JP2006211431A - ストリ−ム受信機能付き電話機およびストリーム受信機能付き電話機におけるストリーム再生方法 - Google Patents

ストリ−ム受信機能付き電話機およびストリーム受信機能付き電話機におけるストリーム再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】着信時や通話中でも、受信したストリームとしての放送コンテンツの内容を認識可能なストリ−ム受信機能付き電話機、およびストリーム受信機能付き電話機におけるストリーム再生方法を提供する。
【解決手段】映像信号、音声信号、データ信号を含むトランスポートストリームを送受信アンテナ20から受信し、当該トランスポートストリームから映像信号、音声信号、データ信号を分離し、デジタル放送を再生する。そして、着信がない場合には、分離された音声信号をスピーカ24から出力し、着信を認識するか、もしくはその着信に対して応答した場合には、音声出力をデジタル放送の音声信号から着信音/相手先音声に切り換えるとともに、分離されたデータ信号に含まれる字幕データを表示部23に表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタル放送としてのストリ−ム受信機能付き電話機およびストリーム受信機能付き電話機におけるストリーム再生方法に関する。
近年、携帯電話装置に代表される移動体端末装置における電子通信技術の進展は著しく、かつ、利便性に起因してそのような移動体端末装置が多機能化しかつ高機能化し、移動体端末装置の利用範囲が拡大している。多機能化及び高機能化の例としては、たとえば、インターネット接続などの通信機能や、電子メールの機能、ゲーム、音楽再生、FM放送の受信などがある。
ところで、衛星放送および地上波放送のデジタル化が進み、高画質化や、視聴者参加型のインタラクティブ(対話型)放送、データ放送などが可能なデジタル放送が現実化しており、これまでの音声と映像による放送に加えて、天気予報、株式情報、各種ニュースなどのデータ放送もデジタル化されて放送されるようになっている。
また、テレビチューナーを内蔵している携帯電話機は、たとえば、特許文献1に示すように知られているが、地上波デジタル放送または衛星デジタル放送では、主に、携帯性の高い小型受信機向けに、1または3、セグメントの伝送帯域を使用した放送が予定されている。
かかる状況から、上述したデジタル放送を受信し、再生し、記録可能な装置を、移動体端末装置に代表される携帯電話装置と一体的に統合して1個の装置として構成することが望ましい。たとえば、下記特許文献1には、かかる放送コンテンツを通信ネットワークを介して受信し、視聴することができる携帯電話機が提案されている。
特開2002−164860号公報
しかしながら、放送コンテンツを視聴可能な従来の携帯電話機では、放送コンテンツを視聴しているときに、他の電話機から着信があった場合や、この着信に応じて通話を行った場合に、ユーザが放送コンテンツの視聴を妨げられるという不都合があった。すなわち、通常電話機は、着信があると着信音を発生させるので、電話機の音出力が放送コンテンツの音声信号から着信音信号に切り替わり、これにより放送コンテンツの音声信号が再生されなくなるので、ユーザは放送コンテンツを楽しむことができない。
この課題を克服するために、たとえば、着信音を発生させずにバイブレー夕の振動などで着信報知させるマナーモードに設定することが考えられるが、ユーザが事前にその都度設定を変更することは非常に煩雑である。
また、ユーザが上記着信報知に応答して通話を始めた場合、電話機の音出力が通話先の音声信号に占有され、その結果、通話中は放送コンテンツの音声信号が再生されないので、ユーザは放送コンテンツを継続して楽しむことができない。
かかる課題に鑑み、本発明の目的は、着信時や通話中でも、受信したストリームとしての放送コンテンツの内容を認識可能なストリ−ム受信機能付き電話機、およびストリーム受信機能付き電話機におけるストリーム再生方法を提供することである。
