JP4693090B2 - 走行操作装置 - Google Patents
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Description
図3及び図4は、本実施形態に係る走行操作装置を説明するための図であり、図3にその概略側面図を、図4にその概略平面図を示す。
変速ロック機構200は、図3に示すように、HST変速操作機構100を人為的に任意の変速位置に保持する変速ロック状態及び該変速ロック状態を解除するロック解除状態をとり得るものであり、既述のロック爪部211を有するロック部材210の他、ロック操作部材220及び解除付勢部材230を備えている。
図9乃至図11は、ブレーキ操作機構300を説明するための図であり、図9にその概略側面図を、図10にその概略平面図を、図11にその概略斜視図を示す。ブレーキ操作機構300は、走行ブレーキ装置8を操作するものであって、このブレーキ操作の際に、変速ロック機構200を変速ロック状態からロック解除状態に移行できるように構成されたものである。このブレーキ操作機構300は、図9乃至図11に示すように、左右のブレーキ操作軸310、ブレーキ操作部材320及び左右のブレーキ解除付勢部材330を備えている。
1.ブレーキペダル321を踏むこと、
2.ロック操作部材220を操作すること、
3.前進用変速ペダル121を、第1当接面211aと歯部131とが離間する位置まで踏むこと
によって、解除することができる。
ブレーキ操作機構300において、ブレーキ操作軸310がコイルバネ330にて常に前記ブレーキ解除位置へ向けて付勢されている。このようにブレーキ操作軸310が前記ブレーキ解除位置へ付勢された状態において、ブレーキ操作部材320のブレーキ作動位置への人為操作がなされると、該ブレーキ操作部材320の人為操作に基づきブレーキ操作軸310が前記ブレーキ作動位置に向けて(図3中反時計方向)軸線回りに回転し、このとき変速ロック機構200が変速ロック状態にあると、該ブレーキ操作軸310が前記ブレーキ解除位置から前記ブレーキ作動位置に移行する際に、係合部311が、ロック部材210と当接して該ロック部材210が前記ロック位置から前記解除位置に移行する。これにより、変速ロック機構200の変速ロック状態が解除される。
ロック操作部材220の操作の場合には、ロック操作部材220の前記解除位置への人為操作がなされると、該ロック操作部材220の人為操作に基づきロック部材210が前記解除位置に位置するように(図3中反時計方向)第1枢支軸51回りに揺動して該解除位置に位置する。そうすると、ロック部材210におけるロック爪部211のラチェット体130における歯部131との係合が解除され、そして、ロック部材210が前記ロック位置から前記解除位置に移行する際に、歯部側第1当接面131aが爪側第1当接面211aから離間し、これにより、中立側へ付勢されているペダル軸110が該中立側に向けて軸線回りに回転し、これに伴って、前進用変速ペダル121が中立位置に戻される。こうして変速ロック機構200の前記変速ロック状態が解除される。
また、前進用変速ペダル121の操作の場合には、前進用変速ペダル121の該前進用変速ペダル121が前進側へ移行するような人為操作がなされると、該前進用変速ペダル121の人為操作に基づきペダル軸110が前進側に向けて(図3中時計方向)軸線回りに回転し、これに伴って、ラチェット体130が、ペダル軸110の軸線回りの回転に応じて、該ペダル軸110回りに前進側へ揺動する。このとき、ロック部材210がコイルバネ230にて前記解除位置へ向けて付勢されており、このラチェット体130の前進側への揺動によりロック部材210におけるロック爪部211のラチェット体130における歯部131との係合が解除される。この状態で、前進用変速ペダル121の前進側への人為操作が中止されると、前進用変速ペダル121が中立位置に戻される。こうして変速ロック機構200の前記変速ロック状態が解除される。
100…無段変速装置変速操作機構 110…変速ペダル軸
121…前進用変速ペダル 122…後進用変速ペダル 130…ラチェット体
131…複数の歯部 131a…歯部側第1当接面 131b…歯部側第2当接面
140…中立付勢機構 141…中立設定用押動部材 141a…カム面
142…中立設定用従動部材 142a…カム従動部 143…中立設定用付勢部材
144…ベース部材 200…変速ロック機構 210…ロック部材
211…ロック爪部 211a…爪側第1当接面 211b…爪側第2当接面
212…中心部 213…第1アーム部 214…第2アーム部
220…ロック操作部材 230…ロック解除付勢部材 300…ブレーキ操作機構
310…ブレーキ操作軸 311…係合部 320…ブレーキ操作部材
330…ブレーキ解除付勢部材 P…最深部
Claims (6)
- 中立側に付勢された無段変速装置変速操作機構と、前記無段変速装置変速操作機構を人為的に任意の変速位置に保持する変速ロック状態及び該変速ロック状態を解除するロック解除状態をとり得る変速ロック機構と、走行ブレーキ装置を操作するブレーキ操作機構とを備えた走行操作装置であって、
前記無段変速装置変速操作機構は、軸線回り回転自在な変速ペダル軸と、前記ペダル軸に相対回転不能とされた前進用変速ペダルであって、人為操作に基づき該ペダル軸を軸線回りに回転させる前進用変速ペダルと、前記ペダル軸の軸線回りの回転に応じて、該ペダル軸と略平行な軸線回りに揺動するラチェット体であって、複数の歯部を有するラチェット体と、前記ペダル軸を作動的に中立側へ付勢する中立付勢機構とを備え、
前記変速ロック機構は、前記ラチェット体における前記複数の歯部と選択的に係合可能なロック爪部を有するロック部材であって、前記ロック爪部が前記歯部と係合するロック位置と前記ロック爪部を前記歯部から離間させる解除位置とをとり得るように前記ペダル軸と略平行な第1枢支軸回り揺動自在とされたロック部材と、前記ロック部材を前記ロック位置又は前記解除位置に位置させる人為操作可能なロック操作部材と、前記ロック部材を作動的に前記解除位置に保持する為のロック解除付勢部材とを備え、
前記ブレーキ操作機構は、前記第1枢支軸と略平行に配設されたブレーキ操作軸であって、前記走行ブレーキ装置を作動させるブレーキ作動位置と前記走行ブレーキ装置のブレーキ作動を解除するブレーキ解除位置とをとり得るように軸線回り回転自在とされたブレーキ操作軸と、前記ブレーキ操作軸を前記ブレーキ作動位置又は前記ブレーキ解除位置に選択的に位置させる人為操作可能なブレーキ操作部材と、前記ブレーキ操作軸を作動的にブレーキ解除位置へ向けて付勢するブレーキ解除付勢部材とを備えており、
前記ブレーキ操作軸には、該ブレーキ操作軸がブレーキ解除位置からブレーキ作動位置に移行する際に前記ロック部材と当接して該ロック部材を前記ロック位置から前記解除位置へ移行させる係合部が設けられており、
前記ロック部材は、前記第1枢支軸に軸線回り回転自在とされた中心部と、該中心部から前記ラチェット体に向かって延びる第1アーム部であって、前記ロック爪部を有する第1アーム部とを有しており、
前記複数の歯部は、前記ペダル軸の軸線に沿って視た際に、該ペダル軸を中心とする仮想円弧に沿って配列されており、
前記第1アーム部は、前記仮想円弧に対する接線方向に沿っており、
前記ラチェット体の歯部は、前記中立付勢機構の付勢力により該ラチェット体が中立側へ付勢されている際に前記ロック爪部に当接する歯部側第1当接面と、前記前進用変速ペダルへの人為操作によって前記中立付勢機構の付勢力に抗して該ラチェット体が前進側へ揺動される際に前記ロック爪部に当接する歯部側第2当接面とを有し、
前記ロック爪部は、前記ラチェット体の歯部における歯部側第1当接面及び歯部側第2当接面にそれぞれ対応した爪側第1当接面及び爪側第2当接面を有しており、
前記歯部側第1当接面は、前記ペダル軸を基準にして径方向に沿っており、
前記歯部側第2当接面は、前記ペダル軸を基準にして径方向外方へ行くに従って前記第1当接面から離間するように設けられており、
前記ブレーキ操作機構、前記無段変速装置変速操作機構又は前記変速ロック機構の何れを操作しても前記変速ロック機構が変速ロック状態からロック解除状態に移行するように構成されていることを特徴とする走行操作装置。 - 前記ロック部材は、前記中心部を挟んで前記第1アーム部とは反対側に延びる第2アーム部を有しており、
前記ブレーキ操作軸の係合部は、前記第2アーム部と係合するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の走行操作装置。 - 前記歯部及び前記ロック爪部は、互いの第1当接面が当接する際には互いの第2当接面の間に隙間が生じるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の走行操作装置。
- 前記中立付勢機構は、前記第1枢支軸と略平行な第2枢支軸回り揺動自在とされた中立設定用押動部材であって、該第2枢支軸の軸線方向に沿って視た際に凹状をなすカム面を有する中立設定用押動部材と、前記第2枢支軸と略平行な第3枢支軸回り揺動自在とされた中立設定用従動部材であって、前記カム面と係合するカム従動部を有する中立設定用従動部材と、前記カム面が前記カム従動部に押圧されるように、前記中立設定用押動部材を付勢する中立設定用付勢部材とを備え、
前記中立設定用従動部材は、前記ラチェット体の前記ペダル軸回りの揺動に連動して前記第3枢支軸回りに揺動するように、該ラチェット体に連係されており、
前記カム従動部は、前記無段変速装置変速操作機構が中立状態の際に前記カム面の最深部と係合するように構成されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の走行操作装置。 - 前記中立付勢機構は、前記中立設定押動部材を前記第2枢支軸回り揺動自在に支持し、且つ、前記中立設定用従動部材を前記第3枢支軸回り揺動自在に支持するベース部材をさらに備え、
前記ベース部材は、車輌フレームを構成する部材に対して位置調整可能に連結されることを特徴とする請求項4に記載の走行操作装置。 - 前記無段変速装置変速操作機構は、前記ペダル軸に相対回転不能とされた後進用変速ペダルであって、人為操作に基づき該ペダル軸を軸線回りに回転させる後進用変速ペダルをさらに備え、
前記ペダル軸は、前記前進用変速ペダル及び前記後進用変速ペダルの操作に基づき、それぞれ、軸線回り一方側及び他方側に回転することを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の走行操作装置。
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