JP4673755B2 - 自動二、三輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二、三輪車に関し、特に、前輪を軸支する伸縮式懸架装置をレースのスタート時に所定縮度に保持し得るようにした自動二、三輪車に関する。
レースのスタート時に伸縮式懸架装置を所定縮度に保持し、スタート後の走行時に操向ハンドルに設けられたレバーを操作することにより、所定縮度の保持状態を解除するようにした自動二、三輪車が、たとえば特許文献1によって知られている。
特開昭59−223583号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたものでは、伸縮式懸架装置を所定縮度に保持した状態を解除するためにはレバーによる解除操作が必要となるものであり、レース時には、そのような操作を省略できることが望ましい。また上記特許文献1で開示されたものでは、伸縮式懸架装置に取付けられた保持手段およびレバー間を結ぶケーブルが必要となるがレースに用いられる自動二、三輪車では、理想的にはそのような部品は省略できることが望ましい。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ケーブル等の部品を不要としつつ、スタート時には伸縮式懸架装置の所定縮度を保持するとともにスタート後には所定縮度状態を自動的に解除することを可能とし、伸動規制解除後の走行中の再規制を禁止し得るようにした自動二、三輪車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、前輪を軸支する伸縮式懸架装置が、アウターチューブと、該アウターチューブに摺動自在に嵌合されるインナーチューブとを有し、その伸縮式懸架装置には、該伸縮式懸架装置の伸動を所定縮度に規制することを可能とした保持手段取付けられ、その保持手段は、前記伸縮式懸架装置が前記所定縮度よりも収縮するのに応じて伸動規制を自動的に解除する自動解除機構と、自動解除機構の作動による伸動規制解除後の走行中の再規制を禁止する再規制禁止手段とを備える自動二、三輪車であって、前記保持手段は、前記アウターチューブに着脱可能に取付けられる支持部材と、前記アウターチューブを移動自在に貫通するようにして前記支持部材にスライド可能に支承されるとともに前記インナーチューブに係合可能な係合部が先端部に設けられるスライド部材とを備え、前記自動解除機構は、前記伸縮式懸架装置が前記所定縮度であるときに前記スライド部材の係合部を挿通、係合させるとともに前記伸縮式懸架装置が前記所定縮度よりも収縮した状態では前記係合部の係合を解除することを可能とした形状で前記インナーチューブに設けられる係合孔と、前記係合部を前記係合孔から離脱させる側に前記スライド部材を付勢する付勢部材とで構成されることを特徴とする。
また請求項記載の発明は、請求項記載の発明の構成に加えて、前記スライド部材が、前記係合部を前記係合孔に挿通させる前進位置ならびに前記係合部を前記インナーチューブの外周よりも外方に位置させる後退位置間でのスライドを可能として前記支持部材に摺動可能に嵌合され、前記再規制禁止手段は、前記スライド部材と、該スライド部材の外周に回動可能として嵌装される回動操作部材と、該回動操作部材の回動操作に応じて前記スライド部材の軸方向位置を定めるようにして前記スライド部材および前記回動操作部材間に設けられるガイド機構とを備え、該ガイド機構は、前記スライド部材の前記インナーチューブへの係合が解除された状態での前記回動操作部材の非回動操作時には前記インナーチューブに係合する方向への前記スライド部材の移動を阻止する構造に構成されることを特徴とする。
さらに請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の構成に加えて、前記伸縮式懸架装置が、車体フレームのヘッドパイプで回動可能に支承されるボトムブリッジと、該ボトムブリッジの上方に配置されるトップブリッジと、前記ヘッドパイプの左右両側に配置されて前記ボトムブリッジおよび前記トップブリッジに取付けられる左右一対の前記アウターチューブと、それらのアウターチューブにそれぞれ下方から摺動可能に嵌合される左右一対の前記インナーチューブとを備えた倒立式のフロントフォーク(であり、前記ボトムブリッジおよび前記トップブリッジ間において左右一方の前記アウターチューブに前記保持手段が取付けられることを特徴とする。
なお実施例のフロントフォーク15が本発明の伸縮式懸架装置に対応し、実施例の第1および第2ばね59,60が本発明の付勢部材に対応する。
請求項1記載の発明によれば、保持手段が備える自動解除機構の働きにより、スタート後に伸縮式懸架装置が所定縮度よりも収縮するのに応じて伸動規制が自動的に解除されることになり、走行中に操縦操作以外の操作を不要とすることができ、しかもレバーやケーブル等の部品を不要とすることができる。また保持手段が備える再規制禁止手段の働きにより、伸動規制解除後の走行中の再規制が禁止されるので、伸動規制が解除された後の走行状態では所定縮度の解除状態を確実に維持することができる。
その上、保持手段を着脱可能として伸縮式懸架装置に取りつけることが可能であり、レース以外の一般走行時には、保持手段を取り外すことが可能である。しかもスライド部材の先端部の係合部をインナーチューブに設けられた係合孔に挿通、係合させることで伸縮式懸架装置を所定縮度に保持するようにしており、前記スライド部材は、アウターチューブに着脱可能に取付けられる支持部材にスライド可能に支承されるものであるので、保持手段の取付けおよび取り外しが容易である。
さらに請求項記載の発明によれば、スライド部材と、スライド部材に嵌装される回動操作部材と、スライド部材および回動操作部材間に設けられるガイド機構とを備える簡単かつコンパクトな構成の再規制禁止手段で、伸動規制解除後の走行中の再規制を確実に禁止することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図13は本発明の一実施例を示すものであり、図1は自動二輪車の側面図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3矢視図、図4は図2の4矢視方向から見て一部を切欠いて示す図、図5は図4の要部拡大図、図6はフロントフォークの内部構造を省略した状態での図4の6−6線断面図、図7は保持手段で所定縮度状態を保持した状態での図5に対応した図、図8は図7の8−8線断面図、図9は図5の9−9線断面図、図10はガイド溝の展開図、図11は図5の11−11線断面図、図12は図7の12−12線断面図、図13は保持手段を取り外した状態での図4に対応した図である。
先ず図1において、この自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを軸支する伸縮式懸架装置であるフロントフォーク15を操向可能に支承するヘッドパイプ16と、該ヘッドパイプ16から後ろ下がりに延びる左右一対のメインフレーム17…と、それらのメインフレーム17…の後端に連設されて下方に延びるピボットプレート18…と、前記メインフレーム17…の前部から後下がりに延びるハンガプレート19…と、ハンガプレート19…の下部およびメインフレーム17…の中間部間を結ぶ補強フレーム20…と、前記ピボットプレート18…の上部から後ろ上がりで後方に延設されるシートレール21…とを備える。
車体フレームFには、単気筒である内燃機関Eの機関本体22が搭載される。すなわち機関本体22の前部がハンガプレート19…の下部に支持され、機関本体22の後側上部がピボットプレート18…の上部に支持され、機関本体の後側下部がピボットプレート18…の下部に支持される。
前記機関本体22に内蔵される変速機の出力軸23からの動力は、チェーン伝動手段24を介して後輪WRに伝達されるものであり、該チェーン伝動手段24は、前記出力軸23に固定される駆動スプロケット25と、後輪WRに固定される被動スプロケット26と、それらのスプロケット25,26に巻き掛けられる無端状のチェーン27とで構成される。
またピボットプレート18…にはスイングアーム28…の前端部が支軸29を介して揺動可能に支承されており、スイングアーム28…の後端部に前記後輪WRが軸支され、スイングアーム28…の前部および車体フレームF間にリヤクッションユニット30が設けられる。
