JP4898629B2 - ダンパー装置 - Google Patents

ダンパー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4898629B2
JP4898629B2 JP2007276084A JP2007276084A JP4898629B2 JP 4898629 B2 JP4898629 B2 JP 4898629B2 JP 2007276084 A JP2007276084 A JP 2007276084A JP 2007276084 A JP2007276084 A JP 2007276084A JP 4898629 B2 JP4898629 B2 JP 4898629B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
negative pressure
rotation
main body
rotor portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007276084A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009103235A (ja
Inventor
康彦 瀬戸
嘉久 武井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP2007276084A priority Critical patent/JP4898629B2/ja
Priority to KR1020080104097A priority patent/KR100934340B1/ko
Publication of JP2009103235A publication Critical patent/JP2009103235A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4898629B2 publication Critical patent/JP4898629B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/06Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/06Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
    • B60R1/076Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior yieldable to excessive external force and provided with an indexed use position
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/10Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using liquid only; using a fluid of which the nature is immaterial
    • F16F9/12Devices with one or more rotary vanes turning in the fluid any throttling effect being immaterial, i.e. damping by viscous shear effect only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

この発明は、本体に回転可能に組み付けられた出力体を備え、この出力体の回転又は相対的な回転に本体内に封入された粘性流体の抵抗を付与するように構成されたダンパー装置の改良に関する。
粘性流体を封入したケースと、制動板の長さ方向略中程の位置に軸を備えてなる回転子とよりなり、この回転子の制動板をケース内に納めさせた状態でこのケースに回転子を回転可能に組み付けてなる回転ダンパーがある。(特許文献1参照)
しかるに、かかる回転ダンパーにあっては、ケース内に粘性流体を封入するにあたりこの粘性流体に気体を入り込ませてしまう場合がある。こうした場合に回転子の回転の向きが変わると、こうした気体が回転子の制動板における回転軸線に交叉する向きにある面とこの面に向き合うケースの内面との間に入り込み異音を生じさせたり、回転子のトルクに影響を与える場合がある。だからといって回転子の制動板における回転軸線に交叉する向きにある面とこの面に向き合うケースの内面との間の間隔を単純に広げてしまうと回転子の回転軸線方向での回転ダンパーの寸法を過大にすると共にその制動力を高めさせ難いものとしてしまう。
特公平4−34015号公報
この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種のダンパー装置を構成する粘性流体中に気体が混入されている場合に、ダンパー装置を構成する出力体(特許文献1における回転子)の回転の向きが変わっても、この混入した気体に起因した異音やこの混入した気体に起因した出力体のトルク変化が生じないようにする点にある。
前記課題を達成するために、第一の観点から、ダンパー装置を、本体と、ローター部をこの本体内に納めてこの本体に回転可能に組み付けられた出力体とを備え、この出力体の回転又は相対的な回転に本体内に封入された粘性流体の抵抗を付与するようにしたダンパー装置であって、
出力体のローター部には、このローター部の回転中心とその外縁部との間において、凹部又は貫通穴からなる粘性流体に混入した気体の停留部が設けられていると共に、
この停留部におけるローター部の回転方向において対向する箇所の一方が、このローター部の正転時に負圧が生じる負圧発生箇所となり、かつ、この停留部におけるローター部の回転方向において対向する箇所の他方が、このローター部の逆転時に負圧が生じる負圧発生箇所となるようにしてあるものとした。
出力体と本体とを組み合わせるにあたり封入される粘性流体に気体を入り込ませてしまう場合がある。ローター部に凹部又は貫通穴を設けておけばこうした気体の逃げ場所を作ることはできるが、こうした場合に出力体の回転又は相対的な回転の向きが変わると、こうした気体がローター部における出力体の回転中心とその外縁部との間にある面とこの面に向き合う本体の内面との間に入り込み異音を生じさせたり、出力体のトルクに影響を与える場合がある。だからといってローター部における出力体の回転軸線に交叉する向きにある面とこの面に向き合う本体の内面との間の間隔を単純に広げてしまうと出力体の回転軸線方向でのダンパー装置の寸法を過大にすると共にその制動力を高め難いものとする。出力体のローター部に前記のように停留部を設けておけば、このように混入した気体をローター部の回転又は相対的な回転によってこの停留部に負圧発生箇所を生じさせることで停留部に取り込み、以後この停留部から抜け出さないように停留させ続けることができる。これにより、このように混入した気体に起因した不都合を生じさせないようにすることができる。
前記ローター部に複数の停留部を、このローター部の回転中心を円心とした仮想の円の円周上に、隣り合う停留部との間に略等しい間隔を開けて設けさせておくこともある。このようにした場合、ローター部の剛性はその回転方向において偏頗なく、粘性流体から受ける抵抗にも偏りがなく、ローター部の所望の回転に停留部が影響を及ぼさない。
前記一つの停留部における正転時の負圧発生箇所と逆転時の負圧発生箇所との間のピッチよりも、この一つの停留部とこの一つの停留部に隣り合う他の停留部との間のピッチが大きくなるようにしておくこともある。このようにした場合、ローター部の回転の向きが切り替わったときに一つの停留部内の一方の負圧発生箇所に停留していた気体はこの一つの停留部内の他方の負圧発生箇所に移動し、この一つの停留部内に留まり続ける。
前記負圧発生箇所を、本体及びローター部の双方又はいずれか一方に、この両者の間のピッチを狭小とする突部を形成させることで、生成させるようにしておけば、かかる突部の形成位置で粘性流体を圧縮させて、この突部の形成位置に近接あるいは臨んだ凹部又は貫通穴により構成される停留部に負圧発生箇所を生じさせることができる。
この発明にかかるダンパー装置によれば、ダンパー装置を構成する粘性流体中に気体が混入されている場合に、この混入した気体に起因した異音やこの混入した気体に起因した出力体のトルク変化が生じないようにすることができる。
以下、図1〜図16に基づいて、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
なお、ここで図1〜図7は図4〜図7に示される出力体2を含んで構成されるダンパー装置を断面にして示している。(第一例)
図8および図9は出力体2の第二例を、図10および図11は第三例を、図12および図13は第四例を、それぞれ示している。
図14〜図17はダンパー装置を構成する本体1側に停留部3を形成させた例を示しており、(第五例、第六例)図14および図16はこの本体1を構成するキャップパーツのみを表している。
なお、第二例〜第四例の本体1側の構成は第一例の本体1側の構成と実質的に同一であり、また、第五例および第六例の出力体2側の構成は第一例の出力体2側の構成と実質的に同一である。
この実施の形態にかかるダンパー装置は、本体1と、ローター部20をこの本体1内に納めてこの本体1に回転可能に組み付けられた出力体2とを備え、この出力体2の回転又は相対的な回転に本体1内に封入された粘性流体10の抵抗を付与するように構成されている。
かかるダンパー装置は、例えば、可動体及び固定体のいずれか一方に本体1を取り付けると共に、これらの他方の移動又は相対的な移動によって出力体2が回転又は相対的に回転するようにして、この他方の移動又は相対的な移動にダンパー装置を介して制動を付与させるように用いられる。
図示の例では、ダンパー装置を、かかる出力体2にピニオン21を備えさせ、可動体及び固定体のいずれか一方に備えさせた図示しないラックにこのピニオン21を噛み合わせることにより、この可動体の移動にダンパー装置を介して制動を付与するものとして構成している。
図示の例では、本体1は、ベースパーツ11とキャップパーツ12とから構成されている。ベースパーツ11は、板状をなすように構成されると共に、その一面側に環状をなす周回突部11aと、この周回突部11aの中心位置から突き出す軸突部11cと、周回突部11aの外側に備えられる取り付け用突きだし部11dとを備えている。一方、キャップパーツ12は、円板状をなすように構成されると共に、その中央に出力体2の通し穴12aを備え、また、その外縁部にベースパーツ11の周回突部11aを納める環状をなす周回溝12bを備えている。かかる本体1は、ベースパーツ11の周回突部11aをキャップパーツ12の周回溝12bに納め溶着させることで粘性流体10をこの箇所から漏れ出さないようにして構成される。かかる粘性流体10としては、例えば、シリコンオイルやグリスなどが用いられる。
一方、図示の例では、出力体2は、軸状主体22を有すると共に、この軸状主体22の外端部22aをピニオン21の取り付け部とし、かつ、この軸状主体22の内端部22bにローター部20を備えたものとしてある。出力体2は、キャップパーツ12の通し穴12aに、このキャップパーツ12におけるベースパーツ11への組み合わせ側となる側から、軸状主体22の外端部22aを先にしてこの軸状主体22を通した後、このキャップパーツ12を前記ベースパーツ11に前記のように組み合わせることで本体1の内部にローター部20を納めて本体1に回転可能に組み合わされる。軸状主体22の内端部22bの中央には、この軸状主体22の軸線に沿っためくら穴状をなす軸穴22cが形成されており、ベースパーツ11の軸突部11cをこの軸穴22cに入れ込ませることで出力体2はこの軸突部を中心とした回転可能に本体1に組み合わされている。ローター部20は、この軸状主体22の軸線に直交する向きにこの軸状主体22の内端部22bから外側に突き出す板状をなすように構成されている。図示の例では、かかるローター部20は円板状をなすように構成されており、軸状主体22の内端部22bはこのローター部20の一面側においてその中心に一体に連接されている。前記粘性流体10は、ローター部20の一面20aとベースパーツ11の内面11e、ローター部20の他面20bとキャップパーツ12の内面12c、およびローター部20の外縁部20cとベースパーツ11の周回突部11aの基部11bとの間の隙間に満たされ、ローター部20の回転に抵抗を付与させる。キャップパーツ12はその内面12c側に、通し穴12aの穴縁との間に間隔を開けて、この通し穴12aを巡る軸状主体22の軸線に平行な周回段差面12dを有しており、この周回段差面12dと軸状主体22との間に介装されたシールリング13によってこの通し穴12aからの粘性流体10の漏れ出しを阻止するようになってる。ピニオン21の取り付け部である外端部22aにおいて軸状主体22の軸線に直交する向きの断面は非円形になっており、ピニオン21の中心に形成されたその回転軸線x方向に貫通した取り付け穴21aにこの取り付け部をはめ込んだ上でこの取り付け部の取り付け穴21aからの突きだし箇所を溶融硬化させることで、軸状主体22の軸線を回転中心とするように出力体2にピニオン21が取り付けられるようになっている。
かかる出力体2のローター部20には、このローター部20の回転中心x’とその外縁部20cとの間において、凹部又は貫通穴からなる粘性流体に混入した気体の停留部3が設けられている。
それと共に、かかる停留部3におけるローター部20の回転方向yにおいて対向する箇所の一方が、このローター部20の正転時に負圧が生じる負圧発生箇所3aとなり、かつ、この停留部3におけるローター部20の回転方向yにおいて対向する箇所の他方が、このローター部20の逆転時に負圧が生じる負圧発生箇所3aとなるようにしてある。
