JP4878561B2 - 車両の後進抑制解除機構 - Google Patents
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Description
前後進切換用シフト操作装置26は、ハンドルバー12に固定されたホルダーケース95と、このホルダーケース95に回転可能に支持されたロータ組立体96とからなり、ロータ組立体96は、インナーワイヤ巻掛用の円周溝105が形成されたリール部97と、運転者の手で回動されるダイアル部98とを備える。
ケーブル伝達装置77,78のアウターは、ブラケット79を介して後側シリンダヘッド14で支持されている。
ロック爪108は、中立状態では、中立位置ロック用切欠き115b内に配置され、前進位置や後輪位置には回動しない構造とされ、図13に示されるように、ロック爪108には一体にロック解除ノブ118が形成されている。
また、後進抑制解除機構は、ワイヤの長さの誤差や弛みを調整する機構を備えていないために構造が簡単になる。
また、ストッパは、インナワイヤを引き切った後に解除レバーを引く前の位置に戻すときに、ケーブルアウターステーの端面に当たって戻し過ぎないようにし、ステー側係合部とレバー側係合部とが係合しているときには、ストッパは端面に当たらない。
作用として、バーハンドルに解除レバーを設けることにより、運転者が意識して指を動かさないと触れない位置であって運転者が手で容易に操作できる位置に解除レバーを配置することが可能になる。
作用として、解除レバーにワイヤを引く前の状態のストッパ及び引き切り側のストッパを一体に設けることで、特別に引き切り側のストッパを設ける必要がない。
作用として、ハンドルカバーで解除レバーの一部を覆うことで、特別に解除レバーの一部を覆うカバーを設ける必要がない。
請求項5に係る発明は、ステー側係合部は、ステー下面に球面状に突出する係合部であり、レバー側係合部は解除レバーに上方に延びる筒状の係合部として形成され、レバー側係合部の先端に形成された雌テーパ部に、ステー側係合部が係合することを特徴とする。
また、ストッパは、インナワイヤを引き切った後に解除レバーを引く前の位置に戻すときに、ケーブルアウターステーの端面に当たって戻し過ぎないようにし、ステー側係合部とレバー側係合部とが係合しているときには、ストッパは端面に当たらない。
請求項5に係る発明では、ステー側係合部は、ステー下面に球面状に突出する係合部であり、レバー側係合部は解除レバーに上方に延びる筒状の係合部として形成され、レバー側係合部の先端に形成された雌テーパ部に、ステー側係合部が係合するようにした。
図1は本発明に係る後進抑制解除機構を備える車両の側面図であり、車両10は、骨格となる車体フレーム11と、この車体フレーム11のほぼ中央部に設けられた前部シート12と、この前部シート12よりも後方の車体フレーム11に設けられた後部シート13と、車体フレーム11の前部に取付けられた左右一対の前輪15,16と、これらの前輪15,16を操舵するためのバーハンドル17と、車体フレーム11の後部に上下スイング自在に取付けられたスイング式のパワーユニット18と、このパワーユニット18に左右の車軸21,22(手前側の符号21のみ示す。)を介して取付けられた左右一対の後輪23,24とを備える四輪車である。
蛇腹管156は、吸気ボックス157に近い部分に蛇腹部165を備え、伸縮自在にされている。
メイン軸201及びカウンタ軸202には、常時噛み合う複数の変速ギヤ列が設けられている。
リバースストッパアーム217は、係合部214に進入又は係合部214から退出可能な第1アーム221と、前方斜め下方に延びる第2アーム222とを備え、ストッパ軸223に回転自在に取付けられ、捩りコイルばね224で反時計回りに付勢されている。
上記のシフトドラム211の係合部214、リバースストッパアーム217及び捩りコイルばね224はストッパ機構(いわゆる「リバースインヒビター」)226を構成するものである。
リバース解除アーム231は、リバースストッパアーム217の第2アーム222に当てられた爪状アーム232と、この爪状アーム232にほぼ直交するように形成された補助アーム233とを備え、支軸235に回転自在に取付けられている。補助アーム233は、リバース解除ケーブル237を構成するインナワイヤ238が連結された部分である。
