JP4174643B2 - 倍力装置 - Google Patents
倍力装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4174643B2 JP4174643B2 JP2000244770A JP2000244770A JP4174643B2 JP 4174643 B2 JP4174643 B2 JP 4174643B2 JP 2000244770 A JP2000244770 A JP 2000244770A JP 2000244770 A JP2000244770 A JP 2000244770A JP 4174643 B2 JP4174643 B2 JP 4174643B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic member
- recess
- valve body
- output shaft
- deformation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 31
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 21
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はブレーキシステムの一部を構成する倍力装置に関し、より詳しくは、その反力伝達機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マスタシリンダとホイールシリンダとを連通させるブレーキ液通路に増圧ポンプや、ABS(アンチスキッドブレーキシステム)を設けたブレーキシステムは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そして、このようなブレーキシステムにおけるマスタシリンダに、従来一般に知られている倍力装置を組み付けた場合には、次のような問題があった。つまり、ブレーキシステムが備える増圧ポンプは、ブレーキ液を給送する際に脈動が生じているが、そのポンプの脈動がマスタシリンダを介して倍力装置の出力軸に伝達され、さらにリアクションディスクを経由して入力軸に伝達されていたものである。したがって、この場合には、ポンプの脈動がブレーキペダルに伝達されて、該ブレーキペダルが振動していたものである。
このように、従来では、倍力装置に連動したマスタシリンダ側で発生した振動が、倍力装置の出力軸、リアクションディスクおよび入力軸を経由してブレーキペダルに伝達されるので、運転者のブレーキフィーリングが悪くなるという欠点が指摘されていたものである。
そこで,本発明は,上述したブレーキシステムに用いられた際にも、増圧ポンプの脈動等による振動をブレーキペダルに伝達しない倍力装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述した事情に鑑み、請求項1に記載した本発明は、シェル内に摺動自在に設けた円筒状のバルブボディと、このバルブボディに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの前後に形成した定圧室および変圧室と、このバルブボディの内周部に摺動自在に嵌合されて入力軸と連動する弁プランジャと、リヤ側の大径部分に凹部を形成し、該凹部をバルブボディの環状突起に摺動自在に嵌合した出力軸と、この出力軸の凹部内に収納されて、出力軸に作用するブレーキ反力を弁プランジャに伝達するリアクションディスクとを備えた倍力装置において、
上記リアクションディスクを、フロント側に位置する第1弾性部材とリヤ側に位置する第2弾性部材とに分割するとともに、上記出力軸の凹部の内方側に上記第1弾性部材の変形を許容する変形許容空間を形成し、
上記第1弾性部材の硬度は第2弾性部材の硬度よりも低いものを用いてあり、また、上記第1弾性部材と第2弾性部材との間に剛性体からなる円板状部材を介在させてあり、この円板状部材の外周部に形成した溝によって上記変形許容空間を構成したものである。
また、請求項2に記載した本発明は、シェル内に摺動自在に設けた円筒状のバルブボディと、このバルブボディに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの前後に形成した定圧室および変圧室と、このバルブボディの内周部に摺動自在に嵌合されて入力軸と連動する弁プランジャと、リヤ側の大径部分に凹部を形成し、該凹部をバルブボディの環状突起に摺動自在に嵌合した出力軸と、この出力軸の凹部内に収納されて、出力軸に作用するブレーキ反力を弁プランジャに伝達するリアクションディスクとを備えた倍力装置において、
上記リアクションディスクを、フロント側に位置する第1弾性部材とリヤ側に位置する第2弾性部材とに分割するとともに、上記出力軸の凹部の内方側に上記第1弾性部材の変形を許容する変形許容空間を形成し、
上記第1弾性部材の硬度は第2弾性部材の硬度よりも低いものを用いてあり、また、上記第1弾性部材と第2弾性部材との間に剛性体からなる円板状部材を介在させてあり、この円板状部材の外周部に設けた筒状部に上記第1弾性部材のリヤ側の箇所を嵌合して、該第1弾性部材のフロント側の外周部とそれを囲繞する出力軸の凹部の周面との間に形成される環状の空間によって上記変形許容空間を構成したものである。
さらに請求項3に記載した本発明は、シェル内に摺動自在に設けた円筒状のバルブボディと、このバルブボディに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの前後に形成した定圧室および変圧室と、このバルブボディの内周部に摺動自在に嵌合されて入力軸と連動する弁プランジャと、リヤ側の大径部分に凹部を形成し、該凹部をバルブボディの環状突起に摺動自在に嵌合した出力軸と、この出力軸の凹部内に収納されて、出力軸に作用するブレーキ反力を弁プランジャに伝達するリアクションディスクとを備えた倍力装置において、
上記リアクションディスクを、フロント側に位置する第1弾性部材とリヤ側に位置する第2弾性部材とに分割するとともに、上記出力軸の凹部の内方側に上記第1弾性部材の変形を許容する変形許容空間を形成し、
上記第1弾性部材の硬度は第2弾性部材の硬度よりも低いものを用いてあり、また、上記第1弾性部材におけるリヤ側の端面の中央部に形成した凹部に第2弾性部材を嵌合して、それら両弾性部材のリヤ側の端面をバルブボディの端面に当接させるとともに、上記第1弾性部材が接触する出力軸の凹部に上記変形許容空間を形成したものである。
【0005】
このような構成によれば、上記第1弾性部材の弾性変形を許容する変形許容空間を備えているので、マスタシリンダ側の振動が倍力装置の出力軸に伝達されたとしても、その振動は第1弾性部材の一部が上記変形許容空間内に変形することによって吸収される。そのため、上記振動は第2弾性部材から弁プランジャ側へ伝達されることが防止され、したがって、上記振動が入力軸を経由してブレーキペダルに伝達することが防止される。
したがって、運転者のブレーキフィーリングを阻害しない倍力装置を提供することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下図示実施例について本発明を説明すると、図1において、ブレーキシステム1は、従来公知のマスタシリンダ2と、これに連動させた負圧式のブレーキ倍力装置3とを備えている。
マスタシリンダ2内の液圧室は、ブレーキ液通路4,5を介して、フロント側のホイールシリンダ6,7およびリヤ側のホイールシリンダ8,9に連通している。
上記各ブレーキ液通路4,5の途中は、3つの平行な分岐通路に分岐させている。そして、ブレーキ液通路4における上記3つの分岐通路の1つにマスタシリンダ2側からホイールシリンダ6,7側へのブレーキ液の流通のみを許容する逆止弁11を設けてあり、また、それの隣の位置となる1つの分岐通路にリリーフ弁12を設けてあり、さらに、残りの1つの分岐通路に増圧用のポンプ13を設けている。
これと同様に、他方のブレーキ液通路5における3つに分岐させた分岐通路の1つに逆止弁11’を設けてあり、また、その隣接位置となる分岐通路にリリーフ弁12’を設けてあり、さらに残りの1の分岐通路に増圧用のポンプ13’を設けている。
リリーフ弁12,12’はホイールシリンダ6,7(8,9)、側からマスタシリンダ2側へのブレーキ液の流通を許容するようになっており、かつ、制御装置14によってブレーキ液の流通量を調整できるようになっている。また、上記両方のポンプ13,13’の作動も制御装置14によって制御するようにしている。
【0007】
ブレーキ倍力装置3の入力軸15はブレーキペダル16と連動させてあり、このブレーキペダル16が踏み込まれると、その踏力(入力)に応じた出力がブレーキ倍力装置3の出力軸から出力されるようになっている。
そして、このブレーキ倍力装置3の出力によってマスタシリンダ2内のピストンが前進されて、マスタシリンダ2内の液圧室にブレーキ液圧が発生し、このブレーキ液圧は上記ブレーキ液通路4,5を介してホイールシリンダ6〜9に伝達される。
さらに、本実施例では、ブレーキ倍力装置3の入力軸15に踏力センサ17を接続してあり、この踏力センサ17によってブレーキペダル3の踏力を検出できるようになっている。この踏力センサ17によって検出した踏力は、制御装置14に入力されるようになっている。
制御装置14は、上記踏力センサ17から踏力の検出信号を受け取ると、それまで非作動状態であったポンプ13,13’を同期して作動させるようになっている。制御装置14は、両ポンプ13,13’からのブレーキ液の吐出液圧を、上記踏力センサ17が検出した踏力と比例するように制御するようにしている。
このように、本実施例では、ブレーキ倍力装置3の出力によって、マスタシリンダ2にブレーキ液圧が発生し、それによって各ホイールシリンダ6〜9が作動されるとともに、ポンプ13,13’の吐出液圧もブレーキペダル16の踏力に応じた液圧に調整されるようになっている。この調整された液圧がホイールシリンダ6〜9に作用して、所要の制動力が得られるようになっている。
なお、各ホイールシリンダ6〜9には図示しない液圧センサを設けてあり、これらの液圧センサによって検出した各ホイールシリンダ6〜9の液圧は、常時制御装置14に入力されている。
制御装置14は、この液圧センサから入力された液圧をもとに上記リリーフ弁12,12’の開度を制御するようになっており、それによって、ポンプ13,13’を作動させた際のホイールシリンダ6〜9の液圧を、上記踏力センサ17で検出した踏力に比例する値に制御するようにしている。
【0008】
以上の構成を前提とした上で、本実施例は、上記ブレーキ倍力装置3におけるリアクションディスクとその周辺の構成を改良することにより、上記ポンプ13,13’の脈動による振動がブレーキペダル16へ伝達されないように構成したものである。
すなわち、図2ないし図3に示すように、ブレーキ倍力装置3は、シェル18内に摺動自在に設けた円筒状のバルブボディ21を備えており、このバルブボディ21の外周部にパワーピストン22を連結してあり、このパワーピストン22の背面にダイアフラム23を張設している。ダイアフラム23によってシェル18内をフロント側の定圧室Aとリヤ側の変圧室Bとに区画している。
バルブボディ21内には、定圧室Aと変圧室Bとの連通状態を切り換える従来公知の弁機構24を配設している。
弁機構24は、バルブボディ21の内周部に形成した環状の真空弁座25と、バルブボディ21に摺動自在に嵌合した弁プランジャ26と、この弁プランジャ26のリヤ側の端面に形成した環状の大気弁座27と、上記両弁座25,27にリヤ側からスプリング28によって着座する弁体31とを備えている。
上記真空弁座25とそれに接離する弁体31の第1シート部S1とによって真空弁32を構成してあり、この真空弁32よりも外周側の空間は、バルブボディ21に形成した定圧通路33を介して上記定圧室Aに連通している。上記定圧室A内は負圧導入管34を介して負圧源と連通しており、それにより定圧室A内に常時負圧が導入されている。
また上記大気弁座27とそれに接離する弁体31の第2シート部S2とによって大気弁35を構成している。そして、第2シート部S2と第1シート部S1との間の空間は、バルブボディ21に形成した半径方向の変圧通路36を介して変圧室Bに連通している。
さらに、大気弁35よりも内周側の空間は、バルブボディ21に形成した大気通路37およびそこに設けたフィルタ38を介して大気に連通している。
弁プランジャ26のリヤ側の軸部に上記入力軸15の先端部を枢支連結してあり、バルブボディ21に嵌着したリテーナ41と入力軸15の外周部とにわたって、上記スプリング28よりも大きな弾発力を有するスプリング42を弾装している。
バルブボディ21は定圧室A内に設けたリターンスプリング43によって常時リヤ側に向けて付勢されており、図2および図3に示したブレーキ倍力装置3の非作動状態では、大気弁座27に弁体31の第2シート部S2を着座させて大気弁35を閉鎖させるとともに、弁体31の第1シート部S1を真空弁座25から離座させて真空弁32を開放させている。入力軸15の末端部は上述したブレーキペダル16に連結している。この非作動状態では、上記定圧室Aと変圧室Bが相互に連通し、各室A,B内に負圧が導入されている。
【0009】
また、バルブボディ21には、変圧通路36から連続してそのフロント側に半径方向孔21Aを形成してあり、この半径方向孔21Aに従来公知のキー部材44を挿通させるとともに、該キー部材44を弁プランジャ26に係合させている。
ブレーキ倍力装置3の非作動時に、上記キー部材44をシェル18のリヤ側の壁面に当接させることで、キー部材44および弁プランジャ26をバルブボディ21に対する前進位置に保持するようにしている。これにより、ブレーキ倍力装置3の作動開始時における入力軸15のロスストロークを減少させるようにしている。
バルブボディ21の内周部には、フロント側へ向けて突出する環状突起21Bを形成してあり、この環状突起21Bのフロント側にリアクションディスク45および出力軸46を配置している。
出力軸46のフロント側の端部は、シェル18のフロント側の開口部を貫通させて上記マスタシリンダ2の図示しないピストンに連動させている。一方、出力軸46におけるリヤ側は大径部としてあり、この大径部に凹部46Aを形成している。そして、この凹部46A内にリアクションディスク45を収納した状態において、凹部46Aのリヤ側の内周部をバルブボディ21の環状突起21Bに摺動自在に嵌合している。これにより、リアクションディスク45は、環状突起21Bの端面と凹部の46Aの底部との間に挟持されている。
ブレーキ倍力装置3の非作動状態では、リアクションディスク45のリヤ側の端面とそれに対向する弁プランジャ26のフロント側の端面とがわずかに離隔している。
【0010】
本実施例においては、上記リアクションディスク45を、フロント側に位置する円盤状の第1弾性部材47とリヤ側に位置する円盤状の第2弾性部材48とによって構成している。つまり、本実施例では、リアクションディスク45を2つに分割している。
第1弾性部材47および第2弾性部材48はともにゴムからなり、第1弾性部材47の硬度は第2弾性部材48の硬度よりも低く設定している。このように、フロント側の第1弾性部材47の硬度を低くすることによって、出力軸46に伝達されたブレーキ反力が弁プランジャ26へ伝達されている状態において、上記ポンプ13,13’の脈動が出力軸46から弁プランジャ26側へ伝達されないように構成している。
さらに、本実施例においては、上記第1弾性部材47の外周部に密着した出力軸46の凹部46Aの周面に、円周方向に連続する環状溝46Bを形成している。この環状溝46Bによって構成される環状の空間部によって、上記第1弾性部材47の半径方向外方への弾性変形を許容する変形許容空間49を構成している。
【0011】
本実施例のリアクションディスク45および出力軸46は以上のように構成してあり、これらリアクションディスク45および出力軸46を除いたその他のブレーキ倍力装置3の構成は従来公知のものと同じである。
図1〜図3に示す非作動状態においては、大気弁35は閉鎖される一方、真空弁32は開放されている。したがって、定圧室Aおよび変圧室B内に負圧が導入されている。また、図4に拡大して示すように、第1弾性部材47の外周面は、凹部46Aの周面と同じ半径方向の位置に位置している。さらに、リアクションディスク45(第2弾性部材48)のリヤ側の端面と弁プランジャ26のフロント側の端面との間には僅かに間隙が維持されており、図1に示したポンプ13,13’は作動されていない。
この非作動状態からブレーキペダル16が踏み込まれると、入力軸15および弁プランジャ26が前進されるので、大気弁35が開放される一方、真空弁32が閉鎖される。これにより、定圧室Aと変圧室Bとの連通状態が遮断されて、変圧室B内に大気が導入される。したがって、定圧室A内の負圧と変圧室B内の大気圧との差圧によって、バルブボディ21が前進されて、出力軸46から所定のサーボ比の出力が得られるようになっている。
このブレーキ倍力装置3の作動時には、出力軸46とバルブボディ21の環状突起21Bのフロント側の端面とによってリアクションディスク45が軸方向に押圧されるが、それに伴って、図5に示すように、第1弾性部材47の外周部が変形許容空間49内へ僅かに膨出して入り込むようになっている。
【0012】
このようにして、ブレーキ倍力装置3が作動されると、その出力によってマスタシリンダ2のピストンが前進されて、マスタシリンダ2内の液圧室にブレーキ液圧が発生し、このブレーキ液圧は上記ブレーキ液通路4,5を介してホイールシリンダ6〜9に伝達される。制御装置14は、上記踏力センサ17から踏力の検出信号を受け取ると、ポンプ13,13’を作動させるとともに、各ホイールシリンダ6〜9に設けた液圧センサからの入力に基づいて、両ポンプ13,13’からのブレーキ液の吐出液圧を、上記踏力センサ17が検出した踏力と比例するように制御する。
これにより、各ホイールシリンダ6〜9内の液圧がブレーキペダル16の踏力に応じた液圧に調整されて、所要の制動力が得られるようになっている。
このようにして、ブレーキ倍力装置3が作動され、かつポンプ13,13’が作動されると、ブレーキ反力がマスタシリンダ2から出力軸46に伝達される。これにより、リアクションディスク45(第2弾性部材48)のリヤ側の端面がリヤ側へ膨出して、弁プランジャ26のフロント側の端面と当接する。したがって、弁プランジャ26および入力軸15を介してブレーキ反力がブレーキペダル16に伝達される。
ここで、上述したように、制御装置14は、ホイールシリンダ6〜9に設けた図示しない液圧センサからの入力に基づいて、リリーフ弁12,12’の開度を制御しているが、作動中のポンプ13,13’には脈動があるため、リリーフ弁12,12’を通過して、ホイールシリンダ側からマスタシリンダ2側へ戻されるブレーキ液によって、ポンプ13,13’の脈動がブレーキ反力として出力軸46にも伝達される。
【0013】
ここで、リアクションディスク45の第1弾性部材47の外周部が、上記出力軸46にポンプ13,13’の脈動が伝達されるのに対応して、より一層半径方向外方に膨出して変形許容空間49内に入り込むようになっている(図6参照)。このように、ポンプ13,13’の脈動が出力軸46に伝達されるのに合わせて、第1弾性部材47が弾性変形して、ポンプ13,13’の脈動を吸収する。したがって、ポンプ13,13’の脈動による振動は、第2弾性部材48から弁プランジャ26へは伝達されず、ブレーキペダル16に伝達されない。
以上のように、本実施例においては、リアクションディスク45および出力軸46を上述のように構成したことによって、上記ポンプ13,13’を作動させた際の脈動による振動がブレーキペダル16に伝達されないので、運転者のブレーキフィーリングが阻害される事はない。したがって、運転者に良好なブレーキフィーリングを付与することができる。
上述した本実施例に対して、図7に示した従来一般のブレーキ倍力装置3では、リアクションディスク45は単一の弾性部材からなり、かつこのリアクションディスク45の周辺には変形許容空間は形成されていなかったものである。
したがって、このような従来一般のブレーキ倍力装置3を図1に示したブレーキシステムのブレーキ倍力装置3として採用すると、ポンプ13,13’の脈動がリアクションディスク45を介して弁プランジャ26に伝達され、ひいては、ブレーキペダルに伝達される。そのため、ブレーキペダルの振動によって運転者のブレーキフィーリングが阻害されるという欠点が生じる結果となっていたものである。
