JP3153846B2 - 話題提供装置 - Google Patents

話題提供装置

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JP3153846B2
JP3153846B2 JP13682595A JP13682595A JP3153846B2 JP 3153846 B2 JP3153846 B2 JP 3153846B2 JP 13682595 A JP13682595 A JP 13682595A JP 13682595 A JP13682595 A JP 13682595A JP 3153846 B2 JP3153846 B2 JP 3153846B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は話題提供装置、特に車
両に搭載され、車両運転者や同乗者に情報や話題を提供
する車載情報システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の話題を提供してくれる車載情報シ
ステムとしては、ラジオ、ナビゲーション装置などがあ
った。図46は、例えば特開平6ー174482号公報
に示される従来の車載情報システムである。図46にお
いて、1はスイッチボックスで、上下左右移動スイッチ
1a、エントリスイッチ1b、メニュースイッチ1c、
ポジションスイッチ1dからなる。2は地図情報CD、
3は位置を測定するGPS、4はナビゲーション制御部
であり、スイッチ入力に応じて、情報を選択し出力す
る。50は音声合成回路、51はスピーカ、52は液晶
表示器(ディスプレイ)である。
【0003】次に動作を説明する。電源を投入すると、
GPS3から自車位置を計測し、地図情報CD2から地
図情報を受け取って、液晶表示器上に自車位置を中心と
する周辺地図が表示される。メニュースイッチ1cを押
すと、液晶表示器上にメニュー画面が現れ(図47
(a))、例えば経路誘導設定メニューや、設備案内メ
ニューを選択できる。経路誘導設定メニューを選択する
と、例えば目的地の選択を行うメニューや経路探索を実
行するメニューが表示される。一方、設備案内メニュー
を選択すると、駐車場やガソリンスタンド等のメニュー
が表示され(図47(b))、駐車場を選択すると、駐
車場名が一覧表示される(図47(c))。駐車場案内
メニューから所望の駐車場を選択すると地図上でその駐
車場が点滅表示される。経路誘導を1a、b,c,dを
用いて設定し走行を開始すると、右左折のタイミングを
はかり音声にて経路案内が実施される。また、現在走行
中の地名を知りたい場合は、ポジションスイッチ1dを
押すと地図情報CD2から地名を読み込み、例えば「産
業道路北上中、久代3丁目付近です。」と音声案内が実
行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の車載情報システ
ムとしてのナビゲーション装置は以上のように構成され
ており、このような車載情報システムでは情報は交通に
関する情報に限り、自動的、または簡単な操作で得るこ
とができるが、その他の情報を運転を妨げることなく容
易に得ることはできないという問題があった。即ち、運
転中に簡単に得ることができる情報は、交通情報に関し
てのみであり、このような情報だけでは運転者の退屈を
紛らわしたり眠気防止などに使用しようとしても内容が
画一的で、運転者の要求に答えることができなかった。
退屈を紛らわすためには、多種のカテゴリーの話題が必
要であり、そのような車載情報システムは今までになか
った。
【0005】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたものであり、運転者が走行中でも運転を妨
げることなく、容易に多種多様のカテゴリーの話題を得
ることができ、楽しく退屈せずに運転ができるととも
に、例え、同乗者がいなくても、あたかも同乗者が横に
座って話しかけているような気分にさせてくれる車載情
報システムを提供するものである。また、退屈防止にあ
わせて、居眠り防止効果もある車載情報システムを提供
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る情報提供装置は、複数の話題を話題内容毎に複数のカ
テゴリに分けて記憶または発生する話題発生手段、話題
提供を開始または終了するかどうかを決定する話題提供
開始終了決定手段、上記話題提供開始終了決定手段から
の話題提供開始の命令により上記話題発生手段の中から
カテゴリを決定し、上記カテゴリに含まれる話題を選択
するとともに、上記話題提供開始終了決定手段から話題
提供終了の命令を入力するまで上記話題を継続的に選
択、またはカテゴリの決定を複数回実行する話題選択手
段、及び上記話題選択手段が選択した話題を、話題に応
じた提供方法で出力する話題出力手段を備えたものであ
る。
【0007】本発明の請求項2に係る情報提供装置は、
運転者または同乗者からの話題提供開始または終了の要
求を検出する要求検出手段を備え、話題提供開始終了決
定手段は、話題提供開始終了決定手段が有する1つまた
は複数の開始終了条件と上記要求検出手段の出力結果を
対応させて話題提供を開始または終了するかどうかを決
定するものである。
【0008】本発明の請求項3に係る情報提供装置は、
運転者の状態、または同乗者の状態、または車両の周辺
状況、または車両の状態のうち少なくとも1つを検出す
る走行状況検出手段を備え、話題提供開始終了決定手段
は、話題提供開始終了決定手段が有する1つまたは複数
の開始終了条件と上記走行状況検出手段の出力結果を対
応させて話題提供を開始または終了するかどうかを決定
するものである。
【0009】本発明の請求項4に係る情報提供装置は、
時刻を検出する時刻検出手段を備え、話題提供開始終了
決定手段は、話題提供開始終了決定手段が有する1つま
たは複数の開始終了条件と上記時刻検出手段の出力結果
を対応させて話題提供を開始または終了するかどうかを
決定するものである。
【0010】本発明の請求項5に係る情報提供装置は、
過去に話題提供した履歴を記憶する話題提供履歴記憶手
段を備え、話題提供開始終了決定手段は、話題提供開始
終了決定手段が有する1つまたは複数の開始終了条件と
上記話題提供履歴記憶手段に記憶された履歴を対応させ
話題提供を開始または終了するかどうかを決定するもの
である。
【0011】本発明の請求項6に係る情報提供装置にお
いては、話題提供開始終了決定手段は所定回数または所
定時間だけ話題提供をしたあと話題提供を終了するかど
うかを決定するものである。
【0012】本発明の請求項7に係る情報提供装置は、
話題提供開始終了決定手段が有する複数の開始終了条件
の有効性を決定する開始終了条件決定手段を備え、話題
提供開始終了決定手段は決定された開始終了条件の有効
性に基づいて話題提供を開始または終了するかどうかを
決定するものである。
【0013】本発明の請求項8に係る情報提供装置にお
いては、話題選択手段は話題提供開始終了決定手段から
話題提供開始または終了の命令を入力したとき、話題提
供を開始または終了する旨を運転者または同乗者に報知
し、運転者または同乗者からの同意に従って話題を開始
または終了するものである。
【0014】本発明の請求項9に係る情報提供装置は、
運転者または同乗者からのカテゴリまたは話題の選択、
または変更の要求を検出する要求検出手段を備え、話題
選択手段は、話題選択手段が有する1つまたは複数の選
択変更条件と上記要求検出手段の出力結果を対応させて
カテゴリまたは話題を選択、または変更するものであ
る。
【0015】本発明の請求項10に係る情報提供装置
は、運転者の状態、または同乗者の状態、または車両の
周辺状況、または車両の状態のうち少なくとも1つを検
出する走行状況検出手段を備え、話題選択手段は、話題
選択手段が有する1つまたは複数の選択変更条件と上記
走行状況検出手段の出力結果を対応させてカテゴリまた
は話題を選択、または変更するものである。
【0016】本発明の請求項11に係る情報提供装置
は、時刻を検出する時刻検出手段を備え、話題選択手段
は、話題選択手段が有する1つまたは複数の選択変更条
件と上記要求検出手段の出力結果を対応させてカテゴリ
または話題を選択、または変更するものである。
【0017】本発明の請求項12に係る情報提供装置
は、過去に話題提供した履歴を記憶する話題提供履歴記
憶手段を備え、話題選択手段は、話題選択手段が有する
1つまたは複数の選択変更条件と上記話題提供履歴記憶
手段に記憶された履歴を対応させてカテゴリまたは話題
を選択、または変更するものである。
【0018】本発明の請求項13に係る情報提供装置に
おいては、話題選択手段は所定回数または所定時間だけ
話題提供をしたあと、カテゴリまたは話題を変更するも
のである。
【0019】本発明の請求項14に係る情報提供装置
は、話題選択回路が有する複数の選択変更条件の有効性
を決定する選択変更条件決定手段を備え、話題選択手段
は決定された選択変更条件の有効性に基づいて、カテゴ
リまたは話題を選択、または変更するものである。
【0020】本発明の請求項15に係る情報提供装置に
おいては、話題選択手段はカテゴリまたは話題を選択、
または変更するとき、選択・変更する旨、または選択・
変更するカテゴリもしくは話題を運転者または同乗者に
報知し、運転者または同乗者からの同意に従ってカテゴ
リまたは話題を選択、または変更するものである。
【0021】本発明の請求項16に係る情報提供装置
は、運転者の状態、または同乗者の状態、または車両の
周辺状況、または車両の状態のうち少なくとも1つを検
出する走行状況検出手段、及び上記走行状況検出手段の
出力結果をもとに自車両が走行上危険な状態にあるか否
かを判断する危険状況判断手段を備え、話題選択手段は
上記危険状況判断手段の出力結果に基づいて、カテゴリ
もしくは話題を選択もしくは変更、または話題提供を開
始もしくは一時中断するものである。
【0022】本発明の請求項17に係る情報提供装置
は、外部より情報を入力する情報入力手段を備え、話題
発生手段は上記情報入力手段を介して話題を入手し、上
記話題を記憶または発生するものである。
【0023】本発明の請求項18に係る情報提供装置に
おいては、話題発生手段は記憶する時刻と共に話題を記
憶するものである。
【0024】本発明の請求項19に係る情報提供装置
は、運転者または同乗者からの話題保持または消去の要
求を検出する要求検出手段を備え、話題発生手段は上記
要求検出手段の出力結果に基づいて話題を保持または消
去するものである。
【0025】
【作用】請求項1の発明においては、複数の話題を話題
内容毎に複数のカテゴリに分けて記憶し、話題提供開始
の命令により、これらの中からカテゴリを決定して話題
提供終了の命令を入力するまで継続的に話題を出力す
る。従って、運転者が走行中でも容易に多種のカテゴリ
の話題を得ることができ、楽しく退屈せずに運転ができ
る。
【0026】請求項2の発明においては、運転者または
同乗者からの要求を直接検出して、話題提供を開始また
は終了する。
【0027】請求項3の発明においては、運転者の状
態、または同乗者の状態、または車両の周辺状況、また
は車両の状態のうち少なくとも1つを検出して、話題提
供を自動開始または自動終了する。
【0028】請求項4の発明においては、時刻に応じて
話題提供を自動開始または自動終了する。
【0029】請求項5の発明においては、過去に話題提
供した時刻や話題内容等の履歴を記憶しておき、記憶さ
れた履歴に従って話題提供を自動開始または自動終了す
る。
【0030】請求項6の発明においては、所定回数また
は所定時間だけ話題提供をしたあと自動的に話題提供を
終了する。
【0031】請求項7の発明においては、時刻や走行状
況等の出力結果に対応して話題提供を自動開始、自動終
了するための開始終了条件を複数もち、これら複数の開
始終了条件の有効性を、自動的にまたはマニュアルによ
り決定できるため、状況や個人にあった種々の自動開始
または自動終了が可能となる。
【0032】請求項8の発明においては、話題提供の開
始または終了が決定されると、話題提供を開始または終
了する旨を運転者または同乗者に報知し、運転者または
同乗者からの同意に従って話題を開始または終了する。
【0033】請求項9の発明においては、運転者または
同乗者からの要求を直接検出して、カテゴリまたは話題
を選択・変更する。
【0034】請求項10の発明においては、運転者の状
態、または同乗者の状態、または車両の周辺状況、また
は車両の状態のうち少なくとも1つを検出して、カテゴ
リまたは話題を自動的に選択・変更する。
【0035】請求項11の発明においては、時刻に応じ
てカテゴリまたは話題を自動的に選択・変更する。
【0036】請求項12の発明においては、過去に話題