前記メインフレーム17…上には、前記内燃機関Eを上方から覆うようにして燃料タンク31が搭載され、乗員を乗せるせるために燃料タンク31の後方に配置される乗車用シート32は前記シートレール21…で支持される。
図2を併せて参照して、フロントフォーク15は、前記車体フレームFのヘッドパイプ16で回動可能に支承されるボトムブリッジ34と、該ボトムブリッジ34の上方に配置されて前記ヘッドパイプ16で回動可能に支承されるトップブリッジ35と、前記ヘッドパイプ16の左右両側に配置されて前記ボトムブリッジ34および前記トップブリッジ35に取付けられる左右一対のアウターチューブ36,36と、それらのアウターチューブ36…にそれぞれ下方から摺動可能に嵌合される左右一対のインナーチューブ37,37とを備えて、所謂倒立式に構成される。
而してボトムブリッジ34およびトップブリッジ35間において前記両アウターチューブ36…の一方、この実施例では自動二輪車の進行方向前方を向いたときに前記ヘッドパイプ16の左側に位置するアウターチューブ36には、フロントフォーク15の伸動を所定縮度に規制することを可能とした保持手段38が取付けられる。
図3〜図6を併せて参照して、前記保持手段38は、アウターチューブ36に着脱可能に取付けられる支持部材39と、前記アウターチューブ36を移動自在に貫通するようにして前記支持部材39にスライド可能に支承されるとともに前記インナーチューブ37に係合可能な係合部40aが先端部に設けられるスライド部材40とを備える。
前記支持部材39は、アウターチューブ37の略半周の外周に対応した内周を有するものであり、この支持部材39の周方向一端には連結部39aが設けられ、支持部材39の周方向他端にはねじ孔42が設けられる。またアウターチューブ37の残余の略半周の外周に対応した内周を有する挟持部材41の周方向一端には前記ねじ孔42に螺合するボルト43が挿通されており、挟持部材41の周方向他端には前記支持部材39の連結部39aを上下から挟む二股状の連結部41aが設けられる。しかも支持部材39の連結部39aおよび挟持部材41の連結部41aはアウターチューブ37と平行な軸線を有する連結ピン44で相互に連結される。
而してねじ孔42に螺合したボルト43を締めつけることにより支持部材39はアウターチューブ36に固定されることになり、前記ボルト43を緩めてねじ孔42から離脱させることにより支持部材39をアウターチューブ36から取り外すことが可能であり、支持部材39はアウターチューブ36に着脱可能に取付けられることになる。
ところで支持部材39の周方向中央部に対応する部分でアウターチューブ36には、平坦な取付け面45と、該取付け面45を上下から挟む一対の隆起部46,47とが設けられており、支持部材39は、前記両隆起部46,47で挟まれつつ前記取付け面45に内周を当接させるようにしてアウターチューブ36に取付けられる。
またアウターチューブ36には、前記取付け面45およびアウターチューブ36の内面間にわたる貫通孔48が設けられており、前記支持部材39には、貫通孔48を囲繞しつつ前記取付け面45に弾発的に接触する環状のシール部材49が装着される。さらに支持部材39には、前記貫通孔48よりも小径である摺動孔50が前記貫通孔48と同軸にして設けられており、横断面形状を円形とした円柱状に形成される前記スライド部材40が、前記摺動孔50に軸方向の摺動を可能として嵌合され、スライド部材40の外周には摺動孔50の内面に弾発的に摺接する環状のシール部材51が装着される。
前記スライド部材40の先端下部は、アウターチューブ36の中心側に進むにつれて上方位置となるように傾斜した傾斜面52を形成するようにして切欠かかれており、スライド部材40の先端面は、前記傾斜面52が形成されることに半円状となり、係合部40aは、スライド部材40の先端から半径方向外方に張り出す鍔状に形成される。
而してスライド部材40は、その先端の係合部40aをインナーチューブ37の内方まで前進させてインナーチューブ37に係合する前進位置ならびに前記係合部40aを前記インナーチューブ37の外周よりも外方に位置させて図5および図6で示すように支持部材39に係合部40aを当接、係合させる後退位置間でのスライドを可能として前記摺動孔50に摺動可能に嵌合される。しかもスライド部材40の外周には、軸方向に延びる一条の係合溝53が設けられており、該係合溝53に係合する係合ピン54が支持部材39に挿通される。これによりスライド部材40は軸線まわりの回転を不能としつつ軸方向のスライドを可能として摺動孔50に嵌合されることになる。
図7および図8を併せて参照して、前記保持手段38は、フロントフォーク15が所定縮度よりも収縮するのに応じて伸動規制を自動的に解除する自動解除機構57を備えており、この自動解除機構57は、フロントフォーク15が前記所定縮度であるときに前記スライド部材40の係合部40aを挿通、係合させるとともに前記フロントフォーク15が前記所定縮度よりも収縮した状態では前記係合部40aの係合を解除することを可能として前記インナーチューブ37に設けられる係合孔58と、前記係合部40aを前記係合孔58から離脱させる側に前記スライド部材40を付勢する付勢部材である第1および第2ばね59,60とで構成される。
前記係合孔58は、インナーチューブ37の周方向に沿って前記スライド部材40に対応する部分でインナーチューブ37の軸線に沿う方向に長く形成されるものであり、前記スライド部材40の先端部をその係合部40aをも含んで挿通させ得る幅d1を有して上下に延びるとともに下端を閉じた幅広部58aと、前記係合部40aを挿通、係合させるようにして前記幅広部58aよりも狭い幅d2に形成されて幅広部58aの上端部に連なる幅狭部58bとから成るものであり、幅狭部58bの幅d2は、係合部40aを除く部分でスライド部材40を挿通させるのに必要な値に設定されており、幅狭部58bは幅広部58aよりも短く、かつ上端部を閉じるように形成される。
而して図8の鎖線で示すように、前記係合孔58の幅広部58aをスライド部材40に対応させるようにフロントフォーク15を収縮せしめた状態で、スライド部材40を押し込むと、スライド部材40の先端部はその係合部40aをも含んで幅広部58aに挿通されることになり、この状態でフロントフォーク15を収縮せしめている力を解放すると、図7および図8で示すように、フロントフォーク15の伸動によって前記幅狭部58bにスライド部材40の係合部40aが挿通、係合されることになり、係合部40aが幅狭部58bに挿通、係合されている状態では、フロントフォーク15がそれ以上伸動することが規制されることなる。
ところで支持部材39から突出したスライド部材40の外端には、スライド部材40の一直径線に沿う止めピン62によってキャップ61が固定される。一方、支持部材39には、スライド部材40の外周に回動可能として嵌装されて前記キャップ61に対向する回動操作部材67が摺接されており、ともにコイルばねである第1および第2ばね59,60は内外二重に配置されて前記キャップ61および回動操作部材67間に設けられる。
また保持手段38は、前記自動解除機構57の作動による伸動規制解除後の走行中の再規制を禁止する再規制禁止手段65備えるものであり、この再規制禁止手段65は、前記スライド部材40と、前記回動操作部材67と、該回動操作部材67の回動操作に応じて前記スライド部材40の軸方向位置を定めるようにして前記スライド部材40および前記回動操作部材67間に設けられるガイド機構64とを備える。
ところで第1および第2ばね59,60の一端はキャップ61に係合され、第1および第2ばね59,60の他端は回動操作部材67に係合されており、第1および第2ばね59,60は、係合部40aを係合孔58から離脱させる側に前記スライド部材40を付勢するばね力を発揮するだけでなく、前記回動操作部材67を矢印69で示す周方向一方側に付勢するばね力を発揮する。
図10において、前記ガイド機構64は、スライド部材40の外周に設けられるガイド溝66と、該ガイド溝66に先端部を嵌合するようにして前記回動操作部材67に設けられるピン68とで構成される。
前記ガイド溝66は、スライド部材40の周方向に沿って角度αの範囲で該スライド部材40の外周に設けられるものであり、第1および第2ばね59,60による付勢方向69の一端側に設定される初期位置部66aと、前記付勢方向69とは反対側の他端に設定されるセット準備位置部66bと、セット準備位置66bおよび初期位置部66a間にセット準備位置66b側から順に設定される押し込みガイド部66cおよびロックガイド部66dとを備える。
初期位置部66aは、図10および図11で示すように、前記係合部40aが前記インナーチューブ37の外方位置にある状態で前記ピン68を嵌合せしめるとともに前記回動操作部材67および前記ピン68の周方向一側への移動を規制するように形成されるものであり、セット準備位置66bは、初期位置部66aから周方向他側に所定角度αだけ離隔した位置でスライド部材40の軸方向に沿う位置を前記初期位置部66aと同一として形成される。
また押し込みガイド部66cは、前記ピン68がセット準備位置部66bにある状態で前記スライド部材40を押し込むのに応じて前記ピン68を第1および第2ばね59,60のばね力によって前記セット準備位置66bから周方向一側に回動させつつ前記スライド部材40の軸方向後方側にガイドするように形成される。
またロックガイド部66dは、前記係合部40aが前記係合孔58の幅狭部58bに係合した状態では前記ピン68の周方向一側への移動を規制するとともに前記係合部40aが幅広部58aに位置することで前記係合孔58との係合を解除した状態では前記ピン68を前記初期位置部66a側にガイドするように形成される。
しかも前記押し込みガイド部66cおよびロックガイド部66dを構成する前後一対の側壁のうち前方側の側壁66eは、ピン68が初期位置部66aにある状態で回動付勢部材67を第1および第2ばね59,60のばね付勢力に抗して周方向他側に回動したときには、スライド部材40を軸方向方側に移動させた後、さらに軸方向方側に移動させるようにしてピン68をセット準備位置66bにガイドするようにして後方側に膨らんだ彎曲形状に形成される。
このような再規制禁止手段65によれば、フロントフォーク15を収縮させた状態で回動操作部材67に設けられるピン68を初期位置部66aからセット準備位置部66bまで付勢力に抗して回動操作した状態でスライド部材40を押し込み、フロントフォーク15に加えていた収縮側への力を解放し、さらにスライド部材40を押し込んでいた力を解放すると、ピン68は、押し込みガイド部66cによってセット準備位置66bから周方向一側に回動しつつスライド部材40の軸方向後方側にガイドされることになり、この状態で係合部40aが係合孔58に係合するとロックガイド部66dはピン68の周方向一側への移動を規制するのでフロントフォーク15の所定縮度状態が保持されることになる。またフロントフォーク15が所定縮度よりも収縮するのに応じて係合部40aが係合孔58との係合を解除すると、ピン68は前記ロックガイド部66dによって初期位置部66a側にガイドされるので、伸動規制が解除された後にフロントフォーク15の伸動が再び規制されることはない。すなわちガイド機構64は、前記スライド部材の前記インナーチューブ37への係合が解除された状態では、前記回動操作部材67を回動操作しない限り、前記インナーチューブ37に係合する方向に前記スライド部材40が移動することを阻止することになる。
また前記スライド部材40の外周には、組付け時に前記ピン68を前記ガイド溝66に嵌合させるために、一端をスライド部材40の外端に開口せしめて軸方向に延びる溝70と、該溝70の内端をガイド溝66のセット準備位置66bに連結する連結溝71とが設けられている。
ところで前記スライド部材40の軸方向外端部は前記支持部材39から突出するものであり、このスライド部材40の外端部が操向操作に影響を及ぼすことがないようにするために、自動二輪車の直進状態でスライド部材40の軸線の延長線が後方側に向かうにつれて車体フレームFから離反するような位置で、フロントフォーク15における両アウターチューブ36…の一方に保持手段38が取付けられる。
次にこの実施例の作用について説明すると、保持手段38は、フロントフォーク15が所定縮度よりも収縮するのに応じて伸動規制を自動的に解除する自動解除機構57と、自動解除機構57の作動による伸動規制解除後の走行中の再規制を禁止する再規制禁止手段65とを備えるものであるので、自動二輪車のスタート後にフロントフォーク15が所定縮度よりも収縮するのに応じて伸動規制が自動解除機構57によって自動的に解除されることになり、走行中に操縦操作以外の操作を不要とすることができ、しかもレバーやケーブル等の部品を不要とすることができる。また再規制禁止手段65の働きにより、伸動規制解除後の走行中の再規制が禁止されるので、伸動規制が解除された後の走行状態では所定縮度の解除状態を確実に維持することができる。
またフロントフォーク15は、車体フレームFに支持されるアウターチューブ36と、該アウターチューブ36に下方から摺動自在に嵌合されるインナーチューブ37とを有するものであり、保持手段38は、前記アウターチューブ36に着脱可能に取付けられる支持部材39と、前記アウターチューブ36を移動自在に貫通するようにして支持部材39にスライド可能に支承されるとともに前記インナーチューブ37に係合可能な係合部40aが先端部に設けられるスライド部材40とを備え、自動解除機構57は、フロントフォーク15が前記所定縮度であるときにスライド部材40の係合部40aを挿通、係合させるとともにフロントフォーク15が前記所定縮度よりも収縮した状態では前記係合部40aの係合を解除することを可能とした形状で前記インナーチューブ37に設けられる係合孔58と、前記係合部40aを前記係合孔58から離脱させる側に前記スライド部材40を付勢する第1および第2ばね59,60とで構成されている。
したがって保持手段38を着脱可能としてフロントフォーク15に取りつけることが可能であり、レース以外の一般走行時には、保持手段38を取り外すことが可能である。この際、図13で示すように、アウターチューブ36に設けられた貫通孔48を塞ぐ蓋部材73をアウターチューブ36に装着することで、アウターチューブ36内への塵埃の侵入や水の浸入を防止することができる。
またスライド部材40の先端部の係合部40aをインナーチューブ37に設けられた係合孔58に挿通、係合させることでフロントフォーク15を所定縮度に保持するようにしており、前記スライド部材40は、アウターチューブ36に着脱可能に取付けられる支持部材39にスライド可能に支承されるものであるので、保持手段38の取付けおよび取り外しが容易である。
さらに横断面形状を円形とした前記スライド部材40が、係合部40aを係合孔58に挿通させる前進位置ならびに前記係合部40aを前記インナーチューブ37の外周よりも外方に位置させる後退位置間でのスライドを可能とするとともに軸線まわりの回転を不能として支持部材39に摺動可能に嵌合されており、再規制禁止手段65は、前記スライド部材40と、前記回動操作部材67と、該回動操作部材67の回動操作に応じて前記スライド部材40の軸方向位置を定めるようにして前記スライド部材40および前記回動操作部材67間に設けられるガイド機構64とを備え、ガイド機構64は、スライド部材40のインナーチューブ37への係合が解除された状態での回動操作部材67の非回動操作時には前記インナーチューブ37に係合する方向への前記スライド部材40の移動を阻止する構造に構成されるものであり、再規制禁止手段65を、簡単かつコンパクトに構成することができる。
しかもスライド部材40の係合部40aをインナーチューブ37の係合孔58から離脱させる側にスライド部材40を付勢する第1および第2ばね59,60は、内外二重に配置されて、回動操作部材67を周方向一方側にも付勢するものであり、部品点数を少なくしたコンパクトな構成で2つの機能を発揮させることができるとともに、より確実な作動を実現することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上記実施例では自動二輪車について説明したが、本発明は自動三輪車にも適用可能である。
自動二輪車の側面図 図1の2−2線拡大断面図 図2の3矢視図 図2の4矢視方向から見て一部を切欠いて示す図 図4の要部拡大図 フロントフォークの内部構造を省略した状態での図4の6−6線断面図 保持手段で所定縮度状態を保持した状態での図5に対応した図 図7の8−8線断面図 図5の9−9線断面図 ガイド溝の展開図 図5の11−11線断面図 図7の12−12線断面図 保持手段を取り外した状態での図4に対応した図
