JP2006075492A - 遊技媒体管理システム - Google Patents

遊技媒体管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006075492A
JP2006075492A JP2004265328A JP2004265328A JP2006075492A JP 2006075492 A JP2006075492 A JP 2006075492A JP 2004265328 A JP2004265328 A JP 2004265328A JP 2004265328 A JP2004265328 A JP 2004265328A JP 2006075492 A JP2006075492 A JP 2006075492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medals
game medium
player
medal
returned
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004265328A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Watanabe
利章 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SNK Playmore Corp
Original Assignee
SNK Playmore Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SNK Playmore Corp filed Critical SNK Playmore Corp
Priority to JP2004265328A priority Critical patent/JP2006075492A/ja
Publication of JP2006075492A publication Critical patent/JP2006075492A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

【課題】 遊技者に対して預かった遊技媒体を返却する際に、遊技者に対して期待感を与えることで、ゲーム性を備えた遊技媒体管理システムを提供することにある。
【解決手段】 遊技者から預かった遊技媒体の数を記憶する記憶手段(データベース24)を備え、前記記憶手段に記憶された数のうち遊技者からの所望返却数(例えばメダル500枚)を受け付けて、遊技媒体の返却を行う遊技媒体管理システムにおいて、その所望返却数に対して返却されうる遊技媒体の数は、複数種類(例えばメダル450枚,500枚,550枚)設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図9

Description

本発明は、遊技者からパチンコ玉,メダルなどの遊技媒体を一時的に預かるとともに、遊技者の要求に応じてその遊技媒体を返却する遊技媒体管理システムに関するものである。
一般に、ホールと呼ばれる遊技店内には、複数台のパチンコ機やスロットマシンが列設されている。そして、パチンコ玉を遊技媒体とするパチンコ機ばかりが列設された区画(島)では、2台のパチンコ機の間に玉払出機を介在させ、メダルを遊技媒体とするスロットマシンばかりが列設された区画(島)では、2台のスロットマシンの間にメダル払出機を介在させている。
近年、獲得したパチンコ玉やメダルをホールに預けておき、再度遊技を行う際に、玉払出機やメダル払出機に設けられたカード挿入口に会員カードを挿入することで、預けておいたパチンコ玉やメダルの返却を受けることができる遊技媒体管理システムが登場してきている。
例えば、特許文献1に開示された貯玉システムによれば、遊技者はまず、獲得したパチンコ玉を玉計数装置によって計数する。そうすると、その計数結果が貯玉カードと対応づけられた貯玉情報として自動的にサーバ等に記憶される。そして、遊技者が次回遊技を行うときには、玉貸出装置にその貯玉カードを挿入し、暗証番号を入力する。そうすると、上述した計数結果の範囲内で遊技者からの所望返却数を受け付けて、その所望返却数分だけパチンコ玉の返却が行われることとなる。
特開平10−85434(段落[0002]〜[0003])
しかしながら、特許文献1に開示された貯玉システムのように、いつも遊技者からの所望返却数のパチンコ玉が返却される従来のシステムでは、面白みに欠ける。すなわち、従来の遊技媒体管理システムでは、1000個のパチンコ玉をホールに預けている場合において、500個のパチンコ玉の返却を希望するときには500個のパチンコ玉の返却がなされ、1000個のパチンコ玉の返却を希望するときには1000個のパチンコ玉の返却がなされる、といったように、遊技媒体を返却する際に遊技者に対して期待感を与えることもなく、ゲーム性に乏しいものであった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技者に対して、預かった遊技媒体を返却する際にゲーム性を備えた遊技媒体管理システムを提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明は、以下のものを提供する。
(1) 遊技者から預かった遊技媒体の数を記憶する記憶手段を備え、前記記憶手段に記憶された数のうち遊技者からの所望返却数を受け付けて、遊技媒体の返却を行う遊技媒体管理システムにおいて、前記所望返却数に対して返却されうる遊技媒体の数は、複数種類設けられていることを特徴とする遊技媒体管理システム。
本発明によれば、遊技者から預かった遊技媒体を記憶するとともに、遊技者からの所望返却数(例えばパチンコ玉500個)を受け付けて、遊技媒体の返却を行う遊技媒体管理システムにおいて、その所望返却数に対して返却されうる遊技媒体の数は、複数種類(例えばパチンコ玉450個,500個,550個など)設けられているので、遊技者は、自己の所望返却数とは異なる数(例えばパチンコ玉550個)の遊技媒体の返却を受けることができる場合がある。
従って、遊技媒体を返却する際に遊技者に対して期待感を与えることができ、遊技者の要求に応じてその遊技媒体を返却する遊技媒体管理システム自体にゲーム性をもたせることができる。
ここで、「所望返却数」とは、預けた遊技媒体の数のうち遊技者が返却を希望する数をいう。そして、この「所望返却数」を遊技媒体管理システムが「受け付け」ると、上述した記憶手段に記憶された数から「所望返却数」が減算されることになる一方で、遊技者は、この「所望返却数」或いはそれより多い(少ない)数の遊技媒体の返却を受けることができる。
(2) 前記遊技媒体管理システムは、さらに、予め定めた複数種類の遊技媒体返却数の中からいずれかを選択するための参照テーブルを記憶するテーブル記憶手段と、前記参照テーブルを参照して抽選を行う抽選手段と、を備え、前記所望返却数に対して返却されうる遊技媒体の数は、前記抽選手段の抽選結果として決定されることを特徴とする(1)記載の遊技媒体管理システム。
本発明によれば、上述した遊技媒体管理システムは、さらに、予め定めた複数種類の遊技媒体返却数の中からいずれかを選択するための参照テーブルを記憶するテーブル記憶手段と、その参照テーブルを参照して抽選を行う抽選手段と、を備え、上述した所望返却数に対して返却されうる遊技媒体の数は、その抽選手段の抽選結果として決定されることとしたから、例えば、本発明をスロットマシンに適用し、預け入れた200枚のうち50枚のメダル返却を遊技者が希望する場合において、通常は50枚のメダルが返却されるところ、抽選に当選すれば70枚のメダルが返却され、抽選に外れれば30枚のメダルが返却されることになる、といったように、遊技媒体管理システム自体にゲーム性をもたせることができる。
ここで、「抽選手段」によって行われる抽選は、当たり外れの抽選であってもよいし、1等に当選した場合には80枚のメダルが返却され、2等に当選した場合には70枚のメダルが返却されるといったように、当選順位を定めた抽選であってもよい。
また、遊技媒体管理システムに100枚預けたときよりも200枚預けたときの方が、遊技者からの所望返却数より多いメダル枚数の当選確率を高くすることもできる。これにより、遊技者が遊技媒体をホールに預けることを促すことができ、その結果、例えば景品交換(金銭交換)用の資金をホール運用資金に回すことも可能になる。
(3) 前記テーブル記憶手段には、遊技媒体返却数ごとに定められた当選確率が互いに異なるようにして形成された複数の参照テーブルが記憶されており、前記抽選手段が抽選の際に参照する参照テーブルを、前記複数の参照テーブルのうちのいずれかから選択して設定するためのテーブル設定手段を備えることを特徴とする(2)記載の遊技媒体管理システム。
本発明によれば、上述したテーブル記憶手段には、遊技媒体返却数ごとに定められた当選確率が互いに異なるようにして形成された複数の参照テーブルが記憶されており、遊技媒体管理システムに、上述した抽選手段が抽選の際に参照する参照テーブルを、これら複数の参照テーブルのうちのいずれかから選択して設定するためのテーブル設定手段を備えることとしたから、外部から当選確率をある程度コントロールすることができるようになり、その結果、遊技媒体管理システム自体のゲーム性を高めるとともに、ホール経営に資することになる。
(4) 前記遊技媒体管理システムは、さらに、前記所望返却数に対して返却されうる遊技媒体の数を一種類とする第1モードと、前記所望返却数に対して返却されうる遊技媒体の数を複数種類とする第2モードと、を切り替えるモード切替手段を備えることを特徴とする(1)から(3)のいずれか記載の遊技媒体管理システム。
本発明によれば、遊技媒体管理システムに、上述した所望返却数に対して返却されうる遊技媒体の数を一種類とする第1モード(通常モード)と、上述した所望返却数に対して返却されうる遊技媒体の数を複数種類とする第2モード(ギャンブルモード)と、を切り替えるモード切替手段を設けることとしたから、通常モードを希望する遊技者とギャンブルモードを希望する遊技者双方の意思を考慮しつつ、遊技媒体管理システム自体のゲーム性を高めることができる。
(5) 前記遊技媒体管理システムは、さらに、前記第2モードであるときに所定の演出を行う演出手段を備えることを特徴とする(4)記載の遊技媒体管理システム。
本発明によれば、遊技媒体管理システムに、上述した第2モード(ギャンブルモード)であるときに所定の演出を行う演出手段を設けることとしたから、ギャンブルモード発動時に、音や光の演出を行って遊技の興趣を高めることができる。
(6) 遊技者から預かった遊技媒体の数を記憶する記憶手段を備え、前記記憶手段に記憶された数のうち遊技者からの所望返却数を受け付けて、遊技媒体の返却を行う遊技媒体管理システムにおいて、景品に関する抽選を行う景品抽選手段を備え、前記所望返却数に対して返却されうる遊技媒体に代えて、前記景品抽選手段の抽選結果として景品引換券が払い出されることを特徴とする遊技媒体管理システム。
本発明によれば、遊技者から預かった遊技媒体を記憶するとともに、遊技者からの所望返却数(例えばパチンコ玉500個)を受け付けて、遊技媒体の返却を行う遊技媒体管理システムにおいて、景品に関する抽選を行う景品抽選手段を備えており、その所望返却数に対して返却されうる遊技媒体(例えばパチンコ玉500個)に代えて、この景品抽選手段の抽選結果として景品引換券(例えばハワイ旅行券)が払い出されることとしたから、遊技者は、所望返却数の遊技媒体返却を断念する代わりに、抽選に当選すれば所定の景品引換券を獲得することができ、ひいては遊技媒体管理システム自体のゲーム性を高めることができる。
以上説明したように、本発明は、遊技者からの所望返却数を受け付けて、遊技媒体の返却を行う遊技媒体管理システムにおいて、その所望返却数に対して返却されうる遊技媒体の数は、複数種類設けられているので、遊技媒体を返却する際に遊技者に対して期待感を与えることができ、その結果、遊技媒体管理システム自体にゲーム性をもたせることが可能になる。
[遊技媒体管理システムの概要]
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムの構成を概念的に示す図である。
なお、図1では、本発明を、メダルを遊技媒体とするスロットマシンについて適用することとしたが、本発明はこれに限られず、パチンコ玉を遊技媒体とするパチンコ機にも適用可能である。
図1において、本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムは、統合的な制御を司る島管理装置10と、遊技者から預かるメダルの枚数を計数する計数機11と、スロットマシンと共に列設され、預かったメダルを遊技者に対して返却するメダル払出機12と、から構成される。そして、計数機11及びメダル払出機12は、それぞれ島管理装置10に電気的に接続されている。
なお、図1では、計数機11及びメダル払出機12は、島管理装置10に直接接続されているが、複数の計数機11及び複数のメダル払出機12から島管理装置10へのデータ転送を適切に行うために、例えばデータを一時的に蓄えるバッファとしての中継装置を介在させることとしてもよい。
図1に示す遊技媒体管理システムの概要について説明すると、計数機11で遊技者から預かるメダルの数が計数され、その計数データが島管理装置10に転送され、島管理装置10内のデータベース24(図4参照)が更新される。そして、遊技者が預けたメダルの返却を希望する場合には、スロットマシンに隣接するメダル払出機12が操作されることによって、預けたメダル枚数の範囲内でメダルの返却が行われる。
ここで、遊技者は、メダル払出機12に設けられたモード切替ボタン45(図3参照)を操作することによって、ギャンブルモードにおけるメダル返却を受けることができる。より具体的には、遊技者がモード切替ボタン45を操作すると、通常モードからギャンブルモードに切り替わる。そして、このギャンブルモードにおいて遊技者が所望返却数選択ボタン44(図3参照)を操作すると、島管理装置10においてメダル返却枚数に関する抽選が行われ、抽選結果に基づき実際に返却されるメダルの枚数が設定され、設定された枚数のメダルの返却がなされることとなる。なお、モード切替ボタン45や所望返却数選択ボタン44が設けられたメダル払出機12の詳細については、[メダル払出機]において説明する。
図2は、本発明の他の実施の形態に係る遊技媒体管理システムの構成を概念的に示す図である。
図2において、本発明の他の実施の形態に係る遊技媒体管理システムは、上述した島管理装置10,計数機11,メダル払出機12に加え、POS端末13から構成され、そのPOS端末13は、島管理装置10に電気的に接続されている。なお、上述同様、POS端末13が複数あれば、バッファとしての中継装置を介在させることとしてもよい。
図2に示す遊技媒体管理システムの概要について説明すると、計数機11で遊技者から預かったメダルの数が計数され、その計数データが島管理装置10に転送され、島管理装置10内のデータベース24(図4参照)が更新される。そして、遊技者がメダルの返却に代えて景品の提供を希望する場合には、遊技者がPOS端末13上で所定の操作をすることを契機として、島管理装置10において景品に関する抽選が行われ、抽選に当選したときには所定の景品引換券が払い出される(発券される)。遊技者は、POS端末13で発行される景品引換券を景品交換所に持参することで、所定の景品を受け取ることができる。
[メダル払出機]
図3は、本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムにおけるメダル払出機12を正面から見た拡大図である。
図3において、メダル払出機12の正面には、スピーカ53,情報表示装置46,カードリーダライタ48,所望返却数選択ボタン44,LCD52,モード切替ボタン45,メダル放出機構47が設けられている。なお、図示していないが、一般的にはメダル払出機12には現金投入口が設けられ、遊技者は、メダルを預けていない場合であっても、この現金投入口への現金(例えば1000円札)投入によってメダルの貸出を受けることができる。
情報表示装置46は、例えば7セグメントのLEDからなり、メダルの返却可能枚数(返却可能メダル枚数)やエラーコードなどが表示される。例えば、預けているメダル枚数が200枚であって、遊技者からの所望返却数が50枚である場合において、遊技者によって所望返却数選択ボタン44が操作されると(右側の所望返却数選択ボタン44が押されると)、残りの返却可能メダル枚数は150(=200−50)枚となり、情報表示装置46には「150」が表示される。
所望返却数選択ボタン44は、返却を希望するメダル枚数を決定するボタンであり、左側の所望返却数選択ボタン44は100枚のメダル枚数、右側の所望返却数選択ボタン44は50枚のメダル枚数が対応付けられている。従って、例えば70枚のメダルの返却が可能である場合において、左側の所望返却数選択ボタン44が押されると、70枚のメダルが一度に返却され、情報表示装置46には「0」が表示される。また、例えば70枚のメダルの返却が可能である場合において、右側の所望返却数選択ボタン44が押されると、50枚のメダルが一度に返却され、情報表示装置46には「20」が表示される。なお、例えば40枚のメダルの返却が可能である場合において、左側又は右側の所望返却数選択ボタン44が押されると、40枚のメダルが一度に返却され、返却可能メダル枚数40枚より多くのメダルが返却されることはない。また、左側又は右側の所望返却数選択ボタン44をX回連続して操作すると、返却対象となるメダル枚数がX倍されることとなる。
メダル放出機構47は、メダル払出口及びメダル受け皿、並びにこれらの裏側に配備されたメダルタンク,ホッパー,フレーム,メダル残量検出センサーなどから構成されており、ホッパーから所定枚数のメダルを1枚ずつ払い出す(返却する)ことができるようになっている。
モード切替ボタン45は、所望返却数に対して返却されうる遊技媒体の数を一種類とするモード(通常モード)と、所望返却数に対して返却されうる遊技媒体の数を複数種類とするモード(ギャンブルモード)と、を切り替えるものであって、1度押せば、他方のモードに切り替わる。これにより、遊技者は、通常モードとギャンブルモードのいずれかのモードを自主的に選択できる。なお、図3では1個のモード切替ボタン45を設けているが、それぞれのモードに対応する2個のボタンを設けたり、選択スイッチを設けたりすることによって、2つのモードを切り替えるようにしてもよい。
LCD52は、メダルの返却に関する様々な画像を表示するものである。例えば、通常モードであるときは「挑戦者求む!」の文字がLCD52に静的に表示されており(図3参照)、モード切替ボタン45の操作によってギャンブルモードに切り替わると、ギャンブルモードであることを遊技者に対して告知する告知演出画像が表示されたり、ギャンブルモードにおけるメダル返却枚数に関する抽選結果が表示されたり、その抽選結果に対する期待感を膨らませるような演出画像・演出文字が表示されたりする。また、LCD52における所定の演出に伴い、ギャンブルモードにおけるメダル返却枚数に関する抽選を盛り上げる効果音がスピーカ53から発せられる。
なお、図3では、ギャンブルモードであるときに、LCD52及びスピーカ53の双方で所定の演出を行うこととしたが、勿論、LCD52又はスピーカ53のいずれか一方で所定の演出を行うこととしてもよい。また、LCD52による所定の演出の詳細については、[ギャンブルモード]において後述する。
カードリーダライタ48は、カード挿入口から挿入された会員識別カードの識別IDを読み取る機能(リード機能)及び所定のデータを書き込む機能(ライト機能)の双方を有している。また、このカードリーダライタ48のカード挿入口に挿入される会員識別カードは、例えば磁気記憶部が設けられた合成樹脂製のカードであって、識別IDを予め磁気データとして記憶している。
以上説明したようなメダル払出機12によれば、遊技者は、次の手順に従って、ギャンブルモードにおけるメダル返却を受けることができる。まず、モード切替ボタン45を押すことによってギャンブルモードに切り替える。次に、メダル払出機12のカードリーダライタに会員識別カードを挿入する(このとき、情報表示装置46に返却可能メダル枚数が表示される)。そして、遊技者が返却を希望するメダル枚数に対応する所望返却数選択ボタン44を押す。そうすると、ギャンブルモードにおけるメダル返却枚数に関する抽選が行われる。その後、LCD52において様々な演出画像とともに抽選結果(メダル返却枚数)が表示され、当該メダル返却枚数分だけメダルの返却が行われる。
[電気的構成]
図4は、本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムにおける島管理装置10の電気的構成を示すブロック図である。図4において、本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムにおける島管理装置10は、主制御部20,ROM21,RAM22,バックアップ電源23,データベース24,通信処理部25などの電気的要素から構成される。
主制御部20は、サーバとしての島管理装置10の制御中枢を司るものであって、ROM21に記憶されている動作プログラムに従って種々の制御を行う。主に、中央処理装置(CPU)から構成される。また、ROM21には、計数機11から転送された計数データに基づき遊技者が預けたメダル枚数を管理する動作プログラム,メダル払出機12に対して所定のコマンドを送信してメダルを返却する動作プログラム,ギャンブルモードにおいて、予め定めた複数種類のメダル返却枚数の中からいずれかを選択するための参照テーブル,変数の初期値など様々なものが記憶されている。
上述の参照テーブルは、上記各メダル返却枚数と乱数値(乱数範囲)とを対応させた構成とされており、後述するギャンブルモードにおいてメダル返却枚数を決定するための抽選が行われる際に主制御部20により読み出される。この抽選に際して、主制御部20は、乱数発生器(図示せず)から乱数を抽出し、その乱数が参照テーブル上のどの乱数値に属するかを判定することによって、その乱数値と対応するメダル返却枚数を抽選結果として導き出す。そして、主制御部20は、この抽選結果をRAM22に記憶させるとともに、これをメダル返却枚数としてメダル払出機12のLCD52に表示させるべく、表示信号を送信する。なお、抽選の詳細については、[ギャンブルモード]において後述する。
一方で、主制御部20は、POS端末13からの要求に応じて、景品に関する抽選も行う。より具体的には、主制御部20は、景品に関する抽選で当選したか否かを選択するための参照テーブルをROM21から読みだす。例えば、乱数発生器から抽出された乱数が0〜8191の乱数値(乱数範囲)に属する場合には「当たり」と対応づけられ、乱数発生器から抽出された乱数が8192〜16383の乱数値(乱数範囲)に属する場合には「ハズレ」と対応づけられた参照テーブルをROM21から読み出すことができる。
そして、乱数発生器(図示せず)から乱数を抽出し、その乱数が、この参照テーブル上のどの乱数値に属するかを判定することによって、その乱数値と対応する当たり又はハズレを抽選結果として導き出す。なお、ここでは当たり又はハズレを定めた抽選としたが、例えば1等がハワイ旅行券,2等が沖縄旅行券といったように、当選順位を定めた抽選としてもよい。
この抽選に当選した場合には、主制御部20は、遊技者に対して景品を提供するために当選情報をPOS端末13に対して送信する。これを受信したPOS端末13は、その当選情報に基づき所定の景品と交換する景品引換券を、電気的に接続された発券装置(図示せず)等により発券する。
RAM22は、主制御部20と互いにインターフェイスをとっており、主制御部20のワーキングエリアとして機能する。すなわち、RAM22では、制御に必要な変数値の書き込み及び読み出しがランダムに行われる。なお、RAM22は、停電時に備えるため、バックアップ電源23によりバックアップされている。
データベース24は、メダルを管理するために必要な様々な情報を記憶する。より具体的には、図5を用いて説明する。図5は、島管理装置10のデータベース24に記憶される情報を説明するための説明図である。図5(a)は会員別メダル枚数履歴ファイルであって、図5(b)は返却可能メダル枚数の累計及び総合損益を示すファイルである。
図5(a)において、データベース24には、ホール側が各遊技者に対してデータ管理のために割り当てた会員番号を示す識別ID,メダルに関する処理が行われ、その処理結果が記録された日を示す処理記録日,具体的な処理の内容を示す種別(預入又は返却など),処理の対象となった処理メダル枚数,遊技者に対して返却可能な返却可能メダル枚数,ギャンブルモードにおけるメダル返却枚数に関する抽選によって獲得した/失ったメダル枚数(損益)といった各種情報が記憶されている。
図5(a)において、識別ID123−4567の会員は、04年1月26日にメダルを500枚預け入れている。その結果、処理メダル枚数は500枚で、返却可能メダル枚数は500枚である。また、本会員は、04年2月7日に、100枚のメダル返却を希望し、100枚のメダル返却を受けている。その結果、処理メダル枚数は100枚で、返却可能メダル枚数は400(=500−100)枚である。なお、本会員は、この日は通常モードでメダル返却を受けているため、損益は特にない。
次に、本会員は、04年3月15日に、100枚のメダル返却を希望する一方で、ギャンブルモードにおけるメダル返却枚数に関する抽選を行って、100枚よりも10枚多い110枚のメダル返却を受けている。その結果、処理メダル枚数は110枚(損益は+10枚)で、返却可能メダル枚数は300(=400−100)枚である。また、本会員は、04年4月21日に、100枚のメダル返却を希望する一方で、ギャンブルモードにおけるメダル返却枚数に関する抽選を行って、100枚よりも10枚少ない90枚のメダル返却を受けている。その結果、処理メダル枚数は90枚(損益は−10枚)で、返却可能メダル枚数は200(=300−100)枚である。このように、ギャンブルモードにおけるメダル返却枚数に関する抽選が行われた場合には、実際に遊技者がメダル返却を受ける処理メダル枚数と、返却可能メダル枚数から減算されるメダル枚数との間に差が生じることがある。
図5(b)において、データベース24には、識別ID,識別IDに対応する暗証番号,返却可能メダル枚数,総合損益といった各種情報も記憶されている。識別ID及び返却可能メダル枚数は上述同様である。暗証番号は、会員識別カード発行時に遊技者が特定した番号であり、会員識別カードが不正利用されるのを防止するために、メダル払出機12やPOS端末13などで使用されるものである。総合損益は、会員ごとの損益の合計であって、この総合損益を参照することで、ギャンブルモードにおけるメダル返却枚数に関する抽選によってホール全体としてどれくらいの損得があるかを容易に把握することができる。
図6は、本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムにおける計数機11の電気的構成を示すブロック図である。図6において、本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムにおける計数機11は、主制御部30,ROM31,RAM32,バックアップ電源33,計数機構34,預入確認ボタン35,情報表示装置36,発券装置37,カードリーダライタ38,通信処理部39などの電気的要素から構成される。
主制御部30は、計数機11の制御中枢を司るもので、主にCPUから構成される。ROM31には、遊技者が預けたメダル枚数を計数する制御プログラムなどが記憶されている。RAM32は、主制御部30のワーキングエリアとして機能する。なお、RAM32は、停電時に備えるため、バックアップ電源33によりバックアップされている。
計数機構34は、メダル枚数を計数するために、メダル枚数検知センサーなどから構成され、メダル枚数を示す計数データを主制御部30に対して送信する。これを受信した主制御部30は、情報表示装置36にメダル枚数を表示すべく表示信号を送信するとともに、遊技者による預入確認ボタン35の操作に基づき、通信処理部39を介して島管理装置10に対して計数データを送信する。
このとき、主制御部30は、カードリーダライタ38に挿入された会員識別カードから、磁気データとして記憶されている識別IDを読み出し、計数データとともに識別IDも島管理装置10に対して送信する。これにより、識別IDと計数データを受信した島管理装置10の主制御部20は、これらの情報に基づいて、データベース24に記憶された会員別メダル枚数履歴ファイル(図5(a))や返却可能メダル枚数の累計及び総合損益を示すファイル(図5(b))を更新する。
なお、計数機11は、遊技者による預入確認ボタン35の操作に基づき、遊技者が返却可能メダル枚数を計数し、発券装置37を介してレシートとして発券する。より具体的には、主制御部30は、通信処理部39を介して島管理装置10に対して返却可能メダル枚数に関する情報の要求信号を送信する。これを受信した島管理装置10の主制御部20は、データベース24にアクセスして返却可能メダル枚数に関する情報を読み出し、通信処理部25を介して当該情報を送信する。これにより、現在の返却可能メダル枚数がレシートに記載されることになる。
図7は、本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムにおけるメダル払出機12の電気的構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムにおけるメダル払出機12は、主制御部40,ROM41,RAM42,バックアップ電源43,所望返却数選択ボタン44,モード切替ボタン45,情報表示装置46,メダル放出機構47,カードリーダライタ48,I/Oポート49,LCD駆動制御回路50,音出力制御回路51,LCD52,スピーカ53,通信処理部54などの電気的要素から構成される。
主制御部40は、メダル払出機12の制御中枢を司るもので、主にCPUから構成される。ROM41には、メダル払出機12を制御してメダルを返却する(貸し出す)ための動作プログラム,変数の初期値などが記憶されている。RAM42は、主制御部40のワーキングエリアとして機能する。なお、RAM42は、停電時に備えるため、バックアップ電源43によりバックアップされている。
主制御部40には、所望返却数選択ボタン44の操作信号とモード切替ボタン45の操作信号が入力される。情報表示装置46には、上述のとおり、島管理装置10の主制御部20から送られてきた情報に基づき、遊技者が預けたメダル枚数(返却可能メダル枚数)が表示される。
通常モードにおいて、主制御部20は、所望返却数選択ボタン44の操作信号を受信すると、その操作信号に係る枚数(ただし、返却可能メダル枚数以下)のメダルをメダル受け皿へ放出すべく、メダル放出機構47に対してメダル放出信号を送信する。そうすると、そのメダル放出信号を受信したメダル放出機構47は、ホッパー内から操作信号に係る枚数のメダルを1枚ずつ払い出す。
主制御部40の制御内容は、I/Oポート49を介してLCD駆動制御回路50及び音出力制御回路51に対してコマンドとして送信される。
CPU,ROM(キャラクタROM),RAM,VDP,VRAMなどの要素から構成されるLCD駆動制御回路50は、まず、主制御部40からのコマンドを基に、ROM(キャラクタROM)を参照してLCD52に表示するための画像データを生成する。そして、生成された画像データは、VRAMで展開された後、LCD52に与えられる。その結果、LCD52の表示面に所定の画像(演出画像)が表示されることになる。
音出力制御回路51は、主制御部40からのコマンドに基づいて音出力信号を生成し、生成した音出力信号をスピーカ53に与える。その結果、スピーカ53は様々な音(効果音)を発する。
図8は、本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムにおけるPOS端末13の電気的構成を示すブロック図である。図8において、本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムにおけるPOS端末13は、主制御部60,ROM61,RAM62,バックアップ電源63,マウスやキーボードなどの入力部64,モニタなどの情報表示装置65,カードリーダライタ66,通信処理部67などの電気的要素から構成される。なお、各要素の機能・効果については上述同様であるので、その説明を省略する。
[ギャンブルモード]
図9は、島管理装置10の主制御部20による抽選結果に基づき遊技媒体が返却される様子を説明するための説明図である。図9(a)及び図9(b)において、左欄は主制御部20による抽選結果を示し、右欄はメダル返却枚数を示している。なお、図9(a)における左欄の「抽選結果」は、主制御部20が、乱数発生器(図示せず)から乱数を抽出し、その乱数が「当たり」に対応付けられた参照テーブル上の乱数値(乱数範囲)に属するか、或いは、その乱数が「ハズレ」に対応付けられた参照テーブル上の乱数値(乱数範囲)に属するか、を判定した結果である。また、図4(b)における左欄の「抽選結果」は、主制御部20が、乱数発生器(図示せず)から乱数を抽出し、その乱数が「1等」〜「5等」のどの当選順位に対応付けられた参照テーブル上の乱数値(乱数範囲)に属するか、を判定した結果である。図9並びに以下においては、現在の返却可能メダル枚数は500枚であって(遊技者が500枚のメダルを預けており)、ギャンブルモードにおいて、遊技者が500枚全てのメダル返却を希望する場合について説明する。
図9(a)によれば、抽選に当選した場合には、メダル返却枚数として550(=500+50)枚が設定されるとともにLCD52に表示され、遊技者は、それを視認することによって、メダル返却枚数が500枚より50枚多い550枚であることを確認することができる。一方で、抽選に外れた場合には、メダル返却枚数として450枚(=500−50)が設定されるとともにLCD52に表示され、遊技者は、それを視認することによって、メダル返却枚数が500枚より50枚少ない450枚であることを確認することができる。
また、図9(b)によれば、抽選結果が1等である場合には、メダル返却枚数として550枚が設定されるとともにLCD52に表示され、遊技者は、それを視認することによって、メダル返却枚数が500枚より50枚増えた550枚であることを確認することができる。以下同様に、抽選結果が2等である場合には、遊技者は、メダル返却枚数が520枚であることを確認することができ、抽選結果が3等である場合には、遊技者は、メダル返却枚数が500枚であることを確認することができ、抽選結果が4等である場合には、遊技者は、メダル返却枚数が480枚であることを確認することができ、抽選結果が5等である場合には、遊技者は、メダル返却枚数が450枚であることを確認することができる。
図10は、メダル返却枚数ごとの当選確率を定めた当選確率表である。図10において、左欄はメダル返却枚数を示し、右欄は当選確率を示している。抽選の際に用いられる参照テーブルは、この当選確率表に基づいて、上記メダル返却枚数と乱数範囲とを対応させて作成したものである。
図10に示す当選確率表によれば、メダル返却枚数550枚が設定される当選確率は10/100であり、メダル返却枚数520枚が設定される当選確率は20/100であり、メダル返却枚数500枚が設定される当選確率は40/100であり、メダル返却枚数480枚が設定される当選確率は20/100であり、メダル返却枚数450枚が設定される当選確率は10/100である。
このように、遊技者に対してメダルを返却する際に、抽選結果に基づき複数種類の数のメダルを返却することで、遊技者は、「今回のギャンブルモードでは、500枚のメダル返却を希望しているけど、何枚のメダル返却を受けることができるのだろう」といった期待感を膨らませることができ、ひいては遊技媒体管理システム自体にゲーム性をもたせることが可能になる。
図11は、メダル返却枚数ごとの当選確率を定めた複数の当選確率表である。図11(a)〜図11(c)において、左欄はいずれもメダル返却枚数を示し、右欄はいずれも当選確率を示している。なお、図11(a)に示す当選確率表は、図10に示すものと同じである。
例えば、ホールの管理上、遊技者により多くのメダル返却を行う場合(新装開店時など)には、ホールの管理者が例えば島管理装置10の裏側に設けられたテーブル設定スイッチ(図4では図示せず)を操作することを契機として、主制御部20は、そのテーブル設定スイッチから設定信号を受信し、ROM21に記憶された、図11(a)に示す当選確率表に基づき作成された参照テーブルではなく、ROM21に記憶された、図11(b)に示す当選確率表に基づき作成された参照テーブルを参照することによってメダル返却枚数に関する抽選を行う。これより、遊技者に対して高い確率で、通常モードで返却されるメダル返却枚数(500枚)より多くのメダルを返却することができ、その結果、新装開店時などに遊技者に多くの利益を付与することができる。
一方で、ホールの管理上、遊技者により少ないメダル返却を行う場合には、ホールの管理者が例えば島管理装置10の裏側に設けられたテーブル設定スイッチ(図4では図示せず)を操作することを契機として、主制御部20は、そのテーブル設定スイッチから設定信号を受信し、ROM21に記憶された、図11(a)に示す当選確率表に基づき作成された参照テーブルではなく、ROM21に記憶された、図11(c)に示す当選確率表に基づき作成された参照テーブルに基づいてメダル返却枚数に関する抽選を行う。これより、遊技者に対して高い確率で、通常モードで返却されるメダル返却枚数(500枚)より少ないメダルを返却することができ、その結果、メダルの貸出状況に応じた柔軟なホール経営を行うことができる。
このように、ホールの管理者が例えば島管理装置10の裏側に設けられたテーブル設定スイッチ(図4では図示せず)を操作することを契機として、主制御部20が、ROM21に記憶された複数の当選確率表に基づき作成された参照テーブルのうち、適切な参照テーブルを読み出し、その参照テーブルを参照してメダル返却枚数に関する抽選を行うようにすることで、当選確率(勝率)を変更することが可能になる。
図12は、現在の返却可能メダル枚数に基づきメダル返却枚数ごとの当選確率を定めた当選確率表である。図12(a)〜図12(c)において、左欄はいずれもメダル返却枚数を示し、右欄はいずれも当選確率を示している。また、図12(a)は返却可能メダル枚数が500枚であるときの当選確率表であり、図12(b)は返却可能メダル枚数が1000枚であるときの当選確率表であり、図12(c)は返却可能メダル枚数が1500枚であるときの当選確率表である。なお、ギャンブルモードにおいて、遊技者が500枚のメダル返却を希望する場合について説明する。また、図12(a)に示す当選確率表は、図10に示すものと同じである。
図12において、主制御部20は、返却可能メダル枚数が500枚であるときは、図12(a)に示す当選確率表に基づき作成された参照テーブルを読み出し、これを参照してメダル返却枚数に関する抽選を行う。また、主制御部20は、返却可能メダル枚数が1000枚であるときは、図12(b)に示す当選確率表に基づき作成された参照テーブルを読み出し、これを参照してメダル返却枚数に関する抽選を行う。さらに、主制御部20は、返却可能メダル枚数が1500枚であるときは、図12(c)に示す当選確率表に基づき作成された参照テーブルを読み出し、これを参照してメダル返却枚数に関する抽選を行う。
ここで、図12(b)に示す当選確率表は、図12(a)に示す当選確率表と比べて、通常モードで返却されるメダル返却枚数(500枚)より多いメダル返却枚数において、当選確率が高くなっている。例えば、メダル返却枚数が最大であるときの当選確率は、図12(a)に示す当選確率表(返却可能メダル枚数500枚)で10/100、図12(b)に示す当選確率表(返却可能メダル枚数1000枚)で20/100となっている。
同様に、図12(c)に示す当選確率表は、図12(b)に示す当選確率表と比べて、通常モードで返却されるメダル返却枚数(500)枚より多いメダル返却枚数において、当選確率が高くなっている。例えば、メダル返却枚数が最大であるときの当選確率は、図12(b)に示す当選確率表(返却可能メダル枚数1000枚)で20/100、図12(c)に示す当選確率表(返却可能メダル枚数1500枚)で30/100となっている。
このように、図12(a)〜図12(c)では、現在の返却可能メダル枚数が多くなるにつれて、通常モードで貸し出されるメダル返却枚数(500枚)より多いメダル返却枚数の当選確率を高くしている。そうすることで、遊技媒体管理システムへのメダル預け入れを促進することができる。
図13は、ギャンブルモードであるときに、LCD52において所定の演出が行われる様子を説明するための説明図である。図13において、モード切替ボタン45によって、ギャンブルモードに切り替えられると、キャラクタ及び「ギャンブルモードです」といった文字からなる待機画像がLCD52に表示され、遊技者に本モードである旨を告知することができる。なお、LCD52による演出に加え、スピーカ53から特定の効果音を発するようにしてもよい。
このように、ギャンブルモード発動時に、音や画像による演出を行うことで、遊技の興趣を高めることができる。
図14は、ギャンブルモードであるときに、LCD52において所定の演出が行われる様子を説明するための説明図である。
ギャンブルモードである場合において、所望返却数選択ボタン44が操作されると、LCD52に表示された液晶リールが回転を始める(図14(a))。そして、島管理装置10の主制御部20による抽選が行われた後、通常モードで貸し出されるメダル返却枚数(500枚)よりも多いメダル返却枚数がRAM22に記憶され、当該メダル返却枚数がメダル払出機12にデータとして送られたときには、所定時間経過後、液晶リールは停止し、LCD52の明部には「当たり」の文字が表示される(図14(b))。なお、島管理装置10の主制御部20による抽選が行われた後、通常モードで貸し出されるメダル返却枚数(500枚)と同じメダル返却枚数がRAM22に記憶され、当該メダル返却枚数がメダル払出機12にデータとして送られたときには、所定時間経過後、液晶リールは停止し、LCD52の明部には「そのまま」の文字が表示される。また、島管理装置10の主制御部20による抽選が行われた後、通常モードで貸し出されるメダル返却枚数(500枚)よりも少ないメダル返却枚数がRAM22に記憶され、当該メダル返却枚数がメダル払出機12にデータとして送られたときには、所定時間経過後、液晶リールは停止し、LCD52の明部には「ハズレ」の文字が表示される。
このように、ギャンブルモード発動時に、遊技者の期待感を高める画像演出を行うことによって、遊技の興趣をより高めることができる。
図15は、ギャンブルモードであるときに、LCD52において所定の演出が行われる様子を説明するための説明図である。
ギャンブルモードである場合において、所望返却数選択ボタン44が操作されると、LCD52において、主人公が左側から登場し、敵が右側から登場する(図15(a))。そして、島管理装置10の主制御部20による抽選が行われた後、例えば550枚のメダル返却枚数が設定された場合(島管理装置10において、550枚のメダル返却枚数がRAM22に記憶された場合)には、ゲーム進行に基づく画像演出が行われる。すなわち、主人公が敵を一人倒すと「メダル返却枚数500枚」の文字がLCD52上に表示され(図15(b))、その後、主人公が敵を倒すごとに10枚のメダルが増加し、主人公が敵を5人倒すと「メダル返却枚数550枚」の文字がLCD52上に表示され(図15(c))、最後に、主人公が敵に倒され、メダル返却枚数が550枚に決定し、「メダル返却枚数決定550枚」の太文字がLCD52上に表示される(図15(d))。
このように、LCD52においてストーリー性のある画像演出が行われることで、ギャンブルモード発動時のゲーム性をより高めることができ、また、遊技者の期待感を高めることができ、ひいては遊技の興趣を高めることができる。
[遊技媒体管理システムの動作]
図16は、本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムの動作を示すフローチャートである。なお、ステップS1がメダルの預け入れに関する処理であって、ステップS2以降がメダルの払い出し(返却)に関する処理である。
図16において、まず、遊技者によってメダルの預け入れが行われる(ステップS1)。より具体的には、遊技者によって、計数機11のメダル受けの中にメダルが投入されると、計数機11の主制御部30は、ROM31からメダル枚数を計数する制御プログラムを読み出し、RAM32をワーキングエリアとしつつ、メダル枚数検知センサーを含む計数機構34の機能に基づきメダル枚数を計数する。そして、計数結果を情報表示装置36に表示して遊技者の確認を促すとともに、「会員識別カードを挿入してください」といった文字が情報表示装置36に表示される。
遊技者が会員識別カードをカードリーダライタ38に挿入すると、主制御部30は、磁気データとして記憶されている識別ID(例えば123−4567)を読み出す。そして、遊技者による預入確認ボタン35が操作されると(メダルの預け入れ確認が完了すると)、主制御部30は、通信処理部39を介して島管理装置10に対して識別ID及び計数データを送信する。
識別ID及び計数データを受信した島管理装置10の主制御部20は、ROM21からデータベース記録プログラムを読み出し、データベース24にそれらを書き込む。その結果、データベース24には、識別ID,処理記録日,種別(預入),処理メダル枚数(最初は遊技者が預けたメダル枚数と一致),返却可能メダル枚数(最初は遊技者が預けたメダル枚数と一致)といった情報が記録される(図5参照)。
次いで、遊技者によって上述した通常モードとギャンブルモードとのモード選択が行われる(ステップS2)。より具体的には、メダル払出機12の主制御部40は、遊技者によってモード切替ボタン45が操作され(例えば1回押され)、モード切替ボタン45から操作信号を受信すると、ギャンブルモードに切り替わった旨を、通信処理部54を介して島管理装置10に対して送信する。これを受信した島管理装置10の主制御部20は、メダル返却枚数に関する抽選のスタンバイを行う。
なお、本実施形態では、島管理装置20の主制御部20においてメダル返却枚数に関する抽選が行われることとしているが、本発明はこれに限られず、例えば、メダル払出機12の主制御部40においてメダル返却枚数に関する抽選が行われることとしてもよい。
次いで、メダル払出機12のLCD52において第1演出が行われる(ステップS3)。より具体的には、メダル払出機12の主制御部40は、モード切替ボタン45から操作信号を受信すると(ステップS2)、I/Oポート49を介してLCD駆動制御回路50及び音出力制御回路51に対し第1演出コマンドを送信する。そして、LCD駆動制御回路50は、第1演出コマンドを基に画像データを生成し、この画像データをVRAMで展開した後にLCD52に与える。その結果、LCD52において、ギャンブルモードである旨を告知する第1演出が行われることとなる(図13参照)。
次いで、カード挿入が行われる(ステップS4)。より具体的には、遊技者が会員識別カードをメダル払出機12のカードリーダライタ48に挿入すると、主制御部40は、磁気データとして記憶されている識別ID(例えば123−4567)を読み出し、通信処理部54を介して島管理装置10に対して識別IDを送信する。
次いで、情報表示装置46に返却可能メダル枚数が表示される(ステップS5)。より具体的には、島管理装置10の主制御部20は、ステップS4において送信された識別IDを受信すると、データベース24を参照して対応する返却可能メダル枚数を取得し、メダル払出機12に対して送信する。これを受信したメダル払出機12は、その返却可能メダル枚数を情報表示装置46に表示させるべく、表示信号を送信する。そうすると、その表示信号を受信した情報表示装置46において返却可能メダル枚数が表示される。
次いで、遊技者によって所望返却数選択ボタン44の操作が行われる(ステップS6)。より具体的には、遊技者によって所望返却数選択ボタン44が押されると、メダル払出機12の主制御部40は、所望返却数選択ボタン44からの操作信号を受信するとともに、その操作信号を島管理装置10に対して送信する。
次いで、島管理装置10のデータベース24の更新が行われる(ステップS7)。より具体的には、島管理装置10の主制御部20は、メダル払出機12から送られてきた操作信号を基に、返却可能メダル枚数から当該操作信号に係る数(遊技者からの所望返却数)を減算して更新する(図5参照)。なお、ステップS7の更新とともに、メダル払出機12の情報表示装置46に表示された返却可能メダル枚数も更新される。
次いで、ギャンブルモードにおけるメダル返却枚数に関する抽選が行われる(ステップS8)。より具体的には、島管理装置10の主制御部20は、メダル返却枚数に関する抽選のスタンバイが完了している状態において(ステップS2)、ステップS6における操作信号を受信すると、データベース24を参照して遊技者の現在の返却可能メダル枚数を確認した上で、適切な参照テーブルをROM21から読み出し、乱数発生器(図示せず)から乱数を抽出し、その乱数が参照テーブル上のどの乱数値に属するかを判定することによって、メダル返却枚数に関する抽選を行う。
次いで、メダル払出機12のLCD52において第2演出が行われる(ステップS9)。より具体的には、メダル払出機12の主制御部40は、所望返却数選択ボタン44に係る操作信号を島管理装置10に対して送信するとともに(ステップS6)、LCD52の表示面に所定の画像(抽選中を示す画像及び抽選結果を示す画像)を表示させるべく、LCD駆動制御回路50に対して第2演出コマンドを送信する。そして、LCD駆動制御回路50は、コマンドを基に画像データを生成し、この画像データをVRAMで展開した後にLCD52に与える。その結果、LCD52において、遊技者の期待感を高める第2演出が行われることとなる(図14,図15参照)。
次いで、メダルの返却が行われる(ステップS10)。より具体的には、島管理装置10の主制御部20は、ステップS8における抽選が完了すると、その抽選結果(設定されたメダル返却枚数)をメダル払出機12に対してデータとして送信する。これを受信したメダル払出機12の主制御部40は、その設定されたメダル返却枚数のメダルを放出すべく、メダル放出機構47に対してメダル放出信号を送信する。その結果、遊技者所望のメダル枚数が払い出され、メダルの返却処理が完了する。なお、メダルを放出するタイミングは、LCD52の表示面に抽選結果を示す画像が表示されたタイミングとすることができる。
最後に、島管理装置10のデータベース24の更新が行われる(ステップS11)。より具体的には、島管理装置10の主制御部20は、ステップS10においてメダル払出機12に対して抽選結果を送信するとともに、その抽選結果(設定されたメダル返却枚数)を処理メダル枚数として記録・更新する(図5参照)。なお、島管理装置10の主制御部20は、この処理メダル枚数から、ステップS6においてメダル払出機12から送られてきた操作信号に係る数(遊技者からの所望返却数)を減算した値を損益としてデータベース24に記録・更新する(図5参照)。
図17は、本発明の他の実施の形態に係る遊技媒体管理システムの動作を示すフローチャートである。なお、ステップS21がメダルの預け入れに関する処理であって、ステップS2以降が景品の提供に関する処理である。
図17において、まず、遊技者によってメダルの預け入れが行われる(ステップS21)。より具体的には、上述したステップS1(図16参照)同様、計数機11の主制御部30は、計数機構34の機能に基づき遊技者から投入されたメダル枚数を計数し、カードリーダライタ38の機能に基づき会員識別カードに磁気データとして記憶されている識別IDを読み出し、その計数データ及び識別IDを、通信処理部39を介して島管理装置10に送信する。そして、計数データ及び識別IDを受信した島管理装置10の主制御部20は、それらをデータベース24に記録する。
次いで、POS端末操作が行われる(ステップS22)。より具体的には、POS端末13の主制御部60は、遊技者によるキーボードやマウスなどの入力部64の操作より、景品提供を希望する旨の信号を受信すると、通信処理部67を介してそれを島管理装置10に対して送信する。これを受信した島管理装置10の主制御部20は、景品に関する抽選のスタンバイを行う。
次いで、カード挿入が行われる(ステップS23)。より具体的には、遊技者が会員識別カードをPOS端末13のカードリーダライタ66に挿入すると、主制御部60は、磁気データとして記憶されている識別ID(例えば123−4567)を読み出し、通信処理部67を介して島管理装置10に対して識別IDを送信する。
次いで、抽選が行われる(ステップS24)。より具体的には、島管理装置10の主制御部20は、景品に関する抽選のスタンバイが完了している状態において(ステップS22)、POS端末13から識別IDを受信すると、適切な参照テーブルをROM21から読み出し、乱数発生器(図示せず)から乱数を抽出し、その乱数が参照テーブル上のどの乱数値に属するかを判定することによって、景品に関する抽選を行う。
次いで、ステップS24の抽選が行われると、島管理装置10では、データベース24上の返却可能メダル枚数が所定枚数(例えば遊技者からの所望返却数)だけ減算され、データベース24が更新される(ステップS25)。例えば、図5(a)に示すファイルにおいて、景品に関する抽選が行われるため種別「景品」,その抽選は遊技者が預けたメダルの返却に代えて行われるため処理メダル枚数「0」が記録・更新されるとともに、返却可能メダル枚数が所定枚数(例えば遊技者からの所望返却数)だけ減算され、更新される。
次いで、抽選結果の表示(ステップS26)及び発券(ステップS27)が行われる。より具体的には、島管理装置10の主制御部20は、抽選に当選した場合には、遊技者に対して景品を提供するために、当選情報をPOS端末13に対して送信する。これを受信したPOS端末13の主制御部60は、景品に関する抽選に当選した旨を情報表示装置(モニタ)65に表示するとともに、その当選情報に基づき所定の景品と交換する景品引換券を発券装置(図示せず)により発券する(或いは景品引換券が払い出される)。遊技者は、この景品引換券をもって景品交換所に足を運ぶことで、預けたメダルの返却を受ける代わりに、所定の景品を受け取ることができる。
このように、図17に示すフローチャートによれば、島管理装置10の主制御部20は、メダルの返却処理に代えて景品に関する抽選を行い、当選情報をPOS端末13に対して送信し、その抽選結果に基づき景品の提供を行うことができるので、遊技者は、景品に関する抽選に当選した場合には、遊技媒体の返却に代えて所定の景品を受け取ることができ、ひいては遊技媒体管理システム自体のゲーム性を高めることができる。
本発明に係る遊技媒体管理システムは、遊技者からの所望返却数に対して返却されうる遊技媒体の数は、複数種類設けられているので、遊技媒体を返却する際に遊技者に対して期待感を与えることができ、その結果、遊技媒体管理システム自体にゲーム性をもたせることが可能なものとして有用である。
本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムの構成を概念的に示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る遊技媒体管理システムの構成を概念的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムにおけるメダル払出機を正面から見た拡大図である。 本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムにおける島管理装置の電気的構成を示すブロック図である。 島管理装置に含まれるデータベースに記憶される情報を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムにおける計数機の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムにおけるメダル払出機の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムにおけるPOS端末の電気的構成を示すブロック図である。 島管理装置の主制御部による抽選結果に基づき遊技媒体が返却される様子を説明するための説明図である。 メダル返却枚数ごとの当選確率を定めた当選確率表である。 メダル返却枚数ごとの当選確率を定めた複数の当選確率表である。 現在の返却可能メダル枚数に基づきメダル返却枚数ごとの当選確率を定めた当選確率表である。 ギャンブルモードであるときに、LCDにおいて所定の演出が行われる様子を説明するための説明図である。 ギャンブルモードであるときに、LCDにおいて所定の演出が行われる様子を説明するための説明図である。 ギャンブルモードであるときに、LCDにおいて所定の演出が行われる様子を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係る遊技媒体管理システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係る遊技媒体管理システムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 島管理装置
11 計数機
12 メダル払出機
13 POS端末
44 所望返却数選択ボタン
45 モード切替ボタン
46 情報表示装置
47 メダル放出機構
48 カードリーダライタ
52 LCD
53 スピーカ

Claims (6)

  1. 遊技者から預かった遊技媒体の数を記憶する記憶手段を備え、前記記憶手段に記憶された数のうち遊技者からの所望返却数を受け付けて、遊技媒体の返却を行う遊技媒体管理システムにおいて、
    前記所望返却数に対して返却されうる遊技媒体の数は、複数種類設けられていることを特徴とする遊技媒体管理システム。
  2. 前記遊技媒体管理システムは、さらに、予め定めた複数種類の遊技媒体返却数の中からいずれかを選択するための参照テーブルを記憶するテーブル記憶手段と、
    前記参照テーブルを参照して抽選を行う抽選手段と、を備え、
    前記所望返却数に対して返却されうる遊技媒体の数は、前記抽選手段の抽選結果として決定されることを特徴とする請求項1記載の遊技媒体管理システム。
  3. 前記テーブル記憶手段には、遊技媒体返却数ごとに定められた当選確率が互いに異なるようにして形成された複数の参照テーブルが記憶されており、
    前記抽選手段が抽選の際に参照する参照テーブルを、前記複数の参照テーブルのうちのいずれかから選択して設定するためのテーブル設定手段を備えることを特徴とする請求項2記載の遊技媒体管理システム。
  4. 前記遊技媒体管理システムは、さらに、前記所望返却数に対して返却されうる遊技媒体の数を一種類とする第1モードと、前記所望返却数に対して返却されうる遊技媒体の数を複数種類とする第2モードと、を切り替えるモード切替手段を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の遊技媒体管理システム。
  5. 前記遊技媒体管理システムは、さらに、前記第2モードであるときに所定の演出を行う演出手段を備えることを特徴とする請求項4記載の遊技媒体管理システム。
  6. 遊技者から預かった遊技媒体の数を記憶する記憶手段を備え、前記記憶手段に記憶された数のうち遊技者からの所望返却数を受け付けて、遊技媒体の返却を行う遊技媒体管理システムにおいて、
    景品に関する抽選を行う景品抽選手段を備え、
    前記所望返却数に対して返却されうる遊技媒体に代えて、前記景品抽選手段の抽選結果として景品引換券が払い出されることを特徴とする遊技媒体管理システム。
JP2004265328A 2004-09-13 2004-09-13 遊技媒体管理システム Withdrawn JP2006075492A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004265328A JP2006075492A (ja) 2004-09-13 2004-09-13 遊技媒体管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004265328A JP2006075492A (ja) 2004-09-13 2004-09-13 遊技媒体管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006075492A true JP2006075492A (ja) 2006-03-23

Family

ID=36155422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004265328A Withdrawn JP2006075492A (ja) 2004-09-13 2004-09-13 遊技媒体管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006075492A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037854A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Samii Kk 遊技媒体貸し装置、サーバ装置、遊技媒体貸しシステム
JP2018029638A (ja) * 2016-08-22 2018-03-01 株式会社北電子 遊技装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037854A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Samii Kk 遊技媒体貸し装置、サーバ装置、遊技媒体貸しシステム
JP2018029638A (ja) * 2016-08-22 2018-03-01 株式会社北電子 遊技装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8419519B2 (en) Wagering game with symbols forming an altered array or secondary array
US9033802B2 (en) Wagering game system having bonus game configurations
US8550901B2 (en) Wagering game benefits redeemable at another gaming device
US7857696B2 (en) System and method of pausing and restarting wagering games
RU2303288C2 (ru) Способ и устройство предоставления выигрыша по прогрессивной глобальной системе с персональным учетом для игрового аппарата
US8257161B2 (en) Gaming system having collectible and redeemable special symbols
US8764537B2 (en) Wagering game with symbols collection
US7887404B2 (en) Lottery and gaming systems with single representation for multiple instant win game outcomes
JP5155118B2 (ja) 遊技場用システム
US20090069063A1 (en) Wagering Game With Multiple Bonus Triggering Feature and Bonus Accrual Feature
US8128488B2 (en) Gaming machine with repeated award feature
US20080311973A1 (en) Gaming Machine Having Incremental Bonus Awards
WO2001036059A1 (en) Improved computer-controlled gaming apparatus and method
CA2564913A1 (en) Networked bingo gaming system and gaming method using physical bingo card
US20060211468A1 (en) Video poker wagering game for playing multi-level hands
JP5876805B2 (ja) 遊技場用管理システム
US8821249B2 (en) Gaming machine with multiple selection groups
US20070026920A1 (en) Video poker wagering game with card substitution feature
US20060240885A1 (en) Video poker wagering game having multiple hands and player-determined assignment feature
JP2012245231A (ja) 遊技機
US20070060333A1 (en) Video poker wagering game having card-accumulation feature
JP2006263089A (ja) 遊技システム、遊技関連装置及び遊技場管理装置
JP2006075492A (ja) 遊技媒体管理システム
JP6131346B2 (ja) 遊技場用管理システム
JP6573433B2 (ja) 遊技場用管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071204