JP4546166B2 - 船舶の航行情報表示制御装置 - Google Patents

船舶の航行情報表示制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4546166B2
JP4546166B2 JP2004189641A JP2004189641A JP4546166B2 JP 4546166 B2 JP4546166 B2 JP 4546166B2 JP 2004189641 A JP2004189641 A JP 2004189641A JP 2004189641 A JP2004189641 A JP 2004189641A JP 4546166 B2 JP4546166 B2 JP 4546166B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
information
engine
navigation
navigation information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004189641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006008003A (ja
Inventor
準 本瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2004189641A priority Critical patent/JP4546166B2/ja
Priority to US10/975,326 priority patent/US7444213B2/en
Publication of JP2006008003A publication Critical patent/JP2006008003A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4546166B2 publication Critical patent/JP4546166B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D7/00Indicating measured values
    • G01D7/02Indicating value of two or more variables simultaneously
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D7/00Indicating measured values
    • G01D7/002Indicating measured values giving both analog and numerical indication
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B49/00Arrangements of nautical instruments or navigational aids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H20/00Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H20/00Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
    • B63H2020/003Arrangements of two, or more outboard propulsion units

Description

本発明は、船舶の船速、エンジン回転速度等の航行に必要な航行情報を、設置された船外機等の種別に応じて自動的に表示するようにした船舶の航行情報表示制御装置に関する。
モータボートなどの滑走艇では、取付ける船外機の機数や、船外機に内蔵されているエンジンの種別によって、操縦席に表示するエンジン回転速度、船速情報の表示を異ならせる必要がある。すなわち、船外機が1機である場合ではエンジン回転速度を表示する速度メータを1つ設置すればよいが、船外機が複数である場合では、個々の船外機に対応した複数の速度メータを設置する必要があり、取付ける船外機数に応じて速度メータ数を変更する必要があると共に、速度メータ以外に船速を表示する船速メータ、船外機の燃料を表示する燃料消費メータ等を設置する必要があり、この結果、船体に取付ける船外機等の機器数に応じてメータの設置数を変更する必要があると共に、操縦席のメータ取付パネルのレイアウトも変更しなければならず、これが面倒であるという問題点がある。
このような問題点を解決するために、移動体搭載用の表示装置として、放送映像、ナビゲーション地図、操作情報、AV機器動作情報、速度、燃料等の車両情報、車両周囲方向の監視カメラ映像等をユーザーの操作に応じて選択して同時に画面表示させる表示装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平6−195056号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された表示装置にあっては、複数の情報を1つの表示装置で同時に表示することは可能であるが、船舶のように、船専用に船外機をしつらえるのではなく、船を作ってから船外機を選ぶ場合には、遵法の範囲内で任意数の船外機を自由に選ぶことができ、選択した船外機数によって表示情報が異なる場合には、船外機に応じた最適な航行情報表示を行うことができないという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、船舶に搭載された船外機等の機器に応じて最適な航行情報を表示することができる船舶の航行情報表示制御装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に係る船舶の航行情報表示制御装置は、船舶の船外機稼動状態等の航行情報を表示する船舶の航行情報表示制御装置において、表示領域を任意数の航行情報に基づく表示レイアウトに応じて各航行情報を表示可能な航行情報表示手段と、表示する航行情報を収集する航行情報収集手段と、該航行情報収集手段で収集した航行情報に基づいて前記情報表示手段の表示レイアウトを設定し、設定した表示レイアウトに該当する航行情報を表示する表示情報制御手段とを備え、前記航行情報収集手段は、同一種別の複数の船外機が取付けられている場合に、船外機位置を識別し、前記表示情報制御手段は、識別した船外機位置に応じた表示レイアウトを設定するように構成されていることを特徴としている。
この請求項1に係る発明では、航行情報収集手段で、搭載機器の航行情報を収集し、収集した航行情報に基づいて表示情報制御手段で、航行情報表示手段の表示レイアウトを設定し、設定した表示レイアウトに航行情報を表示することにより、搭載機器に応じた最適な航行情報を航行情報表示手段に自動的に表示することができる。
また、同一種別の複数の船外機が取付けられている場合に、船外機位置を識別し、複数の船外機のエンジン回転速度、トリム角等の船外機稼動情報を取付位置に対応して正確に表示することができる。
また、請求項2に係る船舶の航行情報表示制御装置は、請求項1に係る発明において、前記航行情報収集手段は、船舶に搭載されている各機器をネットワークで接続し、該ネットワークの立ち上げ時に各機器の機器種別に応じて設定された機器情報を収集するように構成され、前記表示制御手段は、航行情報収集手段で収集した機器情報に基づいて表示レイアウトを設定するように構成されていることを特徴としている。
この請求項2に係る発明では、ネットワークの立ち上げ時に機器種別に応じた機器情報を収集することにより、搭載された機器に応じた最適な航行情報を正確に表示する表示レイアウトを設定することができる。
らにまた、請求項に係る船舶の航行情報表示制御装置は、請求項1又は2の発明において、前記表示情報制御手段は、表示情報種別の異なる複数の表示モードを有し、該表示モードを選択手段で選択可能に構成されていることを特徴としている。
この請求項に係る発明では、複数の表示モードを設定し、これら複数の表示モードを選択手段で選択することにより、より多くの航行情報を1つの航行情報表示手段で表示することができる。
なおさらに、請求項に係る船舶の航行情報表示制御装置は、請求項に係る発明において、前記表示モードは船外機のエンジン回転速度、トリム角度、機器状態警告表示等の船外機情報を表示する船外機状況表示モードと、船速情報、燃料消費量等の航行必要情報を表示する航行状況表示モードとを有することを特徴としている。
この請求項に係る発明では、船外機のエンジン回数速度、トリム角度、機器状態警報表示等の船外機状況表示モードと、船速情報、燃料消費量等の航行状況表示モードとを備え、これらを選択手段で選択するので、操縦者の必要とする情報を即座に選択することができる。
請求項1に係る発明によれば、航行情報収集手段で、搭載機器の航行情報を収集し、収集した航行情報に基づいて表示情報制御手段で、航行情報表示手段の表示レイアウトを設定し、設定した表示レイアウトに航行情報を表示することにより、航行情報表示手段にディップスイッチ等を設けて表示切換えを行う等の操作を必要とすることなく、搭載機器に応じた最適な航行情報を航行情報表示手段に自動的に表示することができるという効果が得られる。
また、同一種別の複数の船外機が取付けられている場合に、船外機位置を識別し、複数の船外機のエンジン回転速度、トリム角等の船外機稼動情報を取付位置に対応して正確に表示することができるという効果が得られる。
また、請求項2に係る発明によれば、ネットワークの立ち上げ時に機器種別に応じた機器情報を収集することにより、搭載された機器に応じた最適な航行情報を正確に表示する表示レイアウトを設定することができるという効果が得られる。
さらにまた、請求項に係る発明によれば、複数の表示モードを設定し、これら複数の表示モードを選択手段で選択することにより、より多くの航行情報を1つの航行情報表示手段で表示することができるという効果が得られる。
また、請求項に係る発明によれば、船外機のエンジン回数速度、トリム角度、機器状態警報表示等の船外機状況表示モードと、船速情報、燃料消費量等の航行状況表示モードとを備え、これらを選択手段で選択するので、操縦者の必要とする情報を即座に選択することができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明による船用エンジン始動装置の第1の実施形態を示す概略構成図である。
図中、1は船体であって、その船尾に例えば2機の船外機2L,2Rが取付けられ、これら船外機2L,2Rには内蔵するエンジン3L,3Rを電子制御する電子コントロールユニット機能を有するエンジンノード4L,4Rと、前後進切換を制御するシフトコントロールノード5L,5Rとが設けられている。また、船体1の船尾の船底には船速を検出する船速センサ6が配設され、船尾の船体1内には少なくとも残燃料量を計測する燃料計7a及び燃料内の水分量を検出する水分センサ7bを配設した燃料タンク7が配設され、この燃料タンク7の燃料が燃料流量計7cを設けた燃料パイプを介して船外機2L,2Rのエンジン3L,3Rのインジェクに供給される。そして、船速センサ6で検出した船速データが船速ノード8を介して送信されると共に、燃料計で検出した燃料データ、水分センサ7bで検出した水分データ、流速センサ7cで検出した燃料流量データが燃料ノード9を介して送信される。
一方、船体1の船首側には、各船外機2L,2Rに対して、スロットル開度及びシフト切換えを指示するリモコンレバー10が配設され、このリモコンレバー10の左前面側に操舵装置11と、左右の船外機2L,2Rのエンジン3L,3Rを始動するキースイッチ12L,12Rを有するエンジン始動操作手段としてのキースイッチユニット12と、例えば液晶表示器で構成される航行情報表示メータ13とが配設されている。リモコンレバー10にはスロットル開度指令データ及びシフト指令データを送信するリモコンノード14が設けられ、操舵装置9にも操舵角データを送信する操舵ノード15が設けられ、航行情報表示メータ13にも表示情報を制御する表示制御ノード16が設けられている。
そして、エンジンノード4L,4R、シフトコントロールノード5L,5R、船速ノード7、船速ノード8、燃料ノード9、リモコンノード14、操舵ノード15、及び表示制御ノード16がローカルエリアネットワークの一種であるコントローラエリアネットワーク(CAN:Controller Area Network)を構成する伝送路としてのバス17に接続されている。このバス17には各ノード4L,4R、5L,5R、8、9、13〜15の物理アドレスを管理するネットワーク管理手段としてのネットワーク管理ノード18が接続されている。
ここで、各ノード4L,4R、5L、5R、8、9、14〜16には、ノードの種別毎に識別可能な種別IDが設定されていると共に、部品番号、製造番号及びメーカー番号が設定され、これらが内蔵された記憶装置に記憶されている。また、バス17はツイストペア電線等で構成され、伝送方式としては例えばCSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access/Collision Detection)伝送方式等を用いてデータの多重伝送を行う。
ネットワーク管理ノード18では、ネットワークの立ち上げ時に、各ノード4L,4R、5L,5R、8、9、14〜16から送信される図2(a)に示す物理ID申請フレームを順次受信すると、物理ID申請フレームに応じて物理ノードIDを割り当て、割り当てた物理ノードIDを図2(b)に示す物理ノードID指示フレームをノード4L,4R、5L,5R、8、9、14〜16に送信し、以後、物理ノードIDに基づいて各ノード間のデータ伝送を行う。
ここで、物理ID申請フレームは、図2(a)に示すように、例えば29ビットの識別フィールドF1と、例えば8バイトのデータフィールドF2とで構成されている。識別フィールドF1は、3ビットの優先度設定領域A11、2ビットの予約領域A12、機能的な括りを示す8ビットの機能グループ番号設定領域A13、具体的通信項目の括りを示す8ビットの通信項目番号設定領域A14、同一メッセージを複数回に分けて送信するマルチパケットメッセージを行う場合のページ番号を表す3ビットのページ番号設定領域A15、及びネットワークに参加した機器を識別するための物理ノードIDコードを設定する5ビットの物理ノードIDコード設定領域A16で構成されている。データフィールドF2は、1バイトの予約設定領域A21、2バイトのメーカー番号格納領域A22、2バイトの部品番号格納領域A23及び3バイトの製造番号格納領域A24で構成されている。
また、物理ID指示フレームは、図2(b)に示すように、物理ID申請フレームと同様に、識別フィールドF1及びデータフィールドF2で構成され、識別フィールドF1における物理ノードIDコード設定領域A16に管理ノードを表す“00H”が設定されていると共に、データフィールドF2における予約設定領域A21に代えて物理ノードIDの付与番号格納領域A25が設けられていることを除いては物理ID申請フレームと同様の構成を有する。
そして、ネットワーク管理ノード18では、同一の機能グループに所属する機器例えば船外機2L,2Rのエンジンコントロールノード4L,4R及びシフトコントロールノード5L,5Rから物理ID申請フレームを受信したときに、船外機の設置位置が左舷側であるか右舷側であるかを判別することが不可能であるので、この判別を行うために、例えば右側の船外機2Rに対するキースイッチ10Rを最初に操作して、エンジンコントロールノード4R及びシフトコントロールノード5Rを最初に立ち上げ、その後に左側の船外機2Lに対するキースイッチ10Lを操作して、エンジンコントロールノード4L及びシフトコントロールノード5Lを立ち上げることにより、最初に物理ID申請フレームを受信したエンジンコントロールノード4R及びシフトコントロールノード5Rを右舷側であると判断して、予め設定された右舷側を表す物理ノードIDコード“01H”及び“04H”を割り当て、これらを付与番号とする物理ノードID指示フレームを送信することにより、エンジンコントロールノード4R及びシフトコントロールノード5Rに右舷側であることを認識させる。その後、エンジンコントロールノード4L及びシフトコントロールノード5Lから物理ID申請フレームを受信すると、左舷側であると判断して、予め設定された左舷側を表す物理ノードIDコード“02H”及び“05H”を割り当て、これらを付与番号とする物理ノードID指示フレームを送信することにより、エンジンコントロールノード4L及びシフトコントロールノード5Lに左舷側であることを認識させる。
船外機2L及び2Rのそれぞれは、図3に示すように、船体1の船尾1aにクランプブラケット21を介して上下、左右に揺動可能に支持されている。この船外機2L,2Rは推進機22が配設された下部ケース23にエンジン3L,3Rを搭載した構造のものである。推進機22は、垂直方向に延びるドライブシャフト24の下端に傘歯車機構25を介して推進軸26を連結し、この推進軸26の後端にプロペラ27を結合した構成となっている。
ここで、傘歯車機構25は、ドライブシャフト24に装着された駆動傘歯車25aと、推進軸26に回転自在に装着された駆動傘歯車25aに噛合された前進傘歯車25b及び後進傘歯車25cとから構成されている。
推進機22には、前後進切換装置28が配設されている。この前後進切換装置28は、電動モータ28aによって回転駆動され、上下方向に延長するシフトロッド28bと、このシフトロッド28bに連結されたドッグクラッチ28cとを有し、ドッグクラッチ28cによって前進歯車25b及び後進歯車25cの何れかを推進軸26に結合する前進状態及び後進状態の何れか又は両方とも結合しないニュートラル状態に切換制御する。
エンジン3L,3Rは、図3に示すように、水冷式4サイクル4気筒エンジンであり、クランク軸30を走行時に略垂直をなすように縦向きに配置して構成されており、このクランク軸30の下端に前記ドライブシャフト24の上端が連結されている。エンジン3L,3Rは、シリンダブロック31に形成された気筒31a内にピストン32を挿入配置すると共に、ピストン32をコンロッド33クランク軸30に連結した構造を有する。
シリンダブロック31の船体前後方向に見て後側面にはシリンダヘッド34が締結されている。気筒31a及びシリンダヘッド34で形成された燃焼室34aには点火プラグ35が装着されている。また、各燃焼室34aに連通する排気ポート36及び吸気ポート37には、それぞれ排気バルブ38及び吸気バルブ39が配設されており、これら各バルブ38、39はクランク軸30と平行に配設されたカム軸40、41により開閉駆動される。なお、35aは点火コイル、35bはイグナイタである。
また、排気ポート36には排気マニホールド42が接続されており、排気ガスが排気マニホールド42から下部ケース23を通って推進機22の後端から排出される。
さらに、各吸気ポート37には吸気管43が接続され、この吸気管43内には電子制御スロットルバルブ44が配設されている。また、シリンダヘッド34の各吸気ポート37に望む部分には燃料噴射弁45が挿入配置されており、この燃料噴射弁45の噴射口は吸気ポート37の開口を指向している。
エンジン3L,3Rはエンジンノード4L,4Rに内蔵されたマイクロコンピュータで構成されるエンジン制御手段としてのエンジンコントロールユニット46を備えている。このエンジンコントロールユニット46は、クランク軸30の回転速度を検出するエンジン回転速度センサ47、吸気圧センサ48、スロットル開度センサ49、エンジン温度センサ50、気筒判別センサ51、トリム角度を検出するトリムセンサ52、潤滑油の油圧を検出する油圧センサ53からの検出値が直接入力されると共に、船速センサ6の船速検出値、リモコンレバー10で選択されたスロットル開度指令値等がバス17を介して入力され、さらにキースイッチユニット12からの後述する電源信号PWL,PWR及びストップ信号SPL,SPRが直接入力され、キースイッチユニット12からのスタート信号STL,STRがスタータリレー55に供給されて、始動回路56によってスタータモータ57が作動状態となったときに、エンジン回転速度センサ47で検出するエンジン回転速度及びその他の各検出値から予め記憶された運転制御マップに基づいて、燃料噴射弁45の燃料噴射量及び噴射時期、点火プラグ35の点火時期を制御して、エンジン3L,3Rを始動すると共に、その後にスロットル開度指令値に基づく回転速度制御を行う。
また、エンジンコントロールノード4L,4Rは、表示用データを送信する表示用送信フレームを所定時間(例えば20msec)毎に形成し、これをバス17に送出する。この表示用送信フレームは、図2(c)に示すように、識別フィールドF1及びデータフィールドF2で構成され、識別フィールドF1は前述した物理ID申請フレームと同様の構成を有するが、データフィールドF2は、16ビットのエンジン回転速度データを格納する回転速度格納部p1と、8ビットで上位6ビットに予約として常に“0”が設定されると共に下位2ビットに左舷側であるときに“00”、右舷側であるときに“01”、中央であるときに“10”を設定する制御エンジン番号を格納する制御エンジン番号格納部p2とを有するエンジン回転速度格納領域A26、8ビットのトリム角度を格納するトリム角度格納部p3と、上位6ビットが予約として常に“0”で下位2ビットに制御エンジン番号を格納する制御エンジン番号格納部p4とを有するトリム角度格納領域A27、最上位から4ビットの各ビット毎に、正常、注意、警告、予約を設定する報知情報格納部p5とし、下位4ビットに、オーバーヒート及び予約を設定するオーバーヒート情報格納部p6と、上位6ビットが予約として常に“0”で下位2ビットに制御エンジン番号を格納するエンジン番号格納部p7とを有するオイルレベル情報格納領域A28、8ビットの潤滑油の油圧を格納する油圧情報格納部p8と上位6ビットが予約として常に“0”で下位2ビットに制御エンジン番号を格納するエンジン番号格納部p9とを有する油圧情報格納領域A29を備えている。
一方、前後進切換装置28の電動モータ28aは、シフトコントロールノード5L,5Rに内蔵されたマイクロコンピュータで構成されるシフトコントロールユニット60によって回転駆動される。このシフトコントロールユニット60は、リモコンレバー8で前進位置、後進位置及びニュートラル位置の何れかが選択されると、これらに応じたシフト位置検出データがバス17を介して伝送され、シフト位置検出データが前進位置を表すときには、前進傘歯車25bを駆動傘歯車25aに噛合させるようにシフトロッド28bを回動させてドッグクラッチ28c作動させ、シフト位置検出データが後進位置を表すときには、後進傘歯車25cを駆動傘歯車25aに噛合させるようにシフトロッド28bを回動させてドッグクラッチ28cを作動させ、シフト位置検出データがニュートラル位置を表すときには、前進傘歯車25b及び後進傘歯車25cが共に駆動傘歯車25aから離間するようにシフトロッド28bを回動させてドッグクラッチ28cを作動させる。
さらに、キースイッチユニット12は、図4に示すように、船外機2L,2Rのエンジン3L,3Rを個別に始動制御する電源スイッチSW1、スタートスイッチSW2及びストップスイッチSW3を有する既存の一対のキースイッチ12L,12Rとを備えている。
ここで、キースイッチ12L,12Rは、ハーネスを介して直接エンジン3L及び3R側に接続され、電源スイッチSW1をオン状態としたときの電源信号PWL,PWRがエンジン3L,3Rのエンジンノード4L,4R及びシフトコントロールノード5L,5Rを含む各部に個別に供給されると共に、船体1に搭載した船速ノード7、リモコンノード11、操舵ノード12、管理ノード16や各種機器に供給され、スタートスイッチSW2から出力されるスタート信号STL,STRがエンジン3L,3Rのスタータリレー52に個別に供給され、ストップスイッチSW3のグランドレベルを表すストップ信号SPL,SPRがエンジン3L,3Rのエンジンコントロールユニット46に個別に供給される。
また、表示制御ノード16は、例えばマイクロコンピュータを含んで構成されていると共に、予め船外機数に応じた表示レイアウト情報が記憶された不揮発性メモリ16aを有し、船外機2L,2Rのエンジンコントロールノード4L,4Rから送信されるエンジン回転速度、トリム角度、オイルレベル等の航行情報を含む表示用送信フレームを受信することにより、船外機数やエンジン形式を認識して、船外機数に応じた表示レイアウトを決定し、決定した表示レイアウトに該当情報を表示する表示制御処理を実行する。
この表示制御処理は、表示制御ノード16に電源が投入されることにより、実行開始され、図5に示すように、先ず、ステップS1で、バス17を介して送信フレームを受信したか否かを判定し、送信フレームを受信していないときには受信するまで待機し、送信フレームを受信したときにはステップS2に移行する。
このステップS2では、受信した送信フレームが、自己が必要とする表示用データを含むものであるか否かを判定し、自己が必要としないデータが含まれた送信フレームであるときには前記ステップS1に戻り、自己が必要とする表示用データが含まれた送信フレームであるときにはステップS3に移行する。
このステップS3では、後述する表示開始フラグFDが“1”にセットされているか否かを判定し、FD=“1”であるときには表示レイアウトが決定されて航行情報の表示が開始されたものと判断して後述するステップS10にジャンプし、FD=“0”であるときには表示レイアウトが決定されていないものと判断してステップS4に移行する。
このステップS4では、受信した送信フレームがエンジンコントロールノード4L又は4Rの表示用送信フレームであるか否かを判定し、表示用送信フレームでないときには前記ステップS1に戻り、表示用送信フレームであるときにはステップS5に移行する。
このステップS5では、左右のエンジンコントロールノード4L及び4Rの表示用送信フレームを受信したか否かを判定し、左右のエンジンコントロールノード4L及び4Rの表示用送信フレームを受信したときには、2機掛けであると判断してステップS6に移行する。
このステップS6では、船外機2L,2Rのエンジン3L,3Rが4ストロークエンジンであるか否かを判定する。この判定は、表示用送信フレームに潤滑油油圧情報が含まれているか否かによって判定し、油圧情報が含まれているときには4ストロークエンジンであると判断してステップS7に移行して、メモリ16aに記憶されている4ストロークエンジンの2機掛け用の基準表示レイアウト情報を読込んでからステップS9に移行し、油圧情報が含まれていないときには2ストロークエンジンであると判断してステップS8に移行して、メモリ16aから2ストロークエンジンの2機掛け用の基準表示レイアウト情報を読込んでからステップS9に移行する。
ステップS9では、表示レイアウトが決定されて表示可能状態となったものと判断して表示開始フラグFDを“1”にセットしてからステップS10に移行し、読込んだ表示レイアウト情報と、表示用送信フレームに含まれる航行情報とに基づいてエンジン表示情報を形成し、次いでステップS11に移行して、形成したエンジン表示情報を航行情報表示メータに出力してからステップS12に移行する。
このステップS12では、表示モードを切換えるモードスイッチ12bがオン状態となったか否かを判定し、モードスイッチ12bがオフ状態であるときには直接ステップS15に移行し、モードスイッチ12bがオン状態となったときにはステップS13に移行して、図6(b)に示す船速情報、燃料消費量、燃料残量等の航行データ表示欄を配置した表示レイアウトで、船速ノード8及び燃料ノード9から送信される表示用送信フレームのデータフィールドF2に格納された船速検出値、残燃料量、燃料消費量に基づいて航行データ表示情報を形成し、次いでステップS14に移行して、形成した航行データ表示情報を航行情報表示メータ12に出力してから前記ステップS12に戻る。
ステップS15では、キースイッチ12L,12RのストップスイッチSW3がオン状態となってエンジン停止状態が選択されて表示制御の終了条件を満足したか否かを判定し、表示制御終了条件を満足していないときには前記ステップS1に戻り、表示制御終了条件を満足したときにはステップS16に移行して、表示開始フラグFDを“0”にリセットしてから表示制御処理を終了する。
また、前記ステップS5の判定結果が、2つのエンジンコントロールノード4L,4Rの双方から表示用送信フレームを受信していないときには、ステップS17に移行して、エンジンコントロールノード4L,4Rの何れか一方の表示用送信フレームを受信したか否かを判定し、双方の表示用送信フレームを受信していないときにはステップS18に移行して、所定時間が経過したか否かを判定し、所定時間が経過していないときには前記ステップS1に戻り、所定時間が経過したときにはエンジンノードに異常が発生したものと判断して、その旨を表すガイダンス情報を航行情報表示メータ12に出力してから前記ステップS15に移行する。
また、ステップS17の判定結果が、エンジンコントロールノード4L,4Rの何れか一方の表示用送信フレームを受信しているときには、ステップS20に移行して、所定時間が経過したか否かを判定し、所定時間が経過していないときには前記ステップS1に戻り、所定時間が経過したときにはエンジンが一機であるものと判断してステップS21に移行し、エンジンが4ストロークエンジンであるか否かを判定し、4ストロークエンジンであるときにはステップS22に移行して、メモリ16aから一機の4ストロークエンジン用の表示レイアウトを読んでから前記ステップS9に移行し、2ストロークエンジンであるときにはステップS23に移行して、メモリ16aから一機の2ストロークエンジン用の表示レイアウトを読込んでから前記ステップS9に移行する。
この図5の表示制御処理において、ネットワーク管理ノード18の物理ノードID設定処理とデータステップS1〜S5及びS17の処理とが航行情報収集手段に対応し、ステップS6〜S16及びS18〜S23の処理が表示情報制御手段に対応し、モードスイッチ12bとステップS12の処理とが選択手段に対応している。
次に、上記第1の実施形態の動作を説明する。
今、キースイッチユニット12におけるキースイッチ12L,12Rで電源スイッチSW1がオフ状態にあるときには、電源スイッチSW1から電源信号PWL,PWRが出力されないことから、メインリレーがオフ状態を維持して、エンジン3L,3Rのエンジンコントローラユニット46、シフトコントローラユニット60、各ノード4A,4B、5L、5R、8、9、14〜16及び18等の各種制御機器に電力が投入されておらず、エンジン3L,3Rが停止していると共に、ネットワークも停止している。
この停止状態から、先ず右側のキースイッチ12Rを操作して、電源スイッチSW1をオン状態とすると、電源信号PWRがオン状態となり、これによってメインリレーがオン状態に制御されて、エンジン3Rのエンジンコントローラユニット46、シフトコントローラユニット60、各ノード4R、5R、8、9、14〜16、ネットワーク管理ノード18等の各種制御機器にバッテリ(図示せず)から電力が投入される。
この電力投入時に、ネットワークの各ノード4R、5R、8、9、14〜16ではネットワーク管理ノード18に対して物理ID申請用送信フレームを送信することにより、このネットワーク管理ノード18によってネットワークで使用する物理ノードIDコードが割り当てられ、このデータフィールドF2の付与番号格納領域A25に割り当てた物理IDコードを格納すると共に、メーカー番号格納領域A22、部品番号格納領域A23及び製造番号格納領域A24に物理IDコードを申請したノードのメーカー番号、部品番号、製造番号を夫々格納した物理ID指示送信フレームを形成し、この物理ID指示送信フレームをバス17に送信する。これにより、自己宛の物理ID指示送信フレームを受信したノードは、物理IDコードを識別フィールドの物理IDコード格納領域A16に格納した送信フレームを形成して、これをバス17に送出することにより、各ノード間でデータ送受信が可能となる。
このとき、ネットワーク管理ノード18では、物理IDコード割り当て処理を実行開始して最初に受信したエンジンコントロールノード4R及びシフトコントロールノード5Rからの物理ID申請用送信フレームを右舷側として判断して、右舷側を表す物理IDコード“01”及び“04”を割り当てるので、この物理IDコードを格納した物理ID指示送信フレームを受信した右舷側エンジン3Rのエンジンコントロールノード4R及びシフトコントロールノード5Rで、自己の送信フレームを送信する際に、データフィールドF2の制御エンジン番号格納部p2,p4,p7及びp9に右舷側を表す“01”を格納する。これによって、右舷側エンジンであることが認識可能となる。
その後、左舷側船外機2Lに対応するキースイッチ12Lを操作して、電源スイッチSW1をオン状態とすることにより、電源信号PWLがオン状態となり、これによってメインリレーがオン状態に制御されて、エンジンコントロールノード4R及びシフトコントロールノード5R等のエンジン3Lの各種制御機器にバッテリ(図示せず)から電力が投入される。
このため、エンジンコントロールノード4L及びシフトコントロールノード5Lから物理ID申請送信フレームがバス17を介してネットワーク管理ノード18に送信されることにより、これを受信したネットワーク管理ノード18で左舷側エンジン情報であると判断して、左舷側エンジンを表す物理IDコードとして“02”及び“05”を割り当て、これらをデータフィールドF2の付与番号格納領域A25に格納すると共に、物理IDコードを申請したノードのメーカー番号、部品番号及び製造番号を夫々メーカー番号格納領域A22、部品番号格納領域A23及び製造番号格納領域A24に格納した物理ID指示送信フレームを形成し、これをエンジンコントロールノード4L及びシフトコントロールノード5Lに送信する。これらを受信したエンジンコントロールノード4L及びシフトコントロールノード5Lは、送信フレームを形成する際に、そのデータフィールドF2の制御エンジン番号格納部p2,p4,p7及びp9に左舷側を表す“00”を格納して送信することにより、左舷側エンジンであることが認識可能となる。
このように、ネットワークに参加する各ノードの物理IDコードの割り当てが完了すると、各ノードで、ノード毎に予め設定された時間間隔(例えば10msec〜1sec程度)でデータを送信するための送信フレームを形成し、これをバス17に送出する。
このため、表示制御ノード16では、初期化処理で表示開始フラグFDが“0”にリセットされると共に、エンジンコントロールノード4L,4Rからの表示用送信フレームを受信していない状態では、自己が使用する船速ノード8や燃料ノード9からの表示用送信フレームを受信したとしても、ステップS1からステップS2及びステップS3を経てステップS4に移行して、エンジンコントロールノード4L,4Rからの表示用送信フレームではないので、ステップS1に戻る処理を繰り返すことになり、航行情報表示メータ12は非表示状態に制御される。
この非表示状態から最初に右舷側のエンジンコントロールノード4Rが物理IDコード“01”を取得して、図2(c)に示す表示用送信フレームを送信することになるため、このエンジンコントロールノード4Rからの送信フレームを受信すると、ステップS1からステップS2及びS3を経て、ステップS4に移行し、最初の表示用送信フレームの受信であるので、ステップS17を経てステップS2に移行し、所定時間が経過していないので、前記ステップS1に戻る処理を繰り返す。
その後、所定時間が経過する前に、キースイッチ12Lの電源スイッチSW1をオン状態として、電源信号PWLをオン状態とすることにより、左舷側のエンジン3Lのエンジンコントロールノード4L及びシフトコントロールノード5Lが物理IDコードを取得して、表示用送信フレームの送出を開始し、このエンジンコントロールノード4Lからの表示用送信フレームを表示制御ノード16で受信すると、図5の処理において、ステップS5からステップS6に移行する。
このとき、エンジン4L,4Rが共に4ストロークエンジンであるので、ステップS7に移行して、二機掛けの4ストロークエンジン用表示レイアウトをメモリ16aから読込む。次いで、ステップS9に移行して、表示開始フラグFDを“1”にセットしてからステップS10に移行して、読込んだ表示レイアウト情報とエンジンコントロールノード4L,4Rから受信した表示用送信フレームのデータフィールドF2に含まれる各種データとに基づいてエンジン表示情報を形成する。
このエンジンン表示情報が航行情報表示メータ13に出力されることにより、この航行情報表示メータ13で、エンジン情報が表示される。この航行情報表示メータ13は、図6に示すように、カラー液晶ディスプレイで構成される表示画面13aと、この表示画面13aの下側に配設された時刻等を設定するセットボタン13b、表示モードを切換えるモードボタン13c及び表示部の表示を選択する選択ボタン13dとを備えている。そして、表示画面13aに、エンジン表示情報に基づいて二機掛けの4ストロークエンジン情報が表示される。
この二機掛けの4ストロークエンジン情報を表示するエンジン表示レイアウトは、図6(a)に示すように、上部側で左右2つに分割された左右のエンジン3L,3Rのエンジン回転速度をバーグラフ表示とデジタル表示とで表示するエンジン回転速度表示部61L,61Rと、エンジン回転速度表示部61L,61Rの中間上部に形成されたステアリングホイール11の操舵方向を表示する操舵方向表示部62と、エンジン回転速度表示部61L,61Rの下側における左右端部位置に配設されたトリム角をバー表示するトリム角表示部63L,63Rと、これらトリム角表示部63L,63R間に配設されたオーバーヒート状態であるか否かを表示するオーバーヒート表示部64と、オイル不足や圧力不足を色彩表示するオイル状態表示部65L,65Rと、エンジンの故障状態う表示する故障表示部66と、燃料タンク7内の燃料への水入り状態の有無を表示する水入り表示部67と、バッテリ電圧の低下や発電装置の故障を表示する電圧表示部68と、下端側に配設された水温、油圧、油量等を選択的に表示するマルチ表示部69とを有する。
このように、キースイッチ12L,12Rを所定順序で操作して、左右の船外機2L,2Rに対してバッテリからの電源投入順位を異ならせることにより、ネットワーク管理ノード18で、船外機2L,2Rの左右配置を自動的に認識し、認識結果を各船外機2L,2Rのエンジンコントロールノード4L,4R及びシフトコントロールノード5L,5Rに割り当てる物理IDコードで指示することにより、各エンジンコントロールノード4L,4R及びシフトコントロールノード5L,5Rで左舷側及び右舷側であることを認識し、表示用送信フレームのデータフィールドF2に形成した制御エンジン番号格納部p2,p4,p7及びp9に左右の識別コードを設定する。
このため、表示制御ノード16でエンジンコントロールノード4L,4Rからの表示用送信フレームを受信したときに、制御エンジン番号を参照することにより、左舷側及び右舷側を自動的に識別することができ、これに基づいてエンジン回転速度、オイル状態、オーバーヒート状態等の左右のエンジン稼動情報を表示画面13aの左右位置に正確に表示することができる。このため、船外機2L,2Rをユーザーが購入して船体1に取り付けたときに、電源系統の配線即ちキースイッチ12L,12Rとの間の電源ラインの接続のみを正確に行い、船外機2L,2Rのエンジンコントロールノード4L,4R及びシフトコントロールノード5L,5Rや他のノード8,9,14〜16及び18をバス17に接続するだけの簡易な接続を行うだけで、左右の船外機の設置位置に応じたエンジン稼動情報を表示することができる。
このエンジン稼動情報の表示状態で、船速や燃料消費量を視認したい場合には、航行情報表示メータ13のモードボタン13cを押圧する。このモードボタン13cの押圧によって、図5の表示制御処理において、ステップS12からステップS13に移行して、メモリ16aに記憶されている航行データ表示レイアウト情報を読込み、読込んだ表示レイアウト情報に、船速ノード8からの表示用送信フレームに含まれる船速検出値及び燃料ノード9からの表示用送信フレームに含まれる燃料消費量、燃料残量等の航行データを組込むことによって、航行データ表示情報を形成し、次いでステップS14に移行して、形成した航行データ表示情報を航行情報表示メータ12に出力して、この航行情報表示メータ12の表示画面12aに図6(b)に示す航行情報表示を行う。
この航行情報表示は、上部側中央部に配設した船速検出値(マイル/h)をデジタル表示する船速表示部71と、その左側に配設したエンジンのサイド表示をP(ポートサ:左舷)、S(スターボード:右舷)で表示するエンジンサイド表示部72と、船速表示部71の下側に配置した燃料消費量(ガロン/h)をデジタル表示する燃料消費量表示部73と、その右下側に配設した燃料残量をバーグラフ表示する燃料残量表示部74と、燃料消費量表示部73の下側に配設された所定モードで表示されるモード表示部75と、その下側に配設した燃料内への水入り状態を表示する水入り表示部76とで構成されている。
ここで、モード表示部75は、セレクトボタン13dで船速表示部71及び燃料消費量表示部72に代えて航行距離をデジタル表示する航行距離表示部及び使用燃料の合計をデジタル表示する使用燃料合計表示部を表示したときにTTLと表示されるモード表示75aと、船速表示部71及び燃料消費量表示部72を表示したときにCONSと表示されるモード表示75bと、船速表示部71に代えて二機掛け時の回転数同期レベルを表示する同期レベル表示部を表示する際にSYNCと表示されるモード表示75cとで構成されている。
したがって、図6(b)に示す船速及び燃料消費量を表示している状態で、セレクトボタン13dを押下することにより、航行距離及び使用燃料合計を表示し、さらにセレクトボタン13dを押下することにより、二機掛け時の回転数同期レベルを表示し、さらにまたセレクトボタン13dを押下することにより、図6(b)に示す船速及び燃料消費量を表示する状態に復帰する。
この航行データ表示モードからモードボタン13bを押下してオフ状態とすることにより、図6(a)に示すエンジン情報表示モードに復帰する。
また、船外機2L,2Rのうちの一機例えば船外機2Rを省略して、船外機2Lのみを船尾中央部に取付けた場合には、キースイッチユニット12に一つのキースイッチ12Lのみが取付けられ、このキースイッチ12Lをオン状態とすることにより、エンジンコントロールノード4L、シフトコントロールノード5L、船速ノード8、燃料ノード9、リモコンノード14、操舵ノード15、表示制御ノード16及びネットワーク管理ノード18や各種搭載機器にバッテリから電力が供給される。
この場合には、ネットワーク管理ノード18に、エンジンコントロールノード4Lからの物理ID申請送信フレームのみが送信されることにより、このネットワーク管理ノード18で、右舷側を表す物理IDコード“00”が割り当てられ、この物理IDコード“00”が物理ID指示送信フレームのデータフィールドF2における付与番号格納領域A25に格納されて、エンジンコントロールノード4Lに送信されることにより、このエンジンコントロールノード4Lから送信される表示用送信フレームの制御エンジン番号格納部p2,p4,p7及びp9に右舷側を表す“00”が格納されて送信される。
しかしながら、表示制御ノード16では、エンジンコントロールノード4Lからの表示用送信フレームを受信したときに、図5の処理において、ステップS17移行し、次いでステップS20に移行して、所定時間が経過したか否かを判定し、所定時間が経過していないときにはステップS1に戻る処理を繰り返すが、エンジンコントロールノード2Rが存在せず、他のエンジンコントロールノードからの表示用送信フレームを受信することがないので、所定時間が経過したときにステップS20からステップS21に移行し、4ストロークエンジンであるので、ステップS22に移行して、メモリ16aから一機の4ストロークエンジンのエンジン情報を表示する表示レイアウトを読込み、これにエンジンコントロールノード4Lから送信される表示用送信フレームのデータフィールドに格納されているエンジン回転速度、トリム角、オイル情報等のエンジン稼動情報に基づいて一機用のエンジン表示情報を形成し、次いでステップS9に移行して、表示開始フラグFDを“1”にセットしてからステップS10に移行して、エンジン表示情報を航行情報表示メータ12に出力して、この航行情報表示メータ12にエンジン稼動情報を表示する。
この場合でも、モードボタン12bを押下することにより、航行データ表示モードに移行し、再度モードボタン12bを押下することにより、エンジン情報表示モードに復帰する。
また、船外機2L,2Rに2ストロークエンジンが搭載されている場合には、表示用送信フレームのデータフィールドF2に含まれる油圧格納領域A29が潤滑油量センサで検出した潤滑油量データを格納する潤滑油量格納領域に置換されることを除いては4ストロークエンジンの表示用送信フレームと同様の構成を有すると共に、表示制御ノード16のメモリ16aに潤滑油量表示部を設けた2ストロークエンジン用の2機掛け及び1機掛け表示レイアウト情報が記憶されており、図5のステップS6又はステップS21で2ストロークエンジンと判断したときにステップS8又はステップS23に移行して、メモリ16aを参照して2ストローク用の2機掛け又は1機掛け表示レイアウト情報を読込み、読込んだ表示レイアウト情報とエンジンコントロールノードから送信された表示用送信フレームのデータフィールドに格納されたエンジン稼動情報とに基づいてエンジン稼動表示情報を形成し、形成したエンジン稼動表示情報を航行情報表示メータ12に出力して、2ストロークエンジンに対応したエンジン稼動情報を自動的に表示する。
このように、上記実施形態によると、船体1に取付けた船外機数に応じて自動的に最適な表示レイアウトを選定して、航行情報表示メータ12にエンジン情報、航行データ等を正確に表示することができる。
この際、航行情報表示メータ12に船外機数に応じたディップスイッチ等の設定を行う必要がないので、ディップスイッチの設定誤りによる誤表示や、ディップスイッチ部の防水コストが嵩んだり、ディップスイッチの取扱説明書が必要となったり、新規な表示を行うときに、新旧の互換性確保ができないという問題が生じることなく、単に表示制御ノードをネットワークに参加させるだけで、極めて容易にエンジン稼動情報、航行データの表示を行うことできる。
なお、上記実施形態においては、二機掛けを対象する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、船外機を三機以上取付ける多機掛けを行う場合にも本発明を適用することができる。この場合にも、船外機のエンジンに電力を供給する順序を予め設定しておくことにより、ネットワーク管理ノード18で船外機の設置位置を認識して、該当する物理IDコードを割り当てることにより、各船外機のエンジンコントロールノードで自己の設置位置を認識させる。したがって、各エンジンコントロールノードで表示用送信フレームのデータフィールドF2に制御エンジン番号を格納して送信することにより、表示制御ノード16で、受信するエンジンコントロールノードからの表示用送信フレーム数に応じて表示レイアウトを設定し、設定した表示レイアウトと表示用送信フレームに含まれるデータとに基づいてエンジン表示情報、航行データ表示情報を形成し、これらを選択的に航行情報表示メータ12に出力して、エンジン稼動情報、航行データを表示する。ここで、船外機数が多い場合には液晶表示画面を大きくして表示領域を確保するか、複数の航行情報表示メータを設けて、分割表示することが好ましい。
また、上記実施形態においては、エンジンの種別が2ストロークエンジンと4ストロークエンジンである場合について説明したが、これに限定されるものではなく、燃料噴射エンジン、直噴射エンジン等のエンジン形式である場合にも、これらに対応するエンジン稼動情報を表示用送信フレームのデータフィールドF2に格納して表示制御ノード16に送信し、表示制御ノード16のメモリ16aでエンジン形式に応じた表示レイアウトを記憶しておくことにより、多様なエンジン形式に対応したエンジン情報表示を行うことができる。
さらに、上記実施形態においては、エンジンコントロールノード4L,4Rから送信する表示用送信フレームに、エンジン回転速度、トリム角度、オイルレベル、油圧の各データを含めて送信する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、各データ毎に表示用送信フレームを形成して送信するようにしてもよく、また任意の複数のデータを纏めて表示よう送信フレームを構成するようにしてもよい。
さらにまた、上記実施形態においては、航行情報表示メータ12の表示画面としてカラー液晶表示装置を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、CRTディスプレイ、有機EL(ElectroLuminescent)ディスプレイ等の他の表示装置を適用することができる。
なおさらに、上記実施形態においては、キースイッチのオン順序を設定することにより、船外機の取付け位置を決定するようにした場合について説明したが、これに限定されるものではなく、船外機を取付けたときに、船外機のエンジンコントロールノードにアクセスして、設置位置を不揮発性メモリに設定するようにしたり、エンジンコントロールノードに設けたディップスイッチ等の設定手段で、設置位置を設定したりするようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、エンジンコントロールノードとシフトコントロールノードとを個別に設ける場合について説明したが、これに限定されるものではなく、エンジンコントロールノードとシフトコントロールノードとを合体させて一つのコントロールノードとすることもできる。
さらに、上記実施形態においては、ネットワークをCANで構成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、タイムトリガープロトコルを利用したネットワークや他のネットワークを構成するようにしてもよく、さらに有線LANに代えて無線LANを適用するようにしてもよい。
本発明の一実施形態を示す概略構成図である。 送信フレームの構成を示す説明図である。 4サイクルエンジンを搭載した船外機の模式的構成図である。 キースイッチユニットの一例を示す回路図である。 表示制御ノードで実行する表示制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 航行情報表示メータの表示例を示す説明図である。
符号の説明
1 船体
2L,2R 船外機
3L,3R エンジン
4L,4R エンジンコントロールノード
5L,5R シフトコントロールノード
6 船速センサ
7 燃料タンク
7a 燃料計
7b 水分センサ
7c 流速センサ
8 船速ノード
9 燃料ノード
10 リモコンレバー
11 ステアリングホイール
12 キースイッチユニット
12L,12R キースイッチ
13 航行情報表示メータ
13a 表示画面
14 リモコンノード
15 操舵ノード
16 表示制御ノード
16a 不揮発性メモリ
17 バス
18 ネットワーク管理ノード
46 エンジンコントロールユニット
47 エンジン回転速度センサ
52 トリムセンサ
53 油圧センサ
61L,61R エンジン回転速度表示部
62 操舵方向表示部
63L,63R トリム角表示部
64 オーバーヒート表示部
65L,65R オイル状態表示部
66 エンジン故障表示部
67 水入り表示部
68 電圧表示部
69 マルチ表示部
71 船速表示部
72 エンジン取付けサイド表示部
73 燃料消費量表示部
74 燃料残量表示部
75 モード表示部
76 水入り表示部

Claims (4)

  1. 船舶の船外機稼動状態等の航行情報を表示する船舶の航行情報表示制御装置において、
    表示領域を任意数の航行情報に基づく表示レイアウトに応じて各航行情報を表示可能な航行情報表示手段と、表示する航行情報を収集する航行情報収集手段と、該航行情報収集手段で収集した航行情報に基づいて前記情報表示手段の表示レイアウトを設定し、設定した表示レイアウトに該当する航行情報を表示する表示情報制御手段とを備え
    前記航行情報収集手段は、同一種別の複数の船外機が取付けられている場合に、船外機位置を識別し、前記表示情報制御手段は、識別した船外機位置に応じた表示レイアウトを設定するように構成されていることを特徴とする船舶の航行情報表示制御装置。
  2. 前記航行情報収集手段は、船舶に搭載されている各機器をネットワークで接続し、該ネットワークの立ち上げ時に各機器の機器種別に応じて設定された機器情報を収集するように構成され、前記表示制御手段は、航行情報収集手段で収集した機器情報に基づいて表示レイアウトを設定するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の船舶の航行情報表示制御装置。
  3. 前記表示情報制御手段は、表示情報種別の異なる複数の表示モードを有し、該表示モードを選択手段で選択可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の船舶の航行情報表示制御装置。
  4. 前記表示モードは船外機のエンジン回転速度、トリム角度、機器状態警告表示等の船外機情報を表示する船外機状況表示モードと、船速情報、燃料消費量等の航行必要情報を表示する航行状況表示モードとを有することを特徴とする請求項に記載の船舶の航行情報表示制御装置。
JP2004189641A 2004-06-28 2004-06-28 船舶の航行情報表示制御装置 Active JP4546166B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004189641A JP4546166B2 (ja) 2004-06-28 2004-06-28 船舶の航行情報表示制御装置
US10/975,326 US7444213B2 (en) 2004-06-28 2004-10-28 Navigation information display control device for marine crafts

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004189641A JP4546166B2 (ja) 2004-06-28 2004-06-28 船舶の航行情報表示制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006008003A JP2006008003A (ja) 2006-01-12
JP4546166B2 true JP4546166B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=35507100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004189641A Active JP4546166B2 (ja) 2004-06-28 2004-06-28 船舶の航行情報表示制御装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7444213B2 (ja)
JP (1) JP4546166B2 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4878443B2 (ja) * 2005-04-21 2012-02-15 日産フォークリフト株式会社 計器表示装置及び計器表示方法
FR2890351B1 (fr) * 2005-09-02 2007-10-12 Valeo Systemes Thermiques Centrale de commande de bord pour vehicule automobile.
US20070068437A1 (en) * 2005-09-23 2007-03-29 Vittardi Greg A System and method for indicating the steering position of steering means of a watercraft
JP4999387B2 (ja) * 2006-07-24 2012-08-15 ヤマハ発動機株式会社 船舶
JP5089101B2 (ja) * 2006-07-28 2012-12-05 ヤマハ発動機株式会社 船舶
KR101084450B1 (ko) * 2006-10-13 2011-11-21 가부시키가이샤 나비타이무쟈판 네비게이션 시스템, 휴대 단말 장치 및 경로 안내 방법
US8306673B1 (en) * 2007-04-20 2012-11-06 Manning Doug Electronic controls and options for powered riding machines
US8290636B2 (en) * 2007-04-20 2012-10-16 Manning Doug Powered riding apparatus with electronic controls and options
JP5096784B2 (ja) * 2007-04-26 2012-12-12 ヤマハ発動機株式会社 船舶推進装置用エンジンの機温表示装置及び船舶
US20090037040A1 (en) * 2007-08-03 2009-02-05 Johnson Outdoors, Inc. Bidirectional wireless controls for marine devices
JP4906640B2 (ja) * 2007-08-30 2012-03-28 古野電気株式会社 舶用機器ネットワークシステム
JP5011058B2 (ja) * 2007-10-19 2012-08-29 本田技研工業株式会社 船外機の制御装置
US20110046905A1 (en) * 2008-01-06 2011-02-24 Ross Blade Battery management system
US8612072B2 (en) * 2010-02-11 2013-12-17 Teleflex Canada, Inc. System for automatically instancing marine engines
EP2371766B1 (en) 2010-04-01 2013-03-06 Omya Development Ag Process for obtaining precipitated calcium carbonate
US8836544B1 (en) * 2011-02-17 2014-09-16 Brunswick Corporation Multifunctional displays and display systems for marine vessels
CN104797494B (zh) * 2013-08-02 2017-11-17 佳明瑞士有限责任公司 具有改进的轮廓线的海事导航装置
KR101459953B1 (ko) * 2013-10-07 2014-11-07 현대자동차주식회사 차량의 주행정보 복원 시스템
US11048469B2 (en) * 2017-05-01 2021-06-29 Mastercraft Boat Company, Llc Control and audio systems for a boat
USD955416S1 (en) 2020-05-22 2022-06-21 Caterpillar Inc. Electronic device with graphical user interface
US11875030B1 (en) 2023-01-09 2024-01-16 Navico, Inc. Systems and methods for updating user interfaces of marine electronic devices with activity-based optimized settings

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003146292A (ja) * 2001-11-12 2003-05-21 Yamaha Marine Co Ltd 船外機操作装置、船外機、船内ネットワークシステム、および船内ネットワーク起動方法
JP2004048303A (ja) * 2002-07-11 2004-02-12 Yamaha Marine Co Ltd 船舶の情報通信装置及び情報通信方法
JP2005193746A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Yamaha Marine Co Ltd 船舶用表示装置
JP2005219666A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業用走行車

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5741224A (en) * 1980-08-21 1982-03-08 Nippon Denso Co Ltd Vehicular display device
US5063381A (en) * 1988-08-02 1991-11-05 Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha Vessel running information display control system
JPH02205992A (ja) * 1989-02-03 1990-08-15 Sanshin Ind Co Ltd 船舶推進機の稼動時間表示システム
JP3626215B2 (ja) 1992-12-25 2005-03-02 ソニー株式会社 表示装置
US6273771B1 (en) * 2000-03-17 2001-08-14 Brunswick Corporation Control system for a marine vessel
US7143363B1 (en) * 2002-07-25 2006-11-28 Brunswick Corporation Method for displaying marine vessel information for an operator

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003146292A (ja) * 2001-11-12 2003-05-21 Yamaha Marine Co Ltd 船外機操作装置、船外機、船内ネットワークシステム、および船内ネットワーク起動方法
JP2004048303A (ja) * 2002-07-11 2004-02-12 Yamaha Marine Co Ltd 船舶の情報通信装置及び情報通信方法
JP2005193746A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Yamaha Marine Co Ltd 船舶用表示装置
JP2005219666A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業用走行車

Also Published As

Publication number Publication date
US20050288833A1 (en) 2005-12-29
US7444213B2 (en) 2008-10-28
JP2006008003A (ja) 2006-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4546166B2 (ja) 船舶の航行情報表示制御装置
JP4127490B2 (ja) 船用エンジン始動装置
JP3993420B2 (ja) 船外機操作装置、および船内ネットワークシステム
EP2256029B1 (en) Marine vessel control system, marine vessel propulsion system, and marine vessel
US6382122B1 (en) Method for initializing a marine vessel control system
JP2004142537A (ja) 船舶の操舵制御装置
JP4190855B2 (ja) 船舶の推進制御装置
JP4295936B2 (ja) 船外機操作装置,および船内ネットワークシステム
US20150089434A1 (en) Vessel display system and small vessel including the same
JP4279211B2 (ja) 船舶の電源装置
US7559812B2 (en) Boat
ITTO20060436A1 (it) Apparecchiatura di sorveglianza per chiave elettronica ed apparecchiatura visualizzatrice di informazioni di posizione della chiave elettronica.
US5063381A (en) Vessel running information display control system
US6997764B2 (en) Outboard motor identification number setting device and system
EP2332827A1 (en) Outboard motor antitheft apparatus
JP2007291875A (ja) 船舶用内燃機関の遠隔制御装置及び船舶
US10655732B2 (en) Gear position detecting device
US8229608B2 (en) Outboard motor control apparatus
EP1962200B1 (en) Boat engine with code identification system
JP4274954B2 (ja) 船外機用電子スロットル制御機構およびそれを備えた小型船舶
JP2006056336A (ja) 小型滑走艇の表示装置
US7385490B2 (en) Method for setting screens of inboard indicators
JP6908405B2 (ja) 小型船舶の故障予測システム
JP6524868B2 (ja) キーレスエントリシステムを有する船外機
US7591697B2 (en) Boat

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070416

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100629

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100701

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4546166

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250