JP2003219294A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

Info

Publication number
JP2003219294A
JP2003219294A JP2002012782A JP2002012782A JP2003219294A JP 2003219294 A JP2003219294 A JP 2003219294A JP 2002012782 A JP2002012782 A JP 2002012782A JP 2002012782 A JP2002012782 A JP 2002012782A JP 2003219294 A JP2003219294 A JP 2003219294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
display area
display device
displayed
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002012782A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4043241B2 (ja
Inventor
Mitsuru Sasaki
満 佐々木
Yasuo Nakajima
靖夫 中嶋
Shuji Nishizawa
秀志 西澤
Masahiro Kamiya
昌宏 神谷
Hideki Nakamura
英樹 中村
Masahiko Kitagawa
昌彦 北川
Minoru Maehata
実 前畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP2002012782A priority Critical patent/JP4043241B2/ja
Publication of JP2003219294A publication Critical patent/JP2003219294A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4043241B2 publication Critical patent/JP4043241B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル放送の放送受信デ−タを見やすい
ように表示することのできる表示装置を提供すること。 【解決手段】 ディジタル放送の放送受信デ−タを画面
に表示させる制御手段18を備えた表示装置であって、
放送受信デ−タの表示領域を自動的に設定する表示領域
自動設定手段13を備え、制御手段18が、表示領域自
動設定手段13により自動的に設定された表示領域の放
送受信デ−タを画面16に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置に関し、よ
り詳細にはディジタル放送の放送受信デ−タを画面に表
示させることのできる表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2000年12月からBSディジタル放
送が開始され、ディジタル放送の時代に本格的に突入
し、また、地上波のディジタル放送も数年後の開始を目
標に準備が進められている。
【0003】BSディジタル放送では、高画質でワイド
なテレビ番組(ディジタルハイビジョン放送)主体で放
送されるようになっている。ディジタルハイビジョン放
送は、有効走査線数1080、有効水平画素数192
0、アスペクト比16:9の映像フォ−マット等で構成
されており、また、文字や図形や映像等のマルチメディ
アコンテンツを含むデ−タ放送も同様の映像フォ−マッ
トで構成されるようになっている。
【0004】しかしながら、このような映像フォ−マッ
トで構成されたディジタルハイビジョン放送を高画質の
映像で忠実に再現させるためには、ディジタルハイビジ
ョンに対応した高精細な表示ディスプレイを備えた表示
装置が必要であり、このようなディジタルハイビジョン
対応の表示装置でないと、高画質の映像を堪能すること
ができない。
【0005】ディジタルハイビジョン対応の表示装置
は、現行のアスペクト比4:3のアナログの表示装置
(有効走査線数480、有効水平画素数720)と比べ
て、解像度は水平垂直ともに2倍以上の表現能力が要求
され、また、ディジタルハイビジョン放送を見るには、
画面が大きいほど、その良さが発揮されることから、家
庭用の表示装置では、画面の大型化及び高精細化のため
の開発が進められている。
【0006】一方、車載用や携帯用等の小型の表示装置
においても、画面の高精細化が進んでいるが、車載用の
表示装置の場合、画面サイズは通常5インチから7イン
チ程度で大きくても8インチ程度であり、家庭用の表示
装置と比較して、圧倒的に画面サイズが小さく、また、
画面サイズが小さいために解像度も低いものとなってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように車載用や携
帯用の小型の表示装置では、今後、画面の高精細化のた
めの開発は進んでいくとしても、車内での取り付けスペ
−スの制約や携帯性の点から、画面サイズが現行サイズ
から極端に大きくなることは期待できない。
【0008】したがって、画面サイズが小さいために、
ディジタル放送などの情報量の多い放送受信デ−タを、
家庭用の大画面の表示装置に表示するのと同様に表示さ
せても、文字や映像等が小さく表示されるだけで見えに
くく、使用者に内容を十分に把握させることができない
という課題があった。
【0009】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、ディジタル放送の放送受信デ−タを見やすいよう
に表示することのできる表示装置を提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る表示装置(1)は、ディジ
タル放送の放送受信デ−タを画面に表示させる制御手段
を備えた表示装置であって、前記放送受信デ−タの表示
領域を自動的に設定する表示領域自動設定手段を備え、
前記制御手段が、前記表示領域自動設定手段により自動
的に設定された前記表示領域の放送受信デ−タを前記画
面に表示させるものであることを特徴としている。
【0011】上記表示装置(1)によれば、前記表示領
域自動設定手段において、前記放送受信デ−タの表示領
域が自動的に設定されるので、例えば、表示される番組
内容に応じて前記表示領域が見やすい大きさに設定され
るようになり、前記画面が小さくても、映像等の表示画
像が見やすく、また文字等の内容も把握しやすくなる。
しかも、前記放送受信デ−タの情報量が多いので、拡大
して表示させても画質が劣下することなく、小さな文字
等でも、拡大してはっきりと映し出すことができる。
【0012】また、本発明に係る表示装置(2)は、上
記表示装置(1)において、前記放送受信デ−タの表示
領域に関する情報が予め記憶された表示領域情報記憶手
段と、該表示領域情報記憶手段に記憶された前記表示領
域に関する情報の中から使用者が所定の表示領域を設定
するための表示領域設定可能手段とを備え、前記制御手
段が、前記表示領域設定可能手段により設定された前記
表示領域の放送受信デ−タを前記画面に表示させるもの
であることを特徴としている。
【0013】上記表示装置(2)によれば、使用者は、
前記表示領域情報記憶手段に記憶された前記表示領域に
関する情報の中から、前記表示領域設定可能手段により
所望の表示領域を自由に設定して、該表示領域における
放送受信デ−タを前記画面に表示させることができる。
したがって、簡単な操作により自分が見たい表示領域を
設定して、表示画像を拡縮表示させることができ、見た
い内容を見易く表示させることができる。
【0014】また、本発明に係る表示装置(3)は、上
記表示装置(2)において、前記放送受信デ−タの表示
領域に関する情報を使用者が登録するための表示領域情
報登録手段を備えていることを特徴としている。
【0015】上記表示装置(3)によれば、前記表示領
域登録手段により、前記使用者が、自分の好みに応じた
前記表示領域に関する情報を登録することができ、前記
使用者の好みに応じて、表示内容がより見やすくなるよ
うに前記表示領域を設定することができる。
【0016】また、本発明に係る表示装置(4)は、上
記表示装置(1)において、前記画面に表示された前記
放送受信デ−タの表示範囲を使用者が設定するための表
示範囲設定手段を備え、前記制御手段が、前記表示範囲
設定手段により設定された前記表示範囲の放送受信デ−
タを前記画面に表示させるものであることを特徴として
いる。
【0017】上記表示装置(4)によれば、前記表示範
