JP6841132B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関する。
従来、LEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。この種の画像形成装置には、着脱可能なカートリッジが用いられる。着脱可能なカートリッジを有する従来の画像形成装置については、例えば、特許文献1に記載されている。この特許文献1の画像形成装置は、開口を有する筐体と、開口を開放する開放位置と開口を閉鎖する閉鎖位置とに移動可能なカバーと、カバーと共に移動可能な露光ユニットと、を備えている。カートリッジは、筺体の開口を介して、筺体に装着される。
特開2013−54058号公報
この種の画像形成装置においては、筐体に対して、カートリッジを一定の位置に安定して装着することが求められている。
本発明の目的は、筺体にカートリッジを装着するときに、仮に筺体に対するカートリッジの挿入が途中で止まってしまったとしても、カバーの開閉動作により、カートリッジを筺体に装着することができる画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、第1感光ドラムを有する第1カートリッジと、第2感光ドラムを有する第2カートリッジと、前記第1カートリッジおよび前記第2カートリッジが装着される筐体であって、前記第1カートリッジおよび前記第2カートリッジの挿入を許容することが可能な開口を有する筐体と、前記開口を開放する開放位置と、前記開口を閉鎖する閉鎖位置との間で回動可能なカバーと、前記第1感光ドラムを露光するための第1光源ユニットであって、前記カバーと共に移動可能な第1光源ユニットと、前記第2感光ドラムを露光するための第2光源ユニットであって、前記カバーと共に移動可能な第2光源ユニットと、転写ベルトと、を備える画像形成装置であって、前記第1カートリッジは、前記第1感光ドラムの外表面の少なくとも一部である面部が前記転写ベルトから離間する第1位置と、前記面部が前記転写ベルトに接触する第2位置と、の間で移動可能であり、前記第1カートリッジが前記第1位置にある場合、前記カバーが前記開放位置から前記閉鎖位置へ回動する間に、前記第2光源ユニットは、前記第1カートリッジに接触し、前記第1カートリッジを、前記第1位置から前記第2位置へ移動させることを特徴とする。
本願の第2発明は、第1発明の画像形成装置であって、前記第1カートリッジは、電気的接触面を有する記憶媒体を有し、前記筐体は、電気端子を有し、前記第1カートリッジが前記第1位置のときに、前記電気的接触面と前記電気端子とは、非接触であり、前記第1カートリッジが前記第2位置のときに、前記電気的接触面と前記電気端子とは、接触することを特徴とする。
本願の第3発明は、第1発明または第2発明の画像形成装置であって、前記第1カートリッジは、前記第1感光ドラムを有する第1ドラムカートリッジと、前記第1ドラムカートリッジに装着可能な第1現像カートリッジと、を有し、前記第1カートリッジが前記第1位置のときに、前記カバーが前記開放位置から前記閉鎖位置へ回動すると、前記カバーの回動の間に、前記第2光源ユニットは、前記第1ドラムカートリッジに接触し、前記第1カートリッジを、前記第1位置から前記第2位置へ移動させることを特徴とする。
本願の第4発明は、第1発明から第3発明のいずれか一発明の画像形成装置であって、前記第2光源ユニットは、前記第2光源ユニットの長手方向である第1方向に延びる軸について、退避位置と、前記退避位置よりも前記カバーから離れる露光位置との間で、前記カバーに対して移動可能であり、前記カバーが前記開放位置から前記閉鎖位置へ回動する間に、前記第2光源ユニットは、前記退避位置から前記露光位置へ移動することを特徴とする。
本願の第5発明は、第4発明の画像形成装置であって、前記第1カートリッジが前記第1位置のときに、前記カバーが前記開放位置から前記閉鎖位置へ回動すると、前記カバーの回動の間に、前記第2光源ユニットは、前記露光位置に位置する状態において、前記第1カートリッジに接触し、前記第1カートリッジを、前記第1位置から前記第2位置へ移動させることを特徴とする。
本願の第6発明は、第4発明または第5発明の画像形成装置であって、前記第2光源ユニットは、光源と、前記第2カートリッジが前記筐体に装着され、前記カバーが前記閉鎖位置に位置する状態において、前記第1方向における前記第2カートリッジの端部と接触する第1突起と、前記第1カートリッジが前記第1位置のときに、前記カバーが前記開放位置から前記閉鎖位置へ回動すると、前記カバーの回動の間に、前記第1カートリッジに接触し、前記第1カートリッジを、前記第1位置から前記第2位置へ移動させる第2突起であって、前記第1方向において前記光源と前記第1突起の間に位置する第2突起と、を有することを特徴とする。
本願の第7発明は、第6発明の画像形成装置であって、前記第2突起は、前記第1突起よりも前記軸から離れて位置することを特徴とする。
本願の第8発明は、第7発明の画像形成装置であって、前記第2カートリッジは、前記第1方向における前記第2感光ドラムの端部に位置するドラムフランジを有し、前記カバーが前記閉鎖位置に位置する状態において、前記第1突起は、前記ドラムフランジと接触し、前記カバーが前記閉鎖位置に位置する状態において、前記第2突起は、前記第2感光ドラムと向かい合うと共に、前記第2感光ドラムから離れていることを特徴とする。
本願の第9発明は、第4発明から第8発明のいずれか一発明の画像形成装置であって、前記第2突起は、前記光源よりも前記軸から離れて位置することを特徴とする。
本願の第10発明は、第9発明の画像形成装置であって、前記第2突起は、前記第1方向において前記光源の一方側に位置する一方側第2突起と、前記第1方向において前記光源の他方側に位置する他方側第2突起と、を有することを特徴とする画像形成装置。
本願の第1発明〜第10発明によれば、筐体に対する第1カートリッジの位置が、第1位置にある場合、カバーを開放位置から閉鎖位置へ回動させる間に、第2光源ユニットが第1カートリッジに接触する。これにより、筐体に対する第1カートリッジが、第1位置から第2位置へ移動する。
また、本願の第2発明によれば、筐体を、第1位置から第2位置へ移動させることによって、記憶媒体の電気的接触面を、筐体の電気端子に接触させることができる。
また、本願の第3発明によれば、感光ドラムを、転写ベルトに接触する位置へ、より確実に移動させることができる。
また、本願の第6発明によれば、カバーが閉鎖位置まで回動すると、第1突起が第2カートリッジに接触する。これにより、第2カートリッジを位置決めできる。
また、本願の第7発明によれば、カバーを開放位置から閉鎖位置へ回動させる間に、第1突起を第1カートリッジに接触させることなく、第2突起を第1カートリッジに接触させることができる。これにより、第1カートリッジに対する第2突起の接触状態を安定させることができる。
また、本願の第9発明によれば、カバーを開放位置から閉鎖位置へ回動させる間に、光源を第1カートリッジに接触させることなく、第2突起を第1カートリッジに接触させることができる。これにより、第1カートリッジに対する第2突起の接触状態を安定させることができる。
プロセスカートリッジの斜視図である。 画像形成装置の縦断面図である。 画像形成装置の縦断面図である。 画像形成装置の縦断面図である。 画像形成装置の縦断面図である。 筐体の部分断面図である。 光源ユニットの斜視図である。 一方側第2突起がドラムカートリッジに接触するときの様子を示した図である。 一方側第1突起がドラムカートリッジに接触するときの様子を示した図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、以下では、第2光源ユニットの長手方向を「第1方向」と称する。また、画像形成装置の筐体に対するプロセスカートリッジの挿入方向を「第2方向」と称する。また、画像形成装置の筐体における複数のスロットの配列方向を「第3方向」と称する。以下の実施形態では、第1方向と第2方向とが交差(好ましくは直交)し、第2方向と第3方向とが交差し、第3方向と第1方向とが交差(好ましくは直交)する。
<1.プロセスカートリッジについて>
図1は、画像形成装置に装着可能なプロセスカートリッジ1の斜視図である。図1に示すように、プロセスカートリッジ1は、ドラムカートリッジ2と現像カートリッジ3とを有する。現像カートリッジ3は、ドラムカートリッジ2に対して着脱可能である。画像形成装置のユーザは、ドラムカートリッジ2および現像カートリッジ3のうち、いずれか一方のみを新品に交換できる。したがって、ドラムカートリッジ2の寿命と現像カートリッジ3の寿命とを、それぞれ有効に消費することができる。
なお、以下では、画像形成装置100に装着された状態におけるプロセスカートリッジ1の各部の構成を、上述した第1方向、第2方向、および第3方向を用いて説明する。
ドラムカートリッジ2は、現像カートリッジ3から供給されるトナーを、感光ドラム22を介して印刷用紙に転写する。図1に示すように、本実施形態のドラムカートリッジ2は、ドラムフレーム21と、感光ドラム22と、ギア部23とを有する。
ドラムフレーム21は、現像カートリッジ3を装着可能なフレームである。図1に示すように、本実施形態のドラムフレーム21は、フレーム本体211とフレームカバー212とを有する。フレームカバー212は、フレーム本体211に対して固定される。感光ドラム22は、フレーム本体211とフレームカバー212との間に位置する。ただし、ドラムフレーム21は、単一の部材で構成されていてもよく、3つ以上の部材で構成されていてもよい。
図1に示すように、ドラムフレーム21は、第2方向における一端部213と、一端部213から第2方向に離れた他端部214と、を有する。一端部213は、他端部214よりも感光ドラム22に近い。ドラムフレーム21は、一端部213と他端部214との間に、現像カートリッジ3が挿入される凹部210を有する。
感光ドラム22は、第1方向に延びる回転軸について回転可能なドラムである。感光ドラム22は、ドラムフレーム21の第2方向の一端部213に位置する。本実施形態の感光ドラム22は、ドラム本体とドラムシャフトとを有する。ドラム本体は、第1方向に延びる円筒状の部材である。ドラム本体の外周面は、感光材料に被覆されている。ドラムシャフトは、感光ドラム22の回転軸に沿って第1方向に延びる円柱状の部材である。ドラムシャフトは、ドラム本体の第1方向の一端に位置する。ドラム本体は、ドラムシャフトに対して、相対回転不能に固定される。
なお、ドラムシャフトは、ドラム本体を第1方向に貫通していてもよい。例えば、ドラムシャフトは、ドラム本体の中央に設けられた貫通孔に挿入されていてもよい。また、一対のドラムシャフトが、ドラム本体の第1方向の両端から、第1方向にそれぞれ延びていてもよい。
ドラムシャフトの材料には、例えば、導体である金属が用いられる。ドラムシャフトは、画像形成装置のアース端子に接続される。これにより、ドラムシャフトは、基準電圧に維持される。
ギア部23は、ドラムカートリッジ2の第1方向の一端に位置する。ギア部23は、複数のギアと、カップリング231とを有する。複数のギアは、フレーム本体211とフレームカバー212との間に形成される空間内に収容されている。カップリング231は、ドラムフレーム21から露出する。画像形成装置にプロセスカートリッジ1が装着されると、画像形成装置の駆動シャフトがカップリング231に接続される。そして、駆動シャフトの回転が、カップリング231を介して、複数のギアに伝達される。
なお、ギア部23に含まれる複数のギアは、歯の噛み合いによって回転力を伝達するものであってもよく、摩擦によって回転力を伝達するものであってもよい。
現像カートリッジ3は、ドラムフレーム21の凹部210に装着される。現像カートリッジ3は、トナーをドラムカートリッジ2の感光ドラム22へ供給する。図1に示すように、本実施形態の現像カートリッジ3は、ケーシング31、現像ローラ32、ギア部33、およびICチップアセンブリ34を有する。
ケーシング31は、トナーを収容可能な筐体である。ケーシング31は、第1側板311と第2側板312とを有する。第1側板311は、ケーシング31の第1方向の一端に位置する。第2側板312は、ケーシング31の第1方向の他端に位置する。第1側板311と第2側板312とは、第1方向に離れている。ギア部33およびICチップアセンブリ34は、第1側板311の外表面に位置する。ケーシング31の内部には、収容室313が設けられる。トナーは、収容室313に収容される。また、ケーシング31は、開口部314を有する。開口部314は、第2方向におけるケーシング31の一端に位置する。収容室313と外部とは、開口部314を介して連通する。
現像ローラ32は、第1方向に延びる回転軸について回転可能なローラである。現像ローラ32は、ケーシング31の開口部314に位置する。すなわち、現像ローラ32は、第2方向におけるケーシング31の一端に位置する。現像カートリッジ3がドラムカートリッジ2に装着されたときには、現像ローラ32の外周面が、感光ドラム22の外周面に接触する。
現像ローラ32は、現像ローラ本体と現像ローラシャフトとを有する。現像ローラ本体は、第1方向に延びる円筒状の部材である。現像ローラ本体の材料には、例えば、弾性を有するゴムが用いられる。現像ローラシャフトは、現像ローラ本体を第1方向に貫通する円柱状の部材である。現像ローラシャフトの材料には、金属または導電性を有する樹脂が用いられる。現像ローラ本体は、現像ローラシャフトに対して、相対回転不能に固定される。
現像ローラシャフトの第1方向の一方の端部は、ギア部33の一部である現像ローラギアに固定される。したがって、現像ローラシャフトおよび現像ローラ本体は、ギア部33の駆動によって回転する。なお、現像ローラシャフトは、現像ローラ本体を第1方向に貫通していなくてもよい。例えば、一対の現像ローラシャフトが、現像ローラ本体の第1方向の両端から、第1方向にそれぞれ延びていてもよい。
また、現像カートリッジ3は、図示を省略した供給ローラを有する。供給ローラは、現像ローラ32と収容室313との間に位置する。トナーは、収容室313から、供給ローラを介して現像ローラ32の外周面に供給される。その際、供給ローラと現像ローラ32との間において、トナーは摩擦帯電される。一方、現像ローラ32の現像ローラシャフトには、バイアス電圧がかけられている。このため、現像ローラシャフトとトナーとの間の静電気力によって、現像ローラ32の外周面に、トナーが引き付けられる。
また、現像カートリッジ3は、図示を省略した層厚規制ブレードを有する。層厚規制ブレードは、現像ローラ32の外周面に供給されたトナーを、一定の厚みに成形する。その後、現像ローラ32の外周面のトナーは、感光ドラム22へ供給される。このとき、トナーは、感光ドラム22の外周面に形成された静電潜像に応じて、現像ローラ本体から感光ドラム22へ移動する。これにより、感光ドラム22の外周面において、静電潜像が可視像化される。
ギア部33は、ケーシング31の第1側板311の外表面に位置する。ギア部33は、上述した現像ローラギアを含む複数のギアと、カップリング331と、ギアカバー332とを有する。ギアカバー332は、ケーシング31の第1側板311に、例えばねじ止めで固定される。複数のギアの少なくとも一部は、第1側板311とギアカバー332との間に位置する。カップリング331は、ギアカバー332から露出する。画像形成装置にプロセスカートリッジ1が装着されると、画像形成装置の駆動シャフトがカップリング331に接続される。そして、駆動シャフトの回転が、カップリング331を介して、現像ローラギアを含む複数のギアに伝達される。
なお、ギア部33に含まれる複数のギアは、歯の噛み合いによって回転力を伝達するものであってもよく、摩擦によって回転力を伝達するものであってもよい。
ICチップアセンブリ34は、ケーシング31の第1方向の一端に位置する。ICチップアセンブリ34は、板状の記憶媒体であるICチップ341と、ICチップホルダ342とを有する。ICチップ341は、ICチップホルダ342の外表面に固定される。ICチップホルダ342は、ギアカバー332と、ギアカバー332に固定されたホルダカバー344との間に位置する。ICチップ341には、現像カートリッジ3に関する種々の情報(例えば、現像ローラ32などの部品の寿命に関する情報)が記憶されている。ICチップ341は、電気的接触面343を有する。電気的接触面343は、導体である金属からなる。
<2.画像形成装置について>
図2〜図5は、画像形成装置100の縦断面図である。この画像形成装置100は、プロセスカートリッジ1から供給されるトナーにより、印刷用紙に画像を形成する電子写真方式のプリンタ(例えば、LEDプリンタ)である。図2〜図5に示すように、画像形成装置100は、筐体11、カバー12、および複数の光源ユニット13を有する。
筐体11は、複数のスロット110を有する。各スロット110は、プロセスカートリッジ1の挿入を許容することが可能な開口111を有する。プロセスカートリッジ1は、開口111を介してスロット110に挿入される。これにより、筐体11にプロセスカートリッジ1が装着される。プロセスカートリッジ1は、トナーの色ごとに用意される。したがって、筐体11は、トナーの色ごとにスロット110を有する。本実施形態の画像形成装置100は、K(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)、およびY(イエロー)の4色のトナーを用いる。したがって、本実施形態の画像形成装置100の筐体11は、4つのスロット110(以下、スロット110k、スロット110c、スロット110m、およびスロット110yと称する)を有する。
4つのスロット110k,110c,110m,110yは、第3方向に並ぶ。スロット110cは、スロット110kよりも、後述するカバー回動軸120に近い。スロット110mは、スロット110cよりも、後述するカバー回動軸120に近い。スロット110yは、スロット110mよりも、後述するカバー回動軸120に近い。
スロット110kには、K色のトナーを扱うプロセスカートリッジ1(以下、プロセスカートリッジ1kと称する)が挿入される。スロット110cには、C色のトナーを扱うプロセスカートリッジ1(以下、プロセスカートリッジ1cと称する)が挿入される。スロット110mには、M色のトナーを扱うプロセスカートリッジ1(以下、プロセスカートリッジ1mと称する)が挿入される。スロット110yには、Y色のトナーを扱うプロセスカートリッジ1(以下、プロセスカートリッジ1yと称する)が挿入される。
ただし、4つのスロット110k,110c,110m,110yの第3方向の配列順序は、他の順序であってもよい。
図6は、筐体11の部分断面図である。図6に示すように、筐体11は、スロット110ごとに、ガイドフレーム112を有する。ガイドフレーム112は、第1ガイドプレート112aと第2ガイドプレート112bとを有する。第1ガイドプレート112aと第2ガイドプレート112bとは、第3方向に向かい合う。また、第1ガイドプレート112aは、電気端子113を有する。電気端子113は、筐体11内に設けられた制御部と、電気的に接続されている。
プロセスカートリッジ1がスロット110に挿入されると、そのプロセスカートリッジ1のICチップアセンブリ34は、第1ガイドプレート112aと第2ガイドプレート112bとの間に挟まれる。そして、そのICチップアセンブリ34のICチップ341の電気的接触面343が、電気端子113に接触する。これにより、電気的接触面343と電気端子113とが、電気的に導通する。その結果、画像形成装置100は、ICチップ341からの情報の読み出しと、ICチップ341への情報の書き込みとを行うことが可能となる。
また、図2〜図5中に破線で示したように、画像形成装置100は、転写ベルト15と、スロット110ごとに位置する転写ローラ14とを有する。転写ベルト15は、各スロット110の開口111とは反対側の端部に位置する。転写ローラ14は、各スロット110の開口111とは反対側の端部に位置する。転写ローラ14は、転写ベルト15に対して、感光ドラム22の反対側に位置する。スロット110にプロセスカートリッジ1が正常に挿入されると、感光ドラム22の外周面と、転写ベルト15とが、互いに接触する。印刷用紙は、感光ドラム22と転写ベルト15との間を通過する。このとき、転写ローラ14に転写バイアスが印加されると、感光ドラム22の外表面に付着したトナーは、印刷用紙に転写される。
カバー12は、筐体11を覆う平板状の蓋である。カバー12の第3方向の一端は、筐体11に対して回動可能に接続される。カバー12は、第1方向に延びるカバー回動軸120について、開放位置と閉鎖位置との間で回動可能である。カバー12が開放位置にあるときのカバー12の第3方向の他端は、カバー12が閉鎖位置にあるときのカバー12の第3方向の他端よりも、筐体11から遠い。
画像形成装置100のユーザは、筐体11にプロセスカートリッジ1を装着するときには、カバー12を開放位置に配置する。カバー12が開放位置に配置されると、スロット110kの開口111と、スロット110cの開口111と、スロット110mの開口111と、スロット110yの111とが、開放される。また、画像形成装置100のユーザは、プロセスカートリッジ1の装着が完了すると、カバー12を閉鎖位置に配置する。カバー12が閉鎖位置に配置されると、スロット110kの開口111と、スロット110cの開口111と、スロット110mの開口111と、スロット110yの111とが、閉鎖される。
複数の光源ユニット13は、カバー12の筐体11と向かい合う面に取り付けられる。カバー12がカバー回動軸120について回動すると、カバー12と共に、光源ユニット13も移動する。光源ユニット13は、プロセスカートリッジ1ごとに用意される。したがって、本実施形態の画像形成装置100は、4つの光源ユニット13(以下、光源ユニット13k、光源ユニット13c、光源ユニット13m、および光源ユニット13yと称する)を有する。光源ユニット13kは、プロセスカートリッジ1kの感光ドラム22を露光する。光源ユニット13cは、プロセスカートリッジ1cの感光ドラム22を露光する。光源ユニット13mは、プロセスカートリッジ1mの感光ドラム22を露光する。光源ユニット13yは、プロセスカートリッジ1yの感光ドラム22を露光する。これにより、各感光ドラム22の外周面に静電潜像が形成される。
図7は、1つの光源ユニット13の斜視図である。図7に示すように、光源ユニット13は、光源列131と、光源ホルダ132と、弾性部材133とを有する。
光源列131は、第1方向に配列された複数の光源を有する。複数の光源は、印刷すべき画像に応じて個別に発光可能である。各光源には、例えば、発光ダイオード(LED)が用いられる。光源ホルダ132は、第1方向に沿って拡がる板状の部材である。光源ホルダ132は、第1方向に延びるホルダ回動軸130について、カバー12に対して回動可能である。光源列131は、光源ホルダ132の、ホルダ回動軸130に接続される端縁とは反対側の端縁に固定される。
光源ホルダ132は、退避位置(図2中の二点鎖線の位置)と、退避位置よりもカバー12から離れた露光位置(図2中の実線の位置)との間で、カバー12に対して回動可能である。光源ホルダ132が退避位置にあるときよりも、光源ホルダ132が露光位置にあるときの方が、光源列131は、カバー12から遠い。
また、光源ホルダ132は、一方側第1突起411、他方側第1突起412、一方側第2突起421、および他方側第2突起422を有する。一方側第1突起411および他方側第1突起412は、カバー12が閉鎖位置に位置するときに、プロセスカートリッジ1に接触して、プロセスカートリッジ1を位置決めするための突起である。一方側第2突起421および他方側第2突起422は、カバー12を開放位置から閉鎖位置へ回動させるときに、プロセスカートリッジ1に接触して、プロセスカートリッジ1の位置を、後述する第1位置から後述する第2位置へと移動させるための突起である。
一方側第1突起411は、光源ホルダ132の第1方向の一端に位置する。すなわち、一方側第1突起411は、光源列131および一方側第2突起421よりも、第1方向の一方側に位置する。一方側第1突起411は、ホルダ回動軸130から離れる方向へ突出する。他方側第1突起412は、光源ホルダ132の第1方向の他端に位置する。すなわち、他方側第1突起412は、光源列131および他方側第2突起422よりも、第1方向の他方側に位置する。他方側第1突起412は、ホルダ回動軸130から離れる方向へ突出する。
一方側第2突起421は、第1方向において、光源列131よりも一方側かつ一方側第1突起411よりも他方側に位置する。一方側第2突起421は、光源列131および一方側第1突起411よりも、ホルダ回動軸130から離れている。一方側第2突起421は、ホルダ回動軸130から離れる方向へ突出する。他方側第2突起422は、第1方向において、光源列131よりも他方側かつ他方側第1突起412よりも一方側に位置する。他方側第2突起422は、光源列131および他方側第1突起412よりも、ホルダ回動軸130から離れている。他方側第2突起422は、ホルダ回動軸130から離れる方向へ突出する。
コイルばね133は、カバー12と光源ホルダ132との間に位置する。コイルばね133は、伸縮可能である。このため、光源ホルダ132がプロセスカートリッジ1に接触したときに、光源ホルダ132に強い力が作用しても、コイルばね133が縮むことによって、光源ホルダ132にかかる力が低減される。
<3.プロセスカートリッジの装着時の動作について>
続いて、画像形成装置100の筐体11に、プロセスカートリッジ1を装着するときの動作について、説明する。
筐体11にプロセスカートリッジ1を装着するときには、まず、画像形成装置100のユーザが、カバー12を、閉鎖位置から開放位置へ回動させる。これにより、スロット110kの開口111と、スロット110cの開口111と、スロット110mの開口111と、スロット110yの開口111と、が開放される。
次に、プロセスカートリッジ1が、開口111を介してスロット110に挿入される。すなわち、プロセスカートリッジ1kが、スロット110kへ挿入されるか、プロセスカートリッジ1cが、スロット110cへ挿入されるか、プロセスカートリッジ1mが、スロット110mへ挿入されるか、プロセスカートリッジ1yが、スロット110yへ挿入される。
このとき、スロット110に対するプロセスカートリッジ1の挿入が、不完全な状態で止まる場合がある。例えば、ICチップホルダ342がガイドフレーム112の一部に接触することによって抵抗が生じ、プロセスカートリッジ1の挿入が止まる場合がある。そして、ユーザが、プロセスカートリッジ1の挿入が不完全であることに、気付かない場合がある。この場合、感光ドラム22の外周面は、まだ転写ベルト15に接触していない。すなわち、感光ドラム22の外表面の少なくとも一部である面部が、転写ベルト15から離間した状態となっている。このときの筐体11に対するプロセスカートリッジ1の位置を、以下では「第1位置」と称する。第1位置では、ICチップ341の電気的接触面343も、まだガイドフレーム112の電気端子113に接触していない。
一方、スロット110に対してプロセスカートリッジ1が完全に挿入されると、感光ドラム22の外周面は、転写ベルト15に接触する。すなわち、感光ドラム22の外表面の少なくとも一部である面部が、転写ベルト15に接触する。このときの筐体11に対するプロセスカートリッジ1の位置を、以下では「第2位置」と称する。第2位置では、ICチップ341の電気的接触面343も、ガイドフレーム112の電気端子113に接触する。
すなわち、プロセスカートリッジ1は、第1位置と第2位置との間で移動可能である。
プロセスカートリッジ1を第1位置または第2位置に挿入した後、画像形成装置100のユーザは、カバー12を、開放位置から閉鎖位置へ回動させる。複数の光源ユニット13は、カバー12と共に、カバー回動軸120について回動する。また、カバー12が、開放位置から閉鎖位置へ向けて回動を開始すると、各光源ユニット13は、退避位置から露光位置へ、ホルダ回動軸130について移動する。
図2は、プロセスカートリッジ1cが、上述した第1位置にある例を示している。この状態で、カバー12が開放位置から閉鎖位置へ回動すると、その回動の間に、光源ユニット13kが、プロセスカートリッジ1cに接触する。すなわち、プロセスカートリッジ1c(第1カートリッジ)の感光ドラム22(第1感光ドラム)を露光するための光源ユニット13c(第1光源ユニット)ではなく、プロセスカートリッジ1cの隣のプロセスカートリッジ1k(第2カートリッジ)の感光ドラム22(第2感光ドラム)を露光するための光源ユニット13k(第2光源ユニット)が、プロセスカートリッジ1c(第1カートリッジ)に接触する。
具体的には、光源ユニット13kが、露光位置に位置する状態で、光源ユニット13kの一方側第2突起421および他方側第2突起422の少なくとも一方が、プロセスカートリッジ1cに接触する。これにより、プロセスカートリッジ1cは、光源ユニット13kから、第2位置へ向かう押圧力を受ける。その結果、プロセスカートリッジ1cが、図2に示す第1位置から、図3に示す第2位置へ移動する。
光源ユニット13kは、プロセスカートリッジ1cのドラムカートリッジ2(第1ドラムカートリッジ)に接触してもよく、プロセスカートリッジ1cの現像カートリッジ3(第1現像カートリッジ)接触してもよい。ただし、ドラムカートリッジ2に接触する方が、感光ドラム22を、転写ベルト15に接触する位置へ、より確実に移動させることができる。
同様に、プロセスカートリッジ1m(第1カートリッジ)が第1位置のときに、カバー12が開放位置から閉鎖位置へ回動すると、その回動の間に、光源ユニット13c(第2光源ユニット)が、プロセスカートリッジ1m(第1カートリッジ)に接触する。これにより、プロセスカートリッジ1mが、第1位置から第2位置へ移動する。また、同様に、プロセスカートリッジ1y(第1カートリッジ)が第1位置のときに、カバー12が開放位置から閉鎖位置へ回動すると、その回動の間に、光源ユニット13m(第2光源ユニット)が、プロセスカートリッジ1y(第1カートリッジ)に接触する。これにより、プロセスカートリッジ1yが、第1位置から第2位置へ移動する。
図8は、一方側第2突起421がドラムカートリッジ2に接触するときの様子を示した図である。図8に示すように、ドラムフレーム21の外表面は、第2方向に対して傾斜する傾斜面215を有する。一方側第2突起421は、この傾斜面215に接触する。すなわち、一方側第2突起421は、移動方向に対して傾斜する面に接触する。このため、一方側第2突起421が、移動方向に対して垂直な面に接触する場合よりも、接触時の衝撃が緩和される。
なお、ドラムフレーム21は、第1方向の他端部にも、同様に、第2方向に対して傾斜する傾斜面(図示省略)を有する。そして、他方側第2突起422は、その傾斜面に接触する。
一方側第2突起421は、一方側第1突起411よりも、ホルダ回動軸130から離れている。このため、一方側第1突起411をドラムフレーム21に接触させることなく、一方側第2突起421をドラムフレーム21に接触させることができる。これにより、ドラムフレーム21に対する一方側第2突起421の接触状態を、安定させることができる。また、他方側第2突起422は、他方側第1突起412よりも、ホルダ回動軸130から離れている。このため、他方側第1突起412をドラムフレーム21に接触させることなく、他方側第2突起422をドラムフレーム21に接触させることができる。これにより、ドラムフレーム21に対する他方側第2突起422の接触状態を、安定させることができる。
また、一方側第2突起421は、光源列131よりも、ホルダ回動軸130から離れている。このため、光源列131をドラムフレーム21に接触させることなく、一方側第2突起421をドラムフレーム21に接触させることができる。これにより、ドラムフレーム21に対する一方側第2突起421の接触状態を、より安定させることができる。また、他方側第2突起422は、光源列131よりも、ホルダ回動軸130から離れている。このため、光源列131をドラムフレーム21に接触させることなく、他方側第2突起422をドラムフレーム21に接触させることができる。これにより、ドラムフレーム21に対する他方側第2突起422の接触状態を、より安定させることができる。
その後、カバー12が、さらに閉鎖位置へ向けて回動すると、一方側第2突起421は、ドラムフレーム21の傾斜面215から離れる。また、他方側第2突起422も、ドラムフレーム21の傾斜面から離れる。そして、カバー12が閉鎖位置まで回動すると、各光源ユニット13は、露光対象となるプロセスカートリッジ1に接触する。例えば、図4および図5のように、光源ユニット13y(第2光源ユニット)は、露光対象となるプロセスカートリッジ1y(第2カートリッジ)に接触する。
具体的には、光源ユニット13yは、露光位置に位置する状態で、光源ユニット13yの一方側第1突起411および他方側第1突起412の少なくとも一方が、プロセスカートリッジ1yに接触する。より具体的には、光源ユニット13yの一方側第1突起411および他方側第1突起412の少なくとも一方が、プロセスカートリッジ1yのドラムカートリッジ2(第2ドラムカートリッジ)に接触する。そして、プロセスカートリッジ1yが、第2方向に押される。これにより、プロセスカートリッジ1yが、第2位置にしっかりと位置決めされる。
同様に、カバー12が閉鎖位置まで回動すると、光源ユニット13m(第2光源ユニット)は、露光対象となるプロセスカートリッジ1m(第2カートリッジ)に接触する。これにより、プロセスカートリッジ1mが、第2位置に位置決めされる。また、光源ユニット13c(第2光源ユニット)は、露光対象となるプロセスカートリッジ1c(第2カートリッジ)に接触する。これにより、プロセスカートリッジ1cが、第2位置に位置決めされる。また、光源ユニット13k(第2光源ユニット)は、露光対象となるプロセスカートリッジ1k(第2カートリッジ)に接触する。これにより、プロセスカートリッジ1kが、第2位置に位置決めされる。
図9は、一方側第1突起411がドラムカートリッジ2に接触するときの様子を示した図である。図9に示すように、ドラムフレーム21は、ドラムフランジ216を有する。ドラムフランジ216は、第1方向におけるドラムフレーム21の一端部から、第1方向に突出する。すなわち、ドラムフランジ216は、第1方向において、感光ドラム22(第2感光ドラム)よりも外側に位置する。一方側第1突起411は、このドラムフランジ216に接触する。そして、一方側第1突起411は、ドラムフランジ216を第2方向に押圧する。これにより、プロセスカートリッジ1が第2位置に位置決めされる。
なお、ドラムフレーム21は、第1方向の他端部にも、同様のドラムフランジ(図示省略)を有する。そして、他方側第1突起412は、そのドラムフランジに接触する。
また、カバー12が閉鎖位置に位置する状態において、光源ユニット13y(第2光源ユニット)の一方側第2突起421および他方側第2突起422は、光源ユニット13yの露光対象となるプロセスカートリッジ1yの感光ドラム22(第2感光ドラム)と向かい合うと共に、その感光ドラム22から離れている。また、光源ユニット13m(第2光源ユニット)の一方側第2突起421および他方側第2突起422は、光源ユニット13mの露光対象となるプロセスカートリッジ1mの感光ドラム22(第2感光ドラム)と向かい合うとともに、その感光ドラム22から離れている。また、光源ユニット13c(第2光源ユニット)の一方側第2突起421および他方側第2突起422は、光源ユニット13cの露光対象となるプロセスカートリッジ1cの感光ドラム22(第2感光ドラム)と向かい合うと共に、その感光ドラム22から離れている。また、光源ユニット13k(第2光源ユニット)の一方側第2突起421および他方側第2突起422は、光源ユニット13kの露光対象となるプロセスカートリッジ1kの感光ドラム22(第2感光ドラム)と向かい合うと共に、その感光ドラム22から離れている。
これにより、一方側第2突起421または他方側第2突起422によるプロセスカートリッジ1の第2位置からの位置ずれを抑制できる。
<4.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
画像形成装置の筐体に装着されるプロセスカートリッジの数は、1〜3つであってもよく、5つ以上であってもよい。また、筐体が有するスロットの数も、1〜3つであってもよく、5つ以上であってもよい。また、画像形成装置が有する光源ユニットの数も、1〜3つであってもよく、5つ以上であってもよい。
また、上記の実施形態では、ICチップホルダの外表面に、電気的接触面を有するICチップが固定されていた。しかしながら、ICチップホルダの外表面に電気的接触面のみを固定し、ICチップの電気的接触面以外の部分は、現像カートリッジの他の箇所に配置されていてもよい。
また、上記の実施形態では、弾性部材としてコイルばね133が用いられていた。しかしながら、コイルばねに代えて、板ばね、トーションばねなどの他の種類のばねが用いられてもよい。
また、現像カートリッジおよびドラムカートリッジの細部の形状については、本願の各図に示された形状と相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
なお、上記の実施形態では、第1感光ドラムの外表面の少なくとも一部である面部が転写ベルトから離間した状態の第1カートリッジの位置を「第1位置」としていた。そして、第1感光ドラムの面部が転写ベルトに接触する状態の第1カートリッジの位置を「第2位置」としていた。
しかしながら、第1感光ドラムの面部と転写ベルトとは、完全に接触しなくてもよい。すなわち、第1感光ドラムの面部と転写ベルトとの間の距離が第1距離となるときの第1カートリッジの位置を「第1位置」としてもよい。そして、第1感光ドラムの面部と転写ベルトとの間の距離が、第1距離よりも短い第2距離となるときの第1カートリッジの位置を「第2位置」としてもよい。
2 現像カートリッジ
3 ドラムカートリッジ
1,1k,1c,1m,1y プロセスカートリッジ
2 ドラムカートリッジ
3 現像カートリッジ
11 筐体
12 カバー
13,13k,13c,13m,13y 光源ユニット
14 転写ローラ
15 転写ベルト
21 ドラムフレーム
22 感光ドラム
23 ギア部
31 ケーシング
32 現像ローラ
33 ギア部
34 ICチップアセンブリ
100 画像形成装置
110,110k,110c,110m,110y スロット
111 開口
112 ガイドフレーム
112a 第1ガイドプレート
112b 第2ガイドプレート
113 電気端子
120 カバー回動軸
130 ホルダ回動軸
131 光源列
132 光源ホルダ
133 コイルばね
215 傾斜面
216 ドラムフランジ
341 ICチップ
342 ICチップホルダ
343 電気的接触面
411 一方側第1突起
412 他方側第1突起
421 一方側第2突起
422 他方側第2突起

Claims (10)

  1. 第1感光ドラムを有する第1カートリッジと、
    第2感光ドラムを有する第2カートリッジと、
    前記第1カートリッジおよび前記第2カートリッジが装着される筐体であって、前記第1カートリッジおよび前記第2カートリッジの挿入を許容することが可能な開口を有する筐体と、
    前記開口を開放する開放位置と、前記開口を閉鎖する閉鎖位置との間で回動可能なカバーと、
    前記第1感光ドラムを露光するための第1光源ユニットであって、前記カバーと共に移動可能な第1光源ユニットと、
    前記第2感光ドラムを露光するための第2光源ユニットであって、前記カバーと共に移動可能な第2光源ユニットと、
    転写ベルトと、
    を備える画像形成装置であって、
    前記第1カートリッジは、前記第1感光ドラムの外表面の少なくとも一部である面部が前記転写ベルトから離間する第1位置と、前記面部が前記転写ベルトに接触する第2位置と、の間で移動可能であり、
    前記第1カートリッジが前記第1位置にある場合、前記カバーが前記開放位置から前記閉鎖位置へ回動する間に、前記第2光源ユニットは、前記第1カートリッジに接触し、前記第1カートリッジを、前記第1位置から前記第2位置へ移動させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記第1カートリッジは、電気的接触面を有する記憶媒体を有し、
    前記筐体は、電気端子を有し、
    前記第1カートリッジが前記第1位置のときに、前記電気的接触面と前記電気端子とは、非接触であり、
    前記第1カートリッジが前記第2位置のときに、前記電気的接触面と前記電気端子とは、接触することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記第1カートリッジは、
    前記第1感光ドラムを有する第1ドラムカートリッジと、
    前記第1ドラムカートリッジに装着可能な第1現像カートリッジと、
    を有し、
    前記第1カートリッジが前記第1位置のときに、前記カバーが前記開放位置から前記閉鎖位置へ回動すると、前記カバーの回動の間に、前記第2光源ユニットは、前記第1ドラムカートリッジに接触し、前記第1カートリッジを、前記第1位置から前記第2位置へ移動させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記第2光源ユニットは、前記第2光源ユニットの長手方向である第1方向に延びる軸について、退避位置と、前記退避位置よりも前記カバーから離れる露光位置との間で、前記カバーに対して移動可能であり、
    前記カバーが前記開放位置から前記閉鎖位置へ回動する間に、前記第2光源ユニットは、前記退避位置から前記露光位置へ移動することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置であって、
    前記第1カートリッジが前記第1位置のときに、前記カバーが前記開放位置から前記閉鎖位置へ回動すると、前記カバーの回動の間に、前記第2光源ユニットは、前記露光位置に位置する状態において、前記第1カートリッジに接触し、前記第1カートリッジを、前記第1位置から前記第2位置へ移動させることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載の画像形成装置であって、
    前記第2光源ユニットは、
    光源と、
    前記第2カートリッジが前記筐体に装着され、前記カバーが前記閉鎖位置に位置する状態において、前記第1方向における前記第2カートリッジの端部と接触する第1突起と、
    前記第1カートリッジが前記第1位置のときに、前記カバーが前記開放位置から前記閉鎖位置へ回動すると、前記カバーの回動の間に、前記第1カートリッジに接触し、前記第1カートリッジを、前記第1位置から前記第2位置へ移動させる第2突起であって、前記第1方向において前記光源と前記第1突起の間に位置する第2突起と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置であって、
    前記第2突起は、前記第1突起よりも前記軸から離れて位置することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7に記載の画像形成装置であって、
    前記第2カートリッジは、前記第1方向における前記第2感光ドラムの端部に位置するドラムフランジを有し、
    前記カバーが前記閉鎖位置に位置する状態において、前記第1突起は、前記ドラムフランジと接触し、
    前記カバーが前記閉鎖位置に位置する状態において、前記第2突起は、前記第2感光ドラムと向かい合うと共に、前記第2感光ドラムから離れていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記第2突起は、前記光源よりも前記軸から離れて位置することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置であって、
    前記第2突起は、
    前記第1方向において前記光源の一方側に位置する一方側第2突起と、
    前記第1方向において前記光源の他方側に位置する他方側第2突起と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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