JP2008231689A - 窓開閉装置及び窓 - Google Patents

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克彦 鈴木
Kyuko Yamakawa
仇鋼 山川
Kensuke Toyama
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Abstract

【課題】開閉窓を電動で開閉可能とする場合に、様々な種類の窓に対し同じ部品で対応することができて、コストダウンを図ることのできる窓開閉装置を提供する。
【解決手段】枠体1に対して固定されるベースブラケット21と、ベースブラケット21に対して固定されるモータ固定ブラケット22と、モータ固定ブラケット22に対して固定されるモータ23と、モータ23の駆動軸23aと駆動部15とを連結するジョイント部材24と、モータ23を覆うように取付けられるモータカバー25とからなり、ベースブラケット21はモータ固定ブラケット22の固定位置を複数設定できる取付部21cを備え、モータ固定ブラケット22はベースブラケット21に対する固定位置を複数設定できるブラケット固定部22aを備え、モータ23の固定位置を複数設定できるモータ取付部22bを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、ルーバー窓、縦辷り出し窓、平行辷り出し窓、及びオーニング窓のような開閉窓を自動で開閉させる窓開閉装置及びそれを用いた窓に関し、特に窓種にかかわらず同一部品で構成することのできる窓開閉装置及びそれを用いた窓に関する。
従来、ルーバー窓、縦辷り出し窓、平行辷り出し窓、及びオーニング窓のような開閉窓が知られており、これら開閉窓においては窓開閉装置によって窓の開閉を行うのが一般的である。窓開閉装置は、回動自在なハンドルを有して手動で直接操作されるものや、ハンドルの代わりにチェーン操作用プーリが設けられ、これに取付けられたチェーンにより手動で遠隔操作されるものなどがある。このように手動で操作される窓開閉装置に対し、電動で操作を行う窓開閉装置も利用されるようになっており、さらに手動で操作される窓開閉装置に電動で操作を行うための構成を追加するものも知られている。このような窓開閉装置としては、例えば特許文献1や特許文献2に挙げるようなものがある。
特開2005−256395号公報 特開2005−89980号公報
特許文献1に挙げる窓開閉装置は、手動ハンドルまたはチェーン操作用プーリを取り外した上で、電動モータを窓枠に固定されるブラケットによって支持し、この電動モータにより窓の開閉を自動で行うようにしている。電動モータを支持するためのブラケットは、窓の種類に応じて複数種類用意され、その中から選択された1つを用いることとしている。
また、特許文献2に挙げる窓開閉装置は、窓のリンク機構に対向した動きを与えるアームと、これを駆動する電動部(モータ)とを有して構成されている。この場合においても、窓のリンク機構は窓の種類によって異なるため、窓開閉装置は窓の種類に応じて複数種類用意する必要があった。
しかし、このように窓の種類に応じて複数の部品あるいは装置を用意すると、コストが高くなるという問題点があった。
本発明は、前記課題を解決すべくなされたものであり、開閉窓を電動で開閉可能とする場合に、様々な種類の窓に対し同じ部品で対応することができて、コストダウンを図ることのできる窓開閉装置及びそれを用いた窓を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明にかかる窓開閉装置は、建物開口部に取付けられる枠体内に障子が開閉機構を介して開閉自在に納められた窓の前記開閉機構を駆動する駆動部に対して取付けられる窓開閉装置において、
前記枠体に対して固定されるベースブラケットと、該ベースブラケットに対して固定されるモータ固定ブラケットと、該モータ固定ブラケットに対して固定され前記駆動部を動作させるモータと、該モータの駆動軸と前記駆動部とを連結するジョイント部材と、前記モータを覆うように取付けられるモータカバーとからなり、