囲設定手段により見たい表示範囲を簡単に設定すること
ができ、設定された前記表示範囲の放送受信デ−タを前
記画面に表示させることができ、見たい部分を見やす
く、必要な情報を把握しやすいものとすることができ
る。
【0018】また、本発明に係る表示装置(5)は、上
記表示装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、画面上
の位置を指定することのできる位置指定手段を備え、前
記制御手段が、前記位置指定手段により指定された位置
の表示画像を前記画面の中心部に位置させて表示させる
ものであることを特徴としている。
【0019】上記表示装置(5)によれば、使用者が見
たい部分を前記位置指定手段により指定するだけで簡単
に前記画面の中心部に前記表示画像を表示させることが
でき、詳しく見たい部分を見やすく、必要な情報を把握
しやすいものとすることができる。
【0020】また、本発明に係る表示装置(6)は、上
記表示装置(5)において、前記制御手段が、前記位置
指定手段により指定された位置の表示画像を前記画面の
中心部に位置させて表示させる場合、予め設定された表
示領域を表示させるものであることを特徴としている。
【0021】上記表示装置(6)によれば、前記位置指
定手段により指定された位置の表示画像が前記画面の中
心部に表示される場合、予め設定された表示領域で表示
されるので、例えば、指定された位置に応じて前記表示
領域を設定しておくことで、指定された位置に対応した
適切な表示領域で表示させることができ、見たい内容を
より見やすいものとすることができる。
【0022】また、本発明に係る表示装置(7)は、上
記表示装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、前記表
示領域自動設定手段により設定された表示領域において
前記画面に表示する情報量が多いか否かを判断する情報
量判断手段を備え、前記制御手段が、前記情報量判断手
段により表示する情報量が多いと判断された場合、前記
情報量を減らして表示させるものであることを特徴とし
ている。
【0023】上記表示装置(7)によれば、前記情報量
判断手段により表示する情報量が多いと判断された場
合、前記情報量が減らされて表示されるので、前記情報
量が多いときには、表示内容を少なくして、視認性を高
めることができ、表示内容の概略を把握しやすいように
表示させることができる。
【0024】また、本発明に係る表示装置(8)は、上
記表示装置(7)において、前記情報量判断手段が、表
示される文字サイズ及び/又は文字数により表示する情
報量が多いか否かを判断するものであることを特徴とし
ている。
【0025】上記表示装置(8)によれば、表示される
文字サイズ及び/又は文字数により表示する情報量が多
いか否かが判断されるので、例えば、デ−タ放送等で表
示される文字が、基準となる文字サイズ以下の場合、及
び/又は文書表示領域における文字数が所定字数以上の
場合は文字情報を表示させないようにして、小さな文字
や長い文章等は表示させないようにすることで、車両等
に搭載された場合等に運転者の注視を防ぐことができ、
タイトル等の大きな文字を表示することで、表示内容の
概略のみ適切に把握させることができる。
【0026】また、本発明に係る表示装置(9)は、上
記表示装置(7)又は(8)において、前記制御手段
が、前記情報量を減らして表示する部分には、該情報量
が減らされていることを表示させるものであることを特
徴としている。
【0027】上記表示装置(9)によれば、前記情報量
を減らして表示する部分には、該情報量が減らされてい
ることが表示されるので、前記情報量が減らされている
部分を容易に把握することができる。
【0028】また、本発明に係る表示装置(10)は、
上記表示装置(9)において、前記制御手段が、使用者
による指示があると、減らされた情報の内容を表示させ
るものであることを特徴としている。
【0029】上記表示装置(10)によれば、使用者に
よる指示があると、減らされた情報の内容が表示される
ので、前記情報量が減らされている部分の内容を、簡単
に表示させることができ、その内容を使用者に把握させ
ることができる。
【0030】また、本発明に係る表示装置(11)は、
上記表示装置(1)〜(6)のいずれかにおいて、全画
面表示に切り換えるか否かを判断する全画面表示切換判
断手段を備え、前記制御手段が、前記全画面表示切換判
断手段により全画面表示に切り換えると判断された場
合、前記全画面表示に切り換えて前記放送受信デ−タを
表示させるものであることを特徴としている。
【0031】上記表示装置(11)によれば、前記全画
面表示切換判断手段により前記全画面表示に切り換える
と判断された場合、前記全画面表示に切り換えて前記放
送受信デ−タが表示されるので、表示された番組内容の
全体像を使用者に適切に把握させることができる。
【0032】また、本発明に係る表示装置(12)は、
上記表示装置(11)において、前記全画面表示切換判
断手段が、表示チャンネルの変更があった場合に前記全
画面表示に切り換えると判断するものであることを特徴
としている。
【0033】上記表示装置(12)によれば、前記表示
チャンネルの変更があった場合に前記全画面表示に切り
換えると判断して、全画面表示されるので、変更した表
示チャンネルの番組内容の全体像を使用者に速やかに把
握させることができ、見たいチャンネルの選択をスム−
ズに行うことができる。
【0034】また、本発明に係る表示装置(13)は、
上記表示装置(11)において、前記全画面表示切換判
断手段が、表示番組が変わった場合に前記全画面表示に
切り換えると判断するものであることを特徴としてい
る。
【0035】上記表示装置(13)によれば、前記表示
番組が変わった場合に前記全画面表示に切り換えると判
断して、全画面表示されるので、いち早く変わった番組
の内容を使用者に把握させることができ、見たい番組の
選択をスム−ズに行うことができる。
【0036】また、本発明に係る表示装置(14)は、
上記表示装置(1)〜(6)のいずれかにおいて、前記
表示領域設定可能手段により設定された表示領域の設定
を所定時間経過後に解除する表示領域設定解除手段を備
え、前記制御手段が、前記表示領域設定解除手段により
前記所定時間経過後に前記表示領域の設定が解除された
場合、前記放送受信デ−タを予め設定されていた表示領
域に戻して表示させるものであることを特徴としてい
る。
【0037】上記表示装置(14)によれば、前記表示
領域設定可能手段により設定された表示領域の設定が所
定時間後に解除され、前記予め設定されていた表示領域
に戻して表示されるので、例えば、通常時には前記表示
領域を全画面表示させるように設定しておき、前記表示
領域設定可能手段により前記表示領域の設定変更を行っ
た場合には、所定時間後に前記表示領域の設定変更が解
除され、元の全画面表示に戻して表示させることができ
るようになり、番組経過に合わせて、見たい内容部分を
拡大表示させたりすることができ、表示内容を把握しや
すいものとすることができる。
【0038】また、本発明に係る表示装置(15)は、
上記表示装置(1)〜(14)のいずれかにおいて、車
両の走行状態を検出する走行状態検出手段から取り込ん
だ走行状態検出信号に基づいて、前記車両が走行中であ
るか否かを判断する車両走行判断手段と、該車両走行判
断手段により車両が走行中であると判断された場合、使
用者による操作を禁止する設定を行う操作禁止設定手段
とを備えていることを特徴としている。
【0039】上記表示装置(15)によれば、前記車両
が走行中である場合、前記使用者による操作が禁止され
るので、走行中に運転者が操作に気を取られることがな
くなり、車両走行時の安全性を高めることができる。
【0040】また、本発明に係る表示装置(16)は、
上記表示装置(15)において、前記制御手段が、前記
車両走行判断手段により車両が走行中であると判断され
た場合、前記放送受信デ−タの表示を中断させるもので
あることを特徴としている。
【0041】上記表示装置(16)によれば、前記車両
が走行中である場合、前記放送受信デ−タの表示が中断
されるので、走行中に運転者が画面に気を取られること
がなくなり、車両走行時の安全性を高めることができ
る。
【0042】また、本発明に係る表示装置(17)は、
上記表示装置(15)において、前記制御手段が、前記
車両走行判断手段により車両が走行中であると判断され
た場合、前記放送受信デ−タをコマ送りにして表示させ
るものであることを特徴としている。
【0043】上記表示装置(17)によれば、前記車両
が走行中である場合、前記放送受信デ−タをコマ送りに
して表示させ、表示内容の変更を緩やかに行うことによ
り、運転者の画面への注視を防止することができ、車両
走行時の安全性を高めることができる。
【0044】また、本発明に係る表示装置(18)は、
上記表示装置(15)において、運転手による操作か否
かを検出する運転手操作検出手段からの運転手操作検出
信号に基づいて、前記運転手による操作か否かを判断す
る運転手操作判断手段と、該運転手操作判断手段により
前記運転手による操作ではないと判断された場合、前記
車両が走行中であっても、前記運転手以外の使用者によ
る操作を許可する設定を行う操作許可設定手段とを備え
ていることを特徴としている。
【0045】上記表示装置(18)によれば、前記車両
が走行中であっても、前記運転手以外の使用者による操
作であれば、操作を許可する設定が行われるので、例え
ば、助手席の人が操作した場合や後部座席で使用してい
る場合などであれば、前記運転手以外の使用者は、前記
車両が走行中であっても通常通りに操作を行うことがで
き、しかも表示映像も楽しむことができ、同乗者にとっ
て快適なものとすることができる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る表示装置の実
施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形
態(1)に係る車載用表示装置の要部を概略的に示した
ブロック図を示している。
【0047】車載用表示装置10は、ディジタル放送の
受信機能を有する受信部11と、受信部11で受信した
放送受信デ−タを記憶する受信デ−タメモリ12と、表
示領域を自動的に設定する処理を行う表示領域設定処理
部13と、設定された表示領域の描画処理を行う描画処
理部14と、描画処理部14において描画された画像デ
−タを一時的に記憶するVRAM(Video Random Acces
s Memory) 15と、VRAM15から読み出された前記
画像デ−タが表示される表示ディスプレイ16と、これ
ら各部を制御するとともに、リモコン等の操作部17か
らの出力信号の制御など、ユ−ザインタ−フェ−スのた
めの処理等も行う制御部18とを含んで構成されてい
る。
【0048】受信部11は、アンテナ11aを介してデ
ィジタル放送の電波を受信し、ディジタル信号に復調
し、誤り訂正後、操作部17を介して選択されたチャン
ネルの映像や音声等のデコ−ドに必要な信号を抜き出
し、MPEG(Moving Picture Coding Expert Group)
2方式でディジタル化された画像や音声等の信号のデコ
−ドを行うディジタルチュ−ナとしての機能を備えてお
り、車載用表示装置10に内蔵、もしくは外付けで接続
されるようになっている。
【0049】表示領域設定処理部13は、受信デ−タメ
モリ12から読み出された放送受信デ−タの表示領域を
該放送受信デ−タのコンテンツ内容やジャンルに応じて
自動的に設定するようになっており、情報量の多いディ
ジタルハイビジョン放送のオリジナルの放送受信デ−タ
を利用して、オリジナルの表示内容に合わせて表示領域
を自動的に設定して、画質を劣化させることなく拡大表
示させたり、デ−タ放送の細かな文字などを大きくしか
もハッキリと映し出すための表示領域の設定処理が行わ
れるようになっている。
【0050】また、描画処理部14は、表示領域設定処
理部13で設定された表示領域の放送受信デ−タの描画
処理を行い、描画した画像デ−タをVRAM15に記憶
するようになっている。
【0051】また、表示ディスプレイ16は、6〜8イ
ンチ程度の液晶パネルで構成されるものであり、そのピ
クセル数は11万から39万ピクセル程度の解像度を有
するものを採用することができ、VRAM15から読み
出された画像デ−タが表示されるようになっている。
【0052】また、操作部17は、表示ディスプレイ1
6の周辺部に設けられた操作スイッチやリモコン等によ
り構成されており、前記操作スイッチや前記リモコン等
を介して入力された操作信号が制御部18に入力され、
前記操作信号に応じた処理が制御部18で行われるよう
になっている。
【0053】図2は、表示領域設定処理部13で行われ
る表示領域の設定処理を説明するための図である。ま
た、図3は、表示領域が設定処理された放送番組の表示
ディスプレイ16への表示形態を説明するための図であ
り、(a)は、オリジナルの放送受信デ−タの番組内容
を示しており、(b)及び(c)は、オリジナルの放送
受信デ−タに対して設定された表示領域での表示形態を
示している。
【0054】図3(a)に示したディジタルハイビジョ
ン放送のオリジナルの放送受信デ−タは、有効走査線数
1080、有効水平画素数1920、アスペクト比1
6:9の映像フォ−マット等で構成されており、標準テ
レビ放送(NTSC)のデ−タと比べ約5倍の情報量が
含まれており、表示ディスプレイ16への表示に利用さ
れる情報量に対して受信する情報量の方が圧倒的に多い
状態となっている。
【0055】したがって、解像度が十分なレベルにない
表示ディスプレイ16では、高画質の映像を忠実に再現
することが困難であり、オリジナルの放送受信デ−タの
情報量から、かなりの情報量を間引くことにより、オリ
ジナルの放送受信デ−タの表示領域全体を表示させるよ
うになっている。
【0056】図2に示した表示領域(%)とは、オリジ
ナルの放送受信デ−タで表示することのできる表示領域
に対する実際に表示ディスプレイ16に表示される表示
領域の割合を示しており、例えば、100%に設定され
た場合には、図3(b)に示すように表示ディスプレイ
16にオリジナルの放送受信デ−タで表示することので
きる表示領域全体が表示され、また、20%に設定され
た場合には、図3(c)に示すように表示ディスプレイ
16にオリジナルの放送受信デ−タで表示することので
きる表示領域の20%が表示されるようになっている。
なお、本実施の形態では、表示領域(%)が100%の
状態を基準として、表示領域の設定が行われるようにな
っている。
【0057】また、本実施の形態では設定される表示領
域を(%)で示したが、整数比等で示してもよく、要
は、画像ボケを生じさせない任意の値に設定されるよう
になっていればよい。
【0058】また、間引き情報量とは、表示領域(%)
が決定された場合に、表示ディスプレイ16の解像度に
基づいて、設定された表示領域(%)で放送受信デ−タ
を表示ディスプレイ16に表示させるために間引かれる
情報量のことである。
【0059】図2に示すように、表示領域(%)が高い
ほど、表示ディスプレイ16にオリジナルの放送受信デ
−タの広範囲の領域の内容を表示させないといけないた
め(図3(b)参照)、間引き情報量は大となり、人物
や文字等の表示物は小さく、オリジナルの内容全体が表
示されるようになっている。
【0060】一方、表示領域(%)が低いほど、オリジ
ナルの放送受信デ−タに対する表示領域が小さくなるた
め(図3(c)参照)、表示される領域における間引き
情報量が小となり、人物や文字等の表示物の大きさは、
表示領域(%)が高い場合と比べて相対的に大きく、拡
大された状態で表示されるようになっている。このと
き、拡大表示されても、間引き情報量が少なくなるだけ
なので、画質が低下して、画像がボケたりすることもな
く、人物等の映像や文字や図形等をハッキリと表示させ
ることができるようになっている。
【0061】次に実施の形態(1)に係る車載用表示装
置の制御部18の行う処理動作を図4に示したフロ−チ
ャ−トに基づいて説明する。なお、本処理動作は、チャ
ンネル選択時や番組内容の変更時に実行される。
【0062】まず、ステップS1では、チャンネル変更
又は番組の変更があったか否かを判断し、チャンネル変
更又は番組の変更があったと判断すれば、ステップS2
に進み、ステップS2では、表示領域設定処理部13
に、放送受信デ−タに対する表示領域(%)を設定させ
る処理を行い、ステップS3に進む。
【0063】ステップS3では、描画処理部14に、設
定された表示領域(%)の前記放送受信デ−タを描画さ
せる処理を行い、描画された画像デ−タをVRAM15
に記憶して、ステップS4に進む。
【0064】ステップS4では、表示する画像デ−タを
VRAM15から読み出し、表示ディスプレイ16に出
力し、任意に設定された表示領域(%)の画像を表示さ
せる処理を行い、処理を終了する。
【0065】上記実施の形態(1)に係る車載用表示装
置によれば、表示領域設定部13において、放送受信デ
−タの表示領域が自動的に設定されるので、例えば、表
示される番組内容に応じて前記表示領域が見やすい大き
さに設定されるようになり、表示ディスプレイ16の画
面サイズが小さくても、映像等の表示画像が見やすく、
また文字等の内容も把握しやすくなる。しかも、前記放
送受信デ−タの情報量が多いので、そのデ−タを利用し
て、拡大して表示させても画質を劣下させることなく、
小さな文字等でも、拡大してハッキリと映し出すことが
