JP2003219294A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
ように表示することのできる表示装置を提供すること。 【解決手段】 ディジタル放送の放送受信デ−タを画面
に表示させる制御手段18を備えた表示装置であって、
放送受信デ−タの表示領域を自動的に設定する表示領域
自動設定手段13を備え、制御手段18が、表示領域自
動設定手段13により自動的に設定された表示領域の放
送受信デ−タを画面16に表示させる。
Description
り詳細にはディジタル放送の放送受信デ−タを画面に表
示させることのできる表示装置に関する。
送が開始され、ディジタル放送の時代に本格的に突入
し、また、地上波のディジタル放送も数年後の開始を目
標に準備が進められている。
なテレビ番組(ディジタルハイビジョン放送)主体で放
送されるようになっている。ディジタルハイビジョン放
送は、有効走査線数1080、有効水平画素数192
0、アスペクト比16:9の映像フォ−マット等で構成
されており、また、文字や図形や映像等のマルチメディ
アコンテンツを含むデ−タ放送も同様の映像フォ−マッ
トで構成されるようになっている。
トで構成されたディジタルハイビジョン放送を高画質の
映像で忠実に再現させるためには、ディジタルハイビジ
ョンに対応した高精細な表示ディスプレイを備えた表示
装置が必要であり、このようなディジタルハイビジョン
対応の表示装置でないと、高画質の映像を堪能すること
ができない。
は、現行のアスペクト比4:3のアナログの表示装置
(有効走査線数480、有効水平画素数720)と比べ
て、解像度は水平垂直ともに2倍以上の表現能力が要求
され、また、ディジタルハイビジョン放送を見るには、
画面が大きいほど、その良さが発揮されることから、家
庭用の表示装置では、画面の大型化及び高精細化のため
の開発が進められている。
においても、画面の高精細化が進んでいるが、車載用の
表示装置の場合、画面サイズは通常5インチから7イン
チ程度で大きくても8インチ程度であり、家庭用の表示
装置と比較して、圧倒的に画面サイズが小さく、また、
画面サイズが小さいために解像度も低いものとなってい
る。
帯用の小型の表示装置では、今後、画面の高精細化のた
めの開発は進んでいくとしても、車内での取り付けスペ
−スの制約や携帯性の点から、画面サイズが現行サイズ
から極端に大きくなることは期待できない。
ディジタル放送などの情報量の多い放送受信デ−タを、
家庭用の大画面の表示装置に表示するのと同様に表示さ
せても、文字や映像等が小さく表示されるだけで見えに
くく、使用者に内容を十分に把握させることができない
という課題があった。
って、ディジタル放送の放送受信デ−タを見やすいよう
に表示することのできる表示装置を提供することを目的
としている。
達成するために本発明に係る表示装置(1)は、ディジ
タル放送の放送受信デ−タを画面に表示させる制御手段
を備えた表示装置であって、前記放送受信デ−タの表示
領域を自動的に設定する表示領域自動設定手段を備え、
前記制御手段が、前記表示領域自動設定手段により自動
的に設定された前記表示領域の放送受信デ−タを前記画
面に表示させるものであることを特徴としている。
域自動設定手段において、前記放送受信デ−タの表示領
域が自動的に設定されるので、例えば、表示される番組
内容に応じて前記表示領域が見やすい大きさに設定され
るようになり、前記画面が小さくても、映像等の表示画
像が見やすく、また文字等の内容も把握しやすくなる。
しかも、前記放送受信デ−タの情報量が多いので、拡大
して表示させても画質が劣下することなく、小さな文字
等でも、拡大してはっきりと映し出すことができる。
記表示装置(1)において、前記放送受信デ−タの表示
領域に関する情報が予め記憶された表示領域情報記憶手
段と、該表示領域情報記憶手段に記憶された前記表示領
域に関する情報の中から使用者が所定の表示領域を設定
するための表示領域設定可能手段とを備え、前記制御手
段が、前記表示領域設定可能手段により設定された前記
表示領域の放送受信デ−タを前記画面に表示させるもの
であることを特徴としている。
前記表示領域情報記憶手段に記憶された前記表示領域に
関する情報の中から、前記表示領域設定可能手段により
所望の表示領域を自由に設定して、該表示領域における
放送受信デ−タを前記画面に表示させることができる。
したがって、簡単な操作により自分が見たい表示領域を
設定して、表示画像を拡縮表示させることができ、見た
い内容を見易く表示させることができる。
記表示装置(2)において、前記放送受信デ−タの表示
領域に関する情報を使用者が登録するための表示領域情
報登録手段を備えていることを特徴としている。
域登録手段により、前記使用者が、自分の好みに応じた
前記表示領域に関する情報を登録することができ、前記
使用者の好みに応じて、表示内容がより見やすくなるよ
うに前記表示領域を設定することができる。
記表示装置(1)において、前記画面に表示された前記
放送受信デ−タの表示範囲を使用者が設定するための表
示範囲設定手段を備え、前記制御手段が、前記表示範囲
設定手段により設定された前記表示範囲の放送受信デ−
タを前記画面に表示させるものであることを特徴として
いる。
囲設定手段により見たい表示範囲を簡単に設定すること
ができ、設定された前記表示範囲の放送受信デ−タを前
記画面に表示させることができ、見たい部分を見やす
く、必要な情報を把握しやすいものとすることができ
る。
記表示装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、画面上
の位置を指定することのできる位置指定手段を備え、前
記制御手段が、前記位置指定手段により指定された位置
の表示画像を前記画面の中心部に位置させて表示させる
ものであることを特徴としている。
たい部分を前記位置指定手段により指定するだけで簡単
に前記画面の中心部に前記表示画像を表示させることが
でき、詳しく見たい部分を見やすく、必要な情報を把握
しやすいものとすることができる。
記表示装置(5)において、前記制御手段が、前記位置
指定手段により指定された位置の表示画像を前記画面の
中心部に位置させて表示させる場合、予め設定された表
示領域を表示させるものであることを特徴としている。
定手段により指定された位置の表示画像が前記画面の中
心部に表示される場合、予め設定された表示領域で表示
されるので、例えば、指定された位置に応じて前記表示
領域を設定しておくことで、指定された位置に対応した
適切な表示領域で表示させることができ、見たい内容を
より見やすいものとすることができる。
記表示装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、前記表
示領域自動設定手段により設定された表示領域において
前記画面に表示する情報量が多いか否かを判断する情報
量判断手段を備え、前記制御手段が、前記情報量判断手
段により表示する情報量が多いと判断された場合、前記
情報量を減らして表示させるものであることを特徴とし
ている。
判断手段により表示する情報量が多いと判断された場
合、前記情報量が減らされて表示されるので、前記情報
量が多いときには、表示内容を少なくして、視認性を高
めることができ、表示内容の概略を把握しやすいように
表示させることができる。
記表示装置(7)において、前記情報量判断手段が、表
示される文字サイズ及び/又は文字数により表示する情
報量が多いか否かを判断するものであることを特徴とし
ている。
文字サイズ及び/又は文字数により表示する情報量が多
いか否かが判断されるので、例えば、デ−タ放送等で表
示される文字が、基準となる文字サイズ以下の場合、及
び/又は文書表示領域における文字数が所定字数以上の
場合は文字情報を表示させないようにして、小さな文字
や長い文章等は表示させないようにすることで、車両等
に搭載された場合等に運転者の注視を防ぐことができ、
タイトル等の大きな文字を表示することで、表示内容の
概略のみ適切に把握させることができる。
記表示装置(7)又は(8)において、前記制御手段
が、前記情報量を減らして表示する部分には、該情報量
が減らされていることを表示させるものであることを特
徴としている。
を減らして表示する部分には、該情報量が減らされてい
ることが表示されるので、前記情報量が減らされている
部分を容易に把握することができる。
上記表示装置(9)において、前記制御手段が、使用者
による指示があると、減らされた情報の内容を表示させ
るものであることを特徴としている。
よる指示があると、減らされた情報の内容が表示される
ので、前記情報量が減らされている部分の内容を、簡単
に表示させることができ、その内容を使用者に把握させ
ることができる。
上記表示装置(1)〜(6)のいずれかにおいて、全画
面表示に切り換えるか否かを判断する全画面表示切換判
断手段を備え、前記制御手段が、前記全画面表示切換判
断手段により全画面表示に切り換えると判断された場
合、前記全画面表示に切り換えて前記放送受信デ−タを
表示させるものであることを特徴としている。
面表示切換判断手段により前記全画面表示に切り換える
と判断された場合、前記全画面表示に切り換えて前記放
送受信デ−タが表示されるので、表示された番組内容の
全体像を使用者に適切に把握させることができる。
上記表示装置(11)において、前記全画面表示切換判
断手段が、表示チャンネルの変更があった場合に前記全
画面表示に切り換えると判断するものであることを特徴
としている。
チャンネルの変更があった場合に前記全画面表示に切り
換えると判断して、全画面表示されるので、変更した表
示チャンネルの番組内容の全体像を使用者に速やかに把
握させることができ、見たいチャンネルの選択をスム−
ズに行うことができる。
上記表示装置(11)において、前記全画面表示切換判
断手段が、表示番組が変わった場合に前記全画面表示に
切り換えると判断するものであることを特徴としてい
る。
番組が変わった場合に前記全画面表示に切り換えると判
断して、全画面表示されるので、いち早く変わった番組
の内容を使用者に把握させることができ、見たい番組の
選択をスム−ズに行うことができる。
上記表示装置(1)〜(6)のいずれかにおいて、前記
表示領域設定可能手段により設定された表示領域の設定
を所定時間経過後に解除する表示領域設定解除手段を備
え、前記制御手段が、前記表示領域設定解除手段により
前記所定時間経過後に前記表示領域の設定が解除された
場合、前記放送受信デ−タを予め設定されていた表示領
域に戻して表示させるものであることを特徴としてい
る。
領域設定可能手段により設定された表示領域の設定が所
定時間後に解除され、前記予め設定されていた表示領域
に戻して表示されるので、例えば、通常時には前記表示
領域を全画面表示させるように設定しておき、前記表示
領域設定可能手段により前記表示領域の設定変更を行っ
た場合には、所定時間後に前記表示領域の設定変更が解
除され、元の全画面表示に戻して表示させることができ
るようになり、番組経過に合わせて、見たい内容部分を
拡大表示させたりすることができ、表示内容を把握しや
すいものとすることができる。
上記表示装置(1)〜(14)のいずれかにおいて、車
両の走行状態を検出する走行状態検出手段から取り込ん
だ走行状態検出信号に基づいて、前記車両が走行中であ
るか否かを判断する車両走行判断手段と、該車両走行判
断手段により車両が走行中であると判断された場合、使
用者による操作を禁止する設定を行う操作禁止設定手段
とを備えていることを特徴としている。
が走行中である場合、前記使用者による操作が禁止され
るので、走行中に運転者が操作に気を取られることがな
くなり、車両走行時の安全性を高めることができる。
上記表示装置(15)において、前記制御手段が、前記
車両走行判断手段により車両が走行中であると判断され
た場合、前記放送受信デ−タの表示を中断させるもので
あることを特徴としている。
が走行中である場合、前記放送受信デ−タの表示が中断
されるので、走行中に運転者が画面に気を取られること
がなくなり、車両走行時の安全性を高めることができ
る。
上記表示装置(15)において、前記制御手段が、前記
