JP4722528B2 - トイレ装置 - Google Patents

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本発明は、トイレ装置に関し、より具体的には、洋式腰掛便器に腰かけた使用者の「おしり」などを水で洗浄する衛生洗浄便座装置を備えたトイレ装置に関する。
衛生洗浄便座装置は、その内部に洗浄水を噴射する洗浄ノズルを進退自在に収容するため、腰掛便器の上面後部に設置して使用する形態のものが主流となっている。そして、洗浄ノズルを進退させたり、腰掛便器ボウル内の臭気の吸い込み口を設けるために、衛生洗浄便座装置を構成する本体ケースの前面が腰掛便器のボウル側に延出し、ボウル開口の一部を塞ぐ形態とされている。
しかし、このように本体ケースがボウル側に延出すると、その裏側などが汚れやすくなる。これに対して、清掃性をよくするために、例えば、本体ケースの延出部分を着脱自在とした構造が開示されている(例えば、特許文献1及び2)。
特公平5−74656号公報 特開平6−167041号公報
しかし、掃除の際にいちいち延出部分を取り外すのは煩雑であり、また着脱の際などに延出部分を誤ってボウルの溜水内に落としてしまうなどの問題もある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、汚れが付着しにくく、掃除を行いやすく、見栄えもすっきりとした衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を提供するものである。
本発明の一態様によれば、
腰掛便器と、
前記腰掛便器の上に設けられ進退自在な洗浄ノズルを内蔵した衛生洗浄便座装置本体と、
を備え、
前記衛生洗浄便座装置本体は、前記腰掛便器の上部後方の平坦面においてボウルを覆わないように設けられ、排気ファンと、触媒部と、脱臭ノズルと、前記脱臭ノズルを進退させる駆動部と、を含む脱臭装置を有し、
前記衛生洗浄便座装置本体の前記ボウルに面する前面は、前記ボウルの側壁面と略連続する湾曲面を有し、
前記前面には、前記洗浄ノズルを突出させる開口部と、前記開口部に設けられた開閉自在の塞ぎ板と、が設けられ
前記脱臭ノズルは、先端に設けられた蓋と、周側面の少なくとも一部に設けられたフィルタと、を有し、
前記駆動部が前記脱臭ノズルを進出させた状態において前記フィルタを介して前記ボウルの空気を排気可能とし、
前記駆動部が前記脱臭ノズルを後退させた状態において前記フィルタは前記衛生洗浄便座装置本体の内部に収納され前記蓋が前記湾曲面の一部と連続的な曲面を構成することを特徴とするトイレ装置が提供される。
上記構成によれば、汚れが付着しにくく、掃除を行いやすく、見栄えもすっきりとした衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を提供することができる。
また、上記構成によれば、特に見栄えがすっきりとし、また、掃除もしやすい。
さらに、上記構成によれば、脱臭ノズルを進出させた状態においてはボウル内の空気を効率的に吸引できるとともに、脱臭ノズルが後退した状態においては、衛生洗浄便座装置本体の前面は連続的な湾曲面を維持するので、見栄えがすっきりとし、男性の小用の際などにも小水の浸入を防ぎ、また汚れなどの付着も抑制できる。
また、前記衛生洗浄便座装置本体は、送風ファンと、ヒータ部と、送風路と、を含む温風乾燥装置をさらに有し、
前記送風路から送出される温風は、前記開口部を介して放出されるものとすれば、温風の吹き出し口を新たに設ける必要がなく、見栄えがすっきりとし、汚れや小水の浸入なども低減できる。
またさらに、前記送風路から送出される前記温風の方向は、前記塞ぎ板により制御されるものとすれば、塞ぎ板の開き角度を調節することにより温風の方向を制御できる。その結果として、使用者の「おしり」に確実に温風をあてることができ、さらに塞ぎ板の開き角度を変化させることにより広範囲に温風の方向を変えることもできる。
また、前記洗浄ノズルを突出させる時の前記塞ぎ板の開き角度と、前記送風路から前記温風を送出する時の前記塞ぎ板の開き角度と、が異なるものとすれば、洗浄ノズルを突出させる際には塞ぎ板と干渉することなく、しかも、温風を送出する時には、もっとも望ましい方向に風向を制御することが可能となる。
また、前記腰掛便器の前記平坦面と、前記衛生洗浄便座装置本体との間の隙間への水分の浸入を抑制するパッキンをさらに備えたものとすれば、衛生洗浄便座装置本体を取り外して掃除する必要がなくなり、長期間にわたって清潔かつ快適に使用できるトイレ装置を提供できる。
また、前記洗浄ノズルは、複数のシリンダからなる多段式として、前記衛生洗浄装置本体内に収納された状態と、使用状態とで、前記洗浄ノズルの長を変化させれば、衛生洗浄装置本体をコンパクトにすることができ、洗浄ノズルからの吐水位置も前寄りにすることができる。
また、前記衛生洗浄便座装置本体は、ケースプレートとケースカバーとから構成され、前記ケースカバーの下端に、後方に延びてケースプレートの前端に連設される底面片を延設したものとすれば、ケースプレートとケースカバーの継ぎ目を後方に寄せることができるので、継ぎ目への水分の浸入を抑制できる。
本発明によれば、汚れが付着しにくく、掃除を行いやすくするとともに、見栄えもすっきりとした衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を提供することができ、産業上のメリットは多大である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態の第1の具体例のトイレ装置を上方から眺めた模式図である。
すなわち、このトイレ装置は、腰掛便器300と、その上部後方の平坦面に付設された衛生洗浄便座装置本体500と、を有する。衛生洗浄便座装置本体500には、便座410(図示せず)と、便蓋400と、が設けられている。
図2は、本具体例のトイレ装置の模式斜視図である。
また、図3は、便座410と便蓋400を取り外した状態を表す模式斜視図である。 本具体例の衛生洗浄便座装置本体500は、使用者が便座410に座った状態で水を噴射させて「おしり」などを洗浄することができる装置であり、商標名「ウォシュレット」などとして普及しているものと同様の機能を有する。なお、本願明細書において「水」とは冷水のみならず、温水も含むものとする。衛生洗浄便座装置本体500には、その他にも例えば、濡れた「おしり」を乾かす「温風乾燥機能」や、便座410を暖める「便座暖房機能」、腰掛便器内の臭いを除去する「脱臭機能」などを設けることができる。また、使用者の接近を検知して便蓋400を自動的に開き、使用者がいなくなると便蓋400を自動的に閉じる「オート開閉機能」を設けることもできる。これらの機能は、衛生洗浄便座装置本体500に設けられた操作部(図示せず)を適宜操作することにより実行・設定でき、また、トイレの壁面などに設置されたリモコン(図示せず)を操作することにより実行させることも可能である。
またさらに、リモコン操作などにより腰掛便器300に洗浄水を流す「自動水洗機能」を、衛生洗浄便座装置本体500に付加してもよい。これは、ロータンクやフラッシュバルブの排水機構を動作させる駆動機構を設け、この駆動機構を動作させる信号を衛生洗浄便座装置本体500から出力させて、腰掛便器300に自動的に洗浄水を流す機能である。
そして、本具体例においては、衛生洗浄便座装置本体500は水洗腰掛便器300の上部後方の平坦面に設置され、その前面510が腰掛便器300のボウル310の後部を覆わないように湾曲している。なおここで、「後方」とは、図1に表したように、通常ロータンクやフラッシュバルブなどが設置される側であり、通常の使用態様において使用者からみて遠い側を意味する。そして、この湾曲した前面510に、「おしり」を洗浄するための洗浄ノズルを出し入れするための開口部520が設けられている。開口部520には、塞ぎ板525が設けられ、洗浄ノズルは、この塞ぎ板525の裏側に収容されている。
図4は、比較例のトイレ装置を表す模式図である。
すなわち、本比較例においては、衛生洗浄便座装置本体500は、腰掛便器300のボウル310に延出し、破線Aにて表したように、その一部を覆うように設けられている。このように衛生洗浄便座装置本体500がボウル310に延出していると、その裏側が溜水からの「跳ね」などにより汚れやすく、また、この延出した部分には、男性の小用の際などに小水がかかりやすくなる。
これに対して、本実施形態においては、図1乃至図3に表したように、衛生洗浄便座装置本体500はボウル310に延出せず、湾曲した前面510がボウル310の開口部の湾曲側壁面と略一体的な曲面を形成している。その結果、汚れにくく、また、男性の小用の際などにも小水がかかりにくくなる。また、掃除の際にいちいち衛生洗浄便座装置本体500を腰掛便器300から取り外す手間が省け、掃除が極めて容易となる。またさらに、見た目にもすっきりとして、見栄えがよく、使用者に対して清潔感や衛生感を与え、快適な使い心地のトイレ装置を提供できる。
図5は、本実施形態の第2の具体例のトイレ装置を上方から眺めた模式図である。
図6は、本具体例のトイレ装置の模式斜視図である。
また、図7は、便座410と便蓋400を取り外した状態を表す模式斜視図である。
本具体例においては、衛生洗浄便座装置本体500の前面510は、略平面とされている。そして、この平面状の前面510に、「おしり」を洗浄するための洗浄ノズルを出し入れするための開口部520が設けられている。なお、本具体例においても、開口部520には、塞ぎ板525が設けられ、洗浄ノズルは、この塞ぎ板525の裏側に収容されている。
そして、本具体例においても、衛生洗浄便座装置本体500はボウル310に延出せず、その平面状の前面510はボウル310の開口部の側壁面の最後端と略連続する位置に設けられている。その結果、やはり汚れにくく、また、男性の小用の際などにも小水がかかりにくくなる。また、掃除性にも優れ、見栄えや清潔感の点でも優れる。なお、図5乃至図7に表した具体例においては、衛生洗浄便座装置本体500の平面状の前面510が、ボウル310の開口湾曲側壁面の最後端と略連続しているが、本発明はこれに限定されず、例えば、平面状の前面510がボウル310の開口湾曲側壁面の最後端よりも後方(ボウル310から遠ざかる方向)に設けられていてもよい。
図8は、本実施形態の衛生洗浄便座装置における洗浄ノズルの進退を説明するための模式断面図である。
すなわち、同図(a)は洗浄ノズルが衛生洗浄便座装置本体500内に収容された状態を表し、同図(b)は洗浄ノズルがボウル310内に進出した状態を表す。
洗浄ノズル530は、取り付け台532の上に設けられた第1シリンダ534と、第1シリンダ内に摺動自在に設けられた第2シリンダ536と、第2シリンダ内に摺動自在に設けられた第3シリンダ538と、を有する。第3シリンダ538の先端付近には、吐水口(図示せず)が設けられ、使用者の「おしり」などに向けて水を噴射可能とされている。
この洗浄ノズル530は、収納状態においては、図8(a)に表したように、第3シリンダ538が第2シリンダ536内に収容され、第2シリンダ536は第1シリンダ534内に収容され、第1シリンダ534は、取り付け台532の上で後方に後退した位置にある。
一方、使用状態においては、図8(b)に表したように、第1シリンダ534は取り付け台532の上で前方に前進し、また、第2シリンダ536、第3シリンダ538がそれぞれ前方に進出する。塞ぎ板525は、例えば、スプリング(図示せず)などにより通常は開口部520を閉じた位置に付勢されている。そして、図8(b)に表したように、洗浄ノズル530が前方に進展する際に、洗浄ノズルに押され付勢力に対抗して開く。また、後に詳述するように、アクチュエータなどを用いて塞ぎ板525を開閉可能としてもよい。
本具体例によれば、洗浄ノズル530を3段式として、洗浄ノズル530のノズル長を変化させることにより、収納状態においては、衛生洗浄便座装置本体500の中にコンパクトに収容でき、一方、使用状態においては、使用者の「おしり」などを洗浄するための所定位置まで進出可能にできる。特に、本実施形態においては、図1乃至図7に関して前述したように、衛生洗浄便座装置本体500の前面はボウル310の後部を覆わず、ボウル310の開口部の湾曲側壁面と略連続あるいはそれよりも後方(ボウル310から遠ざかる方向)に後退している。従って、衛生洗浄便座装置本体500の奥行き(図8において左右方向の長さ)を短くする必要がある。これに対して、本具体例の洗浄ノズルは、3段式の構造を採用することにより、図8(a)に表したようにコンパクトに収納することができ、限られた奥行きの衛生洗浄便座装置本体500の中に内蔵することが可能となる。また、洗浄ノズル530を3段式とすることにより、その先端の吐水口を衛生洗浄便座装置本体500の前面510から十分に遠くまで進出させ、「おしり」などに確実に洗浄水を噴射することができる。
次に、本実施形態の衛生洗浄便座装置に設けることができる脱臭装置について説明する。 図9は、脱臭装置の一例を説明するための模式図である。
すなわち、同図(a)は、脱臭装置の平面構成図、同図(b)は、脱臭装置の正面図、同図(c)は、脱臭装置の側面図である。
本具体例の脱臭装置550は、図1乃至図3に関して前述したように湾曲した前面510を有する衛生洗浄便座装置本体500に取り付け可能なものである。脱臭装置550は、スライド可能な脱臭ノズル552と、脱臭ノズルを収容する本体部556と、本体部の後段に設けられた排気ファン560と、排気ファンの排出口に設けられた触媒部562と、を有する。脱臭ノズル552は、先端に設けられた蓋553と、周側面に設けられたフィルタ554と、を有する。フィルタ554は、主にホコリなどを取り除く役割を有し、例えば0.3〜1.0メッシュ程度の網目状のものを用いることができる。蓋553には、吸気のための開口は設けられていない。
脱臭装置の使用状態においては、図9(a)に表したように、脱臭ノズル552はボウル310に向けて側方から突出し、周側面のフィルタ554を介してボウル310内の空気を吸引する。排気ファン560の作用によりフィルタ554から吸引されたボウル310内の空気は、本体部556、排気ファン560を介して触媒部562に達する。触媒部562においては、例えば酸素やオゾンなどの作用により、吸気に含まれ臭気の原因となる有機ガス成分を分解あるいは吸着して臭気を除去する。臭気が除去された排気は、衛生洗浄便座装置本体500の背面に設けられた排気口から排出される。
一方、脱臭ノズル552は、収納状態においては、図9(a)に矢印Aで表した方向にスライドして衛生洗浄便座装置本体500の中に収納される。この時、蓋553が衛生洗浄便座装置本体の湾曲した前面510と一体的な曲面を構成し、衛生洗浄便座装置本体500の内部や脱臭装置550を保護して、小水や汚れの浸入を防止する。
図10は、脱臭ノズル552の駆動機構を例示する模式図である。
すなわち、本体部556にモータ557が設けられ、ボールネジ558を回転駆動可能とされている。一方、脱臭ノズル552には、ボールネジ558と螺合する軸受け555が設けられている。モータ557がボールネジ558を回転させると、その回転方向に応じて軸受け555に摺動方向の駆動力が作用し、脱臭ノズル552が所定の方向にスライドする。
図11は、本具体例の脱臭装置550の動作を例示するフローチャートである。
すなわち、待機状態においては、脱臭ノズル552は、図9(a)の矢印Aの方向にスライドして衛生洗浄便座装置本体500の中に収納されている(ステップS102)。
そして、使用者がトイレ装置の便座410に座ると、衛生洗浄便座装置本体500に設けられた着座センサ502(図1参照)がこれを検知する(ステップS104)。
すると、衛生洗浄便座装置本体500に内蔵された制御部(図示せず)の指令により、脱臭ノズル552がスライド進出して図9(a)に表した状態となる(ステップS106)。 続けて、排気ファン560が低速動作を開始する(ステップS108)。つまり、ボウル310の中の空気は排気ファン560により吸引され、触媒部562により臭気が除去されて排出される。
次に、使用者がトイレ装置の便座410から立ち上がると、着座センサ502が非検知となる(ステップS110)。
すると、排気ファン560は高速運転を開始する(ステップS112)。これにより、使用者が立ち上がった直後のボウル310内の臭気を上方に逃がすことなく脱臭装置に吸引し、脱臭することができる。
一定時間の間、高速運転により脱臭したら(ステップS114)、排気ファン560を停止し(ステップS116)、脱臭ノズル552を図9(a)の矢印Aの方向にスライドさせて衛生洗浄便座装置本体500の中に収納する(ステップS118)。このようにして、再び待機状態に戻る(ステップS120)。
以上説明したように、本具体例によれば、使用者の着座と連動して脱臭ノズル552が湾曲した前面510の側方からボウル310内に進出し、確実かつ迅速に脱臭動作を開始できる。また一方、例えば、男性の小用の際などは、脱臭ノズル552は衛生洗浄便座装置本体500の中に収納され、湾曲した前面510と一体的な曲面を構成する蓋553によって保護された状態にある。従って、小水や汚れの浸入を防ぐことができ、かつ見栄えもすっきりとして使用感に優れたトイレ装置を実現できる。
次に、本実施形態のトイレ装置に設けることができる温風乾燥装置について説明する。
図12は、温風乾燥装置の一例を説明するための模式図である。
すなわち、同図(a)は、温風乾燥装置の側面構成図、同図(b)は、温風乾燥装置の平面図、同図(c)は、温風乾燥装置の正面図である。
温風乾燥装置570は、送風ファン572と、その排出側に設けられたヒータ部574と、その下流に設けられた送風路576と、を有する。送風ファンは、衛生洗浄便座装置本体500の背面側から空気を取り込み、ヒータ部574に送風する。ヒータ部574において暖められた空気は、送風路576に送出される。送風路576は、洗浄ノズル530の両側に分岐して設けられている。これら送風路576から放出される温風は、衛生洗浄便座装置本体500の開口部520を介して、使用者の「おしり」に向けて放出される。このようにして、洗浄ノズル530により洗浄した後の濡れた「おしり」などに温風をあてることにより、迅速に乾燥させることができる。
またこの時、開口部520に設けられた塞ぎ板525の角度を制御することにより、温風の向きを調節することができる。すなわち、図12(a)に表したように、洗浄ノズル530が進出する際にはノズルに干渉しないように、塞ぎ板525の開き角度を大きくし、一方、温風を送る時には塞ぎ板525の開き角度を小さくして温風の向きを調節することができる。
図13は、塞ぎ板525の作用を説明するための模式図である。
すなわち、送風ファン572やヒータ部574のサイズや配置を考慮すると、送風路576の形状を工夫した場合でも、温風を水平方向に放出させることは容易ではなく、図13に破線矢印W1で表したように、温風は斜め下に向けて放出されてしまう。しかし、これでは、便座410に座った使用者の「おしり」に効率的に温風があたらない。
これに対して、塞ぎ板525の開き角度を制御することにより、送風路576から放出された温風を実線矢印W2で表したように、「おしり」の方向に導くことができる。特に、本実施形態においては、図1乃至図7に関して前述したように、衛生洗浄便座装置本体500の前面はボウル310の後部を覆わず、ボウル310の開口部の湾曲側壁面と略連続あるいはそれよりも後方(ボウル310から遠ざかる方向)に後退している。従って、図4に例示した比較例よりも、遠い位置から「おしり」に向けて温風を送出しなければならない。これに対して、本具体例によれば、塞ぎ板525を温風の「ガイド」として利用し、その開き角度を制御することにより、温風を確実かつ容易に「おしり」にあてることができる。
また本具体例においては、塞ぎ板525の開き角度に応じて温風の方向を変えることができるので、例えば、使用者が塞ぎ板525の開き角度を調節することにより、使用者の好みに応じた方向に温風を向けることができる。またさらに、塞ぎ板525の開き角度を周期的に変化させることにより温風の方向を周期的に変化させて、「おしり」の広い範囲にむらなく温風があたるようにすることもできる。
図14は、塞ぎ板525の開閉機構を例示する模式図である。
すなわち、本具体例においては、リニアアクチュエータ526が設けられ、その凸部526Pが矢印Aの方向に直線駆動する。塞ぎ板525は、スプリング(図示せず)などにより開く方向に付勢されている。そして、塞ぎ板525の裏面に設けられた凸部525Pを、リニアアクチュエータ526の凸部526Pで押すことにより、塞ぎ板525を閉じたり、また所定の角度まで開くことができる。
例えば、同図において、リニアアクチュエータの凸部526Pが最も下がった位置A1にある時、塞ぎ板525は完全に閉じた状態P1にある。そして、リニアアクチュエータの凸部526Pが上昇して位置A2にある時、塞ぎ板525は水平に近い角度まで開いた状態P2となる。例えばこの状態において、温風乾燥装置570から送出される温風を使用者の「おしり」に向けてガイドすることができる。また、リニアアクチュエータの凸部526Pがさらに上昇して位置A3にある時、塞ぎ板525はさらに開いた状態P3となる。この状態において、洗浄ノズル530が干渉せずに進出することができる。
また、本具体例において、温風を送出する際に、リニアアクチュエータ526を所定の範囲で上下運動させれば、塞ぎ板525の開き角度を周期的に変化させて「おしり」の広い範囲にむらなく温風をあてることもできる。
なお、図14に表した駆動機構は一例に過ぎず、塞ぎ板525を開閉させる機構としては、各種のものを用いることができる。例えば、洗浄ノズル530を進出させるためのモータの出力を利用して塞ぎ板525を開閉させてもよい。
また一方、洗浄ノズル530により塞ぎ板525の開き角度を調節してもよい。すなわち、塞ぎ板525をスプリングなどで閉じた位置に付勢しておき、洗浄ノズル530で塞ぎ板525を押して開けるようにすることができる。この場合には、洗浄ノズル530の進出量により塞ぎ板525の開き角度を調整できる。
図15は、洗浄ノズルと温風乾燥装置による洗浄・温風乾燥動作のシーケンスの一例を表すフローチャートである。
まず、待機状態においては、洗浄ノズル530は収納状態にあり、塞ぎ板525は閉じられている(ステップS202)。
そして、使用者が便座410に座り、衛生洗浄便座装置本体500やリモコンを操作して吐水スイッチをオンする(ステップS204)と、塞ぎ板525がまず吐水位置(図14:P3)まで開く(ステップS206)。なおこの時、衛生洗浄便座装置本体500に設けられた着座センサ502(図1参照)が検知状態である場合のみ、洗浄ノズルの動作が許可されるようにしてもよい。
塞ぎ板525が開くと、洗浄ノズル530が進出し、吐水を開始する(ステップS208)。そして、使用者が吐水スイッチをオフにする(ステップS210)と、吐水が停止し洗浄ノズル530が収納され(ステップS212)、塞ぎ板525が閉じる(ステップS214)。
次に、使用者が温風スイッチをオンにする(ステップS216)と、塞ぎ板525が温風位置(図14:P2)まで開く(ステップS218)。そして、ヒータ部574と送風ファン572に通電され(ステップS220)、温風が使用者の「おしり」などに向けて放出される。
使用者が温風スイッチをオフにする(ステップS222)と、ヒータ部574と送風ファン572の通電が終了し(ステップS224)、塞ぎ板525が閉じられて(ステップS226)、待機状態に戻る(ステップS228)。
次に、本実施形態のトイレ装置に設けることができる「捨て水」の排水路について説明する。
図16は、捨て水の排水路が設けられた衛生洗浄便座装置本体500を例示する斜視取り付け図である。
また、図17は、この衛生洗浄便座装置本体500の断面図である。
すなわち、衛生洗浄便座装置本体500の中には、洗浄ノズル530にお湯や水を供給する水路系が内蔵されている。この水路系において、水やお湯を「捨て水」として経路外に排出する必要が生ずる場合がある。「捨て水」の発生源としては、例えば以下の要素を挙げることができる。
まず、水を加熱するための熱交換タンクに設けられた「水抜き弁」を挙げることができる。これは、メンテナンスなどの際に熱交換タンクから水を抜くための弁である。次に、水路上で調圧弁の2次側に設けられた「安全弁」を挙げることができる。これは、調圧弁が故障して水路の2次圧が上昇した時に、系外に水を放出するための弁である。また、「バキュームブレーカ」を挙げることができる。これは、熱交換タンクに付設され、水が洗浄ノズルの方向から逆流した時に、逆流水を系外に放出するための要素である。
従って、これらの要素に排水チューブ592を接続し、排水路590に「捨て水」を導くとよい。
また、洗浄ノズル530から温水を吐水させる場合、予め衛生洗浄便座装置本体500の中で吐水口から吐水させて水路内の冷水を排出させることがある。また、洗浄ノズル530による洗浄が終了した時、衛生洗浄便座装置本体500の中で吐水口から吐水させることにより、吐水口の周辺の異物の付着を防止できる。さらにまた、洗浄ノズル530を使用する前に、その吐水口から吐水させて洗浄ノズル530を洗浄する場合がある。このようなノズル洗浄処理を衛生洗浄便座装置本体500の中で行う場合、図17に表したように、ノズル洗浄室540の中に洗浄ノズル530の先端を挿入した状態で、洗浄ノズル530から吐水させる。すると、洗浄ノズル530の先端付近が洗浄される。しかし、この洗浄水を衛生洗浄便座装置本体500の外に排出する必要がある。
本具体例においては、これらの場合に備えて、「捨て水」の排水路590が設けられている。排水路590は、衛生洗浄便座装置本体500の内部と連通し前面510から鉛直下方に延在して形成されている。また、本具体例においては、衛生洗浄便座装置本体500の前面510に設けられた開口部520に連結され、開口部520を介して排出される「捨て水」を腰掛便器のボウル310内に導く役割を有する。このような排水路590を設けることにより、「捨て水」が衛生洗浄便座装置本体500の内部に残留することを防ぎ、また、「捨て水」が排出される際に、衛生洗浄便座装置本体500と腰掛便器300との隙間に浸入することを防ぐことができる。
またさらに、このように下方に延在した排水路590を設けることにより、衛生洗浄便座装置本体500を腰掛便器300に取り付ける際に、「位置決め」を容易にできるという効果も得られる。すなわち、衛生洗浄便座装置本体500を腰掛便器300の上に載せ、後方(ボウル310から遠ざかる方向)に押して、排水路590がボウル310の側壁面に当接した位置を衛生洗浄便座装置本体500の取り付け位置とすることができる。この状態において、衛生洗浄便座装置本体500の前面510は、ボウル310の開口部の側壁面とほぼ同一面の位置にある。つまり、排水路590をボウル310の側壁面に当接させることにより、衛生洗浄便座装置本体500を理想的な位置に簡単に位置決めすることができる。
次に、本実施形態のトイレ装置の衛生洗浄便座装置本体500の筺体の構造について説明する。
図18は、衛生洗浄便座装置本体500の筺体の構造を説明するための模式断面図である。すなわち、図18(a)は、本実施形態において用いることができる筺体の一例を表し、図18(b)は、比較例の筺体を表す。
まず、図18(b)に表した比較例について説明すると、この筺体は、ケースカバー602とケースプレート604とからなる。ケースカバー602とケースプレート604とは、前面510の下端と、背面の中央付近で分割されている。つまり、筺体の継ぎ目が、前面510の下端に設けられている。
しかし、この構造の場合、防水用のパッキンは、筺体の継ぎ目よりも後方に設けざるを得ない。そのため、図18(b)に矢印で表したように、腰掛便器300と筺体との隙間に浸入した水分Hがこの継ぎ目に浸入しやすい。
これに対して、図18(a)に表した具体例の場合、ケースカバー602とケースプレート604とは、下面の中央付近と、背面の上端付近で分割されている。つまり、ケースカバー602の下端に、後方に延びてケースプレート604の前端に連設される底面片603を延設したので、筺体の継ぎ目は、下面の中央付近に後退して設けられている。このような構造とすれば、腰掛便器300の上面と筺体との隙間に水分Hが浸入しても、この継ぎ目まで進出することは容易でなく、継ぎ目への水分Hの浸入を抑制できる。
またさらに、本具体例の構造によれば、防水用のパッキンを前面510の下端に取り付けることが容易となる。
図19は、衛生洗浄便座装置本体500の前面510の下端にパッキンを取り付けた具体例を表す模式断面図である。
図19(a)に表した具体例の場合、衛生洗浄便座装置本体500の前面510の下端に、略チューブ状のパッキン606が設けられている。
また、図19(b)に表した具体例の場合、衛生洗浄便座装置本体500の前面510の下端に、前方に向けて鋭角的に突出したパッキン608が設けられている。
これらパッキン606、608は、例えば、合成ゴム系などの弾性材料により形成され、腰掛便器300の上面と衛生洗浄便座装置本体500との隙間への水分の浸入を阻止する役割を有する。なお、これらのパッキン606、608は、図1乃至図3に関して前述したようにボウル310の側壁面と略連続的な湾曲した前面510を有する衛生洗浄便座装置本体500にも、また、図5乃至図7に関して前述したように平面状の前面510を有する衛生洗浄便座装置本体500にも取り付け可能である。また、パッキン608を腰掛便器300及び衛生洗浄便座装置本体500と同系色とすれば、目立たずに見栄えもよい。
図20は、本実施形態において設けることができるパッキンの他の具体例を表す模式断面図である。
すなわち、本具体例においては、衛生洗浄便座装置本体500の前面510の中央付近に片状のパッキン610が取り付けられている。このパッキン610は、前面510に沿って下方に延在し、腰掛便器300と衛生洗浄便座装置本体500との隙間を塞ぐことにより水分の浸入を抑制する。また、このようなパッキン610を設けることにより、汚れが隙間に詰まることがなく、例えば、雑巾などで表面を拭くことにより汚れを簡単に取り除くことができる。
またこの時、図21に例示した如く、弾性材料からなるパッキン610に「内巻き」となるように付勢力を与えると、腰掛便器のボウル310の側壁面の形状に沿って密着し、水分の浸入をより確実に阻止できるとともに、見栄えもよくなる。
またさらに、図22及び図23に例示した如く、パッキン610の先端をボウル310の開口形状に合わせて切断してもよい。すなわち、腰掛便器のボウル310の開口形状は機種に応じて種々である。これに対して、パッキン610の先端を適宜切断してボウル310の開口形状に合わせることができれば、広範な形式の腰掛便器に衛生洗浄便座装置本体500を取り付けて防水構造を確保でき、便利である。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、図1乃至図23に関して前述した特徴部分は、技術的な可能な範囲においていかようにも組合せることができ、これら組合せにより得られたトイレ装置についても、本発明の要旨を含む限りにおいて本発明の範囲に包含される。
また、本発明のトイレ装置に含まれる洗浄ノズル、脱臭装置、温風乾燥装置、着座センサ、筺体、リモコン、腰掛便器、ロータンクなどの各要素については、当業者が適宜設計変更することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができるものも本発明の要旨を含む限り、本発明の範囲に包含される。
その他、本発明の実施の形態として上述したトイレ装置を基にして、当業者が適宜設計変更して実施しうるすべてのトイレ装置も同様に本発明の範囲に属する。
本発明の実施の形態の第1の具体例のトイレ装置を上方から眺めた模式図である。 本具体例のトイレ装置の模式斜視図である。 便座410と便蓋400を取り外した状態を表す模式斜視図である。 比較例のトイレ装置を表す模式図である。 本発明の実施形態の第2の具体例のトイレ装置を上方から眺めた模式図である。 本具体例のトイレ装置の模式斜視図である。 便座410と便蓋400を取り外した状態を表す模式斜視図である。 本実施形態の衛生洗浄便座装置における洗浄ノズルの進退を説明するための模式断面図である。 脱臭装置の一例を説明するための模式図である。 脱臭ノズル552の駆動機構を例示する模式図である。 本具体例の脱臭装置550の動作を例示するフローチャートである。 温風乾燥装置の一例を説明するための模式図である。 塞ぎ板525の作用を説明するための模式図である。 塞ぎ板525の開閉機構を例示する模式図である。 洗浄ノズルと温風乾燥装置による洗浄・温風乾燥動作のシーケンスの一例を表すフローチャートである。 捨て水の排水路が設けられた衛生洗浄便座装置本体500を例示する斜視取り付け図である。 衛生洗浄便座装置本体500の断面図である。 衛生洗浄便座装置本体500の筺体の構造を説明するための模式断面図である。 衛生洗浄便座装置本体500の前面510の下端にパッキンを取り付けた具体例を表す模式断面図である。 本実施形態において設けることができるパッキンの他の具体例を表す模式断面図である。 弾性材料からなるパッキン610に「内巻き」となるように付勢力を与えることを表した模式図である。 パッキン610の先端をボウル310の開口形状に合わせて切断した模式図である。 パッキン610の先端をボウル310の開口形状に合わせて切断した模式図である。
符号の説明
300 腰掛便器

310 ボウル

400 便蓋

410 便座

500 衛生洗浄便座装置本体

502 着座センサ

510 前面

520 開口部

525 塞ぎ板

525P 凸部

526 リニアアクチュエータ

526P 凸部

530 洗浄ノズル

532 指示台

534 第1シリンダ

536 第2シリンダ

538 第3シリンダ

540 ノズル洗浄室

550 脱臭装置

552 脱臭ノズル

553 蓋

554 フィルタ

555 軸受け

556 本体部

557 モータ

558 ボールネジ

560 排気ファン

562 触媒部

570 温風乾燥装置

572 送風ファン

574 ヒータ部

576 送風路

590 排水路

602 ケースカバー

603 底面片

604 ケースプレート

606、608、610 パッキン

Claims (7)

  1. 腰掛便器と、
    前記腰掛便器の上に設けられ進退自在な洗浄ノズルを内蔵した衛生洗浄便座装置本体と、
    を備え、
    前記衛生洗浄便座装置本体は、前記腰掛便器の上部後方の平坦面においてボウルを覆わないように設けられ、排気ファンと、触媒部と、脱臭ノズルと、前記脱臭ノズルを進退させる駆動部と、を含む脱臭装置を有し、
    前記衛生洗浄便座装置本体の前記ボウルに面する前面は、前記ボウルの側壁面と略連続する湾曲面を有し、
    前記前面には、前記洗浄ノズルを突出させる開口部と、前記開口部に設けられた開閉自在の塞ぎ板と、が設けられ
    前記脱臭ノズルは、先端に設けられた蓋と、周側面の少なくとも一部に設けられたフィルタと、を有し、
    前記駆動部が前記脱臭ノズルを進出させた状態において前記フィルタを介して前記ボウルの空気を排気可能とし、
    前記駆動部が前記脱臭ノズルを後退させた状態において前記フィルタは前記衛生洗浄便座装置本体の内部に収納され前記蓋が前記湾曲面の一部と連続的な曲面を構成することを特徴とするトイレ装置。
  2. 前記衛生洗浄便座装置本体は、送風ファンと、ヒータ部と、送風路と、を含む温風乾燥装置をさらに有し、
    前記送風路から送出される温風は、前記開口部を介して放出されることを特徴とする請求項1記載のトイレ装置。
  3. 前記送風路から送出される前記温風の方向は、前記塞ぎ板により制御されることを特徴とする請求項記載のトイレ装置。
  4. 前記洗浄ノズルを突出させる時の前記塞ぎ板の開き角度と、前記送風路から前記温風を送出する時の前記塞ぎ板の開き角度と、が異なることを特徴とする請求項記載のトイレ装置。
  5. 前記腰掛便器の前記平坦面と、前記衛生洗浄便座装置本体との間の隙間への水分の浸入を抑制するパッキンをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載のトイレ装置。
  6. 前記洗浄ノズルは、複数のシリンダからなる多段式として、前記衛生洗浄装置本体内に収納された状態と、使用状態とで、前記洗浄ノズルの長を変化させたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載のトイレ装置。
  7. 前記衛生洗浄便座装置本体は、ケースプレートとケースカバーとから構成され、前記ケースカバーの下端に、後方に延びてケースプレートの前端に連設される底面片を延設したことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載のトイレ装置。
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