できる。
【0066】なお、上記実施の形態(1)では、ステッ
プS1において、チャンネル変更又は番組の変更があっ
たか否かを判断し、チャンネル変更又は番組の変更があ
ったと判断した場合に、表示領域(%)を任意に設定す
るようになっているが、別の実施の形態では、チャンネ
ル変更又は表示番組の変更があった場合には、まず、表
示領域(%)を100%に設定し、オリジナルの放送受
信デ−タの全体像を表示させる全画面表示を行う設定と
しておき、その後、前記放送受信デ−タに含まれる識別
信号のようなものに基づいて、番組内容に応じて表示領
域(%)を自動的に設定し、表示領域の変更が行われる
ようになっていてもよい。
【0067】なお、上記実施の形態(1)では、解像度
が十分なレベルにない表示ディスプレイ16を使用した
場合について説明したが、表示ディスプレイ16の解像
度が高くなり、6〜8インチ程度の表示ディスプレイに
おいてもディジタル放送の放送受信デ−タの情報を間引
くことなく全体を表示させることができるようになった
場合には、例えば、画質が劣下しない範囲で、情報量を
間引くことなく拡大表示させるようにすることができ、
上記と同様の効果を得ることができる。
【0068】次に実施の形態(2)に係る車載用表示装
置について説明する。図5は、実施の形態(2)に係る
車載用表示装置の要部を概略的に示したブロック図であ
る。但し、ここでは図1に示した車載用表示装置と異な
る機能を有する制御部18a、表示領域設定処理部13
aには異なる符号を付し、同一機能を有する他の構成部
品については、同一符号を付して、その説明を省略す
る。
【0069】実施の形態(2)に係る車載用表示装置
が、実施の形態(1)に係る車載用表示装置と相違する
点は、使用者の好みで表示領域を設定できるように表示
領域が記憶されたプリセットメモリ(表示領域情報記憶
手段)19を備えている点である。
【0070】図6は、表示ディスプレイ16に表示され
る表示領域の表示例を示している。操作部17に設けら
れている表示領域を読み出すためのプリセットボタン
(表示領域設定可能手段)(図示せず)が押されると、
プリセットメモリ19に記憶されている表示領域が読み
出され、図6に示すように表示ディスプレイ16に表示
領域が表示される。そして、操作部17のキ−操作等に
より使用者の好みの表示領域が選択され、確定操作の入
力信号が制御部18aで検出されると、表示領域設定処
理部13aで、選択された表示領域の設定処理が行なわ
れるようになっている。
【0071】また、上記のように使用者が適当に選択で
きるように、表示領域が予め適当な値に設定されている
場合の他に、使用者自身で、お好みの表示領域を設定す
ることもできるようになっている。
【0072】前記お好み表示領域の登録方法としては、
例えば、使用者が操作部17に設けられたプリセットボ
タン(表示領域情報登録手段としての機能も有する)を
長押しすると、表示ディスプレイ16に表示領域の登録
画面が表示され、操作部17に設けられたup/dow
mキ−や10キ−(いずれも図示せず)等を利用して予
め設定された範囲内の表示領域を好みに応じて設定し
て、登録操作を行うことにより、お好みの表示領域が登
録されるようになっている。
【0073】次に、実施の形態(2)に係る車載用表示
装置における制御部18aの行う処理動作を図7に示し
たフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理動
作は、図4に示したステップS4において、自動的に設
定された表示領域(%)の放送受信デ−タの表示ディス
プレイ16への表示処理が行われた後に実行される。
【0074】まず、ステップS11では、表示領域
(%)を読み出すためのプリセットボタンの入力があっ
たか否かを判断し、プリセットボタンの入力があったと
判断すれば、ステップS12に進む。ステップS12で
は、プリセットメモリ19に登録されている表示領域
(%)の読み出し、及び表示ディスプレイ16への表示
処理を行ない、ステップS13に進む。
【0075】ステップS13では、表示された表示領域
(%)の選択・確定入力があったか否かを判断し、表示
領域(%)の選択・確定入力があったと判断すれば、ス
テップS14に進む。ステップS14では、表示領域設
定処理部13aにおいて、選択・確定入力された表示領
域(%)に設定させる処理を行い、ステップS15に進
む。
【0076】ステップS15では、描画処理部14に、
設定された表示領域(%)で再描画させる処理を行い、
再描画された画像デ−タをVRAM15に記憶して、ス
テップS16に進む。ステップS16では、VRAM1
5から画像デ−タを読み出し、表示ディスプレイ16に
出力し、選択設定された表示領域(%)の画像を表示さ
せる処理を行い、処理を終了する。
【0077】一方、ステップS11において、プリセッ
トボタンの入力がなかったと判断した場合、及びステッ
プS13において、表示領域(%)の選択・確定入力が
なかったと判断した場合には、処理を終了する。
【0078】上記実施の形態(2)に係る車載用表示装
置によれば、使用者は、プリセットメモリ19に記憶さ
れた表示領域に関する情報の中から、プリセットボタン
等の操作により所望の表示領域(%)を自由に設定し
て、設定された表示領域(%)の放送受信デ−タを表示
ディスプレイ16に表示させることができる。
【0079】したがって、使用者は、簡単な操作により
表示領域(%)を自分の好みに応じて設定して、表示領
域を変えて画像を表示させることができ、見たい部分を
見やすく表示させることができる。
【0080】また、プリセットボタンを利用して、使用
者が、自分の好みに応じた表示領域を登録することがで
き、使用者の好みに応じて、表示内容がより見やすくな
るように表示領域を設定することができる。
【0081】なお、上記実施の形態(2)では、プリセ
ットボタンで使用者のお好みの表示領域(%)に設定し
た後は、使用者が再度設定するまでは、同じ表示領域
(%)で表示されるようになっているが、別の実施の形
態では、ステップS16において、使用者のお好みの表
示領域(%)に設定して表示させた後、所定時間経過後
に、予め設定されていた表示領域(%)に戻して表示さ
せるようにしてもよい。
【0082】このように所定時間後に予め設定されてい
た表示領域(%)に戻して表示させる場合、番組経過に
合わせて、見たい内容部分を随時拡大表示させたりする
ことができ、表示内容をピンポイントで把握しやすくす
ることができる。
【0083】次に実施の形態(3)に係る車載用表示装
置について説明する。図8は、実施の形態(3)に係る
車載用表示装置の要部を概略的に示したブロック図であ
る。但し、ここでは図1に示した車載用表示装置と異な
る機能を有する制御部18bには、異なる符号を付し、
同一機能を有する他の構成部品については、同一符号を
付して、その説明を省略する。
【0084】実施の形態(3)に係る車載用表示装置
が、実施の形態(1)に係る車載用表示装置と相違する
点は、表示ディスプレイ16上に、画面上の位置や範囲
等を指定する位置指定手段としての機能を有するタッチ
パネル20が装備されている点である。
【0085】図9は、実施の形態(3)に係る車載用表
示装置における表示ディスプレイ16に表示される番組
内容の表示形態を説明するための図であり、図9(a)
は、タッチパネル20にタッチ操作される前の番組内容
の表示形態を示しており、図9(b)は、図9(a)で
タッチ操作された位置の画像を画面中心部に位置するよ
うに表示した例を示している。
【0086】タッチパネル20には、例えば、感圧式の
タッチパネルを採用することができ、指で押された位置
座標(x方向、y方向の位置座標)がアナログ電圧値と
して検出されるようになっている。そして、タッチパネ
ル20で検出されたx、y座標のアナログ電圧値は、デ
ジタル座標デ−タに変換され、制御部18bに出力され
るようになっている。
【0087】制御部18bでは、タッチパネル20で検
出されたデジタル座標デ−タから、画面中のどの位置が
指定されたかを判断し、該判断に基づいて、図9(b)
に示すように、図9(a)において指定された位置の画
像を画面の中心部に位置させるように表示させる処理を
行うようになっている。
【0088】また制御部18bでは、指定された位置だ
けでなく、指定された範囲を含む画像を画面に表示させ
る処理を行うことができるようになっている。上記範囲
の指定及び算出方法は、例えば、タッチパネル20上
で、四角形の枠を指でなぞり、各頂点の座標を検出して
範囲を算出したり、対角線を指でなぞり、対角の頂点の
座標を検出して範囲を算出したり、楕円状の枠を指でな
ぞり、楕円状の枠が納まるような領域座標を求め、範囲
を算出したりするようになっている。