15・・・伸縮式懸架装置であるフロントフォーク
16・・・ヘッドパイプ
34・・・ボトムブリッジ
35・・・トップブリッジ
36・・・アウターチューブ
37・・・インナーチューブ
38・・・保持手段
39・・・支持部材
40・・・スライド部材
40a・・係合部
57・・・自動解除機構
58・・・係合孔
59・・・付勢部材である第1ばね
60・・・付勢部材である第2ばね
64・・・ガイド機構
65・・・再規制禁止手段
67・・・回動操作部材
F・・・・車体フレーム
WF・・・前輪

Claims (3)

  1. 前輪(WF)を軸支する伸縮式懸架装置(15)が、アウターチューブ(36)と、該アウターチューブ(36)に摺動自在に嵌合されるインナーチューブ(37)とを有し、その伸縮式懸架装置(15)には、該伸縮式懸架装置(15)の伸動を所定縮度に規制することを可能とした保持手段(38)取付けられ、その保持手段(38)は、前記伸縮式懸架装置(15)が前記所定縮度よりも収縮するのに応じて伸動規制を自動的に解除する自動解除機構(57)と、自動解除機構(57)の作動による伸動規制解除後の走行中の再規制を禁止する再規制禁止手段(65)とを備える自動二、三輪車であって、
    前記保持手段(38)は、前記アウターチューブ(36)に着脱可能に取付けられる支持部材(39)と、前記アウターチューブ(36)を移動自在に貫通するようにして前記支持部材(39)にスライド可能に支承されるとともに前記インナーチューブ(37)に係合可能な係合部(40a)が先端部に設けられるスライド部材(40)とを備え、
    前記自動解除機構(57)は、前記伸縮式懸架装置(15)が前記所定縮度であるときに前記スライド部材(40)の係合部(40a)を挿通、係合させるとともに前記伸縮式懸架装置(15)が前記所定縮度よりも収縮した状態では前記係合部(40a)の係合を解除することを可能とした形状で前記インナーチューブ(37)に設けられる係合孔(58)と、前記係合部(40a)を前記係合孔(58)から離脱させる側に前記スライド部材(40)を付勢する付勢部材(59,60)とで構成されることを特徴とする自動二、三輪車。
  2. 前記スライド部材(40)が、前記係合部(40a)を前記係合孔(58)に挿通させる前進位置ならびに前記係合部(40a)を前記インナーチューブ(37)の外周よりも外方に位置させる後退位置間でのスライドを可能として前記支持部材(39)に摺動可能に嵌合され、
    前記再規制禁止手段(65)は、前記スライド部材(40)と、該スライド部材(40)の外周に回動可能として嵌装される回動操作部材(67)と、該回動操作部材(67)の回動操作に応じて前記スライド部材(40)の軸方向位置を定めるようにして前記スライド部材(40)および前記回動操作部材(67)間に設けられるガイド機構(64)とを備え、
    該ガイド機構(64)は、前記スライド部材(40)の前記インナーチューブ(37)への係合が解除された状態での前記回動操作部材(67)の非回動操作時には前記インナーチューブ(37)に係合する方向への前記スライド部材(40)の移動を阻止する構造に構成されることを特徴とする請求項記載の自動二、三輪車。
  3. 前記伸縮式懸架装置は、車体フレーム(F)のヘッドパイプ(16)で回動可能に支承されるボトムブリッジ(34)と、該ボトムブリッジ(34)の上方に配置されるトップブリッジ(35)と、前記ヘッドパイプ(16)の左右両側に配置されて前記ボトムブリッジ(34)および前記トップブリッジ(35)に取付けられる左右一対の前記アウターチューブ(36)と、それらのアウターチューブ(36)にそれぞれ下方から摺動可能に嵌合される左右一対の前記インナーチューブ(37)とを備えた倒立式のフロントフォーク(15)であり、
    前記ボトムブリッジ(34)および前記トップブリッジ(35)間において左右一方の前記アウターチューブ(36)に前記保持手段(38)が取付けられることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の自動二、三輪車。
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