JP4892307B2 - 不揮発性半導体格納装置 - Google Patents

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Description

本発明の不揮発性半導体格納装置は、複数のしきい値を有するメモリセルを備えた不揮発性半導体格納装置に関する。
近年の不揮発性半導体格納装置では、一つのメモリセルに複数のしきい値状態を持たせて複数ビットの情報を格納する多値化技術がメモリセルの容量増加のために使用されている。この多値化技術により、各隣接するしきい値の差が減ってきている。
このため、メモリセルの不良や過剰な書き込み電圧の印加などの要因でメモリセルのしきい値が所望の位置とは別の位置に誤って書き込まれる。これにより、誤書き込みが発生しやすくなっている。
特に、隣接するしきい値電圧の状態への誤書き込みは多い。この誤書き込みを読み出し時に訂正するために外部に誤り訂正回路が導入されている。しかし、誤り率がページ単位で異なるため、誤り訂正が効率よくなされない可能性がある。このためページ毎の不良率はできるだけ均一にしたい。
また、メモリセルを多値化することにより、従来の読み出し手順では複数ビットの各ビットの読み出し時間が大幅に異なる。したがって、データの出力時間に影響することがあるため読み出し時間を平均化する必要がある。
特開2000−195280号公報
本発明は、データの出力の高速化を図ることが可能な不揮発性半導体格納装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る実施例に従った不揮発性半導体格納装置は、
選択行方向のワード線と選択列方向のビット線とに接続され、異なるx(xは3以上の整数)ビットの情報が2x個のしきい値電圧に対応して格納され、読み出し電圧を前記ワード線に印可することにより各xビットの情報を読み出し可能な複数のメモリセルを有し、このメモリセルがマトリックス状に配置されたメモリセルアレイと、
前記ワード線に接続され、前記ワード線に電圧を供給し前記メモリセルを動作させるためのロウデコーダと、
前記ビット線に接続され、前記メモリセルに格納されたデータを読み出し、この読み出されたデータ及び前記メモリセルに書き込んだデータを保持するセンスアンプ装置と、を備え、
それぞれの前記xビットの情報は、隣接するしきい値電圧に対応するxビットの情報の間で1ビットだけ相違し、
前記しきい値電圧間には、各しきい値電圧間に対応して2x−1個の前記読み出し電圧が設定され、これらの読み出し電圧を前記ワード線に印可することにより前記メモリセルに格納された前記xビットの情報を確定し、
xビット中のそれぞれのビットに対して情報を確定するために、少なくとも2個以上の読み出し電圧が設定されている
ことを特徴とする。
本発明に係る不揮発性半導体格納装置によれば、データの出力の高速化を図る高速化することができる。
以下、本発明に係る実施例について図面に基づいて説明する。なお、以下の実施例においては、NAND型フラッシュメモリに適用した場合について説明が、NOR型フラッシュメモリにも同様に適用することができる。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係る不揮発性半導体格納装置100の要部構成を示すブロック図である。また、図2は、図1のメモリセルアレイ1の要部構成を含む回路図である。
図1に示すように、不揮発性半導体格納装置100は、メモリセルアレイ1と、ロウデコーダ2と、センスアンプ装置3と、カラムデコーダ4と、データ入出力バッファ5と、入出力制御回路6と、制御信号発生回路7と、アドレスデコーダ8と、制御電圧生成回路9と、を備える。
ロウデコーダ2は、ワード線に接続されている。このロウデコーダ2は、ワード線駆動回路(図示せず)を含み、メモリセルアレイ1のワード線選択及び駆動を行う。
センスアンプ装置3は、メモリセルアレイ1のビット線に接続され、メモリセルに格納されたデータを読み出し、この読み出されたデータ及びメモリセルに書き込んだデータを保持する。
カラムデコーダ4はメモリセルアレイ1のビット線選択を行う。
データ読み出し時、センスアンプ装置3に読み出されたデータは、データ入出力バッファ5を介し、入出力制御回路6に出力される。
入出力制御回路6は、データ入出力バッファ5を介してコマンドを制御信号発生回路7に供給する。制御信号発生回路7は、このコマンドをデコードする。
また、制御信号発生回路7には、チップイネーブル信号CE、書き込みイネーブル信号WE、読み出しイネーブル信号RE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、コマンドラッチイネーブル信号CLE等の外部制御信号が供給される。
制御信号発生回路7は、動作モードに応じて供給される外部制御信号及びコマンドに基づいて、データ書き込み及び消去のシーケンス制御、及びデータ読み出しの制御を行う。
制御信号発生回路7が読み出し、書き込み、消去などの各種動作を制御する信号を出力することにより、制御電圧生成回路9は各種動作のための電圧を生成する。
メモリセルのアドレスは、入出力制御回路6からデータ入出力バッファ5を介して供給される。このアドレスは、アドレスデコーダ8介してワード線制御回路2及びカラムデコーダ4に転送される。
また、図2に示すように、メモリセルアレイ1は、選択行方向のワード線WL1〜WL31と選択列方向のビット線BL0〜BL2n+1(nは0以上の整数)とにそれぞれ接続され、マトリックス状に配置された複数のメモリセル(NANDセル)1aを有する。
このメモリセル1aは、異なるx(xは2以上の整数)ビットの情報が2x個のしきい値電圧に対応して格納されている。そして、読み出し電圧をワード線WL1〜WL31に印可することにより、メモリセル1aから各xビットの情報を読み出し可能である。すなわち、メモリセル1aは、多値化されている。
また、メモリセルアレイ1は、ソース線SRCとメモリセル1aとを接続する選択ゲートトランジスタ1bを有する。この選択ゲートトランジスタ1bは、ゲートにソース側選択ゲート線SGSが接続され、このソース側選択ゲート線SGSにロウデコーダ2から電圧が印可されることにより制御される。
また、メモリセルアレイ1は、ビット線BL0〜BL2n+1とメモリセル1aとを接続する選択ゲートトランジスタ1cを有する。この選択ゲートトランジスタ1cは、ゲートにドレイン側選択ゲート線SGDが接続され、このドレイン側選択ゲート線SGDにロウデコーダ2から電圧が印可されることにより制御される。
なお、メモリセル1aは、上記ソース側選択ゲート線SGSと上記ドレイン側選択ゲート線SGDとの間で直列に接続されている。
ロウデコーダ2に接続されたワード線WL0〜WL31から各メモリセルアレイ1のメモリセル1a、選択ゲートトランジスタ1b、1cのゲートに電圧を印加することにより、書き込み動作や読み出し動作の制御を行っている。このように、ロウデコーダ2は、ワード線WL0〜WL31、に電圧を供給しメモリセルを動作させる。
センスアンプ装置3は、n個のセンスアンプ回路3aを有している。各センスアンプ回路3aは、各カラム選択ゲート1dを介してデータ入出力バッファ5に接続されている。これらのカラム選択ゲート1dはカラム選択信号CSL0〜CSLnにより制御される。各センスアンプ回路3aには一対のビット線(例えば、ビット線BL0、BL1)が接続される。
センスアンプ回路3aは、メモリセルアレイ1の列方向の制御を行う。具体的には、センスアンプ回路3aは、ビット線BL0〜BL2n+1への充電を行うことにより、書き込み制御や読み出し動作を行う。
ブロック1eは、上記ソース側選択ゲート線SGSと上記ドレイン側選択ゲート線SGDとの間に配置された既述の複数のメモリセル1aで構成される。このブロック単位でデータが消去される。
セクタ1fは、同一のワード線(例えば、ワード線WL31)に接続され、同時に書き込みや読み出しされるメモリセル1aで構成される。このセクタ1fには、xページ分(例えば、3ビットの場合は3ページ分)のデータが格納される。
次に、以上のような構成、基本動作をする不揮発性半導体格納装置100のメモリセルの各しきい値電圧に対するビット割付について説明する。
既述のように、不揮発性半導体格納装置100は、しきい値電圧の差により複数のビット情報がメモリセル1aに格納できる。ここで、読み出し動作では、1つのセクタ1fに対し、単一ワード線に同様の手順で読み出し電圧が印加される。そして、n個の全てのセンスアンプ回路3aにより同様の手順でビット線から信号が入力される。そして、この信号がセンスアンプ回路3aにより処理され、1ページ分に相当するデータの集合がカラム方向に一括して読み込まれる。
ここで、図3は、メモリセルが3ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の従来例を示す図である。
例えば、図3に示すように、1つのセルに8つのしきい値の状態を保持できる場合は、3ビットの情報を格納できる。それぞれの1ビット目のアドレスを第1ページ、2ビット目のアドレスを第2ページ、3ビット目のアドレスを第3ページとする。
なお、読み出し電圧は、ビット情報が変化する、すなわちしきい値電圧に割り付けられた“1”と“0”とが隣接する電圧に設定される。センスアンプ回路3aは、読み出し電圧としきい値電圧とを比較して、ビット情報“1”“0”を得る。
メモリセル1aには、隣接するしきい値に格納される複数ビットの格納情報には、複数通りのデータの割り付け方法が考えられる。特に、隣接するしきい値電圧に対応するビット情報が必ず1ビットしか差異が無いように割り付ける方法は、誤り訂正の効率がよい。例えば、図3に示すように、最も左の分布に書き込んだデータが隣のデータに化けた場合、データ化けにより被害が及ぶのは第3ページ分だけである。
ここで、不揮発性半導体格納装置100の読み出し動作時の読み出し電圧印加動作と、データ出力動作との関係について説明する。
読み出し動作の始めに、センスアンプ装置3がビット線に電荷を充電する。センスアンプ装置3は、この充電した電荷が放電するか否かに応じて、“High”状態と“Low”状態を作り出し、その情報に基づいてビット情報を決定することにより、読み出し動作する。
読み出し手順は、先ず、ワード線からメモリセルのゲートに読み出し電圧を印加することにより、メモリセルがオンするかオフのままかを判定する(図1のI)。
メモリセルがオンする場合は、ビット線に充電した電荷が放電して“Low”状態となる。そして、読み出し動作で、この状態がセンスアンプ装置3によりセンスされ、センスアンプ装置3に“Low”状態が格納される(図1のII)。
一方、メモリセルがオフする場合は、ビット線に充電した電荷は放電せずに“High”状態を維持し続ける。そして、読み出し動作で、この状態がセンスアンプ装置3によりセンスされ、センスアンプ装置3に“High”状態が格納される(図1のII)。
センスアンプ装置3は、格納された“High”状態、“Low”状態に基づいて、データ形成を行うことにより、ページ毎のビット情報を決定する(図1のIII)。
そして、センスアンプ装置3が、決定したビット情報を、データ入出力バッファ5を介してデータ出力する(図1のIV)。
上述のように、手順(I)〜(III)は、センスアンプ装置3が1セクタに属するカラム方向の複数個のメモリセルから一括して読みとり動作を行うものである。
一方、手順(IV)において、データ入出力バッファ5の入出力バスが一定のサイズ(ページサイズよりも小さいサイズ)である。
したがって、データ入出力バッファからのデータ出力を所定の回数行うことにより、全てのデータを出力する。すなわち、ページサイズに応じてデータ出力回数が決まる。
近年、一度の読み出し、書き込み動作において、多くのデータを一度に読み書きを行うために、ページサイズが増える傾向にある。
これにより、読み出し後のデータ出力動作(手順IV)の時間が読み出し電圧印加動作(手順I〜III)に対して大きくなる傾向にある。例えば、1回の読み出し電圧印加動作よりも1ページのデータ出力の時間が多く必要な場合を考える。
図3に示すビットの割付では、第1ページを読み出す場合は1回の読み出し電圧印加動作でビット情報を読み出すことが可能である。ここで、高速読み出しを行うため、読み出したデータを出力しつつ、読み出し電圧印加動作を同時に行う場合がある。この場合、データの出力動作の時間が1回の読み出し電圧印加動作の時間よりも長ければ、第1ページを複数回読み出すために必要な時間は、データの出力動作の時間の方が大きいためスループットを向上できない問題がある。
一方、図3に示すビットの割付では、第3ページの読み出す場合は、4回の読み出し電圧印加動作でビット情報を読み出す。この場合、第3ページを複数回読み出すために必要な時間は、データの出力動作の時間よりも大きいのでデータ出力動作に掛かる時間によりスループットが低下することはない。
そこで、本実施例においては、データ出力の時間が、データの出力動作の時間によるスループットの低下がないように、読み出し電圧印加回数を平均化する。以下、読み出し電圧印加回数を平均化(各ページに対して読み出し電圧印加回数を少なくとも2回以上に底上げする)するための各しきい値電圧に対するビット割付について説明する。
図4は、2ビットの情報を各端子に割り付けこの端子間を結んだグラフである。また、図5は、3ビットの情報を各端子に割り付けこの端子間を結んだグラフである。また、図6は、4ビットの情報を各端子に割り付けこの端子間を結んだグラフである。なお、各端子が複数ビットの情報を示しており、辺で結ばれた情報同士が1ビット相違するデータの組である。また、各辺にある添え字は結ばれる端子の相違するデータを16進数にしたものである。
また、図7Aないし図7Fは、メモリセルが3ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。また、図8Aないし図8Pは、メモリセルが4ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。なお、図7Aないし図7F、図8Aないし図8Pにおいて、各ページには、各しきい値電圧に対応してビット情報“0”、“1”が、以下に示す方法で割り付けられている。
これら図4ないし図6に示すグラフは、任意の端子から出発し、同じ端子を2度経由せずに全ての端子を探索する経路が必ず存在する。したがって、その順番で各しきい値電圧に対しxビットの情報を割り付けると、しきい値電圧が隣接するx(xは2以上の整数)ビットの情報は、1ビットしか相違しない2x個のデータの割り付け方になる。すなわち、それぞれのxビットの情報は、隣接するしきい値電圧に対応するxビットの情報の間で1ビットだけ相違している。そして、しきい値電圧間には、各しきい値電圧間に対応して2x−1個の読み出し電圧が設定されている。既述のように、これらの読み出し電圧をワード線に印可することによりメモリセル1aに格納されたxビットの情報が確定する。
例えば、図4に示すように、2ビットの情報を1メモリセルに格納する。この場合、互いに隣接するしきい値電圧が1ビットだけ異なる割り付け方は、11からスタートすると、{11、10、00、11}と{11、01、00、10}との2通りがある。
なお、2ビットの場合は、各ページに対して読み出し電圧印加回数が少なくとも2回以上に設定することができない。しかし、以下に説明する3ビット以上(xが3以上の整数)の情報がメモリセルに格納される場合には、各ページに対して読み出し電圧印加回数が少なくとも2回以上に設定することができる。
図5に示すように、3ビットの情報を1メモリセルに格納する場合がある。この場合、互いに隣接するしきい値電圧に対応するビット情報が1ビットだけ異なる割り付け方は、18通りある。
ここで、既述のように、データの出力動作の時間によりスループットが低下しないように、例えば、少なくとも2個以上の読み出し電圧が設定される必要がある。この点を考慮すると、3ビット中のそれぞれのビットに対して情報を確定するために設定される読み出し電圧印可動作の回数(読み出し電圧の個数)が、{2、2、3}の組み合わせに設定される。
例えば、3ビットの情報を格納できるメモリセルに対するビット情報の割り付け{2、2、3}の組み合わせは、図7Aないし図7Fに示すように6通りがある。
なお、例えば、図7Bにおいて、第1ページに格納されたデータを読み出す場合は、2箇所読み出し電圧をロウデコーダ2がワード線に印可する。そして、メモリセルのしきい値電圧と読み出し電圧との関係でメモリセルがオン・オフする。このメモリセルの状態に応じてビット線の状態が確定される。既述のように、このビット線の状態に基づいて、センスアンプ回路3aが、電圧が低い方から1番目、6ないし8番目のしきい値電圧に対応するビット情報を“1”、電圧が低い方から2ないし5番目のしきい値電圧に対応するビット情報を“0”に確定する。また、第2ページに格納されたデータを読み出す場合は、2箇所読み出し電圧をロウデコーダ2がワード線に印可する。そして、メモリセルのしきい値電圧と読み出し電圧との関係でメモリセルがオン・オフする。このメモリセルの状態に応じてビット線の状態が確定される。既述のように、このビット線の状態に基づいて、センスアンプ回路3aが、電圧が低い方から1ないし3番目、8番目のしきい値電圧に対応するビット情報を“1”、電圧が低い方から4ないし7番目のしきい値電圧に対応するビット情報を“0”に確定する。また、第3ページに格納されたデータを読み出す場合は、3箇所読み出し電圧をロウデコーダ2がワード線に印可する。そして、メモリセルのしきい値電圧と読み出し電圧との関係でメモリセルがオン・オフする。このメモリセルの状態に応じてビット線の状態が確定される。既述のように、このビット線の状態に基づいて、センスアンプ回路3aが、電圧が低い方から1ないし2番目、5ないし6番目のしきい値電圧に対応するビット情報を“1”、電圧が低い方から3ないし4番目、7ないし8番目のしきい値電圧に対応するビット情報を“0”に確定する。
また、図6に示すように、4ビットの情報を1メモリセルに格納する場合がある。この場合、互いに隣接するしきい値電圧に対応するビット情報が1ビットだけ異なる割り付け方は、5712通りある。
3ビットの場合と同様に、データの出力動作の時間がスループットの障害とならないように、例えば、少なくとも2個以上の読み出し電圧が設定(各ページに対して読み出し電圧印加回数を少なくとも2回以上に設定)される必要がある。この点を考慮すると、4ビット中のそれぞれのビットに対して情報を確定するために設定される読み出し電圧印可動作の回数が、{2、2、3、8}、{2、2、4、7}、{2、2、5、6}、{2、3、3、7}、{2、3、4、6}、{2、3、5、5}、{2、4、4、5}、{3、4、4、4}、{3、3、4、5}の何れかの組み合わせに設定される。
例えば、4ビットの情報を格納できるメモリセルに対するビット情報の割り付け{3、4、4、4}の組み合わせは、図8Aないし図8Pに示すように16通りがある。なお、各ページに格納されたデータを読み出す方法は、既述の3ビットの場合と同様である。
このように、1メモリセルにxビットの情報を格納できるメモリに対するビット情報の割り付けにおいて、xビット中の各ページに対応するそれぞれのビットに対して情報を確定するために、少なくとも2個以上の読み出し電圧が設定されている。
ここで、本実施例によるメモリセルの各しきい値電圧に対するビット割付と従来のメモリセルの各しきい値電圧に対するビット割付とを、誤り率の観点から比較する。
例えば、図7Bに示すようにビットをしきい値電圧に割り付けた場合および図3に示すようにビットをしきい値電圧に割り付けた場合、製造ばらつき等の要因で、あるメモリセルのしきい値電圧が隣接するしきい値電圧に化けて読み出され得る。
この場合、本実施例の図7Bでは、各ページにおいて、しきい値電圧が隣接する箇所が7個存在する。そして、隣接するしきい値電圧に割り付けられたビットの情報が1ビットだけ異なるのは、第1ページが2箇所、第2ページが2箇所、第3ページが3箇所である。したがって、各ページの誤り率は、しきい値電圧が隣接する7箇所に対し、第1ページ:第2ページ:第3ページの誤り箇所の比率は2:2:3となる。
一方、従来の図3では、各ページにおいて、同様にしきい値電圧が隣接する箇所が7個存在する。そして、隣接するしきい値電圧に割り付けられたビットの情報が1ビットだけ異なるのは、第1ページが1箇所、第2ページが2箇所、第3ページが4箇所である。したがって、各ページの誤り率は、しきい値電圧が隣接する7箇所に対し、第1ページ:第2ページ:第3ページの誤り箇所の比率は1:2:4となる。
ページを誤り訂正の単位として誤り訂正を行う場合、この誤り率が均一でない箇所があると、最も誤る確率が高い箇所に対して訂正能力を決定する必要がある。
図3に示すデータの割り付けの従来例では、隣接するしきい値のビット情報の相違は1ビットしかない。しかし、ページ単位での誤り訂正を行う場合では、隣接するビット情報の相違が4箇所ある第3ページに誤り率を合わせる必要がある。
一方、例えば、図7Bの本実施例の場合では、隣接するビット情報の相違が3箇所ある第3ページに合わせればよい。したがって、図3に示す従来の例に比べて誤り訂正の能力を3/4にすればよい。
したがって、3ビットの情報がメモリセルに格納される場合は、3ビット中のそれぞれのビットに対して情報を確定するために設定される読み出し電圧印可動作の回数が、{2、2、3}の組み合わせとなる。すなわち、3ビット中のそれぞれのビットに対して情報を確定するために設定される読み出し電圧印可動作の回数の最大値と最小値の差が1である。
また、4ビットの情報がメモリセルに格納される場合は、4ビット中のそれぞれのビットに対して情報を確定するために設定される読み出し電圧印可動作の回数が、{3、4、4、4}の組み合わせとなる。すなわち、4ビット中のそれぞれのビットに対して情報を確定するために設定される読み出し電圧印可動作の回数の最大値と最小値の差が1である。
このように、特に、xビット中のそれぞれのビットに対して情報を確定するために設定される読み出し電圧印可動作の回数の最大値と最小値の差が1である場合、誤り訂正能力を低く設定することができ、不揮発性半導体格納装置100の高速化を図ることができる。
図9は、メモリセルが3ビットの情報を格納する場合における、実施例1に係るデータ出力動作の概念を説明する図である。なお、既述のように、図9においては、3ビット中のそれぞれのビットに対して情報を確定するために設定される読み出し電圧印可動作の回数が、{2、2、3}の組み合わせに設定されている。
図9に示すように、一回の読み出し電圧印加動作の時間よりデータ出力動作の時間が長い場合であっても、並列してデータ出力を行う際に読み出し回数を平均化することにより、データ出力の効率化を図ることができる。この場合、データの出力時間は読み出し電圧の印加動作のみ考慮すればよい。
以上のように、本実施例に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、データの出力の高速化を図ることができる。
なお、実施例において、1つのページに格納可能なビット情報の数が異なるメモリセルが混在するような場合、別のコマンドを使用してその場所は読み出すようにすればよい。
また、実施例においては、3ビットの情報および4ビットの情報がメモリセルに格納される場合について説明したが、5ビット以上の情報がメモリセルに格納される場合についても同様に適用することができる。
本発明の一態様である実施例1に係る不揮発性半導体格納装置100の要部構成を示すブロック図である。 図1のメモリセルアレイ1の要部構成を含む回路図である。 メモリセルが3ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の従来例を示す図である。 2ビットの情報を各端子に割り付けるとともに、この端子間を結んだグラフである。 3ビットの情報を各端子に割り付けるとともに、この端子間を結んだグラフである。 4ビットの情報を各端子に割り付けるとともに、この端子間を結んだグラフである。 メモリセルが3ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが3ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが3ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが3ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが3ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが3ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが4ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが4ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが4ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが4ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが4ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが4ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが4ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが4ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが4ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが4ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが4ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが4ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが4ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが4ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが4ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが4ビットの情報を格納する場合における、各しきい値電圧に対するビット割付の実施例1に係る例を示す図である。 メモリセルが3ビットの情報を格納する場合における、実施例1に係るデータ出力動作の概念を説明する図である。
符号の説明
1 メモリセルアレイ
1a メモリセル
1b、1c 選択ゲートトランジスタ
1d カラム選択ゲート
1e ブロック
1f セクタ
2 ロウデコーダ
3 センスアンプ装置
3a センスアンプ回路
4 カラムデコーダ
5 データ入出力バッファ
6 入出力制御回路
7 制御信号発生回路
8 アドレスデコーダ
9 制御電圧生成回路
100 不揮発性半導体格納装置

Claims (2)

  1. 選択行方向のワード線と選択列方向のビット線とに接続され、異なるx(xは3以上の整数)ビットの情報が2x個のしきい値電圧に対応して格納され、読み出し電圧を前記ワード線に印可することにより各xビットの情報を読み出し可能な複数のメモリセルを有し、このメモリセルがマトリックス状に配置されたメモリセルアレイと、
    前記ワード線に接続され、前記ワード線に電圧を供給し前記メモリセルを動作させるためのロウデコーダと、
    前記ビット線に接続され、前記メモリセルに格納されたデータを読み出し、この読み出されたデータ及び前記メモリセルに書き込んだデータを保持するセンスアンプ装置と、を備え、
    それぞれの前記xビットの情報は、隣接するしきい値電圧に対応するxビットの情報の間で1ビットだけ相違し、
    前記しきい値電圧間には、各しきい値電圧間に対応して2x−1個の前記読み出し電圧が設定され、これらの読み出し電圧を前記ワード線に印可することにより前記メモリセルに格納された前記xビットの情報を確定し、
    xビット中のそれぞれのビットに対して情報を確定するために、少なくとも2個以上の読み出し電圧が設定され、
    xビット中のそれぞれのビットに対して情報を確定するために設定される前記読み出し電圧印加動作の回数の最大値と最小値の差が1であり、
    前記xビットの情報は、3ビットの情報であり、3ビット中のそれぞれのビットに対して情報を確定するために設定される前記読み出し電圧印加動作の回数が{2、2、3}の組み合わせである
    ことを特徴とする不揮発性半導体格納装置。
  2. 選択行方向のワード線と選択列方向のビット線とに接続され、異なるx(xは3以上の整数)ビットの情報が2 x 個のしきい値電圧に対応して格納され、読み出し電圧を前記ワード線に印可することにより各xビットの情報を読み出し可能な複数のメモリセルを有し、このメモリセルがマトリックス状に配置されたメモリセルアレイと、
    前記ワード線に接続され、前記ワード線に電圧を供給し前記メモリセルを動作させるためのロウデコーダと、
    前記ビット線に接続され、前記メモリセルに格納されたデータを読み出し、この読み出されたデータ及び前記メモリセルに書き込んだデータを保持するセンスアンプ装置と、を備え、
    それぞれの前記xビットの情報は、隣接するしきい値電圧に対応するxビットの情報の間で1ビットだけ相違し、
    前記しきい値電圧間には、各しきい値電圧間に対応して2 x −1個の前記読み出し電圧が設定され、これらの読み出し電圧を前記ワード線に印可することにより前記メモリセルに格納された前記xビットの情報を確定し、
    xビット中のそれぞれのビットに対して情報を確定するために、少なくとも2個以上の読み出し電圧が設定され、
    前記xビットの情報は、4ビットの情報であり、4ビット中のそれぞれのビットに対して情報を確定するために設定される前記読み出し電圧印加動作の回数が、{2、2、3、8}、{2、2、4、7}、{2、2、5、6}、{2、3、3、7}、{2、3、4、6}、{2、3、5、5}、{2、4、4、5}、{3、4、4、4}、{3、3、4、5}の何れかの組み合わせである
    ことを特徴とする不揮発性半導体格納装置。
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