JP4892143B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置技術に関し、特に、同一の半導体基板にnチャネル型の電界効果トランジスタおよびpチャネル型の電界効果トランジスタを有する半導体装置に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明者らが検討したのは、例えばダブルウエル構造と称するウエル構造に相補型トランジスタを設けるものである。この構造では、同一の半導体基板にpウエルおよびnウエルを接した状態で半導体基板の主面に沿って並んで設け、その各々のウエルの領域にそれぞれnチャネル型の電界効果トランジスタおよびpチャネル型の電界効果トランジスタを設けている。
【0003】
なお、ダブルウエル構造については、例えば日刊工業新聞社、昭和62年9月29日発行、「CMOSデバイスハンドブック」p355,p356に記載がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記同一の半導体基板にnチャネル型の電界効果トランジスタおよびpチャネル型の電界効果トランジスタを設ける半導体装置技術においては、以下の課題があることを本発明者らは見い出した。
【0005】
すなわち、nチャネル型の電界効果トランジスタ用のpウエルとpチャネル型の電界効果トランジスタのnウエルとが接続されていることにより、寄生サイリスタ構造に起因するラッチアップが起こり易いという課題がある。また、ウエルで発生したノイズが接合容量を介して他の電源に回り、回路動作の信頼性を低下させる問題がある。この課題は、特に、半導体装置の入出力回路領域における静電破壊用のnチャネル型の電界効果トランジスタおよびpチャネル型の電界効果トランジスタにおいて生じ易い。また、隣接素子間寸法の微細化に伴って顕著となる。
【0006】
本発明の目的は、半導体装置の信頼性を向上させることのできる技術を提供することにある。
【0007】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
【0009】
すなわち、本発明は、半導体基板において、nチャネル型の電界効果トランジスタが配置されたp型ウエルをn型ウエルで取り囲み、これに隣接するように同一の半導体基板に設けられたpチャネル型の電界効果トランジスタが配置されたn型ウエルから電気的に分離するものである。
【0010】
また、本発明は、半導体基板のp型ウエルにnチャネル型の電界効果トランジスタを設け、前記p型ウエルに並んで配置されたn型ウエルにpチャネル型の電界効果トランジスタを設けた構造を有し、寄生サイリスタ回路が、半導体装置の高電位供給用の電源配線と、相対的に低電位供給用の電源配線との間に組み込まれないように構成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本願発明を詳細に説明する前に、本願における用語の意味を説明すると次の通りである。
【0012】
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。
【0013】
また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
【0014】
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
【0015】
同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
【0016】
また、本実施の形態を説明するための全図において同一機能を有するものは同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0017】
また、本実施の形態で用いる図面においては、平面図であっても図面を見易くするために遮光部(遮光膜、遮光パターン、遮光領域等)およびレジスト膜にハッチングを付す。
【0018】