上記課題を克服するために、本発明の第1の観点は、映像信号、音声信号、データ信号が多重化され、前記映像信号、音声信号、データ信号のいずれかの信号に字幕データが含まれるストリームを受信する受信手段と、当該受信手段で受信したデータストリームに含まれる前記音声信号及び前記字幕データのうち少なくとも一方を再生する再生手段と、着信を検出する着信検出手段と、着信を報知する報知手段と、前記再生手段が前記音声信号を再生中に、前記着信手段が着信を検出すると、前記報知手段により報知を行い、且つ前記再生手段により前記字幕データを再生するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とするストリ−ム受信機能付き電話機である。
上記課題を克服するために、本発明の第2の観点は、映像信号、音声信号、データ信号が多重化され、前記映像信号、音声信号、データ信号のいずれかの信号に字幕データが含まれるストリームを受信する受信手段と、当該受信手段で受信したデータストリームに含まれる前記音声信号及び前記字幕データのうち少なくとも一方を再生する再生手段と、着信を検出する着信検出手段と、着信に対する応答を検出する応答検出手段と、前記再生手段が前記音声信号をデコードして再生中に、前記着信手段が着信を検出し、且つ前記応答検出手段により前記着信に対する応答を検出した場合は、前記再生手段により前記字幕データを再生するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とするストリ−ム受信機能付き電話機である。
好適には、前記応答検出手段を含む、着脱可能な信号処理装置を備える。
好適には、前記制御手段は、前記着信検出手段の着信検出に応じて、前記字幕データを再生するとともに、前記音声信号の再生を停止する。
好適には、前記制御手段は、前記着信の応答による通話の終了に応じて、前記字幕データの再生を停止して、前記音声信号を再生する。
上記課題を克服するために、本発明の第3の観点は、映像信号、音声信号、データ信号が多重化され、前記映像信号、音声信号、データ信号のいずれかの信号に字幕データが含まれるストリームを受信可能なストリーム受信機能付き電話機におけるストリーム再生方法であって、前記ストリームに含まれる音声信号を再生するステップと、前記音声信号の再生中に着信を検出するステップと、前記着信の検出に応じて報知を行うとともに、前記音声信号の再生を停止するステップと、前記ストリームに含まれる字幕データを再生するステップと、を備えることを特徴とするストリーム受信機能付き電話機におけるストリーム再生方法である。
上記課題を克服するために、本発明の第4の観点は、映像信号、音声信号、データ信号が多重化され、前記映像信号、音声信号、データ信号のいずれかの信号に字幕データが含まれるストリームを受信可能なストリーム受信機能付き電話機におけるストリーム再生方法であって、前記ストリームに含まれる音声信号を再生するステップと、前記音声信号の再生中に着信を検出するステップと、前記着信に対する応答を検出するステップと、前記着信に対する応答の検出に応じて、音声信号の再生を停止するステップと、前記ストリームに含まれる字幕データを再生するステップと、を備えることを特徴とするストリーム受信機能付き電話機におけるストリーム再生方法である。
本発明によれば、着信時や通話中でも、放送コンテンツを認識することができ、ユーザは常に放送コンテンツを楽しむことが可能となる。
本発明に係るストリ−ム受信機能付き電話機の一実施形態として、地上波デジタル放送(1セグメント放送)を受信可能な携帯電話機1について述べる。
図1は、本実施形態に係る携帯電話機1の外観形状の一例であり、図2は、本実施形態に係る携帯電話機1のシステム構成の一例を示す図である。
以下、図1および図2に関連付けて、携帯電話機1の主要な構成要素について述べる。
無線部13は、電波を利用した無線通信を行うために、制御部11で処理された音声情報、電子メール等の各種データを変調して送受信アンテナ12により図示しない基地局に送信する。
また、無線部13は、基地局から無線信号により送信され、送受信アンテナ12で受信した電子メールや音声情報等の各種データを復調して制御部11に送出する。
