JP2007096992A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタル放送の視聴状態が変化した場合に、映像や音声の再生状態を変更するための面倒な操作が不要な携帯端末を提供する。
【解決手段】状態判定部202は、携帯端末の筐体が人の手で把持されているか否か、並びに、筐体が設置面に対してどのような姿勢で置かれているか(縦置き、横置きなど)を判定する。モード判定部204は、状態判定部202の判定結果に応じて、現在の視聴状態に合った最適な再生モードを判定する。制御部205は、デジタル放送の受信や再生を行うアプリケーションプログラムが処理を実行中のとき若しくは起動するときに、モード判定部204が判定した最適な再生モードで映像や音声の再生動作が行われるように、表示部207の視野角や音声出力部207の指向性を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機などの画面の小さな表示部でデジタル放送を視聴することが可能な携帯端末に関する。
近年、デジタル放送の受信装置を搭載した携帯電話機やPDA(personal digital assistant)などの携帯端末が登場し、注目を集めている。しかし、通常の携帯電話機やPDAは個人が手に持って操作することを前提に作られており、これを机などに置いてデジタル放送を視聴することまで想定されていない。すなわち、一般的な携帯端末は、筐体を手に把持したときに画面が見易くなるように作られており、また、他人からは画面の表示内容を覗けないようにする秘匿性が高くなっている。そのため、携帯端末を単に机の上に置いても、快適にデジタル放送を視聴することはできない。
特許文献1に記載される液晶表示装置は、表示用液晶素子画面の視野角の広さを制御することが可能である。例えばこれをデジタル放送の視聴が可能な携帯端末に用いれば、一人で画面を見る場合と複数人で見る場合とで視野角を変更することが可能である。
一方、従来の携帯電話機には、本体の設置状態をセンサによって検出するものがある。例えば、特許文献2に記載される携帯電話機には、底面接触感知スイッチと水平感知センサが設けられている。携帯電話機が机などの水平面に置かれている場合、底面接触感知スイッチがオンするとともに、水平感知センサによってケースが水平に置かれていることが検出される。この場合、携帯電話機はバイブレータの作動を停止して、不快な振動音の発生を防止する。
特開平10−197844号公報 特開2004−274438号公報
ところで、デジタル放送を受信可能な携帯電話機の表示装置として上述した特許文献1の液晶表示装置を用いた場合、デジタル放送を1人で視聴するか複数人で視聴するかに応じて、ユーザが自分で視野角の変更を行わねばならないため、操作が面倒である。
また、例えば携帯端末を手に持って視聴しているときに、これを机などの上に置いて視聴を続けるためには、視野角の設定画面を開いて設定内容を変更する操作が必要になるため、放送中の番組が設定画面に隠れてしまい、番組への集中が削がれてしまうという不利益がある。
他方、デジタル放送を受信可能な携帯電話機が、特許文献2に記載されるように本体の設置状態に応じて動作状態を変更できる(例えばバイブレータの作動を停止できる)ように構成されていても、その動作状態をどのような条件でどのように変更するかに関して、デジタル放送を現在視聴中であるか否かが全く考慮されない。すなわち、デジタル放送を視聴中であるか否かが、携帯電話機の動作設定に何ら反映されていない。そのため、デジタル放送の視聴に最適な動作設定を行うことができないという不利益がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、デジタル放送の視聴状態が変化した場合に、映像や音声の再生状態を変更するための面倒な操作が不要な携帯端末を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明に係る携帯端末は、放送波を受信する受信手段と、該受信手段が受信した放送波に基づいて映像及び/又は音声を再生する再生手段と、携帯端末の状態を検出する検出手段と、該検出手段が検出する携帯端末の状態に対応した前記再生手段における映像及び/又は音声の再生モードを複数記憶する記憶手段と、前記検出に対応し、前記記憶手段に記憶している再生モードに変更する制御手段とを備える。
前記制御手段は、前記検出手段により、筐体が把持されているか又は机などの上に置かれているかの状態を判定し、当該判定結果に対応した前記記憶手段に記憶している再生モードに変更して良い。
前記制御手段は、前記検出手段により、筐体が机などの上に置かれている場合における前記筐体の姿勢状態を判定し、当該判定結果に対応した前記記憶手段に記憶している再生モードに変更して良い。
前記検出手段は、イヤホンが接続されているか否かの状態を検出し、前記制御手段は、前記検出手段がイヤホンの接続を検出した結果に対応した前記記憶手段に記憶している再生モードに変更して良い。
前記記憶手段は、放送番組の種類に対応した前記再生手段における映像および/または音声の再生モードを記憶し、前記制御手段は、放送番組の種類に対応した前記記憶手段に記憶している再生モードに変更して良い。
前記再生手段は、表示画面の視野角を制御可能な表示手段を含み、前記制御手段は、前記再生モードとして、前記表示手段の視野角を制御して良い。
前記再生手段は、出力する音声の指向性を制御可能な音声出力手段を含み、前記制御手段は、前記再生モードとして、前記音声出力手段の指向性を制御して良い。
