JP2003185456A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP2003185456A
JP2003185456A JP2001380418A JP2001380418A JP2003185456A JP 2003185456 A JP2003185456 A JP 2003185456A JP 2001380418 A JP2001380418 A JP 2001380418A JP 2001380418 A JP2001380418 A JP 2001380418A JP 2003185456 A JP2003185456 A JP 2003185456A
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unit
route guidance
navi
video
navigation
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JP2001380418A
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Hiroshi Aoki
広志 青木
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、映像メディアの再生機能を
有するナビゲーション装置において、映像メディア再生
中に経路案内割込みがあった場合の経路案内情報の報知
方法を任意に設定可能にすることで、経路案内割込みに
よるユーザの不快感を軽減させることである。 【解決手段】 CM判定(テレビジョン放送中の経路案
内割込み時に、放送内容がコマーシャルであるか否かを
判定するCM判定機能)が設定されている場合に、テレ
ビジョン放送中の経路案内割込みがあると、制御部5
は、CM検出部3からのCM検出信号により、現在のテ
レビジョン放送内容がコマーシャルであるか否かを判定
し、コマーシャルでなくテレビ番組であれば、音声のみ
をNAVIモード(ナビゲーションモード)に切り替え
させ、コマーシャルであれば、画面、音声をともにNA
VIモードに切り替えさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーション装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、車両に搭載されて目的地までの道
案内を行うナビゲーション装置において、テレビチュー
ナー付きのナビゲーション装置が普及している。このよ
うなナビゲーション装置において、目的地までの経路案
内機能の一設定として、NAVI割込みがある。これ
は、車内でのテレビジョン放送中に、車両が交差点等の
交通誘導地点に差し掛かかると、経路案内機能によっ
て、モニタの画面、及びスピーカの音声を自動的にナビ
ゲーションモード(以下、NAVIモードと称す)に切
り替えて経路案内を行うというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のナビゲーション装置は、テレビジョン放送中
に交通誘導地点でのNAVI割込みがあると、直ちに、
映像、音声をともにNAVIモードに切り替えていたた
め、車内でテレビ番組を鑑賞していた者(同乗者)に不
快感を与えるという問題があった。近年のテレビ番組に
おいては、放送中の内容を文字表示(テロップ)するこ
とが多いため、テレビ音声がなくてもたいして問題では
ないが、テレビ映像のNAVI画像への切り替えが、テ
レビ番組を楽しんでいた者の苛立ちをかき立てることが
あった。一方、これを回避するため、NAVI割込み設
定を取り止めると、運転者が経路案内情報を全く得られ
ないという問題があった。
【0004】本発明の課題は、映像メディアの再生機能
を有するナビゲーション装置において、映像メディア再
生中に経路案内割込みがあった場合の経路案内情報の報
知方法を任意に設定可能にすることで、経路案内割込み
によるユーザの不快感を軽減させることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両に搭載さ
れ、目的地までの経路案内機能と、各種映像メディアの
再生機能とを有するナビゲーション装置であって、前記
映像メディア再生中に経路案内割込みがあった場合の、
経路案内情報の報知方法を設定する設定手段と、前記映
像メディア再生中に経路案内割込みがあった場合、前記
設定手段により設定された報知方法に従って、経路案内