また、本実施の形態においては、電界効果トランジスタを代表するMIS・FET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)をMISと略し、pチャネル型のMIS・FETをpMISと略し、nチャネル型のMIS・FETをnMISと略す。
【0019】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】
(実施の形態1)
図1は、本発明の一実施の形態である半導体装置を構成する半導体チップ(以下、単にチップという)1の全体平面図を示している。チップ1は、例えばp型の単結晶シリコン(Si)からなる平面四角形状の小片を半導体基板(以下、単に基板という)1Sとして有している。チップ1の中央には、内部回路領域IAが配置されている。内部回路領域IAには、例えばマイクロプロセッサ等のようなロジック回路が形成されている。内部回路領域IAの外周には、周辺回路領域PAが配置されている。この周辺回路領域PAには、複数の入出力回路領域I/Oがチップ1の外周に沿って並んで配置されている。各入出力回路領域I/Oには、入力回路、出力回路または入出力双方向回路が形成されている。
【0021】
また、周辺回路領域PAにおいて、入出力回路領域I/Oの外周側には、各入出力回路領域I/O毎にボンディングパッドBPが配置されている。ボンディングパッドBPは、チップ1内の全体回路とチップ1外の装置とを接続するための外部端子である。その接続形式として、例えばボンディングパッドBPとパッケージのリードとをボンディングワイヤで接続する方式やボンディングパッドBPに突起電極(バンプ電極)を形成し、これを通じてチップ1と実装基板とを電気的に接続する方式がある。
【0022】
上記周辺回路領域PAにおいて、内部回路領域IAの外側であってボンディングパッドBPの配置領域の内側には、チップ1の外周に沿って環状に2つの電源配線2VCC,2VSSが配置されている。電源配線2VCCは、相対的に高い電源電圧を供給する配線である。電源電位VCCは、例えば5V、3.3Vまたは1.8V程度である。また、電源配線2VSSは、基準電位を形成するための相対的に低い電源電圧を供給する配線である。電源電位VSSは、例えば0V程度である。
【0023】
図2および図3は、図1の入出力回路領域I/Oに形成された入力バッファ回路IPBおよび出力バッファ回路OPBの回路図の一例をそれぞれ示している。
【0024】
図2に示すように、入力バッファ回路IPBにおけるボンディングパッドBPは、入力保護回路3Aを介して入力初段バッファ回路4Aに接続され、さらに内部回路に接続されている。入力保護回路3Aは、静電破壊等から内部回路を保護する回路であり、2つのpMISQp1,Qp2と、2つのnMISQn1,Qn2と、入力保護抵抗R1とを有している。pMISQp1,Qp2およびnMISQn1,Qn2は、ダイオード接続されている。入力保護回路3AのpMISQp1およびnMISQn1は、基本的にインバータ構成となっている。このpMISQp1およびnMISQn1はボンディングパッドBPと最初に接続される素子でもあり、これら素子の配置領域でラッチアップが生じ易い。その対策のための詳細な説明は後述するが、そのための一構成として、本実施の形態においては、nMISQn1が配置されたp型ウエルをn型ウエルによって取り囲む構成とされている(NISO構造)。一方、入力初段バッファ回路4Aは、CMIS(Complementary MIS)インバータ回路からなり、pMISQp3およびnMISQn3を有している。
【0025】
図3に示すように、出力バッファ回路OPBのボンディングパッドBPは、出力保護回路3Bを介して出力初段バッファ回路4Bに接続され、さらに内部回路に接続されている。出力保護回路3Bは、静電破壊等から内部回路を保護する回路であり、CMISインバータ回路で構成され、pMISQp4およびnMISQn4を有している。この出力保護回路3Bの素子は、ボンディングパッドBPと最初に接続される素子でもあり、これら素子の配置領域でラッチアップが生じ易い。その対策のための詳細な説明は後述するが、そのための一構成として、本実施の形態においては、上記と同様にnMISQn4が配置されたp型ウエルをn型ウエルによって取り囲む構成とされている(NISO構造)。一方、出力初段バッファ回路4Bは、CMISインバータ回路からなり、pMISQp5およびnMISQn5を有している。
【0026】
図4は、本実施の形態の入出力回路領域I/Oの平面構成の一例を示している。入出力回路領域I/Oには、上記ボンディングパッドBP、メインバッファ回路領域MBA、入力保護抵抗R1、入力バッファ回路領域IBA、プリ出力バッファ回路領域POBA、レベルダウンシフタ回路領域LDA、レベルアップシフタ回路領域LUA、ロジック回路領域LGAおよびダイオード領域DAが配置されている。
【0027】
メインバッファ回路領域MBAの回路は、出力時には、静電破壊対策用の回路として、また、出力ドライバーとして機能し、入力時は、静電破壊対策用のクランプMISとして機能する。このメインバッファ回路領域MBAには、nMIS領域NMAおよびpMIS領域PMAが図4の右方向に沿って順に隣接して配置されている。このnMIS領域NMAおよびpMIS領域PMAのMISによってメインバッファ回路が形成されている。nMIS領域NMAは、基板1Sのp型ウエルPWL1内に設けられている。一方、pMIS領域PMAは、基板1Sのn型ウエルNWL1内に設けられている。ラッチアップを起こし易い場所は、メインバッファ回路領域MBAのnMISとpMISとの間である。これは、ボンディングパッドBPに所定の電圧を印加すると、そのnMISおよびpMISのソースおよびドレイン用の半導体領域に高電圧が印加され、しかも、そのpMISおよびnMISには、それぞれ電源電位VCC,VSSが接続されるので、一度、寄生バイポーラによるサイリスタがオンすると、この間でラッチアップが生じるからである。そこで、本実施の形態においては、そのnMISが設けられるp型ウエルPWL1をn型ウエルによって取り囲み、電気的に分離する上記NISO構造を採用した。また、図4の上下に、これらの回路領域を挟むように、pウエルPWLSを設けている。このpウエルPWLSは、基板1Sに電位を供給するための領域である。このような構造を採用したことにより、後ほど詳細に説明するように、ラッチアップ耐性を向上させることが可能となっている。
【0028】
メインバッファ回路領域MBAの後段には、入力保護抵抗R1、入力バッファ回路領域IBAおよびプリ出力バッファ回路領域POBAが配置されている。入力保護抵抗R1は、例えば多結晶シリコンからなり、入力時のゲート絶縁破壊を抑制または防止する機能を有している。入力バッファ回路領域IBAの入力バッファ回路は、入力のセンス回路としての機能を有しており、その領域には、nMISおよびpMISが配置されている。そのnMISは基板1Sのp型ウエルPWL2に設けられ、そのpMISは基板1Sのn型ウエルNWL2内に設けられている。プリ出力バッファ回路領域POBAのプリ出力バッファ回路は、メインバッファ回路のドライブ用回路としての機能を有している。プリ出力バッファ回路領域POBAには、nMISおよびpMISが配置されており、そのnMISは基板1Sのp型ウエルPWL2に設けられ、そのpMISは基板1Sのn型ウエルNWL2内に設けられている。
【0029】
入力バッファ回路領域IBAおよびプリ出力バッファ回路領域POBAの後段には、レベルダウンシフタ回路領域LDAおよびレベルアップシフタ回路領域LUAが配置されている。レベルダウンシフタ回路およびレベルアップシフタ回路は、ロジック回路の論理と、高電圧で動作する入出力バッファ回路とのインターフェイス回路としての機能を有している。レベルダウンシフタ回路領域LDAでは、例えば5V程度の電圧を1.8V程度に降圧する機能を有しており、nMISおよびpMISが配置されている。レベルアップシフタ回路領域LUAでは、例えば1.8V程度の電圧を5V程度に昇圧する機能を有しており、nMISおよびpMISが配置されている。レベルダウンシフタ回路領域LDAおよびレベルアップシフタ回路領域LUAのpMISは、基板1Sのn型ウエルNWL2またはn型ウエルNWL3内に設けられ、nMISは基板1Sのp型ウエルPWL3内に設けられている。
【0030】
レベルダウンシフタ回路領域LDAおよびレベルアップシフタ回路領域LUAの後段には、ロジック回路領域LGAおよびダイオード領域DAが配置されている。ロジック回路領域LGAの回路は、入出力バッファ回路の動作を制御する論理回路であり、nMISおよびpMISを有している。そのpMISは、n型ウエルNWL3内に設けられ、nMISは、p型ウエルPWL4内に設けられている。このn型ウエルNWL3およびp型ウエルPWL4は、n型ウエルNWL4によって取り囲まれている(NISO構造)。これにより、ラッチアップ対策とともに、ロジック回路にノイズが入ることや逆にロジック回路側のノイズが他の回路領域に伝搬するのを抑制または防止できる。このロジック回路の動作電圧は、例えば1.8V程度である。ダイオード領域DAは、p型ウエルPWL5内に設けられている。
【0031】
図5は、図4のメインバッファ回路領域MBAの拡大平面図を示している。図6〜図10は、それぞれ図5のA−A線、B−B線、C−C線、D−D線およびE−E線の断面図である。
【0032】
基板1Sは、例えばp型の単結晶シリコンからなる。この基板1Sの主面(デバイス形成面)において、nMIS領域NMAの中央には、例えば平面四角形状の活性領域LNが配置されている。この活性領域LNは、nMISQn1の活性領域であり、p型ウエルPWL1(第1のp型ウエル)内に設けられている。すなわち、nMISQn1のウエルは、p型ウエルPWL1で定義されている。p型ウエルPWL1には、例えばホウ素(B)または二フッ化ホウ素(BF2)が含有されている。nMISQn1は、ソースおよびドレイン用のn+型の半導体領域5s,5d、ゲート絶縁膜6aおよびゲート電極7aを有している。ソースおよびドレイン用のn+型の半導体領域5s,5dには、例えばリン(P)またはヒ素(As)が含有されている。ゲート絶縁膜6aは、例えば酸化シリコン(SiO2)からなるが、酸窒化膜(SiON)や強誘電体膜を用いても良い。ゲート電極7aは、例えば低抵抗多結晶シリコン膜の単体膜からなるが、その上にコバルトシリサイド(CoSi2)等のようなシリサイド層を設けたポリサイドゲート電極構造や多結晶シリコン膜上に窒化タングステン(WN)等のようなバリア金属膜を介してタングステン(W)膜等のような金属膜を堆積してなるポリメタルゲート電極構造としても良い。
【0033】
p型ウエルPWL1内においてその外周近傍には、平面環状のp型ウエルPWL1a(第2のp型ウエル)が設けられている。このp型ウエルPWL1aは、基板1Sの主面からp型ウエルPWL1よりも浅い位置まで不純物が拡散されて形成されている。p型ウエルPWL1aには、p型ウエルPWL1と同じ不純物が含有されているが、その不純物濃度は、p型ウエルPWL1,PWL1aの両方の不純物が導入されるので、p型ウエルPWL1の不純物濃度よりも高くなっている。これにより、寄生バイポーラトランジスタのベース抵抗を下げることができるので、ラッチアップ耐性を向上させることが可能となっている。このp型ウエルPWL1a上には、それに沿うように平面環状のガードリングGL1が配置されている。このガードリングGL1は、ガードリングGL1に沿って配置された複数のコンタクトホールを通じてp型ウエルPWL1aの上部に設けられたp+型の半導体領域10aと電気的に接続されている。このガードリングGL1を通じてp型ウエルPWL1a,PWL1に所定の電圧が供給されるようになっている。
【0034】
このp型ウエルPWL1,PWL1aは、n型ウエルNWL5(第1のn型ウエル)によって全体的に取り囲まれている。n型ウエルNWL5は、基板1Sにおいてp型ウエルPWL1,PWL1aよりも深い位置に埋め込まれるように設けられたn型ウエルNWL5aと、p型ウエルPWL1,PWL1aの側面側を取り囲むようにその側面に沿って設けられたn型ウエルNWL5b,5cとを有している。n型ウエルNWL5bには、n+型の半導体領域11aが設けられている。n+型の半導体領域11aの下層には、n型ウエルNWL5cが設けられている。このn型ウエルNWL5cは、n型ウエルNWL5aと一部が重なり接続されている。このようにn型ウエルNWL5を設けることにより、p型ウエルPWL1,PWL1aを電気的に分離することができる(NISO構造)。これにより、ラッチアップ耐性を向上させることが可能となっている。上記n型ウエルNWL5b上には、それに沿うようにガードリングGL2が配置されている。このガードリングGL2は、ガードリングGL2に沿って配置された複数のコンタクトホールを通じて、n型ウエルNWL5bのn+型の半導体領域11aと電気的に接続されている。このガードリングGL2を通じてn型ウエルNWL5に所定の電圧が供給されるようになっている。なお、n型ウエルNWL5a,5b,5cには、例えばリンまたはヒ素が含有されている。
