JP4912141B2 - 撮像表示装置、撮像表示制御方法及びシステム - Google Patents

撮像表示装置、撮像表示制御方法及びシステム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置と、この撮像装置による撮像によって得られた画像をリアルタイムに表示する表示装置とを備えた撮像表示装置、方法及びシステムに関する。
撮像装置と表示装置を具備し、撮像装置からの撮像により得られた画像を表示装置にリアルタイムに表示する撮像表示装置が知られている(特許文献1〜3)。リアルタイムで撮像/表示を行う装置においては、撮像装置のフレームレートに応じたタイミングで撮像が行われ、得られた画像が即座に表示装置に表示される。
このようなリアルタイムな撮像/表示においては、撮像装置による撮像から表示装置による表示までの時間差(以下、表示遅延時間)は短いことが求められる。しかし、近年普及している液晶モニタ等の表示装置では、表示のタイミングは表示装置によって制御されており、表示装置の表示タイミングを無視して画像を出力しようとするとティアリングと呼ばれる画像の乱れが生じてしまう。このため、撮像装置による撮像処理等が終了して画像表示が可能な状態となっても、表示装置の表示タイミングになるまでは、当該画像の表示が遅延されることになる。以下、この待ち時間を表示待ち時間という。
特開昭61−269582号公報 特開平5−35195号公報 特開2004−325821号公報
表示装置の表示タイミングの間隔はその表示性能によって定まる。例えば、解像度が1600×1200ピクセル、リフレッシュレートが60Hzの液晶モニタを考える。液モニタの表示タイミングは、リフレッシュレートで決定され、この場合、約16.7ms間隔で画像情報が表示されることとなる。つまり、当該液晶モニタ以外が画像表示可能な状態となってから実際にモニタ上に表示されるまで、最長で16.7msもの時間を表示待ち時間として浪費する可能性がある。
上記のように、撮像装置にはフレームレートという撮像タイミングがあり、表示装置には画像表示のタイミングがある。このように装置がそれぞれでタイミングを持っているために、リアルタイムな撮像/表示において不要な表示待ちが生じ、表示遅延時間が長くなってしまうという課題がある。表示遅延時間が長くなると、撮像内容に対する表示の追従性が劣化してしまう。例えば、医療用のX線透視装置を用いて透視を行いながらの手術を行うような場合、医師の手術操作が即座に画面上に反映される必要があり、上述したような表示の遅延は極力短くしなければならない。
特に、撮像装置と表示装置のそれぞれのタイミング間隔が整数倍の関係にあったときには、撮影中は常にその待ち時間を要することになる。図20に簡単な例を示す。例えば、撮像装置の撮影間隔を約33ms、表示装置の表示間隔を約16msとすると、撮像装置が撮像した全ての画像に対して表示待ち時間が生じることがわかる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、撮像装置による撮像から表示装置による表示までの表示遅延時間を短縮し、撮像内容に良好に追従する画像表示を実現することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様による撮像表示装置は以下の構成を備える。即ち、
第1の時間間隔のフレームレートで撮像部に撮像を実行させる撮像制御手段と、
前記第1の時間間隔とは異なる第2の時間間隔のリフレッシュレートで、前記撮像により得られた画像を表示部に表示させる表示制御手段と、
前記撮像により得られた画像前記表示部表示することが可能な待機状態となってから、前記表示制御手段が前記リフレッシュレートにしたがって当該画像を前記表示部に表示させるまでの表示待ち時間を計測する計測手段と、
前記計測手段で計測された前記表示待ち時間に基づいて、前記撮像部により画像が撮像されてから前記表示部に表示されるまでの表示遅延時間が短くなるように、前記撮像部により前記フレームレートで実行される撮像の開始タイミングを変更する変更手段とを備える。
また、上記の目的を達成するための、本発明の他の態様による撮像表示装置は以下の構成を備える。即ち、
第1の時間間隔のフレームレートで撮像部に撮像を実行させる撮像制御手段と、
前記第1の時間間隔とは異なる第2の時間間隔のリフレッシュレートで、前記撮像により得られた画像を表示部に表示させる表示制御手段と、
前記撮像により得られた画像前記表示部表示することが可能な待機状態となってから、前記表示制御手段が前記リフレッシュレートにしたがって当該画像を前記表示部に表示させるまでの表示待ち時間を計測する計測手段と、
前記撮像部により画像が撮像されてから前記表示部に表示されるまでの表示遅延時間が短くなるように、前記計測手段で計測された前記表示待ち時間に基づいて前記撮像から前記待機状態となるまでの間の前記画像に対する処理内容を変更する変更手段とを備える。
本発明によれば、撮像装置による撮像から表示装置による表示までの表示遅延時間が短縮され、撮像内容に良好に追従する画像表示が実現される。
以下、添付の図面を参照して、本発明の好適な実施形態を説明する。
〔第1実施形態〕
まず、第1実施形態による撮像表示装置の構成及び動作について説明する。図1は第1実施形態による撮像表示装置100の機能構成を示すブロック図である。
撮像部101は、フォトダイオードを用いて外部からの入射光や放射線(X線)を検出して撮像を行うことにより、画像データを取得する。画像メモリ部102は、撮像部101で得られた画像データを一時的に保存する。画像読出/出力部103は、画像メモリ部102に保存された画像データを読み取り、それを画像表示部104へ表示すべく出力する。画像読出/出力部103は、例えばグラフィックスカード等の画像表示用ハードウェアと、それを操作するソフトウェアで構成される。画像表示部104は、画像読取・出力部103から出力された画像データを表示する。画像表示部104は、例えば、液晶モニタ等により構成され、画像表示は当該モニタの性能によって定まる一定時間間隔(リフレッシュレート)で行われる。
画像読取・出力制御部105は、画像表示部104の表示間隔を示す垂直同期信号を受け取り、その垂直同期信号に同期して、画像読取・出力部103による画像データの出力タイミングを制御する。画像読取・出力制御部105は、例えばグラフィックスカード等の画像表示用ハードウェアとこれを操作するソフトウェアから構成される。なお、画像読取・出力制御部105は、画像読取・出力部103が画像1枚分の情報を読み取っていなかった場合には画像出力を行わないよう制御する。
待ち時間計測部106は、画像読取・出力部103が画像メモリ部102から1枚分の画像データを全て読み取り、表示の準備が整った状態から、画像読取・出力部103がその画像データを画像表示部104へ出力して表示させるまでの時間を計測する。待ち時間計測部106は、画像読取・出力部103による画像の読取終了から計測を開始し、画像読取・出力部103による画像出力で計測を終了する。なお、この計測終了のタイミングを、画像読取・出力制御部105の出力制御命令によって判断しても良い。タイミング補正計算部107は、待ち時間計測部106で計測した時間を取得して、撮像部101における撮像タイミングを補正するための補正データを算出する。
タイマカウンタ部108は、撮像部101が一定間隔で画像を撮像できるように時間をカウントする。カウンタ監視部109は、タイマカウンタ部108におけるカウンタ値がある一定の値となったときに駆動制御部110へ駆動指示を出すとともに、当該カウンタ値を初期化する。駆動制御部110は、カウンタ監視部109からの駆動指示によって撮像部101の撮像機構を駆動する。カウンタ制御部111は、タイミング補正計算部107からの補正データに基づき、タイマカウンタ部108の値を変更する。
図2は、本実施形態の撮像表示装置100において、画像が撮像されてから表示されるまでの処理を示すフローチャートである。
ステップS201において、駆動制御部110は撮像部101に撮像指示を出す。ステップS202において、この撮像指示を受けた撮像部101は撮像を実行し、画像データを取得する。尚、撮像部101により取得された画像データは画像メモリ部102に保存される。次に、ステップS203において、画像読取・出力部103は画像データを画像メモリ部102から読み出し、画像表示部104に対して画像データを出力可能な状態とする。ステップS204において、画像読取・出力部103は、画像読取・出力制御部105からの表示指示(出力指示)が来るまで待機する。画像読取・出力制御部105からの表示指示を受け取ると、ステップS205において、画像読取・出力部103は画像表示部104に表示させるべく画像データを出力する。
図9は、本実施形態の撮像表示装置100における撮像タイミングの補正処理を説明するフローチャートである。
ステップS301において、待ち時間計測部106は、画像読取・出力部103が画像データを画像メモリ部102から読み出して画像表示可能な状態となってから、画像表示部104に当該画像データが出力(画像表示)されるまでの表示待ち時間を計測する。次に、ステップS302において、タイミング補正計算部107は、待ち時間計測部106で計測した表示待ち時間に基づいて、補正すべき時間を示す補正データを計算する(撮像タイミング補正計算)。そして、ステップS303において、カウンタ制御部111は、タイミング補正計算部107からの補正データに従ってタイマカウンタ部108の値を変更し、撮像タイミングを補正する。
図4は、第1実施形態によるタイミング補正の様子を示す図である。図4には、撮像部101の撮像に要する時間、画像読取に要する時間、また画像表示部104の垂直同期信号の様子が示されている。(A)は一般的な撮像表示装置による撮像、画像読取、表示動作を表しており、(B)は本実施形態の撮像表示装置100による撮像、画像読取、表示動作を表している。ここで、画像読取は画像メモリ部102を介して行われるため、撮像部101が動作している間でも実行可能である。表示遅延時間とは、撮像から表示までの遅延Dのことを指しており、(A)に示されるリアルタイムな撮像/表示動作では、常に遅延D1が発生する。本実施形態では、(B)に示すように、この表示遅延時間を短縮する(遅延D2<遅延D1)よう制御される。以下、図4の(B)を参照して説明する。
1枚目の画像では、撮像及び画像読取が終了し、表示可能な状態となってから、垂直同期信号が発生して画像表示部104への画像表示が開始されるまでに表示待ち時間Tを要している。この表示待ち時間Tは待ち時間計測部106によって計測される。タイミング補正計算部107は表示待ち時間Tに基づいて、どの程度のタイミング操作をすれば表示遅延を短くできるか計算する。ここで、補正後の表示待ち時間(表示出力可能な状態から垂直同期信号が発生するまでの待ち時間)が0となるよう補正すると、各処理部の処理時間誤差により目標とする垂直同期信号を逃し、次の垂直同期信号までの長い待ち時間を要する危険性がある。そこで、ごく短い時間aだけの垂直同期待ちを行うように予め値を設定して補正を行う。
図4の場合、タイミング補正計算部107は、補正時間をT−aにより算出する。そして、カウンタ制御部111は、タイマカウンタ部108をT−aだけ長くカウントするように操作することで、3枚目の画像からは時間aだけの表示待ち時間としている。結果として表示遅延時間の短縮が実現されている(遅延D2から遅延D1へ短縮されている)。
また本実施形態において、撮像部101による撮像の間隔と、画像表示部104における垂直同期信号の間隔とが整数倍の関係であるとすれば、理論的には、上述したようなタイミング補正は一度だけ実行すればよい。ただし実際にはシステムの処理時間誤差を考慮して定期的(所定撮像回数毎)に実行することになる。また、システム使用者によってフレームレート変更等の操作が行われた場合にも、上述のタイミング補正を実行する必要がある。また、タイミング補正に用いた値aの決定方法は次のようにしてもよい。即ち、垂直同期信号待ち(表示待ち時間)を計測し続けることで、タイミング補正後の表示待ち時間の標準偏差を求め、各処理部による処理時間誤差を吸収できるように、この標準偏差から値aを定めることも可能である。さらにその値を予め保持しておき、次の撮像時に用いることも可能である。
以上のように、第1実施形態によれば、タイマカウンタ部108、カウンタ監視部109、駆動制御部110は、第1の時間間隔を有する撮像間隔で撮像部101を動作させて撮像動作を実行させる撮像制御部を構成する。また、画像読取・出力部103、画像読取・出力制御部105は、上記第1の時間間隔とは異なる第2の時間間隔を有する垂直同期間隔で上記撮像動作により得られた画像データを画像表示部104に表示させる表示制御部を構成する。そして、待ち時間計測部106は、撮像動作により得られた画像データを画像表示部104によって表示することが可能な待機状態となってから、表示制御部が当該画像データを画像表示部104に表示させるまでの表示待ち時間(T)を計測する。そして、タイミング補正計算部107及びカウンタ制御部111は、計測された表示待ち時間に基づいて、前記撮像動作で得られた画像データが前記表示部に表示されるまでの表示遅延時間が短くなるように撮像動作の開始タイミングを変更する。より具体的には、タイミング補正計算部107が、表示待ち時間(T)から予め定められた時間(a)を差し引いて得られる調整時間(T−a)を算出する。そして、カウンタ制御部111は、この調整時間だけ撮像動作の開始を遅延させるようタイマカウンタ部108のカウント値を変更する。このように制御することにより、図4で説明した如く、表示遅延時間の短縮(D1からD2へ短縮)を実現する。