情報を報知する報知手段と、を備えることを特徴として
いる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。まず、構成を説明する。
【0007】図1は、本発明を適用した本実施の形態に
係るナビゲーション装置100の構成を示すブロック図
である。図1に示すように、ナビゲーション装置100
は、TVチューナー部1、ナビゲーション部2、CM検
出部3、入力部4、制御部5、モニタ部6、スピーカ部
7により構成され、TVチューナー部1は、TVアンテ
ナ1aに接続され、ナビゲーション部2は、GPSアン
テナ2aに接続される。
【0008】TVチューナ部1は、TVアンテナ1aに
より受信されたテレビ放送用電波の中から、入力部4に
よって指定されたチャンネルの放送電波を抽出し、制御
部5から入力される制御信号に従って、放送内容である
映像信号、音声信号を、それぞれ、モニタ部6、スピー
カ部7へ出力する。
【0009】特に、テレビジョン放送中に、NAVI割
込みがあり、制御部5から、映像、音声をともにNAV
Iモードに切り替える切替信号が入力されると、TVチ
ューナー部1は、モニタ部6、スピーカ部7への映像信
号、音声信号の出力を停止する。また、テレビジョン放
送中のNAVI割込み時に、制御部5から、音声のみN
AVIモードに切り替える切替信号が入力されると、T
Vチューナー部1は、スピーカ部7への音声信号の出力
を停止し、モニタ部6への映像信号の出力を継続する。
【0010】ナビゲーション部2は、GPSアンテナ2
aにより、GPS(Global Positioning Systems)衛星
から送信される信号を受信して現在位置を検出し、自律
航法センサ(図示せず)により検出される情報、及び地
図データベース(図示せず)に記憶されている地図デー
タに基づいて、車両の現在位置と地図データの道路形状
とをマッチングさせて、モニタ部6の地図上に車両の現
在位置を表示する。また、ナビゲーション部2は、入力
部4から目的地を示す信号が入力されると、検出された
現在位置と入力された目的地に基づいて、ルート探索を
行い、探索された経路をモニタ部6の地図上に表示して
目的地までの誘導を行う。
【0011】特に、NAVI割込み機能が設定されてい
る場合、ナビゲーション部2は、テレビジョン放送中に
GPSアンテナ2aからの受信信号、及び地図データベ
ースに記憶された地図データにより、交通誘導点に差し
掛かったと判断すると、制御部5に、交通誘導点到達を
示す信号を出力する。このとき、制御部5から、映像、
音声をともにNAVIモードに切り替える切替信号が入
力されると、ナビゲーション部2は、映像信号、音声信
号の、モニタ部6、スピーカ部7への出力を開始する。
また、制御部5から、音声のみNAVIモードに切り替
える切替信号が入力されると、ナビゲーション部2は、
音声信号のスピーカ部7への出力を開始する。
【0012】CM(コマーシャル)検出部3は、テレビ
アンテナ1aからTVチューナー部1に入力されるTV
音声信号がステレオ信号であるか否かを検出することに
より、受信中のテレビジョン放送がコマーシャルである
か否かを検出し、検出結果を制御部5に出力する。な
お、TV信号に多重して伝送されるCM識別符号を取り
出して、コマーシャルの検出を行ってもよい。
【0013】入力部4は、モード設定(TVモード、N
AVIモード)、テレビチャンネルの指定、目的地の設
定、NAVI割込み設定としてCM判定の有無の設定
等、ナビゲーション装置100の各種動作を指定するた
めのスイッチ、ボタン等を備えており、これらの操作に
よる操作信号を制御部5に出力する。また、入力部4
は、タッチパネル等のポインティングデバイス、リモコ
ンなどの入力装置を備える構成としてもよい。ここで、
CM判定とは、テレビジョン放送中のNAVI割込み時
に、放送内容がコマーシャルであるか否かを判定する機
能である。なお、入力部4は、特許請求の範囲における
設定手段としての機能を有する。
【0014】制御部5は、TVチューナー部1及びナビ
ゲーション部2からの入力信号や、CM検出部3から入
力される検出信号、入力部4から入力される各種指示信
号に応じて、図示しないROM(Read Only Memory)に
格納された制御プログラムに従って、各種の制御動作を
行う。具体的には、制御部5は、図2に示すNAVI割
込み処理において、CM判定の有無の判別や、CM判定
を行い、これらCM判定有無の判別結果やCM判定結果
に基づいて、TVチューナー部1とナビゲーション部2
との間で、映像信号及び音声信号の出力の切替を指示す
る切替信号を出力する。なお、制御部5は、特許請求の
範囲における判別手段としての機能を有する。
【0015】モニタ部6は、CRT(Cathode Ray Tub
e)やLCD(Liquid Crystal Display)により構成さ
れ、TVチューナー部1又はナビゲーション部2から入
力される映像信号に従い、所要の表示動作を行う。
【0016】スピーカ部7は、TVチューナー部1又は
ナビゲーション部2から入力される音声信号を図示しな
い増幅回路で増幅し、外部に出力する。なお、モニタ部
6及びスピーカ部7は、特許請求の範囲における報知手
段としての機能を有する。
【0017】次に、本実施の形態の動作を説明する。図
2のフローチャートを参照して、ナビゲーション装置1
00において実行されるNAVI割込み処理について説
明する。
【0018】入力部4によりNAVIモードが指定され
(ステップS1)、目的地が指定されると、制御部5
は、これらの指定信号をナビゲーション部2に出力し、
ナビゲーション部2は、指定された目的地へのルート探
索を行う(ステップS2)。
【0019】次に、入力部4により、NAVI割込み設
定として、CM判定の有無が指定されると、制御部5
は、当該指定内容を図示しないRAM(Random Access
Memory)に格納し(ステップS3)、ナビゲーション部
2に対し、ルート案内の開始を指示する信号を出力す
る。ナビゲーション部2は、制御部5からの指示信号に
応じて、目的地へのルート案内を開始する(ステップS
4)。
【0020】次いで、入力部4により、TVモード、及
びTVチャンネルが指定されると、制御部5は、TVチ
ューナー部1にこれらの指定信号を出力し(ステップS
5)、交通誘導点への到達を待機する(ステップS
6)。TVチューナー部1は、制御部5からの指定信号
に応じて、指定されたTVチャンネルの放送電波を抽出
し、放送内容である映像信号、音声信号を、それぞれ、
モニタ部6、スピーカ部7に出力する。
【0021】ナビゲーション部2により、交通誘導点到
達を示す信号が入力されると(ステップS6;YE
S)、制御部5は、RAMに記憶されていたNAVI割
込み設定内容(CM判定の有無)を読み出し、CM判定
の有無を判別する(ステップS7)。
【0022】ステップS7において、CM判定が指定さ
れていると(ステップS7;YES)、制御部5は、C
M検出部3からのCM検出信号により、現在のテレビジ
ョン放送内容がコマーシャルであるか否かを判別する
(ステップS8)。
【0023】ステップS8において、現在のテレビジョ
ン放送内容がコマーシャルであれば(ステップS8;Y
ES)、制御部5は、TVチューナー部1、及びナビゲ
ーション部2に、画面、及び音声をNAVIモードに切
り替える切替信号を出力し(ステップS9)、交通誘導
点の通過を待機する(ステップS11)。ステップS7
において、CM判定が指定されていない場合も(ステッ
プS7;NO)、制御部5は、ステップS9と同様の切
替を行う。この切替信号に応じて、TVチューナー部1
は、モニタ部6、スピーカ部7への映像信号、音声信号
の出力を停止し、ナビゲーション部2は、NAVI画像
のモニタ部6への出力、及びNAVI音声のスピーカ部
7への出力を開始する。
【0024】これに反して、現在のテレビジョン放送内
容がコマーシャルでなければ(ステップS8;NO)、
制御部5は、TVチューナー部1、及びナビゲーション
部2に、音声のみをNAVIモードに切り替える切替信
号を出力し(ステップS10)、交通誘導点の通過を待
機する(ステップS11)。この切替信号に応じて、T
Vチューナー部1は、モニタ部6への映像信号の出力を
継続するとともに、スピーカ部7への音声信号の出力を
停止し、ナビゲーション部2は、NAVI音声のスピー
カ部7への出力を開始する。
【0025】ステップS11において、ナビゲーション
部2から、交通誘導点通過を示す信号が入力されると
(ステップS11;YES)、制御部5は、ステップS
5に移行し、TVチューナー部1、及びナビゲーション
部2に、画面、及び音声をTVモードに切り替える切替
信号を出力する。この切替信号に応じて、TVチューナ
ー部1は、モニタ部6、スピーカ部7への映像信号、音
声信号の出力を再開し、ナビゲーション部2は、指定さ
れた目的地へのルート案内を再開する。
【0026】以上のように、本実施の形態のナビゲーシ
ョン装置100によれば、図2のフローチャートに示す
ように、NAVI割込み設定として、CM判定を有りに
設定すると、テレビ放送中にNAVI割込みがあって
も、CM期間以外、すなわちテレビ番組中であれば、音
声のみをNAVIモードに切り替え、画面はTVモード
のままにすることができるため、従来のように、テレビ
番組が突然NAVI画像に切り替わることがなくなり、
テレビ鑑賞をしていた同乗者の不快感が軽減される。
【0027】特に、最近のテレビ番組では、番組内容を
文字表示(テロップ)することが多く、この場合のよう
にNAVI割り込み中にテレビ音声が得られなくても、
ユーザは、テレビ画像だけでも番組内容を楽しむことが
できる。また、この場合、運転者は、音声によりNAV
I情報を得ることができるため、不便さを感じることが
なくなる。また、NAVI割込み時、CM期間中であれ
ば、自動的に画面及び音声をNAVIモードに切り替え
ることができるため、CM期間を利用した効率的なルー
ト案内が可能になる。
【0028】更に、TV鑑賞よりもルート案内を優先さ
せる場合には、図2のフローチャートに示すように、N
AVI割込み設定として、CM判定を無しに設定すれ
ば、従来のように、テレビ放送中のNAVI割込みの
際、画面及び音声をNAVIモードに切り替えることが
できる。
【0029】このように、テレビジョン放送中に交通誘
導点に到達した際のNAVI情報の報知方法を、運転者
及び同乗者の都合に合わせて設定可能にしたことによ
り、ルート案内による交通誘導と娯楽性との両立を図る
ことができる。
【0030】なお、本実施の形態における記述内容は、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態では、娯楽用の映像メディアとし
てテレビジョン放送を取り上げたが、DVD(Digital
Versatile Disc)−VIDEO等の映像メディアであっ
てもよい。
【0031】娯楽用映像メディアがDVD−VIDEO
である場合のナビゲーション装置200の構成を図3に
示す。この図3において、図1に示したナビゲーション
装置200の構成と同一部分には同一の符号を付し、同
一機能を有する場合にはその機能説明を省略する。
【0032】図3に示すように、ナビゲーション装置2
00は、DVD−VIDEO部11、ナビゲーション部
2、入力部4、制御部5、モニタ部6、スピーカ部7に
より構成され、ナビゲーション部2は、GPSアンテナ
2aに接続される。
【0033】DVD−VIDEO部11は、光ピックア
ップ、スピンドルモータ、RFアンプ、ビデオでコー
ダ、オーディオデコーダ、D/A変換器等により構成さ
れ、制御部5から入力される制御信号に従って、DVD
−VIDEO部11に装填されたDVDの記録内容であ
る映像信号、音声信号を、それぞれ、モニタ部6、スピ
ーカ部7に出力する。
【0034】特に、DVD再生中に、NAVI割込みが
あり、制御部5から、映像、音声をともにNAVIモー
ドに切り替える切替信号が入力されると、DVD−VI
DEO部11は、モニタ部6、スピーカ部7への映像信
号、音声信号の出力を停止する。また、DVD再生中の
NAVI割込み時に、制御部5から、音声のみNAVI
モードに切り替える切替信号が入力されると、DVD−
VIDEO部11は、スピーカ部7への音声信号の出力
を停止し、モニタ部6への映像信号の出力を継続する。
【0035】ナビゲーション部2は、NAVI割込み機
能が設定されている場合、DVD再生中に、GPSアン
テナ2aからの受信信号、及び地図データベースに記憶
された地図データにより、交通誘導点に差し掛かったと
判断すると、制御部5に、交通誘導点到達を示す信号を
出力する。このとき、制御部5から、映像、音声をとも
にNAVIモードに切り替える切替信号が入力される
と、ナビゲーション部2は、映像信号、音声信号の、モ
ニタ部6、スピーカ部7への出力を開始する。また、制
御部5から、音声のみNAVIモードに切り替える切替
信号が入力されると、ナビゲーション部2は、音声信号
のスピーカ部7への出力を開始する。
【0036】入力部4は、モード設定(VIDEOモー
ド、NAVIモード)、DVD再生や、目的地の設定、
NAVI割込み設定(NAVI情報の画像及び音声によ
る報知、又は音声のみの報知)等、ナビゲーション装置
200の各種動作を指定するためのスイッチ、ボタン等
を備えており、これらの操作による操作信号を制御部5
に出力する。なお、入力部4は、タッチパネル等のポイ
ンティングデバイス、リモコンなどの入力装置を備える
構成としてもよい。
【0037】制御部5は、DVD−VIDEO部11及
びナビゲーション部2からの入力信号や、入力部4から
入力される各種指示信号に応じて、図示しないROMに
格納された制御プログラムに従って、各種の制御動作を
行う。具体的には、制御部5は、図4に示すNAVI割
込み処理において、DVD再生中にNAVI割込みがあ
ると、入力部4により設定されたNAVI割込み設定内
容に基づいて、DVD−VIDEO部11とナビゲーシ
ョン部2との間で、映像信号及び音声信号の出力の切替
を指示する切替信号を出力する。
【0038】モニタ部6は、CRTやLCDにより構成
され、DVD−VIDEO部11又はナビゲーション部
2から入力される映像信号に従い、所要の表示動作を行
う。
【0039】スピーカ部7は、DVD−VIDEO部1
1又はナビゲーション部2から入力される音声信号を図
示しない増幅回路で増幅し、外部に出力する。
【0040】次に、図4のフローチャートを参照して、
図3に示すナビゲーション装置200において実行され
るNAVI割込み処理について説明する。
【0041】入力部4によりNAVIモードが指定され
(ステップT1)、目的地が指定されと、制御部5は、
これらの指定信号をナビゲーション部2に出力し、ナビ
ゲーション部2は、指定された目的地へのルート探索を
行う(ステップT2)。
【0042】次に、入力部4により、NAVI割込み設
定として、画像及び音声による報知か、音声のみの報知
かの何れかが指定されると、制御部5は、当該指定内容
を図示しないRAMに格納し(ステップT3)、ナビゲ
ーション部2に対し、ルート案内の開始を指示する信号
を出力する。ナビゲーション部2は、制御部5からの指
示信号に応じて、目的地へのルート案内を開始する(ス
テップT4)。
【0043】次いで、入力部4により、DVD再生が指
定されると、制御部5は、DVD−VIDEO部11に
DVD再生を指示する再生信号を出力し(ステップT
5)、交通誘導点への到達を待機する(ステップT
6)。DVD−VIDEO部11は、制御部5からの再
生信号に応じて、DVDの再生内容である映像信号、音
声信号を、それぞれ、モニタ部6、スピーカ部7に出力
する。
【0044】ナビゲーション部2により、交通誘導点到
達を示す信号が入力されると(ステップT6;YE
S)、制御部5は、RAMに記憶されていたNAVI割
込み設定内容を読み出し、NAVI情報の報知方法とし
て画像及び音声による報知が設定されているか否かを判
別する(ステップT7)。
【0045】ステップT7において、NAVI情報の報
知方法として画像及び音声による報知が設定されていれ
ば(ステップT7;YES)、制御部5は、DVD−V
IDEO部11、及びナビゲーション部2に、画面、及
び音声をNAVIモードに切り替える切替信号を出力し
(ステップT8)、交通誘導点の通過を待機する(ステ
ップT10)。この切替信号に応じて、DVD−VID
EO部11は、モニタ部6、スピーカ部7への映像信
号、音声信号の出力を停止し、ナビゲーション部2は、
NAVI画像のモニタ部6への出力、及びNAVI音声
のスピーカ部7への出力を開始する。
【0046】ステップT7において、NAVI情報の報
知方法として音声のみによる報知が設定されていた場合
(ステップT7;NO)、制御部5は、DVD−VID
EO部11、及びナビゲーション部2に、音声のみをN
AVIモードに切り替える切替信号を出力し(ステップ
T9)、交通誘導点の通過を待機する(ステップT1
0)。この切替信号に応じて、DVD−VIDEO部1
1は、モニタ部6への映像信号の出力を継続するととも
に、スピーカ部7への音声信号の出力を停止し、ナビゲ
ーション部2は、NAVI音声のスピーカ部7への出力
を開始する。
【0047】ステップS11において、ナビゲーション
部2から、交通誘導点通過を示す信号が入力されると
(ステップT10:YES)、制御部5は、ステップT
5に移行し、DVD−VIDEO部11、及びナビゲー
ション部2に、画面、及び音声をVIDEOモードに切
り替える切替信号を出力する。この切替信号に応じて、
DVD−VIDEO部11は、モニタ部6、スピーカ部
7への映像信号、音声信号の出力を再開し、ナビゲーシ
ョン部2は、指定された目的地へのルート案内を再開す
る。
【0048】以上のように、図3に示すナビゲーション
装置200によれば、図4のフローチャートに示すよう
に、NAVI割込み設定として、NAVI情報の報知方
法を音声のみによる報知に設定すると、DVD再生中に
NAVI割込みがあっても、ビデオ画面が突然NAVI
画像に切り替わることがなくなり、ビデオ鑑賞をしてい
た同乗者の不快感が軽減されるとともに、運転者は音声
によるNAVI情報を得ることができる。
【0049】また、ビデオ鑑賞よりもルート案内を優先
させる場合には、図4のフローチャートに示すように、
NAVI割込み設定として、NAVI情報の報知方法を
画像及び音声による報知に設定すれば、DVD再生中の
NAVI割込みの際、画面及び音声をNAVIモードに
切り替えることができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、映像メディア再生中に
経路案内割込みがあった場合の、経路案内情報の報知方
法を設定可能にすることにより、経路案内割込みによる
ユーザの不快感を軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態に係るナビゲーシ
ョン装置100の構成を示すブロック図。
【図2】本実施の形態のナビゲーション装置100にお
いて実行されるNAVI割込み処理を示すフローチャー
ト。
【図3】本実施の形態の他の実施例に係るナビゲーショ
ン装置200の構成を示すブロック図。
【図4】他の実施例におけるナビゲーション装置200
において実行されるNAVI割込み処理を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
1 TVチューナー部 1a テレビアンテナ 2 ナビゲーション部 2a GPSアンテナ 3 CM検出部 4 入力部 5 制御部 6 モニタ部 7 スピーカ部 11 DVD−VIDEO部 100、200 ナビゲーション装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC09 AC14 AC18 AD01 5C025 BA11 CA03 CA09 CA18 DA10 5H180 AA01 BB13 CC12 FF04 FF05 FF07 FF22 FF25 FF27 FF33 FF35 FF40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載され、目的地までの経路案内機
    能と、各種映像メディアの再生機能とを有するナビゲー
    ション装置であって、 前記映像メディア再生中に経路案内割込みがあった場合
    の、経路案内情報の報知方法を設定する設定手段と、 前記映像メディア再生中に経路案内割込みがあった場
    合、前記設定手段により設定された報知方法に従って、
    経路案内情報を報知する報知手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】前記設定手段は、前記経路案内情報の報知
    方法を、経路案内割込み時の再生内容に応じて設定し、 前記映像メディア再生中に経路案内割込みがあった場
    合、当該映像メディアの再生内容を判別する判別手段を
    更に備え、 前記報知手段は、前記判別手段による判別結果に応じ
    て、前記設定手段により設定された報知方法に従って経
    路案内情報を報知することを特徴とする請求項1記載の
    ナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】前記映像メディアがテレビジョン放送であ
    る場合、前記設定手段は、経路案内割込み時の放送内容
    がテレビ番組であるか否かに応じて報知方法を設定する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のナビゲーション
    装置。
  4. 【請求項4】前記テレビジョン放送において、前記設定
    手段は、経路案内割込み時の放送内容がテレビ番組でな
    い場合には、経路案内情報を音声及び映像によって報知
    するように設定することを特徴とする請求項3記載のナ
    ビゲーション装置。
  5. 【請求項5】前記テレビジョン放送において、前記設定
    手段は、経路案内割込み時の放送内容がテレビ番組であ
    る場合には、経路案内情報を音声によって報知するよう
    に設定することを特徴とする請求項3記載のナビゲーシ
    ョン装置。
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