メモリ14は、通話やメール、インターネットブラウザ等のアプリケーションプログラム、メールデータ、名前および電話番号が登録されたアドレス帳の各種データなど、本実施形態の携帯電話機が有する様々なデータを記憶する。制御部11は、たとえば、デジタル放送(1セグメント放送)受信のためのアプリケーション(デジタル放送用アプリケーション)を起動するために、メモリ14が記憶する当該アプリケーションのプログラムがRAM領域にロードされる。
キー操作部15は、複数の操作キーを含んで構成される。
キー操作部15には、図1に示すように、メニュー画面の操作や終了(終話)/電源キー、開始(発呼)キー、着信に対する応答キーなどの機能を有する左操作キー151および右操作キー152と、数字の0〜9および「*」,「#」からなる数字キー153と、が含まれる。
受信アンテナ20、チューナ16、復調部17、およびTS分離部18は、本発明の再生手段を構成し、携帯電話機1におけるデジタル放送の受信/映像信号/音声信号等の出力を行う。
受信アンテナ20は、デジタル放送波を常時、連続的に受信し、チューナ16は、キー操作部15に対する操作に応じて制御部11から指令されたチャンネルを選局し、選局したチャンネルの放送内容、すなわち、トランスポートストリーム(TS)を復調部17に出力する。
復調部17は、選局されたチャンネルのトランスポートストリーム(TS)を復調する。
なお、復調されたトランスポートストリーム(TS)にスクランブルがかかっている場合には、図示しないデスクランブラにてスクランブルの解除を行なう。すなわち、デスクランブラは、特定のデジタル放送受信装置のみが再生できることを許可する(限定受信方式の暗号化された放送を解読する)処理を行う。そして、トランスポートストリーム(TS)がスクランブル処理されている場合、制御部11の指示のもとで動作し、スクランブル処理方式に則したデスクランブル処理を行う。
トランスポートストリーム(TS)は、例示的なTSを図3に図解したように、音声信号と、映像信号と、データ信号と、番組情報とがパケット単位で多重化されている。たとえば、音声信号と映像信号とはMPEG方式で圧縮符号化されている。
データ信号には、字幕データなどが含まれている。この字幕データは、音声信号と同期したデータであり、デジタル放送番組中に話者が話す台詞(音声信号)を示す。字幕データの他に、デジタル放送番組に関連した補助的情報(たとえば、野球中継におけるスコアデータや音楽情報番組における局名・歌手名データなど)が任意に含まれているが、音声信号と同期してデジタル放送番組中の台詞を示すものではない点で字幕データと区別される。
上記トランスポートストリーム(TS)信号は、TS分離部18にて、パケット毎に、映像信号、音声信号(音響/音声)、データ信号、番組情報に分離される。
分離された映像信号は、画像処理部19にて、たとえば、MPEG方式で復号されて映像として表示部23に表示される。
分離された音声信号は、音声処理部22にて、たとえば、MPEG方式で復号され、音声および/または音響としてスピーカ24から出力される。
分離されたデータ信号は、データ処理部21でその内容を解析し、データ信号の内容が放送サービスに関係しているものである場合には、表示部23などにおいて表示・再生可能なように復号し、表示又は再生を行なう。たとえば、データ信号には字幕データが含まれ、この字幕データは、データ処理部21において、表示部23に表示可能なテキストデータとしての字幕データに復号される。
画像処理部19は、分離されたMPEG方式の映像信号を復号し、映像信号を出力するとともに、表示部23を駆動して表示部23のLCDに映像を表示させる。なお、画像処理部19は、デジタル放送の映像だけではなく、通話機能に応じたいわゆる待受画面や電話番号などを表示部23に表示させることは言うまでもない。
音声処理部22は、マイクロフォン(適宜マイクと略記する)25より集音したユーザの音声に対して、フィルタリング処理や符号化処理などの所定の処理を行って音声信号を生成する。生成された音声データは、たとえば、無線部13および送受信アンテナ12を介して図示しない基地局へ通話のために送出される。
また、音声処理部22は、送受信アンテナ12および無線部13を介して受信した音声データや、TS分離部18により分離された音声信号を増幅して、スピーカ24に音声を出力させる。
本発明の制御手段としての制御部11は、マイクロコンピュータを主体として構成され、携帯電話機1の全体の制御を行う。たとえば、制御部11は、無線部13における各種情報の無線による送受信の制御、音声処理部22に対する音声情報の処理、表示部23への情報の表示制御、キー操作部15からの入力情報に応じた処理、メモリ14に対するアクセス制御等を行う。
制御部11は、無線部13を通して着信を検出するとともに、着信があったことをユーザに報知するために音声処理部22を制御して、所定の着信音を出力させるか、もしくは図示しないバイブレータを動作させる。そして、たとえば左操作キー151の押下等をキー操作部15により認識することで、着信に対する応答を検出すると、通話を確立する。
なお、制御部11は、本発明の着信検出手段、応答検出手段の一実施形態である。制御部11および音声処理部22は、本発明の報知手段を構成する。
制御部11は、データ処理部21および音声処理部22を制御し、表示部23に映像を表示中に、その映像に対応する音声信号をスピーカ24から出力させるか、もしくはその映像に対応する字幕データを表示部23に出力させる。
制御部11は、音声処理部22を制御し、無線部13を通して取得する通話の相手先音声、もしくはデジタル放送の音声のいずれかを選択してスピーカ24から出力させる。
図2に示すマイク付ヘッドホン30は、音声処理部22に接続された外部端子(図2のEX端子)介して、携帯電話機1と着脱可能に構成される。マイク付ヘッドホン30は、イヤホンとマイクロフォンと着信に対して応答するキー(応答キー)とを備え、携帯電話機1本体に接続されると、ハンズフリー通話が可能になる。
制御部11は、マイク付ヘッドホン30の外部端子への接続の検出、または、ユーザの操作による設定に応じて、ハンズフリー設定がされると、マイク付ヘッドホン30を入出力先として、着信に対する応答および通話を処理する。すなわち、制御部11は、マイク付ヘッドホン30が外部端子に接続されている場合には、着信時に着信音をイヤホンから出力させる。また、制御部11は、着信に対してユーザが応答キーを押下したこと(すなわち、着信に対する応答)を検出すると、通話を確立し、通話相手先の音声をイヤホンから出力させるとともに、マイク付ヘッドホン30のマイクロフォンから音声を入力する。
以上、携帯電話機1の構成について述べた。
次に、ユーザがデジタル放送を視聴中における、実施形態に係る携帯電話機1の動作について、図4〜7に関連付けて述べる。
図4は、音声によりデジタル放送を再生中に着信があった場合の処理を示すフローチャートである。
図4に示す処理は、先ず、ユーザがデジタル放送を音声により再生中であることが前提となる(ステップST1)。すなわち、表示部23がデジタル放送の映像を表示するとともに、その映像に対応した音声がスピーカ24から出力されるように、制御部11が制御している場合である。
そして、無線部13を通して着信があったことを認識すると(ステップST2)、制御部11は、報知処理を行う(ステップST3)。報知処理は、制御部11が音声処理部22を制御して着信音を出力するか、もしくはバイブレータを動作させて行う。
なお、ステップST3の報知処理では、制御部11は、表示画面上に着信した旨を示すテキストまたは画像を表示するようにしてもよく、かかる場合には、デジタル放送の映像表示の向きにあわせて表示を行う。たとえば、デジタル放送の映像のアスペクト比に応じて、ユーザが携帯電話機1を横向き(長手方向)にして視聴している場合には、それと同じ向きに、着信報知に係るテキスト等を表示する。これにより、ユーザは、着信があったことを適切に認識することができる。
次に、制御部11は、音声出力の切り替えを行う(ステップST4)。
すなわち、この時点では、デジタル放送の音声出力によって、ユーザが着信音を明瞭に認識することができない場合があるため、音声出力をデジタル放送の音声から、着信音、または着信に対する応答を検出した場合には通話相手先の音声に切り替える。
この時、デジタル放送の音声信号のデコード処理を中止する。これにより、CPUの負荷が軽減されるとともに、携帯電話機1全体の消費電力が低減する。
ステップST4の処理において、デジタル放送の音声が出力されなくなるため、ステップST5では、ユーザがデジタル放送を継続して認識することができるように、字幕データの表示を行う。すなわち、制御部11は、データ処理部21を制御して、TS分離部18により分離された字幕データ(テキストデータ)を表示部23に表示させる。
さらに、制御部11は、音声出力の切り換え状態を示す出力切換フラグ(1:着信音または相手先音声信号の出力、0:デジタル放送の音声信号出力)を「1」に設定する。
図4に示した処理を行うことで、ユーザが音声を含む放送コンテンツを再生中に着信があった場合でも、その着信の報知に伴って音声に対応した字幕データが再生されるため、ユーザは、着信音によってデジタル放送番組の音声(音声信号)を聞くことができなくなっても、当該音声に対応した台詞(字幕データ)が表示されるため、デジタル放送番組の内容を理解することでき、放送コンテンツを継続して楽しむことができる。
なお、携帯電話機1がハンズフリー設定になっている場合には、着信に応じて通話を行った場合であっても、ユーザは、表示画面を見ることができ、引き続きデジタル放送を楽しむことができる。したがって、制御部11は、着信に応じてハンズフリー設定であるか否かをチェックし、ハンズフリー設定の場合に限り、上記したステップST4およびST5の処理を行うようにしてもよい。
また、ステップST3の報知処理において、着信音の鳴動をさせずバイブレータを動作させて行う場合(その他、LEDの発光等により報知する場合)には、ステップST4およびST5を実行せず、引き続きデジタル放送の音声信号を出力しても、着信音と干渉することがないので問題がない。したがって、ステップST3の報知処理において、着信音を出力する設定がなされている場合に限り、上記したステップST4およびST5の処理を行うようにしてもよい。
図4のステップST5の処理が行われた後に、ユーザが右操作キー152を押下する操作(通話拒否の操作)を行った場合、または、ユーザが着信に対して応答しないことによって着信が終了した場合には、制御部11は、字幕データの表示を停止するとともに、再度デジタル放送の音声信号を再生する。これにより、ユーザは、再びデジタル放送を音声によって楽しむことができる。
また、ステップST3の報知処理とともに、「字幕データを表示しますか?」というテキストのメッセージと、「はい/いいえ」のいずれかの選択を促すテキストを表示画面に表示し、ユーザが「はい」を選択した場合に限り、ステップST4以降の処理を行うようにしてもよい。これにより、ユーザは、通話中にデジタル放送を見続けるか否かについて予め選択することが可能となる。
図5は、表示部23の表示態様の一例を示す図であり、(a)および(c)は字幕が表示されない場合、(b)は字幕が表示される場合、をそれぞれ示す。
図5(a)に示すように、字幕が表示されない場合には、表示部23の表示画面のうち上部の表示領域231には、デジタル放送の映像が表示され、下部の表示領域232には、何も表示されない。また、図5(c)に示すように、デジタル放送の映像とともに、データ信号に含まれる字幕データ以外のデータを表示している場合には、下部の表示領域232に当該データが表示される。図5(c)の例では、天気予報番組におけるデータとして各地の天気概略が表示されている。
これら図5(a)および(c)の場合、デジタル放送の音声(音声信号)が出力されている。
図5(b)に示すように、字幕が表示される場合には、上部の表示領域231には、デジタル放送の映像が表示され、下部の表示領域232には、字幕データが表示される。すなわち、ステップST1では図5(a)および(c)に示す表示が表示部23になされ、ステップST5で図5(b)に示す表示に変わる。
図6は、図4で発生した着信に対して応答した場合の処理について示すフローチャートである。
図6のステップST10において出力切換フラグが「1」である場合、すなわち、デジタル放送を再生中であって、かつ、着信音または通話相手先の音声を出力している場合に、ステップST11以降の処理を行う。
そして、右操作キー152の押下または通信の切断確認等により、通話の終了(終話)を認識すると(ステップST11)、制御部11は、出力切換フラグを「0」に設定する(ステップST12)とともに、音声信号出力の切り替えを行う(ステップST13)。
すなわち、この時点では相手先との通話が終了しているため、音声出力を通話相手先の音声からデジタル放送の音声信号に切り換えることで、再びユーザがデジタル放送を映像と音声で楽しむことができるようにする。
音声出力をデジタル放送の音声信号に切り換えた後は、もはや字幕データを表示する必要がないのでこれを非表示とする(ステップST14)。すなわち、制御部11は、データ処理部21を制御して、字幕データを表示部23に出力しないようにする。
次に、図4に示した携帯電話機1の動作の変更例について、図7に関連付けて述べる。
図4に示したフローチャートでは、着信があったことを検出したことに応じて、音出力の切り換えを行ったが、その着信に対する応答を検出した後に、音出力の切り換えを行っても良い。
図7に、図4の処理に対して、音出力の切り換えのタイミングを変更したフローチャートを示す。
図7に示すフローチャートは、図4と比較して、ステップST3とステップST4との間に、応答キーとしての左操作キー151の押下の有無を判断するためのステップST3aを有している点で相違する。すなわち、図6では、音声を含むデジタル放送を再生中に着信があった場合、すぐに音出力の切り換えを行わず、応答キーの押下(ステップST3a)によってその着信に対する応答を検出した後に、音出力の切り換えおよび字幕表示を行う。
これによって、ユーザは、デジタル放送の視聴を妨害されたくない場合には、着信に対して応答しないことで、引き続き音声を含むデジタル放送を楽しむことができる。また、着信に対して応答する場合には、図4の処理と同様に、音出力の切り換えが行われることで、通話をしながら、表示される字幕によってデジタル放送を楽しむことができる。
なお、終話した場合には、制御部11は、字幕データの表示を停止するとともに、再度デジタル放送の音声信号を出力する。これにより、ユーザは、着信応答前と同様にデジタル放送を音声によって楽しむことができる。
また、ステップST3aで応答キーを押下した後、「字幕データを表示しますか?」というテキストのメッセージと、「はい/いいえ」のいずれかを選択を促すテキストを表示画面に表示し、ユーザが「はい」を選択した場合に限り、ステップST4以降の処理を行うようにしてもよい。これにより、ユーザは、通話中にデジタル放送を見続けるか否かについて予め選択することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係る携帯電話機1によれば、映像信号、音声信号、データ信号を含むトランスポートストリーム(放送コンテンツ)を受信し、当該トランスポートストリームから映像信号、音声信号、データ信号を分離し、デジタル放送を再生する。そして、着信がない場合には、分離された音声信号をスピーカから出力し、着信を検出するか、もしくはその着信に対する応答を検出した場合には、音出力をデジタル放送の音声信号から着信音/相手先音声に切り換えるとともに、分離されたデータ信号に含まれる字幕データを表示するので、着信後においても、放送コンテンツの内容を表示画面に表示される字幕データによって理解することができる。したがって、ユーザは、着信/通話の有無に関わらず、放送コンテンツを継続して楽しむことができる。
なお、上述した実施形態は、本発明の一例に過ぎず、当業者であれば本発明の要旨を変更しない範囲で適宜改変し得るものである。
実施形態に係る電話機の外観形状の一例を示す図である。 実施形態に係る電話機のシステム構成の一例を示す図である トランスポートストリーム(TS)のデータ構成を例示する図である。 デジタル放送視聴中に着信した場合の処理を示すフローチャートである。 表示部の表示態様の一例を示す図である。 着信に対して応答した場合の処理について示すフローチャートである。 着信応答後に音出力の切り換えを行う場合のフローチャートを示す。
符号の説明
1…携帯電話機
11…制御部
12,20…送受信アンテナ
13…無線部
14…メモリ
15…キー操作部
16…チューナ
17…復調部
18…TS分離部
19…画像処理部
21…データ処理部
22…音声処理部
23…表示部
24…スピーカ
25…マイクロフォン
30…マイク付ヘッドホン

Claims (8)

  1. 映像信号、音声信号、データ信号が多重化され、前記映像信号、音声信号、データ信号のいずれかの信号に字幕データが含まれるストリームを受信する受信手段と、
    当該受信手段で受信したデータストリームに含まれる前記音声信号及び前記字幕データのうち少なくとも一方を再生する再生手段と、
    着信を検出する着信検出手段と、
    着信を報知する報知手段と、
    前記再生手段が前記音声信号を再生中に、前記着信手段が着信を検出すると、前記報知手段により報知を行い、且つ前記再生手段により前記字幕データを再生するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とするストリ−ム受信機能付き電話機。
  2. 映像信号、音声信号、データ信号が多重化され、前記映像信号、音声信号、データ信号のいずれかの信号に字幕データが含まれるストリームを受信する受信手段と、
    当該受信手段で受信したデータストリームに含まれる前記音声信号及び前記字幕データのうち少なくとも一方を再生する再生手段と、
    着信を検出する着信検出手段と、
    着信に対する応答を検出する応答検出手段と、
    前記再生手段が前記音声信号をデコードして再生中に、前記着信手段が着信を検出し、且つ前記応答検出手段により前記着信に対する応答を検出した場合は、前記再生手段により前記字幕データを再生するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とするストリ−ム受信機能付き電話機。
  3. 前記応答検出手段を含む、着脱可能な信号処理装置を備える
    ことを特徴とする請求項2記載のストリ−ム受信機能付き電話機。
  4. 前記制御手段は、前記字幕データを再生する際、前記音声信号の再生を停止する
    ことを特徴とする請求項1記載のストリ−ム受信機能付き電話機。
  5. 前記制御手段は、前記着信検出手段の着信検出に応じて、前記字幕データを再生するとともに、前記音声信号の再生を停止する
    ことを特徴とする請求項2に記載のストリ−ム受信機能付き電話機。
  6. 前記制御手段は、前記着信の応答による通話の終了に応じて、前記字幕データの再生を停止して、前記音声信号を再生する
    ことを特徴とする請求項5に記載のストリ−ム受信機能付き電話機。
  7. 映像信号、音声信号、データ信号が多重化され、前記映像信号、音声信号、データ信号のいずれかの信号に字幕データが含まれるストリームを受信可能なストリーム受信機能付き電話機におけるストリーム再生方法であって、
    前記ストリームに含まれる音声信号を再生するステップと、
    前記音声信号の再生中に着信を検出するステップと、
    前記着信の検出に応じて報知を行うとともに、前記音声信号の再生を停止するステップと、
    前記ストリームに含まれる字幕データを再生するステップと、
    を備えることを特徴とするストリーム受信機能付き電話機におけるストリーム再生方法。
  8. 映像信号、音声信号、データ信号が多重化され、前記映像信号、音声信号、データ信号のいずれかの信号に字幕データが含まれるストリームを受信可能なストリーム受信機能付き電話機におけるストリーム再生方法であって、
    前記ストリームに含まれる音声信号を再生するステップと、
    前記音声信号の再生中に着信を検出するステップと、
    前記着信に対する応答を検出するステップと、
    前記着信に対する応答の検出に応じて、音声信号の再生を停止するステップと、
    前記ストリームに含まれる字幕データを再生するステップと、
    を備えることを特徴とするストリーム受信機能付き電話機におけるストリーム再生方法。


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