JP4871323B2 - ピボットヒンジ装置および建具 - Google Patents

ピボットヒンジ装置および建具 Download PDF

Info

Publication number
JP4871323B2
JP4871323B2 JP2008128837A JP2008128837A JP4871323B2 JP 4871323 B2 JP4871323 B2 JP 4871323B2 JP 2008128837 A JP2008128837 A JP 2008128837A JP 2008128837 A JP2008128837 A JP 2008128837A JP 4871323 B2 JP4871323 B2 JP 4871323B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support member
door
face material
pivot hinge
hinge device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008128837A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009275439A (ja
Inventor
奈津実 後藤
賢 姫野
正也 中野
Original Assignee
Ykk Ap株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ykk Ap株式会社 filed Critical Ykk Ap株式会社
Priority to JP2008128837A priority Critical patent/JP4871323B2/ja
Publication of JP2009275439A publication Critical patent/JP2009275439A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4871323B2 publication Critical patent/JP4871323B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Hinges (AREA)

Description

本発明は、ピボットヒンジ装置および建具に関し、詳しくは、枠体に対して回動自在に支持される面材の吊り元側上端部に設けられるピボットヒンジ装置、および建具に関する。
従来、家具などに設けられる開閉扉を回動自在に支持するピボットヒンジが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたピボットヒンジは、扉の吊り元側に上下一対で設けられており、上側のピボットヒンジは、扉の上部に固定される上ケースと、この上ケースから上方に突出して天板のヒンジ受けに軸支されるピボット軸とを有し、下側のピボットヒンジは、扉の下部に固定される下ケースと、この下ケースから下方に突出して地板のヒンジ受けに軸支されるピボット軸とを有して構成されている。そして、上側のピボットヒンジにおいて、ピボット軸は、上ケースに対して上下進退自在に支持されるとともにばねによって上方に付勢されており、ピボット軸を上ケース内に没入させて天板のヒンジ受けから外すことで、扉が取り外しできるようになっている。一方、下側のピボットヒンジにおいて、ピボット軸は、下ケースに対して見付け方向にスライド移動可能に支持されており、ピボット軸をスライドさせることで、扉の見付け方向位置が調整できるようになっている。
特許第2990429号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来のピボットヒンジでは、扉の取り外し時および建て込み時の没入機構が上側のピボットヒンジに設けられ、扉の位置調整機構が下側のピボットヒンジに設けられている。このため、家具用の扉であればサイズが小さく重量も軽量であり、ピボットヒンジに作用する荷重が比較的小さいため、下側のピボットヒンジに位置調整機構を設けていても調整作業が比較的容易に実施できたが、扉のサイズが大きく重量が重い玄関ドアなどにおいて、下側のピボットヒンジに位置調整機構を設けると、調整作業が困難になってしまうという問題もある。
本発明の目的は、位置調整作業が容易に実施できるピボットヒンジ装置および建具を提供することにある。
本発明のピボットヒンジ装置は、枠体に対して回動自在に支持される面材の吊り元側上端部に設けられるピボットヒンジ装置であって、前記面材に固定される第1支持部材および第2支持部材と、前記第1支持部材に基端部側が連結されかつ他端部側が前記第2支持部材に挿通されて前記枠体側に突出する回動軸部材と、前記第2支持部材に対して前記第1支持部材および回動軸部材を突出方向に付勢する付勢部材と、前記第1支持部材を前記面材に固定する第1固定部材と、前記第2支持部材を前記面材に固定する第2固定部材とを備え、前記第1支持部材と前記第2支持部材とが前記面材の厚み方向または幅方向に相対移動可能で、この相対移動に伴って前記回動軸部材の前記面材からの突出角度が変更可能に構成されることを特徴とする。