【0089】次に、実施の形態(3)に係る車載用表示
装置における制御部18bの行う処理動作を図10に示
したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、ここで
は、本処理動作が、図4に示したステップS3におい
て、自動的に設定された表示領域(%)の放送受信デ−
タの表示処理後に、タッチパネル20へのタッチ操作が
行われた場合に実行される場合について説明する。
【0090】まず、ステップS21では、タッチパネル
20へのタッチ操作があったか否かを判断し、ステップ
S21において、タッチパネル20のタッチ操作があっ
たと判断すれば、ステップS22に進む。ステップS2
2では、タッチ操作が、位置指定か範囲指定かを判断
し、位置指定であると判断すれば、ステップS23に進
み、タッチ操作された位置指定座標を検出し、ステップ
S24に進む。
【0091】ステップS24では、描画処理部14で、
表示領域(%)の設定は変更せずに、検出された位置指
定座標の画像を画面中心部に位置させる描画処理を行
い、描画された画像デ−タをVRAM15に記憶して、
ステップS25に進む。ステップS25ではVRAM1
5から前記画像デ−タ読み出し、表示ディスプレイ16
に出力し、位置指定された座標の画像を画面の中心部に
位置するように表示させて、処理を終了する。
【0092】一方、ステップS22において、タッチ操
作が、範囲指定であったと判断すれば、ステップS26
に進み、ステップS26では、範囲指定座標の検出を行
い、ステップS27に進む。
【0093】ステップS27では、指定された範囲の画
像を表示させる表示領域を設定する処理を行い、ステッ
プS28に進み、ステップS28では、設定された表示
領域での描画処理を行い、描画された画像デ−タをVR
AM15に記憶して、ステップS29に進む。
【0094】ステップS29では、VRAM15から前
記画像デ−タ読み出して、表示ディスプレイ16に表示
させる処理を行い、指定された範囲の画像を表示させ、
処理を終了する。一方、ステップS21において、タッ
チパネル20へのタッチ操作がなかったと判断すれば、
処理を終了する。
【0095】上記実施の形態(3)に係る車載用表示装
置によれば、使用者が見たい部分をタッチパネル20を
介して指定するだけで簡単に表示ディスプレイ16の中
心部に指定された位置の表示画像を表示させることがで
き、また、タッチパネル20を介して、詳しく見たい表
示範囲を簡単に設定することができ、設定された前記表
示範囲の放送受信デ−タを表示ディスプレイ16に表示
させることができ、見たい部分をより見やすく、必要な
情報を把握しやすいものとすることができる。
【0096】なお、上記実施の形態(3)では、ステッ
プS24において、描画処理部14で、表示領域(%)
の設定は変更せずに、検出された位置指定座標の画像を
画面中心部に位置させる描画処理を行うようにしたが、
別の実施の形態では、位置指定後は予め指定された表示
領域(%)に変更して表示させるように表示領域の設定
を行って、描画処理を行うようにしてもよい。
【0097】また、上記実施の形態(3)では、画面に
おける座標位置を指定する位置指定手段及び表示範囲を
設定する表示範囲設定手段として、タッチパネル20を
採用したが、リモコン等に設けられたジョイスティック
などで、画面上に表示されるカ−ソルの位置合わせを行
って、座標位置を指定したり、表示範囲を設定するよう
にしてもよい。
【0098】次に実施の形態(4)に係る車載用表示装
置について説明する。但し、実施の形態(4)に係る車
載用表示装置の概略構成は、制御部18cを除いて、図
1に示した車載用表示装置と略同様であるため、制御部
18cには、異なる符号を付し、その他の構成部品の説
明をここでは省略する。
【0099】ディジタル放送では、知りたい情報をすぐ
に得られる文字や図形や画像等を含んだマルチメディア
コンテンツとしてのデ−タ放送も行われており、該デ−
タ放送には、ニュ−ス・スポ−ツ・天気予報などの独立
デ−タサ−ビス、放送番組に連動した連動デ−タサ−ビ
ス、及びショッピングなどを楽しめる双方向デ−タサ−
ビスなどが含まれる。
【0100】デ−タ放送の情報は、例えば、BSディジ
タル放送のデ−タ放送のために開発されたBML(Broa
dcast Markup Language)や、B−XML( Broadcast eX
tensible Markup Language) などのマルチメディア符号
化方式で記述されており、受信部11は、マルチメディ
ア符号化された情報を画像変換して表示するためのブラ
ウザ機能を備えている。
【0101】車載用表示装置10Cでは、デ−タ放送を
表示する場合、画面サイズの小さな表示ディスプレイ1
6に、オリジナルのデ−タ放送の内容全体を表示させよ
うとすると、小さな文字などは、かなり小さく表示さ
れ、しかも全体を表示させるために情報量が間引かれて
表示されるので、文字潰れ等が生じ、はっきりと映し出
すことが困難となるので、制御部18cでは、小さな文
字を画面に表示させない処理を行い、表示させる情報量
を減らし、画面構成をスッキリとさせたり、小さな文字
を表示する代わりに、別途内容を表示させるための文字
格納アイコン等を表示させる処理が行われるようになっ
ている。
【0102】図11は、実施の形態(4)に係る車載用
表示装置における表示ディスプレイ16に表示されるデ
−タ放送の表示形態を説明するための図である。図11
(a)には、オリジナルのデ−タ放送の表示内容全体が
示されており、選択チャンネル(BS日テレ)の放送番
組(NEWS、SPORTS、ENTERTAINMENT )の映像及び、番組
内容の文字情報等が表示されるようになっている。オリ
ジナルのデ−タ放送の表示内容全体を表示ディスプレイ
16に表示させようとすると番組内容の文字情報の文字
がかなり小さく表示され、見えにくくなってしまう。
【0103】図11(b)は、小さな文字を含んでいる
番組内容の文字情報を表示させないように設定された場
合の表示例を示している。表示される文字サイズが所定
サイズより小さい場合及び/又は文書の文字数が所定数
より多い場合に、その文字情報を表示させないように設
定することができるようになっている。
【0104】また、図11(b)において文字情報が減
らされた部分に、文字情報が表示されていないことを使
用者に知らせ、拡大表示させるための文字格納アイコン
が表示されている場合の表示例を図11(c)に示して
いる。
【0105】この場合、前記文字格納アイコンが、タッ
チパネルやリモコン等の操作部17を通じて、選択され
ると、表示されていない文字情報が、見やすい文字サイ
ズに拡大された状態で画面上に表示されるようになって
いる。
【0106】次に、実施の形態(4)に係る車載用表示
装置における制御部18cの行う処理動作を図12に示
したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理
動作は、デ−タ放送の番組選択時に実行される。
【0107】まず、ステップS31では、デ−タ放送の
番組が選択されたか否かを判断し、デ−タ放送の番組が
選択されていないと判断すれば、処理を終了し、一方、
ステップS31において、デ−タ放送の番組が選択され
たと判断すれば、ステップS32に進む。
【0108】ステップS32では、デ−タ放送の番組の
表示領域を設定する処理を行い、ステップS33に進
む。なお、本実施の形態ではデ−タ放送の番組選択時に
おける表示領域は、内容全体を表示させるために、表示
領域(%)が100%の基準値に設定されるようになっ
ている。
【0109】ステップS33では、表示文字サイズが所
定サイズより大きいか否かを判断し、表示文字サイズが
所定サイズより大きいと判断すれば、ステップS34に
進み、ステップS34では、通常通りに文字を描画する
処理を行い、描画された文字等の画像デ−タをVRAM
15に記憶し、ステップS38に進む。
【0110】一方、ステップS33において、表示文字
サイズが所定サイズより大きくない、すなわち所定サイ
ズ以下であると判断すれば、ステップS35に進む。ス
テップS35では、所定サイズ以下の小さな文字を表示
する代わりの代替指定があるか否かを判断し、代替指定
があると判断すれば、ステップS36に進み、ステップ
S36では、所定サイズ以下の小さな文字を描画する代
わりに文字格納アイコンを描画する処理を行い、描画さ
れた文字格納アイコン等の画像デ−タをVRAM15に
記憶し、ステップS38に進む。
【0111】一方ステップS35において、代替指定が
ないと判断すれば、ステップS37に進み、小さなサイ
ズの文字を描画しない処理を行い、小さな文字が描画さ
れていない画像デ−タをVRAM15に記憶し、ステッ
プS38に進む。
【0112】ステップS38では、VRAM15から各
画像デ−タを読み出し、表示ディスプレイ16に出力
し、小さな文字情報が表示されていない、又は文字格納
アイコンが表示された画像を表示させる処理を行い、処
理を終了する。
【0113】次に、実施の形態(4)に係る車載用表示
装置における制御部18cの行う別の処理動作を図13
に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本
処理動作は、図12に示したデ−タ放送の番組表示処理
後に実行される。
【0114】ステップS41では、所定サイズ以下の小
さな文字を表示する代わりに表示されている文字格納ア
イコンの選択があったか否かを判断し、文字格納アイコ
ンの選択がなかったと判断すれば、処理を終了し、一
方、ステップS41において、文字格納アイコンの選択
があったと判断すれば、ステップS42に進む。
【0115】ステップS42では、選択された文字格納
アイコンの表示により表示されていなかった文字情報を
表示させる処理を行い、ステップS43に進む。前記文
字情報の表示は、例えば、文字がはっきりと見える大き
さに拡大して表示されるようになっている。
【0116】ステップS43では、所定時間経過したか
否かを判断し、所定時間経過していないと判断すれば、
ステップS43に戻り、一方、所定時間経過したと判断
すれば、ステップS44に進み、元の文字格納アイコン
の表示状態に戻す処理を行い、処理を終了する。
【0117】上記実施の形態(4)に係る車載用表示装
置によれば、デ−タ放送の番組を表示させる場合に、小
さな文字や長い文章等の文字情報が含まれているときに
は、前記文字情報を表示させないか、もしくは、前記文
字情報が表示されていないことを示す文字格納アイコン
を代わりに表示させることにより、表示内容を少なくし
て、視認性を高めることができ、車両等に搭載された場
合に運転者の注視等を防いで、走行時の安全性を高める
ことができ、表示内容の概略を適切に把握させることが
できる。また、前記文字格納アイコンが選択されると、
表示されなかった前記文字情報が、文字を拡大して表示
されるので、前記文字情報が見やすく、その内容を使用
者に把握させやすくすることができる。
【0118】次に実施の形態(5)に係る車載用表示装
置について説明する。図14は、実施の形態(5)に係
る車載用表示装置の要部を概略的に示したブロック図で
ある。但し、ここでは図1に示した車載用表示装置と同
一機能を有する構成部品については、同一符号を付し
て、その説明を省略する。
【0119】実施の形態(5)に係る車載用表示装置
と、実施の形態(1)に係る車載用表示装置とでは制御
部18dが相違しており、制御部18dは、制御部18
dに接続された、運転手による操作か否かを検出する運
転手操作検出手段21で検出された運転手操作検出信号
に基づいて、運転手による操作か否かを判断したり、制
御部18dに接続された、車両の走行状態を検出する走
行状態検出手段22で検出された走行状態検出信号に基
づいて、車両が走行中であるか否かを判断することがで
きるようになっている。
【0120】制御部18dでは、上記判断に基づいて、
走行中における運転手の操作を禁止したり、走行中にお
ける画像表示を中断したり、コマ送り表示にする設定が
行われるようになっている。
【0121】また、運転手操作検出手段21としては、
例えば、表示ディスプレイ16の左右どちら側から操作
が行われたか、すなわち運転席側から操作が行われたこ
とを検出するための、温度検出に用いられるサ−モグラ
フィ等の温度センサや、人体から放射される赤外線を感
知する赤外線センサや、障害物を検出する超音波センサ
などの操作感知手段や、表示ディスプレイ16の向きの
設定(運転席側に向いているか、あるいは助手席側に向
いているか)を検出する画面向検出手段や、後部座席に
設置されている場合等、運転手が操作ができない位置に
設置されているかどうかを検出する設置位置検出手段な
どが採用される。
【0122】また、走行状態検出手段22としては、車
速センサ、シフトレバ−ポジションスイッチ、又はパ−
キングブレ−キスイッチなどが採用され、また、ナビゲ
−ション装置と接続されていれば、該ナビゲ−ション装
置に接続された車速センサ、ジャイロセンサ、及びGP
S受信機などで検出された走行状態の検出信号が採用さ
れる。
【0123】次に実施の形態(5)に係る車載用表示装
置の制御部18dが行う処理動作を図15に示したフロ
−チャ−トに基づいて説明する。まず、ステップS51
では、走行状態検出手段22で検出された走行検出信号
に基づいて、車両が走行中であるか否かを判断し、車両
が走行中であると判断すれば、ステップS52に進み、
ステップS52では、使用者による操作があったか否か
を判断する。
【0124】ステップS52において、使用者による操
作がなかったと判断すれば、ステップS51に戻り、一
方、ステップS52において、使用者による操作があっ
たと判断すれば、ステップS53に進む。ステップS5
3では、操作が運転手によるものか否かを判断し、操作
が運転手によるものであると判断すれば、ステップS5
4に進み、ステップS54では、運転手による操作を禁
止する設定処理を行い、ステップS55に進む。
【0125】ステップS55では、放送受信デ−タの表
示設定条件を判断し、画像表示しない設定条件であると
判断すれば、ステップS56に進む。ステップS56で
は、放送受信デ−タの表示を中断させる設定処理を行
い、処理を終了する。
【0126】一方、ステップS55において、コマ送り
表示の設定条件であると判断すれば、ステップS57に
進み、ステップS57では、放送受信デ−タをコマ送り
表示させる処理を行い、処理を終了する。なお、前記コ
マ送り表示は、MPEG2方式で圧縮された放送受信デ
−タにおいて、動き補償を用いた予測符号化のために採
用されているGOP(グル−プ・オブ・ピクチャ−ズ)
構造に含まれているI(イントラ)ピクチャ−(画面内
だけで圧縮をした静止画)のみを表示させることによ
り、画像のコマ送り表示を行うことができるようになっ
ている。
【0127】また、ステップS51で、車両が走行中で
はないと判断した場合、又はステップS53において、
操作が運転手によるものではない、すなわち運転手以外
の操作であると判断した場合には、ステップS58に進
み、使用者による操作を許可する設定処理を行い、ステ
ップS59に進み、ステップS59では、放送受信デ−
タを表示させる通常の表示処理を行い、処理を終了す
る。
【0128】上記実施の形態(5)に係る車載用表示装
置によれば、車両が走行中である場合、運転者による操
作が禁止されるので、走行中に運転者が操作に気を取ら
れることがなくなり、車両走行時の安全性を高めること
ができる。
【0129】また、前記表示設定条件が画像表示しない
設定の場合、前記放送受信デ−タの表示が中断されるの
で、走行中に運転者が画面に気を取られることがなくな
り、走行時の安全性を高めることができ、また前記表示
設定条件がコマ送り表示する設定の場合、前記放送受信
デ−タをコマ送り表示して、表示内容の変更を緩やかに
行うことで、運転者の画面の注視を防止することがで
き、車両走行時の安全性を高めることができる。
【0130】また、前記車両が走行中であっても、前記
運転手以外の使用者による操作であれば、操作を許可す
る設定が行われるので、例えば、助手席の人が操作した
場合や後部座席で使用している場合などであれば、走行
中であっても通常の操作を行うことができ、運転手以外
の使用者は表示映像を楽しむことができ、同乗者にとっ
て快適なものとすることができる。
【0131】なお、上記実施の形態(1)〜(5)で
は、車載用表示装置に適用した場合について説明した
が、適用される表示装置は車載用に限られるものではな
く、ディジタル放送の番組を表示可能な小型の表示装置
であればよく、例えば携帯情報端末や、携帯型ディジタ
ルテレビ等にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る車載用表示装
置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】実施の形態(1)に係る車載用表示装置におけ
る表示領域設定処理部の行う表示領域の設定処理を説明
するための図である。
【図3】(a)〜(c)は、実施の形態(1)に係る車
載用表示装置における表示ディスプレイに表示される番
組内容の表示形態を説明するための図である。
【図4】実施の形態(1)に係る車載用表示装置におけ
る制御部の行う処理動作を示したフロ−チャ−トであ
る。
【図5】本発明の実施の形態(2)に係る車載用表示装
置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図6】実施の形態(2)に係る車載用表示装置におけ
る表示ディスプレイに表示される表示領域の表示例を示
した図である。
【図7】実施の形態(2)に係る車載用表示装置におけ
る制御部の行う処理動作を示したフロ−チャ−トであ
る。
【図8】本発明の実施の形態(3)に係る車載用表示装
置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図9】(a)、(b)は、実施の形態(3)に係る車
載用表示装置における表示ディスプレイに表示される番
組内容の表示形態を説明するための図である。
【図10】実施の形態(3)に係る車載用表示装置にお
ける制御部の行う処理動作を示したフロ−チャ−トであ
る。
【図11】実施の形態(4)に係る車載用表示装置にお
ける表示ディスプレイに表示されるデ−タ放送の表示形
態を説明するための図である。
【図12】実施の形態(4)に係る車載用表示装置にお
ける制御部の行う処理動作を示したフロ−チャ−トであ
る。
【図13】実施の形態(4)に係る車載用表示装置にお
ける制御部の行う処理動作を示したフロ−チャ−トであ
る。
【図14】本発明の実施の形態(5)に係る車載用表示
装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図15】実施の形態(5)に係る車載用表示装置にお
ける制御部の行う処理動作を示したフロ−チャ−トであ
る。
【符号の説明】
10、10A、10B、10C、10D 車載用表示装
置 11 受信部 12 受信デ−タメモリ 13、13a 表示領域設定処理部 14 描画処理部 15 VRAM 16 表示ディスプレイ 17 操作部 18、18a、18b、18c、18d 制御部 19 プリセットメモリ 20 タッチパネル 21 運転手操作検出手段 22 走行状態検出手段
フロントページの続き (72)発明者 西澤 秀志 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 神谷 昌宏 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 中村 英樹 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 北川 昌彦 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 前畑 実 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 Fターム(参考) 5C025 BA27 CA10 CA11 CB08 DA01 DA07

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル放送の放送受信デ−タを画面
    に表示させる制御手段を備えた表示装置であって、 前記放送受信デ−タの表示領域を自動的に設定する表示
    領域自動設定手段を備え、 前記制御手段が、前記表示領域自動設定手段により自動
    的に設定された前記表示領域の放送受信デ−タを前記画
    面に表示させるものであることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記放送受信デ−タの表示領域に関する
    情報が予め記憶された表示領域情報記憶手段と、 該表示領域情報記憶手段に記憶された前記表示領域に関
    する情報の中から使用者が所定の表示領域を設定するた
    めの表示領域設定可能手段とを備え、 前記制御手段が、前記表示領域設定可能手段により設定
    された前記表示領域の放送受信デ−タを前記画面に表示
    させるものであることを特徴とする請求項1記載の表示
    装置。
  3. 【請求項3】 前記放送受信デ−タの表示領域に関する
    情報を使用者が登録するための表示領域情報登録手段を
    備えていることを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記画面に表示された前記放送受信デ−
    タの表示範囲を使用者が設定するための表示範囲設定手
    段を備え、 前記制御手段が、前記表示範囲設定手段により設定され
    た前記表示範囲の放送受信デ−タを前記画面に表示させ
    るものであることを特徴とする請求項1記載の表示装
    置。
  5. 【請求項5】 画面上の位置を指定することのできる位
    置指定手段を備え、 前記制御手段が、前記位置指定手段により指定された位
    置の表示画像を前記画面の中心部に位置させて表示させ
    るものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    の項に記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段が、前記位置指定手段によ
    り指定された位置の表示画像を前記画面の中心部に位置
    させて表示させる場合、予め設定された表示領域を表示
    させるものであることを特徴とする請求項5記載の表示
    装置。
  7. 【請求項7】 前記表示領域自動設定手段により設定さ
    れた表示領域において前記画面に表示する情報量が多い
    か否かを判断する情報量判断手段を備え、 前記制御手段が、前記情報量判断手段により表示する情
    報量が多いと判断された場合、前記情報量を減らして表
    示させるものであることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかの項に記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記情報量判断手段が、表示される文字
    サイズ及び/又は文字数により表示する情報量が多いか
    否かを判断するものであることを特徴とする請求項7記
    載の表示装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段が、前記情報量を減らして
    表示する部分には、該情報量が減らされていることを表
    示させるものであることを特徴とする請求項7又は請求
    項8記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段が、使用者による指示が
    あると、減らされた情報の内容を表示させるものである
    ことを特徴とする請求項9記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 全画面表示に切り換えるか否かを判断
    する全画面表示切換判断手段を備え、 前記制御手段が、前記全画面表示切換判断手段により全
    画面表示に切り換えると判断された場合、前記全画面表
    示に切り換えて前記放送受信デ−タを表示させるもので
    あることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記
    載の表示装置。
  12. 【請求項12】 前記全画面表示切換判断手段が、表示
    チャンネルの変更があった場合に前記全画面表示に切り
    換えると判断するものであることを特徴とする請求項1
    1記載の表示装置。
  13. 【請求項13】 前記全画面表示切換判断手段が、表示
    番組が変わった場合に前記全画面表示に切り換えると判
    断するものであることを特徴とする請求項11記載の表
    示装置。
  14. 【請求項14】 前記表示領域設定可能手段により設定
    された表示領域の設定を所定時間経過後に解除する表示
    領域設定解除手段を備え、 前記制御手段が、前記表示領域設定解除手段により前記
    所定時間経過後に前記表示領域の設定が解除された場
    合、前記放送受信デ−タを予め設定されていた表示領域
    に戻して表示させるものであることを特徴とする請求項
    1〜6のいずれかの項に記載の表示装置。
  15. 【請求項15】 車両の走行状態を検出する走行状態検
    出手段で検出された走行状態検出信号に基づいて、前記
    車両が走行中であるか否かを判断する車両走行判断手段
    と、 該車両走行判断手段により車両が走行中であると判断さ
    れた場合、使用者による操作を禁止する設定を行う操作
    禁止設定手段とを備えていることを特徴とする請求項1
    〜14のいずれかの項に記載の表示装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段が、前記車両走行判断手
    段により車両が走行中であると判断された場合、前記放
    送受信デ−タの表示を中断させるものであることを特徴
    とする請求項15記載の表示装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段が、前記車両走行判断手
    段により車両が走行中であると判断された場合、前記放
    送受信デ−タをコマ送りにして表示させるものであるこ
    とを特徴とする請求項15記載の表示装置。
  18. 【請求項18】 運転手による操作か否かを検出する運
    転手操作検出手段で検出された運転手操作検出信号に基
    づいて、前記運転手による操作か否かを判断する運転手
    操作判断手段と、 該運転手操作判断手段により前記運転手による操作では
    ないと判断された場合、前記車両が走行中であっても、
    前記運転手以外の使用者による操作を許可する設定を行
    う操作許可設定手段とを備えていることを特徴とする請
    求項15記載の表示装置。
JP2002012782A 2002-01-22 2002-01-22 表示装置 Expired - Fee Related JP4043241B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002012782A JP4043241B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002012782A JP4043241B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 表示装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005338023A Division JP4364192B2 (ja) 2005-11-24 2005-11-24 表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003219294A true JP2003219294A (ja) 2003-07-31
JP4043241B2 JP4043241B2 (ja) 2008-02-06

Family

ID=27649894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002012782A Expired - Fee Related JP4043241B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4043241B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006333152A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Alpine Electronics Inc テレビ電話装置およびテレビ電話システム
JP2007235275A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Fujitsu Ten Ltd デジタルテレビ放送受信機及びデジタルテレビ放送受信機における情報管理方法
WO2007102381A1 (ja) * 2006-03-06 2007-09-13 Pioneer Corporation 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP2007281751A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Sharp Corp 字幕表示方法及びデジタル放送受信機
JP2010004292A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Hitachi Ltd 車載装置
JP2013118696A (ja) * 2013-03-05 2013-06-13 Nec Casio Mobile Communications Ltd 端末装置及びプログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006333152A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Alpine Electronics Inc テレビ電話装置およびテレビ電話システム
JP4567527B2 (ja) * 2005-05-27 2010-10-20 アルパイン株式会社 テレビ電話装置およびテレビ電話システム
JP2007235275A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Fujitsu Ten Ltd デジタルテレビ放送受信機及びデジタルテレビ放送受信機における情報管理方法
JP4574568B2 (ja) * 2006-02-27 2010-11-04 富士通テン株式会社 デジタルテレビ放送受信機及びデジタルテレビ放送受信機における情報管理方法
WO2007102381A1 (ja) * 2006-03-06 2007-09-13 Pioneer Corporation 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP2007281751A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Sharp Corp 字幕表示方法及びデジタル放送受信機
JP2010004292A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Hitachi Ltd 車載装置
JP2013118696A (ja) * 2013-03-05 2013-06-13 Nec Casio Mobile Communications Ltd 端末装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4043241B2 (ja) 2008-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4956216B2 (ja) デジタル放送番組表示装置およびデジタル放送番組表示プログラム
EP1443490A2 (en) Touchscreen display device
KR20030007822A (ko) 스마트 화면 속 화면
JP2003189204A (ja) ディスプレイシステム
JP3626215B2 (ja) 表示装置
US20070094610A1 (en) Display apparatus and control method thereof
JP2000152112A (ja) 番組情報表示装置及び番組情報表示方法
JP4437546B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法、およびプログラム
JP4043241B2 (ja) 表示装置
US6172715B1 (en) Picture-in-picture control method and apparatus for video television system
JP4364192B2 (ja) 表示装置
US20040008278A1 (en) System and method for obscuring a portion of a displayed image
JP3392282B2 (ja) 文字放送受信装置
JP2007288379A (ja) 複数画面表示機能付きテレビジョン装置
JP2008122507A (ja) 画面表示処理装置、映像表示装置、osd表示方法
JP3530833B2 (ja) 映像出力機能を備えた電子装置、プログラム及び記録媒体
JP5037060B2 (ja) 子画面表示装置
JP3530317B2 (ja) テレビジョン受像機
JP2010004091A (ja) 放送受信装置
JP2003185456A (ja) ナビゲーション装置
JP2000250505A (ja) 画像データ伝送システム及び画像データ供給装置
JP3475129B2 (ja) デジタル放送受信機
JP4208033B2 (ja) 受信装置
KR100506613B1 (ko) 액자 기능을 구비한 자동차의 운전 안내 장치 및 그 안내방법
KR101074592B1 (ko) 영상표시기기의 자막 처리장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131122

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131122

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees