JP4914233B2 - 車外監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車外監視装置に係り、特に、自車両の周囲を撮像するカメラの露光量等を調整可能な車外監視装置に関する。
近年、乗用車等の車両の周囲に存在する立体物をCCD(Charge Coupled Device)カメラ等で撮像した画像の画像解析等により検出する技術の開発が進められている(例えば特許文献1等参照)。これらの技術は、例えば検出した立体物との衝突の可能性を判断し、警報を鳴らしてドライバの注意を喚起したり衝突を回避するように自動操舵や自動制動制御等を行う車両の安全走行のための技術等に応用される。
このような立体物の検出では、先行車両やそのテールランプ、対向車両、道路上の歩行者や道路わきに停車している停車車両等の障害物等を的確に検出することが重要となる。また、カメラで撮像した画像中からそれらの立体物を検出するためには、カメラの露光調整等を適切に行って立体物を検出し得る画像が撮像されなければならない。
CCDカメラ等のカメラは、通常、このような適切な露光調整等を自動的に行う機能を有している。また、夜間走行時や、トンネル内走行時或いはトンネルへの進入、退出時などのように、カメラの撮像範囲内が暗くなったり明暗が大きく変化するような場合に、カメラの露光調整を行う装置が提案されている(特許文献2、3参照)。
特開平7−225892号公報 特開平7−81459号公報 特開2005−148308号公報
ところで、前記のようなCCDカメラ等が通常有している機能や、特許文献2、3に記載された装置の機能によれば、カメラの撮像範囲内や画像中に設定したエリア内の明るさ等に応じて適切に露光調整を行うことが可能となり、このような調整は適宜行われる。しかしながら、例えばカメラで先行車両を検出し、検出した情報に基づいて先行車両に追随するように自動制御を行っているような場合、夜間の走行時やトンネル内を走行中に先行車両の右側(北米等では左側)に対向車両が現れて、そのヘッドライトの光が自車両のカメラに入光することがある。
このような場合、前記のようにカメラの露光調整が適切に行われていても、撮像画像中で対向車両のヘッドライトの光が白く大きく広がって先行車両の右側が撮像されず、先行車両を検出できなくなり、或いは検出誤差が大きく現れてしまう場合がある。また、先行車両をそのテールランプ等の位置情報に基づいて検出する場合もあるが、例えば後述する図12に示すように画像上でテールランプの光と対向車両のヘッドライドの光とが一体的な高輝度領域として撮像されてしまい、先行車両のテールランプを的確に検出できなくなる場合もある。
さらに、例えば特許文献1に記載の装置のように、2台のカメラでステレオ撮像してステレオマッチング等により自車両の周囲の立体物までの距離を算出して立体物を検出する装置が開発されているが、そのような装置では、図14に斜線を付して示すように、自車両MCの右側のカメラには撮像されるが、左側のカメラには先行車両Vahの陰になって見えない領域が生じる。
そして、その領域に対向車両Voncが存在する場合、図15に示すように、対向車両Voncのヘッドライトの光Lheadは、右側のカメラには撮像されるが左側のカメラには撮像されない。そのため、左側のカメラの撮像画像よりも右側のカメラの撮像画像の方がヘッドライトの光Lheadを中心に全体的に輝度が高くなり、2つの撮像画像の輝度の相関に基づくステレオマッチングを的確に行うことができなくなる場合がある。
また、この2つの撮像画像に基づいてステレオマッチングを行うと、対向車両Voncのヘッドライトの光Lheadの影響で、先行車両Vahの右側部分や先行車両Vahの右側のテールランプの部分でステレオマッチングを的確に行うことができなくなり、それに基づいて検出された自車両MCから先行車両Vahまでの距離に大きな検出誤差を生じてしまう場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、撮像手段の撮像画像中に対向車両のヘッドライトのような強い光を放つ光源が撮像された場合に的確に撮像手段の露光調整を行って強い光の影響を低減、排除することが可能な車外監視装置を提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、第1の発明は、
車外監視装置において、
自車両の周囲を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された画像中から所定の対象物を検出する対象物検出手段と、
前記画像上の前記対象物の端部を基準に前記対象物の側方に所定の監視領域を設定する監視領域設定手段と、
前記監視領域内で光源の存在を判定する判定手段と、
前記判定手段により前記光源の存在が判定された場合に、前記撮像手段の露光量と前記撮像手段から出力される画素の輝度の少なくとも一方を調整する調整手段とを備え、
前記判定手段により前記光源が存在しないと判定された場合には、前記対象物の横幅が検出されて更新され、
前記監視領域設定手段は、前記判定手段により前記光源が存在すると判定された場合に、前記対象物において、前記光源が存在する側と反対側に検出される前記対象物の端部位置から前記記憶された前記対象物の横幅分だけ離れた位置を基準に前記監視領域を設定することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明の車外監視装置において、前記判定手段は、前記監視領域内において輝度が所定の閾値を超える画素が所定個数以上検出された場合に前記光源が存在すると判定することを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明の車外監視装置において、前記判定手段は、前記監視領域内において輝度が所定の閾値を超える画素を検出し、検出された前記画素のうち、互いに隣接する前記画素をまとめた画素領域の画素数を計算し、算出された前記画素数が所定の閾値を超える場合に前記光源が存在すると判定することを特徴とする。
第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明の車外監視装置において、前記調整手段は、前記光源が存在すると判定された場合に、以後のサンプリング周期で前記光源が存在しないと判定されるまで、または調整量が予め設定された限界量に達するまで、前記撮像手段の露光量と前記撮像手段から出力される画素の輝度の少なくとも一方を段階的に調整することを特徴とする。
第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明の車外監視装置において、
前記対象物検出手段により検出された前記対象物までの実空間上の距離を前記画像から算出する距離検出手段を備え、
前記距離検出手段は、前記光源が存在すると判定された場合には、前記光源が存在する側の前記対象物の位置情報を除いた前記対象物の位置情報を用いて前記距離を算出することを特徴とする。
第6の発明は、第1から第5のいずれかの発明の車外監視装置において、
前記対象物検出手段は、サンプリング周期間での前記対象物の実空間上での位置変化に基づいて自車両から見て前記対象物の横方向の移動速度を検出し、
前記光源が存在すると判定された場合には、前記対象物の前記光源が存在する側の前記対象物の位置情報を除いた前記対象物の位置情報を用いて前記横方向の移動速度を算出することを特徴とする。
第1の発明によれば、強い光を放つ光源が撮像される対象物の側方の適切な位置に光源の監視領域を設けて光源の有無を監視する。そのため、光源が存在する場合に撮像手段の露光量や撮像手段から出力される画素の輝度を調整するなどして、光源の影響を的確に低減し排除することが可能となる。
また、監視領域中の高輝度の画素数を計数するなどして光源の存在を判定し、監視領域内に光源が存在しない間は対象物の横幅を検出して更新し、監視領域内に光源が存在すると判定した場合には、対象物の光源が存在する側とは反対側の端部からその横幅分だけ離れた位置に監視領域を設定することで、監視領域を適切な位置に設定して、光源の有無を確実に監視することが可能となる。
第2の発明によれば、監視領域内において高輝度の画素が所定個数以上検出された場合に光源が存在すると判定することで、監視領域内に光源が存在するか否かを容易かつ明確に判定することが可能となり、前記第1の発明の効果がより的確に発揮される。
第3の発明によれば、監視領域内において高輝度の画素を検出し、互いに隣接する高輝度の画素をまとめて画素領域として画素領域の画素数を計算し、その画素数が所定個数以上である場合に光源が存在すると判定することで、監視領域内の高輝度画素が光源を撮像した画素であると特定して光源の存在を判定することが可能となり、光源の有無を確実かつ容易に判定することが可能となるため、前記各発明の効果がより的確かつ確実に発揮される。
第4の発明によれば、撮像手段が通常有する露光調整機能に加えてそれとは別に本発明の車外監視装置により強制的に行われる露光調整のレベルを徐々に段階的に調整することで、強制的な露光調整のレベルを一気に上げて例えば先行車両のテールランプや対向車両のヘッドライト等の光源以外の部分が撮像画像中で判別できなくなり、対象物自体が検出できなくなってしまう事態を避けることが可能となり、本発明による強制的な露光調整を適切に行うことが可能となる。
そのため、前記各発明の効果がより的確かつ確実に発揮され、前述したような例えば先行車両のテールランプの検出や、基準画像と比較画像とに対するステレオマッチングを的確に行うことが可能となり、対象物や光源の検出を的確に行うことが可能となる。
第5の発明によれば、対象物の光源が存在する側の位置情報を除いた対象物の位置情報を用いて対象物までの距離を算出することで、対象物までの距離を光源の影響を受けることなく正確に算出することが可能となり、前記各発明の効果がより的確に発揮されるとともに、対象物までの距離やそれに基づく対象物や光源の検出に対する信頼性を向上させることが可能となる。
第6の発明によれば、前記各発明の効果に加え、対象物の光源が存在する側の位置情報を除いた対象物の位置情報を用いて横方向の移動速度を算出することで、対象物の横方向の移動速度を光源の影響を受けることなく正確に算出することが可能となる。
以下、本発明に係る車外監視装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。
なお、本実施形態では、自車両の周囲を撮像する撮像手段として2台のカメラを用いてステレオ撮像を行う形態が示されるが、撮像手段を例えば単数のカメラ等で構成することも可能である。また、先行車両検出手段は、撮像された画像中から先行車両を検出できるものであればよく、本実施形態の構成に限定されない。
本実施形態に係る車外監視装置1は、図1に示すように、主に撮像手段2や変換手段3、画像処理手段6等で構成される位置情報収集手段9と、対象物検出手段11等を含むコンピュータ10とで構成されている。
なお、位置情報収集手段9の構成は本願出願人により先に提出された特開平5−114099号公報、特開平5−265547号公報、特開平6−266828号公報、特開平10−283461号公報、特開平10−283477号公報、特開2006−72495号公報等に詳述されており、詳細な説明はそれらの公報に委ねる。以下、簡単に説明する。
撮像手段2は、本実施形態では、互いに同期が取られたCCDやCMOSセンサ等のイメージセンサがそれぞれ内蔵され例えばルームミラー近傍に車幅方向に所定の間隔をあけて取り付けられた一対のメインカメラ2aおよびサブカメラ2bからなるステレオカメラであり、所定のサンプリング周期で自車両の周囲の道路を含む風景を撮像して一対の画像を出力するように構成されている。
前述したように、本実施形態では撮像手段2として2台のCCDカメラが備えられており、CCDカメラに通常備えられる機能として、最適な露光を得るための露光調整が自動的に行われるようになっている。ここで、本実施形態における露光調整には、少なくともシャッタ時間調整やアンプゲイン切り替え、LUT(Look Up Table)の選択やそれによる輝度値変換などが含まれ、それらが総合的に調整されるようになっている。
なお、本実施形態で用いられるCCDカメラはアイリスを備えないためアイリス絞り調整については述べなかったが、撮像手段2がアイリス等の露光調整を行うための他の機能を備える場合には、それらも含めて総合的に最適な露光を得るための自動的な露光調整が行われる。
本実施形態では、撮像手段2の一対のカメラのうち、運転者に近い側のカメラがメインカメラ2aとされ、例えば図2に示すような基準画像Tを撮像するようになっている。また、サブカメラ2bでは基準画像Tと対照される比較画像が撮像される。
メインカメラ2aとサブカメラ2bから出力された画像データは、変換手段3であるA/Dコンバータ3a、3bでアナログ画像からそれぞれ画素ごとに例えば256階調のグレースケール等の所定の輝度階調の輝度を有するデジタル画像にそれぞれ変換され、画像補正部4で、ずれやノイズの除去等の画像補正が行われ、画像データメモリ5に格納されると同時にコンピュータ10に送信されるようになっている。
画像処理手段6のイメージプロセッサ7では、基準画像Tと比較画像の各画像データにステレオマッチング処理やフィルタリング処理を施して実空間上の距離に対応する視差dpを算出するようになっている。以下、視差dpが割り当てられた画像を距離画像という。このようにして算出された視差dpの情報すなわち距離画像は、画像処理手段6の距離データメモリ8に格納されるようになっている。
なお、視差dp、距離画像上の点(i,j)と、前記一対のカメラ2a、2bの中央真下の道路面上の点を原点とし、自車両の車幅方向をX軸方向、車高方向をY軸方向、車長方向をZ軸方向とした場合の実空間上の点(X,Y,Z)とは、下記(1)〜(3)式で表される座標変換により一意に対応づけられる。なお、下記各式において、CDは一対のカメラの間隔、PWは1画素当たりの視野角、CHは一対のカメラの取り付け高さ、IVおよびJVは自車両正面の無限遠点の距離画像上のi座標およびj座標、DPは消失点視差を表す。
X=CD/2+Z×PW×(i−IV) …(1)
Y=CH+Z×PW×(j−JV) …(2)
Z=CD/(PW×(dp−DP)) …(3)
本実施形態では、以上の撮像手段2からイメージプロセッサ7や距離データメモリ8を含む画像処理手段6までで、自車両前方の所定領域内に存在する立体物までの自車両からの距離Zすなわち前記(3)式により距離Zと一意に対応づけられる視差dpを測定する位置情報収集手段9が構成されており、位置情報収集手段9が本発明において自車両と先行車両との距離Zを算出する距離検出手段に相当する。
なお、距離検出手段は自車両と先行車両との距離Zを算出、測定できるものであればよく、本実施形態の他にも、例えば自車両前方にレーザ光や赤外線等を照射してその反射光の情報に基づいて立体物までの距離Zを測定するレーダ装置等で構成することも可能であり、検出の手法は特定の手法に限定されない。
コンピュータ10は、図示しないCPUやROM、RAM、入出力インターフェース等がバスに接続されて構成されている。また、コンピュータ10には、車速センサやヨーレートセンサ、ステアリングホイールの舵角を測定する舵角センサ等のセンサ類Qが接続されている。なお、ヨーレートセンサの代わりに自車両の車速等からヨーレートを推定する装置等を用いることも可能である。
コンピュータ10は、図1に示すように、対象物検出手段11と、監視領域設定手段12と、判定手段13と、調整手段14とを備えており、さらに図示しないメモリを備えている。また、コンピュータ10の各手段には、センサ類Qから必要なデータが入力されるようになっている。
対象物検出手段11は、本実施形態では、本願出願人により先に提出された前述したように特開平10−283461号公報等に記載された車外監視装置等をベースに構成されている。対象物検出手段11では、最初に立体物検出処理が行われるが、それについてはそれらの公報に詳述されており詳細な説明はそれらの公報に委ねる。以下、簡単にその構成について説明する。
本実施形態では、対象物検出手段11で検出する所定の対象物として先行車両を検出する場合について述べるが、所定の対象物はこれに限定されない。対象物検出手段11は、基準画像T中から立体物を検出する立体物検出処理を行い、自車両の挙動に基づいて自車両が今後走行する軌跡(以下、走行軌跡という)を推定する走行軌跡推定処理を行い、最後に検出した立体物の中から走行軌跡に基づいて先行車両を検出する対象物検出処理を行うようになっている。
立体物検出処理では、対象物検出手段11は、立体物の位置情報すなわち視差dpに基づいて互いに隣接する位置情報をそれぞれグループにまとめ、各グループ内の視差dpを自車両の車幅方向に略平行なサブグループと自車両の進行方向に略平行なサブグループとに分類して立体物を検出するようになっている。
具体的には、対象物検出手段11は、距離データメモリ8から前述した距離画像を読み出して、距離画像を所定の画素幅で垂直方向に延びる短冊状の区分に分割する。そして、短冊状の各区分に属する各視差dpを前記(3)式に従ってそれぞれ距離Zに変換し、各距離Zのうち道路面より上方に存在すると位置付けられる距離に関してヒストグラムを作成して、度数が最大の区間までの距離をその短冊状の区分における立体物までの距離とする。これを全区分について行うようになっている。以下、各区分を代表する距離を距離Zという。
例えば、図2に示した基準画像Tから作成された距離画像に対して前記距離Zの算出を行い、算出された各区分ごとの距離Zを実空間上にプロットすると、図3に示すように自車両前方の立体物の自車両MCに面した部分に対応する部分に多少バラツキを持って各点としてプロットされる。
対象物検出手段11は、このようにプロットされる各点を図4に示すように近接する各点の距離や方向性に基づいて互いに隣接する各点をそれぞれグループG1〜G7にまとめ、図5に示すようにそれぞれのグループ内の各点が自車両MCの車幅方向すなわちX軸方向に略平行に並ぶサブグループには“物体”O1〜O3とラベルし、各点が自車両MCの進行方向すなわちZ軸方向に略平行に並ぶサブグループには“側壁”S1〜S4とラベルして分類する。また、同一の立体物の“物体”と“側壁”の交点をコーナー点Cとしてラベルするようになっている。
対象物検出手段11は、このようにして、[物体O1、コーナー点C、側壁S1]、[側壁S2]、[物体O2]、[物体O3]、[側壁S3]、[側壁S4]をそれぞれ立体物として検出するようになっている。また、対象物検出手段11は、図6に示すように、基準画像T上の立体物を矩形状の枠線で包囲するようにして検出するようになっている。
対象物検出手段11は、このようにして検出した立体物の情報や各サブグループの端点の座標や基準画像Tにおける各枠線の頂点の座標等をそれぞれメモリに保存し、必要に応じて出力するようになっている。
続いて、対象物検出手段11は、走行軌跡推定処理では、自車両の挙動に基づいて自車両の走行軌跡を推定するようになっている。具体的には、対象物検出手段11は、センサ類Qである車速センサやヨーレートセンサ、舵角センサから入力される自車両の挙動すなわち自車両の車速Vやヨーレートγ、ステアリングホイールの舵角δ等に基づいて自車両の旋回曲率Cuaを算出し、図7の実空間上に示すように、算出した旋回曲率Cuaに基づいて自車両MCの走行軌跡Lestを算出して推定するようになっている。
旋回曲率Cuaは、例えば車速Vとヨーレートγとを用いて、
Cua=γ/V …(4)
に従って算出することができる。また、例えば車速Vと舵角δとを用いて、
Re=(1+Asf・V)・(Lwb/δ) …(5)
Cua=1/Re …(6)
に従って算出することができる。ここで、Reは旋回半径、Asfは車両のスタビリティファクタ、Lwbはホイールベースである。
また、本実施形態では、対象物検出手段11は、図7に示すように走行軌跡Lestを中心とする自車両の車幅分の領域を自車両の進行路Restとして把握するようになっている。対象物検出手段11は、このようにして推定した自車両MCの走行軌跡Lestおよび進行路Restの情報をメモリに保存し、必要に応じて出力するようになっている。
続いて、対象物検出手段11は、対象物検出処理として、本実施形態では、検出した前記立体物の中から走行軌跡Lestに基づいて先行車両を検出するようになっている。
本実施形態では、対象物検出手段11は、自車両に最も近接する立体物を先行車両として検出するようになっており、走行軌跡推定処理で把握した自車両の進行路Rest上に存在する立体物の中で自車両に最も近接する立体物すなわち上記の例では物体O2を先行車両として検出するようになっている。
対象物検出手段11は、さらに、前回検出された先行車両の情報をメモリから読み出し、前回検出した先行車両と今回検出した自車両に最も近接する立体物との位置関係や移動速度等に基づいて前回の先行車両と今回検出した立体物とが同一の立体物である確率をそれぞれ算出し、算出された確率が予め設定された閾値以上であれば今回検出した立体物を先行車両とラベル付けして先行車両を検出し、先行車両の情報を今回検出した立体物の情報で更新してメモリに継続登録することで、先行車両の情報を更新しながらそれを追跡するようになっている。
対象物検出手段11は、このように先行車両の情報をメモリに保存しながら追跡するとともに、その情報を必要に応じて出力するようになっている。
また、対象物検出手段11は、図4に示したようにグループG1〜G7のうち先行車両O2に対応するグループG4の両端のプロット間の距離を算出して、今回検出された先行車両O2の車幅Wとしてメモリに一時的に保存するようになっている。なお、図6に示した先行車両O2を示す矩形状の枠線の横幅を先行車両O2の車幅Wとして算出するように構成することも可能である。
監視領域設定手段12以下の各手段では、以上のようにして対象物検出手段11により基準画像T中に検出された先行車両の対向車線側である右側(北米等では左側)に対向車両を監視するための監視領域を設定し、監視領域内に対向車両が検出された場合には、前述した撮像手段2に対して自動的に行われている通常の露光調整に加えて、いわば強制的に露光調整を行い、撮像手段2から出力される基準画像Tと比較画像の各画素の輝度を低下させたり増加させたりする調整が行われるようになっている。
また、この強制的な露光調整では、各画素の輝度を一気に低下させると対象物検出手段11における立体物検出処理が行われ難くなるので、本実施形態では、出力される各画素の輝度が各サンプリング周期で徐々に低下するように、強制的な露光調整のレベルが各サンプリング周期で段階的に引き上げられるようになっている。
以下、監視領域設定手段12以下の各手段で行われる処理を、図8に示すフローチャートに従って説明する。
監視領域設定手段12は、図9に示すように基準画像T上に検出された対象物すなわち本実施形態では枠線Frで包囲された先行車両Vahの右側端部を基準に先行車両Vahの側方に所定の監視領域WRoncを設定するようになっている。なお、対象物である先行車両については、前述した対象物検出手段11で検出された先行車両O2を含めて一般的に先行車両Vahと表す。
また、本実施形態では、監視領域設定手段12は、夜間走行時やトンネル内走行時など対向車両がヘッドライトを点灯させるような状況にある場合に前記監視領域の設定を行うようになっている。対向車両がヘッドライトを点灯させるような状況にあるか否かの判定は、監視領域設定手段12自身が行ってもよく、別の手段で行ってもよい。また、その判定は、例えば前述したCCDカメラの自動調整の状態を監視し、シャッタ時間調整やアンプゲイン切り替え等の状態に基づいて行われる。
監視領域設定手段12は、まず、自車両の走行状態が夜間走行時やトンネル内走行時であると判定し或いはそのような判定情報を入手すると、光源検出フラグFaが0か否かを判定する(ステップS1)。
光源検出フラグFaとは、監視領域内に対向車両のヘッドライトのような光源が検出されている場合には1、検出されていない場合には0が設定される。監視領域内に光源が検出されている場合(Fa=1)には、本実施形態のコンピュータ10の後述する調整手段14により前述した通常の露光調整に加えてそれとは別の強制的な露光調整が作動していて、その強制的な露光調整のレベルが増加しているか前回のサンプリング周期におけるレベルが維持される状態にある。また、監視領域内に光源が検出されていない場合(Fa=0)には、強制的な露光調整のレベルが減少しているか0である。初期状態においては、光源検出フラグFaは0に設定される。
また、後述する強制調整作動フラグFbは、この強制的な露光調整がコンピュータ10により行われていれば1、それ以外の場合には0の値に設定される。すなわち、図10に示すように、監視領域内に光源が検出され、強制的な露光調整のレベルが増加し或いは同じレベルが維持されている状態では、少なくとも強制的な露光調整は行われているから、光源検出フラグFaが1である場合には強制調整作動フラグFbは必ず1になっている。
光源検出フラグFaが0の場合(ステップS1:YES)、監視領域WRonc内には対向車両のヘッドライト等の光源は検出されておらず、先行車両Vahは、対象物検出手段11でその右端まで正常に検出されているから、監視領域設定手段12は、基準画像中の先行車両Vahの位置を示す先行車両領域を図9に示した先行車両Vahを包囲する枠線Frで示される領域として特定する。
そして、監視領域設定手段12は、先行車両Vahを示す枠線Frの右端線Rlimのさらに右側外側で基準画像上での無限遠点の横側に右端線Rlimに接するように所定の画素領域の監視領域WRoncを設定するようになっている(ステップS3)。
一方、光源検出フラグFaが1の場合(ステップS1:NO)、監視領域WRonc内に対向車両のヘッドライト等の光源が検出されており、対象物検出手段11での立体物検出処理で、自車両から先行車両Vahの右端部までの距離が対向車両のヘッドライトの影響で正常に検出されているとは限らない。
そのため、監視領域設定手段12は、後述するように更新されてメモリに記憶されている先行車両Vahの車幅car_widthを読み出して、対象物検出手段11で検出された先行車両Vahの左端から車幅car_width分離れた位置を右端(北米等では左右が逆になる)とする図9に示した枠線Frと同様の枠線を作成し、基準画像中の先行車両Vahの位置を示す先行車両領域をその枠線で示される領域として特定するようになっている(ステップS4)。
次に、判定手段13では監視領域WRonc内に光源が存在するか否かが判定される。本実施形態では、判定手段13は、まず、例えば0〜255の256階調の輝度階調で高輝度の250の輝度に予め設定された閾値br_th1以上の輝度を有する画素数を計数する(ステップS5)。この場合、輝度の判定を行う画素を監視領域WRonc内の全画素とするか例えば数画素おきとするか等は予め適宜設定される。
なお、監視領域WRonc内の閾値br_th1以上の高輝度の画素が撮像誤差等で高輝度に撮像されたものではなく、対向車両のヘッドライト等の光源が撮像された画素であることをより確実に検出するために、例えば、予め設定された閾値br_th1以上の輝度を有する画素のうち、図11に示すように、互いに隣接する画素をまとめた画素領域R1、R2の画素数を計数するように構成してもよい。さらには、互いに隣接する画素をまとめた画素領域が形成する形状が光源を撮像したと考えられる形状である画素領域の画素数のみを計数するように構成してもよい。
続いて、判定手段13は、強制調整作動フラグFbが0であり(ステップS6:YES)、計数された画素数が予め設定された閾値count_th未満であれば(ステップS7:NO)、監視領域WRonc内には対向車両のヘッドライト等の光源が検出されていないと判定する。そのため、この場合は前述した強制的な露光調整は行われない。
そして、この場合、先行車両Vahは対象物検出手段11でその右端まで正常に検出されているから、判定手段13は、対象物の横幅である先行車両Vahの車幅car_widthを更新してメモリに記憶するようになっている(ステップS8)。
本実施形態では、先行車両Vahの車幅car_widthは対象物検出手段11で今回検出されてメモリに一時的に保存されている先行車両Vahの車幅Wを用いて下記(7)式で表される時定数フィルタにより平滑化されて算出されるようになっている。
car_width←car_width×0.9+W×0.1 …(7)
なお、上記(7)式中の矢印はメモリ中の値が右辺の値で更新されることを意味し、具体的には右辺の計算がなされて上書き保存されるという意味である。以下の式中の矢印も同様の意味で用いられる。また、平滑化は、例えばカルマンフィルタや移動平均フィルタ等の他の平滑化フィルタを用いて行ってもよい。
また、判定手段13は、強制調整作動フラグFbが0であっても(ステップS6:YES)、計数された画素数が前記閾値count_th以上であれば(ステップS7:YES)、監視領域WRonc内には対向車両のヘッドライト等の光源が検出されたと判定する。この場合、先行車両Vahは対象物検出手段11でその右端まで正常に検出されているとは限らないから先行車両Vahの車幅car_widthの更新は行わない。
そして、判定手段13は、調整手段14に前述した強制的な露光調整を行うべく強制的な露光調整のレベルを増加させるように増加信号を出すようになっている。
調整手段14は、判定手段13からの増加信号や後述する減少信号に応じて、撮像手段2の露光量と撮像手段2から出力される画素の輝度の少なくとも一方を調整する信号を撮像手段2に出力するようになっている。
判定手段13から強制的な露光調整のレベルを増加させる増加信号が出力されると、調整手段14から図10に示したように強制的な露光調整のレベルを所定の調整量だけ増加させるように撮像手段2に対して信号が出力され、撮像手段2から出力される基準画像や比較画像の各画素の輝度が全体的に低下する。そして、各画素の輝度が低下しすぎると、基準画像や比較画像には先行車両のテールランプや対向車両のヘッドライト等の光源のみが撮像され、他にはほとんど何も撮像されて状態になってしまうので、図10に示したように加算された調整量には所定の限界量が設定される。
逆に、判定手段13から強制的な露光調整のレベルを減少させる減少信号が出力されると、調整手段14から強制的な露光調整のレベルを所定の調整量だけ減少させるように撮像手段2に対して信号が出力され、撮像手段2から出力される基準画像や比較画像の各画素の輝度が全体的に増加する。
調整手段14は、判定手段13から増加信号が送信されてくると、それに応じて撮像手段2に強制的な露光調整のレベルを所定の調整量だけ増加させ(ステップS9)、監視領域WRonc内に対向車両のヘッドライト等の光源が検出されたと判定されたから光源検出フラグFaを1に設定し(ステップS10)、また、強制的な露光調整が行われているから強制調整作動フラグFbを1に設定する(ステップS11)。
一方、監視領域WRonc内で対向車両のヘッドライト等の光源が検出されたと判定され強制的な露光調整が開始されて強制調整作動フラグFbが1に設定された状態では、判定手段13は、前記ステップS6の判定で、強制調整作動フラグFbが0ではないと判定する(ステップS6:NO)。
そして、強制的な露光調整のレベルをさらに増加させるか、現在のレベルを維持するか、減少させるかが判断される。
判定手段13は、まず、ステップS5で計数された監視領域WRonc内の高輝度の画素数が前記閾値count_th以上であるか否かを判定し(ステップS12)、画素数が前記閾値count_th以上であると判定すると(ステップS12:YES)、監視領域WRonc内には対向車両のヘッドライト等の光源が検出されていると判定し、調整量が限界量に達していなければ調整手段14に強制的な露光調整のレベルを所定の調整量だけ増加させる(ステップS13)。
判定手段13は、ステップS5で計数された監視領域WRonc内の高輝度の画素数が前記閾値count_th未満であると判定しても(ステップS12:NO)、計数された画素数が0でなければ(ステップS14:NO)、監視領域WRonc内には対向車両のヘッドライト等の光源が検出されているという判定を維持して、強制的な露光調整のレベルを増加させずに現在のレベルを維持させる(ステップS15)。
判定手段13は、ステップS5で計数された監視領域WRonc内の高輝度の画素数が0であると判定すると(ステップS14:YES)、監視領域WRonc内には対向車両のヘッドライト等の光源が検出されていないと判定して、調整手段14に強制的な露光調整のレベルを所定の調整量だけ減少させる(ステップS16)。
そして、監視領域WRonc内には対向車両のヘッドライト等の光源が検出されていないから、光源検出フラグFaを0に設定し(ステップS17)、強制的な露光調整のレベルを減少させてもまだCCDカメラの通常の機能の露光調整のレベルまでなっていなければ(ステップS18:NO)、強制調整作動フラグFbを1のままとし、強制的な露光調整のレベルを減少させてCCDカメラの通常の機能の露光調整のレベルにまでなれば(ステップS18:YES)、強制的な露光調整は行われていないとして強制調整作動フラグFbを0に設定する(ステップS19)。
次に、本実施形態に係る車外監視装置1の作用について説明する。
前述したように、本実施形態の撮像手段2である2台のCCDカメラ2a、2bは互いに同期を取られ、CCDカメラに通常備えられる機能として最適な露光を得るために少なくともシャッタ時間調整やアンプゲイン切り替え、LUT(Look Up Table)の選択やそれによる輝度値変換等の露光調整が自動的に行われるようになっている。
自車両が夜間走行中であったりトンネル内を走行中であるなど、ヘッドライトを点灯させるような状況で走行していることが感知されると、コンピュータ10の監視領域設定手段12により、図9に示したように基準画像T上に検出された先行車両Vahを包囲する枠線Frの右側に監視領域WRoncが設定される。それにより、撮像手段2に対して前述した通常の露光調整に加えてそれとは別の本実施形態に係る強制的な露光調整が作動可能状態すなわちスタンバイ状態となる。
監視領域WRoncが設定されて強制的な露光調整がスタンバイ状態とされても、監視領域WRonc内に対向車両のヘッドライト等の光源が検出されない限り、強制的な露光調整は作動せず、撮像手段2は通常の露光調整に従ってその露光量や撮像手段2から出力される画素の輝度等が調整される。
しかし、図12に示すように、監視領域WRonc内で閾値br_th1以上の輝度を有する画素数が閾値count_th以上計数されると、光源検出フラグFaと強制調整作動フラグFbとがともに1に設定され、強制的な露光調整が作動する。
強制的な露光調整では、図10に示したようにサンプリング周期ごとにそのレベルが段階的にしかし急速に増加される。そのため、図12のように基準画像上で広がり先行車両Vahのテールランプの光Ltailと一体的に撮像されていた対向車両Voncのヘッドライトの光Lheadが監視領域WRonc内でその画素数が閾値count_th未満になるまで強制的に露光調整が行われ、その結果、図13に示すように、基準画像上で先行車両Vahのテールランプの光Ltailと対向車両Voncのヘッドライトの光Lheadとが分離される。
このように強制的な露光調整が行われても、図13のように監視領域WRonc内に光源が存在し、監視領域WRonc内での高輝度の画素数が閾値count_th未満であっても(図8のステップS12:NO)画素数が0でないうちは(ステップS14:NO)、強制的な露光調整のレベルが維持される。
そして、監視領域WRonc内に光源が存在しなくなり、監視領域WRonc内での高輝度の画素数が0になると(ステップS14:YES)、強制的な露光調整のレベルを所定量だけ減少させて(ステップS16)、光源検出フラグFaを0に設定する(ステップS17)。そして、露光調整レベルが通常の露光調整による露光調整レベルまで達すると(ステップS18:YES)、強制調整作動フラグFbを0に設定して(ステップS19)、ルーチンを抜ける。これにより、強制的な露光調整の露光レベルは、通常の露光調整による露光調整レベルに達するまで、図10に示すように段階的に減少するとともに、最終的に強制的な露光調整が作動しなくなって撮像手段2に対する露光調整が通常の露光調整に戻る。
以上のように、CCDカメラ等の撮像手段2の通常の露光調整では対向車両Voncのヘッドライトのような強い光を放つ光源が先行車両Vah等の対象物の直近に撮像されると、対象物の光源に近い側がその強い光の影響で的確に撮像できなくなり、例えば図12に示したように先行車両Vahのテールランプの光Ltailと対向車両Voncのヘッドライトの光Lheadが撮像画像中で一体的に撮像されてしまうため、先行車両Vahのテールランプを的確に検出できなくなったり、先行車両Vahの右側すなわち対向車両Vonc側が的確に撮像できなくなったりしてしまう。
また、そのような基準画像と、対向車両Voncが撮像されていない比較画像とを対比してステレオマッチングを行っても的確に対比することができず、自車両から先行車両Vahまでの距離に大きな検出誤差を生じてしまう。
しかし、本実施形態に係る車外監視装置1によれば、対向車両Voncが撮像される先行車両Vahの右端側等の適切な位置に光源の監視領域WRoncを設けて、光源の有無を監視する。そのため、光源が存在する場合に撮像手段2の露光量や撮像手段2から出力される画素の輝度を調整するなどして、光源の影響を的確に低減し、排除することが可能となる。
また、監視領域WRonc中の高輝度の画素数を計数するなどして光源の存在を判定し、監視領域WRonc内に光源が存在しない間は対象物の横幅を検出して更新し、監視領域WRonc内に光源が存在すると判定した場合には、対象物の光源が存在する側とは反対側の端部からその横幅分だけ離れた位置に監視領域WRoncを設定することで、監視領域WRoncを適切な位置に設定して、光源の有無を確実に監視することが可能となる。
さらに、撮像手段2の露光量や撮像手段2から出力される画素の輝度を調整する際に、段階的に調整し、監視領域WRonc内の高輝度の画素数が閾値count_th未満になった時点でそれ以上強制的な露光調整のレベルを上げないことで、一気にレベルを上げてテールランプやヘッドライト等の光源以外の部分が撮像画像中で判別できなくなってしまう事態を避けることが可能となり、強制的な露光調整を適切に行うことが可能となる。
そのため、前述したような先行車両Vahのテールランプの検出や、基準画像と比較画像とに対するステレオマッチングを的確に行うことが可能となる。
なお、本実施形態では、前述したように距離検出手段である位置情報収集手段9により視差dpの情報が収集され、それに基づいて対象物検出手段11で対象物までの距離Zが算出されて対象物が検出されるが、図15に示したように、対象物の側方に強い光を放つ光源が基準画像に撮像されて、比較画像には撮像されないと、対象物の光源側の視差dpやそれに基づく距離Zの情報の信頼性が低下する。
そこで、判定手段13により監視領域WRonc内に光源が存在すると判定され、光源検出フラグFaが1に設定されている間或いは強制調整作動フラグFbが1に設定されている間は、対象物検出手段11での対象物までの距離Zの算出の際、図3や図4に示したように実空間上にプロットされる対象物までの距離Zの情報のうち、対象物の光源が存在する側とは反対側の端部の情報、例えば、対象物である先行車両Vahの距離Zの情報のうち左半分の情報のみを用いて対象物までの距離Zを算出するように構成することも可能である。
このように構成すれば、対象物までの距離Zを光源の影響を受けることなく正確に算出することが可能となる。
また、実空間上にプロットされる対象物までの距離Zの情報のサンプリング周期間での位置変化に基づいて、自車両から見た場合の対象物の横方向の移動速度を検出することができるが、この場合も、監視領域WRonc内に光源が存在すると判定された場合には、対象物の光源が存在する側と反対側の端部の位置情報のみを用いて横方向の移動速度を算出するように構成することができる。
このように構成すれば、対象物の横方向の移動速度を、光源の影響を受けることなく正確に算出することが可能となる。
本実施形態に係る車外監視装置の構成を示すブロック図である。 基準画像の一例を示す図である。 区分ごとの距離を実空間上にプロットした各点を表す図である。 図3の各点をグループ化した場合の各グループを表す図である。 図4の各グループを分類して形成された各サブグループを表す図である。 矩形状の枠線で示される基準画像上の立体物を示す図である。 自車両の走行軌跡と進行路を説明する図である。 監視領域設定手段以下の各手段で行われる処理の手順を示すフローチャートである。 対象物の側方に設定される監視領域を表す図である。 強制的な露光調整のレベルの推移を示すグラフである。 監視領域内の高輝度の画素および隣接する高輝度の画素をまとめた画素領域を説明する図である。 一体的に撮像された対向車両のヘッドライトの光と先行車両のテールランプの光を表す図である。 分離されて撮像された対向車両のヘッドライトの光と先行車両のテールランプの光を表す図である。 2台のカメラのうち一方のカメラでは撮像され他方のカメラでは撮像されない領域を表す図である。 図14の状態で撮像された2つの撮像画像を表す図である。
符号の説明
1 車外監視装置
2、2a、2b 撮像手段
9 距離検出手段(位置情報収集手段)
11 対象物検出手段
12 監視領域設定手段
13 判定手段
14 調整手段
br_th1 閾値
car_width 対象物の横幅(先行車両の車幅)
count_th 閾値
MC 自車両
p1ij 輝度
R1、R2 画素領域
T 画像(基準画像)
Vah 対象物(先行車両)
WRonc 監視領域
Z 距離

Claims (6)

  1. 自車両の周囲を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像中から所定の対象物を検出する対象物検出手段と、
    前記画像上の前記対象物の端部を基準に前記対象物の側方に所定の監視領域を設定する監視領域設定手段と、
    前記監視領域内で光源の存在を判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記光源の存在が判定された場合に、前記撮像手段の露光量と前記撮像手段から出力される画素の輝度の少なくとも一方を調整する調整手段とを備え、
    前記判定手段により前記光源が存在しないと判定された場合には、前記対象物の横幅が検出されて更新され、
    前記監視領域設定手段は、前記判定手段により前記光源が存在すると判定された場合に、前記対象物において、前記光源が存在する側と反対側に検出される前記対象物の端部位置から前記記憶された前記対象物の横幅分だけ離れた位置を基準に前記監視領域を設定することを特徴とする車外監視装置。
  2. 前記判定手段は、前記監視領域内において輝度が所定の閾値を超える画素が所定個数以上検出された場合に前記光源が存在すると判定することを特徴とする請求項1に記載の車外監視装置。
  3. 前記判定手段は、前記監視領域内において輝度が所定の閾値を超える画素を検出し、検出された前記画素のうち、互いに隣接する前記画素をまとめた画素領域の画素数を計算し、算出された前記画素数が所定の閾値を超える場合に前記光源が存在すると判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車外監視装置。
  4. 前記調整手段は、前記光源が存在すると判定された場合に、以後のサンプリング周期で前記光源が存在しないと判定されるまで、または調整量が予め設定された限界量に達するまで、前記撮像手段の露光量と前記撮像手段から出力される画素の輝度の少なくとも一方を段階的に調整することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車外監視装置。
  5. 前記対象物検出手段により検出された前記対象物までの実空間上の距離を前記画像から算出する距離検出手段を備え、
    前記距離検出手段は、前記光源が存在すると判定された場合には、前記光源が存在する側の前記対象物の位置情報を除いた前記対象物の位置情報を用いて前記距離を算出することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車外監視装置。
  6. 前記対象物検出手段は、サンプリング周期間での前記対象物の実空間上での位置変化に基づいて自車両から見て前記対象物の横方向の移動速度を検出し、
    前記光源が存在すると判定された場合には、前記対象物の前記光源が存在する側の前記対象物の位置情報を除いた前記対象物の位置情報を用いて前記横方向の移動速度を算出することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の車外監視装置。
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