【0035】
この基板1Sの主面において、pMIS領域PMAの中央には、例えば平面四角形状の活性領域LPが配置されている。この活性領域LPは、n型ウエルNWL1(第2のn型ウエル)内に設けられている。すなわち、pMISQp1のウエルは、n型ウエルNWL1で定義されている。n型ウエルNWL1には、例えばリン(P)またはヒ素(As)が含有されている。pMISQp1は、ソースおよびドレイン用のp+型の半導体領域12s,12d、ゲート絶縁膜6aおよびゲート電極7aを有している。ソースおよびドレイン用のp+型の半導体領域12s,12dには、例えばホウ素または二フッ化ホウ素が含有されている。ゲート絶縁膜6aおよびゲート電極7aは、上記したのと同じなので説明を省略する。
【0036】
n型ウエルNWL1内においてその外周近傍には、平面環状のn型ウエルNWL1a(第3のn型ウエル)が設けられている。このn型ウエルNWL1aは、基板1Sの主面からn型ウエルNWL1よりも浅い位置まで不純物が拡散されて形成されている。n型ウエルNWL1aには、n型ウエルNWL1と同じ不純物が含有されているが、その不純物濃度は、n型ウエルNWL1,NWL1aの両方の不純物が導入されるので、n型ウエルNWL1の不純物濃度よりも高くなっている。これにより、寄生バイポーラトランジスタのベース抵抗を下げることができるので、ラッチアップ耐性を向上させることが可能となっている。このn型ウエルNWL1a上には、それに沿うようにガードリングGL3が配置されている。このガードリングGL3は、ガードリングGL3に沿って配置された複数のコンタクトホールを通じて、n型ウエルNWL1aの上部のn+型の半導体領域13aと電気的に接続されている。このガードリングGL3を通じてn型ウエルNWL1a,NWL1に所定の電圧が供給されるようになっている。
【0037】
上記n型ウエルNWL5およびn型ウエルNWL1a,NWL1の各々の外周には、その側面側を取り囲むようにp型ウエルPWL6(p型の半導体領域)が設けられている。このp型ウエルPWL6は、例えばホウ素または二フッ化ホウ素が含有されてなり、基板1Sと電気的に接続されている。上記p型ウエルPWLSは、このp型ウエルPWL6の一部である。このp型ウエルPWL6の上部には、p型ウエルPWL6に沿ってp+型の半導体領域14aが設けられている。このp+型の半導体領域14aには、例えばホウ素または二フッ化ホウ素が含有されている。また、p型ウエルPWL6上には、nMIS領域NMAおよびpMIS領域PMAの各々を取り囲むようにガードリングGL4が配置されている。このガードリングGL4は、ガードリングGL4に沿って配置された複数のコンタクトホールを通じて、上記p+型の半導体領域14aと電気的に接続されている。このガードリングGL4を通じてp型ウエルPWL6および基板1Sに所定の電圧が供給されるようになっている。本実施の形態においては、上記NISO構造に加えて、上記p型ウエルPWL6が、nMIS領域NMAとpMIS領域PMAとの間に介在されていることにより、nMIS領域NMAのp型ウエルPWL1と、pMIS領域PMAのn型ウエルNWL1とを電気的に分離することができるので、ラッチアップ耐性を向上させることが可能となっている。
【0038】
次に、ラッチアップ発生の一般的なメカニズムを説明した後、本実施の形態の半導体装置の作用について説明する。
【0039】
図11は、本発明者が検討した一般的なインバータ回路INV50の回路図を示している。インバータ回路INV50は、pMISQ50とnMISQ51とを有するCMISインバータ回路からなる。図12は、このインバータ回路INV50が形成された基板50Sの要部断面図を示している。基板50Sは、例えばp型の単結晶シリコンからなり、その上部にはp型ウエル51およびn型ウエル52が接した状態で隣接して配置されている。p型ウエル51内には、上記nMISQ51が配置され、n型ウエル52内には、上記pMISQ50が配置されている。このような構造では、図12に示すように、寄生バイポーラトランジスタQ60〜Q63および抵抗R50,R51を含む寄生回路が形成される。
【0040】
図13は、出力端子に正の電圧が印加された際における寄生回路の接続状態の等価回路を示している。出力端子に正の電圧を印加した場合は、寄生バイポーラトランジスタQ63がオン状態となり、その雑音電流がn型ウエル52を介して、寄生バイポーラトランジスタQ61がオンする。この寄生バイポーラトランジスタQ61がオンすると、基板50Sと、p型ウエル51を介して、寄生バイポーラトランジスタQ62がオンする。これにより、正帰還がかかり、寄生バイポーラトランジスタQ61,Q62からなる電流帰還ループができ、電源を遮断しない限り、電流が電源電位VCCから電源電位VSSに流れ続ける。また、図14は、出力端子に負の電圧が印加された際における寄生回路の接続状態の等価回路を示している。出力端子に負の電圧を印加した場合も上記と同様であり、寄生バイポーラトランジスタQ60がトリガとなり、寄生バイポーラトランジスタQ61,Q62からなる電流帰還ループができる。これが、ラッチアップ現象である。
【0041】
図15は、本実施の形態における寄生回路の模式図であって、図8と同等の箇所を示している。本実施の形態においては、nMISQn1のp型ウエルPWL1をn型ウエルNWL5で取り囲み、かつ、互いに隣接するnMISQn1とpMISQp1間においてn型ウエルNWL5b,NWL5cとn型ウエルNWL1aとの間に、基板1Sに電気的に接続されたp型ウエルPWL6を設ける構造とされている。この場合、寄生バイポーラトランジスタQ11〜Q16および抵抗Rn1,Rn2,Rp1,Rp2を含む寄生回路が形成される。なお、入力は、nMISQn1およびpMISQp1のゲート電極7aと電気的に接続されている。出力は、nMISQn1のドレイン用のn+型の半導体領域5dおよびpMISQp1のソース用のp+型の半導体領域12sと電気的に接続されている。電源電位VCCは、n+型の半導体領域13a、pMISQp1のドレイン用のp+型の半導体領域12dおよびn+型の半導体領域11aと電気的に接続されている。電源電位VSSは、p+型の半導体領域10a,14aおよびnMISQn1のソース用のn+型の半導体領域5sと電気的に接続されている。
【0042】
図16は、本実施の形態において、出力端子に正の電圧が印加された際の寄生回路の接続状態の等価回路を示している。出力端子に正の電圧を印加した場合は、寄生バイポーラトランジスタQ15がオン状態となるが、寄生バイポーラトランジスタQ14のエミッタおよびコレクタが、電源電位VCCに電気的に接続されているので、寄生バイポーラトランジスタQ14,Q16からなる電流帰還ループは形成されない。このため、本実施の形態においては、出力端子に正の電圧が印加されたとしてもラッチアップは基本的に起こらない構造とされている。
【0043】
また、図17は、本実施の形態において、出力端子に負の電圧が印加された際の寄生回路の接続状態の等価回路を示している。出力端子に負の電圧を印加した場合は、寄生バイポーラトランジスタQ12がオン状態となるが、寄生バイポーラトランジスタQ13のエミッタおよびコレクタが、電源電位VSSに電気的に接続されているので、寄生バイポーラトランジスタQ11,Q13からなる電流帰還ループは形成されない。このため、本実施の形態においては、出力端子に負の電圧が印加されてもラッチアップは基本的に起こらない構造とされている。
【0044】
このように、本実施の形態においては、ボンディングパッドBPに正または負の電圧が印加されても、ラッチアップの原因である寄生サイリスタ回路が、半導体装置の電源電位VCCと、電源電位VSSとの間に組み込まれないような構造とされている。したがって、ラッチアップの発生を抑制または防止することができるので、半導体装置の動作信頼性を向上させることが可能となる。
