JP4912515B1 - 多階の建物にファサード部材を取り付けるための方法 - Google Patents

多階の建物にファサード部材を取り付けるための方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、異形材システムによって、多階の建物にファサード部材(12、12b、12c)を取り付けるための方法に関する。この異形材システムは、長手軸に沿って延びるスロットを有する第1の種類の垂直異形材(1a、1b)を含んでおり、スロットの内側部分が第1のファサード部材のエッジを受け入れるように設計されており、スロットの外側部分が第2の種類の垂直異形材を受け入れて支持するように設計されており、第2の種類の異形材には、異形材の長手軸に沿って延びて第2のファサード部材のエッジを受け入れて支持するように設計された溝が設けられている。この方法は、a)二つの第1の種類の垂直異形材(1a、1b)を、一階にすでに取り付けられた第1および第2の種類の異形材(1c、1d)の上方において、スロットが向かい合うように、建物の二階に取り付けること、b)ファサード部材(12)を、二階に取り付けられた垂直異形材に達するまで、一階に取り付けられた異形材の溝によって案内して搬送すること、c)ファサード部材を、二階に取り付けられた垂直異形材のスロットの外側部分に進入させること、d)ファサード部材を、スロットの外側部分によって案内して取り付け位置まで搬送し続けること、e)ファサード部材を、スロットの外側部分から内側部分へと押すこと、f)ファサード部材を建物に固定すること、およびg)第2の種類の垂直異形材を、スロットの外側部分に挿入することを含んでいる。

Description

本発明は、多階の建物にファサード部材を取り付けるための方法に関する。
多階の建物を、複数のやり方で建設することができる。それらのすべてに共通なのは、それらの建物がファサードを備える点である。ファサードは、多数のさまざまなやり方で設けることが可能であり、多階の建物の荷重支持部を構成することができ、あるいは単なる風雨よけとして機能することができる。後者の場合には、建物が、板状のファサード部材が取り付けられる建物構造体を備える。板状のファサード部材は、一つ以上の異なる種類のファサード部材を含むことができる。
ファサード部材は、多くの場合、パレットで作業場所まで運ばれる。これらのパレットは、伝統的に、タワークレーンによって配送トラックから下ろされ、次いでファサード部材の設置先の階へと持ち上げられる。タワークレーンは、決定的に重要なリソースである。トラックおよびタワークレーンの待ち時間が、無駄な時間および多大なコストを生じさせる。
建物への取り付けの際のファサード部材の取り扱いに、細心の注意を払う必要があり、ファサード部材が、取り扱いの際に破損する可能性がある。ファサード部材の吊り上げ時に、部材をすでに取り付け済みの部材、建物の他の部分、または近傍の設備にぶつけてしまう危険があり、損傷が生じる可能性がある。これらの危険は、風のある条件下での取り付けにおいて大きくなり、より穏やかな天候を待つ間のファサード据え付けプロセスの停滞につながりかねない。
ファサード部材は、通常、建物の材料を建物のさまざまな部分まで持ち上げる目的を有しているタワークレーンを使用して、建物における据え付けの高さまで持ち上げられる。据え付けに使用される方法は、ファサード部材を一つずつタワークレーンによって直接組み付けるか、あるいはファサード部材のパレットをタワークレーンを使用して据え付けの階まで持ち上げ、そこから据え付けの高さよりも一つ上の階に位置する可動の小型クレーンを使用して最終的な据え付けを行うことである。各階にパネルを置くことは、各階において積み上げられるパネルによって占められる空間を、他の作業によってふさがれることがないように残しておかなければならないため問題であり、さらにはコンクリートの強度が初期には限られているため、構造設計者からの詳細な指示も必要である。これらの方法のどちらも、天候に左右され、タワークレーンを使用して大型のファサード部材を吊り上げることは、決定的に重要なリソースである。
「De−coupling cladding installation from other high−rise building trades:a case study、proc. 9th Annual conference of the International group for lean construction−IGLC 9、Singapore、6−8 August 2001」に、タワークレーンを使用することなく多階の建物においてファサード部材を吊り上げるための方法が記載されている。ファサード部材を吊り上げるために、建物の建設の際に各階に次々に配置することができ、ファサード部材を建物の所望の高さまで運ぶことができるケーブル案内式のリフト装置のための支持部を備えている一つ以上のクレーンが記載されている。次いで、ファサード部材を、建物の全周を巡って建物の構造体に一時的に固定されるように構成され、建物において上方に連続的に移動させることができる横カラーを使用して、所望の場所まで水平方向に分配することができる。ファサード部材を意図される場所へと吊り上げて分配する目的のためのすべての部品は、ファサード部材の取り付けを終えた後で取り外され、建物に関する他の目的には使用されなくてもよい。
米国特許第4591308号が、タワークレーンを使用することなく多階の建物においてファサード部材を吊り上げるための別の方法を開示している。この特許は、ファサード部材を持ち上げるための案内治具を開示している。案内治具が、ロープから吊り下げられ、各々のファサード部材の外面に設けられた垂直レールにて案内される。ファサード部材が、取り付けられるべき階に達したとき、タワークレーンおよび治具に設けられた機械アームによって建物に向かって動かされる。この方法における欠点は、ファサード部材が、取り付けられるべき階に達するときに、すでに取り付け済み部材の垂直レールによって案内されることがない点にある。さらに、ファサード部材の取り付け位置への移動が複雑であり、多くの取り付け工程を必要とする。
英国特許第22284009号が、作業用エレベータによってファサード部材を取り付けるための方法を開示している。ファサード部材に溝が設けられ、これらの溝に沿って、作業用エレベータが駆動される。ファサード部材が、作業用エレベータによってファサード部材の据え付けの階へと運ばれる。作業用エレベータには、自身の駆動部が設けられている。作業用エレベータは、ファサード部材を建物に向かって取り付け位置へと移動させるための空気圧による制御システムを備えている。そのような作業用エレベータは、複雑であり、したがって高価である。複数列のファサード部材を並列に取り付ける場合に、複数の作業用エレベータを有する必要があり、高価につく。
本発明の目的は、ファサード部材を多階の建物に取り付けるための方法であって、上述の欠点を軽減する優れた方法を提供することにある。
この目的は、請求項1に記載のとおりの方法によって達成される。
この方法は、第1の種類の垂直異形材を含んでおり、この異形材が、この異形材の長手軸に沿って延びるスロットを有しており、このスロットの内側部分が、第1のファサード部材のエッジを受け入れるように設計され、このスロットの外側部分が、第1のファサード部材を支持するように構成された第2の種類の垂直異形材を受け入れて支持するように設計されており、この第2の種類の異形材に、この異形材の長手軸に沿って延び、第2のファサード部材のエッジを受け入れて支持するように設計された溝が設けられている異形材システムを使用する。この方法は、
a)二つの第1の種類の垂直異形材を、一階にすでに取り付けられた第1および第2の種類の異形材の上方において、これらの異形材の長手軸が整列するように、かつスロットが向かい合うように、建物の二階に取り付けること、
b)ファサード部材を、二階に取り付けられた垂直異形材に達するまで、一階に取り付けられた第2の種類の異形材の溝によって案内して垂直方向に搬送すること、
c)ファサード部材を、二階に取り付けられた垂直異形材のスロットの外側部分に進入させること、
d)ファサード部材を、取り付け位置に達するまで、二階に取り付けられた垂直異形材のスロットの外側部分によって案内して垂直方向に搬送し続けること、
e)ファサード部材を、スロットの外側部分から内側部分へと押すこと、
f)ファサード部材を、建物の床構造など、建物に固定すること、および
g)第2の種類の垂直異形材を、溝が向かい合うようにスロットの外側部分に挿入すること
を含んでいる。
本発明による方法の利点は、ファサード部材が取り付け位置に達するまでずっと支持され、建物へのファサード部材の取り付けの際も支持される点にある。現在の取り付け位置よりも下方の階までのファサード部材の搬送においては、ファサード部材が、先の階に取り付けられたファサード部材も支持する第2の種類の垂直異形材の溝によって案内される。ファサード部材が現在の取り付け位置の下方の階の溝から出るとき、ファサード部材は、ファサード部材の搬送および取り付けの間、現在の階に取り付けられた垂直異形材のスロットの外側部分によって支持される。スロットの外側部分が、風のある天候に起因してファサード部材が建物から離れて揺れることがないようにする。これにより、悪天候の状況の影響を受けることがない安全な取り付けが可能になる。さらに、本発明による方法は、大型のファサード部材、特に大きな幅を有するファサード部材について、安全な取り付けを可能にする。
本発明による方法は、単純かつ迅速であり、したがってファサード部材の取り付けに必要な時間を短縮し、したがって取り付けのコストを大幅に下げる。
この方法は、二つの第1の種類の垂直異形材を、二階にすでに取り付けられた第1および第2の種類の異形材の上方において、これら異形材の長手軸が整列するように、かつスロットが向かい合うように、建物の三階に取り付けることと、第2のファサード部材を、三階に取り付けられた垂直異形材に達するまで、第2の種類の異形材の溝によって案内して垂直方向に搬送し、この第2のファサード部材についてステップc〜gを繰り返すことと、をさらに含む。ファサード部材が、取り付け先の階まで、すでに取り付けられたファサード部材の外側を一つずつ搬送される。ファサード部材が設置位置まで直接運ばれるため、各階における段取りが不要であり、したがって建物内の使用される作業空間が小さくて済む。
本発明の一実施形態によれば、第2のファサード部材が、スロットの外側部分から内側部分へとツールによって押される。そのようなツールを、上述したファサード部材を取り付け位置へと移動させるための空気圧によって制御されるシステムと比べ、はるかに安価に製作することができる。高価な設備が不要であるため、建物に沿った異なる水平位置に複数のファサード部材を同時に取り付けることが可能である。
この方法は、二階の前記二つの垂直異形材のうちの少なくとも一方にツールを取り付けることをさらに含んでおり、ステップdおよびeが、ファサード部材をツールに接触するまで上方に移動させること、ファサード部材を最終的な取り付け位置よりも上方の位置へと上方に移動させつつ、このファサード部材の上方移動の作用により、ツールを作動位置へと回転させること、およびファサード部材を最終的な取り付け位置に向かって下降させることによって、ツールでファサード部材をスロットの内側部分に向かって押すことをさらに含んでいる。ツールが、いかなる者も建物の外側に位置させることなく、ファサード部材を最終的な取り付け位置へと押すことを可能にする。人員は、建物の内部から垂直異形材にツールを取り付け、ファサード部材の上方および下方への垂直移動を制御するだけでもよく、ファサード部材がツールの内部に含まれる機構によって最終的な取り付け位置へと押される。
本発明の一実施形態によれば、ツールが、ファサード部材の垂直下方移動によって駆動される。したがって、ツールにツール自身の駆動部を設ける必要がなく、ツールのコストが削減される。
本発明の一実施形態によれば、第1の種類の垂直異形材に、建物上の対応する固定部材に係合するように設計された第1の固定要素と、ファサード部材に設けられた対応する固定ユニットに係合するように設計された第2の固定要素とが設けられており、ステップaが、二階に、互いに間隔を空けて配置された少なくとも二つの固定部材を設けること、および第1の種類の垂直異形材を、第1の固定要素を二階の固定部材に係合させることによって、二階に取り付けることをさらに備えており、ステップfが、ファサード部材の固定ユニットを異形材の第2の固定要素に係合させることによってファサード部材を建物に固定することを含んでいる。好ましくは、固定要素は、垂直異形材に前もって取り付けられる。
この実施形態は、第2の固定要素がすでに垂直異形材に取り付けられており、建物の床へと取り付ける必要がない点で、ファサード部材の取り付けを簡単にする。したがって、固定要素を建物へと取り付ける工程が省略される。しかしながら、ファサード部材がきわめて幅広い場合、ファサード部材の中央部を支持するために、垂直部材および対応するファサード部材の固定ユニットの間において床に別の種類の一つ以上の追加の固定要素を設けることが可能である。さらに、第1の固定要素が建物の固定部材へと係合させられるとき、垂直異形材が建物に対して所定の位置をとり、第2の固定要素がファサード部材上の固定ユニットに係合させられるとき、ファサード部材が垂直異形材に対して所定の位置をとるため、建物に対するファサード部材の位置決めが容易にされる。
本発明の一実施形態によれば、第1および第2の固定要素が、単一のユニットに一体化され、共通の荷重支持体を備える。この実施形態は、固定要素の垂直異形材への取り付けを容易にする。さらに、共通の荷重支持体が、ファサード部材の重量を建物上の固定部材へと伝え、したがってファサード部材の重量が、垂直異形材によってではなく、建物によって保持される。
本発明の一実施形態によれば、ファサード部材が、輸送トレーラによって建物へと届けられ、本方法が、ファサード部材を輸送トレーラから建物の基部に位置する保管場所へと自動的に移動させることを含んでいる。さらに、本方法は、建物の少なくとも一部分の周りに配置された軌道を備えている搬送システムによって、ファサード部材を保管場所から所望の水平位置まで搬送することを含んでいる。暫定的な床への仮置きを必要とせず、ファサード部材を輸送トレーラから直接持ち上げ、設置位置へと送ることによって、現場での搬送が最小限にされる。これは、内部での運搬を不要にする。さらに、地面または床へと重ねる必要がなく、ファサード部材の搬送が完全に制御されるため、ファサード部材を傷める恐れが少なくなる。
本発明の一実施形態によれば、ファサード部材が、ファサード部材の取り付け先の階またはファサード部材の取り付け先の階よりも上の階に配置されたリフト装置(例えば、ミニクレーン)によって垂直方向に動かされる。一般的な多目的のリフト装置を、ファサード部材の垂直移動に使用することができる。したがって、ファサード部材の垂直移動に専用設計の駆動ユニットは不要である。
本発明の一実施形態によれば、ファサード部材が、ファサード部材を把持するための把持装置が設けられたエレベータユニットによって移動させられ、把持装置は、建物に取り付けられた第2の種類の垂直異形材の溝にファサード部材のエッジが整列するようにファサード部材を移動させることで、第2の種類の垂直異形材の溝へのファサード部材の挿入を容易にするように構成されており、本方法が、エレベータユニットによってファサード部材を把持すること、およびエレベータユニットによって第2のファサード部材を第2の種類の垂直異形材の溝へと挿入することを含んでいる。したがって、第2の種類の垂直異形材の溝へのファサード部材の挿入を、自動的に行うことができ、例えば建物の下部など、挿入位置から離れて位置する作業者によって制御することができる。
さらに、エレベータユニットは、第2の種類の垂直異形材の溝によって案内され、エレベータが、リフト装置によって垂直方向に動かされる。このように、エレベータが、自分自身の駆動システムを有する必要がない。一般的な多目的のリフト装置を使用することができる。
本発明の一実施形態によれば、本方法が、ファサード部材を搬送システムによって保管場所からエレベータユニットへと搬送することを含んでいる。トラックによる配送から設置までのファサード部材の流れがもたらされ、配送から設置までのファサード部材の連続的な流れが可能にされる。したがって、建築請負人が、ファサード部材の不必要な取り扱いに煩わされず、あるいはタワークレーンまたは他の作業を待つ必要がない。これは、ファサードの建築請負人が、現場の共有のクレーンおよび建設用巻き上げ機に実質的に頼らないことを意味する。
本発明の一実施形態によれば、二つの第1の種類の垂直異形材の間の正しい間隔が、異形材の取り付けの際に、ファサード部材の幅に相当する長さを有する治具によって保証される。この実施形態は、垂直異形材を正しい間隔で取り付けることを、迅速かつ容易にする。
本発明の実施形態によれば、前記第1の種類の垂直異形材が、この異形材の第1のスロットとは反対の側においてこの異形材の長手軸に沿って延びている第2のスロットを有しており、この第2のスロットが、ファサード部材のエッジを受け入れるように設計された内側部分と、第2の種類の垂直異形材を受け入れるように設計された外側部分とを有しており、本方法が、第1の種類の一つの垂直異形材を、一階にすでに取り付けられた一つの異形材の上方において、これらの異形材の長手軸が整列するように、かつ二階の異形材のうちの一つから水平方向に離して、スロットが向かい合うように取り付けること、およびステップb〜gを繰り返すことを含んでいる。第1の種類の一つの垂直異形材を、水平に並んだ二つのファサード部材の取り付けに使用することができ、取り付け促進される。
本発明の一実施形態によれば、本方法が、第1および第2の種類の垂直異形材の上かつ二つの整列したファサード部材の間に、アダプタブロックを取り付けることと、異なる階のファサード部材と垂直異形材との間をシールするために、水平方向に並んだ二つのファサード部材の上およびアダプタブロックの上に連続的なシール帯を取り付けることと、その後にシール帯の上方に次の階のファサード部材を取り付けることとをさらに含んでいる。シール帯が、複数のファサード部材および垂直異形材の上方を連続的に延びる。この実施形態は、ファサード部材の間の安全な水平方向のシールを保証する。
次に、本発明を、本発明の種々の実施形態の説明によって、添付の図面を参照してさらに詳細に説明する。
第1の種類の垂直異形材の一例の断面図を示している。 図1に示した垂直異形材のスロットの外側部分によって案内されるファサード部材の一例の断面図を示している。 スロットの内側部分へと移動させられた後のファサード部材および第2の種類の垂直異形材の断面図を示している。 第1の種類の垂直異形材によって保持され、第2の種類の垂直異形材によって支持された二つのファサード部材の断面図を示している。 第2の種類の垂直異形材の溝によって案内されるファサード部材の断面図を示している。 ファサード部材が本発明による方法によって取り付けられる多階の建物の一部分の立面図を示している。 二つの第1の種類の垂直異形材の間の正しい間隔がどのように治具によって保証されるのかを説明している。 固定装置が設けられた第1の種類の垂直異形材および固定部材が設けられた建物の床の斜視図を示している。 固定装置および固定部材によって建物の床へと固定された第1の種類の垂直異形材の斜視図を示している。 固定装置の斜視図を示している。 固定ユニットが設けられたファサード部材および固定装置の側面図を示している。 固定ユニットが設けられたファサード部材および固定装置の立面図を示している。 固定装置によって建物の床へと取り付けられたファサード部材および第1の種類の垂直異形材の斜視図を示している。 ファサード部材を第1の種類の垂直異形材のスロットの外側部分から内側部分へと押すためのツールの取り付けを説明している。 ファサード部材を第1の種類の垂直異形材のスロットの外側部分から内側部分へと押すためのツールの取り付けを説明している。 ツールによるファサード部材の取り付けを説明している。 ツールによるファサード部材の取り付けを説明している。 ツールによるファサード部材の取り付けを説明している。 ツールによるファサード部材の取り付けを説明している。 ツールによるファサード部材の取り付けを説明している。 ツールによるファサード部材の取り付けを説明している。 ツールによるファサード部材の取り付けを説明している。 ツールによるファサード部材の取り付けを説明している。 ファサード部材の間にシールを設ける工程を説明している。 ファサード部材の間にシールを設ける工程を説明している。 ファサード部材の間にシールを設ける工程を説明している。 ファサード部材の間にシールを設ける工程を説明している。 建物の下方への配送から建物上の設置場所までのファサード部材の搬送の全経路を示している。 どのようにファサード部材が搬送システムからエレベータユニットへと移されるのかについての例を示している。 エッジを第2の種類の垂直異形材の溝に進入させて上方へと運ばれるファサード部材を示している。
図1は、第1の種類の垂直異形材1の一例の断面を示している。垂直異形材1は、この異形材の長さの軸に沿って基本的に一定の断面を有している。垂直異形材1は、ファサード部材に対応する長さである。異形材1は、建物に面して配置されるように構成された第1の部位2と、建物から遠ざかる方を向いて配置されるように構成された第2の部位3とを備えている。スロット4aおよび4bが、垂直異形材1の各側において第1および第2の部位の間に配置されている。スロット4aおよび4bは、異形材1の長手軸に沿って延びている。各々のスロットは、内側部分5および外側部分6に分割されている。図3に示されるとおり、スロットの内側部分5が、ファサード部材のエッジ部を受け入れるように設計され、スロットの外側部分6が、第2の種類の垂直異形材14を受け入れて支持するように設計されている。上述のエッジ部は、ファサード部材をこの異形材システムへと適合させるべくファサード部材のエッジに設けられるアダプタであってもよい。スロットの内側部分5に、複数の可撓部材7が設けられる。可撓部材7は、弾性材料から作られ、図3に示されるように、ファサード部材が取り付けられるときにファサード部材を支持し、ファサード部材の心出しを果たし、ファサード部材をシールするように構成されている。
第2の部位3は、異形材1の長手軸に沿って延びる複数の支持造作8が配置された外表面を備えており、支持造作8の間に切り欠き9が配置されている。支持造作8を、一つ以上の支持装置を案内するために使用することができる。第1の部位2が、スロットの内側部分5に面する内表面10を備えており、第2の部位3が、スロットの外側部分6に面する内表面11を備えている。垂直異形材1は、第1および第2の部位2、3を通って延びる対称軸に関して対称である。垂直異形材1は、さまざまな設計を有することができる。本発明による方法による取り付けに適した第1の種類の垂直異形材の他の例が、WO2009/093948に開示されている。この例では、ファサード部材のエッジが、突き出し部を有しておらず、代わりにファサード部材のエッジ全体がスロットに進入する。
図2は、垂直異形材1のスロットの外側部分6によって支持されたファサード部材12の一部分の断面図を示している。図2は、図6に示した取り付けの断面A−Aである。ファサード部材は、ガラス板、または積層ガラス、1枚以上の耐候板、あるいはガラス板および耐候板の組み合わせを備えることができ、ガラス板および/または耐候板を保持するフレームをさらに備えることができる。さまざまな板状のファサード部材の組み合わせを、ファサードに使用することができる。ファサード部材12のエッジに、ファサード部材の全長に沿って延びている突き出し部13が設けられている。ファサード部材のエッジの突き出し部13が、スロットの外側部分6に位置している。ファサード部材の反対側のエッジに、対応する突き出し部(図示されていない)が設けられており、第1の垂直部材から離れて配置された第1の種類の別の垂直部材のスロットの外側部分に位置している。このようにして、ファサード部材12が、スロットの外側部分6によって支持され、建物から離れる方向に揺れることがないようにされている。
図3は、垂直異形材1のスロットの外側部分6から内側部分5へと動かされたときのファサード部材12を示している。ファサード部材のエッジの突き出し部13が、第1の部位2の表面10に当接している。可撓部材7が、ファサード部材12を支持している。さらに図3は、スロットの外側部分6にはまり込むように設計され、取り付けられたときにファサード部材12を支持するように構成されている第2の種類の垂直異形材14を示している。第2の種類の垂直異形材14は、U字異形材と称される。第2の種類の垂直異形材14には、この異形材の長手軸に沿って延び、ファサード部材のエッジの突き出し部13を受け入れて支持するように設計されている溝15が設けられている。溝15は、U字溝と称される。垂直異形材14は、この異形材の長さの軸に沿って基本的に一定な断面を有している。第2の種類の垂直異形材14の長さは、第1の種類の垂直異形材1の長さと基本的に同じである。第2の種類の垂直異形材14は、第1のファサード部材12を支持するように配置されるように構成されている。異形材14は、図4に示されるとおり、取り付けられたときに異形材1の第2の部位3の表面11に当接するように設計されている。
図4は、本発明による方法によって取り付けられた二つのファサード部材12、12bの断面を示している。ファサード部材が、最終的な取り付け位置に位置している。二つのファサード部材12、12bが、水平方向に整列し、第1の種類の垂直異形材1および第2の種類の二つの垂直異形材14によって支持されている。図4は、図6に示した取り付けの断面C−Cである。
図5は、取り付け位置への途中にあるファサード部材12cの断面を示している。ファサード部材12cが、垂直方向に移動させられるとき、第2の種類の垂直異形材14の溝15によって案内される。ファサード部材12、12bは、すでに最終的な位置に取り付けられている。ファサード部材12cは、ファサード部材12、12bの外側において、取り付け位置まで垂直方向に動かされる。ファサード部材の他方のエッジ(図示されていない)にも、突き出し部13が設けられており、図5に示されているやり方と同じやり方で、第1の種類の異形材1に配置された第2の種類の垂直異形材14の当の溝15によって案内される。図5は、図6に示した取り付けの断面B−Bである。
図6は、本発明による方法によってファサード部材が取り付けられる多階の建物の一部分の立面図を示している。さらに、この図は、ファサードの取り付けの際のファサード部材12の搬送も説明している。建物が、荷重を支えるいくつかの垂直な壁(図示されていない)と、壁の間を延びているいくつかの水平な床(スラブとも称される)17とを備えている。ファサード部材12は、互いに基本的に平行な第1の主面および第2の主面を備えている。さらに、ファサード部材は、第1のエッジ18aおよび第2のエッジ18bを備えている。エッジ18aおよび18bの各々が、突き出し部13を含んでいる。水平方向に整列させられた複数のファサード部材が、一つの階に取り付けられる。
第1の種類のいくつかの垂直異形材1aから1dが、建物の床へと取り付けられている。垂直異形材は、これらの異形材の長手軸が整列することで、垂直異形材の縦列が形成されるように、互いに上下に配置されている。垂直異形材の複数の縦列が、ファサード部材の幅に基本的に相当する互いの水平方向の間隔で、平行に配置されている。垂直異形材1の隣り合う二つの縦列が、スロットが向かい合うように配置されている。ファサード部材12bおよび12cが、異形材の隣り合う二つの縦列の間に取り付けられる。図4は、取り付けられたファサード部材および垂直異形材の断面C−Cを示している。取り付けられたファサード部材が、図4に示されるように、第1の種類の垂直異形材1のスロットの外側部分6へと進入した第2の種類の垂直異形材14によって支持されている。第1および第2の種類の垂直異形材は、ファサード部材が取り付け位置へと運ばれるときに、ファサード部材を下方から受け入れ、ファサード部材のエッジを支持することができるように取り付けられる。支持造作8が、第1の種類の垂直異形材の全長にわたって延びている。
ファサード部材12を取り付け位置へと運ぶとき、ファサード部材のエッジ18aおよび18bの突き出し部13が、垂直異形材の隣り合う二つの縦列の最も下方の第2の種類の垂直異形材の溝15に挿入される。ファサード部材12が、取り付け位置の階よりも下方の階にすでに取り付けられている第2の種類の垂直異形材の溝15に案内され、取り付け位置へと垂直方向に動かされる。図5は、第2の種類の垂直異形材の溝15によって案内されているときのファサード部材12の断面B−Bを示している。
ファサード部材が、ファサード部材の取り付け先の階に取り付けられた垂直異形材1a、1bに達するとき、ファサード部材12のエッジ18aおよび18bの突き出し部13が、図2に示されるとおり、異形材1および1bのスロットの外側部分6へと挿入される。図2は、ファサード部材12および垂直異形材1の断面A−Aである。ファサード部材12が、スロットの外側部分6によって案内され、取り付け位置に向かって垂直方向に動かされる。この実施形態においては、ファサードを取り付けられている最後の階の隣り合う二つの垂直異形材1および1bの各々に、ツール20が取り付けられる。ツール20は、ファサード部材12をスロットの外側部分6からスロットの内側部分5へと押すために使用される。ツール20は、垂直異形材1a、1bの全長にわたって延びている支持造作8に配置され、支持造作の間の切り欠き9に沿って移動することができる。ファサード部材12は、ファサード部材の取り付け先の階またはファサード部材の取り付け先の階よりも上の階に配置されたリフト装置22によって垂直方向に動かされる。リフト装置は、例えばミニクレーンである。
図7が、二つの第1の種類の垂直異形材1aおよび1bの間の正しい間隔が、取り付けられるべきファサード部材の長さに対応する長さを有する治具23によってどのように保証されるのかを説明している。治具23は、バーの形態を有している。治具を使用することによって、二つの垂直異形材1aおよび1bの間の正しい間隔および平行が保証される。垂直異形材が取り付けられた後で、治具を取り外し、次の垂直異形材1の取り付けに使用することができる。治具は、互いに間隔を空けて配置された二つの垂直異形材の上部に係合するように構成されている。治具23の各々の端部に、垂直部材の突き出しピン27のサイズに対応するサイズを有する一つ以上の穴が設けられている。治具が使用されるとき、治具の一端の穴が、すでに取り付け済みの垂直部材1のピンに通され、治具の他端の穴が、取り付けるべき垂直異形材1bに通される。
次に、第1の種類の垂直異形材1およびファサード部材12を建物に固定するための本発明の方法を、図8a〜8c、9aおよび9b、ならびに10を参照して説明する。
図8aは、建物上の固定部材28への固定のための第1の固定要素25と、ファサード部材を固定するための第2の固定要素26とを備える固定装置24が設けられた第1の種類の垂直異形材1の斜視図を示している。好ましくは、固定装置24は、建設現場へと配送される前に、垂直異形材1にあらかじめ取り付けられる。図8cに、背後から見た固定装置24が示されている。この実施形態において、固定装置24には、垂直異形材1の両側において建物へと取り付けられる二つのファサード部材を固定するための二つの第2の固定要素26が設けられている。ファサード部材12を建物に固定するために、エッジ18aおよび18bの各々に一つずつ、少なくとも二つの第2の固定要素26が必要である。固定装置24は、共通の荷重支持体34を備えており、この荷重支持体に第1および第2の固定要素25、26が設けられている。
垂直異形材1の上部に、この垂直異形材の上方に取り付けられる次の垂直異形材の下部に設けられた当の穴に挿入されるように構成された突き出しピン27が設けられている。図は、建物の床17をさらに示している。床17に、垂直異形材1上の第1の固定要素25に係合するように構成された固定部材28が取り付けられている。固定部材28は、垂直方向に延びる部位30を備えており、第1の固定要素25が、固定部材28の部位30を受け入れて、第1の固定部材28と第1の固定装置24との間の係合をもたらすように設計されたスロット32を備えている。垂直異形材1の取り付けの際に、図8bに示されるように、第1の固定要素25が、固定部材28の垂直方向に延びる部位30に係合させられる。次いで、第1の固定要素25が、固定部材28の部位30へと固定される。図8aおよび8bならびに6に示されるとおり、垂直異形材は、取り付け先の階よりも上方へと或る距離だけ延びるように取り付けられ、このことが、例えば図19に関して説明されるシール帯の取り付けを容易にする。しかしながら、本発明の他の実施形態においては、接合部が床に整列してもよい。
図9aは、ファサード部材を第2の固定要素26へと取り付け、したがって建物へと取り付けるための固定ユニット35が設けられたファサード部材12の後方からの立面図を示している。図9bは、ファサード部材12および固定装置24の斜視図を示している。この実施形態においては、固定ユニット35が、ファサード部材12のエッジの凹所37に設けられたピン36を備えている。凹所37の上部に、凹所を補強するための金属板38が設けられている。ファサード部材12のエッジ18aおよび18bの各々に、一つの固定ユニット35が設けられている。第2の固定要素26が、ファサード部材に設けられた固定ユニット35に係合するように設計されている。この実施形態においては、第2の固定要素26が、固定ユニット35のピン36を受け入れるように構成されたフックとして設計されている。ファサード部材12の取り付けの際に、ファサード部材の各側の固定ユニット35が、先行の垂直異形材1a、1bの取り付け時に床へと係合済みである固定装置24の第2の固定要素26に係合させられる。このようにして、ファサード部材が、建物の床へと取り付けられる。
図10は、固定装置24および固定部材28によって建物の床17へと取り付けられたファサード部材の一つのエッジ18aを示している。ファサード部材の他方の反対側のエッジ18bも、固定装置、固定部材、および固定ユニットによって図10に示したやり方と同じやり方で建物の床17へと取り付けられる。
図11および12は、ファサード部材を第1の種類の垂直異形材のスロットの外側部分から内側部分へと押すためのツールの取り付けを示している。ファサード部材が取り付け位置に達し、あるいは取り付け位置の近くまで達したとき、ファサード部材をスロットの外側部分6から内側部分5へと移動させなければならない。垂直異形材1の可撓部材7からの摩擦による抵抗に打ち勝つために、押しの力が必要である。
本発明の一実施形態によれば、専用設計のツールが、この工程を実行するために使用される。これを、例えば、図11および12に示されるように、偏心支持された1枚以上のディスク58、60を互いに垂直方向に離して配置して備えているツール20によって行うことができる。本発明の別の実施形態においては、ツール20が、ただ1枚のディスクまたは3枚以上のディスクを有することができる。ディスクは、ディスクの最小半径と最大半径との間の差が、ファサード部材をスロットの外側部分6からスロットの内側部分5へと押すために必要な水平方向の移動に相当するように形作られている。ディスクは、ディスクの最大半径の位置に、ファサード部材に当接するように構成された平坦な表面を備えている。このディスクの平坦な表面は、低摩擦材料で覆われており、湾曲した表面が、高摩擦材料で覆われている。ディスクの角運動は、ディスクの平坦な表面が図17bに示されるようにファサード部材に平行になったときに停止させられる。ディスクは、ファサード部材が下方へと動かされるときに、ファサード部材との接触による摩擦によって回転するように設計されている。ファサード部材は、部材に重力が作用するときに自重によって下方へと移動する。したがって、ファサード部材の自重が、ファサード部材をスロットの外側部分から内側部分へと移動させるために必要な押しの力を達成するために使用される。
図11および12に開示のツールは、垂直部材の両側のファサード部材に作用するよう、垂直部材1の両側に配置されるように構成された2組のディスク58、60を備えている。これにより、ツールの移動の回数が少なくて済む。ファサード部材が取り付けられた後で、ツールのうちの一方だけを、取り付けるべき次のファサード部材の取り付け位置へと移動させればよい。ディスクの角度位置は、例えばチェーンまたは同期伝達ベルトなど、伝達装置(図示されていない)によって同期される。
図11は、建物に取り付けられた第1の種類の垂直異形材1の支持造作8のうちの一つ以上の溝9にツール20がどのように挿入されるのかを示している。図12は、どのようにして1組のディスク60が垂直異形材1の下部に達するまで支持造作8において下方へと移動させられるのかを示している。他方のディスク58の組は、垂直異形材1の上部に位置している。ファサード部材を支持すべく隣り同士に配置された二つの垂直異形材の各々に、一つのツール20が取り付けられる。
以下で、ファサード部材の取り付けを、図13、14、15aおよび15b、16aおよび16b、ならびに17aおよび17bを参照して説明する。ファサード部材12が、図13および15aに示されるとおり、ツールの下方のディスク60に接触するまで、上方へと移動させられる。ファサード部材12が下方のディスク60に接触するとき、ファサード部材12によってディスク60および58が回転させられ、結果として、図15bに示されるように、ファサード部材とディスクとの間の接触がディスクの半径が最も小さい場所で生じ、ディスク58、60の表面がファサード部材に対して滑り、ファサード部材12が妨げなくディスク58、60を通り過ぎることができる。このようにして、ファサード部材の上方移動が、ディスクを作動位置へと回転させるようにディスク58、60に作用し、すなわちディスクが、図15bに示されるように最小の半径に達するまで回転させられる。ファサード部材12は、図14に示されるように、最終的な取り付け位置よりも高い位置へとさらに上方に移動させられる。
その後に、ファサード部材12が、図16aに示されるとおり、最終的な取り付け位置に向かって下げられ、同時にディスク58、60が、ファサード部材をスロットの内側部分に向かって押すように駆動される。ファサード部材が最終的な取り付け位置に向かって下方へと動かされるとき、ディスク58、60が、図17aに示されるように、ファサード部材の移動によって最大の半径まで回転させられる。ディスクが、回転の際にファサード部材をスロットの内側部分に向かって押す。下方移動の際に、ディスクは、最大の半径に達するまで回転させられる。図17aおよび17bに示されるように、ディスクが最大の半径に達したとき、ファサード部材12は最終的な取り付け位置の近くに位置し、図9b、10、および16bに示されるように、ファサード部材の固定ユニット35が垂直異形材1aおよび1b上の第2の固定要素26に係合して、ファサード部材が建物の床に取り付けられるまで、ファサード部材が垂直に動かされる。今やファサード部材12がスロットの内側部分5に位置し、第1の種類の垂直異形材1aおよび1bの固定要素26に係合している。ディスク58、60が、ファサード部材との接触から解放され、ツールを垂直異形材1から取り除くことができる。
次の工程は、図3および4に示されるように、ファサード部材を支持している二つの垂直異形材のスロットの外側部分6に第2の種類の垂直異形材14を挿入することである。第2の種類の垂直異形材14が、異形材14の上端に取り付けられたロープによって確保される。異形材14が、取り付け位置に近い所定の水平位置に位置するまで、第1の種類の垂直異形材1aおよび1bに沿って下降させられる。その後に、垂直異形材14が、ファサード部材12の表面およびスロットの外側部分6の表面11に当接するように、垂直異形材1aおよび1bのスロットの外側部分6へと挿入される。異形材14は、例えば、ねじ接続またははめ込み接続によって異形材1へと取り付けられる。第2の種類の垂直異形材14の取り付けを、好ましくは、専用設計の取り付けツールを使用することによって行うことができる。
図18a〜cおよび19が、異なる階のファサード部材の間に水平方向のシールを設ける工程を示している。或る階のすべてのファサード部材が取り付けられたとき、連続的なシール帯70が、ファサード部材および垂直異形材の上に設けられる。シール帯70を取り付けできる前に、アダプタブロック65が、この階の各々の第1の種類の垂直異形材1の上部に取り付けられる。アダプタブロック65は、垂直異形材1の各側のファサード部材12、12bの間にはまり、ファサード部材の上縁による支持がない場所でシール70のための支持を果たすように設計されている。アダプタブロック65の上面が、ファサード部材の上面に対応する外形を有している。この実施形態においては、アダプタブロック65に、シール帯70を支持および案内するように構成された二つの平行な案内レール66、67が設けられている。図18aは、取り付け前のアダプタブロック65を示しており、図18bは、垂直異形材1の上に取り付けられたときのアダプタブロックを示している。図18cは、シール帯70の取り付けを示している。この階のすべての垂直異形材1にアダプタブロック65が設けられた後で、シール帯70が、異なる階のファサード部材と垂直異形材との間をシールするために、水平に整列したこの階のファサード部材および垂直異形材の上へとロールからワンピースにて繰り出される。シール帯は、例えば、ゴムの押し出しによる帯である。シール帯が取り付けられた後で、垂直部材およびファサード部材が、すでに述べた方法に従って次の階に取り付けられる。
図20は、運搬トレーラによる建物の下方への配送から建物上の設置場所までのファサード部材12の搬送の全体の流れを示している。この図から見て取ることができるとおり、最初の垂直異形材の並びが、ファサード部材を異形材へと挿入できるよう、建物の基礎から離して取り付けられている。搬送路72を含む搬送システムが、ファサード部材の水平方向の搬送をもたらすために、建物の周囲に配置されている。搬送路が、少なくとも建物の一部を巡り、好ましくは建物全体を巡って延びている。搬送システムは、ファサード部材を設けるべき最初の階の垂直異形材の下部の付近に取り付けられている。搬送システムは、荷下ろし位置の運搬トレーラからファサード部材を自動的に下ろすための設備と、ファサード部材の中間保管場所74と、中間保管場所74から所望の水平位置までのファサード部材の水平輸送手段とを備えている。ファサード部材は、所望の水平位置に達したとき、建物に取り付けられた第2の種類の異形材の溝によって案内されて取り付け位置まで垂直に移動させられる。
図21は、どのようにしてファサード部材が搬送システムからエレベータユニット80へと移されるのかについての例を示している。図22は、エッジを第2の種類の垂直異形材の溝へと挿入した状態で上方へと運ばれるファサード部材を示している。ファサード部材は、ファサード部材を把持するための把持装置が設けられたエレベータユニット80によって、搬送路から垂直異形材へと移動させられる。把持装置は、ファサード部材を建物へと向かう方向に移動させ、ファサード部材の第2の種類の垂直異形材14の溝15への挿入を容易にするように構成されている。エレベータユニット80が、垂直異形材1の下端まで下げられている。搬送路72が、図21に示されるとおり、ファサード部材12をエレベータユニット80の下方に位置させる。
エレベータユニット80の下部は、取り付けるべきファサード部材12に向かう方向に、ファサードから外方向へと曲がり始めている。この図に示されるとおり、把持装置が、ファサード部材の上部を把持するための充分に外へと向けられている。エレベータユニットがリフト装置22によって上方へと動かされるとき、ファサード部材が搬送路から解放され、エレベータユニットの下部が真っ直ぐな位置へと曲げられるときに、建物に向かって内側へと動かされる。ファサード部材の上縁が、第2の種類の異形材の溝に進入し、リフト装置が、エレベータユニットをファサード部材とともに所望の取り付け位置まで移動させる。ファサード部材は、すでに取り付け済みの第2の種類の下部異形材の溝によって案内される。

Claims (16)

  1. 異形材システムによって、多階の建物にファサード部材(12、12b、12c)を取り付けるための方法であって、異形材システムが、長手軸に沿って延びるスロットを有する第1の種類の垂直異形材(1)を含んでおり、スロットの内側部分(5)が、第1のファサード部材(12c)のエッジ(13c)を受け入れるように設計されており、スロットの外側部分(6)が、第1のファサード部材を支持するように構成された第2の種類の垂直異形材(14)を受け入れて支持するように設計されており、第2の種類の異形材に、長手軸に沿って延びて、第2のファサード部材(12)のエッジ(13)を受け入れて支持するように設計された溝(15)が設けられているもので、
    a)一階にすでに取り付けられた第1および第2の種類の異形材(1c、1d)の上方において、スロットが向かい合うように、かつ異形材の長手軸が整列するように、建物の二階に二つの第1の種類の垂直異形材(1a、1b)を取り付けることと、
    b)二階に取り付けられた垂直異形材に達するまで、一階に取り付けられた第2の種類の異形材の溝によって案内してファサード部材(12)を垂直方向に搬送することと、
    c)二階に取り付けられた垂直異形材のスロットの外側部分にファサード部材を進入させることと、
    d)取り付け位置に達するまで、二階に取り付けられた垂直異形材のスロットの外側部分によって案内してファサード部材を垂直方向に搬送し続けることと、
    e)スロットの外側部分から内側部分へとファサード部材を押すことと、
    f)ファサード部材を建物に固定することと、
    g)溝が向かい合うように、スロットの外側部分に第2の種類の垂直異形材を挿入することと
    を含む方法。
  2. h)二階にすでに取り付けられた第1および第2の種類の異形材の上方において、スロットが向かい合うように、かつ異形材の長手軸が整列するように、建物の三階に二つの第1の種類の垂直異形材(1)を取り付けることと、
    i)三階に取り付けられた垂直異形材に達するまで、第2の種類の異形材の溝によって案内して第2のファサード部材(12)を垂直方向に搬送し、第2のファサード部材についてステップc〜gを繰り返すことと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. ファサード部材(12)を、スロットの外側部分(6)から内側部分(5)へとツール(20)によって押す、請求項1または2に記載の方法。
  4. ステップaが、二階の前記二つの垂直異形材(1a、1b)のうちの少なくとも一方にツール(20)を取り付けることをさらに含んでおり、ステップdおよびeが、
    −ツールに接触するまでファサード部材(12)を上方に移動させることと、
    −ファサード部材を最終的な取り付け位置の上方の位置に向かって上方に移動させつつ、ファサード部材の上方移動の作用により、ツールを作動位置へと回転させることと、
    −ファサード部材を最終的な取り付け位置に向かって下降させることによって、ツールでファサード部材をスロットの内側部分(5)に向かって押すことと
    をさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. ツール(20)を、ファサード部材の垂直下方移動によって駆動する、請求項3または4に記載の方法。
  6. 第1の種類の垂直異形材(1)に、建物上の対応する固定部材(30)に係合するように設計された第1の固定要素(25)と、ファサード部材に設けられた対応する固定ユニット(35)に係合するように設計された第2の固定要素(26)とが設けられており、ステップaが、
    −二階に、互いに間隔を空けて配置された少なくとも二つの固定部材を設けることと、
    −第1の種類の垂直異形材を、第1の固定要素を二階の固定部材に係合させることによって、二階に取り付けることと
    をさらに含み、
    ステップfが、ファサード部材の固定ユニットを第2の固定要素に係合させることによって、ファサード部材(12)を建物に取り付けるステップを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 第1および第2の固定要素(25、26)が、単一のユニット(24)に一体化されており、かつ共通の荷重支持体(34)を備えている、請求項6に記載の方法。
  8. ファサード部材(12)は輸送トレーラによって建物に届けられ、本方法が、ファサード部材を輸送トレーラから建物の基部に位置する保管場所(74)へと自動的に移動させることを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 建物の少なくとも一部分の周りに配置された軌道(72)を含む搬送システムによって、保管場所(74)から所望の水平位置までファサード部材(12)を搬送することを含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. ファサード部材を、ファサード部材(12)の取り付け先の階またはファサード部材(12)の取り付け先の階よりも上の階に配置されたリフト装置(22)によって垂直方向に動かす、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. ファサード部材(12)を、ファサード部材を把持するための把持装置が設けられたエレベータユニット(80)によって移動させるもので、把持装置は、ファサード部材を建物の方向に移動させることにより、第2の種類の垂直異形材(14)の溝(15)へのファサード部材の挿入を容易にするように構成されており、
    本方法が、エレベータユニットによってファサード部材を把持することと、エレベータユニットによって第2のファサード部材を第2の種類の垂直異形材の溝に挿入することとを含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. エレベータユニット(80)を、第2の種類の垂直異形材の溝(15)によって案内し、エレベータを、リフト装置(22)によって垂直方向に動かす、請求項10または11に記載の方法。
  13. ファサード部材(12)を搬送システム(72)によって保管場所(74)からエレベータユニット(80)へと搬送することを含む、請求項9、11または12に記載の方法。
  14. 異形材の取り付けの際の、二つの第1の種類の垂直異形材の間の正しい間隔が、ファサード部材の長さに相当する長さを有する治具(23)によって保証される、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記第1の種類の垂直異形材(1)が、異形材の第1のスロット(4a)とは反対側において異形材の長手軸に沿って延びている第2のスロット(4b)を有しており、第2のスロットが、ファサード部材のエッジを受け入れるように設計された内側部分と、第2の種類の垂直異形材を受け入れるように設計された外側部分とを有しており、本方法が、
    第1の種類の一つの垂直異形材(1e)を、一階にすでに取り付けられた一つの異形材の上方において、スロットが向かい合うように、かつ異形材の長手軸が整列するように、二階の異形材のうちの一つ(1a)から水平方向に離して取り付けることと、
    ステップb〜gを繰り返すことと
    を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. −第1および第2の種類の垂直異形材(1;1a、1e)の上かつ水平方向に並んだ二つのファサード部材の間に、アダプタブロック(65)を取り付けることと、
    −異なる階のファサード部材と垂直異形材との間をシールするために、水平方向に並んだ二つのファサード部材(12b、12c)の上かつアダプタブロックの上に、連続的なシール帯(70)を取り付けることと
    をさらに含む、請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
JP2011541462A 2008-12-19 2009-12-18 多階の建物にファサード部材を取り付けるための方法 Active JP4912515B1 (ja)

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