。
図4は、ディスプレイに表示する画像の設定記憶情報を示す図である。選択画像は、選択画像1と選択画像2があり、表示パネル110に2画面表示する画像ソースとして、CD/DVD再生、TV1、TV2、外部信号入力がある。
図5は、ディスプレイに表示するディスプレイ出力設定の設定記憶情報を示す図である。ディスプレイ出力設定は、選択画像1、選択画像2、選択画像1及び選択画像2、選択画像2及び選択画像1のいずれかを選択する。このディスプレイ出力設定により、上記選択画像1と選択画像2の単独、又はその組み合わせが設定される。
図6は、表示方法の設定記憶情報を示す図である。1画面表示設定は、1画面で表示する際の表示方法を設定する。1画面表示には、フル、ノーマル、着座席フル、着座席ノーマルがある。2画面表示設定は、2画面で表示する際の表示方法を設定する。2画面表示には、2画面フル、2画面ノーマル、2画面着座席フルがある。
図7は、1ソース入力時設定記憶情報を示す図であり、1ソースのみが入力された際の表示方法を設定する。1ソース入力時設定では、1画面表示、2画面表示のいずれかを設定する。
図8は、黒画設定記憶情報を示す図であり、黒バーの挿入方法を設定する。画像表示の隙間に挿入される黒バーの縦、横、幅、及び高さを設定する。
以下、上述のように構成された表示装置の動作について説明する。
図9は、画像ソースによる画面表示処理のプログラムを示すフローチャートであり、制御部500を構成するマイクロプロセッサにより実行される。図中、Sはフローの各ステップを示す。
まず、ステップS1で記憶部510に記憶されているディスプレイ出力設定(図5)を参照し、ステップS2で参照したディスプレイ出力設定を判別する。ディスプレイ出力設定は、選択画像1、選択画像2、選択画像1及び選択画像2、選択画像2及び選択画像1がありいずれが設定されているか判別する。選択画像1,2は、例えばCD/DVD再生、TV1、TV2、外部信号入力である。上記ステップS2でディスプレイ出力設定により選択画像1又は選択画像2が設定されている場合には、ステップS3で1画面表示処理を行って本フローを終了する。上記1画面表示処理は、通常時に繰り返し実行されるサブルーチンである。2画面合成部590は、1画面表示処理による制御信号を受けて画像処理部570,580から出力される処理後画像信号を画面合成する。
上記ステップS2で2つの画像ソースの組み合わせ(選択画像1及び選択画像2又は選択画像2及び選択画像1)が設定されている場合には、ステップS4でその選択画像の2画面表示状態を保ち、ステップS5で選択画像1が未入力/終了か、あるいは選択画像2が未入力/終了かを判別する。選択画像1,2が未入力/終了でないときは、ステップS4に戻って2画面表示状態を保つ。
選択画像1が未入力/終了か、あるいは選択画像2が未入力/終了のときは、ステップS6で1ソース入力時設定(図7)を参照し、ステップS7で1ソース入力時設定が2画面表示か1画面表示かを判別する。1ソース入力時設定が2画面表示のときは、画像ソースによる画面表示は設定されていないと判断してそのまま本フローを終了する。
1ソース入力時設定が1画面表示のときは、ステップS8で表示設定(図6)の1画面表示設定を参照し、ステップS9で1画面表示設定がフル、ノーマル、着座席フル、着座席ノーマルのいずれかであるかを判別する。1画面表示設定が着座席ノーマル又は着座席フルのときは、ステップS10で着座席表示処理を行って本フローを終了する。着座席表示処理は、観視者位置読出部520からの観視者位置を基に、観視者の着座席に合わせた表示制御などを行うサブルーチンである。
1画面表示設定がノーマル表示又はフル表示のときは、ステップS11で拡大率を算出するとともに、黒画設定(図8)を参照して前記拡大率に合わせて黒画挿入数を算出して本フローを終了する。
図10は、上記表示装置100の表示例を説明する図である。図10において、表示装置100は、縦480ドット×横1600(800+800)ドットの横長表示パネル110を備え、表示パネル110に2つの入力画像(画像1,画像2)が2画面111,112にそれぞれ表示され、左座席の観視者が観視する画面111には画像1が、右座席の観視者が観視する画面112には画像2が表示されている。
図10(a)では、表示パネル110に2つの入力画像(画像1,画像2)が2画面111,112にそれぞれ表示され、左座席の観視者が観視する画面111には画像1が、右座席の観視者が観視する画面112には画像2が表示されている。
いま、画像2が終了したときなど入力画像2の信号入力がなくなると、図10(b)に示すように、いままで画像2が表示されていた画面112を含む1画面全体に、画像1の画像が、表示パネル110の解像度に合わせて拡大縮小され、拡大縮小された画像1が1画面フル表示される。この場合、黒画素設定が指示されていると、黒画素を設定位置に設定挿入数挿入した上で、黒画素挿入に合わせて拡大縮小された画像1が1画面フル表示される。これにより、例えば、DVD再生の終了などで画像2の入力がなくなると、DVD再生が終了後の画面112がそのまま黒画面として残るのではなく、画像1の画像(TV)が表示パネル110全体に1画面フル表示される。
以上のように、本実施の形態によれば、表示装置100の制御部500は、入力検出部530,540からの入力検出情報(入力の有無、画像終了、入力数)及び解像度検出部550,560からのソースの解像度情報を取得するとともに、記憶部510から各種設定情報及び解像度−拡大縮小テーブル510aを参照して、ソースの解像度に応じた拡大縮小率を取得し、さらに記憶部510から表示パネル110の解像度を読み込んで黒画素挿入位置・挿入数を算出して2画面合成部590に指示し、2画面合成部590は、制御部500から1画面表示指示により黒画素挿入位置と挿入数を取得して拡大縮小後の画像に挿入し、画像の解像度の水平垂直の拡大縮小率を取得して拡大縮小を行うので、信号入力がされていないことを受けて信号が入力されている画像を伸張して表示パネル110の全体に表示されることになり、DVD再生の終了、TVのOFFなどで一方の入力画像信号がなくなる場合であっても、信号が入力されている画像は、自動的に1画面フル表示され、表示パネル110の大画面表示を有効利用することで、画像入力が継続している画像についてパノラミック画像による迫力のある画像を表示することができる。
また、本実施の形態では、操作部120により観視者が表示設定や1ソース入力時設定、黒画設定などを設定可能に構成しているので、観視者の要望に合わせて最適な画像を表示することができる。
(実施の形態2)
図11は、本発明の実施の形態2に係る表示装置の構成を示すブロック図である。図3と同一構成部分には同一符号を付して重複箇所の説明を省略する。
図11において、表示装置600は、入力検出部530,540からの入力検出情報及び解像度検出部550,560からのソースの解像度情報を取得するとともに、記憶部510から各種設定情報及び解像度−拡大縮小テーブル510aを参照して画像ソースによる画面表示処理を行って2画面合成部590の画像合成を制御する制御部610と、左座席側に設置され、主に左観視者によるボタンスイッチの押下等の操作情報を出力する操作部620(操作部<1>)と、右座席側に設置され、主に右観視者によるボタンスイッチの押下等の操作情報を出力する操作部630(操作部<2>)と、入力音声信号をデジタル信号処理する音声合成LSIからなる音声合成部640とをさらに備えて構成される。音声合成部640は、2つの音声からの選択と、音声の合成、出力デバイス(スピーカ、ヘッドホン)の設定により音声合成を行う。また、記憶部510は、以下の音声設定情報及び操作権設定情報を記憶する。
図12乃至図14は、記憶部510に記憶されている設定記憶情報の一例を示す図である。設定記憶情報の一部はルックアップテーブルとして記憶される。
図12は、再生する音声の設定記憶情報を示す図である。選択音声は、選択音声1と選択音声2があり、CD/DVD、TV1、TV2、外部信号入力を設定する。
図13は、スピーカ又はヘッドホンに出力する音声出力設定の設定記憶情報を示す図である。音声出力設定は、スピーカ出力設定、ヘッドホン1出力設定、ヘッドホン2出力設定、及び音声合成割合設定である。音声合成割合設定は、音声ミックスの合成割合を設定し、それ以外の出力設定は、選択音声1、選択音声2、ミックスを設定する。
図14は、操作権の設定記憶情報を示す図である。操作件設定には、1画面表示時操作権設定、2画面表示時操作権設定(画面1)、2画面表示時操作権設定(画面2)、及び操作優先度設定があり、それぞれ、操作人1、操作人2、前席(運転席ナビ)のいずれかを設定する。
以下、上述のように構成された表示装置の動作について説明する。
図15は、画像ソースによる画面表示処理のプログラムを示すフローチャートであり、制御部610を構成するマイクロプロセッサにより実行される。図中、Sはフローの各ステップを示す。図9に示すフローと同一処理を行うステップには同一ステップ番号を付して説明を省略する。
ステップS3、ステップS10、あるいはステップS11を処理すると、ステップS21で操作優先権(図14)を参照し、操作優先権設定がなければ、ステップS22で全操作有効設定し、操作優先権設定があればそのままステップS23に進む。
ステップS23では、1ソース入力字音声設定を判別し、スピーカ出力する場合はステップS24で音声スピーカ出力を設定して本フローを終了し、スピーカ出力しない場合はそのまま本フローを終了する。音声合成部640は、2つの音声からの選択と、音声の合成、出力デバイス(スピーカ、ヘッドホン)の設定により音声合成を行う。
したがって、本実施の形態にあっても、信号入力がされていないことを受けて信号が入力されている画像を伸張して表示パネル110の全体に表示されることになり、実施の形態2と同様の効果、すなわち、一方の入力画像信号がなくなった場合に、信号が入力されている画像を自動的に1画面フル表示することができ、パノラミック画像による迫力のある画像を表示することができる。
また、観視者の設定に合わせて、2つの音声からの選択、音声の合成、出力デバイス(スピーカ、ヘッドホン)の音声合成が可能になる。
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。例えば、車両の後部座席から観視する表示装置に適用した例について説明しているが、同様の他の車両に搭載するものでもよい。
また、本実施の形態では表示装置という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、車載用表示装置、車載用電子機器等であってもよいことは勿論である。
さらに、上記表示装置を構成する各回路部、例えば入力検出部、解像度検出部等の種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限られない。
また、以上説明した表示装置は、この表示装置を機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。
本発明に係る表示装置は、車両の車室内に設置される車載用表示装置として有用である。また、1画面及び2画面表示時観視者位置による設定、操作権設定操作を行うことができるため、利便上有用である。また、表示部と操作部を含む表示装置を複数持つ製品等の用途にも応用できる。また、車室以外にも、横長表示パネルを有する表示装置に好適である。
本発明の実施の形態1に係る表示装置の外観構成を示す正面図 上記実施の形態1に係る表示装置を上方から見た模式図 上記実施の形態1に係る表示装置の構成を示すブロック図 上記実施の形態1に係る表示装置のディスプレイに表示する画像の設定記憶情報を示す図 上記実施の形態1に係る表示装置のディスプレイに表示するディスプレイ出力設定の設定記憶情報を示す図 上記実施の形態1に係る表示装置の表示方法の設定記憶情報を示す図 上記実施の形態1に係る表示装置の1ソース入力時設定記憶情報を示す図 上記実施の形態1に係る表示装置の黒画設定記憶情報を示す図 上記実施の形態1に係る表示装置の画像ソースによる画面表示処理のプログラムを示すフロー図 上記実施の形態1に係る表示装置の表示例を説明する図 本発明の実施の形態2に係る表示装置の構成を示すブロック図 上記実施の形態2に係る表示装置の再生する音声の設定記憶情報を示す図 上記実施の形態2に係る表示装置のスピーカ又はヘッドホンに出力する音声出力設定の設定記憶情報を示す図 上記実施の形態2に係る表示装置の操作権の設定記憶情報を示す図 上記実施の形態2に係る表示装置の画像ソースによる画面表示処理のプログラムを示すフロー図 従来の車両の車室内で複数の画像を表示可能な表示装置の表示例を説明する図
符号の説明
100,600 表示装置
101 画像入力端子
102 画像入力端子
110 表示パネル
120 操作部
200 後部座席
301,302 着座センサ
500 制御部
510,610 記憶部
510a 解像度−拡大縮小テーブル
520 観視者位置読出部
530 入力検出部(入力検出部<1>)
540 入力検出部(入力検出部<2>)
550 解像度検出部(解像度検出部<1>)
560 解像度検出部(解像度検出部<2>)
570 画像処理部(画像処理部<1>)
580 画像処理部(画像処理部<2>)
590 2画面合成部
620 操作部(操作部<1>)
630 操作部(操作部<2>)
640 音声合成部

Claims (3)

  1. 画像を表示画面に表示する表示手段と、
    複数の画像入力を検出する画像入力検出手段と、
    前記画像入力検出手段によりいずれかの画像の入力がなくなったことが検出されたとき、入力がなくなった画像を表示していた前記表示画面の画面上に、入力が継続している画像を伸張して表示する制御手段と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 画像の解像度を検出する解像度検出手段と、
    画像の解像度と拡大縮小率とを対応付けるテーブルとを備え、
    前記制御手段は、前記入力が継続している画像の解像度を基に、前記テーブルを参照して拡大又は縮小率を算出し、算出された拡大縮小率により画像を表示することを検出することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 黒画素挿入位置及び挿入数を設定する黒画素設定手段を備え、
    前記制御手段は、前記黒画素設定により設定された黒画素を表示することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP4174830A1 (en) 2021-11-01 2023-05-03 Alps Alpine Co., Ltd. Display system

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