JP4900038B2 - 窓開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、窓枠に取り付けられた障子を室外側へ開くことができる窓に用いられる窓開閉装置に関するものである。
突出し窓、片開き窓、横すべり出し窓又は縦すべり出し窓等のような、窓枠内に組み込まれた障子を室外側へ開くことができる窓に用いられる窓開閉装置には、障子を開閉する操作を風圧に抗して可能とする操作力が必要とされるとともに、突風が吹いても障子を開いた状態を保持することができる構造が必要とされる。
このような要求に応えることができるとともに、室内側に設けたオペレータハンドルにより障子の開閉を操作することができる窓開閉装置として、オペレータハンドル(把持部)に連結され略室内外方向に延びる操作軸、操作軸と同軸に固定されたウォーム、ウォームに噛み合い垂直軸まわりに回転するウォームホイール、ウォームホイールと一体化され室外方向水平面内に延びる回転アーム及び回転アームと障子とを連結する連結アームからなり、オペレータハンドルを回転する小さなトルクにより大きな操作力が得られるとともに、障子を開いた状態では、ウォームホイールからウォームを回すことができない特徴(セルフロック)を利用して、障子を開いた状態を保持することができるもの(例えば、特許文献1参照。)が広く使用されている。
特開平11−223067号公報(図1−3)
特許文献1のような構成の窓開閉装置は、上記のような特徴を有するものであるが、例えば窓の横幅が狭い横すべり出し窓等に対しては、回転アームと障子との取付部等が窓枠に干渉して窓開閉装置を構成することができない場合や、所望の開口量(障子の開き角)を確保することができない場合がある。
そこで本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、窓の幅が狭い構成における下枠若しくは上枠又は窓の高さが低い構成における縦枠に取り付けて使用することができるとともに開口量(障子の開き角)を比較的大きくすることができる窓開閉装置を提供する点にある。
本発明に係る窓開閉装置は、前記課題解決のために、窓枠に取り付けられた障子を室外側へ開くことができる窓を開閉する窓開閉装置であって、前記窓枠の下枠若しくは上枠又は縦枠に取り付けられた垂直軸又は水平軸まわりに揺動し、室外方向水平面内又は垂直面内に延びる第1揺動アームと、前記下枠若しくは上枠又は縦枠により基端が垂直軸又は水平軸まわりに揺動可能に支持された第2揺動アームと、該第2揺動アームに対して長手方向にスライド可能にガイド手段により支持されて該アームから離れる方向に延び、遊端に前記障子を操作する操作部が設けられたスライドアームとを備え、前記第1揺動アームの遊端と前記スライドアームの基端とを枢結してなるものである。
ここで、前記第2揺動アームの中間部分に長手方向に延びる長孔を形成し、前記第1揺動アームの遊端と前記スライドアームの基端とを枢支する垂直又は水平の支軸を前記第2揺動アームの長孔に内挿してなると好ましい。
また、前記ガイド手段が、前記スライドアーム又は第2揺動アームの側端部を折り曲げたものであり、前記スライドアームの折曲片の内側に前記第2揺動アームを挿入又は前記第2揺動アームの折曲片の内側に前記スライドアームを挿入してなると好ましい。
さらに、前記ガイド手段が、前記長孔の長手方向前後に内挿された、前記支軸及び前記スライドアームに突設された突片であると好ましい。
さらにまた、前記第1揺動アームの基端にウォームホイールを設け、該ウォームホイールに噛み合い略室内外方向に延びるウォーム及び該ウォームの室内側に同軸に固定された操作軸を略室内外方向軸まわりに回転可能に、前記窓枠の下枠若しくは上枠又は縦枠により支持し、前記操作軸の室内側に連結されたオペレータハンドルを操作することにより前記障子を開閉すると好ましい。
本発明に係る窓開閉装置によれば、窓枠に取り付けられた障子を室外側へ開くことができる窓を開閉する窓開閉装置であって、前記窓枠の下枠若しくは上枠又は縦枠に取り付けられた垂直軸又は水平軸まわりに揺動し、室外方向水平面内又は垂直面内に延びる第1揺動アームと、前記下枠若しくは上枠又は縦枠により基端が垂直軸又は水平軸まわりに揺動可能に支持された第2揺動アームと、該第2揺動アームに対して長手方向にスライド可能にガイド手段により支持されて該アームから離れる方向に延び、遊端に前記障子を操作する操作部が設けられたスライドアームとを備え、前記第1揺動アームの遊端と前記スライドアームの基端とを枢結してなるので、障子を閉じた状態では第2揺動アームの基端からスライドアーム遊端の操作部までの長さが短くなり、障子を開いた状態では前記長さが長くなるため、窓の幅(下枠及び上枠の幅)が狭い構成における下枠若しくは上枠又は窓の高さが低い構成における縦枠に取り付けて使用することができるとともに開口量(障子の開き角)を比較的大きくすることができる。
また、前記第2揺動アームの中間部分に長手方向に延びる長孔を形成し、前記第1揺動アームの遊端と前記スライドアームの基端とを枢支する垂直又は水平の支軸を前記第2揺動アームの長孔に内挿してなると、前記効果に加え、第1揺動アームとスライドアームとを枢支する支軸が第2揺動アームの長孔に内挿されるため、第2揺動アームに対するスライドアームのスライド動作が安定するとともに、第1揺動アーム、第2揺動アーム及びスライドアーム全体の厚みを小さくすることができる。
さらに、前記ガイド手段が、前記スライドアーム又は第2揺動アームの側端部を折り曲げたものであり、前記スライドアームの折曲片の内側に前記第2揺動アームを挿入又は前記第2揺動アームの折曲片の内側に前記スライドアームを挿入してなると、前記効果に加え、鋼板のプレス加工等によりスライドアーム又は第2揺動アームと一体にガイド手段を構成することができ、ガイド手段が極めて簡素な構成となるためコストを低減することができる。
さらにまた、前記ガイド手段が、前記長孔の長手方向前後に内挿された、前記支軸及び前記スライドアームに突設された突片であると、前記効果に加え、スライドアームに突片を設けるのみの構成により、第2揺動アームの長孔を利用してガイド手段を構成することができるため、ガイド手段が極めて簡素な構成となるためコストを低減することができる。
また、前記第1揺動アームの基端にウォームホイールを設け、該ウォームホイールに噛み合い略室内外方向に延びるウォーム及び該ウォームの室内側に同軸に固定された操作軸を略室内外方向軸まわりに回転可能に、前記窓枠の下枠若しくは上枠又は縦枠により支持し、前記操作軸の室内側に連結されたオペレータハンドルを操作することにより前記障子を開閉すると、前記効果に加え、簡素かつコンパクトなウォーム及びウォームホイールによる減速機構により、オペレータハンドルを回転する小さなトルクにより大きな操作力を得ながら風圧に抗して障子を開閉することができるとともに、ウォーム及びウォームホイールのセルフロックを利用して、例えば突風が吹いても障子を開いた状態を保持することができる。
次に本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。なお、本明細書においては、室内側から室外側へ向かう方向の前側を前、後側を後とし、左右は前方に向かっていうものとし、室内側から見た図を正面図とする。
実施の形態1.
図1〜図5は、本発明の実施の形態1に係る窓開閉装置の説明図であり、図1は本発明の実施の形態1に係る窓開閉装置が用いられた開閉窓を室外側から見た図、図2は同開閉窓の障子を閉じた状態を示す縦断右側面図、図3は同開閉窓の障子を閉じた状態を示す横断平面図、図4は本発明の実施の形態1に係る窓開閉装置の構成を示す平面図、図5は開閉機構を構成するアームの分解斜視図であり、図4(a)は障子を閉じた状態を、図4(b)は障子を開いた状態を示している。
図1〜図3に示す開閉窓1は、窓開閉装置2により窓枠3に取り付けられた障子4を室外側へ開くことができるものであり、横幅が狭い横すべり出し窓を例として示している。
図1に示すように、窓枠3は上枠3U及び下枠3L並びに左右の縦枠3S,3Sにより、障子4は上框4U及び下框4L並びに左右の縦框4S,4S及び前後2枚のガラス4G,4G(図2及び図3参照。)等により構成され、左右の縦枠3S,3Sと左右の縦框4S,4Sとの間に取り付けられた左右のステー5,5(図2参照。)により障子4は窓枠3によりにより支持されているため、窓枠3内に組み込まれた障子4(図1参照。)を前側(室外側)へ開くことができる(図2及び図3参照。)。
窓開閉装置2は、窓枠3の下枠3Lに添設され、下枠3Lに取付ねじ9,…(図2参照。)により固定されたブラケット7、ブラケット7の略中央に取付ねじ10,10(図3参照。)により固定された基体8、基体8に支持されて略前後方向(室内外方向)に延びる操作軸12、操作軸12の後側(室内側)に連結されたオペレータハンドル11、操作軸12の前側に同軸に固定されたウォーム13A、ウォーム13Aに噛み合い、通孔21Aに基体8に固定された垂直軸であるピン14が挿入され該垂直軸まわりに揺動するウォームホイール13B、ウォームホイール13Bと基端21aが一体化された、前方水平面内に延びる第1揺動アーム21、基端22a側の通孔22Aにブラケット7に固定された垂直軸であるピン15が挿入され該垂直軸まわりに揺動可能にブラケット7により支持され、中間部分に長手方向に延びる長孔19が形成された第2揺動アーム22、第2揺動アーム22に対して長手方向にスライド可能に後述するガイド手段により支持されて第2揺動アーム22から離れる方向に延び、遊端23bに障子4を操作する操作部であるピン18が設けられたスライドアーム23等からなる。
図3に示すように、第1揺動アーム21は、ブラケット7及び基体8を介して下枠3Lに取り付けられた垂直軸であるピン14まわりに揺動し、第2揺動アーム22は、ブラケット7を介して下枠3Lに取り付けられた垂直軸であるピン15まわりに揺動し、スライドアーム23は第2揺動アーム22に対して長手方向にスライドする。
また、図5に示すように、第1揺動アーム21の遊端21b上面には段付きピン16が突設されており、段付きピン16を第2揺動アーム22の長孔19に下側から挿入し、スライドアーム23の基端23aの通孔23Aの上側から取付ねじ17を段付きピン16の螺孔16Aに螺合することにより、垂直支軸である段付きピン16を第2揺動アーム22の長孔19に内挿した状態で、第1揺動アーム21の遊端21bとスライドアーム23の基端23aとが枢結され、これらアーム21,23は垂直支軸(段付きピン16)まわりに相対的に揺動可能となる。
このように、第1揺動アーム21の遊端21bとスライドアーム23の基端23aとを枢支する垂直支軸(段付きピン16)が第2揺動アーム22の長孔19に内挿されるため、第2揺動アーム22に対するスライドアーム23のスライド動作が安定するとともに、第1揺動アーム21、第2揺動アーム22及びスライドアーム23全体の厚みを小さくすることができる。
ここで、スライドアーム23の側端部は下側へ折り曲げられた後、さらに内側へ折り曲げられ、開口同士が対向する左右の略L字状の折曲片20,20が長手方向に形成され、これら折曲片20,20が前記ガイド手段を構成する。すなわち、折曲片20,20の内側20A,20Aに第2揺動アーム22の遊端22bを挿入することにより、前記ガイド手段である折曲片20,20によって、スライドアーム23は第2揺動アーム22に対して長手方向にスライド可能に支持される。
このような折曲片20,20により前記ガイド手段を構成することにより、鋼板のプレス加工等によりスライドアーム23と一体に前記ガイド手段を構成することができ、前記ガイド手段が極めて簡素な構成となるためコストを低減することができる。
なお、第2揺動アーム22の側端部を折り曲げた折曲片により前記ガイド手段を構成し、該折曲片の内側にスライドアーム23を挿入する構成としてもよい。
図2及び図3に示すように、障子4の下部右側(下枠4L及び右側の縦枠4S)には障子側金具6が取り付けられ、障子側金具6には左右方向に延びる長孔6Aが形成されているため、長孔6A内にスライドアーム23の遊端23bに設けられた操作部であるピン18を挿入することによりスライドアーム23と障子側金具6とが連結され、開閉機構を構成するアーム21,22,23によりピン18が水平面内を移動すると、該ピン18により障子側金具6を介して障子4が操作される。
すなわち、オペレータハンドル11を回転軸Aまわりに回転することにより、操作軸12及びウォーム13Aが回転するため、該ウォーム13Aに噛み合うウォームホイール13B及び第1揺動アーム21が回転軸B(ピン14)まわりに揺動し、第2揺動アーム22及びスライドアーム23が回転軸C(ピン15)まわりに揺動するとともに、スライドアーム23が第2揺動アーム22に沿ってスライドするため、スライドアーム23の遊端23bのピン18が水平面内を移動する。したがって、前記のとおりピン18により障子側金具6を介して障子4が操作され、該障子4が開閉する。
このような窓開閉装置2の構成によれば、図4(a)に示す障子4を閉じた状態では、第1揺動アーム21の遊端21bとスライドアーム23の基端23aとを枢支する垂直軸である段付きピン16が、第2揺動アーム22の長孔19内の第2揺動アーム22の基端22a側に最も近づいた位置にあり、すなわち第2揺動アーム22の基端22aからスライドアーム23の遊端23bのピン18までの長さが最も短くなっている。
これに対して図4(b)に示す障子4を開いた状態では、前記段付きピン16が前記長孔19内の第2揺動アーム22の基端22a側から最も離れた位置にあり、すなわち第2揺動アーム22の基端22aからスライドアーム23の遊端23bのピン18までの長さが最も長くなっている。
このように、図4(b)の長さLだけ、第2揺動アーム22の基端22aからスライドアーム23の遊端23bのピン18までの長さが伸縮する。
よって、窓開閉装置2は、障子4を閉じた状態(図4(a)参照。)では、第2揺動アーム22の基端22aからスライドアーム23の遊端23bのピン18までの長さが短いため、開閉窓1の幅(下枠3L及び上枠3Uの幅)が狭い構成における下枠3Lに取り付けて使用することができ、障子4を開いた状態(図4(b)参照。)では、第2揺動アーム22の基端22aからスライドアーム23の遊端23bのピン18までの長さが長いため、開口量(障子4の開き角)を比較的大きくすることができる。
また、本発明の窓開閉装置2における第1揺動アーム21、第2揺動アーム22及びスライドアーム23からなる開閉機構において、第1揺動アーム21を揺動させる構成は、前記のようなウォーム13A及びウォームホイール13Bを使用する構成に限定されるものではないが、ウォーム13A及びウォームホイール13Bによる減速機構を使用する構成によれば、簡素かつコンパクトな減速機構により、オペレータハンドル11を回転する小さなトルクにより大きな操作力を得ながら風圧に抗して障子4を開閉することができるとともに、ウォーム13A及びウォームホイール13Bのセルフロックを利用して、例えば突風が吹いても障子4を開いた状態を保持することができる。
実施の形態2.
図6及び図7は、本発明の実施の形態2に係る窓開閉装置の説明図であり、図6は平面図、図7は開閉機構を構成するアームの分解斜視図であり、図6(a)は障子を閉じた状態を、図6(b)は障子を開いた状態を示している。図6及び図7において、実施の形態1の図4及び図5と同一符号は同一又は相当部分を示しており、実施の形態2は実施の形態1と前記ガイド手段の構成のみが異なっている。
すなわち、実施の形態2では、第2揺動アーム22の長手方向に延びる長孔19が、実施の形態1よりも長く第2揺動アーム22の遊端22b近くまで形成され、実施の形態1における前記ガイド手段であるスライドアーム23の折曲片20,20がなく、スライドアーム23には、その基端23aと遊端23bとの中間部分に下方へ突出する垂直突片であるピン24が取り付けられている。
そして、スライドアーム23の長手方向の前後に位置する垂直突片(ピン24)と垂直支軸(段付きピン16)とが長孔19に内挿されるため、これら垂直支軸(段付きピン16)及び垂直突片(ピン24)が前記ガイド手段を構成し、スライドアーム23は第2揺動アーム22に対して長手方向にスライド可能に支持される。
なお、スライドアーム23及び第2揺動アーム22は長手方向に相対的に移動し、垂直突片は長孔19内をスライドするのみであるため、垂直突片は、必ずしもピン24のような軸でなくてもよく、長孔19に内嵌されて長孔19内をスライドできる形状であればよい。
実施の形態1の構成と同様に、図6(a)に示す障子4を閉じた状態では、前記段付きピン16及びピン24が、第2揺動アーム22の長孔19内の第2揺動アーム22の基端22a側に最も近づいた位置にあり、すなわち第2揺動アーム22の基端22aからスライドアーム23の遊端23bのピン18までの長さが最も短くなっている。
これに対して図6(b)に示す障子4を開いた状態では、前記段付きピン16及びピン24が前記長孔19内の第2揺動アーム22の基端22a側から最も離れた位置(遊端22b側に最も近づいた位置)にあり、すなわち第2揺動アーム22の基端22aからスライドアーム23の遊端23bのピン18までの長さが最も長くなっている。
このように、実施の形態2の構成においても、図6(b)の長さLだけ、第2揺動アーム22の基端22aからスライドアーム23の遊端23bのピン18までの長さが伸縮するため、実施の形態1と同様の作用効果を奏する。
また、スライドアーム23にピン24を設けるのみの構成により、第2揺動アーム22の長孔19を利用して前記ガイド手段を構成することができるため、前記ガイド手段が極めて簡素な構成となるためコストを低減することができる。
以上においては、第2揺動アーム22に長孔19を形成する構成について説明したが、必ずしも第2揺動アーム22に長孔19を形成する必要はない。すなわち、第2揺動アーム22に長孔19を形成せずに、したがって該長孔がないため第1揺動アーム21の遊端21bとスライドアーム23の基端23aとを枢支する垂直支軸を前記長孔に内挿せずに、第1揺動アーム21の遊端21bとスライドアーム23の基端23aとを枢結し、スライドアーム23をガイド手段により第2揺動アーム22に対して長手方向にスライド可能に支持する構成としてもよい。
また、窓枠3に取り付けられた障子4を室外側へ開くことができる開閉窓1が横すべり出し窓である場合について説明したが、開閉窓1は、突き出し窓、外倒し窓、片開き窓若しくは縦すべり出し窓又は可動式の小型スリット窓若しくは小型サークル窓等であってもよい。
さらに、開閉窓1の幅(下枠3L若しくは上枠3Uの幅)が狭い構成について説明したが、開閉窓1の高さ(縦枠3Sの高さ)が低い構成に対して窓開閉装置2を使用してもよい。
さらにまた、窓開閉装置2のブラケット7を下枠3Lに取り付ける場合について説明したが、開閉窓1の構成によっては、窓開閉装置2のブラケット7を上枠3U又は縦枠3Sに取り付けてもよい。
また、窓開閉装置2を、開閉窓1の幅が狭くなく高さも低くない構成に適用した場合であっても、開口量(障子4の開き角)を大きくすることができるため好ましいものである。
本発明の実施の形態1に係る窓開閉装置が用いられた開閉窓を室外側から見た図である。 同開閉窓の障子を閉じた状態を示す縦断右側面図である。 同開閉窓の障子を閉じた状態を示す横断平面図である。 本発明の実施の形態1に係る窓開閉装置の構成を示す平面図であり、(a)は障子を閉じた状態を、(b)は障子を開いた状態を示している。 開閉機構を構成するアームの分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る窓開閉装置の構成を示す平面図であり、(a)は障子を閉じた状態を、(b)は障子を開いた状態を示している。 開閉機構を構成するアームの分解斜視図である。
符号の説明
1 開閉窓
2 窓開閉装置
3 窓枠
3U 上枠
3L 下枠
3S 縦枠
4 障子
4U 上框
4L 下框
4S 縦框
4G ガラス
5 ステー
6 障子側金具
6A 長孔
7 ブラケット
8 基体
9,10 取付ねじ
11 オペレータハンドル
12 操作軸
13A ウォーム
13B ウォームホイール
14,15 ピン
16 段付きピン(垂直支軸)
16A 螺孔
17 取付ねじ
18 ピン(操作部)
19 長孔
20 折曲片
20A 内側
21 第1揺動アーム
22 第2揺動アーム
23 スライドアーム
21a,22a,23a 基端
21b,22b,23b 遊端
21A,22A,23A 通孔
24 ピン(垂直突片)
A,B,C 回転軸

Claims (5)

  1. 窓枠に取り付けられた障子を室外側へ開くことができる窓を開閉する窓開閉装置であって、
    前記窓枠の下枠若しくは上枠又は縦枠に取り付けられた垂直軸又は水平軸まわりに揺動し、室外方向水平面内又は垂直面内に延びる第1揺動アームと、
    前記下枠若しくは上枠又は縦枠により基端が垂直軸又は水平軸まわりに揺動可能に支持された第2揺動アームと、
    該第2揺動アームに対して長手方向にスライド可能にガイド手段により支持されて該アームから離れる方向に延び、遊端に前記障子を操作する操作部が設けられたスライドアームとを備え、
    前記第1揺動アームの遊端と前記スライドアームの基端とを枢結してなることを特徴とする窓開閉装置。
  2. 前記第2揺動アームの中間部分に長手方向に延びる長孔を形成し、前記第1揺動アームの遊端と前記スライドアームの基端とを枢支する垂直又は水平の支軸を前記第2揺動アームの長孔に内挿してなる請求項1記載の窓開閉装置。
  3. 前記ガイド手段が、前記スライドアーム又は第2揺動アームの側端部を折り曲げたものであり、前記スライドアームの折曲片の内側に前記第2揺動アームを挿入又は前記第2揺動アームの折曲片の内側に前記スライドアームを挿入してなる請求項1記載の窓開閉装置。
  4. 前記ガイド手段が、前記長孔の長手方向前後に内挿された、前記支軸及び前記スライドアームに突設された突片である請求項2記載の窓開閉装置。
  5. 前記第1揺動アームの基端にウォームホイールを設け、該ウォームホイールに噛み合い略室内外方向に延びるウォーム及び該ウォームの室内側に同軸に固定された操作軸を略室内外方向軸まわりに回転可能に、前記窓枠の下枠若しくは上枠又は縦枠により支持し、前記操作軸の室内側に連結されたオペレータハンドルを操作することにより前記障子を開閉する請求項1記載の窓開閉装置。
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