【0045】
また、図12に示した構造の場合は、p型ウエル51とn型ウエル52とが接合を介して容量結合しているので、ウエルにノイズが入ると、他方のウエルにもノイズが伝搬する。これに対して、本実施の形態においては、nMISQn1のp型ウエルPWL1と、pMISQp1のn型ウエルNWL1とは直接的に容量結合されておらず、基板1Sに対する給電ライン(ガードリングGL2およびp型ウエルPWL6)およびn型ウエルNWL5に対する給電ライン(ガードリングGL4およびn型ウエルNWL1a)とで分離されている。これら給電ラインのインピーダンスによりノイズの伝搬を低減または防止することが可能となっている。したがって、ノイズによる半導体装置の誤動作を抑制または防止できるので、半導体装置の動作信頼性を向上させることが可能となる。
【0046】
(実施の形態2)
図18は、本発明の他の実施の形態である半導体装置であって、前記図8と同等箇所の要部断面図を示している。
【0047】
本実施の形態2においては、図8に示したp型ウエルPWL1aおよびn型ウエルNWL1aが形成されていない。これ以外は、前記実施の形態1と同様である。すなわち、本実施の形態2においても、縦構造的にラッチアップを起こし難い回路構成となっているので、p型ウエルPWL1aおよびn型ウエルNWL1aを無くすようにしている。このようにp型ウエルPWL1aおよびn型ウエルNWL1aを無くすことにより、入出力回路領域I/Oのレイアウト面積を縮小することが可能となっている。したがって、チップ1のサイズの縮小を推進することが可能となる。
【0048】
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0049】
例えば前記実施の形態1,2においては、入出力回路領域のCMISインバータ回路に対して本発明を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば内部回路領域のCMISインバータ回路に対して本発明を適用することもできる。
【0050】
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野であるマイクロプロセッサを有する半導体装置に適用した場合について説明したが、それに限定されるものではなく、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)またはフラッシュメモリ(EEPROM;Electric Erasable Programmable Read Only Memory)等のようなメモリ回路を有する半導体装置、マイクロプロセッサ以外の論理回路を有する半導体装置あるいは上記メモリ回路と論理回路とを同一基板に設けている混載型の半導体装置にも適用できる。
【0051】
【発明の効果】
本願によって開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下の通りである。
(1).半導体基板において、nチャネル型の電界効果トランジスタが配置されたp型ウエルをn型ウエルで取り囲み、これに隣接するように同一の半導体基板に設けられたpチャネル型の電界効果トランジスタが配置されたn型ウエルから電気的に分離することにより、ラッチアップの原因である寄生サイリスタ回路が回路的に構成されないようにすることができるので、半導体装置の信頼性を向上させることが可能となる。
(2). 半導体基板において、nチャネル型の電界効果トランジスタが配置されたp型ウエルをn型ウエルで取り囲み、これに隣接するように同一の半導体基板に設けられたpチャネル型の電界効果トランジスタが配置されたn型ウエルから電気的に分離することにより、ウエルで発生したノイズが接合容量を介して他の電源に回るのを抑制または防止できるので、半導体装置の回路動作の信頼性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である半導体装置を構成する半導体チップの全体平面図である。
【図2】図1の入出力回路領域に形成された入力バッファ回路の一例の回路図である。
【図3】図1の入出力回路領域に形成された出力バッファ回路の一例の回路図である。
【図4】本発明の一実施の形態である入出力回路領域の平面構成の一例の説明図である。
【図5】図4のメインバッファ回路領域の拡大平面図である。
【図6】図5のA−A線の断面図である。
【図7】図5のB−B線の断面図である。
【図8】図5のC−C線の断面図である。
【図9】図5のD−D線の断面図である。
【図10】図5のE−E線の断面図である。
【図11】本発明者が検討した一般的なインバータ回路の回路図である。
【図12】図11のインバータ回路が形成された半導体基板の要部断面図である。
【図13】図12の構造において出力端子に正の電圧が印加された際における寄生回路の接続状態の等価回路図である。
【図14】図12の構造において出力端子に負の電圧が印加された際における寄生回路の接続状態の等価回路図である。
【図15】本発明の一実施の形態である半導体装置の作用の説明図である。
【図16】図15の構造において出力端子に正の電圧が印加された際における寄生回路の接続状態の等価回路図である。
【図17】図15の構造において出力端子に負の電圧が印加された際における寄生回路の接続状態の等価回路図である。
【図18】本発明の他の実施の形態である半導体装置の要部断面図である。
【符号の説明】
1 半導体チップ
1S 半導体基板
2VCC,2VSS 電源配線
3A 入力保護回路
3B 出力保護回路
4A 入力初段バッファ回路
5s,5d n+型の半導体領域
6a ゲート絶縁膜
7a ゲート電極
10a p+型の半導体領域
11a n+型の半導体領域
12s,12d p+型の半導体領域
13a n+型の半導体領域
14a p+型の半導体領域
50S 半導体基板
51 p型ウエル
52 n型ウエル
IA 内部回路領域
PA 周辺回路領域
I/O 入出力回路領域
BP ボンディングパッド
IPB 入力バッファ回路
OPB 出力バッファ回路
MBA メインバッファ回路領域
NMA nチャネル型のMIS・FET領域
PMA pチャネル型のMIS・FET領域
IBA 入力バッファ回路領域
POBA プリ出力バッファ回路領域
LDA レベルダウンシフタ回路領域
LUA レベルアップシフタ回路領域
LGA ロジック回路領域
DA ダイオード領域
R1 入力保護抵抗
LN,LP 活性領域
NWL1〜NWL5 n型ウエル
NWL1a n型ウエル
PWL1〜PWL6 p型ウエル
PWL1a p型ウエル
GL1〜GL4 ガードリング
Qp1〜Qp5 pチャネル型のMIS・FET
Qn1〜Qn5 nチャネル型のMIS・FET
Q11〜Q16 寄生バイポーラトランジスタ
Rn,Rn1,Rn2 抵抗
Rp,Rp1,Rp2 抵抗
VCC 電源電位
VSS 電源電位
INV50 インバータ回路
Q50 pチャネル型のMIS・FET
Q51 nチャネル型のMIS・FET
Q60〜Q63 寄生バイポーラトランジスタ
R50,R51 抵抗

Claims (1)

  1. 以下の構成を半導体基板に有することを特徴とする半導体装置;
    前記半導体基板に設けられた第1のn型ウエル、
    前記第1のn型ウエル内に、その第1のn型ウエルによって取り囲まれるように設けられた第1のp型ウエル、
    前記第1のp型ウエル内に設けられたnチャネル型の電界効果トランジスタ、
    前記第1のn型ウエルからp型の半導体領域を隔てて前記半導体基板の主面に沿って並んで配置された第2のn型ウエル、
    前記第2のn型ウエルに配置されたpチャネル型の電界効果トランジスタ、
    前記第1のp型ウエルにおいて、前記第2のn型ウエルに対向する側に、前記第1のp型ウエルよりも不純物濃度が高くなるように設けられた第2のp型ウエル、
    前記第2のn型ウエルにおいて、前記第1のn型ウエルに対向する側に、前記第2のn型ウエルよりも不純物濃度が高くなるように設けられた第3のn型ウエル。
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