前記制御手段は、再生モードの変更制御を行う場合、当該変更を判定した時点から所定の時間が経過するまで、設定中の再生モードを持続し、当該所定の時間が経過する前に入力手段から所定の指示が入力された場合は、当該所定の時間が経過した後も設定中の再生モードを持続して良い。
前記制御手段は、再生モードの変更制御を行う前記所定の時間が経過するまでの残り時間に関する情報を表示して良い。
本発明によれば、デジタル放送の視聴状態が変化した場合に映像や音声の再生状態を自動的に変更できるため、ユーザが面倒な操作を行わなくて良い。また、操作のために視聴を中断せずに済むため、デジタル放送を快適に視聴できる。
図1は、本発明の実施形態に係る携帯端末100の構成の一例を示す図である。
図1に示す携帯端末100は、デジタル放送受信用のアンテナ101と、チューナー部102と、復調部103と、TS分離部104と、音声復号部105と、映像復号部106と、データ復号部107と、送受信部108と、操作部110と、情報通信用のアンテナ113と、センサ201と、状態判定部202と、モード設定記憶部203と、モード判定部204と、制御部205と、表示部206と、音声出力部207と、イヤホン接続検知部114と、バイブレーション機能部115とを有する。
アンテナ101、チューナー部102、復調部103、TS分離部104、音声復号部105、映像復号部106およびデータ復号部107は、デジタル放送の放送波を受信する受信手段を構成する。
チューナー部102は、デジタル放送の放送波を受信する。
復調部103は、OFDM(orthogonal frequency division multiplex)の復調を行う。
TS分離部104は、復調部103において放送波から復調されたTS(Transport Stream)を番組情報、サービス情報、ビデオストリームデータ、オーディオストリームデータ等に分離する。
音声復号部105は、オーディオストリームデータのデコードを行う。
映像復号部106は、ビデオストリームデータのデコードを行う。
データ復号部107は、番組情報やサービス情報などのデコードを行う。
表示部206および音声出力部207は、受信した放送波に基づいて映像や音声を再生出力する。
表示部206は、受信した映像を制御部205の制御に従って表示する。表示部206は、表示画面の視野角を変更可能である。
音声出表示部207は、受信した音声を制御部205の制御に従って出力する。音声出力部207は、出力する音声の指向性を変更可能である。
状態判定部202、モード設定記憶部203およびモード判定部204により、再生手段における映像や音声の再生状態に係わる所定の複数の再生モードの中から最適な再生モードを判定する。
状態判定部202は、携帯端末の筐体が人の手によって把持されているか又は机などの上に置かれているかなどの接触を判定する。また、携帯端末の筐体が机などの上に置かれている場合において、その筐体の姿勢(横置き、縦置き等)を判定する。
モード設定記憶部203は、放送の視聴の仕方に応じた最適な再生モードに関する情報を記憶する。
モード判定部204は、状態判定部202の判定結果や、データ復号部107で復号された情報(番組情報、サービス情報)、イヤホン接続検知部114の検知結果などに応じて、所定の複数の再生モードの中から最適な再生モードを判定する。
アンテナ113および送受信部108は、情報を送受信する通信手段を構成する。
送受信部108は、回線交換網からの通話信号やパケット交換網からのパケット信号を送受信する。
操作部110は、ユーザが端末を操作するための指示を入力する。
センサ201は、端末外部や内部の変化を検出する。すなわち、携帯端末の筐体の状態や移動状態を検出する。
イヤホン接続検知部114は、音声復号部105において復号された音声信号のイヤホン出力端子にイヤホンが接続されているか否かを検知する。
バイブレーション機能部115は、制御部205の制御に従って振動を発生する。
制御部205は、携帯端末を構成する各ユニットを統括的に制御する。
ユーザが操作部110においてデジタル放送の選局選定を行うと、操作部110からの選局情報は、制御部205を介して、チューナー部102に送られる。チューナー部102は、選局情報に基づいて、対応するデジタル放送を受信する。復調部103は、チューナー部102にて受信された受信データを復調し、TS分離部104は、前記復調されたデータ(Transport Stream)を番組情報、サービス情報、ビデオストリームデータ、オーディオストリームデータ等に分離する。音声復号部105は、オーディオストリームデータを復号し、音声出力部207は、復号されたオーディオデータをモード設定に従って音として出力する。映像復号部106は、ビデオストリームデータを復号し、データ復号部107は、番組情報、サービス情報を復号し、表示部206は、復号されたビデオデータ、および復号された番組情報、サービス情報をモード設定に従って表示出力する。
また、ユーザが操作部110にて回線交換網やパケット交換網への発信の操作を行うと、制御部109は操作部110からの発信情報に基づいて、送受信部108、アンテナ113を介して、不図示の基地局に発信を要求する。
デジタル放送の受信と再生を行う所定のアプリケーションプログラムが処理を実行しているとき若しくは起動するとき、状態判定部202は、センサ部201の検知結果に基づいて、携帯端末の筐体が人の手によって把持されているか又は机などの上に置かれているかを判定し、携帯端末の筐体が机などの上に置かれている場合においては、その筐体の姿勢(横置き、縦置き等)を判定する。
このとき、モード判定部204は、イヤホン接続検知部114の検知結果、状態判定部202の判定結果、およびデータ復号部107にて復号した番組情報に対応した最適なモード設定を判定し、判定した最適な再生モードに関する情報をモード設定記憶部203から取得する。
制御部205は、モード判定部204が判定した再生モードに基づいて、モード設定記憶部203から対応する情報を読み出して、表示部206の視野角などの表示設定を変更するとともに、音声出力部207の指向性などの音声出力設定を変更する。加えて、バイブレーション機能部115がモード設定に合わせてバイブレーションのオンとオフを切り替える。
本実施形態に係る携帯端末は、視聴の仕方に応じた4つの視聴モードを有している。
一つ目のモード(以後、モード1)は、一人で視聴する場合の視聴モードであり、ディフォルトの視聴モードとして設定される。
2つ目のモード(以後、モード2)は、多人数で視聴する場合の視聴モードである。
3つ目のモード(以後、モード3)は、端末を右方向へ横向きに倒した状態で、多人数で視聴する場合の視聴モードである。
4つ目のモード(以後、モード4)は、端末を左方向へ横向きに倒した状態で、多人数で視聴する場合の視聴モードである。
図2は、センサ部201の構成例を示す図である。
図2(A)は、ユーザが筐体を把持したことを検知する接触センサの構成例を示す。
図2(A)に示す接触センサは3つの接触センサ(静電センサ)2001,2002,2003と2センサ接触検知判定部2004を有する。接触センサ2001,2002,2003は、携帯端末の筐体の各側面に一つずつ配置される。2センサ接触検知判定部2004は、2つのセンサが物体の接触を検出した場合に、筐体が手で把持されていることを判定する。
図2(B)は、携帯端末の側面が机などの上に置かれているかどうかの接触を検知する側面センサの構成例を示す。
図2(B)に示す側面センサは、押圧を検知する圧電センサ2005〜2012と、2センサ検知判定部2013,2014と、左右判定部2015とを有する。
圧電センサ2005〜2008は携帯端末の右側面に配置され、圧電センサ2009〜2012は携帯端末の左側面に配置される。2センサ検知判定部2013は、圧電センサ2005〜2008のうち2つのセンサが押圧を検出した場合、右側面が押圧されたことを判定する。2センサ検知判定部2014は、圧電センサ2009〜2012のうち2つのセンサが押圧を検出した場合、左側面が押圧されたことを判定する。左右判定部2015は、2センサ検知判定部2013又は2014の何れか一方が側面の押圧を判定した場合に、その側面が机などの上に置かれていることを判定する。
図2(C)は、携帯端末の底面が机などの上に置かれているかどうかの接触を検知するための底面センサの構成例を示す。
図2(C)に示す底面センサは、押圧を検知する圧電センサ2016および2017と、2センサ検知判定部2018とを有する。
圧電センサ2016,2017は、筐体の底面の両端部分にそれぞれ配置される。2センサ検知判定2018は、筐体底面の2つの圧電センサ2016,2017が共に押圧を検知した場合、筐体底面が机などの上に置かれていることを判定する。
図3は、表示部206の構成の一例を示す図である。
図3に示す表示部206は、画像表示方向制御部301と、フレームバッファ302と、コントラスト補正部303と、視野角制御部304と、照度補正部305と、サブディスプレイ表示切替部306と、メインディスプレイ部307と、サブディスプレイ部308とを有する。
図3に示す表示部206は、制御部205の制御命令に応じて、映像復号部106とデータ復号部107より受け取るデータの表示方法を変化させる。
画像表示方向制御部301は、制御部205の表示方向の命令に応じた表示方向で画像が表示されるように、映像復号部106およびデータ復号部107から供給される画像データの配列を調節して、フレームバッファ302に保存する。
コントラスト補正部303は、制御部205のコントラストに関わる命令に従って、メインディスプレイ部307に表示させる画像のコントラストを補正する。
視野角制御部304は、制御部205からの視野角に関わる命令に従って、メインディスプレイ部307における表示画像の視野角を制御する。すなわち、メインディスプレイ部307とは別のフィルタの印加電圧調整により液晶素子の構成を変化させ、メインディスプレイ部307における光の散乱状態と遮断状態を変更することにより、その表示画面の視野角を制御する。
照度補正部305は、制御部205からの照度に関わる命令に従って、メインディスプレイ部307の照度を補正する。
サブディスプレイ表示切り替え部306は、制御205からの表示有無に関わる命令に従って、再生モード毎にサブディスプレイ部308の表示の有無を制御する。
図4は、本実施形態に係る携帯端末の正面と背面の外観の一例を示す図である。
図4の例において、携帯端末1の正面には受話部2、第1ケース部3、表示部4、音声出力部(スピーカ)5、操作部6、第2ケース部7、イヤホン部8、送話部9が存在する。また背面には、サブ表示部10、背面音声出力部(スピーカ)11が存在する。
第1ケース部3と第2ケース部7の側面には、人間の電気抵抗を感知できる接触センサ801が配置される。ユーザが携帯電話機1を保持している場合、第2ケース部7の両側面を握るため、接触センサ801の内2つが検知される。
第1ケース部3と第2ケース部7が机などの上に置かれた時に接触する部分には、センサ802,803,804が配置される。
底面センサ802は、第2ケース部7の裏側の2箇所に配置された圧電センサ2016,2017を含む。
側面センサ803は、第1ケース部3および第2ケース部7の右側面の4箇所に配置された圧電センサ2005〜2008を含む。
側面センサ804は、第1ケース部3および第2ケース部7の左側面の4箇所に配置された圧電センサ2009〜2012を含む。
底面センサ802および側面センサ803,804は、2箇所の圧電センサが同時に押圧を検知した場合、その面が机などの上に置かれていることを判定する。
状態判定部202は、上述した種類のセンサを組み合わせて、ユーザが筐体を把持しているか否かの判定、並びに、携帯端末のどの面が机などの上に置かれているかの判定を行う。
図5は、再生モードの設定項目の一例を示す図である。
モード設定記憶部203は、少なくとも2つ以上の再生モードに係わる情報が格納されている。再生モードの設定項目には、例えば図5に示すように、表示部206の視野角に関わる情報(ディスプレイ視野角)と、表示部206の照度に関わる情報(ディスプレイ照度)と、表示部206のコントラストに関わる情報(ディスプレイコントラスト)と、表示部206への画像表示の有無に関わる情報(サブディスプレィ表示)と、表示部206に表示する画像の向きに関わる情報(画像表示方向)と、音声出力部207における音声出力の指向性に関わる情報(音声出力指向性)と、音声出力部207の音量に関わる情報(音声出力音量)と、バイブレーション機能115の動作有無に関わる情報(バイブレーション)とが含まれる。
例えば上記のような設定項目を調節することにより、視聴者の人数に応じた画面の表示状態、音声の出力状態を容易に変更することが可能になる。
本実施形態に係る携帯端末では、視聴の仕方に応じて、4つの視聴モードを有している。
モード1は、一人で視聴する場合のモードであり、ディフォルトのモードとして設定される。
モード2〜4は、多人数で視聴する場合のモードであり、モード2は端末を縦に置いた状態で視聴する場合、モード3は端末を左に倒した状態で視聴する場合、モード4は端末を右に倒した状態で視聴する場合にそれぞれ対応する。
モード設定記憶部203は、上述した4つの再生モードの各々について、図5に示すような設定項目の情報を記憶する。
図6は、図2に示すセンサ部201の検出結果と、携帯端末の状態との対応関係の例を示す図である。
図6の例において、‘CASE1’は人間が携帯端末を手に持っている状態を示す。
‘CASE2’は携帯端末を置いてもいない、握ってもいない状態を示す。例えば端末のセンサがない部分を持っている状態がこれに相当する。
‘CASE3’は、携帯端末が机などに縦に置かれている状態を示す。この場合、図4の底面のセンサ802が押圧を検知する。
‘CASE4’は、携帯端末が机などに右側に倒して置かれている状態を示す。この場合、図4の側面のセンサ803が押圧を検知する。
‘CASE5’は、携帯端末が机などに左側に倒して置かれている状態を示す。この場合、図4の側面のセンサ804が押圧を検知する。
図6に示す携帯端末の状態は、上述した再生モード1〜4と以下のように対応する。
CASE1・・・モード1(通常状態);
CASE2・・・モード1(通常状態);
CASE3・・・モード2(多人数用制御);
CASE4・・・モード3(右横置き多人数用制御);
CASE5・・・モード4(左横置き多人数用制御);
以上のように、各センサの検出結果から、携帯端末がユーザに把持されているか否か、並びに、携帯端末が机などの上にどのような姿勢で置かれているかを精度よく判別することが可能となるため、携帯端末の状態に応じた最適な再生モードを選択することが可能になる。
図7は、携帯端末のディスプレイのある筐体を操作部のある筐体に対して立てて机などの上に置いた場合における視野角の設定の一例を示す図である。
携帯端末を上述のように立てて置いている場合、ディスプレイの視野角は、例えば図7に示すように、置かれている机などの面と平行な方向へ広がるように設定される。点線がモード1、実線がモード2の場合の視野角である。多人数で視聴する場合は、1人で視聴する場合より視野角を広げることによって、映像を視聴しやすくしている。なお、上記面に垂直な方向の視野角は変更してもしなくても良い。
図8は、携帯端末を横に倒して置いた場合における視野角の設定の一例を示す図である。
携帯端末を横に倒して置いた場合、ディスプレイの視野角は例えば図8に示すように、置かれている机などの面と平行な方向へ広がるように設定される。点線がモード1、実線がモード3の場合の視野角である。多人数で視聴する場合は、1人で視聴する場合より視野角を広げることによって、映像を視聴しやすくしている。なお、上記面に垂直な方向の視野角は変更してもしなくても良い。
図9は、図7と同様に、携帯端末のディスプレイのある筐体を操作部のある筐体に対して立てて机などの上に置いた場合における音声の指向性の設定例を示す図である。
携帯端末を上述のように立てて置いている場合、図9に示すように、置かれている机などの面に対して音声の指向性を平行な方向へ広げるとともに、垂直な方向へも広げる。点線がモード1、実線がモード2における音声の指向性を示す。
図10は、携帯端末を横に倒して置いた場合における音声の指向性の設定例を示す図である。
携帯端末を横に倒して置いた場合、図10に示すように、置かれている机などの面に対して音声の指向性を平行な方向へ広げるとともに、垂直な方向へも広げる。点線がモード1、実線がモード3における音声の指向性を示す。
以上、図10までの説明から分かるように、本実施形態に係る携帯端末によれば、デジタル放送の視聴時において、携帯端末の状態が変化すると、これに応じて適切な再生モードに切り替えることが可能である。
図11は、再生モード設定画面の一例を示す図である。
図11〜図14に示す画面は、デジタル放送視聴時に、状態判定部202の判定結果に基づいてモード2に切り替わった場合のより詳細なモードの選択を設定するための画面を示す。初期設定では例えば「多人数視聴モード」が選択されている。予め詳細が設定された数種類のモードを選択できるが、音設定、画面設定、振動設定などをユーザが直接設定することもできる。
ここでは例として、3種類の多人数視聴用モード(多人数視聴モード、多人数控えめモード、特定番組モード)を設けている。
「多人数視聴モード」は、多人数で視聴しやすいようにしたモードである。
「多人数控えめモード」は、音量が多人数モードに比べ音声などが少し低いなどの特色がある。(ここでは、モード5を「縦置き多人数控えめモード」、モード6を「右横置き多人数控えめモード」、モード7を「左横置き多人数控えめモード」と呼ぶ。)
「特定番組モード」は、状態判定部202において携帯端末が置かれている(人の手に把持されていない)と判定されたときに、ユーザの視聴したい番組や、緊急警報放送時のみ多人数視聴モードに切り替わるモードである。
図12に示す画面は、図11に示す画面において「音設定」が選択されたときに遷移する画面であり、音に関連する設定が行われる。
図12の画面では、音量、音声出力の指向性、使用する音声出力部の各項目を選択して、その設定内容を変更することができる。
図13に示す画面は、図11に示す画面において「画面設定」が選択されたときに遷移する画面であり、画面表示に関連する設定が行われる。図13の画面では、画面コントラスト、表示指向性、画面出力部の各項目を選択して、その設定内容を変更することができる。
図14に示す画面は、図11に示す画面において「振動設定」が選択されたときに遷移する画面であり、バイブレーション機能に関する設定が行われる。図14の画面では、バイブレーションのオン、オフを設定することができる。これにより、デジタル放送を視聴している最中に着信を通知する振動が発生して視聴が困難になる状態を防止できる。バイブレーションをオフに設定した場合には、例えば着信があったことを操作部110のバックライトの点滅などで通知する。
以上、図11までの説明から分かるように、本実施形態に係る携帯端末によれば、多人数視聴モードのより細かい設定をユーザの好みに合わせて設定することが可能である。
図15は、特定番組モードの設定画面の一例を示す図である。
特定番組モードでは、データ復号部107で復号されたデジタル放送の番組情報やサービス情報に基づいて、図15に示す画面においてユーザが予め設定した番組のジャンルと受信された番組のジャンルとが一致するか判定を行う。そして、デジタル放送用のアプリケーションプログラムの起動中において、上述したジャンルの判定結果に応じて、再生モードをモード1(通常状態)からその他のモードへ自動的に切り替える。
特定番組モードのディフォルトでは、例えば緊急警報放送時において自動的に多人数用のモードへ切り替える。
以上、図15までの説明から分かるように、本実施形態に係る携帯端末によれば、ユーザが画面に注目していない場合や離れた場所にいる場合でも、視聴したいと思っていた番組や緊急警報放送などの重要な番組を、適切な再生モードで視聴することが可能になる。
図16は、図11に示す設定画面において「多人数視聴モード」若しくは「多人数控えめモード」をオンに設定した場合における再生モードの判定方法を説明するための図である。
なお、開始時は、モード1(通常状態)となっている。
図16において、‘A’は、接触センサ、‘B’は底面センサ、‘C’は側面センサ(右)、‘D’は側面センサ(左)を表しており、その値が‘1’の場合はセンサが接触若しくは押圧を検知していることを表す。状態判定部202によって机などに置かれていると判定された場合で、値が‘0’のときは、センサが接触若しくは押圧を検知していないことを表す。
‘X’は、その値が‘1’のときに多人数モード、‘0’のときは多人数控えめモードを表す。
‘Y’は1のときは、イヤホンを使用している状態、0のときは、イヤホン使用されていないと判定されたときである。
図16では、モードを7つに分類しており、‘1’はモード1、‘2’はモード2(縦置き時の多人数視聴モード)、‘3’はモード3(横右置き時の多人数視聴モード)、‘4’はモード4(左横置き時の多人数視聴モード)、‘5’はモード5(縦置き時の多人数控えめ視聴モード)、‘6’はモード6(右横置き時の多人数控えめ視聴モード)、‘7’はモード7(左横置き時の多人数控えめ視聴モード)を表す。
また、図16において、‘Y=1’の場合(表の中心部分(右上がり斜線部分))は、イヤホンを接続している場合であり、視聴モードはモード1(ディフォルト)とする。更に、‘A=1’の部分(斜線交差部分)は、接触センサにてユーザが携帯端末の筐体を把持していると判定されている場合も、視聴モードをモード1(ディフォルト)とする。
‘X=1’の場合(表の右半分)は、多人数モードにユーザが設定している場合に相当する。
‘X=1’(多人数モード設定)、‘Y=0’(イヤホン未使用中)、‘A=0’(ユーザ未保持)の場合(表の1番右側)のうち、‘B=1’の部分(表右下の斜線交差部分)は、底面センサにより机などに置かれていると判定している場合であり、この場合、端末を縦向きの状態で置き、多人数で視聴していると判断し、モード2(多人数視聴(縦置き))とする。残りの‘C=1’の場合、つまり側面センサ(右)により机などに置かれていると判定した場合は、右横置きの状態で多人数視聴していると判断し、モード3とする。逆に‘D=1’の場合、つまり側面センサ(左)により机などに置かれていると判定した場合は、左横置きの状態で多人数視聴していると判断し、モード4とする。
‘X=0’の場合(表の左半分)は、多人数控えめモードにユーザが設定している場合である。
‘X=0’(多人数控えめモード設定)、‘Y=0’(イヤホン未使用中)、‘A=0’(ユーザ未保持)の場合(表の1番左側)、‘B=1’の部分(下方メッシュ部分)は、底面センサが机などに置かれていることを判定している場合であり、この場合、端末を縦向きの状態で置き、多人数で視聴していると判断し、モード5(多人数控えめ視聴(縦置き))とする。残りの‘C=1’の場合、つまり側面センサ(右)により机などに置かれていると判定した場合は、右横置きの状態で多人数視聴していると判断しモード6とする。逆に‘D=1’の場合、つまり側面センサ(左)により机などに置かれていると判定した場合は、左横置きの状態で多人数視聴していると判断し、モード7とする。
その他、‘A=0’(接触センサ検知なし)、‘B=0’(底面センサ検知なし)、‘C=0’(側面センサ(右)検知なし)、‘D=0’(側面センサ(左)検知なし)の場合、つまりセンサに非接触状態の場合は、状態を特定できないため、視聴モードをモード1(ディフォルト)とする。また、‘C=1’、‘D=1’の場合、つまり両方の側面センサが検知した場合は、状態の遷移過程である可能性が高いため、視聴モードは、前のモードを継続するものとする。
図17は、図11に示す設定画面において「特定番組モード」をオンに設定した場合における再生モードの判定方法を説明するための図である。
なお、開始時は、モード1(通常状態)となっている。
図17において、‘A’は、接触センサ、‘B’は底面センサ、‘C’は側面センサ(右)、‘D’は側面センサ(左)を表しており、その値が‘1’のときはセンサが動作し、状態判定部202によって机などに置かれていると判定された場合で値が‘0’のときは、机などに置かれていると判定できない場合を表している。
‘Y’が‘1’のときは、イヤホンを使用している状態、‘0’のときは、イヤホンが使用されていないと判定されたときを表す。
‘Z’は、ユーザが選択した特定番組若しくは緊急警報放送を受信した場合に‘1’、それ以外は‘0’である。
図17では、モードを4つに分類しており、‘1’はモード1、‘2’はモード2(縦置き時の多人数視聴モード)、‘3’はモード3(右横置き時の多人数視聴モード)、‘4’はモード4(左横置き時の多人数視聴モード)である。
‘Z=0’の場合(表の左半分(左上がり斜線部分))は、Z=0の場合、つまり特定番組を受信していない場合であり、この場合、視聴モードはモード1(ディフォルト)になる。
‘Z=1’の場合(表の右半分)は、特定番組を受信している場合である。このうち、‘Y=1’の場合(右上がり斜線部分)は、イヤホンを使用している場合であり、この場合、視聴モードはモード1(ディフォルト)とする。更に、‘A=1’の場合(斜線交差部分)は、接触センサによってユーザが筐体を把持中であると判定された場合も、視聴モードをモード1(ディフォルト)とする。
‘Z=1’(特定番組受信中)、‘Y=0’(イヤホン未使用中)、‘A=0’(ユーザ未保持)の場合(表の1番右側部分)のうち、‘B=1’の場合(下方斜線交差部分)は、底面センサが机などに置かれていると判定している場合であり、この場合、端末を縦向きの状態で置き、多人数で視聴していると判断し、モード2(多人数視聴(縦置き))とする。残りの‘C=1’の場合、つまり側面センサ(右)により机などに置かれていると判定した場合は、右横置きの状態で多人数で視聴していると判断し、モード3とする。逆に‘D=1’の場合、つまり側面センサ(左)により机などに置かれていると判定した場合は、左横置きの状態で多人数で視聴していると判断しモード4とする。
その他、‘A=0’(接触センサ検知なし)、‘B=0’(底面センサ検知なし)、‘C=0’(側面センサ(右)検知なし)、‘D=0’(側面センサ(左)検知なし)の場合、つまりセンサに非接触状態の場合、状態を特定できないため、視聴モードをモード1(ディフォルト)とする。また、‘C=1’、‘D=1’の場合、つまり両方の側面センサが検知した場合は、状態の遷移過程である可能性が高いため、視聴モードは、前のモードを継続するものとする。
以上、図17までの説明から分かるように、本実施形態に係る携帯端末によれば、端末が様々な状態にあっても、ユーザにとって視聴しやすい再生モードを適切に選択することができる。
次に、本発明の他の実施形態として、センサ部201に加速度センサを用いる携帯端末について説明する。
図18は、本発明の他の実施形態に係る携帯端末の正面と背面の外観の一例を示す図である。
図18に示す携帯端末は、第1ケース部3と第2ケース部7の側面に人間の電気抵抗を感知できる接触センサ801(2001〜2003)を備えており、また、第2ケース部7の内部に加速度センサ1201(2019)を備えている。加速度センサ1201は、移動体が加速している状態や移動中の振動を感知できる。
図19は、本発明の他の実施形態に係るセンサ部201の構成の一例を示す図である。
図19(A)は、ユーザが筐体を把持しているかどうか検知する接触センサの構成例を示す。
図19(A)に示す接触センサは、3つの接触センサ(静電センサ)2001,2002,2003と、2センサ接触検知判定部2004を有する。
接触センサ2001,2002,2003は、筐体の1つ側面に1つずつ、各側面に配置されている。2センサ接触検知判定2004は、2つのセンサが物体の接触を検知した場合に、手などの接触があったことを判定する。
図19(B)は、ユーザが移動体に乗車しているかを検知する乗車センサの構成の一例を示す。
図19(B)に示す乗車センサは、加速度センサ2019と移動車両乗車判定部2020とを有する。加速度センサ2019は、携帯端末の筐体にかかる加速度を検知する。移動車両乗車判定部2020は、閾値によって携帯端末が移動中であるか否かを判定する。
図20は、図19に示すセンサ部201の検出結果と、携帯端末の状態との対応関係の例を示す図である。
図20において、‘CASE6’はユーザが移動中の移動体に乗って、携帯端末を手に持っている状態を示す。この場合、図19(A)の接触センサはオン(接触あり)、図19(B)の乗車センサはオン(乗車中)である。
‘CASE7’はユーザが移動中の移動体に乗って、机などに置かれている状態を示す。この場合、接触センサはオフ、乗車センサはオンである。
‘CASE8’は、ユーザが移動中の移動体に乗っておらず、携帯端末を手に持っている状態を示す。この場合、接触センサはオン、乗車センサはオフである。
‘CASE9’は、ユーザが移動中の移動体に乗っておらず、机などに置かれている状態を想定している。この場合、接触センサはオフ、乗車センサはオフである。
‘CASE10’は、ユーザが移動中の移動体に乗って、その移動体が停車したときに、机などに置かれている状態を示す。この場合、接触センサはオフ、乗車センサはオンである。
ここでは、例えば、移動体に乗っている状態で、ある閾値を超える慣性力が加速度センサ2019により検知された場合、移動体が減速して静止状態に移行すると判定される。例えば電車の場合、減速時に約4km/s/sの程度の加速度がかかる。このような、車両の加速度を考慮して移動車両乗車判定部2020における加速度のしきい値を設定すると、‘CASE6’〜‘CASE10’の再生モードは、以下のように判定できる。
CASE6・・・モード1(通常状態);
CASE7・・・モード1(通常状態);
CASE8・・・モード1(通常状態);
CASE9・・・モード2(縦置き多人数用制御);
CASE10・・・モード1(通常状態);
移動車両乗車判定部2020の判定方法を説明するための図である。
ある一定加速度を閾値として設定し、加速度が正の閾値に二度達した時(t1とt2)に乗車中フラグをオンに設定し、負の閾値に二度達した時(t5とt6)に乗車フラグをオフに設定する。携帯端末が激しく振動しているときや慣性力を感知したときは、移動体に乗っていると判定できる。図19に示す2種類のセンサを組み合わせて、移動体に乗っている場合と移動体に乗っていない場合のそれぞれにおいて、携帯端末が手に把持されているか否か、携帯端末がどのような状態かを判定することができる。
以上、図21までの説明から分かるように、本実施形態に係る携帯端末によれば、センサの検出結果に基づいて、ユーザが移動体に乗車中かそうでないかを判別し、マナーを考慮して、最適な再生モードを判定することが可能である。加速度センサの判定基準に閾値を設けることで、ユーザが移動体に乗っている場合や、移動体が静止している場合にも誤動作を防ぐことができる。なお、上述の底面、側面センサを用いて机上などを正確に判定しても良い。
本発明の上述した2つの実施形態を組み合わせることによって、携帯端末が様々な状況にあっても、最適な再生モードを選択することが可能である。
本発明の上述した実施形態によれば、デジタル放送視聴時に、ユーザが使用する環境を考慮して、再生モードの設定を切り替える手間を省き、ユーザの手を煩わせることなく、離れた状態や多人数で視聴するのに適した再生モードへ自動的に切り替えることが可能となる。
更に、デジタル放送視聴時に特定番組情報をトリガーとして、自動的に離れた状態や多人数で視聴するのに適した設定に切り替えることで、ユーザが興味のある番組や緊急警報放送など重要な番組を見逃すことを防ぐことが可能となる。
更に、加速度センサにより、ユーザが乗車中か判定することで、マナーが必要とされる場所での誤作動をなくし、自動的に離れた状態や多人数で視聴するのに適した設定に切り替えることが可能となる。
なお、本発明は上記の形態のみに限定されるものではなく、種々のバリエーションを含んでいる。
例えば、本発明の携帯端末において受信する放送波は、デジタル放送の放送波に限らず、アナログ放送の放送波でも良い。
また、制御部205は、モード判定部204において判定される最適な再生モードが変化した場合、この変更判定の時点から所定時間が経過するまで、現在設定されている(設定中)の再生モードを持続しても良い。そして、この所定時間が経過する前に操作部110から所定の指示(再生モードを持続する指示)が入力された場合は、所定時間が経過した後も現在設定されている(設定中)の再生モードを持続しても良い。
更に制御部205は、モード判定部204において判定される最適な再生モードを変更判定した場合に、上述した所定時間が経過する時点までの残り時間に関する情報を表示部206において表示しても良い。
これにより、ユーザの意図に反して再生モードが変わろうとしてもそれを禁止して元の再生モードを持続させることが可能になるため、ユーザの利便性を更に高めることができる。
本発明の実施形態に係る携帯端末の構成の一例を示す図である。 センサ部の構成例を示す図である。 表示部の構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る携帯端末の正面と背面の外観の一例を示す図である。 再生モードの設定項目の一例を示す図である。 図2に示すセンサ部の検出結果と、携帯端末の状態との対応関係の例を示す図である。 携帯端末のディスプレイのある筐体を操作部のある筐体に対して立てて机などの上に置いた場合における視野角の設定の一例を示す図である。 携帯端末を横に倒して机などの上に置いた場合における視野角の設定の一例を示す図である。 携帯端末のディスプレイのある筐体を操作部のある筐体に対して立てて机などの上に置いた場合における音声の指向性の設定例を示す図である。 携帯端末を横に倒して机などの上に置いた場合における音声の指向性の設定例を示す図である。 再生モード設定画面の一例を示す図である。 図11に示す画面において「音設定」が選択されたときに遷移する画面の例を示す図である。 図11に示す画面において「画面設定」が選択されたときに遷移する画面の例を示す図である。 図11に示す画面において「振動設定」が選択されたときに遷移する画面の例を示す図である。 特定番組モードの設定画面の一例を示す図である。 図11に示す設定画面において「多人数視聴モード」若しくは「多人数控えめモード」をオンに設定した場合における再生モードの判定方法を説明するための図である。 図17は、図11に示す設定画面において「特定番組モード」をオンに設定した場合における再生モードの判定方法を説明するための図である。 本発明の他の実施形態に係る携帯端末の正面と背面の外観の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るセンサ部の構成例を示す図である。 図19に示すセンサ部の検出結果と、携帯端末の状態との対応関係の例を示す図である。 移動車両乗車判定部の判定方法を説明するための図である。
符号の説明
100…携帯端末、101…アンテナ、102…チューナー部、103…復調部、104…TS分離部、105…音声復号部、106…映像復号部、107…データ復号部、108…送受信部、110…操作部、113…アンテナ、114…イヤホン接続検知部、115…バイブレーション機能部、201…センサ部、202…状態判定部、203…モード設定記憶部、204…モード判定部、205…制御部、206…表示部、207…音声出力部

Claims (9)

  1. 放送波を受信する受信手段と、
    該受信手段が受信した放送波に基づいて映像及び/又は音声を再生する再生手段と、
    携帯端末の状態を検出する検出手段と、
    該検出手段が検出する携帯端末の状態に対応した前記再生手段における映像及び/又は音声の再生モードを複数記憶する記憶手段と、
    前記検出に対応し、前記記憶手段に記憶している再生モードに変更する制御手段と
    を備える携帯端末。
  2. 前記制御手段は、前記検出手段により、筐体が把持されているか又は机などの上に置かれているかの状態を判定し、当該判定結果に対応した前記記憶手段に記憶している再生モードに変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記制御手段は、前記検出手段により、筐体が机などの上に置かれている場合における前記筐体の姿勢状態を判定し、当該判定結果に対応した前記記憶手段に記憶している再生モードに変更する
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記検出手段は、イヤホンが接続されているか否かの状態を検出し、
    前記制御手段は、前記検出手段がイヤホンの接続を検出した結果に対応した前記記憶手段に記憶している再生モードに変更する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の携帯端末。
  5. 前記記憶手段は、放送番組の種類に対応した前記再生手段における映像および/または音声の再生モードを記憶し、
    前記制御手段は、放送番組の種類に対応した前記記憶手段に記憶している再生モードに変更する
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一に記載の携帯端末。
  6. 前記再生手段は、表示画面の視野角を制御可能な表示手段を含み、
    前記制御手段は、前記再生モードとして、前記表示手段の視野角を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一に記載の携帯端末。
  7. 前記再生手段は、出力する音声の指向性を制御可能な音声出力手段を含み、
    前記制御手段は、前記再生モードとして、前記音声出力手段の指向性を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一に記載の携帯端末。
  8. 前記制御手段は、再生モードの変更制御を行う場合、当該変更判定の時点から所定の時間が経過するまで、設定中の再生モードを持続し、当該所定の時間が経過する前に入力手段から所定の指示が入力された場合は、当該所定の時間が経過した後も当該設定中の再生モードを持続する
    ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか一に記載の携帯端末。
  9. 前記制御手段は、再生モードの変更制御を行う前記所定の時間が経過するまでの残り時間に関する情報を表示する
    ことを特徴とする請求項8に記載の携帯端末。
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