前記ベースブラケットは前記モータ固定ブラケットの固定位置を複数設定できる取付部を備え、前記モータ固定ブラケットは前記ベースブラケットに対する固定位置を複数設定できるブラケット固定部を備えると共に、前記モータの固定位置を複数設定できるモータ取付部を備えることを特徴として構成されている。
また、本発明にかかる窓開閉装置は、前記ベースブラケットの取付部と前記モータ固定ブラケットのブラケット固定部は、これらに挿通されるネジによって互いに固着可能な複数のネジ孔によって構成され、前記ベースブラケットの取付部を構成するネジ孔は、前記ベースブラケットの上半分と下半分とで対象となるように上下方向に複数配置されることを特徴として構成されている。
さらに、本発明にかかる窓開閉装置は、前記モータ固定ブラケットのブラケット固定部を構成するネジ孔は、左右方向に複数設けられることを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明にかかる窓開閉装置は、前記モータ固定ブラケットのモータ取付部は、ネジによって前記モータを固着可能なネジ孔によって構成され、前記モータ取付部を構成するネジ孔は、前記モータ固定ブラケットの長手方向に複数形成及び/または長孔状に形成されることを特徴として構成されている。
そして、本発明にかかる窓は、建物開口部に取付けられる枠体内に障子が開閉機構を介して開閉自在に納められたルーバー窓、縦辷り出し窓、平行辷り出し窓、オーニング窓のいずれかの窓であって、
前記開閉機構を駆動する駆動部に対して前記いずれかの窓開閉装置を取付けたことを特徴として構成されている。
本発明にかかる窓開閉装置によれば、枠体に対して固定されるベースブラケットと、ベースブラケットに対して固定されるモータ固定ブラケットと、モータ固定ブラケットに対して固定されるモータと、モータの駆動軸と駆動部とを連結するジョイント部材と、モータを覆うように取付けられるモータカバーとからなり、ベースブラケットはモータ固定ブラケットの固定位置を複数設定できる取付部を備え、モータ固定ブラケットはベースブラケットに対する固定位置を複数設定できるブラケット固定部と、モータの固定位置を複数設定できるモータ取付部を備えることにより、窓の種類に応じて駆動部に対するモータの位置を調整することができるので、複数種類の窓に同一部品からなる窓開閉装置を用いることができて、部品の共用化によるコストダウンを図ることができる。
また、本発明にかかる窓開閉装置によれば、ベースブラケットの取付部とモータ固定ブラケットのブラケット固定部は複数のネジ孔によって構成され、ベースブラケットの取付部を構成するネジ孔は、ベースブラケットの上半分と下半分とで対象となるように上下方向に複数配置されることにより、ベースブラケットを左右反転させても用いることができるので、駆動部が窓の左右いずれに配置されていても、部品を替えることなく窓開閉装置を設けることができる。
さらに、本発明にかかる窓開閉装置によれば、モータ固定ブラケットのブラケット固定部を構成するネジ孔は左右方向に複数設けられることにより、モータ固定ブラケットをベースブラケットに対して左右方向に位置調整することができ、ブラケットの形状を駆動部の形状に柔軟に適合させることができる。
さらにまた、本発明にかかる窓開閉装置によれば、モータ固定ブラケットのモータ取付部はネジ孔によって構成され、モータ取付部を構成するネジ孔はモータ固定ブラケットの長手方向に複数形成及び/または長孔状に形成されることにより、モータの取付位置を柔軟に設定することができるので、窓の種類によらずモータと駆動部とを確実に連結することができる。
そして、本発明にかかる窓によれば、窓は、ルーバー窓、縦辷り出し窓、平行辷り出し窓、オーニング窓のいずれかであって、前述の窓開閉装置を駆動部に取付けたことにより、ルーバー窓、縦辷り出し窓、平行辷り出し窓、及びオーニング窓について、共通の部品により駆動部をモータにより駆動することができるように構成することができる。
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。本実施形態では、ルーバー窓、縦辷り出し窓、平行辷り出し窓、及びオーニング窓に対して取付けることのできる窓開閉装置について説明する。このうち、まず本実施形態の窓開閉装置が取付けられたルーバー窓の構成について説明する。図1にはルーバー窓の縦断面図を、図2にはルーバー窓の横断面図を、それぞれ示している。これら各図に示すように、ルーバー窓は、建物開口部に取付けられる枠体1内に開閉機構5を介して上下方向に複数設けられる障子2を納めてなるものであり、それぞれの障子2は開閉機構5によって回動されることで、開閉自在とされている。
枠体1は、上枠10と下枠11及び左右の縦枠12、12を方形状に枠組みしてなるものであり、それぞれ室内端部にはアングル部13が取付けられている。各アングル部13より室内側にはそれぞれ額縁材8が取付けられて、枠体1が建物開口部内に納められている。
開閉機構5は縦枠12内に設けられ、それを駆動する駆動部15が縦枠12の上下方向中間位置に設けられている。また、駆動部15の室外側には連係部15aを有しており、外部からの駆動によりこれが動作することによって開閉機構5を動作させ、それに取付けられた障子2を回動させる。すなわち、駆動部15は開閉機構5を介して障子2と連係しており、その動作によって障子2を開閉させることができる。
障子2は、面材部4と保持体3とが一体的に形成されてなるものであり、枠体1内において上下に複数並設される。保持体3は、一端部が開閉機構5に対して回動自在に支持されると共に、縦枠12に形成される障子支持部14にも回動自在に支持される。駆動部15の連係部15aが外部からの駆動により動作すると、開閉機構5は上下方向にスライド移動し、それに伴って保持体3は障子支持部14による支持部分を中心に回動することによって、障子2が開閉動作する。なお、図1の上端の障子2と下端の障子2について、開状態を点線で示している。
駆動部15の室内側には、連係部15aを動作させるための窓開閉装置20が取付けられる。図3には、ルーバー窓における窓開閉装置20付近の拡大図を示している。縦枠12の室内側には、前述のように駆動部15が設けられており、さらにそれより室内側に張り出すように窓開閉装置20が設けられる。また、駆動部15には、室内側に向かって突出するように操作軸16が設けられており、この操作軸16が回転駆動されることによって駆動部15の連係部15aが動作し、開閉機構5を介して障子2を開閉動作させることができる。
窓開閉装置20は、縦枠12及び駆動部15に対して固定されるベースブラケット21と、ベースブラケット21に対して固定されるモータ固定ブラケット22と、モータ固定ブラケット22に対して固定されるモータ23と、モータ23の駆動軸23aと駆動部15の操作軸16を連結するジョイント部材24と、モータ23を覆うように設けられるモータカバー25とからなっている。
図4には、窓開閉装置20の分解図を示している。ベースブラケット21とモータ固定ブラケット22は、いずれも金属材を折り曲げ加工してなり、互いにネジ止め固定されることによって一体化される。また、ベースブラケット21は、一側部が縦枠12と駆動部15によって挟持されるように配置され、縦枠12に対してネジ止めされることによって固定される。モータ23は、モータ固定ブラケット22に対して側部がネジ止め固定され、その状態で駆動軸23aが駆動部15の操作軸16と同軸上に配置され、ジョイント部材24によって連結されることで、駆動軸23aの回転に伴って操作軸16を回転駆動する。モータカバー25は、ベースブラケット21のモータ固定ブラケット22側と、モータ固定ブラケット22、モータ23、及びジョイント部材24を覆うように取付けられる。モータカバー25は、内面側に係合部(図示しない)を有しており、モータ23またはモータ固定ブラケット22あるいはベースブラケット21に対して弾性的に係合固定される。なお、ネジによりモータ23またはモータ固定ブラケット22あるいはベースブラケット21に対して固定してもよい。
