JP4887982B2 - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents
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Description
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のうち何れか一項に記載の車両用ブレーキ装置において、前記吐出管路における前記絞り形成体よりも車輪側の部分と、マスタシリンダにブレーキ液を供給するマスタリザーバとを接続する管路を備え、前記管路には、リニア弁が介設され、ブレーキペダルに加えられた踏力、該踏力によってマスタシリンダに発生するマスタシリンダ圧、及び各車輪に対応するホイールシリンダのホイールシリンダ圧に基づいて、前記リニア弁及び前記ポンプを駆動するポンプ駆動用モータに制御信号を出力するブレーキECUが備えられていることを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のうち何れか一項に記載の車両用ブレーキ装置において、前記ポンプは複数設けられ、各ポンプは、夫々対応する前記絞り形成体とともに、各車輪に対して個別に設けられていることを要旨とする。
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態の車両用ブレーキ装置には、ブレーキペダル1、踏力センサ2、マスタシリンダ(以下、「M/C」という)3、ストローク制御弁SCSS、ストロークシュミレータ4、ブレーキ液圧制御用アクチュエータ5、ホイールシリンダ(以下、「W/C」という)6FL、6FR、6RL、6RRが設けられている。そして、ドライバによりブレーキペダル1が踏み込まれると、ブレーキペダル1に加えられた踏力が踏力センサ2により検出され、踏力センサ2から加えられた踏力に応じた検出信号が車両用ブレーキ装置全体の動作を制御するブレーキECU(図示略)に送出されるようになっている。
図1に示すように、ブレーキ液圧制御用アクチュエータ5には、車輪としての前輪FRに対応するW/C(前輪用第1W/C)6FRに接続される管路Eが設けられ、この管路EにはM/C3のプライマリ室3aに連通する管路Aが接続されている。管路Eには、この管路Eの連通・遮断を制御するため、非通電時には連通状態、通電時には遮断状態となる二位置弁からなる第1常開弁SNO1が設けられている。
(1)絞り形成体33を通路32内に単に圧入するのみで、被固定部34が通路32の内周面に圧接して固定され、第1絞り形成板35による第1絞り22及び第2絞り形成板36による第2絞り23が通路32内にドリル加工等の複雑な加工作業を必要とすることなく直列配置状態で形成される。従って、車両用ブレーキ装置の加工性、組立性を大きく向上することができる。
次に、第2実施形態の絞り形成体33について、前記第1実施形態と異なる部分を中心に図3に基づいて説明する。この第2実施形態の絞り形成体33は、第1及び第2絞り形成板35,36の構成が第1実施形態とは異なっている。
(6)この絞り形成体33は、第1絞り形成板35及び第2絞り形成板36が、ハウジング31の通路32の内周面に摺接するとともに、外周面に絞り溝40,41を有する板体となっている。このため、絞り溝40,41の断面積を調整することにより、第1絞り22及び第2絞り23の開口面積を容易に調整することができる。また、絞り形成体33を通路32内に圧入する際に、第1絞り形成板35及び第2絞り形成板36が絞り形成体33の圧入をガイドするため、絞り形成体33の圧入作業をさらに容易に行うことができる。
次に、第3実施形態の絞り形成体33について、前記各実施形態と異なる部分を中心に図4に基づいて説明する。この第3実施形態の絞り形成体33は、被固定部34及び第2絞り形成板36の構成が前記各実施形態とは異なっている。また、第1絞り形成板35が省略されている。
(7)この絞り形成体33は、被固定部34が第1絞り形成板35の役割を兼ねている。このため、絞り形成体33を小型化することができ、ひいては車両用ブレーキ装置の小型化を可能にすることができる。
次に、第4実施形態の絞り形成体33について、前記第1実施形態と異なる部分を中心に図5に基づいて説明する。図5(a)及び(b)に示すように、この第4実施形態の絞り形成体33は、第1実施形態の絞り形成体33の先端に連結部37を介して更にもう1枚の第3絞り形成板42が連結されている。この第3絞り形成板42は、その外径が第2絞り形成板36の外径より小さくなるように形成されている。これにより、絞り形成体33をハウジング31の通路32に圧入した状態で、通路32の内周面との間に絞りとしての第3絞り43が更に形成されるようになっている。
(8)この絞り形成体33では、ハウジング31の通路32に圧入された状態で3つの絞り、つまり第1〜第3の各絞り22,23,43が形成されるため、ブレーキ液の吐出脈動低減効果やキャビテーション抑制効果を一層高めることができる。
次に、第5実施形態の絞り形成体33について、前記第3実施形態と異なる部分を中心に図6に基づいて説明する。この第5実施形態の絞り形成体33は、被固定部34及び第2絞り形成板36の構成が第3実施形態とは異なっている。
(9)この絞り形成体33は、被固定部34が絞り孔44を有する板体となっている。このため、絞り孔44の開口面積を調整することにより、第1絞り22の開口面積を容易に調整することができる。
次に、第6実施形態の絞り形成体33について、前記第5実施形態と異なる部分を中心に図7に基づいて説明する。この第6実施形態の絞り形成体33は、第2絞り形成板36の構成が第5実施形態とは異なっている。
(第7実施形態)
次に、第7実施形態の絞り形成体33について、前記第6実施形態と異なる部分を中心に図8に基づいて説明する。
(10)この絞り形成体33は、被固定部34と第2絞り形成板36が両者に嵌合するピン46で連結固定されている。このため、被固定部34や第2絞り形成板36を着脱交換することにより、絞り形成体33における第1及び第2の各絞り22,23の開口面積を変更することができ、ブレーキ装置における脈動調整の自由度を高めることができる。
次に、第8実施形態の絞り形成体33について、前記第5実施形態と異なる部分を中心に図9に基づいて説明する。
(第9実施形態)
次に、第9実施形態の絞り形成体33について、前記各実施形態と異なる部分を中心に図10に基づいて説明する。
次に、第10実施形態の絞り形成体33について、前記第9実施形態と異なる部分を中心に図11に基づいて説明する。
・前記各実施形態では、絞り形成体33を、金属の鍛造品または鋳造品で形成したが、例えば合成樹脂材料、セラミック材料等で形成してもよい。
Claims (8)
- 車輪(FR,FL,RR,RL)に制動力を発生させる場合にポンプ(7〜10)から昇圧したブレーキ液が吐出される吐出管路(G1d〜G4d)を備え、該吐出管路(G1d〜G4d)の途中に複数の絞り(22,23)が直列に配置された車両用ブレーキ装置において、
前記吐出管路(G1d〜G4d)内には絞り形成体(33)が装着されており、該絞り形成体(33)は、前記吐出管路(G1d〜G4d)内に挿入された場合に該吐出管路(G1d〜G4d)の内周面に圧接して前記絞り形成体(33)を前記吐出管路(G1d〜G4d)内で移動不能に固定する被固定部(34)と、前記吐出管路(G1d〜G4d)の通路断面積よりも前記吐出管路(G1d〜G4d)の軸線方向と垂直な平面での断面積が小さく形成されて前記吐出管路(G1d〜G4d)内に該吐出管路(G1d〜G4d)の軸線方向へ直列配置となる複数の絞り(22,23)を形成する絞り形成部(35,36)とを有し、
前記絞り形成体(33)は、前記吐出管路(G1d〜G4d)の軸線方向において所定の間隔をおいて配置される複数の絞り形成部(35,36)を有しており、これら各絞り形成部(35,36)が該絞り形成部(35,36)よりも前記吐出管路(G1d〜G4d)の軸線方向と垂直な平面での断面積が小さく形成された連結部(37)を介して前記被固定部(34)に連結されており、
前記連結部(37)の外周面と前記吐出管路(G1d〜G4d)の内周面との間には、空間が形成されていることを特徴とする車両用ブレーキ装置。 - 前記連結部(37)は、前記被固定部(34)及び絞り形成部(35,36)のうち少なくとも絞り形成部(35,36)とは別体構成の連結体(46)からなり、該連結体(46)に前記絞り形成部(35,36)は着脱可能に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ装置。
- 前記絞り形成体(33)は、前記被固定部(34)が中実体状に形成されており、該被固定部(34)が前記絞り形成部(35,36)の少なくとも一部を兼ねることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用ブレーキ装置。
- 前記絞り形成体(34)は、前記絞り形成部(35,36)の少なくとも一部が前記吐出管路(G1d〜G4d)の内周面に摺接する板体からなり、該板体の外周面には絞り溝(40,41)が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の車両用ブレーキ装置。
- 前記絞り形成体(33)は、前記絞り形成部(35,36)の少なくとも一部が前記吐出管路(G1d〜G4d)の内周面に摺接する板体からなり、該板体には絞り孔(44,45)が貫通形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の車両用ブレーキ装置。
- 前記絞り形成体(33)は、該絞り形成体(33)を前記吐出管路(G1d〜G4d)内に装着する際に装着具に係合するための係合部(38)が前記被固定部(34)に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の車両用ブレーキ装置。
- 前記吐出管路(G1d〜G4d)における前記絞り形成体(33)よりも車輪側の部分と、マスタシリンダ(3)にブレーキ液を供給するマスタリザーバ(3f)とを接続する管路(J1〜J4)を備え、
前記管路(J1〜J4)には、リニア弁(SLFR,SLFL,SLRR,SLRL)が介設され、
ブレーキペダル(1)に加えられた踏力、該踏力によってマスタシリンダ(3)に発生するマスタシリンダ圧、及び各車輪(FR,FL,RR,RL)に対応するホイールシリンダのホイールシリンダ圧に基づいて、前記リニア弁(SLFR,SLFL,SLRR,SLRL)及び前記ポンプ(7〜10)を駆動するポンプ駆動用モータ(11、12)に制御信号を出力するブレーキECUが備えられていることを特徴とする請求項1〜6のうち何れか一項に記載の車両用ブレーキ装置。 - 前記ポンプ(7〜10)は複数設けられ、各ポンプ(7〜10)は、夫々対応する前記絞り形成体(33)とともに、各車輪(FR,FL,RR,RL)に対して個別に設けられていることを特徴とする請求項1〜7のうち何れか一項に記載の車両用ブレーキ装置。
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