ここで、本発明のピボットヒンジ装置が設けられる面材としては、玄関などの出入り口用の扉や、開き窓などに用いられる障子やパネル材、家具の開閉扉等、各種の開閉面材が例示でき、その用途は特に限定されない。
以上の本発明によれば、面材の吊り元側上端部に設けられるピボットヒンジ装置において、第2固定部材によって第2支持部材を面材に固定するとともに第1固定部材による第1支持部材の固定を解除することで、第1支持部材および回動軸部材が第2支持部材に対して移動可能となり、かつ、付勢部材の付勢力に抗して下方へ没入可能となる。さらに、第1固定部材によって第1支持部材を面材に固定するとともに第2固定部材による第2支持部材の固定を解除し、かつ、第1支持部材と前記第2支持部材とを面材の厚み方向または幅方向に相対移動させることで、回動軸部材の面材からの突出角度が変更可能となる。従って、回動軸部材の没入機構および位置調整機構の両方の機構を備えたピボットヒンジ装置を面材の上端部に設けることで、面材の建て込みや取り外し時の作業、および位置調整の作業を面材の上部側で実施することができ、作業性を向上させることができる。また、前述した各機構を面材の下端部側に設ける必要がなくなることから、面材からの大きな荷重を受ける下端部側のヒンジ構造が簡単化できる。
この際、本発明のピボットヒンジ装置では、前記第1支持部材および前記第2支持部材は、それぞれ前記面材における吊り元側見込み面に前記第1固定部材および第2固定部材によって固定され、前記面材の厚み方向に相対移動可能に構成されることが好ましい。
このような構成によれば、第1固定部材および第2固定部材が面材の吊り元側見込み面に設けられるので、これらの固定部材が目立たなくでき、面材の意匠性を向上させることができる。
さらに、本発明のピボットヒンジ装置では、前記第1支持部材は、前記回動軸部材の基端部側が連結される第1底面部と、前記回動軸部材の中間部側が挿通される第1挿通部が設けれらた第1上面部とを有しており、前記第2支持部材は、前記回動軸部材の他端部側が挿通される第2上面部と、前記回動軸部材の基端部側が挿通される第2挿通部が設けられた第2底面部とを有しており、前記第1挿通部および第2挿通部は、挿通された前記回動軸部材の前記相対移動方向側にクリアランスを有していることが好ましい。
このような構成によれば、第1支持部材の第1底面部と第2支持部材の第2上面部とが相対移動することで回動軸部材が傾動する際に、第1支持部材の第1挿通部および第2支持部材の第2挿通部が回動軸部材の傾動を妨げることがないようにできる。
一方、本発明の建具は、枠体と、この枠体に開閉自在に支持される面材とを備えた建具であって、前記面材の吊り元側上端部には、前記いずれかのピボットヒンジ装置が設けられていることを特徴とする。
このような本発明の建具によれば、前述のピボットヒンジ装置と同様の効果を得ることができる。すなわち、面材の建て込みや取り外し時の作業、および位置調整の作業を面材の上部側で実施することができ、作業性を向上させることができるとともに、面材の荷重を受ける下端部側のヒンジ構造が簡単化できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る建具である玄関ドア1を示す縦断面図である。図2は、玄関ドア1を示す横断面図である。
図1および図2において、玄関ドア1は、外壁開口部に固定される枠体としてのドア枠2と、このドア枠2に開閉自在に支持される面材としての扉3および子扉4とを備えて構成されている。ドア枠2は、それぞれアルミ形材製の上枠5、下枠6および左右の縦枠7,8を有して構成され、扉3は、図2中、左側の縦枠7近傍位置を回動中心として屋外側に開閉自在に支持され、子扉4は、図2中、右側の縦枠8近傍位置を回動中心として屋外側に開閉自在に支持されている。また、扉3および子扉4は、それぞれ上下左右に四周枠組みされた枠材3A,4Aと、この枠材3A,4Aの室内外にそれぞれ固定された金属製のパネル3B,4Bと、室内外のパネル3B,4B間に設けられた断熱材とを備えて構成されている。そして、下枠6に設けられた下ヒンジ6Aに扉3および子扉4の吊り元側下端部が軸支されるとともに、吊り元側上端部に設けられたピボットヒンジ装置10が上枠5のヒンジ受け5Aに軸支されることで、当該扉3および子扉4が各々回動自在に支持されている。
次に、扉3に設けられるピボットヒンジ装置10の構造について、図3〜図5に基づいて説明する。ここで、図3は、扉3の吊り元側上端部を拡大して示す断面図である。図4は、ピボットヒンジ装置10を示す斜視図である。図5は、ピボットヒンジ装置10の動作を示す断面図である。
ピボットヒンジ装置10は、扉3の吊り元側端面内側に固定されるベース部材(第2支持部材)11およびスライド部材(第1支持部材)12と、これらのベース部材11およびスライド部材12に支持される回動軸部材13と、回動軸部材13を突出方向である上方に付勢するコイルばね(付勢部材)14とを有して構成されている。ベース部材11は、枠材3Aを貫通する5本のねじ(第2固定部材)15によって扉3の吊り元側見込み面に固定され、スライド部材12は、枠材3A(または枠材4A)を貫通する1本のねじ(第1固定部材)16によって扉3の吊り元側見込み面に固定されている。
ベース部材11は、金属板材を折り曲げ加工して形成されており、上下に延びるベース部材背面部111と、このベース部材背面部111の上端に連続して扉3の上面に沿って延びるベース部材上面部(第2上面部)112と、このベース部材上面部112の見付け方向外端(扉3の幅方向吊り元側端)から下方に折れ曲がる上部固定面部113と、ベース部材背面部111の下端に連続して見付け方向外側(扉3の幅方向吊り元側)に延びるベース部材底面部(第2底面部)114と、このベース部材底面部114の見付け方向外端から下方に折れ曲がる下部固定面部115とを有して構成されている。そして、上部固定面部113は、4本のねじ15によって扉3の枠材3Aに固定され、下部固定面部115は、1本のねじ15によって枠材3Aに固定されている。
スライド部材12は、金属板材を折り曲げ加工して形成されており、上下に延びるスライド部材背面部121と、このスライド部材背面部121の上端に連続してベース部材上面部112の下方に対向して延びるスライド部材上面部(第1上面部)122と、スライド部材背面部121の見付け方向外端から屋外側に折れ曲がるスライド部材固定面部123と、スライド部材背面部121の下端に連続してベース部材底面部114の下側に沿って延びるスライド部材底面部(第1底面部)124とを有して構成されている。そして、スライド部材固定面部123は、1本のねじ16によって扉3の枠材3Aに固定されている。
回動軸部材13は、円柱状の金属棒材であって、その基端部(下端部)がスライド部材底面部124に係止され、他端部がベース部材底面部114、スライド部材上面部122およびベース部材上面部112に挿通されるとともに、扉3の上端縁から上枠5に向かって突出して設けられている。すなわち、スライド部材底面部124には、回動軸部材13の下端部を係止する係止部124Aが形成され、ベース部材底面部114、スライド部材上面部122およびベース部材上面部112には、それぞれ回動軸部材13を挿通させる挿通孔(第2挿通部)114A、挿通孔(第1挿通部)122Aおよび挿通孔112Aが形成されている。また、コイルばね14は、回動軸部材13を挿通させるとともに、ベース部材底面部114とスライド部材上面部122との間に圧縮状態で設けられており、ベース部材底面部114に対してスライド部材上面部122を上方に付勢することで、回動軸部材13を突出方向に付勢するように構成されている。
このようなピボットヒンジ装置10には、扉3の建て込み時や取り外し時に回動軸部材13を下方に没入させてヒンジ受け5Aから外す没入機構が設けられている。すなわち、ねじ16を外してスライド部材12の固定を解除することで、スライド部材12がベース部材11に対して上下スライド可能に構成され(第1可動状態)、この第1可動状態において、図5に示すように、コイルばね14の付勢力に抗してスライド部材12を下方に押し下げることで、回動軸部材13の他端側が扉3の内部側(下方)に没入されるようになっている。ここで、図4に示すように、扉3の吊り元側見込み面には、上下に長い長孔3Cが形成され、スライド部材固定面部123には、操作孔123Aが形成されており、長孔3Cを介して操作孔123Aに工具を差し込むことで、スライド部材12を没入操作することができるようになっている。
次に、ピボットヒンジ装置10の見込み方向の位置調整機構について図6〜図8も参照して説明する。ここで、図6は、扉3を見込み方向に位置調整した状態の玄関ドア1を示す縦断面図である。図7は、ピボットヒンジ装置10における見込み方向の位置調整動作を示す断面図である。図8(A),(B)は、見込み方向の位置調整動作を模式的に示す断面図である。
ピボットヒンジ装置10には、玄関ドア1におけるドア枠2に対する扉3の見込み方向の位置を調整する位置調整機構が設けられている。
すなわち、ねじ15を緩めてベース部材11の固定を解除することで、ベース部材11がスライド部材12に対して見込み方向(面材である扉3の厚み方向)にスライド可能に構成され(第2可動状態)、この第2可動状態において、図7および図8に示すように、ベース部材11を見込み方向屋内側に移動させることで、回動軸部材13の上端側(他端部側)が屋内側に傾斜する。そして、回動軸部材13の扉3からの突出角度が変更されることで、ヒンジ受け5Aに対して回動軸部材13の下端側(基端部側)が屋外側に移動し、これに伴って扉3の上部が屋外側に移動(傾動する)するように位置調整されるようになっている。ここで、図7に示すように、ベース部材底面部114およびスライド部材上面部122の挿通孔114A,122Aは、見込み方向に長く形成された(挿通された回動軸部材13の相対移動方向側にクリアランスが形成された)長孔となっており、ベース部材11をスライドさせても回動軸部材13と干渉しない(挿通孔114A,122Aが回動軸部材13の傾動の妨げにならない)ようになっている。また、図4に示すように、扉3の吊り元側見込み面において、ねじ15を挿通させる挿通孔3Dは、見込み方向に長く形成されており、ベース部材11を見込み方向にスライドさせた適宜な位置において、ねじ15を再度締め付けることで、見込み方向の位置調整後の状態が維持できるようになっている。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)すなわち、扉3の吊り元側上端部に設けたピボットヒンジ装置10に、回動軸部材13を下方に没入させる没入機構と、回動軸部材13の扉3からの突出角度(傾動角度)を変更して扉3の見込み方向の位置を調整する位置調整機構とが設けられているので、扉3の建て込みや取り外し時の作業、および位置調整の作業を扉3の上部側で実施することができ、作業性を向上させることができる。また、前述した位置調整機構を扉3の下端部側に設ける必要がなくなることから、大きな荷重を受ける下端部側のヒンジ構造(下ヒンジ6A)が簡単化できる。
(2)また、ピボットヒンジ装置10における見込み方向の位置調整機構として、スライド部材12に対してベース部材11が見込み方向にスライド可能に設けられ、このベース部材11のスライドに伴って回動軸部材13の突出角度が変更される構成が採用されているので、ベース部材11のスライド移動量と、突出角度に伴う回動軸部材13先端の移動量との関係を適宜に設定することで、扉3の位置調整の自由度を高めることができる。すなわち、回動軸部材13を平行移動させることで位置調整を行う構成の場合には、回動軸部材13の平行移動量と扉3の位置調整量とが同一になるため、扉3の見込み方向厚さ寸法の範囲における調整量が限定されてしまっていた。これに対して、回動軸部材13の扉3からの突出角度を変更させることで位置調整を行う本実施形態によれば、スライド部材12の係止部124Aを支点としてベース部材11のベース部材上面部112(挿通孔122A)の位置で回動軸部材13を傾斜させることで、ベース部材上面部112から突出した回動軸部材13の先端位置での移動距離がベース部材11のスライド移動量よりも大きくでき、扉3の位置調整量を拡大することができる。
(3)さらに、ピボットヒンジ装置10において、ベース部材11を固定するねじ15およびスライド部材12を固定するねじ16、さらにはスライド部材12を操作するための長孔3Cおよび操作孔123Aが、扉3の吊り元側見込み面に設けられているので、これらのねじ15,16および長孔3Cが目立たなくでき、玄関ドア1の意匠性を向上させることができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態においては、玄関ドア1を例示して説明したが、本発明の建具としては、玄関ドア1に限らず、面材である扉体や障子が回動開閉可能に設けられた建具であって、ピボットヒンジ装置によって扉体や障子が支持されたものであればよく、例えば、開き窓等の窓や、家具の開閉扉などであってもよい。
また、前記実施形態では、扉3の吊り元側上端部に設けられるピボットヒンジ装置10について説明したが、子扉4の吊り元側上端部にも同様に設けることができる。
また、前記実施形態では、扉3の吊り元側上端部のみにピボットヒンジ装置10を設け、吊り元側下端部を下ヒンジ6Aで支持する構造であったが、これに限らず、吊り元側上端部に設けられたピボットヒンジ装置10に組み込まれていない位置調整機構を下ヒンジ6Aに設けてもよい。
また、第2可動状態における第2支持部材のスライド方向としては、見込み方向(面材の厚み方向)に限らず、見付け方向(面材の幅方向)としてもよく、第2支持部材が見付け方向にスライド可能な第2可動状態を構成すれば、面材を見付け方向に位置調整する調整機構を付与することができる。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明の実施形態に係る建具を示す縦断面図である。 前記建具を示す横断面図である。 前記建具における面材の吊り元側上端部を拡大して示す断面図である。 前記建具に設けられるピボットヒンジ装置を示す斜視図である。 前記ピボットヒンジ装置の動作を示す断面図である。 前記面材を位置調整した状態の建具を示す縦断面図である。 前記ピボットヒンジ装置の位置調整動作を示す断面図である。 (A),(B)は、前記面材の位置調整動作を模式的に示す断面図である。
符号の説明
1…玄関ドア(建具)、2…枠体、3…扉(面材)、4…子扉(面材)、10…ピボットヒンジ装置、11…ベース部材(第2支持部材)、12…スライド部材(第1支持部材)、13…回動軸部材、14…コイルばね(付勢部材)、15…ねじ(第2固定部材)、16…ねじ(第1固定部材)。

Claims (4)

  1. 枠体に対して回動自在に支持される面材の吊り元側上端部に設けられるピボットヒンジ装置であって、
    前記面材に固定される第1支持部材および第2支持部材と、前記第1支持部材に基端部側が連結されかつ他端部側が前記第2支持部材に挿通されて前記枠体側に突出する回動軸部材と、前記第2支持部材に対して前記第1支持部材および回動軸部材を突出方向に付勢する付勢部材と、前記第1支持部材を前記面材に固定する第1固定部材と、前記第2支持部材を前記面材に固定する第2固定部材とを備え、
    前記第1支持部材と前記第2支持部材とが前記面材の厚み方向または幅方向に相対移動可能で、この相対移動に伴って前記回動軸部材の前記面材からの突出角度が変更可能に構成されるピボットヒンジ装置。
  2. 前記第1支持部材および前記第2支持部材は、それぞれ前記面材における吊り元側見込み面に前記第1固定部材および第2固定部材によって固定され、前記面材の厚み方向に相対移動可能に構成される請求項1に記載のピボットヒンジ装置。
  3. 前記第1支持部材は、前記回動軸部材の基端部側が連結される第1底面部と、前記回動軸部材の中間部側が挿通される第1挿通部が設けれらた第1上面部とを有しており、
    前記第2支持部材は、前記回動軸部材の他端部側が挿通される第2上面部と、前記回動軸部材の基端部側が挿通される第2挿通部が設けられた第2底面部とを有しており、
    前記第1挿通部および第2挿通部は、挿通された前記回動軸部材の前記相対移動方向側にクリアランスを有している請求項1または請求項2に記載のピボットヒンジ装置。
  4. 枠体と、この枠体に開閉自在に支持される面材とを備えた建具であって、
    前記面材の吊り元側上端部には、請求項1から請求項3のいずれかに記載のピボットヒンジ装置が設けられている建具。
JP2008128837A 2008-05-15 2008-05-15 ピボットヒンジ装置および建具 Expired - Fee Related JP4871323B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008128837A JP4871323B2 (ja) 2008-05-15 2008-05-15 ピボットヒンジ装置および建具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008128837A JP4871323B2 (ja) 2008-05-15 2008-05-15 ピボットヒンジ装置および建具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009275439A JP2009275439A (ja) 2009-11-26
JP4871323B2 true JP4871323B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=41441129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008128837A Expired - Fee Related JP4871323B2 (ja) 2008-05-15 2008-05-15 ピボットヒンジ装置および建具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4871323B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5919119B2 (ja) * 2012-07-25 2016-05-18 三和シヤッター工業株式会社 ドア装置
JP6363914B2 (ja) * 2014-08-29 2018-07-25 タキゲン製造株式会社 ピボットヒンジ
JP6479947B1 (ja) * 2017-12-11 2019-03-06 東芝エレベータ株式会社 乗りかご

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009275439A (ja) 2009-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101968628B1 (ko) 피봇 힌지 장치
JP2008025269A (ja) 隠し蝶番の構造
JP4871323B2 (ja) ピボットヒンジ装置および建具
JP2008008015A (ja) 隠し蝶番
JP7084161B2 (ja) 開放支援装置及び開口部装置
JP5361048B2 (ja) 網戸固定装置及び網戸、サッシ
JP2843246B2 (ja) 開き窓における障子の支持構造
JP4900038B2 (ja) 窓開閉装置
JP2008127803A (ja) 内倒し窓の傾斜角度調整装置及びこれを備えた内倒し窓
JP2007239213A (ja) 折畳戸のロック装置
JP4683422B2 (ja) 建具
JP2009035893A (ja) ルーバー装置および建具
JP2006316510A (ja) 扉装置
JP5013537B2 (ja) 建物用スライドドア
JP4641509B2 (ja) 建具
JP2009068314A (ja) 建具
JP4930342B2 (ja) 窓開閉装置
JP4088580B2 (ja) 施錠機構付き引手装置、およびこれを備えたサッシ窓
JP2023021599A (ja) 網戸移動規制部材
JP2005076334A (ja) 開き窓
JP4248526B2 (ja) 建具
JP2009243045A (ja) 建具
JP2008274686A (ja) 開閉窓
JP4650902B2 (ja) 建具
JP2020076274A (ja) 戸体及び戸体の施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111108

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees