JP2006063748A - 跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】 鑑み跳ね上げ式門扉の開閉機構をアッセンブリ(ユニット化)として組み付け性を容易とし作業性を向上させると共に、メンテナンスを容易に出来るようにする。
また、開閉機構は、門扉を軽い力で操作できるバランス機構とし、このバランス機構は操作力の調整を可能にし、また、門扉の開閉動作の設計変更の自由度を拡げるようにする。
【解決手段】 支柱に着脱可能な跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリであって、支柱に着脱自在に組付け可能なハウジングと、該ハウジングに回動可能に取付けられ、門扉を支持するアームが固設されるシャフトと、該シャフトに回転不可に取付けられたカムと、前記ハウジングに該カムと連係して設けられ、該カムを介して扉の開く時には前記シャフトを開方向に回動付勢し、扉の閉まる時には門扉の自重トルクを支持する方向に付勢する付勢手段とを具備する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、車庫等の出入口に備える跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリに関し、特に、開閉機構は門扉を軽い力で操作できるバランス機構となっている跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリに関する。
従来、支柱と、この支柱に一端部が回動自在に枢支されたアームと、このアームの他端部に取付けられた扉とを主要素とする跳ね上げ式門扉が知られている。この種の跳ね上げ式門扉は、支柱内に開閉装置が内蔵され、この開閉装置によってアームを介し門扉を開閉可能としていおり、この開閉装置は、支柱内に部材を組み付けて構成している。(例えば、特許文献1乃至4参照)。
特開平7−279564号公報 特開平8−199954号公報 特開平10−311177号公報 特開2002−339675号公報
しかしながら、従来の跳ね上げ式門扉の開閉装置のように、支柱内に部材を組み付けて構成するのでは、組み付けに時間を要し作業性が悪く、またメンテナンスも手数と時間がかかる課題がある。開閉装置の構造が複雑になると作業性は更に、悪化するし、メンテナンスも大変となる。開閉装置では扉を軽く動かすための手段にバランサーと引張ばね等を併用しており、構造が複雑になっている。因みに、特許文献1では、ガススプリングからなるバランサーと引張ばね及びカムプレートを使用しており、特許文献2では、引張ばね、レバー及び扇型板等を使用しており、特許文献3では、引張ばね、円板及び歯車等を使用しており、特許文献4では、ばね、重錘及びガススプリング等を使用している。
また、引張ばねを使用すると急激に引張力が作用するため、扉の開閉の両終端側でスピードが加速し、衝撃を生ずる課題がある。従って、その衝撃を防止する緩衝手段を備えることとなる。
更に、従来の跳ね上げ式門扉は、操作力の調整が難しく、また、門扉の開閉動作の設計変更が自由にできない課題がある。
この発明は、このような課題に鑑み跳ね上げ式門扉の開閉機構をアッセンブリ(ユニット化)として組み付け性を容易とし作業性を向上させると共に、メンテナンスを容易に出来るようにする。
また、開閉機構は、門扉を軽い力で操作できるバランス機構とし、このバランス機構は操作力の調整を可能にし、また、門扉の開閉動作の設計変更の自由度を拡げるようにする。
更に、扉の開閉の両終端で衝撃が生じないようにする。
前記課題を解決するため、この発明の跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリは、支柱に着脱可能な跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリであって、支柱に着脱自在に組付け可能なハウジングと、該ハウジングに回動可能に取付けられ、門扉を支持するアームが固設されるシャフトと、該シャフトに回転不可に取付けられたカムと、前記ハウジングに該カムと連係して設けられ、該カムを介して扉の開く時には前記シャフトを開方向に回動付勢し、扉の閉まる時には門扉の自重トルクを支持する方向に付勢する付勢手段とを具備することを特徴とする。
これにより跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリとしてユニット化されており、支柱に着脱可能となっているため、容易に組み付けることが出来、作業性が向上すると共に、メンテナンスも容易となる。
また、開閉機構は、門扉を支持するアームが固設されるシャフトにカムが回転不可に取付けられ、該カムを介して扉の開く時には前記シャフトを開方向に回動付勢し、扉の閉まる時には門扉の自重トルクを支持する方向に付勢する付勢手段がカムと連係して設けられたバランス機構となっているので、扉の開閉を軽い力で容易に操作できると共に、扉の開閉終端でも衝撃が少なくなる。
また、この発明の跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリは、前記カムには、ダンパーが連結され、門扉の開閉時においてシャフトを介し門扉の開放端および/または閉塞端で緩衝することを特徴とする。
これにより扉の開閉終端の衝撃を確実に緩衝することができる。特に、開放終端付近で門扉が衝撃的に開くのが防止できるし、強風により門扉が衝撃的な開閉となるのも防止できる。
また、この発明の跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリは、前記カムと付勢手段との間には当接板が介在され、カムは当接板に当接し当接板を介し付勢手段で押圧付勢されていることを特徴とする。
これにより付勢手段の付勢力を、カムを介しシャフトに容易に、かつ確実に伝達することができる。また、カムの当接板への当接部分が、当接板の範囲内で移動可能となるため作用点が変化し、扉の開閉位置の変化に対応して付勢力を変化させることができる。
また、この発明の跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリは、前記付勢手段の付勢力が調整可能であることを特徴とする。
これにより扉の開閉操作が最適となるように調整できる。
また、この発明の跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリは、前記付勢手段が圧縮ばねであることを特徴とする。
これによりばね力の調整が容易となると共に、扉の開閉位置に対応してのばね力の変化を容易とすることができる。
また、この発明の跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリは、前記ハウジングには、支持軸が垂下され、前記付勢手段は該支持軸に取付けられていることを特徴とする。
これにより付勢手段は、ハウジングに組み付けることができ、ユニット化できる。
この発明の跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリによれば、次のような効果を奏する。
(1)開閉機構部分は、開閉機構アッセンブリとしてユニット化され支柱に着脱可能となっているため、組み付けが簡単で作業性がよい。また、ユニット化されて支柱に着脱可能となっているので、メンテナンスのときユニットごと取り外せ、メンテナンスも容易に出来る。
(2)開閉機構は、門扉を支持するアームが固設されるシャフトにカムが回転不可に取付けられ、該カムを介して扉の開く時には前記シャフトを開方向に回動付勢し、扉の閉まる時には門扉の自重トルクを支持する方向に付勢する付勢手段がカムと連係して設けられたバランス機構となっているので、扉の開閉を軽い力で容易に操作できると共に、扉の開閉終端で衝撃を少なくできる。カムにダンパーが連結されていると、扉の開閉終端の衝撃を確実に緩衝できる。特に、開放終端で門扉が衝撃的に開くのが防止できる。
また、バランス機構(開閉機構)は、カムと圧縮ばねの組み合わせによりトルクを発生しているため、門扉の重量に合せて細かくバランスさせることができるし、扉の開閉動作を自由に設計できる。例えば、全閉位置では下がり勝手、全開位置では上り勝手としたり、開閉終端での衝撃を無くしたりする如くである。特に、カムと付勢手段との間に当接板を介在させ、当接板のカムとの当接面に、凹部、凸部およびその組み合わせのいずれかを設けると、扉の開閉動作にクリック感を持たせたり、ストップさせたりすることができる。
(3)開閉機構におけるカムと付勢手段(圧縮ばね)との間には当接板が介在しているので、付勢手段の付勢力を、カムを介しシャフトに容易に、かつ確実に伝達することができる。また、カムの当接板への当接部分が、当接板の範囲内で移動可能となるため作用点が変化し、扉の開閉位置の変化に対応して付勢力を変化させることができる。
(4)付勢手段の付勢力の調整が可能であるので、扉の開閉操作が最適となるように調整できる。付勢手段が圧縮ばねであると、バネ力の調整が容易となると共に、扉の開閉位置に対応してのばね力の変化を容易とすることができる。この時、実施の形態で示したようにハウジングの上端で出来るようにすると、支柱に組み付けると支柱の上端でばね力の調整が出来るため調整しやすい。
付勢手段は、ハウジングに垂下された支持軸に取付けられているので、ハウジングに組み付けユニット化できると共に、この支持軸を介し付勢手段のばね力の調整が可能となる。
(5)開閉機構アッセンブリのハウジングには、門扉の開放終端においてカムの回動を制止して門扉の開放をストップさせるストッパーが設けられているので、扉の開放終端を正確に制止することができる。
(6)開閉機構アッセンブリとしてユニット化しているのでコンパクトになる。
以下、この発明を図面に示す実施の形態について詳細に説明する。図1はこの発明の実施の形態を示す跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリの斜視図、図2はこの発明の実施の形態を示す跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリの正面図、図3はこの発明の実施の形態を示す跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリの側面図、図4は図2A−A線断面図、図5は図3B−B線断面図、図6は図3C−C線断面図、図7は開閉機構アッセンブリのハウジングを示す斜視図である。
この跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリ1は、支柱20に着脱自在に組付け可能なハウジング2と、該ハウジング2に回動可能に取付けられ、門扉を支持するアームが固設されるシャフト9と、該シャフト9に回転不可に取付けられたカム10と、前記ハウジング2に該カム10と連係して設けられ、該カム10を介して扉の開く時には前記シャフト9を開方向に回動付勢し、扉の閉まる時には門扉の自重トルク(アームも含む。以下同じ。)を支持する方向に付勢する付勢手段15とを具備する。即ち、シャフト9、カム10及び付勢手段15は、ハウジング2に組付けられてユニット化されている。
前記ハウジング2は、図7に斜視図で示すように左右の側壁3、4、前後の側壁5、6及び天板7で構成され、左右側壁3、4は、凸壁部3a、4aを備え、この凸壁部3a、4aは、下方に少し長く延出している。また、後側壁6には、連続して下方に延出する取付板8が設けられている。
前記シャフト9は、前記ハウジング2の左右側壁3、4の凸壁部3a、4a間に回転自在に取付けられており、該シャフト9の一端側は左側壁3の凸壁部3aを貫通して外出している。このシャフト9の外出部9aに門扉を支持するアームが回転不可に固設される。図7に示すハウジング2の凸壁部3a、4aの穴3b、4bは、シャフト9取付用の穴である。
前記シャフト9にはハウジング2の内部においてカム10が回転不可に固定されて設けられており、シャフト9とカム10は一緒に回動する。例えば、図5に示すようにシャフト9のカム10の取付部分9bをDカットやWかットの非円形形状とし、カム10の取付穴10aをこの非円形形状に対応する形状としてシャフト9に挿着することによってカム10は回転不可に取付けることができる。このカム10の先端には回動体11が回動自在に軸支される。本例では、図6に示すように回動体11はカム10に軸12で回動自在に設けられている。
また、前記カム10の回動体11には摺動自在の当接板13が当接されており、この当接板13はハウジング2に縦方向に配設された支持軸14に嵌挿されて設けられ、支持軸14にガイドされて摺動する。この当接板13の下方には付勢手段としての圧縮ばね15が当接板13を介してカム10を押圧付勢して設けられている。この圧縮ばね15は前記支持軸14の下端に固定されたばね受け16にて支持して設けられる。本例では、図4に示すように圧縮ばね15はカラー17を介して支持軸14に伸縮可能に設けられており、該カラー17のフランジ体を前記当接板13及びばね受け16としている。カラー17により圧縮ばね15の座屈が防止できる。
前記支持軸14の上端はハウジング2の天板7を貫通して突出し、この突出部にねじ14aが螺設され、支持軸14はこのねじ14aにナット18が螺入されて止められて設けられている。従って、ナット18を正逆に回転させると図2に示すようにばね受け16が支柱20により回転止めされているため、支持軸14が進退し、この支持軸14に連結されているばね受け16も進退するから、これにより圧縮ばね15のたわみ量を調整して圧縮ばね15のばね力(付勢力)を調整することができる。
さらに、この実施の形態では、カム10と取付板8との間にダンパー19が設けられている。このダンパー19は、門扉の開閉終端において衝撃を緩衝するものである。本例では門扉が衝撃的に開かないように設けられている。このダンパー19は必ずしも必要ではないが、門扉の開閉終端での緩衝効果は高めることができる。また、前記ダンパー19は、図8に示すようにカム10と支柱20の内壁面との間に設けるようにしてもよい。この場合はハウジング2の取付板8は不要となる。また、ハウジング2の左右側壁3、4の内面には、ストッパー25が突設されており、門扉の開放端においてカム10の回動を制止することによってそれ以上の開放をストップするようになっている。
