JP4877161B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回動可能となるカバーでLEDヘッドを支持する画像形成装置に関する。
一般に、画像形成装置として、帯電された感光体ドラムに光を照射して、光で照射された部分の電位を変えて感光体ドラム上に静電潜像を形成し、その静電潜像に現像剤を供給することにより形成される現像剤像を記録シートに転写することで、記録シートに所定の画像を形成するものが知られている。
このような画像形成装置としては、従来、複数の感光体ドラムに光を照射する複数のLEDヘッドと、感光体ドラムやトナー収容室等を備えた複数のプロセスユニットとが一方向に交互に配設されたものが知られている(特許文献1参照)。そして、この画像形成装置では、各LEDヘッドが、回動可能なトップカバーに支持されることで、感光体ドラムに対して近接・離間可能に構成されている。
特開平9−160333号公報
しかしながら、前記した技術では、各LEDヘッドが円弧状の軌跡を描いて移動するので、LEDヘッドがプロセスユニットに干渉しないように、プロセスユニット同士の間隔を大きく開けなければならず、装置が大型化してしまうといった問題があった。
そこで、本発明は、プロセスユニット同士の間隔を縮めて装置の小型化を図ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明は、一方が開口した箱状の装置本体と、前記装置本体内に間隔を置いて並べられ、静電潜像が形成される感光体を有する複数のプロセスユニットと、前記複数のプロセスユニットの並列方向において、各プロセスユニットと交互に配列されて前記感光体を露光する露光部材と、前記複数のプロセスユニットの並列方向における一端側を中心にして回動可能に構成されて、前記装置本体の開口を開閉するカバーと、前記露光部材と前記カバーとを連結することで、前記カバーの開閉により前記プロセスユニットに対して前記露光部材を退避可能とする複数の支持部材とを備えた画像形成装置であって、前記カバーの回動軸は、前記感光体を露光する露光位置に位置する前記露光部材の先端よりも前記装置本体の開口側にあり、前記プロセスユニットは、前記カバーの開閉に伴って移動する露光部材に当接する位置に配置され、少なくとも前記露光部材と当接する被当接部位が前記露光部材からの押圧力によって移動可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、カバーを開閉する際において、露光部材がプロセスユニットの被当接部位に当接すると、被当接部位が露光部材で押圧されて移動する。すなわち、露光部材の移動経路上に位置する被当接部位は、露光部材で押圧されることで移動経路から退かされるため、移動経路を各プロセスユニット間の隙間として確保しなくても済み、プロセスユニット同士の間隔を縮めることができる。
本発明によれば、カバーを開閉する際にはプロセスユニットの被当接部位が、移動する露光部材で押圧されて露光部材の移動経路から退かされるので、プロセスユニット同士の間隔を縮めて装置の小型化を図ることができる。
[第1の実施形態]
次に、本発明の第1の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は第1の実施形態に係るカラープリンタを示す側面図であり、図2はプロセスユニットを示す側面図(a)と、ユニット支持部材を示す斜視図(b)である。また、図3は、LEDヘッドを示す斜視図である。なお、以下の説明においては、カラープリンタ1の使用時におけるユーザを基準にした方向で説明することとする。すなわち、図1における左側を「手前側」と称し、右側を「奥側」と称し、紙面垂直方向のうち奥側を「左側」と称し、紙面垂直方向のうち手前側を「右側」と称する。なお、上下方向については、図示方向とユーザ使用時の方向が一致するので、そのまま「上下方向」と称することとする。
<カラープリンタ>
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのカラープリンタ1は、上方が開口した箱状の装置本体2と、この装置本体2の開口を開閉するカバー3とを備えている。
<装置本体>
装置本体2内には、プロセスユニット4、露光部材の一例としてのLEDヘッド5、ベルト6、離間部材7、駆動装置8および制御装置9が主に設けられている。なお、装置本体2内には、前記したプロセスユニット4等の部品以外に、公知の給紙トレイ、搬送機構、定着装置等が適宜設けられている。
<カバー>
カバー3は、奥側の端部31を中心にして回動可能に構成されている。そして、カバー3の下面には、4つのLEDヘッド5のそれぞれを支持するための支柱32が4本形成されるとともに、4つのプロセスユニット4を下斜め奥側に付勢するためのコイル状のスプリング33が4つ設けられている。ここで、支柱32は、支持部材の一例であり、カバー3と一体に形成されていてもよいし、別体に構成されていてもよい。また、スプリング33は、付勢部材の一例である。そして、カバー3の支柱32に各LEDヘッド5が支持されることで、カバー3を閉じた状態において各LEDヘッド5の先端は、後述する感光体の一例としての感光体ドラム42を露光する露光位置に位置し、カバー3を開くと、各LEDヘッド5が露光位置から退避するようになっている。また、カバー3の回動軸34は、露光位置に位置するLEDヘッド5の先端よりも装置本体2の開口側の位置に配置されており、これにより、各LEDヘッド5は手前側に膨らむ円弧状の軌跡を描いて移動して、プロセスユニット4と当接するようになっている。
<プロセスユニット>
プロセスユニット4は、前後方向に間隔を置いて4つ並べられており、それぞれ異なる色のトナーを収容している。このプロセスユニット4は、図2(a)に示すように、主に、現像ローラ41および感光体ドラム42を備える他、公知のトナー収容室、供給ローラおよび帯電器等を適宜備えている。
現像ローラ41は、前記したトナー収容室から供給ローラ等を介して送られてくるトナーを感光体ドラム42に供給するものであり、感光体ドラム42と接触するように配置されている。そして、この現像ローラ41の回転軸41Aは、プロセスユニット4の外面を構成する外側フレーム43から外側に突出するように、外側フレーム43に回転可能に支持されている。
感光体ドラム42は、前記した帯電器で帯電された後LEDヘッド5で露光されることで静電潜像が形成されるものであり、その回転軸42Aが外側フレーム43から外側に突出するように、外側フレーム43に回転可能に支持されている。そして、感光体ドラム42の回転軸42Aは、装置本体2に固定されるU字状のブラケット21によって回動可能に支持されており、これにより、プロセスユニット4が感光体ドラム42の回転軸42Aを中心に揺動可能となっている。
ここで、ブラケット21は、そのU字状の溝21Aを上方に向けた状態で配置されている。そして、ブラケット21の溝21Aを構成する手前側の側面21Bは、上方に向かうにつれて徐々に手前側に傾くように形成されている。これにより、感光体ドラム42の回転軸42Aがブラケット21の溝21Aの底面側に案内されるので、プロセスユニット4の装置本体2への装着が容易となっている。
また、プロセスユニット4の手前側の面4Aは、装置本体2に揺動可能に支持されたユニット支持部材22によって支持されている。ユニット支持部材22は、図2(b)に示すように、矩形の板状の支持部22Aと、支持部22Aの左右両端から奥側に延出する側壁部22Bと、側壁部22Bの上部から左右方向外側に延出する当接面部22Cとを備えている。側壁部22Bの下部には、装置本体2に固定されるボルト等の軸部(図示せず)と回転可能に係合する回転中心孔22Dが形成されており、これにより、ユニット支持部材22が装置本体2に対して揺動可能となっている。当接面部22Cは、その手前側の面が弾性部材の一例としてのコイル状のスプリング23によって奥側へ付勢されることで、図2(a)に示すストッパ24に当接する。ここで、ストッパ24は、装置本体2に固定される板状部24Aと、板状部24Aの奥側上部から左右方向外側に延びる延出部24Bとを備えている。また、当接面部22Cの手前側の面には、装置本体2と当接面部22Cとの間に配設されるスプリング23が上下左右にずれるのを抑制するための位置規制突起22Eが手前側に突出するように形成されている。
なお、スプリング23の付勢力により奥側に付勢されるプロセスユニット4は、その適所が装置本体2と当接することで、奥側への移動が規制され、前後方向の姿勢が安定するようになっている。また、スプリング33の付勢力によりプロセスユニット4が下斜め奥側に付勢されることで、感光体ドラム42がベルト6(詳しくは、後述する転写ローラ63)へ向けて付勢される。
また、プロセスユニット4の奥側の部位は、カバー3の回動により円弧状に移動するLEDヘッド5と当接する位置に配置されている。そのため、プロセスユニット4は、円弧状に移動するLEDヘッド5で手前側に押圧されて、感光体ドラム42の回転軸42Aを中心に揺動する。さらに、プロセスユニット4の奥側の面4Bの上部は、上下方向に対して斜めに形成されている。詳しくは、面4Bの上部は、カバー3の回動によりLEDヘッド5が感光体ドラム42側に移動する方向(進入方向)に対して斜めに形成されている。ここで、面4Bは、「プロセスユニットの露光部材との当接面」の一例に相当する。
<LEDヘッド>
図1に示すように、LEDヘッド5は、前後方向において各プロセスユニット4と交互に配列されている。そして、LEDヘッド5は、図3に示すように、ヘッド本体51と、発光素子の一例としてのLED(発光ダイオード)52と、ローラ53とを備えて構成されている。