変更した時刻や話題内容等の履歴を記憶しておき、記憶
された履歴に従ってカテゴリまたは話題を自動的に選択
・変更する。
【0037】請求項13の発明においては、所定回数ま
たは所定時間だけ話題提供をしたあとカテゴリまたは話
題を自動的に変更する。
【0038】請求項14の発明においては、時刻や走行
状況等の出力結果に対応してカテゴリまたは話題を自動
選択・自動変更するための選択変更条件を複数もち、こ
れら複数の選択変更条件の有効性を、自動的にまたはマ
ニュアルにより決定できるため、状況や個人にあった種
々の選択変更が可能となる。
【0039】請求項15の発明においては、カテゴリま
たは話題の選択・変更が決定されると、選択・変更する
旨、または選択・変更するカテゴリもしくは話題を運転
者または同乗者に報知し、運転者または同乗者からの同
意に従ってカテゴリ、または話題を選択・変更する。
【0040】請求項16の発明においては、走行状況を
検出し、自車両が走行上危険な状態であるか否かによっ
て、カテゴリまたは話題を選択・変更、または話題提供
を開始もしくは一時中断する。
【0041】請求項17の発明においては、外部より情
報を入力し、話題を記憶または発生するようにしたの
で、常に新しい話題が提供できる。
【0042】請求項18の発明においては、記憶する時
刻と共に話題を記憶するようにしたので、時刻を基に記
憶媒体の中の話題を操作することができる。
【0043】請求項19の発明においては、運転者また
は同乗者からの話題保持または消去の要求を直接検出し
て、話題を保持または消去するようにしたので、必要な
話題のみを記憶できる。
【0044】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の実施例1による話題提供装置
を示すブロック図である。図1において、10は運転者
または同乗者が話題提供の開始または終了の要求を入力
するための開始終了要求スイッチ(要求検出手段)であ
る。20はCDを6枚格納することができる6連装CD
オートチェンジャー(話題発生手段)である。中には、
話題内容のカテゴリ別にテキスト情報を記憶しているC
Dを格納する。例えば、次表のように、スポーツ関連情
報のCDを1枚目に、文学関連のCDを2枚目に、芸能
関連のCDを3枚目に、以下同様にカテゴリの異なるC
Dを格納する。
【0045】
【表1】
【0046】30はスイッチ10の入力により話題提供
の開始か終了かを判断して、それぞれの信号を出力する
話題提供開始終了決定回路(話題提供開始終了決定手
段)である。すなわち、スイッチ10の入力が、「話題
提供の動作待ちの状態でスイッチ10が1回押される」
という開始条件に適合したとき、話題提供の開始である
と判断し、開始信号を出力し、また、スイッチ10の入
力が、「話題提供中にスイッチ10が1回押される」と
いう終了条件に適合したとき、終了であると判断し、終
了信号を出力する回路である。40は1から6までの乱
数を発生する乱数発生回路である。41は話題選択回路
であり(話題選択手段40、41)、話題提供開始終了
決定回路30より話題提供の開始信号が入力されたと
き、乱数発生回路40を動かし乱数を取得し、上記の表
のように、乱数に対応したカテゴリを決定する。そして
6連装CDオートチェンジャー20を動かして上記カテ
ゴリに対応したCDを選択し、選択したCDからテキス
ト情報をひとつ取り出し出力する。全てのテキスト情報
を出力した場合は、乱数発生回路40を動かし乱数を取
得し、乱数よりカテゴリを変更する。この際、前回のカ
テゴリと違うものに変更する必要があるため、前回と同
じ値であれば、再度乱数を得て、対応するカテゴリを選
択する。カテゴリが決定したら、CDオートチェンジャ
ー20を動かしてカテゴリに対応したCDを選択し、選
択したCDからテキスト情報を取り出し出力する。ま
た、話題選択回路41は、話題提供開始終了決定回路3
0より話題提供の終了信号が入力されたときには、すぐ
に以下に示す音声合成回路50、及びスピーカ51の出
力を停止する。50は話題選択回路41から出力される
テキスト情報を音声に変換する音声合成回路、51は音
声合成回路50で変換された音声を運転者または同乗者
に向けて出力するスピーカである(話題出力手段50、
51)。
【0047】図2にこの話題提供装置の動作を示すフロ
ーチャートを示す。ステップS201で装置が起動され
てから、ステップS202でスイッチ10が1回押され
るまでは、話題提供の動作待ちの状態である。ステップ
S202で運転者からのスイッチ入力があると、ステッ
プS203で話題提供開始終了決定回路30が話題提供
の開始信号を話題選択回路41に出力する。開始信号を
受けた話題選択回路41は、ステップS204で乱数発
生回路40を動かし乱数を取得し、ステップS205で
カテゴリを決め、ステップS206でCDオートチェン
ジャー20からCDを選択する。そしてステップS20
7で、選択したCDからテキスト情報を一つ取り出し音
声合成回路50に出力する。音声合成回路50はこのテ
キスト情報を受けとり、ステップS208で音声に変化
した後、スピーカ51より運転者に向けて出力する。テ
キスト情報は、CDの最初に記憶されているものから取
り出し、テキスト情報を全て提供するまで、ステップS
207からステップS209を繰り返し処理を行なう。
ステップS209でCD内のテキスト情報を提供し終え
たことを確認したら、ステップS210で乱数発生回路
40を動かし乱数を取得し、ステップS211で乱数に
よりカテゴリを変更する。ただし、乱数が前回と同じ値
であれば再度乱数発生回路40を動かし、別のカテゴリ
を選択する。
【0048】インタラプト機能として、ステップS20
3からステップS211の処理中に、再びスイッチ10
が1回押されたことを確認した場合は、話題提供開始終
了決定回路30がステップS301で話題提供終了の信
号を話題選択回路41に送り、話題選択回路41は、ス
テップS302で音声合成回路50の出力を停止し、話
題提供の動作待ちの状態に戻る。
【0049】なお、図1において、CDオートチェンジ
ャー20には、テキスト情報を記憶しているCDだけで
なく、音声情報を記憶しているCDを格納してもよい。
この場合、図2のフローチャートで説明すると、ステッ
プS207で話題選択回路41が情報を入手したとき、
話題選択回路41がその情報の種類を判別し、音声情報
だったらステップS208で音声変換をしないでそのま
まスピーカより出力するものとする。
【0050】また、カテゴリの選択については、乱数を
使用しないくてもよい。例えば話題提供開始の信号が話
題選択回路41に送られる度に、カテゴリを1から順番
に選択してもよい。その際には、前回選んだカテゴリを
話題選択回路41が記憶しておく必要がある。また、例
えば次表に示すような、現在のカテゴリから次に選ぶカ
テゴリの確率が決まっている遷移確率表に基づいて選択
するようにしてもよい。
【0051】
【表2】
【0052】実施例2.図3は本発明の実施例2による
話題提供装置を示すブロック図である。図3において、
21はCD−Gを6枚格納することができる6連装CD
−Gオートチェンジャーである。中には、話題内容毎に
複数のカテゴリに分けられた話題を映像情報、音声情報
等で記憶しているCD−Gを格納する。例えば、スポー
ツ関連の情報を記憶するCD−Gを1枚目に、文学関連
の情報を記憶するCD−Gを2枚目に、芸能関連の情報
を記憶するCD−Gを3枚目に、以下同様にカテゴリの
異なるCD−Gを格納する。41はCD−Gからの情報
を分離して、音声情報はそのままスピーカ51より出
力、映像情報はディスプレイ52に表示する。この実施
例における話題提供装置の動作は、図2に示すフローチ
ャートとほぼ同じであるが、ステップS206でCD−
GオートチェンジャーからCD−Gを選択すること、ス
テップS207でCD−Gより取り出した情報を分離
し、種類に応じてステップS208で出力方法を変える
ことが異なる。すなわち、情報に応じてスピーカとディ
スプレイを使い分ける。
【0053】なお、上記実施例ではCD−Gにより音声
情報または映像情報を出力したが、例えばCD−ROM
に記憶された音声、映像、テキスト情報をパソコンを通
して話題選択回路41に出力してもよい。また、話題内
容と提供方法毎にカテゴリを分けておき、話題提供時に
その出力形式で出力するようにしてもよい。
【0054】実施例3.図4は本発明の実施例3による
話題提供装置を示すブロック図である。図4において、
11は運転者または同乗者からの要求を音声入力するた
めのマイクである。12は入力された音声を認識し、そ
の音声が予め用意しているキーワード「開始」、「終
了」のいずれかであれば、それぞれに対応した信号を出
力する音声認識回路である(要求検出手段11、1
2)。30は音声認識回路12から信号を受け、その時
の装置の動作状態と合わせて、話題提供の開始か終了か
を決定し、開始信号または終了信号を出力する話題提供
開始終了決定回路である。すなわち、話題提供の動作待
ちの状態では、「開始」だけが有効となり、開始信号を
出力し、話題提供中には、「終了」だけが有効となり、
終了信号を出力する。
【0055】この実施例における話題提供装置の動作
は、図2に示すフローチャートとほぼ同じであるが、ス
テップS202で「開始」という音声入力があった場合
に、ステップS203に進むこと、ステップS203か
らステップS211の処理中に、「終了」という音声入
力があった場合は、ステップS301へ進むことが異な
る。
【0056】実施例4.図5は本発明の実施例4による
話題提供装置を示すブロック図である。図5において、
61はCCDカメラ60によって運転者または同乗者を
撮影した画像を取り込み、居眠り状態かどうか判断する
居眠り検出器である。また、63はレーザレーダ62に
より車両の周辺を監視し、進行方向に障害物があるかど
うか判断する障害物認識部である。65は車輪速センサ
64からの信号を読みとり、車両速度を計算する速度検
出器である(61、63、65を走行状況検出手段と総
称する)。これらの出力結果を話題提供開始終了決定回
路30が受けとり、話題提供開始終了決定回路30は、
例えば、運転者の居眠り状態を検出したとき、進行方向
に障害物があるとき、あるいは、超高速走行をしている
ときを開始条件としており、何れかが検出された時、話
題提供の開始を決定し、話題選択回路に開始信号を送
る。逆に、話題提供中に、例えば、運転者が居眠り状態
から覚醒したとき、進行方向に障害物がなくなったと
き、あるいは、超高速走行でなくなったときを終了条件
とし、全てが満たされた時、話題提供の終了を決定し、
話題選択回路41に終了信号を送る。また、本実施例で
は、実施例1と同様に、スイッチ10を通じて、運転者
の要求に応じて開始終了を決定することもできる。
【0057】この実施例における話題提供装置の動作
は、図2に示すフローチャートとほぼ同じであるが、ス
テップS202とインタラプト機能が異なる。本実施例
のステップS202ではスイッチ入力の外に、運転者の
居眠り状態、進行方向の障害物、あるいは超高速走行の
いずれかを検出した時、ステップS203に進む。ま
た、インタラプト機能としては、スイッチ入力の外に、
居眠り状態から覚醒していること、進行方向に障害物が
無いこと、超高速走行でないことが満たされているとき
にステップS301に進む。
【0058】実施例5.図6は本発明の実施例5による
話題提供装置を示すブロック図である。図6において、
66は時計である。話題提供開始終了決定回路30は時
刻を開始条件として話題提供を開始するかどうかを決定
する。例えば、3時になれば自動的に話題提供の開始を
決定する。開始する場合は、話題選択回路41に開始の
信号を送る。逆に、話題提供中には、時刻を終了条件と
して話題提供の終了を決定する。例えば5時になれば終
了を決定し、話題選択回路41に終了の信号を送る。な
お、本実施例の開始終了条件は予め運転者が設定できる
ようになっているものとする(図示を省略)。
【0059】この実施例における話題提供装置の動作
は、図2に示すフローチャートとほぼ同じであるが、ス
テップS202とインタラプト機能が異なる。本実施例
のステップS202ではスイッチ入力の外に、設定され
た時刻になった時ステップS203に進む。また、イン
タラプト機能としては、スイッチ入力の外に、設定時刻
になった時にステップS301に進む。
【0060】実施例6.図7は本発明の実施例6による
話題提供装置を示すブロック図である。図7において、
67は過去に話題提供した開始終了条件の履歴を記憶す
る話題提供履歴記憶回路(話題提供履歴記憶手段)であ
る。記憶する項目は時刻、走行状況の異常などであり、
この場合時刻である。例えば、運転者が3時にスイッチ
を押し、話題提供を始め、5時に終了した場合、それを
話題提供履歴記憶回路67が記憶しておく。話題提供開