また、図1〜図7に示される例では、かかる停留部3は、ローター部20に複数箇所設けられていると共に、このローター部20の回転中心x’を円心とした仮想の円の円周上に、隣り合う停留部3との間に略等しい間隔を開けて設けられている。また、一つの停留部3における正転時の負圧発生箇所3aと逆転時の負圧発生箇所3aとの間のピッチz1よりも、この一つの停留部3とこの一つの停留部3に隣り合う他の停留部3との間のピッチz2が大きくなるようにしてある。(図4)
この実施の形態にあっては、かかる負圧発生箇所3aは、本体1及びローター部20の双方又はいずれか一方に、この両者の間のピッチを狭小とする突部4を形成させることで、生成させるようにしている。
図1〜図7に示される例では、円板状をなすローター部20の外縁部20cの内側であって、ローター部20の回転中心x’の外側において、この回転中心x’を円心とする第一の仮想円r1とこの第一の仮想円r1より直径を大きくしてこの第一の仮想円r1と同様に前記回転中心x’を円心とする第二の仮想円r2との間の環状領域Rに、この回転中心x’を周回する方向に略等しい間隔を開けて、前記突部4となる四箇所の弧状隆起部40をローター部20の両面20a、20b側にそれぞれ形成させている。(図4)また、隣り合う弧状隆起部40、40の間にそれぞれ前記環状領域Rに沿った前記停留部3となる貫通穴としての弧状穴30を形成させている。
ローター部20が正転されると、弧状隆起部40と本体1の内面(図示の例ではキャップパーツ12の内面12aおよびベースパーツ11の内面11e)との間で粘性流体10は圧縮されることから、この弧状隆起部40の正転後方側に位置される弧状穴30のこの弧状隆起部40に近接した側に負圧発生箇所3aが生じる。また、ローター部20が逆転されると、弧状隆起部40の逆転後方側に位置される弧状穴30のこの弧状隆起部40に近接した側に負圧発生箇所3aが生じる。すなわち、一つの停留部3となる弧状穴30は、ローター部20の回転方向yにおいて対向する箇所の一方を、このローター部20の正転時に負圧が生じる負圧発生箇所3aとし、かつ、この停留部3におけるローター部20の回転方向yにおいて対向する箇所の他方を、このローター部20の逆転時に負圧が生じる負圧発生箇所3aとする。
前記のように出力体2と本体1とを組み合わせるにあたり封入される粘性流体10に気体(通常は空気)を入り込ませてしまう場合がある。ローター部20に凹部又は貫通穴を設けておけばこうした気体の逃げ場所を作ることはできるが、こうした場合に出力体2の回転又は相対的な回転の向きが変わると、こうした気体がローター部20における出力体2の回転中心x’とその外縁部20cとの間にある面20a、20bとこの面に向き合う本体1の内面11e、12cとの間に入り込み異音を生じさせたり、出力体2のトルクに影響を与える場合がある。例えば、可動体としての蓋体に形成させたラックに噛み合うピニオン21を出力体2に備えさせると共にこの蓋体によって開口を開閉可能に閉塞させる固定体としての収納体に本体1を固定させるようにしてダンパー装置を用いた場合に、この蓋体の開閉時にこのような問題が生じる。だからといってローター部20における出力体2の回転軸線xに交叉する向きにある面20a、20bとこの面に向き合う本体1の内面11e、12cとの間の間隔を単純に広げてしまうと出力体2の回転軸線x方向でのダンパー装置の寸法を過大にすると共にその制動力を高め難いものとする。出力体2のローター部20に前記のように停留部3を設けておけば、このように混入した気体をローター部20の回転又は相対的な回転によってこの停留部3に負圧発生箇所3aを生じさせることで停留部3に取り込み、以後この停留部3から抜け出さないように停留させ続けることができる。これにより、このように混入した気体に起因した不都合を生じさせないようにすることができる。
前記第一例、第二例、第三例、第五例および第六例にあっては、停留部3を、ローター部20の回転中心x’を円心とした仮想の円の円周上に、隣り合う停留部3との間に略等しい間隔を開けて設けるようにしてあることから、ローター部20の剛性はその回転方向において偏頗なく、粘性流体10から受ける抵抗にも偏りがなく、ローター部20の所望の回転に停留部3が影響を及ぼさないようになっている。
また、前記第一例にあっては、前記弧状隆起部40の長さを、弧状穴30の長さよりも大きくすることで、一つの停留部3の二箇所の負圧発生箇所3a、3a間のピッチよりも、この一つの停留部3とこの一つの停留部3に隣り合う他の停留部3との間のピッチが大きくなるようにしてあることから、ローター部20の回転の向きが切り替わったときに一つの停留部3内の一方の負圧発生箇所3aに停留していた気体はこの一つの停留部3内の他方の負圧発生箇所3aに移動し、この一つの停留部3内に留まり続ける。
(図8および図9に示される第二例)
図8および図9は、停留部3をローター部20の回転中心x’を円心とした仮想の円の円周上に、この回転中心x’を巡る向きに隣り合う貫通穴31との間に間隔を開けて、複数の前記停留部3となる丸穴状をなす貫通穴31を形成させると共に、この貫通穴31の穴縁部をローター部20の両面20a、20b側においてそれぞれ前記突部4となる周回リブ41によって縁取って、この周回リブ41の形成箇所において本体1とローター部20との間のピッチを狭小とさせた例を示している。この例でも隣り合う貫通穴31、31間のピッチは、一つの貫通穴31の径よりも大きくしてあり、これにより、一つの停留部3の二箇所の負圧発生箇所3a、3a間のピッチよりも、この一つの停留部3とこの一つの停留部3に隣り合う他の停留部3との間のピッチが大きくなるようにしてある。(図8)
(図10および図11に示される第三例)
図10および図11は、停留部3をローター部20の回転中心x’を円心とした仮想の円の円周上に、この回転中心x’を巡る向きに隣り合う貫通穴31との間に間隔を開けて、複数の前記停留部3となる長穴状をなす貫通穴31を形成させると共に、かかる仮想の円の円周に沿った前記突部4となる環状リブ42を本体1の内面11e、12cに形成させて、この環状リブ42の形成箇所において本体1とローター部20との間のピッチを狭小とさせた例を示している。この例でも隣り合う貫通穴31間のピッチは、一つの貫通穴31の径よりも大きくしてあり、これにより、一つの停留部3の二箇所の負圧発生箇所3a間のピッチよりも、この一つの停留部3とこの一つの停留部3に隣り合う他の停留部3との間のピッチが大きくなるようにしてある。(図10)
ダンパー装置の平面図 同側面図 同要部破断側面図 出力体2の平面図 出力体2の底面図 出力体2の側面図 出力体2の断面図 出力体2の第二例の斜視構成図 第二例にかかるダンパー装置の要部断面構成図 出力体2の第三例の斜視構成図 第三例にかかるダンパー装置の要部断面構成図
符号の説明
1 本体
10 粘性流体
2 主力体
20 ローター部
3 停留部
3a 負圧発生箇所

Claims (2)

  1. 本体と、ローター部をこの本体内に納めてこの本体に回転可能に組み付けられた出力体とを備え、この出力体の回転又は相対的な回転に本体内に封入された粘性流体の抵抗を付与するようにしたダンパー装置であって、
    出力体のローター部には、このローター部の回転中心とその外縁部との間において、凹部又は貫通穴からなる粘性流体に混入した気体の停留部が設けられていると共に、
    この停留部におけるローター部の回転方向において対向する箇所の一方が、このローター部の正転時に負圧が生じる負圧発生箇所となり、かつ、この停留部におけるローター部の回転方向において対向する箇所の他方が、このローター部の逆転時に負圧が生じる負圧発生箇所となるようにしてあり、
    しかも、前記停留部は、ローター部に、このローター部の回転中心を円心とした仮想の円の円周上に、隣り合う停留部との間に略等しい間隔を開けて複数設けられていると共に、
    一つの停留部における正転時の負圧発生箇所と逆転時の負圧発生箇所との間のピッチよりも、この一つの停留部とこの一つの停留部に隣り合う他の停留部との間のピッチが大きくなるようにしてあることを特徴とするダンパー装置。
  2. 負圧発生箇所を、本体及びローター部の双方又はいずれか一方に、この両者の間のピッチを狭小とする突部を形成させることで、生成させるようにしていることを特徴とする請求項1に記載のダンパー装置。
JP2007276084A 2007-10-24 2007-10-24 ダンパー装置 Active JP4898629B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007276084A JP4898629B2 (ja) 2007-10-24 2007-10-24 ダンパー装置
KR1020080104097A KR100934340B1 (ko) 2007-10-24 2008-10-23 댐퍼장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007276084A JP4898629B2 (ja) 2007-10-24 2007-10-24 ダンパー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009103235A JP2009103235A (ja) 2009-05-14
JP4898629B2 true JP4898629B2 (ja) 2012-03-21