車両走行判断手段により車両が走行中であると判断され
た場合、前記放送受信デ−タをコマ送りにして表示させ
るものであることを特徴としている。
が走行中である場合、前記放送受信デ−タをコマ送りに
して表示させ、表示内容の変更を緩やかに行うことによ
り、運転者の画面への注視を防止することができ、車両
走行時の安全性を高めることができる。
上記表示装置(15)において、運転手による操作か否
かを検出する運転手操作検出手段からの運転手操作検出
信号に基づいて、前記運転手による操作か否かを判断す
る運転手操作判断手段と、該運転手操作判断手段により
前記運転手による操作ではないと判断された場合、前記
車両が走行中であっても、前記運転手以外の使用者によ
る操作を許可する設定を行う操作許可設定手段とを備え
ていることを特徴としている。
が走行中であっても、前記運転手以外の使用者による操
作であれば、操作を許可する設定が行われるので、例え
ば、助手席の人が操作した場合や後部座席で使用してい
る場合などであれば、前記運転手以外の使用者は、前記
車両が走行中であっても通常通りに操作を行うことがで
き、しかも表示映像も楽しむことができ、同乗者にとっ
て快適なものとすることができる。
施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形
態(1)に係る車載用表示装置の要部を概略的に示した
ブロック図を示している。
受信機能を有する受信部11と、受信部11で受信した
放送受信デ−タを記憶する受信デ−タメモリ12と、表
示領域を自動的に設定する処理を行う表示領域設定処理
部13と、設定された表示領域の描画処理を行う描画処
理部14と、描画処理部14において描画された画像デ
−タを一時的に記憶するVRAM(Video Random Acces
s Memory) 15と、VRAM15から読み出された前記
画像デ−タが表示される表示ディスプレイ16と、これ
ら各部を制御するとともに、リモコン等の操作部17か
らの出力信号の制御など、ユ−ザインタ−フェ−スのた
めの処理等も行う制御部18とを含んで構成されてい
る。
ィジタル放送の電波を受信し、ディジタル信号に復調
し、誤り訂正後、操作部17を介して選択されたチャン
ネルの映像や音声等のデコ−ドに必要な信号を抜き出
し、MPEG(Moving Picture Coding Expert Group)
2方式でディジタル化された画像や音声等の信号のデコ
−ドを行うディジタルチュ−ナとしての機能を備えてお
り、車載用表示装置10に内蔵、もしくは外付けで接続
されるようになっている。
モリ12から読み出された放送受信デ−タの表示領域を
該放送受信デ−タのコンテンツ内容やジャンルに応じて
自動的に設定するようになっており、情報量の多いディ
ジタルハイビジョン放送のオリジナルの放送受信デ−タ
を利用して、オリジナルの表示内容に合わせて表示領域
を自動的に設定して、画質を劣化させることなく拡大表
示させたり、デ−タ放送の細かな文字などを大きくしか
もハッキリと映し出すための表示領域の設定処理が行わ
れるようになっている。
理部13で設定された表示領域の放送受信デ−タの描画
処理を行い、描画した画像デ−タをVRAM15に記憶
するようになっている。
ンチ程度の液晶パネルで構成されるものであり、そのピ
クセル数は11万から39万ピクセル程度の解像度を有
するものを採用することができ、VRAM15から読み
出された画像デ−タが表示されるようになっている。
6の周辺部に設けられた操作スイッチやリモコン等によ
り構成されており、前記操作スイッチや前記リモコン等
を介して入力された操作信号が制御部18に入力され、
前記操作信号に応じた処理が制御部18で行われるよう
になっている。
る表示領域の設定処理を説明するための図である。ま
た、図3は、表示領域が設定処理された放送番組の表示
ディスプレイ16への表示形態を説明するための図であ
り、(a)は、オリジナルの放送受信デ−タの番組内容
を示しており、(b)及び(c)は、オリジナルの放送
受信デ−タに対して設定された表示領域での表示形態を
示している。
ン放送のオリジナルの放送受信デ−タは、有効走査線数
1080、有効水平画素数1920、アスペクト比1
6:9の映像フォ−マット等で構成されており、標準テ
レビ放送(NTSC)のデ−タと比べ約5倍の情報量が
含まれており、表示ディスプレイ16への表示に利用さ
れる情報量に対して受信する情報量の方が圧倒的に多い
状態となっている。
表示ディスプレイ16では、高画質の映像を忠実に再現
することが困難であり、オリジナルの放送受信デ−タの
情報量から、かなりの情報量を間引くことにより、オリ
ジナルの放送受信デ−タの表示領域全体を表示させるよ
うになっている。
ナルの放送受信デ−タで表示することのできる表示領域
に対する実際に表示ディスプレイ16に表示される表示
領域の割合を示しており、例えば、100%に設定され
た場合には、図3(b)に示すように表示ディスプレイ
16にオリジナルの放送受信デ−タで表示することので
きる表示領域全体が表示され、また、20%に設定され
た場合には、図3(c)に示すように表示ディスプレイ
16にオリジナルの放送受信デ−タで表示することので
きる表示領域の20%が表示されるようになっている。
なお、本実施の形態では、表示領域(%)が100%の
状態を基準として、表示領域の設定が行われるようにな
っている。
域を(%)で示したが、整数比等で示してもよく、要
は、画像ボケを生じさせない任意の値に設定されるよう
になっていればよい。
が決定された場合に、表示ディスプレイ16の解像度に
基づいて、設定された表示領域(%)で放送受信デ−タ
を表示ディスプレイ16に表示させるために間引かれる
情報量のことである。
ほど、表示ディスプレイ16にオリジナルの放送受信デ
−タの広範囲の領域の内容を表示させないといけないた
め(図3(b)参照)、間引き情報量は大となり、人物
や文字等の表示物は小さく、オリジナルの内容全体が表
示されるようになっている。
ナルの放送受信デ−タに対する表示領域が小さくなるた
め(図3(c)参照)、表示される領域における間引き
情報量が小となり、人物や文字等の表示物の大きさは、
表示領域(%)が高い場合と比べて相対的に大きく、拡
大された状態で表示されるようになっている。このと
き、拡大表示されても、間引き情報量が少なくなるだけ
なので、画質が低下して、画像がボケたりすることもな
く、人物等の映像や文字や図形等をハッキリと表示させ
ることができるようになっている。
置の制御部18の行う処理動作を図4に示したフロ−チ
ャ−トに基づいて説明する。なお、本処理動作は、チャ
ンネル選択時や番組内容の変更時に実行される。
又は番組の変更があったか否かを判断し、チャンネル変
更又は番組の変更があったと判断すれば、ステップS2
に進み、ステップS2では、表示領域設定処理部13
に、放送受信デ−タに対する表示領域(%)を設定させ
る処理を行い、ステップS3に進む。
定された表示領域(%)の前記放送受信デ−タを描画さ
せる処理を行い、描画された画像デ−タをVRAM15
に記憶して、ステップS4に進む。
VRAM15から読み出し、表示ディスプレイ16に出
力し、任意に設定された表示領域(%)の画像を表示さ
せる処理を行い、処理を終了する。
置によれば、表示領域設定部13において、放送受信デ
−タの表示領域が自動的に設定されるので、例えば、表
示される番組内容に応じて前記表示領域が見やすい大き
さに設定されるようになり、表示ディスプレイ16の画
面サイズが小さくても、映像等の表示画像が見やすく、
また文字等の内容も把握しやすくなる。しかも、前記放
送受信デ−タの情報量が多いので、そのデ−タを利用し
て、拡大して表示させても画質を劣下させることなく、
小さな文字等でも、拡大してハッキリと映し出すことが
できる。
プS1において、チャンネル変更又は番組の変更があっ
たか否かを判断し、チャンネル変更又は番組の変更があ
ったと判断した場合に、表示領域(%)を任意に設定す
るようになっているが、別の実施の形態では、チャンネ
ル変更又は表示番組の変更があった場合には、まず、表
示領域(%)を100%に設定し、オリジナルの放送受
信デ−タの全体像を表示させる全画面表示を行う設定と
しておき、その後、前記放送受信デ−タに含まれる識別
信号のようなものに基づいて、番組内容に応じて表示領
域(%)を自動的に設定し、表示領域の変更が行われる
ようになっていてもよい。
が十分なレベルにない表示ディスプレイ16を使用した
場合について説明したが、表示ディスプレイ16の解像
度が高くなり、6〜8インチ程度の表示ディスプレイに
おいてもディジタル放送の放送受信デ−タの情報を間引
くことなく全体を表示させることができるようになった
場合には、例えば、画質が劣下しない範囲で、情報量を
間引くことなく拡大表示させるようにすることができ、
上記と同様の効果を得ることができる。
置について説明する。図5は、実施の形態(2)に係る
車載用表示装置の要部を概略的に示したブロック図であ
る。但し、ここでは図1に示した車載用表示装置と異な
る機能を有する制御部18a、表示領域設定処理部13
aには異なる符号を付し、同一機能を有する他の構成部
品については、同一符号を付して、その説明を省略す
る。
が、実施の形態(1)に係る車載用表示装置と相違する
点は、使用者の好みで表示領域を設定できるように表示
領域が記憶されたプリセットメモリ(表示領域情報記憶
手段)19を備えている点である。
る表示領域の表示例を示している。操作部17に設けら
れている表示領域を読み出すためのプリセットボタン
(表示領域設定可能手段)(図示せず)が押されると、
プリセットメモリ19に記憶されている表示領域が読み
出され、図6に示すように表示ディスプレイ16に表示
領域が表示される。そして、操作部17のキ−操作等に
より使用者の好みの表示領域が選択され、確定操作の入
力信号が制御部18aで検出されると、表示領域設定処
理部13aで、選択された表示領域の設定処理が行なわ
れるようになっている。
きるように、表示領域が予め適当な値に設定されている
場合の他に、使用者自身で、お好みの表示領域を設定す
ることもできるようになっている。
例えば、使用者が操作部17に設けられたプリセットボ
タン(表示領域情報登録手段としての機能も有する)を
長押しすると、表示ディスプレイ16に表示領域の登録
画面が表示され、操作部17に設けられたup/dow
mキ−や10キ−(いずれも図示せず)等を利用して予
め設定された範囲内の表示領域を好みに応じて設定し
て、登録操作を行うことにより、お好みの表示領域が登
録されるようになっている。
装置における制御部18aの行う処理動作を図7に示し
たフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理動
作は、図4に示したステップS4において、自動的に設
定された表示領域(%)の放送受信デ−タの表示ディス
プレイ16への表示処理が行われた後に実行される。
(%)を読み出すためのプリセットボタンの入力があっ
たか否かを判断し、プリセットボタンの入力があったと
判断すれば、ステップS12に進む。ステップS12で
は、プリセットメモリ19に登録されている表示領域
(%)の読み出し、及び表示ディスプレイ16への表示
処理を行ない、ステップS13に進む。
(%)の選択・確定入力があったか否かを判断し、表示
領域(%)の選択・確定入力があったと判断すれば、ス
テップS14に進む。ステップS14では、表示領域設
定処理部13aにおいて、選択・確定入力された表示領
域(%)に設定させる処理を行い、ステップS15に進
む。
設定された表示領域(%)で再描画させる処理を行い、
再描画された画像デ−タをVRAM15に記憶して、ス
テップS16に進む。ステップS16では、VRAM1
5から画像デ−タを読み出し、表示ディスプレイ16に
出力し、選択設定された表示領域(%)の画像を表示さ
せる処理を行い、処理を終了する。
トボタンの入力がなかったと判断した場合、及びステッ
プS13において、表示領域(%)の選択・確定入力が
なかったと判断した場合には、処理を終了する。
置によれば、使用者は、プリセットメモリ19に記憶さ
れた表示領域に関する情報の中から、プリセットボタン
等の操作により所望の表示領域(%)を自由に設定し
て、設定された表示領域(%)の放送受信デ−タを表示
ディスプレイ16に表示させることができる。
表示領域(%)を自分の好みに応じて設定して、表示領
域を変えて画像を表示させることができ、見たい部分を
見やすく表示させることができる。
者が、自分の好みに応じた表示領域を登録することがで
き、使用者の好みに応じて、表示内容がより見やすくな
るように表示領域を設定することができる。
ットボタンで使用者のお好みの表示領域(%)に設定し
た後は、使用者が再度設定するまでは、同じ表示領域
(%)で表示されるようになっているが、別の実施の形
態では、ステップS16において、使用者のお好みの表
示領域(%)に設定して表示させた後、所定時間経過後
に、予め設定されていた表示領域(%)に戻して表示さ
せるようにしてもよい。
た表示領域(%)に戻して表示させる場合、番組経過に
合わせて、見たい内容部分を随時拡大表示させたりする
ことができ、表示内容をピンポイントで把握しやすくす
ることができる。
置について説明する。図8は、実施の形態(3)に係る
車載用表示装置の要部を概略的に示したブロック図であ
る。但し、ここでは図1に示した車載用表示装置と異な
る機能を有する制御部18bには、異なる符号を付し、
同一機能を有する他の構成部品については、同一符号を
付して、その説明を省略する。
が、実施の形態(1)に係る車載用表示装置と相違する
点は、表示ディスプレイ16上に、画面上の位置や範囲
等を指定する位置指定手段としての機能を有するタッチ
パネル20が装備されている点である。
示装置における表示ディスプレイ16に表示される番組
内容の表示形態を説明するための図であり、図9(a)
は、タッチパネル20にタッチ操作される前の番組内容
の表示形態を示しており、図9(b)は、図9(a)で
タッチ操作された位置の画像を画面中心部に位置するよ
うに表示した例を示している。
タッチパネルを採用することができ、指で押された位置
座標(x方向、y方向の位置座標)がアナログ電圧値と
して検出されるようになっている。そして、タッチパネ
ル20で検出されたx、y座標のアナログ電圧値は、デ
ジタル座標デ−タに変換され、制御部18bに出力され
るようになっている。
出されたデジタル座標デ−タから、画面中のどの位置が
指定されたかを判断し、該判断に基づいて、図9(b)
に示すように、図9(a)において指定された位置の画
像を画面の中心部に位置させるように表示させる処理を
行うようになっている。
けでなく、指定された範囲を含む画像を画面に表示させ
る処理を行うことができるようになっている。上記範囲
の指定及び算出方法は、例えば、タッチパネル20上
で、四角形の枠を指でなぞり、各頂点の座標を検出して
範囲を算出したり、対角線を指でなぞり、対角の頂点の
座標を検出して範囲を算出したり、楕円状の枠を指でな
ぞり、楕円状の枠が納まるような領域座標を求め、範囲
を算出したりするようになっている。
装置における制御部18bの行う処理動作を図10に示
したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、ここで
は、本処理動作が、図4に示したステップS3におい
て、自動的に設定された表示領域(%)の放送受信デ−
タの表示処理後に、タッチパネル20へのタッチ操作が
行われた場合に実行される場合について説明する。
20へのタッチ操作があったか否かを判断し、ステップ
S21において、タッチパネル20のタッチ操作があっ
たと判断すれば、ステップS22に進む。ステップS2
2では、タッチ操作が、位置指定か範囲指定かを判断
し、位置指定であると判断すれば、ステップS23に進
み、タッチ操作された位置指定座標を検出し、ステップ
S24に進む。
表示領域(%)の設定は変更せずに、検出された位置指
定座標の画像を画面中心部に位置させる描画処理を行
い、描画された画像デ−タをVRAM15に記憶して、
ステップS25に進む。ステップS25ではVRAM1
5から前記画像デ−タ読み出し、表示ディスプレイ16
に出力し、位置指定された座標の画像を画面の中心部に
位置するように表示させて、処理を終了する。
作が、範囲指定であったと判断すれば、ステップS26
に進み、ステップS26では、範囲指定座標の検出を行
い、ステップS27に進む。
像を表示させる表示領域を設定する処理を行い、ステッ
プS28に進み、ステップS28では、設定された表示
領域での描画処理を行い、描画された画像デ−タをVR
AM15に記憶して、ステップS29に進む。
記画像デ−タ読み出して、表示ディスプレイ16に表示
させる処理を行い、指定された範囲の画像を表示させ、
処理を終了する。一方、ステップS21において、タッ
チパネル20へのタッチ操作がなかったと判断すれば、
処理を終了する。
置によれば、使用者が見たい部分をタッチパネル20を
介して指定するだけで簡単に表示ディスプレイ16の中
心部に指定された位置の表示画像を表示させることがで
き、また、タッチパネル20を介して、詳しく見たい表
示範囲を簡単に設定することができ、設定された前記表
示範囲の放送受信デ−タを表示ディスプレイ16に表示
させることができ、見たい部分をより見やすく、必要な
情報を把握しやすいものとすることができる。
プS24において、描画処理部14で、表示領域(%)
の設定は変更せずに、検出された位置指定座標の画像を
画面中心部に位置させる描画処理を行うようにしたが、
別の実施の形態では、位置指定後は予め指定された表示
領域(%)に変更して表示させるように表示領域の設定
を行って、描画処理を行うようにしてもよい。
おける座標位置を指定する位置指定手段及び表示範囲を
設定する表示範囲設定手段として、タッチパネル20を
採用したが、リモコン等に設けられたジョイスティック
などで、画面上に表示されるカ−ソルの位置合わせを行
って、座標位置を指定したり、表示範囲を設定するよう
にしてもよい。
置について説明する。但し、実施の形態(4)に係る車
載用表示装置の概略構成は、制御部18cを除いて、図
1に示した車載用表示装置と略同様であるため、制御部
18cには、異なる符号を付し、その他の構成部品の説
明をここでは省略する。
に得られる文字や図形や画像等を含んだマルチメディア
コンテンツとしてのデ−タ放送も行われており、該デ−
タ放送には、ニュ−ス・スポ−ツ・天気予報などの独立
デ−タサ−ビス、放送番組に連動した連動デ−タサ−ビ
ス、及びショッピングなどを楽しめる双方向デ−タサ−
ビスなどが含まれる。
タル放送のデ−タ放送のために開発されたBML(Broa
dcast Markup Language)や、B−XML( Broadcast eX
tensible Markup Language) などのマルチメディア符号
化方式で記述されており、受信部11は、マルチメディ
ア符号化された情報を画像変換して表示するためのブラ
ウザ機能を備えている。
表示する場合、画面サイズの小さな表示ディスプレイ1
6に、オリジナルのデ−タ放送の内容全体を表示させよ
うとすると、小さな文字などは、かなり小さく表示さ
れ、しかも全体を表示させるために情報量が間引かれて
表示されるので、文字潰れ等が生じ、はっきりと映し出
すことが困難となるので、制御部18cでは、小さな文
字を画面に表示させない処理を行い、表示させる情報量
を減らし、画面構成をスッキリとさせたり、小さな文字
を表示する代わりに、別途内容を表示させるための文字
格納アイコン等を表示させる処理が行われるようになっ
ている。
表示装置における表示ディスプレイ16に表示されるデ
−タ放送の表示形態を説明するための図である。図11
(a)には、オリジナルのデ−タ放送の表示内容全体が
示されており、選択チャンネル(BS日テレ)の放送番
組(NEWS、SPORTS、ENTERTAINMENT )の映像及び、番組
内容の文字情報等が表示されるようになっている。オリ
ジナルのデ−タ放送の表示内容全体を表示ディスプレイ
16に表示させようとすると番組内容の文字情報の文字
がかなり小さく表示され、見えにくくなってしまう。
番組内容の文字情報を表示させないように設定された場
合の表示例を示している。表示される文字サイズが所定
サイズより小さい場合及び/又は文書の文字数が所定数
より多い場合に、その文字情報を表示させないように設
定することができるようになっている。
らされた部分に、文字情報が表示されていないことを使
用者に知らせ、拡大表示させるための文字格納アイコン
が表示されている場合の表示例を図11(c)に示して
いる。
チパネルやリモコン等の操作部17を通じて、選択され
ると、表示されていない文字情報が、見やすい文字サイ
ズに拡大された状態で画面上に表示されるようになって
いる。
装置における制御部18cの行う処理動作を図12に示
したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理
動作は、デ−タ放送の番組選択時に実行される。
番組が選択されたか否かを判断し、デ−タ放送の番組が
選択されていないと判断すれば、処理を終了し、一方、
ステップS31において、デ−タ放送の番組が選択され
たと判断すれば、ステップS32に進む。
表示領域を設定する処理を行い、ステップS33に進
む。なお、本実施の形態ではデ−タ放送の番組選択時に
おける表示領域は、内容全体を表示させるために、表示
領域(%)が100%の基準値に設定されるようになっ
ている。
定サイズより大きいか否かを判断し、表示文字サイズが
所定サイズより大きいと判断すれば、ステップS34に
進み、ステップS34では、通常通りに文字を描画する
処理を行い、描画された文字等の画像デ−タをVRAM
15に記憶し、ステップS38に進む。
サイズが所定サイズより大きくない、すなわち所定サイ
ズ以下であると判断すれば、ステップS35に進む。ス
テップS35では、所定サイズ以下の小さな文字を表示
する代わりの代替指定があるか否かを判断し、代替指定
があると判断すれば、ステップS36に進み、ステップ
S36では、所定サイズ以下の小さな文字を描画する代
わりに文字格納アイコンを描画する処理を行い、描画さ
れた文字格納アイコン等の画像デ−タをVRAM15に
記憶し、ステップS38に進む。
ないと判断すれば、ステップS37に進み、小さなサイ
ズの文字を描画しない処理を行い、小さな文字が描画さ
れていない画像デ−タをVRAM15に記憶し、ステッ
プS38に進む。
画像デ−タを読み出し、表示ディスプレイ16に出力
し、小さな文字情報が表示されていない、又は文字格納
アイコンが表示された画像を表示させる処理を行い、処
理を終了する。
装置における制御部18cの行う別の処理動作を図13
に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本
処理動作は、図12に示したデ−タ放送の番組表示処理
後に実行される。
さな文字を表示する代わりに表示されている文字格納ア
イコンの選択があったか否かを判断し、文字格納アイコ
ンの選択がなかったと判断すれば、処理を終了し、一
方、ステップS41において、文字格納アイコンの選択
があったと判断すれば、ステップS42に進む。
アイコンの表示により表示されていなかった文字情報を
表示させる処理を行い、ステップS43に進む。前記文
字情報の表示は、例えば、文字がはっきりと見える大き
さに拡大して表示されるようになっている。
否かを判断し、所定時間経過していないと判断すれば、
ステップS43に戻り、一方、所定時間経過したと判断
すれば、ステップS44に進み、元の文字格納アイコン
の表示状態に戻す処理を行い、処理を終了する。
置によれば、デ−タ放送の番組を表示させる場合に、小
さな文字や長い文章等の文字情報が含まれているときに
は、前記文字情報を表示させないか、もしくは、前記文
字情報が表示されていないことを示す文字格納アイコン
を代わりに表示させることにより、表示内容を少なくし
て、視認性を高めることができ、車両等に搭載された場
合に運転者の注視等を防いで、走行時の安全性を高める
ことができ、表示内容の概略を適切に把握させることが
できる。また、前記文字格納アイコンが選択されると、
表示されなかった前記文字情報が、文字を拡大して表示
されるので、前記文字情報が見やすく、その内容を使用
者に把握させやすくすることができる。
置について説明する。図14は、実施の形態(5)に係
る車載用表示装置の要部を概略的に示したブロック図で
ある。但し、ここでは図1に示した車載用表示装置と同
一機能を有する構成部品については、同一符号を付し
て、その説明を省略する。
と、実施の形態(1)に係る車載用表示装置とでは制御
部18dが相違しており、制御部18dは、制御部18
dに接続された、運転手による操作か否かを検出する運
転手操作検出手段21で検出された運転手操作検出信号
に基づいて、運転手による操作か否かを判断したり、制
御部18dに接続された、車両の走行状態を検出する走
行状態検出手段22で検出された走行状態検出信号に基
づいて、車両が走行中であるか否かを判断することがで
きるようになっている。
走行中における運転手の操作を禁止したり、走行中にお
ける画像表示を中断したり、コマ送り表示にする設定が
行われるようになっている。
例えば、表示ディスプレイ16の左右どちら側から操作
が行われたか、すなわち運転席側から操作が行われたこ
とを検出するための、温度検出に用いられるサ−モグラ
フィ等の温度センサや、人体から放射される赤外線を感
知する赤外線センサや、障害物を検出する超音波センサ
などの操作感知手段や、表示ディスプレイ16の向きの
設定(運転席側に向いているか、あるいは助手席側に向
いているか)を検出する画面向検出手段や、後部座席に
設置されている場合等、運転手が操作ができない位置に
設置されているかどうかを検出する設置位置検出手段な
どが採用される。
速センサ、シフトレバ−ポジションスイッチ、又はパ−
キングブレ−キスイッチなどが採用され、また、ナビゲ
−ション装置と接続されていれば、該ナビゲ−ション装
置に接続された車速センサ、ジャイロセンサ、及びGP
S受信機などで検出された走行状態の検出信号が採用さ
れる。
置の制御部18dが行う処理動作を図15に示したフロ
−チャ−トに基づいて説明する。まず、ステップS51
では、走行状態検出手段22で検出された走行検出信号
に基づいて、車両が走行中であるか否かを判断し、車両
が走行中であると判断すれば、ステップS52に進み、
ステップS52では、使用者による操作があったか否か
を判断する。
作がなかったと判断すれば、ステップS51に戻り、一
方、ステップS52において、使用者による操作があっ
たと判断すれば、ステップS53に進む。ステップS5
3では、操作が運転手によるものか否かを判断し、操作
が運転手によるものであると判断すれば、ステップS5
4に進み、ステップS54では、運転手による操作を禁
止する設定処理を行い、ステップS55に進む。
示設定条件を判断し、画像表示しない設定条件であると
判断すれば、ステップS56に進む。ステップS56で
は、放送受信デ−タの表示を中断させる設定処理を行
い、処理を終了する。
表示の設定条件であると判断すれば、ステップS57に
進み、ステップS57では、放送受信デ−タをコマ送り
表示させる処理を行い、処理を終了する。なお、前記コ
マ送り表示は、MPEG2方式で圧縮された放送受信デ
−タにおいて、動き補償を用いた予測符号化のために採
用されているGOP(グル−プ・オブ・ピクチャ−ズ)
構造に含まれているI(イントラ)ピクチャ−(画面内
だけで圧縮をした静止画)のみを表示させることによ
り、画像のコマ送り表示を行うことができるようになっ
ている。
はないと判断した場合、又はステップS53において、
操作が運転手によるものではない、すなわち運転手以外
の操作であると判断した場合には、ステップS58に進
み、使用者による操作を許可する設定処理を行い、ステ
ップS59に進み、ステップS59では、放送受信デ−
タを表示させる通常の表示処理を行い、処理を終了す
る。
置によれば、車両が走行中である場合、運転者による操
作が禁止されるので、走行中に運転者が操作に気を取ら
れることがなくなり、車両走行時の安全性を高めること
ができる。
設定の場合、前記放送受信デ−タの表示が中断されるの
で、走行中に運転者が画面に気を取られることがなくな
り、走行時の安全性を高めることができ、また前記表示
設定条件がコマ送り表示する設定の場合、前記放送受信
デ−タをコマ送り表示して、表示内容の変更を緩やかに
行うことで、運転者の画面の注視を防止することがで
き、車両走行時の安全性を高めることができる。
運転手以外の使用者による操作であれば、操作を許可す
る設定が行われるので、例えば、助手席の人が操作した
場合や後部座席で使用している場合などであれば、走行
中であっても通常の操作を行うことができ、運転手以外
の使用者は表示映像を楽しむことができ、同乗者にとっ
て快適なものとすることができる。
は、車載用表示装置に適用した場合について説明した
が、適用される表示装置は車載用に限られるものではな
く、ディジタル放送の番組を表示可能な小型の表示装置
であればよく、例えば携帯情報端末や、携帯型ディジタ
ルテレビ等にも適用することができる。
置の要部を概略的に示したブロック図である。
る表示領域設定処理部の行う表示領域の設定処理を説明
するための図である。
載用表示装置における表示ディスプレイに表示される番
組内容の表示形態を説明するための図である。
る制御部の行う処理動作を示したフロ−チャ−トであ
る。
置の要部を概略的に示したブロック図である。
る表示ディスプレイに表示される表示領域の表示例を示
した図である。
る制御部の行う処理動作を示したフロ−チャ−トであ
る。
置の要部を概略的に示したブロック図である。
載用表示装置における表示ディスプレイに表示される番
組内容の表示形態を説明するための図である。
ける制御部の行う処理動作を示したフロ−チャ−トであ
る。
ける表示ディスプレイに表示されるデ−タ放送の表示形
態を説明するための図である。
ける制御部の行う処理動作を示したフロ−チャ−トであ
る。
ける制御部の行う処理動作を示したフロ−チャ−トであ
る。
装置の要部を概略的に示したブロック図である。
ける制御部の行う処理動作を示したフロ−チャ−トであ
る。
置 11 受信部 12 受信デ−タメモリ 13、13a 表示領域設定処理部 14 描画処理部 15 VRAM 16 表示ディスプレイ 17 操作部 18、18a、18b、18c、18d 制御部 19 プリセットメモリ 20 タッチパネル 21 運転手操作検出手段 22 走行状態検出手段
Claims (18)
- 【請求項1】 ディジタル放送の放送受信デ−タを画面
に表示させる制御手段を備えた表示装置であって、 前記放送受信デ−タの表示領域を自動的に設定する表示
領域自動設定手段を備え、 前記制御手段が、前記表示領域自動設定手段により自動
的に設定された前記表示領域の放送受信デ−タを前記画
面に表示させるものであることを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 前記放送受信デ−タの表示領域に関する
情報が予め記憶された表示領域情報記憶手段と、 該表示領域情報記憶手段に記憶された前記表示領域に関
する情報の中から使用者が所定の表示領域を設定するた
めの表示領域設定可能手段とを備え、 前記制御手段が、前記表示領域設定可能手段により設定
された前記表示領域の放送受信デ−タを前記画面に表示
させるものであることを特徴とする請求項1記載の表示
装置。 - 【請求項3】 前記放送受信デ−タの表示領域に関する
情報を使用者が登録するための表示領域情報登録手段を
備えていることを特徴とする請求項2記載の表示装置。 - 【請求項4】 前記画面に表示された前記放送受信デ−
タの表示範囲を使用者が設定するための表示範囲設定手
段を備え、 前記制御手段が、前記表示範囲設定手段により設定され
た前記表示範囲の放送受信デ−タを前記画面に表示させ
るものであることを特徴とする請求項1記載の表示装
置。 - 【請求項5】 画面上の位置を指定することのできる位
置指定手段を備え、 前記制御手段が、前記位置指定手段により指定された位
置の表示画像を前記画面の中心部に位置させて表示させ
るものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
の項に記載の表示装置。 - 【請求項6】 前記制御手段が、前記位置指定手段によ
り指定された位置の表示画像を前記画面の中心部に位置
させて表示させる場合、予め設定された表示領域を表示
させるものであることを特徴とする請求項5記載の表示
装置。 - 【請求項7】 前記表示領域自動設定手段により設定さ
れた表示領域において前記画面に表示する情報量が多い
か否かを判断する情報量判断手段を備え、 前記制御手段が、前記情報量判断手段により表示する情
報量が多いと判断された場合、前記情報量を減らして表
示させるものであることを特徴とする請求項1〜4のい
ずれかの項に記載の表示装置。 - 【請求項8】 前記情報量判断手段が、表示される文字
サイズ及び/又は文字数により表示する情報量が多いか
否かを判断するものであることを特徴とする請求項7記
載の表示装置。 - 【請求項9】 前記制御手段が、前記情報量を減らして
表示する部分には、該情報量が減らされていることを表
示させるものであることを特徴とする請求項7又は請求
項8記載の表示装置。 - 【請求項10】 前記制御手段が、使用者による指示が
あると、減らされた情報の内容を表示させるものである
ことを特徴とする請求項9記載の表示装置。 - 【請求項11】 全画面表示に切り換えるか否かを判断
する全画面表示切換判断手段を備え、 前記制御手段が、前記全画面表示切換判断手段により全
画面表示に切り換えると判断された場合、前記全画面表
示に切り換えて前記放送受信デ−タを表示させるもので
あることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記
載の表示装置。 - 【請求項12】 前記全画面表示切換判断手段が、表示
チャンネルの変更があった場合に前記全画面表示に切り
換えると判断するものであることを特徴とする請求項1
1記載の表示装置。 - 【請求項13】 前記全画面表示切換判断手段が、表示
番組が変わった場合に前記全画面表示に切り換えると判
断するものであることを特徴とする請求項11記載の表
示装置。 - 【請求項14】 前記表示領域設定可能手段により設定
された表示領域の設定を所定時間経過後に解除する表示
領域設定解除手段を備え、 前記制御手段が、前記表示領域設定解除手段により前記
所定時間経過後に前記表示領域の設定が解除された場
合、前記放送受信デ−タを予め設定されていた表示領域
に戻して表示させるものであることを特徴とする請求項
1〜6のいずれかの項に記載の表示装置。 - 【請求項15】 車両の走行状態を検出する走行状態検
出手段で検出された走行状態検出信号に基づいて、前記
車両が走行中であるか否かを判断する車両走行判断手段
と、 該車両走行判断手段により車両が走行中であると判断さ
れた場合、使用者による操作を禁止する設定を行う操作
禁止設定手段とを備えていることを特徴とする請求項1
〜14のいずれかの項に記載の表示装置。 - 【請求項16】 前記制御手段が、前記車両走行判断手
段により車両が走行中であると判断された場合、前記放
送受信デ−タの表示を中断させるものであることを特徴
とする請求項15記載の表示装置。 - 【請求項17】 前記制御手段が、前記車両走行判断手
段により車両が走行中であると判断された場合、前記放
送受信デ−タをコマ送りにして表示させるものであるこ
とを特徴とする請求項15記載の表示装置。 - 【請求項18】 運転手による操作か否かを検出する運
転手操作検出手段で検出された運転手操作検出信号に基
づいて、前記運転手による操作か否かを判断する運転手
操作判断手段と、 該運転手操作判断手段により前記運転手による操作では
ないと判断された場合、前記車両が走行中であっても、
前記運転手以外の使用者による操作を許可する設定を行
う操作許可設定手段とを備えていることを特徴とする請
求項15記載の表示装置。
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