JP3894457B1 - 衛生洗浄装置及びトイレ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】衛生洗浄機能部を内蔵し、腰掛便器800の上部に設置される本体部400を備え、前記本体部400の前面は、前記腰掛便器800のボウル810の開口端に沿って凹ませた湾曲凹面402を有し、前記湾曲凹面402の略全体が前記ボウル810の開口端よりも前記ボウル810の側に突出することを特徴とする衛生洗浄装置100を提供する。
【選択図】 図3
Description
衛生洗浄機能部を内蔵し、腰掛便器の上部後方に設置される本体部と、
前記本体部に対して開閉自在に軸支された便座と、
を備え、
前記本体部の前端面は、前記腰掛便器のボウルの開口端に沿って凹ませた湾曲凹面を有し、
前記湾曲凹面の略全体が前記ボウルの開口端よりも前記ボウルの前方にわずかに突出することを特徴とする衛生洗浄装置が提供される。
腰掛便器と、
前記腰掛便器の上部に設置される上記の衛生洗浄装置と、
を備え、
前記湾曲凹面により、前記本体部に対して前記腰掛便器のボウルをほぼ露出させたことを特徴とするトイレ装置が提供される。
図1は、本発明の実施の形態にかかるトイレ装置の外観を表す模式斜視図である。
また、図2は、このトイレ装置の便座200と便蓋300を開いた状態を表す。
図3は、ボウル810と湾曲凹面402との関係を表す模式平面図である。
すなわち、湾曲凹面402のほぼ全体が、ボウル810の開口端よりもボウルの側にわずかに突出している。こうすると、本体部400とボウル810の開口端との隙間を隠すことができる。その結果として、本体部400とボウル810の開口端との隙間に小水などが直接かかることを防止し、小水などの侵入を効果的に抑制できる。この点については、後に詳述する。
図4は、本実施形態のトイレ装置から便座200と便蓋300を外してトイレ装置を前方から眺めた斜視図である。
また、図5は、第1の比較例のトイレ装置を前方から眺めた斜視図である。なお、図4及び図5は、便器800の前にしゃがんだ状態で便器を清掃する使用者の目線からみたボウル810の眺めを表し、具体的には、便器800の前端からおよそ100ミリメータ離れ、床面から約1000ミリメータの高さから眺めたボウル810の外観を表す。
図7は、第1比較例のトイレ装置の断面図である。図6及び図7は、便器800の前にしゃがんだ状態で便器を清掃する使用者の目線からみえる範囲を説明するための模式図である。
また、図9は、第2の比較例のトイレ装置の断面図である。
また、本体部400とボウル810の開口端との隙間に小水が入り込むと、その小水が本体部400の側方に回り込み、便器800の横側面から外に流れ出て床にこぼれる可能性があるが、本具体例の場合には本体部400とボウル810の開口端との隙間に直接小水がかからないため、その隙間を伝って小水などが便器外に流れ出ることもない。
同図に表したように、本体部の湾曲凹面402は、ボウル810の開口形状にほぼ沿った形態を保ちつつ、湾曲凹面402のほぼ全体がボウル810の開口端よりもボウル810に側にわずかに突出している。湾曲凹面402の左右前端でのボウル810への突出量をa、bとし、中央付近でのボウル810への突出量をcとすると、a及びbは相対的に小さく、cは相対的に大きくすることができる。このようにすれば、ボウル810の開口形状と略連続させつつ、本体部400とボウル810の開口端との隙間への小水などの侵入を効果的に防止できる。これは、男性の立位の小用の際には、小水は主に中央付近に向けられるからである。また、このようにすると、排水及び脱臭のためのスペース(突出部)を確保することも容易となる。
図11は、本体部400の前縁付近を表す部分拡大断面図である。
また、図12は、湾曲凹面402を前方から眺めた模式図である。
また、図13は、湾曲凹面402の中央部を下方から眺めた模式図である。
図14は、第2の具体例にかかる本体部400の前縁付近を表す一部拡大断面図である。 また、図15は、湾曲凹面402を正面から眺めた模式図である。
また、図16は、湾曲凹面402の中央部を下方から眺めた模式図である。
またさらに、本具体例の場合、ボウル310に突出した本体部400の裏面を、雑巾などで掃除しやすいという利点もある。
本具体例においても、ケースプレート770の前縁に、下方に突出する傾斜部792が、湾曲凹面402と同様に前面を凹ませた形状として設けられている。そしてさらに、本具体例においては、傾斜部792の後面792Bに水切り溝794が設けられている。このような水切り溝794を設けることによって、傾斜部792の後面792Bを水が這い上がることを効果的に防止できる。すなわち、傾斜部792の前面792Aを流下した水の殆どは、傾斜部792の先端からボウル810に落下するが、その流量が小さい場合などには、表面張力により傾斜部792の先端から後面792Bを這い上がることもある。このようにして後面792Bを這い上がった水は、本体部400と便器800との隙間に侵入することもあり得る。これに対して、本具体例によれば、傾斜部792の後面792Bに水切り溝794を設けることにより、傾斜部792を這い上がろうとする水が水切り溝794で堰き止められて、水の這い上がりを効果的に防止できる。本具体例における水切り溝794は、水の流量が特に小さい場合などに、傾斜部792の後面792Bへの這い上がりや回り込みを効果的に防止できる。
また、図20は、傾斜部792を裏面側から眺めた模式図である。
また、図21は、湾曲凹面402を下方から眺めた模式図である。
図23は、本体部400の内部を前方から眺めた斜視図である。
本体部400は、筐体を構成するケースカバー430とケースプレート770とを有する。ケースカバー430の上面には、人体検知センサ500や表示部670が適宜設けられている。表示部670は、例えばトイレ装置に対する電源の投入状態などを適宜表示する役割を有する。また、ケースカバー430の前部の上部には、便座200を自動開閉させるための電動開閉ユニット780が突出して設けられている。
また、図1乃至図23に関して前述した特徴部分は、技術的な可能な範囲においていかようにも組合せることができ、これら組合せにより得られた衛生洗浄装置及びトイレ装置についても、本発明の要旨を含む限りにおいて本発明の範囲に包含される。
Claims (6)
- 衛生洗浄機能部を内蔵し、腰掛便器の上部後方に設置される本体部と、
前記本体部に対して開閉自在に軸支された便座と、
を備え、
前記本体部の前端面は、前記腰掛便器のボウルの開口端に沿って凹ませた湾曲凹面を有し、
前記湾曲凹面の略全体が前記ボウルの開口端よりも前記ボウルの前方にわずかに突出することを特徴とする衛生洗浄装置。 - 前記本体部は、前記ボウルの前方にわずかに突出した部分の下面に、下方に垂下する壁を有することを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
- 前記本体部は、前記ボウルの前方にわずかに突出した部分の下面に、下方に突出する傾斜部を有することを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
- 前記傾斜部の斜面に水切り溝が設けられたことを特徴とする請求項3記載の衛生洗浄装置。
- 前記傾斜部の先端に、下方に垂下する壁が設けられたことを特徴とする請求項3記載の衛生洗浄装置。
- 腰掛便器と、
前記腰掛便器の上部に設置される請求項1〜5のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置と、
を備え、
前記湾曲凹面により、前記本体部に対して前記腰掛便器のボウルをほぼ露出させたことを特徴とするトイレ装置。
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2006
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-
2007
- 2007-04-12 CN CN2007100958805A patent/CN101054815B/zh active Active
Also Published As
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