Family

ID=40705113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007276084A Active JP4898629B2 (ja) 2007-10-24 2007-10-24 ダンパー装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4898629B2 (ja)
KR (1) KR100934340B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5307741B2 (ja) * 2010-01-25 2013-10-02 株式会社ニフコ ダンパー

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2905816B2 (ja) * 1990-07-25 1999-06-14 株式会社シマノ 釣り用リール
JPH07317820A (ja) * 1994-05-24 1995-12-08 Nifco Inc ロータリーダンパー
JP2603377Y2 (ja) * 1995-03-17 2000-03-06 株式会社ニフコ 回転ダンパー
JP4272958B2 (ja) * 2003-09-12 2009-06-03 株式会社ニフコ 回転ダンパー
JP4278143B2 (ja) 2003-09-12 2009-06-10 株式会社ニフコ 回転ダンパー
JP4434755B2 (ja) * 2003-09-17 2010-03-17 株式会社ニフコ 回転ダンパー
WO2005045276A1 (ja) 2003-11-05 2005-05-19 Fuji Latex Co., Ltd. ロータリーダンパ及びそれを具備する自動車の付属品

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009103235A (ja) 2009-05-14
KR100934340B1 (ko) 2009-12-29
KR20090042172A (ko) 2009-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107084227B (zh) 扭转振动减小装置
US4908905A (en) Rotary damper
WO2015190381A1 (ja) 流体ダンパ装置およびダンパ付き機器
CN100494727C (zh) 单向阻尼器以及电器
WO2011089952A1 (ja) ダンパー
US7938238B2 (en) Rotary damper
JP2844531B2 (ja) 回転制御ダンパー
JP6400932B2 (ja) 流体ダンパ装置およびダンパ付き機器
JP4898629B2 (ja) ダンパー装置
JPH102366A (ja) 回転ダンパ
GB2407143A (en) Rotary damper
KR101146073B1 (ko) 회전댐퍼
JP2006211795A5 (ja)
JP6150737B2 (ja) ダンパー装置
JP5147248B2 (ja) ダンパー装置
JP2013019444A (ja) 回転ダンパ
JP4272958B2 (ja) 回転ダンパー
JP4278143B2 (ja) 回転ダンパー
JP6283151B1 (ja) 流体ダンパ装置およびダンパ付き機器
JP2015194231A (ja) 流体ダンパ装置およびダンパ付き機器
JP4335624B2 (ja) 回転ダンパー
JP5307741B2 (ja) ダンパー
WO2023074647A1 (ja) ダンパー装置
JP4335635B2 (ja) 回転ダンパー
JP2012102827A (ja) ロータリーダンパ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4898629

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250