このような構成の開閉機構アッセンブリ1によれば、図9に示すように支柱20の上端にハウジング2を嵌入することによって取付けることができる。即ち、支柱20の上端にハウジング2の凸壁部3a、4aに対応する切欠21が設けられ、この切欠21にハウジング2の凸壁部3a、4aを嵌入して取付ける。従って、凸壁部3a、4aの左右側壁3、4からの突出量は、支柱20の肉厚に略対応するのが、支柱20に取付けた時支柱20と面一となるので好ましい。図1乃至図4では鎖線で支柱20を示している。支柱20の上端に嵌入された開閉機構アッセンブリ1は、図9に示すように支柱20とハウジング2の前後側壁5、6との間にねじ22止めされて固定される。
そして、支柱20に取付けられた開閉機構アセンブリ1のシャフト9の突出部9aに門扉を支持するアームが回転不可に取付けられる。
図10は支柱20に取り付けられた開閉機構アセンブリ1のシャフト9に門扉24を取付けたアーム23を回転不可に取り付けた状態の平面図、図11は支柱20に取り付けられた開閉機構アセンブリ1のシャフト9に門扉24を取付けたアーム23を回転不可に取り付けた状態の側面図である。図11は門扉24が全閉時の状態であるが、図12は全開時の状態の側面図である。図13は図11の状態の開閉機構アセンブリ1を示し、図14は図12の状態の開閉機構アセンブリ1を示す。支柱20、20は後方に所定の間隔で立設され、支柱20の頂部に取付けられた開閉機構アセンブリ1のシャフト9に取り付けたアーム23を介し前方に門扉24を備える。以下では一方の支柱20部分で説明する。
前記開閉機構アセンブリ1の構成では、圧縮ばね15の付勢力は、当接板13、回動体11及びカム10を介しシャフト9を回動させる回転トルクとして作用する。従って、シャフト9の外出部9aに、門扉24を支持するアーム23を取付け、圧縮ばね15の付勢力により発生する前記回転トルクを受けるシャフト9の回動方向を、アーム23に取り付けた門扉24の開方向と設定すれば、圧縮ばね15及びカム10によりシャフト9が受ける回転トルクは、アーム23を介し門扉24を開方向に回動させるように作用する。また、門扉24の閉方向にはアーム23及び門扉24の自重トルクが作用するが、圧縮ばね15の付勢力はシャフト9の回動を制止する方向に作用するので、門扉24の自重トルクを支持する方向に作用する。
図15(a)(b)は発生する回転トルクを説明する断面説明図である。前記回転トルクは、図15に示すようにL×Pとなる。従って、カム10の当接板13上での当たり位置(作用点)を変えることにより発生する回転トルクを変えることができる。Pが一定であると図15(a)ではLが大きいため発生するトルクは大きく、(b)ではLが小さいため発生するトルクは小さくなる。ここでLはシャフト9の軸心からカム10の当接板13への当たり位置(作用点)との間の長さであり、Pは圧縮ばね15のばね力(付勢力)である。
このように圧縮ばね15とカム10により発生する回転トルクは、カムの形状と圧縮ばねの力の組み合わせで任意に決められる。
また、扉24の閉方向にはアーム23及び門扉24等の自重トルクが作用する。この自重トルクは、扉24の全閉時から全開方向に向かうにつれて少なくなり、全開時が最も少ない。
しかるに、圧縮ばね15の付勢力は、門扉24の全閉時が圧縮されてたわみ量が大きい状態に設定しておけば、門扉24が開方向に回動するとアーム23を介しシャフト9及びカム10も回動するから、カム10の当接板13への当たり位置(作用点)が変わり、しかも当接板13を介しカム10を押圧付勢している圧縮ばね15も伸長してたわみ量も小さくなるので、発生する回転トルクは徐々に小さくなる。従って、門扉の自重トルクと圧縮ばね15及びカム10により発生する回転トルクを調整することによって門扉24の操作性を自由に調整することができる。
例えば、門扉24の自重トルクと圧縮ばね15及びカム10により発生する回転トルクを、門扉24の全閉時から全開時の全域でバランスしておけば、開閉時の全域で少しの外力で操作することができる。また、門扉24の自重トルクと圧縮ばね15及びカム10により発生する回転トルクを、全閉時位置では自重トルクの方が大きく、全開位置では自重トルクの方が小さく設定しておけば、全閉位置では下がり勝手、全開位置では上り勝手となる。このような設定は、自重トルクに対し前記L×Pをどのように設定するかで自由に調整することができる。このような構成では、門扉24は回転トルクに自重トルクを超える分だけ外力をプラスすれば開閉できるので、少しの外力を加えることにより開閉操作ができる。この操作は手動でもよいし、モータであってもよい。モータの場合には、モータの駆動力はシャフト9に伝動される。
また、この発明では当接板13のカム10との当接面に、凹部、凸部またはこれらの組合せを設けてもよい。このようにすると門扉24の開閉時にカム10が当接板13上を移動するから、その時に操作感に変化を持たせることができる。例えば、門扉24の開閉時にクリック感を持たせたり、門扉24のストッパーとしたりすることができる。図16は当接板13のカム10との当接面に凹部13aを設けた場合である。この実施の形態によれば門扉24の開閉時にカム10が当接板13上を移動するから、その時凹部13aに落ち込み、その時にクリック感を生ずる。
尚、前記実施の形態は、この発明を制限するものではなく、この発明は要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形が許容される。例えば、跳ね上げ式門扉の開閉機構は、支柱に着脱自在なハウジングと、該ハウジングに回動可能に取り付けられ、門扉を支持するアームが固設されるシャフトと、該シャフトに回転不可に取付けられたカムと、前記ハウジングに該カムと連係して設けられ、該カムを介して門扉の開く時には前記シャフトを開方向に回動付勢し、扉の閉まる時には門扉の自重トルクを支持する方向に付勢する付勢手段(例えば、圧縮ばね)と、前記カムと付勢手段との間に介在しカムの動きに追従する当接板とを具備すればよく、そのハウジングに組み付けられる構成は、特に制限されるものではなく、種々の変形が許容される。一例として本出願人が提案した特願2003−040015号に示す構成を示すことができる。
この発明の実施の形態を示す跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリの斜視図である。 この発明の実施の形態を示す跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリの正面図である。 この発明の実施の形態を示す跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリの側面図である。 図2A−A線断面図である。 図3B−B線断面図である。 図3C−C線断面図である。 ハウジングの斜視図である。 この発明の他の実施の形態を示す跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリの側面図である。 開閉機構アセンブリを支柱に取付ける状態を示す斜視図である。 開閉機構アセンブリの使用状態を示す平面図である。 開閉機構アセンブリの使用状態を示す側面図で、門扉の全閉状態を示す。 開閉機構アセンブリの使用状態を示す側面図で、門扉の全開状態を示す。 図11に示す時の開閉機構アセンブリの側面図である。 図12に示す時の開閉機構アセンブリの側面図である。 この発明の開閉機構アセンブリで発生する回転トルクを説明する説明図(a)(b)である。 この発明の更に他の実施の形態を示すカムと当接板部分の側面図である。
符号の説明
1 開閉機構アセンブリ
2 ハウジング
3 左側壁
3a 凸壁部
4 右側壁
4a 凸壁部
5 前側壁
6 後側壁
7 天板
8 取付板
9 シャフト
9a シャフトの突出部
10 カム
11 回動体
13 当接板
14 支持軸
14a ねじ
15 圧縮ばね(付勢手段)
16 ばね受け
17 カラー
18 ナット
19 ダンパー
20 支柱
21 切欠
25 ストッパ

Claims (6)

  1. 支柱に着脱可能な跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリであって、支柱に着脱自在に組付け可能なハウジングと、該ハウジングに回動可能に取付けられ、門扉を支持するアームが固設されるシャフトと、該シャフトに回転不可に取付けられたカムと、前記ハウジングに該カムと連係して設けられ、該カムを介して扉の開く時には前記シャフトを開方向に回動付勢し、扉の閉まる時には門扉の自重トルクを支持する方向に付勢する付勢手段とを具備することを特徴とする跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリ。
  2. 前記カムには、ダンパーが連結され、門扉の開閉時においてシャフトを介し門扉の開放端および/または閉塞端で緩衝することを特徴とする請求項1記載の跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリ。
  3. 前記カムと付勢手段との間には当接板が介在され、カムは当接板に当接し当接板を介し付勢手段で押圧付勢されていることを特徴とする請求項1または2記載の跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリ。
  4. 前記付勢手段は、付勢力が調整可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリ。
  5. 前記付勢手段は、圧縮ばねであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリ。
  6. 前記ハウジングには、支持軸が垂下され、前記付勢手段は該支持軸に取付けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の跳ね上げ式門扉の開閉機構アッセンブリ。
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