JP3530317B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents
テレビジョン受像機Info
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Description
【０００１】
【発明の属する分野】この発明は、テレビジョン受像機
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】米国で実用化されているＤＳＳ（デジタ
ル衛星放送システム）においては、１５０以上の多数の
チャンネルが用意されており、多数の番組が提供されて
いる。このシステムでは、現在放送されている番組およ
び将来放送される番組の案内情報が本来の番組データと
ともに所定時間間隔で伝送されている。ユーザ側端末
は、番組案内情報に基づいて、番組案内画面（番組案内
表）を表示する機能を備えている。
ル衛星放送システム）においては、１５０以上の多数の
チャンネルが用意されており、多数の番組が提供されて
いる。このシステムでは、現在放送されている番組およ
び将来放送される番組の案内情報が本来の番組データと
ともに所定時間間隔で伝送されている。ユーザ側端末
は、番組案内情報に基づいて、番組案内画面（番組案内
表）を表示する機能を備えている。
【０００３】ユーザ側端末には、図８に示すように、受
信された全番組案内情報に対応する全番組案内表Ｅの一
部の番組案内表ｅが番組案内画面として表示される。番
組案内画面には、縦軸をチャンネル番号軸とし、横軸を
時間軸として、複数の番組案内がマトリックス状に表示
される。この例では、番組案内画面には、５つのチャン
ネルに対する番組であって、２時間半分の番組が表示さ
れる。左端には、チャンネル番号が縦に並んで表示され
ている。そして、各チャンネルに対応した行に、そのチ
ャンネルによって放送される各番組の時間帯を示す枠が
表示されており、各枠内にタイトル名（Ａ〜Ｐ）が表示
されている。
信された全番組案内情報に対応する全番組案内表Ｅの一
部の番組案内表ｅが番組案内画面として表示される。番
組案内画面には、縦軸をチャンネル番号軸とし、横軸を
時間軸として、複数の番組案内がマトリックス状に表示
される。この例では、番組案内画面には、５つのチャン
ネルに対する番組であって、２時間半分の番組が表示さ
れる。左端には、チャンネル番号が縦に並んで表示され
ている。そして、各チャンネルに対応した行に、そのチ
ャンネルによって放送される各番組の時間帯を示す枠が
表示されており、各枠内にタイトル名（Ａ〜Ｐ）が表示
されている。
【０００４】番組案内画面上には、番組を指定したり、
番組案内画面をスクロールさせたりするためのカーソル
が表示される。このカーソルの移動は、左、右、上、下
の各方向ごとに設けられた４つのカーソル移動キーを操
作することによって行なわれる。上または下方向移動の
ためのカーソル移動キーを操作するごとに、カーソル
は、１チャンネル単位で移動する。また、左または右方
向移動のためのカーソル移動キーを操作するごとに、カ
ーソルは、所定時間単位で移動する。
番組案内画面をスクロールさせたりするためのカーソル
が表示される。このカーソルの移動は、左、右、上、下
の各方向ごとに設けられた４つのカーソル移動キーを操
作することによって行なわれる。上または下方向移動の
ためのカーソル移動キーを操作するごとに、カーソル
は、１チャンネル単位で移動する。また、左または右方
向移動のためのカーソル移動キーを操作するごとに、カ
ーソルは、所定時間単位で移動する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、番組案内画
面に表示される番組案内を、ユーザの好みに応じて限定
することができれば便利である。そこで、番組案内画面
に表示される番組案内のカテゴリーを限定したり、番組
案内画面に表示される番組案内のチャンネルを限定した
りする機能をユーザ側端末に持たせることが考えられ
る。
面に表示される番組案内を、ユーザの好みに応じて限定
することができれば便利である。そこで、番組案内画面
に表示される番組案内のカテゴリーを限定したり、番組
案内画面に表示される番組案内のチャンネルを限定した
りする機能をユーザ側端末に持たせることが考えられ
る。
【０００６】このような場合には、メニュー画面に、カ
テゴリーの設定、チャンネルの設定等の設定項目が表示
され、メニュー画面上から所定の設定項目を指定するこ
とにより、カテゴリー設定、チャンネル設定等が行なわ
れる。
テゴリーの設定、チャンネルの設定等の設定項目が表示
され、メニュー画面上から所定の設定項目を指定するこ
とにより、カテゴリー設定、チャンネル設定等が行なわ
れる。
【０００７】この発明は、メニュー画面と番組案内画面
との両方を同時に表示でき、かつアクティブとなってい
る画面とアクティブとなっていない画面とを視覚的に識
別可能に表示できるテレビジョン受像機を提供すること
を目的とする。
との両方を同時に表示でき、かつアクティブとなってい
