JP4882660B2 - 洋風便器装置 - Google Patents

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Description

本発明は、局部洗浄ノズルを、洗浄操作に応じて、ボウル部の周壁に形成した開口部よりボウル部内空間に出し入れする構造とした洋風便器装置に関するものである。
従来より、洋風便器のボウル部後方に、伸張・収縮自在な局部洗浄ノズルを備えた局部洗浄装置を設置し、局部洗浄装置に局部洗浄ノズルを出し入れするノズル出し入れ部を設け、ノズル出し入れ部からボウル部内方へ局部洗浄ノズルを伸張させて、局部洗浄ノズルの先端部から人体の局部に向けて噴流水を噴出させて局部洗浄を行うようにした洋風便器装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
このような局部洗浄装置を有した便器装置としては、例えば図8に示すように、局部洗浄装置のノズル出し入れ部101の下面開口104を、ボウル部103のリム105よりもボウル部103の内方Eに張り出すようにして設置し、このノズル出し入れ部101の下面開口104から局部洗浄ノズル102を伸張させるものが一般的である。なお図8中、106は便座を示している。
特開2002−213004号公報
ところが、従来のようにノズル出し入れ部101の下面開口104をボウル部103の内方Eに張り出して設置した場合、下面開口104がボウル部103内の溜め水に面して配置されることになり、そのため溜め水からの跳ね水によってノズル出し入れ部101の下面開口104に汚れが直接付着しやすくなる。それにもかかわらず、ノズル出し入れ部101の下面開口104は使用者の視認しにくい場所であるため、汚れがそのまま放置されるおそれがある。
しかもノズル出し入れ部101の下面開口104より入り込んだ跳ね水やほこりなどが、ボウル部103の後方に配置された種々の機器、部材に付着するおそれもあり、それらの機器、部材の故障、劣化の原因ともなり得る。
本発明は、上記の事情を考慮して提案されたもので、その目的は、安価で簡易な構造によって、局部洗浄ユニットや種々の機器、部材を収納配備したボウル部後方へ汚水やほこりなどが入り込むことを防止でき、かつ見栄えをよくした洋風便器装置を提供することにある。
なお、本発明出願人は、ボウル部内方とボウル部後方とをより確実に遮断する手段として、ノズル出し入れ用の開口に、バネやソレノイドなどの部材を使用した開閉自在な蓋を設け、ノズルを伸張するときのみ蓋を開き、ノズルを使用しないときには蓋を閉じた状態に維持できるようにすることを試行しているが、本発明では、ソレノイドなどの機器を使用しない、より安価で簡易な構造のものを提案している。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の記載の洋風便器装置は、局部洗浄ノズルを少なくとも設けた局部洗浄ユニットを、ボウル部後方に収納配備して、局部洗浄ノズルを、洗浄操作に応じて、ボウル部の周壁に形成した開口部よりボウル部内空間に出し入れする構造とした洋風便器装置であって、ボウル部は、ボウル本体と、該ボウル本体の平面形状にそって形成された通水路を上方より覆うリム端縁部、および該リム端縁部よりボウル部側に床に対して略垂直に折曲形成された周壁を有したリム部とを備えてなり、リム部の後部の周壁には、開口部が開設され、該開口部に対応して、上端を枢支した開閉蓋が形成されており、開閉蓋は、局部洗浄ユニットに設けたノズルガイド筒に軸支され、開口部に合致させて配設されており、その閉状態では、リム部の周壁の一部を形成して、内壁面が略面一になるとともに、局部洗浄ノズルの出し入れ動作に応じて回動して、開口部を開閉させる構造としている。
請求項に記載の洋風便器装置では、リム部はリム端縁部からボウル部後方に向けて形成された傾斜部および飛散防止壁をさらに備えている。
(削除)
(削除)
請求項に記載の洋風便器装置では、局部洗浄ユニットは、更に乾燥用送風筒を設け、その送風筒より、ボウル部の周壁に設けた送風口部を通じてボウル部内空間に風を送り込む構造になっており、送風筒側、あるいはボウル部の周壁側に、送風によって回動して、送風口部を開閉させる開閉蓋を更に設けた構造にしている。
請求項に記載の洋風便器装置では、送風口部用の開閉蓋は、送風口部の上端縁に枢支した構造にしている。
本発明は、開閉蓋をボウル部の周壁に形成した開口部に対応して設け、その開閉蓋が局部洗浄ノズルの出し入れ動作に応じて回動して、開口部を開閉させるようにしているため、ボウル部後方に配備した局部洗浄ユニットなどへ汚水やほこりなどが入り込むことを防止できる。また、開閉蓋は上端を枢支させているため、伸張するノズルの押圧動作により蓋が開き、ノズルを収納すれば蓋の重力により蓋が回動して閉じる、きわめて簡易な構造とすることができ、他の部品、部材を使用することなく安価に製造できる。
また、開閉蓋は、その閉状態ではボウル部の周壁の一部を形成するため、閉状態での見栄えがよい。
また、本発明によれば、送風によって回動する送風口部用の開閉蓋を更に設けているので、局部洗浄ノズル用の開閉蓋と同様、送風しないときに、ボウル部後方とボウル部内方とを、簡易な構造で見栄えよく遮断できる。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の洋風便器装置の一例を示すもので、便蓋、便座を開いた状態を示す全体斜視図、図2は同装置の前方部(ボウル部やフロントスカート)を分離し背面より見た斜視図、図3はボウル部を背面より見た分解斜視図で、図中、上がリム部、下がボウル本体である。図4は局部洗浄装置と乾燥装置とより構成される局部洗浄ユニットを少なくとも搭載した下ケースの斜視図である。
本洋風便器装置は、図1に示すように、便蓋4と、便座5と、ボウル部1と、左右、前後等に分離構成されたスカート部6と、下ケース8(図4参照)と、下ケース8を隠蔽し便蓋4、便座5の回動部(不図示)を有した上ケース7と、ボウル部1、スカート部6等を床面に固定させるための金属フレーム(不図示)とを備えている。
ボウル部1は、硬質のABS、アクリルなどの合成樹脂などで製されたボウル本体2とリム部3とを溶着してなり、双方を溶着した状態で金属フレームに取り付け固定し、さらにボウル本体2を側面より隠蔽するように、左右のフロントスカート6a、6aが取り付けられる。図2中の9は、フロントスカート6aを金属フレームに固定するためのフレーム取付用のリブである。
図3に示すように、ボウル本体2は、開口周端縁部2aと、洗浄水をボウル部1内に供給する給水口2bと、鉢部2cと、その底部に開設した排水口2dと、その排水口2dから連通形成された排水管2eとを備える。その排水管2eには、ターントラップ式などによるトラップ手段(不図示)に連通接続される。
一方、リム部3は、ボウル本体2の平面形状にそって通水路3aを形成し、その通水路3aを上方より覆うように形成したリム端縁部3bと、そのリム端縁部3bからボウル部1後方に向けて形成した傾斜部3cと、飛散防止壁3dとを備えている。これら傾斜部3cと飛散防止壁3dとによって、ボウル部1後方への汚水等の浸入を防止し、かつ便蓋4、便座5の各回動部を一体的に包み込んだ形状としている。また、この飛散防止壁3dには、人が便座5に腰掛けたことを検知する人体検知センサー15を埋設している。
そして、ボウル本体2とリム部3とは、ボウル本体2の開口周端縁部2aの上面側と、リム部3の端縁部3bの下面側とを溶着してボウル部1として一体化される。
また、リム部3は、リム端縁部3bよりボウル部1内方に周壁3eが折曲形成され、その周壁3eのボウル部1後端側には、図1に示すように、後述する局部洗浄ノズル21の出入口、および乾燥装置30からの乾燥風の送風口として、2つの開口部3f、3gが開設されている。また図1に示すように、それぞれの開口部3f、3g(以下では送風用の開口部3gを送風口部3gともいう)には、上端を枢支された開閉蓋25、35が設けられているが、これらについては図4〜図6で後述する。
このように、開口部3f、3gは、ボウル部1のより高い位置で、かつ床に対して略垂直に形成された周壁3eに設けられているため、下方を向いた開口にくらべて、ボウル部からの汚水が浸入しにくい構造となっている。
開口部3f、送風口部3gの裏側つまりボウル部1の後方側には、開口端縁に連設された仕切り壁3hおよびリム後端基台部3iが形成されており、それらが、局部洗浄ノズル21からの洗浄水や乾燥装置30からの送風の、ボウル部1以外の空間への流出を防止する構造となっている。また、リム後端基台部3iは下ケース8の載置台を構成する。
このように、局部洗浄ノズル21をボウル部1に設けた開口部3fより突出させる構造とすることで、局部洗浄ノズル21と便器本体(ボウル部1やスカート部6)との一体感が生まれ、局部洗浄ノズルを一体的に設けた便座をボウル部1に載せ置くタイプのものより、局部洗浄ノズル21を低い位置に配設することができ、全体として、よりコンパクトな形状にすることができる。
また、本実施例では、ボウル部1(リム部3)は、その後端で一体的に形成された傾斜部3cと飛散防止壁3dとによって、ボウル部1後方に配備する局部洗浄ノズル21、便蓋4、便座5の各回動部などを覆い、かつボウル部1後方に配備する他の機器、部材とボウル部1とを遮断する構造としている。その結果、回動部付近の隙間が少なくなり、掃除をしやすくすることができる。
なお図1中、6bはボウル部1の後方を左右より覆うリアスカート、6cはリアスカート6bの上方でおもに操作ユニット12を隠蔽するスイッチカバー、6dはスイッチカバー6cに設けた開閉可能なスイッチ操作蓋、4aは便蓋4に設けた脚ゴム、5aは便座5に設けた脚ゴムである。
図4に示すように、ボウル部1の後方側に配備された下ケース8は、後方壁8aと、種々の収納部材に応じた外形、仕切り、段差を形成した収納ケース8bとよりなり、この収納ケース8b上には、局部洗浄装置20と乾燥装置30とよりなる局部洗浄ユニット10や、給水ユニット13、脱臭装置11、操作ユニット12などが収納されている。
この下ケース8は、ボウル部1の背面側より、図2の矢印Aの方向へ収容されてボウル部1等に合体され、その状態で下ケース8の上方および後方を上ケース7で隠蔽する構造となっている。
局部洗浄装置20は、尻用ノズル、ビデ用ノズルなど複数の伸縮自在の局部洗浄ノズル21、21を有し、ノズル不使用時には、それらの局部洗浄ノズル21を、ボウル部1内に向けて傾斜配備したノズルガイド筒22に収納させる一方、ノズル使用時には局部洗浄ノズル21をノズルガイド筒22より伸張させてボウル部内空間Sに突出させる構造としている。
このノズルガイド筒22は、その先端に、開口部3fを塞ぐために設けた開閉蓋25を上端で軸支させており、局部洗浄ノズル21の伸張時に、洗浄ノズル21の押圧力でその開閉蓋25を押し上げて、ボウル部1に設けた開口部3fを開く構造となっている。
また、乾燥装置30は、ボウル部1内に向けて傾斜配備した乾燥用送風筒31を有し、その送風筒31は先端に上記開閉蓋35を上端で軸支させており、局部洗浄後の乾燥時には、送風筒31からの送風によって、開閉蓋35を風圧でもって押し上げて、ボウル部1に設けた送風口部3gを開き、開口した送風口部3gを通じてボウル部内空間Sに送風する構成となっている。
次に、開閉蓋25、35の開閉動作について順次説明する。
図5は、開口部3fの開閉蓋25の取付構造およびその開閉動作を示した動作説明図で、(a)は局部洗浄ノズル21を収容した閉状態、(b)は局部洗浄ノズル21をボウル部内空間Sに突出させた開状態を模式的に示した部分縦断面図である。
開閉蓋25は、蓋片25aと、蓋片25aの上端部より枝分かれ形成した回動片25bと、その回動片25bの他端で回動の軸になる回動支軸部25cと、蓋片25aより延設された上端片25dとを備え、回動支軸部25cがノズルガイド筒22のノズル出入口22b側の上端に形成された軸受部22aに嵌入されて、回動可能に軸支される。
開閉蓋25に力が作用しない自然な状態では、蓋片25aは重力にしたがい床面に対して垂直に垂れ下がり、それによって開口部3fを塞いでいる。開口部3fを塞いだ状態では、開閉蓋25のボウル部内空間S側の面は、リム部3の周壁3eの延長上にあり、周壁3e面の一部を形成する。
また、開閉蓋25が回動する際に上端片25dが開口部3fの上端に接触しないように、上端片25dはボウル部1後方側へ折曲形成されている。
開閉蓋25の自由端側、つまり開口部3fの下端側には、ボウル部1の鉢部2cに溶着されたリム後端基台部3iが配備されており、リム後端基台部3iの後方側で突出形成された基台片3jでもって下ケース8の脚部8cを支持する構造となっている。また、リム後端基台部3iおよび下ケース8は、それぞれの上面がボウル部内空間Sに向けてやや傾斜して形成されており、さらにリム後端基台部3iと下ケース8との間にはパッキンPを介在させているため、たとえリム後端基台部3iおよび下ケース8の上にノズル21からの水が下ケースやリム後端基台部3iに垂れ落ちても、ボウル部1後方に浸入することがほとんどない。なお、3kは下ケース位置決め片を示している。
図5(a)のように開閉蓋25が閉状態にあるときに局部洗浄操作がされると、図5(b)に示すように、局部洗浄ノズル21が伸張し、ノズル先端の封止蓋21bが開閉蓋25を押し上げて開口部3fを開き、噴出口21aより局部洗浄水を噴出する。
このように、開口部3fに合致させて開閉蓋25を設けているので、局部洗浄ノズル21を使用するときのみ、開口部3fを開き、不要なときには開口部3fを閉じてボウル部1の内方と後方とを遮断できる。また、開閉蓋25は上端が枢支されているため、洗浄ノズル21を収縮してノズルガイド筒22に収納させるだけで、開閉蓋25は重力で垂直な状態に回動し、開口部3fを閉じることができる。
また、開閉蓋25は開口部3fの形状に合致させて形成され、配設されているため、開閉蓋25が閉状態にあるときには、開閉蓋25を周壁3eの一部として、内壁面が略面一になるように形成でき、ボウル部1側からの見栄えをよくすることができる。
図6は送風口部3gと開閉蓋35の取付構造および開閉動作を示す動作説明図で、(a)は乾燥停止中の閉状態、(b)は乾燥作動中の開状態を模式的に示した部分縦断面図である。
開閉蓋35は、蓋片35aと、蓋片35aの上端部より枝分かれ形成した回動片35bと、その回動片35bの他端で回動の軸になる回動支軸部35cと、蓋片35aより延設形成された上端片35dとを備え、回動支軸部35cが乾燥用送風筒31の送出口31b側の上端に形成された軸受部31aに嵌入されて、回動可能に軸支される。
開閉蓋35に力が作用しない自然な状態では、蓋片35aが床面に対して略垂直に垂れ下がり、送風口部3gを塞いでいる。送風口部3gを塞いだ状態では、蓋片35aのボウル部内空間S側の面はリム部3の周壁3eの延長上にあり、周壁3eの一部を形成する。
また、開閉蓋35の回動時に上端が開口部3gの上端に接触しないように、上端片35dはボウル部1後方側へ折曲形成されている。
開閉蓋35の自由端側、つまり送風口部3gの下端側には、リム後端基台部3iが配備されているが、このリム後端基台部3iは、図2に示すように、リム部3の一部として形成された、図5で説明したリム後端基台部3iと同一のものであるため、その構造、作用、機能については説明を割愛する。
図6(a)のように開閉蓋35が閉状態にあるときに局部洗浄後の乾燥操作がされると、図6(b)に示すように、乾燥用送風筒31の送出口31bからの乾燥風の風圧によって開閉蓋35の自由端側がボウル部内空間S側に浮き上がり、送風口部3gを開き、ボウル部内空間Sへ乾燥風が噴出される。
このように、送風口部3gには開閉蓋35を設けているので、局部乾燥をするときのみ送風口部3gを開き、不要なときには送風口部3gを閉じてボウル部1の内方と後方とを遮断できる。また、開閉蓋35は上端が枢支されているため、送風を停止するだけで、開閉蓋35は重力にしたがい垂直な状態に回動し、送風口部3gを閉じることができる。
また、開閉蓋35は送風口部3gの形状に合致させて形成され、配設されているため、開閉蓋35が閉状態にあるときには、開閉蓋35を周壁3eの一部として、内壁面が略面一になるように形成でき、ボウル部1側からの見栄えをよくすることができる。
ついで、開口部3f、送風口部3gの開閉蓋の上端枢支の他例について説明する。本例では、それぞれの開閉蓋は、ノズルガイド筒22、乾燥用送風筒31側ではなく、ボウル部1(リム部3)側に枢支される。
図7は、開閉蓋の枢支形態の他例を示す説明図で、(a)は開口部3f、3gと開閉蓋とが分離された状態、(b)は開閉蓋を開口部3f、3gに軸支させた状態を示す図である。
開口部3fの左右上端には支軸用のヒンジピン3p、3pを形成しており、そのヒンジピン3p、3pに、開閉蓋25Aの左右上端に形成した軸受凹部25g、25gを枢着させて、局部洗浄ノズル21の未使用時に開閉蓋25Aを垂下できるような構造としている。
送風口部3gについても同様に、送風口部3gの左右上端に支軸用のヒンジピン3q、3qに、開閉蓋35Aの左右上端に形成した軸受凹部35g、35gを枢着させて、送風しないときに開閉蓋25Aを垂下できるような構造としている。
このように、本例では開閉蓋25A、35Aを周壁3e側に上端を軸支しているので、開閉蓋25A、35Aの取替え作業が、ボウル部内空間側よりきわめて簡易に行える。
なお、図7のものとは逆に、ヒンジピンを開閉蓋25A、35Aに設け、軸受凹部を開口部3f、3gに設けてもよい。また、このような枢着によらず、蝶番によって開閉蓋25A、35Aを軸支させてもよい。
本発明の洋風便器装置の一例を示す全体斜視図である。 同装置の前方部(ボウル部など)を分離し背面より見た斜視図である。 同装置のボウル部の分解斜視図である。 局部洗浄装置、乾燥装置を設けた局部洗浄ユニットの斜視図である。 開口部用の開閉蓋の開閉動作を示す動作説明図で、(a)は局部洗浄ノズルを収容した閉状態、(b)は局部洗浄ノズルを突出させた開状態を示す図である。 送風口部用の開閉蓋の動作を示す動作説明図で、(a)は乾燥停止中、(b)は乾燥作動中の状態を示す図である。 開閉蓋の枢支形態の他例を示す説明図で、(a)は開口部と開閉蓋とが分離された状態、(b)は開閉蓋を開口部に軸支した状態を示す図である。 従来の洋風便器装置の局部洗浄ノズルの出し入れ構造を示した縦断面図である。
1 ボウル部
2 ボウル本体
3 リム部
3a 通水路
3b リム端縁部
3c 傾斜部
3d 飛散防止壁
3e 周壁
3f 開口部
3g 送風口部
3h 仕切り壁
3i リム後端基台部
4 便蓋
5 便座
6 スカート部
7 上ケース
8 下ケース
10 局部洗浄ユニット
20 局部洗浄装置
21 局部洗浄ノズル
22 ノズルガイド筒
25 開閉蓋
25a 蓋片
25b 回動片
25c 支軸部
25d 上端片
30 乾燥装置
31 乾燥用送風筒
35 開閉蓋
35a 蓋片
35b 回動片
35c 支軸部
35d 上端片
25A 開閉蓋
35A 開閉蓋

Claims (4)

  1. 局部洗浄ノズルを少なくとも設けた局部洗浄ユニットを、ボウル部後方に収納配備して、上記局部洗浄ノズルを、洗浄操作に応じて、ボウル部の周壁に形成した開口部よりボウル部内空間に出し入れする構造とした洋風便器装置であって、
    上記ボウル部は、ボウル本体と、該ボウル本体の平面形状にそって形成された通水路を上方より覆うリム端縁部、および該リム端縁部よりボウル部側に床に対して略垂直に折曲形成された周壁を有したリム部とを備えてなり、
    上記リム部の後部の周壁には、上記開口部が開設され、該開口部に対応して、上端を枢支した開閉蓋が形成されており、
    上記開閉蓋は、上記局部洗浄ユニットに設けたノズルガイド筒に軸支され、上記開口部に合致させて配設されており、その閉状態では、上記リム部の周壁の一部を形成して、内壁面が略面一になるとともに、上記局部洗浄ノズルの出し入れ動作に応じて回動して、上記開口部を開閉させる構造としたことを特徴とする洋風便器装置。
  2. 請求項1において、
    上記リム部は、上記リム端縁部からボウル部後方に向けて形成された傾斜部および飛散防止壁をさらに備えていることを特徴とする洋風便器装置。
  3. 請求項1または2において、
    上記局部洗浄ユニットは、更に乾燥用送風筒を設け、その送風筒より、ボウル部の周壁に設けた送風口部を通じてボウル部内空間に乾燥風を送り込む構造になっており、
    上記送風筒側あるいは上記ボウル部の周壁側に、送風によって回動して、上記送風口部を開閉させる開閉蓋を更に設けた構造にしていることを特徴とする洋風便器装置。
  4. 請求項3において、
    上記送風口部用の開閉蓋は、上記送風口部の上端縁に枢支した構造にしていることを特徴とする洋風便器装置。
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