JP4884923B2 - 加工装置 - Google Patents

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本発明は、切断装置や切削装置等の加工装置であって、集塵装置を備えた加工装置に関するものである。
切断装置や切削装置等の加工装置において被加工物を切断または切削した場合には、加工屑が発生し、飛散する。この加工屑の吸引などにより作業者の健康に対する影響や加工屑による加工装置周辺の汚損を防止するために、加工装置に集塵機構が設けられている。また、加工装置によって被加工物を切断や切削する際には、加工装置の加工刃に対して被加工物を移動させるか、逆に被加工物を固定して加工刃を移動させることになる。
ここで、加工刃が移動しない場合は、加工刃による加工領域が一定領域に限定されるため、加工領域に固定的に集塵機構を設けることにより、加工屑を吸引して集塵することができる。また、加工刃が移動する場合でも、加工刃の移動領域に沿って固定的に集塵機構を設けることにより、加工屑を吸引して集塵することができる。
一般的に、このような集塵機構は蓋により開閉可能な吸引用の開口部(以下、吸引口と呼ぶ)を有するダクトにより構成され、このダクトを加工領域の端部に配置し、加工領域における加工位置に合わせて該加工位置に対応する位置にある吸引口を開いて加工屑の吸引を行っていた。しかしながら、吸引口が加工領域の端部に有るため、吸引口からの距離によって加工領域内において集塵性能が不均一になる、という問題があった。
そこで、このような問題に対応する技術として、たとえばワークテーブル下方の支持フレーム中央部にダクトを設けて集塵ダクトに接続するとともに、中央部ダクトには集塵用穴を適当な間隔で傾斜フレーム上に備えた熱切断加工機の集塵機構が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2001−18088号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、集塵用穴が傾斜フレーム上に設けられているため、加工時に発生した粉塵以外の比較的大きな加工屑が該集塵用穴からダクト内に落ち込んでダクト内に溜まる。そして、加工屑がダクト内に溜まることにより、ダクト内における吸引能力が低下し、また、最悪の場合には吸引ができなくなってしまう、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、加工屑に起因した吸引性能の低下が防止され、良好な集塵性能を備えた集塵機構を備えた加工装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる加工装置は、被加工材の加工を行う加工手段と、被加工材の加工時に発生した加工屑を集塵する集塵手段と、を備えて構成される加工装置であって、集塵手段は、加工屑を吸引するための吸引力を発生する吸引部と、吸引力により加工屑を吸引する吸引口を複数備えるとともに、独立して開閉可能な蓋部材を各吸引口に備えるダクトと、を備え、ダクトは、被加工材の加工を行う加工領域の下部であって加工屑を集塵する集塵空間の任意の高さでの水平面における略中央部を横断して配置され、吸引口は、吸引力によらずに落下する加工屑が被加工材の加工位置によらず入り込まない部分に設けられていること、を特徴とする。
この発明によれば、ダクトを挟んだ両側の領域において略均等に吸引口から空気を吸引することができ、吸引の不均一性を生じることなく略均等に集塵を行うことができる。また、空気とともに吸引口から吸い込むことができない比較的大きな加工屑が、被加工材の加工位置によらずダクト内に落ちてダクト内に溜まることがない。
したがって、この発明によれば、吸引部の発生する吸引力によらずに落下する加工屑がダクト内に溜まることによりダクト内における吸引能力が低下することを防止することができ、連続して長期間にわたってワークの加工を行った場合においても、集塵可能な加工屑と集塵不可能な加工屑とを分別して効率的に集塵を行い、良好な集塵性能を維持することできる、という効果を奏する。
そして、この発明によれば、良好な集塵性能を維持し、効率良く集塵を行うことができるため使用電力を削減することが可能であり、省電力化および省コスト化が可能である。また、従来と同じ集塵能力を実現する場合には集塵機の能力を低く抑えることも可能である。したがって、吸引部の能力を下げて小型の吸引部を使用することが可能であり、吸引部の小型化および加工装置全体の小型化も可能である、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる加工装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
実施の形態
図1は、本発明の実施の形態にかかる加工装置の概略構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかる加工装置1は、図1に示すようにワークの加工を行う加工部10と、該加工部の制御を行う制御部20と、ワークの加工時に発生した加工屑を集塵する集塵部30と、を備えて構成される。
図2−1は、加工部10の概略構成を示す上面図である。また、図2−2は、加工部10の概略構成を示す断面図であり、図2−1の線分A−Aにおける断面図である。また、図2−3は、加工部10の概略構成を示す断面図であり、図2−1の線分B−Bにおける断面図である。
加工部10には、図2−2〜図2−3に示すように加工用ワークを載置するワークテーブル13を有し、また、上方および下方を開口した枠形状とされて該ワークテーブル13を支持する支持フレーム12が立設されている。そして、ワークテーブル13上に加工ヘッド11が配置されている。なお、図2−1においては理解の容易のため、ワークテーブル13を透過して記載してある。
加工ヘッド11は、ワークテーブル13の面内方向(図2−1〜図2−3におけるX方向、Y方向)および該面内方向と垂直な方向に(Z方向)に自在に移動可能とされ、制御部20の制御によりワークの加工を行う。制御部20としては、たとえばNC装置を用いることができる。
また、支持フレーム12の内部空間が、ワークを加工した際に発生する加工屑を集塵する集塵領域(空間)とされる。この集塵領域(空間)の上部中央部には、傾斜を有した状態で設けられた整流板15が、支持フレーム12の内壁のうち相対する一対の内壁12a、12b間に設けられている。なお、整流板15は、ワークの加工時に発生する加工屑が下に落ちる際の案内板としても機能する。これにより、ダクト31上に加工屑が堆積することが防止されている。また、支持フレーム12の内壁の上部も傾斜を有する傾斜部とされており、この傾斜部も整流板および案内板として機能する。
また、この2つの領域における支持フレーム12の内壁のうち、相対する一対の内壁12c、12dと整流板15との間には、集塵領域を3つの領域に区画する集塵領域区画板16が設けられている。この場合、集塵領域(空間)は図2−2および図2−3に示すように集塵領域区画板16によってエリア1、エリア2およびエリア3の3つの領域(空間)に分割されている。
また、図2−2および図2−3に示すように、この集塵領域(空間)の下部には、支持フレーム12の下方の開口部を塞ぐようにチップトレー14が配置されている。このチップトレー14は、ワークを加工した際に発生する加工屑のうち、集塵部30により集塵されない、比較的大きな加工屑の受け皿とされている。このチップトレー14は脱着可能とされており、加工屑が溜まった場合には、該チップトレー14を支持フレーム12から外して加工屑を回収することができる。
集塵部30は、整流板15の下部に配置されたダクト31と、吸引力を発生して加工屑を吸引して集塵する集塵機(吸引手段)32と、を備えて構成されている。ダクト31は、略直方体形とされており、集塵機32への接続部の途中で折り曲げられた屈曲部を有する。そして、この屈曲部は、その外部および内部ともに、角部を有さない丸みを帯びた形状とされている。これにより、吸引を行う際の屈曲部における圧力損失を抑制することができる。
また、ダクト31の下面には集塵領域(空間)の空気を吸引する際の吸引口311である開口部が複数設けられている。この例では、図2−1および図2−3に示すように、ダクト31の下面におけるエリア1、エリア2およびエリア3に対応する部分に、それぞれ1つずつ吸引口311−1、吸引口311−2、吸引口311−3が設けられている。
また、ダクト31は、その下面がチップトレー14から所定の距離だけ離間した位置に配置される。すなわち、ダクト31の下面とチップトレー14との間には所定の高さを有し、加工屑を吸引するための空間が設けられている。これにより、図2−2および図2−3に示すように、ダクト31から集塵領域(空間)の空気を吸引する際の空気の流路Wを確保することができ、より確実に集塵を行うことができる。
そして、このダクト31は、加工屑の吸引を行う際の空気の流路開閉手段として、吸引口311の蓋となり開閉可能な蓋部312を有している。この例では、図2−1および図2−3に示すように、ダクト31の下面におけるエリア1、エリア2およびエリア3に設けられた吸引口311−1、吸引口311−2、吸引口311−3に対応して、それぞれ蓋部312−1、蓋部312−2、蓋部312−3が設けられている。
この蓋部312を開くことにより、ダクト31の下面に吸引口311が構成され、集塵領域(空間)とダクト31の内部とをつなぐ空気の流路Wが形成される。また、蓋部312を閉じることにより、ダクト31の下面の吸引口311が塞がれ、集塵領域(空間)とダクト31の内部との空気の流路Wが遮断される。
そして、ワークの加工を行う場合には、エリア1、エリア2、エリア3の3つの領集のうち、集塵を行いたい領域内に位置する蓋部312を開き、他の領域に位置する蓋部312を閉じることにより、加工により生じる加工屑の集塵を局所的に効果的に行うことができる。すなわち、加工ヘッド11によりワークの加工を行うことにより加工屑が発生する部分の下部に位置する領域の蓋部312を開き、他の領域の蓋部312を閉じることにより、加工により生じる加工屑の集塵を局所的に効果的に行うことができる。
たとえば、エリア1の上部において加工ヘッド11による加工を行っているときには、エリア1の蓋部312−1を開き、他の領域の蓋部312−2および蓋部312−3を閉じる。これにより、エリア1にのみ集塵領域(空間)とダクト31の内部とをつなぐ空気の流路Wが形成され、加工により生じる加工屑の集塵を局所的に効果的に行うことができる。同様に、エリア2の上部において加工ヘッド11による加工を行っているときには、エリア2の蓋部312−2を開き、他の領域の蓋部312−1および蓋部312−3を閉じる。これにより、エリア2にのみ集塵領域(空間)とダクト31の内部とをつなぐ空気の流路Wが形成され、加工により生じる加工屑の集塵を局所的に効果的に行うことができる。
このような蓋部312の開閉機構としては、たとえば図2−4に示すような開閉機構を用いることができる。図2−4には、蓋部312の開閉機構の一例を説明するための図である。図2−4に示すような開閉機構においては、蓋部312の一端辺と接続部材314の一端辺とを接続して略L字型に蓋部312と接続部材314とが固定されている。また、L字型の直角部に固定軸313が設けられており、蓋部312は該固定軸313を中心に、図2−4に示す矢印Cの方向に揺動可能とされている。
そして、接続部材314の他端辺は空圧シリンダ315と接続されており、空圧シリンダ315を動作させることにより、接続部材314は図2−4に示す矢印Dの方向に往復運動可能とされている。このような構成を備える開閉機構によれば、空圧シリンダを動作させることにより、蓋部312の開閉を行うことが可能である。
このような、蓋部312の開閉の制御は、制御部20により行うことができる。制御部20は、制御している加工ヘッド11がどのエリアに位置しているかを示す情報である加工ヘッド位置情報を加工ヘッド11の制御情報から取得し、この加工ヘッド位置情報に基づいてエリア1〜エリア3のうちのいずれかのエリアの蓋部312を開き、他の領域の蓋部312を閉じる。また、制御部20に接続して加工ヘッド位置情報を制御部20から取得して蓋部312の制御を行う、蓋部312の制御用の制御部を集塵部30に設けても良い。
また、この加工装置では、加工ヘッド11による加工が行われる加工領域の略中央部を横断するようにダクト31が配置され、加工屑の集塵を行うように構成されている。すなわち、集塵領域(空間)におけるワークテーブル13の面内方向と略平行な方向(以下、水平方向と呼ぶ)において図2−1〜図2−3に示すようにX方向における略中央部を横断するようにダクト31が設けられ、集塵領域のX方向における略中央部において加工屑の集塵を行うように構成されている。これにより、集塵領域内において吸引口311からの距離によって吸引能力に大きな不均一性が発生することが防止されている。したがって、集塵領域のX方向に関して、ダクト31を挟んだ両側の領域において略均等に吸引口311から空気を吸引することができ、略均等に集塵を行うことができる。
また、この加工装置においては、ダクト31の下面に吸引口311を設けている。これにより、ワークテーブル13でワークの加工がなされて発生した加工屑のうち、粉塵のように小さな加工屑は集塵領域内の空気とともに吸引口311から吸い込まれ、集塵機32に回収される。一方、空気とともに吸引口311から吸い込まれない比較的大きな加工屑は、ワークの加工位置によらずそのまま集塵領域内を落下し、チップトレー14上に溜まる。
すなわち、この加工装置においては、ワークの加工位置によらず、空気とともに吸引口311から吸い込むことができない比較的大きな加工屑がダクト31内に落ちてダクト31内に溜まることがない。したがって、この加工装置においては、ワークの加工位置によらず、加工屑がダクト内31に溜まることによりダクト31内における吸引能力が低下することが防止されているため、連続してワークの加工を進めても、良好な集塵性能を維持することが可能である。
つぎに、この加工装置の動作について図3を参照して説明する。図3は、加工装置の集塵に関する動作を説明するためのフローチャートである。まず、ワークの加工が開始されると(ステップS110)、制御部20が加工ヘッド11を制御し、ワークテーブル13上の所定の位置に移動させ、加工が行われる。
つぎに、制御部20は制御している加工ヘッド11がどのエリアに位置しているかを示す情報である加工ヘッド位置情報を加工ヘッド11の制御情報から取得し、加工ヘッド11の位置を判断する(ステップS120)。
ここで、制御部20は、加工ヘッドがエリア1内にあると判断した場合には、エリア1の蓋部312−1を開き、他の領域内、すなわちエリア2とエリア3とに位置する蓋部312を閉じる(ステップS130)。そして、制御部20は、集塵部30を制御し、この状態で集塵を開始する(ステップS160)。
また、制御部20は、加工ヘッドがエリア2内にあると判断した場合には、エリア2内の蓋部312−2を開き、他の領域内、すなわちエリア1とエリア3との蓋部312−1、蓋部312−3を閉じる(ステップS140)。そして、制御部20は、集塵部30を制御し、この状態で集塵を開始する(ステップS160)。
また、制御部20は、加工ヘッドがエリア3内にあると判断した場合には、エリア3の蓋部312−3を開き、他の領域内、すなわちエリア1とエリア2とに位置する蓋部312−1、蓋部312−2を閉じる(ステップS150)。そして、制御部20は、集塵部30を制御し、この状態で集塵を開始する(ステップS160)。
その後、制御部20は、加工が終了したか否かを判断する(ステップS170)。加工が終了したと判断した場合は(ステップS170肯定)、制御部20は加工ヘッド11を所定の位置に退避させて集塵部30を停止させ(ステップS180)、一連の処理が終了する。また、加工が終了していないと判断した場合は(ステップS170否定)、ステップS120にもどる。
なお、上記においては、集塵部30の制御を制御部20で行う場合について説明したが、集塵部30内に該集塵部専用の制御を行う制御部を設けても良い。また、集塵部の制御を手動で行うことも可能である。
また、上記においては、吸引口311をダクト31の下面に設けている場合について説明したが、本発明においてはこれに限定されるものではない。すなわち、吸引口311は吸引力によらずに落下する加工屑が入り込まない部分に設けられていることが重要であり、たとえば吸引口311がダクト31の側部まで広がった構成とすることも可能である。
上述したように、本実施の形態にかかる加工装置においては、加工ヘッド11による加工が行われる加工領域の略中央部を横断するようにダクト31が配置され、加工屑の集塵を行うように構成されている。すなわち、集塵領域(空間)における水平方向において略中央部を横断するようにダクト31が設けられ、加工屑の集塵を行うように構成されている。これにより、集塵領域内において吸引口311からの距離によって吸引能力に大きな不均一性が発生することが防止され、ダクト31を挟んだ両側の領域において略均等に吸引口311から空気を吸引することができ、略均等に集塵を行うことができる。
また、この加工装置においては、ダクト31の下面に吸引口311を設けている。これにより、ワークの加工により発生した加工屑のうち、粉塵のように小さな加工屑は集塵領域内の空気とともに吸引口311から吸い込まれ、集塵機32に回収される。一方、空気とともに吸引口311から吸い込まれない比較的大きな加工屑は、そのまま集塵領域内を落下し、チップトレー14上に溜まる。したがって、集塵可能な加工屑と集塵不可能な加工屑とを分別して効率的に集塵を行うことができる。
そして、この加工装置においては、空気とともに吸引口311から吸い込むことができない比較的大きな加工屑がダクト31内に落ちてダクト31内に溜まることがない。したがって、この加工装置においては、集塵機32の発生する吸引力によらずに落下する加工屑がダクト内31に溜まることによりダクト31内における吸引能力が低下することが防止されているため、連続して長期間にわたってワークの加工を行った場合においても、良好な集塵性能を維持することできる。
このように、本実施の形態にかかる加工装置によれば、良好な集塵性能を維持し、効率良く集塵を行うことができるため使用電力を削減することが可能であり、省電力化および省コスト化が可能である。また、従来と同じ集塵能力を実現する場合には集塵機の能力を低く抑えることも可能である。これにより、集塵機の能力を下げて小型の集塵機を使用することが可能であり、集塵機の小型化および加工装置全体の小型化も可能である。
なお、本発明が適用可能な加工装置としては、切断装置、切削装置など種々の加工装置が挙げられる。また、加工刃を用いた加工装置やレーザを用いた加工装置など、種々の加工装置が挙げられる。
以上のように、本発明にかかる加工装置は、連続して長期間にわたってワークの加工を行う場合に有用である。
本発明の実施の形態にかかる加工装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる加工装置における加工部の概略構成を示す上面図である。 本発明の実施の形態にかかる加工装置における加工部の概略構成を示す断面図であり、図2−1の線分A−Aにおける断面図である。 本発明の実施の形態にかかる加工装置における加工部の概略構成を示す断面図であり、図2−1の線分B−Bにおける断面図である。 本発明の実施の形態にかかる加工装置における蓋部の開閉機構の一例を説明するための図である。 本発明の実施の形態にかかる加工装置の集塵に関する動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 加工装置
10 加工部
11 加工ヘッド
12 支持フレーム
12a 内壁
12b 内壁
12c 内壁
12d 内壁
13 ワークテーブル
14 チップトレー
15 整流板
16 集塵領域区画板
20 制御部
30 集塵部
31 ダクト
32 集塵機
311 吸引口
311−1 吸引口
311−2 吸引口
311−3 吸引口
312 蓋部
312−1 蓋部
312−2 蓋部
312−3 蓋部
313 固定軸
314 接続部材
315 空圧シリンダ
W 空気の流路

Claims (5)

  1. 被加工材の加工を行う加工手段と、前記被加工材の加工時に発生した加工屑を集塵する集塵手段と、を備えて構成される加工装置であって、
    前記集塵手段は、
    前記加工屑を吸引するための吸引力を発生する吸引部と、
    前記吸引力により前記加工屑を吸引する吸引口を複数備えるとともに、独立して開閉可能な蓋部材を各吸引口に備えるダクトと、
    を備え、
    前記ダクトは、前記被加工材の加工を行う加工領域の下部であって前記加工屑を集塵する集塵空間の任意の高さでの水平面における略中央部を横断して配置され、
    前記吸引口は、前記吸引力によらずに落下する前記加工屑が前記被加工材の加工位置によらず入り込まない部分に設けられていること、
    を特徴とする加工装置。
  2. 前記加工屑を吸引して集塵する集塵空間を複数の領域に区画する領域区画部を備えること、
    を特徴とする請求項に記載の加工装置。
  3. 前記加工領域における前記被加工材の加工位置に応じて前記蓋部材の開閉を制御する制御部を備えること、
    を特徴とする請求項に記載の加工装置。
  4. 前記制御部は、前記複数の領域に区画された集塵空間のうち前記被加工材の加工位置に対応した集塵空間に位置する前記蓋部材を開き、前記複数の領域に区画された集塵空間のうち前記被加工材の加工位置に対応しない集塵空間に位置する前記蓋部材を閉じること、
    を特徴とする請求項に記載の加工装置。
  5. 前記吸引口が前記ダクトの下面に設けられ、
    前記ダクトは、その下に所定の空間を有して配置されていること、
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の加工装置。
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