JP4906758B2 - 電動モータの取付構造 - Google Patents

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本発明は、電動モータに固定される板状のブラケットを車体パネルに取り付ける電動モータの取付構造に関し、特に、ブラケットと車体パネルとの間にマウントラバーを装着するようにした取付構造に関する。
自動車等の車両に設けられるワイパ装置等の駆動源としては電動モータが用いられる。このような電動モータは、通常、ワイパ装置等を構成する他の部材とともに板状のブラケットに固定され、このブラケットがボルトとナット等の締結装置により車体パネルに固定されることで車体に取り付けられる。
この電動モータの取付構造では、電動モータが作動するとその振動がブラケットを介して車体パネルに伝達され、車室内に騒音等を生じるおそれがある。そのため、例えば、特許文献1に示される取付構造では、電動モータ(ワイパモータ)が固定されるブラケット(ワイパフレーム)とこのブラケットがボルトにより固定される車体パネルとの間にゴム製のマウントラバーを装着し、このマウントラバーにより電動モータの振動を吸収するようにしている(例えば特許文献1参照)。
そして、このマウントラバーでは、車体に伝わる振動を低減するためにブラケット接触面および車体接触面の面積を可能な限り小さくしている。
実開平4−71359号公報
しかしながら、通常ブラケットには複数の取付孔が形成されているため、取付孔の孔径が異なる場合に、マウントラバーのブラケットとの接触面を小さくすると、大きな取付孔では、取付孔の孔径がマウントラバーの外径と同程度であったり、マウントラバーの外径より大径となってマウントラバーがブラケットから抜けてしまう虞があった。
その際に、大きな取付孔の孔径に合わせてマウントラバーの外径を大径にすると、小さな取付孔において、マウントラバーのブラケットとの接触面が大きくなってしまい、マウントラバーによる振動低減効果が薄れることになる。
また、ブラケットの各取付孔の孔径に合わせて異なる外径のマウントラバーを用意すると、製造コストが嵩むことになる。
本発明の目的は、ブラケットの取付孔の孔径が異なっても、マウントラバーのブラケットとの接触面積を可能な限り小さくしたままで、マウントラバーがブラケットから抜けることのない電動モータの取付構造を提供することにある。
本発明の電動モータの取付構造は、電動モータを車体パネルに取り付ける電動モータの取付構造であって、前記電動モータに固定され、孔径の異なる複数の前記車体パネルへの取付孔が設けられたブラケットと、軸心に締結装置挿通孔を備えた筒状に形成され外周に設けられた溝部において前記取付孔に装着される本体部と、前記本体部の外周の前記溝部を挟んだ軸方向の両側に前記本体部と一体に設けられ最も大きな前記取付孔の孔径よりも大径の円環状に形成される凸部とを備えたマウントラバーと、前記締結装置挿通孔に挿通され、前記マウントラバーを前記車体パネルに固定する締結装置とを有することを特徴とする。
本発明の電動モータの取付構造は、前記マウントラバーは、JIS K6253による硬度がA25〜A35であることを特徴とする。
本発明によれば、マウントラバーは、溝部においてブラケットの取付孔に装着される本体部の外周の溝部を挟んだ軸方向の両側に本体部と一体に設けられ最も大きな取付孔の孔径よりも大径の円環状に凸部を形成したので、ブラケットの取付孔の孔径が本体部の外径と同程度であったり、本体部の外径より大径でもマウントラバーの凸部でブラケットを押さえることができる。
これにより、ブラケットの取付孔の孔径が異なっても、マウントラバーのブラケットとの接触面積を可能な限り小さくしたままで、マウントラバーがブラケットから抜けないようにすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態を説明するための全図において同一機能を有するものは原則として同一の符号を付すようにし、その繰り返しの説明は可能な限り省略するようにしている。
図1はリヤワイパ装置の概略を示す斜視図であり、図2は図1に示すリヤワイパ装置の正面図である。
図1に示すリヤワイパ装置11は車両のリヤガラス(不図示)を払拭するものであり、その駆動源として電動モータとしてのリヤワイパモータ12を備えている。リヤワイパモータ12は本発明の電動モータの取付構造により車両を構成する車体パネル13に取り付けられ、図2に示すピボット軸14を揺動駆動して、このピボット軸14に固定されるリヤワイパアーム15を払拭動作させる。
図1、図2に示すように、リヤワイパモータ12はモータ本体21と減速機22とを備え、減速機22はそのケースフレーム22aにおいてモータ本体21のヨーク21aに固定される。つまり、リヤワイパモータ12はモータ本体21と減速機22とが1つのユニットとされた減速機付きモータとなっている。減速機22のケースフレーム22aにはボス部22bが設けられ、ピボット軸14はこのボス部22bに回動自在に支持される。ケースフレーム22aの内部には図示しない減速機構とクランク機構とが収容され、モータ本体21の出力は減速機構により所定の回転数にまで減速されるとともにクランク機構により揺動運動に変換されてピボット軸14に伝達される。
なお、モータ本体21としては例えばブラシ付き直流モータが用いられ、減速機構としては例えばウォームギア機構が用いられるが、モータ本体21として例えばブラシレスモータ等の他の電動モータを用いてもよく、減速機構として例えば減速歯車列等の他の減速機構を用いてもよい。
リヤワイパ装置11は、リヤワイパモータ12を車体パネル13に取り付けるためのブラケット23を備えている。このブラケット23は鋼板等の板材をプレス加工して板状に形成され、そのブラケット本体部24において図示しない締結部材によりリヤワイパモータ12のケースフレーム22aに固定される。ブラケット23にはブラケット本体部24に対して折り曲げて形成される3つの取付脚部25a〜25cが一体に設けられ、これらの取付脚部25a〜25cの先端にはそれぞれマウントラバー(グロメット)31が装着される。各マウントラバー31はボルト(締結装置)32とナット33とにより車体パネル13に固定される。これにより、ブラケット23は取付脚部25a〜25cの先端においてマウントラバー31を介してボルト32とナット33とにより車体パネル13に取り付けられる。
このように、ブラケット23にマウントラバー31を装着し、ブラケット23と車体パネル13との間にマウントラバー31が配置されるようにブラケット23を車体パネル13に取り付けることにより、リヤワイパモータ12が作動時に生じる振動をマウントラバー31により吸収させることできる。したがって、リヤワイパ装置11の作動時にリヤワイパモータ12の振動が車体パネル13に伝達されることを抑制して、車室内の振動や騒音を低減することができる。
図3はブラケットを示す平面図、図4はマウントラバーを示す斜視図、図5は本発明の一実施の形態であるブラケットの最も小さな取付孔における車体パネルへの取付構造を示す断面図、図6は図5に示す取付構造のブラケットの最も大きな取付孔における断面図、図7は図5に示す取付構造の分解斜視図である。
図3に示すように、ブラケット23はブラケット本体部24の長手部分両端から突出して取付脚部25a,25bが設けられており、この取付脚部25a,25bには取付孔26a,26bがそれぞれ設けられている。ブラケット本体部24は長手部分の若干取付脚部26b寄りの部分に突出部分を有しており、この突出部分の先端にさらに突出して取付脚部25cが設けられており、この取付脚部25cには取付孔26cが設けられている。
取付孔26a〜26cは寸法公差を吸収するために互いに異なる孔径に形成されている。取付孔26aは、ブラケット本体部24の長手部分一方端、図中では左端の取付脚部25aに設けられており、図5に示す孔径Xで形成され、取付孔26a〜26cのうちで最も小さな取付孔になっている。つまり、ブラケット23は、取付孔26aが基準孔であり、この取付孔26aから車体パネル13に取り付けられる。
取付孔26bは、ブラケット本体部24の長手部分を挟んで取付孔26aと反対側に設けられており、ブラケット本体部24の長手部分が延びる方向のみに孔径が大きく(図6に示す孔径Yに相当)、ブラケット本体部24の突出部分が延びる方向には取付孔26aと同じ孔径で形成された長孔になっている。これにより、ブラケット本体部24の長手部分が延びる方向への寸法公差を吸収できる。
取付孔26cは、取付孔26bの長手部分が延びる方向における孔径と同じ孔径で形成されたバカ孔(大孔)になっている。これにより、ブラケット本体部24の長手部分が延びる方向および突出部分が延びる方向のいずれでも寸法公差を吸収できる。
なお、リヤワイパモータ12のボルト挿通孔(不図示)に対応する位置には、モータ取付孔27a,27bが設けられている。
図4〜図6に示すように、マウントラバー31はゴム材料よりなる部材であり、筒状に形成されたマウントラバー本体部(本体部)34と、このマウントラバー本体部34と一体に設けられた凸部35a,35bとを備えている。
マウントラバー本体部34は、軸方向中央部の外周にブラケット23が嵌まる溝部36が軸心周りに沿って設けられており、この溝部36の底部36aを介して軸方向に対称形状に形成されている。そして、軸心には厚み方向に貫いて形成されたボルト挿通孔(締結装置挿通孔)37が設けられている。
マウントラバー本体部34の溝部36を挟んだ軸方向両面には、溝部36に嵌まったブラケット23と接触するブラケット接触面38a,38bが、軸方向に直交する平面状に形成されている。また、マウントラバー本体部34の軸方向上端面にはボルト32の座面39が軸方向に直交する平面状に形成されており、軸方向下端面には車体パネル接触面40が座面39と同様に形成されている。
ブラケット接触面38a,38bは、最も小さな取付孔26aの孔径Xより大径に形成され、図示の例では、最も大きな取付孔26cの孔径Yより若干大径に形成されている。
ブラケット接触面38a,38bは、最も小さな取付孔26aの孔径Xより大径であればよいが、大きすぎるとブラケット23との接触面積が大きくなり、マウントラバー31による振動低減効果が薄れることになる。また、最も大きな取付孔26cの孔径Yより小径に形成すると、ブラケット23と接触できなくなる虞がある。したがって、図示のように最も大きな取付孔26cの孔径Yより若干大径な程度が最適である。
座面39と車体パネル接触面40とは同じ大きさの外径であり、ブラケット接触面38a,38bの外径よりさらに小径に形成されている。座面39および車体パネル接触面40の外径は特に制限はないものの、マウントラバー31による振動低減効果を高める観点からは、ボルト32の頭部32aの底面積より大きい範囲で可能な限り小さいことが好ましいからである。
凸部35a,35bはマウントラバー本体部34の外周の溝部36を挟んだ軸方向の両側に設けられている。凸部35aはブラケット接触面38aと座面39との間に最も大きな取付孔26cの孔径Yよりも大径の円環状に形成されており、凸部35bはブラケット接触面38bと車体パネル接触面40との間に凸部35aと同様に形成されている。
凸部35aは、ブラケット接触面38aおよび座面39から軸方向に次第に外径が拡がるようにテーパ状に形成されており、最も大径の部分は所定域で軸方向に柱状に延びて形成されている。凸部35bも凸部35aと同様に、ブラケット接触面38bおよび車体パネル接触面40からテーパ状に形成されるとともに、最も大径の部分が柱状に形成されている。
なお、マウントラバー31のゴム材料は、JIS K6253による硬度がA25〜A35であるものを用いている。これにより、当該硬度がA50程度のゴム材料を用いた従来のマウントラバーより柔軟であり、振動低減効果を高めることができるとともに、リヤワイパ装置の剛性等の性能も維持することができる。
図5〜図7に示すように、マウントラバー31を車体パネル13に固定するには、溝部36でマウントラバー31がブラケット23の取付孔26a〜26cに保持されるように装着する。これにより、マウントラバー31はブラケット接触面38a,38bでブラケット23と当接する。
取付孔26a〜26cへの装着後、ボルト挿通孔37に金属製の円筒状カラー41を装着し、ボルト32が直接マウントラバー31の内面に接触することを防止して、ボルト挿通孔37の内面の摩擦等を防ぎつつボルト32を挿通する。
ボルト32の挿通後、ボルト32は車体パネル13を貫通し、車体パネル13を挟んで車体パネル接触面40に対向して配置されるナット33にねじ結合により締結される。また、ボルト32の頭部32aと座面39との間にはワッシャ42が配置される。このワッシャ42は座面39よりも大径に形成され、座面39はその全面でワッシャ42に当接し、ワッシャ42を介してボルト32とナット33とによる締結力が加えられる。これにより、マウントラバー31は車体パネル接触面40が車体パネル13に当接した状態でボルト32とナット33とにより車体パネル13に固定される。
以上説明したように、マウントラバー31は、マウントラバー本体部34の外周の溝部36を挟んだ軸方向の両側に、最も大きな取付孔26cの孔径Yより大径であり、かつブラケット接触面38a,38bの外径より大径の円環状に形成される凸部35a,35bを設けたので、ブラケット23から抜けないようにすることができる。
つまり、凸部35a,35bがないと、ブラケット接触面38a,38bの外径が最も大きな取付孔26cの孔径Yより小さかったり、孔径Yより小さくないとしても僅差にすぎない等の同程度である場合に、車体に振動等の衝撃がおこるとマウントラバー31がブラケット23から抜けてしまう虞がある。
この際に、最も大きな取付孔26cの孔径Yに合わせてブラケット接触面の外径を大きくすると、最も小さな取付孔26aにおいて、マウントラバーによる振動低減効果が薄まってしまう。また、孔径Xに対応するマウントラバーと孔径Yに対応するマウントラバーとを製造したのでは、製造コストが嵩んでしまう。
そこで、マウントラバー31のマウントラバー本体部34に、最も大きな取付孔26cの孔径Yおよびブラケット接触面38a,38bの外径より大径の凸部35a,35bを設けたのである。これにより、ブラケット接触面38a,38bの外径は小さいままでも、ブラケット接触面38a,38bでブラケット23が接触しなくなった場合に、凸部35a,35bでブラケット23が押さえられるようにして、マウントラバー31がブラケット23から抜けなくすることができる。
さらに、凸部35a,35bはブラケット接触面38a,38bからそれぞれテーパ状に形成して、ブラケット接触面38a,38bから軸方向に次第に外径が拡がるようにしたので、ブラケット23がブラケット接触面38a,38bで接触しなくなった場合でも凸部35a,35bにおける外径が孔径Yに近い大きさに形成された部分にとどまり、マウントラバー31をより確実にブラケット23から抜けなくすることができる。
図8は図5に示す取付構造の変形例を示す断面図であり、図9は図8に示す取付構造のブラケットの最も孔径が大きい取付孔における断面図である。
図8および図9に示す取付構造では、凸部35a,35bがブラケット接触面38a,38bからテーパ状に形成されておらず、ブラケット接触面38a,38bから凸部35a,35bに達するまでの所定域が軸方向に柱状に延びて形成されている。このように、所定域を柱状に形成した場合には、テーパ状に形成した場合に比して簡易な構造でマウントラバー31がブラケット23から抜けなくすることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、前記実施の形態おいては、車両のリヤワイパ装置11の駆動源として用いられるリヤワイパモータ12の取付構造に本発明を適用しているが、これに限らず、例えば、フロントワイパ装置の駆動源として用いられるフロントワイパモータや、パワーウインド装置の駆動源として用いられるパワーウインドモータなど、他の電動モータの取付構造に本発明を適用してもよい。
また、前記実施の形態においては、電動モータはモータ本体21に減速機22が取り付けられた減速機付きモータとされているが、これに限らず、減速機22を持たない電動モータに本発明を適用してもよい。
さらに、前記実施の形態においては、ブラケット23が備えた取付孔は26a〜26cの3つであるが、マウントラバー31の装着が可能であれば、取付孔は2つのみであってもよいし、4つ以上であってもよい。
さらに、前記実施の形態においては、凸部35a,35bの最も大径の部分は所定域で軸方向に柱状に延びて形成されているが、この柱状に延びる所定域はなくてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、マウントラバー31はJIS K6253による硬度はA25〜A35のゴム材料を用いているが、この範囲外の硬度のゴム材料を用いてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、ワッシャ42はボルト32と別体に形成されているが、これに限らず、ボルト32の頭部32aと一体に形成されていてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、締結装置としてボルト32とナット33とを用いているが、これに限らず、例えばリベット等の他の締結装置を用いてもよい。
リヤワイパ装置を示す斜視図である。 図1に示すリヤワイパ装置の正面図である。 ブラケットを示す平面図である。 マウントラバーを示す斜視図である。 本発明の一実施の形態であるブラケットの最も小さな取付孔における車体パネルへの取付構造を示す断面図である。 図5に示す取付構造のブラケットの最も大きな取付孔における断面図である。 図5に示す取付構造の分解斜視図である。 図5に示す取付構造の変形例を示す断面図である。 図8に示す取付構造のブラケットの最も孔径が大きい取付孔における断面図である。
符号の説明
11 リヤワイパ装置
12 リヤワイパモータ(電動モータ)
13 車体パネル
14 ピボット軸
15 リヤワイパアーム
21 モータ本体
21a ヨーク
22 減速機
22a ケースフレーム
22b ボス部
23 ブラケット
24 ブラケット本体部
25a〜25c 取付脚部
26a〜26c 取付孔
27a,27b モータ取付孔
31 マウントラバー
32 ボルト(締結装置)
32a 頭部
33 ナット
34 マウントラバー本体部(本体部)
35a,35b 凸部
36 溝部
36a 底部
37 ボルト挿通孔(締結装置挿通孔)
38a,38b ブラケット接触面
39 座面
40 車体パネル接触面
41 円筒状カラー
42 ワッシャ
X 最も小さな取付孔の孔径
Y 最も大きな取付孔の孔径

Claims (2)

  1. 電動モータを車体パネルに取り付ける電動モータの取付構造であって、
    前記電動モータに固定され、孔径の異なる複数の前記車体パネルへの取付孔が設けられたブラケットと、
    軸心に締結装置挿通孔を備えた筒状に形成され外周に設けられた溝部において前記取付孔に装着される本体部と、前記本体部の外周の前記溝部を挟んだ軸方向の両側に前記本体部と一体に設けられ最も大きな前記取付孔の孔径よりも大径の円環状に形成される凸部とを備えたマウントラバーと、
    前記締結装置挿通孔に挿通され、前記マウントラバーを前記車体パネルに固定する締結装置とを有することを特徴とする電動モータの取付構造。
  2. 請求項1記載の電動モータの取付構造において、前記マウントラバーは、JIS K6253による硬度がA25〜A35であることを特徴とする電動モータの取付構造。
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