JPS61196855A - 圧縮空気圧式倍力装置 - Google Patents

圧縮空気圧式倍力装置

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JPS61196855A
JPS61196855A JP60038299A JP3829985A JPS61196855A JP S61196855 A JPS61196855 A JP S61196855A JP 60038299 A JP60038299 A JP 60038299A JP 3829985 A JP3829985 A JP 3829985A JP S61196855 A JPS61196855 A JP S61196855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable body
plunger
pressure chamber
valve
compressed air
Prior art date
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Pending
Application number
JP60038299A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Morimoto
秀行 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabco Ltd
Original Assignee
Nabco Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両等において運転手のペダル操作を助勢
するために用いられる圧縮空気圧式倍力装置に関する。
(従来の技術) この種の圧縮空気圧式倍力装置は、大気圧と圧縮空気と
の圧力差を倍力に利用している。そのため、そのサーボ
比は、真空圧と大気圧との圧力差を利用する真空圧式の
ものに比べてかなり大きい。
こうした装置において、反力機構、すなわち、入力と出
力とのバランスをとり、かつ、適正なペダルフィーリン
グを得るための機構は必須である。
従来、この種の圧縮空気圧式倍力装置における反力機構
として、たとえば特開昭58−97550号公報に示さ
れているように、ブツシュロッドからの力を受けるプラ
ンジャに大径部と小径部とを設け、それら大小径部に圧
縮空気圧を受圧することによって、大小径部の差面積に
基づく有効受圧部に作用する圧力を反力として与えるよ
うにしたものが知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 既述した従来の技術にあっては、入力部材であるプラン
ジャに有効受圧部を設けているため、そのプランジャの
外径が大きくなり、それに伴なってプランジャを受は入
れる筒状部の外径を大きくせざるをえない。
ところで、その筒状部は、高圧室と低圧室とを区画する
可動体と一体的に設けられている。そのため、筒状部の
外径が大きくなると、倍力に直接関連する可動体の有効
受圧部を小さくすることになってしまう。そこで、可動
体の有効受圧部が小さくなることを防ぐため、可動体自
体を大きくせざるをえないが、そうすれば、倍力装置を
全体的に大型化するという問題を生じる。
(問題点を解決するための手段) この発明では、入力部材であるプランジャに出力圧を受
圧する有効受圧部を設けることに代えて、入力部材と出
力部材との間に、ゴムなどから成る弾性体を設けるよう
にしている。
弾性体は、一般にディスク形状であり、一端側が出力部
材に、他端側か入力部材および可動体に各々当接可能で
ある。
(作用) 反力を得るための弾性体を入力部材と出力部材との間に
配置しているので、前記筒状部を太くすることなく、適
切な反力を与えることができ、しかも、大きな弾性係数
をもつ弾性体であるがために、急ブレーキの時などに発
生しやすいハンチングの防止の上でも好ましい作用を生
じる。
また、倍力装置の入出力特性あるいはペダルフィーリン
グについては、弾性体と入力部材および可動体との接触
面積を変えることによって調整することができるため、
その調整を容易に行なうことができる。
(実施例) 第1図において、この発明の実施例である倍力装置は全
体として符号10で示されており、その外郭、すなわち
、本体は厚みのある後方シェル11と、椀形状の前方シ
ェル12とである。両シェル11,12はシール部材1
3を介して互いに固定され、内部に空間14を構成して
いる。厚みのある後方シェル11には、中央部に貫通孔
15、また、上方の突出部分に圧縮空気供給口16が各
々設けられている。一方、比較的に薄い前方シェル12
には、前面部の中央に凹部17が形成されている。この
凹部17には、エアフィルタ18を配置した後にマスク
シリンダの後端部が嵌合される。
こうした本体内の空間14には、可動体19が挿通され
ている。可動体19は、貫通孔15に沿って摺動可能な
筒状部19aと、前方シェル12の内周に沿って摺動可
能な壁部19bとから成る。
各摺動部にはシールリング20,21および22が配置
されている。そこで、本体内の空間14は、可動体19
によって二つの室23.24に区画される。前方の室2
3がエアフィルタ18を通して大気に通じる低圧室、後
方の室24が圧縮空気供給口16を通して圧縮空気源に
連通可能な高圧室である。なお、可動体19の壁部19
1)と前方シェル12との間に、強い予負荷ばね25が
設けられているため、可動体19は通常の状態では後方
に付勢され、その壁部19bが後方シェル11の内壁に
当たっている。
可動体19の筒状部19aは、前端19cが本体内の空
間14に位置する一方、後端19dは本体の外部に位置
している。こうした筒状部19aの内周には、前端19
cから後端19dまで完全に貫く内孔26がある。内孔
26は段付き孔であり、それに対し摺動可能にプランジ
ャ27が挿通されている。プランジャ27は、段付き孔
26の小径部26 aと、段付き孔26の大径部26N
)に固定されたスリーブ28の部分との二箇所で支持さ
れている。このプランジャ27は、その外周に設けた戻
しばね29の力により後方に付勢され、通常はスリーブ
28内周の段部28aに当たっている。また、プランジ
ャ27はブツシュロッド50を通して図示しないブレー
キペダルに連結されている。
ここで、前方の低圧室23が前方シェル12中央の開口
30、エアフィルタ18および溝31を通して常時大気
に連通しているのに対し、後方の高圧室24は、前方の
低圧室23、あるいはエアタンク等の外部の圧縮空圧源
のいずれかに選択的に連通ずる。その切換えを司るのが
弁装置32である。弁装置32は、プランジャ27の外
周に設けた弁ピストン33と、弁ピストン33の後端の
弁ゴム33aに対向して配置した2つの弁座34゜35
とによって構成されている。両弁座は同心状に配置され
ており、外周側の弁座34はスリーブ28の前端に設け
られ、また、内周側の弁座35はプランジャ27の大径
部27aの前端に設けられている。プランジャ27の大
径部27 aは、弁座35を構成することができれば良
く、プランジャ27の小径な他の部分27bに比べてわ
ずかに大径なだけである。弁ピストン33は弁ばね36
により後方に付勢され、通常は図示するように外周側の
弁座34に当たっており、内周側の弁座35とは所定の
距離をおいて対向している。こうした通常の状態、つま
りはブレーキ非作動時には、高圧室24は可動体19に
設けた通路37.38およびプランジャ27の内外に設
けた各通路39゜40を通して低圧室23と連通してい
る。他方。
ペダルが踏まれ、内周側の弁座35が弁ゴム33aに当
たり、外周側の弁座34が弁ゴム33aから離れるブレ
ーキ作動時には、高圧室24は低圧室23と遮断され、
外部の圧縮空気源に連通ずる。
ところで、この発明では、マスタシリンダに連結される
出力部材41と入力部材であるプランジャ27との間に
、ゴムから成る弾性体42を介在させている。弾性体4
2は平行な二面42a、42bを有するディスク形状で
あり、筒状部19aの内孔26の開口部26cに摺動可
能に挿入されている。この弾性体42の前面42aは出
力部材41の大径部41aに当接可能であり、また、後
面42bは、外周部分が可動体19の段部19eに、そ
して内周部分が伝達プレート43を介してプランジャ2
7の前端部27cに当接可能である。
なお、開口部26cにはストッパリング44があり、出
力部材41の抜けを防止している。
さて、ブレーキの作動時において、出力部材41側から
のブレーキ反力は、弾性体42を介して可動体19およ
びプランジャ27の両方に伝達される。プランジャ27
には、伝達プレート43の弾接面積に応じたブレーキ反
力の一部分が伝達される。伝達されるその反力は、プラ
ンジャ27およびブツシュロッド50を介してブレーキ
ペダルを踏む運転手の足に感ぜられ、制動の制御がなさ
れる。したがって、こうしたブレーキ反力の分配につい
ては、可動体19の段部19e+および伝達プレート4
3の各弾接面積を変えることによって変更可能である。
たとえば1弾性体42の後面に所定の弾接面積をもつ伝
達リングを介在させることによって容易に変更すること
ができる。特に、弾性体42が配置される開口部26C
は、本体の内部にあるデッドスペースであるため、その
部分を幾分変えようとも倍力装置10の全体的な形状あ
るいは大きさを変えることはない。
なお、前記実施例ではプランジャ27に戻し力を与える
戻しばね29を、プランジャの外周に設けているが、プ
ランジャの前端部に凹部を設け、そこに戻しばねを配置
するようにすることができる。
また、弾性体42については、出力部材41の大径部4
1aあるいは伝達プレート43に対して一体化すること
もできる。
(効果) この発明では1反力を得るための弾性体42を入力部材
27と出力部材41との間に配置しているので、可動体
19の筒状部19aを太くすることなく、別型すれば、
倍力装置を大型化することなく適切な反力を与えること
ができる。また、弾性体42を用いるため、急ブレーキ
の時などに発生しやすいハンチングをも有効に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の全体構成を示す断面図で
ある6 10・・・圧縮空気圧式倍力装置、19・・・可動体、
19a・・・筒状部、23・・・低圧室、24・・・高
圧室、26・・・内孔、27・・・プランジャ(入力部
材)、32・・・弁装置、41・・・出力部材、42・
・・弾性体、43・・・伝達プレート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、内部に空間を有する本体と、前記空間に移動可能に
    挿入した可動体と、該可動体により前記空間内に区画さ
    れる高圧室および低圧室と、前記可動体の高圧室側から
    前記本体を貫通して外部まで延びる筒状部と、該筒状部
    の内孔に設けられこの内孔に挿入される入力部材からの
    入力に応じて前記高圧室を前記低圧室または外部の圧縮
    空気源に選択的に連通する弁装置と、前記可動体の低圧
    室側から外部に向かって延びる出力部材と、前記低圧室
    を外部に連絡する通路とを備えた圧縮空気圧式倍力装置
    において、前記入力部材と前記出力部材との間に、一端
    側が前記出力部材に、他端側が前記入力部材および前記
    可動体に各々当接可能な弾性体を配設した圧縮空気圧式
    倍力装置。
JP60038299A 1985-02-27 1985-02-27 圧縮空気圧式倍力装置 Pending JPS61196855A (ja)

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JP60038299A JPS61196855A (ja) 1985-02-27 1985-02-27 圧縮空気圧式倍力装置

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JP (1) JPS61196855A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059976A (ja) * 1991-06-28 1993-01-19 Nippon Steel Corp 座屈拘束部材
JPH0557110U (ja) * 1992-01-09 1993-07-30 新日本製鐵株式会社 制振用筋かい部材
JPH0633511A (ja) * 1992-03-12 1994-02-08 Toda Constr Co Ltd 鉄骨ブレース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0557110U (ja) * 1992-01-09 1993-07-30 新日本製鐵株式会社 制振用筋かい部材
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