始終了決定回路30は「過去の話題提供開始時刻と同じ
時刻になったら開始する」という開始条件と、「過去の
話題提供終了時刻と同じ時刻になったら終了する」とい
う終了条件とを有し、時計の出力信号と話題提供履歴記
憶回路67からの履歴信号とを入力して、これらの信号
を基に、3時と5時になれば自動的に話題提供の開始終
了を決める。
【0061】この実施例における話題提供装置の動作
は、図2に示すフローチャートとほぼ同じであるが、ス
テップS202とインタラプト機能が異なる。本実施例
のステップS202ではスイッチ入力の外に、過去に開
始された時刻になった時、ステップS203に進む。ま
た、インタラプト機能としては、スイッチ入力の外に、
過去に終了された時刻になった時にステップS301に
進む。なお、この自動開始終了機能は、自動開始したと
きに、例えばスイッチを連続3回押すことによってキャ
ンセルすることができるようにしておくとよい。即ち、
図2において、スイッチ入力時にスイッチの回数を判別
するようにし、3回なら記憶を消すように動作すればよ
い。なお、上記実施例において履歴は時刻以外でもよ
く、例えば速度と時間の関係を記憶しておいてもよい。
例として、80Km/h での走行が20分間続いたときに
話題提供を開始したことを記憶しておき、次に同じ状態
になったとき再び開始するようにしてもよい。
【0062】実施例7.図8は本発明の実施例7による
話題提供装置を示すブロック図である。図8において、
68は運転者が話題提供時間を設定できるタイマーであ
る。運転者がスイッチ10を押し、話題提供を始めた場
合、話題提供開始終了決定回路30は、運転者によって
設定されたタイマー68に従って、所定時間が経てば、
話題提供の終了を決定する。
【0063】この実施例における話題提供装置の動作
は、図2に示すフローチャートとほぼ同じであるが、イ
ンタラプト機能が異なる。本実施例におけるインタラプ
ト機能としては、スイッチ入力の外に、話題提供が開始
されてから所定時間経った時にステップS301に進
む。
【0064】実施例8.図9は本発明の実施例8による
話題提供装置の動作を示すフローチャートである。本実
施例の構成は図1と同様の構成である。図9は図2に示
したフローチャートにステップS401からステップS
403を加えたものである。即ち、ステップS202で
スイッチ10が入力されると、ステップS401でカウ
ントを0としてステップS203に進む。また、ステッ
プS208でテキスト情報を音声に変換し、スピーカよ
り出力する毎に、話題選択回路41は、ステップS40
2でカウントを1つずつ増やし、話題の選択(出力)回
数をカウントする。そしてステップS403で予め設定
されているカウント数が終了回数に達したことを確認し
たら、話題提供を終了する。
【0065】実施例9.図10は本発明の実施例9によ
る話題提供装置を示すブロック図である。図10におい
て、居眠り検出器61、障害物認識部63、速度検出器
65、時計66、話題提供履歴記憶回路67の出力結果
は話題提供開始終了決定回路30に入力される。70は
スイッチボックス(開始終了条件決定手段)であり、ス
イッチ1〜スイッチ5は話題提供開始終了決定回路30
が予め有する複数の開始終了条件、例えば図11に示す
ような複数の開始終了条件に対し、有効な開始終了条件
とするかどうかを予め運転者が決定することができるON
/OFFのスイッチである。
【0066】本実施例においては、話題提供開始終了決
定回路30は、スイッチ10、居眠り検出器61、障害
物認識部63、速度検出器65、時計66、話題提供履
歴記憶回路67等の複数のセンサからの出力結果を受け
取り、スイッチ10の入力を開始終了条件とする外に
は、スイッチボックス70からの指示で有効とされた開
始終了条件の何れかを満足した時に話題提供の開始終了
を決める。例えば、図11のように、スイッチ1及びス
イッチ3をONにし、スイッチ2、スイッチ4、及びスイ
ッチ5をOFF にしておくと、「運転者の居眠り状態を検
出した」という開始条件、または、「超高速走行を検出
した」という開始条件の何れかを満足した場合に話題提
供を開始する。逆に、例え障害物認識部63が進行方向
の障害物を検知しても、スイッチ2に対応した開始条件
が無効であるため、話題提供を開始しない。終了も同様
である。
【0067】なお、開始終了条件は図11のように、セ
ンサ1つに対し、2つ以上の開始終了条件を用意するこ
ともできるし、複数のセンサに対し、1つの開始終了条
件を用意することもできる。
【0068】実施例10.上記実施例9では複数の開始
終了条件に対して有効な開始終了条件とするかどうかを
予め運転者がスイッチ1〜スイッチ5によりマニュアル
決定するようにしたが、スイッチボックス70に図10
に示すように、マニュアルモード、居眠り検出推奨モー
ド、及び障害物認識推奨モードよりなるモードスイッチ
を設けてもよい。本実施例では図11に示すように、マ
ニュアルモードでは実施例9と同様、スイッチ1からス
イッチ5までのON/OFFをマニュアル決定し、各スイッチ
をONとしたときそのスイッチに対応する開始終了条件が
有効となるようにしている。また、居眠り検出推奨モー
ドでは、たとえばスイッチ1とスイッチ3が絶えずON
で、居眠り検出時及び超高速走行時を開始終了条件とし
て有効となるようにしている。障害物認識推奨モードで
は、たとえばスイッチ2とスイッチ3が絶えずONで、障
害物認識時及び超高速走行時を開始終了条件として有効
となるようにしている。
【0069】実施例11.本発明の実施例11における
話題提供装置を説明する。構成は図10と同じである。
動作は図12に示す。図12において、ステップS50
1で話題提供開始終了決定回路30が自動開始を決める
と、話題選択回路41に開始の信号を送り、信号を受け
た話題選択回路41は、話題を選択する前に、ステップ
S502で、音声合成回路を通して、スピーカより「開
始してもいいですか?よければスイッチを押してくださ
い。」と音声を出力する。ステップS202で運転者か
らのスイッチ入力があれば、話題提供動作を開始する。
なければ、動作待ちの状態に戻る。また、インタラプト
機能として話題提供動作中に話題提供開始終了決定回路
30が自動終了を決めると、ステップS503でスピー
カより「終了してもいいですか?よければスイッチを押
してください。」と音声を出力する。ステップS504
で運転者からのスイッチ入力があれば終了信号を話題選
択回路41に送り、話題提供動作を終了する。運転者か
らのスイッチ入力がなければ、ステップS505でイン
タラプトを受けた処理ステップへ戻る。
【0070】実施例12.図13は本発明の実施例12
による話題提供装置を示すブロック図であり、運転者や
同乗者が必要に応じてカテゴリまたは話題を変更できる
ものである。図13において、13は運転者または同乗
者が話題提供の開始もしくは終了の要求、または話題内
容のカテゴリの変更要求を入力するための要求入力スイ
ッチである(要求検出手段)。30は実施例1と同様、
スイッチ13から話題提供の開始か終了の要求があった
場合に、開始か終了かを判断して、それぞれの信号を出
力する話題提供開始終了決定回路である。すなわち、ス
イッチ13の入力(1回)を話題提供の開始または終了
の開始終了条件とし、話題提供の動作待ちの状態でスイ
ッチ13が1回押されると話題提供の開始であると判断
し開始信号を出力する。また、話題提供中にスイッチ1
3が1回押されると終了であると判断し終了信号を出力
する。41は、話題提供開始終了決定回路30より話題
提供の開始信号が入力されたとき、乱数発生回路40を
動かし乱数を取得し、前述の表に示すように、乱数に対
応したカテゴリを決定する。そしてCDオートチェンジ
ャー20を動かしてカテゴリに対応したCDを選択し、
選択したCDからテキスト情報をひとつ取り出し出力す
る話題選択回路である。また、本実施例において、話題
選択回路41は、スイッチ13の入力(2回)をカテゴ
リまたは話題の変更条件とする。すなわち話題選択回路
41は話題提供中に要求入力スイッチ13が連続して2
回押されるとカテゴリの変更であると判断し、再度カテ
ゴリを決定しなおす。
【0071】図14に本実施例による話題提供装置の動
作をフローチャートで示す。基本的な動作は実施例1と
同様であるが、本実施例ではインタラプト機能として、
ステップS203からステップS211、またはステッ
プS303の処理中に、スイッチ13が再び押されたこ
とを確認した場合は、ステップS300で押されたスイ
ッチの回数を判断する。スイッチの回数が1回の場合は
話題提供開始終了決定回路30がステップS301で話
題提供終了の信号を話題選択回路41に送り、話題選択
回路41は、ステップS302で音声合成回路50の出
力を停止し、話題提供の動作待ちの状態に戻る。また、
ステップS300でスイッチが連続2回押されたと判断
した場合は、話題選択回路41は、ステップS303で
音声合成回路50の出力を停止するとともに、ステップ
S210で乱数を発生させて、ステップS211でカテ
ゴリの変更を行なう。
【0072】なお、上記実施例ではスイッチ13の入力
(2回)によりカテゴリの変更を行なうものを示した
が、話題を変更するものであってもよい。例えば現在提
供中の話題を終了して次の話題を提供するようにしても
よい。
【0073】実施例13.図15は本発明の実施例13
による話題提供装置を示すブロック図であり、運転者や
同乗者は話題提供の開始、終了、変更を要求入力スイッ
チ13から入力できるだけでなく、音声によっても、必
要に応じて入力できるものである。図15において、1
2は入力された音声を認識し、その音声が予め用意して
いる複数のキーワードのうち、「開始」または「終了」
である場合、それぞれに対応した信号を話題提供開始終
了決定回路30に出力する音声認識回路である。一方、
入力された音声が「変更」の場合は、話題選択回路41
に信号を送る。ただし、話題提供の動作待ちの状態で
は、「開始」だけが有効となり、話題提供中には、「終
了」と「変更」が有効となる。
【0074】この実施例における話題提供装置の動作
は、図14に示すフローチャートとほぼ同じであるが、
ステップS202で、「開始」という音声入力があった
場合にもS203に進む。また、ステップS203から
ステップS211の処理中、及びステップS303で再
び音声入力があった場合、ステップS300で音声を判
断して、「終了」という音声入力であった場合はステッ
プS301へ、「変更」という音声入力であった場合
は、ステップS303へ進むことが異なる。
【0075】実施例14.なお、上記実施例12、13
では要求入力スイッチ13またはマイク11により話題
提供の開始、終了、変更の要求を入力するようにした
が、図16に示すように、スイッチボックス71により
運転者がカテゴリの選択をできるようにしてもよい。図
16において、スイッチボックス71(要求検出手段)
には各カテゴリ1〜6を選択できるスイッチと任意のカ
テゴリに変更できるスイッチがある。また、話題提供の
開始終了は開始終了要求スイッチ10より行う。
【0076】この実施例の話題提供装置において、話題
提供の開始終了の動作は図2のフローチャートと同じで
あり、さらに、スイッチボックス71からスイッチ入力
があるとインタラプト機能が働き、入力されたスイッチ
がおまかせ変更要求スイッチなら音声合成回路の出力を
停止して、ステップS210にいく。入力されたスイッ
チがカテゴリ選択スイッチならステップ206へいき、
選択されたカテゴリに対応したCDを選択する。
【0077】実施例15.図17は本発明の実施例15
による話題提供装置を示すブロック図であり、話題提供
開始終了決定手段30は運転者や同乗者の状態、車両の
周辺状況、車両の走行状態等を開始終了条件とし、話題
選択回路41は同様に運転者や同乗者の状態、車両の周
辺状況、車両の走行状態等をカテゴリまたは話題の選択
変更条件とするものである。図17において、居眠り検
出器61、障害物認識部63、速度検出器65等の走行
状況検出手段からの出力結果は、話題提供開始終了決定
回路30及び話題選択回路41に入力される。
【0078】次に本実施例の動作を説明する。本実施例
において話題提供の開始終了については実施例4と同様
に実行される。即ちスイッチ13の入力時以外にも、走
行状況検出手段が異常を検出した時、例えば「運転者の
居眠り状態を検出したとき」、「進行方向に障害物があ
るとき」、あるいは「超高速走行をしているとき」とい
うような開始条件を満足したら、話題提供開始終了決定
回路30は、話題提供の開始を決定し、話題選択回路4
1に開始信号を送る。逆に、話題提供中に、例えば、
「運転者が居眠り状態から覚醒したとき」、「進行方向
に障害物がなくなったとき」、あるいは「超高速走行で
なくなったとき」というような終了条件を満足したら、
