JP5236229B2 - 局部洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、便座に着座する使用者の局部を洗浄する洗浄ノズルを備える局部洗浄装置に関する。
局部洗浄装置は、便器に据え付けられる基部と、基部に回動可能に設けられた便座と、基部に前進および後退可能に配設された洗浄ノズルとを備えている。基部は、洗浄ノズルが出し入れされる開口をもつノズル出入壁を備えている。洗浄ノズルがノズル出入壁の開口から前進して前進位置に至ると、洗浄ノズルは使用者の局部に向けて洗浄水を吹き出し、局部を洗浄する。洗浄終了後に、洗浄ノズルは後退して開口から基部内に収容される。
更に上記した局部洗浄装置として、洗浄ノズルが使用されていないとき、例えば使用者が放尿するとき、飛沫等が洗浄ノズルに付着しないように、洗浄ノズルを覆うシャッタが設けられているものが開発されている(特許文献1)。
特開平10−131265号公報
上記した局部洗浄装置によれば、洗浄ノズルが前進して前進位置に至ると、洗浄ノズルは使用者の局部に向けて洗浄水を吹き出し、局部を洗浄する。
ところで、近年、洗浄ノズルが出し入れされる開口をもつノズル出入壁を基部に形成したものが開発されている(本出願時に未公知)。このものによれば、洗浄の際または放尿の際の飛沫が基部のノズル出入壁に付着することを抑えることが要請されている。
更に、上記したようにシャッタが設けられているタイプの局部洗浄装置では、洗浄ノズルから吹き出される洗浄水で局部を洗浄しているとき、飛沫がシャッタに付着するおそれがある。付着跡はシャッタの汚れの1種となるおそれがある。この場合、トイレに入った使用者がシャッタにおける付着跡を視認することになり易く、好ましくない。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、第1発明は、飛沫が基部のノズル出入壁に付着することを抑えると共に、万一付着したとしても、トイレに入った使用者がノズル出入壁における付着跡を視認することを抑えるのに有利な局部洗浄装置を提供することを課題とする。また第2発明は、飛沫がシャッタに付着することを抑えると共に、万一付着したとしても、トイレに入った使用者がシャッタにおける付着跡を視認することを抑えるのに有利な局部洗浄装置を提供することを課題とする。
第1発明にかかる局部洗浄装置は、便器に据え付けられる基部と、基部に上下方向に回動可能に設けられ使用者の尻部が着座する便座と、基部に前進および後退可能に配設され位置で使用者の局部に洗浄液を吹き出すとともに後退位置で退避する洗浄ノズルと、基部に設けられ前記洗浄ノズルが出し入れされる開口をもつノズル出入壁と、ノズル出入壁を開閉可能に覆うとともに、洗浄ノズルが前進位置に位置するとき開放し、且つ、洗浄ノズルが後退位置に位置するとき閉鎖するように基部に設けられたシャッタとを備えており、ノズル出入壁は、これの上部から下部に向かうにつれて、便座下降時の便座中央から離間するように仮想水平線に対して50度以下の第1傾斜角度で傾斜していることを特徴とする。
第1発明にかかる局部洗浄装置は、以下の(1)〜(3)のうちの少なくとも1つの構成をもつ。(3)の構成をもつ場合には(4)の構成をもつことができる。
(1)前記洗浄ノズルが後退して前記基部の収容室に収容されているとき、前記基部に設けられている前記ノズル出入壁と、前記洗浄ノズルの先端面とが面一状態であり、前記シャッタの裏面は、前記シャッタの閉鎖時に前記洗浄ノズルの前記先端面に沿って設けられている。
(2)前記シャッタは、これが閉鎖しているとき、前記シャッタの上部から前記シャッタの下部に向かうにつれて、前記便座中央から離間するように前記仮想水平線に対して50度以下の第2傾斜角度で傾斜し、
前記第1傾斜角度および/または前記第2傾斜角度は前記仮想水平線に対して45度以下に設定され、且つ、
前記第1傾斜角度が前記第2傾斜角度以上になる。
(3)前記基部は、臭気を吸い込むための吸込開口を備えており、前記吸込開口は、閉鎖している前記シャッタよりも前記便座中央から離間する位置に配置されている。
(4)前記基部は、便座中央から離間するにつれて上昇傾斜するとともに前記便器の便器排泄空間に対面可能な傾斜壁を備え、前記吸込開口は前記傾斜壁において開口している。
発明によれば、ノズル出入壁は、洗浄ノズルが出し入れされる開口をもつ。ノズル出入壁は、ノズル出入壁の上部からノズル出入壁の下部に向かうにつれて、便座下降時の便座中央から離間するように仮想水平線に対して第1傾斜角度で傾斜している。便座中央は、使用者が着座できるように便器上に下降した便座の外輪郭の中央を意味する。
使用者が便座に着座して局部を洗浄するときには、洗浄ノズルがノズル出入壁の開口から前進位置に向けて前進する。そして、前進位置にある洗浄ノズルから洗浄液が局部に向けて吹き出され、使用者の局部が洗浄される。このように局部を洗浄する洗浄液の飛沫が飛散するおそれがある。しかし、ノズル出入壁は、上部から下部に向かうにつれて、便座中央から離間するように、仮想水平線に対して第1傾斜角度で傾斜しており、局部洗浄位置から退避するように傾斜している。このため局部洗浄の際の飛沫がノズル出入壁に付着することが抑制される。
更に、飛沫がノズル出入壁の開口から基部内に進入したりすることが抑制される。更に、使用者(男性使用者)が放尿するときであっても、ノズル出入壁は前述したように傾斜しており、放尿位置から退避するように傾斜している。このため、放尿の飛沫がノズル出入壁に付着することが抑制される。従って衛生的である。
万一、局部洗浄の際の飛沫、放尿の飛沫等がノズル出入壁に付着するようなことがあるとしても、ノズル出入壁は、上部から下部に向かうにつれて、便座中央から離間するように、仮想水平線に対して第1傾斜角度で傾斜している。このため、使用者の視線からノズル出入壁は退避するように傾斜しており、使用者の視線はノズル出入壁を視認しにくい。このため使用者に不快感に与えることが抑えられる。
上記した第1傾斜角度は適宜設定されるが、使用者の視線からノズル出入壁を退避させることを考慮すると、仮想水平線に対して48度以下、46度以下、45度以下、40度以下に設定することができる。なお、使用者の視線からノズル出入壁を更に退避させること、ノズルの組付性や操作性などの事情を考慮すると、第1傾斜角度は仮想水平線に対して5度以上、10度以上、15度以上、更には20度以上、30度以上とすることができる。場合によっては、ノズル出入壁は仮想水平線とほぼ平行に沿っていても良い。