る画面とアクティブとなっていない画面とを視覚的に識
別可能に表示できるテレビジョン受像機を提供すること
を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明によるテレビジ
ョン受像機は、番組案内表を番組案内画面として表示さ
せる機能と、番組案内画面に表示される番組案内を限定
するための設定を少なくとも含む各種の設定をユーザに
行わせるためのメニュー画面を表示させる機能を備えた
テレビジョン受像機において、番組案内画面をアクティ
ブにするためのガイドキー、メニュー画面をアクティブ
にするためのメニューキー、メニューキー操作に対応し
た操作入力があったときまたはガイドキー操作に対応し
た操作入力があったときに、メニュー画面と番組案内画
面との両方を同時に表示させるとともに操作入力に対応
した一方の画面のみをアクティブにさせる第１手段、な
らびにメニュー画面および番組案内画面のうち、アクテ
ィブとなっている画面と、アクティブとなっていない画
面とを、視覚的に識別できるように表示させる第２手段
を備えていることを特徴とする。
ョン受像機は、番組案内表を番組案内画面として表示さ
せる機能と、番組案内画面に表示される番組案内を限定
するための設定を少なくとも含む各種の設定をユーザに
行わせるためのメニュー画面を表示させる機能を備えた
テレビジョン受像機において、番組案内画面をアクティ
ブにするためのガイドキー、メニュー画面をアクティブ
にするためのメニューキー、メニューキー操作に対応し
た操作入力があったときまたはガイドキー操作に対応し
た操作入力があったときに、メニュー画面と番組案内画
面との両方を同時に表示させるとともに操作入力に対応
した一方の画面のみをアクティブにさせる第１手段、な
らびにメニュー画面および番組案内画面のうち、アクテ
ィブとなっている画面と、アクティブとなっていない画
面とを、視覚的に識別できるように表示させる第２手段
を備えていることを特徴とする。
【０００９】第２手段としては、たとえば、アクティブ
となっている画面を不透過で表示させ、アクティブとな
っていない画面をハーフトーンで表示させるものが用い
られる。より具体的には、第２手段としては、メニュー
画面に対するパレットと、番組案内画面に対するパレッ
トとを別々に用意しておき、メニュー画面がアクティブ
となっているときには、メニュー画面に対する各パレッ
トの透過率を不透過に対応する値に設定するとともに番
組案内画面に対する各パレットの透過率をハーフトーン
に対応する値に設定し、番組案内画面がアクティブとな
っているときには、番組案内画面に対する各パレットの
透過率を不透過に対応する値に設定するとともにメニュ
ー画面に対する各パレットの透過率をハーフトーンに対
応する値に設定する手段を備えているものが用いられ
る。
となっている画面を不透過で表示させ、アクティブとな
っていない画面をハーフトーンで表示させるものが用い
られる。より具体的には、第２手段としては、メニュー
画面に対するパレットと、番組案内画面に対するパレッ
トとを別々に用意しておき、メニュー画面がアクティブ
となっているときには、メニュー画面に対する各パレッ
トの透過率を不透過に対応する値に設定するとともに番
組案内画面に対する各パレットの透過率をハーフトーン
に対応する値に設定し、番組案内画面がアクティブとな
っているときには、番組案内画面に対する各パレットの
透過率を不透過に対応する値に設定するとともにメニュ
ー画面に対する各パレットの透過率をハーフトーンに対
応する値に設定する手段を備えているものが用いられ
る。
【００１０】番組案内画面に表示される番組案内を限定
するための設定は、例えば、番組案内画面に表示される
番組案内のチャンネル、カテゴリーまたは開始時刻を限
定するための設定である。
するための設定は、例えば、番組案内画面に表示される
番組案内のチャンネル、カテゴリーまたは開始時刻を限
定するための設定である。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
を米国で実用化されているＤＳＳ（ディジタル衛星放送
システム）に適用した場合の実施の形態について説明す
る。
を米国で実用化されているＤＳＳ（ディジタル衛星放送
システム）に適用した場合の実施の形態について説明す
る。
【００１２】ＤＳＳにおいて提供される番組には、ＤＳ
Ｓへの加入のための料金および基本料金等のシステム利
用料を支払えば無料で見ることができる無料番組と、シ
ステム利用料とは別に課金される有料番組とがある。ま
た、有料番組には、予めチャンネル単位で購入するもの
と、視聴した場合にのみ課金されるもの（ＰＰＶ: pay
per view ) とがある。ＰＰＶ番組を視聴するために
は、番組が開始される前にまたはその番組が放送されて
いるときに、テレビ画面上で購入手続きを行なう必要が
ある。
Ｓへの加入のための料金および基本料金等のシステム利
用料を支払えば無料で見ることができる無料番組と、シ
ステム利用料とは別に課金される有料番組とがある。ま
た、有料番組には、予めチャンネル単位で購入するもの
と、視聴した場合にのみ課金されるもの（ＰＰＶ: pay
per view ) とがある。ＰＰＶ番組を視聴するために
は、番組が開始される前にまたはその番組が放送されて
いるときに、テレビ画面上で購入手続きを行なう必要が
ある。
【００１３】〔１〕ユーザ側端末の構成の説明
【００１４】図１は、ユーザ側端末の構成を示してい
る。
る。
【００１５】ユーザ側端末としては、テレビジョン受像
機と番組案内表示制御装置とが組み合わされたもの、ま
たは番組案内表示制御回路が組み込まれたテレビジョン
受像機が用いられる。ユーザ側端末は、ユーザ側端末全
体を制御するためのＣＰＵ６を備えている。ＣＰＵ６
は、そのプログラムおよび必要なデータを記憶する記憶
装置９を備えている。ＣＰＵ６には、リモートコントロ
ーラ等からなる操作部５が接続されている。
機と番組案内表示制御装置とが組み合わされたもの、ま
たは番組案内表示制御回路が組み込まれたテレビジョン
受像機が用いられる。ユーザ側端末は、ユーザ側端末全
体を制御するためのＣＰＵ６を備えている。ＣＰＵ６
は、そのプログラムおよび必要なデータを記憶する記憶
装置９を備えている。ＣＰＵ６には、リモートコントロ
ーラ等からなる操作部５が接続されている。
【００１６】ＣＰＵ６は、操作部５によって選択された
番組を表示するためにチューナ２を制御するとともにテ
レビ放送画像上に重ねて表示されるオンスクリーン画像
を生成するためのオンスクリーン画像生成回路４を制御
する。オンスクリーン画像には、メニュー画面および番
組案内画面が合体した画面、メニュー画面に対する各階
層の画面、番組案内画面に対する各階層の画面等があ
る。
番組を表示するためにチューナ２を制御するとともにテ
レビ放送画像上に重ねて表示されるオンスクリーン画像
を生成するためのオンスクリーン画像生成回路４を制御
する。オンスクリーン画像には、メニュー画面および番
組案内画面が合体した画面、メニュー画面に対する各階
層の画面、番組案内画面に対する各階層の画面等があ
る。
【００１７】入力端子１には、図示しないパラボラアン
テナからの高周波信号が入力される。入力端子１に入力
された信号はチューナ２に送られる。チューナでは、周
波数変換、ＱＰＳＫ復調等の処理が行なわれ、ディジタ
ル映像信号のストリームが生成される。チューナ２の出
力は、映像処理回路３に送られる。
テナからの高周波信号が入力される。入力端子１に入力
された信号はチューナ２に送られる。チューナでは、周
波数変換、ＱＰＳＫ復調等の処理が行なわれ、ディジタ
ル映像信号のストリームが生成される。チューナ２の出
力は、映像処理回路３に送られる。
【００１８】映像処理回路３では、チューナ２から出力
されたストリームがＭＰＥＧデコードされ、ＣＲＴ等の
表示器８に表示するための映像信号が生成される。この
映像信号が合成回路７を介して表示器８に送られること
により、表示器８上に表示される。
されたストリームがＭＰＥＧデコードされ、ＣＲＴ等の
表示器８に表示するための映像信号が生成される。この
映像信号が合成回路７を介して表示器８に送られること
により、表示器８上に表示される。
【００１９】さらに、映像処理回路３は、チューナ２の
出力から番組案内情報および現在時刻を表す時刻情報を
抽出して、ＣＰＵ６に供給する。ＣＰＵ６に供給された
番組案内情報および時刻情報は、記憶装置９に記憶され
る。記憶装置９には、さらに、各種オンスクリーン画像
を生成するための情報が予め記憶されているとともに、
購入されたＰＰＶ番組に関する情報、視聴されたＰＰＶ
番組に関する情報等が記憶される。
出力から番組案内情報および現在時刻を表す時刻情報を
抽出して、ＣＰＵ６に供給する。ＣＰＵ６に供給された
番組案内情報および時刻情報は、記憶装置９に記憶され
る。記憶装置９には、さらに、各種オンスクリーン画像
を生成するための情報が予め記憶されているとともに、
購入されたＰＰＶ番組に関する情報、視聴されたＰＰＶ
番組に関する情報等が記憶される。
【００２０】ＣＰＵ６は、操作部５等からの入力および
記憶装置９に記憶されている各種オンスクリーン画像を
生成するための情報に基づいて、オンスクリーンデータ
を生成する。ＣＰＵ６によって生成されたオンスクリー
ンデータは、オンスクリーン画像生成回路４に送られ
る。
記憶装置９に記憶されている各種オンスクリーン画像を
生成するための情報に基づいて、オンスクリーンデータ
を生成する。ＣＰＵ６によって生成されたオンスクリー
ンデータは、オンスクリーン画像生成回路４に送られ
る。
【００２１】オンスクリーン画像生成回路４は、ＣＰＵ
６から送られてきたオンスクリーンデータに基づいて、
オンスクリーン画像データを生成する。オンスクリーン
画像生成回路４によって生成されたオンスクリーン画像
データは、合成回路７を介して表示器８に送られること
により、表示器８上に表示される。合成回路７は、映像
処理回路３の出力および番組案内画像生成回路４の出力
を合成して表示器８に供給する。
６から送られてきたオンスクリーンデータに基づいて、
オンスクリーン画像データを生成する。オンスクリーン
画像生成回路４によって生成されたオンスクリーン画像
データは、合成回路７を介して表示器８に送られること
により、表示器８上に表示される。合成回路７は、映像
処理回路３の出力および番組案内画像生成回路４の出力
を合成して表示器８に供給する。
【００２２】操作部５には、メニュー画面をアクティブ
にするためのメニューキー１１、番組案内画面をアクテ
ィブにするためのガイドキー１２、メニュー画面および
番組案内画面を消去するためのＥｘｉｔキー１３、カー
ソルを左右方向および上下方向に移動させるための４つ
のカーソル移動キー１４Ｌ、１４Ｒ、１４Ｕ、１４Ｄ、
選択入力を行なうためのセレクトキー１５、チャンネル
を上方向または下方向に変更するためのチャンネルＵＰ
／ＤＯＷＮキー１６Ｕ、１６Ｄ等が設けられている。
にするためのメニューキー１１、番組案内画面をアクテ
ィブにするためのガイドキー１２、メニュー画面および
番組案内画面を消去するためのＥｘｉｔキー１３、カー
ソルを左右方向および上下方向に移動させるための４つ
のカーソル移動キー１４Ｌ、１４Ｒ、１４Ｕ、１４Ｄ、
選択入力を行なうためのセレクトキー１５、チャンネル
を上方向または下方向に変更するためのチャンネルＵＰ
／ＤＯＷＮキー１６Ｕ、１６Ｄ等が設けられている。
【００２３】〔２〕オンスクリーン画像についての説明
【００２４】操作部５のメニューキー１１またはガイド
キー１２が押された場合には、図２または図３に示すよ
うに、メニュー画面３１と番組案内画面３２とが合体さ
れた画面が、オンスクリーン画像として表示される。メ
ニュー画面３１には、番組案内画面に表示される番組案
内のチャンネルを限定するためのチャンネル設定ボタン
４１、番組案内画面に表示される番組案内のカテゴリー
を限定するためのカテゴリー設定ボタン４２、番組案内
画面に表示される番組案内の開始時刻を設定するための
時間帯設定ボタン４３およびその他の設定を行なうため
のボタン４４が表示されている。
キー１２が押された場合には、図２または図３に示すよ
うに、メニュー画面３１と番組案内画面３２とが合体さ
れた画面が、オンスクリーン画像として表示される。メ
ニュー画面３１には、番組案内画面に表示される番組案
内のチャンネルを限定するためのチャンネル設定ボタン
４１、番組案内画面に表示される番組案内のカテゴリー
を限定するためのカテゴリー設定ボタン４２、番組案内
画面に表示される番組案内の開始時刻を設定するための
時間帯設定ボタン４３およびその他の設定を行なうため
のボタン４４が表示されている。
【００２５】操作部５のメニューキー１１が押された場
合には、図２に示すように、メニュー画面３１がアクテ
ィブとなり、番組案内画面３２が非アクティブとなる。
操作部５のガイドキー１２が押された場合には、図３に
示すように、番組案内画面３２がアクティブとなり、メ
ニュー画面３１が非アクティブとなる。図２および図３
においてハッチングが入れられている方が、アクティブ
であることを示している。
合には、図２に示すように、メニュー画面３１がアクテ
ィブとなり、番組案内画面３２が非アクティブとなる。
操作部５のガイドキー１２が押された場合には、図３に
示すように、番組案内画面３２がアクティブとなり、メ
ニュー画面３１が非アクティブとなる。図２および図３
においてハッチングが入れられている方が、アクティブ
であることを示している。
【００２６】このように、操作部５のメニューキー１１
またはガイドキー１２が押された場合には、メニュー画
面３１と番組案内画面３２とが一体的になった画面が表
示されるが、カーソルはアクティブである画面内におい
てのみ移動可能であり、アクティブである画面から、非
アクティブの画面へは移動できない。
またはガイドキー１２が押された場合には、メニュー画
面３１と番組案内画面３２とが一体的になった画面が表
示されるが、カーソルはアクティブである画面内におい
てのみ移動可能であり、アクティブである画面から、非
アクティブの画面へは移動できない。
【００２７】メニュー画面３１と番組案内画面３２との
うち、いずれがアクティブであるかを視覚的に容易に識
別できるようにするために、この実施の形態では、アク
ティブな画面が不透過で表示され、非アクティブな画面
がハーフトーンで表示される。
うち、いずれがアクティブであるかを視覚的に容易に識
別できるようにするために、この実施の形態では、アク
ティブな画面が不透過で表示され、非アクティブな画面
がハーフトーンで表示される。
【００２８】〔２−１〕オンスクリーンデータについて
の説明
の説明
【００２９】図４は、映像エリア２１と、オンスクリー
ン画像が表示される領域（オンスクリーン画像表示エリ
ア）２２を示している。映像エリア２１は、テレビ放送
を放映するエリアであり、たとえば、４８０画素×７２
０画素の大きさである。
ン画像が表示される領域（オンスクリーン画像表示エリ
ア）２２を示している。映像エリア２１は、テレビ放送
を放映するエリアであり、たとえば、４８０画素×７２
０画素の大きさである。
【００３０】オンスクリーン画像表示エリア２２は、各
種オンスクリーン画像によってその大きさが異なる。オ
ンスクリーン画像表示エリアは、その位置情報、つまり
そのエリアの左上端の座標位置（ｘ−ｓｔａｒｔ，ｙ−
ｓｔａｒｔ）と、大きさを示す情報、つまり横方向の長
さｘ−ｌｅｎｇｔｈおよび縦方向の長さｙ−ｌｅｎｇｔ
ｈとによって特定される。
種オンスクリーン画像によってその大きさが異なる。オ
ンスクリーン画像表示エリアは、その位置情報、つまり
そのエリアの左上端の座標位置（ｘ−ｓｔａｒｔ，ｙ−
ｓｔａｒｔ）と、大きさを示す情報、つまり横方向の長
さｘ−ｌｅｎｇｔｈおよび縦方向の長さｙ−ｌｅｎｇｔ
ｈとによって特定される。
【００３１】オンスクリーン画像は、たとえば、０〜１
５のパレットによって描画される。各パレットごとに、
ＲＧＢおよび透過率が指定される。パレット０〜３は、
カーソルを描画するために使用される。パレット４〜９
は、メニュー画面３１を描画するために使用される。パ
レット１０〜１５は、番組案内画面３２を描画するため
に使用される。
５のパレットによって描画される。各パレットごとに、
ＲＧＢおよび透過率が指定される。パレット０〜３は、
カーソルを描画するために使用される。パレット４〜９
は、メニュー画面３１を描画するために使用される。パ
レット１０〜１５は、番組案内画面３２を描画するため
に使用される。
【００３２】ＣＰＵ６によって生成されるオンスクリー
ンデータは、図５に示すように、ヘッダ部５１と画素デ
ータ部５２とからなる。ヘッダ部５１には、当該オンス
クリーン画像を表示すべき領域の位置に関するデータ
（ｘ−ｓｔａｒｔ，ｙ−ｓｔａｒｔ）およびその領域の
大きさに関するデータ（ｘ−ｌｅｎｇｔｈ、ｙ−ｌｅｎ
ｇｔｈ）と、パレット０〜パレット１５それぞれに対す
るＲＧＢデータおよび透過率αが記述される。画素デー
タ部５２には、当該オンスクリーン画像を構成する各画
素に対するパレット番号を示すデータが記述される。
ンデータは、図５に示すように、ヘッダ部５１と画素デ
ータ部５２とからなる。ヘッダ部５１には、当該オンス
クリーン画像を表示すべき領域の位置に関するデータ
（ｘ−ｓｔａｒｔ，ｙ−ｓｔａｒｔ）およびその領域の
大きさに関するデータ（ｘ−ｌｅｎｇｔｈ、ｙ−ｌｅｎ
ｇｔｈ）と、パレット０〜パレット１５それぞれに対す
るＲＧＢデータおよび透過率αが記述される。画素デー
タ部５２には、当該オンスクリーン画像を構成する各画
素に対するパレット番号を示すデータが記述される。
【００３３】このようなオンスクリーンデータが、オン
スクリーン画像生成回路４に送られると、オンスクリー
ン画像生成回路４は、送られてきたオンスクリーンデー
タの画素データ部５２に記述されている各画素に対する
パレット番号とヘッダ部５１の内容とに基づいて、当該
オンスクリーン画像の各画素に対応するＲＧＢデータお
よび透過率αを生成して、合成回路５に出力する。
スクリーン画像生成回路４に送られると、オンスクリー
ン画像生成回路４は、送られてきたオンスクリーンデー
タの画素データ部５２に記述されている各画素に対する
パレット番号とヘッダ部５１の内容とに基づいて、当該
オンスクリーン画像の各画素に対応するＲＧＢデータお
よび透過率αを生成して、合成回路５に出力する。
【００３４】〔２−２〕合成回路７の構成について
【００３５】図６は、合成回路７の構成を示している。
【００３６】合成回路７は、（１−α）の演算を演算器
１０１、映像処理回路３から送られてくる画像データに
演算器１０１の出力値を乗算する第１乗算器１０２、オ
ンスクリーン画像生成回路４から送られてくる画像デー
タ（ＲＧＢデータ）に透過率αを乗算する第２乗算器１
０３ならびに第１乗算器１０２の出力と第２乗算器１０
３の出力とを加算する加算器１０４から構成されてい
る。
１０１、映像処理回路３から送られてくる画像データに
演算器１０１の出力値を乗算する第１乗算器１０２、オ
ンスクリーン画像生成回路４から送られてくる画像デー
タ（ＲＧＢデータ）に透過率αを乗算する第２乗算器１
０３ならびに第１乗算器１０２の出力と第２乗算器１０
３の出力とを加算する加算器１０４から構成されてい
る。
【００３７】したがって、透過率αが１である場合に
は、オンスクリーン画像生成回路４から送られてくる画
像データ（オンスクリーン画像データ）のみが合成回路
７から出力される。したがって、この場合は、オンスク
リーン画像が表示されている領域においては、オンスク
リーン画像しか見えない。
は、オンスクリーン画像生成回路４から送られてくる画
像データ（オンスクリーン画像データ）のみが合成回路
７から出力される。したがって、この場合は、オンスク
リーン画像が表示されている領域においては、オンスク
リーン画像しか見えない。
【００３８】透過率αが０である場合には、映像処理回
路３から送られてくる画像データ（テレビ放送画像デー
タ）のみが合成回路７から出力される。したがって、こ
の場合は、テレビ放送画像しか表示されない。
路３から送られてくる画像データ（テレビ放送画像デー
タ）のみが合成回路７から出力される。したがって、こ
の場合は、テレビ放送画像しか表示されない。
【００３９】透過率αが０．５程度である場合には、オ
ンスクリーン画像を介してテレビ放送画像が見えるよう
な画像が得られる。透過率αが０より大きくかつ１より
小さい範囲内では、透過率αが大きいほど、オンスクリ
ーン画像データとテレビ放送画像データとの合成画像中
に含まれるオンスクリーン画像データの割合が多くな
る。
ンスクリーン画像を介してテレビ放送画像が見えるよう
な画像が得られる。透過率αが０より大きくかつ１より
小さい範囲内では、透過率αが大きいほど、オンスクリ
ーン画像データとテレビ放送画像データとの合成画像中
に含まれるオンスクリーン画像データの割合が多くな
る。
【００４０】〔２−３〕オンスクリーンデータの生成方
法についての説明
法についての説明
【００４１】図７は、オンスクリーン画像を表示するた
めの操作入力があったときに行なわれるオンスクリーン
データの生成処理手順を示している。
めの操作入力があったときに行なわれるオンスクリーン
データの生成処理手順を示している。
【００４２】オンスクリーン画像を表示するための操作
入力があった場合とは、メニューキー１１またはガイド
キー１２が押された場合、メニュー画面の各階層のオン
スクリーン画像を表示させるための操作入力があった場
合、若しくは番組案内画面の各階層のオンスクリーン画
像を表示させるための操作入力があった場合をいう。
入力があった場合とは、メニューキー１１またはガイド
キー１２が押された場合、メニュー画面の各階層のオン
スクリーン画像を表示させるための操作入力があった場
合、若しくは番組案内画面の各階層のオンスクリーン画
像を表示させるための操作入力があった場合をいう。
【００４３】また、記憶装置９には、メニュー画面と番
組案内画面のいずれがアクティブであるのかを記憶する
ためのアクティブ画面判定フラグＦが記憶される。この
フラグＦは、メニューキー１１が押された場合にはセッ
ト（Ｆ＝１）され、ガイドキー１２が押された場合には
リセット（Ｆ＝０）される。
組案内画面のいずれがアクティブであるのかを記憶する
ためのアクティブ画面判定フラグＦが記憶される。この
フラグＦは、メニューキー１１が押された場合にはセッ
ト（Ｆ＝１）され、ガイドキー１２が押された場合には
リセット（Ｆ＝０）される。
【００４４】また、記憶装置９には、各パレット（パレ
ット０〜１５）ごとに、ＲＧＢデータおよび透過率デー
タとが記憶された、基準パレットテーブルが予め格納さ
れている。そして、電源投入時の初期設定においては、
基準パレットテーブルに基づいて、基準パレットテーブ
ルと内容が同一の作業用パレットテーブルが作成され
る。
ット０〜１５）ごとに、ＲＧＢデータおよび透過率デー
タとが記憶された、基準パレットテーブルが予め格納さ
れている。そして、電源投入時の初期設定においては、
基準パレットテーブルに基づいて、基準パレットテーブ
ルと内容が同一の作業用パレットテーブルが作成され
る。
【００４５】オンスクリーン画像を表示するための操作
入力があった場合には、まず、アクティブ画面判定フラ
グＦがセットされているか否かが判定される（ステップ
１）。
入力があった場合には、まず、アクティブ画面判定フラ
グＦがセットされているか否かが判定される（ステップ
１）。
【００４６】アクティブ画面判定フラグＦがセットされ
ている場合には、メニュー画面がアクティブとなってい
るので、メニュー画面を不透過にするために、作業用パ
レットテーブル内のメニュー画面に対して用いられるパ
レット４〜パレット９の透過率αが１に設定される（ス
テップ２）。また、番組案内画面をハーフトーンにする
ために、作業用パレットテーブル内の番組案内画面に対
して用いられるパレット１０〜パレット１５の透過率α
が０．５に設定される（ステップ３）。この後、ステッ
プ６に進む。
ている場合には、メニュー画面がアクティブとなってい
るので、メニュー画面を不透過にするために、作業用パ
レットテーブル内のメニュー画面に対して用いられるパ
レット４〜パレット９の透過率αが１に設定される（ス
テップ２）。また、番組案内画面をハーフトーンにする
ために、作業用パレットテーブル内の番組案内画面に対
して用いられるパレット１０〜パレット１５の透過率α
が０．５に設定される（ステップ３）。この後、ステッ
プ６に進む。
【００４７】ステップ１において、アクティブ画面判定
フラグＦがセットされていない場合には、番組案内画面
がアクティブとなっているので、番組案内画面を不透過
にするために、作業用パレットテーブル内の番組案内画
面に対して用いられるパレット１０〜パレット１５の透
過率αが１に設定される（ステップ４）。また、メニュ
ー画面をハーフトーンにするために、作業用パレットテ
ーブル内のメニュー画面に対して用いられるパレット４
〜パレット９の透過率αが０．５に設定される（ステッ
プ５）。この後、ステップ６に進む。
フラグＦがセットされていない場合には、番組案内画面
がアクティブとなっているので、番組案内画面を不透過
にするために、作業用パレットテーブル内の番組案内画
面に対して用いられるパレット１０〜パレット１５の透
過率αが１に設定される（ステップ４）。また、メニュ
ー画面をハーフトーンにするために、作業用パレットテ
ーブル内のメニュー画面に対して用いられるパレット４
〜パレット９の透過率αが０．５に設定される（ステッ
プ５）。この後、ステップ６に進む。
【００４８】ステップ６では、今回表示すべきオンスク
リーン画像に対するオンスクリーンデータが生成され
る。この際、ヘッダ部５１に記述される各パレット（パ
レット１〜パレット１５）に対するＲＧＢデータおよび
透過率としては、作業用パレットテーブルの内容が用い
られる。したがって、メニュー画面がアクティブとなっ
ている場合に生成されるオンスクリーンデータのヘッダ
部内のパレット４〜パレット９に対する透過率αは１と
なり、パレット１０〜パレット１５の透過率αは０．５
となる。この結果、メニュー画面がアクティブとなって
いる場合には、メニュー画面に対するオンスクリーン画
像は不透過で表示され、番組案内画面に対するオンスク
リーン画像はハーフトーンで表示される。
リーン画像に対するオンスクリーンデータが生成され
る。この際、ヘッダ部５１に記述される各パレット（パ
レット１〜パレット１５）に対するＲＧＢデータおよび
透過率としては、作業用パレットテーブルの内容が用い
られる。したがって、メニュー画面がアクティブとなっ
ている場合に生成されるオンスクリーンデータのヘッダ
部内のパレット４〜パレット９に対する透過率αは１と
なり、パレット１０〜パレット１５の透過率αは０．５
となる。この結果、メニュー画面がアクティブとなって
いる場合には、メニュー画面に対するオンスクリーン画
像は不透過で表示され、番組案内画面に対するオンスク
リーン画像はハーフトーンで表示される。
【００４９】一方、番組案内画面がアクティブとなって
いる場合に生成されるオンスクリーンデータのヘッダ部
内のパレット４〜パレット９に対する透過率αは０．５
となり、パレット１０〜パレット１５の透過率αは１と
なる。この結果、番組案内画面がアクティブとなってい
る場合には、番組案内画面に対するオンスクリーン画像
は不透過で表示され、メニュー画面に対するオンスクリ
ーン画像はハーフトーンで表示される。
いる場合に生成されるオンスクリーンデータのヘッダ部
内のパレット４〜パレット９に対する透過率αは０．５
となり、パレット１０〜パレット１５の透過率αは１と
なる。この結果、番組案内画面がアクティブとなってい
る場合には、番組案内画面に対するオンスクリーン画像
は不透過で表示され、メニュー画面に対するオンスクリ
ーン画像はハーフトーンで表示される。
【００５０】
【発明の効果】この発明によれば、メニュー画面と番組
案内画面との両方を同時に表示でき、かつアクティブと
なっている画面とアクティブとなっていない画面とを視
覚的に識別可能に表示できるテレビジョン受像機が得ら
れる。
案内画面との両方を同時に表示でき、かつアクティブと
なっている画面とアクティブとなっていない画面とを視
覚的に識別可能に表示できるテレビジョン受像機が得ら
れる。
【図１】ユーザ側端末の構成を示すブロック図である。
【図２】操作部５のメニューキー１１が押された場合に
表示されるオンスクリーン画像を示す模式図である。
表示されるオンスクリーン画像を示す模式図である。
【図３】操作部５のガイドキー１２が押された場合に表
示されるオンスクリーン画像を示す模式図である。
示されるオンスクリーン画像を示す模式図である。
【図４】映像エリア２１とオンスクリーン画像表示エリ
ア２２とを示す模式図である。
ア２２とを示す模式図である。
【図５】オンスクリーンデータのデータ構造を示す模式
図である。
図である。
【図６】合成回路７の構成を示す回路図である。
【図７】オンスクリーン画像を表示するための操作入力
があったときに行なわれるオンスクリーンデータの生成
処理手順を示すフローチャートである。
があったときに行なわれるオンスクリーンデータの生成
処理手順を示すフローチャートである。
【図８】ＤＳＳにおいて、ユーザ側端末に表示される番
組案内画面を示す模式図である。
組案内画面を示す模式図である。
２ チューナ
３ 映像処理回路
４ オンスクリーン画像生成回路
５ 操作部
６ ＣＰＵ
７ 合成回路
８ 表示器
９ 記憶装置
１１ メニューキー
１２ ガイドキー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 原 信博
大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号
三洋電機株式会社内
(56)参考文献 特開 平８−140003（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−233200（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H04N 5/38 - 5/46
H04N 7/00
G06F 3/14
Claims (4)
- 【請求項１】 番組案内表を番組案内画面として表示さ
せる機能と、番組案内画面に表示される番組案内を限定