以上のように第1実施形態によれば、リアルタイムな撮像表示に求められる表示遅延の短縮に対して、撮像部と、画像表示部との間にあるタイミングのずれを補正し、表示遅延時間の短縮を実現する。特に、本実施形態によれば、撮像部のフレームレートと表示部の表示間隔(垂直同期信号間隔)が整数倍の関係にある場合に定常的に生じる表示待ち時間の課題を解決することができる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態による撮像表示装置の構成及び動作について説明する。図5は第2実施形態による撮像表示装置500の機能構成を示すブロック図である。図5において、第1実施形態(図1)と同様の構成には同一の参照番号を付してある。第2実施形態の構成では、待ち時間計測部506が画像表示部104の垂直同期間隔を計測する機能を有している。また、タイミング補正計算部507は、以下で詳細に説明するように、垂直同期間隔を利用したタイミング補正を行うべく補正データを算出する。更に、パラメータ記憶部512は、撮像部101の撮像の最短間隔を記憶する。
図6は第2実施形態におけるタイミング補正の様子を示す図である。図4と同様に、(A)は一般的な撮像表示装置による撮像、画像読取、表示動作を表しており、(B)は第2実施形態の撮像表示装置500による撮像、画像読取、表示動作を表している。そして、本実施形態においても、一般的な撮像表示装置による表示遅延時間D1が、D2へ短縮される。
図6において、1枚目の画像において垂直同期信号のすぐ直後に画像読取が完了したため、表示までの待ち時間が次の垂直同期信号までとなっている。ここでタイミング補正計算部507は、待ち時間計測部506から垂直同期信号の間隔Rを取得し、表示待ち時間Tから、表示に間に合わなかった時間Uを算出する(U=R−T)。さらにタイミング補正計算部507は、補正データをU+aにより算出する。そして、カウンタ制御部311は、タイマカウンタ部308をU+aだけ短くカウントするように操作して3枚目の撮像開始のタイミングを変更することで、3枚目の画像からは時間aだけの垂直同期待ち時間とする。
なお、第2実施形態での表示遅延時間短縮は、撮像間隔が現在の撮像間隔よりもU+aだけ短くできる場合に適用可能である。この判定はパラメータ記憶部512から取得される最短撮像間隔との比較により行うことができる。表示遅延時間短縮が適用不可能な場合とは、現在の撮像間隔よりも撮像の間隔を短くできる時間(現在の撮像間隔と最短撮像間隔との差)をdとした場合に、d<U+aとなる場合である。このような場合には、例えば、第1実施形態に示した補正処理に従って表示遅延時間を短縮すればよい。即ち、タイミング補正計算部507は第1実施形態と同様にT−aを補正データとして計算し、カウンタ制御部111は、T−aだけ次の撮像間隔を遅らせることで表示遅延時間を短縮させる。或いは、d<U+aとなる場合に、上記第2実施形態の調整動作を複数フレームにわたって行うように構成しても良い。例えば、d<U+aと判定された場合には、次の撮像の撮像間隔をdだけ短くするようにして、上記の調整を継続することで、最終的に撮像タイミングと表示タイミングが適切に調整されることになる。
第2実施形態では、タイミング補正計算部507は、待ち時間計測部506により得られた表示待ち時間(T)を、画像表示部104の垂直同期間隔(R)から差し引いた時間(U=R−T)に予め定められた時間(a)を加えて調整時間(U+a)を求める。そして、カウンタ制御部111は、撮像部101の撮像動作の開始タイミングを、上記調整時間(U+a)だけ早める。このように制御することにより、図6で説明した如く、表示遅延時間の短縮(D1からD2へ短縮)を実現する。第2実施形態では、撮像間隔を短くすることによりタイミング調整を行うので、タイミング調整の実行時に撮像間隔が間延びすることなくタイミング調整を行える。
尚、現在の撮像間隔よりも撮像の間隔を短くできる時間(現在の撮像間隔と最短撮像間隔との差)をdとした場合に、d≧U+aの場合に第2実施形態の補正方法を採用し、d<U+aとなる場合には第1実施形態の補正方法を採用するように構成してもよい。この場合、タイミング補正計算部507は、上記調整(U+a)だけ撮像動作のタイミングを早めた場合に、算出された撮像時間間隔が予め定められた時間間隔(撮像部101の最短撮像間隔)以上か否かを判定する。そして、算出された撮像時間間隔が予め定められた時間間隔以上であると判定された場合、カウンタ制御部111は、撮像動作の開始タイミングを、調整時間(U+a)だけ早めるようタイマカウンタ部108の設定を変更する。一方、算出された撮像時間間隔が予め定められた時間間隔以上でないと判定された場合は、タイミング補正計算部507及びカウンタ制御部111は、第1実施形態の補正方法を実行する。即ち、撮像動作の開始タイミングを、表示待ち時間から予め定められた時間を差し引いて得られる調整時間(T−a)だけ遅らせる。
〔第3実施形態〕
次に、第3実施形態について説明する。第1及び第2実施形態では、撮像部101による撮像開始タイミングを変更することにより表示遅延時間を短縮した。第3実施形態では、撮像部による処理内容を変更することで撮像処理時間を変更し、表示遅延時間の短縮を図る構成を説明する。
図7は第3実施形態による撮像表示装置700の機能構成を示すブロック図である。第3実施形態における機器構成では、第1及び第2実施形態におけるカウンタ制御部111を必要としない。第3実施形態では、撮像部701が撮像処理内容を駆動制御部710の指示により変更できる機能を有している。撮像部701は、例えば、撮像処理におけるエッジ強調やノイズ除去などの画像処理の実行/省略の切り替え、或いは画像の解像度の変更等が可能に構成されている。また、パラメータ記憶部712は、撮像処理の内容と処理時間との関係を記憶している。例えば、パラメータ記憶部712は、撮像処理の簡略化(エッジ強調の省略、ノイズ除去の省略、低解像度化)によって短縮できる時間を記憶している。
待ち時間計測部706は、第2実施形態と同様に表示待ち時間T及び垂直同期信号間隔Rを計測する。そして、タイミング補正計算部707は、待ち時間計測部706の計測結果から短縮すべき撮像処理時間を算出する。そして、タイミング補正計算部707は、その算出結果と、パラメータ記憶部712に保持されている撮像処理の簡略化と短縮時間の対応とに基づいて、簡略化すべき内容を決定し、その指示を駆動制御部710に与える。駆動制御部710は、タイミング補正計算部707からの指示に応じて、撮像部701における撮像処理内容を切り替える。以下、図8を参照して、より詳細に説明する。
図8は、撮像処理を簡略化し、表示遅延時間を短縮する様子を示す図である。この例では、撮像処理として4つの処理を実行している。図8の(A)は一般的な撮像表示装置(撮像処理内容を変更できない装置)による撮像、画像読取、表示動作を表しており、(B)は本実施形態の撮像表示装置700による撮像、画像読取、表示動作を表している。表示遅延時間とは、撮像から表示までの遅延Dのことを指しており、(A)に示されるリアルタイムな撮像/表示動作では、常に遅延D1が発生する。第3実施形態では、撮像処理に要する時間を変更することで(B)に示すように、この表示遅延時間を短縮する(遅延D2<遅延D1)。
待ち時間計測部706は表示待ち時間T及び垂直同期信号間隔Rを計測している。タイミング補正計算部707は、パラメータ記憶部512から各撮像処理の簡略によって短縮できる時間を取得し、U+a(但し、U=R−T)だけ撮像処理の時間を短縮するために省略すべき処理を選択する。例えば、タイミング補正計算部707がエッジ強調処理を省略するよう決定すると、その旨を駆動制御部710に伝える。駆動制御部710は、撮像部701においてエッジ強調処理を省略させる。こうして撮像処理時間を短縮することにより、表示待ち時間(垂直同期信号待ち時間)を時間aとしている。ただし、第3実施形態では簡略した処理の短縮時間を単位として時間が短縮されるため、必ずしも時間aだけの待ち時間となるとは限らない。また撮像処理を簡略するため、表示遅延時間は比較的大きく短縮される。なお、省略する撮像処理に対しては画像表示画面を通じて使用者に撮像処理を簡略してよいか許可を得るようにしてもよい。
第3実施形態によれば、タイマカウンタ部108、カウンタ監視部109、駆動制御部710は、第1の時間間隔(撮像間隔)で撮像部701を動作させて撮像動作を実行させる撮像制御部を構成する。また、画像メモリ部102、画像読取・出力部103、画像読取・出力制御部105は、第1の時間間隔とは異なる第2の時間間隔(垂直同期間隔)で、撮像動作により得られた画像データを画像表示部104に表示させる表示制御部を構成する。待ち時間計測部706は、撮像動作により得られた画像データを画像表示部104によって表示することが可能な待機状態となってから、表示制御部が当該画像データを画像表示部104に表示させるまでの表示待ち時間を計測する。タイミング補正計算部707及び駆動制御部710は、表示待ち時間に基づいて、撮像部101の撮像動作で得られた画像データが画像表示部104に表示されるまでの表示遅延時間が短くなるように、撮像動作から待機状態となるまでの間の処理を変更する。より具体的には、撮像部101の撮像動作から画像メモリに画像データを格納するまでの間の処理内容を簡略化(撮像部701におけるエッジ強調やノイズ除去の処理の省略、低解像度化など)する。このように制御することで、図8で説明したように、表示遅延時間の短縮を図ることができる。
〔第4実施形態〕
次に、第4実施形態による撮像表示装置の構成及び動作について説明する。第3実施形態では、撮像処理に含まれる処理の簡略化により表示遅延時間の短縮化を図った。第4実施形態では、メモリに保存された画像データに対して施す画像処理に要する処理時間を調整することにより、表示遅延時間の短縮化を図る。
図9は第4実施形態による撮像表示装置900の機能構成を示すブロック図である。第4実施形態における機器構成では、第1及び第2実施形態におけるカウンタ制御部111を必要としない。図9において、画像処理部913は画像メモリ部102に保存された画像情報に対して画像処理を行う。パラメータ記憶部912は、画像処理部913で実行する各画像処理の処理時間を記憶している。
図10は第4実施形態におけるタイミング補正の様子を示している。図10の(A)は画像処理の内容を変更できない場合の撮像表示装置による動作を表しており、(B)は本実施形態の撮像表示装置900による動作を表している。表示遅延時間とは、撮像から表示までの遅延Dのことを指しており、(A)に示されるリアルタイムな撮像/表示動作では、常に遅延D1が発生する。第4実施形態では、画像処理に要する時間を変更することで(B)に示すように、この表示遅延時間を短縮する(遅延D2<遅延D1)。
第1〜第3実施形態とは異なり、画像表示までの間に、画像処理部913による画像処理が行われている。画像処理ではいくつかの処理が実行される。この図10の例では4つの画像処理が実行されている。この画像処理とは例えば拡大/縮小、回転といった省略可能な処理である。
待ち時間計測部906は表示待ち時間T及び垂直同期信号間隔Rを計測している。タイミング補正計算部907は、パラメータ記憶部912から各画像処理の簡略によって短縮できる時間を取得し、U+a(但し、U=R−T)だけ撮像処理の時間を短縮するために省略すべき処理を選択する。これによって画像処理部913の処理時間が短縮され、時間aだけの表示待ち時間(垂直同期待ち時間)としている。しかし、この場合は省略する画像処理に要する時間を単位として時間が短縮されるため、必ずしも時間aだけの待ち時間となるとは限らない。また、画像処理を省略するために表示遅延Dは比較的大きく短縮されることになる。なお撮像処理の簡略と同様、省略する画像処理に対しては画像表示画面を通じて使用者に画像処理を省略してよいか許可を得る必要も考えられる。
尚、第3実施形態の撮像処理の簡略化、第4実施形態の画像処理の簡略化を併用しても良いことは当業者には明らかである。
以上のように、第4実施形態では、撮像動作によって得られた画像データが画像メモリ部102に格納された後に、画像メモリ部102に格納された該画像データに対して画像処理(拡大、縮小、回転等)を実行する画像処理部913が存在する。そして、タイミング補正計算部907は、待ち時間計測部906により取得された表示待ち時間に基づいて画像処理部913の処理内容を簡略化(拡大処理の実行を禁止する等)する。このような制御により、図10で説明したように、表示遅延時間の短縮を図ることができる。
〔第5実施形態〕
次に、第5実施形態について説明する。図11は第5実施形態によるX線透視撮影システムの機能構成を示すブロック図である。尚、X線を検出する機器(X線画像制御部)と画像を表示する機器(画像表示制御部)とは同一の筐体内にあっても良いが、第5実施形態では専用の通信を介して両機器が接続された構成を説明する。即ち、X線画像制御部は撮像により得られた画像データを通信を介して画像表示制御部へ送信し、画像表示制御部は送信された画像データを表示する。
図11において、X線画像制御部1101は、X線の発生と取得、X線画像の転送を制御する。画像表示制御部1102は、X線画像制御部1101から送られてきたX線画像データの表示を制御する。X線発生源1103はX線を発生する。X線制御部1104は、X線発生源1103におけるX線の線量や発生時間等を制御する。X線検出部1105はX線発生源1103から照射されたX線を検出する。X線検出制御部1106は、X線検出部1105を制御し、X線検出部1105から得られた情報を画像データへ変換する。駆動制御部1107は、X線制御部1104とX線検出制御部1106とを同期させて駆動させる。画像メモリ部1108は、X線検出制御部1106からの画像データを保存する。
カウンタ監視部1109、タイマカウンタ部1110、カウンタ制御部1111は、第1、第2実施形態のカウンタ監視部109、タイマカウンタ部108、カウンタ制御部111と同様である。転送部1112は、画像メモリ部1108に保存された画像データを画像表示制御部1102へ送信したり、画像表示制御部1102からタイミング補正データなどを受信したりする。
画像表示制御部1102において、転送部1113は、X線画像制御部1101から送られてきた画像データを受信したり、タイミング補正情報などをX線画像制御部1101送信したりする。なお、通信には通信媒体として、イーサネット(登録商標)やカメラリンク等の情報伝達を行う通信媒体を使用し、転送プロトコルにはTCPやUDP等のようなプロトコルが適用できる。画像メモリ部1114は、転送部1113で受信した画像データを保存する。画像読取・出力部1115、画像読取・出力制御部1116、画像表示部1120は、第1、第2実施形態の画像読取・出力部103、画像読取・出力制御部105、画像表示部104と同じである。
待ち時間計測部1117、タイミング補正計算部1118、パラメータ記憶部1119、は、第2実施形態の待ち時間計測部506、タイミング補正計算部507、パラメータ記憶部512と同様の構成である。この場合、タイミング補正計算部1118は、第2実施形態で説明したU−aを算出し、カウンタ制御部1111は算出された値だけ次の撮像に関する撮像間隔を短くすることで、表示遅延時間の短縮を図る。或いは、待ち時間計測部1117、タイミング補正計算部1118として、第1実施形態の待ち時間計測部106、タイミング補正計算部107と同様の構成を採用することもできる。この場合、パラメータ記憶部1119は省略できる。以下では、第1実施形態で説明した補正方法、即ち、時間T−aだけ撮像間隔を延ばすことにより撮像タイミングと表示タイミングの適正化を図る方法を用いて第5実施形態を説明する。
図12は、第5実施形態のX線透視撮影システムにおける、X線画像の撮像から表示までの処理を示すフローチャートである。
第5実施形態においては転送が加わっており、第1〜第4実施形態とはこの点に相違がある。ステップS1201において、駆動制御部1107はX線制御部1104及びX線検出制御部1106に対して、撮像開始を指示する。この指示により、ステップS1202において、X線制御部1104がX線発生源1103にX線を照射させ、X線検出制御部1106は照射されたX線をX線検出部1105からX線画像として検出する。こうしてX線撮影が行われる。尚、取得されたX線画像データ(以下、画像データという)は画像メモリ部1108に保存される。そして、ステップS1203において、転送部1112は、画像メモリ部1108に保持された画像データをX線画像表示制御部1102へ送信する。
送信された画像データは、転送部1113で受信され、画像メモリ部1114に保存される。ステップS1204において、画像読取・出力部1115は画像メモリ部1114に保存された画像データを読み出し、画像表示部1120に対して画像データを出力可能な状態とする。ステップS1205において、画像読取・出力部1115は、画像読取・出力制御部1116からの表示指示(出力指示)が来るまで待機する。画像読取・出力制御部1116からの表示指示を受け取ると、ステップS1206において、画像読取・出力部1115は画像表示部1120に表示させるべく画像データを出力する。ここで、画像読取・出力制御部1116は、画像表示部1120から垂直同期信号を受け取ることによって画像読取・出力部1115に対して画像表示指示を出す。
図13は第5実施形態のX線透視撮影システムにおける、撮像タイミング補正を説明するフローチャートである。ステップS1301〜S1302は、第1実施形態(図3のステップS301〜S302)と同様である。ステップS1303において、画像表示制御部1102の転送部1113は、タイミング補正計算部1118によって計算された補正データをX線画像制御部1101に送信する。X線画像制御部1101では、転送部1112によって補正データを受信する。ステップS1304において、カウンタ制御部1111は、転送部1112で受信した補正データに基づきタイマカウンタ部1110を操作し、表示遅延時間の短縮を図る。
図14は第5実施形態によるタイミング補正の様子を示す図である。本実施形態では、画像転送処理が加わっている。(A)は一般的なX線透視撮影システムによる撮像、画像転送、画像読取、表示動作を表している。(B)は本実施形態のX線透視撮影システムによる撮像、画像転送、画像読取、表示動作を表している。表示遅延時間とは、X線画像制御部1101による撮像から画像表示制御部1102による表示までの遅延Dのことを指している。(A)に示されるリアルタイムな撮像/表示動作では、常に遅延D1が発生する。本実施形態では、(B)に示すように、表示遅延時間を短縮する(遅延D2<遅延D1)よう制御される。
図14は、第1実施形態におけるタイミング補正に画像転送処理が加わったものとなっている。画像転送処理が加わった場合でも第1実施形態と同様のタイミング補正処理により、同様の効果が得られることがわかる。また第2、第3実施形態と同様の補正処理を第5実施形態に適用することが可能であることは、当業者には明らかである。
〔実施形態6〕
次に、第6実施形態について説明する。第5実施形態では表示遅延時間を改善するための補正データを画像表示制御部1102において算出したが、第6実施形態では、補正データをX線画像制御部において算出する。
図15は、第6実施形態によるX線透視撮影システムの機能構成を示すブロック図である。第5実施形態(図11)と同様の構成には同一の参照番号を付してある。第5実施形態では画像表示制御部側に設けられていたタイミング補正計算部1118、パラメータ記憶部1119が、X線画像制御部1501にタイミング補正計算部1518、パラメータ記憶部1519として設けられている。画像表示制御部1502の転送部113は、待ち時間計測部1117により計測された表示待ち時間のデータをX線画像制御部1501の転送部1112へ送信する。
例えば、第2実施形態の補正方法により動作する場合、パラメータ記憶部1519にはX線検出部1106による撮像の最短間隔が記憶される。そしてタイミング補正計算部1518は、画像表示制御部1502から送信された垂直同期信号の間隔Rと、表示待ち時間Tを取得し、表示に間に合わなかった時間Uを算出する(U=R−T)。そして、X線検出部1105による次の撮影までの撮像間隔がU+aだけ短くなるようにカウンタ制御部1111を制御する。
尚、第5実施形態と同様に、第6実施形態においても第1実施形態や第3実施形態の補正方法を採用することも可能であることはいうまでもない。
また、第6実施形態によるX線画像の撮像から表示までの処理は、第5実施形態(図12)と同様である。以下では、第6実施形態のX線透視撮影システムにおける、撮像タイミング補正を、図16のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1601及びステップS1604の処理は第1実施形態(図3)のステップS301及びステップS303と同様である。ステップS1602において、画像表示制御部1502は、待ち時間計測部1117が計測した待ち時間データ(垂直同期信号の間隔を含む)を、転送部1113を介してX線画像制御部1501に送信する。X線画像制御部1501では、転送部1112が時間情報を受信する。ステップS1603において、撮像タイミング補正計算1518は、転送部612で受信した待ち時間データと、パラメータ記憶部1519に保持されている撮像最短間隔とに基づき、撮像タイミングを補正するための補正データを計算する。
〔実施形態7〕
次に、第7実施形態について説明する。第7実施形態においても、第6実施形態と同様に、表示遅延時間を改善するための補正データをX線画像制御部において算出する。但し、第7実施形態では、表示待ち時間を計測するための構成もX線画像制御部側に設けた構成とする。
図17は、第7実施形態によるX線透視撮影システムの機能構成を示すブロック図である。第6実施形態(図15)と同様の構成には同一の参照番号を付してある。第6実施形態では画像表示制御部側に設けられていた待ち時間計測部1117が、X線画像制御部1701に待ち時間計測部1717として設けられている。
画像表示制御部1702の画像読取・出力部1115は、画像メモリ部1114に保存された画像情報を読み取り、画像の読み取りが終了すると画像出力準備完了の信号を出力する。転送部1113は、この画像出力準備完了信号をX線画像制御部1701へ送る。画像読取・出力制御部1116は、画像表示部1120からその表示間隔を示す垂直同期信号を受け取り、その垂直同期信号に従って画像読取・出力部1115の出力タイミングを制御する。画像読取・出力部1115は、画像読取・出力制御部1116からの出力指示信号に従って画像出力を開始する。また、画像読取・出力部1115は、画像表示部1120の垂直同期信号を画像読取・出力制御部1116を介して、或いは画像表示部1120から直接に受け取り、転送部1113からX線画像制御部1701へ送信する。
X線画像制御部1701では、転送部1112が画像出力準備完了信号と垂直同期信号を受信する。待ち時間計測部1717は、画像表示制御部1702から受信した垂直同期信号と画像出力準備完了信号に基づいて垂直同期信号の間隔Rと表示待ち時間Tを計測することにより、第2実施形態の補正方法により、撮像間隔を制御する。尚、ここで、画像読取・出力制御部716が垂直同期信号を取りまわすのではなく、画像読取・出力部715が画像出力準備完了の信号と、垂直同期信号に同期した画像出力開始信号を発しても良い。
尚、第1実施形態の補正方法を採用するのであれば、待ち時間計測部1717は垂直同期信号の間隔を計測する必要がないので、転送部1112と1113の間で垂直同期信号を受け渡さなくてもよい。この場合、画像読取・出力部1115が、画像の表示出力を開始するタイミングで表示出力開始を示す信号を出力し、これを転送部1113よりX線画像制御部1701へ送信すればよい。待ち時間制御部1717は、画像出力準備完了信号と表示出力開始を示す信号により表示待ち時間Tを計測し、これを用いて撮像間隔を制御する。
第7実施形態のX線透視撮影システムにおける、X線画像の撮像から表示までの処理は、第5実施形態(図12)と同様である。
図18は第7実施形態のX線透視撮影システムにおける撮像タイミング補正処理を説明するフローチャートである。ステップS1801において、画像読取・出力部1115は、画像メモリ部1114より1枚分の画像情報を読み出し、画像出力を実行できる状態になった時点で、画像出力準備完了の信号を出力する。この画像出力準備完了の信号は転送部1113からX線画像制御部1701へ送信される。また、画像読取・出力制御部1116、画像読取・出力部1115により、画像表示部1120からの垂直同期信号が転送部1113から送信される。
ステップS1802において、待ち時間計測部1717は、転送部1112が受信した画像出力準備完了の信号と垂直同期信号とを受け取り、表示待ち時間Tと垂直同期信号の間隔Rを計測する。そして、ステップS1803において、タイミング補正計算部1518は、垂直同期信号の間隔Rと、表示待ち時間Tを待ち時間計測部1717から取得し、表示に間に合わなかった時間Uを、補正データとして算出する(U=R−T)。そして、ステップS1804において、X線検出部1105による次の撮影までの撮像間隔がU+aだけ短くなるようにカウンタ制御部1111を制御する。
尚、第5実施形態と同様に、第7実施形態においても第1実施形態や第3実施形態の補正方法を採用することも可能であることはいうまでもない。
〔第8実施形態〕
次に第8実施形態を説明する。第8実施形態では、第4実施形態で説明した、画像処理部による画像処理内容の変更により表示遅延時間の短縮を図るX線透視撮影システムの例を説明する。
図19は、第8実施形態によるX線透視撮影システムの機能構成を示すブロック図である。図19において、第5実施形態(図11)と同様の構成には同一の参照番号を付してある。画像表示制御部1902には、画像メモリ部1114に保存された画像データに対して画像処理を行う画像処理部1924が設けられている。また、X線画像制御部1901からは、カウンタ制御部1111が除かれている。本実施形態の補正方法は、画像処理の内容を変更することにより表示遅延時間の短縮を図るものであり、撮像開始タイミングの変更を行う必要がないからである。
パラメータ記憶部1919は、画像処理部1924で実行する各画像処理の処理時間を記憶している。タイミング補正計算部1918はタイミング補正計算を行って画像処理部1924に省略する画像処理を通知するタイミング補正計算部1918である。第8実施形態では、第3実施形態と同様に、画像処理部1924が実行する画像処理を省略することで表示遅延時間の短縮を行う。
尚、第8実施形態においても、第3実施形態で説明したような撮像処理の簡略化による表示遅延時間の短縮を併用してもよい。
以上説明したように、上企画実施形態は、リアルタイム撮像表示における表示遅延時間を短縮する効果をもつ。そのため、短い表示遅延時間が求められる産業に広く利用できる。例えば、医療用のX線透視装置などは、透視を行いながらの手術を行う場合があり、医師の手術操作が即座に画面上に反映される必要がある。すなわち、表示遅延時間が極力短いことが求められる。この例ではリアルタイムの必要性が重大な例だが、一般的にリアルタイム撮影表示を行う装置においても、表示遅延時間は短いことが望ましく、本発明の利用価値は高い。
以上、実施形態を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、第1〜第8実施形態により説明した各機能構成は、ハードウエアで実現されても良いし、コンピュータが所定のソフトウエアを実行することによるハードウエアとソフトウエアの協働により実現されても良い。
従って、本発明は、ソフトウェアのプログラムをシステム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによって前述した実施形態の機能が達成される場合を含む。この場合、供給されるプログラムは実施形態で図に示したフローチャートに対応したプログラムである。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては以下が挙げられる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることが挙げられる。この場合、ダウンロードされるプログラムは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布するという形態をとることもできる。この場合、所定の条件をクリアしたユーザに、インターネットを介してホームページから暗号を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用して暗号化されたプログラムを実行し、プログラムをコンピュータにインストールさせるようにもできる。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどとの協働で実施形態の機能が実現されてもよい。この場合、OSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれて前述の実施形態の機能の一部或いは全てが実現されてもよい。この場合、機能拡張ボードや機能拡張ユニットにプログラムが書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行なう。
第1実施形態に係る撮像表示装置の機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る画像表示処理を示すのフローチャートである。 第1実施形態に係るタイミング補正処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るタイミング補正の様子を示すタイムチャートである。 第2実施形態に係る撮像表示装置の機能構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係るタイミング補正の様子を示すタイムチャートである。 第3実施形態に係る撮像表示装置の機能構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係るタイミング補正の様子を示すタイムチャートである。 第4実施形態に係る撮像表示装置の機能構成を示すブロック図である。 第4実施形態に係るタイミング補正の様子を示すタイムチャートである。 第5実施形態に係るX線透視撮影装置の機能構成を示すブロック図である。 第5実施形態に係る画像表示処理を示すのフローチャートである。 第5実施形態に係るタイミング補正処理を示すフローチャートである。 第5実施形態に係るタイミング補正の様子を示すタイムチャートである。 第6実施形態に係るX線透視撮影装置の機能構成を示すブロック図である。 第6実施形態に係るタイミング補正処理を示すフローチャートである。 第7実施形態に係るX線透視撮影装置の機能構成を示すブロック図である。 第7実施形態に係るタイミング補正処理を示すフローチャートである。 第8実施形態に係るX線透視撮影装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明が解決しようとする課題の例を示す図である。

Claims (20)

  1. 第1の時間間隔のフレームレートで撮像部に撮像を実行させる撮像制御手段と、
    前記第1の時間間隔とは異なる第2の時間間隔のリフレッシュレートで、前記撮像により得られた画像を表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記撮像により得られた画像前記表示部表示することが可能な待機状態となってから、前記表示制御手段が前記リフレッシュレートにしたがって当該画像を前記表示部に表示させるまでの表示待ち時間を計測する計測手段と、
    前記計測手段で計測された前記表示待ち時間に基づいて、前記撮像部により画像が撮像されてから前記表示部に表示されるまでの表示遅延時間が短くなるように、前記撮像部により前記フレームレートで実行される撮像の開始タイミングを変更する変更手段とを備えることを特徴とする撮像表示装置。
  2. 前記変更手段は、前記開始タイミングを、前記表示待ち時間から予め定められた時間を差し引いて得られる調整時間だけ遅らせることを特徴とする請求項1に記載の撮像表示装置。
  3. 前記変更手段は、前記開始タイミングを、前記表示待ち時間を前記第2の時間間隔から差し引いた時間に予め定められた時間を加えて得られる調整時間だけ早めることを特徴とする請求項1に記載の撮像表示装置。
  4. 前記変更手段は、
    前記表示待ち時間を前記第2の時間間隔から差し引いた時間に予め定められた時間を加えて得られる調整時間だけ前記開始タイミングを早める変更をした場合に、当該変更時における撮像時間間隔が予め定められた時間間隔以上か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記撮像時間間隔が前記予め定められた時間間隔以上であると判定された場合は、前記開始タイミングを、前記調整時間だけ早める第1調整手段と、
    前記判定手段により、前記撮像時間間隔が予め定められた時間間隔以上でないと判定された場合は、前記開始タイミングを、前記表示待ち時間から予め定められた時間を差し引いて得られる調整時間だけ遅らせる第2調整手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像表示装置。
  5. 第1の時間間隔のフレームレートで撮像部に撮像を実行させる撮像制御手段と、
    前記第1の時間間隔とは異なる第2の時間間隔のリフレッシュレートで、前記撮像により得られた画像を表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記撮像により得られた画像前記表示部表示することが可能な待機状態となってから、前記表示制御手段が前記リフレッシュレートにしたがって当該画像を前記表示部に表示させるまでの表示待ち時間を計測する計測手段と、
    前記撮像部により画像が撮像されてから前記表示部に表示されるまでの表示遅延時間が短くなるように、前記計測手段で計測された前記表示待ち時間に基づいて前記撮像から前記待機状態となるまでの間の前記画像に対する処理内容を変更する変更手段とを備えることを特徴とする撮像表示装置。
  6. 前記変更手段は、前記撮像から画像メモリに画像格納されるまでの間の複数の処理のうちの少なくとも1つの実行を禁止することにより前記処理内容を変更することを特徴とする請求項5に記載の撮像表示装置。
  7. 前記撮像によって得られた画像が画像メモリに格納された後に、該画像メモリに格納された該画像に対して複数の画像処理を実行する処理手段を更に備え、
    前記変更手段は前記処理手段による前記複数の画像処理の少なくとも一つの実行を禁止することにより前記処理内容を変更することを特徴とする請求項5に記載の撮像表示装置。
  8. 予め定められた撮像の回数毎及びユーザからの予め定められた操作の検出毎の少なくともいずれか、前記変更手段を機能させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像表示装置。
  9. 前記撮像部は、X線発生部と、X線検出器を備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像表示装置。
  10. 第1の時間間隔のフレームレートで撮像部に撮像を実行させる撮像制御装置と、
    前記第1の時間間隔とは異なる第2の時間間隔のリフレッシュレートで、前記撮像により得られた画像を表示部に表示させる表示制御装置とを備える撮像表示システムであって、
    前記撮像により得られた画像を前記撮像制御装置から前記表示制御装置へ送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信された画像を前記表示部によって表示することが可能な待機状態となってから、前記表示制御装置が前記リフレッシュレートにしたがって当該画像を前記表示部に表示させるまでの表示待ち時間を計測する計測手段と、
    前記計測手段で計測された前記表示待ち時間に基づいて、前記撮像部により画像が撮像されてから前記表示部に表示されるまでの表示遅延時間が短くなるように、前記撮像部により前記フレームレートで実行される撮像の開始タイミングを変更するための調整時間を算出する算出手段と、
    前記調整時間により前記撮像部における撮像の開始タイミングを変更する変更手段とを備えることを特徴とする撮像表示システム。
  11. 第1の時間間隔のフレームレートで撮像部に撮像を実行させる撮像制御装置と、
    前記第1の時間間隔とは異なる第2の時間間隔のリフレッシュレートで、前記撮像により得られた画像を表示部に表示させる表示制御装置とを備える撮像表示システムであって、
    前記撮像部により得られた画像を前記撮像制御装置から前記表示制御装置へ送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信された画像を前記表示部によって表示することが可能な待機状態となってから、前記表示制御装置が前記リフレッシュレートにしたがって当該画像を前記表示部に表示させるまでの表示待ち時間を計測する計測手段と、
    前記計測手段で計測された前記表示待ち時間に基づいて、前記撮像部により画像が撮像されてから前記表示部に表示されるまでの表示遅延時間を短くするための調整時間を算出する算出手段と、
    前記撮像部により画像が撮像されてから前記表示部に表示されるまでの表示遅延時間が短くなるように、前記調整時間に基づいて、前記撮像から前記待機状態となるまでの間の処理内容を変更する変更手段とを備えることを特徴とする撮像表示システム。
  12. 前記送信手段は、更に、前記算出手段で算出された調整時間を前記表示制御装置から前記撮像制御装置へ送信することを特徴とする請求項10又は11に記載の撮像表示システム。
  13. 前記算出手段は、前記撮像制御装置に設けられており、
    前記送信手段は、前記計測手段で計測された前記表示待ち時間を前記表示制御装置から前記撮像制御装置へ送信することを特徴とする請求項10又は11に記載の撮像表示システム。
  14. 前記計測手段は、前記撮像制御装置に設けられており、
    前記送信手段は、前記表示制御装置において、前記待機状態となったタイミングで発生する信号と、前記表示制御装置において待機状態にある画像データが表示されたタイミングで発生する信号とを前記撮像制御装置へ送信することを特徴とする請求項10又は11に記載の撮像表示システム。
  15. 前記変更手段は、前記撮像制御装置において、前記撮像から画像メモリに画像を格納するまでの間に実行される複数の処理のうちの少なくとも1つの実行を禁止することにより処理内容を変更することを特徴とする請求項11に記載の撮像表示システム。
  16. 前記表示制御装置は、前記撮像部によって得られた画像データが画像メモリに格納された後に、該画像メモリに格納された該画像データに対して複数の画像処理を実行する処理手段を更に備え、
    前記変更手段は前記処理手段による前記複数の画像処理の少なくとも1つの実行を禁止することを特徴とする請求項11に記載の撮像表示システム。
  17. 撮像表示装置による撮像表示制御方法であって、
    撮像制御手段が、第1の時間間隔のフレームレートで撮像部に撮像を実行させる撮像制御工程と、
    表示制御手段が、前記第1の時間間隔とは異なる第2の時間間隔のリフレッシュレートで、前記撮像により得られた画像を表示部に表示させる表示制御工程と、
    計測手段が、前記撮像により得られた画像を前記表示部表示することが可能な待機状態となってから、前記表示制御工程において前記リフレッシュレートで当該画像が前記表示部に表示されるまでの表示待ち時間を計測する計測工程と、
    変更手段が、前記計測工程で計測された前記表示待ち時間に基づいて、前記撮像部により画像が撮像されてから前記表示部に表示されるまでの表示遅延時間が短くなるように、前記撮像部により前記フレームレートで実行される撮像の開始タイミングを変更する変更工程とを有することを特徴とする撮像表示制御方法。
  18. 撮像表示装置による撮像表示制御方法であって、
    撮像制御手段が、第1の時間間隔のフレームレートで撮像部に撮像を実行させる撮像制御工程と、
    表示制御手段が、前記第1の時間間隔とは異なる第2の時間間隔のリフレッシュレートで、前記撮像により得られた画像を表示部に表示させる表示制御工程と、
    計測手段が、前記撮像により得られた画像データを前記表示部表示することが可能な待機状態となってから、前記表示制御工程において当該画像が前記表示部に表示されるまでの表示待ち時間を計測する計測工程と、
    変更手段が、前記撮像部により画像が撮像されてから前記表示部に表示されるまでの表示遅延時間が短くなるように、前記計測工程で計測された前記表示待ち時間に基づいて前記撮像から前記待機状態となるまでの間の前記画像に対する処理内容を変更する変更工程とを有することを特徴とする撮像表示制御方法。
  19. 請求項17又は18に記載の撮像表示制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  20. 請求項17又は18に記載の撮像表示制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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