JP4914620B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4914620B2
JP4914620B2 JP2006052501A JP2006052501A JP4914620B2 JP 4914620 B2 JP4914620 B2 JP 4914620B2 JP 2006052501 A JP2006052501 A JP 2006052501A JP 2006052501 A JP2006052501 A JP 2006052501A JP 4914620 B2 JP4914620 B2 JP 4914620B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nip
drive
image carrier
rotation
stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006052501A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007232894A (ja
Inventor
譲 江原
誠一 繁田
雄二 松田
康二 天内
康久 荏原
和彦 小林
俊之 内田
憲昭 船本
恵介 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2006052501A priority Critical patent/JP4914620B2/ja
Priority to DE602007000827T priority patent/DE602007000827D1/de
Priority to US11/711,713 priority patent/US7603061B2/en
Priority to EP07103249A priority patent/EP1826623B1/en
Publication of JP2007232894A publication Critical patent/JP2007232894A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4914620B2 publication Critical patent/JP4914620B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5008Driving control for rotary photosensitive medium, e.g. speed control, stop position control
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

本発明は、感光ドラムなどの円柱状の像担持体を円周方向に回転せしめながら、その表面に可視像を形成する複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関するものである。
従来、この種の画像形成装置において、像担持体に転写ベルトや帯電ローラなどといった当接体を当接させてニップを形成するものがある。かかる構成においては、像担持体の回転駆動を停止させる際に生ずる像担持体と当接体との表面移動速度差により、像担持体を擦って徐々に劣化させてしまう。前述の表面移動速度差は、像担持体の回転が停止する直前で最も大きくなるのが一般的である。このため、像担持体の回転を常に同じ回転位置で停止させるようにすると、円柱状の像担持体の周面における一定箇所を像担持体の駆動停止毎に擦って劣化を早めてしまう。
一方、特許文献1には、複数の張架ローラによって張架されながら無端移動せしめられる感光ベルトの周面におけるニップ停止領域を、ベルト駆動停止毎にずらしていく制御を行う画像形成装置が記載されている。かかる構成によれば、感光ベルトの一定箇所をベルト駆動停止毎にニップで擦ってしまうことによる感光ベルトの劣化の早まりを回避することができる。
特開平3−260664号公報
この感光ベルトのニップ停止領域をベルト駆動停止毎にずらしていくものであるが、本発明者らは、円柱状の感光体(感光ドラム)におけるニップ停止領域を同様にしてずらしていく画像形成装置を開発中である。この画像形成装置では、円柱状の感光体の回転停止位置を駆動停止毎に所定のずらし回転角度ずつずらすことで、感光体のニップ停止領域を駆動停止毎にずらすようになっている。
ところが、この画像形成装置には、改良の余地が残されていた。具体的には、この画像形成装置において、上述のずらし回転角度をニップ角(感光体の回転中心に対してニップ一端と他端がなす角)よりも小さく設定したとする。すると、ある時点でニップ停止領域となっている感光体箇所の回転方向後端側を、次回の感光体の駆動停止時に再びニップ内に停止させて連続して擦ってしまうことになる。
また、上述のずらし回転角度を例えば10[°]に設定すると、駆動停止毎に、そのときのニップ停止領域と、36回前の駆動停止時におけるニップ停止領域とを完全に一致させることになるが(360°÷10°=36)、このような場合にも感光体の劣化を早めてしまう。これは、次に説明する理由からである。即ち、圧が全域に渡って均一でないニップ内では、感光体のニップ停止領域の中でも、ニップ内の最大圧地点の付近で停止した最大圧地点停止領域が特に強く擦られる。ずらし回転角度を10[°]に設定すると、今回の駆動停止時と36回前の駆動停止時とでニップ停止領域を完全に一致させることに加えて、そのニップ停止領域内における最大圧地点停止領域までも完全に一致させてしまう。そして、感光体周面における特定箇所だけをニップ内の最大圧地点に繰り返し停止させて、その特定箇所だけを繰り返し強く擦ってしまうのである。
なお、像担持体として、感光ドラムのような円柱状のものでなく、感光ベルトのような無端ベルト状のものを用いる場合にも、同様の問題が生じ得る。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、次のような画像形成装置を提供することである。即ち、像担持体の周方向の特定箇所を複数回の駆動停止の間に連続して擦ったり、特定箇所だけをニップ内の最大圧地点に停止させて繰り返し強く擦ったりすることによる像担持体の劣化の早まりを回避することができる画像形成装置である。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、回転軸を中心にした回転によって無端移動する表面に可視像を担持する円柱状の像担持体と、該回転軸を中心にして該像担持体を回転させるための駆動力を発揮する駆動源と、該像担持体の表面に可視像を形成する可視像形成手段と、該像担持体の表面に当接して帯電ニップを形成を形成しながら、自らの表面と無端移動している該像担持体の表面との間の放電によって該像担持体を一様帯電せしめる帯電部材と、回転している該像担持体をその回転開始直前の姿勢から所定のずらし回転角度θ [°]だけずらした姿勢で停止させるタイミングで該駆動源の駆動停止する駆動停止制御により、駆動停止毎に該像担持体の停止姿勢を回転角度θ [°]ずつずらしていく駆動停止制御手段とを備える画像形成装置において、上記回転角度θ [°]について、上記像担持体の回転中心から上記帯電ニップの像担持体回転方向における一端に向けて延びる仮想線と、該回転中心から該帯電ニップの他端に向けて延びる仮想線とのなす角であるニップ角θ [°]よりも大きい値であるという条件Aと、360の約数でない整数であるという条件Bと、上記ニップ角θ [°]との差が最も小さい整数よりも大きな整数であるという条件Dと、180との差が最も小さいという条件Eとを具備する値に設定したことを特徴とするものである
これらの発明においては、ずらし量をニップ幅よりも大きくすることで、像担持体のニップ停止領域の回転方向後端側を連続する複数回の駆動停止の間に続けて擦ってしまうことがなくなる。また、ずらし量を像担持体の周長の約数でない整数に設定したことで、感光体の特定箇所だけをニップ内の最大圧地点に繰り返し停止させてしまうこともなくなる。例えば、像担持体の周長が200[mm]である場合に、ずらし量を200[mm]の約数でない11[mm]に設定した場合、駆動停止毎に、そのときの像担持体のニップ停止領域における一部と、19回前の駆動停止時におけるニップ停止領域の一部とを一致させる(11mm×19=209mm)。但し、像担持体の回転姿勢を19回前のときよりも9[mm]ずらしているため(209−200=9)、そのときの最大圧停止領域と、19回前の最大圧停止領域とを完全に一致させることはない。11[mm]に限らず、周長の約数でない整数であれば同様である。このため、像担持体の特定箇所だけをニップ内の最大圧地点に停止させて繰り返し強く擦ってしまうことがなくなる。以上の結果、像担持体の周方向の特定箇所を複数回の駆動停止の間に連続して擦ったり、特定箇所だけをニップ内の最大圧地点に停止させて繰り返し強く擦ったりすることによる像担持体の劣化の早まりを回避することができる。
なお、請求項2の発明のように、像担持体として円柱状のものを用いる場合には、ずらし回転角度θ[°]をニップ角θ[°]よりも大きくすることで、ずらし量をニップ幅よりも大きくすることが可能である。また、ずらし回転角度θ[°]を360の約数でない整数にすることで、ずらし量を像担持体の周長の約数でない整数にすることが可能である。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)の一実施形態について説明する前に、本発明を理解する上で参考になる参考形態に係るプリンタについて説明する
まず、参考形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。図1は、参考形態に係るプリンタを示す概略構成図である。同図のプリンタは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、C、M、Kと記す)用の4つのプロセスユニット1Y,C,M,Kを備えている。これらは、後述する潜像を現像するための現像剤として、互いに異なる色のY,C,M,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっている。Yトナー像を生成するためのプロセスユニット1Yを例にすると、これは図2に示すように、感光体ユニット2Yと現像ユニット7Yとを有している。これら感光体ユニット2Y及び現像ユニット7Yは、図3に示すようにプロセスユニット1Yとして一体的にプリンタ本体に対して着脱される。そして、プリンタ本体から取り外した状態では、図4に示すように現像ユニット7Yを図示しない感光体ユニットに対して着脱することができる。
先に示した図2において、感光体ユニット2Yは、潜像担持体であり且つ像担持体であるドラム状(円柱状)の感光体3Y、ドラムクリーニング装置4Y、図示しない除電装置、帯電装置5Yなどを有している。
帯電装置5Yは、図示しない駆動手段によって図中時計回り方向に回転駆動せしめられる感光体3Yの表面を一様帯電せしめる。同図においては、図示しない電源によって帯電バイアスが印加されながら、図中反時計回りに回転駆動される帯電ローラ6Yを感光体3Yに当接又は近接させることで、感光体3Yを一様帯電せしめる方式の帯電装置5Yを示した。帯電ローラ6Yの代わりに、帯電ブラシを当接させるものを用いてもよい。また、スコロトロンチャージャーのように、チャージャー方式によって感光体3Yを一様帯電せしめるものを用いてもよい。帯電装置5Yによって一様帯電せしめられた感光体3Yの表面は、後述する光書込ユニットから発せられるレーザ光によって露光走査されてY用の静電潜像を担持する。
現像手段たる現像ユニット7Yは、第1搬送スクリュウ8Yが配設された第1剤収容部9Yを有している。また、透磁率センサからなるトナー濃度センサ(以下、トナー濃度センサという)10Y、第2搬送スクリュウ11Y、現像ロール12Y、ドクターブレード13Yなどが配設された第2剤収容部14Yも有している。これら2つの剤収容部内には、磁性キャリアとマイナス帯電性のYトナーとからなる図示しないY現像剤が内包されている。第1搬送スクリュウ8Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられることで、第1剤収容部9Y内のY現像剤を図紙面に直交する方向における手前側から奥側へと搬送する。そして、第1剤収容部9Yと第2剤収容部14Yとの間の仕切壁に設けられた図示しない連通口を経て、第2剤収容部14Y内に進入する。
第2剤収容部14Y内の第2搬送スクリュウ11Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられることで、Y現像剤を図中奥側から手前側へと搬送する。搬送途中のY現像剤は、第1剤収容部14Yの底部に固定されたトナー濃度センサ10Yによってそのトナー濃度が検知される。このようにしてY現像剤を搬送する第2搬送スクリュウ11Yの図中上方には、現像ロール11Yが第2搬送スクリュウ11Yと平行な姿勢で配設されている。この現像ロール11Yは、図中反時計回り方向に回転駆動せしめられる非磁性パイプからなる現像スリーブ15Y内にマグネットローラ16Yを内包している。第2搬送スクリュウ11Yによって搬送されるY現像剤の一部は、マグネットローラ16Yの発する磁力によって現像スリーブ15Y表面に汲み上げられる。そして、現像部材たる現像スリーブ15Yと所定の間隙を保持するように配設されたドクターブレード13Yによってその層厚が規制された後、感光体3Yと対向する現像領域まで搬送され、感光体3Y上のY用の静電潜像にYトナーを付着させる。この付着により、感光体3Y上にYトナー像が形成される。現像によってYトナーを消費したY現像剤は、現像ロール12Yの現像スリーブ15Yの回転に伴って第2搬送スクリュウ11Y上に戻される。そして、図中手前端まで搬送されると、図示しない連通口を経て第1剤収容部9Y内に戻る。
トナー濃度センサ10YによるY現像剤の透磁率の検知結果は、電圧信号として図示しない制御部に送られる。Y現像剤の透磁率は、Y現像剤のYトナー濃度と相関を示すため、トナー濃度センサ10YはYトナー濃度に応じた値の電圧を出力することになる。上記制御部はRAMを備えており、この中にトナー濃度センサ10Yからの出力電圧の目標値であるY用Vtrefや、他の現像ユニットに搭載されたC,M,K用のトナー濃度センサからの出力電圧の目標値であるC用Vtref、M用Vtref、K用Vtrefのデータを格納している。Y用の現像ユニット7Yについては、トナー濃度センサ10Yからの出力電圧の値とY用Vtrefを比較し、図示しないY用のトナー供給装置を比較結果に応じた時間だけ駆動させる。この駆動により、現像に伴うYトナーほ消費によってYトナー濃度を低下させたY現像剤に対し、第1剤収容部9Yで適量のYトナーが供給される。このため、第2剤収容部14Y内のY現像剤のYトナー濃度が所定の範囲内に維持される。他色用のプロセスユニット(1C,M,K)内における現像剤についても、同様のトナー供給制御が実施される。
感光体3Y上に形成されたYトナー像は、後述する中間転写ベルトに1次転写される。感光体ユニット2Yのドラムクリーニング装置4Yは、1次転写工程を経た後の感光体3Y表面に残留したトナーを除去する。これによってクリーニング処理が施された感光体3Y表面は、図示しない除電装置によって除電される。この除電により、感光体3Yの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。先に示した図1において、他色用のプロセスユニット1C,M,Kにおいても、同様にして感光体3C,M,K上にC,M,Kトナー像が形成されて、中間転写ベルト上に1次転写される。
プロセスユニット1Y,C,M,Kの図中下方には、光書込ユニット20が配設されている。潜像形成手段たる光書込ユニット20は、画像情報に基づいて発したレーザ光Lを、各プロセスユニット1Y,C,M,Kの感光体3Y,C,M,Kに照射する。これにより、感光体3Y,C,M,K上にY,C,M,K用の静電潜像が形成される。なお、光書込ユニット20は、光源から発したレーザ光Lを、モータによって回転駆動されるポリゴンミラー21によって偏向せしめながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体3Y,C,M,Kに照射するものである。かかる構成のものに代えて、LDEアレイによる光走査を行うものを採用することもできる。
光書込ユニット20の下方には、第1給紙カセット31、第2給紙カセット32が鉛直方向に重なるように配設されている。これら給紙カセット内には、それぞれ、記録部材たる記録紙Pが複数枚重ねられた記録紙束の状態で収容されており、一番上の記録紙Pには、第1給紙ローラ31a、第2給紙ローラ32aがそれぞれ当接している。第1給紙ローラ31aが図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転駆動せしめられると、第1給紙カセット31内の一番上の記録紙Pが、カセットの図中右側方において鉛直方向に延在するように配設された給紙路33に向けて排出される。また、第2給紙ローラ32aが図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転駆動せしめられると、第2給紙カセット32内の一番上の記録紙Pが、給紙路33に向けて排出される。給紙路33内には、複数の搬送ローラ対34が配設されており、給紙路33に送り込まれた記録紙Pは、これら搬送ローラ対34のローラ間に挟み込まれながら、給紙路33内を図中下側から上側に向けて搬送される。
給紙路33の末端には、レジストローラ対35が配設されている。レジストローラ対35は、記録紙Pを搬送ローラ対34から送られてくる記録紙Pをローラ間に挟み込むとすぐに、両ローラの回転を一旦停止させる。そして、記録紙Pを適切なタイミングで後述の2次転写ニップに向けて送り出す。
各プロセスユニット1Y,C,M,Kの図中上方には、当接体たる中間転写ベルト41を張架しながら図中反時計回りに無端移動せしめる転写ユニット40が配設されている。転写手段たる転写ユニット40は、中間転写ベルト41の他、ベルトクリーニングユニット42、第1ブラケット43、第2ブラケット44などを備えている。また、4つの1次転写ローラ45Y,C,M,K、2次転写バックアップローラ46、駆動ローラ47、補助ローラ48、テンションローラ49なども備えている。
中間転写ベルト41は、これら8つのローラに張架されながら、駆動ローラ47の回転駆動によって図中反時計回りに無端移動せしめられる。4つの1次転写ローラ45Y,C,M,Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト41を感光体3Y,C,M,Kとの間に挟み込んでそれぞれ1次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト41の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する。中間転写ベルト41は、その無端移動に伴ってY,C,M,K用の1次転写ニップを順次通過していく過程で、そのおもて面に感光体3Y,C,M,K上のY,C,M,Kトナー像が重ね合わせて1次転写される。これにより、中間転写ベルト41上に4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
2次転写バックアップローラ46は、中間転写ベルト41のループ外側に配設された2次転写ローラ50との間に中間転写ベルト41を挟み込んで2次転写ニップを形成している。先に説明したレジストローラ対35は、ローラ間に挟み込んだ記録紙Pを、中間転写ベルト41上の4色トナー像に同期させ得るタイミングで、2次転写ニップに向けて送り出す。中間転写ベルト41上の4色トナー像は、2次転写バイアスが印加される2次転写ローラ50と2次転写バックアップローラ46との間に形成される2次転写電界や、ニップ圧の影響により、2次転写ニップ内で記録紙Pに一括2次転写される。そして、記録紙Pの白色と相まって、フルカラートナー像となる。
2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト41には、記録紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、ベルトクリーニングユニット42によってクリーニングされる。なお、ベルトクリーニングユニット42は、クリーニングブレード42aを中間転写ベルト41のおもて面に当接させており、これによってベルト上の転写残トナーを掻き取って除去するものである。
なお、転写ユニット40の第1ブラケット43は、図示しないソレノイドの駆動のオンオフに伴って、補助ローラ48の回転軸線を中心にして所定の回転角度で揺動するようになっている。本プリンタは、モノクロ画像を形成する場合には、前述のソレノイドの駆動によって第1ブラケット43を図中反時計回りに少しだけ回転させる。この回転により、補助ローラ48の回転軸線を中心にしてY,C,M用の1次転写ローラ45Y,C,Mを図中反時計回りに公転させることで、中間転写ベルト41をY,C,M用の感光体3Y,C,Mから離間させる。そして、4つのプロセスユニット1Y,C,M,Kのうち、K用のプロセスユニット1Kだけを駆動して、モノクロ画像を形成する。これにより、モノクロ画像形成時にY,C,M用のプロセスユニットを無駄に駆動させることによるそれらプロセスユニットの消耗を回避することができる。
2次転写ニップの図中上方には、定着ユニット60が配設されている。この定着ユニット60は、ハロゲンランプ等の発熱源を内包する加圧加熱ローラ61と、定着ベルトユニット62とを備えている。定着ベルトユニット62は、定着部材たる定着ベルト64、ハロゲンランプ等の発熱源を内包する加熱ローラ63、テンションローラ65、駆動ローラ66、図示しない温度センサ等を有している。そして、無端状の定着ベルト64を加熱ローラ63、テンションローラ65及び駆動ローラ66によって張架しながら、図中反時計回り方向に無端移動せしめる。この無端移動の過程で、定着ベルト64は加熱ローラ63によって裏面側から加熱される。このようにして加熱される定着ベルト64の加熱ローラ63掛け回し箇所には、図中時計回り方向に回転駆動される加圧加熱ローラ61がおもて面側から当接している。これにより、加圧加熱ローラ61と定着ベルト64とが当接する定着ニップが形成されている。
定着ベルト64のループ外側には、図示しない温度センサが定着ベルト64のおもて面と所定の間隙を介して対向するように配設されており、定着ニップに進入する直前の定着ベルト64の表面温度を検知する。この検知結果は、図示しない定着電源回路に送られる。定着電源回路は、温度センサによる検知結果に基づいて、加熱ローラ63に内包される発熱源や、加圧加熱ローラ61に内包される発熱源に対する電源の供給をオンオフ制御する。これにより、定着ベルト64の表面温度が約140[°]に維持される。
2次転写ニップを通過した記録紙Pは、中間転写ベルト41から分離した後、定着ユニット60内に送られる。そして、定着ユニット60内の定着ニップに挟まれながら図中下側から上側に向けて搬送される過程で、定着ベルト64によって加熱されたり、押圧されたりして、フルカラートナー像が定着せしめられる。
このようにして定着処理が施された記録紙Pは、排紙ローラ対67のローラ間を経た後、機外へと排出される。プリンタ本体の筺体の上面には、スタック部68が形成されており、排紙ローラ対67によって機外に排出された記録紙Pは、このスタック部68に順次スタックされる。
転写ユニット40の上方には、Y,C,M,Kトナーを収容する4つのトナーカートリッジ100Y,C,M,Kが配設されている。トナーカートリッジ100Y,C,M,K内のY,C,M,Kトナーは、プロセスユニット1Y,C,M,Kの現像ユニット7Y,C,M,Kに適宜供給される。これらトナーカートリッジ100Y,C,M,Kは、プロセスユニット1Y,C,M,Kとは独立してプリンタ本体に脱着可能である。
図5は、プリンタの筺体内に固定された駆動伝達系である本体側駆動伝達部を示す斜視図である。また、図6は、この本体側駆動伝達部を上方から示す平面図である。プリンタの筺体内には、支持板が立設せしめられており、これには4つのプロセス駆動モータ120Y,C,M,Kが固定されている。像担持体の駆動源たるプロセス駆動モータ120Y,C,M,Kの回転軸には、原動ギヤ121Y,C,M,Kが固定されている。プロセス駆動モータ120Y,C,M,Kの回転軸の下方には、上記支持板に突設せしめられた図示しない固定軸に係合しながら摺動回転可能な現像ギヤ122Y,C,M,Kが配設されている。この現像ギヤ122Y,C,M,Kは、互いに同じ回転軸線上で回転する第1ギヤ部123Y,C,M,Kと第2ギヤ部124Y,C,M,Kとを有している。第2ギヤ部124Y,C,M,Kの方が、第1ギヤ部123Y,C,M,Kよりもプロセス駆動モータ120Y,C,M,Kの回転軸の先端側に位置している。現像ギヤ122Y,M,C,Kは、その第1ギヤ部123Y,M,C,Kをプロセス駆動モータ120Y,C,M,Kの原動ギヤ121Y,C,M,Kに噛み合わせながら、プロセス駆動モータ120Y,C,M,Kの回転によって固定軸上で摺動回転する。なお、駆動源たるプロセス駆動モータ120Y,C,M,Kは、DCブラシレスモータの一種であるDCサーボモータからなる。
現像ギヤ122Y,C,M,Kの左側方には、図示しない固定軸に係合しながら摺動回転する第1中継ギヤ125Y,C,M,Kが配設されている。これらは、現像ギヤ122Y,C,M,Kの第2ギヤ部124Y,C,M,Kに噛み合うことで、現像ギヤ122Y,C,M,Kから回転駆動力を受けて、固定軸上で摺動回転する。第1中継ギヤ125Y,C,M,Kには、駆動伝達方向上流側で第2ギヤ部124Y,C,M,Kが噛み合っている他に、駆動伝達方向下流側でクラッチ入力ギヤ126Y,C,M,Kが噛み合っている。これらクラッチ入力ギヤ126Y,C,M,Kは、現像クラッチ127Y,C,M,Kに支持されている。
現像クラッチ127Y,C,M,Kは、図示しない制御部によって電源供給がオンオフ制御されるのに伴って、クラッチ入力ギヤ126Y,C,M,Kの回転駆動力をクラッチ軸に繋いだり、クラッチ入力ギヤ126Y,C,M,Kを空転させたりする。現像クラッチ127Y,C,M,Kのクラッチ軸の先端側には、クラッチ出力ギヤ128Y,C,M,Kが固定されている。現像クラッチ127Y,C,M,Kに電源が供給されると、クラッチ入力ギヤ126Y,C,M,Kの回転駆動力がクラッチ軸に繋がれて、クラッチ出力ギヤ128Y,C,M,Kが回転する。これに対し、現像クラッチ127Y,C,M,Kへの電源供給が切られると、たとえプロセス駆動モータ120Y,C,M,Kが回転していても、クラッチ入力ギヤ126Y,C,M,Kがクラッチ軸上で空転するため、クラッチ出力ギヤ128Y,C,M,Kの回転が停止する。
クラッチ出力ギヤ128Y,C,M,Kの図中左側方には、図示しない固定軸に係合しながら摺動回転可能な第2中継ギヤ129Y,C,M,Kが配設されており、クラッチ出力ギヤ128Y,C,M,Kに噛み合いながら回転する。
図7は、Y用のプロセスユニット1Yの一端部を示す部分斜視図である。現像ユニット7Yのケーシング内の現像スリーブ15Yは、その軸部材をケーシング側面に貫通させて外部に突出させている。このように突出した軸部材箇所には、スリーブ上流ギヤ131Yが固定されている。また、ケーシング側面には固定軸132Yが突設せしめられており、これに対して第3中継ギヤ130Yが摺動回転可能に係合しながら、スリーブ上流ギヤ131Yに噛み合っている。
Y用のプロセスユニット1Yがプリンタ本体にセットされた状態では、第3中継ギヤ130Yに対し、スリーブ上流ギヤ131Yの他、先に図5や図6に示した第2中継ギヤ129Yが噛み合う。そして、第2中継ギヤ129Yの回転駆動力が、第3中継ギヤ130Y、スリーブ上流ギヤ131Yに順次伝達されて、現像スリーブ13Yが回転駆動される。
なお、Y用のプロセスユニット1Yについてだけ、図を示して説明したが、他色用のプロセスユニットにおいても、同様にして現像スリーブに回転駆動力が伝達される。
図7では、Y用のプロセスユニット1Yの一端部だけを示したが、現像スリープ15Yの他端側の軸部材は、ケーシングの他端側の側面に貫通して外部に突出しており、その突出箇所には図示しないスリーブ下流ギヤが固定されている。また、先に図2に示した第1搬送スクリュウ7Y、第2搬送スクリュウ10Yも、その軸部材をケーシング他端側の側面に貫通させており、その突出箇所には図示しない第1スクリュウギヤ、第2スクリュウギヤが固定されている。現像スリーブ15Yがスリーブ上流ギヤ131Yによる駆動伝達によって回転すると、それに伴い、他端側においてスリーブ下流ギヤが回転する。そして、スリーブ下流ギヤに噛み合っている第2スクリュウギヤで駆動力を受ける第2搬送スクリュウ11Yが回転するとともに、第2スクリュウギヤに噛み合っている第1スクリュウギヤで駆動力を受ける第1搬送スクリュウ8Yが回転する。他色用のプロセスユニットも同様の構成である。
このように、原動ギヤ121、現像ギヤ122、第1中継ギヤ125、クラッチ入力ギヤ126、クラッチ出力ギヤ128、第2中継ギヤ129、第3中継ギヤ130、スリーブ上流ギヤ131、スリーブ下流ギヤ、第2スクリュウギヤ、及び第1スクリュウギヤからなる現像ギヤ群が、各プロセスユニットにそれぞれ対応して4組構成されている。
図8は、Y用の感光体ギヤ133Yと、その周囲構成とを示す斜視図である。同図において、原動ギヤ121Yには、現像ギヤ122Yの第1ギヤ部123Yの他、潜像ギヤたる感光体ギヤ133Yが噛み合っている。駆動伝達回転部材としての感光体ギヤ133Yは、本体側駆動伝達部に回動自在に強いされている。感光体ギヤ133Yの直径は、感光体の直径よりも大きくなっている。プロセス駆動モータ120Yが回転すると、その回転駆動力が原動ギヤから感光体ギヤ121Yに一段減速で伝達されて感光体が回転駆動する。他色用のプロセスユニットも同様の構成である。このように、本プリンタにおいては、原動ギヤ121及び感光体ギヤ133からなる潜像ギヤ群が各プロセスユニットにそれぞれ対応して4組構成されている。
プロセスユニットの感光体の回転軸と、プリンタ本体側に支持される感光体ギヤ133とは、感光体の回転軸の端部に固定されたカップリングによって連結される。各色においてそれぞれ、現像ギヤを感光体ギヤとは異なる現像モータによって駆動させるようにしてもよい。
図9は、4つの感光体1Y,C,M,Kと、転写ユニット40と、光書込ユニット20とを示す側面図である。感光体1Y,C,M,Kに回転駆動力を伝達する感光体ギヤ133Y,C,M,Kの側面には、円方向の所定箇所にマーキング134Y,C,M,Kが付されている。これらマーキング134Y,C,M,Kは、感光体ギヤ133Y,C,M,Kが1回転する毎に、フォトセンサ等からなるポジションセンサ135Y,C,M,Kによって所定のタイミングで検知される。これにより、感光体1Y,C,M,Kは、それぞれ1回転する毎に、所定の回転角度になったタイミングが検知される。
図10において、図示しないCPU、RAM、ROM等から構成される駆動制御部200は、駆動停止制御手段として機能する。そして、プリントジョブ終了時には、ポジションセンサ135Y,C,M,Kによる検知結果に基づいて、プロセス駆動モータ120Y,C,M,Kの駆動を停止させる。これにより、図示しない4つの感光体(3Y,C,M,K)の回転駆動が停止する。
駆動制御部200は、ポジションセンサ135Y,C,M,Kによってマーキング(134Y,C,M,K)が検知されたタイミングから計時をスタートした後、タイミングを見計らってプロセス駆動モータ120Y,C,M,Kの駆動を停止させることで、感光体(3Y,C,M,K)の回転停止位置を自在に調整することができる。
次に、本プリンタの特徴的な構成について説明する。
駆動制御部200は、プリントジョブの実施時に回転している感光体(3Y,C,M,K)をその回転開始直前の姿勢から所定のずらし回転角度θだけずらした姿勢で停止させる駆動停止制御を実施するように構成されている。例えば、Y用の感光体3Yを例にすると、図11、図12、図13に示すように、駆動停止毎に、感光体3Yのニップ停止領域Rをずらし回転角度θずつ回転方向にずらしていくのである。
但し、このような駆動停止制御を行っても、図14に示すように、ずらし回転角度θをニップ角θよりも小さくすると、図示のように、前回の駆動停止時における感光体3Yのニップ停止領域R0の回転方向後端側を、今回の駆動停止時に再びニップ内に位置させてしまう。すると、図15、図16に示すように、感光体3Yの周方向の特定箇所を2回の駆動停止の間に連続して擦って、感光体3Yの劣化を早めてしまう。特に、中間転写ベルト41のようなベルト部材では、帯電ローラのような円柱形状のものに比べて、停止時の表面移動速度が不安定になるため、感光体との擦れを引き起こし易い。
そこで、本プリンタにおいては、ニップ角θよりも大きい数であるという「条件A」を具備する値に、ずらし回転角度θを設定している。これにより、感光体3Yの周方向の特定箇所を複数回の駆動停止の間に連続して擦ってしまうことによる感光体3Yの劣化の早まりを回避することができる。
しかしながら、「条件A」を具備しただけでは、まだ不十分である。これは次に説明する理由による。即ち、本プリンタにおける1次転写ニップでは、圧が全域に渡って均一でない。1次転写ニップの中でも、1次転写ローラ45Yによってベルト裏面側から感光体3Yに向けて押圧される地点が最大圧地点となる。そして、感光体3Yのニップ停止領域Rの中でも、前述の最大圧地点の付近で停止した最大圧地点停止領域が特に強く擦られる。かかる構成において、ずらし回転角度を360[°]の約数である例えば60[°]に設定すると、今回の駆動停止時と6回前の駆動停止時とでニップ停止領域を完全に一致させる(360°÷60°=6)。例えば、図17に示すように、1回目の駆動停止時におけるニップ停止領域と、7回目の駆動停止時におけるニップ停止領域とを完全に一致させる。そして、そのニップ停止領域内における最大圧地点停止領域までも完全に一致させてしまう。すると、感光体3Yにおける特定箇所だけを1次転写ニップ内の最大圧地点に繰り返し停止させて、その特定箇所だけを繰り返し強く擦ってしまう。
そこで、本プリンタでは、「条件A」に加えて、360の約数でない整数であるという「条件B」を具備する値に、ずらし回転角度θを設定している。かかる構成では、ある時点(以下、基準時点という)でニップ停止領域であった感光体箇所の回転停止位置を、その後の複数の駆動停止によってずらし回転角度θずつずらしていくと、やがてその累積が360[°]近くになるが、360[°]ピッタリになることはない。このため、そのときの最大圧地点停止領域が先の基準時点における最大圧地点停止領域と完全に一致することがなくなる。これにより、感光体の特定箇所だけを1次転写ニップ内の最大圧地点に停止させて繰り返し強く擦ってしまうこともなくなる。よって、特定箇所だけを1次転写ニップ内の最大圧地点に停止させて繰り返し強く擦ることによる感光体3Yの劣化の早まりを回避することができる。
また、本プリンタでは、「条件A」及び「条件B」に加えて、ニップ角θとの差が最も小さいという「条件C」を具備する値に、ずらし回転角度θを設定している。具体的には、本プリンタにおいて、Y,C,M,K用の1次転写ニップでは、図18に示すように、感光体回転方向において2[mm]というニップ幅N1をもってベルトと感光体3Y,C,M,Kとが当接している。感光体3Y,C,M,Kの半径rはそれぞれ20[mm]である。また、感光体周長はそれぞれ125.6[mm]である(円周率π=3.14)。この感光体周長はニップ幅N1の62.8個分に相当し(125.6÷20)、ニップ角θは約5.7[°]となる(360÷62.8)。このニップ角θよりも大きく且つニップ角θに最も近い整数は「6」であるが、これは「360」の約数である。よって、本プリンタでは、「7」が、ニップ角θよりも大きく、360の約数でなく、且つ、ニップ角θとの差が最も小さくなる整数となる。そして、ずらし回転角度θを7[°]に設定している。
かかる設定では、「条件A及びB」という条件の制約内において、感光体3Y,C,M,Kの繰り返し擦れ頻度を最も低くすることができる。具体的には、ずらし回転角度θを、ニップ角θよりも大きく、且つ360の約数でない整数にすると、通常は、感光体3Y,C,M,Kの周面において、先行するニップ停止領域と後続のニップ停止領域との間に隙間ができる。この隙間が中途半端なサイズであると、感光体3Y,C,M,Kの繰り返し擦れ頻度が相当に高くなってしまう。より詳しく説明すると、前述の隙間が大きくなるほど、感光体の回転停止位置のずれの累積が360[°]近くまでなるために必要な駆動停止回数がより少なくなる。すると、より少ない駆動停止回数で次の駆動停止周回(複数回の駆動停止に渡って駆動停止位置が回転方向に徐々に移動していく現象の周回)に入るため、繰り返しの擦れ頻度を高くする可能性が高まる。隙間がニップ幅よりも大きい場合には、偶然に次の回転停止周回で新たなニップ停止領域がその隙間にすっぽりと収まることもあるが、いつもそのようになるとは限らない。また、ニップ幅よりも小さい場合には、新たなニップ停止領域の先端側、後端側、両端側の何れかが、前の回転停止周回におけるニップ停止領域に重なってしまうことになる。このため、隙間でできるだけ小さくして、回転停止1周回あたりにおける駆動停止回数をできるだけ多くすることが、繰り返しの擦れ頻度をできるだけ低くするための重要な要素となる。そして、そのためには、ニップ角θとの差が最も小さくなる整数にする必要がある。そこで、ずらし回転角度θを、ニップ角θよりも大きく、360の約数でなく、且つ、ニップ角θとの差が最も小さくなる整数にするのである。
なお、Y用の感光体3Yについての駆動停止制御について説明してきたが、他色用の感光体(3C,M,K)についても同様の駆動停止制御が行われる。また、各感光体から中間転写ベルトにトナー像を転写する方式について説明したが、各感光体と当接体たる紙搬送ベルトとをそれぞれ当接させて複数のニップを形成し、紙搬送ベルトの表面に保持させた記録紙をそれらニップに順次進入させることで、各感光体から記録紙にトナー像を直接重ね合わせるようにしてもよい。
次に、本発明を適用した実施形態に係るプリンタについて説明する。なお、実施形態に係るプリンタや、後述する変形例装置の構成は、以下に特筆しない限り、参考形態に係るプリンタと同様である。
実施形態
実施形態に係るプリンタでは、先に図2に示した帯電ローラ6Yや、他色用のプロセスユニット(1C,M,K)における帯電ローラとして、それぞれ、感光体に当接して帯電ニップを形成するものを用いている。即ち、本プリンタでは、中間転写ベルト(41)に加えて、各色用の帯電ローラも、それぞれ当接体として機能している。
感光体は、駆動停止時にニップで擦られることによる劣化の他に、帯電ローラ等の帯電部材との間における放電に伴って発生する窒素酸化物(NO)による劣化も生ずる。帯電部材周囲における窒素酸化物濃度は、プリントジョブの進行とともに増加していき、プリントジョブが終了すると(放電が発生しなくなると)、増加が止まる。そして、ファン作動などによってプリンタ内に生ずる気流に乗って徐々に帯電部材周囲から拡散したり、機外へと排出されたりするため、帯電部材周囲における窒素酸化物濃度は徐々に低下していく。つまり、プリントジョブが終了した後、しばらくの間は、帯電部材周囲の窒素酸化物濃度がかなり高い状態になっている。そして、このとき、帯電ニップやその近くにある感光体箇所が窒素酸化物に長期間触れることで劣化してしまう。
実施形態に係るプリンタでは、駆動停止時に1次転写ニップで擦られることよりも、駆動停止時に帯電ローラ周囲で窒素酸化物に接触することの方が、感光体の劣化を早める要因になっていることが予めの実験によって判明している。そこで、1次転写ニップではなく、帯電ニップに基づいて、感光体のずらし回転角度θ1を設定している。具体的には、帯電ニップのニップ角θよりも大きい数であるという「条件A」と、360の約数でない整数であるという「条件B」とを具備する値に、ずらし回転角度θを設定している。これにより、駆動停止時に帯電ニップで擦られることによる感光体の劣化を抑えることができる。
但し、それら2つの条件を具備させるだけでは、駆動停止時に帯電ローラ周囲で窒素酸化物に接触することによる感光体の劣化を十分に抑えることができない。むしろ、場合によっては、かかる劣化を助長してしまうこともある。これは次に説明する理由による。即ち、ニップでの擦れという観点だけからすれば、先に説明した参考形態に係るプリンタのように、ニップ角θとの差が最も小さいという「条件C」をずらし回転角度θに具備させることが望ましい。しかし、このようにすると、感光体における駆動停止毎のニップ停止領域の移動量は非常に小さくなってしまう。例えば、参考形態に係るプリンタのように、20[mm]の半径の感光体でずらし回転角度θを7[°]に設定した場合、駆動停止毎のニップ停止領域の移動量は僅か2.4[mm]程度である。このような小さな移動量でも、1次転写ニップ幅2[mm]よりは大きいことにより、感光体の同一箇所を2回連続して1次転写ニップ内に停止させることがなくなるので、2回連続してニップ内で擦ることによる劣化の早まりは回避することができる。但し、僅かに2.4[mm]だけ移動しただけでは、帯電ローラ周囲の窒素酸化物高濃度領域を避けることができない。このため、感光体の同一箇所を、連続する複数回の駆動停止で続けて高濃度の窒素酸化物に接触させて、それによる劣化進めてしまうことになる。
そこで、実施形態に係るプリンタでは、ニップ角θとの差が最も小さいという「条件C」の代わりに、帯電ニップのニップ角θとの差が最も小さい整数よりも大きな整数であるという「条件D」を具備する値に、ずらし回転角度θを設定している。例えば、2[mm]幅の帯電ニップであれば、「条件A」及び「条件B」を具備しつつ、ニップ角θ2との差が最も小さくなる整数は「7」であるが、これよりも大きい整数にするのが「条件D」である。「7」に続く整数は「8」であるがこれは「条件B」を具備しない。また、「9」、「10」も同様に「条件B」を具備しない。よって、「11」、あるいはこれ以上で「条件A及びB」を具備する整数、に設定することになる。かかる構成では、「条件C」に設定する場合に比べて、窒素酸化物による感光体の劣化を抑えることができる。
更に、実施形態に係るプリンタでは、「条件A、B及びD」に加えて、180との差が最も小さいという条件Eを具備する値に、ずらし回転角度θを設定している。かかる構成では、「条件A、B及びD」を具備しつつ、駆動停止毎に、前回の駆動停止時にニップ停止領域であった感光体箇所を、帯電ローラ周囲の窒素酸化物高濃度領域から最も遠ざける。そして、これにより、窒素酸化物による感光体の劣化を最も効果的に抑えることができる。
次に、参考形態に係るプリンタに改良を加えた変形例装置について説明する。
[変形例装置]
この変形例装置では、先に図2に示した帯電ローラ6Yや、他色用のプロセスユニット(1C,M,K)における帯電ローラとして、それぞれ、感光体に所定の間隙を介して対向する非接触方式のものを用いている。即ち、変形例装置において、帯電ローラは当接体として機能していない。かかる帯電ローラは、駆動停止時における感光体の擦れを発生させないため、変形例装置では、参考形態と同様に、1次転写ニップのニップ角θに基づいて、ずらし回転角度θを設定している。
但し、非接触方式の帯電ローラであっても、感光体との間の放電を発生させるため、窒素酸化物を発生させる。そこで、1次転写ニップのニップ角θ2に基づいて、そのニップ角θ2との差が最も小さい整数よりも大きな整数であるという「条件D」を具備させている。より詳しく説明すると、変形例装置では、感光体の半径R=20[mm]、1次転写ニップ幅2[mm]、ニップ角θ5.7[°]という条件において、7[°]よりも大きく且つ「条件A,B及びD」を具備する整数として、109[°]を採用している。
かかる設定のずらし回転角度θにおいて、初期状態の感光体を用いて画像を形成し始めると、図19に示すように、2回の駆動停止が行われるまでは、直近停止領域間隙が36[mm]程度になる。この直近停止領域間隙とは、今回の駆動停止時におけるニップ停止領域(今回ニップ停止領域)と、過去に発生した複数のニップ停止領域のうち、ニップ内に停止した回数が今回ニップ停止領域と同じであり且つ今回ニップ停止領域の最も近くに位置する領域との間に形成される間隙のことである。駆動停止3回目では、今回ニップ停止領域に対し、前回ニップ停止領域よりも、0回目の時点におけるニップ停止領域が近くに位置するようになるため、直近停止領域間隙が9[mm]程度となる。そして、更に駆動停止を重ねていくと、駆動停止10回目からは直近停止領域間隙が0.8[mm]程度まで小さくなる。
図20は、変形例装置における累積駆動停止回数と感光体停止角度との関係を示すグラフである。同図において、菱形のプロット点は、ニップ停止領域の基準位置からの回転角度を示している。同図に示すように、ニップ停止領域が感光体周方向に効率良く分散していることがわかる。
以上、実施形態に係るプリンタにおいては、当接体が、自らの表面と像担持体たる感光体との間の放電によって感光体を一様帯電せしめる帯電部材としての帯電ローラであり、ニップとして帯電ニップを形成する。かかる構成では、駆動停止時に帯電ニップで擦られることによる感光体の劣化の早まりを抑えることができる。
また、参考形態に係るプリンタや、変形例装置においては、当接体として、自らの表面との間に挟み込んだ記録部材たる記録紙P、に感光体状の可視像たるトナー像を転写するための1次転写ニップを形成する中間転写ベルトを備えている。かかる構成では、駆動停止時に1次転写ニップで擦られることによる感光体の劣化の早まりを抑えることができる。
なお、一成分現像方式の現像装置を用いる場合には、当接体として、自らの表面に担持した現像剤たるトナーを感光体に担持されている潜像に付着させて潜像を現像する現像ローラ等の現像部材を設けてもよい。この場合、駆動停止時に現像ニップで擦られることによる感光体の劣化の早まりを抑えることができる。
また、参考形態に係るプリンタにおいては、「条件A及びB」に加えて、ニップ角θとの差が最も小さいという「条件C」を具備する値に、ずらし回転角度θを設定している。かかる構成では、上述したように、「条件A及びB」という条件の制約内において、感光体の繰り返し擦れ頻度を最も低くすることができる。
また、実施形態に係るプリンタにおいては、「条件A及びB」に加えて、ニップ角θとの差が最も小さい整数よりも大きな整数であるという「条件D」を具備する値に、ずらし回転角度θを設定している。かかる構成では、上述したように、「条件C」に設定する場合に比べて、窒素酸化物による感光体の劣化を抑えることができる。
また、実施形態に係るプリンタにおいては、「条件A、B及びD」に加えて、180との差が最も小さいという「条件E」を具備する値に、ずらし回転角度θを設定している。かかる構成では、上述したように、「条件A及びB」を具備するという制約の範囲において、窒素酸化物による感光体の劣化を最も効果的に抑えることができる。
また、変形例装置においては、感光体に所定の間隙を介して対向しながら感光体表面を一様帯電せしめる非接触帯電部材たる非接触方式の帯電ローラを設けている。かかる構成では、帯電ローラとの擦れによる感光体の劣化を引き起こすことなく、感光体を一様帯電せしめることができる。
また、変形例装置においては、「条件A及びB」に加えて、1次転写ニップのニップ角θとの差が最も小さい整数よりも大きな整数であるという「条件D」を具備する値に、ずらし回転角度θを設定している。かかる構成では、駆動停止時に1次転写ニップで擦られることによる感光体の劣化を抑えつつ、帯電ローラ周囲の窒素酸化物との長期間接触による感光体の劣化を抑えることができる。
参考形態に係るプリンタを示す概略構成図。 同プリンタのY用のプロセスユニットを示す拡大構成図。 同プロセスユニットを示す斜視図。 同プロセスユニットの現像ユニットを示す斜視図。 同プリンタの筺体内に固定された駆動伝達系である本体側駆動伝達部を示す斜視図。 同本体側駆動伝達部を上方から示す平面図。 Y用のプロセスユニットの一端部を示す部分斜視図。 同プリンタにおけるY用の感光体ギヤと、その周囲構成とを示す斜視図。 同プリンタにおける各感光体と、転写ユニットと、光書込ユニットとを示す側面図。 同プリンタにおける電気回路の一部を示すブロック図。 同プリンタの感光体における駆動停止1回目のニップ停止領域を示す模式図。 駆動停止1回目のニップ停止領域と、駆動停止2回目のニップ停止領域とを示す模式図。 駆動停止1回目のニップ停止領域と、駆動停止2回目のニップ停止領域と、駆動停止3回目のニップ停止領域とを示す模式図。 感光体とその周囲構成とを示す拡大構成図。 駆動停止1回目のニップ停止領域に駆動停止2回目のニップ停止領域が重なった状態を示す模式図。 更に、駆動停止2回目のニップ停止領域に駆動停止3回目のニップ停止領域が重なった状態を示す模式図。 今回の駆動停止時のニップ停止領域が6回前の駆動停止時のニップ停止領域と完全に一致することを示す模式図。 1次転写ニップとその周囲構成とを示す拡大構成図。 形例装置における累積駆動停止回数と直近停止領域間隙との関係を示すグラフ。 形例装置における累積駆動停止回数と感光体停止角度との関係を示すグラフ。
符号の説明
1Y,C,M,K:プロセスユニット(可視像形成手段の一部)
3Y,C,M,K:感光体(像担持体)
6Y:帯電ローラ(当接体あるいは非接触帯電部材)
20:光書込ユニット(可視像形成手段の一部)
41:中間転写ベルト(当接体)
120Y,C,M,K:プロセス駆動モータ(駆動源)
200:駆動停止制御部(駆動停止制御手段)
P:記録紙(記録部材)

Claims (1)

  1. 回転軸を中心にした回転によって無端移動する表面に可視像を担持する円柱状の像担持体と、該回転軸を中心にして該像担持体を回転させるための駆動力を発揮する駆動源と、該像担持体の表面に可視像を形成する可視像形成手段と、該像担持体の表面に当接して帯電ニップを形成を形成しながら、自らの表面と無端移動している該像担持体の表面との間の放電によって該像担持体を一様帯電せしめる帯電部材と、回転している該像担持体をその回転開始直前の姿勢から所定のずらし回転角度θ [°]だけずらした姿勢で停止させるタイミングで該駆動源の駆動停止する駆動停止制御により、駆動停止毎に該像担持体の停止姿勢を回転角度θ [°]ずつずらしていく駆動停止制御手段とを備える画像形成装置において、
    上記回転角度θ [°]について、
    上記像担持体の回転中心から上記帯電ニップの像担持体回転方向における一端に向けて延びる仮想線と、該回転中心から該帯電ニップの他端に向けて延びる仮想線とのなす角であるニップ角θ [°]よりも大きい値であるという条件Aと、
    360の約数でない整数であるという条件Bと、
    上記ニップ角θ [°]との差が最も小さい整数よりも大きな整数であるという条件Dと、
    180との差が最も小さいという条件Eとを具備する値に設定したことを特徴とする画像形成装置。
JP2006052501A 2006-02-28 2006-02-28 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4914620B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006052501A JP4914620B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 画像形成装置
DE602007000827T DE602007000827D1 (de) 2006-02-28 2007-02-28 Haltepositionskontrolle von Bildträger in einer Bilderzeugungsvorrichtung
US11/711,713 US7603061B2 (en) 2006-02-28 2007-02-28 Image forming apparatus
EP07103249A EP1826623B1 (en) 2006-02-28 2007-02-28 Stop position control of image bearer in image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006052501A JP4914620B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007232894A JP2007232894A (ja) 2007-09-13
JP4914620B2 true JP4914620B2 (ja) 2012-04-11

Family

ID=38006770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006052501A Expired - Fee Related JP4914620B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 画像形成装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7603061B2 (ja)
EP (1) EP1826623B1 (ja)
JP (1) JP4914620B2 (ja)
DE (1) DE602007000827D1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281943A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP5397776B2 (ja) * 2009-06-11 2014-01-22 株式会社リコー 画像形成装置
JP5472791B2 (ja) * 2009-08-24 2014-04-16 株式会社リコー 画像形成装置
JP5240579B2 (ja) 2009-09-07 2013-07-17 株式会社リコー 画像形成装置
JP5517046B2 (ja) * 2010-02-23 2014-06-11 株式会社リコー 画像形成装置
JP5505795B2 (ja) 2010-07-30 2014-05-28 株式会社リコー 駆動伝達装置、駆動装置および画像形成装置
JP2012128367A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Canon Inc 画像形成装置
JP5991037B2 (ja) * 2011-11-15 2016-09-14 株式会社リコー 駆動装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP2015105969A (ja) 2013-11-28 2015-06-08 株式会社リコー 画像形成装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57157275A (en) 1981-03-24 1982-09-28 Minolta Camera Co Ltd Toner image transfer type electronic copying machine
JPS5741655A (en) * 1980-08-26 1982-03-08 Ricoh Co Ltd Electrophotographic copier
JPS57204574A (en) * 1981-06-12 1982-12-15 Fuji Xerox Co Ltd Electronic copying machine
JPH0272377A (ja) * 1988-09-07 1990-03-12 Canon Inc 電子写真装置
JPH03260664A (ja) 1990-03-12 1991-11-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP3396269B2 (ja) * 1993-09-27 2003-04-14 株式会社リコー 画像形成装置
US5950052A (en) * 1996-09-17 1999-09-07 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus
JPH11174757A (ja) * 1997-12-11 1999-07-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH11190965A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH11212426A (ja) 1998-01-28 1999-08-06 Ricoh Co Ltd カラー画像形成装置
JP2002148900A (ja) 2000-11-08 2002-05-22 Canon Inc 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2002341725A (ja) * 2001-05-15 2002-11-29 Canon Inc 画像形成装置、像担持体及びプロセスカートリッジ
JP4295071B2 (ja) 2002-12-02 2009-07-15 株式会社リコー エンコーダ装置及び画像形成装置
US7133631B2 (en) * 2003-06-04 2006-11-07 Seiko Epson Corporation Transfer device, with transfer pressure control
JP2005346002A (ja) 2004-06-07 2005-12-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1826623A1 (en) 2007-08-29
JP2007232894A (ja) 2007-09-13
DE602007000827D1 (de) 2009-05-20
US20070212109A1 (en) 2007-09-13
EP1826623B1 (en) 2009-04-08
US7603061B2 (en) 2009-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5229604B2 (ja) 画像形成装置
JP4914620B2 (ja) 画像形成装置
JP5532382B2 (ja) 画像形成装置
JP4621517B2 (ja) 画像形成装置
JP6485738B2 (ja) 用紙搬送装置
JP2010281943A (ja) 画像形成装置
JP2011180347A (ja) 画像形成装置
JP4988454B2 (ja) 画像形成装置
JP5142041B2 (ja) 駆動力伝達装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2010134061A (ja) 画像形成装置
JP2008058486A (ja) 画像形成装置
JP2008242289A (ja) 駆動装置および画像形成装置
JP4167798B2 (ja) 画像形成装置
JP5665311B2 (ja) 画像形成装置
JP4341601B2 (ja) 画像形成装置
JP5196299B2 (ja) 画像形成装置
JP2010210659A (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP5881011B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5327628B2 (ja) 画像形成装置
US20070280740A1 (en) Development device, process cartridge, and image forming apparatus
JP6098993B2 (ja) 画像形成ユニット、プロセスユニット、画像形成装置及び現像クラッチの作動方法
JP2009063970A (ja) 画像形成装置
JP5692643B2 (ja) 画像形成装置
JP2019120831A (ja) ベルトユニット、搬送装置及び画像形成装置
JP2015072430A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110610

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120113

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4914620

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150127

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees