JP4875396B2 - 色処理装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、色分解データを用いて、画像データを印刷装置における印刷用データに変換して出力する画像処理装置及びその方法に関する。
ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ等における画像形成装置には種々の方式のものがある。その中でも記録媒体に記録剤を付着することでテキストや画像を印刷する方式が実用化されており、このような印刷方式の代表例として、インクジェットプリンタがある。このようなインクジェットプリンタは、プリントヘッドから吐出されるインクドットの空間的な配置によって中間階調を表現している。このため、ドット密度が小さい領域、即ち、ハイライト部では印刷されたドットが視覚的に目立って粒状性を目立たせるという問題がある。
そこで、特許文献1に示されるように、従来の基本色材色(CMYK)からなる4色に加えLc(ライトシアン)、Lm(ライトマゼンタ)という淡い色の色材を用いてハイライト部の粒状性を目立たなくする技術が用いられている。
また、近年のカラーインクジェットプリンタの急速な普及に伴い、より高画質な画像への要求が高まってきた。特にプリンタが再現できる色領域を拡張させて、より鮮やかな画像を印刷することが求められている。このような色再現域を拡大する際、CMYの3色の内、各1色で再現できる色領域は、個々の色材の発色特性や色材濃度を改善することによって拡張できる。しかし、2色以上の記録剤で形成されるR,G,B領域の内、特に彩度の高い色領域に対しては、従来のCMYKの4色だけでは色再現領域に限界がある。従って、このような色再現領域の拡張に際して特許文献2には、CMYKの4色の基本色材に加えて、減法混色の3原色以外の高彩度な色、即ち、特色インクを追加して画像を形成する方法が開示されている。
一方、カラーインクジェットプリンタにおける画質の向上に伴い、カラーインクジェットプリンタを用いたデジタル画像の印刷、いわゆる写真印刷が一般的になっている。このような写真印刷が一般的になるにつれ、印刷された印刷物の保存性が重要視されている。従来、インクジェットプリンタにおける記録剤としては主に染料インクが用いられてきたが、染料インクは保存性が低いため保存性の高い顔料インクが使用されることがある。この顔料インクを使用して印刷すると、その印刷物の表面に映り込んだ照明の像に、照明本来の色と異なる金属光沢を帯びた色が観察されるブロンジングと呼ばれる現象が発生することが知られている。そこで、このブロンジングの発生を抑制するために、特許文献3のように、黒色レベルとUCR率を変更したパッチ画像群から、最もブロンジングが発生しないパッチを打ち込み率毎に目視で設定し、ブロンジングの発生しにくい色分解を決定する方法が提案されている。更に、異なる色度で色味の異なるブロンジングが観察されるブロンズムラと呼ばれる現象がある。
特開2002−059571号公報 特開2001−136401号公報 特開2001−138555号公報
上述したように、近年のカラーインクジェットプリンタで使用される色材の増加に伴い、所望の色を再現するため2色以上の色材を用いる場合に、それら色材の組み合わせの数が増大している。これら色材の組み合わせによって、印刷画像で観察されるブロンジングの大小が異なる。所望の色を再現するために複数の色材の組み合わせから最適な組み合わせを選択するために、粒状性の評価値及び再現できる色領域の大きさの評価値から、色材の組み合わせを決定する技術は既に用いられている。
また印刷に際しては、単純にブロンジングの発生量が小さければ良いというわけではなく、再現する色度の相違で色味の異なるブロンジングが発生し、複数の色によって構成される印刷画像の画質が損なわれるという問題点があった。即ち、ブロンズムラの抑制も重要視されている。これにより粒状性などの画質の決定要素と同様に、上述した特許文献3のように、ブロンジングの抑制を考慮した色分解方法が提案されている。
しかしながら、画像観察者の目視評価に依存した上記の方法では、人が大量の画像を観察して評価しなければならないため莫大なコストがかかってしまう。また画像観察者の体調の変化や画像観察者の交替によって安定した評価値が得られないという問題がある。また上述の方法によりブロンジングがある程度抑制されるものの、画質劣化の重大な要因となるブロンズムラを抑制できないという問題点もある。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決することを目的としている。
本願発明の特徴は、印刷条件及び印刷対象の画像データに応じて最適な色分解をうことができるようにすることにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
複数の代表色を含む入力色に対し、印刷装置で用いる色材の組み合わせに対応した色分解データを決定する色処理装置であって、
前記複数の代表色それぞれについて、印刷媒体上においてそれぞれ異なる光沢の色味を持ち該印刷媒体上において該代表色を再現する前記組み合わせに対応する、複数の色分解データを入力する入力手段と、
前記複数の代表色の間で前記色味の差が少なくなるように、前記複数の代表色それぞれについて、前記入力手段により入力された複数の色分解データから色分解データを決定する決定手段と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る色処理方法は以下のような工程を備える。即ち、
複数の代表色を含む入力色に対し、印刷装置で用いる色材の組み合わせに対応した色分解データを決定する色処理方法であって、
前記複数の代表色それぞれについて、印刷媒体上においてそれぞれ異なる光沢の色味を持ち該印刷媒体上において該代表色を再現する前記組み合わせに対応する、複数の色分解データを入力する入力工程と、
前記複数の代表色の間で前記色味の差が少なくなるように、前記複数の代表色それぞれについて、前記入力工程により入力された複数の色分解データから色分解データを決定する決定工程と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、光沢の色味のむらを抑制する色分解データを生成することが可能となる
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。
UI部1010は、この画像処理装置を使用するユーザが画像を出力する際に、ブロンズ(金属光沢)ムラの抑制方法を選択するのに使用される。このUI部1010は、ブロンズムラ抑制処理を実行するか否かをユーザが設定するブロンズムラ抑制設定部1011と、プリンタ等の画像出力部1060で使用される記録シート(記録媒体)をユーザが選択する記録媒体選択部1012と、入力画像の種類をユーザが選択する画像カテゴリ選択部1013と、画像入力部1050で入力された画像に基づいてRGBなど入力信号値のヒストグラム(色分布)を作成するか否かをユーザが設定するヒストグラム作成部1014とを有している。
このUI部1010の各機能の詳細な例は後述するが、UI部1010は、例えばプリンタ等の記録装置のドライバに実装されていても良い。また或は、記録装置のドライバとは別の色分解LUT(ルックアップテーブル)生成用アプリケーションプログラムとして実装されていても良い。
色分解LUT決定部1020は、UI部1010でユーザが選択した入力画像や記録媒体等の印刷条件に応じて、ブロンズムラを制御した最適な色分解LUTを作成するか、或は、予め定められた色分解LUTを参照するかを決定する。こうして画像出力部1060で画像を印刷する際に使用する色分解LUTを決定する。印刷条件格納部1021は、UI部1010で選択された印刷条件を格納する。この印刷条件は、印刷に使用する記録媒体(記録シート)の種類、使用する色材(インク、トナー等)、後述するブロンズムラを抑制する色領域に関する情報を含む。色分解LUT生成部1022は、印刷条件格納部1021に格納された印刷条件と、データ保持部1030に格納されている色材情報、記録媒体情報、ブロンジング情報から色分解LUTを生成する。色分解LUT格納部1023は、色分解LUT生成部1022で生成された色分解LUT、或は、予め基本色分解LUT保持部1034に格納されている色分解LUTを格納する。色分解LUT格納部1023に格納された色分解LUTを使用して、入力した画像データを色分解し、その色分解した画像データに基づいて画像出力部1060にてブロンズムラを制御した画像を印刷する。この画像出力部1060は、本実施の形態ではプリンタであり、入力したカラー画像データに基づいてカラー画像を印刷する。ここで色分解は、RGB等の画像データを画像出力部1060で出力する色成分のデータに分解する処理を指す。
データ保持部1030は、画像出力部1060で使用される記録媒体や色材の情報、或は、その記録媒体と色材の組み合わせで発生するブロンジング特性を予めデータとして保持している。記録媒体データ保持部1031は、画像出力部1060で使用される記録媒体の種類を保持する。色材データ保持部1032は、画像出力部1060で使用される全ての色材(インクやトナーなど)の種類を保持する。ブロンジング特性保持部1033は、記録媒体データ保持部1031で保持される記録媒体の種類と、色材データ保持部1032で保持される色材の種類との組み合わせによって発生するブロンジングの特性を保持する。また基本色分解LUT保持部1034は、ブロンズムラ抑制設定部1011にてブロンズムラ抑制処理を行わないとユーザが決定した際に、使用する色分解LUTを予め保持する。一般に、ブロンズムラとその他の画質要素(粒状性や階調性など)との関係はトレードオフになっている場合が多い。そのため、ブロンズムラの発生よりも、その他の画質要素を重視する場合には、ブロンズムラ抑制設定部1011にてブロンズムラ抑制処理を行わないと設定される場合もある。この場合の色分解LUTは、例えば粒状性の向上を重視した色分解LUTである。尚、ここで重視する画質項目としては階調性や色再現領域などでも良く、粒状性に限定されるものではない。
ブロンジング測定部1040は、ブロンジング特性保持部1033で保持するブロンジング特性を測定する。まずパッチデータ生成部1041で、記録媒体データ保持部1031で保持する記録媒体の種類と、色材データ保持部1032で保持する色材の種類との全ての組み合わせに対して、所定の色度を再現するための色材の組み合わせを求める。CMYKの基本色以外に、基本色より淡い色の色材である淡シアンや淡マゼンタ、或は、レッド、グリーン、ブルー等の特色の色材を備える場合、所定の色度を再現する色材の組み合わせは多数存在する。そこで、パッチデータ生成部1041で各色材を一定量変化させたパッチデータを作成し、パッチ出力部1042で、そのパッチデータを画像出力部1060を使用して印刷する。こうして印刷したパッチ画像をパッチ測色部1044で測色し、ブロンジング特性測定部1043でブロンジングの特性を測定する。つまりブロンジング測定部1040で、所定の記録媒体、所定の色材量の組み合わせに対応した測色値、ブロンジング特性を取得できる。こうして得られたブロンジング特性データは、ブロンジング特性保持部1033に保持される。尚、このブロンジング測定部1040による処理は、画像出力部1060を別の機種に変更した場合、或は同じ機種であっても所定期間ごと、或は使用する色材が変更された場合などに適宜実行される。こうして得られた特性データが、ブロンジングを抑制する色分解テーブルの作成に使用される。
ここで記録媒体としては、光沢紙、普通紙、アート紙などの用紙が考えられるが、本発明はこれに限定されるものではない。また上述した色材は、染料インク、顔料インク、トナーなどが考えられるが、本発明はこれに限定されるものではない。更に、本実施の形態における記録装置(画像出力部1060)は、インクジェット方式のプリンタや複合機、または、電子写真方式のプリンタや複写機などであるが、例えば熱転写方式のプリンタなどでも良く、記録装置は限定されるものではない。
図2は、本実施の形態に係る画像処理装置のハードウェア構成を説明するブロック図である。
図において、CPU201は、RAM202及びROM203に記憶されたプログラムに従ってこの情報処理装置全体の動作を制御している。RAM202は、CPU201のメインメモリとして使用され、CPU201により実行されるプログラムがロードされる。またこのRAM202は、CPU201による制御動作時に各種データを一時的に保存するワークエリアを提供している。ROM203は、ブートプログラムや各種データを不揮発に記憶している。入力部205はキーボード、マウス等のポインティングデバイスを有し、ユーザの操作により各種データやコマンドを入力するのに使用される。表示部204は、CRTや液晶などの表示ユニットを有し、処理対象のデータや後述するUI画面等の表示に使用される。外部記憶装置(HD)206は大容量の記憶装置で、ここにはOS、各種アプリケーションプログラムやプリンタドライバ、及びデータなどが予めインストールされている。そして、そのプログラムの起動が指示されると、プログラムはRAM202にロードされて実行される。ネットワークインターフェース207は、LAN等のネットワーク210とのインターフェースを制御している。このネットワーク210には、複数のプリンタ211や各種入出力機器が接続されている。入出力ポート208は、例えばUSBやIEEE1394などのインターフェースで、図1に示す画像出力部1060や画像入力部1050等と接続している。
<UI部1010の詳細>
次に図3及び図4を参照して、本実施の形態に係るUI部1010を詳細に説明する。尚、GUI上でユーザに指定された命令の処理の内容の詳細は後述する。尚、このUI部1010は、図2の入力部205及び表示部204により実現されている。
図3は、本実施の形態において、表示部204に表示される印刷条件を選択するグラフィカルユーザインタフェース(GUI)の一例を示す図である。この画面を使用した各種設定は、入力部205のキーボードやポインティングデバイスを使用して行われる。これは図4のGUIに関しても同様である。
301は、本実施の形態に係るGUIの基本ウィンドウである。入力テキストボックス302は、所望の画像データを指定するのに使用される。ここには画像データのファイル名などが入力される。コンボボックス303は、画像出力部1060で印刷する際に使用する記録媒体を選択するのに使用される。このコンボボックス303は、本実施の形態において使用可能な全ての種類の記録媒体から任意の記録媒体を選択できる。グループボックス304は、ラジオボタン305,306のいずれかを二者択一で選択するためのボタンである。ラジオボタン305は、ブロンズムラの抑制処理をしないモードを選択するためのボタンである。このラジオボタン305が選択状態(チェック)になっていれば、ブロンズムラ抑制処理をしない基本色分解LUTで印刷される。ラジオボタン306は、ブロンズムラの抑制処理を行うモードを選択するためのボタンである。このボタン306が選択(チェック)された後、ユーザがブロンズムラ抑制のため詳細にモードを選択できるように詳細設定ボタン307を備える。印刷ボタン308は、上記設定で印刷を指示するボタンである。キャンセルボタン309は、印刷の取消を指示するためのボタンである。
図4は、本実施の形態に係る、表示部204に表示されるブロンズムラの制御方法を選択するGUIの一例を示す図である。
このウインドウ401は、図3の詳細設定ボタン307が指示(クリック)されることによりポップアップ形式等によって起動する、ブロンズムラ抑制処理の詳細を設定するためのウィンドウである。ラジオボタン402は、ブロンズムラを自動的に抑制するモードを選択するためのボタンである。ラジオボタン403は、ブロンズムラを目的別(画像の種類別)に指定するモードを選択するためのボタンである。グループボックス404は、ラジオボタン405,406のいずれかを二者択一で選択するためのボックスである。また図4には特に記載していないが、ラジオボタン402,403は二者択一になるように設定されている。ラジオボタン405,406は画像のカテゴリを選択するのに使用される。ラジオボタン405は「グラフィックス」モードを選択する。この「グラフィックス」モードとは、比較的高彩度領域の使用率の高い画像を出力するモードである。またラジオボタン406を選択すると「写真」モードで印刷される。コンボボックス407は、「写真」モードを選択した際に、詳細にモードを指定するのに使用される。ここで「写真」モードとは、比較的低彩度領域の使用率の高い画像を出力するモードである。コンボボックス407には、本実施の形態では、赤近傍の領域が比較的多く使用される「夕焼け」モードが例として図4に示されている。このモードとしては、例えば青近傍の領域が比較的多く使用される「海」モード、緑近傍の領域が比較的多く使用される「山」モード、肌色近傍の領域が比較的多く使用される「人物」モード等が挙げられる。またこれら以外にも、使用率の高い色領域ごとにモードを指定可能にすることが好ましい。更に、上述した「グラフィックス」モード、「写真」モード以外にも、再現する色領域全般においてブロンズムラを抑制するための「全般」モードを設定しても良い。OKボタン408が指示されると、このウインドウ401を使用して設定された各種項目が基本設定に反映される。キャンセルボタン409は、このウインドウ401による設定を取り消して基本設定モードに戻す。
本実施の形態に係るGUIにおいて、各ウィンドウに配置されるテキストボックス、コンボボックス、ラジオボタンなどは、所定の画像データ、記録媒体データ、印刷モードを選択できる機能を有するものであれば、上述したものに限らない。
また上記GUIの説明において、図3及び図4はそれぞれ別ウィンドウとして記載したが、上述した機能を有すれば良く、ウィンドウの数はいくつであっても問題ない。
<ブロンジング測定部詳細>
図5は、本実施の形態に係るブロンジング特性測定部1043におけるパッチ画像の測定方法を説明する図である。
照明機器501は、評価対象である印刷媒体503を照明する。この照明機器としては、ハロゲン電球、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ、重水素ランプ、或はこれら光源いずれか複数を組み合わせたものでも良い。光検出器502は、評価対象となる印刷媒体503からの反射光を入力して検出する。この光検出器502に利用する検出器としては、単受光面形のフォトダイオード、光電管、光電子増倍管や、多素子受光面形のSiフォトダイオードアレイ、CCD等であっても良い。この光検出器502は、回折格子やプリズムなどの分光する手段を備えても良い。またこの光検出器502は、印刷媒体503の法線方向に対して照明機器501と反対側に同一角度θだけ傾いた箇所、即ち、正反射方向に位置している。照明機器501、光検出器502にはそれぞれレンズ系を備える構成でも良い。試料固定台504は、評価対象となる印刷媒体503を載置して固定している。この試料固定台504は、例えば静電吸着やエアポンプによる吸引などの固定手段を備え、出来るだけ印刷媒体503を平らに保つことが望ましい。505は光検出器502が測定する被測定部である。また506は外部からの光を遮蔽するための遮光手段である。また光検出器507は、光検出器502と同一の光検出器である。508は光ファイバなどの光伝送手段である。この光伝送手段508により伝送された照明機器501からの光による照明情報は光検出器507で検出される。この照明情報の測定方法として、完全拡散反射体などの白色板、又は鏡面を測定対象としてその正反射光の分光強度を光検出器502で測定しても良い。また或は光伝送手段を介さず、照明光をビームスプリット等で分離し、光検出器502とは別の検出手段によって測定しても良い。
次に、こうして測定した印刷媒体503の正反射光から、ブロンジング特性を算出する方法を説明する。光検出器502によって測定される印刷媒体503からの正反射光の分光強度Rx(λ)から、以下の(1)式によって、正反射光の三刺激値XxYxZxを算出する。
Xx=∫Rx(λ)x^(λ)dλ
Yx=∫Rx(λ)y^(λ)dλ
Zx=∫Rx(λ)z^(λ)dλ ...式(1)
尚、積分区間はλ=380〜780である。また「x^」は、xの上バー(逆数)を示し、他のy,zに関しても同様である。また、これらは以下の式(2)(3)においても同様である。
また式(1)において、図5の光学系では正反射光を測定しているため、例えば光沢紙のように艶の度合いが大きいものは正反射光の測定値のレンジは、光検出器507で測定される照明機器501(光源)の測定値に近くなる。つまり、光源からの光を直接測光する測定系に類似している。従って、通常の反射による物体色の三刺激値の算出とは異なり、正反射光の分光強度を光源の相対分光分布とみなし、光源色の三刺激値の算出方法に従う。式(1)のx^(λ),y^(λ),z^(λ)は、JIS Z8782の等色関数である。また本実施の形態では、比例定数の乗算による正規化を行わないが、
K=100/∫Rx(λ)y^(λ)dλ ...式(2)
を乗算する等の正規化を行って良い。
光検出器507で測定される照明の分光強度S(λ)から、以下の式(3)によって、照明の三刺激値XsYsZsを算出する。この式(3)は、光源色の三刺激値の算出方法に基づいており、上記照明の分光データから三刺激値XsYsZsを算出する変換式である。
Xs=k∫S(λ)x^(λ)dλ
Ys=k∫S(λ)y^(λ)dλ
Zs=k∫S(λ)z^(λ)dλ ...式(3)
この式(3)のx^(λ),x^(λ),x^(λ)は、JIS Z8782の等色関数である。また、式(3)のkは比例定数で、三刺激値のYsの値が測光量に一致するように定める。
次に光検出器502で検出された評価対象となる印刷媒体503の正反射の三刺激値XxYxZxと、光検出器507で検出された照明機器501の光の三刺激値XsYsZsとから、JIS Z8729に基づいて、物体503の正反射のL*a*b*値を算出する。但し、JIS Z8729のの式(1)乃至式(4)におけるX,Y,Zの値には、物体503の正反射光の三刺激値(Xx,Yx,Zx)を使用し、Xn,Yn,Znの値には、光源の三刺激値(Xs,Ys,Zx)を使用する。即ち、a*,b*の値は以下の(4)式によって算出される。
a*=500{f(Xx/Xs)−f(Yx/Ys)}
b*=200{f(Yx/Ys)−f(Zx/Zs)} ...式(4)
ここに、
Xx/Xs>0.008856のとき、f(Xx/Xs)=(Xx/Xs)1/3
Xx/Xs≦0.008856のとき、f(Xx/Xs)=7.78(Xx/Xs)+16/116
Yx/Ys>0.008856のとき、f(Yx/Ys)=(Yx/Ys)1/3
Yx/Ys≦0.008856のとき、f(Yx/Ys)=7.78(Yx/Ys)+16/116
Zx/Zs>0.008856のとき、f(Zx/Zs)=(Zx/Zs)1/3
Zx/Zs≦0.008856のとき、f(Zx/Zs)=7.78(Zx/Zs)+16/116
ブロンジングは映り込んだ照明機器501の像の明るさではなくその色味に関係するため、本実施の形態では、明るさを示す値であるL*の値は評価に用いない。本実施の形態では、回折格子等を利用した分光強度を用いてL*a*b*値を算出する例を示したが、この光検出器502,507には、カラーフィルタなどを用いて三刺激値XYZを光電的に直読する方法を用いても良い。尚、分光強度は分光放射輝度等の他の分光特性値を用いても同一の議論が成立する。
図6は、上述したブロンジング特性の測定結果の一例を示す図である。
601は、本実施の形態において使用される画像出力部1060で印刷した、ある色度のパッチの測色値である。602は、各色材色を所定量組み合わせて、測色値が601になるよう調整したパッチのブロンジング特性である。603は、各色材色の種類や量を前記組み合わせとは異なる組み合わせで、測色値が601で示す値になるよう調整したパッチのブロンジング特性である。即ち、使用する色材色の種類と量の組み合わせによって、一般にブロンジングの特性は異なる。更に、記録媒体の種類によってもブロンジングの特性は異なる。
<処理内容詳細>
本実施の形態において図1のUI部1010と、色分解LUT決定部1020とで実行される処理の流れを、図7〜図10を参照して詳細に説明する。
図7は、本実施の形態に係る画像処理装置で実行される基本処理を説明するフローチャートで、この処理を実行するプログラムは、HD206にインストールされており、実行時にはRAM202にロードされて実行される。
まずステップS1で、UI部1010を使用して、ユーザが印刷条件を入力する。この印刷条件とは、図3に記載のGUI上にて設定可能な、入力画像データ、記録媒体データ(種類)、ブロンズムラ抑制処理の実施有無の情報を含む。更に、ブロンズムラ抑制処理を実施する際における、自動処理と、手動設定で任意のモードを選択するブロンズムラ抑制処理情報、更には、手動設定の際に任意の画像カテゴリを選択する画像カテゴリ情報の設定が含まれる(図4)。
次にステップS2に進み、ステップS1で入力された印刷条件に基づいて、ブロンズ抑制処理を実施するか否かを判定する。ここでブロンズ抑制処理を実施する場合はステップS3に進み、ブロンズ抑制処理を実施して所定の色分解LUTを作成する。このステップS3における詳細な処理内容は後述する。
一方、ステップS2で、ブロンズ抑制処理を実施しない場合はステップS4に進み、図1の基本色分解LUT保持部1034に予め保持している基本色分解LUTを読み込む。こうしてステップS3或はS4の実行後ステップS5に進み、ステップS3で作成した色分解LUT、或はステップS4で読み込んだ色分解LUTを色分解LUT格納部1023に格納する。
図8は、図7のステップS3におけるブロンズ抑制処理の内容の詳細を記載したフローチャートである。
まずステップS11で、画像入力部1050から入力した画像データをRAM202の画像バッファに格納する。この入力画像は、図3の302で指定された画像データである。次にステップS12で、図4のラジオボタン402で「自動処理」が選択されたか否かを判定する。「自動処理」が選択されるとステップS13に進み、ステップS11で格納した画像バッファの画像データに基づいて、その画像データ値のヒストグラムを作成する。ここでの入力信号値は、例えばRGB空間で表されるRGB信号値であるが、所定の変換式を用いてCIE−Lab空間におけるL*a*b*値などに変換したものであっても良い。次にステップS14に進み、ステップS1(図7)で入力した記録媒体の種類と、ステップS13で作成した入力信号値のヒストグラムとに対応した色分解LUTを作成する。ステップS14では、ブロンジング測定部1040で測定されてブロンジング特性保持部1033に保持されている各種色材や記録媒体を使用したブロンジング特性の中から、入力画像と印刷条件との関係で最もブロンジング効果が少ないと特性データを抽出する。こうして抽出した特性データに基づいて色分解LUTデータの各テーブル値を作成して色分解LUTを作成する。
一方、ステップS12で、「自動処理」が選択されていない場合はステップS15に進み、ステップS1で入力された記録媒体の種類と、図4の404で指定された画像のカテゴリとに対応した色分解LUTを作成する。ステップS12では、ブロンジング測定部1040で測定されてブロンジング特性保持部1033に保持されている各種色材や記録媒体を使用したブロンジング特性の中から、画像カテゴリと印刷条件との関係で最もブロンジング効果が少ないと特性データを抽出する。こうして抽出した特性データに基づいて色分解LUTデータの各テーブル値を作成して色分解LUTを作成する。
次に図9を参照して、ユーザが選択した画像のカテゴリや、入力画像について各画素の入力信号値のヒストグラムに対応した代表点を決定する方法を説明する。
図9は、本実施の形態において、ユーザが選択したモードに応じたブロンズムラ抑制処理を施す領域を示す概念図である。ここでは代表点の色分解決定方法を、図4の407において「海」モードが選択された場合を例に挙げて説明する。
901は、本実施の形態に係る画像出力部1060の色再現領域をCIE−Lab空間の所定のL*におけるa*b*平面上で示している。902は、「海」モードが選択された際に使用率が高い色領域を示している。この色領域902は、各モードに対応して予め設定されている。この色領域902の出現頻度が高い画像を印刷する際に、ブロンズムラを抑制するための色分解LUTを作成するため以下の処理を実施する。903〜906は測色値である。色領域902の領域内にある点903,904,905の代表点間のブロンズムラを抑制するための各代表点の色分解を決定する。また色領域902の領域外にある点906に対しては、粒状性や階調性等といったその他の画質要素を考慮して予め決められた色分解を用いる。前述の図8のステップS14におけるブロンズムラを抑制する領域の設定方法は、入力画像の信号値のヒストグラムから、出現頻度の高さに応じて所定の閾値を上回る範囲を抑制する領域とする。
図10は、図9の色領域902に示す、ブロンズムラを抑制する領域における各代表点の色分解の決定方法を説明する図である。尚、ここで図9の点903〜906のそれぞれに対応する点は同じ記号で示している。
ここで点903〜905はブロンズムラを抑制する領域内、906はブロンズムラを抑制する領域外の測色値である。1005〜1008はそれぞれ点903,904,905,906に対応したブロンジング特性の出現範囲を示している。破線で示した領域内の●(黒丸)は、使用する色材色の種類と量の組み合わせにより、異なる色味で発生したブロンジング特性を示している。1005,1006,1007においてブロンズムラが最小となる(即ち、ブロンジング特性の色度が最も近くなる)色分解を、それぞれ代表点として決定する。ブロンズムラを抑制する領域外にある点906は、ブロンズムラの抑制は考慮せず予め決められた色分解を用いる。
また図4のGUIの説明において、「全般」モードの例を挙げたが、色再現領域の全般に対して代表点を設定し、その代表点間のブロンズムラが最小になるよう予め色分解LUTを作成しておき、そのGUI上にて設定できるようにしても良い。
これら代表点に対して各色材の使用量の組み合わせが決定された後、近傍の代表点の色分解に基づき所望の補間処理を行うことで、色分解LUTを作成する。
上述したように、ユーザが選択した画像のカテゴリや、入力画像データ値のヒストグラムによって、出力画像のブロンズムラを抑制するための色分解LUTを決定する。
また処理速度の問題から、図4の402での「自動」処理の場合を除き、印刷モードに対応した複数の色分解LUTを予め保持しておくことが望ましい。しかし、自動処理の場合同様に印刷の際に色分解LUTを作成しても構わない。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成される文書検索システムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる文書検索装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを読み出して実行することによっても達成され得る。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、様々なものが使用できる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページからハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。その場合、ダウンロードされるのは、本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布する形態としても良い。その場合、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムが実行可能な形式でコンピュータにインストールされるようにする。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される形態以外の形態でも実現可能である。例えば、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれるようにしてもよい。この場合、その後で、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
以上説明したように本実施の形態によれば、画像や記録媒体に応じてブロンズムラを制御する色分解方法を決定することが可能となる。更に、画像や記録媒体に応じてブロンズムラを抑制するための所望のモードをユーザに選択させることが可能となる。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る画像処理装置のハードウェア構成を説明するブロック図である。 本実施の形態において、表示部に表示される印刷条件を選択するグラフィカルユーザインタフェース(GUI)の一例を示す図である。 本実施の形態に係る、表示部に表示されるブロンズムラの制御方法を選択するGUIの一例を示す図である。 本実施の形態に係るブロンジング特性測定部における測定方法を説明する図である。 本実施の形態に係るブロンジング特性の測定結果の一例を示す図である。 本実施の形態に係る画像処理装置で実行される基本処理を説明するフローチャートである。 図7のステップS3におけるブロンズムラ抑制処理の内容の詳細を記載したフローチャートである。 本実施の形態において、ユーザが選択したモードに応じたブロンズムラ抑制処理を施す領域を示す概念図である。 図9の色領域に示す、ブロンズムラを抑制する領域における各代表点の色分解の決定方法を説明する図である。

Claims (10)

  1. 複数の代表色を含む入力色に対し、印刷装置で用いる色材の組み合わせに対応した色分解データを決定する色処理方法であって、
    前記複数の代表色それぞれについて、印刷媒体上においてそれぞれ異なる光沢の色味を持ち該印刷媒体上において該代表色を再現する前記組み合わせに対応する、複数の色分解データを入力する入力工程と、
    前記複数の代表色の間で前記色味の差が少なくなるように、前記複数の代表色それぞれについて、前記入力工程により入力された複数の色分解データから色分解データを決定する決定工程と、
    を備えることを特徴とする色処理方法。
  2. 前記光沢の色味は、前記印刷媒体上において前記代表色を再現する前記組み合わせに対応する色分解データを用いて前記印刷媒体上に印刷した画像の正反射光の色味を測定して得られることを特徴とする請求項1に記載の色処理方法。
  3. 記印刷装置により印刷可能な印刷条件下で印刷された画像の特性データを取得する取得工程と、
    取得工程により取得された特性データに基づき前記複数の代表色の少なくとも一部を含む色域を設定する設定工程と、
    を更に有し、
    前記入力工程において、前設定工程により設定された色域に含まれる前記代表色それぞれについて、前記複数の色分解データを入力することを特徴とする請求項1又は2に記載の色処理方法。
  4. 前記特性データは、前記画像の種類であることを特徴とする請求項に記載の色処理方法。
  5. 前記特性データは、前記画像のヒストグラムであることを特徴とする請求項に記載の色処理方法。
  6. 前記印刷条件は、印刷媒体の種類と印刷媒体への印刷に用いる色材の種類とを含むことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の色処理方法。
  7. 前記印刷条件は、印刷モードを含むことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の色処理方法。
  8. 記印刷条件を指定するためのユーザインタフェースを生成する生成工程を更に有し、前記印刷条件を前記ユーザインタフェースを介して取得することを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の色処理方法。
  9. 複数の代表色を含む入力色に対し、印刷装置で用いる色材の組み合わせに対応した色分解データを決定する色処理装置であって、
    前記複数の代表色それぞれについて、印刷媒体上においてそれぞれ異なる光沢の色味を持ち該印刷媒体上において該代表色を再現する前記組み合わせに対応する、複数の色分解データを入力する入力手段と、
    前記複数の代表色の間で前記色味の差が少なくなるように、前記複数の代表色それぞれについて、前記入力手段により入力された複数の色分解データから色分解データを決定する決定手段と、
    を備えることを特徴とする色処理装置。
  10. コンピュータに、請求項1乃至のいずれか1項に記載の色処理方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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