上記のリバース解除アーム231及びリバース解除ケーブル237は、後で詳述するストッパ解除機構245を構成する部品である。
バーハンドル17の屈曲部17aには背面視L字形状のステー261が取付けられ、このステー261に解除レバー252がスイング自在に取付けられている。
リバース解除ケーブル237は、上記のアウタケーブル267と、このアウタケーブル267内に移動可能に挿入された上記のインナワイヤ238とからなる。なお、255aはハンドルカバー255の下面に開けられた窓部である。
また、リバース解除操作部270、リバース解除ケーブル237及びリバース解除アーム231(図3参照)は、ストッパ解除機構245を構成するものである。
更に、ストッパ機構226(図3参照)及びストッパ解除機構245は、後進抑制解除機構275を構成するものである。
図9(a),(b)は本発明に係る後進抑制解除機構の作用を示す第1作用図である。
(a)はインナワイヤ238を引く前の状態を示している。解除レバー252のレバー側係合部252eはステー261のステー側係合部261aに係合している。
(a)において、解除レバーに連結されたインナワイヤ238を引く前では、リバースストッパアーム217の第1アーム221がシフトドラム211の係合部214に捩りコイルばね224で押し付けられて係合している。
これにより、運転者が意識して指を動かさないと触れない位置であって運転者が手で容易に操作できる位置に解除レバー252を配置することができる。
これにより、引き切り側のストッパを解除レバーと別体に設けるのに比べて部品数を削減することができ、コストを低減することができる。
これにより、解除レバー252の一部を専用のカバーで覆うのに比べて部品数を削減することができ、コストを低減することができる。
275…後進抑制解除機構。
Claims (5)
- ギヤが後進位置に噛み合うことを阻止するストッパ機構(226)を備えた変速機(142)と、前記ストッパ機構(226)における解除操作を行うための解除レバー(252)とが設けられた車両の後進抑制解除機構において、
前記ストッパ機構(226)から延びるワイヤ(238)の先端に連結された解除レバー(252)に、レバー側係合部(252e)が設けられ、前記解除レバー(252)を回動自在に支持するステー(261)に前記レバー側係合部(252e)に係合するステー側係合部(261a)が設けられ、解除レバー(252)を回動開始位置から回動させる際に前記レバー側係合部(252e)と前記ステー側係合部(261a)との係合が解除され、
前記解除レバー(252)には、前記ワイヤー(238)を引く前の状態で、前記ステー(264)の一部を構成するケーブルアウターステー(264)の端面(264a)に対向する突起状のストッパ(252b)を備え、
前記解除レバー(252)が引く前の位置に戻り、レバー側係合部(252e)と前記ステー側係合部(261a)が係合状態では、ワイヤ(238)を引く前の状態におけるストッパ(252b)が前記ケーブルアウターステー(264)の端面(264a)に当接しないように構成した、
ことを特徴とする車両の後進抑制解除機構。 - 前記解除レバー(252)は、ステアリングシャフトを回動させるバーハンドル(17)に設けられることを特徴とする請求項1記載の車両の後進抑制解除機構。
- 前記解除レバー(252)は前記ワイヤ(238)を引く前の状態のストッパ(252b)及びワイヤ(238)の引き切り側ストッパ(252c)とを備え、ストッパ(252b,252c)のそれぞれを、解除レバー(252)に一体に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両の後進抑制解除機構。
- 前記バーハンドル(17)を覆うハンドルカバー(255)で前記解除レバー(252)の一部を覆ったことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の車両の後進抑制解除機構。
- 前記ステー側係合部(261a)は、ステー下面に球面状に突出する係合部であり、前記レバー側係合部(252e)は解除レバー(252)に上方に延びる筒状の係合部として形成され、レバー側係合部(252e)の先端に形成された雌テーパ部(252j)に、ステー側係合部(261a)が係合することを特徴とする請求項1記載の車両の後進抑制解除機構。
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