JPH1033797A - 遊技機の管理装置 - Google Patents

遊技機の管理装置

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JPH1033797A
JPH1033797A JP21052396A JP21052396A JPH1033797A JP H1033797 A JPH1033797 A JP H1033797A JP 21052396 A JP21052396 A JP 21052396A JP 21052396 A JP21052396 A JP 21052396A JP H1033797 A JPH1033797 A JP H1033797A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者の品行状態のデータを収集することが
できる遊技機の管理装置を提供する。 【解決手段】 ICカード30を使用して遊技を行う遊
技機21を管理する管理装置11において、ICカード
30に対応して個人情報を管理(例えば、カード識別番
号で遊技者と台を管理)し、遊技者の品行状態を個人情
報に関連してデータ収集する。これにより、遊技者の遊
技中の動向(例えば、振る舞い)に関する情報(例え
ば、中断処理行為、カード再発行行為、係員呼出行為、
遊技台叩き行為、不審な玉貸し行為、遊技機の不当な占
有行為等)を把握して営業に活用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機の管理装置
に係わり、詳しくは遊技情報媒体(例えば、ICカー
ド)を使用して遊技を行う遊技機からの情報を入力して
各種情報を収集管理するととにも、遊技機で遊技した際
の遊技者の品行状態を収集管理可能な遊技機の管理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊技媒体を用いた遊技場設備と
しては、例えばパチンコ遊技機、アレンジボール機、雀
球機、遊技コインを用いたスロットルマシン(回胴式ス
ロットル遊技機)、球を用いたスロットルマシン(回胴
式スロットル遊技機)等がある。従来、例えばパチンコ
遊技を行う場合、遊技者は遊技店において貨幣を玉貸機
に投入して所望の玉数に変換し、変換した遊技球を所持
して遊技機を選択し遊技を行っていた。また、紙幣をあ
る程度貨幣に変換して遊技機に併設された台間玉貸機に
貨幣を投入して遊技を行いながら玉貸しを行っていた。
【0003】近時は、上述のような玉貸しの煩わしさを
解消するために、プリペイドカード(遊技カード)を使
用したものがある。これは、予め金額(有価価値情報)
が記録された磁気カード等のプリペイドカード(以下、
適宜単にカードという)を遊技者が購入して遊技に使用
し、その使用過程でカードに記録されている金額の範囲
で遊技に使用できるように変換して、変換した分を当該
カードに記録されている金額を減額するものである。具
体的には、カードを用いて遊技を行う遊技機、例えばパ
チンコ遊技機、スロットルマシン(いわゆるパチスロ遊
技機)等が、カードに記録されている有価価値(金額)
を遊技価値である遊技球、遊技コインに変換して貸し出
すことにより遊技を行う遊技システムになっている。こ
の磁気を使用したプリペイドカードにおいては、セキュ
リティを完全に行うことが難しく、変造や偽造に対して
は完全ではないといった難点もあり、そのため、磁気カ
ードの代りにICカードを用いた遊技システムも考えら
れている。なお、ICカード方式の遊技システムには、
実球を使用する遊技機、あるいは封入球を使用する遊技
機がある。
【0004】このような遊技機の情報をホールで管理し
て営業に役立たせる必要があることから、遊技店におけ
る遊技機は全て管理装置に接続され、管理装置で遊技機
で発生する遊技状態を計数演算処理等を行うことによ
り、必要なデータを収集している。従来の管理装置にお
ける遊技機のデータ収集は、主に遊技機で発生する遊技
状態に関するものであり、例えば大当り状態、始動入賞
状態、スタート状態(可変表示遊技)等が発生すると、
遊技機に備えられている外部情報端子から、各遊技状態
信号が管理装置に対して出力される。管理装置では、そ
の遊技状態信号を入力することにより、大当り回数、始
動入賞個数、ベース{(賞球数/打ち込み球数)×10
0}等を演算したりして、遊技データを収集し、遊技店
における営業に活用している(例えば、台の釘調整や台
の入替え時期の選定等)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
管理装置では、以下のような問題点があった。 (イ)遊技店においては、上述したように遊技機で発生
する遊技状態に対しては十分なデータ収集を行っている
が、その他にも、遊技店として遊技機での遊技状態以外
のデータとして、例えば遊技者の遊技中の動向(いわゆ
る振る舞い)等もデータ収集(例えば、監視)して、素
行の悪い遊技者には、他の遊技者に対して迷惑をかけな
いように注意したり、あるいは入店を断ったり等を行い
たいが、従来はこれらのデータは収集できなかった。
【0006】(ロ)遊技店では遊技者に対して所定のサ
ービスを提供しているが、そのサービスとして、例えば
遊技者が数時間をかけて遊技を行う場合に、途中、小用
を済ませたり、食事をしたり等の休息を挟さむ場合が多
いが、そのような場合に、遊技店にではあまり長い時間
休息をとられてしまうと、売上に大きく影響してしまう
ため、通常、所定時間(例えば、20、30分等)だけ
休息をしてもよいという休息タイムを許容するサービス
を提供する場合がある。上記のようなサービスを遊技店
で提供する場合に、遊技者は休息を取りたい旨と現在遊
技を行っている台番号を係員に知らせて、係員から例え
ば休息の開始時間と終了時間(あるいはその他台番号)
が明示された休息札を借りて、その休息札を遊技機の前
面部に置いて休息を取っていた。
【0007】また、係員は遊技機に設置されている休息
札を定期的に見て回り、休息札許容時間をオーバーして
いる遊技者がないかどうかを監視して、もしオーバーし
ている遊技機があった場合には、その遊技機を整理(例
えば、置いてある小物や遊技球を一時預りしたり、ある
いは台を他の遊技者に開放する等)を行っていた。上記
のようなサービスの提供を実施している遊技店において
は、遊技者のサービスの利用状況や、サービスを利用し
た遊技者の動向等を正確にデータ収集して、その後のサ
ービスの提供に役立てたいと考えているものの、従来は
そのようなもの(例えば、装置)がなかった。
【0008】そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて
なされたもので、遊技者の品行状態のデータを収集する
ことができる遊技機の管理装置を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による遊技機の管理装置は、少なくと
も遊技に使用される価値情報および識別可能情報が記録
された遊技情報媒体により遊技が可能な遊技機から情報
を入力可能であり、該遊技機から入力された情報に基づ
き各種情報を収集管理する管理装置において、前記遊技
情報媒体に記録された識別可能情報に基づいて、該遊技
情報媒体を使用して遊技を行った遊技者の個人情報を収
集管理する遊技者管理手段と、前記遊技機で遊技した際
の遊技者の品行状態を、前記遊技者管理手段によって収
集管理された遊技者の個人情報に関連して収集する品行
状態収集手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】好ましい態様として、例えば請求項2記載
のように、前記遊技機は、遊技者に対して所定のサービ
スを提供するサービス提供手段を備え、前記管理装置の
品行状態収集手段は、遊技者に対する所定のサービスの
提供状況あるいはサービスの利用状態状況のうち、少な
くも1つ以上を含む遊技者への所定のサービスに関する
情報を収集するようにしてもよい。例えば請求項3記載
のように、前記管理装置は、品行状態収集手段によって
収集された遊技者の品行状態に基づき、品行状態が所定
値を越えて悪い遊技者に対して、遊技者への所定のサー
ビスの提供を禁止する禁止信号を出力する禁止信号出力
手段を備え、前記遊技機は、管理装置から前記禁止信号
を受けると、当該遊技者に対する所定のサービスの提供
を停止するサービス提供停止手段を備えているようにし
てもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、I
Cカード方式の遊技機に適用した実施例として図面を参
照して説明する。 (I)遊技場設備の全体構成 図1はカード式遊技システムを採用している遊技場設備
の全体構成を示すブロック図である。図1において、1
は遊技店(パチンコホール)であり、遊技店1には管理
装置11、主中継装置(主中継器)12、副中継装置
(副中継器)13、14、カード発行機15、金額付加
機16、景品POS(景品交換装置)17、封入球式遊
技機(以下、遊技機という)21a〜21n(以下、2
1で代表する)、携帯型のデータ表示装置22および遊
