JP5795134B1 - 面材切断加工装置 - Google Patents
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Abstract
Description
長方形の多種の製品を長方形の面材に歩留まりよく割り付けて、さらに、面材を毎回2分割(ギロチンカット)しながら製品を切り出す方法が知られている(特許文献2)。この方法によれば、面材の切断工程が簡素化され高速化されて、生産性が向上する。
しかしながら、鋸により面材を切断すると、多量の切りくずが発生し、集塵処理が必要となる。また、切り出した製品の寸法精度を高めるには、切りしろを考慮した割り付けが必要になる。さらに、切断工程での面材の位置合わせ作業も、生産性に大きく影響する。面材を何度も取り出したり回転させたりするのは効率がよくない。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、面材の切断工程の作業環境を改善し、作業のスピードアップを図った面材切断加工装置を提供することを目的とする。
長方形の面材から長方形の複数の製品を切り出すために、前記製品をいずれもギロチンカット制約で割付けした割付データを作成する割付データ作成装置と、
前記長方形の面材の四方の端面のうち、切り出す前の複数の製品の一端面に該当する第1端面と、この第1端面に垂直な次に切り出す製品の一端面に該当する第2端面とに接触して、加工台上で、前記第1端面と第2端面の方向と面材の位置とを機械的に決定する位置決め装置と、
位置決めされた前記面材を前記加工台上で固定するクランプ装置と、
前記加工台上で固定された前記面材の第1端面に垂直な第1切断面に沿ってナイフ状の切断刃を一方向に送る運動により、面材を2分割する第1切断装置と、
前記加工台上で固定された前記面材の第1端面に平行な第2切断面に沿ってナイフ状の切断刃を一方向に送る運動により、面材を2分割する第2切断装置と、
次の切断工程の準備指示が入力されたとき、前記割付データを読み取って、前記第2端面から前記第1切断面までの距離を求め、第1切断面の長さに応じた面材の加工台上の位置を求めてから、前記位置決め装置を前記加工台上で該当する場所に移動させる制御と、前記第1端面から前記第2切断面までの距離を求め、第2切断面の長さに応じた面材の加工台上の位置を求めてから、前記位置決め装置を前記加工台上で該当する場所に移動させる制御とを実行する切断位置制御装置と、
次の切断工程開始指示が入力されたとき、前記第1切断面と第2切断面の位置関係から得られた順番に、前記第1切断装置と第2切断装置とを駆動する切断順制御装置を備えたことを特徴とする面材の切断加工装置。
前記切断順制御装置は、
前記割付データを読み取って、前記第1切断装置により前記面材を2分割してから、前記第1切断装置により2分割された前記面材のうち、次に切り出す製品を含む方の面材を、前記第2切断装置により2分割するか、
もしくは、前記第2切断装置により前記面材を2分割してから、前記第2切断装置により2分割された前記面材のうち、次に切り出す製品を含む方の面材を、前記第1切断装置により2分割するかを判断して、
前記位置決め装置と前記切断装置を制御することを特徴とする構成1に記載の面材の切断加工装置。
前記切断順制御装置は、
前記面材を2分割したときに、複数の製品の一端面をまとめて切断できるときは、前記面材の該当する切断面を先に切断するように前記位置決め装置と前記切断装置を制御することを特徴とする構成1に記載の面材の切断加工装置。
前記切断刃が、前記切断面に沿って走行するキャリアに固定されるものであるとき、前記切断刃は、前記第1切断面と第2切断面とが交わる場所に対して刃面を向けており、かつ、前記切断刃の切断に寄与している刃面は、前記第1切断面と第2切断面とが交わる場所を越えて進行するように前記キャリアに固定されていることを特徴とする構成1乃至3のいずれかに記載の面材の切断加工装置。
前記加工台の前記第1切断面と第2切断面が位置決めされるべき部分に、前記切断刃が突き出しもしくは沈み込むための溝が設けられており、前記第1切断装置が前記第1切断面を切断中は、前記第1切断装置の切断刃のみが前記溝から突き出して前記面材を切断し、前記第2切断装置の切断刃は前記溝に沈み込んでおり、前記第2切断装置が前記第2切断面を切断中は、前記第2切断装置の切断刃のみが前記溝から突き出して前記面材を切断し、前記第1切断装置の切断刃は前記溝に沈み込んでいるように切断刃が駆動されることを特徴とする構成1乃至4のいずれかに記載の面材の切断加工装置。
前記次の切断工程を開始する前に、加工台から切断後の製品を排出し、加工台上に面材を乗せ直す手順を示した指示データを表示する表示装置を備えたことを特徴とする構成1乃至5のいずれかに記載の面材の切断加工装置。
前記位置決め装置を前記加工台上で該当する場所に移動させる動作と、
前記加工台上に前記面材を送り込む動作と、
前記位置決め装置に前記面材を押し当てて位置決めする動作と、
前記クランプ装置により前記面材を前記加工台上で固定する動作と、
前記第1切断装置または前記第2切断装置を駆動する動作と、
切断された面材の一方を前記加工台上から待避させる動作とを、
割付データに含まれた制御データ順に繰り返して、
前記切断位置制御装置と前記切断順制御装置と面材の移送装置の連携により前記面材から複数の製品を連続的に切り出すことを特徴とする構成1乃至6のいずれかに記載の面材の切断加工装置。
前記面材の材質に対応させて、切断刃を一方向に送る運動により、面材を切断して切り屑を発生させない、厚みと硬さと材質を有する切断刃が、前記切断装置に設けられることを特徴とする構成1乃至7のいずれかに記載の面材の切断加工装置。
前記面材は建材であって、厚みが30mm以上100mm以下の発泡プラスチック板であることを特徴とする構成8に記載の面材の切断加工装置。
前記面材は、前記第1切断装置の切断刃が突出する前記加工台の溝の長さ以下の幅を有し、前記第1切断装置で2分割した後の前記面材の少なくとも一方は、前記第2切断装置の切断刃が突出する前記加工台の溝の長さ以下の幅を有するように、製品が割り付けられていることを特徴とする構成8または9に記載の面材の切断加工装置。
構成1に記載の面材の切断加工装置により、
次の切断工程の準備指示を入力し、
切断位置制御手段によって、前記位置決め装置が前記加工台上で該当する場所に移動させられた後、前記面材の第1端面と第2端面とを前記位置決め装置に押しつけて位置決めを行い、
前記切断工程開始指示を入力して、所定の順番に、再度の位置決め工程を間に挟んで、前記第1切断装置と第2切断装置とが駆動されたのを待って、前記面材から切り出された製品を取り出し、
再び次の切断工程の準備指示を入力し、
新たに複数の製品が割り付けられた状態の面材の第1端面と第2端面とを前記位置決め装置に押しつけて位置決めを行い、
再び切断工程開始指示を入力して、所定の順番に、再度の位置決め工程を間に挟んで、前記第1切断装置と第2切断装置とを駆動するという動作を繰り返すことを特徴とする面材の切断加工方法。
長方形の面材から長方形の複数の製品を切り出すために、前記製品をいずれもギロチンカット制約で割付けした割付データを記憶した記憶装置と、
長方形の面材の四方の端面のうち、切り出す前の複数の製品の一端面に該当する第1端面と、この第1端面に垂直な次に切り出す製品の一端面に該当する第2端面とに接触して、加工台上で、前記第1端面と第2端面の方向と面材の位置とを機械的に決定する位置決め装置と、
位置決めされた前記面材を前記加工台上で固定するクランプ装置と、
前記加工台上で固定された前記面材の第1端面に垂直な第1切断面に沿ってナイフ状の切断刃を一方向に送る運動により、面材を2分割する第1切断装置と、
前記加工台上で固定された前記面材の第1端面に平行な第2切断面に沿ってナイフ状の切断刃を一方向に送る運動により、面材を2分割する第2切断装置と、
を有する切断加工装置を制御するためのものであって、
次の切断工程の準備指示が入力されたとき、前記割付データを読み取って、前記第2端面から前記第1切断面までの距離を求め、第1切断面の長さに応じた面材の加工台上の位置を求めてから、前記位置決め装置を前記加工台上で該当する場所に移動させる制御と、前記第1端面から前記第2切断面までの距離を求め、第2切断面の長さに応じた面材の加工台上の位置を求めてから、前記位置決め装置を前記加工台上で該当する場所に移動させる制御とを実行する切断位置制御手段と、
次の切断工程開始指示が入力されたとき、前記第1切断面と第2切断面の位置関係から得られた順番に、前記第1切断装置と第2切断装置とを駆動する切断順制御手段を備えたことを特徴とする面材の切断加工制御プログラム。
前記切断順制御手段は、
前記割付データを読み取って、前記第1切断装置により前記面材を2分割してから、前記第1切断装置により2分割された前記面材のうち、次に切り出す製品を含む方の面材を、前記第2切断装置により2分割するか、
もしくは、前記第2切断装置により前記面材を2分割してから、前記第2切断装置により2分割された前記面材のうち、次に切り出す製品を含む方の面材を、前記第1切断装置により2分割するかを判断して、
前記製品を切り出すように、前記切断装置を制御することを特徴とする構成12に記載の面材の切断加工制御プログラム。
前記次の切断工程を開始する前に、前記記憶装置から前記割付データに含まれた次の切断順を示すデータを読み出して、前記加工台から切断後の製品を排出し、加工台上に面材を乗せ直す手順を示した指示データを生成して表示装置に表示する手段を備えたことを特徴とする構成12または13に記載の面材の切断加工制御プログラム。
構成12乃至14のいずれかに記載の面材の切断加工制御プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
前記第1切断装置の切断方向をY軸方向とし、前記第2切断装置の切断方向をX軸方向としたとき、
前記面材のY軸方向の幅の最大値が前記第1切断装置の切断可能長を越えないようにし、前記面材のX軸方向の幅の最大値が前記第2切断装置の切断可能長を越えないようにし、前記第1切断装置と前記第2切断装置の切断刃の一部が前記加工台に形成された溝から前記面材に向かって突き出した状態で一方向へ送られるように構成されていることを特徴とする構成1乃至10のいずれかに記載の面材の切断加工装置。
前記第1切断装置の切断方向をY軸方向とし、前記第2切断装置の切断方向をX軸方向とし、前記面材のY軸方向の幅をL2とし、前記第1切断装置の切断可能長をW2としたとき、(L2の最大値×2)をW2以下になるように設定し、
前記第1切断装置と前記第2切断装置の切断刃の一部が前記加工台に形成された溝から前記面材に向かって突き出した状態で一方向へ送られるように構成され、X軸に平行な第2切断装置の溝は、加工台のほぼ中央に配置されていることを特徴とする構成1乃至10のいずれかに記載の面材の切断加工装置。
前記第1切断装置の切断方向をY軸方向とし、前記第2切断装置の切断方向をX軸方向とし、前記面材のY軸方向の幅をL2とし、前記面材のX軸方向の幅をL1とし、Y軸方向の前記第1切断装置の切断可能長をW2とし、X軸方向の前記第2切断装置の切断可能長をW1としたとき、(L1の最大値×2)をW1以下とし、(L2の最大値×2)をW2以下になるように設定し、
前記第1切断装置と前記第2切断装置の切断刃の一部が前記加工台に形成された溝から前記面材に向かって突き出した状態で一方向へ送られるように構成され、Y軸に平行な第1切断装置の溝と、X軸に平行な第2切断装置の溝は、いずれも前記加工台のほぼ中央に配置されていることを特徴とする構成1乃至10のいずれかに記載の面材の切断加工装置。
例えば、カッターナイフ状の切断刃は、その刃を一方向に送る運動だけで面材を2分割するから、鋸と違って切り屑を出さない。切りしろを考慮しないから、高歩留で集塵が不要という効果がある。ギロチンカット制約で割付けをし、2方向に切断刃が走行する切断装置を設けたので、面材を回転させることなく、その向きを固定したまま製品を切り出すことができる。
<構成2の効果>
2方向に切断刃が走行する切断装置のいずれか一方を先に駆動させれば、ギロチンカット制約で割付けをした面材を、最小限の工数で効率よく切断できる。切断順は、割付データ生成時にそのデータ中に含めておくとよい。
<構成3の効果>
複数の製品の一端面をまとめて切断できる切断面があるときは、その面を先に切断すると、最小の工数で必要な製品の切り出しができる。
<構成4の効果>
第1切断装置と第2切断装置の位置関係から、第1切断面と第2切断面とが交わる場所を越えて決断刃の刃面が進行すれば、加工台をその端まで有効に利用できる。
<構成5の効果>
第1切断装置の切断刃と第2切断装置の切断刃とが必要なときだけ加工台の溝から上面に突き出す機構を設ければ、安全であり、かつ、面材に無用な傷を付けることがない。
<構成6の効果>
面材を2分割した後に一方の面材を加工台上から待避させ、その後再び加工台上に乗せ直すといった作業を繰り返すが、表示装置にその手順が表示されるので、作業者は円滑に作業を進めることができる。
<構成7の効果>
面材の投入や排出は人力でおこなってもよいが、面材を掴んで投入・排出できる移送装置を追加して、自動化も可能である。
<構成8の効果>
面材の材質に応じて、鋼やセラミック等の切断刃を選択して付け替え、切断刃を一方向に送る運動により、面材を切断して切り屑を発生させない加工ができる。
<構成9の効果>
厚みが30mm以上100mm以下の発泡プラスチック板であれば、鋼製の厚さ0.7mm程度の切断刃で、適度なスピードで切り屑を出さずに切断ができる。
<構成10の効果>
予め切断装置の切断長に適合した長さの切断面の組み合わせで割り付けをしておけば、面材の向きを変えたりせずに2方向の切断装置を駆使して製品を切り出すことができる。
<構成11の効果>
位置決め装置によって面材を位置決めしながら、面材を回転させることなく第1切断装置と第2切断装置を駆動して、効率よく製品の切り出しを行うことができる。
<構成12の効果>
上記の各装置の制御をコンピュータプログラムにより実現することができる。
<構成13の効果>
割付データに制御データが含まれていれば、これを読み出しながら制御できる。
<構成14の効果>
割付データに制御データが含まれていれば、表示装置にそのつど作業手順を表示することができる。
<構成16の効果>
全ての切断で、面材を回転しないで、その位置を前後左右にシフトするだけで切断処理ができる。
<構成17の効果>
面材を1回だけ位置決めすれば、特別の場合を除き、面材を固定したまま、Y軸方向とX軸方向の切断ができる。
<構成18の効果>
面材を1回だけ位置決めすれば、あらゆる場合で、面材を固定したまま、Y軸方向とX軸方向の切断ができる。
図の装置は、建材等に使用する長方形の多種の製品を、長方形の面材に歩留まりよく割り付けて、その面材をギロチンカットしながら製品を切り出すための装置である。割付データ作成装置20は切断加工装置12とは別に設けられた、特許文献2に示したような機能を備えたコンピュータである。この割付データ作成装置20は、長方形の面材14から長方形の複数の製品を切り出すために、各製品をいずれもギロチンカット制約で割付けした割付データ18を作成する機能を持つ。
まず、X軸方向に長い面材14を準備する。始めにステップS1で破線で示すY軸方向に面材14を切断する。次にステップS2でX軸方向に切断して端材を切り落とし、一枚の製品16を切り出す。
初めに、位置決め装置28を加工台26上で該当する場所に移動させる。次に、クランプ装置30が面材14をバキュームで吸着して持ち上げる。そして、面材14の角を位置決め装置28に押し当てるように送り込む。続いて、面材14を加工台26上で固定して、第1切断面35の部分で切断する。その後、面材14の一方をクランプ装置30で吸着して加工台26(図2)上から待避させる。
上記の実施例では、面材14に対して、Y軸方向の切断のための位置決めをして、Y軸方向に切断をし、次にX軸方向の切断のための位置決めをして、X軸方向の切断をするという処理を繰り返した。この実施例3では、1回の位置決めをするだけでY軸方向の切断とX軸方向の切断を行うことができる。
上記の装置において、切断装置の切断刃32は、面材14の切断面に沿って走行するキャリア56に固定されていた。第1切断装置34も第2切断装置36も、例えば、キャリア56は一対のスプロケット52に掛け渡されたチェン50に固定されて移動する。図5の(a)や(b)に示すような、面材14の第1切断面35と第2切断面37とが交わる場所では、スプロケット52の配置が制限される。即ち、スプロケット52は第1切断装置34のチェン50を越えて配置することができない。
図のように面材に製品が割付けられているものとする。この面材14は、X軸方向に長いが、この面材14をX軸に平行な方向に切断すると、面材14を2分割したときに、複数(ここでは2枚)の製品16の一端面をまとめて切断できる。従って、ステップS1でX軸に平行な切断面を先に切断する。
この実施例の装置を使用すると、あらゆる割付で、面材14を1回位置決めして、X軸方向とY軸方向を切断できる。この装置の面材14の(Y軸方向の)幅は最大L2とする。これと垂直な面材の(X軸方向の)幅は最大L1とする。Y軸方向の第1切断装置の切断可能長をW2とし、X軸方向の第2切断装置の切断可能長をW1とする。このとき、(L1の最大値×2)をW1以下とし、(L2の最大値×2)を W2以下に設定する。
図8の実施例では、第1切断装置34と第2切断装置36が交差するように配置される。この場合には、交差部分の構造上、両者を共に加工台26の下側に配置するわけにはいかない。そこで、図9の実施例のように、第1切断装置34の切断刃32は加工台26に設けた溝からその一部が上方に突き出すように配置する。その一方で、第2切断装置36の切断刃32は、加工台26の上面から下方に吊り下げられるようにして、加工台26の溝にその先端部を差し込んでいる。切断刃32の先端は溝に沿って進むのでぶれを抑える。切断刃32の加工台26に設けた溝から面材14のある場所に突き出した部分で面材を切断する。これで、2台の切断装置を交差させることができる。
14 面材
16 製品
18 割付データ
20 割付データ作成装置
22 第1端面
24 第2端面
26 加工台
28 位置決め装置
30 クランプ装置
32 切断刃
33 溝
34 第1切断装置
35 第1切断面
36 第2切断装置
37 第2切断面
38 指示入力装置
40 切断位置制御装置
42 切断順制御装置
44 表示装置
46 矢印
47 矢印
48 矢印
50 チェン
52 スプロケット
53 ガイド
54 刃面
56 キャリア
58 ピン
60 ピン
62 移送装置
Claims (18)
- 長方形の面材から長方形の複数の製品を切り出すために、前記製品をいずれもギロチンカット制約で割付けした割付データを作成する割付データ作成装置と、
前記長方形の面材の四方の端面のうち、切り出す前の複数の製品の一端面に該当する第1端面と、この第1端面に垂直な次に切り出す製品の一端面に該当する第2端面とに接触して、加工台上で、前記第1端面と第2端面の方向と面材の位置とを機械的に決定する位置決め装置と、
位置決めされた前記面材を前記加工台上で固定するクランプ装置と、
前記加工台上で固定された前記面材の第1端面に垂直な第1切断面に沿ってナイフ状の切断刃を一方向に送る運動により、面材を2分割する第1切断装置と、
前記加工台上で固定された前記面材の第1端面に平行な第2切断面に沿ってナイフ状の切断刃を一方向に送る運動により、面材を2分割する第2切断装置と、
次の切断工程の準備指示が入力されたとき、前記割付データを読み取って、前記第2端面から前記第1切断面までの距離を求め、第1切断面の長さに応じた面材の加工台上の位置を求めてから、前記位置決め装置を前記加工台上で該当する場所に移動させる制御と、前記第1端面から前記第2切断面までの距離を求め、第2切断面の長さに応じた面材の加工台上の位置を求めてから、前記位置決め装置を前記加工台上で該当する場所に移動させる制御とを実行する切断位置制御装置と、
次の切断工程開始指示が入力されたとき、前記第1切断面と第2切断面の位置関係から得られた順番に、前記第1切断装置と第2切断装置とを駆動する切断順制御装置を備えたことを特徴とする面材の切断加工装置。 - 前記切断順制御装置は、
前記割付データを読み取って、前記第1切断装置により前記面材を2分割してから、前記第1切断装置により2分割された前記面材のうち、次に切り出す製品を含む方の面材を、前記第2切断装置により2分割するか、
もしくは、前記第2切断装置により前記面材を2分割してから、前記第2切断装置により2分割された前記面材のうち、次に切り出す製品を含む方の面材を、前記第1切断装置により2分割するかを判断して、
前記位置決め装置と前記切断装置を制御することを特徴とする請求項1に記載の面材の切断加工装置。 - 前記切断順制御装置は、
前記面材を2分割したときに、複数の製品の一端面をまとめて切断できるときは、前記面材の該当する切断面を先に切断するように前記位置決め装置と前記切断装置を制御することを特徴とする請求項1に記載の面材の切断加工装置。 - 前記切断刃が、前記切断面に沿って走行するキャリアに固定されるものであるとき、前記切断刃は、前記第1切断面と第2切断面とが交わる場所に対して刃面を向けており、かつ、前記切断刃の切断に寄与している刃面は、前記第1切断面と第2切断面とが交わる場所を越えて進行するように前記キャリアに固定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の面材の切断加工装置。
- 前記加工台の前記第1切断面と第2切断面が位置決めされるべき部分に、前記切断刃が突き出しもしくは沈み込むための溝が設けられており、前記第1切断装置が前記第1切断面を切断中は、前記第1切断装置の切断刃のみが前記溝から突き出して前記面材を切断し、前記第2切断装置の切断刃は前記溝に沈み込んでおり、前記第2切断装置が前記第2切断面を切断中は、前記第2切断装置の切断刃のみが前記溝から突き出して前記面材を切断し、前記第1切断装置の切断刃は前記溝に沈み込んでいるように切断刃が駆動されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の面材の切断加工装置。
- 前記次の切断工程を開始する前に、加工台から切断後の製品を排出し、加工台上に面材を乗せ直す手順を示した指示データを表示する表示装置を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の面材の切断加工装置。
- 前記位置決め装置を前記加工台上で該当する場所に移動させる動作と、
前記加工台上に前記面材を送り込む動作と、
前記位置決め装置に前記面材を押し当てて位置決めする動作と、
前記クランプ装置により前記面材を前記加工台上で固定する動作と、
前記第1切断装置または前記第2切断装置を駆動する動作と、
切断された面材の一方を前記加工台上から待避させる動作とを、
割付データに含まれた制御データ順に繰り返して、
前記切断位置制御装置と前記切断順制御装置と面材の移送装置の連携により前記面材から複数の製品を連続的に切り出すことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の面材の切断加工装置。 - 前記面材の材質に対応させて、切断刃を一方向に送る運動により、面材を切断して切り屑を発生させない、厚みと硬さと材質を有する切断刃が、前記切断装置に設けられることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の面材の切断加工装置。
- 前記面材は建材であって、厚みが30mm以上100mm以下の発泡プラスチック板であることを特徴とする請求項8に記載の面材の切断加工装置。
- 前記面材は、前記第1切断装置の切断刃が突出する前記加工台の溝の長さ以下の幅を有し、前記第1切断装置で2分割した後の前記面材の少なくとも一方は、前記第2切断装置の切断刃が突出する前記加工台の溝の長さ以下の幅を有するように、製品が割り付けられていることを特徴とする請求項8または9に記載の面材の切断加工装置。
- 請求項1に記載の面材の切断加工装置により、
次の切断工程の準備指示を入力し、
切断位置制御手段によって、前記位置決め装置が前記加工台上で該当する場所に移動させられた後、前記面材の第1端面と第2端面とを前記位置決め装置に押しつけて位置決めを行い、
前記切断工程開始指示を入力して、所定の順番に、再度の位置決め工程を間に挟んで、前記第1切断装置と第2切断装置とが駆動されたのを待って、前記面材から切り出された製品を取り出し、
再び次の切断工程の準備指示を入力し、
新たに複数の製品が割り付けられた状態の面材の第1端面と第2端面とを前記位置決め装置に押しつけて位置決めを行い、
再び切断工程開始指示を入力して、所定の順番に、再度の位置決め工程を間に挟んで、前記第1切断装置と第2切断装置とを駆動するという動作を繰り返すことを特徴とする面材の切断加工方法。 - 長方形の面材から長方形の複数の製品を切り出すために、前記製品をいずれもギロチンカット制約で割付けした割付データを記憶した記憶装置と、
長方形の面材の四方の端面のうち、切り出す前の複数の製品の一端面に該当する第1端面と、この第1端面に垂直な次に切り出す製品の一端面に該当する第2端面とに接触して、加工台上で、前記第1端面と第2端面の方向と面材の位置とを機械的に決定する位置決め装置と、
位置決めされた前記面材を前記加工台上で固定するクランプ装置と、
前記加工台上で固定された前記面材の第1端面に垂直な第1切断面に沿ってナイフ状の切断刃を一方向に送る運動により、面材を2分割する第1切断装置と、
前記加工台上で固定された前記面材の第1端面に平行な第2切断面に沿ってナイフ状の切断刃を一方向に送る運動により、面材を2分割する第2切断装置と、
を有する切断加工装置を制御するためのものであって、
次の切断工程の準備指示が入力されたとき、前記割付データを読み取って、前記第2端面から前記第1切断面までの距離を求め、第1切断面の長さに応じた面材の加工台上の位置を求めてから、前記位置決め装置を前記加工台上で該当する場所に移動させる制御と、前記第1端面から前記第2切断面までの距離を求め、第2切断面の長さに応じた面材の加工台上の位置を求めてから、前記位置決め装置を前記加工台上で該当する場所に移動させる制御とを実行する切断位置制御手段と、
次の切断工程開始指示が入力されたとき、前記第1切断面と第2切断面の位置関係から得られた順番に、前記第1切断装置と第2切断装置とを駆動する切断順制御手段を備えたことを特徴とする面材の切断加工制御プログラム。 - 前記切断順制御手段は、
前記割付データを読み取って、前記第1切断装置により前記面材を2分割してから、前記第1切断装置により2分割された前記面材のうち、次に切り出す製品を含む方の面材を、前記第2切断装置により2分割するか、
もしくは、前記第2切断装置により前記面材を2分割してから、前記第2切断装置により2分割された前記面材のうち、次に切り出す製品を含む方の面材を、前記第1切断装置により2分割するかを判断して、
前記製品を切り出すように、前記切断装置を制御することを特徴とする請求項12に記載の面材の切断加工制御プログラム。 - 前記次の切断工程を開始する前に、前記記憶装置から前記割付データに含まれた次の切断順を示すデータを読み出して、前記加工台から切断後の製品を排出し、加工台上に面材を乗せ直す手順を示した指示データを生成して表示装置に表示する手段を備えたことを特徴とする請求項12または13に記載の面材の切断加工制御プログラム。
- 請求項12乃至14のいずれかに記載の面材の切断加工制御プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
- 前記第1切断装置の切断方向をY軸方向とし、前記第2切断装置の切断方向をX軸方向としたとき、
前記面材のY軸方向の幅の最大値が前記第1切断装置の切断可能長を越えないようにし、前記面材のX軸方向の幅の最大値が前記第2切断装置の切断可能長を越えないようにし、前記第1切断装置と前記第2切断装置の切断刃の一部が前記加工台に形成された溝から前記面材に向かって突き出した状態で一方向へ送られるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の面材の切断加工装置。 - 前記第1切断装置の切断方向をY軸方向とし、前記第2切断装置の切断方向をX軸方向とし、前記面材のY軸方向の幅をL2とし、前記第1切断装置の切断可能長をW2としたとき、(L2の最大値×2)をW2以下になるように設定し、
前記第1切断装置と前記第2切断装置の切断刃の一部が前記加工台に形成された溝から前記面材に向かって突き出した状態で一方向へ送られるように構成され、X軸に平行な第2切断装置の溝は、加工台の中央に配置されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の面材の切断加工装置。 - 前記第1切断装置の切断方向をY軸方向とし、前記第2切断装置の切断方向をX軸方向とし、前記面材のY軸方向の幅をL2とし、前記面材のX軸方向の幅をL1とし、Y軸方向の前記第1切断装置の切断可能長をW2とし、X軸方向の前記第2切断装置の切断可能長をW1としたとき、(L1の最大値×2)をW1以下とし、(L2の最大値×2)をW2以下になるように設定し、
前記第1切断装置と前記第2切断装置の切断刃の一部が前記加工台に形成された溝から前記面材に向かって突き出した状態で一方向へ送られるように構成され、Y軸に平行な第1切断装置の溝と、X軸に平行な第2切断装置の溝は、いずれも前記加工台の中央に配置されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の面材の切断加工装置。
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