するための設定を少なくとも含む各種の設定をユーザに
行わせるためのメニュー画面を表示させる機能を備えた
テレビジョン受像機において、 番組案内画面をアクティブにするためのガイドキー、 メニュー画面をアクティブにするためのメニューキー、 メニューキー操作に対応した 操作入力があったときまた
はガイドキー操作に対応した操作入力があったときに、
メニュー画面と番組案内画面との両方を同時に表示させ
るとともに操作入力に対応した一方の画面のみをアクテ
ィブにさせる第１手段、ならびにメニュー画面および番
組案内画面のうち、アクティブとなっている画面と、ア
クティブとなっていない画面とを、視覚的に識別できる
ように表示させる第２手段、 を備えていることを特徴とするテレビジョン受像機。 - 【請求項２】 第２手段は、アクティブとなっている画
面を不透過で表示させ、アクティブとなっていない画面
をハーフトーンで表示させるものであることを特徴とす
る請求項１に記載のテレビジョン受像機。 - 【請求項３】 第２手段は、メニュー画面に対するパレ
ットと、番組案内画面に対するパレットとを別々に用意
しておき、メニュー画面がアクティブとなっているとき
には、メニュー画面に対する各パレットの透過率を不透
過に対応する値に設定するとともに番組案内画面に対す
る各パレットの透過率をハーフトーンに対応する値に設
定し、番組案内画面がアクティブとなっているときに
は、番組案内画面に対する各パレットの透過率を不透過
に対応する値に設定するとともにメニュー画面に対する
各パレットの透過率をハーフトーンに対応する値に設定
する手段を備えていることを特徴とする請求項２に記載
のテレビジョン受像機。 - 【請求項４】 番組案内画面に表示される番組案内を限
定するための設定は、番組案内画面に表示される番組案
内のチャンネル、カテゴリーおよび開始時刻のうち少な
くとも１つを限定するための設定であることを特徴とす
る請求項１、 ２および３のいずかに記載のテレビジョン
受像機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22263996A JP3530317B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | テレビジョン受像機 |
| US08/733,805 US5929932A (en) | 1995-10-24 | 1996-10-18 | Program guide display controller at user terminal of television broadcasting system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22263996A JP3530317B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | テレビジョン受像機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1065985A JPH1065985A (ja) | 1998-03-06 |
| JP3530317B2 true JP3530317B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=16785616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22263996A Expired - Fee Related JP3530317B2 (ja) | 1995-10-24 | 1996-08-23 | テレビジョン受像機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3530317B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8869065B2 (en) | 2007-06-29 | 2014-10-21 | Microsoft Corporation | Segment ring menu |
| US8645863B2 (en) | 2007-06-29 | 2014-02-04 | Microsoft Corporation | Menus with translucency and live preview |
| JP2010256580A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Toshiba Corp | 映像表示装置 |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP22263996A patent/JP3530317B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1065985A (ja) | 1998-03-06 |
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