発明にかかる局部洗浄装置によれば、上記様相において、ノズル出入壁を開閉可能に覆うとともに、洗浄ノズルが前進位置に位置するとき開放し、且つ、洗浄ノズルが後退位置に位置するとき閉鎖するシャッタを備えている。好ましくは、シャッタは、これが閉鎖しているときには、シャッタの上部からシャッタのシャッタ部に向かうにつれて、便座中央から離間するように仮想水平線に対して第2傾斜角度で傾斜している。
使用者(例えば男性使用者)が便器に放尿するとき、シャッタは洗浄ノズルを覆っているため、放尿の飛沫が洗浄ノズルに付着することを抑える機能を果たす。
便座に着座している使用者が局部を洗浄するときには、洗浄ノズルが前進位置に前進する。そして、前進位置にある洗浄ノズルから洗浄液が使用者の局部に向けて吹き出され、局部が洗浄される。このように局部を洗浄液で洗浄する際、飛沫がシャッタに飛散するおそれがある。このように万一、飛沫がシャッタに付着したとしても、シャッタが閉鎖している場合には、シャッタはシャッタの上部からシャッタの下部に向かうにつれて、便座中央から離間するように仮想水平線に対して第2傾斜角度で傾斜している。このため、使用者の視線からシャッタはできるだけ退避するように傾斜している。従って、使用者の視線は閉鎖中のシャッタを視認しにくい。
また、使用者(例えば男性使用者)が便器に放尿するとき、シャッタは閉鎖されている。好ましくは、シャッタは、シャッタの上部からシャッタのシャッタ部に向かうにつれて、便座中央から離間するように仮想水平線に対して第2傾斜角度で傾斜している、このため放尿の飛沫が閉鎖中のシャッタに付着することが抑えられる。万一、飛沫がシャッタに付着するようなことがあるとしても、シャッタは閉鎖しているときには、前述のように、使用者の視線からシャッタは退避するように傾斜しているため、使用者の視線はシャッタにおける付着跡を視認しにくい。このため使用者に不快感に与えることが抑えられる。
なお、シャッタの第2傾斜角度は適宜設定されるが、使用者の視線からシャッタを退避させることを考慮すると、仮想水平線に対して47度以下、46度以下、45度以下、40度以下に設定することができる。第2傾斜角度は第1傾斜角度と実質的に同一にできる。
本発明によれば、基部は係合部を備えており、シャッタは、基部の係合部に脱着可能な被係合部を備えており、シャッタは基部に対して脱着可能とされていることが好ましい。シャッタを基部から脱着すれば、シャッタを容易に清掃できる。更に、基部のうちシャッタが取り付けられていた部位についても、容易に清掃でき、衛生面において有利である。
また基部は、臭気を吸い込むための吸込開口を備えており、吸込開口は、閉鎖しているシャッタよりも便座中央から離間する位置に配置されていることが好ましい。この場合、前進位置にある洗浄ノズルから洗浄液を吹き出して局部を洗浄しているとき、局部を洗浄する洗浄液の飛沫が吸込開口に付着したり、進入したりすることが抑制される。
更に、基部は、便座中央から離間するにつれて上昇傾斜するとともに便器内に対面可能な傾斜壁を備えており、吸込開口は傾斜壁に開口していることが好ましい。この場合、前進位置にある洗浄ノズルから洗浄液を吹き出して局部を洗浄しているとき、吸込開口は局部に対面しにくいため、局部を洗浄する洗浄液の飛沫が吸込開口に付着したり、進入したりすることが抑制される。この場合、ラック歯のそれぞれの先端部は洗浄ノズルの外周壁面と略同じ曲率である。
第1発明によれば、ノズル出入壁は前述のように傾斜しているため、洗浄の際または放尿の際の飛沫がノズル出入壁に付着することが抑えられる。更に、万一、飛沫がノズル出入壁に付着したとしても、トイレに入った使用者の視線からノズル出入壁をできるだけ退避させることができ、使用者がノズル出入壁における付着跡を視認することを抑え、使用者が不快感を感じることを抑えるのに有利となる。
第2発明によれば、閉鎖しているシャッタは前述のように傾斜しているため、洗浄の際または放尿の際の飛沫が、閉鎖中のシャッタに付着することが抑えられる。更に、万一、飛沫がシャッタに付着したとしても、トイレに入った使用者の視線からシャッタをできるだけ退避させることができ、使用者がシャッタにおける付着跡を視認することを抑え、使用者が不快感を感じることを抑えるのに有利となる。
以下、本発明を具体化した実施形態を説明する。
(実施形態1)
図1〜図15は実施形態1を示す。図1は局部洗浄装置の概念を示す。図1に示すように、局部洗浄装置は、洋式の便器1に据え付けられる基部2と、基部2に上下方向に回動可能に設けられた便座3と、基部2に上下方向に回動可能に設けられ便座3の上側に位置する便蓋4とを備えている。便座中央3cは、使用者が着座できるように便器1上に下降した便座3の中央を意味する。便器1は、排泄物が排泄される便器排泄空間11を有する。本明細書で前方とは、便座3に着座する使用者の顔面が指向する方向を示す。後方とは、便座3に着座する使用者の背中が指向する方向を示す。
基部2は樹脂を基材としており、便器1の後部の水平方向に沿った取付面に据え付けられる板状をなすベース20(図2参照)と、ベース20に着脱可能に被着されるカバー22(図1参照)とを備えている。ベース20は基部2の底部として機能する。カバー22は箱形状をなしている。図1に示すように、基部2は操作パネル23を有する。操作パネル23は、第1洗浄ノズル用のスイッチ23a、第2洗浄ノズル用のスイッチ23bおよび乾燥ノズル用のスイッチ23c等を有する。
図3および図4は基部2のベース20付近を示す。図3および図4に示すように、基部2のベース20には、便局部洗浄用の第1洗浄ノズル41、ビデ洗浄用の第2洗浄ノズル42および乾燥用の乾燥ノズル43が並設されている。第1洗浄ノズル41、第2洗浄ノズル42および乾燥ノズル43は、これらの先端部に向かうにつれて下方となるように傾斜されており、基部2のベース20に対して矢印A1方向に前進および矢印A2方向に後退可能に配設されている。
第1洗浄ノズル41は、矢印A1方向に前進し、前進位置に位置するとき、先端部上面に形成されている吹出口から使用者の局部に向けて洗浄水を吹き出す。第1洗浄ノズル41は便局部洗浄用である。第2洗浄ノズル42は、矢印A1方向に前進し、前進位置に位置するとき、先端部上面に形成されている吹出口から使用者の局部に向けて洗浄水を吹き出す。第2洗浄ノズル42はビデ洗浄用である。第1洗浄ノズル41および第2洗浄ノズル42は、矢印A2方向に後退すると、後退位置で基部2に収容される。乾燥ノズル43は洗浄した局部を乾燥させるものであり、矢印A1方向に前進し、前進位置に位置するとき、使用者の局部に向けて吹出口から乾燥空気を吹き出す。乾燥ノズル43は矢印A2方向に後退すると後退位置で基部2に収容される。
図7に示すように、第1洗浄ノズル41の下面部には、退避凹部41cが形成されている。退避凹部41cは、第1洗浄ノズル41の先端面41fの外縁41xよりも寸法ΔE、径内方向(第1洗浄ノズル41の中心線Px側)に凹んで退避している。図7に示すように、この退避凹部41cにラック41bが形成されている。図7に示すように、第1洗浄ノズル41の中心線Pxと第1洗浄ノズル41の先端面41fの外縁41xとの距離をE1とする。第1洗浄ノズル41の中心線Pxとラック41bの径外先端41yとの距離(第1洗浄ノズル41の軸直角方向の距離)をE2とする。E2はE1よりも微小量小さく設定されている(E2<E1)。場合によっては、E2はE1と同じ大きさとされている(E2≒E1、E2=E1)。このため後述する円形状の開口5aからラック41bは良好に露出できる。
図7に示すように、第1洗浄ノズル41〜乾燥ノズル43の上面側には、カバー22の一部22kが延設されている。また、第1洗浄ノズル41〜乾燥ノズル43の下面側には、第1洗浄ノズル41〜乾燥ノズル43を案内するためのノズルガイド44が設けられている。更に図5に示すように、基部2の収容室24内には前進後退機構46Aが設けられている。前進後退機構46Aは、第1洗浄ノズル41の下面部に形成されたラック41bにかみ合うピニオン47(回転作動子)と、ピニオン47を回転させる駆動源としてのモータ48とを備えている。モータ48が一方向に回転してピニオン48が一方向に回転すれば、ラック41bをもつ第1洗浄ノズル41が矢印A1方向に前進する。これに対してモータ48が他方向に回転してピニオン47が他方向に回転すれば、ラック41bをもつ第1洗浄ノズル41が矢印A2方向に後退する。第2洗浄ノズル42にも同様な前進後退機構46Bが設けられている。乾燥ノズル43にも同様な前進後退機構46Cが設けられている。
図6に示すように、基部2のベース20は取付面15に取り付けられるものである。取付面15は、便器1の後部のうち水平方向に沿っている。故にベース20は水平方向に沿っている。基部2は、便器1の便器排泄空間11に対面するノズル出入壁5を備えている。ノズル出入壁5はベース20の前方に位置している。ノズル出入壁5の表面50は、ノズル出入壁5の上部5uからノズル出入壁5の下部5dに向かうにつれて、便器1の前後方向(矢印FR方向)において、便座中央3cから離間するように(ベース20の後部20rに接近するにつれて)、仮想水平線H1に対して第1傾斜角度θ1で傾斜している。従って、仮想水平線H1はベース20の下面20dまたは便器1の取付面15に相当するといえる。第1傾斜角度θ1としては適宜選択されるが、便座3の前部側に存在する使用者の視線からノズル出入壁5が退避することを考慮すると、仮想水平線H1に対して48度以下、殊に45度以下とすることができる。使用者の視線からノズル出入壁5が更に退避することを考慮すると、10度以上、15度以上とすることができる。ここで、鉛直線をP1とすると、ノズル出入壁5と鉛直線P1との間の角度α1としては、40度以上、45度以上、50度以上とすることができ、75度以下、80度以下とすることができる。
図3,図5〜図7に示すように、基部2のノズル出入壁5を開閉可能に覆うシャッタ6が基部2に設けられている。図3はシャッタ6が閉鎖している状態の斜視図を示す。図4はシャッタ6が離脱されている状態の斜視図を示す。図5はシャッタ6が閉鎖している状態を示す。図6はシャッタ6が開放している状態を示す。図7はシャッタ6が閉鎖している状態を拡大して示す。
ここで、使用者(例えば男性使用者)が便器1の便器排泄空間11に放尿するとき、第1洗浄ノズル41、第2洗浄ノズル42、乾燥ノズル43は後退位置に位置している。このとき、図5および図7に示すように、シャッタ6は閉鎖されており、第1洗浄ノズル41の先端面41fに密接している。この結果、第1洗浄ノズル41の先端面41fに放尿の飛沫が付着することが抑えられている。このようにシャッタ6が閉鎖されているとき、シャッタ6は、第2洗浄ノズル42の先端面42f、乾燥ノズル43の先端面43fに密接しており、後述の開口5a,5b,5cを閉鎖している。この結果、第2洗浄ノズル42の先端面42f、乾燥ノズル43の先端面43fに放尿の飛沫が付着することが抑制されている。
ここで、第1洗浄ノズル41、第2洗浄ノズル42および乾燥ノズル43のうちのいずれかが矢印A1方向に前進するとき、シャッタ6はそのノズルの先端部に押されてシャッタ開放方向(図7に示す矢印R2方向)開放する。第1洗浄ノズル41、第2洗浄ノズル42および乾燥ノズル43の全部が後退して後退位置に位置するとき、シャッタ6は後述のシャッタ閉鎖機構65により自動的に閉鎖し、第1洗浄ノズル41の先端面41f、第2洗浄ノズル42の先端面42f、乾燥ノズル43の先端面43fを覆う。これにより飛沫等が各ノズルの先端部に付着することを防止する。
次にシャッタ6について説明を加える。図5に示すように、シャッタ6が閉鎖しているとき、シャッタ6の上部6uからシャッタ6の下部6dに向かうにつれて、シャッタ6は、便座中央3cから離間するように仮想水平線H1に対して第2傾斜角度で傾斜している。第2傾斜角度は前記した第1傾斜角度θ1と同一または実質的に同一とされている。従ってシャッタ6が閉鎖しているとき、便器1の前後方向(矢印FR方向)において、シャッタ6の表面60(即ち、シャッタ6のうち便器排泄空間11に対面する表面)は、仮想水平線H1に対して傾斜角度θ1で傾斜している。便座3の前部3f側に存在する使用者の視線から、シャッタ6をできるだけ隠させることを考慮すると、前述したようにシャッタ6の表面60の傾斜角度θ1としては、仮想水平線H1に対して50度以下、殊に45度以下とされていることが好ましく、10度以上、15度以上とすることができる。ここで、鉛直線をP1とすると、シャッタ6の表面60と鉛直線P1との間の角度α1としては、40度以上、45度以上、50度以上が好ましく、75度以下、80度以下とすることができる。
図6に示すように、基部2の収容室24には、シャッタ6を閉鎖可能に支持するシャッタ閉鎖機構65が設けられている。シャッタ閉鎖機構65は、シャッタ6の裏面61側に連接された支持アーム66と、シャッタ閉鎖方向に支持アーム66およびシャッタ6を常時付勢する付勢部材67とを備えている。支持アーム66は、シャッタ6の回動中心に対して円弧状に曲成されている。
図9は、シャッタ6が閉鎖しているときにおける基部2のノズル出入壁5付近の断面を示す。図10および図11は基部2の収容室24の内部を示す。ここで、図9に示すように、付勢部材67はねじりコイルばねで形成されており、基部2の収容室24において軸状の支持部2kに保持された円コイル状の本体部67aと、本体部67aの一端からほぼ放射状に延設された腕状の一端部67bと、本体部67aの他端からほぼ放射状に延設された腕状の他端部67cとを備えている。図9に示すように、付勢部材67の一端部67bは、基部2の係合凹部25に嵌合して拘束されている。付勢部材67の他端部67cは、支持アーム66の他端部67eの取付孔67fに挿入されて係合している。これにより付勢部材67は、矢印R1方向(シャッタ閉鎖方向)に支持アーム66およびシャッタ6を常時付勢している。
従って、第1洗浄ノズル41、第2洗浄ノズル42および乾燥ノズル43の全部が後退して後退位置に位置するとき、付勢部材67の付勢力によりシャッタ6は矢印R1方向(シャッタ閉鎖方向)に回動して閉鎖されている。このようにシャッタ6が閉鎖されているとき、図9に示すように、シャッタ6は、便座中央3cから離間するように仮想水平線H1に対して角度θ1で傾斜し、便器排泄空間11から退避しており、便座3の前部3f側に存在する使用者の視線に対してできるだけ隠されている。
図9〜図11に示すように、基部2の一部であるノズル出入壁5のうち収容室24側の内面側には、凸状の被ストッパ53が膨出状態で固定されている。第1洗浄ノズル41、第2洗浄ノズル42および乾燥ノズル43のいずれかが前進方向(矢印A1方向)に前進すると、当該ノズルの先端部によりシャッタ6は前進方向(矢印A1方向)に押圧されて開放する。このとき、シャッタ6に連接されている支持アーム66は、矢印R2方向(シャッタ開放方向)に回動する。このとき支持アーム66の他端部67eに突設されているピン状のストッパ68が被ストッパ53に当接する(図11参照)。このため、矢印R2方向(シャッタ開閉方向)へ支持アーム66が過剰回動することは抑制されている。ひいてはシャッタ6の過剰開放は抑制される。このようにシャッタ6の開放角度は、過剰とならないように規制されている。このようにシャッタ6が開放しているときであっても、シャッタ6は、後退位置に位置する他のノズル(後退位置にあるノズル)の先端部に洗浄水の飛沫等が付着することを抑えることができる。
本実施形態によれば、前述したように使用者の便局部を洗浄するとき、第1洗浄ノズル41がノズル出入壁5の円形状の開口5aからラック41bと共に矢印A1方向に前進して便器排泄空間11に向けて突出する(図8(A)参照)。女性局部を洗浄するとき、第2洗浄ノズル42が矢印A1方向に前進する。そして、前進位置にある第1洗浄ノズル41または第2洗浄ノズル42から洗浄水が局部に向けて吹き出され、局部が洗浄される。このように局部を洗浄する洗浄水の飛沫が飛散するおそれがある。このとき万一、飛沫がシャッタ6に付着するようなことがある。飛沫の付着跡は汚れとなるおそれがある。このような場合であっても、シャッタ6が閉鎖しているとき、前述したように、シャッタ6はその上部6uから下部6dに向かうにつれて、便座中央3cから離間するように仮想水平線H1に対して第1傾斜角度θ1で傾斜している。故に、便座3の前部3f側の使用者の視線から閉鎖中のシャッタ6をできるだけ退避させることができる。このため、便器1の便器排泄空間11内に放尿する使用者(男性使用者)等のように便器1の前部側に存在する使用者は、閉鎖中のシャッタ6の付着跡を視認しにくい。このため使用者に不快感に与えることが抑えられる。
本実施形態によれば、使用者(男性使用者)が便器1の便器排泄空間11内に放尿するとき、いずれのノズルも前進していないため、シャッタ6は閉鎖してノズル出入壁5を覆っている。図2および図3は、閉鎖状態のシャッタ6が便器1の便器排泄空間11に露出している状態を示す。前述したように、シャッタ6が閉鎖しているとき、シャッタ6はその上部6uから下部6dに向かうにつれて、便座中央3cから離間するように仮想水平線H1に対して傾斜角度θ1で傾斜している。故に、閉鎖中のシャッタ6を便座3の前部側の使用者の視線からできるだけ退避させることができる。このため、便器1の便器排泄空間11内に放尿する使用者(男性使用者)等のように便器1の前部側に存在する使用者は、閉鎖中のシャッタ6を視認しにくい。このため使用者に不快感に与えることが抑えられる。
加えて本実施形態によれば、シャッタ6は、基部2のノズル出入壁5に対して脱着可能とされている。以下、この構造について説明を加える。図13に示すように、この支持アーム66の先端部には突起状の係合部69が形成されている。これに対して、樹脂製のシャッタ6の裏面61には、凹部64aをもつ突起状の被係合部64が一体的に複数個(係合部69と同数個)、係合部69に対面可能に形成されている。なお、別体の被係合部64をシャッタ6の裏面61に接着剤、取付具等で一体に被着させてもよい。
ここで、シャッタ6を支持アーム66の係合部69に押しつけると、シャッタ6に設けられている弾性変形可能な被係合部64は、基部2側の支持アーム66の係合部69により加圧される。すると、被係合部64は拡開方向(図13に示す矢印EA方向)に弾性変形し、その後弾性変形が解除される。このため支持アーム66の係合部69とシャッタ6の被係合部64とがスナップ嵌合により係合される。この結果、支持アーム66の先端部66aにシャッタ6が離脱可能に取り付けられている。この状態では、支持アーム66に連動してシャッタ6が動作できる。
そして、支持アーム66に取り付けられているシャッタ6を基部2から離脱させる場合について説明する。この場合には、シャッタ6を手指または工具で掴み、基部2から強制的に離脱方向(図13に示すEF方向)に離脱させれば、支持アーム66の係合部69からシャッタ6の被係合部64が外れるため、上記スナップ嵌合は解除される。これによりシャッタ6の被係合部64は、支持アーム66の係合部69から離脱される。このようにシャッタ6を基部2側の支持アーム66から離脱させれば(図4および図14参照)、シャッタ6を容易に清掃することができる。シャッタ6のみを洗浄することもできる。
更に、基部2のうちシャッタ6が取り付けられていた部位(ノズル出入壁5など)についても、雑巾等の清掃具で容易に清掃することができる。このようにシャッタ6を離脱方向(シャッタ開放方向)に強制的に移動させるとき、前述したように支持アーム66が引っ張られる。この場合、支持アーム66の他端部67eに突設されているピン状のストッパ68が基部2内の被ストッパ53に当接する(図11参照)。このため、支持アーム66の矢印R2方向(シャッタ開放方向)への過剰回動は抑制される。故に、シャッタ6を支持アーム66から離脱させる操作が容易となる。
図4は、基部2のノズル出入壁5からシャッタ6を離脱させた状態を示す。図14も、基部2のノズル出入壁5からシャッタ6を離脱させた状態を示す。ここで、図14に示すように、基部2のノズル出入壁5は、第1洗浄ノズル41が出し入れされる第1開口5aと、第2洗浄ノズル42が出し入れされる第2開口5bと、乾燥ノズル43が出し入れされる第3開口5cとを有する。第1開口5aおよび第2開口5bはほぼ円形状を示す。第3開口5cは異形状を示す。更にノズル出入壁5は、支持アーム66が出し入れされる小さな開口5xをもつ。
ここで、図14に示すノズル出入壁5において、第1洗浄ノズル41の外周面と第1開口5aの内周面との間の隙間をβ1として示す。第2洗浄ノズル42の外周面と第2開口5bの内周面との間の隙間をβ2として示す。乾燥ノズル43の外周面と第3開口5cの内周面との間の隙間をβ3として示す。隙間β1〜β3は0.01〜0.5ミリメートル程度、殊に0.1〜0.2ミリメートル程度とかなり小さく設定されている。これによりシャッタ6が開放しているときであっても、あるいは、シャッタ6が取り外されているときであっても、飛沫等が隙間β1〜β3から基部2の収容室24内に進入することが抑えられ、衛生的である。
更に図4に示すように、第1洗浄ノズル41、第2洗浄ノズル42、乾燥ノズル43が基部2の収容室24に収容されているとき、第1洗浄ノズル41の平坦な先端面41f、第2洗浄ノズル42の平坦な先端面42f、乾燥ノズル43の先端面43fは、ノズル出入壁5の表面50と同一高さ面とされており、ノズル出入壁5に対して、段差がないか少なくされた実質的な平坦面状態(面一状態)とされている。このため第1洗浄ノズル41、第2洗浄ノズル42、乾燥ノズル43が基部2の収容室24に収容されているとき(ノズル不使用時)、雑巾等の清掃具でノズル出入壁5を拭き取れば、第1洗浄ノズル41の先端面41f、第2洗浄ノズル42の先端面42f、乾燥ノズル43の先端面43fを、ノズル出入壁5と共に同時に容易に清掃することができる。
更に本実施形態によれば、図5〜図7に示すように、基部2は、臭気を吸い込むための吸込開口27を備えている。吸込開口27は、閉鎖しているシャッタ6よりも便座中央3cから離間する位置に配置されており、便器排泄空間11に対面している。基部2の収容室24に配置されているファン(図示せず)が作動すると、吸込開口27から便器排泄空間11付近の臭気が収容室24内に吸引され脱臭される。この場合、前進位置にある第1洗浄ノズル41の吹出口41a(図7参照)から洗浄水WAを吹き出して局部を洗浄するとき、局部を洗浄する洗浄水の飛沫が吸込開口27に付着したり、進入したりすることが抑制される。
第1洗浄ノズル41が洗浄処理した後に矢印A2方向に後退して基部2の収容室24に収容されるとき、第1洗浄ノズル41付近には残水が発生するおそれがある。第2洗浄ノズル42の場合も同様である。この場合、残水はノズルガイド44または傾斜壁28に沿って流下する(図7参照)。そしてその残水をノズルガイド44の案内開口44mを介して吸込開口27から便器排泄空間11内に矢印W1方向(図7参照)にドレンすることができる。あるいは、その残水を傾斜壁に沿って流下させて吸込開口27から便器排泄空間11内に矢印W1方向にドレンすることができる。このように吸込開口27は、臭気の吸引機能およびドレン機能の双方の機能を果たす。
更に本実施形態によれば、図5および図6に示すように、基部2のベース20の先端20f側には、便器排泄空間11内に対面可能な傾斜壁28が形成されている。傾斜壁28は、ベース20とノズル出入壁5との間に位置しており、便器1のうち便器排泄空間11の後部に対面する後面壁16に対面している。傾斜壁28は、前後方向(矢印FR方向)において、便座中央3cから離間するにつれて、つまり、ベース20の後部20rに向かうにつれて、直状に上昇傾斜している。図12に示すように、吸込開口27は、この傾斜壁28のうちシャッタ6側に位置するように開口している。吸込開口27は細いスリット状とされており、ノズル41〜43の並設方向に沿って延設されており、一端27eおよび他端27fをもつ。
このように吸込開口27が傾斜壁28に形成されているため、前進位置にある第1洗浄ノズル41または第2洗浄ノズル42から洗浄水を吹き出して局部を洗浄しているときであっても、図7に示すように、吸込開口27は便器1の便器排出11の後面壁16に対面するものの、人体の局部に直接対面することが抑えられる。このため、局部を洗浄する洗浄水の飛沫が吸込開口27に付着したり、進入したりすることが一層抑制される。同様に、男性使用者が放尿するときであっても、放尿の飛沫が吸込開口27に付着したり、進入したりすることが抑制される。なお、図7に示すように、吸込開口27の中心線P4は、下方に向かうにつれて便座中央3cから離間するように(ベース20の後部20rに近づくように)鉛直線P1に対して傾斜している。なお、図15は乾燥ノズル43が矢印A1方向に前進してシャッタ6を開放させている状態を示す。この場合、乾燥ノズル43の吹出口43mから空気が吹き出され、洗浄後の局部が乾燥される。
以上説明したように本実施形態によれば、ノズル41〜43を出し入れするためのノズル出入壁5は、これの上部5uから下部5dに向かうにつれて、便座3の下降時、つまり便座3の閉鎖時において、便座中央3cから離間するように仮想水平線H1に対して角度θ1で傾斜している(図5および図6)。このためノズル出入壁5は、局部洗浄の際の飛沫、男性使用者による放尿の飛沫等からできるだけ退避することができる。この結果、飛沫などがノズル出入壁5の表面50に付着することが抑制される。更に、上記飛沫がノズル出入壁5の開口5a,5b,5cから基部2の収容室24内に進入したりすることが抑制される。このため衛生的である。
仮に飛沫等がノズル出入壁5やシャッタ6に付着するようなことがあるとしても、前述したように、ノズル出入壁5は、ノズル出入壁5の上部5uからノズル出入壁5の下部5dに向かうにつれて、便座中央3cから離間するように(ベース20の後部20rに近づくように)、仮想水平線H1に対して傾斜角度θ1で傾斜している。同様に、閉鎖中のシャッタ6は、ノズル出入壁5の上部5uからノズル出入壁5の下部5dに向かうにつれて、便座中央3cから離間するように仮想水平線H1に対して実質的に傾斜角度θ2(θ1≒θ2,θ1=θ2)で傾斜している。したがって、便座3の前部3f側の前方に存在する使用者の視線から、ノズル出入壁5および閉鎖中のシャッタ6を、できるだけ退避させて隠すことができる。このため万一、ノズル出入壁5およびシャッタ6に飛沫の付着跡が存在したとしても、使用者は、ノズル出入壁5およびシャッタ6の飛沫の付着跡を視認しにくい。このため使用者に不快感に与えることが抑えられる。
ところで本実施形態によれば、洗浄時には、前述したように、図8(A)に示す如く、第1洗浄ノズル41がノズル出入壁5の円形状の開口5aからラック41bと共に矢印A1方向に前進し、便器排泄空間11に向けて突出する。この場合、本実施形態によれば、軸直角方向の断面を示す図8(B)に示すように、第1洗浄ノズル41のラック41bを構成するラック歯の先端面41boの外輪郭は、凸円弧状に丸みをもつように設定されており、この結果、第1洗浄ノズル41の外周壁面41oの外輪郭の延長線とほぼ同じ輪郭形状とされている。換言すると、第1洗浄ノズル41をこれのラック41bを含むように第1洗浄ノズル41の軸直角方向に沿って切断するとき、その断面がほぼ真円状等の円形状となるように設定されている。換言すると、第1洗浄ノズル41の下面部には、ラック歯をもつラック41bが列設されており、ラック歯のそれぞれの先端部は第1洗浄ノズル41の外周壁面と略同じ曲率である。このため、第1洗浄ノズル41のラック41bから角部が除去されている。従って、第1洗浄ノズル41の外周壁面41oを雑巾等で拭くとき、雑巾等がラック41bに引っかかることが抑えられ、ラック41b付近の清掃を円滑に行うことができる。更に、ラック41bの先端面41boの外輪郭は、丸みを帯びつつ、ノズル出入壁5の円形状の開口5aの内輪郭5aoとほぼ整合する形状をなしている。このため、第1洗浄ノズル41の前進および後退時において、ラック41bを開口5aに対して容易に出し入れすることができる。第2洗浄ノズル42および第3ノズル43に対しても同様なラック構造とすることができる。第2洗浄ノズル42の下面部には、ラック歯をもつラックが列設されており、ラック歯のそれぞれの先端部は第2洗浄ノズル42の外周壁面と略同じ曲率である。第3洗浄ノズル43の下面部には、ラック歯をもつラックが列設されており、ラック歯のそれぞれの先端部は第3洗浄ノズル43の外周壁面と略同じ曲率である。
(実施形態2)
図16は実施形態2を示す。本実施形態は前記した実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有するため、異なる部分を中心として説明する。本実施形態によれば、図16に示すように、シャッタレス方式が採用されており、シャッタ6は装備されていない。基部2は、便器1の便器排泄空間11に対面するノズル出入壁5を備えている。ノズル出入壁5は、ノズル出入壁5の上部5uからノズル出入壁5の下部5dに向かうにつれて、便座中央3cから離間するように、仮想水平線H1に対して第1傾斜角度θ1で傾斜している。θ1は仮想水平線H1に対して50度以下、殊に45度以下とされている。これは、便座3の前部側に存在する使用者の視線からノズル出入壁5が退避することを考慮したものである。
実施形態1と同様に、図16に示すように、ノズル出入壁5は、第1洗浄ノズル41が出し入れされる第1開口5aと、第2洗浄ノズル42が出し入れされる第2開口5bと、乾燥ノズル43が出し入れされる第3開口5cとをもつ。ノズル出入壁5において、第1洗浄ノズル41の外周面と第1開口5aの内周面との間の隙間をβ1として示す。第2洗浄ノズル42の外周面と第2開口5bの内周面との間の隙間をβ2として示す。乾燥ノズル43の外周面と第3開口5cの内周面との間の隙間をβ3として示す。隙間β1,β2,β3は0.01〜0.2ミリメートル程度と小さく設定されている。これによりシャッタ6が開放しているときであっても、飛沫が隙間β1,β2,β3から収容室24内に進入することが抑えられる。
第1洗浄ノズル41、第2洗浄ノズル42、乾燥ノズル43が基部2の収容室24に収容されているときには、第1洗浄ノズル41の平坦な先端面41f、第2洗浄ノズル42の平坦な先端面42f、乾燥ノズル43の先端面43fは、ノズル出入壁5と同一高さ面とされており、ノズル出入壁5に対して平坦面状態(面一状態)とされている。このため第1洗浄ノズル41、第2洗浄ノズル42、乾燥ノズル43が基部2の収容室24に収容されているとき(ノズル不使用時)、雑巾等でノズル出入壁5を拭き取れば、第1洗浄ノズル41の先端面41f、第2洗浄ノズル42の先端面42f、乾燥ノズル43の先端面43fを、ノズル出入壁5と共に容易に清掃することができる。本実施形態によれば、シャッタ6が装備されていないため、支持アーム66は廃止されている。故に、図16に示すように、ノズル出入壁5においては、支持アーム66が出し入れされる小さな開口5xが形成されていない。
(実施形態3)
図17は実施形態3を示す。本実施形態は前記した実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有するため、異なる部分を中心として説明する。本実施形態によれば、シャッタ6、第1洗浄ノズル41、第2洗浄ノズル42が設けられているものの、乾燥ノズル43は設けられていない。
(実施形態4)
図18は実施形態4を示す。本実施形態は前記した実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有するため、異なる部分を中心として説明する。本実施形態によれば、基部2は、ベース20とカバー22とで形成されている。ベース20とカバー22との合わせ部22mは、便器1の取付面15上に配置されている。この場合、前記した飛沫が合わせ部22mから基部2の収容室24内に進入することが抑えられている。
(その他)
上記した実施形態1によれば、前進後退機構46は、第1洗浄ノズル41の形成されたラック41bにかみ合うピニオン47と、ピニオン47を回転させる回転源としてのモータ48とを備えている。これに限らず、洗浄水の水圧で第1洗浄ノズル41を前進させてもよい。洗浄が終了すれば、第1洗浄ノズル41に作用する水圧が低下するため、第1洗浄ノズル41を後退させる方向に付勢するばねにより、自動的に復帰させてもよい。実施形態1によれば、第1洗浄ノズル41、第2洗浄ノズル42および乾燥ノズル43が配設されているが、乾燥ノズル43は配設されていなくてもよい。また第1洗浄ノズル41および第2洗浄ノズル42のうちの一方が搭載されていれば、他方は必ずしも搭載されていなくてもよい。実施形態1によれば、樹脂製のシャッタ6の裏面61には、複数の凹部をもつ突起状の被係合部64が形成されており、シャッタ6の被係合部64は、基部2側の支持アーム66の凸状の係合部69にスナップ嵌合により係合されているが、これに限らず、凹凸は逆の関係にしてもよい。シャッタ6を閉鎖方向に付勢する付勢部材67としては板ばね、コイルばねとしてもよい。便蓋4は通常は基部2に搭載されているが、必ずしも搭載されていなくてもよい。実施形態1によれば、第1洗浄ノズル41のラック41bの先端面41boの外輪郭は、凸円弧状に丸みをもつように設定されているが、これに限らず、ラック41bの先端面41boは第1洗浄ノズル41の外周壁面41oから径外方向に突出していても良い。実施形態1によれば、ノズル41〜43の下面部には、ラック歯をもつラックが列設されており、ラック歯のそれぞれの先端部はノズル41〜43の外周壁面(外壁面)と略同じ曲率であるが、これに限らず、洗浄ノズル41の下面部ラック歯の先端部は洗浄ノズル41の外周壁面(外壁面)と同じ曲率でなくても良い。あるいは、洗浄ノズル42の下面部のラック歯の先端部は洗浄ノズル42の外周壁面と同じ曲率でなくても良い。ノズル43についても同様である。各ノズル41〜43の前進後退は水圧シリンダまたは空気圧シリンダで前進後退させても良い。
その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施することができる。各実施形態の特有の特徴を併有することにしてもよい。上記した記載から次の技術的思想も把握される。
(付記項1)便器に据え付けられる基部と、前記基部に回動可能に設けられ使用者の尻部が着座する便座と、前記基部に前進および後退可能に配設され前進位置で前記使用者の局部に洗浄液を吹き出すとともに後退位置で退避する洗浄ノズルとを具備しており、前記基部は、前記洗浄ノズルが出し入れされる開口をもつノズル出入壁と、前記ノズル出入壁を開閉可能に覆うとともに、前記洗浄ノズルが前進位置に位置するとき開放し、且つ、前記洗浄ノズルが後退位置に位置するとき閉鎖するシャッタとを備えていることを特徴とする局部洗浄装置。
(付記項2)便器に据え付けられる基部と、前記基部に回動可能に設けられ使用者の尻部が着座する便座と、前記基部に前進および後退可能に配設され前進位置で前記使用者の局部に洗浄液を吹き出すとともに後退位置で退避する洗浄ノズルとを具備しており、前記基部は、前記洗浄ノズルが出し入れされる開口をもつノズル出入壁と、前記ノズル出入壁を開閉可能に覆うとともに、前記洗浄ノズルが前進位置に位置するとき開放し、且つ、前記洗浄ノズルが後退位置に位置するとき閉鎖するシャッタを備えており、前記シャッタは、これが閉鎖しているとき、前記シャッタの上部から前記シャッタの下部に向かうにつれて、便座中央から離間するように(基部のベースの後部に近づくように)前記仮想水平線に対して50度以下の傾斜角度で傾斜していることを特徴とする局部洗浄装置。
(付記項3)便器に据え付けられる基部と、前記基部に回動可能に設けられ使用者の尻部が着座する便座と、前記基部に前進および後退可能に配設され前進位置で前記使用者の局部に洗浄液を吹き出すとともに後退位置で退避する洗浄ノズルとを具備しており、前記基部は、前記洗浄ノズルが出し入れされる開口をもつノズル出入壁と、洗浄ノズルはピニオン状の回転体と噛み合うラックをもち、洗浄ノズルの軸直角方向に沿った断面において、洗浄ノズルのラックの先端面の外輪郭は、凸円弧状に設定されており、且つ、洗浄ノズルの外周壁面の外輪郭の延長線に対応するように当該延長線とほぼ同じ輪郭形状に設定されていることを特徴とする局部洗浄装置。洗浄ノズルのラックの清掃が容易となる。
(付記項4)便器に据え付けられる基部と、基部に回動可能に設けられ使用者の尻部が着座する便座と、基部に前進および後退可能に配設され前進位置で使用者の局部に洗浄液を吹き出すとともに後退位置で退避する洗浄ノズルとを具備しており、基部は、洗浄ノズルが出し入れされる開口をもつノズル出入壁を備え、ノズル出入壁は、これの上部から下部に向かうにつれて、便座中央から離間するように仮想水平線に対して50度以下の第1傾斜角度で傾斜していることを特徴とする。
本発明は例えば一般家庭、公共施設、ビル等のトイレに設けられる局部洗浄装置に利用できる。
便器に取り付けられる局部洗浄装置を示す斜視図である。 局部洗浄装置の基部に形成されているノズル出入壁付近を、便座の下方から視認する斜視図である。 第1洗浄ノズル、第2洗浄ノズルおよび乾燥ノズルを備えるベースを下方から視認して示すと共に、シャッタを閉鎖している状態を示す斜視図である。 第1洗浄ノズル、第2洗浄ノズルおよび乾燥ノズルを備えるベースを下方から視認して示すと共に、シャッタを基部から離脱させている状態を示す斜視図である。 シャッタが閉鎖されていると共に後退位置に後退させている第1洗浄ノズル付近を示す断面図である。 シャッタが開放されていると共に前進位置に前進させている第1洗浄ノズル付近を示す断面図である。 シャッタが閉鎖されている状態を拡大して示す要部の断面図である。 (A)は第2洗浄ノズルおよび乾燥ノズルが後退位置に後退していると共に、第1洗浄ノズルが前進位置に前進している状態を下方から視認して示す斜視図であり、(B)は前進している第1洗浄ノズルのラック付近の断面図である。 付勢された支持アームによりシャッタが閉鎖されている状態を示す断面図である。 支持アームがシャッタ閉鎖方向に回動している状態を示す斜視図である。 支持アームがシャッタ開放方向に回動している状態を示す斜視図である。 シャッタが開放されていると共に、第1洗浄ノズル、第2洗浄ノズルおよび乾燥ノズルが後退位置に後退している状態を下方から視認して示す斜視図である。 シャッタの被係合部と支持アームの係合部とをスナップ嵌合させる状態を示す断面図である。 シャッタを基部から離脱させた状態を示す斜視図である。 シャッタが開放されていると共に、第1洗浄ノズル、第2洗浄ノズルが後退位置に後退しており、且つ、乾燥ノズルが前進している状態を下方から視認して示す斜視図である。 実施形態2に係り、シャッタを装備しないノズル出入壁付近の状態を下方から視認して示す斜視図である。 実施形態3に係り、シャッタを装備するものの乾燥ノズルを装備していないノズル出入壁付近の状態を下方から視認して示す斜視図である。 実施形態4に係り、シャッタが閉鎖されていると共に、後退位置に後退させている第1洗浄ノズル付近を示す断面図である。
1は便器、11は便器排泄空間、15は取付面、2は基部、20はベース、22はカバー、24は収容室、27は吸込開口、28は傾斜壁、3は便座、3cは便座中央、41は第1洗浄ノズル、41bはラック、42は第2洗浄ノズル、43は乾燥ノズル、44はノズルガイド、41fは第1洗浄ノズルの先端面、42fは第2洗浄ノズルの先端面、43fは乾燥ノズルの先端面、44はノズルガイド、46は前進後退機構、47はピニオン、48はモータ、5はノズル出入壁、5aは第1開口、5bは第2開口、5cは第3開口、50はノズル出入壁の表面、53は被ストッパ、6はシャッタ、60はシャッタの表面、64は被係合部、65はシャッタ閉鎖機構、66は支持アーム、67は付勢部材、68はストッパ、69は係合部、H1は仮想水平線を示す。

Claims (9)

  1. 便器に据え付けられる基部と、前記基部に上下方向に回動可能に設けられ使用者の尻部が着座する便座と、前記基部に前進および後退可能に配設され前進位置で前記使用者の局部に洗浄液を吹き出すとともに後退位置で退避する洗浄ノズルと、前記基部に設けられ前記洗浄ノズルが出し入れされる開口をもつノズル出入壁と、前記ノズル出入壁を開閉可能に覆うとともに、前記洗浄ノズルが前進位置に位置するとき開放し、且つ、前記洗浄ノズルが後退位置に位置するとき閉鎖するように前記基部に設けられたシャッタとを備えており、前記ノズル出入壁は、これの上部から下部に向かうにつれて、便座下降時の便座中央から離間するように仮想水平線に対して50度以下の第1傾斜角度で傾斜し
    前記シャッタは、これが閉鎖しているとき、前記シャッタの上部から前記シャッタの下部に向かうにつれて、前記便座中央から離間するように前記仮想水平線に対して50度以下の第2傾斜角度で傾斜し、
    前記第1傾斜角度および/または前記第2傾斜角度は前記仮想水平線に対して45度以下に設定され、且つ、
    前記第1傾斜角度が前記第2傾斜角度より大きいことを特徴とする局部洗浄装置。
  2. 便器に据え付けられる基部と、前記基部に上下方向に回動可能に設けられ使用者の尻部が着座する便座と、前記基部に前進および後退可能に配設され前進位置で前記使用者の局部に洗浄液を吹き出すとともに後退位置で退避する洗浄ノズルと、前記基部に設けられ前記洗浄ノズルが出し入れされる開口をもつノズル出入壁と、前記ノズル出入壁を開閉可能に覆うとともに、前記洗浄ノズルが前進位置に位置するとき開放し、且つ、前記洗浄ノズルが後退位置に位置するとき閉鎖するように前記基部に設けられたシャッタとを備えており、前記ノズル出入壁は、これの上部から下部に向かうにつれて、便座下降時の便座中央から離間するように仮想水平線に対して50度以下の第1傾斜角度で傾斜し
    前記洗浄ノズルが後退して前記基部の収容室に収容されているとき、前記基部に設けられている前記ノズル出入壁と、前記洗浄ノズルの先端面とが面一状態であり、前記シャッタの裏面は、前記シャッタの閉鎖時に前記洗浄ノズルの前記先端面に沿って設けられていることを特徴とする局部洗浄装置。
  3. 便器に据え付けられる基部と、前記基部に上下方向に回動可能に設けられ使用者の尻部が着座する便座と、前記基部に前進および後退可能に配設され前進位置で前記使用者の局部に洗浄液を吹き出すとともに後退位置で退避する洗浄ノズルと、前記基部に設けられ前記洗浄ノズルが出し入れされる開口をもつノズル出入壁と、前記ノズル出入壁を開閉可能に覆うとともに、前記洗浄ノズルが前進位置に位置するとき開放し、且つ、前記洗浄ノズルが後退位置に位置するとき閉鎖するように前記基部に設けられたシャッタとを備えており、前記ノズル出入壁は、これの上部から下部に向かうにつれて、便座下降時の便座中央から離間するように仮想水平線に対して50度以下の第1傾斜角度で傾斜し
    前記基部は、臭気を吸い込むための吸込開口を備えており、前記吸込開口は、閉鎖している前記シャッタよりも前記便座中央から離間する位置に配置されていることを特徴とする局部洗浄装置。
  4. 請求項において、前記基部は、便座中央から離間するにつれて上昇傾斜するとともに前記便器の便器排泄空間に対面可能な傾斜壁を備え、前記吸込開口は前記傾斜壁において開口していることを特徴とする局部洗浄装置。
  5. 請求項2〜4のうちの1項において、前記シャッタは、これが閉鎖しているとき、前記シャッタの上部から前記シャッタの下部に向かうにつれて、前記便座中央から離間するように前記仮想水平線に対して50度以下の第2傾斜角度で傾斜していることを特徴とする局部洗浄装置。
  6. 請求項において、前記第1傾斜角度および/または前記第2傾斜角度は前記仮想水平線に対して45度以下に設定されていることを特徴とする局部洗浄装置。
  7. 請求項1〜のうちの一項において、前記基部は係合部を備えており、前記シャッタは、前記基部の前記係合部に脱着可能な被係合部を備えており、前記シャッタは前記基部に対して脱着可能とされていることを特徴とする局部洗浄装置。
  8. 請求項1〜のうちの一項において、前記基部の収容室にはシャッタ閉鎖機構が設けられ、シャッタ閉鎖方向に向けて前記シャッタを常時付勢する付勢部材が設けられていることを特徴とする局部洗浄装置。
  9. 請求項1〜8のうちの一項において、前記洗浄ノズルの下面部にはラック歯をもつラックが列設されており、前記ラック歯のそれぞれの先端部は前記洗浄ノズルの外周壁面と略同じ曲率であることを特徴とする局部洗浄装置。
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