話題提供開始終了決定回路30は話題提供の終了を決定
し、話題選択回路41に終了信号を送る。一方、本実施
例において、走行状況検出手段が異常を検出し、話題提
供を開始する場合、カテゴリまたは話題の選択は、話題
選択回路41が有する選択条件にと、居眠り検出器6
1、障害物認識部63、速度検出器65等の走行状況検
出手段からの出力結果によって決められる。例えば、話
題選択回路41は、「居眠り状態を検出した」という選
択条件を満足したときは、覚醒を促す話題を選択して話
題提供を開始する。また「障害物を検出した」という選
択条件を満足したときは、障害物に対する安全に関する
カテゴリの中から話題を選択して話題提供を開始する。
また「超高速走行を検出した」という選択条件を満足し
たときは、速度に対する安全に関したカテゴリの中から
話題を選択して話題提供を開始する。さらに、スイッチ
入力等ですでに話題提供が開始され、「任意の話題が提
供中に、走行状況検出手段から居眠り等が検出された」
という変更条件を満足した時は、覚醒を促す話題など、
上述と同様の検出される走行状況に応じた話題に変更す
る。
【0079】本実施例における話題提供装置の動作を図
18、図19に示すフローチャートによりさらに詳しく
説明する。図18は実施例12と同様に、スイッチ入力
により話題提供の開始終了が行なわれる場合の動作であ
る。図19にはステップS201からステップS211
において、走行状況検出手段が開始終了条件や選択変更
条件に対応した異常状態を検出した時の動作を示す。こ
こでは例えば、居眠りや障害物や超高速走行を検出した
時の動作である。図18において、ステップS601で
は走行状況検出手段が何を検出したかを判断する。居眠
り状態を検出したときは、ステップS602で乱数発生
回路を動かして乱数を得、ステップS603で、居眠り
に関するカテゴリに制限して、それらのカテゴリの中か
ら上記乱数により1つカテゴリを決定する。また障害物
を検出したときは、ステップS602で乱数発生回路を
動かして乱数を得、ステップS604で、障害物に関す
るカテゴリに制限して、それらのカテゴリの中から上記
乱数により1つカテゴリを決定する。さらに超高速走行
を検出したときは、ステップS602で乱数発生回路を
動かして乱数を得、ステップS605で、速度に関する
カテゴリに制限して、それらのカテゴリの中から上記乱
数により1つカテゴリを決定する。ステップS606で
は決定されたカテゴリに対応したCDをCDオートチェ
ンジャーから選択する。ステップS607では、選択し
たCDからテキスト情報を一つ取り出し音声合成回路に
出力し、ステップS608で音声に変換した後、スピー
カより運転者に向けて出力する。ステップS609では
検出した走行状況の異常を検出しなくなったかどうかを
判断し、異常がなくなればステップS610で、走行状
況の異常によりインタラプトを受けた処理ステップへ戻
る。引続き異常が有るなら、ステップS611でテキス
ト情報を全て提供するまで、ステップS607からステ
ップS611の処理を繰り返す。ステップS611でC
D内のテキスト情報を提供し終えたことを確認したら、
ステップS612で乱数発生回路を動かし乱数を取得
し、ステップS613で制限されたカテゴリの中から乱
数によりカテゴリを変更する。
【0080】実施例16.本発明の実施例16おける話
題提供装置を説明する。構成は図17と同じである。本
実施例では話題提供中に、例えば、運転者が居眠り状態
が続くとき、進行方向にずっと障害物があるとき(たと
えば車間距離がずっと詰まったままである等)、あるい
は、超高速走行し続けたときというような変更条件を満
足したら、話題選択回路41はカテゴリの変更を決定
し、変更を行なう。ただし、話題提供開始終了決定回路
30から話題提供の終了の信号が話題選択回路41に送
られてきたのと同時に、カテゴリの変更が決定した場合
は、話題提供の終了を優先とする。
【0081】本実施例における話題提供装置の動作を図
20に示すフローチャートによりさらに詳しく説明す
る。スイッチ入力により話題提供の開始終了が行なわれ
る場合の動作は実施例15の図18と同じである。図2
0は図19に対応するものであり、図19に示したフロ
ーチャートにステップS614からステップS616を
加えたものである。即ち、ステップS603またはステ
ップS604またはステップS605でカテゴリが決定
されると、ステップS614でカウントを0としてステ
ップS606に進む。また、ステップS609で引続き
走行状況の異常を検出する場合は、ステップS615で
カウントを1つずつ増やし、話題の変更回数をカウント
する。そしてステップS616で予め設定されているカ
ウント数が変更回数に達したことを確認したら、その時
のカテゴリの話題提供を中止し、ステップS612で新
たに乱数発生回路を動かし、ステップS613で制限さ
れたカテゴリの中から乱数によりカテゴリを変更する。
【0082】実施例17.図21は本発明の実施例17
による話題提供装置を示すブロック図であり、時刻によ
ってカテゴリまたは話題を変更するものである。図21
において、66は時計であり、話題提供開始終了決定回
路30は、現在の時刻を基に話題提供を開始するかどう
かを決定する。一方、話題選択回路41は、現在の時刻
を基にカテゴリの変更を行なうかどうかを決定する。即
ち例えば、3時になれば自動的に話題提供の開始し、5
時になれば終了する。また、例えば4時になればカテゴ
リを変更するように設定されている。なお、上記開始終
了条件及び変更条件は実施例5と同様、運転者が設定で
きるようにされている。
【0083】図22は本実施例による話題提供装置の動
作を示すフローチャートである。ステップS202でス
イッチ入力によって、または開始時刻になったら話題提
供を開始する、ステップS202からステップS21
1、ステップS701からステップS303の途中でイ
ンタラプトが働くと、ステップS701で何によってイ
ンタラプトが動作したかを判断し、スイッチ入力ならス
テップS300へ進み、実施例12と同様に動作する。
設定時刻になり、インタラプトが動作した場合はステッ
プS702で変更時刻か終了時刻かを判断し、それによ
りステップS303に進み音声合成回路の出力を停止
し、任意のカテゴリに変更する。またはステップS30
1へ進み、終了する。
【0084】なお、時刻によるカテゴリの変更は、乱数
を発生させ任意のカテゴリに変更するのではなく、時刻
によって特定のカテゴリを選択するようにしてもよい。
【0085】実施例18.図23は本発明の実施例18
による話題提供装置を示すブロック図であり、話題提供
履歴記憶回路67は過去に話題提供した開始終了条件や
話題選択の履歴を記憶する。記憶する項目は、例えば、
カテゴリ、話題内容、時刻などである。例えば、運転者
が3時にスイッチを押し、スポーツに関する話題提供を
始め、4時にカテゴリを文学に変更し、5時に終了した
場合、それを話題提供履歴記憶回路67が記憶してお
く。話題提供開始終了決定回路30は「過去の話題提供
開始時刻と同じ時刻になったら開始する」という開始条
件と、「過去の話題提供終了時刻と同じ時刻になったら
終了する」という終了条件とを有し、時計の出力信号と
話題提供履歴記憶回路67からの履歴信号とを入力し
て、これらの信号を基に、3時と5時になれば自動的に
話題提供の開始終了を決め、話題選択回路41に信号を
送る。話題選択回路41は「過去の話題提供開始時刻と
同じ時刻になったら過去の選択話題を選択する」という
選択条件と「過去の話題変更時刻と同じ時刻になったら
過去の変更話題に変更する」という選択条件とを有し、
時計の出力信号と話題提供履歴記憶回路67からの履歴
信号とを入力して、これらの信号を基に、3時になれば
スポーツのカテゴリを選択して、話題提供を開始する。
そして、4時になればカテゴリを文学に変更する。同様
に、5時なったら終了する。
【0086】この実施例における話題提供装置の動作
は、図22に示すフローチャートとほぼ同じであるが、
開始、変更に際し選択されるカテゴリは、乱数発生回路
から乱数を得て選択するのではなく、過去の履歴に基づ
いて選択される。話題の開始、変更時刻も同様、過去の
履歴に基づいて決定される。なお、この自動機能は、実
施例6と同様、自動開始したときにスイッチを連続3回
押すことによってキャンセルすることができるものとす
る。
【0087】実施例19.図24は本発明の実施例19
における話題提供装置の動作を示すフローチャートであ
り、その構成は図23と同じである。本実施例による装
置は過去の履歴に基づいて話題を選択する際に、過去に
頻繁に出力しているカテゴリが選択されやすくしたもの
である。話題提供履歴記憶回路67は、話題選択回路4
1がカテゴリを選択した後に、例えば、提供したカテゴ
リと提供時刻(日時を含む)を記憶し、カテゴリ毎の提
供回数を記憶しておく。但し、カテゴリ1が選ばれた回
数をn1、カテゴリ2が選ばれた回数をn2、カテゴリ3が
選ばれた回数をn3、以下同様に例えば6つのカテゴリに
対し選ばれた回数をn4、n5、n6とすると、記憶される提
供回数はカテゴリ1に対して N1=n1+1、カテゴリ2に対
して N2=n2+1、以下同様にN3=n3+1、N4=n4+1、N5=n5+
1、N6=n6+1とし、併せて総回数T(T=N1+N2+N3+N4+N5+N
6)を計算しておく。その際に、日時の古い記録は消去
し、提供回数には入れない。例えば、1週間前の記録は
消去する。つまり、過去1週間内の提供履歴を記憶す
る。現在のカテゴリ数を6と仮定した場合の記憶例を次
表に示す。
【0088】
【表3】
【0089】また、乱数発生回路40は、0.0から1.0ま
での小数の乱数を発生する。
【0090】図24において、ステップS801で、ま
ず話題提供履歴記憶回路を調べ、各カテゴリの過去の提
供回数N1〜N6を調べる。そして、ステップS204で乱
数発生回路を動かし、0.0から1.0までの小数の乱数Rを
得る。それから、ステップS205で以下のようにして
カテゴリを決定する。 0 < R ≦ N1/T だったら カテゴリ1 N1/T < R ≦ (N1+N2)/T だったら カテゴリ2 (N1+N2)/T < R ≦ (N1+N2+N3)/T だったら カテゴリ3 (N1+N2+N3)/T < R ≦ (N1+N2+N3+N4)/T だったら カテゴリ4 (N1+N2+N3+N4)/T < R ≦ (N1+N2+N3+N4+N5)/T だったら カテゴリ5 (N1+N2+N3+N4+N5)/T < R ≦ 1 だったら カテゴリ6 カテゴリが決まれば、ステップS802で話題提供履歴
記憶回路に、提供履歴、例えば提供したカテゴリと提供
時刻(日時を含む)を記憶し、カテゴリ毎の提供回数を
計算しておく。以下、ステップS206からステップS
209までの動作により決定されたカテゴリの話題を提
供し、全ての話題を出力したら、ステップS803で話
題提供履歴記憶回路を調べ、各カテゴリの過去の提供回
数N1〜N6と総回数T を調べる。ステップS804で再び
乱数発生回路を動かし、0.0から1.0までの小数の乱
数Rを得る。ステップS805では上記ステップS20
5と同様にしてカテゴリを決定する。ステップS806
では、前回提供したカテゴリと同じカテゴリがステップ
S805で選ばれた場合は、再度乱数を発生し決めなお
す。このようにすることにより、過去に頻繁に出力して
いるカテゴリを選択する可能性が高くなる。
【0091】実施例20.本発明の実施例20における
話題提供装置の動作を説明する。構成及びその動作のフ
ローチャートは図23、図24と同じである。本実施例
による装置は過去の履歴に基づいて話題を選択する際
に、過去にあまり出力されていないカテゴリが選択され
やすくしたものである。話題提供履歴記憶回路67が記
憶する履歴は実施例19と同じであるが、ステップS2
05及びステップS805において話題選択回路がカテ
ゴリを選択するときには、乱数発生回路により得られる
乱数Rに対し、 0 < R ≦ (T-N1)/(T×5) だったら カテゴリ
1 (T-N1)/(T×5) < R ≦ (2×T-N1-N2)/(T×5) だったら カテゴリ2 (2×T-N1-N2)/(T×5) < R ≦ (3×T-N1-N2-N3)/(T×5) だったら カテゴリ3 (3×T-N1-N2-N3)/(T×5) < R ≦ (4×T-N1-N2-N3-N4)/(T×5) だったら カテゴリ4 (4×T-N1-N2-N3-N4)/(T×5) < R ≦ (5×T-N1-N2-N3-N4-N5)/(T×5) だったら カテゴリ5 (5×T-N1-N2-N3-N4-N5)/(T×5) < R ≦ 1 だったら カテゴリ6 とする。このようにすることで、過去にあまり出力され
ていないカテゴリを選択する可能性が高くなる。
【0092】実施例21.本発明の実施例21における
話題提供装置の動作を説明する。構成及びその動作のフ
ローチャートは図23、図24と同じである。本実施例
による装置は過去の履歴に基づいて話題を選択する際
に、実施例19と同様、過去に頻繁に出力しているカテ
ゴリが選択されやすくしたものである。話題提供履歴記
憶回路67が記憶する履歴は実施例19と同じである。
本実施例ではステップS801とステップS803で各
カテゴリの過去の提供回数を調べ、ステップS204と
ステップS804で乱数発生回路を動かし、0.0から1.0
までの小数の乱数を6個発生させる。この乱数をR1,R2,
R3,R4,R5,R6とする。ステップS205とステップS8
05では、(R1×N1, R2×N2, R3×N3, R4×N4, R5×N
5, R6×N6)の最大値を求め、以下のようにしてカテゴ
リを決定する。即ち、最大値が R1×N1 だったらカテゴリ1 R2×N2 だったらカテゴリ2 R3×N3 だったらカテゴリ3 R4×N4 だったらカテゴリ4 R5×N5 だったらカテゴリ5 R6×N6 だったらカテゴリ6 とする。なお、ステップS205で2つ以上同じものが
あればやりなおす。また、ステップS806で最大値を
とるものが2つ以上ある、あるいは、前回提供したカテ
ゴリと同じカテゴリであるかを調べ、その場合はステッ
プS804に戻り、再度乱数を発生し決めなおす。この
ようにすることによっても、過去に頻繁に出力している
カテゴリを選択する可能性が高くなる。
【0093】実施例22.本発明の実施例22における
話題提供装置の動作を説明する。構成及びその動作のフ
ローチャートは図23、図24と同じである。本実施例
による装置は過去の履歴に基づいて話題を選択する際
に、実施例20と同様、過去にあまり出力されていない
カテゴリが選択されやすくしたものである。話題提供履
歴記憶回路67が記憶する履歴は実施例19と同じであ
る。本実施例ではステップS801とステップS803
で各カテゴリの過去の提供回数を調べ、ステップS20
4とステップS804で乱数発生回路を動かし、0.0か
ら1.0までの小数の乱数を6個発生させる。この乱数をR
1,R2,R3,R4,R5,R6とする。ステップS205とステップ
S805では、(R1×N1, R2×N2, R3×N3, R4×N4, R5
×N5, R6×N6)の最小値を求め、以下のようにしてカテ
ゴリを決定する。即ち、最小値が R1×N1 だったらカテゴリ1 R2×N2 だったらカテゴリ2 R3×N3 だったらカテゴリ3 R4×N4 だったらカテゴリ4 R5×N5 だったらカテゴリ5 R6×N6 だったらカテゴリ6 とする。なお、ステップS205で2つ以上同じものが
あればやりなおす。また、ステップS806で最小値を
とるものが2つ以上ある、あるいは、前回提供したカテ
ゴリと同じカテゴリであるかを調べ、その場合はステッ
プS804に戻り、再度乱数を発生し決めなおす。この
ようにすることによっても、過去にあまり出力されてい
ないカテゴリを選択する可能性が高くなる。
【0094】実施例23.本発明の実施例23における
話題提供装置の動作を説明する。本実施例による装置
は、図24のステップS804でカテゴリを決める際、
話題提供履歴記憶手段に記憶されていないカテゴリを選
択する。即ち、提供回数が1として記憶されているカテ
ゴリの中から選択する。すべてのカテゴリを既に提供し
ている場合は(記憶されている提供回数が2以上)、最
も時間がたっているカテゴリを選択する。このようにす
ることによっても、過去にあまり出力されていないカテ
ゴリを選択する可能性が高くなる。
【0095】実施例24.本発明の実施例24における
話題提供装置の動作を説明する。本実施例は実施例19
と実施例21のように、過去に頻繁に出力されたカテゴ
リを選択する可能性が高い「タイプ1」の選択方法と、
実施例20と実施例22と実施例23のように、過去に
あまり出力されていないカテゴリを選択する可能性が高
い「タイプ2」の選択方法をあわせて、より人間の感性
に近い装置としたものである。
【0096】本実施例の動作のフローチャートは図24
とほぼ同様であるが、話題選択回路がカテゴリを選択す
るとき、まず、「タイプ1」で選択するのか、「タイプ
2」で選択するのかを決める。そのために、カテゴリ選
択用の乱数とは別に、もう一つ乱数を発生させる。例え
ば、乱数Rが 0 < R ≦ 0.7 だったら「タイプ1」、
0.7 < R ≦1.0だったら「タイプ2」とする。その後
は、「タイプ1」であれば実施例19か実施例21の選
択方法でカテゴリを決める。「タイプ2」であれば実施
例20か実施例22か実施例23の選択方法で決める。
【0097】実施例25.図25は本発明の実施例25
による話題提供装置の動作を示すフローチャートであ
り、その構成は図23と同じである。実施例19から実
施例24では、話題選択回路がカテゴリを選択した後
に、話題提供履歴記憶回路がカテゴリと時刻(日時を含
む)を記憶したが(ステップS802)、図25に示す
ように、カテゴリに含まれる全ての話題を提供した後
(ステップS209)に記憶してもよい。この場合は、
話題提供途中で、インタラプト機能により運転者からの
カテゴリ変更要求があった場合は、そのカテゴリに関す
る提供履歴については記憶しないことになる。これによ
り、運転者によって取捨選択された履歴パターンを作る
ことができる。なお上記実施例ではカテゴリ内に含まれ
る全ての話題を提供した後、カテゴリと時刻を記憶した
が、所定数、または所定割合以上の話題を提供したとき
に記憶するようにしても同様の効果が得られる。
【0098】実施例26.図26は本発明の実施例26
による話題提供装置の動作を示すフローチャートであ
り、その構成は図23と同じである。実施例19から実
施例24では、話題選択回路がカテゴリを選択した後
に、話題提供履歴記憶回路がカテゴリと時刻(日時を含
む)を記憶したが、本実施例は、カテゴリに含まれる全
ての話題を提供した後に記憶するとし、かつ、話題提供
途中で、インタラプト機能により運転者からのカテゴリ
変更要求があった場合は、そのカテゴリに関する変更要
求履歴については、提供履歴とは別の表で話題提供履歴
記憶回路に記憶するものである。この際、変更要求の表
においても、日時の古い記録は消去し、変更回数には入
れない。例えば、1週間前の記録は消去する。つまり、
過去1週間内の変更要求履歴を記憶する。変更要求履歴
の例を次に示す。
【0099】
【表4】
【0100】図26に示す本実施例のフローチャートは
図25とほぼ同様であるが、例えばスイッチ13が連続
2回押され、話題変更の要求があったときは、ステップ
S303からステップS802に動作が移り、ステップ
S802において、話題選択回路は変更要求のあったカ
テゴリに関する履歴を、提供履歴とは別の表で話題提供
履歴記憶回路に記憶するとともに、提供履歴の提供回数
を次式により計算しなおす。 N1 = N1-N1* N2 = N2-N2* N3 = N3-N3* N4 = N4-N4* N5 = N5-N5* N6 = N6-N6* 但し、N1*〜N6*は変更回数であり、計算後、N1〈1なら
N1=1、N2〈1ならN2=1、以下同様に各式に対し、1
より小さければ値は1とする。以後、実施例19から実
施例24のいずれかの方法でカテゴリを乱数により決め
る。
【0101】実施例27.図27は本発明の実施例27
による話題提供装置を示すブロック図である。図27に
おいて、68は運転者が話題提供時間とカテゴリの変更
時間を設定できるタイマーである。運転者がスイッチ1
3を押し、話題提供を始めた場合、話題選択回路41
は、運転者によって設定されたタイマー68に従って、
所定の時間が経てばカテゴリを変更する。また、同様
に、話題提供開始終了決定回路30は、運転者によって
設定されたタイマー68に従って、所定時間が経てば、
話題提供の終了を決定する。
【0102】この実施例における話題提供装置の動作
は、図22に示すフローチャートとほぼ同じであるが、
ステップS202においてスイッチ入力により話題提供
が開始され、ステップS701及びステップS702に
おいて話題提供開始から所定時間経過したかどうかによ
って話題変更または話題提供の終了を決定する点が異な
る。
【0103】実施例28.図28は本発明の実施例28
による話題提供装置の動作を示すフローチャートであ
り、図14に示したフローチャートにステップS404
からステップS408を加えたものである。その構成は
図13と同じである。
【0104】図28において、ステップS202で運転
者からスイッチ入力があると、ステップS404ではカ
テゴリの選択回数count1と話題の選択(出力)回数coun
t2を0にしておき、ステップS203で話題提供開始の
信号を話題選択回路に送る。話題選択回路は選択された
カテゴリの中から話題を1つ取り出し出力する。ステッ
プS405では、カテゴリの選択回数count1と話題の選
択(出力)回数count2カウントする。ステップS406
でcount2が予め設定されている終了回数に達したことを
確認したら、話題提供を終了する。また、ステップS4
07でcount1が予め設定されている変更回数に達したこ
とを確認したら、ステップS408でcount1を0とし
て、カテゴリの変更を行なう。
【0105】実施例29.図29は本発明の実施例29
による話題提供装置を示すブロック図である。図29に
おいて、居眠り検出器61、障害物認識部63、速度検
出器65、時計66、話題提供履歴記憶回路67の出力
結果は話題提供開始終了決定回路30及び話題選択回路
41に入力される。70はスイッチボックス(開始終了
条件決定手段及び選択変更条件決定手段)であり、スイ
ッチ1〜スイッチ5は予め用意されている複数の開始終
了条件と複数の選択変更条件に対して、有効な開始終了
条件及び有効な選択変更条件とするかどうかを予め運転
者が決定することができるON/OFFのスイッチである。ま
た、スイッチボックス70には、例えばマニュアルモー
ド70a、居眠り検出推奨モード70b、障害物認識推
奨モード70c等のモードスイッチがあり、マニュアル
で、または自動的にスイッチ1〜スイッチ5のON/OFFを
制御できる。マニュアルモードでスイッチ1をONにして
おくと、例えば、図11に示すように、居眠りを検出し
たという条件に基づいて話題提供開始終了決定回路30
及び話題選択回路41が判断を下すことになる。複数の
スイッチをONにしてもよい。また、居眠り検出推奨モー
ド70bや障害物認識推奨モード70cを選択した場合
は、例えば図11に示すように予め決められている。な
お、図11の開始終了条件は本実施例では開始終了条件
と選択変更条件に共通するものとする。
【0106】次に動作を説明する。本実施例において話
題提供開始終了決定回路30は実施例10と同様に、ス
イッチ13、居眠り検出器61、障害物認識部63、速
度検出器65、時計66、話題提供履歴記憶回路67等
の複数のセンサからの出力結果を受け取り、スイッチ1
3の入力を開始終了条件とする外には、スイッチボック
ス70からの指示で有効とされた開始終了条件に基づい
て話題提供の開始終了を決める。また、話題選択回路4
1はスイッチ13の入力を選択変更条件とする外には、
スイッチボックス70からの指示で有効とされた選択変
更条件に基づいて、実施例15と同様、カテゴリを選択
する。例えば居眠りによって話題提供を始めたら、居眠
りに関するカテゴリを選択する。一例を示すと、スイッ
チ1及びスイッチ3をONにし、スイッチ2、スイッチ
4、及びスイッチ5をOFF にした場合、運転者の居眠り
状態を検出したとき居眠りに関する話題提供を開始し、
また超高速走行になったとき話題の提供及びカテゴリの
変更を行なう。一方、例え障害物認識部63が進行方向
の障害物を検知しても、話題提供を開始しない。終了も
同様である。
【0107】実施例30.図30は本発明の実施例30
による話題提供装置を示すブロック図である。図30に
おいて、スイッチ1〜スイッチ5は予め用意されている
複数の開始終了条件と複数の選択変更条件に対して、有
効な開始終了条件及び有効な選択変更条件とするかどう
か、あるいはどのくらい有効な条件とするかを予め運転
者が決定することができるON/OFFのスイッチであり、OF
Fモードと5段階の優先順位付きONモードよりなるスイ
ッチである。ただし、5が最優先で、1になるにつれ優
先度が低くなる。マニュアルモード70aで、運転者が
予め各スイッチを6種類のうちのどれかに設定しておけ
ば、話題提供開始終了決定回路30は、話題提供の開始
終了を決める条件として、または話題選択回路41がカ
テゴリを決める際の条件として、これらの6種類のモー
ドに従って、重みづけを行なって決定する。
【0108】次に動作を説明する。本実施例においては
話題提供開始終了決定回路30はスイッチ13の入力を
開始終了条件とする外には、スイッチボックス70で指
定された各優先度と、居眠り検出器61、障害物認識部
63、速度検出器65、時計66、話題提供履歴記憶回
路67の出力結果によって話題提供の開始終了を決め
る。例えば各スイッチの優先度をM1、M2、M3、M4、M5と
する。また、居眠り検出器61、障害物認識部63、速
度検出器65、時計66、話題提供履歴記憶回路67の
出力結果が、例えば5つの開始終了条件及び選択変更条
件に対し、条件1を満足したとき、P1=1、それ以外で
はP1=0とし、同じく各条件に対してP2〜P5の値を求め
る。例えば居眠り検出器61が居眠りを検出したときP1
=1、居眠りを検出していないときP1=0とする。話題
提供開始終了決定回路30は、 Y=M1×P1+M2×P2+M3×P3+M4×P4+M5×P5 を計算し、その計算結果が例えば4以上になったとき、
開始信号を話題選択回路41に送る。一方、話題提供中
にYが4未満になれば話題の終了信号を送る。話題選択
回路41では(M1×P1,M2×P2,M3×P3,M4×P4,M5×
P5)の最大値を求め、最大値がM1×P1ならば、居眠りの
カテゴリの中から乱数で話題を選択する。以下同様、最
大値に対応するカテゴリの中から乱数で話題を選択す
る。また、話題提供中に(M1×P1,M2×P2,M3×P3,M4
×P4,M5×P5)の最大値が変わった場合は、それに併せ
てカテゴリを変更する。
【0109】実施例31.図31は本発明の実施例31
による話題提供装置の動作を示すフローチャートであ
り、その構成は図29、図30と同じである。
【0110】図31において、ステップS501で話題
提供開始終了決定回路が開始を決め、ステップS203
で話題選択回路に開始の信号を送ったとき、信号を受け
た話題選択回路は、話題を選択する前に、ステップS5
02で音声合成回路を通して、スピーカより「開始して
もいいですか?よければスイッチを押してください。」
と音声を出力する。ステップS202で運転者からのス
イッチ入力があれば、話題提供を開始する。なければ、
動作待ちの状態に戻る。また、話題提供途中で、話題選
択回路が自動的にカテゴリの変更を決定、または話題提
供開始終了決定手段が自動終了を決定し、インタラプト
が働くと、ステップS506で何によりインタラプトが
働いたかを判断する。カテゴリの変更を決定したなら、
カテゴリを変更する前に、ステップS507で音声合成
回路を通して、スピーカより「カテゴリを変更してもい
いですか?よければスイッチを押してください。」と告
げる。ステップS508で運転者からのスイッチ入力が
あれば、カテゴリを変更する。運転者からのスイッチ入
力がなければ、ステップS505でインタラプトを受け
た処理ステップへ戻る。また、話題提供開始終了決定回
路が終了を決めたなら、ステップS503でスピーカよ
り「終了してもいいですか?よければスイッチを押して
ください。」と音声を出力する。ステップS504で運
転者からのスイッチ入力があれば終了信号を話題選択回
路41に送り、話題提供動作を終了する。運転者からの
スイッチ入力がなければ、ステップS505でインタラ
プトを受けた処理ステップへ戻る。
【0111】なお上記実施例ではカテゴリの変更のみ告
げたが、例えば「カテゴリをスポーツに変更してもいい
ですか?」というように、カテゴリ名を告げて同意を求
めるようにしてもよい。
【0112】実施例32.図32は本発明の実施例32
による話題提供装置を示すブロック図である。図32に
おいて、80は危険状況判断回路であり、居眠り検出器
61、障害物認識部63、速度検出器65からの信号を
入力し、自車両が走行上危険な状態にあるか否かを判断
する回路である。このようなものとしては、例えば実開
平4−110651号公報や特開平6−227278号
公報に開示されるようなものがある。
【0113】次に動作を説明する。図33は本実施例の
話題提供装置の動作を示すフローチャートであり、図1
4に示したフローチャートにステップS901からステ
ップS905を加えたものである。本実施例ではインタ
ラプト機能が、運転者からのスイッチ入力だけでなく、
走行状況検出手段が異常状態を検出したときにも働き、
危険時には話題提供を強制的に一時中断し、その後危険
でなくなれば、再び話題提供を開始するものである。
【0114】ステップS203からステップS211、
またはステップS300からステップS303の処理中
に、スイッチ13が入力、あるいは走行状況検出手段が
異常状態を検出するとインタラプト機能が働く。ステッ
プS901で何によるインタラプトかを判断し、スイッ
チ入力の場合は、実施例12と同様に動作し、走行状況
検出手段が異常を検出した場合は、ステップS902で
危険状況判断回路に検出された走行状況を入力し、ステ
ップS903で危険状況判断回路は危険かどうかを判断
する。危険と判断すると危険状況判断回路は話題選択回
路に信号を送り、ステップS904で話題選択回路が音
声合成回路の出力を停止する。再びステップS902で
危険状況判断回路に走行状況を入力し危険かどうかを判
断する。ステップS903で危険でないと判断すればイ
ンタラプトを受けたステップに戻り、再び話題提供を続
行する。このようにすることにより、危険時には一時的
に提供を中断するため、運転者の集中力を妨げない効果
がある。
【0115】なお、上記実施例では話題提供中に危険状
況を検知した時、話題提供を中断するようにしたが、話
題提供していない時に危険状況を検知すれば、話題提供
を開始するようにしてもよい。
【0116】実施例33.図34及び図35は本発明の
実施例33による話題提供装置の動作を示すフローチャ
ートであり、図18及び図19に示したフローチャート
にステップS902、ステップS903、及びステップ
S905を加えたものである。その構成は図32と同じ
である。本実施例では走行状況検出手段が異常状態を検
出し、インタラプト機能が働いた時、それまでの話題を
一時中断して、危険情報や対処法に関するカテゴリを選
択するようにし、その後危険でなくなれば、再び話題提
供を開始するものである。
【0117】図34及び図35において、ステップS2
02からステップS211、またはステップS300か
らステップS303の処理中に、走行状況検出手段が異
常状態を検出するとインタラプト機能が働く。ステップ
S902で危険状況判断回路に走行状況を入力し、ステ
ップS903で危険と判断するとステップS601で走
行状況検出手段が何を検出したかを判断する。以下実施
例15と同様に、居眠り状態を検出したときは、ステッ
プS602で乱数発生回路を動かして乱数を得、ステッ
プS603で、居眠りに関するカテゴリに制限して、そ
れらのカテゴリの中から上記乱数により1つカテゴリを
決定する。また障害物を検出したときは、ステップS6
02で乱数発生回路を動かして乱数を得、ステップS6
04で、障害物に関するカテゴリに制限して、それらの
カテゴリの中から上記乱数により1つカテゴリを決定す
る。さらに超高速走行を検出したときは、ステップS6
02で乱数発生回路を動かして乱数を得、ステップS6
05で、速度に関するカテゴリに制限して、それらのカ
テゴリの中から上記乱数により1つカテゴリを決定す
る。以下、決定されたカテゴリからテキスト情報を一つ
取り出しスピーカより運転者に向けて出力する。危険で
なくなればステップS610で、走行状況の異常により
インタラプトを受けた処理ステップへ戻る。また、ステ
ップS903で危険でないと判断すればインタラプトを
受けたステップに戻り、再び話題提供を続行する。この
ようにすることにより、危険時には危険に関する話題を
優先的に提供するため、運転者の注意を危険箇所に向け
ることができ、運転者の不注意を軽減させる効果があ
る。
【0118】なお、上記実施例において、危険と判断さ
れた場合、ステップS608で通常と異なる音声(緊迫
感のある、大きな音声)で出力するように、音量や音質
の異なる2種類の音声をもつ構成としても同様の効果が
ある。
【0119】実施例34.図36は本発明の実施例34
による話題提供装置を示すブロック図である。図36に
おいて、22は話題を記憶するハードディスク、23は
話題発生制御回路であり、モデム24aと携帯電話24
bを使った通信手段(情報入力手段)により、外部の情
報源にアクセスし、あるジャンルの情報を取得する。
【0120】図37は本実施例による話題提供装置の動
作を示すフローチャートであり、ハードディスクに空き
領域があれば、以下の方法で、新たに話題を取得する。
図37において、ステップS101で装置が起動される
と、話題発生制御回路はステップS102でハードディ
スクに空き領域があるかどうかを調べる。空き領域があ
れば、ステップS103で外部の情報源にアクセスし、
あるジャンルの情報を取得する。その際のジャンルはラ
ンダムに選択する。即ちステップS104で乱数発生回
路を動かして乱数を得、ステップS105で乱数により
ジャンルを決める。ステップS106ではジャンルに対
応した情報源を選択し、ステップS107でこの情報源
よりテキスト情報を取り出す。ステップS108ではジ
ャンルをカテゴリ名として、ステップS109でハード
ディスクにカテゴリ別に話題を記憶する。即ち、ハード
ディスクの中に、既にそのカテゴリがあれば一緒に記憶
し、なければ、新しくカテゴリを追加してその中に記憶
する。あるいは、ステップS108でジャンルをカテゴ
リ名とするのではなく、取り出された話題の中からキー
ワード検索により、予め用意してあるキーワードがあれ
ば、キーワードをカテゴリ名としてもよい。
【0121】図36において、話題選択回路41は、ハ
ードディスク22とCDオートチェンジャー20に記憶
された話題の中から、カテゴリを選択し、話題を出力す
る。他の部分は前記実施例と同じ動作をする。なお、ハ
ードディスク内のあるカテゴリに含まれる話題を提供し
てしまったら、そのカテゴリ内の話題を消去し、再び図
37の動作を繰り返して新たに別の話題を取得する。
【0122】実施例35.図38は本発明の実施例35
による話題提供装置を示すブロック図である。図38に
おいて、25aはラジオ・TVチューナー、25bはア
ンテナであり(情報入力手段25a、25b)、話題発
生制御回路23はラジオ・TVチューナー25aを制御
して情報を取得する。
【0123】図39は本実施例による話題提供装置の動
作を示すフローチャートであり、ハードディスクに空き
領域があれば、以下の方法で、新たに話題を取得する。
図39において、ハードディスクに空き領域があれば、
話題発生制御回路はステップS104で乱数発生回路を
動かして乱数を得、ステップS110で乱数によりラジ
オ・TV放送の選局をする。ステップS111では選局
にしたがってチューナーを制御し、ステップS112で
音声放送を一時的にハードディスクに記憶する。ステッ
プS108ではカテゴリ名を決め、ステップS109で
カテゴリ別にラジオ放送をハードディスクに改めて記憶
する。ステップS108におけるカテゴリ名は、例えば
カテゴリ名と対応して用意してある音声キーワードが、
ステップS112で一時的に記憶された音声情報の中に
含まれているかどうかをワードスポッティングで判断
し、音声キーワードが含まれていれば音声キーワードに
対応しているカテゴリ名で、ステップS109で音声の
まま保存する。または、ステップS108で音声をテキ
ストに変換して、キーワード検索によりカテゴリを決
め、ステップS109でテキストで保存してもよい。ま
たは、カテゴリを「TV、ラジオ放送」としてもよい。
あるいはキーワードが含まれていなければ保存しなくて
もよい。なお、本実施例において、半導体メモリ等によ
るエンドレスメモリとスイッチを設け、チューナーで取
得した情報をエンドレスメモリに記憶しながら直ちに出
力し、運転者が必要に応じて上記スイッチを操作してエ
ンドレスメモリ内の情報をハードディスクに記憶しなお
すようにしてもよい。これにより、必要な情報だけを記
憶することができる。
【0124】実施例36.図40は本発明の実施例36
による話題提供装置を示すブロック図である。図40に
おいて、26aは文字認識回路、26bはスキャナーで
あり(情報入力手段26a、26b)、話題発生制御回
路23は新聞や雑誌の記事をスキャナー26bで画像と
して取り込み、文章の部分は、文字認識回路26aでテ
キスト情報に変換して情報を取得する。
【0125】図41は本実施例による話題提供装置の動
作を示すフローチャートであり、ステップS101で装
置が起動されると、話題発生制御回路はステップS11
3でスキャナー面に用紙が置かれたかどうかを調べる。
用紙が有れば、ステップS114でスキャナーを動か
し、新聞や雑誌の記事を画像として取り込む。ステップ
S115ではこの画像を文章と絵とに切り分ける。文章
に対しては、ステップS116で文字認識によりテキス
ト情報に変換し、ステップS117でハードディスクに
空き領域があるかを調べ、あればステップS118でキ
ーワード検索によりカテゴリ名を決め、ステップS11
9でハードディスクにテキストで保存する。あるいはス
テップS118でカテゴリ名を「記事」としてもよい。
また、その文章の中に、予め用意してあるキーワードが
含まれていなければ、その記事は記憶しなくてもよい。
ステップS117で空き領域がなければステップS12
0で優先的にスピーカより出力する。絵に対しては、ス
テップS121でハードディスクに空き領域があるかを
調べ、あればステップS122でカテゴリ名を例えば映
像とし、ステップS123でハードディスクに画像のま
ま記憶する。ステップS121で空き領域がなければス
テップS124で優先的にディスプレイに表示する。な
お、本実施例においてもスキャナーで取得した情報は、
ハードディスクに記憶せずに、優先的に直ちに出力して
もよい。
【0126】実施例37.図42は本発明の実施例37
による話題提供装置を示すブロック図である。図42に
おいて、27車載カメラであり(情報入力手段)、話題
発生制御回路23は車載カメラ27からの映像を、走行
過程というカテゴリでハードディスク22に記憶する。
本実施例においては、例えば車載カメラ27からの映像
を、実施例36と同様に画像のまま、ハードディスク2
2に記憶しておき、必要に応じてディスプレイ52に表
示できるので、走行過程の記録ができる。
【0127】実施例38.図43は本発明の実施例38
による話題提供装置を示すブロック図である。図43に
おいて、話題発生制御回路23は、携帯電話、ラジオ・
TV、スキャナー、カメラ等、外部から話題を入手した
時点の時刻を時計66から入力し、ハードディスクに上
記話題を、話題を入力した時刻とともに記憶する。
【0128】このように構成することにより、時間によ
るソート等が可能になり、例えば所定時間が経過したと
き、ハードディスクの中の話題をチェックし、ハードデ
ィスクに記憶されている話題の中で、タイムコードが所
定の時間より古い話題は消去するようにでき、常に新し
い話題が得られるようになる。また、一度も使用されて
いない話題は自動的に時間が経てば消去されるように構
成でき、不要な話題を消去することができるため、記憶
容量の小さな記憶媒体でも十分である。
【0129】実施例39.図44は本発明の実施例39
による話題提供装置を示すブロック図である。図44に
おいて、14は保存スイッチ、15は消去スイッチであ
る。本実施例においては、話題を提供中に、保存スイッ
チ14が押された場合は、話題に保存マークをつけ、タ
イムコードが古くても、保存マークがあれば消去しない
ようにする。一方、保存マークの解除も、話題提供中に
消去スイッチ15でできる。
【0130】図45は本実施例による話題提供装置の動
作を示すフローチャートであり、図14に示したフロー
チャートにステップS125からステップS130を加
えたものである。図45において、ステップS208に
よって話題が提供された時に、保存スイッチ14または
消去スイッチ15が入力され、インタラプト機能が働く
と、ステップS125では提供中の話題がハードディス
クに記憶されている話題かどうかを判断する。記憶され
ていればステップS126で保存スイッチ14が入力さ
れたのか消去スイッチ15が入力されたのかを判断し、
保存スイッチであればステップS127でその話題に保
存マークをつけ、消去スイッチであればステップS12
8で保存マークを除き、ステップS129でインタラプ
トを受けたステップに戻り、再び話題提供を続行する。
なお、ステップS125で提供中の話題がハードディス
クに記憶されていなければ、ステップS130でインタ
ラプトを受けたステップに戻り、再び話題提供を続行す
る。
【0131】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、複数の話題
を話題内容毎に複数のカテゴリに分けて記憶または発生
する話題発生手段、話題提供を開始または終了するかど
うかを決定する話題提供開始終了決定手段、上記話題提
供開始終了決定手段からの話題提供開始の命令により上
記話題発生手段の中からカテゴリを決定し、上記カテゴ
リに含まれる話題を選択するとともに、上記話題提供開
始終了決定手段から話題提供終了の命令を入力するまで
上記話題を継続的に選択、またはカテゴリの決定を複数
回実行する話題選択手段、及び上記話題選択手段が選択
した話題を、話題に応じた提供方法で出力する話題出力
手段により話題提供装置を構成したので、運転者が走行
中でも容易に多種のカテゴリの話題を得ることができ、
楽しく退屈せずに運転ができるため、使い勝手が良く、
また同乗者がいるような気分になれる。また居眠り運転
防止にもなる。
【0132】本発明の請求項2によれば、運転者または
同乗者からの話題提供開始または終了の要求を検出する
要求検出手段を備え、話題提供開始終了決定手段は、話
題提供開始終了決定手段が有する1つまたは複数の開始
終了条件と上記要求検出手段の出力結果を対応させて話
題提供を開始または終了するかどうかを決定するので、
いつでもすぐに話題提供を開始または終了することがで
き、使い勝手が良い。
【0133】本発明の請求項3によれば、運転者の状
態、または同乗者の状態、または車両の周辺状況、また
は車両の状態のうち少なくとも1つを検出する走行状況
検出手段を備え、話題提供開始終了決定手段は、話題提
供開始終了決定手段が有する1つまたは複数の開始終了
条件と上記走行状況検出手段の出力結果を対応させて話
題提供を開始または終了するかどうかを決定するように
したので、走行状況に応じて話題提供の開始終了を自動
的に決めることができ、運転者の手を煩わせない。
【0134】本発明の請求項4によれば、時刻を検出す
る時刻検出手段を備え、話題提供開始終了決定手段は、
話題提供開始終了決定手段が有する1つまたは複数の開
始終了条件と上記時刻検出手段の出力結果を対応させて
話題提供を開始または終了するかどうかを決定するよう
にしたので、時刻に応じて話題提供の開始終了を自動的
に決めることができ、運転者の手を煩わせない。
【0135】本発明の請求項5によれば、過去に話題提
供した履歴を記憶する話題提供履歴記憶手段を備え、話
題提供開始終了決定手段は、話題提供開始終了決定手段
が有する1つまたは複数の開始終了条件と上記話題提供
履歴記憶手段に記憶された履歴を対応させて話題提供を
開始または終了するかどうかを決定するようにしたの
で、履歴に応じて話題提供の開始終了を自動的に決める
ことができ、運転者の手を煩わせない。
【0136】本発明の請求項6によれば、話題提供開始
終了決定手段は所定回数または所定時間だけ話題提供を
したあと話題提供を終了するかどうかを決定するように
したので、自動的に話題提供を終了するため、手を煩わ
せない。
【0137】本発明の請求項7によれば、話題提供開始
終了決定手段が有する複数の開始終了条件の有効性を決
定する開始終了条件決定手段を備え、話題提供開始終了
決定手段は決定された開始終了条件の有効性に基づいて
話題提供を開始または終了するかどうかを決定するよう
にしたので、状況や個人にあった種々の自動開始終了条
件を作ることができる。
【0138】本発明の請求項8によれば、話題選択手段
は話題提供開始終了決定手段から話題提供開始または終
了の命令を入力したとき、話題提供を開始または終了す
る旨を運転者または同乗者に報知し、運転者または同乗
者からの同意に従って話題を開始または終了するように
したので、さらに使い勝手が良い。
【0139】本発明の請求項9によれば、運転者または
同乗者からのカテゴリまたは話題の選択、または変更の
要求を検出する要求検出手段を備え、話題選択手段は、
話題選択手段が有する1つまたは複数の選択変更条件と
上記要求検出手段の出力結果を対応させてカテゴリまた
は話題を選択、または変更するようにしたので、いつで
もすぐにカテゴリや話題を変更することができ、さらに
使い勝手が良い。
【0140】本発明の請求項10によれば、運転者の状
態、または同乗者の状態、または車両の周辺状況、また
は車両の状態のうち少なくとも1つを検出する走行状況
検出手段を備え、話題選択手段は、話題選択手段が有す
る1つまたは複数の選択変更条件と上記走行状況検出手
段の出力結果を対応させてカテゴリまたは話題を選択、
または変更するようにしたので、走行状況に応じてカテ
ゴリや話題を自動的に選択、変更するため運転者の手を
煩わせない。
【0141】本発明の請求項11によれば、時刻を検出
する時刻検出手段を備え、話題選択手段は、話題選択手
段が有する1つまたは複数の選択変更条件と上記時刻検
出手段の出力結果を対応させてカテゴリまたは話題を選
択、または変更するようにしたので、時刻に応じてカテ
ゴリや話題を自動的に選択、変更するため運転者の手を
煩わせない。
【0142】本発明の請求項12によれば、過去に話題
提供した履歴を記憶する話題提供履歴記憶手段を備え、
話題選択手段は、話題選択手段が有する1つまたは複数
の選択変更条件と上記話題提供履歴記憶手段に記憶され
た履歴を対応させてカテゴリまたは話題を選択、または
変更するようにしたので、履歴に応じてカテゴリや話題
を自動的に変更することができ、運転者の手を煩わせな
い。
【0143】本発明の請求項13によれば、話題選択手
段は所定回数または所定時間だけ話題提供をしたあと、
カテゴリまたは話題を変更するようにしたので、自動的
にカテゴリや話題を変更でき、手を煩わせない。
【0144】本発明の請求項14によれば、話題選択回
路が有する複数の選択変更条件の有効性を決定する選択
変更条件決定手段を備え、話題選択手段は決定された選
択変更条件の有効性に基づいて、カテゴリまたは話題を
選択、または変更するようにしたので、状況や個人にあ
った種々の選択変更条件を作ることができる。
【0145】本発明の請求項15によれば、話題選択手
段はカテゴリまたは話題を選択、または変更するとき、
選択または変更するカテゴリ、または話題を運転者また
は同乗者に報知し、運転者または同乗者からの同意に従
ってカテゴリまたは話題を選択、または変更するように
したので、さらに使い勝手が良い。
【0146】本発明の請求項16によれば、運転者の状
態、または同乗者の状態、または車両の周辺状況、また
は車両の状態のうち少なくとも1つを検出する走行状況
検出手段、及び上記走行状況検出手段の出力結果をもと
に自車両が走行上危険な状態にあるか否かを判断する危
険状況判断手段を有し、話題選択手段は上記危険状況判
断手段の出力結果に基づいて、カテゴリもしくは話題を
選択もしくは変更、または話題提供を開始もしくは一時
中断するようにしたので、危険を防止できる効果があ
る。
【0147】本発明の請求項17によれば、外部より情
報を入力する情報入力手段を有し、話題発生手段は上記
情報入力手段を介して話題を入手し、上記話題を記憶ま
たは発生するようにしたので、常に新しい話題を提供す
ることができる。
【0148】本発明の請求項18によれば、話題発生手
段は記憶する時刻と共に話題を記憶するようにしたの
で、時刻を基に記憶媒体の中の話題を操作することがで
きる。
【0149】本発明の請求項19によれば、運転者また
は同乗者からの話題保持または消去の要求を検出する要
求検出手段を有し、話題発生手段は上記要求検出手段の
出力結果に基づいて話題を保持または消去するようにし
たので、必要な話題のみを記憶できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1による話題提供装置を示す
ブロック図である。
【図2】 本発明の実施例1による話題提供装置の動作
を説明するフローチャートである。
【図3】 本発明の実施例2による話題提供装置を示す
ブロック図である。
【図4】 本発明の実施例3による話題提供装置を示す
ブロック図である。
【図5】 本発明の実施例4による話題提供装置を示す
ブロック図である。
【図6】 本発明の実施例5による話題提供装置を示す
ブロック図である。
【図7】 本発明の実施例6による話題提供装置を示す
ブロック図である。
【図8】 本発明の実施例7による話題提供装置を示す
ブロック図である。
【図9】 本発明の実施例8による話題提供装置の動作
を説明するフローチャートである。
【図10】 本発明の実施例9による話題提供装置を示
すブロック図である。
【図11】 本発明の実施例10に係わるメニュー選択
手段を説明する説明図である。
【図12】 本発明の実施例11による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図13】 本発明の実施例12による話題提供装置を
示すブロック図である。
【図14】 本発明の実施例12による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図15】 本発明の実施例13による話題提供装置を
示すブロック図である。
【図16】 本発明の実施例14による話題提供装置を
示すブロック図である。
【図17】 本発明の実施例15による話題提供装置を
示すブロック図である。
【図18】 本発明の実施例15による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図19】 本発明の実施例15による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図20】 本発明の実施例16による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図21】 本発明の実施例17による話題提供装置を
示すブロック図である。
【図22】 本発明の実施例17による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図23】 本発明の実施例18による話題提供装置を
示すブロック図である。
【図24】 本発明の実施例19による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図25】 本発明の実施例25による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図26】 本発明の実施例26による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図27】 本発明の実施例27による話題提供装置を
示すブロック図である。
【図28】 本発明の実施例28による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図29】 本発明の実施例29による話題提供装置を
示すブロック図である。
【図30】 本発明の実施例30による話題提供装置を
示すブロック図である。
【図31】 本発明の実施例31による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図32】 本発明の実施例32による話題提供装置を
示すブロック図である。
【図33】 本発明の実施例32による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図34】 本発明の実施例33による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図35】 本発明の実施例33による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図36】 本発明の実施例34による話題提供装置を
示すブロック図である。
【図37】 本発明の実施例34による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図38】 本発明の実施例35による話題提供装置を
示すブロック図である。
【図39】 本発明の実施例35による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図40】 本発明の実施例36による話題提供装置を
示すブロック図である。
【図41】 本発明の実施例36による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図42】 本発明の実施例37による話題提供装置を
示すブロック図である。
【図43】 本発明の実施例38による話題提供装置を
示すブロック図である。
【図44】 本発明の実施例39による話題提供装置を
示すブロック図である。
【図45】 本発明の実施例39による話題提供装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図46】 従来の車載情報システムを示すブロック図
である。
【図47】 従来の車載情報システムの動作を説明する
説明図である。
【符号の説明】
10 開始終了要求スイッチ、11 マイク、12 音
声認識回路、13 要求入力スイッチ、14 保存スイ
ッチ、15 消去スイッチ、20 CDオートチェンジ
ャー、21 CD−Gオートチェンジャー、22 ハー
ドディスク、23 話題発生制御回路、24a モデ
ム、24b 携帯電話、25a ラジオ・TVチューナ
ー、25b アンテナ、26a 文字認識回路、26b
スキャナー、27 車載カメラ、30 話題提供開始
終了決定手段、40 乱数発生回路、41 話題選択回
路、50 音声合成回路、51 スピーカ、52 ディ
スプレイ、60 CCDカメラ、61 居眠り検出器、
62 レーザレーダ、63障害物認識部、64 車輪速
センサ、65 速度検出器、66 時計、67 話題提
供履歴記憶回路、68 タイマー、70,71 スイッ
チボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 稔 尼崎市塚口本町八丁目1番1号 三菱電 機株式会社 産業システム研究所内 (72)発明者 金子 和磨 尼崎市塚口本町八丁目1番1号 三菱電 機株式会社 産業システム研究所内 (56)参考文献 特開 平8−26051(JP,A) 特開 平8−188123(JP,A) 特開 平4−332084(JP,A) 特開 平3−196261(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/16 G09B 29/10 G10L 13/04 G01C 21/00 G08G 1/0969 G06F 17/30 JICSTファイル(JOIS)

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の話題を話題内容毎に複数のカテゴ
    リに分けて記憶または発生する話題発生手段、話題提供
    を開始または終了するかどうかを決定する話題提供開始
    終了決定手段、上記話題提供開始終了決定手段からの話
    題提供開始の命令により上記話題発生手段の中からカテ
    ゴリを決定し、上記カテゴリに含まれる話題を選択する
    とともに、上記話題提供開始終了決定手段から話題提供
    終了の命令を入力するまで上記話題を継続的に選択、ま
    たはカテゴリの決定を複数回実行する話題選択手段、及
    び上記話題選択手段が選択した話題を上記話題に応じた
    提供方法で出力する話題出力手段を備えた話題提供装
    置。
  2. 【請求項2】 運転者または同乗者からの話題提供開始
    または終了の要求を検出する要求検出手段を備え、話題
    提供開始終了決定手段は、話題提供開始終了決定手段が
    有する1つまたは複数の開始終了条件と上記要求検出手
    段の出力結果を対応させて話題提供を開始または終了す
    るかどうかを決定する請求項1記載の話題提供装置。
  3. 【請求項3】 運転者の状態、または同乗者の状態、ま
    たは車両の周辺状況、または車両の状態のうち少なくと
    も1つを検出する走行状況検出手段を備え、話題提供開
    始終了決定手段は、話題提供開始終了決定手段が有する
    1つまたは複数の開始終了条件と上記走行状況検出手段
    の出力結果を対応させて話題提供を開始または終了する
    かどうかを決定する請求項1記載の話題提供装置。
  4. 【請求項4】 時刻を検出する時刻検出手段を備え、話
    題提供開始終了決定手段は、話題提供開始終了決定手段
    が有する1つまたは複数の開始終了条件と上記時刻検出
    手段の出力結果を対応させて話題提供を開始または終了
    するかどうかを決定する請求項1記載の話題提供装置。
  5. 【請求項5】 過去に話題提供した履歴を記憶する話題
    提供履歴記憶手段を備え、話題提供開始終了決定手段
    は、話題提供開始終了決定手段が有する1つまたは複数
    の開始終了条件と上記話題提供履歴記憶手段に記憶され
    た履歴を対応させて話題提供を開始または終了するかど
    うかを決定する請求項1記載の話題提供装置。
  6. 【請求項6】 話題提供開始終了決定手段は所定回数ま
    たは所定時間だけ話題提供をしたあと話題提供を終了す
    るかどうかを決定する請求項1記載の話題提供装置。
  7. 【請求項7】 話題提供開始終了決定手段が有する複数
    の開始終了条件の有効性を決定する開始終了条件決定手
    段を備え、話題提供開始終了決定手段は決定された開始
    終了条件の有効性に基づいて話題提供を開始または終了
    するかどうかを決定する請求項1記載の話題提供装置。
  8. 【請求項8】 話題選択手段は話題提供開始終了決定手
    段から話題提供開始または終了の命令を入力したとき、
    話題提供を開始または終了する旨を運転者または同乗者
    に報知し、運転者または同乗者からの同意に従って話題
    を開始または終了する請求項3ないし7のいずれかに記
    載の話題提供装置。
  9. 【請求項9】 運転者または同乗者からのカテゴリまた
    は話題の選択、または変更の要求を検出する要求検出手
    段を備え、話題選択手段は、話題選択手段が有する1つ
    または複数の選択変更条件と上記要求検出手段の出力結
    果を対応させてカテゴリまたは話題を選択、または変更
    する請求項1記載の話題提供装置。
  10. 【請求項10】 運転者の状態、または同乗者の状態、
    または車両の周辺状況、または車両の状態のうち少なく
    とも1つを検出する走行状況検出手段を備え、話題選択
    手段は、話題選択手段が有する1つまたは複数の選択変
    更条件と上記走行状況検出手段の出力結果を対応させて
    カテゴリまたは話題を選択、または変更する請求項1記
    載の話題提供装置。
  11. 【請求項11】 時刻を検出する時刻検出手段を備え、
    話題選択手段は、話題選択手段が有する1つまたは複数
    の選択変更条件と上記時刻検出手段の出力結果を対応さ
    せてカテゴリまたは話題を選択、または変更する請求項
    1記載の話題提供装置。
  12. 【請求項12】 過去に話題提供した履歴を記憶する話
    題提供履歴記憶手段を備え、話題選択手段は、話題選択
    手段が有する1つまたは複数の選択変更条件と上記話題
    提供履歴記憶手段に記憶された履歴を対応させてカテゴ
    リまたは話題を選択、または変更する請求項1記載の話
    題提供装置。
  13. 【請求項13】 話題選択手段は所定回数または所定時
    間だけ話題提供をしたあと、カテゴリまたは話題を変更
    する請求項1記載の話題提供装置。
  14. 【請求項14】 話題選択回路が有する複数の選択変更
    条件の有効性を決定する選択変更条件決定手段を備え、
    話題選択手段は決定された選択変更条件の有効性に基づ
    いて、カテゴリまたは話題を選択、または変更する請求
    項1記載の話題提供装置。
  15. 【請求項15】 話題選択手段はカテゴリまたは話題を
    選択、または変更するとき、選択・変更する旨、または
    選択・変更するカテゴリもしくは話題を運転者または同
    乗者に報知し、運転者または同乗者からの同意に従って
    カテゴリまたは話題を選択、または変更する請求項10
    ないし14のいずれかに記載の話題提供装置。
  16. 【請求項16】 運転者の状態、または同乗者の状態、
    または車両の周辺状況、または車両の状態のうち少なく
    とも1つを検出する走行状況検出手段、及び上記走行状
    況検出手段の出力結果をもとに自車両が走行上危険な状
    態にあるか否かを判断する危険状況判断手段を備え、話
    題選択手段は上記危険状況判断手段の出力結果に基づい
    て、カテゴリもしくは話題を選択もしくは変更、または
    話題提供を開始もしくは一時中断する請求項1記載の話
    題提供装置。
  17. 【請求項17】 外部より情報を入力する情報入力手段
    を備え、話題発生手段は上記情報入力手段を介して話題
    を入手し、上記話題を記憶または発生する請求項1記載
    の話題提供装置。
  18. 【請求項18】 話題発生手段は記憶する時刻と共に話
    題を記憶する請求項1記載の話題提供装置。
  19. 【請求項19】 運転者または同乗者からの話題保持ま
    たは消去の要求を検出する要求検出手段を備え、話題発
    生手段は上記要求検出手段の出力結果に基づいて話題を
    保持または消去する請求項1記載の話題提供装置。
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