このような従来の倍力装置に比較して、上述した本実施例によれば、簡単な構成によって、このような問題点を解消して、運転者のブレーキフィーリングが損なわれることを良好に防止することができる。
【0014】
--------(第2実施例)
次に、図8ないし図9は、本発明の第2実施例を示したものである。上記第1実施例においては、変形許容空間49を出力軸46の環状溝46Bの内部空間によって構成していたが、この第2実施例においては、第1弾性部材47に形成したものである。
すなわち、第1弾性部材47の円周方向等間隔位置の5箇所には、軸方向全域にわたる溝47aを形成してあり、これら各溝47aの内部空間によって変形許容空間49を構成している。
なお、出力軸46の凹部46Aの構成は従来公知のものと同じであり、第1実施例で示したような環状溝は形成していない。その他の構成は、図3に示した第1実施例のものと同じである。
このような構成の第2実施例であっても、上述した第1実施例のものと同様の作用効果を得ることができる。なお、第1弾性部材47の溝47Aは円周方向の5箇所に形成しているが、この限りではない。
【0015】
------(第3実施例)
次に、図10ないし図11は、本発明の第3実施例を示したものである。この第3実施例は、図8に示した第2実施例の構成を前提として、第1弾性部材47と第2弾性部材48との間に肉厚の薄い剛性体からなる円板51を介在させたものである。つまり、本実施例では、第1弾性部材47、円板51および第2弾性部材48によって、リアクションディスク45を構成している。この他の構成は、図8に示した第2実施例のものと同じである。
このように構成した第3実施例においては、両弾性部材47,48の間に剛性体からなる円板51を配置しているので、出力軸46から第1弾性部材47に伝達されるブレーキ反力は、円板51によって反射されて、第2弾性部材48に伝達されにくくなっている。
このような構成の第3実施例においても、上述した第2実施例と同様の作用効果を得ることができる。さらに、この第3実施例においては、両弾性部材47,48の間に円板51が配置されているので、上記第2実施例の場合と比較して、両弾性部材47,48の半径方向の摩擦力が減少し、より一層良好なブレーキフィーリングを得ることができる。
【0016】
------(第4実施例)
次に、図12は本発明の第4実施例を示したものである。この第4実施例は、上記第1実施例における変形許容空間49の位置を変更したものである。すなわち、出力軸46における凹部46Aの周面に環状溝46Bを設ける代わりに、凹部46Aの底部に環状溝46Bを形成してあり、この環状溝46Bの内部空間によって変形許容空間49を構成している。この他の構成は、図3に示す第1実施例のものと同じである。
このような第4実施例の構成であっても、上述した第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。
なお、この第4実施例における環状溝46Bの代わりに、凹部46Aの底部に複数の凹部を形成して、それら複数の凹部の内部空間によって変形許容空間49を構成しても良い。
【0017】
-----(第5実施例)
次に、図13ないし図14は、本発明の第5実施例を示したものである。第5実施例においては、第1弾性部材47と第2弾性部材48との間に肉厚の薄い剛性体からなる円板51を介在させている。そして、円板51の外周部には円周方向等間隔位置の5箇所に、溝51aを形成している。これら溝51aの内部空間によって、変形許容空間49を構成している。
この第5実施例においては、出力軸46における凹部46Aには、環状溝は形成していない。この他の構成は、図3に示した第1実施例のものと同じである。このような第5実施例の構成であっても、上述した第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0018】
-----(第6実施例)
次に、図15は本発明の第6実施例を示したものである。この第6実施例は、上記図8に示した第2実施例の変形例であり、第1弾性部材47のフロント側の端面に環状溝47aを形成し、その内部空間によって変形許容空間49を構成したものである。この第6実施例では、第1弾性部材47の外周部に溝を形成してない。その他の構成は、第2実施例のものと同じである。このような構成の第6実施例であっても、上記第2実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0019】
-----(第7実施例)
次に、図16から図18は、本発明の第7実施例を示したものであり、この第7実施例は、図13に示した第5実施例の変形例である。
すなわち、この第7実施例においては、第1弾性部材47と第2弾性部材48と間に剛性体からなる円板状部材51を介在させている。
この円板状部材51におけるフロント側の端面の外周部には、フロント側に向けて伸びる筒状部51aを形成してあり、この筒状部51aに第1弾性部材47におけるリヤ側の外周部を嵌合している。これにより、筒状部51aよりもフロント側に第1弾性部材47のフロント側の外周部およびフロント側の端面が露出した状態となっており、第1弾性部材47のフロント側の端面は、出力軸46の凹部46Aの底部に当接させている。そして、この状態において、第1弾性部材47のフロント側の外周部とそれを囲繞した凹部46Aの周面との間に環状の空間部が形成されており、そこを変形許容空間49としている。
なお、この第7実施例においては、出力軸46における凹部46Aには、環状溝は形成していない。その他の構成は、図13に示した第5実施例のものと同じである。
このような構成の第7実施例であっても、上記図13に示した第5実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0020】
----(第8実施例)
次に図19および図20は本発明の第8実施例を示したものである。上述した第1実施例から第7実施例においては、第1弾性部材47の硬度は、第2弾性部材48よりも低いものを用いていたが、この第8実施例では、第1弾性部材47は、第2弾性部材48と同じ硬度のものを用いている。
そして、この第1弾性部材47のフロント側の端面に、同心円上の位置に複数の環状溝47aを形成してあり、この環状溝47aを設けたフロント側の端面を出力軸46における凹部46Aの底部に当接させている。
このように、第8実施例では、複数の環状溝47aを形成することにより、第1弾性部材47が変形しやすいように構成している。なお、出力軸46の凹部46Aには環状溝は形成していない。その他の構成は、図3に示した第1実施例と同じである。
この第8実施例では第1弾性部材47と第2弾性部材48とは別体で製造して凹部46A内に収納しているが、それらを一体に接合した後に凹部46A内に収納しても良い。
このような、第8実施例の構成であっても、上述した第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0021】
-------(第9実施例)
次に、図21は本発明の第9実施例を示したものである。この第9実施例は、第1弾性部材47の凹部47aに第2弾性部材48を嵌合したものである。
すなわち、第1弾性部材47におけるリヤ側の端面の中央には、円形の凹部47aを形成してあり、この凹部47a内に第2弾性部材48を嵌合している。
凹部47aの内径、つまり、第2弾性部材48の外径は、バルブボディ21の環状突起21Bの内径よりも大きく設定している。そして、第1弾性部材47の凹部47a内に第2弾性部材48を嵌合した状態では、両弾性部材47,48のリヤ側の端面が同一平面となり、それらのリヤ側の端面を環状突起21Bの端面に当接させている。
第1実施例と同様に、第1弾性部材47の硬度は、第2弾性部材の硬度よりも低いものを用いている。この他の構成は、図3に示した第1実施例と同様である。
このような構成の第9実施例であっても、上記第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。
しかも、この実施例においては、ポンプ13,13’の脈動が出力軸46から第1弾性部材47に伝達されると、第1弾性部材47の変形エネルギーとして吸収されると同時に、第2弾性部材48のフロント側の端面および周面によって反射されてからバルブボディ21の環状突起21Bの端面に伝達される。つまり、入力軸15とは連結されていないバルブボディ21に脈動が伝達されて、入力軸15に伝達されない。したがって、運転者に良好なブレーキフィーリングを付与することができる。
なお、上記実施例では、本発明のシングルタイプのブレーキ倍力装置に適用した場合について説明したが、いわゆるシェル内に2対の定圧室と変圧室を備えたタンデムタイプのブレーキ倍力装置にも本発明を適用することができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、運転者のブレーキフィーリングを阻害しない倍力装置を提供することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体の構成図。
【図2】図1に示したブレーキ倍力装置1の断面図。
【図3】図2の要部の拡大図。
【図4】図3の要部の拡大図。
【図5】図4に示した箇所のブレーキ倍力装置1の作動時の断面図。
【図6】図4に示した箇所のポンプの脈動があった時の状態を示す断面図。
【図7】従来のブレーキ倍力装置の要部を示す断面図。
【図8】本発明の第2実施例を示す断面図。
【図9】図8に示した部材の正面図。
【図10】本発明の第3実施例を示す断面図。
【図11】図10に示す部材の正面図。
【図12】本発明の第4実施例を示す断面図。
【図13】本発明の第5実施例を示す断面図。
【図14】図13に示す部材の正面図。
【図15】本発明の第6実施例を示す断面図。
【図16】本発明の第7実施例を示す断面図。
【図17】図16に示す部材の正面図。
【図18】図17のX−X線に沿う断面図。
【図19】本発明の第8実施例を示す断面図。
【図20】図19に示す部材の正面図。
【図21】本発明の第9実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1…ブレーキシステム 2…マスタシリンダ
3…ブレーキ倍力装置 15…入力軸
16…ブレーキペダル 45…リアクションディスク
47…第1弾性部材 48…第2弾性部材
49…変形許容空間
Claims (6)
- シェル内に摺動自在に設けた円筒状のバルブボディと、このバルブボディに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの前後に形成した定圧室および変圧室と、このバルブボディの内周部に摺動自在に嵌合されて入力軸と連動する弁プランジャと、リヤ側の大径部分に凹部を形成し、該凹部をバルブボディの環状突起に摺動自在に嵌合した出力軸と、この出力軸の凹部内に収納されて、出力軸に作用するブレーキ反力を弁プランジャに伝達するリアクションディスクとを備えた倍力装置において、
上記リアクションディスクを、フロント側に位置する第1弾性部材とリヤ側に位置する第2弾性部材とに分割するとともに、上記出力軸の凹部の内方側に上記第1弾性部材の変形を許容する変形許容空間を形成し、
上記第1弾性部材の硬度は第2弾性部材の硬度よりも低いものを用いてあり、また、上記第1弾性部材と第2弾性部材との間に剛性体からなる円板状部材を介在させてあり、この円板状部材の外周部に形成した溝によって上記変形許容空間を構成したことを特徴とする倍力装置。 - シェル内に摺動自在に設けた円筒状のバルブボディと、このバルブボディに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの前後に形成した定圧室および変圧室と、このバルブボディの内周部に摺動自在に嵌合されて入力軸と連動する弁プランジャと、リヤ側の大径部分に凹部を形成し、該凹部をバルブボディの環状突起に摺動自在に嵌合した出力軸と、この出力軸の凹部内に収納されて、出力軸に作用するブレーキ反力を弁プランジャに伝達するリアクションディスクとを備えた倍力装置において、
上記リアクションディスクを、フロント側に位置する第1弾性部材とリヤ側に位置する第2弾性部材とに分割するとともに、上記出力軸の凹部の内方側に上記第1弾性部材の変形を許容する変形許容空間を形成し、
上記第1弾性部材の硬度は第2弾性部材の硬度よりも低いものを用いてあり、また、上記第1弾性部材と第2弾性部材との間に剛性体からなる円板状部材を介在させてあり、この円板状部材の外周部に設けた筒状部に上記第1弾性部材のリヤ側の箇所を嵌合して、該第1弾性部材のフロント側の外周部とそれを囲繞する出力軸の凹部の周面との間に形成される環状の空間によって上記変形許容空間を構成したことを特徴とする倍力装置。 - シェル内に摺動自在に設けた円筒状のバルブボディと、このバルブボディに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの前後に形成した定圧室および変圧室と、このバルブボディの内周部に摺動自在に嵌合されて入力軸と連動する弁プランジャと、リヤ側の大径部分に凹部を形成し、該凹部をバルブボディの環状突起に摺動自在に嵌合した出力軸と、この出力軸の凹部内に収納されて、出力軸に作用するブレーキ反力を弁プランジャに伝達するリアクションディスクとを備えた倍力装置において、
上記リアクションディスクを、フロント側に位置する第1弾性部材とリヤ側に位置する第2弾性部材とに分割するとともに、上記出力軸の凹部の内方側に上記第1弾性部材の変形を許容する変形許容空間を形成し、
上記第1弾性部材の硬度は第2弾性部材の硬度よりも低いものを用いてあり、また、上記第1弾性部材におけるリヤ側の端面の中央部に形成した凹部に第2弾性部材を嵌合して、それら両弾性部材のリヤ側の端面をバルブボディの端面に当接させるとともに、上記第1弾性部材が接触する出力軸の凹部に上記変形許容空間を形成したことを特徴とする倍力装置。 - 上記変形許容空間は、出力軸の凹部の周面あるいは底部に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の倍力装置。
- 上記変形許容空間は、第1弾性変形部材の外周部あるいはフロント側の端面に設けた凹部からなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の倍力装置。
- 第1弾性部材のフロント側の端面には同心円上の位置に複数の環状溝を形成して、第1弾性部材そのものが変形しやすいように構成してあり、
また、上記第1弾性部材のフロント側の端面に設けた複数の環状溝の内部空間によって上記変形許容空間を構成したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の倍力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000244770A JP4174643B2 (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000244770A JP4174643B2 (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 倍力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002053029A JP2002053029A (ja) | 2002-02-19 |
| JP4174643B2 true JP4174643B2 (ja) | 2008-11-05 |
Family
ID=18735406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000244770A Expired - Fee Related JP4174643B2 (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 倍力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4174643B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020020045A (ko) * | 2000-09-07 | 2002-03-14 | 밍 루 | 차량용 브레이크 부스터의 출력축 |
| DE10244002A1 (de) * | 2002-09-21 | 2004-04-01 | Fte Automotive Gmbh & Co. Kg | Unterdruck-Bremskraftverstärker für eine Hilfskraft-Bremsanlage für Kraftfahrzeuge |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000244770A patent/JP4174643B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002053029A (ja) | 2002-02-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2001001883A (ja) | ブレーキシステム | |
| JP2962342B2 (ja) | 倍力装置 | |
| JP3743967B2 (ja) | 気圧式倍力装置 | |
| JP4174643B2 (ja) | 倍力装置 | |
| AU606001B2 (en) | Brake booster | |
| JP3726369B2 (ja) | 倍力装置 | |
| JP2856223B2 (ja) | タンデムブレーキ倍力装置 | |
| US5537910A (en) | Actuator for a brake booster | |
| JP3695566B2 (ja) | ブレーキ倍力装置 | |
| JP3736699B2 (ja) | 倍力装置 | |
| US20030029311A1 (en) | Triple power booster for brake systems | |
| JP3695553B2 (ja) | 倍力装置 | |
| JPS6299255A (ja) | ブレ−キ倍力装置の反力伝達機構 | |
| US6895853B1 (en) | Tandem brake booster | |
| JP2803361B2 (ja) | 倍力装置 | |
| JP2545943B2 (ja) | ブレーキ倍力装置 | |
| JPS6325260Y2 (ja) | ||
| JP4664529B2 (ja) | ブレーキ用ブースタの反力機構 | |
| JP2856224B2 (ja) | タンデムブレーキ倍力装置 | |
| JPH1086812A (ja) | 負圧式倍力装置 | |
| JP2545942B2 (ja) | ブレーキ倍力装置 | |
| JP3873453B2 (ja) | 圧力発生装置 | |
| JPS61196855A (ja) | 圧縮空気圧式倍力装置 | |
| JPH0347014Y2 (ja) | ||
| JP2904237B2 (ja) | 倍力装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060811 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070824 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070830 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071026 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080723 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080805 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |