JPH105417A - 遊技情報媒体および遊技データ表示装置 - Google Patents

遊技情報媒体および遊技データ表示装置

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JPH105417A
JPH105417A JP8185480A JP18548096A JPH105417A JP H105417 A JPH105417 A JP H105417A JP 8185480 A JP8185480 A JP 8185480A JP 18548096 A JP18548096 A JP 18548096A JP H105417 A JPH105417 A JP H105417A
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定男 井置
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技データの参照をどこでも簡単に行うこと
ができ、自己の遊技結果データを参照することも可能な
遊技情報媒体および遊技データ表示装置を提供する。 【解決手段】 遊技用のICカードに遊技情報を記憶可
能なEEPROMを設け、遊技の結果である遊技情報
(大当り回数、スタート回数等)を入力してEEPRO
Mに記憶し、携帯型データ表示装置22にICカードを
挿入する。そして、ICカードから遊技情報を携帯型デ
ータ表示装置22に送出する。携帯型データ表示装置2
2では、ICカードから受けた遊技情報を演算処理して
遊技者が参照可能な遊技データにして記憶するととも
に、LCD304に表示する。これにより、携帯型デー
タ表示装置22に遊技データを表示させ、自宅等でゆっ
くりと、かつ簡単に遊技データの参照を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技情報媒体(例
えば、ICカード)および遊技データ表示装置に係わ
り、特に遊技場において使用され、遊技に使用される価
値情報が記憶可能な遊技情報媒体内に遊技情報を記憶可
能なエリアを設け、遊技の結果である遊技情報を転送し
て記憶させることで遊技データの参照を可能にした遊技
情報媒体、および該遊技情報媒体を挿入することにより
遊技情報媒体に記憶された遊技情報を取り出して演算処
理し遊技データとして表示することで参照可能にした遊
技者が携帯可能な遊技データ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊技媒体を用いた遊技場設備と
しては、例えばパチンコ遊技機、アレンジボール機、雀
球機、遊技コインを用いたスロットルマシン(回胴式ス
ロットル遊技機)、球を用いたスロットルマシン(回胴
式スロットル遊技機)等がある。従来、例えばパチンコ
遊技を行う場合、遊技者は遊技店において貨幣を玉貸機
に投入して所望の玉数に変換し、変換した遊技球を所持
して遊技機を選択し遊技を行っていた。また、紙幣をあ
る程度貨幣に変換して遊技機に併設された台間玉貸機に
貨幣を投入して遊技を行いながら玉貸しを行っていた。
【0003】近時は、上述のような玉貸しの煩わしさを
解消するために、プリペイドカード(遊技カード)を使
用したものがある。これは、予め金額(有価価値情報)
が記録された磁気カード等のプリペイドカード(以下、
適宜単にカードという)を遊技者が購入して遊技に使用
し、その使用過程でカードに記録されている金額の範囲
で遊技に使用できるように変換して、変換した分を当該
カードに記録されている金額を減額するものである。具
体的には、カードを用いて遊技を行う遊技機、例えばパ
チンコ遊技機、スロットルマシン(いわゆるパチスロ遊
技機)等が、カードに記録されている有価価値(金額)
を遊技価値である遊技球、遊技コインに変換して貸し出
すことにより遊技を行う遊技システムになっている。こ
の磁気を使用したプリペイドカードにおいては、セキュ
リティを完全に行うことが難しく、変造や偽造に対して
は完全ではないといった難点もあり、そのため、磁気カ
ードの代りにICカードを用いた遊技システムも考えら
れている。なお、ICカード方式の遊技システムには、
実球を使用する遊技機、あるいは封入球を使用する遊技
機がある。
【0004】また、最近の遊技店においては、遊技者に
遊技機における遊技結果データとして、例えば大当り回
数や特図始動回数(スタート回数)等の遊技データを遊
技者に公開するサービスを行う店が増えている。この場
合、遊技者は遊技データを参照することにより、遊技を
行う遊技機の選定などに活用している。上記遊技データ
の公開は、遊技店内に1台乃至2台のデータ公開用の専
用装置を設置して行う場合と、遊技機の上部の島設備に
設置される呼出ランプに遊技データ表示器を内蔵するこ
とにより行う場合等がある。データ公開用の専用装置で
は、遊技者が釦操作等を行うことにより、所定の画面に
特定の遊技機を指定して遊技データを表示させて遊技デ
ータを参照することができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
遊技データの公開サービスでは、以下のような問題点が
あった。 (イ)遊技店にデータ公開用の専用装置を設置して遊技
者に対して遊技データを公開サービスする場合、コスト
あるいは設置スペース等の問題上、遊技店にデータ公開
用の専用装置を1台乃至2台程度しか設置できないのが
現状である。そのため、多数のデータ公開希望者がいる
遊技店においては、全ての遊技者にいつでも、直にデー
タの公開サービスを行うのが困難であった。例えば、デ
ータ公開用の専用装置の前で順番待ちをする場合もあ
り、不便であった。
【0006】(ロ)遊技機の上部の島設備に設置される
呼出ランプに遊技データ表示器を内蔵する場合において
は、その遊技機における遊技データしか表示できず、デ
ータ公開用の専用装置のように他の遊技機の遊技データ
を表示させることはできなかった。したがって、遊技者
が所望する台の遊技データを見たいという要望に応える
ことができなかった。 (ハ)また、遊技機の上部の島設備に設置される呼出ラ
ンプに遊技データ表示器を内蔵する場合、大型の表示器
を備えられなかったり、あるいは容量を大きくして複雑
なものにするとコストがかかる等の理由から、複数種類
の遊技データを表示することができず、データ公開用の
専用装置に比べて遊技者が所望する台の遊技データを見
たいという要望に応えることができなかった。
【0007】(ニ)遊技者の多くは、例えば遊技店に行
く前日等に自宅において十分な時間を取って明日の遊技
機の選定を考えたいと思っているが、従来のデータ公開
サービスにおいては、遊技店内でしか遊技データの参照
ができないため、それを自宅で見たい場合には、メモを
取ったりしなければならず、非常に煩わしい作業が必要
であった。 (ホ)また、従来より公開されている遊技データは、不
特定多数の遊技者による遊技結果のデータであり、特定
の遊技者による遊技結果のデータ(例えば、自己の遊技
結果データ)は参照することができず、不便であった。
【0008】そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて
なされたもので、遊技データの参照をどこでも簡単に行
うことができ、自己の遊技結果データを参照することも
可能な遊技情報媒体および遊技データ表示装置を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による遊技情報媒体は、遊技店におい
て使用され、少なくとも遊技に使用される価値情報が記
憶可能な遊技情報媒体において、少なくとも遊技の結果
である遊技情報の入力が可能な情報入力手段と、前記情
報入力手段により入力された遊技情報を記憶する遊技情
報記憶手段と、前記遊技情報記憶手段により記憶された
遊技情報を外部の情報表示装置に対して送出する外部情
報送出手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明による遊技データ表示
装置は、請求項1記載の遊技情報媒体を挿入可能で、遊
技者が携帯可能であるとともに、前記外部情報送出手段
によって送出された遊技情報を入力する情報入力手段
と、前記情報入力手段により入力された遊技情報を演算
処理して遊技者が参照可能な遊技データにする情報処理
手段と、前記情報処理手段によって演算処理された情報
を記憶する情報記憶手段と、前記情報記憶手段に記憶さ
れた情報を表示する表示手段と、を備えたことを特徴と
する。また、好ましい態様として、例えば請求項3記載
のように、請求項1記載の遊技情報媒体は、遊技者が遊
技を行った遊技機以外の遊技情報を転送可能な遊技情報
表示端末装置に対して挿入可能であり、該遊技情報表示
端末装置に挿入されると、前記遊技情報を受け取るよう
にしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、I
Cカード方式の遊技機に適用した実施例として図面を参
照して説明する。 (I)遊技場設備の全体構成 図1はカード式遊技システムを採用している遊技場設備
の全体構成を示すブロック図である。図1において、1
は遊技店(パチンコホール)であり、遊技店1には管理
装置11、主中継装置(主中継器)12、副中継装置
(副中継器)13、14、カード発行機15、金額付加
機16、景品POS(景品交換装置)17、封入球式遊
技機(以下、遊技機という)21a〜21n(以下、2
1で代表する)、携帯型データ表示装置22および遊技
情報表示端末装置23が配置されている。
【0012】管理装置11はホールの管理室に配置さ
れ、管理コンピュータ(主にワークステーションで構
成)を含んで構成され、カード式遊技システムに関する
管理として、遊技機21および各端末装置(カード発行
機15、金額付加機16等)における遊技情報や必要な
管理情報を収集管理する。また、管理装置11はカード
会社2と電話回線により接続され、カードの決済に関す
る情報をカード会社2に送信する処理を行う。カード会
社2は全国共通のICカード30(詳細な構成は後述の
図3参照)を遊技カードとして発行したり、遊技店1に
おける遊技カードに関する精算を行ったりする。
【0013】主中継装置12および副中継装置13、1
4は、光通信(例えば、赤外通信)によるLANを構成
し、管理装置11と遊技機21および各端末装置(カー
ド発行機15等)との間における情報連絡を中継する。
この場合、主中継装置12と管理装置11との間は光フ
ァイバーを用いた光通信を行い、主中継装置12と副中
継装置13、14との間は赤外線を使用したトークンリ
ングLANによる通信を行う。また、副中継装置13、
14と端末装置(遊技機21、カード発行機15等)と
の間は赤外線を使用したポーリング方式の通信プロトコ
ルによる通信を行う。なお、管理装置11と遊技機21
および各端末装置との間における情報連絡は本実施例の
ような例に限らず、例えばATM(Asynchronous Trans
fer Mode:非同期転送モード)交換機を使用してもよい
し、あるいは有線通信、その他の通信方式でもよい。
【0014】カード発行機15はカード会社2から購入
したICカード30を遊技カードとして遊技者に発行
(例えば、ICカード30を所持していない遊技者が購
入するような場合)するもので、例えば1000円で遊
技カードを発行する。なお、発行されたカードは所定の
期間(例えば、1年間)まで継続使用が可能である。カ
ード発行機15は副中継装置13を介して管理装置11
との間でICカード30の売上情報等の転送を行う。金
額付加機16は遊技者が購入したICカード30を挿入
し、硬貨、紙幣を投入することにより、所望の金額をI
Cカード30に付加するもので、まずICカード30の
相互認証処理を行い、その結果に基づいてICカード3
0に金額(有価価値)を付加する。付加金額としては、
例えば3000円、5000円、10000円の何れか
を選択できる。
【0015】遊技機21はICカード30の相互認証を
行い、その結果に基づいてICカード30に記録されて
いる金額(有価価値情報)を遊技に使用可能な持ち玉数
(遊技価値情報)に変換して封入球式の遊技を可能と
し、また、遊技の結果既に記録してある持ち玉数(遊技
価値)により遊技可能とし、その遊技の結果をICカー
ド30に記録する。景品POS17はICカード30が
挿入されると、挿入されたICカード30の相互認証を
行い、その結果に基づいてICカード30の情報に応じ
た景品の交換処理を行うもので、ICカード30に記録
された持ち玉数(遊技価値)に基づいて精算可能とす
る。精算可能としたのは、ICカード30に記録されて
いる持ち玉数データが管理装置11に記録されているデ
ータと不一致の場合があれば、遊技者とホールの係員と
の話合いで景品交換を決定するからであり、一律に全て
の場合に景品交換を認めるものではないからである。
【0016】携帯型データ表示装置(外部の情報表示装
置に相当:遊技データ表示装置)22はICカード30
を挿入することにより、ICカード30から遊技者自身
の遊技情報(例えば、大当り回数、始動入賞回数、獲得
球情報、機種名情報等)あるいは他台の遊技情報を読み
出して記憶することができるとともに、遊技者がどこに
でも携帯可能なもので、遊技店を離れて遊技者が自分の
遊技内容(あるいは他台の遊技内容)を後に、分析、検
討して参照することができるように所定のスイッチ操作
でデータを表示することができるようになっている。遊
技情報表示端末装置23は遊技店1にある他台の遊技情
報をICカード30に転送あるいはその場で他台の情報
の参照や印字をさせるための装置であり、遊技情報表示
端末装置23にICカード30を挿入し、同装置にある
操作部を操作することにより、要望する遊技データ(例
えば、台番号、機種名、大当り回数、始動入賞回数等)
の書き込みを要求すると、該当データがICカード30
に転送される。これにより、遊技者はICカード30に
より他台の遊技情報も得る(ここでは記憶する)ことが
できる。
【0017】(II)遊技機の具体的構成 次に、遊技機21の具体的な構成について説明する。図
2は遊技機21の正面図である。図2において、遊技機
21(適宜P機と略称する)は正面側がほぼ円形に見え
る外観をしており、円筒状の外枠101と、外枠101
に対して前後に移動自由に配置される内枠102と、ガ
ラス103を支持するガラス枠104と、遊技盤(符号
省略)と、前面操作パネル106と、前面装飾部107
とを有している。外枠101および内枠102は樹脂
(例えば、プラスチック)によって形成されている。内
枠102は施錠装置111によって通常はロックされて
おり、所定のキーを挿入して施錠装置111のロックを
外すことにより、内枠102が前方に移動可能な状態に
なる。ガラス枠104は内枠102に対して上部を支点
として開閉可能に支持されており、開閉は所定のガラス
枠開閉モータあるいは手動によって行われる。
【0018】ガラス枠104は樹脂製で、遊技領域前面
に対応する透光性のガラス103(クリア部材)の周辺
を補強部材として補強する構成になっており、ガラス枠
104の上部は内枠102に開閉可能に指示されてい
る。なお、ガラス枠104は金属製(例えば、ステンレ
ス製)にしてもよい。また、ガラス103はガラスに限
らず、透明な樹脂を用いてもよい。ガラス103には液
晶が積層されており、液晶シャッタによって、積層され
た液晶がオン/オフする。液晶がオンしないと、ガラス
103を通して遊技盤を視認できないようになってい
る。
【0019】ガラス枠104の両側には、装飾用のラン
プ112、113が配置されており、装飾用のランプ1
12、113は遊技状態に応じて点灯(あるいは点滅)
する。また、ガラス枠104の奥側の内枠102には、
遊技領域に玉を発射するための直線発射ソレノイド11
4が配置されている。一方、内枠102の上部周囲に
は、例えばステレオで効果音や音声合成音を出力可能な
役物用のスピーカ115、116がそれぞれ配置されて
いるとともに、装飾用のランプ117〜120が配置さ
れ、遊技状態に応じて点灯(あるいは点滅)するように
なっている。
【0020】前面操作パネル106は矩形状に形成さ
れ、上部左右にはステレオで効果音や音声合成音を出力
可能な報知用のスピーカ121、122がそれぞれ配置
されているとともに、上部中央にはゲーム操作表示タッ
チパネル123が配置されいる。また、前面操作パネル
106の下部中央には遊技操作表示タッチパネル124
が配置されるとともに、ICカード30を挿入/排出す
るカード挿入口125が形成されている。ゲーム操作表
示タッチパネル123は遊技者がゲームに介入できるス
イッチ(例えば、遊技者介入のパネルスイッチ)が複数
設けられているもので、遊技操作表示タッチパネル12
4は遊技者が遊技の操作のために必要とするスイッチ
(パネルスイッチ)が複数設けられているものである。
前面装飾部107は円筒状の外枠101と一体に形成さ
れており、外枠101に対して前後に移動自由に配置さ
れる内枠102を十分に支持可能な強度を有している。
【0021】ここで、遊技盤における遊技領域は、遊技
球を放出して遊技を行い、その結果として遊技者に特典
を付与する遊技機であればどのようなものでもよく、任
意の構成を取り得る。例えば、いわゆる「第1種」に属
するもので、複数の図柄を可変表示可能な表示装置(特
別図柄表示装置)を備え、この表示装置における可変表
示結果が予め定められた特別図柄で表示されたことを条
件に遊技者に有利な特別遊技状態(大当り状態)を発生
可能な遊技機でもよい。また、表示装置の図柄内容を変
化させてゲームを行うもので、「第3種」に属する遊技
機、あるいは表示装置を備えない(例えば、羽根部材を
備えた)他の種類の遊技機、いわゆる「第2種」に属す
る遊技機、又はその他の機種(例えば、他種タイプ)等
に幅広く適用が可能である。また、表示装置を備えてい
ない各種類の遊技機にも適用することができる。本実施
例では「第1種」に属するタイプのものを用いている。
【0022】(III)ICカードの構成 A.ICカードの内部ブロック構成 次に、ICカード30について詳細に説明する。図3は
ICカード30の構成を示すブロック図である。図3に
おいて、ICカード30は遊技カードとして遊技店にお
いて使用され、少なくとも遊技に使用される価値情報
(例えば、後述の玉貸し金額データ等)が記憶可能なも
ので、外部端子201、受信回路202、電源回路20
3、送信回路204、クロック回路205、クロック切
替回路206、電力切換回路207、太陽電池208、
昇圧回路209、ドライバ回路210、LCD211、
CPU212、ROM213、RAM214、EEPR
OM215、216、時計回路217、電池218、ア
ラーム回路219およびキースイッチ220を有してい
る。
【0023】ここで、遊技カードとして使用されるIC
カード30について定義すると、ICカードとは通常は
8ビット(若しくは4ビット)のCPU、データ用メモ
リ、所定のプログラムを格納したプログラムメモリを搭
載し、接触型方式のものが用いられ、CPUの機能を活
かして高度の判断、演算、データ保護等ができる高セキ
ュリティメモリ媒体をいう。使用しているデータ用メモ
リは不揮発性で、例えば書換え型のEEPROMが主流
である。そして、通常薄いプラスチックカード(塩化ビ
ニール製カードでもよい)にICが埋め込まれて、携帯
性を確保しつつ、十分な保護が図れるようになってい
る。また、磁気カードと異なり、安全性やセキュリティ
保護が十分になされている。なお、ICカードでなく、
同様に安全性やセキュリティ保護が十分になされている
光カードを用いるようにしてもよい。その場合には、カ
ードリーダ・ライタ等の必要部分は光カードに対応した
ものが使用される。
【0024】外部端子201は遊技店の各端末装置(例
えば、カード発行機、金額付加機、景品POS、遊技機
等)のカードリーダライタにICカード30が挿入され
たとき、カードリーダライタのI/O端子に接触して電
力、情報(例えば、コマンド、データ、信号等の情報)
の供給を受けるとともに、カードリーダライタに対して
ICカード30から情報を送るために使用される。受信
回路202は外部端子201を介して受信したカードリ
ーダライタからの信号を復調して必要なデータを取り出
す処理を行い、取り出したデータをCPU212に出力
するとともに、受信したカードリーダライタからの信号
に基づいてクロック信号を取り出してクロック切換回路
206に出力する。
【0025】クロック回路205は携帯時におけるCP
U212の処理に必要なクロック信号を生成してクロッ
ク切換回路206に出力する。クロック切換回路206
は受信回路202あるいはクロック回路205の出力を
切り替えるもので、ICカード30がカードリーダライ
タに挿入されて結合しているときは受信回路202から
のクロック信号をCPU212に供給し、カードリーダ
ライタに挿入されていないときはクロック回路205の
クロック信号をCPU212に供給する。
【0026】送信回路204はCPU212の出力信号
に基づいてカードリーダライタ側にICカード30から
の情報(例えば、データ、信号等)を送信する。なお、
本実施例ではICカード30として外部接触型を使用し
ているが、これに限らず、例えば非接触型で電磁結合方
式のものを使用してもよい。電磁結合方式のものは無線
(電磁波)によってカードリーダライタからICカード
30に電力および情報を送信するともに、ICカード3
0から無線(電磁波)によってカードリーダライタに情
報を送信する。
【0027】電源回路203は外部端子201を介して
カードリーダライタからICカード30への供給電力を
受けて電力切換回路207に供給する。太陽電池208
は外部の光(例えば、太陽光)を受けて直流電力を発生
して電力切換回路207に供給するもので、ICカード
30の表面に配置される。電力切換回路207はICカ
ード30への電力供給を電源回路203あるいは太陽電
池208に切り替えるもので、ICカード30がカード
リーダライタに挿入されて結合しているときは電源回路
203からの直流電力をCPU212に供給し、カード
リーダライタに挿入されていないときは太陽電池208
からの直流電力をCPU212および昇圧回路209に
供給する。
【0028】昇圧回路209はLCD211を駆動する
ために必要な電圧に昇圧するもので、電力切換回路20
7から供給された直流電圧を所定電圧に昇圧してドライ
バ回路210に供給する。ドライバ回路210は昇圧回
路209によって昇圧された直流電圧によりLCD21
1を駆動し、このときCPU212の出力信号に基づい
てLCD211に情報を表示させる。LCD211(表
示手段)はドライバ回路210によって駆動され、CP
U212の出力信号に基づいて対応する情報を表示す
る。LCD211としては、小型で細長い液晶ディスプ
レイとして配置され、1行で複数の数字、記号等を使用
して必要な情報(例えば、玉貸し金額、持ち玉数、貯玉
金額、中断時間等)を表示可能なモノクロタイプのもの
が用いられる。LCD211としてカラーの液晶ディス
プレイを使用してもよい。キースイッチ220は遊技者
によって操作されるもので、例えばキーを押す毎にLC
D211に表示される金額、持ち玉金額、貯玉金額等の
情報を順次切り換えることが可能になっている。
【0029】CPU212はICカード30へのデータ
の書き込み/読み出しに必要な処理、遊技中断に関する
処理および外部装置(例えば、携帯型データ表示装置2
2)との情報の送受信や情報の表示に関する処理を行
い、ROM213はCPU212の実行する処理プログ
ラムや処理に必要なデータを記憶している。RAM21
4はワークエリアとして用いられ、EEPROM21
5、216は何れも不揮発性メモリで電源供給が断たれ
てもデータを保持可能なもので、そのうちEEPROM
215はカード番号、セキュリティ情報、玉貸し金額等
のセキュリティに関連する重要情報を記憶する(詳細は
図4(a)を参照して後述する)。また、EEPROM
216はホール名、各種の遊技情報等の重要でない情報
を記憶する(詳細は図4(b)を参照して後述する)。
なお、EEPROM215、216の代りに、例えば強
誘電体メモリ(F−RAM)を用いてもよい。強誘電体
メモリを用いた場合、データの書き込み速度が速く、か
つ電池が不要という利点がある。
【0030】時計回路217は、例えば時計ICからな
り、時間の計測を自動的に行う。そして、CPU212
からの命令に基づいて時間計測結果を出力し、遊技開始
時刻、終了時刻、遊技中断の経過時間、現在時刻等をC
PU212に出力する。時計ICからの信号に基づきC
PU212は遊技開始時刻、終了時刻、現在時刻を取り
込んで時刻表示制御や遊技中断の経過時間等の表示制御
を行う。また、時計ICはアラーム機能も備えており、
所定の時間(例えば、中断終了時間、中断終了3分前の
時間)を設定すれば、その時間になったら、信号出力す
るため、報知処理に利用することができる。なお、時計
回路217のような時計ICを用いる構成ではなくて、
例えばCPU212に時計用の基準時間を入力して時間
の計測処理を行うような構成にしてもよい。電池218
は時計回路217をバックアップする電源である。アラ
ーム回路219はブザー等からなり、所定の警報を出力
するもので、例えばCPU212の出力に基づいて中断
終了時刻3分前になると、所定の報知音を出力する。
【0031】ここで、外部端子201、受信回路20
2、電源回路203、クロック切替回路206、電力切
換回路207、CPU212、ROM213は遊技の結
果である遊技情報の入力が可能な情報入力手段を構成す
る。EEPROM215、216は情報入力手段により
入力された遊技情報を記憶する遊技情報記憶手段を構成
する。外部端子201、電源回路203、送信回路20
4、クロック切替回路206、電力切換回路207、C
PU212、ROM213、RAM214は遊技情報記
憶手段により記憶された遊技情報を外部の情報表示装置
(例えば、携帯型データ表示装置22)に対して送出す
る外部情報送出手段を構成する。
【0032】B.ICカードの記憶情報 図4はICカード30のEEPROM215、216に
それぞれ記憶される情報(以下、適宜、カード情報とい
う)を示す図である。各データはEEPROM215、
216の所定の格納エリアにデータ毎にそれぞれ区別し
て記憶される。まず、図4(a)はEEPROM215
に格納される情報を示すもので、各情報は以下のような
内容になっている。 ・カード番号(カードNO) カード会社2によって発行されるカード識別番号であ
り、例えば製造年月日、製造番号を基にして発行され
る。データとしては、例えば32バイト構成である。 ・セキュリティ情報(セキュリティコード) 各端末装置でICカード30の正当性を判断するための
データ(すなわち、カードの真偽を判断するデータ)で
あり、カード会社2によって予め格納されている。例え
ば、符号を含む乱数を使用してセキュリティコードが作
成される。
【0033】・発行機識別番号 カード発行機15をICカード30で識別するための識
別番号であり、発行機PINと称する。以下の端末装置
についても、その端末装置のPINと称する。なお、カ
ード初期時(納入時)は仮発行機識別番号が格納されて
おり、この仮発行機識別番号にて相互認証が行われる。
その後、発行機識別番号(真の識別番号)がカード発行
時にカードに書き込まれる。 ・金額付加機識別番号 金額付加機16をICカード30で識別するための識別
番号である。 ・遊技機識別番号 遊技機11をICカード30で識別するための識別番号
である。 ・景品POS識別番号 景品POS17をICカード30で識別するための識別
番号である。
【0034】・遊技情報表示端末装置識別番号 遊技情報表示端末装置23をICカード30で識別する
ための識別番号である。 ・携帯型遊技データ表示装置識別番号 携帯型遊技データ表示装置22をICカード30で識別
するための識別番号である。なお、発行機識別番号、金
額付加機識別番号、遊技機識別番号、景品POS識別番
号、遊技情報表示端末装置識別番号、携帯型遊技データ
表示装置識別番号、セキュリティコード等は全国共通で
あり、カード会社2より管理装置11に送られる。ま
た、ICカード30には格納されていないが、カード会
社2についてもカード会社番号(カード会社の識別番
号)が付与されており、これはカード会社識別番号と称
する。
【0035】・玉貸し金額 ICカード30に付加した金額で、現在、玉貸しに使用
可能な残高である。 ・貯玉金額 持ち玉数を景品POS17にて所定のレートで貯玉に変
換した金額で、玉貸しに使用可能な残高である。 ・持ち玉数 遊技に使用可能な現在の持ち玉数である。当店、当日限
り遊技に使用できる。 ・ホール識別情報 遊技をした遊技店の識別番号である。これは、遊技の来
歴を残すためである。遊技店の識別番号は市町村で、階
層化されている。なお、遊技をした最終のホール識別情
報を記憶するが、当日遊技をした全てのホール識別情報
を記憶してもよい。
【0036】次に、図4(b)はEEPROM216に
格納される情報を示すもので、各情報は以下のような内
容になっている。 ・ホール名 遊技をした遊技店の名称である。これは、遊技の来歴を
残すためである。なお、当日遊技をした全てのホール名
を記憶するが、例えば遊技をした最終のホール名を記憶
するようにしてもよい。ここで、下記の各情報は、遊技
したホール名に対応して記憶される。 ・遊技情報 ICカード30を保有する遊技者自身の遊技結果データ
であり、例えば使用金額情報、獲得球情報、機種名情
報、始動入賞情報、大当り情報、確変大当り情報(確率
変動による大当り情報のこと)、確変継続回数情報(確
率変動による大当りが継続した回数のこと)、遊技をし
た遊技機の台番号等がある。なお、これらに限らず、そ
の他の遊技情報を記憶するようにしてもよい。
【0037】・新装開店情報 遊技店の台入替え等による新装開店の情報である。例え
ば、1996年6月25日に、100台を入替えて新装
開店する等の情報である。なお、新装開店情報には取り
外し台と新台の情報も含む。 ・景品情報 遊技店の景品交換の情報で、例えば景品としてどのよう
なものがあるか、あるいは交換レート等の情報である。 ・遊技店のルール情報 ラッキーナンバー、無制限、1回交換等の遊技店におけ
る営業ルールを示す情報である。 ・他の遊技機の遊技情報 遊技者がICカード30を使用して遊技を行った台の遊
技情報でなく、遊技情報表示端末装置23にICカード
30を挿入して取り込んだ他台の遊技情報である。
【0038】C.ICカードの構造 図5はICカード30の表側の平面図である。図5にお
いて、ICカード30の表側には細長い形状のLCD2
11および太陽電池208が併設して配置され、さらに
矩形状のキースイッチ220が配置されている。ICカ
ード30の内部には制御部231が配置され、表側には
ブザー等からなるアラーム回路219の出口(アラーム
音の出力部)が形成される。また、ICカード30の裏
面側には外部端子201が配置されている。制御部23
1はCPU212、ROM213、RAM214、昇圧
回路209、クロック回路205、クロック切替回路2
06、ドライバ回路210、電力切替回路207および
EEPROM215、216を含む大きめの1つのIC
として形成され、LCD211の端子近傍に配置されて
いる。外部端子201はICカード30の中央付近に配
置され、8つのピンを有している。なお、外部端子20
1のピン数は8つに限るものでない。例えば、情報量や
通信形態によりピン数は変化する。なお、携帯型データ
表示装置22にICカード30を挿入して携帯型データ
表示装置22の方で遊技データを表示させるのみなら
ず、遊技データの簡単な表示はICカード30に配置さ
れた細長い形状のLCD211でも可能である。
【0039】(IV)携帯型データ表示装置の構成 次に、携帯型データ表示装置22の構成に詳細に説明す
る。 A.携帯型データ表示装置のブロック構成 図6は携帯型データ表示装置22の構成を示すブロック
図である。図6において、携帯型データ表示装置22は
外部端子301、記憶装置302、カードR/W制御装
置303、表示装置304、入力操作部305、入力回
路306、I/Oインターフェース307、CPU30
8、ROM309、RAM310、クロック回路311
および電池312を有している。
【0040】外部端子301は他の装置(例えば、パー
ソナルコンピュータ)に遊技データを転送するためのも
ので、他の装置で転送したデータの分析あるいは印刷等
ができるようになっている。例えば、携帯型データ表示
装置22では遊技データの記憶容量に限度があるので、
外部端子301を介して他の装置に遊技データを転送
し、記憶しておくと、例えば1年間のトータルな遊技者
自身の遊技データを分析して参照することができ、便利
である。記憶装置(情報記憶手段)302はICカード
30から取り込んでCPU308によって演算処理され
て遊技者が参照可能な遊技データに加工された情報を記
憶するもので、例えば当日の遊技データのみならず、前
回の遊技データ、あるいは前々回の遊技データも記憶す
ることが可能である。なお、前々回よりもっと以前の遊
技データも記憶可能にすることができ、それには記憶容
量を増やせばよい。なお、印字機能は携帯型データ表示
装置22自体に備えてもよい。また、無線(例えば、赤
外線通信)により他の装置(例えば、パーソナルコンピ
ュータ)に遊技データを送信する構成でもよい。
【0041】カードR/W制御装置303はICカード
30を挿入/排出してデータの読み出し/書き込みを行
うカードリーダライタ(R/W)およびその制御装置が
一体になっているものである。表示装置(表示手段)3
04は記憶装置302に記憶されている遊技者が参照可
能な遊技データに加工された情報を表示するもので、例
えばLCDによって構成される。入力操作部305は入
力操作を行うための複数のスイッチによって構成され、
画面の選択、グラフの選択、データクリア等の操作を行
うものである(詳細は後述の図16参照)。入力回路3
06は入力操作部305からの信号を波形整形する等の
処理をしてI/Oインターフェース307を介してCP
U308に出力する。I/Oインターフェース307は
外部端子301、記憶装置302、カードR/W制御装
置303、表示装置304、入力回路306とCPU3
08との間における信号のインターフェース処理を行
う。
【0042】CPU308はROM309に格納されて
いるプログラムに従ってICカード30から遊技情報を
取り込んで演算処理し遊技者が参照可能な遊技データに
加工して記憶装置302に記憶したり、記憶した遊技デ
ータを入力操作部305の操作信号に基づいて表示装置
304に表示したりする制御を行う。RAM310はワ
ークエリアとして使用され、クロック回路311はCP
U308の作動クロックを形成する。電池312はCP
U308を含めて携帯型データ表示装置22の各回路の
作動に必要な電源を供給する。ここで、カードR/W制
御装置303はICカード30から送出された遊技情報
を携帯型データ表示装置22に入力する情報入力手段を
構成する。CPU308、ROM309、RAM310
およびクロック回路311は、情報入力手段により入力
された遊技情報を演算処理して遊技者が参照可能な遊技
データにする情報処理手段を構成する。
【0043】B.携帯型データ表示装置の外観構成 図7は携帯型データ表示装置22の外観構成を示す図で
ある。図7において、携帯型データ表示装置22は細長
い直方体の外観を有しており、その表側には細長い形状
のLCDからなる表示装置304が配置されている。表
示装置304の近傍には複数のスイッチを含む入力操作
部305が配置されている。また、入力操作部305の
一部である排出スイッチ321が携帯型データ表示装置
22の側方に配置されており、排出スイッチ321はカ
ードリーダライタ(R/W)に挿入されたICカード3
0を排出するときに操作される。カードリーダライタ
(R/W)は携帯型データ表示装置22の内部に収納さ
れており、携帯型データ表示装置22の側方にはICカ
ード30を挿入可能なカード挿入口322が形成されて
いる。このような形状の携帯型データ表示装置22は、
遊技者が携帯可能な大きさおよび重量を有しており、例
えば遊技者が自宅等で自由にICカード30の遊技情報
を取り込んで演算処理し、遊技データの分析、参照がで
きるようになっている。
【0044】次に、作用を説明する。カード式遊技シス
テムの全体的な管理は管理装置11によって行われ、管
理装置11は遊技機21の管理や各端末装置(例えば、
カード発行機15、金額付加機16等)の管理も行う。
また、カード会社2に対しては1日のデータ(玉貸し金
額、付加金額等の必要なデータ)を集計して要求があっ
た場合送信する。
【0045】A.ICカードの制御プログラム 次に、ICカード30の制御プログラムについて説明す
る。図8〜図13はICカード30の制御プログラムを
示すフローチャートである。このプログラムはICカー
ド30を端末装置のカードリーダライタに挿入している
ときの他、カードを携帯しているときも実行される。プ
ログラムがスタートすると、まずステップS10でオフ
ラインモードであるか否かを判別する。これは、カード
携帯時でオフラインの状態にあるか、すなわちカードが
端末装置(遊技機21、景品POS17等)に挿入され
て電力や情報の供給を受ける状態ではないモードである
かどうかを判別するものである。
【0046】(a)オフラインモードの場合(例えば、
カード携帯時) これは、カードが端末装置に挿入されていない場合に相
当し、ステップS10の判別結果がYESとなって、ス
テップS12に進み、遊技者のカード操作に対応した処
理を実行する。なお、カードの電源は内蔵の太陽電池2
08から供給される。このとき、カードリーダライタに
挿入されていないからクロック回路205のクロック信
号がクロック切換回路206を介してCPU212に供
給される。一方、カードリーダライタに挿入されると、
受信回路202からのクロック信号がCPU212に供
給されることになる。
【0047】ステップS12ではカードの発行前である
か否かを判別する。ここで、カード会社2より遊技店に
納入されたカードで発行前のものには、暗号化されたセ
キュリティコード、暗号化されたカード番号、暗号化さ
れた仮カード発行機番号、暗号鍵およびICカード30
を動かすプログラムが記録されている。そして、遊技者
がカード発行機15でカード発行操作を行うと、カード
発行機15は仮カード発行機番号を使用してストッカー
に保存されているカード(発行前のカード)との間で相
互認証を行い、その後、初期値として各端末装置の認識
番号(このとき、真カード発行機番号が仮カード発行機
番号に上書される)、遊技の初期値(例えば、持ち玉数
=0とか)を書き込み、カードを発行する。ステップS
12の判別はカードに仮発行機番号あるいは真発行機番
号が入っているかで判断し、仮発行機番号が入っていれ
ば「発行前」、真発行機番号が入っていれば「発行済
み」となる。
【0048】ステップS12でカード発行前であれば、
ステップS14に進んで表示器(すなわちLCD21
1、以下同様)に玉貸し金額を表示する。これにより、
カードが保有する玉貸し金額が表示されるが、発行前で
金額付加がされていなければ、玉貸し金額は「0」であ
る。次いで、ステップS10に戻って処理を繰り返す。
一方、ステップS12でカード発行後であれば、ステッ
プS16に進んでスイッチ操作に該当する情報を表示器
(LCD211)に表示する。これは、キースイッチ2
20が押される度に表示内容が変化して情報が順次LC
D211に表示されるもので、例えば玉貸し金額、貯玉
金額、持ち玉数、最新のホール名(すなわち、最後に遊
技をした遊技店名)、最新の機種名(すなわち、最後に
遊技をした遊技機の機種名)、最新の始動口入賞数、最
新の大当り回数、最新の玉貸し金額、最新の獲得玉数、
貯玉交換率値、換金率値、新装開店情報という遊技者が
最低限知りたい情報がキースイッチ220の操作毎にイ
ンクリメントされて表示される。これにより、遊技者は
カードを携帯した状態で、遊技に関連する情報を見るこ
とができる。なお、LCD211に表示される情報は上
記例に限らず、他の情報でもよい。ステップS16を経
ると、ステップS10に戻って処理を繰り返す。
【0049】(b)オンラインモードの場合(カードリ
ーダライタ挿入時) これは、カードが端末装置に挿入されている場合であ
り、ステップS10の判別結果がNOとなって、ステッ
プS18に分岐し、以降のステップで端末装置との間で
情報の転送を行う処理を実行する。このとき、電源回路
203は外部端子201を介してカードリーダライタか
らICカード30への供給電力を受けて電力切換回路2
07に供給し、電力切換回路207によりICカード3
0の各部に作動電源が供給される。ステップS18では
通信初期化処理を行う。これにより、端末装置(例え
ば、遊技機21)とカードリーダライタとの間で通信を
行う場合の各部のイニシャライズ、フラグのクリア等が
行われる。
【0050】次いで、ステップS20でエラーがあるか
否かを判別し、エラーがあればステップS18に戻って
処理を繰り返す。エラーがなければステップS22に進
んでセキュリティ情報の要求があるか否かを判別し、セ
キュリティ情報の要求がなければこのステップに待機
し、セキュリティ情報の要求があると、続くステップS
24に進んでセキュリティ情報送信処理を行う。これに
より、カードのセキュリティ情報(セキュリティデー
タ)が端末装置に送信され、チェックされることにな
る。次いで、ステップS26で端末装置番号を受信した
か否かを判別する。これは、端末装置の識別番号を受信
したか否かを判別するもので、正規の端末装置であるか
どうかカード側で確認するためである。端末装置の識別
番号を受信していなければ、このステップに待機し、端
末装置の識別番号を受信すると、ステップS28で端末
装置番号を解析する。次いで、ステップS30で端末装
置番号の解析結果から端末装置番号が正規のものかどう
かを判断し、エラーが発生したか否かを判別する。解析
結果がエラーであれば(例えば、端末装置が正規のもの
ない)、ステップS32でエラー情報を端末装置に送信
し、ステップS18に戻って処理を繰り返す。
【0051】エラーがなければ、ステップS34以降に
進んで端末装置に対して必要な処理を行うことになる。
まず、ステップS34で端末装置がカード発行機15で
あるか否かを判別し、YESであればステップS36で
発行機処理を行う。これにより、カードを発行する処理
が行われる。例えば、ICカード30がカード発行機1
5にストックされていて、新たに発行されるような場合
である。ステップS36を経ると、ステップS34に戻
って処理を繰り返す。ステップS34で端末装置がカー
ド発行機15でなければ、ステップS38に進み、端末
装置が金額付加機16であるか否かを判別し、YESで
あればステップS40で金額付加機処理を行う。これに
より、遊技者が所望する金額が上限(例えば、2万円)
の範囲内でカードに付加される。に発行されるような場
合である。ステップS40を経ると、ステップS34に
戻って処理を繰り返す。
【0052】ステップS38で端末装置が金額付加機1
6でなければ、ステップS42に進み、端末装置が遊技
機21であるか否かを判別し、YESであればステップ
S44に進んで遊技機処理を行う(詳細はサブルーチン
で後述)。これにより、遊技機21にICカード30を
挿入して遊技者自身の遊技情報を受け取る等の処理が行
われる。ステップS44を経ると、ステップS34に戻
って処理を繰り返す。ステップS42で端末装置が遊技
機21でなければ、ステップS46に進み、端末装置が
景品POS17であるか否かを判別し、YESであれば
ステップS48に進んで景品POS処理を行う。これに
より、景品POS17での景品交換が行われる。ステッ
プS48を経ると、ステップS34に戻って処理を繰り
返す。
【0053】ステップS46で端末装置が景品POS1
7でなければ、ステップS50に進み、端末装置が遊技
情報表示端末装置23であるか否かを判別し、YESで
あればステップS52に進んで遊技情報表示端末装置処
理を行う(詳細はサブルーチンで後述)。これにより、
遊技情報表示端末装置23に挿入したICカード30に
対して所望の情報が入力される等の処理が行われる。ス
テップS52を経ると、ステップS34に戻って処理を
繰り返す。ステップS50で端末装置が遊技情報表示端
末装置23でなければ、ステップS54に進み、端末装
置が携帯型データ表示装置22であるか否かを判別し、
YESであればステップS56に進んで携帯型データ表
示装置処理を行う(詳細はサブルーチンで後述)。これ
により、携帯型データ表示装置22にICカード30を
挿入したときICカード30から遊技者自身の遊技情報
(例えば、大当り回数、始動入賞回数、獲得球情報、機
種名情報等)あるいは他台の遊技情報を読み出して演算
処理し、遊技データにして参照することができるような
処理が行われる。ステップS56を経ると、ステップS
34に戻って処理を繰り返す。また、ステップS54で
端末装置が携帯型データ表示装置22でなければ、ステ
ップS34に戻って処理を繰り返す。
【0054】(c)遊技機処理のサブルーチン 図11はICカード30の制御プログラムにおける遊技
機処理のサブルーチンを示すフローチャートである。こ
のサブルーチンが開始されると、まずステップS100
で遊技機21からカード情報の要求があるか否かを判別
し、カード情報の要求がなければこのステップに待機
し、カード情報の要求があると、ステップS102に進
んでカードからカード番号、玉貸し金額、貯玉金額、持
ち玉数の情報を遊技機21に送信する。次いで、ステッ
プS104でその他の情報のリード要求があるか否かを
判別し、リード要求があればステップS106で対応す
る情報を遊技機21に送信し、ステップS104に戻っ
て処理を繰り返す。
【0055】リード要求がなければ、ステップS108
に分岐して遊技機21から情報のライト要求があるか否
かを判別する。ここでのライト要求は、例えばカードを
遊技機21から抜いて遊技を終了するとき等に、いまま
での遊技結果をカードに書き込むようなケースで発生す
る。ライト要求があれば、ステップS110でカード側
の対応する情報を更新(上書処理)し、ステップS10
4に戻って処理を繰り返す。一方、ライト要求がなけれ
ば、ステップS110をジャンプしてステップS104
に戻る。これにより、遊技者の遊技結果情報がICカー
ド30に書き込まれる(言換えれば、ICカード30が
遊技機21から遊技情報を受け取る)。
【0056】(d)遊技情報表示端末装置処理のサブル
ーチン 図12はICカード30の制御プログラムにおける遊技
情報表示端末装置処理のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。このサブルーチンが開始されると、ステッ
プS120で遊技情報表示端末装置23から情報のライ
ト要求があるか否かを判別する。ここでのライト要求
は、ICカード30を遊技情報表示端末装置23に挿入
して遊技者が遊技情報表示端末装置23の操作部(図示
略)を操作し、要望の遊技データ(例えば、台番号、機
種名等)を入力した場合に、その入力結果に基づいて該
当する台の遊技データをICカード30に送って書き込
む場合の要求である。遊技情報表示端末装置23から情
報のライト要求があれば、ステップS122に進んでカ
ード側の対応する該当遊技データの記憶更新処理を行
い、ステップS120に戻って処理を繰り返す。一方、
ライト要求がなければ、ステップS120に待機する。
これにより、遊技者は遊技情報表示端末装置23の操作
部を操作して、他台の遊技データを自分のICカード3
0に取り込み、後述するように、携帯型データ表示装置
22で他台の遊技データを見ることが可能になる。
【0057】(e)携帯型データ表示装置処理のサブル
ーチン 図13はICカード30の制御プログラムにおける携帯
型データ表示装置処理のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。このサブルーチンが開始されると、ステッ
プS130でリード要求があるか否かを判別する。ここ
でのリード要求とは、ICカード30を携帯型データ表
示装置22に挿入したとき、携帯型データ表示装置22
からICカード30の遊技情報を読み出したいという要
求がある場合のことである。リード要求があればステッ
プS132に進んで対応する情報を携帯型データ表示装
置22に送信し、ステップS130に戻って処理を繰り
返す。これにより、ICカード30に記憶されている遊
技情報が携帯型データ表示装置22に送信される。
【0058】ステップS130でリード要求がなけれ
ば、ステップS134に分岐して携帯型データ表示装置
22からのライト要求があるか否かを判別する。ここで
のライト要求とは、例えば携帯型データ表示装置22か
らICカード30の遊技情報を更新して消去する等の場
合である。ライト要求があれば、ステップS136に進
んでカード側の対応する情報を更新(上書処理)し、ス
テップS130に戻って処理を繰り返す。これにより、
ICカード30の遊技情報が更新され、例えばデータの
無い遊技情報を上書することで、カードの遊技情報を消
去することが行われる。一方、ライト要求がなければス
テップS130に戻る。このようにして、ICカード3
0の遊技情報を携帯型データ表示装置22に送信した
り、あるいは携帯型データ表示装置22からの命令でI
Cカード30の遊技情報を消去する等の処理が行われ
る。
【0059】B.携帯型データ表示装置の制御プログラ
ム 次に、携帯型データ表示装置22の制御プログラムにつ
いて説明する。図14、図15は携帯型データ表示装置
22の制御プログラムを示すフローチャートである。プ
ログラムがスタートすると、まずステップS150で初
期化処理を行う。これにより、携帯型データ表示装置2
2のCPU308、RAM310におけるイニシャライ
ズ、フラグのクリア等や、カードR/W制御装置303
への電源投入処理等が行われる。次いで、ステップS1
52でカード装着か否かを判別する。これは、携帯型デ
ータ表示装置22にICカード30が装着(カードR/
W制御装置303にカードが挿入)されたか否かを判別
するものである。カード装着でなければ、ステップS1
54に進んで普段処理を行う。これにより、例えば表示
装置304に所定の普段画面が表示される。普段処理を
経ると、ステップS150に戻って処理ループを繰り返
す。
【0060】一方、ステップS152でカード装着がさ
れていると、ステップS156に進んでICカード30
にセキュリティ情報を要求する。これにより、カード側
からセキュリティ情報が送られてくる。次いで、ステッ
プS158でセキュリティ情報は正常であるか否かを判
別する。これは、ICカード30に記憶されているセキ
ュリティ情報が正規のものであるかどうかを確認するも
のである。セキュリティ情報が正常でなければ、ステッ
プS160で異常報知を行い、ステップS150に戻っ
て処理を繰り返す。セキュリティ情報が正常であれば、
ステップS162に進んで携帯型データ表示装置番号を
ICカード30に送信する。これにより、ICカード3
0で携帯型データ表示装置22の真偽を確認することに
なる。
【0061】なお、携帯型データ表示装置22とICカ
ード30の間は、遊技データの授受を行うのみであるた
め、セキュリティチェックを簡略化してもよいし、ある
いはチェックを省いてもよい。また、遊技情報として重
要度の高いデータはEEPROM215に格納し、重要
度の低い遊技者が利用するデータはEEPROM216
に格納するというように、情報の格納場所を区別してい
るので、この面からもセキュリティチェックを簡略化し
てもよい。そのようにすると、アクセス速度が向上し、
遊技者にとって便利である。また、携帯型データ表示装
置22とICカード30の制御プログラムが少しでも簡
単になり、プログラム容量も減らせる。
【0062】次いで、ステップS164でエラーを受信
したか否かを判別する。これは、ICカード30で携帯
型データ表示装置22の識別番号を確認した結果、携帯
型データ表示装置22でエラーをカード側から受信した
場合である。エラーを受信すると、ステップS166に
分岐して異常報知を行う。例えば、表示装置304に
「エラー発生」を表示する。その後、ステップS150
に戻って処理ループを繰り返す。一方、ステップS16
4でエラーを受信しなければ、ステップS168に進ん
でICカード30とのデータ送受信処理を行う。これに
より、ICカード30から遊技データを受信したり、I
Cカード30に遊技データを送信したりする処理が行わ
れる。次いで、ステップS170でデータ演算処理を行
う。これにより、ICカード30から受信した遊技デー
タの演算処理が行われて遊技者が参照可能な遊技データ
(例えば、後述の図16〜図20に示すようなデータ)
になる。
【0063】次いで、ステップS172で遊技データの
記憶、更新処理を行う。これにより、遊技データを記憶
している記憶装置302のデータが最新の演算処理結果
に対応した遊技データに更新して記憶される。次いで、
ステップS174でSW入力処理を行う。これは、入力
操作部305の複数のスイッチ(SW)の入力操作結果
を受け入れて対応する処理を行うものであり、画面の選
択、グラフの選択、データクリア等が行われる。次い
で、ステップS176でSW操作に基づくデータ表示処
理を行う。これにより、入力操作部305の複数のスイ
ッチ(SW)の入力操作結果に応じて遊技データを表示
装置304に表示することが行われる(例えば、後述の
図16〜図20に示すような画面が表示される)。
【0064】次いで、ステップS178で外部通信処理
を行う。これにより、外部端子301を介して他の装置
(例えば、パーソナルコンピュータ)に遊技データを転
送する処理等が行われる。また、外部の装置として、例
えばプリンタを接続すれば、表示装置304に表示され
るようなグラフィックな画面を印刷することもできる。
次いで、ステップS180で入力操作部305のSW操
作に基づく表示操作が終了か否かを判別し、表示操作の
終了でなければステップS174に戻って処理ループを
繰り返し、表示操作が終了すると、ステップS152に
戻って処理を繰り返す。なお、ステップS174、ステ
ップS176、ステップS178の各処理はカードの挿
入無しでも行えるようにしてもよい。
【0065】C.遊技データ表示の具体例 次に、携帯型データ表示装置22の表示装置304に表
示される遊技データの具体的な例について図16〜図2
0を参照して説明する。図16は携帯型データ表示装置
22の表示装置304および表示装置304の下側に配
置される入力操作部305の複数のスイッチ(SW)を
示す図である。入力操作部305の複数のスイッチから
説明すると、スイッチの種類としては、以下のようなも
のがある。 ・次画面:次の表示画面を選択するスイッチ ・前画面:前の表示画面を選択するスイッチ ・前回データ:前回の遊技データの表示を選択するスイ
ッチ ・前々回データ:前々回の遊技データの表示を選択する
スイッチ ・グラフ:遊技データをグラフ化するスイッチ ・分析:遊技データを分析するスイッチ ・終了:携帯型データ表示装置22の作動を終了するス
イッチ ・データクリア:遊技データをクリアするスイッチ
【0066】図16の画面は、ICカード30で遊技し
た日付が平成95年5月15日である例で、携帯型デー
タ表示装置22の表示装置304にその遊技データが表
示されている。そして、ホール名、機種名(機種の名前
と機種の種類:第1種、第2種、第3種等)大当り回
数、スタート回数(特図始動回数)、千円当りのスター
ト回数、実確率(実際の大当り確率)、確変(確率変動
回数)、最高継続(確率変動中における最高大当り回
数)、使用金額、獲得玉、結果(遊技の収支結果)とい
う遊技者自身の遊技データが表形式で表示されている。
これにより、遊技者は自宅にいながらどこホールで、ど
のような機種の遊技機21で、どのような遊技内容であ
ったかを簡単に把握することができる。
【0067】次に、図17の画面は図16に示した表形
式のデータの一部を時間と出玉数に基づきグラフ変換し
てグラフ表示した例である。このグラフ表示によると、
出玉が時間経過に従ってグラフで表示され、遊技の途中
経過を含めて分かりやすく、遊技内容を目視することが
できる。次に、図18の画面は分析スイッチを押すこと
により、遊技者自身の勝率に関連したデータを作成して
表示した例であり、例えばホール勝率ベスト5(複数の
ホールの中で、パチンコ遊技の勝率が良い順にホール名
と勝率を5位まで並べたもの)、ホール勝率ワースト5
(複数のホールの中で、パチンコ遊技の勝率が悪い順に
ホール名と勝率を5位まで並べたもの)、機種勝率ベス
ト5(複数の機種の中で、パチンコ遊技の勝率が良い順
に機種名と機種と勝率を5位まで並べたもの)、機種勝
率ワースト5(複数の機種の中で、パチンコ遊技の勝率
が悪い順に機種名と機種と勝率を5位まで並べたもの)
という各データが表示される。これにより、遊技者は勝
率に関連したデータを簡単に把握することができる。
【0068】次に、図19の画面は、遊技情報表示端末
装置23からICカード30に他台の遊技情報を書き込
み、さらにICカード30から携帯型データ表示装置2
2に他台の遊技情報を転送して演算処理した他台の遊技
データを表示した例である。他台の遊技データとして
は、機種を選択し、最も重要なデータである大当り回数
(実確率に対応)が台番号別に、かつ本日のみならず、
前日、前々日の分も含めて表示されている。これによ
り、遊技者は最も興味のある大当り回数というデータを
他台について簡単に把握することができる。なお、機種
を変更して同様の遊技データを表示させることもでき
る。また、大当り回数ではなく、別のデータに変更して
表示させることもできる。
【0069】次に、図20の画面は、自己(遊技者)の
遊技結果を集計して表示した例である。遊技結果を集計
内容としては、日付、ホール名、貸し玉、獲得玉、差玉
(獲得玉−貸し玉)が表形式で表示される。これによ
り、遊技者は自己の遊技結果がどのような集計になって
いるかを簡単に把握することができる。なお、獲得玉を
有価証券(例えば、現金)に変換することが可能であれ
ば、有価証券への変換も含めた遊技者の収支決算(例え
ば、現金の収支)もまとめて表示してもよい。また、上
記の遊技結果同様に、図4(b)に示されたその他の各
種情報(新装開店情報、景品情報、遊技店ルール情報)
も遊技機21あるいは遊技情報表示端末装置23からI
Cカード30に情報を入力して、携帯型データ表示装置
22で表示可能である(表示画面は略)。
【0070】このように本実施例では、遊技用のICカ
ード30内に遊技情報を記憶可能なEEPROM21
5、216を設け、少なくとも遊技の結果である遊技情
報(大当り回数、スタート回数等)を入力してEEPR
OM215、216に記憶し、記憶した遊技情報を外部
の遊技情報表示専用の携帯型データ表示装置22に送出
することを可能にしているので、以下の効果を得ること
ができる。この場合、ICカード30で遊技をすると、
何の操作も必要とせずに、遊技をした当該台の遊技情報
が自動的にICカード30のEEPROM215、21
6に記憶される。したがって、ICカード30で遊技が
できるだけでなく、遊技店で遊技者が行った結果の遊技
情報を自宅等にある携帯型データ表示装置22に転送す
る装置としても使うことができ、携帯型データ表示装置
22を使用して遊技データを表示するシステムに対応さ
せることができて便利である。すなわち、従来より公開
されている遊技データは、不特定多数の遊技者による遊
技結果のデータをデータ公開用の専用装置で参照する程
度であり、例えば遊技者が自己の遊技結果データを参照
したい要望に応えることが困難であったが、これに対し
て本実施例では遊技者の遊技情報が自動的にICカード
30のEEPROM215、216に記憶されるので、
あとでゆっくりと自宅等で携帯型データ表示装置22に
転送して自己の遊技結果データの参照を簡単に行うこと
ができる。また、その他、遊技データ以外の情報もIC
カード30に記憶して携帯型データ表示装置22で表示
可能であるので、遊技店内の各種情報(新装開店情報、
景品情報、遊技店ルール情報)をあとでゆっくり参照す
ることができる。
【0071】携帯型データ表示装置22にICカード3
0を挿入して遊技情報を入力し、入力した遊技情報を演
算処理して遊技者が参照可能な遊技データにして記憶す
るとともに、表示手段に表示させるようにしているの
で、以下の効果を得ることができる。遊技者は従来のよ
うに遊技店にあるデータ公開用の専用装置の前で順番待
ちをする必要がなく、例えば自宅に携帯型データ表示装
置22があれば、どこでも(例えば、自宅)携帯型デー
タ表示装置22に遊技データを表示させることにより、
ゆっくりと、かつ簡単に遊技データの参照を行うことが
でき、非常に便利である。例えば、自宅でなく、携帯型
データ表示装置22を遊技店に持参すれば、遊技を行い
ながらでも、自己の台あるいは他台の遊技データを参照
することができる。
【0072】また、ICカード30を遊技店1にある遊
技情報表示端末装置23に挿入して他台の遊技情報を転
送することにより、遊技者はICカード30により他台
の遊技情報も得ることができ、この情報を携帯型データ
表示装置22で表示させることにより、自宅等で携帯型
データ表示装置22に他台の遊技データを表示させてゆ
っくりと遊技データの参照を行うことができる。すなわ
ち、遊技者の多くは、例えば遊技店に行く前日等に自宅
等において十分な時間を取って明日の遊技機の選定を考
えたいと思っており、従来のデータ公開サービスでは遊
技店内でしか遊技データの参照ができず、自宅等で見た
い場合にはメモを取ったりしなければならず、非常に煩
わしい作業が必要であったが、これに対して本実施例で
は自宅等に携帯型データ表示装置22をおいておけば、
あとはICカード30に他台の遊技情情報を転送して自
宅等に持ち帰り、ICカード30から携帯型データ表示
装置22に遊技情報を転送して演算処理させ遊技データ
を表示させることにより、メモ等の煩わしい作業を必要
とせずに、他台の遊技データを参照しながら、前日等に
自宅等において十分な時間を取って明日の遊技機の選定
を効率良く行うことができ、非常に役立つ。
【0073】また、ICカード30を遊技店1にある遊
技情報表示端末装置23に挿入して他台の遊技情報を転
送することにより、従来のように遊技機の上部の島設備
に設置される呼出ランプに遊技データ表示器を内蔵する
場合にはその遊技機の遊技データしか表示できなかった
が、これに対して本実施例では他の遊技機の遊技データ
を携帯型データ表示装置22に表示させることができ
る。したがって、遊技者が所望する台の遊技データを見
たいという要望に簡単に応えることができる。また、従
来の呼出ランプに遊技データ表示器を内蔵する場合には
複数種類の遊技データを表示することが困難であった
が、本実施例では複数種類の遊技データを携帯型データ
表示装置22に簡単に表示させることができ、遊技者の
要望に応えることができる。
【0074】本発明の実施の形態は、上記のような実施
の形態に限らず、以下に述べるような各種の変形実施が
可能である。 (a)パチスロ遊技機への適用が可能である。 (b)本発明はパチンコ遊技機でなく、例えば映像式ゲ
ーム機のようにものにも適用できる。すなわち、遊技情
報媒体(例えば、ICカード)を使用してゲームを行う
ものであれば、他のタイプのゲーム機にも適用すること
ができる。 (c)携帯型データ表示装置は遊技者の自宅等において
もよいが、遊技店に多数設置してもよい。あるいは遊技
店の景品として出すようにしてもよい。 (d)上記実施例では遊技情報媒体としてICカードを
使用しているが、これに限らず、例えば光カードを遊技
情報媒体として使用してもよい。その場合、カードリー
ダライタ等は光カードに対応したものとなる。 (e)遊技情報媒体は遊技に使用されるものであるが、
単に遊技に関連する情報だけを記憶するものに限らず、
例えば景品交換の情報を記憶していてもよいし、あるい
はレストラン等で使用される金額情報を合せて記憶して
いるものでもよい。要は、本発明の情報を記憶可能なも
のであれば、その他にどのような情報を記憶していても
よい。
【0075】
【発明の効果】
(1)請求項1記載の発明によれば、遊技情報媒体(例
えば、ICカード)に遊技情報を記憶可能な遊技情報記
憶手段を設け、遊技の結果である遊技情報(例えば、大
当り回数、スタート回数等)を入力して遊技情報記憶手
段に記憶し、記憶した遊技情報を外部の情報表示装置
(例えば、携帯型データ表示装置)に送出することを可
能にしているので、以下の効果を得ることができる。遊
技情報媒体を使用して遊技をすると、何の操作も必要と
せずに、遊技をした当該遊技機の遊技情報が自動的に遊
技情報媒体の遊技情報記憶手段に記憶される。したがっ
て、遊技情報媒体で遊技ができるだけでなく、遊技店で
遊技者が行った結果の遊技情報を自宅等にある遊技デー
タ表示装置に転送する装置としても使うことができ、遊
技データ表示装置を使用して遊技データを表示するシス
テムに対応させることができて便利である。すなわち、
従来より公開されている遊技データは、不特定多数の遊
技者による遊技結果のデータをデータ公開用の専用装置
で参照する程度であり、例えば遊技者が自己の遊技結果
データを参照したい要望に応えることが困難であった
が、これに対して本発明では遊技者の遊技情報が自動的
に遊技情報媒体の遊技情報記憶手段に記憶されるので、
あとでゆっくりと自宅等で遊技データ表示装置に転送し
て自己の遊技結果データの参照を簡単に行うことができ
る。
【0076】(2)請求項2記載の発明によれば、遊技
データ表示装置(例えば、携帯型データ表示装置)に遊
技情報媒体(例えば、ICカード)を挿入して遊技情報
を入力し、入力した遊技情報を演算処理して遊技者が参
照可能な遊技データにして記憶するとともに、表示手段
に表示させるようにしているので、以下の効果を得るこ
とができる。遊技者は従来のように遊技店にあるデータ
公開用の専用装置の前で順番待ちをする必要がなく、例
えば遊技データ表示装置があれば、どこでも(例えば、
自宅等)遊技データ表示装置に遊技データを表示させる
ことにより、ゆっくりと、かつ簡単に遊技データの参照
を行うことができ、非常に便利である。例えば、自宅等
でなく、遊技データ表示装置を遊技店に持参すれば、遊
技を行いながらでも、自己の台(遊技機)あるいは他台
の遊技データを参照することができる。
【0077】(3)請求項3記載の発明によれば、遊技
情報媒体を遊技店にある遊技情報表示端末装置に挿入し
て他台の遊技情報を転送することにより、遊技者は遊技
情報媒体により他台の遊技情報も得ることができ、この
情報を遊技データ表示装置で表示させることにより、自
宅等で遊技データ表示装置に他台の遊技データを表示さ
せてゆっくりと遊技データの参照を行うことができる。
すなわち、遊技者の多くは、例えば遊技店に行く前日等
に自宅等において十分な時間を取って明日の遊技機の選
定を考えたいと思っており、従来のデータ公開サービス
では遊技店内でしか遊技データの参照ができず、自宅等
で見たい場合にはメモを取ったりしなければならず、非
常に煩わしい作業が必要であったが、これに対して本発
明では自宅等に遊技データ表示装置をおいておけば、あ
とは遊技情報媒体に他台の遊技情情報を転送して自宅等
に持ち帰り、遊技情報媒体から遊技データ表示装置に遊
技情報を転送して演算処理させ遊技データを表示させる
ことにより、メモ等の煩わしい作業を必要とせずに、他
台の遊技データを参照しながら、前日等に自宅等におい
て十分な時間を取って明日の遊技機の選定を効率良く行
うことができ、非常に役立つ。
【0078】また、遊技情報媒体を遊技店にある遊技情
報表示端末装置に挿入して他台の遊技情報を転送するこ
とにより、従来のように遊技機の上部の島設備に設置さ
れる呼出ランプに遊技データ表示器を内蔵する場合には
その遊技機の遊技データしか表示できなかったが、これ
に対して本発明では他の遊技機の遊技データを遊技デー
タ表示装置に表示させることができる。したがって、遊
技者が所望する台の遊技データを見たいという要望に簡
単に応えることができる。また、従来の呼出ランプに遊
技データ表示器を内蔵する場合には複数種類の遊技デー
タを表示することが困難であったが、本発明では複数種
類の遊技データを遊技データ表示装置に簡単に表示させ
ることができ、遊技者の要望に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技情報媒体を使用した遊技場設備の
一実施例の全体構成を示すブロック図である。
【図2】遊技機の正面図である。
【図3】ICカードのブロック図である。
【図4】ICカードに記憶する遊技情報を説明する図で
ある。
【図5】ICカードの平面図である。
【図6】携帯型データ表示装置の構成を示すブロック図
である。
【図7】携帯型データ表示装置の外観を示す図である。
【図8】ICカードの制御プログラムを示すフローチャ
ートである。
【図9】ICカードの制御プログラムを示すフローチャ
ートである。
【図10】ICカードの制御プログラムを示すフローチ
ャートである。
【図11】遊技機処理のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図12】遊技情報表示端末装置処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。
【図13】携帯型データ表示装置処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。
【図14】携帯型データ表示装置処理の制御プログラム
を示すフローチャートである。
【図15】携帯型データ表示装置処理の制御プログラム
を示すフローチャートである。
【図16】携帯型データ表示装置に表示される遊技デー
タの一例を示す図である。
【図17】携帯型データ表示装置に表示される遊技デー
タの一例を示す図である。
【図18】携帯型データ表示装置に表示される遊技デー
タの一例を示す図である。
【図19】携帯型データ表示装置に表示される遊技デー
タの一例を示す図である。
【図20】携帯型データ表示装置に表示される遊技デー
タの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 遊技店 11 管理装置 21、21a〜21n 遊技機(封入球式遊技機) 22 携帯型データ表示装置(情報表示装置:遊技デー
タ表示装置) 23 遊技情報表示端末装置 30 ICカード(遊技情報媒体) 201 外部端子 202 受信回路 203 電源回路 204 送信回路 205 クロック回路 206 クロック切替回路 207 電力切換回路 208 太陽電池 209 昇圧回路 210 ドライバ回路 211 LCD 212 CPU 213 ROM 214 RAM 215、216 EEPROM(遊技情報記憶手段) 302 記憶装置(情報記憶手段) 303 カードR/W制御装置(情報入力手段) 304 表示装置(表示手段) 305 入力操作部 308 CPU 309 ROM 310 RAM 311 クロック回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技店において使用され、少なくとも遊
    技に使用される価値情報が記憶可能な遊技情報媒体にお
    いて、 少なくとも遊技の結果である遊技情報の入力が可能な情
    報入力手段と、 前記情報入力手段により入力された遊技情報を記憶する
    遊技情報記憶手段と、 前記遊技情報記憶手段により記憶された遊技情報を外部
    の情報表示装置に対して送出する外部情報送出手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技情報媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遊技情報媒体を挿入可能
    で、遊技者が携帯可能であるとともに、 前記外部情報送出手段によって送出された遊技情報を入
    力する情報入力手段と、 前記情報入力手段により入力された遊技情報を演算処理
    して遊技者が参照可能な遊技データにする情報処理手段
    と、 前記情報処理手段によって演算処理された情報を記憶す
    る情報記憶手段と、 前記情報記憶手段に記憶された情報を表示する表示手段
    と、を備えたことを特徴とする遊技データ表示装置。
  3. 【請求項3】 遊技者が遊技を行った遊技機以外の遊技
    情報を転送可能な遊技情報表示端末装置に対して挿入可
    能であり、 該遊技情報表示端末装置に挿入されると、前記遊技情報
    を受け取ることを特徴とする請求項1記載の遊技情報媒
    体。
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