JP4875829B2 - 遊技装置 - Google Patents
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Description
「選択スイッチ」は、遊技者が操作し得るように機械の前面などに設けられ、遊技者は好みに応じて、制限値を越える得点を第2の記憶手段に記憶させるか、または、制限値を越える得点に相当する個数の遊技媒体を遊技媒体放出手段に放出させるかを選択する。
なお、「制御手段」は、専用のハードウェア回路によっても、また、プログラムされたコンピュータによっても、それぞれ実現し得る。
遊技終了時には、第2の記憶手段に記憶されている得点が書込み手段によって前記記憶媒体または他の記憶媒体に書き込まれる。
この遊技装置1は、隣接するスロットマシン2とメダル貸出機3とを電気接続して構成されており、有価価値をもつカード状の磁気記憶媒体(以下単に「カード」という。)を受け付け、そのカードの有価価値の全部または一部をゲームが実行できる回数に換算可能な得点に変換した後、その得点を使って遊技者にゲームを実行させるものである。
カードは、情報の読み書きが可能な情報記憶部を有する。この情報記憶部には、発行日付、発行金額、店番号、各カードに固有のコード番号、残度数、得点などのカード情報が記憶される。
後述するスロットマシン2の制御部40は得点表示器15に表示させる得点を記憶する第1の記憶手段(具体的にはRAM)を有している。また、後述するメダル貸出機3の制御部50は度数表示器14に表示させる度数と持点表示器16に表示させる得点とを記憶する第2の記憶手段(具体的にはRAM)を有している。
前記制限値は、スロットマシン2が貯留可能なメダルの個数に相当する得点(この実施例では50点)のことであり、この制限値を越える得点はメダル貸出機3へ転送されて記憶されるか、制限値を越える得点に相当する個数のメダルがメダル受皿29へ放出されるか、そのいずれかである。
下部パネル13の下方には、メダル放出口28やメダル受皿29が、それぞれ設けられている。メダル放出口28は本体部4の内部に組み込まれたメダル払出機7(図2に示す。)のメダル放出口に連通している。
ベットスイッチ17の操作後に始動レバー18を操作すると、3個のリール8a,8b,8cが一斉に始動してゲームが開始する。3個の停止スイッチ19a,19b,19cを押操作すれば、対応するリールが回転を停止する。
転送スイッチ20が押されると、持点表示器16に表示されている得点は転送した得点だけ減少し、一方、得点表示器15に表示されている得点は転送されてきた得点だけ増加する。
この実施例では、貸出要求スイッチ22が1回押されたとき、カードの度数の一部(5度数)が得点(25得点)に変換されるが、カードの度数の全部が得点に変換されるように構成することもできる。
なお、上記の実施例におけるベットスイッチ18、停止スイッチ19a,19b,19c、始動レバー18を除く各スイッチや各表示器は、メダル貸出機3の方に設けることも可能である。
前記表示ランプには、カードがカード出入口32に挿入された状態にあることを報知するランプ、遊技場内の通信回線の切断により通信が不能であることを報知するランプ、カード出入口32にカードが受け付けられていることを報知するランプなどが含まれる。
この遊技装置1を構成するスロットマシン2およびメダル貸出機3は、マイクロコンピュータより成る制御部40,50をそれぞれ含んでいる。各制御部40,50は、制御主体としてのCPU、プログラムなどが格納されたROM、データの読み書きに用いられるRAMなどで構成されるものである。
前記制御部40におけるRAMは、得点表示器15に表示される得点を記憶するための第1の記憶手段を構成する。また、制御部50におけるRAMは、持点表示器16に表示される得点を記憶するための第2の記憶手段を構成する。なお、第2の記憶手段には、度数表示器14に表示される度数も記憶される。
スロットマシン2には、メダル貸出機3の制御部50との間で信号をやりとりするためにインターフェース基板43と中継基板44とが組み込まれている。インターフェース基板43は、制御部40とメダル貸出機3の制御部50との間に設けられ、各種の要求やその要求に対する応答など、信号のやりとりを行う。
カード検知センサ52は、カード出入口32に対するカードの挿入やカードの抜取りを検知する。カード搬送機構55はカード出入口32に対するカードの搬出入を行う。カードリードライター56はカードの情報記憶部に対するカード情報の読み書きを行う。
また、この実施例では、発行するカードの残度数や持点は、発行元のカード販売機にもカードの情報記録部にも記憶させているが、カードには記憶せずに、発行元のカード販売機または中央管理装置にのみ記憶させるようにしてもよい。
つぎのST21では、上記した得点の転送によって度数データdと持点データmとのいずれもが「0」になっていないかどうかを判定している。もし、ST21の判定が「YES」であれば、ST22へ進み、カードリードライター56がカードの情報記憶部に残度数Dおよび持点Mとしてゼロを書き込んだ後、カードがカード出入口32へ返却される(ST26)。
まず、図4のST1では、制御部40のCPUは、メダル貸出機3がカードを受け付けてメダルの貸出が可能な状態になっているかどうかをメダル貸出機3から送られてくる貸出許可信号によって判定している。この貸出許可信号はメダル貸出機3がカードを受け付けるとオンになり、これによりST1の判定が「YES」となるので、つぎにST2でメダル貸出機3よりメダルの貸出要求があるかどうかが判定される。もし、メダルの貸出要求があれば、ST2の判定が「YES」であり、制御部40のCPUは、一定度数分(この実施例では5度数分)の得点(この実施例では25得点)をRAMの所定の記憶領域に得点データnとして記憶させ、その得点データnを得点表示器15に初期表示させる(ST3)。
ベットスイッチ17が2回続けて押操作されれば、現在の得点データnより2得点だけ減算され、3本の入賞ラインが有効化される。ベットスイッチ17が1回だけ押操作されれば、現在の得点データnより1得点だけ減算され、1本の入賞ラインが有効化される(ST5)。なお、減算後の得点データnは得点表示器15に表示されている。
賞の成立により配当としての得点xが与えられると、ST8の判定が「YES」となり、つぎのST9でメダル貸出機3にカードが受け付けられた状態にあるかどうかが前記貸出許可信号がオンであるかどうかによって判定される。カードがセットされた状態にあれば、ST9からST10へ進んで図5の入賞払出処理が、カードが遊技者へ返却されていれば、ST9からST11へ進んで図6の入賞払出処理が、それぞれ実行される。なお、物理的にあり得ないが、カードがセットされた状態であっても、貸出処理中であれば、ST9からST10へ進むことはできない。
上記の繰り返し手順において、得点データnが制限値の「50」に達すると、ST10−1の判定は「YES」であり、つぎに、モード選択スイッチ27によって「転送モード」に設定されているのか、「払出モード」に設定されているのかが判定される(ST10−6)。ここで、「転送モード」とは、前記制限値を越える得点をメダル貸出機3へ転送して制御部50のRAMに記憶させるモードである。また、「払出モード」とは、制限値を越える得点に相当する個数のメダルをメダル払出機7によりメダル受皿29へ放出させるモードである。
上記の繰り返し手順において、得点データnが制限値の「50」に達すると、ST11−1の判定は「YES」であり、制御部40は制限値を越える得点xに相当する個数のメダルをメダル払出機7によりメダル受皿29へ放出させる(ST11−6)。
同図のST1では、モード選択スイッチ27によるモード変更操作があったかどうかを判定しており、ST1の判定が「YES」であれば、つぎに現在の設定モードが「転送モード」かどうかが判定される(ST2)。もし、「転送モード」であれば、ST2の判定は「YES」であり、「転送モード」から「払出モード」へモード変更される(ST3)。もし、現在の設定モードが「払出モード」であれば、ST2の判定が「NO」であり、「払出モード」から「転送モード」へモード変更される(ST4)。
図7のST13−1では、制御部40のCPUは、まず、得点データnが制限値の「50」に達しているかどうかを判定する(ST13−1)。いまだ制限値に達していなければ、ST13−1の判定は「NO」であり、CPUは得点データnを1加算し(ST13−2)、一方、転送データyを1減算し(図11−3)、得点表示器15の表示を新たな得点データnに更新する(ST13−4)。
上記の繰り返し手順において、得点データnが制限値の「50」に達すると、ST13−1の判定は「YES」であり、制御部40は制限値を越える転送データyに相当する個数のメダルをメダル払出機7よりメダル受皿29へ放出させる(ST13−6)。
また、上記実施例では、カードに持点を記憶させているが、遊技終了時、持点データmを度数に変換してカードに記憶させてもよい。
2 スロットマシン
3 メダル貸出機
7 メダル払出機
15 得点表示器
16 持点表示器
20 転送スイッチ
21 精算スイッチ
23 カード返却スイッチ
27 モード選択スイッチ
40,50 制御部
56 カードリードライター
Claims (3)
- 受け付けた記憶媒体がもつ有価価値を遊技媒体の個数に換算可能な得点に変換し、その得点を消費して遊技の実行を可能とした遊技装置であって、得点を記憶させることが可能でありかつ記憶させ得る得点に制限値が設けられている第1の記憶手段と、得点を記憶させることが可能な第2の記憶手段と、第2の記憶手段に記憶されている得点を記憶媒体に書き込むことが可能な書込み手段と、遊技媒体を放出する遊技媒体放出手段と、各記憶手段に対する得点の読み書きおよび前記遊技媒体放出手段の動作をそれぞれ制御する制御手段とを備えて成る遊技装置において、
前記制限値を越える得点を第2の記憶手段に記憶させるか、または、制限値を越える得点に相当する個数の遊技媒体を遊技媒体放出手段に放出させるかを遊技者に選択させる選択スイッチと、前記記憶媒体が受け付けられた状態にあるかどうかを判定する判定手段とをさらに備えており、
前記制御手段は、受け付けた記憶媒体の有価価値を変換して得られた得点を第1の記憶手段に記憶させ、遊技の実行により得点を消費または獲得したとき、第1の記憶手段に記憶されている得点を増減するとともに、選択スイッチにより制限値を越える得点に相当する個数の遊技媒体を遊技媒体放出手段に放出させることが選択されているとき、得点の増加によって制限値を越えた得点に相当する個数の遊技媒体を遊技媒体放出手段に放出させ、選択スイッチにより制限値を越える得点を第2の記憶手段に記憶させることが選択されているとき、判定手段により記憶媒体が受け付けられた状態にあると判定されることを条件として、得点の増加によって制限値を越えた得点を第2の記憶手段に記憶させ、判定手段により記憶媒体が返却されていると判定されることを条件として、得点の増加によって制限値を越えた得点に相当する個数の遊技媒体を遊技媒体放出手段に放出させるようにした遊技装置。 - 請求項1に記載された遊技装置であって、第2の記憶手段から第1の記憶手段への得点の転送を指示するための転送スイッチをさらに備えており、前記制御手段は、転送スイッチの操作により得点が転送されることによって第1の記憶手段に記憶される得点が制限値を越えるとき、その制限値を越える得点に相当する個数の遊技媒体を遊技媒体放出手段に放出させるようにした遊技装置。
- 請求項1に記載された遊技装置であって、第2の記憶手段から第1の記憶手段への得点の転送を指示するための転送スイッチをさらに備えており、前記制御手段は、転送スイッチが操作されたとき、第2の記憶手段に記憶されている得点が設定値以上であればその設定値を、設定値未満であれば第2の記憶手段に記憶されている得点を、それぞれ第1の記憶手段へ転送するようにした遊技装置。
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