技情報表示端末装置23が配置されている。
【0012】管理装置11はホールの管理室に配置さ
れ、管理コンピュータ(主にワークステーションで構
成)を含んで構成され、カード式遊技システムに関する
管理として、遊技機21および各端末装置(カード発行
機15、金額付加機16等)における遊技情報や必要な
管理情報を収集管理する。この場合、管理装置11はI
Cカード30に記録されたカード識別情報(識別可能情
報)に基づいてICカード30を使用して遊技を行った
遊技者の個人情報(本実施例ではカード識別情報から、
そのカードを使用して遊技を行った遊技者を特定する)
を収集管理するとともに、その遊技機21で遊技した際
の遊技者の品行状態(品行状態の詳細な内容は後述す
る)を遊技者の個人情報に関連して収集する処理を行
う。したがって、管理装置11は遊技者管理手段および
品行状態収集手段を構成する。また、管理装置11は品
行状態収集手段によって収集された遊技者の品行状態に
基づき、品行状態が所定値を越えて悪い遊技者(例え
ば、遊技中断回数が1日3回を越えている遊技者等)に
対して、遊技者への所定のサービスの提供(ここでは、
遊技を一時中断する遊技中断の許可)を禁止する禁止信
号を出力する。したがって、管理装置11は禁止信号出
力手段を構成する。管理装置11はカード会社2と電話
回線により接続され、カードの決済に関する情報をカー
ド会社2に送信する処理を行う。カード会社2は全国共
通のICカード30(詳細な構成は後述の図3参照)を
遊技カードとして発行したり、遊技店1における遊技カ
ードに関する精算を行ったりする。
【0013】主中継装置12および副中継装置13、1
4は、光通信(例えば、赤外通信)によるLANを構成
し、管理装置11と遊技機21および各端末装置(カー
ド発行機15等)との間における情報連絡を中継する。
この場合、主中継装置12と管理装置11との間は光フ
ァイバーを用いた光通信を行い、主中継装置12と副中
継装置13、14との間は赤外線を使用したトークンリ
ングLANによる通信を行う。また、副中継装置13、
14と端末装置(遊技機21、カード発行機15等)と
の間は赤外線を使用したポーリング方式の通信プロトコ
ルによる通信を行う。なお、管理装置11と遊技機21
および各端末装置との間における情報連絡は本実施例の
ような例に限らず、例えばATM(Asynchronous Trans
fer Mode:非同期転送モード)交換機を使用してもよい
し、あるいは有線通信、その他の通信方式でもよい。
【0014】カード発行機15はカード会社2から購入
したICカード30を遊技カードとして遊技者に発行
(例えば、ICカード30を所持していない遊技者が購
入するような場合)するもので、例えば1000円で遊
技カードを発行する。なお、発行されたカードは所定の
期間(例えば、1年間)まで継続使用が可能である。カ
ード発行機15は副中継装置13を介して管理装置11
との間でICカード30の売上情報等の転送を行う。金
額付加機16は遊技者が購入したICカード30を挿入
し、硬貨、紙幣を投入することにより、所望の金額をI
Cカード30に付加するもので、まずICカード30の
相互認証処理を行い、その結果に基づいてICカード3
0に金額(有価価値)を付加する。付加金額としては、
例えば3000円、5000円、10000円の何れか
を選択できる。
【0015】遊技機21はICカード30の相互認証を
行い、その結果に基づいてICカード30に記録されて
いる金額(有価価値情報)を遊技に使用可能な持ち玉数
(遊技価値情報)に変換して封入球式の遊技を可能と
し、また、遊技の結果既に記録してある持ち玉数(遊技
価値)により遊技可能とし、その遊技の結果をICカー
ド30に記録する。また、遊技機21は遊技者に対して
所定のサービスを提供するサービス提供手段を構成す
る。所定のサービスとは、本実施例では休息タイムを許
容する遊技中断(例えば、30分間)のサービスであ
る。これは、遊技を続けている遊技者が休息、食事を取
る等のために、遊技機21の前面側の遊技操作表示タッ
チパネル124(図2参照)の中にパネルスイッチの1
つとして配置されている中断SWを押すことにより、遊
技の中断を所定時間(例えば、20分あるいは30分)
だけ許容するサービスである。遊技中断中は、当該遊技
者のICカード30以外のカードが挿入されても、遊技
を禁止する。また、遊技機21は管理装置11から禁止
信号を受けると、当該遊技者に対する所定のサービスの
提供(ここでは遊技中断サービスの提供)を停止する。
したがって、遊技機21はサービス提供停止手段を構成
する。景品POS17はICカード30が挿入される
と、挿入されたICカード30の相互認証を行い、その
結果に基づいてICカード30の情報に応じた景品の交
換処理を行うもので、ICカード30に記録された持ち
玉数(遊技価値)に基づいて精算可能とする。精算可能
としたのは、ICカード30に記録されている持ち玉数
データが管理装置11に記録されているデータと不一致
の場合があれば、遊技者とホールの係員との話合いで景
品交換を決定するからであり、一律に全ての場合に景品
交換を認めるものではないからである。
【0016】携帯型のデータ表示装置22はICカード
30を挿入することにより、ICカード30から遊技者
自身の遊技情報(例えば、大当り回数、始動入賞回数、
獲得球情報、機種名情報等)を読み出して記憶すること
ができるとともに、遊技者がどこにでも携帯可能なもの
で、遊技店を離れて遊技者が自分の遊技内容を後で、分
析、検討することができるように所定のスイッチ操作で
データを表示することができるようになっている。遊技
情報表示端末装置23は遊技店1にある他台の遊技情報
をICカード30に転送あるいはその場で他台の情報の
参照や印字をさせるための装置であり、遊技情報表示端
末装置23にICカード30を挿入し、同装置にある操
作部を操作することにより、要望する遊技データ(例え
ば、台番号、機種名、大当り回数、始動入賞回数等)の
書き込みを要求すると、該当データがICカード30に
転送される。これにより、遊技者はICカード30によ
り他台の遊技情報も得ることができる。
【0017】(II)遊技機の具体的構成 次に、遊技機21の具体的な構成について説明する。図
2は遊技機21の正面図である。図2において、遊技機
21(適宜P機と略称する)は正面側がほぼ円形に見え
る外観をしており、円筒状の外枠101と、外枠101
に対して前後に移動自由に配置される内枠102と、ガ
ラス103を支持するガラス枠104と、遊技盤(符号
省略)と、前面操作パネル106と、前面装飾部107
とを有している。外枠101および内枠102は樹脂
(例えば、プラスチック)によって形成されている。内
枠102は施錠装置111によって通常はロックされて
おり、所定のキーを挿入して施錠装置111のロックを
外すことにより、内枠102が前方に移動可能な状態に
なる。ガラス枠104は内枠102に対して上部を支点
として開閉可能に支持されており、開閉は所定のガラス
枠開閉モータあるいは手動によって行われる。
【0018】ガラス枠104は樹脂製で、遊技領域前面
に対応する透光性のガラス103(クリア部材)の周辺
を補強部材として補強する構成になっており、ガラス枠
104の上部は内枠102に開閉可能に指示されてい
る。なお、ガラス枠104は金属製(例えば、ステンレ
ス製)にしてもよい。また、ガラス103はガラスに限
らず、透明な樹脂を用いてもよい。ガラス103には液
晶が積層されており、液晶シャッタによって、積層され
た液晶がオン/オフする。液晶がオンしないと、ガラス
103を通して遊技盤を視認できないようになってい
る。
【0019】ガラス枠104の両側には、装飾用のラン
プ112、113が配置されており、装飾用のランプ1
12、113は遊技状態に応じて点灯(あるいは点滅)
する。また、ガラス枠104の奥側の内枠102には、
遊技領域に玉を発射するための直線発射ソレノイド11
4が配置されている。一方、内枠102の上部周囲に
は、例えばステレオで効果音や音声合成音を出力可能な
役物用のスピーカ115、116がそれぞれ配置されて
いるとともに、装飾用のランプ117〜120が配置さ
れ、遊技状態に応じて点灯(あるいは点滅)するように
なっている。
【0020】前面操作パネル106は矩形状に形成さ
れ、上部左右にはステレオで効果音や音声合成音を出力
可能な報知用のスピーカ121、122がそれぞれ配置
されているとともに、上部中央にはゲーム操作表示タッ
チパネル123が配置されいる。また、前面操作パネル
106の下部中央には遊技操作表示タッチパネル124
が配置されるとともに、ICカード30を挿入/排出す
るカード挿入口125が形成されている。ゲーム操作表
示タッチパネル123は遊技者がゲームに介入できるス
イッチ(例えば、遊技者介入のパネルスイッチ)が複数
設けられているもので、遊技操作表示タッチパネル12
4は遊技者が遊技の操作のために必要とするスイッチ
(パネルスイッチ)が複数設けられているものである。
前面装飾部107は円筒状の外枠101と一体に形成さ
れており、外枠101に対して前後に移動自由に配置さ
れる内枠102を十分に支持可能な強度を有している。
【0021】ここで、遊技盤における遊技領域は、遊技
球を放出して遊技を行い、その結果として遊技者に特典
を付与する遊技機であればどのようなものでもよく、任
意の構成を取り得る。例えば、いわゆる「第1種」に属
するもので、複数の図柄を可変表示可能な表示装置(特
別図柄表示装置)を備え、この表示装置における可変表
示結果が予め定められた特別図柄で表示されたことを条
件に遊技者に有利な特別遊技状態(大当り状態)を発生
可能な遊技機でもよい。また、表示装置の図柄内容を変
化させてゲームを行うもので、「第3種」に属する遊技
機、あるいは表示装置を備えない(例えば、羽根部材を
備えた)他の種類の遊技機、いわゆる「第2種」に属す
る遊技機、又はその他の機種(例えば、他種タイプ)等
に幅広く適用が可能である。また、表示装置を備えてい
ない各種類の遊技機にも適用することができる。本実施
例では「第1種」に属するタイプのものを用いている。
【0022】(III)ICカードの構成 A.ICカードの内部ブロック構成 次に、ICカード30について詳細に説明する。図3は
ICカード30の構成を示すブロック図である。図3に
おいて、ICカード30は遊技カードとして使用され、
外部端子201、受信回路202、電源回路203、送
信回路204、クロック回路205、クロック切替回路
206、電力切換回路207、太陽電池208、昇圧回
路209、ドライバ回路210、LCD211、CPU
212、ROM213、RAM214、EEPROM2
15、216、時計回路217、電池218、アラーム
回路219およびキースイッチ220を有している。
【0023】ここで、遊技カードとして使用されるIC
カード30について定義すると、ICカードとは通常は
8ビット(若しくは4ビット)のCPU、データ用メモ
リ、所定のプログラムを格納したプログラムメモリを搭
載し、接触型方式のものが用いられ、CPUの機能を活
かして高度の判断、演算、データ保護等ができる高セキ
ュリティメモリ媒体をいう。使用しているデータ用メモ
リは不揮発性で、例えば書換え型のEEPROMが主流
である。そして、通常薄いプラスチックカード(塩化ビ
ニール製カードでもよい)にICが埋め込まれて、携帯
性を確保しつつ、十分な保護が図れるようになってい
る。また、磁気カードと異なり、安全性やセキュリティ
保護が十分になされている。なお、ICカードでなく、
同様に安全性やセキュリティ保護が十分になされている
光カードを用いるようにしてもよい。その場合には、カ
ードリーダ・ライタ等の必要部分は光カードに対応した
ものが使用される。
【0024】外部端子201は遊技店の各端末装置(例
えば、カード発行機、金額付加機、景品POS、遊技機
等)のカードリーダライタにICカード30が挿入され
たとき、カードリーダライタのI/O端子に接触して電
力、情報(例えば、コマンド、データ、信号等の情報)
の供給を受けるとともに、カードリーダライタに対して
ICカード30から情報を送るために使用される。受信
回路202は外部端子201を介して受信したカードリ
ーダライタからの信号を復調して必要なデータを取り出
す処理を行い、取り出したデータをCPU212に出力
するとともに、受信したカードリーダライタからの信号
に基づいてクロック信号を取り出してクロック切換回路
206に出力する。
【0025】クロック回路205は携帯時におけるCP
U212の処理に必要なクロック信号を生成してクロッ
ク切換回路206に出力する。クロック切換回路206
は受信回路202あるいはクロック回路205の出力を
切り替えるもので、ICカード30がカードリーダライ
タに挿入されて結合しているときは受信回路202から
のクロック信号をCPU212に供給し、カードリーダ
ライタに挿入されていないときはクロック回路205の
クロック信号をCPU212に供給する。
【0026】送信回路204はCPU212の出力信号
に基づいてカードリーダライタ側にICカード30から
の情報(例えば、データ、信号等)を送信する。なお、
本実施例ではICカード30として外部接触型を使用し
ているが、これに限らず、例えば非接触型で電磁結合方
式のものを使用してもよい。電磁結合方式のものは無線
(電磁波)によってカードリーダライタからICカード
30に電力および情報を送信するともに、ICカード3
0から無線(電磁波)によってカードリーダライタに情
報を送信する。
【0027】電源回路203は外部端子201を介して
カードリーダライタからICカード30への供給電力を
受けて電力切換回路207に供給する。太陽電池208
は外部の光(例えば、太陽光)を受けて直流電力を発生
して電力切換回路207に供給するもので、ICカード
30の表面に配置される。電力切換回路207はICカ
ード30への電力供給を電源回路203あるいは太陽電
池208に切り替えるもので、ICカード30がカード
リーダライタに挿入されて結合しているときは電源回路
203からの直流電力をCPU212に供給し、カード
リーダライタに挿入されていないときは太陽電池208
からの直流電力をCPU212および昇圧回路209に
供給する。
【0028】昇圧回路209はLCD211を駆動する
ために必要な電圧に昇圧するもので、電力切換回路20
7から供給された直流電圧を所定電圧に昇圧してドライ
バ回路210に供給する。ドライバ回路210は昇圧回
路209によって昇圧された直流電圧によりLCD21
1を駆動し、このときCPU212の出力信号に基づい
てLCD211に情報を表示させる。LCD211(表
示手段)はドライバ回路210によって駆動され、CP
U212の出力信号に基づいて対応する情報を表示す
る。LCD211としては、小型で細長い液晶ディスプ
レイとして配置され、1行で複数の数字、記号等を使用
して必要な情報(例えば、玉貸金額、持ち玉数、貯玉金
額、中断時間等)を表示可能なモノクロタイプのものが
用いられる。LCD211としてカラーの液晶ディスプ
レイを使用してもよい。キースイッチ220は遊技者に
よって操作されるもので、例えばキーを押す毎にLCD
211に表示される金額、持ち玉金額、貯玉金額等の情
報を順次切り換えることが可能になっている。
【0029】CPU212はICカード30へのデータ
の書き込み/読み出しに必要な処理および遊技中断に関
する処理を行い、ROM213はCPU212の実行す
る処理プログラムや処理に必要なデータを記憶してい
る。RAM214はワークエリアとして用いられ、EE
PROM215、216は何れも不揮発性メモリで電源
供給が断たれてもデータを保持可能なもので、そのうち
EEPROM215はカード番号(カード識別情報)、
セキュリティ情報、玉貸し金額、持ち玉数データ、貯玉
金額データ、各端末機器の識別情報(例えば、カード発
行機識別情報、大型金額付加機識別情報等)等のセキュ
リティに関連する重要情報を記憶する。なお、カード番
号(カード識別情報)は管理装置11において、遊技を
行った遊技者を特定する識別可能情報に相当する。すな
わち、ICカード30(遊技情報媒体)を使用して遊技
を行った遊技者の個人情報に相当する。また、EEPR
OM216は遊技中断に関する情報(例えば、中断開始
時刻、中断許容時間、中断台番号等)、ホール名、各種
の遊技情報等の重要でない情報を記憶する。なお、EE
PROM215、216の代りに、例えば強誘電体メモ
リ(F−RAM)を用いてもよい。強誘電体メモリを用
いた場合、データの書き込み速度が速く、かつ電池が不
要という利点がある。
【0030】時計回路217は、例えば時計ICからな
り、時間の計測を自動的に行う。そして、CPU212
からの命令に基づいて時間計測結果を出力し、中断の経
過時間、現在時刻等をCPU212に出力する。時計I
Cからの信号に基づきCPU212は現在時刻の表示制
御や中断の経過時間等の表示制御を行う。また、時計I
Cはアラーム機能も備えているので、所定の時間(例え
ば、中断終了時間、中断終了3分前の時間)を設定すれ
ば、その時間になったら、信号出力するため、報知処理
に利用することができる。なお、時計回路217のよう
な時計ICを用いる構成ではなくて、例えばCPU21
2に時計用の基準時間を入力して時間の計測処理を行う
ような構成にしてもよい。電池218は時計回路217
をバックアップする電源である。アラーム回路219は
ブザー等からなり、所定の警報を出力するもので、例え
ばCPU212の出力に基づいて中断終了時刻3分前に
なると、所定の報知音を出力する。
【0031】B.ICカードの構造 図4はICカード30の表側の平面図である。図4にお
いて、ICカード30の表側には細長い形状のLCD2
11および太陽電池208が併設して配置され、さらに
矩形状のキースイッチ220が配置されている。ICカ
ード30の内部には制御部231が配置され、表側には
ブザー等からなるアラーム回路219の出口(アラーム
音の出力部)が形成される。また、ICカード30の裏
面側には外部端子201が配置されている。制御部23
1はCPU212、ROM213、RAM214、昇圧
回路209、クロック回路205、クロック切替回路2
06、ドライバ回路210、電力切替回路207および
EEPROM215、216を含む大きめの1つのIC
として形成され、LCD211の端子近傍に配置されて
いる。外部端子201はICカード30の中央付近に配
置され、8つのピンを有している。なお、外部端子20
1のピン数は8つに限るものでない。例えば、情報量や
通信形態によりピン数は変化する。
【0032】次に、作用を説明する。カード式遊技シス
テムの全体的な管理は管理装置11によって行われ、管
理装置11は遊技機21の管理や各端末装置(例えば、
カード発行機15、金額付加機16等)の管理も行う。
また、管理装置11はICカード30に記録されたカー
ド識別情報に基づいて遊技機21で遊技した際の遊技者
の品行状態を遊技者の個人情報に関連して収集する処理
を行う(詳細は後述のプログラムで詳述する)。さら
に、カード会社に対しては1日のデータ(玉貸金額、付
加金額等の必要なデータ)を集計して要求があった場合
送信する。以下に、まず端末装置である遊技機21等の
制御プログラムから説明する。
【0033】A.遊技機の制御プログラム 遊技機21の制御プログラムについて説明すると、図5
〜図7は遊技機21の制御プログラムを示すフローチャ
ートである。この制御プログラムがスタートすると、ま
ずステップS10で初期化処理を行う。これにより、遊
技機21にある制御部(例えば、管理装置11との通信
を行う通信制御部、枠側の制御や発射制御を行う本体制
御部等)のイニシャライズ、フラグのクリア等が行われ
る。次いで、ステップS12で回線テスト処理を行う。
これは、管理装置11との間の回線テストを行うもので
ある。次いで、ステップS14で初期設定処理を行う。
これにより、管理装置11から遊技者が遊技を中断して
離れるときの中断時間の許容時間の設定値(例えば、2
0分、あるいは30分等)の受信等が行われるととも
に、その他、管理装置11から必要な初期情報を受信す
る。
【0034】次いで、ステップS16で管理装置11か
らの開店指令があるか否かを判別し、開店指令がなけれ
ば、このステップS16に待機し、開店指令がくると、
ステップS18に進んでカード挿入口125にカード
(ICカード30のこと、以下同様)挿入があるか否か
を判別する。カードが挿入されていなければ、ステップ
S20で遊技の中断中(遊技者が休息を取る等のための
遊技中断のこと、以下同様)であるか否かを判別する。
中断中でなければ、まだ誰も遊技を行っていないと判断
してステップS22で普段処理を行う。これにより、例
えば遊技機21の表示装置(特別図柄表示装置)に「い
らっしゃいませ」等の呼込み画面を表示する普段処理が
行われる。普段処理を経ると、ステップS18に戻って
処理ループを繰り返す。一方、ステップS20で遊技の
中断中であれば、ステップS50以降の処理で中断に関
する一連の処理を行う(詳細は後述)。
【0035】ステップS18でカードが挿入中であれ
ば、ステップS24に進んでセキュリティがOKである
か否かを判別する。これは、ICカード30に記憶され
ているセキュリティデータを確認するものである。セキ
ュリティがOKでなければ、ステップS26でカードを
排出するとともに、ステップS18に戻って処理を繰り
返す。セキュリティがOKであれば、ステップS28に
進んで遊技の中断中(ステップS20と同じ)であるか
否かを判別し、中断中であればステップS30で中断し
た遊技カードであるか否かを判別する。これは、休息を
取る等のために遊技中断した当該遊技者の遊技カードで
あるかどうかを判断するものである。当該遊技者の遊技
カードでなければ(例えば、他人がICカード30を挿
入した場合)、ステップS32に分岐してカードを排出
する。これにより、遊技中断した遊技者以外の他の遊技
者がカードを挿入しても遊技を行うことはできず、遊技
中断した遊技者の中断状態が担保される。また、このと
きに、”中断中につき遊技できません”等の報知(例え
ば、遊技機21に配置される遊技操作表示タッチパネル
124に表示)が行われる。
【0036】一方、ステップS30で中断した遊技カー
ドであれば、ステップS34に進んで中断解除処理を行
う。これにより、遊技を中断した遊技者が再び遊技を開
始できるようになる。このとき、中断解除が遊技機21
から管理装置11へ送信され、管理装置11で中断解除
を認識する。また、遊技機21の表示器等による中断状
態の報知が解除される。中断解除処理を経ると、ステッ
プS36に進む。ステップS28で遊技の中断中でなけ
れば、ステップS36にジャンプする。ステップS36
ではカード処理を行う。これは、カードデータを読み込
んで金額データの範囲内で玉貸しを行う等の通常のカー
ド処理である。次いで、ステップS38で遊技処理を行
う。これは、始動入賞に伴って特図を変動させたり、大
当りゲーム、リーチゲーム等のパチンコゲームを行うも
のである。
【0037】次いで、ステップS40で中断SWがオン
であるか否かを判別する。これは、遊技を続けている遊
技者が休息、食事を取る等のために中断SWを押したか
否かを判断するものである。なお、中断SWは遊技機2
1の前面側の遊技操作表示タッチパネル124の中にパ
ネルスイッチの1つとして配置されている。中断SWが
オンしていなければ、ステップS18に戻る。これによ
り、そのまま遊技が継続される。中断SWがオンする
と、ステップS41に進んで管理装置11から遊技中断
のと許可を禁止する禁止信号があるか(禁止信号を遊技
機21で受けているか)否かを判別する。ここで、管理
装置11は品行状態に関するデータ収集結果から、遊技
中断時間オーバーの回数が多い遊技者や中断許容回数
(例えば、1日3回)に達している遊技者に対して、遊
技中断をできなくする(禁止する)禁止信号を出力す
る。ステップS41で禁止信号があると、ステップS1
8に戻る。これにより、遊技者が中断SWが押しても遊
技中断が許可されない。また、このとき遊技機21の前
面側の遊技操作表示タッチパネル124に、遊技中断停
止の表示を行う。例えば、”遊技中断時間のオーバー回
数が多いため、1週間遊技中断の許可を禁止します”等
の表示を行う。一方、管理装置11からの禁止信号がな
ければ、ステップS42に進んで中断許容時間の送信を
行う。これは、遊技機21からICカード30に中断許
容時間(最初の初期設定で決定されている許容時間で、
例えば30分)を送信するものである。次いで、ステッ
プS44で中断SWのオンした台番号をICカード30
に送信する。これは、遊技機21からICカード30に
対して中断開始の指令信号(遊技中断状態の開始指令信
号)が出力されたことに相当する。遊技機21の指令信
号は、後述のように遊技機21からICカード30を排
出するとともに、遊技を一時中断する遊技中断状態の開
始信号である。これにより、ICカード30では遊技機
21から指令信号を受けて中断時間の計時が開始される
とともに、その計時結果がLCD211に表示される。
また、台番号もLCD211に表示される。
【0038】次いで、ステップS46で中断報知開始処
理を行う。これにより、遊技機21の前面側の遊技操作
表示タッチパネル124の中にある中断報知表示器に遊
技中断中である旨の必要と、遊技中断の経過時間の表示
が開始される。したがって、係員あるいは他の遊技者は
当該中断台の前に致ると、中断報知表示器の表示から当
該台が遊技中断であることと、中断時間が残りどのくら
いであるかを確認できる。次いで、ステップS48でカ
ードを排出する。これにより、遊技を中断した遊技者は
カードを手にして休息等を取ることができる。ステップ
S48を経ると、ステップS18に戻る。そして、ステ
ップS20で中断中の判別結果となり、ステップS50
に分岐して詳細を後述する中断中の処理を行うことにな
る。なお、遊技中断の許容時間や台番号は、本実施例の
ように中断開始時に当該遊技機21からICカード30
に送信する例に限らず、例えばICカード30が遊技機
21に挿入された時点で当該遊技機21からICカード
30に予め送信しておく方法でもよい。
【0039】遊技中断中の処理を説明すると、この場合
はステップS20の判別結果がYESとなってステップ
S50に進み、ステップS50で計時処理を行う。これ
により、遊技中断開始からの経過時間が計測されてい
く。次いで、ステップS52で中断報知処理を行う。こ
れにより、遊技操作表示タッチパネル124の中にある
中断報知表示器に遊技中断中の表示と遊技中断の経過時
間の表示を継続する処理および中断報知ランプを点滅さ
せる処理が行われる。次いで、ステップS54で中断終
了3分前であるか否かを判別し、中断終了3分前でなけ
ればステップS60にジャンプする。そして、ステップ
S60で中断時間終了か否かを判別し、中断時間終了で
なければステップS18に戻って処理を繰り返す。これ
により、中断報知状態が継続する。
【0040】ステップS54で中断終了3分前になる
と、ステップS56に進み3分前表示処理を行う。これ
により、遊技操作表示タッチパネル124の中にある中
断報知表示器に遊技中断終了の3分前であることの表示
がされる。次いで、ステップS58で中断終了3分前情
報の管理装置11への送信処理を行う。これにより、中
断終了3分前の状態であることが管理装置11へ送信さ
れ、管理装置11により「○○台のお客様、遊技中断終
了3分前です。台にお戻りください」等の店内放送がさ
れる。なお、パチンコ店内だけでなく、例えば大型の複
合店等では付設の設備(例えば、レストラン等)内でも
放送される。次いで、ステップS60で中断時間終了か
否かを判別し、店内放送に気付いて遊技者が中断時間終
了前に台に帰れば、ステップS18に戻って処理が繰り
返される。したがって、遊技者がカードを挿入すること
により、再び遊技を行うことができる。
【0041】一方、遊技者が中断時間終了前に台に帰ら
ず、中断時間が終了すると、ステップS60の判別結果
がYESとなり、ステップS62に進んで中断解除処理
を行う。これにより、遊技を中断した人以外の他の遊技
者が遊技を開始できるようになる。次いで、ステップS
64で中断解除情報の管理装置11への送信処理を行
う。これにより、管理装置11で中断解除を認識すると
ともに、管理装置11により「○○台を整理させていた
だきます」等の店内放送をする。この場合も、パチンコ
店内だけでなく、例えば大型の複合店等では付設の設備
(例えば、レストラン等)内でも放送する。ステップS
64を経ると、ステップS18に戻って処理を繰り返
す。
【0042】B.ICカードの制御プログラム 次に、ICカード30の制御プログラムについて説明す
る。図8〜図11はICカード30の制御プログラムを
示すフローチャートである。このプログラムはICカー
ド30を端末装置のカードリーダライタに挿入している
ときの他、カードを携帯しているときも実行される。プ
ログラムがスタートすると、まずステップS100でオ
フラインモードであるか否かを判別する。これは、カー
ド携帯時でオフラインの状態にあるか、すなわちカード
が端末装置(遊技機21、景品POS17等)に挿入さ
れて電力や情報の供給を受ける状態ではないモードであ
るかどうかを判別するものである。
【0043】(a)オフラインモードの場合(例えば、
カード携帯時) これは、カードが端末装置に挿入されていない場合に相
当し、ステップS100の判別結果がYESとなって、
ステップS102に進み、遊技者のカード操作に対応し
た処理を実行する。なお、カードの電源は内蔵の太陽電
池208から供給される。このとき、カードリーダライ
タに挿入されていないからクロック回路205のクロッ
ク信号がクロック切換回路206を介してCPU212
に供給される。一方、カードリーダライタに挿入される
と、受信回路202からのクロック信号がCPU212
に供給されることになる。
【0044】ステップS102ではカードの発行前であ
るか否かを判別する。ここで、カード会社2より遊技店
に納入されカードで発行前のものには、暗号化されたセ
キュリティコード、暗号化されたカード番号、暗号化さ
れた仮カード発行機番号、暗号鍵およびICカード30
を動かすプログラムが記録されている。そして、遊技者
がカード発行機15でカード発行操作を行うと、カード
発行機15は仮カード発行機番号を使用してストッカー
に保存されているカード(発行前のカード)との間で相
互認証を行い、その後、初期値として各端末装置の認識
番号(このとき、真カード発行機番号が仮カード発行機
番号に上書される)、遊技の初期値(例えば、持ち玉数
=0とか)を書き込み、カードを発行する。ステップS
102の判別はカードに仮発行機番号あるいは真発行機
番号が入っているかで判断し、仮発行機番号が入ってい
れば「発行前」、真発行機番号が入っていれば「発行済
み」となる。
【0045】ステップS102でカード発行前であれ
ば、ステップS104に進んで表示器(すなわちLCD
211、以下同様)に玉貸金額を表示する。これによ
り、カードが保有する玉貸金額が表示されるが、発行前
で金額付加がされていなければ、玉貸金額は「0」であ
る。次いで、ステップS100に戻って処理を繰り返
す。一方、ステップS102でカード発行後であれば、
ステップS106に進んでスイッチ操作に該当する情報
を表示器(LCD211)に表示する。これは、キース
イッチ220が押される度に表示内容が変化して情報が
順次LCD211に表示されるもので、例えば玉貸金
額、貯玉金額、持ち玉数、カードの有効期限(カードの
有効期限がいつまでであるかその月日)、本日収支(す
なわち、本日の遊技結果に対応した収支状況)、ホール
名(すなわち、最後に遊技をして遊技店名)、台番号
(すなわち、最後に遊技をした遊技機の台番号)等の遊
技者が最低限知りたい情報が表示される。これにより、
遊技者はカードを携帯した状態で、遊技に関連する情報
を見ることができる。なお、LCD211に表示される
情報は上記例に限らず、他の情報でもよい。
【0046】次いで、ステップS108で遊技中断中で
あるか否かを判別し、遊技中断中でなければ(例えば、
通常の携帯時)、ステップS100に戻って処理を繰り
返す。遊技中断中であれば、ステップS110に進んで
計時処理および中断報知(中断中である旨の表示、中断
の経過時間、中断の台番号)の表示処理を行う。これに
より、遊技の中断が開始されてからの経過時間が計時さ
れるとともに、経過時間および中断した台の番号がLC
D211に表示される。例えば、図12(a)に示すよ
うに、時計IC(時計回路217)から時刻を入力して
表示する場合の例では、以下の情報がLCD211に表
示される。
【0047】「中断中」 現在PM6:36 これは、遊技中断であることの明示および現在時刻を示
すものである。 開始時間 PM6:20 これは、遊技中断の開始時刻を示すものである。 終了時間 PM6:50 これは、遊技中断の許容時間が30分なので、その終了
時刻を示すものである。 台番号 156 これは、遊技中断をした遊技機21が「156」番であ
ることを示すものである。
【0048】なお、遊技中断の経過時間を計時するに
は、例えば経過時間を加算する方法と、残り時間を減算
する方法がある。どちらを採用してもよい。例えば、図
12(b)は中断許容時間を最初に設定し、その後、中
断許容時間を1秒毎に減算(カウントダウン)する場合
の表示例である。この場合、以下の情報がLCD211
に表示される。 「中断中」 遊技中断であることの明示である。 経過時間 19:20 遊技中断の経過時間を示すもので、19分20秒が経過
している例である。 台番号 156 これは、同様に遊技中断をした遊技機21の台番号を示
すものである。
【0049】また、図12(a)、(b)に示すよう
に、台番号を表示しているので、携帯しているICカー
ド30のLCD211を見ることにより、自分の中断中
の遊技機21の場所が直に分かり、便利である。特に、
最近の大型の遊技店(2000台設置等)では、ホール
が広くて自分の遊技機21の場所が分からなくなってし
まうため、中断時間がオーバーしてしまうおそれがある
が、本実施例のように台番号を表示すると、そのような
中断時間オーバーが防止される。
【0050】次いで、ステップS112で中断終了3分
前(5分前、あるいは10分前でもよい)であるか否か
を判別し、中断終了3分前でなければステップS114
をジャンプしてステップS116に進む。ステップS1
16では中断終了時間であるか否かを判別し、中断終了
時間でなければステップS100に戻って処理を繰り返
す。そして、ルーチンを繰り返して中断終了3分前にな
ると、ステップS112の判別結果がYESとなってス
テップS114に進み、3分前表示処理およびブザー処
理を行ってステップS116に進む。3分前表示処理で
は中断終了3分前であることをLCD211に表示し、
ブザー処理では中断終了3分前の報知を行うためにアラ
ーム219を鳴らす。これにより、遊技者は中断終了3
分前であることを簡単に認識できる。
【0051】例えば、図12(c)は残り時間を表示す
る例であり、この例で中断終了3分前を表示する場合、
以下の情報がLCD211に表示される。 「中断中」 遊技中断であることの明示である。 残り時間:2:20 遊技中断の残り時間を示すもので、2分20秒が残り時
間であることを示す。 台番号 156 これは、同様に遊技中断をした遊技機21の台番号を示
すものである。 「中断時間が終了します。台へお戻りください」 これは、中断終了3分前であることを知らせるためのメ
ッセージを表示するものである。
【0052】そして、中断終了時間になると、ステップ
S116の判別結果がYESとなってステップS118
に進み、中断終了表示処理およびブザー処理を行い、ス
テップS100に戻って処理を繰り返す。中断終了表示
処理では中断終をLCD211に表示し、ブザー処理で
は中断終の報知を行うためにアラーム219を鳴らす。
これにより、遊技者は中断が終了したことを簡単に認識
できる。なお、中断終了時間をオーバーした場合には、
経過時間をそのまま表示(例えば、残り時間を減算して
いくときは経過時間をマイナス表示する)するととも
に、台へ戻るメッセージ表示をそのまま継続する。ある
いは中断終了報知の音を変化させて中断終了前と区別す
るようにしてもよい。
【0053】ここで、中断3分前のブザー処理および中
断終了のブザー処理では、アラーム219によりブザー
を鳴らしているが、ブザー音は連続でもよいし、あるい
は間欠的に鳴らしてもよい。また、中断3分前と中断終
了とでブザーの音色を変えてもよい。さらに、メッセー
ジ表示に加えて、あるいは変えて音声合成音で報知する
ようにしてもよい。その場合、音声合成回路および小さ
いスピーカをICカード30に設ければよい。
【0054】(b)オンラインモードの場合(カードリ
ーダライタ挿入時) これは、カードが端末装置に挿入されている場合であ
り、ステップS100の判別結果がNOとなって、ステ
ップS120に分岐し、以降のステップで端末装置との
間で情報の転送を行う処理を実行する。このとき、電源
回路203は外部端子201を介してカードリーダライ
タからICカード30への供給電力を受けて電力切換回
路207に供給し、電力切換回路207によりICカー
ド30の各部に作動電源が供給される。ステップS12
0では通信初期化処理を行う。これにより、端末装置
(例えば、遊技機21)とカードリーダライタとの間で
通信を行う場合の各部のイニシャライズ、フラグのクリ
ア等が行われる。
【0055】次いで、ステップS122でエラーがある
か否かを判別し、エラーがあればステップS120に戻
って処理を繰り返す。エラーがなければステップS12
4に進んでセキュリティ情報の要求があるか否かを判別
し、セキュリティ情報の要求がなければこのステップに
待機し、セキュリティ情報の要求があると、続くステッ
プS126に進んでセキュリティ情報送信処理を行う。
これにより、カードのセキュリティ情報(セキュリティ
データ)が端末装置に送信され、チェックされることに
なる。次いで、ステップS128で端末装置番号を受信
したか否かを判別する。これは、端末装置の識別番号を
受信したか否かを判別するもので、正規の端末装置であ
るかどうかカード側で確認するためである。端末装置の
識別番号を受信していなければ、このステップに待機
し、端末装置の識別番号を受信すると、ステップS13
0で端末装置番号を解析し、ステップS132で正規の
ものかどうかを判断した結果エラーが発生したか否かを
判別する。解析結果がエラーであれば(例えば、端末装
置が正規のものない)、ステップS134でエラー情報
を端末装置に送信し、ステップS120に戻って処理を
繰り返す。
【0056】エラーがなければ、ステップS136以降
に進んで端末装置に対して必要な処理を行うことにな
る。まず、ステップS136で端末装置がカード発行機
15であるか否かを判別し、YESであればステップS
138で発行機処理を行う。これにより、カードを発行
する処理が行われる。例えば、ICカード30がカード
発行機15にストックされていて、新たに発行されるよ
うな場合である。ステップS138を経ると、ステップ
S136に戻って処理を繰り返す。ステップS136で
端末装置がカード発行機15でなければ、ステップS1
40に進み、端末装置が金額付加機16であるか否かを
判別し、YESであればステップS142で金額付加機
処理を行う。これにより、遊技者が所望する金額が上限
(例えば、2万円)の範囲内でカードに付加される。ス
テップS142を経ると、ステップS136に戻って処
理を繰り返す。
【0057】ステップS140で端末装置が金額付加機
16でなければ、ステップS144に進み、端末装置が
遊技機21であるか否かを判別し、YESであればステ
ップS146に進んで遊技機処理を行う(詳細はサブル
ーチンで後述)。これにより、遊技機21に挿入した後
に、パチンコゲーム等の必要な処理が行われる。ステッ
プS146を経ると、ステップS136に戻って処理を
繰り返す。ステップS144で端末装置が遊技機21で
なければ、ステップS148に進み、端末装置が景品P
OS17であるか否かを判別し、YESであればステッ
プS150に進んで景品POS処理を行う。これによ
り、景品POS17での景品交換が行われる。ステップ
S150を経ると、ステップS136に戻って処理を繰
り返す。
【0058】ステップS148で端末装置が景品POS
17でなければ、ステップS152に進み、端末装置が
遊技情報表示端末装置18であるか否かを判別し、YE
SであればステップS154に進んで遊技情報表示端末
装置処理を行う。これにより、遊技情報表示端末装置1
8に挿入したカードに対して所望の情報が入力される等
の処理が行われる。ステップS140を経ると、ステッ
プS136に戻って処理を繰り返す。
【0059】(c)遊技機処理のサブルーチン 図11はICカード30の制御プログラムにおける遊技
機処理のサブルーチンを示すフローチャートである。こ
のサブルーチンが開始されると、まずステップS200
で初期設定処理を行う。これにより、時計IC(時計回
路217)と遊技機の時刻合せが行われる。したがっ
て、カード挿入時にカード側の時刻と遊技機側の時刻が
合った状態で、その後の処理が行われることになる。ま
た、管理装置11から遊技機21に送信される情報によ
り中断許容時間の設定が予め設定され、このステップS
200においてカード側の初期設定で中断許容時間が遊
技機21から送信されて設定される。すなわち、カード
は遊技機21から中断許容時間を受け取って設定する。
なお、ステップS200でICカード30側で中断許容
時間の設定を行うようにしてもよい。さらに、本実施例
では遊技中断の開始のタイミングで台番号を設定してい
るが、これに限らず、例えば初期設定処理で台番号(中
断後に戻る台の番号)の設定を行うようにしてもよい。
【0060】次いで、ステップS202で遊技機21か
らカード情報の要求があるか否かを判別し、カード情報
の要求がなければこのステップに待機し、カード情報の
要求があると、ステップS204に進んでカードからカ
ード番号、玉貸金額、貯玉金額、持ち玉数の情報を遊技
機21に送信する。次いで、ステップS206でその他
の情報のリード要求があるか否かを判別し、リード要求
があればステップS208で対応する情報を遊技機21
に送信し、ステップS214にジャンプする。リード要
求がなければ、ステップS210に進んで遊技機21か
ら情報のライト要求があるか否かを判別する。ライト要
求があれば、ステップS212でカード側の対応する情
報を更新(上書処理)し、ステップS214に進む。一
方、ライト要求がなければ、ステップS212をジャン
プしてステップS214に進む。
【0061】ステップS214では遊技の中断開始か否
かを判別する。中断開始かどうかは、遊技機21からI
Cカード30に出力される前述した指令信号(中断開始
の指令信号)を受信したかどうかで判断する。中断開始
でなければ、ステップS218で中断終了か否かを判別
する。中断終了でなければ、ステップS206に戻って
処理を繰り返す。これにより、通常の遊技の場合にはス
テップS206〜ステップS218の処理が繰り返され
る。一方、ステップS214で遊技者が休息、食事等を
取るべく遊技を中断するために遊技機21の中断SWを
押す操作をした場合には、遊技機21からICカード3
0に対して指令信号が出力され、ICカード30で指令
信号を受信すると、中断開始と判断する。そして、中断
開始であれば、ステップS216で中断開始処理を行
う。これにより、ICカード30では中断情報を記憶
(例えば、当該カード番号の記憶)することが行われ、
中断終了後に再び遊技を開始できるような状態に保持す
る。
【0062】また、中断時間として予め設定された許容
時間の範囲内で、中断が行われるかどうかの判断のため
に計時する処理が行われるとともに、中断の報知(例え
ば、ICカード30のLCD211に遊技中断中の表示
や遊技中断の経過時間を表示する)が行われる。次い
で、ステップS218で中断終了か否かを判別する。中
断終了とは、例えばカードが挿入されて中断終了の操作
が遊技者により行われたとき、あるいはカードが挿入さ
れるずにそのまま中断終了時間が経過したときである。
【0063】中断終了でなければ、ステップS206に
戻って処理を繰り返す。これにより、中断時間が経過し
ていく。そして、遊技者がカードを挿入して中断からの
復帰を要望すると、ステップS220に進んで中断終了
処理を行う。これにより、中断情報の初期化(例えば、
中断の経過時間や台番号のクリア等)が行われるととも
に、中断報知が終了する。中断報知の終了では、例えば
ICカード30のLCD211における遊技中断の経過
時間の表示を終了させる。したがって、遊技者は同じ台
で再び遊技を続けることができる。ステップS220を
経ると、ステップS206に戻って処理を繰り返す。
【0064】C.管理装置の制御プログラム 次に、管理装置11の制御プログラムについて説明す
る。図13は管理装置11の制御プログラムを示すフロ
ーチャートである。このプログラムがスタートすると、
まずステップS300で初期化処理を行う。これによ
り、管理装置11のワークステーションの所定素子(例
えば、CPU、RAM等)を初期状態にしたり、フラグ
のリセット等を行って、管理装置11の作動システムが
初期化される。次いで、ステップS302で自己診断処
理を行う。これにより、管理装置11におけるデータ収
集管理システムの診断が行われる。次いで、ステップS
304で自己診断結果がOKであるか否かを判別し、エ
ラー等があってNGであれば、ステップS300に戻っ
て処理を繰り返す。このとき、エラーがあれば、エラー
メッセージを表示する等の処理が行われる。
【0065】ステップS304で自己診断結果がOKで
あれば、ステップS306に進んで業務開始処理を行
う。これにより、カードの発行や遊技の開始等が許可さ
れ、遊技店の業務が開始される。また、遊技者の品行状
態を判断するためのパラメータ(後述の図15に示され
るが、詳細は後述)が設定される。次いで、ステップS
308で通信処理を行う。これにより、主中継装置12
との間で例えば割り込みによりトークンリングLANに
よる通信が行われ、さらに副中継装置13、14を介し
て遊技機21を含む各端末装置との間で情報収集、必要
なパケットの送信等の処理が行われる。次いで、ステッ
プS310で遊技データ収集処理を行う。これにより、
各遊技機21からの遊技情報を収集し、演算処理してデ
ータを項目別に分けて整理したり、表示する等の処理が
行われる。例えば、大当り回数、始動入賞個数、ベース
等を演算したりして遊技データが収集され、例えば台の
釘調整や台の入替え時期等の営業に活用される。
【0066】次いで、ステップS312で品行状態デー
タ収集処理を行う。これにより、遊技者の品行状態が収
集される(詳細はサブルーチンで後述)。次いで、ステ
ップS314で周辺機器処理を行う。これにより、管理
装置11における各端末(例えば、キーボード、マウス
等)からの情報の入力、データ表示、プリントアウト等
の処理が行われる。次いで、ステップS316で店内放
送、演出処理を行う。これにより、遊技中断した台に関
する店内放送、その他の内容の店内放送が行われるとと
もに、大当りした台のある島設備の装飾演出等が行われ
る。次いで、ステップS318で締めスイッチがONし
ているか否かを判別する。締めスイッチは遊技業務を閉
店する場合のスイッチである。締めスイッチがONして
いなければ、ステップS308に戻って処理ループを繰
り返す。締めスイッチがONすると、ステップS320
に進んで業務を終了する。これにより、閉店することに
なる。ステップS320を経ると、プログラムを終了す
る。
【0067】D.品行状態データ収集処理のサブルーチ
ン 次に、品行状態データ収集処理のサブルーチンについて
説明する。図14は管理装置11の制御プログラムにお
ける品行状態データ収集処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。このサブルーチンがスタートする
と、ステップS330で設定された品行状態の監視処理
を行う。これにより、設定されたパラメータにより品行
状態を監視することが行われる。ここで、品行状態の設
定について説明すると、図15の品行状態メニュー画面
に示すように、どのような品行状態のパラメータにする
かは予め設定される。例えば、図15のメニューでは6
つの品行状態パラメータを設定した例である。それらの
内容は、以下のようなものである。
【0068】「1」.中断処理行為 ICカード30のカード識別番号から遊技者を特定して
(以下の各行為監視についても同様にカード識別番号を
利用する)、遊技者による遊技の中断回数、中断日時、
中断時間オーバー回数という行為である。なお、ICカ
ード30のカード識別番号から遊技者を特定する処理
は、遊技情報媒体に記録された識別可能情報に基づいて
遊技情報媒体を使用して遊技を行った遊技者の個人情報
を収集管理する機能に相当する。 「2」.カード再発行行為 ICカード30の紛失やデータの付加不良等によりカー
ドを再発行する行為である。 「3」.係員呼出行為 遊技者が係員を呼び出す行為である。例えば、遊技機2
1上部に配置されている呼出ユニットにおける遊技者が
係員を呼び出すための呼出スイッチ(SW)の操作信号
を管理装置11に入力して操作状態を監視する。
【0069】「4」.遊技台叩き行為 遊技者が台を叩く行為であり、例えば遊技機21に振動
センサを備えて台を叩く行為を監視する。 「5」.不審な玉貸し行為 所定時間内における連続玉貸し行為、特定状態(例え
ば、大当り中)中の玉貸し行為、持ち玉遊技中の玉貸し
行為等である。 「6」.遊技機の不当な占有 遊技台を占有したまま所定時間放置を行う行為である。
占有したまま放置とは、例えば煙草の箱を上皿において
放置する等の正式な遊技中断ではない状態をいう。この
放置状態行為は、係員が見つけて管理装置11に手動で
入力することになる。本実施例では、上記の6つの行為
の品行状態パラメータを設定しているが、これらに限る
ものではなく、他の行為を品行状態パラメータとして設
定してもよい。品行状態メニューの設定や変更は、管理
装置11で簡単に行えるようになっている。
【0070】再びサブルーチンに戻り、ステップS33
0を経ると、次いで、ステップS332に進み設定され
た品行状態が発生したか否かを判別する。設定された品
行状態が発生した場合には、ステップS334で発生し
た品行状態のデータ収集処理を行う。これにより、遊技
者の品行状態がICカード30のカード識別番号に基づ
いてデータ収集される。次いで、ステップS336で品
行状態の収集結果に基づく対応処理を行う。これは、品
行状態の悪い遊技者に対して必要な処理を行うものであ
る。具体的には、例えば中断処理において、中断時間オ
ーバーの頻繁な遊技者に対しては、中断サービスを禁止
し、その遊技者が休息等のために遊技を中断しようとす
ると、遊技中断を禁止する禁止信号を遊技機21に出力
するとともに、”中断サービスを禁止になっておりま
す”等の報知を行う(例えば、管理装置11から当該遊
技機21に中断禁止コマンドを送信し、遊技機21で音
声合成して報知)ようにする。なお、管理装置11によ
り店内放送して報知してもよい。その他、”あと1回オ
ーバーすると、中断サービスを禁止します”等の事前報
知を行う。中断の禁止の期間(例えば、1週間)は、品
行状態のパラメータの設定と共に設定される。なお、品
行状態が悪い程、中断の禁止の期間(例えば、1ケ月)
が長くなるようにしてもよい。禁止信号を出力するの
は、品行状態が所定値を越えて悪い遊技者に対してであ
り、例えば遊技中断時間オーバーの回数が多い遊技者
(例えば、中断を許可してもその都度中断時間をオーバ
ーし、3回に達している遊技者)や、中断許容回数(例
えば、1日3回)に達している遊技者等である。ステッ
プS336を経ると、サブルーチンを終了してリターン
する。一方、ステップS332で設定された品行状態が
発生していな場合には、ステップS336にジャンプす
る。
【0071】E.品行状態データ収集の具体例 図15は管理装置11の画面に表示される「品行状態メ
ニュー」の一例を示すものである。画面には、前述した
6つの行為の品行状態が表示され、詳細な内容を見るに
は、例えばマウスで選択すればよいようになっている。
いま、例えば「1」.中断処理行為を選択したとする
と、図16に示す画面に切り換わり、「中断処理行為デ
ータ:96.5.1〜96.5.31」という表示にな
り、中断処理行為データが詳細に分析されて表示され
る。なお、この画面は「96.5.1〜96.5.3
1」という1カ月間の中断処理行為データを収集したも
のである。データ収集期間は、1カ月、2カ月、3カ
月、6カ月の4つが用意され、何れかを選択可能であ
る。選択は、マスウ等で行うが、画面上のパネルスイッ
チで行えるようにしてもよい。
【0072】「中断処理行為データ」の画面では、識別
情報(カード識別情報)によって遊技をした遊技者を特
定し、識別情報毎に分けて、中断回数、中断の内訳、中
断時間オーバー回数(許容時間30分)が表示される。
例えば、カード識別情報=Q5R22の遊技者は中断回
数が2回、中断の内訳として5月2日に12時30分か
ら12時56分まで遊技を中断したこと、5月12日に
15時23分から15時58分まで遊技を中断したこ
と、5月22日に17時02分から17時33分まで遊
技を中断したこと、中断時間オーバー回数(許容時間3
0分)が2回であることが表示される。これにより、カ
ード識別情報=Q5R22の遊技者は中断時間オーバー
が多いという品行状態を把握することができる。
【0073】F.品行状態データ収集結果に対応する処
理の具体例 「品行状態メニュー」に表示される6つの行為の品行状
態が比較的に頻繁に起きた場合に、どのように対応する
かとして、以下のような各処理、遊技者へのサービス内
容の変更等がある。 「1」.中断処理行為に対応する処理 中断処理行為のデータを収集すると、その後、例えば中
断許容時間の設定、食事サービスの時間の設定等に利用
する。例えば、遊技者の多くが中断時間をオーバーする
回数が多い場合には、中断許容時間を長くして遊技者へ
のサービスを高めることも検討する。一方、特定の遊技
者だけに中断時間オーバー回数が多い場合には、その遊
技者に対して警告や中断行為の禁止処理等を行う。
【0074】「2」.カード再発行行為に対応する処理 ICカード30の紛失やデータの付加不良等によりカー
ドを再発行する行為があまりに頻繁に起きると、カード
の検査等を行う。 「3」.係員呼出行為に対応する処理 遊技者が係員を呼び出す行為が頻繁に起きると、遊技店
のサービスを高めるために、例えば係員の配置を変更し
たり、あるいは係員を増員するというデータとして利用
する。 「4」.遊技台叩き行為に対応する処理 遊技者が台を叩く行為があまりに頻繁である場合には、
その遊技者に対して警告を発したり、あるいは遊技店へ
の出入りを禁止したりする。
【0075】「5」.不審な玉貸し行為に対応する処理 所定時間内における連続玉貸し行為や、特定状態中の玉
貸し行為等があまりに頻繁である場合には、その遊技者
に対して警告を発したり、あるいは当該カードの検査等
を行う。 「6」.遊技機の不当な占有に対応する処理 遊技台を占有したまま所定時間放置する行為が頻繁に行
われている場合には、その台の遊技者に対して警告を発
する。あるいは、正式な遊技中断ではないから、台を占
有している物(例えば、煙草の箱)を整理して、他の遊
技者に開放する。
【0076】このように本実施例では、ICカード30
を使用して遊技を行う遊技機21を管理する管理装置1
1において、ICカード30に対応して個人情報を管理
(例えば、カード識別番号で遊技者と台を管理)し、遊
技者の品行状態を個人情報に関連してデータ収集するこ
とが行われる。したがって、営業を円滑に行うために利
用価値の高いデータ収集を行うことができる。具体的に
は、遊技者の遊技中の動向(例えば、振る舞い)に関す
る情報(例えば、中断処理行為、カード再発行行為、係
員呼出行為、遊技台叩き行為、不審な玉貸し行為、遊技
機の不当な占有行為等)を把握して管理することがで
き、営業に活用することができる。例えば、素行の悪い
遊技者を特定することができるので、その遊技者に対し
て他の遊技者に迷惑が掛からないように注意したり、あ
るいは入店を禁止したり等の遊技店の営業を円滑に行う
ために必要な処置を取ることができる。
【0077】遊技店で遊技者に対して所定のサービス
(例えば、遊技中断サービス)を提供する場合、そのサ
ービスの提供状況や遊技者のサービスの利用状態状況を
正確にデータ収集することができる。したがって、遊技
店におけるサービスの提供に関して営業上非常に有効な
データを得ることができる。例えば、サービスを継続す
るか、他のサービスを考えた方が良いか、サービスの設
定時間を変更するか等について有効なデータが得られ
る。また、遊技者の個人情報に基づき提供したサービス
を遊技者が正しく利用しているか否かの情報を得ること
ができる。したがって、例えばサービスを正しく利用し
ていない遊技者に対しては、注意やサービスの提供の中
止等の有効な処置を取ることができる。
【0078】本発明の実施の形態は、上記のような実施
の形態に限らず、以下に述べるような各種の変形実施が
可能である。 (a)パチスロ遊技機への適用が可能である。 (b)本発明はパチンコ遊技機でなく、例えば映像式ゲ
ーム機のようにものにも適用できる。すなわち、遊技情
報媒体としてのカードを使用してゲームを行うものであ
れば、他のタイプのゲーム機にも適用することができ
る。 (c)遊技情報媒体として、例えば会員カードを使用し
てもよい。会員カードは磁気カードでもよい。その場合
には磁気カードに会員に関する情報(遊技者の個人情
報)を記憶しておく。
【0079】
【発明の効果】
(1)請求項1記載の発明によれば、遊技情報媒体(例
えば、ICカード)を使用して遊技を行う遊技機を管理
する管理装置において、遊技情報媒体に対応して個人情
報を管理(例えば、カード識別番号で遊技者と台を管
理)し、遊技者の品行状態を個人情報に関連してデータ
収集しているので、以下の効果を得ることができる。営
業を円滑に行うために利用価値の高いデータ収集を行う
ことができる。具体的には、遊技者の遊技中の動向(例
えば、振る舞い)に関する情報(例えば、中断処理行
為、カード再発行行為、係員呼出行為、遊技台叩き行
為、不審な玉貸し行為、遊技機の不当な占有行為等)を
把握して管理することができ、営業に活用することがで
きる。また、例えば素行の悪い遊技者を特定することが
できるので、その遊技者に対して他の遊技者に迷惑が掛
からないように注意したり、あるいは入店を禁止したり
等の遊技店の営業を円滑に行うために必要な処置を取る
ことができる。
【0080】(2)請求項2記載の発明によれば、遊技
者に対する所定のサービスの提供状況あるいはサービス
の利用状態状況のうち、少なくも1つ以上を含む遊技者
への所定のサービスに関する情報を収集することによ
り、遊技店で遊技者に対して所定のサービス(例えば、
遊技中断サービス)を提供する場合、そのサービスの提
供状況や遊技者のサービスの利用状態状況を正確にデー
タ収集することができる。したがって、遊技店における
サービスの提供に関して営業上非常に有効なデータを得
ることができる。例えば、サービスを継続するか、他の
サービスを考えた方が良いか、サービスの設定時間を変
更するか等について有効なデータが得られる。また、遊
技者の個人情報に基づき提供したサービスを遊技者が正
しく利用しているか否かの情報を得ることができる。し
たがって、例えばサービスを正しく利用していない遊技
者に対しては、注意やサービスの提供の中止等の有効な
処置を取ることができる。 (3)請求項3記載の発明によれば、品行状態が所定値
を越えて悪い遊技者に対して管理装置から禁止信号を出
力し、遊技機では禁止信号を受けると、当該遊技者に対
する所定のサービスの提供を停止することにより、所定
のサービスを正しく利用していない遊技者に対してサー
ビスの提供の停止という有効な処置を取ることができ、
サービスを正しく利用している遊技者とのバランスを取
ることができる。また、所定のサービスの提供に対して
遊技者の品行状態を良くすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管理装置を使用した遊技場設備の一実
施例の全体構成を示すブロック図である。
【図2】遊技機の正面図である。
【図3】ICカードのブロック図である。
【図4】ICカードの平面図である。
【図5】遊技機の制御プログラムを示すフローチャート
である。
【図6】遊技機の制御プログラムを示すフローチャート
である。
【図7】遊技機の制御プログラムを示すフローチャート
である。
【図8】ICカードの制御プログラムを示すフローチャ
ートである。
【図9】ICカードの制御プログラムを示すフローチャ
ートである。
【図10】ICカードの制御プログラムを示すフローチ
ャートである。
【図11】ICカードの制御プログラムを示すフローチ
ャートである。
【図12】ICカードのLCDに表示される情報の一例
を示す図である。
【図13】管理装置の制御プログラムを示すフローチャ
ートである。
【図14】品行状態データ収集処理のサブルーチンを示
すフローチャートである。
【図15】品行状態メニュー画面の一例を示す図であ
る。
【図16】中断処理行為データの具体的な画面の一例を
示す図である。
【符号の説明】
1 遊技店 11 管理装置(遊技者管理手段、品行状態収集手段、
禁止信号出力手段) 21、21a〜21n 遊技機(封入球式遊技機:サー
ビス提供手段、サービス提供停止手段) 30 ICカード(遊技情報媒体) 215 EEPROM 216 EEPROM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも遊技に使用される価値情報お
    よび識別可能情報が記録された遊技情報媒体により遊技
    が可能な遊技機から情報を入力可能であり、該遊技機か
    ら入力された情報に基づき各種情報を収集管理する管理
    装置において、 前記遊技情報媒体に記録された識別可能情報に基づい
    て、該遊技情報媒体を使用して遊技を行った遊技者の個
    人情報を収集管理する遊技者管理手段と、 前記遊技機で遊技した際の遊技者の品行状態を、前記遊
    技者管理手段によって収集管理された遊技者の個人情報
    に関連して収集する品行状態収集手段と、を備えたこと
    を特徴とする遊技機の管理装置。
  2. 【請求項2】 前記遊技機は、遊技者に対して所定のサ
    ービスを提供するサービス提供手段を備え、 前記管理装置の品行状態収集手段は、遊技者に対する所
    定のサービスの提供状況あるいはサービスの利用状態状
    況のうち、少なくも1つ以上を含む遊技者への所定のサ
    ービスに関する情報を収集することを特徴とする請求項
    1記載の遊技機の管理装置。
  3. 【請求項3】 前記管理装置は、品行状態収集手段によ
    って収集された遊技者の品行状態に基づき、品行状態が
    所定値を越えて悪い遊技者に対して、遊技者への所定の
    サービスの提供を禁止する禁止信号を出力する禁止信号
    出力手段を備え、 前記遊技機は、管理装置から前記禁止信号を受けると、
    当該遊技者に対する所定のサービスの提供を停止するサ
    ービス提供停止手段を備えていることを特徴とする請求
    項3記載の管理装置。
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