ベースブラケット21とモータ固定ブラケット22、及びモータ23は、互いに位置調整可能となるように構成されている。図5には、駆動部15とベースブラケット21及びモータ固定ブラケット22の配置関係を表した正面図を示している。この図においてベースブラケット21とモータ固定ブラケット22は、上下方向の配置関係についてのみ示している。この図に示すように、ベースブラケット21は正面視において上下方向に長く形成されており、縦枠12と駆動部15に挟持される一側部の上下部にそれぞれ、縦枠12に対してネジ止めするための縦枠固定部21aがネジ孔として形成されている。
また、ベースブラケット21の縦枠固定部21aとは反対側の側部には、モータ固定ブラケット22をネジ止めするための取付部21cがネジ孔として形成されている。この取付部21cは、上下方向に複数設けられ、かつベースブラケット21の上半分と下半分とで対称位置にそれぞれ配置されている。モータ固定ブラケット22は、これら複数の取付部21cのうちいずれか2つを用いて固定されるので、どの位置の取付部21cに取付けるかによって、モータ固定ブラケット22のベースブラケット21に対する上下方向位置を調整することができる。
縦枠固定部21a間の中間部には、駆動部15の連係部15aを挿通させることができるように挿通部21bが形成されている。連係部15aは、操作軸16が回転するのに伴って、この挿通部21b内をスライドするように移動する。挿通部21bは、ベースブラケット21の端部から連続した切欠状に形成されるので、縦枠12に予め駆動部15が取付けられていても、連係部15aと干渉しないようにベースブラケット21を縦枠12と駆動部15との間に挿入することができる。したがって、窓開閉装置20を後付で設ける場合にも、容易に取付作業を行うことができる。
ルーバー窓においてベースブラケット21は、上下方向の略中央位置に駆動部15の操作軸16が配置されるように設けられる。また、モータ固定ブラケット22は、上下方向の中央位置が操作軸16の位置となるように、ベースブラケット21の取付部21cが選択されネジ止めされる。
ここで、モータ固定ブラケット22には、ベースブラケット21に対して固定される一側部に、ベースブラケット21に対してネジ止めするためのブラケット固定部22aがネジ孔として形成されている。このネジ孔は、モータ固定ブラケット22の上部の一つと下部の一つとで一組のブラケット固定部22aを構成し、それが左右に二組形成されている。モータ固定ブラケット22をベースブラケット21に対して固定する際には、二組のブラケット固定部22aのうちいずれか一方を用いる。そして、いずれのブラケット固定部22aを用いるかによってモータ固定ブラケット22のベースブラケット21に対する左右方向の位置を調整することができる。
また、モータ固定ブラケット22には、モータ23を固定するモータ取付部22bがネジ孔として長手方向に複数設けられる。このネジ孔は、モータ固定ブラケット22の上部の一つと下部の一つ、及びそれらとモータ固定ブラケット22の長手方向に所定距離離れた位置の上部の一つと下部の一つ、合わせて四つで一組のモータ取付部22bを構成する。このモータ取付部22bが、モータ固定ブラケット22の長手方向に二組形成されている。このいずれを用いるかによってモータ23の取付位置をモータ固定ブラケット22の長手方向に調整することができる。また、ベースブラケット21側に設けられる一方のモータ取付部22bは、ネジ孔が長孔状に形成されているので、ネジの取付位置によってモータ23の位置をさらに調整することができる。
図4に示すように、ルーバー窓に窓開閉装置20を取付ける場合には、モータ固定ブラケット22の二組のブラケット固定部22aのうち、先端側(図中右側)を用いてベースブラケット21に対してネジ止め固定する。また、モータ固定ブラケット22の二組のモータ取付部22bのうち、長孔状に形成されたネジ孔を用い、その長孔のうち最もベースブラケット21側の位置においてモータ23に対しネジ止め固定する。このように各部材をネジ止め固定することによって、ルーバー窓の駆動部15に対して、モータ23を適正な位置、すなわちモータ23の駆動軸23aを駆動部15の操作軸16と同軸上に配置する。
モータ23をモータ固定ブラケット22に対して固定すると共に、ジョイント部材24によってモータ23の駆動軸23aと駆動部15の操作軸16を連結したら、モータ23に対して配線(図示しない)し、さらにモータカバー25を取付けることで窓開閉装置20がルーバー窓に取付けられる。このように窓開閉装置20を取付けると、モータ23に通電することによって駆動部15の操作軸16を電動で回転させることができ、それに伴って連係部15a及びリンク機構6を介して障子2を自動的に開閉させることができる。
次に、別の種類の窓に対して窓開閉装置20を取付ける場合について説明する。ここでは別の種類の窓として、縦辷り出し窓について説明する。図6には窓開閉装置20を取付けた縦辷り出し窓の縦断面図を、図7には窓開閉装置20を取付けた縦辷り出し窓の横断面図を、それぞれ示している。これら各図に示すように、この縦辷り出し窓は、建物開口部に取付けられる枠体50内に開閉機構54を介して障子51を納めてなるものであり、障子51は駆動部15に駆動される開閉機構54によって室内外方向に開閉自在とされている。
枠体50は、上枠60と下枠61及び左右の縦枠62、62を方形状に枠組みしてなるものである。障子51は、上框70と下框71及び左右の縦框72、72を方形状に框組みした框体52内にガラス体53を納めてなるものである。また、縦框72は縦枠62内に取付けられる開閉機構54に連結されており、これによって支持されると共に室内外方向に開閉することができるようにされている。また、枠体50の室内側には開閉機構54を駆動する駆動部15が設けられ、駆動部15は室外側に開閉機構54と連係する連係部15aを有している。また、開閉機構54の室内側には、ルーバー窓の場合と同様に窓開閉装置20が取付けられる。
図8には、縦辷り出し窓における窓開閉装置20付近の拡大図を示している。縦辷り出し窓に取付けられる窓開閉装置20は、ルーバー窓に取付けられる窓開閉装置20と同じ部品によって構成される。すなわち、窓開閉装置20を構成するベースブラケット21、モータ固定ブラケット22、モータ23、ジョイント部材24、及びモータカバー25は、いずれもルーバー窓の場合と同じ部材を用いている。
図9には、駆動部15とベースブラケット21及びモータ固定ブラケット22の配置関係を表した正面図を示している。この図に示すように、縦辷り出し窓の場合には、操作軸16が駆動部15の下部に配置されるので、モータ固定ブラケット22は、上下方向の中央位置が操作軸16の位置となるように、ベースブラケット21の取付部21cが選択されネジ止めされることで、ベースブラケット21の中央より下部に固定される。
図10には、窓開閉装置20の分解図を示している。この図に示すように、縦辷り出し窓に窓開閉装置20を取付ける場合には、モータ固定ブラケット22の二組のブラケット固定部22aのうち、先端側(図中右側)を用いてベースブラケット21に対してネジ止め固定する。また、モータ固定ブラケット22の二組のモータ取付部22bのうち、長孔状に形成されたネジ孔を用い、その長孔のうち最もベースブラケット21側の位置においてモータ23に対しネジ止め固定する。このように各部材をネジ止め固定することによって、縦辷り出し窓の駆動部15に対して、モータ23を適正な位置に配置する。
さらに、他の種類の窓に対する窓開閉装置20の取付について説明する。ここでは、平行辷り出し窓に窓開閉装置20を取付ける場合と、オーニング窓に窓開閉装置20を取付ける場合について説明する。なお、これらの窓については、全体の構成の説明は省略する。
図11には、平行辷り出し窓における窓開閉装置20付近の拡大図を示している。この図に示すように、縦枠12の室内側に設けられる駆動部15は、ルーバー窓や縦辷り出し窓の場合と比べて室内側により張り出すような大きさを有している。この場合にも、窓開閉装置20を構成するベースブラケット21、モータ固定ブラケット22、モータ23、ジョイント部材24、及びモータカバー25はルーバー窓や縦辷り出し窓の場合と同じ部品を用いることができる。
図12には、駆動部15とベースブラケット21及びモータ固定ブラケット22の配置関係を表した正面図を示している。この図に示すように、平行辷り出し窓の場合には、操作軸16が駆動部15の上部寄りに配置されるので、モータ固定ブラケット22は、上下方向の中央位置が操作軸16の位置となるように、ベースブラケット21の取付部21cが選択されネジ止めされることで、ベースブラケット21の中央よりやや上方寄りに固定される。
図13には、窓開閉装置20の分解図を示している。この図に示すように、平行辷り出し窓に窓開閉装置20を取付ける場合には、モータ固定ブラケット22の二組のブラケット固定部22aのうち、先端側(図中右側)を用いてベースブラケット21に対してネジ止め固定する。また、モータ固定ブラケット22の二組のモータ取付部22bのうち、長孔状に形成されたネジ孔を用い、その長孔のうちベースブラケット21から離れた側の位置においてモータ23に対しネジ止め固定する。このように各部材をネジ止め固定することによって、平行辷り出し窓の駆動部15に対して、モータ23を適正な位置に配置する。
図14には、オーニング窓における窓開閉装置20付近の拡大図を示している。この図に示すように、縦枠12の室内側に設けられる駆動部15は、これまで説明した窓の中では最も大きく、室内側に大きく張り出している。この場合にも、窓開閉装置20を構成するベースブラケット21、モータ固定ブラケット22、モータ23、ジョイント部材24、及びモータカバー25はルーバー窓や縦辷り出し窓の場合と同じ部品を用いることができる。
図15には、駆動部15とベースブラケット21及びモータ固定ブラケット22の配置関係を表した正面図を示している。この図に示すように、オーニング窓の場合には、駆動部15の上下方向長さとベースブラケット21の上下方向長さが略同じであり、また操作軸16は駆動部15の下部に設けられている。このため、モータ固定ブラケット22は、上下方向の中央位置が操作軸16の位置となるように、ベースブラケット21の取付部21cが選択されネジ止めされることで、ベースブラケット21の下部に固定される。
図16には、窓開閉装置20の分解図を示している。この図に示すように、オーニング窓に窓開閉装置20を取付ける場合には、モータ固定ブラケット22の二組のブラケット固定部22aのうち、モータ23の取付部寄り(図中左側)を用いてベースブラケット21に対してネジ止め固定する。また、モータ固定ブラケット22の二組のモータ取付部22bのうち、通常のネジ孔として形成されたネジ孔を用いてモータ23に対しネジ止めし、モータ23がベースブラケット21との固定側からより離れた位置に配置されるようにしている。このように各部材をネジ止め固定することによって、オーニング窓の駆動部15に対して、モータ23を適正な位置に配置する。
これまで説明したように、窓開閉装置20は、モータ23を駆動部15に固定するためのブラケットが、ベースブラケット21とモータ固定ブラケット22の二部材からなり、ベースブラケット21とモータ固定ブラケット22、及びモータ23が互いに位置調整可能となるようにネジ孔が形成されていることにより、ルーバー窓、縦辷り出し窓、平行辷り出し窓、及びオーニング窓のいずれにおいても、同一部品を用いることができて、部品の共用化によるコストダウンを図ることができる。
また、これまで説明した窓では、いずれも駆動部15が室内側から見た右側に配置されているが、駆動部15が室内側から見た左側に配置されるものであってもよい。この場合、駆動部15に対して固定するためのベースブラケット21は、左右反転させる必要があるが、前述のようにベースブラケット21の取付部21cは、上半分と下半分とで対称位置にそれぞれ配置されているので、このように左右勝手を変更した場合であっても同じ部品を用いることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。本実施形態では、モータカバー25はモータ23及びその周囲部のみを覆うように形成したため、モータカバー25をコンパクトにすることができる反面、ベースブラケット21の一部が室内側に露出する。そこで、モータカバー25を大きく形成してベースブラケット21の全体を覆うようにしてもよい。
ルーバー窓の縦断面図である。 ルーバー窓の横断面図である。 ルーバー窓における窓開閉装置付近の拡大図である。 窓開閉装置の分解図である。 駆動部とベースブラケット及びモータ固定ブラケットの配置関係を表した正面図である。 縦辷り出し窓の縦断面図である。 縦辷り出し窓の横断面図である。 縦辷り出し窓における窓開閉装置付近の拡大図である。 駆動部とベースブラケット及びモータ固定ブラケットの配置関係を表した正面図である。 窓開閉装置の分解図である。 平行辷り出し窓における窓開閉装置付近の拡大図である。 駆動部とベースブラケット及びモータ固定ブラケットの配置関係を表した正面図である。 窓開閉装置の分解図である。 オーニング窓における窓開閉装置付近の拡大図である。 駆動部とベースブラケット及びモータ固定ブラケットの配置関係を表した正面図である。 窓開閉装置の分解図である。
符号の説明
1 枠体
2 障子
3 保持体
4 面材部
5 開閉機構
10 上枠
11 下枠
12 縦枠
15 駆動部
15a 連係部
16 操作軸
20 窓開閉装置
21 ベースブラケット
21a 縦枠固定部
21b 挿通部
21c 取付部
22 モータ固定ブラケット
22a ブラケット固定部
22b モータ取付部
23 モータ
23a 駆動軸
24 ジョイント部材
25 モータカバー

Claims (5)

  1. 建物開口部に取付けられる枠体内に障子が開閉機構を介して開閉自在に納められた窓の前記開閉機構を駆動する駆動部に対して取付けられる窓開閉装置において、
    前記枠体に対して固定されるベースブラケットと、該ベースブラケットに対して固定されるモータ固定ブラケットと、該モータ固定ブラケットに対して固定され前記駆動部を動作させるモータと、該モータの駆動軸と前記駆動部とを連結するジョイント部材と、前記モータを覆うように取付けられるモータカバーとからなり、
    前記ベースブラケットは前記モータ固定ブラケットの固定位置を複数設定できる取付部を備え、前記モータ固定ブラケットは前記ベースブラケットに対する固定位置を複数設定できるブラケット固定部を備えると共に、前記モータの固定位置を複数設定できるモータ取付部を備えることを特徴とする窓開閉装置。
  2. 前記ベースブラケットの取付部と前記モータ固定ブラケットのブラケット固定部は、これらに挿通されるネジによって互いに固着可能な複数のネジ孔によって構成され、前記ベースブラケットの取付部を構成するネジ孔は、前記ベースブラケットの上半分と下半分とで対象となるように上下方向に複数配置されることを特徴とする請求項1記載の窓開閉装置。
  3. 前記モータ固定ブラケットのブラケット固定部を構成するネジ孔は、左右方向に複数設けられることを特徴とする請求項2記載の窓開閉装置。
  4. 前記モータ固定ブラケットのモータ取付部は、ネジによって前記モータを固着可能なネジ孔によって構成され、前記モータ取付部を構成するネジ孔は、前記モータ固定ブラケットの長手方向に複数形成及び/または長孔状に形成されることを特徴とする請求項2または3記載の窓開閉装置。
  5. 建物開口部に取付けられる枠体内に障子が開閉機構を介して開閉自在に納められたルーバー窓、縦辷り出し窓、平行辷り出し窓、オーニング窓のいずれかの窓であって、
    前記開閉機構を駆動する駆動部に対して請求項1〜4のいずれか1項に記載の窓開閉装置を取付けたことを特徴とする窓。
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JP2005256395A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Ykk Ap株式会社 窓開閉装置、開閉窓および開閉窓の改装方法

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