JP4908910B2 - 制振建物 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば地震や風などの外的要因に対する制振構造を備えた制振建物に関する。
従来、高層建築物などでは、地震による揺れを低減するために、従来より建築物躯体内に、建築物と同様の振動特性を持つ錘と減衰材を配して振動を吸収させる受動的な制振装置や、機械的に振動を制御する積極的な制振装置を組み込むことが行われている。
このように建物躯体内に受動的制振装置や機械的制振装置を組み込むことは、設置スペースやコストの観点から大規模な建築物等には容易に適用できても、中〜低層建築物には適用しにくい。
これを解消するため、建物自体の構成部材で建物振動を減衰することができることに着目し、外壁パネルと建物躯体との間に高減衰部材を介装した制振建物が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この制振建物では、高減衰部材として硬化後に弾性性状を示す接着剤、或いは同性状をもった粘着テープにより壁パネルと建物躯体を両面固定するようにしている。
また、他の制振建物としては、発泡プラスチックスやゴム状弾性体等の高減衰部材による制振テープを壁パネルと建物躯体との間に配設すると共に、この制振テープを壁パネルと建物躯体とに接着するか、或いは制振テープを非接着で壁パネルと建物躯体との間で圧接固定するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001-3455号公報 特開2001-323685号公報
しかしながら、この制振建物では、例えば主たる構造部材である柱や梁と、付随する部材である外壁や内壁との空隙は建物の施工上ある程度の誤差が生じ得るため、高減衰部材が壁パネルや柱に十分に圧着されないこともある。この場合には、高減衰部材の性能が十分発現しないことや、高減衰部材が周囲の建材を押し広げて外壁や内壁に反りや変形を生じさせたり、主要な構造部分に予期しない有害な影響を与える可能性もある。
そこで本発明では、上記のような問題に着目し、特別な受動的制振装置や機械的制振装置を組み込むことなく、建物の主要構造と別の付随する部分に振動を吸収する機構を設け、建物の主要構造の変形に応じて振動吸収部材の機能を制御するようにした制振建物を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1 の発明は、複数の主柱と梁を主要構造とする建物躯体が設けられ、前記主柱間を閉成する壁パネルが設けられていると共に、前記建物躯体の外力による変形に追従可能に前記壁パネルを保持する補助柱が前記複数の主柱間に設けられた制振建物であって、前記建物躯体の外力による変形時に外部から加わったエネルギーを吸収する高減衰部材が前記壁パネルと前記補助柱との間に介装され、前記壁パネルは、これに対向する前記補助柱の挿通孔に挿通され且つ前記高減衰部材を貫通する軸状の固定部材によって前記補助柱にそれぞれ取り付けられ、更にこの挿通孔の内径は前記軸状の固定部材の外径より大きく且つ前記補助柱と前記軸状の固定部材との相対変位を可能とする大きさに設定されていることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の制振建物において、前記の高減衰部材がそれ自体の変形によりエネルギー減衰性を有する高減衰粘弾性材料とすることを特徴とする。この高減衰粘弾性材料としては、例えば熱可塑性エラストマーを用いることができる。
更に、請求項3 の発明は、請求項1又は2に記載の制振建物において、前記高減衰部材とこれに接触する前記壁パネルとの相対変位が生じた際、前記高減衰部材と前記壁パネルとの間の摩擦抵抗によりエネルギー減衰性を有するよう、前記高減衰部材と前記壁パネルの接触面の一方を粗面とすることを特徴とする。
このような制振建物にあっては、特別な受動的制振装置や機械的制振装置を組み込むことなく、外壁や内壁、非構造部材などの建物自体の構成部材を生かし、また主要な構成部材を傷めることながない。しかも、非常に容易、安価、そして施工性を損なわずに大きく建物の振動や変形量を低減することができる制振機構(制振構造)を提供できる。このような制振機構は、設置スペース、コスト等の観点から、中〜低層建築物に有効に適用できる。
しかも、請求項1の発明の構成によれば、建物の振動によって外壁や内壁等の壁パネルが補助的な柱との間に相対的な変位が生じると、前記高減衰部材により減衰力が生じ建物の揺れを小さくできる。
また、請求項2の発明の構成によれば建物の振動によって外壁や内壁等の壁パネルが補助的な柱との間に相対的な変位が生じると、前記高減衰部材自体の弾性変形と内部摩擦により減衰力が生じ、建物の揺れを大きく低減する。
更に、請求項3の発明の構成によれば建物の振動による壁パネル(外壁や内壁)と前記建物躯体との相対変位が大きくなり、高減衰部材(振動吸収部材)の一方の面の摩擦力を超えると、高減衰部材は摩擦と併せたある程度の減衰力を保持しつつも、変形に追従することにより、高減衰部材に接する部材を損傷することなく安全に建物の揺れを低減することが可能となる。また、前記高減衰部材(振動吸収部材)の最大静止摩擦係数、動摩擦係数を適切に設定することにより、制振を発現する変位量、発現後の制振性能を適切に制御することが可能である。
以下、図1〜図2に基づき、この発明の実施の形態の制振建物と制振材料について詳述する。
[構成]
図1 は制振建物(全体図示略)に用いる建物ユニット(建物躯体)1の概略斜視図である。
この建物ユニット1は、長方形状の床フレーム2と、この床フレーム2の四隅にそれぞれ取り付けられた4本の主柱3,4,5,6と、この四本の主柱3,4,5,6の上端部に四隅が取り付けられた天井フレーム7を有する。
床フレーム2は、左右の主柱3,4の下端部間及び主柱5,6の下端部間にそれぞれ配設された床桁梁8,8と、主柱3,5の下端部間及び主柱4,6の下端部間にそれぞれ配設された床妻梁9,9と、床桁梁8,8間に渡架された多数の小梁10を有する。
また、天井フレーム7は、左右の主柱3,4の上端部間及び主柱5,6の上端部間にそれぞれ配設された天井桁梁11,11と、主柱3,5の上端部間及び主柱4,6の上端部間にそれぞれ配設された天井妻梁12,12と、天井桁梁11,11間に渡架された多数の小梁(図示せず)を有する。
また、図1の建物ユニット1の一構面における主要構造Aは、図2に示したように、主柱3,4と床桁梁8,天井桁梁11から方形枠状に且つラーメン構造に形成されている。しかも、この主要構造Aは、地震や風等による大きな外力が制振建物に入力されると、この外力によりそれ自体が柔軟に変形して外力エネルギーを吸収することにより、外力に対する強度が得られるような一般的な建物の構造方法である。従って、主要構造Aの主柱3,4の桁梁8,11への取付部の詳細な説明は省略する。
この主柱3,4間には、これらと平行な多数(複数)の間柱13が間隔をおいて補助柱として配設されている。この複数の間柱13のうち2本は主柱3,4の近傍に僅かな間隔をおいて配置されている。
この間柱13は、図4に示したように横断面形状がコ字状に形成された柱部13aと、図3,図5に示したように柱部13aの上下端に設けられた端壁13b,13cを有する。この端壁13b,13cは折曲により形成されている。そして、端壁13bが天井桁梁11のフランジ11aにボルト14とナット15で固定され、端壁13cが床桁梁8のフランジ8aにボルト16とナット17で固定されている。このような間柱13と桁梁8,11の接合部は、端壁13b,13cが変形可能であるために、一般に主要構造Aに影響を与えないよう非剛接合となっている。
また、柱部13aは、対向側壁13a1,13a1と、この対向側壁13a1,13a1の一側部を連設している壁取付壁13a2を有する。この壁取付壁13a2には、上下に間隔をおいて複数の挿通孔18が形成されている。この複数の挿通孔18は、主柱3,4に隣接する間柱13には縦に一列形成され、残りの中間の間柱13には縦に二列に形成されている。
このような複数の間柱13,13間の外側には、複数の外壁パネル(非構造部材)19が配設されている。各外壁パネル19の両側部には間柱13がそれぞれ対向させられている。そして、各外壁パネル19の両側部とこの両側部に対向する間柱13,13の壁取付壁13a2,13a2との間には図4,図5に示したように高減衰部材20が緩衝材としてそれぞれ配設されている。各高減衰部材20は、壁取付壁13a2の略全面に渡って接触している。この高減衰部材20には高減衰粘弾性材料が用いられている。この高減衰粘弾性材料としては例えば熱可塑性エラストマーを用いることができる。
しかも、外壁パネル19の両側部は、これに対向する間柱13,13の挿通孔18,18に挿通され且つ図4,図5から明らかなように高減衰部材20の両側部を貫通する軸状の固定部材であるリベット21,21(図3,図7参照)によって間柱13,13にそれぞれ取り付けられている。この挿通孔18の内径は図4,図5,図8に示したようにリベット21の外形より大きく設定されていて、リベット21と間柱13とが相対変移できるようになっている。
この状態で、高減衰部材20は、外壁パネル19の側部と間柱13との間で挟持されて、自己の粘着力により外壁パネル19の側部と間柱13とに粘着固定し、外壁パネル19が下方に移動しないように保持している。
また、このように外壁パネル19と間柱13の間には高減衰部材20 を介在させることにより、外壁パネル19と間柱13は相互に完全拘束されていない態様にある。これにより、地震や風等による外力が制振建物に作用して、制振建物が横揺れしたときに、この揺れの周期に呼応して、間柱13と外壁パネル19 とは相対変位を生じる構成となっている。尚、隣接する外壁パネル19,19の側壁部間には図4から明らかなように間隙(符号省略)が形成されている。そして、図示は省略したが、隣接する外壁パネル19,19間の側壁部間は、弾性変形可能なガスケット等のカバー部材によりカバーされる。
また、高減衰部材20とこれに接触する外壁パネル19との相対変位が生じた際、高減衰部材20と外壁パネル19との間の摩擦抵抗によりエネルギー減衰性を有するよう、高減衰部材20と外壁パネル19の接触面の少なくとも一方が粗面となっている。この構造とすることで、高減衰部材20と外壁パネル19との間に生ずる摩擦により振動エネルギーを吸収し、建物の揺れを低減することができる。
[作用]
次に、このような構成の制振建物の作用を説明する。
このような構成によれば、地震や風等によって建物ユニット1からなるユニット建物(制振建物)に桁方向(図10の左右方向)の横揺外力が加えられると、例えば、主要構造Aの主柱3,4が先ず図10に示したように桁方向に傾動して、主要構造Aの天井桁梁8が桁梁11に対して桁方向にずれると共に、桁梁8,11の間隔が狭くなる。
これに伴い複数の間柱13も主要構造Aの主柱3,4と同方向に傾斜し、壁パネル19も図10に示したように同方向に傾斜する。この際、図10に示したように、壁パネル9の左側部が桁梁8,11との位置を殆ど変えず、壁パネル19の右側部が下方にずれた場合、この壁パネル19の右側部を保持するリベット21が高減衰部材20を弾性変形させながら挿通孔18内を下方に変移する。
この後、主要構造Aの主柱3,4が図10とは反対方向で桁方向に傾動すると、壁パネル19も図10とは逆方向に傾動して、壁パネル19の右側部が高減衰部材20の弾性力により現状に復帰する方向に上昇すると共に、壁パネル19に左側部が下方にずれて、この壁パネル19の左側部を保持するリベット21が高減衰部材20を弾性変形させながら挿通孔18内を下方に変移する。
このような主要構造Aの左右への揺れの繰り返しに伴い、高減衰部材20自体が弾性変形をすることで、外力によるユニット建物(図示せず)の振動エネルギーを吸収し、ユニット建物の揺れを低減する。
また、建物ユニット1からなるユニット建物(制振建物)の縦揺れに際しても、高減衰部材20により振動エネルギーが吸収されることは勿論のことである。
更に、地震や風等によって建物ユニット1からなるユニット建物(制振建物)に桁方向の横揺外力が加えられて、高減衰部材20とこれに接触する外壁パネル19との相対変位が生じ、高減衰部材20と外壁パネル19とが相対的にずれるような場合、高減衰部材20と外壁パネル19との間の摩擦抵抗により、横揺外力による振動エネルギーが減衰させられ、建物の揺れを低減することができる。
尚、上述した制振構造は、外壁パネル19について説明したが、建物の内壁(内壁パネル)にも適用できる。また、挿通孔18は、図9に示したように縦長に形成することもできる。
以上説明したように、この発明の実施の形態の制振建物は、複数の主柱3,4と梁8,11を主要構造Aとする建物躯体が設けられ、前記主柱3,4間を閉成する壁パネル19が設けられていると共に、前記建物躯体の外力による変形に追従可能に前記壁パネル19を保持する補助柱(間柱13)が前記複数の主柱3,4間に設けられている。しかも、前記建物躯体の外力による変形時に外部から加わったエネルギーを吸収する高減衰部材20が前記壁パネル19と補助柱(間柱13)との間に介装されている。
このような制振建物にあっては、特別な受動的制振装置や機械的制振装置を組み込むことなく、壁パネル(外壁や内壁)、非構造部材である補助柱(間柱13)などの建物自体の構成部材を生かし、また主要な構成部材を傷めることながない。しかも、非常に容易、安価、そして施工性を損なわずに大きく建物の振動や変形量を低減することができる制振機構(制振構造)を提供できる。このような制振機構は、設置スペース、コスト等の観点から、中〜低層建築物に有効に適用できる。
しかも、建物の振動によって外壁や内壁等の壁パネルが補助柱(間柱13)との間に相対的な変位が生じると、高減衰部材20により減衰力が生じ建物の揺れを小さくできる。
また、この発明の実施の形態の制振建物において、前記の高減衰部材20がそれ自体の変形によりエネルギー減衰性を有する高減衰粘弾性材料とする。この構成によれば建物の振動によって外壁や内壁等の壁パネルが補助柱(間柱13)との間に相対的な変位が生じると、高減衰部材20自体の弾性変形と内部摩擦により減衰力が生じ、建物の揺れを大きく低減する。
更に、この発明の実施の形態の制振建物は、前記高減衰部材20とこれに接触する前記壁パネル19との相対変位が生じた際、前記高減衰部材20と前記壁パネル19との間の摩擦抵抗によりエネルギー減衰性を有するよう、前記高減衰部材20と前記壁パネル19の接触面の一方を粗面としている。
この構成によれば建物の振動による壁パネル(外壁や内壁)と前記建物躯体との相対変位が大きくなり、高減衰部材(振動吸収部材)20の一方の面の摩擦力を超えると、高減衰部材20は摩擦と併せたある程度の減衰力を保持しつつも、変形に追従することにより、高減衰部材20に接する部材を損傷することなく安全に建物の揺れを低減することが可能となる。また、前記高減衰部材(振動吸収部材)20最大静止摩擦係数、動摩擦係数を適切に設定することにより、制振を発現する変位量、発現後の制振性能を適切に制御することが可能である。
この発明に係る制振建物に用いる建物ユニットの概略斜視図である。 図1の建物ユニットの収容構造の説明図である。 図1の外壁パネルの取付部を建物ユニット内側から見た説明図である。 図3のA1−A1線に沿う断面図である。 図3のA21−A2線に沿う断面図である。 図4の高減衰部材と間柱との位置関係を示す概略部分斜視図である。 図5の背面図である。 図3の要部拡大説明図である。 図8の変形例を示す説明図である。 図1の制振建物の作用説明図である。
符号の説明
1・・・建物ユニット(制振建物の一部)
3〜6・・・主柱
8・・・床桁梁
11・・・天井桁梁
13・・・間柱(補助柱)
19・・・壁パネル
20・・・高減衰部材
A・・・主要構造

Claims (8)

  1. 複数の主柱と梁を主要構造とする建物躯体が設けられ、
    前記主柱間を閉成する壁パネルが設けられていると共に、
    前記建物躯体の外力による変形に追従可能に前記壁パネルを保持する補助柱が前記複数の主柱間に設けられた制振建物であって、
    前記建物躯体の外力による変形時に外部から加わったエネルギーを吸収する高減衰部材が前記壁パネルと前記補助柱との間に介装され
    前記壁パネルは、これに対向する前記補助柱の挿通孔に挿通され且つ前記高減衰部材を貫通する軸状の固定部材によって前記補助柱にそれぞれ取り付けられ、更にこの挿通孔の内径は前記軸状の固定部材の外径より大きく且つ前記補助柱と前記軸状の固定部材との相対変位を可能とする大きさに設定されていることを特徴とする制振建物。
  2. 前記の高減衰部材が、それ自体の変形によりエネルギー減衰性を有する高減衰粘弾性材料とすることを特徴とする請求項1に記載の建物に用いる制振建物。
  3. 前記高減衰部材とこれに接触する前記壁パネルとの相対変位が生じた際、前記高減衰部材と前記壁パネルとの間の摩擦抵抗によりエネルギー減衰性を有するよう、前記高減衰部材と前記壁パネルの接触面の一方を粗面とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物に用いる制振建物。
  4. 前記複数の壁パネルは互いに隣接する側壁部を有し、前記補助柱は前記隣接する両側壁部に対向し且つ前記両側部に対向する前記挿通孔がそれぞれ設けられた壁取付壁を有すると共に、前記隣接する両側壁部は前記壁取付壁に前記挿通孔に挿通した前記軸状の固定部材を介して取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の制振建物。
  5. 前記複数の壁パネルは互いに隣接する側壁部間は弾性変形可能なカバー部材によりカバーされていることを特徴とする請求項4記載の制振建物。
  6. 前記カバー部材は弾性変形可能なガスケットであることを特徴とする請求項5記載の制振建物。
  7. 前記固定部材は、リベットであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の制振建物。
  8. 前記挿通孔は、縦長であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の制振建物。
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