JP4902524B2 - 騒音低減線路カバーシステム - Google Patents

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Description

本発明は、線路上に配置されたカバー部材を含み、これらのカバー部材がスラブ状のベースと、それらの上面上の、内部に植物を根付かせるために設けられた層とを有している、騒音低減線路カバーに関する。
このような線路カバーでは、内部に植物を根付かせるための層をカバー部材上に設けることによって、全領域を覆うように植物を密に成長させることができ、かつ、このようにして植物の成長をもたらすカバー部材は、良好な吸音特性を有することが判っている。このような植物の成長は、種まき(sowing)または植え付け(planting)によって比較的に簡単に実現され、すなわち、好ましい条件の下では、場合によっては植物が自然に成長することさえある。
この種の公知のカバー部材は、多数の支持部材および保持部材によって線路の所に設けられた溝の形態をしたカバー部材である。その結果、構造上のコストが比較的高くなり、かつ取り扱いが複雑になる。
少なくともスラブ状の吸音材料の上面上にカバー部材を備えた他の線路カバーも公知である。吸音材料は一般に、機械的感度が高く、ほとんどの場合は多孔性であり、また、線路システムに設置される際には、比較的高い生産コストを有し、かつ細心の注意が必要になる。これらの特性は、線路システムにおいて一般に広まっている条件を満たさない。吸音構成であるこのようなカバー部材の上を歩くことによって加えられる圧力負荷と、カバー部材上に様々な物体が落下することにより生じる衝撃とによって、カバー部材は損傷し易い。さらに、鉄道施設の領域では、微粒子物質の望ましくない堆積物が形成され易く、このような堆積物によって、カバー部材の吸音開口すなわち孔により実現される騒音減衰能力の負の変化が生じることがある。
本発明の目的は、前記した種類の欠点の大部分が解消され、構造および取り付け技術に関して比較的低いコストで製造でき、鉄道業務の過酷な条件の下でも、線路上にカバー部材を安定して取り付けることができる、冒頭で定義された種類の騒音低減線路カバーを提供することである。このカバー部材を設置することによって、線路の動的挙動の変化は最小限に抑えられる。本発明に従って構成された、冒頭で述べられた種類の線路カバーは、線路のレール同士の間に配置されたカバー部材を備え、このカバー部材は、レールに面するそれらのリムの所に支持ノーズを有し、この支持ノーズは、レールの横方向くぼみに、エラストマ部を間に介在させて係合しており、カバー部材は、これらの支持ノーズによってレール上のみに支持され、かつレール同士の間の空間を1つのレールから他のレールまで、自立して橋渡ししている、ことを特徴とする。
この構成によると前述の目的を十分に満たすことができる。カバー部材の支持は、これらのカバー部材上に設けられた支持ノーズによって行われ、この支持ノーズはレールの横方向くぼみに係合しており、その結果、簡単な構造でカバー部材の非常に安定した取り付けができ、カバー部材の線路への取り付けと、場合によっては行われることがある、メンテナンス作業のためのカバー部材の取り外しとが容易に達成できる。各線路のレール同士の間に存在する空間を、カバー部材が自立して橋渡しすることによって、カバー部材による線路層への悪影響が回避され、このようにして、線路の動的挙動への悪影響が防止される。さらに、カバー部材がレール上にのみ支持されるため、カバー部材上で成長する植物によって得られる騒音減衰効果をさらに向上させることができる。
本発明による線路カバーの好ましい実施態様は、レールに外側から隣接するように配置されたカバー部材を備え、このカバー部材は、各レールに面するそれらのリムの上に支持ノーズを有し、該支持ノーズは、各レールの横方向くぼみに、エラストマ部を間に介在させて係合しており、該カバー部材は、これらの支持ノーズのみによって各レール上に支持され、このレールの反対側では、線路に隣接して設けられている台上に支持され、かつ各レールと台との間の空間を、自立して橋渡しすることを特徴とする。
さらに、内部に植物を根付かせるために設けられた層が不織布で覆われていると非常に好適である。この方策によって、内部に植物を根付かせるために設けられた層と、この層に根付いて不織布を貫通する植物の両方を、簡単な方法で保護することができ、特に、内部に植物を根付かせるために設けられた層の材料と、この層に根付いた植物とが、レール上を高速に移動する車両によって生じる吸引作用に対して保護され、さらに、このようにして、内部に植物を根付かせるために設けられた層が付着させられた直後にはすでに、悪影響を与えることなく、カバー部材上を歩くこと、または、例えば芝刈り機のような軽量の車両を、カバー部材上を移動させることが確実にできる。このために、さらに、カバー部材のスラブ状のベースは、少なくとも、その上を歩くのに十分な、かつ軽量の機器がその上を移動するのに十分な寸法安定性を有するようになっている。
カバー部材上での雨水またはその他の液体の望ましくない蓄積を防止するために、カバー部材に排水開口および/または排水路を設けることが有利である。
さらに、線路への設置時と、場合によっては行われることがある線路からの取外し時の取扱いが容易である、非常に簡単な構成のカバー部材の実施態様は、カバー部材のスラブ状のベースが、レールの長手方向を横切って延びているU字形断面形状を有し、このU字形断面は、実質的に平坦な底板と、底板から上向きに突出しており、レールの長手方向を横切って延びている底板のリムの所に設けられたフランジリブとで形成されており、カバー部材のレール側における支持は、レールに面するフランジリブの端部で形成されている支持ノーズによって行われることを特徴とする。
特に、線路へのカバー部材の設置時と、場合によっては行われることがある、線路からのカバー部材の取外し時の取扱いに関して有利である、本発明の線路カバーの他の実施態様は、線路のレール同士の間に、1つのレールから他のレールまで延びるように配置されたカバー部材が、部材対を形成する部分的なカバー部材の形態に構成されており、各対の部分的なカバー部材はヒンジ式(hinge-like manner)に組み立てられ、幾何学上のヒンジ軸がレールに平行に延びていることを特徴とする。この実施態様では、さらに、各部材対の部分的なカバー部材が、互いに向かい合うそれらのリムの所で互いに支持され、各々の部分的なカバー部材ごとに、それぞれの部材対の他方の部分的なカバー部材に面するそのリムに沿って、保持部(carrying sections)および被保持部(resting sections)がジグザグ状に(meander-like)交互に連続するように設けられ、それぞれの部材対の一方の部分的なカバー部材の被保持部は、他方の部分的なカバー部材の保持部上に置かれ、それぞれの部材対の他方の部分的なカバー部材の被保持部は、一方の部分的なカバー部材の保持部上に置かれるようになっていると有利である。
次に、本発明の主題の例示的な実施態様が概略的に示されている図面を参照して、本発明を以下に詳しく説明する。
図1に示されている線路1において、線路のレール2、2’はレール固定部材3によって枕木4に固定されており、枕木4は砂利の層5の上に保持されている。この線路は、レール2とレール2’の間に配置されたカバー部材6と、レール2,2に外側から隣接しているカバー部材7とを含む、本発明に従って構成された線路カバーの一実施形態を備えている。カバー部材6,7は、スラブ状のベース8と、それらの上面9の上の、内部に植物を根付かせるために設けられた層10とを有している。例えば草であってよい、この層10に根付いた植物11が概略的に示されている。カバー部材6のスラブ状のベースは、植物がフランジ溝13に向かって内部に根付くように設けられた層10の範囲を定めるリム突出部12を有している。これらのリム突出部12は、ベース8に成形することもでき、ベース8に連結することもできる。同様に、リム突出部12’は、カバー部材7の所に設けられ内部に植物を根付かせるための層10の範囲を定めるこれらのカバー部材に、レールの長手方向に延びているカバー部材7のリムの所に設けられている。
レール輸送の要件を満たすために、例えば線路上を移動する適切な機械によって、成長している植物を頻繁に切断することもできる。内部に植物を根付かせるために設けられた層を形成するために、様々な材料を用いることができる。例えば、土、腐食土、砂だけに加えて、例えば粘土、岩の粒、または合成樹脂の細粒のような粒状材料を用いることもでき、板または粒子の形態をした発泡材料を用いることもできる。カバー部材のベースによって、内部に植物を根付かせるために設けられたこの層と線路層との間が明確に分離されると、植物の成長も、内部に植物を根付かせるための層を形成している微細な材料も、線路層に悪影響を与えない。内部に植物を根付かせるための層を形成している材料は、すでに敷設されたカバー部材のベース部分に付着させることができ、これによって、カバー部材を敷設する際に、内部に植物を根付かせるために設けられた層による重量負荷が存在しなくなるので、敷設が簡単になる。植物が連続的に成長することによって、吸音特性は、妨害的な影響の後でも再び生じる。
レール2,2’に面しているカバー部材6,7のリム14は、エラストマ部16を間に介在させて複数のレール上に支持されている支持ノーズ15の形状を有している。このようにして、カバー部材6は、レール2,2’上にのみ取り付けられ、レール2とレール2’の間の空間17を1つのレールから他のレールまで、自立して橋渡ししている。カバー部材7は、それぞれのレール2,2’の反対側で、線路に隣接して配置されている台18の上に、エラストマ部19を間に介在させて支持されており、やはりそれぞれのレール2,2’からそれぞれの台18まで、自立して橋渡ししている。
線路の長手方向には、複数のカバー部材6、7が、それぞれ連続して配置されている。線路の長手方向を横切って延びているカバー部材のリム上には、カバー部材のベース8の所にリム突出部を設けることができ、このリム突出部は、個々のカバー部材において、内部に植物を根付かせるために設けられた層10、すなわち、いくつかのカバー部材にわたって連続して延びている層10の範囲を定め、この時、カバー部材6,7は近接して並ぶように配置しなければならず、連続するカバー部材同士の間の、場合によっては残ることがあるあらゆる狭い隙間を、カバーストリップで埋めるか、または目地材で塞ぐ必要がある。
内部に植物を根付かせるために設けられた層10の上に不織布20を配置することは、層10とその上で成長する植物11とが外部の影響物に対して安定するので有利である。カバー部材に作用する液体物質−このような影響物には雨水も含まれる−を排水するために、カバー部材6,7のベース8に排水開口21が設けられている。
図示されている、砂利の層5の上の線路1の組立体は、一例として示されているものである。この部分構造の他の実施形態も可能である。
図2に示されている、図1の実施形態の変形例では、線路カバーの、線路のレール2とレール2’の間に配置されたカバー部材6のみが図示されている。もちろん、この変形例でも、線路のレール2,2’に外側から隣接するカバー部材を設けることができる。図示されているベース8は、リブ23によって互いに分離された複数のくぼみ22を上面9に有している。カバー部材6のベース8の上面9のこのくぼんだ構成によって、内部に植物を根付かせるための層10のベース8上での良好な保持が達成される。図2に示されているこの変形例でも、ベース8に排水開口21が設けられている。望むならば、内部に植物11を根付かせるために設けられたこの層10の上にも不織布を配置してよい。
図3に示されている実施形態では、カバー部材のベースは溝25の形状を有しており、これらの溝25の各々は、内部に植物11を根付かせるために設けられた層10で占められている。支持ノーズ15が溝25のリム14に成形され、この支持ノーズは、レール2,2上に、エラストマ部16を間に介在させた状態で支持されており、このようにして、線路カバーのカバー部材6は、レール2,2’上に支持されているに過ぎず、レール同士の間の空間を1つのレールから他のレールまで、自立して橋渡ししている。溝25は排水開口21を備えている。
本発明によって構成された線路カバーの、図4および図5の実施形態では、カバー部材6のスラブ状のベース8は、レールの長手方向を横切って延びているU字形断面27の形態を有している。このU字形断面は、実質的に平坦な底板28と、レールの長手方向を横切って延びている底板28のリムの所から始まって、底板28から上向きに突出するフランジリブ29とで形成されている。これらのカバー部材6は、支持ノーズ30によって、レール2,2’の上のみに、エラストマ部16を間に介在させた状態で保持され、レール同士の間の空間17を1つのレールから他のレールまで、自立して橋渡ししている。支持ノーズ30は、レールに面するフランジリブ29の端部によって形成されているに過ぎない。U字形断面27内の、フランジリブ29同士の間に存在する空間は、内部に植物11を根付かせるために設けられた層10で占められている。この実施形態では、排水開口21に至る、または直接外側に至っていてもよい、液体物質を排出する排水路24が設けられている。このような排水路24は、有利には、流れを促進するような形状に形成されていてもよい。
本発明に従って構成された線路カバーの、図6および図7に示されている実施形態では、線路のレール2とレール2’の間に配置されたカバー部材が、部材対を一緒に形成する部分的なカバー部材31,31’の形態を有している。これらの部材対の各々の、部分的なカバー部材31,31’は、ヒンジ式に組み立てられ、幾何学上のヒンジ軸32がレール2,2’に平行に延びている。各部材対の部分的なカバー部材31,31’は、互いに向かい合うそれらのリム33,33’上で互いに支持されている。各々の部分的なカバー部材では、それぞれの部材対の、他方の部分的なカバー部材に面するリムに沿って、保持部34または保持部34’がそれぞれジグザグ状に交互に連続するように設けられ、かつ被保持部35または被保持部35’がそれぞれジグザグ状に交互に連続するように設けられている。それぞれの部材対の、一方の部分的なカバー部材31の被保持部35は、それぞれの部材対の、他方の部分的な保持部材31’の保持部34’上に置かれており、それぞれの部材対の、他方の部分的なカバー部材31’の被保持部35’は、それぞれの部材対の、一方の部分的なカバー部材31の保持部34上に置かれている。このようにして、部分的なカバー部材31,31’は、図6に示されているように、平坦な位置において荷重を支持することができるスラブ状の部材に、2つ1組で連結されており、これらの荷重は、内部に植物を根付かせるために設けられた層10と、その中に根付く植物11とから得られる荷重だけでなく、このような線路カバー上を人が歩くかまたは車両が運転されるときに生じる外部からの荷重も含む。図6および図7に示されている例では、部分的なカバー部材31,31’の各ベースは溝36の形状を有し、これらの溝36は、それぞれの溝のレール側のリムに成形された支持ノーズ15によって、レール2,2’上に、エラストマ部16を間に介在させて保持されている。レール2とレール2’の間の空間17は、1つのレールから他のレールまで、自立して橋渡しされている。部分的なカバー部材の上面の上に広がっている、植物11の成長部分は、図7では、簡略化のために、幾何学的パターンの形態で概略的に示されている。図7に示されているように、各部材対の部分的なカバー部材をヒンジ式の方法で折り畳むことができるため、これらのカバー部材の線路内への挿入と、場合によっては必要である、カバー部材の線路からの取外しとが、かなり容易になる。
簡略化のために、本発明に従って構成され、図3から7に示されている線路カバーの実施形態では、線路のレール2とレール2’の間に配置されたカバー部材のみが図示されている。しかし、これらの実施形態でも、線路のレールに外側から隣接するカバー部材を設けることが可能である。
本発明によって構成された線路カバーの第1の実施形態を備えている線路を示す、線路の長手方向を横切って切断した断面図である。 カバー部材のベースがくぼんだ上面を有している、第1の実施形態の変形例を示す、図1と類似した断面図である。 カバー部材のベースが溝の形状を有している実施形態を示す、やはり線路の長手方向を横切って延びる断面図である。 カバー部材のベースがU字形断面の形状を有している実施形態を示す、線路の長手方向を横切って延びる断面図である。 この実施形態を示す、図4のV−V線に沿って、線路の長手方向に延びる断面図である。 線路カバーのカバー部材が、2つ1組で組み立てられた部分的なカバー部材の形態に構成されている実施形態を示す、線路の長手方向を横切って延びる断面図である。 この実施形態を示す、カバー部材の設置時または取外し時に生じる折り畳まれた状態の斜視図である。

Claims (6)

  1. 横方向くぼみを有する2つのレールを含む線路上に配置された複数のカバー部材を有し、これらのカバー部材は、スラブ状のベース(8)と、それらの上面(9)上の、内部に植物(11)を根付かせるために設けられた、不緊密な粒子群からなる層(10)とを有している、騒音低減線路カバーシステムにおいて、
    前記複数のカバー部材は、前記線路(1)の前記レール(2,2’)同士の間に配置された第1のカバー部材(6)を含み、第1のカバー部材(6)は、前記レール(2,2’)に面するそれらのリム(14)の所に支持ノーズ(15;30)を有し、該支持ノーズは、前記レール(2,2’)の横方向くぼみに、エラストマ部(16)を間に介在させて係合しており、該第1のカバー部材(6)は、これらの支持ノーズのみによって前記レール上に支持され、かつ前記レール同士の間の空間(17)を1つの前記レール(2)から他の前記レール(2’)まで、自立して橋渡ししている、
    ことを特徴とする騒音低減線路カバーシステム
  2. 前記複数のカバー部材は、前記レール(2,2’)に外側から隣接するように配置された複数の第2のカバー部材(7)を含み、第2のカバー部材(7)は、前記各レール(2,2’)に面するそれらのリム(14)の上に前記支持ノーズ(15)を有し、該支持ノーズは、前記各レール(2,2’)の前記横方向くぼみに、前記エラストマ部(16)を間に介在させて係合しており、該第2のカバー部材(7)は、これらの支持ノーズのみによって前記各レール上に支持され、このレールの反対側では、前記線路に隣接して設けられている台(18)上に支持され、かつ前記各レールと前記台との間の空間を、自立して橋渡ししていることを特徴とする、請求項1に記載の騒音低減線路カバーシステム
  3. 内部に前記植物(11)を根付かせるために設けられた前記層(10)は不織布(20)で覆われていることを特徴とする、請求項1または2に記載の騒音低減線路カバーシステム
  4. 前記第1のカバー部材(6)と、前記複数のカバー部材に含まれ前記レール(2,2’)に外側から隣接する第2のカバー部材(7)と、のいずれか一方または両方の前記スラブ状のベース(8)は、前記レールの長手方向を横切って延びているU字形断面形状(27)を有し、該U字形断面は、実質的に平坦な底板(28)と、前記底板(28)から上向きに突出しており、前記レールの長手方向を横切って延びている前記底板のリムの所に設けられたフランジリブ(29)とで形成されており、前記支持ノーズ(30)は、前記レールに面する前記フランジリブ(29)の端部で形成されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の騒音低減線路カバーシステム
  5. 前記線路の前記レール(2,2’)同士の間に、1つの前記レールから他の前記レールまで延びるように配置された前記第1のカバー部材(6)は、部材対を形成する部分的なカバー部材(31,31’)の形態に構成されており、各対の前記部分的なカバー部材はヒンジ式に組み立てられ、幾何学上のヒンジ軸(32)が前記レールに平行に延びていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の騒音低減線路カバーシステム
  6. 前記各部材対の前記部分的なカバー部材(31,31’)は、互いに向かい合うそれらのリム(33,33’)の所で互いに支持され、各々の前記部分的なカバー部材(31,31’)ごとに、それぞれの前記部材対の他方の前記部分的なカバー部材に面するそのリムに沿って、保持部(34,34’)および被保持部(35,35’)がジグザグ状に交互に連続するように設けられ、それぞれの前記部材対の一方の前記部分的なカバー部材(31)の前記被保持部(35)は、前記他方の部分的なカバー部材(31’)の前記保持部(34’)上に置かれ、それぞれの前記部材対の前記他方の部分的なカバー部材(31’)の前記被保持部(35’)は、前記一方の部分的なカバー部材(31)の前記保持部(34)上に置かれていることを特徴とする、請求項5に記載の騒音低減線路カバーシステム。
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