ヘッド本体51は、下側から順に、幅狭部51A、テーパ部51Bおよび幅広部51Cを備えている。そして、幅狭部51Aの先端には、LED52から出射される光を透過するレンズ面51Dが設けられている。なお、ヘッド本体51の上部は、図1に示すように、支柱32に対して上下にスライド可能に接続されている。
LED52は、感光体ドラム42の軸方向に複数一列に配列されている。なお、本実施形態では、複数のLED52を一列に配列したが、本発明はこれに限定されず、複数列に配列してもよい。
ローラ53は、ヘッド本体51の幅狭部51Aの左右両側面の下側に回転可能に1つずつ設けられている。そして、このローラ53は、カバー3の回動によりLEDヘッド5が円弧状に移動する際において、プロセスユニット4の奥側の面4Bを手前側に押圧しながら回転する。
<ベルト>
図1に示すように、ベルト6は、無端状に形成されて駆動ローラ61および従動ローラ62によって張り渡されており、駆動ローラ61によって回転することで、記録シートを搬送するようになっている。ここで、記録シートとしては、用紙やOHPシートなどを採用できる。そして、ベルト6の内側には、ベルト6を挟んで感光体ドラム42と対向する4つの転写ローラ63が配設されている。なお、この転写ローラ63に電圧が印加されることで、感光体ドラム42で保持されたトナー(詳しくは、静電潜像が形成された部位で保持されたトナー;トナー像)が、感光体ドラム42と転写ローラ63間において記録シートに転写される。
<離間部材>
離間部材7は、各感光体ドラム42をスプリング33の付勢力に抗して上方へ移動させるものであり、前後方向に延びる板状に形成され、各感光体ドラム42を挟んだ左右両側において前後方向に移動可能に配設されている。離間部材7には、各感光体ドラム42の回転軸42Aと係合する4つの係合溝71が形成されている。係合溝71は、図2(a)に示すように、手前側に開口する溝であり、その開口端から奥側に向かうにつれて下側へ傾斜する傾斜溝71Aと、傾斜溝71Aの奥側の端部から奥側に向かって真っ直ぐ延びる水平溝71Bとで構成されている。そのため、離間部材7を図2(a)の位置から奥側へ移動させると、傾斜溝71Aの下側の壁で感光体ドラム42の回転軸42Aが上方に押圧されて、感光体ドラム42がブラケット21の溝21Aに沿ってベルト6から離間するようになっている。なお、以下の説明においては、感光体ドラム42がベルト6に対して最も近付く位置を「近接位置」と呼び、感光体ドラム42が近接位置よりもベルト6から離れた位置を「離間位置」と呼ぶこととする。
<駆動装置>
図1に示すように、駆動装置8は、図示せぬギヤ等を介して離間部材7を前後方向に移動させるものである。そして、この駆動装置8は、制御装置9によって適宜制御される。
<制御装置>
制御装置9は、少なくともカバー3の開閉中において、離間部材7で感光体ドラム42を離間位置に位置させるように駆動装置8を制御するように構成されている。なお、制御方法としては、種々の方法を採用できるが、本実施形態では、一例として、カバー3を閉じた状態で装置本体2に固定させておくロック部材のロック・解除を検知するロック状態検知センサを設けた上で、以下の方法を採用する。すなわち、制御装置9は、ロック状態検知センサからの信号によりロック部材がロック状態であると判断する場合には、駆動装置8を介して離間部材7を図1に示す位置に移動または維持させる。また、制御装置9は、ロック状態検知センサからの信号によりロック部材によるロックが解除されたと判断する場合には、駆動装置8を介して離間部材7を図1の位置よりも奥側の所定位置(図4(b)参照)に移動または維持させる。
次に、本実施形態に係るカラープリンタ1のカバー3の開閉時におけるプロセスユニット4の動作について説明する。参照する図面において、図4はカバーを閉じているときのプロセスユニットの状態を示す側面図(a)と、離間部材で感光体ドラムを押し上げたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(b)である。また、図5はカバーを開け始めたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(a)と、カバーを所定量以上開けたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(b)である。
図4(a)に示す状態から、カバー3を開けるべく、前記したロック部材を解除すると、制御装置9により駆動装置8が駆動されて、図4(b)に示すように、離間部材7が奥側へ移動される。これにより、感光体ドラム42の回転軸42Aが離間部材7によって上方に押し上げられて、感光体ドラム42がベルト6から離間する。このとき、感光体ドラム42を支持する外側フレーム43(プロセスユニット4)も同時に上方に移動する。なお、上昇する感光体ドラム42は、その上方に位置するLEDヘッド5と当接するが、LEDヘッド5は支柱32に対してスライド可能に支持されることにより、感光体ドラム42とともに移動する。そのため、感光体ドラム42とLEDヘッド5との当接による損傷が抑制されている。
その後、カバー3を開け始めると、図5(a)に示すように、LEDヘッド5が円弧状の軌跡を描きつつ移動し、ローラ53がプロセスユニット4を手前側に押圧する。これにより、プロセスユニット4が、感光体ドラム42の回転軸42Aを中心に揺動する。すなわち、円弧状に移動するLEDヘッド5によって、その移動軌跡上に位置するプロセスユニット4が移動軌跡外に退かされる。そして、カバー3をさらに開けていくと、LEDヘッド5がプロセスユニット4から徐々に遠ざかっていくことによって、図5(b)に示すように、プロセスユニット4がスプリング23の付勢力によって初期位置に復帰する。
また、カバー3を閉める際にも、図5(b),(a)、図4(b)の順で示すように、プロセスユニット4はLEDヘッド5で押圧されることで移動軌跡外に退かされた後、スプリング23の付勢力によって初期位置に復帰する。そして、カバー3を完全に閉めて前記したロック部材でロックすると、制御装置9により駆動装置8が駆動されて、図4(b),(a)の順で示すように、離間部材7が手前側の元の位置に移動される。これにより、スプリング33で付勢されるプロセスユニット4は下方に移動して、感光体ドラム42が再びベルト6に当接する。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
カバー3を開閉する際にはプロセスユニット4が、移動するLEDヘッド5で押圧されてLEDヘッド5の移動経路から退かされるので、プロセスユニット4同士の間隔を縮めて装置の小型化を図ることができる。
プロセスユニット4を初期位置に付勢するスプリング23を設けることにより、カバー3を単に閉めるだけで、LEDヘッド5により一度初期位置からずらされたプロセスユニット4がスプリング23によって自動的に初期位置に復帰するので、カバー3を閉じた後のプロセスユニット4の位置決めを容易に行うことができる。
カバー3の開閉時において、離間部材7により感光体ドラム42がベルト6から離間するように構成されているので、プロセスユニット4の揺動時における感光体ドラム42とベルト6との摺接が防止され、感光体ドラム42およびベルト6の磨耗を抑えることができる。
プロセスユニット4の奥側の面4Bの上部は、LEDヘッド5の進入方向に対して斜めに形成されているので、LEDヘッド5との当接によりプロセスユニット4に前後方向に力がかかりやすくなり、プロセスユニット4を良好に倒すことができる。
LEDヘッド5にローラ53が設けられているので、LEDヘッド5とプロセスユニット4との摺接時におけるLEDヘッド5およびプロセスユニット4の磨耗を抑えることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は、前記した第1の実施形態に係るプロセスユニットおよび離間部材の構造を変更したものであるため、第1の実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略することとする。参照する図面において、図6は第2の実施形態に係るプロセスユニット周りの構造を示す側面図であり、図7は現像ローラと感光体ドラムが当接している状態を示す側面図(a)と、現像ローラが感光体ドラムから離間した状態を示す側面図(b)である。
図6に示すように、第2の実施形態に係るプロセスユニット4’は、感光体ドラム42を有する感光体カートリッジの一例としてのドラムカートリッジ44と、主に現像ローラ41を有する現像カートリッジ45とに分離されて構成されている。ここで、ドラムカートリッジ44は、現像カートリッジ45と分離されていることを分かり易くするために、図に仮想線で示している。また、第2の実施形態に係る離間部材7’は、第1の実施形態に係る離間部材7とは異なる形状で形成されている。ここで、現像カートリッジ45は、被当接部位の一例に相当する。
<ドラムカートリッジ>
ドラムカートリッジ44は、現像カートリッジ45とは別個に装置本体2に位置決めされて装着される。なお、このドラムカートリッジ44には、前記した帯電器等が配設されている。
<現像カートリッジ>
現像カートリッジ45は、その外面を構成する外側フレーム45Aを有している。そして、現像ローラ41の回転軸41Aは、この外側フレーム45Aから外側に突出するように、外側フレーム45Aに回転可能に支持されている。なお、この現像カートリッジ45には、前記したトナー収容室や供給ローラ等が配設されている。
そして、外側フレーム45Aから突出した現像ローラ41の回転軸41Aは、装置本体2に固定されるU字状のブラケット25によって回動可能に支持されており、これにより、現像カートリッジ45が現像ローラ41の回転軸41Aを中心に揺動可能となっている。ここで、ブラケット25は、そのU字状の溝25Aを上方に向けた状態で配置されている。そして、ブラケット25の溝25Aを構成する手前側の側面25Bは、上方に向かうにつれて徐々に手前側に傾くように形成されている。これにより、現像ローラ41の回転軸41Aがブラケット25の溝25Aの底面側に案内されるので、現像カートリッジ45の装置本体2への装着が容易となっている。また、ブラケット25には、第1の実施形態におけるストッパ24(図2参照)が一体に形成されている。すなわち、U字状のブラケット25の手前側のアーム部25Cには、側面25Bに沿って左右方向外側に延びる延出部25Dが形成されている。
<離間部材>
離間部材7’は、4つのプロセスユニット4’(1つのみ図示)のそれぞれに設けられる各現像ローラ41の回転軸41Aをスプリング33の付勢力に抗して上方へ移動させるものであり、前後方向に延びる板状に形成され、各現像ローラ41を挟んだ左右両側において前後方向に移動可能に配設されている。離間部材7’には、各現像ローラ41の回転軸41Aと係合する4つの切り欠き72(1つのみ図示)が形成されている。切り欠き72は、上方に開口する凹状に形成されており、その手前側の端縁から奥側に向かうにつれて下側へ傾斜する傾斜面72Aと、傾斜面72Aの奥側の端部から奥側に向かって延びる水平面72Bとで構成されている。そのため、離間部材7’を図6の位置から奥側へ移動させると、傾斜面72Aで現像ローラ41の回転軸41Aが上方に押圧されて、図7(a),(b)に示すように、現像ローラ41が感光体ドラム42から離間する。詳しくは、現像ローラ41は、図6に示すブラケット25の溝25Aに沿って感光体ドラム42から離間する。なお、離間部材7’は、第1の実施形態と同様の駆動装置8および制御装置9によって適宜移動される。
次に、第2の実施形態に係るカラープリンタ1のカバー3の開閉時におけるプロセスユニット4’の動作について説明する。参照する図面において、図8はカバーを閉じているときのプロセスユニットの状態を示す側面図(a)と、離間部材で現像ローラを押し上げたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(b)である。また、図9はカバーを開け始めたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(a)と、カバーを所定量以上開けたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(b)である。
図8(a),(b)に示すように、第1の実施形態と同様の制御により離間部材7’が奥側へ移動されると、現像ローラ41の回転軸41Aが離間部材7’によって上方に押し上げられ、現像ローラ41が感光体ドラム42から離間する。このとき、現像ローラ41を支持するカートリッジフレーム45A(現像カートリッジ45)も同時に上方に移動する。
その後、カバー3を開け始めると、図9(a)に示すように、LEDヘッド5が円弧状の軌跡を描きつつ移動して、ローラ53が現像カートリッジ45を手前側に押圧する。これにより、現像カートリッジ45が、現像ローラ41の回転軸41Aを中心に揺動する。すなわち、円弧状に移動するLEDヘッド5によって、その移動軌跡上に位置する現像カートリッジ45が移動軌跡外に退かされる。そして、カバー3をさらに開けていくと、LEDヘッド5が現像カートリッジ45から徐々に遠ざかっていくことによって、図9(b)に示すように、現像カートリッジ45がスプリング23の付勢力によって初期位置に復帰する。
また、カバー3を閉める際にも、図9(b),(a)、図8(b)の順で示すように、現像カートリッジ45はLEDヘッド5で押圧されることで移動軌跡外に退かされた後、スプリング23の復帰力によって初期位置に復帰する。そして、カバー3を完全に閉めると、第1の実施形態と同様の制御により、図8(b),(a)の順で示すように、離間部材7が手前側の元の位置に移動される。これにより、スプリング33で付勢される現像カートリッジ45は下方に移動して、現像ローラ41が再び感光体ドラム42に当接する。
以上によれば、第2の実施形態において以下のような効果を得ることができる。
カバー3を開閉する際にはプロセスユニット4’の一部である現像カートリッジ45が、移動するLEDヘッド5で押圧されてLEDヘッド5の移動経路から退かされるので、プロセスユニット4’同士の間隔を縮めて装置の小型化を図ることができる。
カバー3の開閉時において、離間部材7’により現像ローラ41が感光体ドラム42から離間するように構成されているので、現像カートリッジ45の揺動時における現像ローラ41と感光体ドラム42との摺接が防止され、現像ローラ41および感光体ドラム42の磨耗を抑えることができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は、前記した第2の実施形態に係るプロセスユニットの構造を変更したものであるため、第2の実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略することとする。参照する図面において、図10は、第3の実施形態に係るプロセスユニット周りの構造を示す側面図である。
図10に示すように、第3の実施形態に係るプロセスユニット4”は、第2の実施形態と同様のドラムカートリッジ44および現像カートリッジ45を備えて構成されている。そして、現像カートリッジ45の左右両側の側面には、現像ローラ41の回転軸41Aよりも下斜め手前側に離れた位置に、左右方向外側へ突出する軸部45Bが形成されている。すなわち、軸部45Bは、現像ローラ41の回転軸41Aよりも装置本体2(図1参照)の開口から離れた位置に形成されている。
そして、現像カートリッジ45の側面から突出した軸部45Bは、装置本体2に固定されるU字状のブラケット26によって回動可能に支持されており、これにより、現像カートリッジ45が軸部45Bを中心に揺動可能となっている。ここで、ブラケット26は、そのU字状の溝26Aを上方に向けた状態で配置されている。そして、ブラケット26の溝26Aを構成する手前側の側面26Bは、上方に向かうにつれて徐々に手前側に傾くように形成されている。これにより、軸部45Bがブラケット26の溝26Aの底面側に案内されるので、現像カートリッジ45の装置本体2への装着が容易となっている。また、ブラケット26には、第1の実施形態におけるストッパ24(図2参照)が一体に形成されている。すなわち、U字状のブラケット26の手前側のアーム部26Cには、側面26Bに沿って左右方向外側に延びる延出部26Dが形成されている。
次に、第3の実施形態に係るカラープリンタ1のカバー3の開閉時におけるプロセスユニット4”の動作について説明する。参照する図面において、図11は、カバーを閉じているときのプロセスユニットの状態を示す側面図(a)と、カバーを開け始めたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(b)と、カバーを所定量以上開けたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(c)である。
図11(a),(b)に示すように、カバー3を開け始めると、LEDヘッド5が円弧状の軌跡を描きつつ移動して現像カートリッジ45を手前側に押圧する。これにより、現像カートリッジ45が、軸部45Bを中心に揺動してLEDヘッド5の移動経路から退かされるとともに、現像ローラ41が感光体ドラム42から離れる。そして、カバー3をさらに開けていくと、LEDヘッド5が現像カートリッジ45から徐々に遠ざかっていくことによって、図11(c)に示すように、現像カートリッジ45がスプリング23の付勢力によって初期位置に復帰する。
また、カバー3を閉める際にも、図11(c)〜(a)の順で示すように、現像カートリッジ45はLEDヘッド5で押圧されることで移動軌跡外に退かされた後、スプリング23の復帰力によって初期位置に復帰する。
以上によれば、第3の実施形態において以下のような効果を得ることができる。
カバー3を開閉する際にはプロセスユニット4”の一部である現像カートリッジ45が、移動するLEDヘッド5で押圧されてLEDヘッド5の移動経路から退かされるので、プロセスユニット4”同士の間隔を縮めて装置の小型化を図ることができる。
プロセスユニット4”の揺動中心を現像ローラ41の回転軸41Aよりも下側に設けることで、プロセスユニット4”の揺動の際に現像ローラ41が感光体ドラム42から離れるので、第1の実施形態および第2の実施形態のような離間部材7,7’を設けなくても、現像ローラ41および感光体ドラム42の磨耗を抑えることができる。
なお、本発明は前記各実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記各実施形態では、カラープリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
前記各実施形態では、露光部材としてLEDヘッド5を採用したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、EL(エレクトロ・ルミネッセンス)素子、蛍光体などの発光素子を多数配列し、これら発光素子を画像データに応じて選択的に発光させるもの、あるいは、液晶素子、PLZTなどからなる光シャッタを多数配列し、これら光シャッタの開閉時間を画像データに応じて選択的に制御することにより、単数又は複数の光源からの光を制御するものなどを採用してもよい。
前記各実施形態では、プロセスユニット4や現像カートリッジ45を揺動させる構造を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば、LEDヘッドの押圧により現像カートリッジの一部が直線状に移動可能となっていてもよい。
前記各実施形態では、LEDヘッド5の先端にローラ53を設けたが、本発明はこれに限定されず、ローラは無くてもよい。また、ローラを設けない場合には、図12(a)に示すように、略矩形に形成されるLEDヘッド5’の先端部54のうち現像カートリッジ45側の角部を面取りするのが望ましい。これによれば、カバー3を閉じることでLEDヘッド5’が感光体ドラム42側に向かって移動する際、図12(c)に示すように、最初に、LEDヘッド5’の先端面の手前側の角部54Aが、現像カートリッジ45に当たる。その後、さらにLEDヘッド5’を感光体ドラム42側に押し込んでいくと、LEDヘッド5’の傾斜面54Bで現像カートリッジ45を一瞬支えた後、図12(b)に示すように、傾斜面54Bの上端縁に位置する角部54Cで現像カートリッジ45を支えることとなる。そのため、その後は、LEDヘッド5’の先端が現像カートリッジ45の面から浮いた状態となるので、現像カートリッジ45の面上にLEDヘッド5’をスムーズに滑らせることができる。なお、図で示すように、角部54Cには比較的大きな曲率半径の丸みが付けられている、すなわち角部54Cは曲面状に形成されているので、よりスムーズにLEDヘッド5’を滑らせることができる。同様に、角部54Aにも角部54Cよりも小径ではあるが丸みが付けられているので、同様の効果を得ることができる。
前記各実施形態では、弾性部材および付勢部材としてコイル状のスプリング23,33を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばトーションばねや板ばね等であってもよい。
前記第1の実施形態では、離間部材7を移動させる駆動装置8を制御装置9で適宜制御することで感光体ドラム42とベルト6を離間させるようにしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、手動により感光体ドラムとベルトを離間させる機構を装置本体内に設けてもよい。
前記各実施形態では、感光体として、感光体ドラムを採用したが、本発明はこれに限定されず、ベルト状の感光体を採用してもよい。
前記各実施形態では、感光体に対向するベルトとして、記録シートを搬送するベルト6を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば、感光体から供給される現像剤像を搬送する中間転写ベルトを採用してもよい。
第1の実施形態に係るカラープリンタを示す側面図である。 プロセスユニットを示す側面図(a)と、ユニット支持部材を示す斜視図(b)である。 LEDヘッドを示す斜視図である。 カバーを閉じているときのプロセスユニットの状態を示す側面図(a)と、離間部材で感光体ドラムを押し上げたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(b)である。 カバーを開け始めたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(a)と、カバーを所定量以上開けたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(b)である。 第2の実施形態に係るプロセスユニット周りの構造を示す側面図である。 現像ローラと感光体ドラムが当接している状態を示す側面図(a)と、現像ローラが感光体ドラムから離間した状態を示す側面図(b)である。 カバーを閉じているときのプロセスユニットの状態を示す側面図(a)と、離間部材で現像ローラを押し上げたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(b)である。 カバーを開け始めたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(a)と、カバーを所定量以上開けたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(b)である。 第3の実施形態に係るプロセスユニット周りの構造を示す側面図である。 カバーを閉じているときのプロセスユニットの状態を示す側面図(a)と、カバーを開け始めたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(b)と、カバーを所定量以上開けたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(c)である。 LEDヘッドの変形例を示す図であり、カバーを閉じているときのプロセスユニットの状態を示す側面図(a)と、カバーを所定量以上閉じたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(b)と、カバーを閉じ始めたときのプロセスユニットの状態を示す側面図(c)である。
符号の説明
1 カラープリンタ
2 装置本体
3 カバー
4 プロセスユニット
5 LEDヘッド
6 ベルト
7 離間部材
8 駆動装置
9 制御装置
21 ブラケット
21A 溝
22 ユニット支持部材
23 スプリング
24 ストッパ
32 支柱
33 スプリング
34 回動軸
41 現像ローラ
41A 回転軸
42 感光体ドラム
42A 回転軸
43 外側フレーム
44 ドラムカートリッジ
45 現像カートリッジ
45B 軸部
52 LED
53 ローラ

Claims (10)

  1. 一方が開口した箱状の装置本体と、
    前記装置本体内に間隔を置いて並べられ、静電潜像が形成される感光体を有する複数のプロセスユニットと、
    前記複数のプロセスユニットの並列方向において、各プロセスユニットと交互に配列されて前記感光体を露光する露光部材と、
    前記複数のプロセスユニットの並列方向における一端側を中心にして回動可能に構成されて、前記装置本体の開口を開閉するカバーと、
    前記露光部材と前記カバーとを連結することで、前記カバーの開閉により前記プロセスユニットに対して前記露光部材を退避可能とする複数の支持部材とを備えた画像形成装置であって、
    前記カバーの回動軸は、前記感光体を露光する露光位置に位置する前記露光部材の先端よりも前記装置本体の開口側にあり、
    前記プロセスユニットは、前記カバーの開閉に伴って移動する露光部材に当接する位置に配置され、少なくとも前記露光部材と当接する被当接部位が前記露光部材からの押圧力によって移動可能に構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記プロセスユニットの少なくとも前記被当接部位は、前記装置本体に揺動自在に支持されるとともに、弾性部材によって初期位置に復帰可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記感光体は、記録シートまたは現像剤像を搬送するベルトに対向して配置され、
    前記感光体が前記ベルトに対して近付く近接位置と前記近接位置よりもベルトから離れる離間位置との間で変位可能となるように、前記プロセスユニットが前記装置本体に対して変位可能に構成され、
    前記プロセスユニットは、前記感光体の回転軸を中心として揺動可能に構成されるとともに、少なくとも前記カバーの開閉中において前記離間位置に位置するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記感光体を前記近接位置へ向けて付勢する付勢部材と、
    前記感光体の回転軸を押圧することで、前記感光体を前記付勢部材の付勢力に抗して前記離間位置へ移動させる離間部材と、を備えたことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記プロセスユニットは、前記感光体を有する感光体カートリッジと、前記感光体に現像剤を供給する現像ローラを有する現像カートリッジと、を備え、
    前記現像ローラが前記感光体に対して近付く近接位置と前記近接位置よりも感光体から離れる離間位置との間で変位可能となるように、前記現像カートリッジが前記装置本体に対して変位可能に構成され、
    前記現像カートリッジは、前記現像ローラの回転軸を中心として揺動可能に構成されるとともに、少なくとも前記カバーの開閉中において前記離間位置に位置するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記現像ローラを前記近接位置へ向けて付勢する付勢部材と、
    前記現像ローラの回転軸を押圧することで、前記現像ローラを前記付勢部材の付勢力に抗して前記離間位置へ移動させる離間部材と、を備えたことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記プロセスユニットは、前記感光体を有する感光体カートリッジと、前記感光体に現像剤を供給する現像ローラを有する現像カートリッジと、を備え、
    前記現像カートリッジは、前記現像ローラの回転軸よりも前記装置本体の開口から離れた部位が、前記装置本体に対して回動自在に支持されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  8. 前記プロセスユニットの前記露光部材との当接面は、
    前記露光部材が前記感光体側に移動する方向に対して斜めに形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記露光部材の先端部の前記プロセスユニット側の角部は、斜めに面取りされていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記露光部材には、前記プロセスカートリッジと接触して回転するローラが設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。


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