JPH08112423A - 遊技用装置 - Google Patents

遊技用装置

Info

Publication number
JPH08112423A
JPH08112423A JP25089994A JP25089994A JPH08112423A JP H08112423 A JPH08112423 A JP H08112423A JP 25089994 A JP25089994 A JP 25089994A JP 25089994 A JP25089994 A JP 25089994A JP H08112423 A JPH08112423 A JP H08112423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
information
gaming machine
card
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP25089994A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP25089994A priority Critical patent/JPH08112423A/ja
Publication of JPH08112423A publication Critical patent/JPH08112423A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技場における様々な営業形態に対応可能で
あり、かつ、遊技場において遊技条件を設定する作業が
行ないやすい遊技用装置を提供する。 【構成】 遊技機の種別を複数台一括して設定可能な種
別キー290と、最終遊技持点の使用による遊技を開始
できる条件を遊技機複数台分一括して設定可能な大当り
終了キー293とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機やコイ
ン遊技機あるいはスロットマシン等で代表される遊技機
を含む遊技用装置に関し、詳しくは、遊技者が操作可能
な遊技機を含む遊技用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の遊技機が設置されている遊
技場においては、或る遊技機で遊技した結果遊技者の所
有となった遊技結果価値を使用して遊技を行なう場合
に、前記遊技結果価値を獲得した遊技機と同じ種別の遊
技機でのみ遊技を許す遊技場もあれば、種別にかかわら
ずすべての遊技機について自由に遊技を許す遊技場もあ
り、さらには、前記遊技結果価値を獲得した当該遊技機
以外での遊技を一切許さない遊技場もある。
【0003】さらに、遊技機の遊技状態が所定の遊技価
値を付与可能な特定遊技状態となりそれに基づいた遊技
制御が行なわれてその制御が終了した段階で遊技を続行
させない遊技不能状態にする遊技場もあれば、前記特定
遊技状態の発生に伴なう遊技制御が終了した段階で無条
件に遊技の続行を許容する遊技場もある。
【0004】このように、遊技場において、前記遊技結
果価値を使用して遊技開始を許容する遊技条件がまちま
ちであり、さらに、遊技を続行させない遊技終了条件が
まちまちに定められており、遊技場において様々な営業
形態が存在する。
【0005】また、前記遊技終了条件が成立した場合で
あっても、特別な場合にのみ遊技の続行を許容したいと
いう営業形態の遊技場も存在する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の遊技
用装置においては、このような遊技場における様々な営
業形態に対応できず、遊技場のニーズに応えることがで
きないという欠点があった。
【0007】そこで、遊技場において、前述した遊技を
開始する許容条件や遊技終了条件等の遊技条件を遊技機
ごとに設定できるように構成することが考えられる。し
かし、遊技機1台ごとにこの遊技条件を設定した場合に
は、多くの遊技機を設置している遊技場ほどこの遊技条
件の設定作業が大変となるという新たな欠点が生ずる。
【0008】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、遊技場における様々な営業形態
に対応可能であり、かつ、遊技場において遊技条件を設
定する作業が行ないやすい遊技用装置を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技者が操作
可能な遊技機を含む遊技用装置であって、複数の遊技機
毎に定められる遊技機用識別情報を、遊技機複数台分一
括して設定可能な遊技機識別情報一括設定手段と、或る
遊技機による遊技の結果としての遊技結果価値を使用し
て遊技が開始される際に、その遊技を開始しようとして
いる遊技機による遊技の開始を許容する条件を、遊技機
複数台分一括して設定可能な遊技開始条件一括設定手段
と、前記遊技機による遊技を続行させない遊技終了条件
を、遊技機複数台分一括して設定可能な遊技終了条件一
括設定手段とを含むことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、遊技機識別情報一括設定手段
の働きにより、複数の遊技機毎に定められる遊技機用識
別情報が、遊技機複数台分設定可能となる。遊技開始条
件一括設定手段の働きにより、或る遊技機による遊技の
結果としての遊技結果価値を使用して遊技を開始する際
に、その遊技を開始しようとしている遊技機による遊技
の開始を許容する条件が、遊技機複数台分一括して設定
可能となる。さらに、遊技終了条件一括設定手段の働き
により、遊技機による遊技を続行させない遊技終了条件
が、遊技機複数台分一括して設定可能となる。
【0011】
【発明の実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。なお、本実施例では、遊技機の一例
としてパチンコ遊技機を示すが、本発明はこれに限ら
ず、コイン遊技機やスロットマシン等であってもよい。
【0012】図1は、遊技機の一例のパチンコ遊技機お
よび共通記録媒体処理手段の一例の共通カードユニット
を示す正面図である。
【0013】遊技者が遊技をしたい場合には、遊技場に
設置されている複数のパチンコ遊技機の中から遊技をし
たいパチンコ遊技機1を捜し出し、そのパチンコ遊技機
に接続されている共通カードユニット100の共通カー
ド挿入・排出口101に自己が所持する共通カードを挿
入する。共通カードとは、共通カードシステムに加盟し
ている遊技場なら全国どこでも使用できる第三者発行型
のプリペードカードのことである。この共通カードは図
8に基づいて後述する。この共通カード250をカード
挿入・排出口101に挿入することにより、その挿入さ
れた共通カード250に記録されている記録情報がカー
ドリーダライタユニット111により読取られる。カー
ド情報の中には、後述するように、カード残額情報が含
まれており、その読取ったカード残額情報に基づいてカ
ード残額が残額表示器23により表示される。そして、
遊技者が、引落可表示器22が点灯しており引落しが可
能な状態であることを確認して引落スイッチ21を押圧
操作する。すると、予め定められた額(たとえば100
円)が前記カード残額から引落されて持点に加算更新さ
れる。その加算更新された持点が持点表示器16により
表示されるとともに、引落しされた後の減額更新された
残額が残額表示器23により表示される。持点表示器1
6は、1の位を点灯量によって表示する量表示器16b
と、10以上の位を数値によって表示する数値表示器1
6aとから構成されている。また、パチンコ遊技機1の
前面枠の上方部分には、持点を点灯量によってアナログ
的に表示する持点アナログ表示器13が設けられてい
る。また、その持点アナログ表示器13の左右にスピー
カ14が設けられている。
【0014】持点が存在する状態で、遊技者が打球操作
ハンドル5を操作すれば、打球ハンマー24が間欠揺動
してパチンコ玉が1発ずつ弾発発射されて遊技盤27の
前面に形成されている遊技領域28に打込まれる。この
弾発発射された発射玉が発射玉検出器25により検出さ
れる。なお、発射勢いが弱すぎて遊技領域28にまで到
達しなかったパチンコ玉は、流下してきてファール玉と
して検出される。そのファール玉を検出するためのファ
ール玉検出器26が設けられている。遊技領域28に
は、通常入賞口39,37と始動入賞口40が設けられ
ている。また、遊技領域28のほぼ中央には、複数種類
の識別情報を可変表示して表示状態が変化する可変表示
装置29が設けられている。また、その下方には、開閉
板32が開成して遊技者にとって有利な第1の状態と開
閉板32が閉成して遊技者にとって不利な第2の状態と
に変化可能な可変入賞球装置30が設けられている。
【0015】パチンコ玉が前記始動入賞口40に入賞し
てその始動入賞玉が始動入賞玉検出器41により検出さ
れれば、可変表示装置29が可変開始し、その可変表示
装置29の可変停止時の表示結果が予め定められた特定
の表示態様(たとえば777)となれば、特定遊技状態
が発生して可変入賞球装置30の開閉板32が開成し
て、入賞開口31内に打玉が入賞しやすい第1の状態と
なる。可変入賞球装置30は、通常時においてはソレノ
イド33の励磁が解除されているために、開閉板32が
閉成して打玉が入賞不可能な第2の状態となっている
が、前記特定遊技状態が発生すれば、ソレノイド33が
励磁されて可変入賞球装置30が第1の状態となる大当
り制御が行なわれる。この可変入賞球装置30の第1の
状態は、打玉の所定個数(たとえば10個)の入賞ある
いは所定期間(たとえば30秒間)の経過のうちいずれ
か早いほうの条件が成立することにより終了して第2の
状態となる。また、可変入賞球装置30の入賞開口31
内には、所定箇所に特定入賞領域(Vポケット)34が
設けられており、この特定入賞領域34に入賞した入賞
玉が特定入賞玉検出器35により検出される。また、可
変入賞球装置30内に入賞したすべての入賞玉が入賞個
数検出器36により検出される。
【0016】可変入賞球装置30が第1の状態となって
いる期間中に打玉が特定入賞領域34に入賞して特定入
賞玉検出器35により検出されれば、その回の可変入賞
球装置30の第1の状態が終了するのを待って再度可変
入賞球装置30を第1の状態に制御する繰返継続制御が
行なわれる。この繰返継続制御の上限回数はたとえば1
6回と定められている。
【0017】可変表示装置29の上方に設けられている
玉入口38にパチンコ玉が進入すれば、その玉が下方に
誘導されて始動入賞口40の上方にまで導かれ、その始
動入賞口40の上方から再度遊技領域28に放出され
る。その結果、その放出されたパチンコ玉は始動入賞口
40に入賞しやすい状態となる。可変表示装置29が可
変表示している最中にパチンコ玉が始動入賞口40に再
度入賞すれば、その始動入賞が記憶され、可変表示装置
29の可変表示が停止して再度可変開始できる状態にな
った段階でその始動入賞記憶に基づいて再度可変表示装
置20が可変表示される。この始動入賞記憶の上限はた
とえば4に定められている。図中43は、遊技状態に応
じて点灯または点滅するランプである。また遊技領域2
8の最下端部分には、いずれの入賞口や入賞球装置にも
入賞しなかったパチンコ玉をアウト玉として回収するア
ウト口42が形成されている。
【0018】そして、パチンコ玉が発射されて前記発射
玉検出器25により検出される度に、持点が「1」ずつ
減算されて持点表示器16あるいは持点アナログ表示器
13により減算表示される。一方、パチンコ玉がファー
ル玉となりファール玉検出器26により検出される度
に、持点が「1」ずつ加算されて持点表示器16あるい
は持点アナログ表示器13により加算表示される。ま
た、パチンコ玉が入賞口あるいは入賞球装置に入賞すれ
ば、予め定められた大きさの得点が持点表示器に換算更
新される。その入賞に伴なう持点の加算更新は、1点ず
つ加算更新され、その1点ずつの加算更新が持点表示器
16により表示される。また前記スピーカ14からは、
後述するように、打玉の入賞等に伴なう持点への加算更
新時における加算音を出力したり、共通カードの残額か
ら引落した場合の貸出音等が出力される。前面板4に
は、図示するように、前述した各種表示器やスイッチ等
が設けられているとともにスピーカ19が設けられてお
り、このスピーカ19からは、前記大当り時における効
果音等が発っせられる。
【0019】車の移動あるいは電話等の急用が生じて遊
技者が遊技を中断したい場合には、遊技中断スイッチ2
60を押圧操作する。すると、カード挿入・排出口10
1に挿入されている共通カードに、持点表示器16に表
示されている持点が書込まれてさらにこのパチンコ遊技
機1の台番号および中断された旨の情報が書込まれて排
出されると同時に、打球発射ユニット53が不能動化さ
れて打玉が発射できない遊技不能状態に制御される。こ
の状態で、当該パチンコ遊技機1の番号が書込まれてい
ない共通カードがカード挿入・排出口101に挿入され
たとしても、その挿入カードは受付けられず、遊技を行
なうことができない。当該パチンコ遊技機1の台番号が
書込まれている共通カードがカード挿入・排出口101
に挿入されて初めて遊技を再開することができる。な
お、図中261は中断表示器であり、遊技中断スイッチ
260が押圧操作されてパチンコ遊技機1が中断状態と
なっているときに点灯して中断中である旨が表示され
る。
【0020】図中11はリセットキースイッチであり、
このリセットキースイッチ11に遊技場の係員が所定の
キーを挿入して操作することにより、大当り終了時に持
点を使用しての遊技の続行を許すか否かが入力される。
このリセットキースイッチ11の操作がリセット操作検
出器11aにより検出される。また、12は遊技続行許
容表示器であり、リセットキースイッチ11の操作によ
り遊技続行許容状態になっていることが点灯表示され
る。
【0021】また、共通カードユニット100は、パチ
ンコ遊技機1に対し分離可能に構成されており、遊技場
においてパチンコ遊技機1を交換する場合には、パチン
コ遊技機1から分離させて新しいパチンコ遊技機が設置
された場合にそれに接続できるように構成されている。
【0022】また、共通カード250は、後述するよう
に、当該共通カード250を用いて最後に遊技を行なっ
た遊技機での遊技結果価値である最終遊技持点が記録さ
れており、この最終遊技持点を使用して遊技を行なうこ
とも条件しだいで可能となる。図中105は、共通カー
ドユニットが使用可能な状態であることを点灯表示する
ユニット使用可表示器である。102は端数表示スイッ
チであり、共通カードの残額に端数が存在する場合に、
この端数表示スイッチ102を押圧操作することによ
り、その端数が残額表示器23により表示されるように
構成されている。103は連結方向表示器であり、この
共通カードユニット100が接続されているパチンコ遊
技機の接続方向を点灯表示するものである。104はカ
ード挿入表示器であり、カード挿入・排出口101に共
通カード250が挿入されている旨を点灯表示するもの
である。また106は情報出力部であり、共通カード2
50の残額が引落されて使用された使用額を遊技場に設
置されているターミナルボックスに出力するためのもの
である。ターミナルボックスでは、この出力されてきた
使用額情報を、共通カード発行会社のホストコンピュー
タに出力する。また3はガラス扉であり、遊技領域28
の前面を開閉可能に覆うものである。
【0023】図2は、パチンコ遊技機および共通カード
ユニットの一部内部構造を示す背面図である。パチンコ
遊技機1の遊技盤保持枠44には、遊技盤取付用の回動
レバー45が設けられており、この回動レバー45を回
動操作することにより、遊技盤27が着脱可能となる。
【0024】遊技盤27の裏面側には、遊技盤に形成さ
れている入賞口や入賞球装置から入賞した入賞玉を誘導
する入賞玉誘導カバー部材57が設けられている。この
入賞玉誘導カバー部材57の下方には、入賞玉を1ヶ所
に集合させるための入賞玉集合樋73が形成された入賞
玉集合カバー部材72が設けられている。そして、遊技
領域に設けられている入賞口や入賞球装置から入賞した
すべての入賞玉は、この入賞玉集合カバー部材72によ
り集合されて入賞玉検出器74により検出された後、合
流樋75に誘導される。入賞玉集合カバー部材72に
は、アウト口42に進入したアウト玉を誘導する部材も
設けられており、アウト口42からのアウト玉が合流樋
75に導かれる。そして、合流樋75により、アウト玉
と前記入賞玉とが合流されて打込玉検出器76により検
出され、打込玉出口77を通って再度打球ハンマー24
により打球される玉発射位置に導かれる。この打球ハン
マー24は、打球発射ユニット53の打球モータ54の
駆動力により間欠揺動される。この打球ハンマー24の
間欠揺動に連動して連動昇降杆56が上下に動き、その
上下動に従ってパチンコ玉が1つずつ打球発射位置に供
給される。そして、その打球発射位置に供給されたパチ
ンコ玉が打球ハンマー24により弾発されて遊技領域2
8内に打込まれる。
【0025】遊技盤27の裏面側には、パチンコ機1の
遊技状態を制御するための遊技制御基板67が設けられ
ている。また、入賞玉集合カバー部材72の裏面側に
は、持点を演算制御するための持点演算制御基板91
と、中継基板85,138とが設けられている。さら
に、入賞玉誘導カバー部材57の裏面側には、可変表示
装置29を構成する液晶表示ユニット58が臨んでいる
とともに、中継基板60が設けられている。図中2は前
面枠である。
【0026】一方、共通カードユニット100には、ユ
ニット制御基板107とカードリーダライタユニット1
11とが設けられている。そしてユニット制御基板10
7とカードリーダライタユニット111とが、コネクタ
110,112を介して電気的に接続されている。ユニ
ット制御基板107には、引落額設定スイッチ108が
設けられており、遊技場の係員がこの引落額設定スイッ
チ108を設定操作することにより、1回の引落操作に
伴って引落される共通有価価値(カード残額)の引落し
額が入力される。
【0027】始動入賞玉検出器41がコネクタ64を介
して中継基板60に接続されている。特定入賞玉検出器
35がコネクタ65を介して中継基板60に接続されて
いる。入賞個数検出器36がコネクタ66を介して中継
基板60に接続されている。ソレノイド33がコネクタ
63を介して中継基板60に接続されている。遊技盤前
面に設けられたランプ43等がコネクタ62を介して中
継基板60に接続されている。この中継基板60は、コ
ネクタ61,69を介して遊技制御基板67に接続され
ている。
【0028】入賞玉検出器74がコネクタ87を介して
中継基板85に接続されている。打込玉検出器76がコ
ネクタ90を介して中継基板85に接続されている。前
述した発射玉検出器25がコネクタ88を介して、また
ファール玉検出器26がコネクタ89を介して、開口1
60を通る電気配線により電気的に中継基板85に接続
されている。リセット操作検出器11aがコネクタ27
2を介して中継基板85に接続される。中継基板85
は、コネクタ86,81を介して持点制御基板91に接
続されている。
【0029】また、持点制御基板91には、コネクタ1
57,コネクタ158,コネクタ159,コネクタ26
6が設けられている。コネクタ157,158,159
は、開口160を通る電気配線によりスピーカ19,遊
技終了スイッチ18,持点表示器16,加算値表示器1
7,メッセージ表示器15に接続されている。コネクタ
266は中継基板262のコネクタ263に接続されて
おり、後述するカード読取時情報がコネクタ266,2
63,265を介してホール用管理コンピュータ270
に出力され、ホール用管理コンピュータ270からコネ
クタ264,263,266を介して持点制御基板91
にカード書込時情報が入力される。
【0030】さらに、持点制御基板91は、カードリー
ダライタユニット8に対し、コネクタ79,80を介し
て電気的に接続されている。なお、図中7は持点カード
処理装置であり、10はカードストッカーである。ま
た、持点制御基板91は、コネクタ84,55を介して
打球発射ユニット53に電気的に接続されている。さら
に、この持点制御基板91は、コネクタ83,68を介
して遊技制御基板67に電気的に接続されており、コネ
クタ78,47を介して中継基板46に電気的に接続さ
れており、さらに、コネクタ82,139を介して中継
基板138に電気的に接続されている。
【0031】中継基板138は、コネクタ142,10
9を介してユニット制御基板107に電気的に接続され
ている。この中継基板138は、コネクタ140を介し
て引落スイッチ21,返却スイッチ20に電気的に接続
されているとともに、コネクタ141を介して引落可表
示器22,残額表示器23に電気的に接続されている。
【0032】さらに持点制御基板91は、コネクタ8
3,68を介して遊技制御基板67に電気的に接続され
ている。また、遊技制御基板67は、コネクタ70,5
9を介して液晶表示ユニット58に電気的に接続されて
いる。
【0033】遊技制御基板67は、コネクタ71を介し
て前述した持点アナログ表示器13に電気的に接続され
ている。また、この持点アナログ表示器13は、コネク
タ48を介して中継基板46に電気的に接続されてい
る。中継基板46は、出力用のコネクタ49〜52,2
71が設けられており、これらコネクタ49〜52が、
データ変換装置380,島用管理コンピュータ350を
介してホール用管理コンピュータに接続されている。そ
して、コネクタ49を介して引落情報(売上)が出力さ
れ、コネクタ50を介して利益情報(減算)が出力さ
れ、コネクタ51を介して不利益情報(加算)が出力さ
れ、コネクタ52を介して打止情報が出力される。また
コネクタ271を介して表示点灯用制御信号が遊技続行
許容表示器12に出力される。
【0034】図中8は、当該遊技機の台番号を設定する
ための台番号設定スイッチである。この台番号設定スイ
ッチ8はサムロータリースイッチで構成されている。図
示するように、台番号設定スイッチ8は、4桁の数字を
表示可能な台番号表示部8bに表示されているそれぞれ
の桁に応じて上下に台番号設定キー8a,8aが配設さ
れており、上方の台番号設定キー8aを押圧操作するこ
とによりその桁に対応する台番号表示部8bが順次歩進
され、下方の台番号設定キー8aを操作することによ
り、その桁に対応する台番号表示部8bの数字が順次減
算更新される。その結果、0〜9の10種類の種別を設
定入力でき、0000〜9999の10000の遊技機
台番号を設定入力することができる。なお、遊技機の種
別とは、たとえば、パチンコ遊技機,アレンジ式パチン
コ遊技機,スロットマシン等のような遊技機の種類であ
ってもよく、また、たとえばパチンコ遊技機における複
数種類の機種(いわゆるフィーバータイプ,ヒコーキタ
イプ,権利物タイプ等)を示すものであってもよい。
【0035】この台番号設定スイッチ8がコネクタ79
を介して持点制御基板91に接続されている。
【0036】パチンコ遊技機1の上方に設けられたデー
タ変換装置380には、コネクタ381〜386が設け
られている。そして、前記コネクタ49がコネクタ38
1に接続され、コネクタ50がコネクタ382に接続さ
れ、コネクタ51がコネクタ383に接続され、コネク
タ52がコネクタ384に接続され、コネクタ265が
コネクタ385に接続されており、コネクタ264がコ
ネクタ386に接続されている。前述したコネクタ49
〜52,265からの前述した各種信号が、コネクタ3
81〜385を介してデータ変換装置380に入力され
る。この入力される信号は、それぞれのコネクタ381
〜385からパラレル信号として入力される。そして、
データ変換装置380によりその入力されたパラレル信
号をシリアル信号に変換し、データ伝送線352Bから
島用管理コンピュータ350に出力される。一方、島用
管理コンピュータ350からカード書込時情報および遊
技条件情報がシリアル信号の形でデータ伝送線352A
を介してデータ変換装置380に入力される。その入力
されたカード書込時情報,遊技条件情報が、コネクタ3
86を通して前記コネクタ264に入力され、その入力
情報が、コネクタ263,266を介して持点制御基板
91に入力される。なお、前記台番号設定スイッチ8を
共通カードユニット100側あるいはデータ変換装置3
80に設けてもよい。
【0037】図3および図4は、持点制御基板と遊技制
御基板とそれらに接続される周辺機器との制御回路を示
すブロック図である。
【0038】持点制御基板91には、持点制御用マイク
ロコンピュータ92が設けられている。この持点制御用
マイクロコンピュータ92は、制御中枢としてのCPU
(図示せず)の他に、制御用プログラム等を記憶してい
る読出専用のROM93,データの随時読出,書込が可
能なRAM94等が設けられている。ROM93には、
共通カードユニット100に挿入された共通カード25
0に記録されているカード残額から引落して持点を貸出
す場合の引落単位額(たとえば100円)に対応する貸
出数情報(たとえば25点)が記憶されている。また、
RAM94には、後述する入賞個数カウンタ,第1加算
値入賞個数カウンタ,第2加算値入賞個数カウンタ,第
3加算値入賞個数カウンタの各カウント値を記憶する記
憶エリアが設けられている。
【0039】さらに、持点制御基板91には、コネクタ
81,78,83,検出回路95,LED回路96,情
報出力回路97,情報入力回路98,信号回路99,電
源回路113,バックアップ電源114が設けられてい
る。このバックアップ電源114は、通常時電源回路1
13からの電力をRAM94に供給しており、停電等に
より電源回路113の電位が低下した場合には、このバ
ックアップ電源114から正常な電圧の電力をRAM9
4に供給するように構成されている。これにより、停電
時等においても、RAM94に記憶されている記憶デー
タが消去されてしまうことが防止できる。
【0040】パチンコ玉が打球ハンマー24により弾発
発射されれば、その発射玉が発射玉検出器25により検
出され、その検出出力が、中継基板85に設けられてい
るコネクタ88,86を介してかつコネクタ81を介し
て検出回路95に入力され、検出回路95からその検出
信号が持点制御用マイクロコンピュータ92に入力され
る。遊技領域28内に打込まれたパチンコ玉が入賞して
入賞玉検出器74により検出されれば、その検出信号
が、中継基板85に設けられているコネクタ87,86
を介してかつコネクタ80を介して、検出回路95に入
力され、検出回路95からその検出信号が持点制御用マ
イクロコンピュータ92に入力される。打球ハンマー2
4に弾発発射されたパチンコ玉がファール玉となり、フ
ァール玉検出器26により検出されれば、その検出信号
が、中継基板85に設けられているコネクタ89,86
を介してかつコネクタ81を介して検出回路95に入力
され、検出回路95からその検出信号が持点制御用マイ
クロコンピュータ92に入力される。入賞玉とアウト玉
とが合流した打込玉が打込玉検出器76により検出され
れば、その検出信号が、中継基板85に設けられている
コネクタ90,86を介してかつコネクタ81を介して
検出回路95に入力され、検出回路95からその検出信
号が持点制御用マイクロコンピュータ92に入力され
る。
【0041】持点制御用マイクロコンピュータ92は、
持点アナログ表示制御用の信号を、LED回路96,コ
ネクタ78を介して、かつ、中継基板46に設けられて
いるコネクタ47,48を介して持点アナログ表示器1
3に出力する。持点制御用マイクロコンピュータ92
は、情報出力回路97,コネクタ78を介して、かつ、
中継基板46に設けられているコネクタ47,49を介
して、データ変換装置380に引落情報(売上)を出力
する。この引落情報(売上)は、共通カード250のカ
ード残額から引落とした引落額の情報であり、共通カー
ド250を使用した売上情報のことである。持点制御用
マイクロコンピュータ92は、情報出力回路97,コネ
クタ78を介して、かつ、中継基板46のコネクタ4
7,50を介して、データ変換装置380に利益情報
(減算)を出力する。この利益情報(減算)は、打玉の
発射等により持点を減算した減算値に関する情報であ
り、遊技場にとって利益となる情報である。持点制御用
マイクロコンピュータ92は、情報出力回路97,コネ
クタ78を介して、かつ、中継基板46のコネクタ4
7,51を介して、データ変換装置380に不利益情報
(加算)を出力する。この不利益情報(加算)は、打玉
の入賞等により持点の加算された得点に関する情報であ
り、遊技場にとって不利益となる情報である。データ変
換装置380は、パラレルデータの形で入力されてくる
前記引落情報(売上),利益情報(減算),不利益情報
(加算)をシリアルデータに変換して島用管理コンピュ
ータ350に出力する。島用管理コンピュータ350で
は、その出力されてきたシリアルデータをホール用管理
コンピュータ270に出力する。
【0042】ホール用管理コンピュータ270から打止
情報がシリアルデータの形で島用管理コンピュータ35
0を介してデータ変換装置380に入力され、そのデー
タ変換装置380によりパラレルデータに変換されて中
継基板46のコネクタ52,47を介して、かつ、コネ
クタ78を介して情報入力回路98に入力され、その入
力情報が持点制御用マイクロコンピュータ92に入力さ
れる。
【0043】持点制御用マイクロコンピュータ92は、
情報出力回路268,コネクタ266,中継基板262
のコネクタ263,265を介して、カード読取時情報
をデータ変換装置380に出力する。データ変換装置3
80では、パラレルデータの形で送信されてきたカード
読取時情報をシリアルデータに変換して島用管理コンピ
ュータ350を介してホール用管理コンピュータ270
に送信する。ホール用管理コンピュータ270は、シリ
アルデータの形でカード書込時情報,遊技条件情報を島
用管理コンピュータ350を介してデータ変換装置38
0に出力する。データ変換装置380では、その出力さ
れてきたカード書込時情報,遊技条件情報をパラレルデ
ータに変換し、中継基板262のコネクタ264,26
3,コネクタ266,情報入力回路267を介して持点
制御用マイクロコンピュータ92にそのカード書込時情
報,遊技条件情報を出力する。カード書込時情報とは、
挿入された共通カード250に記録されているカード情
報を共通カード100が読取った情報のうち遊技結果価
値の一例の最終遊技持点(後述する)を背番号管理する
ために必要となる情報である。具体的には、記録媒体識
別情報の一例のカードNo.,最終遊技持点,遊技店コ
ードである。ホール用管理コンピュータ270は、各共
通カードのカードNo.に対応させて最終遊技持点を記
憶しており、送信されてきたカード読取時情報に含まれ
るカードNo.等を手掛かりに当該共通カードの最終遊
技持点を割り出し、それとカード読出時情報に含まれる
最終遊技持点とを照合する。そして、両者が一致すれば
使用可能情報を一致しなければ使用不可能情報をカード
書込時情報として出力する。遊技条件情報とは、他の遊
技機で獲得した持点を使用して或る遊技機により遊技を
行なう場合にその持点の使用を許容するための持点使用
条件や、或る遊技機で大当りが終了したときに遊技の続
行を許容するための遊技終了時条件のことである。
【0044】遊技制御基板67には、遊技制御用マイク
ロコンピュータ115が設けられている。この遊技制御
用マイクロコンピュータ115は、制御中枢としてのC
PU(図示せず)の他に、制御用プログラム等が記憶さ
れた読出専用メモリであるROM116,データの随時
読出,書込が可能なRAM117等が設けられている。
ROM116には、第1加算値,第2加算値,第3加算
値が記憶されている。これら加算値は、遊技領域28内
に打込まれた打玉が入賞した入賞箇所に応じて持点に加
算する加算値であり、たとえば、打玉が始動入賞口40
に入賞すれば第1加算値(たとえば5)が持点に加算さ
れ、打玉が通常の入賞口39に入賞すれば第2加算値
(たとえば10)が加算され、打玉が可変入賞球装置3
0内に入賞すれば第3加算値(たとえば15)が持点に
加算される。また、RAM117には、後述する始動入
賞個数カウンタと大入賞口入賞個数カウンタとの各カウ
ント値を記憶するエリアが設けられている。
【0045】遊技制御基板67には、さらに、コネクタ
68,69,70,71,信号回路118,検出回路1
19,ソレノイド回路120,ランプ回路121,表示
回路122,音回路123,電源回路124,バックア
ップ電源125が設けられている。バックアップ電源1
25は、通常時においては電源回路124からの電力を
RAM117に供給しているが、停電等により電源回路
124の電位が低下した場合には正常な電位の電力をR
AM117に供給するものである。このバックアップ電
源125の働きにより、停電等が生じたとしても、RA
M117の記憶データが消去されてしまう不都合が防止
できる。
【0046】遊技領域28内に打込まれたパチンコ玉が
始動入賞口40に入賞して始動入賞玉検出器41により
検出されれば、その検出信号が、中継基板60に設けら
れるコネクタ64,61を介して、かつコネクタ69を
介して検出回路119に入力され、検出回路119から
その検出信号が遊技制御用マイクロコンピュータ115
に入力される。可変入賞球装置30内に進入したパチン
コ玉が特定入賞領域34に入賞して特定入賞玉検出器3
5により検出されれば、その検出信号が、中継基板60
のコネクタ65,61を介して、かつ、コネクタ69を
介して検出回路119に入力され、検出回路119から
その検出信号が遊技制御用マイクロコンピュータ115
に入力される。可変入賞球装置30内に進入したパチン
コ玉が入賞個数検出器36により検出されれば、その検
出信号が、中継基板60のコネクタ66,61を介し
て、かつ、コネクタ69を介して検出回路119に入力
され、検出回路119からその検出信号が遊技制御用マ
イクロコンピュータ115に入力される。
【0047】遊技制御用マイクロコンピュータ115
は、ソレノイド回路120,コネクタ69を介して、か
つ、中継基板60のコネクタ61,63を介して、ソレ
ノイド33を励磁制御するための励磁制御用信号を出力
する。遊技制御用マイクロコンピュータ115は、ラン
プ回路121,コネクタ69を介して、かつ中継基板6
0のコネクタ61,62を介してランプ43にランプ点
灯または点滅制御用信号を出力する。遊技制御用マイク
ロコンピュータ115は、表示回路122,コネクタ7
0を介して、かつコネクタ59を介して液晶表示ユニッ
ト58に表示制御用信号を出力する。遊技制御用マイク
ロコンピュータ115は、音回路123,コネクタ71
を介して、かつコネクタ143を介して、スピーカ14
に音発生用の制御信号を出力する。
【0048】打込玉検出器76からの検出信号が持点制
御用マイクロコンピュータ92に入力されれば、持点制
御用マイクロコンピュータ92は、信号回路99,コネ
クタ83を介して入賞信号を出力し、その入賞信号がコ
ネクタ68,信号回路118を介して遊技制御用マイク
ロコンピュータ115に入力される。遊技制御用マイク
ロコンピュータ115では、その入力されてきた入賞信
号と、始動入賞玉検出器41,入賞個数検出器36の検
出信号の有無とに基づいて、第1加算値,第2加算値,
第3加算値のいずかの加算値信号を、信号回路118,
コネクタ68を介して出力し、その出力された加算値信
号がコネクタ83,信号回路99を介して持点制御用マ
イクロコンピュータ92に入力される。この加算値信号
は、D0〜D3の4ビットのデータから構成されてい
る。一方、遊技制御用マイクロコンピュータ115が、
始動入賞玉検出器41からの検出信号に基づいて乱数等
をサンプリングし、そのサンプリングされた乱数に従っ
て大当りを発生させることを決定すれば、前記液晶表示
ユニット58が特定の表示態様(たとえば777)にな
るように表示制御されるとともに、信号回路118,コ
ネクタ68を介して大当り信号が出力され、その出力さ
れた大当り信号がコネクタ83,信号回路99を介して
持点制御用マイクロコンピュータ92に入力される。
【0049】図5は、ユニット制御基板と持点制御基板
およびそれらの周辺機器の制御回路を示すブロック図で
ある。
【0050】図中100は共通カードユニットを示して
おり、この共通カードユニット100の1点鎖線で囲ま
れたブロック内に示された各種制御回路や電気機器が共
通カードユニット100に設けられている。また1はパ
チンコ遊技機を示しており、このパチンコ遊技機1の2
点鎖線で囲まれたブロック内に示されている各種制御回
路や電子機器がパチンコ遊技機1に設けられている。
【0051】ユニット制御基板107には、共通カード
ユニット制御用マイクロコンピュータ126が設けられ
ている。この共通カードユニット制御用マイクロコンピ
ュータ126には、図示しないCPU,RAM,ROM
等が設けられている。さらに、ユニット制御基板107
には、コネクタ110,129,131,133,10
9,カードリーダライタ制御回路127,スイッチ回路
128,LED回路130,情報出力回路132,スイ
ッチ回路134,LED回路135,信号回路136,
電源回路137が設けられている。
【0052】共通カードユニット100のカードリーダ
ライタユニット111に対し、コネクタ112,11
0,カードリーダライタ制御回路127を介して共通カ
ードユニット制御用マイクロコンピュータ126が電気
的に接続されており、カードリーダライタユニット11
1からのカード挿入検出信号や挿入された共通カードに
記録されているカード情報を読取ったカード情報信号等
が共通カードユニット制御用マイクロコンピュータ12
6に入力される。共通カードユニット制御用マイクロコ
ンピュータ126は、引落しされた後の新たな残額デー
タ等をカードリーダライタ制御回路127,コネクタ1
10,112を介してカードリーダライタユニット11
1に出力する。端数表示スイッチ102が押圧操作され
れば、その操作信号がコネクタ129,スイッチ回路1
28を介して共通カードユニット制御用マイクロコンピ
ュータ126に入力される。引落額設定スイッチ108
(図2参照)が操作されれば、その操作信号がコネクタ
129,スイッチ回路128を介して共通カードユニッ
ト制御用マイクロコンピュータ126に入力される。
【0053】共通カードユニット制御用マイクロコンピ
ュータ126は、LED回路130,コネクタ131を
介して、ユニット使用可表示器105,カード挿入表示
器104,連結方向表示器103を表示制御するための
信号を出力する。共通カードユニット制御用マイクロコ
ンピュータ126は、情報出力回路132,コネクタ1
33を介して情報出力部106からターミナルボックス
に前記カード残額の引落額データを出力し、ターミナル
ボックスからその引落額データが共通カード発行会社の
ホストコンピュータに出力される。
【0054】パチンコ遊技機1の前面板4には、引落ス
イッチ21,返却スイッチ20,引落可表示器22,残
額表示器23が設けられており、引落スイッチ21が操
作されれば、その操作信号が、コネクタ144,中継基
板138のコネクタ140,142,コネクタ109,
スイッチ回路134を介して共通カードユニット制御用
マイクロコンピュータ126に入力される。返却スイッ
チ20が操作されれば、コネクタ144,中継基板13
8のコネクタ140,142,コネクタ109,スイッ
チ回路134を介して共通カードユニット制御用マイク
ロコンピュータ126に入力される。共通カードユニッ
ト制御用マイクロコンピュータ126は、LED回路1
35,コネクタ109,中継基板138のコネクタ14
2,141,コネクタ145を介して、引落可表示器2
2および残額表示器23を表示制御するための信号を出
力する。
【0055】持点制御基板91には、図3で説明した各
種制御回路や電子機器の他に、コネクタ157,15
8,159,82,79,84,音回路152,スイッ
チ回路153,LED回路154,LCD回路155,
信号回路149,電源回路156,カードリーダライタ
制御回路150,発射制御回路151が設けられてい
る。
【0056】また、前記前面板4には、さらに遊技中断
スイッチ260,遊技中断表示器261,スピーカ1
9,遊技終了スイッチ18,持点表示器16,加算値表
示器17,メッセージ表示器15,コネクタ146,1
47,148が設けられている。そして、持点制御用マ
イクロコンピュータ92から、音回路152,コネクタ
157,146を介してスピーカ19に音発生用の制御
信号が出力される。遊技終了スイッチ18が操作されれ
ば、その操作信号が、コネクタ147,158,スイッ
チ回路153を介して持点制御用マイクロコンピュータ
92に入力される。持点制御用マイクロコンピュータ9
2は、LED回路154,コネクタ158,147を介
して、持点表示器16を表示制御するための信号と加算
値表示器17を表示制御するための信号を出力する。持
点制御用マイクロコンピュータ92は、LCD回路15
5,コネクタ159,148を介して、メッセージ表示
器15にメッセージ表示制御用の信号を出力する。
【0057】持点制御用マイクロコンピュータ92は、
スイッチ回路150,コネクタ79,80を介して台番
号設定スイッチ8に電気的に接続されており、台番号設
定スイッチ8から入力された台番号データが持点制御用
マイクロコンピュータ92に入力される。持点制御用マ
イクロコンピュータ92は、発射制御回路151,コネ
クタ84,55を介して打球発射ユニット53に電気的
に接続されており、打球発射ユニット53の打球モータ
54を駆動制御するための制御信号を出力する。この持
点制御基板91に設けられている各種制御回路や電子機
器は、電源回路156からの所定の直流電流が供給され
る。
【0058】また、ユニット制御基板107に設けられ
ている各種制御回路や電子機器も、電源回路137から
の所定の直流電流が供給される。
【0059】前記信号回路136と信号回路149と
は、フォトカプラで構成されており、電気信号を一旦光
信号に変換した後再度電気信号に変換するように構成さ
れている。そして、この信号回路136,149,コネ
クタ109,142,139,82を介して、共通カー
ドユニット制御用マイクロコンピュータ126と持点制
御用マイクロコンピュータ92との間で、ユニット接続
信号,ユニット動作信号,引落要求信号,引落完了信
号,P機動作信号の各信号が送受信される。すなわち、
共通カードユニット制御用マイクロコンピュータ126
と持点制御用マイクロコンピュータ92とが接続されて
いる場合には、共通カードユニット制御用マイクロコン
ピュータ126から持点制御用マイクロコンピュータ9
2に対しユニット接続信号が伝送される。このユニット
接続信号の入力があることを条件として、パチンコ遊技
機1が打球発射可能な状態となるとともに、入賞玉に基
づいた持点への加算制御が可能な状態となる。
【0060】パチンコ遊技機1の電源が投入された段階
で持点制御用マイクロコンピュータ92から共通カード
ユニット制御用マイクロコンピュータ126に対しP機
動作信号が出力される。次に、共通カードユニット10
0側においてカードが受付けられて引落スイッチ21が
操作されてその操作検出信号が入力された段階で、ユニ
ット動作信号が持点制御用マイクロコンピュータ92に
出力される。この時点から所定の遅延時間だけ経過した
時点で、引落要求信号が共通カードユニット制御用マイ
クロコンピュータ126から持点制御用マイクロコンピ
ュータ92に出力される。この所定の遅延時間を設けた
理由は、ユニット動作信号が入力されたことをパチンコ
遊技機1側で判定するのに十分な時間を設けて、ノイズ
による誤動作を防止するためである。
【0061】前記遅延時間が経過した時点から、さらに
所定時間が経過した時点で、引落準備信号が持点制御用
マイクロコンピュータ92から共通カードユニット制御
用マイクロコンピュータ126に出力される。この時点
から所定時間が経過した段階で、前記引落要求信号がO
FFになりこれをもって引落指令信号が共通カードユニ
ット制御用マイクロコンピュータ126から持点制御用
マイクロコンピュータ92に出力されたものとされる。
この時点から所定時間が経過した段階で、持点制御用マ
イクロコンピュータ92が前記引落指令信号に従って行
なった引落制御動作が完了したことに基づいて引落完了
信号が持点制御用マイクロコンピュータ92から共通カ
ードユニット制御用マイクロコンピュータ126に出力
される。
【0062】これらの信号の送受信を行なう信号回路1
36,149をフォトカプラで構成したために、共通カ
ードユニット制御用マイクロコンピュータ126と持点
制御用マイクロコンピュータ92とが電気的に絶縁され
た状態となり、ユニット制御基板107と持点制御基板
91との間で、一方の故障による異常高電圧が他方に入
力されて他方の制御基板が悪影響を受けるという不都合
が極力防止できる。
【0063】図6は、遊技場全体における各種データの
流れを説明するための説明図である。図示するように、
この遊技場には、10個の遊技機設置島が設けられてお
り、その各遊技機設置島に、20台の遊技機1が設置さ
れている。遊技機設置島に設置された遊技機1は、それ
ぞれ、遊技機設置島の端部に設けられた島用管理コンピ
ュータ350に接続されている。そして各島用管理コン
ピュータ350がホール用管理コンピュータ270に接
続されている。そして、前述した引落情報(売上),利
益情報(減算),不利益情報(加算),カード読取時情
報がシリアルデータの形で島用管理コンピュータ35
0,データ伝送線351を介してホール用管理コンピュ
ータ270に伝送される。ホール用管理コンピュータ2
70では、カード書込時情報,遊技条件情報をシリアル
データの形でデータ伝送線351,島用管理コンピュー
タ350を介して各遊技機1に伝送する。
【0064】各遊技機設置島にはさらに記録媒体発行機
360が設けられており、遊技者がこの記録媒体発行機
360に貨幣を投入して共通記録媒体250を購入す
る。これら各記録媒体発行機360から、発行された共
通記録媒体250の金額データ等がシリアルデータの形
でデータ伝送線361を介してホール用管理コンピュー
タ270に伝送される。この共通記録媒体の発行金額デ
ータは、その金額が複数種類の共通記録媒体が用意され
ている場合には、その共通記録媒体の金額ごとに分類し
て発行金額をホール用管理コンピュータ270に伝送し
てもよい。
【0065】さらに遊技場には景品交換機370が設置
されている。そしてこの各景品交換機370とホール用
管理コンピュータ270とが伝送線371により接続さ
れており、遊技者がこの景品交換機370により景品交
換を行なった景品交換額等のデータがシリアルデータの
形でデータ伝送線351を介してホール用管理コンピュ
ータ270に伝送される。遊技場に設置された遊技機設
置島にはそれぞれ図示するように2ケタの番号が定めら
れている。また、遊技場に設置されている複数の遊技機
1には、図示するようにそれぞれ台番号が定められてい
る。この台番号は、図示するように4ケタの数字からな
り、その上2ケタが当該遊技機の設置された島の番号と
一致している。この台番号は、前述した台番号設定スイ
ッチ8(図2参照)により遊技機ごとに設定されたもの
である。
【0066】図7は、ホール用管理コンピュータ270
を示す構成図である。ホール用管理コンピュータ270
は、管理用コンピュータ部281と、出力手段の一例の
CRT283およびプリンタ284とキーボード285
とを有する。
【0067】管理用コンピュータ部281には、キース
イッチ282が設けられており、このキースイッチ28
2により、管理用コンピュータ部281は、OFF,O
N,LOCK状態に切換えることができる。OFF状態
に切換わると動作が停止してCRT283による表示や
プリンタ284による印字が行なわれなくなる。ON状
態に切換わることにより、キーボード285の操作に従
って、CRT283によるデータの表示やプリンタ28
4によるデータの印字出力が可能となる。LOCKに切
換わることにより、売上データや割数データ等の遊技場
の経営者以外には知られたくないデータなどの特別なデ
ータの出力が禁止される状態となる。
【0068】遊技場に設置されている複数台の遊技機
は、その機種等に従って複数のグループに分けられてい
る。たとえば、第1種パチンコ遊技機,第2種パチンコ
遊技機,第3種パチンコ遊技機,その他のパチンコ遊技
機,アレンジ式パチンコ遊技機,雀球,スロットマシン
に分類して分ける。第1種パチンコ遊技機とは、図1に
示した可変表示装置の表示結果に従って特定遊技状態
(大当り状態)が発生するタイプのものである。第2種
パチンコ遊技機とは、打玉の始動入賞に伴って可変入賞
球装置が比較的小さな遊技価値を付与可能な態様で第1
の状態となり、その第1の状態となっている可変入賞球
装置内に進入した打玉が特定入賞領域(Vポケット)に
入賞することにより特定遊技状態(大当り状態)が発生
し、可変入賞球装置が比較的大きな遊技価値を付与可能
な態様で第1の状態に制御されるタイプのものである。
第3種パチンコ遊技機とは、権利発生用入賞口にパチン
コ玉が入賞することより権利発生状態となり、その権利
発生用入賞口に再度パチンコ玉が入賞することにより権
利消滅状態となり、権利発生状態のときに打玉が始動入
賞領域に入賞することにより権利が行使されて可変入賞
球装置が第1の状態に制御されるタイプのものである。
【0069】このホール用管理コンピュータ270にお
いては、キーボード285によりそのグループを指定し
て、前述した遊技条件を入力設定することができる。ま
た、記録媒体発行機(販売機)360の番号や景品交換
機370の番号を入力設定することもできる。これらに
ついては、後述する図9に基づいて詳述する。
【0070】図7中297は集計キーであり、遊技機の
後述する遊技データを集計するためのキーである。この
集計キー297を操作して全台キー299を操作すれ
ば、遊技場における全ての遊技機の遊技データが集計さ
れる。集計キー297の操作後グループキー300を操
作してテンキー309によりグループNo.を入力すれ
ば、そのグループ内の各遊技機の遊技データが集計され
る。集計キー297を操作した後各台キー301を操作
してテンキー309で台番号を入力すれば、その番号の
遊技機の遊技データが集計される。
【0071】遊技データとしては、売上データ,大当り
データ,差数データ,割数データ,スタートデータがあ
り、それぞれにキー302〜306を操作することによ
り指定された遊技データが集計される。集計キー297
の操作により集計されたデータは、CRT283により
表示される。また、印字キー296を操作すれば、集計
されたデータがプリンター284から出力される。
【0072】図8は共通カードの記録情報を説明するた
めの説明図である。図8に示された共通カード250
の、情報記録領域である磁気ストライプ250Aは、共
通カード250のセキュリティを保持するためのセキュ
リティコード,共通カード250が有する共通有価価値
であるカード残額,共通カード250が遊技に使用され
た日付,この共通カード250を遊技に使用した遊技店
コード,共通カード250の番号であって、遊技場が発
行し、背番号管理を行なうためのカードNO.,合計持
点,最終遊技持点,遊技条件情報,中断情報が記録され
る。前記合計持点とは、たとえば複数の遊技機により遊
技を行なってそれぞれに遊技結果価値としての持点を獲
得した場合にそれらの持点の合計情報のことである。最
終遊技持点とは、複数の遊技機で遊技を行なった場合の
最後の遊技機で遊技を終了した時点における遊技結果価
値としての持点情報である。1番最初に、カード残額を
使用して遊技をした結果遊技終了時に遊技結果価値とし
ての持点を遊技者が獲得すれば、その持点が合計持点と
最終遊技持点との各エリアに記録される。そして、最終
遊技持点を使用して遊技を行なった場合には、その遊技
に使用された持点が最終遊技持点から減算されるととも
に合計持点からも減算される。さらに、合計持点と最終
遊技持点とが存在する状態で、遊技者が再度カード残額
を使用して遊技を行ない、遊技終了時に持点を獲得すれ
ば、最終遊技持点のエリアがその獲得した持点に書換え
られるとともに、その獲得した持点が合計持点に加算更
新される。また、前記遊技条件情報とは、最終遊技持点
を獲得した遊技機における種別データ,台番号データの
ことである。中断情報とは、中断操作された遊技機の台
番号や中断された旨を示す情報等である。
【0073】この共通カード250は、図示するように
1万円カードであり、共通カード250の購入時には、
遊技者が支払った購入代金としての1万円に相当する有
価価値がカード残額に記録され、セキュリティコードが
記録された状態で遊技者に払出される。共通カード25
0の発行時において、このセキュリティコードとカード
残額のみが記録されて発行される。そして、共通カード
250を遊技に使用した段階で初めてカードNO.,日
付,遊技店コードが発行されて共通カード250に記録
される。そして、合計持点や最終遊技持点は、当日限り
有効であり、遊技者が合計持点,最終遊技持点を獲得し
た場合には、その日のうちに合計持点を景品交換したり
最終遊技持点を遊技に使用する必要がある。そして、合
計持点や最終遊技持点が0になった時点で遊技店コー
ド,カードNO.,合計持点,終了遊技持点,遊技条件
情報,中断情報がすべてクリアされる。そして、前記最
終遊技持点に関しては、カードNO.とともにホール用
管理コンピュータ270に記憶されており、共通カード
250の使用時において、最終遊技持点がカードNO.
とともにホール用管理コンピュータ270に送信され、
ホール用管理コンピュータ270において、カードN
O.を手掛かりにそれに相当する最終遊技持点を割出
し、送信されてきた最終遊技持点と記憶している最終遊
技持点とが一致するか否かを判別し、一致する場合にの
みその共通カード250の最終遊技持点の使用を許容す
るという背番号管理が行なわれている。なお、カード残
額についてはその遊技場内で使用される場合のみ背番号
管理を行なっている。
【0074】図9,図10は、ホール用管理コンピュー
タ270の制御動作を示すフローチャートである。ステ
ップS(以下単にSという)A1により、設定キーの操
作があったか否かの判断がなされ、遊技場の係員がキー
ボード285の設定キー286(図7参照)を押圧操作
すれば、SA2に進み、遊技機番号の設定か否かの判断
がなされる。遊技機番号の設定でない場合にはSA3に
進み、販売機番号(記録媒体発行機番号)の設定か否か
の判断がなされ、販売機番号でない場合にはSA4に進
み、景品交換機番号の設定か否かの判断がなされ、景品
交換機番号の設定でない場合にはSA37に進み、すべ
ての設定が終了したか否かの判断がなされ、終了してい
ない場合にはSA2に進む。このループの巡回途中で、
遊技場の係員等のオペレータが遊技機番号を設定するべ
く島番号キー288を押圧操作すれば、SA2によりY
ESの判断がなされてSA5による島台番号キーの操作
がされたと判断されてSA6に進み、テンキー309に
より島番号の入力がされるまで待機する。そして島番号
の入力がされればSA7に進み、グループキー289の
操作がされるまで待機する。そしてグループキー289
が押圧操作されればSA8に進み、テンキー309によ
りグループ番号が入力されるまで待機され、入力された
段階でSA9に進む。このグループとは、或る1つのあ
るいは複数の遊技機設置島に設置された複数の遊技機を
複数のグループに分けた場合のその各グループをいう。
【0075】SA9では、種別キーの操作があるまで待
機され、種別キー290が操作されればSA10に進
み、遊技機種別を画面メニューから選択して入力する操
作があるまで待機する。すなわち、制御がSA10に到
達した段階で、CRT283により図11(A)に示す
ような表示がなされる。この図11(A)では、前述し
たように、遊技機種別番号が01の場合には第1種パチ
ンコ遊技機、02の場合には第2種パチンコ遊技機、0
3の場合には第3種パチンコ遊技機、04の場合にはそ
の他のパチンコ遊技機、05の場合にはアレンジ式パチ
ンコ遊技機、06の場合には雀球、07の場合にはスロ
ットマシンに定められている。そしてこの図11(A)
では、島番号が01の遊技機設置島に設置されたグルー
プ番号01のグループの遊技機について、遊技機種別を
入力する状態となっている。遊技場の係員が、この遊技
機種別の画面メニューを見て、テンキー309を操作し
て遊技機種別を入力すれば、図11(A)に従えば、島
番号01の中のグループ番号01のグループの遊技機
が、その入力された番号に相当する遊技機種別に設定さ
れる。次にSA11に進み、台番号キーの操作があった
か否かの判断がなされ、台番号キーの操作があるまで待
機する。台番号キー291が操作されればSA12に進
み、台番号先頭の入力があったか否かの判断がなされ、
あるまで待機する。テンキー309により台番号の先頭
の番号が入力されれば、SA13に進み、台番号末尾の
入力があったか否かの判断がなされ、あるまで待機す
る。テンキー309を操作して台番号末尾の番号の入力
がされればSA14に進み、確認キーの操作があったか
否かの判断がなされ、あるまで待機する。この段階で
は、CRT283により図11(B)に示す表示がなさ
れている。図11(B)では、島番号01の遊技機設置
島の中のグループ番号01のグループの遊技機は、遊技
機種別が01すなわち第1種パチンコ遊技機である旨が
入力された状態となっている。遊技場のオペレータは、
これを見て、間違ってなければ、確認キー(機能キー)
308を押圧操作する。すると、その入力されたデータ
がホール用管理コンピュータ270に登録されることと
なる。そして制御がSA15に進み、持点使用キーの操
作があったか否かの判断がなされ、あるまで待機する。
持点使用キー292が操作されれば、SA16に進み、
持点使用条件を画面メニューから選択入力する操作があ
ったか否かの判断がなされ、あるまで待機する。この段
階では、図11(B)に示すように、持点の使用条件が
01〜04の4種類CRT283により表示される。そ
して、遊技場のオペレータが、この表示を見て、島番号
01の中のグループ番号01のグループに属する第1種
パチンコ遊技機について、持点すべて使用可能にする場
合には、01、種別番号が同じ場合に使用可能にする場
合には02、グループ番号が同じ場合に使用可能にする
場合には03、すべて使用不可能にする場合には04の
数値を数値キー309から入力する。入力されれば、S
A17に進み、大当り終了キーの操作があったか否かの
判断がなされ、あるまで待機する。
【0076】大当り終了キー293が押圧操作されれば
SA18に進み、大当り終了時条件を画面メニューから
選択入力する操作が行なわれたか否かの判断がなされて
行なわれるまで待機する。この段階では、図11(C)
に示すように、CRT283により、大当り終了条件と
しての2種類の条件が表示される。遊技場のオペレータ
は、大当りが終了したとしてもそのまま持点を使用して
遊技が続行できるようにする場合には01を、遊技が続
行できないようにする場合には02を、テンキー309
から入力する。入力されれば、SA19に進み、台番号
設定が終了したか否かの判断がなされ、終了していない
場合にはSA12に戻り、既に入力された所定の遊技機
設置島内の所定のグループすなわち01の番号の島の0
1グループ内の遊技機のうちまだ持点使用条件や遊技終
了時条件が入力設定されていない遊技機が指定されてそ
れらの遊技条件が入力設定される。そして、完了キー2
87が操作された段階でSA21に進み、グループ番号
設定が終了したか否かの判断がなされる。設定終了して
いない場合にはSA8に戻り、既に入力されている遊技
機設置島すなわち01の番号の遊技機設置島内の前記遊
技条件の入力設定がまだ行なわれていないグループを指
定して前述と同様に遊技条件の入力設定を行なう動作が
行なわれる。そして、遊技場のオペレータが、グループ
番号の設定が終了したと判断して完了キー287を操作
すればSA23に進み、島番号の設定が終了したか否か
の判断がなされ、終了していない場合にはSA6に戻
る。そして、遊技場に設置された複数の遊技機設置島の
うち、まだ前述した遊技条件の入力設定が行なわれてい
ない遊技機設置島がある場合には、その遊技機設置島を
指定して前述した遊技条件の入力動作が行なわれる。そ
してすべての遊技機設置島について入力操作が終了した
段階で遊技場のオペレータが完了キー287を押圧操作
すればSA37に進み、すべての設定が終了したか否か
の判断がなされ、すべての設定が終了していない場合に
はSA2に進むが、すべての設定が終了した場合にはS
A38に進む。
【0077】遊技場のオペレータが販売機番号を入力設
定するべく販売機キー294を押圧操作すればSA3に
よりYESの判断がなされてSA25により販売機キー
の操作があったと判断されSA26に進み販売機番号先
頭の入力があったか否かの判断がなされ、あるまで待機
する。オペレータが数値キー309を操作して販売機番
号の先頭の番号を入力操作すれば、SA27に進み、販
売機番号末尾の入力があったか否かの判断がなされ、あ
るまで待機する。遊技場のオペレータがテンキー309
を操作して販売機番号の末尾の番号を入力すれば、SA
28に進み、確認キーの操作があったか否かの判断がな
される。そして、確認キー(機能キー)308が押圧操
作されれば、遊技場に設置された複数の記録媒体発行機
(販売機)360のうちの所定の販売機が入力された番
号の販売機番号に設定される。そしてSA29に進み、
販売機番号の設定が終了したか否かの判断がなされ、終
了していない場合にはSA26に戻り、他の販売機を指
定して番号を入力する動作が行なわれる。そしてすべて
の販売機番号の設定が終了すればオペレータが完了キー
287を操作してSA30により操作が行なわれたと判
断されてSA37に進む。
【0078】遊技場のオペレータが遊技場に設置されて
いる景品交換機370を指定して景品交換機番号を入力
設定したい場合には交換機キー290を押圧操作する。
すると、SA4によりYESの判断がなされてSA31
により、交換機キーの操作があったと判断されてSA3
2に進み、交換機番号の先頭入力があったか否かの判断
がなされる。この状態で、数値キー309が操作されて
交換機番号の先頭が入力されればSA33に進み、交換
機番号の末尾の入力があったか否かの判断が成される。
オペレータが数値キー309を操作して交換機番号の末
尾を入力すればSA34に進み、確認キーの操作があっ
たか否かの判断がなされ、確認キー(機能キー)308
が押圧操作された段階でSA35に進み、前記入力され
た先頭の交換機番号から末尾の交換機番号までに該当す
る景品交換機の番号が入力される。SA35では、交換
機番号の設定が終了したか否かの判断がなされ、終了し
ていない場合にはSA32に戻り、再度他の景品交換機
の番号の入力が行なわれる。そして、終了した場合には
オペレータが完了キー287を押圧操作する。すると、
SA35によりYESの判断がなされてSA36により
完了キーの操作があったと判断されてSA37に進む。
【0079】SA37によりすべての設定が終了したと
判断されればSA38に進み、完了キーの操作があった
か否かの判断がなされる。オペレータが完了キー287
を操作すれば、SA39に進み、送信キーの操作があっ
たか否かの判断がなされる。送信キー307が操作され
れば、SA40に進み、送信の種類を画面メニューから
選択して入力する操作が行なわれたか否かの判断がなさ
れる。このSA40の段階では、CRT283に、上位
メニューとして、ホール用管理コンピュータ270で設
定した内容を島用管理コンピュータ350に送信するの
か、島用管理コンピュータ350に各遊技機1に設定内
容を出力させる指令信号を送信するのかを選択させる旨
が表示され、設定した内容を島用管理コンピュータ35
0に送信する旨が選択された場合には、下位メニューと
してたとえば入力設定された持点使用条件や遊技終了時
条件等の入力設定情報のうちのどのような種類の情報を
送信するかの送信対象となる種類情報が表示される。オ
ペレータが、それを見て、送信したい情報を入力設定す
る。たとえば、持点使用条件を送信したい場合には持点
使用キー292を押圧操作し、大当り終了時条件を送信
したい場合には大当り終了キー293を押圧操作する。
そしてSA41に進み、SA40の選択結果が設定内容
の出力であるか否かの判断がなされ、YESの判断がな
された場合にはSA42に進み、設定した遊技条件を対
応する島管理コンピュータ350に出力する処理がなさ
れる。SA41によりNOの判断がなされた場合にはS
A43に進み、島用管理コンピュータ350に対し、遊
技条件出力指令信号を出力する動作が行なわれる。
【0080】図12の(A),(B)は島用管理コンピ
ュータの制御動作を示し、(C)は持点制御用マイクロ
コンピュータの動作を示すフローチャートである。
【0081】図12(A)の遊技条件情報入力サブルー
チンプログラムでは、まずSB1により、台番号情報の
入力があったか否かの判断がなされる。ホール用管理コ
ンピュータ270から台番号情報が送信されてくればS
B2に進み、その送信されてきた台番号情報の上位2桁
がこの島用管理コンピュータ350が設置されている遊
技機設置島の番号に一致するか否かの判断がなされる。
そして一致しない場合には他の遊技機設置島に設置され
ている遊技機の台番号であるためにそのままサブルーチ
ンプログラムが終了する。一方、一致する場合にはSB
3に進み、送信されてきた遊技条件情報を台番号に対応
させて記憶する処理がなされる。
【0082】図12(B)に示す遊技条件情報出力サブ
ルーチンプログラムでは、SB4により、遊技条件出力
指令信号の入力があったか否かの判断がなされる。そし
て、ホール用管理コンピュータ270から前記SA43
に従って遊技条件出力指令信号が送信されてくればSB
5に進み、記憶されている遊技条件情報を各遊技機に出
力する処理がなされる。
【0083】図12(C)の遊技条件情報入力サブルー
チンプログラムでは、S23により、台番号情報の入力
があったか否かの判断がなされる。そして、島用管理コ
ンピュータ350から台番号情報が送信されてくればS
24に進み、その送信されてきた台番号情報が設定番号
と一致するか否かの判断がなされる。そして一致しなけ
ればそのままサブルーチンプログラムが終了する。一
方、台番号設定スイッチ8(図2参照)より入力設定さ
れた台番号と島用管理コンピュータ350から送信され
てきた台番号とが一致した場合にはS24によりYES
の判断がなされてS25に進み、その入力された遊技条
件情報を記憶する処理がなされる。
【0084】図13,図14は、持点制御用マイクロコ
ンピュータの制御動作を示すフローチャートである。図
13(A)は、持点遊技開始制御サブルーチンプログラ
ムを示すフローチャートである。S1により、共通カー
ドユニットからカード情報の入力があったか否かの判断
がなされる。そして、共通カード250がカード挿入・
排出口101に挿入されてその挿入カードの記録情報が
読取られて共通カードユニット100から送信されてく
れば、S2に進み、その挿入された共通カードに記録さ
れている遊技条件記録情報と前記S25に従って記憶さ
れた条件設定記憶内容とを比較する処理がなされ、S3
により、その比較した結果、遊技開始条件を満足するか
否かの判断がなされる。このS3の判断は、たとえば、
図11(C)のように持点使用条件が02すなわち種別
番号が同じ場合に使用可能となるように設定された遊技
機の場合には、持点の使用に関しては種別が同じ場合に
使用が許容されるように設定されているため、挿入され
た共通カード250に記録されている遊技条件情報のう
ち種別データが「01」である場合にのみ、S3により
YESの判断がなされることとなる。
【0085】S3によりYESの判断がなされた場合に
はS4に進み、カード読取時情報を島用管理コンピュー
タ350に出力する処理がなされる。そして、島用管理
コンピュータ350では、そのカード読取時情報をホー
ル用管理コンピュータ270に出力する。ホール用管理
コンピュータ270では、その送信されてきたカード読
取時情報に基づいて、前述した背番号管理を行ない、そ
の読取ったカード情報が予め記憶されているものと一致
するか否かの照合判断処理を行なう。そして、その照合
結果を島用管理コンピュータ350を介して持点制御用
マイクロコンピュータ92に返信する。持点制御用マイ
クロコンピュータ92では、その返信されてきた照合結
果情報の入力があればS5によりYESの判断がなさ
れ、S6に進み、照合結果情報が使用可能情報であるか
否かの判断がなされる。使用可能情報である場合にはS
7に進み、最終遊技持点があるか否かの判断がなされ、
ある場合にはS8に進み、打球発射ユニット53が能動
化されて最終遊技持点の使用による遊技が許容される。
【0086】一方、S3により遊技開始条件を満足して
いない場合およびS6により使用可能情報でなかった場
合にはS9に進み、打球発射ユニット53が能動化され
ることなく最終遊技持点を使用しての遊技が禁止され
る。
【0087】図13(B)は、大当り終了時制御サブル
ーチンプログラムを示すフローチャートである。S10
により、遊技制御用マイクロコンピュータ115からの
大当り信号の立下がりを検出したか否かの判断がなさ
れ、検出した場合にはS11に進み、条件設定が01
(大当りが終了しても遊技続行可能状態)になっている
か否かの判断がなされ、なっている場合にはそのままサ
ブルーチンプログラムが終了するが、なっていない場合
にはS12に進む。S12では、遊技続行許容状態にな
っているか否かの判断がなされる。この遊技続行許容状
態とは、前記可変表示装置29の表示結果が特定の表示
態様のうちの予め定められた特別の表示態様(いわゆる
ラッキーナンバー)となっている状態を意味する。ラッ
キーナンバーとは遊技場が予め定めた番号のことであ
り、可変表示装置29の表示結果がこのラッキーナンバ
ーで大当りになれば、或る特典が遊技者に与えられる。
そしてこのラッキーナンバーになっている場合には、大
当り制御が終了した段階で持点を景品交換することなく
そのまま使用して遊技を続行できるように定められてい
る。そのために、S12によりYESの判断がなされた
場合にはそのサブルーチンプログラムが終了する。一
方、S12よりNOの判断がなされた場合にはS13に
進み、打球発射が不能動化されて遊技不能状態に制御さ
れる。
【0088】なお、定量打止(たとえば差玉数4000
個で打止)の場合にはホール用管理コンピュータから打
止信号が入力され、その入力信号に基づいて打球発射が
不能動化されて遊技不能状態となる。
【0089】図14(A)は、解除操作検出サブルーチ
ンプログラムを示すフローチャートである。S14によ
り、解除操作があったか否かの判断がなされる。そし
て、リセットキースイッチ11が操作されてリセット操
作検出器11aからの検出信号が導出されれば、S14
によりYESの判断がなされS15に進み、打球発射不
能状態になっているか否かの判断がなされる。そして打
球発射不能状態になっている場合にはS16に進み、そ
の打球発射不能状態が解除される。
【0090】一方、S15により打球発射不能状態にな
っていないと判断された場合にはS17に進み、遊技続
行許容状態(S12参照)であるか否かの判断がなさ
れ、遊技続行許容状態中であると判断された場合にはS
19に進み、遊技続行許容状態が解除される。一方、S
17によりNOの判断がなされた場合にはS18に進
み、遊技続行許容状態に制御される。このサブルーチン
プログラムにより、大当り終了時条件設定が02であり
ラッキーNo.以外の大当りが終了して打球発射不能状
態でリセットキー11が操作されれば打球発射不能状態
が解除される。また、ラッキーナンバーの大当り制御が
終了して引続き遊技の続行が許されている状態のときに
リセットキー11が操作された場合(たとえば遊技続行
許容状態でアンラッキーナンバーが可変表示装置29に
より表示された場合等に操作される)には大当りの終了
後は遊技が続行できない状態となる。さらに、遊技続行
許容状態でない通常の遊技が行なわれているときにリセ
ットキー11が操作されれば、遊技続行許容状態とな
り、常にS12によりYESの判断がなされ、大当りが
終了しても無条件で継続遊技が可能となる。なお、遊技
続行許容状態への切換えについては大当り中であること
を条件とし、通常状態では切換不能としてもよい。
【0091】図14(B)は、遊技続行許容表示サブル
ーチンプログラムを示すフローチャートである。S20
は、遊技続行許容状態であるか否かの判断がなされ、あ
る場合にはS21に進み、遊技続行許容表示器12を点
灯制御し、遊技続行許容状態でないと判断された場合に
はS22に進み、遊技続行許容表示器12を消灯させ
る。
【0092】次に、以上説明した実施例の特徴あるいは
変形例等を以下に列挙する。 (1) 図1,図2において、前記リセットキースイッ
チ11により、前記遊技機による遊技の続行を許容する
操作を行なうための遊技続行操作手段が構成されてい
る。リセット操作検出器11aにより、前記遊技続行操
作手段による操作が行なわれたことを検出する操作検出
手段が構成されている。遊技続行許容表示器12によ
り、後述する遊技続行許容手段により遊技の続行が許容
されている旨を表示する遊技続行許容表示手段が構成さ
れている。この遊技続行許容表示手段の働きにより、遊
技の続行が許容されているか否かを係員が容易に確認で
きる効果が奏される。
【0093】共通カードユニット100により、遊技者
の購入代金の対価としての共通有価価値が特定可能な情
報が記録され複数の遊技場で共通に使用可能な共通記録
媒体の記録情報を読取り、該記録情報により特定可能な
共通有価価値を使用して前記遊技機による遊技を可能に
する共通記録媒体処理手段が構成されている。打球発射
ユニット53により、前記遊技領域に打玉を弾発発射可
能な打球発射手段が構成されている。前記入賞玉検出器
74により、前記遊技領域に形成された入賞領域に入賞
した入賞玉を検出する入賞玉検出手段が構成されてい
る。前記データ変換装置380により、遊技機から出力
されたパラレルデータをシリアルデータに変換してデー
タ管理装置(島用管理コンピュータ350,ホール用管
理コンピュータ270)に出力するデータ変換手段が構
成されている。遊技機とデータ管理装置の間のデータ伝
送をシリアルデータで伝送することにより、遊技機の台
数が多くなっても、伝送線の本数を少なくすることがで
きる。
【0094】(2) 図3〜図5において、引落スイッ
チ23,検出回路134,共通カードユニット制御用マ
イクロコンピュータ126により、前記共通記録媒体処
理手段により読取られた前記記録情報により特定される
前記共通有価価値の一部を引落とす条件が成立したこと
を検出する共通有価価値引落条件検出手段が構成されて
いる。前記共通カードユニット制御用マイクロコンピュ
ータ126により、前記共通有価価値引落条件検出手段
の検出出力に基づいて、一部引落とされた後の前記共通
有価価値を演算する共通有価価値演算手段が構成されて
いる。また、持点演算制御用マイクロコンピュータ92
により、前記遊技機の遊技状態に応じて変動する遊技結
果価値を演算する手段であって、前記共通有価価値引落
条件検出手段の検出出力に基づいて一部引落された共通
有価価値に相当する価値を加算し、前記打球発射手段に
よる打玉の発射を検出する玉発射検出手段の検出出力に
基づいて所定の大きさの価値を加算する遊技結果価値演
算手段が構成されている。
【0095】前記遊技制御用マイクロコンピュータ11
5により、遊技機の遊技状態を制御する遊技制御手段が
構成されている。遊技制御手段に含まれているROM1
16により、遊技機の遊技状態を制御するための制御用
プログラムを記憶している記憶手段が構成されている。
そして、前記遊技機は、遊技領域に打込まれた打玉の入
賞する入賞箇所に応じて付与される有価価値の大きさが
異なる。そして、前記ROM116からなる記憶手段
は、打玉の入賞箇所に応じて付与される加算有価価値の
大きさを記憶している。
【0096】前記ホール用管理コンピュータ270によ
り、前記遊技結果価値が特定可能な情報が記録された記
録媒体の記録情報により特定される遊技結果価値が適正
か否か管理する遊技結果価値管理手段が構成されてい
る。前記島用管理コンピュータ350により、遊技機設
置島に設置されている複数の遊技機単位で情報管理を行
なう島内情報管理手段が構成されている。
【0097】(3) 共通カード250により、遊技者
の購入代金の対価としての共通有価価値が特定可能な情
報が記録され複数の遊技場で共通に使用可能な共通記録
媒体が構成されている。なお、共通カード250にカー
ド残額からなる共通有価価値を直接記録させる代わりに
または直接記録させることに加えて、共通カード発行会
社のホストコンピュータにカード番号等の共通記録媒体
識別情報とともに前記共通有価価値を記憶させ、共通記
録媒体使用時において、その共通記録媒体に記録されて
いる前記共通記録媒体識別情報に基づいて前記ホストコ
ンピュータが共通有価価値を割り出し、その割り出され
た共通有価価値を使用して遊技を可能にするといういわ
ゆる背番号管理を行なってもよい。さらに、共通カード
250は、磁気カードに限らず、たとえばICカードで
構成してもよく、さらには光ディスクメモリを利用した
カードであってもよい。 (4) 図7,図9ないし図14においてSA9,SA
10ならびに種別キー290により、複数の遊技機毎に
定められる遊技機用識別情報を遊技機複数台分一括して
設定可能な遊技機識別情報一括設定手段が構成されてい
る。SA15,SA16ならびに持点使用キー292に
より、或る遊技機による遊技の結果としての遊技結果価
値を使用して遊技が開始される際に、その遊技を開始し
ようとしている遊技機による遊技の開始を許容する条件
を、遊技機複数台分一括して設定可能な遊技開始条件一
括設定手段が構成されている。SA17,SA18なら
びに大当り終了キー293により、遊技機による遊技を
続行させない遊技終了条件を遊技機複数台分一括して設
定可能な遊技終了条件一括設定手段が構成されている。
【0098】前述した遊技機種別情報,遊技開始条件,
遊技終了条件は、遊技用管理装置の一例のホール用管理
コンピュータ270のキーボード285から入力され
る。ゆえに、前記遊技機種別情報一括設定手段,遊技開
始条件一括設定手段,遊技終了条件一括設定手段の各設
定手段は、遊技用管理装置に設けられている。その結
果、所定の範囲の遊技条件を一括して設定できるので、
設定作業が行ないやすくなる。
【0099】なお、前述した各設定手段は、前記島用管
理コンピュータ350からなる島内管理手段に設けても
よく、あるいは島内管理手段以外の遊技機設置島の所定
箇所に遊技条件設定装置を設け、その遊技条件設定装置
に前記各設定手段を設けるようにしてもよい。このよう
に構成すれば、遊技機設置島ごとの遊技条件を一括して
設定できるので、設定作業が行ないやすくなる。なお、
島用管理コンピュータ350を用いることなく、データ
変換装置380とホール用管理コンピュータ270との
間で直接データのやり取りをするようにしてもよい。ま
た、データ変換装置380を用いずに、遊技機と島用管
理コンピュータ350あるいはホール用管理コンピュー
タ270との間でパラレルデータのままの形でデータの
送受信を行なってもよい。また、遊技機からシリアルデ
ータの形でデータの入出力ができるようにし、シリアル
データの形で島用管理コンピュータ350あるいはホー
ル用管理コンピュータ270との間でデータのやり取り
をするように構成してもよい。
【0100】前記S12により、前記遊技続行操作手段
による操作が行なわれたことを検出する操作検出手段の
検出出力があった場合に、前記遊技終了条件一括設定手
段により設定された遊技終了条件が成立したにもかかわ
らず前記遊技機による遊技の続行を許容する遊技続行許
容手段が構成されている。前記遊技続行許容操作手段と
操作検出手段と遊技続行許容手段との働きにより、遊技
終了条件一括設定手段では対応しきれないような営業形
態の遊技場であっても対応することが可能となる。前記
遊技続行許容表示器12,S21により、前記遊技続行
許容手段により遊技が続行された旨を表示する遊技続行
許容表示手段が構成されている。これにより、遊技の続
行が許容されているか否かを係員が容易に確認できる。
前記S2,S3により、前記遊技結果価値を特定可能な
情報が記録された記録媒体の記録情報によって特定され
る前記遊技結果価値を使用して遊技機により遊技を行な
う際に、該遊技機についての前記遊技開始条件一括設定
手段で設定された遊技開始条件と前記遊技結果価値を取
得した遊技機についての前記遊技機識別情報一括設定手
段により設定された遊技機用識別情報とを比較し、該遊
技機用識別情報が前記遊技開始条件を満足するか否かを
判別する遊技開始許否判別手段が構成されている。そし
て、S8により、前記遊技開始許否判別手段により遊技
の開始を許容してよい旨の判別が行なわれた場合に遊技
を許容する遊技許容手段が構成されている。S9によ
り、前記遊技開始許否判別手段により遊技の開始を許さ
れない旨の判別が行なわれた場合に遊技を禁止する遊技
禁止手段が構成されている。
【0101】S4により、前記遊技結果価値管理手段に
よる適否判定に必要となる情報を送信する情報送信手段
が構成されている。S5により、前記遊技結果価値管理
手段の判定結果の入力があったか否かを判別する判定結
果情報入力判別手段が構成されている。S6〜S8によ
り、前記遊技結果価値管理手段から送信されてきた判定
結果が適正であった場合にその遊技結果価値を使用して
の遊技を許容する遊技許容手段が構成されている。
【0102】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、その
遊技場における営業形態に合わせて遊技開始条件と遊技
終了条件とを入力設定でき、遊技場における様々な営業
形態に対応することのできる遊技用装置を提供し得る。
しかも、前記遊技開始条件と遊技終了条件とが、遊技機
複数台分一括して設定可能であるために、設定作業が行
ないやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機および共通カードユニットを示
す正面図である。
【図2】パチンコ遊技機および共通カードユニットの一
部内部構造を示す背面図である。
【図3】持点制御用マイクロコンピュータと遊技制御用
マイクロコンピュータおよびそれらの周辺機器の制御回
路を示すブロック図である。
【図4】持点制御用マイクロコンピュータと遊技制御用
マイクロコンピュータおよびそれらの周辺機器の制御回
路を示すブロック図である。
【図5】共通カードユニット制御用マイクロコンピュー
タと持点制御用マイクロコンピュータおよびそれらの周
辺機器の制御回路を示すブロック図である。
【図6】遊技場におけるデータの流れを説明するための
説明図である。
【図7】ホール用管理コンピュータの構成を示す構成図
である。
【図8】共通カードを示す正面図である。
【図9】ホール用管理コンピュータの番号設定操作サブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図10】ホール用管理コンピュータの番号設定操作サ
ブルーチンを示すフローチャートである。
【図11】ホール用管理コンピュータのCRTの画面図
である。
【図12】(A)は島用管理コンピュータの遊技条件情
報入力サブルーチンプログラムを示すフローチャートで
あり、(B)は島用管理コンピュータの遊技条件情報出
力サブルーチンプログラムを示すフローチャートであ
り、(C)は持点制御用マイクロコンピュータの遊技条
件情報入力サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図13】持点制御用マイクロコンピュータの制御動作
を示し、(A)は持点遊技開始制御サブルーチンプログ
ラムを示すフローチャートであり、(B)は大当り終了
時制御サブルーチンプログラムを示すフローチャートで
ある。
【図14】持点制御用マイクロコンピュータの制御動作
を示し、(A)は解除操作検出サブルーチンプログラム
を示すフローチャートであり、(B)は遊技続行許容表
示サブルーチンプログラムを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1は遊技機の一例のパチンコ遊技機、100は共通記録
媒体処理手段の一例の共通カードユニット、8は台番号
設定スイッチ、11はリセットキースイッチ、11aは
リセット操作検出器、12は遊技続行許容表示器、29
0は遊技機種別情報一括設定手段の一部を構成する種別
キー、292は遊技開始条件一括設定手段の一部を構成
する持点使用キー、293は遊技終了条件一括設定手段
の一部を構成する大当り終了キーである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者が操作可能な遊技機を含む遊技用
    装置であって、 複数の遊技機毎に定められる遊技機用識別情報を、遊技
    機複数台分一括して設定可能な遊技機識別情報一括設定
    手段と、 或る遊技機による遊技の結果としての遊技結果価値を使
    用して遊技が開始される際に、その遊技を開始しようと
    している遊技機による遊技の開始を許容する条件を、遊
    技機複数台分一括して設定可能な遊技開始条件一括設定
    手段と、 前記遊技機による遊技を続行させない遊技終了条件を、
    遊技機複数台分一括して設定可能な遊技終了条件一括設
    定手段とを含むことを特徴とする、遊技用装置。
JP25089994A 1994-10-17 1994-10-17 遊技用装置 Withdrawn JPH08112423A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25089994A JPH08112423A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 遊技用装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25089994A JPH08112423A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 遊技用装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08112423A true JPH08112423A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17214691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25089994A Withdrawn JPH08112423A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 遊技用装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08112423A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001170344A (ja) * 1999-12-16 2001-06-26 Sankyo Kk 遊技用表示装置
JP2004089395A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Sankyo Kk 遊技台管理装置
JP2007136168A (ja) * 1997-12-26 2007-06-07 Neuron:Kk 遊技情報データ読取処理装置
JP2007136167A (ja) * 1997-12-26 2007-06-07 Neuron:Kk 遊技情報データ読取処理装置
JP2007136165A (ja) * 1997-12-26 2007-06-07 Neuron:Kk 信号変換装置
JP2007136169A (ja) * 1997-12-26 2007-06-07 Neuron:Kk 遊技情報データ読取処理装置
JP2014121484A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Electronic Authentication System Association 遊技システム用の中継装置および遊技システム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007136168A (ja) * 1997-12-26 2007-06-07 Neuron:Kk 遊技情報データ読取処理装置
JP2007136167A (ja) * 1997-12-26 2007-06-07 Neuron:Kk 遊技情報データ読取処理装置
JP2007136165A (ja) * 1997-12-26 2007-06-07 Neuron:Kk 信号変換装置
JP2007136169A (ja) * 1997-12-26 2007-06-07 Neuron:Kk 遊技情報データ読取処理装置
JP2001170344A (ja) * 1999-12-16 2001-06-26 Sankyo Kk 遊技用表示装置
JP4539893B2 (ja) * 1999-12-16 2010-09-08 株式会社三共 遊技用表示装置
JP2004089395A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Sankyo Kk 遊技台管理装置
JP2014121484A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Electronic Authentication System Association 遊技システム用の中継装置および遊技システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4999233B2 (ja) 遊技システム
JP4404242B2 (ja) 遊技用システム
JP2013106943A (ja) 各台装置、遊技システム及び遊技性能変更方法
JP5568715B2 (ja) 弾球遊技機
JPH10137430A (ja) 遊技用装置
JP4175524B2 (ja) 遊技用装置
JPH10113446A (ja) 遊技用装置
JP4183769B2 (ja) 遊技用装置
JPH08112423A (ja) 遊技用装置
JPH0919551A (ja) 遊技機
JPH105417A (ja) 遊技情報媒体および遊技データ表示装置
JP2019180453A (ja) 遊技場用システム
JP3859741B2 (ja) 遊技機
JP4145368B2 (ja) 情報読出システム
JPH10118291A (ja) 情報中継装置
JP3862296B2 (ja) 遊技用装置
JP4083822B2 (ja) 弾球遊技機
JPH0898948A (ja) 遊技用装置
JPH08107975A (ja) 遊技用装置
JP4183770B2 (ja) 遊技用システム
JPH0898947A (ja) 遊技用記録媒体および遊技用装置
JP4111564B2 (ja) 遊技用装置
JPH0898946A (ja) 遊技用装置
JP2009207828A (ja) 遊技システム
JP2003190572A (ja) 遊技用システム

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20051003