JP4408915B2 - プロファイル作成方法、プロファイル作成プログラムおよび印刷装置 - Google Patents

プロファイル作成方法、プロファイル作成プログラムおよび印刷装置 Download PDF

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Description

本発明は、プロファイルの作成方法、プロファイル作成プログラムおよび印刷装置に関する。
ディジタル・スチル・カメラやスキャナの普及などにより、ユーザが画像をプリンタ等で印刷して鑑賞や保存する機会が増えることで、好ましい色で画像を印刷したいという要求が高まっている。また、プリンタの高解像度化や大判サイズへの対応などのプリンタの高精度化に伴い、グラフィックアーティストや写真家などのプロユーザが、プリンタを仕事のツールとして用いることが多くなってきている。プロユーザ等はファインアート紙や厚紙などの様々な種類の用紙で作品を創作する。そのため、近年、プリンタメーカは、プロユーザの要望に応じるため、プリンタ専用紙の種類を増加させている。
しかしながら、プリンタメーカが、ユーザの望むすべての用紙に対応するプリンタのプロファイルを用意することは非常に困難であり、市販の用紙の中にもプリンタメーカ未対応の用紙が多く存在している。さらに、印刷物を扱う画像出力装置のプロファイルは、一般に標準照明下における色再現特性に基づいて作成される。従って、実際に出力画像を観察する環境における色再現特性を反映しているものではないため、観察環境によっては適切な色再現結果は得られなかった。
未対応の用紙でプリントアウトする場合、大きく分けて以下の3つの障害が発生することがある。一つは、ユーザの印刷条件(プリンタと用紙の組み合わせ)が不明なため、画像を印刷する対象の用紙におけるインク等の色材の受容可能な量である色材量の適切な制御が行えないという障害である。二つ目は用紙の発色性が判らず発色性を考慮した最適な色分解が行えないことという障害である。三つ目はユーザの期待する好ましい色でプリントアウトできないという障害である。
特開2001−346054号公報
前述した三つの障害における一つ目の適切な色材量制御が行えない結果として、例えば、色材量が適切な量に対して多すぎる場合は、用紙が受容できなかった分のインク等により飛び散りやにじみが発生する。色材量が適切な量に対して少なすぎる場合は、印刷可能な色の範囲が限られてしまうことによりユーザの印刷条件下における色再現範囲を有効活用できなくなる。
二つ目の用紙の発色性が判らず最適な色分解が行えない障害に関しては、第一にグラデーション画像などに色の不連続感を生じるという問題がある。また第二に、ユーザがこだわって選択した用紙について、その特性を活かしきれないという問題がある。一般に、ユーザは自分で作りたい作品のイメージを浮かべたうえで印刷する用紙を選択する。そのため、用紙によって再現目的が大きく変わってくる。例えば、プリンタがサポートする用紙の種類には、光沢紙、アート紙、普通紙などがある。光沢紙は写真を好ましく印刷するための用紙であり、アート紙は用紙そのものの風合いを損ねないようにアート作品を作成するための用紙であり、普通紙は一般文書を好ましく印刷するための用紙である。プロファイルが用意されていない用紙では用紙に応じた印刷目的の達成が保証されない可能性がある。
以上2点の問題の解決に関しては、プリンタの制御に関する内容のため、一般にプリンタに関する専門的な知識を有した担当者によるプリンタと用紙の組み合わせに関する詳細な調査を必要とする。そのため、プリンタに関する専門知識の少ないユーザがこの障害を取り除くことは非常に困難である。
また、三つ目の障害であるユーザの期待する好ましい色でプリントアウトできない障害に関してユーザは、大別すると下の二つの方法を用いて、所望する色合いを実現することになる。第一の方法は、画像レタッチソフトなどを用いて、モニタ上で画像を所望する色合いに変換する方法である。また、第二の方法は、ユーザが望む色合いの画像を印刷するようにプリンタの色処理を調整する方法である。しかし、第一の方法は、画像レタッチソフトの機能・操作を習得し、さらに、モニタの色再現性と、プリンタの色再現性の両方を考慮した上で色変換を行う必要があり、非常に高度な知識を要する。また、第二の方法は、プリンタドライバが提供する色調整ユーザンタフェイスの機能・操作を習得し、かつ、プリンタの色再現性や一般的な画像処理の知識を必要とする。さらに、このような二つの方法によれば、ユーザは所望する色合いの印刷物を得るまで、試行錯誤を繰り返して色合いを調整しなければならない。
以上述べたように、プリンタに関する専門知識の少ないユーザに対してもオペレーションが容易で且つ各好みの用紙に対しても、プリンタと用紙の組み合わせにおいて最適な印刷が得られるようなシステムが求められている。
特開2001−346054号公報には、予め用意されているインクデューティ値を取得し、その値に基づき既存のプロファイルを修正することによりプロファイルを作成する技術が記載されている。
しかし、従来技術では、プロファイルが用意されていない用紙の発色性が判らず最適な色分解が行えないために、用紙に応じた印刷目的の達成が保証されない可能性や、ユーザの期待する好ましい色でプリントアウトできない可能性がある。そのため、前述した1つ目と2つ目の障害とを必ずしも解決することができない。そこで本発明では、上述した状況を鑑み、任意の印刷媒体においても速やかに最適なプロファイルを作成することを目的とする。また、プリンタユーザが、プリンタメーカ純正以外の印刷媒体を用いて画像を印刷する場合にも、以下のような印刷物を得ることが可能なプロファイル作成方法を提供することを目的とする。すなわち、インクの飛び散りや滲みなどがなく、グラデーション画像などに色みの不連続感を生じず、ユーザの期待する好ましい色で再現する印刷物である。また、すなわち、実際に出力画像を観察する環境における色再現特性を反映し、適切に色再現がなされた印刷物である。
本発明のプロファイル作成方法は以下の構成を備える。
すなわち、新規印刷媒体の種類を取得する種類取得工程と、印刷設定を取得する印刷設定取得工程と、既存のプロファイルから、前記種類と前記印刷設定とに基づき前記新規印刷媒体に対応するプロファイルを取得するプロファイル取得工程と、前記新規印刷媒体に対応する総色材量を取得する総色材量取得工程と、前記プロファイル取得工程により取得されたプロファイルの入力色に対応する色分解値を取得する色分解値取得工程と、前記取得された色分解値を前記総色材量に応じて補正する補正工程と、前記入力色に対応する前記補正された色分解値を用いて前記新規印刷媒体に対応する新規色分解プロファイルを作成するプロファイル作成工程とを有することを特徴とする。
また、本発明のプロファイル作成プログラムは以下の構成を備える。つまり、新規印刷媒体の種類を取得する種類取得ステップと、印刷設定を取得する印刷設定取得ステップと、既存のプロファイルから、前記種類と前記印刷設定とに基づき前記新規印刷媒体に対応するプロファイルを取得するプロファイル取得ステップと、前記新規印刷媒体に対応する総色材量を取得する総色材量取得ステップと、前記プロファイル取得ステップにより取得されたプロファイルの入力色に対応する色分解値を取得する色分解値取得ステップと、前記取得された色分解値を前記総色材量に応じて補正する補正ステップと、前記入力色に対応する前記補正された色分解値を用いて前記新規印刷媒体に対応する新規色分解プロファイルを作成するプロファイル作成ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の印刷装置は以下の構成を備える。つまり、新規印刷媒体の種類を取得する種類取得手段と、印刷設定を取得する印刷設定取得手段と、既存のプロファイルから、前記種類と前記印刷設定とに基づき前記新規印刷媒体に対応するプロファイルを取得するプロファイル取得手段と、前記新規印刷媒体に対応する総色材量を取得する総色材量取得手段と、前記プロファイル取得手段により取得されたプロファイルの入力色に対応する色分解値を取得する色分解値取得手段と、前記取得された色分解値を前記総色材量に応じて補正する補正手段と、前記入力色に対応する前記補正された色分解値を用いて前記新規印刷媒体に対応する新規色分解プロファイルを作成するプロファイル作成手段とを有することを特徴とする。
本発明により、任意の印刷媒体においても速やかに最適なプロファイルを作成することが可能となる。
また、プリンタユーザが、プリンタメーカ純正以外の印刷媒体を用いて画像を印刷する場合にも、インクの飛び散りや滲みなどがなく、グラデーション画像などに色みの不連続感を生じず、ユーザの期待する好ましい色で再現する印刷物を得ることが可能となる。
(実施例1)
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
図1、図4は本発明に係る一実施形態である画像印刷システムの構成図である。101は制御用PC、102はモニタなど画像を表示するための画像表示装置、103はプリンタなど画像を印刷するための画像印刷装置、104はユーザが印刷を希望する用紙を用いて103のプリンタで印刷したテストチャートである。本実施例で用いるテストチャートは、RGBの各色における例えば9段階(729色)の画像データを印刷した印刷物である。この際、画像データはユーザが印刷したい印刷環境(プリンタ、用紙)における色再現特性を取得できるデータが好ましい。105は、通信路を介してプリンタドライバにプリンタプロファイルを供給するプロファイルサーバである。106はスキャナなど画像を入力するための画像入力装置である。107はPC上で画像を表示、編集するための画像処理アプリケーションである。108はプリンタを制御・駆動するためのプリンタドライバである。109は制御用PCに搭載されているOS(オペレーティグシステム)である。110はプリンタドライバでサポートされているプリンタ/用紙のプロファイルデータを保存してある既存プロファイルデータベースである。111は、ユーザがプリント物を観察する際に使用すると想定される光源の分光分布情報を保持する光源情報データベースである。光源情報データベース111の詳細について、図17を用いて説明する。図17は、D50光源、D65光源、A光源、C光源、F2光源およびF10光源の波長に対する分光分布S(λ)を示したグラフの一例である。光源情報データベース111には、図17に示すような分光分布S(λ)を保持しているものとする。
次に、既存プロファイルデータベースは、図7に示すような、プリンタのシリーズ/機種/用紙のカテゴリ/印刷品位/マッチング方法ごとに3つのプロファイルを保持するようなデータ構造になっている。ここで、3つのプロファイルとは、カラーマッチングプロファイル、色分解プロファイル、総色材量値である。プリンタの機種毎にプロファイルを持つ理由は、プリンタ毎に搭載するインクの特性や色数が異なることや、インクの吐出量などが異なるためである。また、用紙のカテゴリ毎にプロファイルを持つ理由は、用紙毎に印刷目的が大きく異なるため、同じプリンタを用いた場合でも用紙毎に使用するインクの数や使用するインク量、比率が大きく異なってくることにある。図15、図16は、光沢紙、アート紙、普通紙における緑から黒へのグラデーションに応じたインク量を示している。図15は、最大色材量が同量の光沢紙とアート紙とのそれぞれにおける緑から黒へのグラデーションに応じたインク量を示している。図に示したように、光沢紙とアート紙では、インク色材、インクの数は同じであるが、インクの使い方(インク量、インクの入れ方)が異なっている。このように、用紙によってインクの使い方が異なるため、用紙カテゴリ毎に既存のプロファイルを保存しておき、新規用紙のプロファイルを作成する際に参照することで、用紙カテゴリ毎のインクの使い方を継承することができる。また、図16は光沢紙と普通紙とのそれぞれにおける緑から黒へのグラデーションに応じたインク量を示している。図のように、光沢紙では(2)〜(6)の5種類のインクを使用しているのに対して、普通紙では(2)’、(5)’、(6)’の3種類のインクしか使用していない。このように、用紙によってインクの数が異なるため、用紙カテゴリ毎に既存のプロファイルを保存しておき、新規用紙のプロファイルを作成する際に参照することで、用紙カテゴリ毎に用いるインクの種類を継承することができる。
また、印刷品位毎にプロファイルを持つ理由は、印刷品位毎にインクの種類と使い方が異なることに依る。印刷品位には、例えば「速い」、「きれい」などの複数の種類がある。例えば、インクジェットプリンタでは、1回のパスで印刷することにより、印刷媒体全体に係るパス数を削減し、印刷速度を速くすることで「速い」品位とすることができる。この場合、印刷媒体には多量のインクが一度に印刷され、隣り合ったドットが引き付け合ったりすることで、画像に粒状感が生じてしまう、いわゆるビーディングが生じてしまう可能性がある。そのため、各品位で総色材量を異ならせる必要がある。図19、図20は品位「速い」と品位「きれい」における階調変化とインクの種類と使い方の関係を示す模式図である。それぞれ、横軸は白色から赤色への階調変化を示し、縦軸は総色材量を示す。例えば、図19に示した品位「速い」では、ビーディングを考慮して、品位「きれい」と比べると総色材量が少なくなっている。ここで、総色材量が少なくなった場合にも濃度を確保するため、図19では、インクの種類として淡インクを使わず、濃インクを多くしている。また、インクの使い方としては、濃インクを階調が1の付近から用いている。一方、図20に示した品位「きれい」では、印刷速度を落とした分、インクの種類として淡インクも使用することで、品位「速い」と比べて総色材量が多くなっている。また、インクの使い方としては、淡インクを使用している分、濃インクは階調が4の付近から用いている。このように、印刷品位によってインクの種類と使い方が異なるため、印刷品位毎にインクの種類と使い方を規定したプロファイルを用いることで、新たに作成するプロファイルにもインクの種類と使い方を継承することができる。なお、印刷品位はインクジェットプリンタに限られるものではない。
図4は図1のプリンタドライバ108を詳細に説明したブロック図である。401はプリンタドライバにあらかじめ記憶されている色変換プロファイルを記憶するデフォルトプロファイル記憶部である。402はユーザの希望に合わせて新規にプロファイルを作成するプロファイル新規作成処理部である。403はプロファイル新規作成処理部401において新規に作成したプロファイルをプリンタドライバ108の内部に記憶するための新規プロファイル記憶部である。
次に、図3、図5のUIと図2のフローチャートを用いて、プロファイルを作成する処理の概略を説明する。図5は、アプリケーション107のメニューから「印刷」メニューを選択した場合にプリンタ側の設定を行う印刷設定UIの一例である。メーカ純正紙に印刷したい場合の該印刷設定画面の操作方法を以下で説明する。プリンタユーザは、印刷設定画面501において用紙の種類502、印刷品位503、マッチング方法504を選択し、印刷ボタン505を押下するという一連の操作を行う。ここで、ユーザがメーカ純正紙以外の用紙でプリントアウトしたい場合、印刷設定画面501の設定は以下の通りとなる。用紙の種類502の設定において「未対応用紙」の選択肢を選択する。未対応用紙が選択された際には、印刷ボタン505は無効となる。次に印刷品位503、マッチング方法504を選択し、プロファイル新規作成ボタン50を押下すると、プロファイルを作成するための条件を設定する図3UI画面が開き、さらに図2のフローチャートに示す処理が開始する。
ステップS201では、図3UIのシリーズ選択301、機種/用紙の選択30を行うことで、ユーザが使用しているプリンタの機種名を取得する。この処理は、まずユーザが図3のUIのシリーズ選択301において、使用しているプリンタをラジオボタンなどで選択する。次に機種/用紙の選択303のプルダウン304において、ラジオボタン302にて選択されたプリンタのシリーズに対応する機種一覧から適合する機種を選択することで処理を実行する。ステップS202では、図3UIの機種/用紙選択30のプルダウン305においてユーザが使用したい用紙と、同一カテゴリとなる用紙を選択することで処理を実行する。さらに、用紙の選択は、ラジオボタン302にて選択されたプリンタのシリーズに対応する用紙のカテゴリ一覧をユーザに示すことでプルダウンによる選択ができるようにする。図3UIのプルダウン305には、ユーザがラジオボタン302およびプルダウン304で選択したプリンタ機種に対応している用紙カテゴリ一覧が表示されるものとする。ここで用紙のカテゴリの一例を図6に示す。ステップS203では、図3の光源の詳細設定ボタン319を押下することによって、図18のUIが表示される。図18のUIでは、画面の左側において、家庭用の蛍光灯、規格光源、詳細設定を選択することで、画面の右側に進む。ここで、図18の画面の左側において「家庭」が選択された場合、ユーザが、昼光色、昼白色、電球色の中から光源が選択されることで、光源情報データベース111に記憶されている光源情報を取得する。同様に、「規格光源」が選択された場合、A光源、D50光源、D65光源、C光源などから光源が選択されることで、光源情報を取得する。ユーザが図18の画面の左側において詳細設定を選択した場合、プリント物を観察する際に使用すると想定される光源の照明器具の型番を入力することで、光源情報データベース111に記憶されている光源情報を取得する。ステップ204では、あらかじめ保存しておいた図1のプロファイルサーバ105から、ステップS201及びステップS202にて取得したユーザの印刷機器/用紙特性(具体的には、機器のシリーズ名、機名、印刷したい用紙のカテゴリ、印刷品位、マッチング方法)に対応するプロファイルを取得する。ステップ205では、ステップS203で取得した光源情報とステップS204で取得した既存プロファイルとを用いて、既存プロファイルの光源変換処理を行う。この処理は、ステップS203で取得した分光分布S(λ)とステップS204で取得した既存プロファイルの分光反射率R(λ)と、JIS Z8782で示されている等色関数x(λ)、y(λ)、z(λ)とを用いて、式(1)乃至(3)によりCIEXYZの値が算出される。
X=∫R(λ)S(λ)x(λ) 式(1)
Y=∫R(λ)S(λ)y(λ) 式(2)
Z=∫R(λ)S(λ)z(λ) 式(3)
次に、このX,Y,Zの値から、JIS Z8729で示されている変換式に基づいてCIELABの値が算出される。
ステップS206では、図3の判定パッチ印刷ボタン311を押下することで、ユーザの印刷条件下における総色材量を判定する処理が始まる。なお、総色材量判定処理の詳細は、図10のフローチャートを用いて後述する。ステップS207では、図3のプロファイル作成ボタン315を押下することで、ステップS204にて取得した、総色材量に応じた最適な色分解プロファイルを作成する。なお、色分解プロファイル作成処理に関する詳細は、図13のフローチャートを用いて後述する。ステップS208では、ステップS207で作成した色分解プロファイルを用いて、既存のプロファイルが行う色域変換と同様の色域変換を行うカラーマッチングプロファイルを作成する。カラーマッチングプロファイル作成処理の詳細は図14のフローチャートを用いて後述する。ステップS209では、ステップS207、ステップS208にて作成したプロファイルをプリンタドライバ108に登録する。
以上により、新規用紙のプロファイルを作成することが可能となる。
<総色材量判定処理>
図2のステップS20における総色材量判定処理の詳細を図10のフローチャートと図11、図12を用いて詳細に説明する。
ステップS1001では、ステップS20にて取得した既存プロファイル情報を基に、一次色補正テーブル、2値化処理パラメータ、メディアの色材量の最大値等に代表される基本情報を取得する。ステップS1002では、ステップS1001で取得した基本情報を基に、メディアの総色材量を判定する総色材量判定パッチを生成し、プリンタ103でユーザが印刷したい任意のメディア上に印刷する。この総色材量判定パッチは、例えば図11に図示するように、任意の幅を持つ総色材量のレベルを持ち、各解像度(線数)を変えた印刷部分と非印刷部分が直線状に交互に存在する画像で表される。また、ここで発生・印刷される総色材量判定パッチは、図11に示されるようなパッチに限らない。例えば図12に示すような任意の幅を持つ総色材量のレベルを持つ、十字に非印刷部分を複数備えた画像を印刷しても良いし、印刷部分と非印刷部分が隣接するような画像であれば如何なる形状でも良いのは言うまでもない。また、図示された総色材量は4レベルであるが、これに限らないのは言うまでもない。
次に、ステップS1003においては、ステップS1002において印刷された総色材量判定パッチを元に、ユーザが印刷したい任意のメディアに対する最大総色材量が入力される。この最大総色材量は、総色材量判定パッチにおいて、例えば図12に示されるパッチを用いて説明すると、十字に配された非印刷領域の像がはっきりと判別できる限界をユーザが印刷結果から読み取ることで求める。求めた最大総色材量は、図3のテキストボックス312内にユーザが入力し、決定ボタン313を押下する。
最大総色材量を求める際には、十字の文字がどの程度つぶれているかの指標を準備しておくとなお良く、また、その指標の中にテキストを印字する場合と写真を印刷する場合とでつぶれ具合を区別してあっても良い。また、この最大色材量は自動で求めても良いのはもちろんであり、例えば印刷されたパッチ画像をスキャナ106等により読み取り、図12に示される十字状の非印刷部分を抽出した後で判定に使用しても良い。さらには、特に図示しないCCD等のセンサをプリンタ103に搭載するなどして、図11に示すパッチを読み込んだ後に、各色材量に対する鮮鋭度データを作成し、この鮮鋭度データに基づいて最大色材量を自動で判定するようにしても良いのはもちろんである。また、その際の判定基準は、印刷する対象がテキストであるのか写真であるのか等によって変更しても良い。例えば、テキスト・写真それぞれにより各解像度での閾値を持ち、テキスト、写真それぞれの評価する解像度を変えるなどと変更しても良い。
以上により、総色材量の判定処理を行うことが可能となる。
<色分解プロファイル作成>
ステップS20における色分解プロファイル作成処理の詳細を、図13を用いて説明する。
ステップS1301では、ステップS20にて取得した既存プロファイル情報を基に、ユーザの印刷条件(機種/用紙のカテゴリ/印刷品位/マッチング方法)に応じた既存の色分解プロファイルを取得する。ここで色分解プロファイルとは、RGB三次元立方体の格子上に分布された各格子点について、インク量を記載してあるルックアップテーブルのことである。ステップS1302では、ステップS20で算出した総色材量を守り、かつ、ステップS1301で取得した既存の色分解プロファイルの特性を継承した色分解値を枠ライン上に算出する。ここで枠ラインとは、RGB三次元立方体の各頂点で表される下記の色同士を結ぶ、W−Bkライン、R−Bkライン、G−Bkライン、B−Bkライン、C−Bkライン、M−Bkライン、Y−Bkライン、R−Wライン、G−Wライン、B−Wライン、C−Wライン、M−Wライン、Y−Wラインのことである。本ステップでの色材量の調整については、例えば、色再現範囲を広くすることを目的とする場合は濃インクを重視し、粒状性を良くしたい場合は淡インクを重視するなどを考慮する。ステップS1303では、ステップS1302で算出した枠ラインの色分解値を用いて、RGB三次元立方体の各格子点上の色を補間にて算出する内部補間処理を行う。ステップS1304では、ステップS1303までで作成した色分解プロファイルの総色材量の補正を行う。具体的には、ステップS1303までで作成した色分解プロファイルの各格子点で表される色分解値の総色材量が、ステップS20で算出した総色材量内に収まるように全体の総色材量を調整する補正処理を行う。ただし、補正方法はこれに限るものではなく、一般的な補正方法で良いことは言うまでもない。ステップS1305では、ステップS1304処理までで作成した色分解プロファイルにスムージング処理を施す平滑化処理を行う。ステップS1306では、ステップS1305までで作成した色分解プロファイルの各格子点における色分解値の総色材量が、ステップS204で算出した総色材量を超えていないかをチェックする。超えている場合はステップS1304へ戻り、超えていない場合は次の処理に進む。
以上により、ステップS20にて取得した既存プロファイル情報を基に、ユーザの印刷条件(機種/用紙のカテゴリ/印刷品位/マッチング方法)に応じた既存の色分解プロファイルを取得することが可能となる。
なお、ステップS1307では、後述するカラーマッチングプロファイルを作成するため、ユーザが図3のパッチ印刷ボタン316を押下することにより、作成した色分解プロファイルを用いて、色再現特性を取得するためのパッチを印刷しておく。前記パッチは、RGBを例えば各9段階(729色)で表現したディジタルデータのように、ユーザが印刷したい環境下の特性を取得できるものが好ましい。
<カラーマッチングプロファイル作成>
ステップS20におけるカラーマッチングプロファイル作成の処理フローの詳細を図14を用いて説明する。
ステップS1401では、ステップS20にて取得した既存プロファイル情報を基に、ユーザの印刷条件(機種/用紙のカテゴリ/印刷品位/マッチング方法)に応じた既存のカラーマッチングプロファイルを取得する。前記カラーマッチングプロファイルとは、プリンタに送られるディジタルデータRGBを前記印刷条件で印刷した場合の測色データLabのデータであり、具体的には、RGBで例えば各17段階のデータ(計4913色)の印刷結果のLab値である。ステップS1402では、図3の測色データ読込みボタン317を押下することで、図13のステップS1307において予め印刷しておいたパッチを、106スキャナなどの入力機器や図示しない測色器などを用いて測色した結果求められるLabデータを取得する。ステップS1403では、図3のプロファイル作成ボタン318を押下する。これにより、ステップS1401にて取得した既存のカラーマッチングプロファイルで再現される色を、ステップS1402で取得したユーザ印刷条件下で再現する色再現範囲内に収める色域圧縮処理を行う。ここでは、色域圧縮の一例を示したが、これに限るものではない。入力色域の色を印刷色域内の色の色差最小となる色に変換するなど、求める精度や目的に応じて変化させて良いことは言うまでもない。ステップS1404では、ステップS1403で求めた色域圧縮処理結果と、ステップS1402で取得したユーザ印刷条件とを用いて、カラーマッチングプロファイルを作成する。
ここで、本実施例での処理空間はLabを用いて説明したが、これに限定するものではない。求める精度、目的に応じて変化させてよいことは言うまでもない。
以上により、既存プロファイル情報を基に、ユーザの印刷条件(機種/用紙のカテゴリ/印刷品位/マッチング方法)に応じた既存のカラーマッチングプロファイルを作成可能となる。
(実施例2)
プロカメラマンやグラフィックアーティストが、大判プリンタ(図8中の805)を用いて作品を作る場合、大判プリンタで何十枚も印刷を繰り返すなどの試行錯誤をすると、紙代も非常に高く、印刷時間も要してしまう。そこで、まずは、小判プリンタ(図8中の803)で作品作りをしておき、小判プリンタと同様の色再現となるような大判プリンタ用のプロファイルを本発明によって作成することが可能である。
以下、添付図面を参照しながら本実施例を説明する。
図8は本発明に係る第二の実施形態である画像印刷システムの構成図である。801は本発明の第一の実施形態である画像印刷システムにおける制御用PCである。802はモニタなど画像を表示するための画像表示装置である。803、805はプリンタなど画像を印刷するための画像印刷装置である。804はユーザが印刷を希望するプリンタと用紙とを用いてプリンタ803で印刷したテストチャートである。810はユーザが色再現の目標とするプリンタと用紙とを用いて805のプリンタで印刷したテストチャートである。本実施例で用いるテストチャートは、例えばRGB(例えば、9段階729色)の画像データの印刷であり、画像データはユーザが印刷したい印刷環境(プリンタ、用紙)における色再現特性を取得できるデータが好ましい。806はスキャナなど画像を入力するための画像入力装置である。807はPC上で画像を表示、編集するための画像処理アプリケーションであり、808はプリンタを制御・駆動するためのプリンタドライバ、809は制御用PCに搭載されているOSである。処理の流れとして、前述した実施例ではプロファイルサーバ105から取得した既存プロファイルを、本実施例ではPC101を介してプリンタ805から取得する点が異なる。これにより、画像印刷装置805と同様の色再現となるような画像印刷装置803のプロファイルを本発明によって作成することが可能となる。
以上により、大判プリンタで何十枚も印刷を繰り返すなどの試行錯誤による紙代や印刷時間を節約することが可能となる。
(実施例3)
本発明では、ユーザが通常印刷に用いている用紙の色再現を、別の用紙を用いて再現するプロファイルを簡易に提供することができる。以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
図9は本発明に係る第三の実施形態である画像印刷システムの構成図である。901は本発明の第一の実施形態である画像印刷システムにおける制御用PCである。902はモニタなど画像を表示するための画像表示装置である。03はプリンタなど画像を印刷するための画像印刷装置である。904、905はユーザが印刷を希望する画像印刷装置と用紙との組み合わせとなる、プリンタ903で印刷したテストチャートである。本実施例で用いるテストチャートは、例えばRGB(例えば、9段階729色)の画像データの印刷であり、ユーザが印刷したい印刷環境(プリンタ、用紙)における色再現特性を取得できるデータが好ましい。906はスキャナなど画像を入力するための画像入力装置である。907はPC上で画像を表示、編集するための画像処理アプリケーション、908はプリンタを制御・駆動するためのプリンタドライバ、909は制御用PCに搭載されているOSである。
処理の流れとして、前述した実施例ではプロファイルをプロファイルサーバ105やPC101を介してプリンタ805から取得するのに対して、本実施例では用紙A904からプロファイルを取得する点が異なる。これにより、ユーザが通常印刷に用いている用紙A904の色再現を、別の用紙B905を用いて再現するプロファイルを簡易に提供することが可能となる。
(その他の実施例)
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムによって実現しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)によって実現しても良い。
また、上述の実施例では印刷媒体として用紙を示したが、これに限るものではなく、OHPやCD−ROMのラベル面を印刷媒体としても良いことは言うまでもない。
また、上述の実施例ではプリンタを例に色材としてインクを示したが、これに限るものではなく、複写機を例にトナーを色材としても良いことは言うまでもない。
また、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって実現しても良いことは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているオペレーティングシステムなどが実際の処理の一部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明に係る一実施形態である画像印刷システムの構成図 実施例1における画像印刷システムの処理の流れを示すフローチャート 実施例1における新規プロファイル作成処理のユーザインタフェースの一例を示す図 本発明における一実施形態である画像印刷システムのプリンタドライバの構成図 本発明におけるプリンタドライバユーザインタフェースの一例を示す図 本発明における用紙のカテゴリの一例を示す図 本発明におけるデフォルトプロファイル記憶部のデータ構造を示す図 実施例2における画像印刷システムの構成図 実施例3における画像印刷システムの構成図 本発明における総色材量処理の流れを示すフローチャート 本発明における総色材量判定パッチの一例を示す図 本発明の実施の形態におけるパッチを示す図 本発明における色分解プロファイル作成処理の流れを示すフローチャート 本発明におけるカラーマッチングプロファイル作成処理の流れを示すフローチャート 本発明における色分解プロファイルの一例を示す図 本発明における色分解プロファイルの一例を示す図 光源情報データベースに保持されている光源情報の一例を示す図 光源詳細設定UIの一例を示す図 階調変化とインクの種類および使い方との関係を示す模式図 階調変化とインクの種類および使い方との関係を示す模式図
符号の説明
101 PC
102 モニタ
103 プリンタ
104 用紙
105 プロファイルサーバ
106 スキャナ
107 画像処理アプリケーション
108 プリンタドライバ
109 OS
110 既存プロファイルデータベース
401 デフォルトプロファイル記憶部
402 プロファイル新規作成処理部
403 新規プロファイル記憶部

Claims (18)

  1. 新規印刷媒体の種類を取得する種類取得工程と、
    印刷設定を取得する印刷設定取得工程と、
    既存のプロファイルから、前記種類と前記印刷設定とに基づき前記新規印刷媒体に対応するプロファイルを取得するプロファイル取得工程と、
    前記新規印刷媒体に対応する総色材量を取得する総色材量取得工程と、
    前記プロファイル取得工程により取得されたプロファイルの入力色に対応する色分解値を取得する色分解値取得工程と、
    前記取得された色分解値を前記総色材量に応じて補正する補正工程と、
    前記入力色に対応する前記補正された色分解値を用いて前記新規印刷媒体に対応する新規色分解プロファイルを作成するプロファイル作成工程と
    を有することを特徴とするプロファイル作成方法。
  2. 前記新規印刷媒体の種類は光沢紙、アート紙、普通紙のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1記載のプロファイル作成方法。
  3. 前記新規印刷媒体は各印刷媒体の種類ごとに発色特性が異なることを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項に記載のプロファイル作成方法。
  4. 前記新規印刷媒体は各印刷媒体の種類ごとに総色材量が異なることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプロファイル作成方法。
  5. 前記既存のプロファイルは印刷媒体の種類ごとに異なることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプロファイル作成方法。
  6. 前記既存プロファイルは印刷設定ごとに異なり、前記印刷設定は印刷品位、マッチング方法の少なくとも1つを含み、前記印刷品位は印刷画像の画質を表すことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプロファイル作成方法。
  7. 前記既存のプロファイルは印刷装置で用いる色材の種類ごとに異なることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のプロファイル作成方法。
  8. 前記既存のプロファイルは入力データの色域と印刷装置の色域とを対応させるカラーマッチングプロファイルと、入力データを前記印刷装置で用いる色材の信号に色分解する色分解プロファイルとを含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のプロファイル作成方法。
  9. 前記既存の色分解プロファイルは印刷媒体の種類に応じて、前記入力色のグラデーションに応じた前記色分解値が異なることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のプロファイル作成方法。
  10. 前記既存の色分解プロファイルはRGB3次元立方体の格子上に分布された格子点ごとに前記色材の信号を格納したルックアップテーブルであることを特徴とする請求項記載のプロファイル作成方法。
  11. 前記総色材量は前記印刷媒体が受容可能な色材量であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のプロファイル作成方法。
  12. 前記プロファイル作成工程は前記立方体の白色の頂点と黒色の頂点とを結んだ線、白色および黒色の頂点とその他の頂点を結んだ線である枠ラインの色分解値取得し、前記新規色分解プロファイルを作成することを特徴とする請求項10乃至11のいずれか1項に記載のプロファイル作成方法。
  13. 前記プロファイル作成工程は粒状性と色再現性とを重視し、前記新規色分解プロファイルを作成することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のプロファイル作成方法。
  14. 光源情報を取得する光源情報取得工程と、
    前記光源情報に基づき前記取得したプロファイルを変換するプロファイル変換工程と
    をさらに有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載のプロファイル作成方法。
  15. 前記作成した新規色分解プロファイルを用いて前記印刷装置の色域を取得する色域取得工程と、
    前記プロファイル取得工程によって取得したプロファイルカラーマッチングプロファイルを取得するカラーマッチングプロファイル取得工程と、
    前記色域取得工程によって取得した色域と前記カラーマッチングプロファイル取得工程によって取得した色域変換方法とに基づいて前記印刷対象の印刷媒体に対応するカラーマッチングプロファイルを作成するカラーマッチングプロファイル作成工程と
    をさらに有することを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載のプロファイル作成方法。
  16. 前記色域取得工程は、
    色域取得パッチを印刷する印刷工程と、
    前記印刷工程で印刷した前記色域取得パッチを測色する測色工程と
    をさらに有し、
    前記測色工程により測色した測色結果から、前記作成した色分解プロファイルの色域を取得することを特徴とする請求項15に記載のプロファイル作成方法。
  17. 新規印刷媒体の種類を取得する種類取得ステップと、
    印刷設定を取得する印刷設定取得ステップと、
    既存のプロファイルから、前記種類と前記印刷設定とに基づき前記新規印刷媒体に対応するプロファイルを取得するプロファイル取得ステップと、前記新規印刷媒体に対応する総色材量を取得する総色材量取得ステップと、
    前記プロファイル取得ステップにより取得されたプロファイルの入力色に対応する色分解値を取得する色分解値取得ステップと、
    前記取得された色分解値を前記総色材量に応じて補正する補正工程と、
    前記入力色に対応する前記補正された色分解値を用いて前記新規印刷媒体に対応する新規色分解プロファイルを作成するプロファイル作成ステップと
    を有することを特徴とするコンピュータ読み取り可能なプロファイル作成プログラム。
  18. 新規印刷媒体の種類を取得する種類取得手段と、
    印刷設定を取得する印刷設定取得手段と、
    既存のプロファイルから、前記種類と前記印刷設定とに基づき前記新規印刷媒体に対応するプロファイルを取得するプロファイル取得手段と、
    前記新規印刷媒体に対応する総色材量を取得する総色材量取得手段と、
    前記プロファイル取得手段により取得されたプロファイルの入力色に対応する色分解値を取得する色分解値取得手段と、
    前記取得された色分解値を前記総色材量に応じて補正する補正手段と、
    前記入力色に対応する前記補正された色分解値を用いて前記新規印刷媒体に対応する新規色分解プロファイルを作成するプロファイル作成手段と
    を有することを特徴とする印刷装置。
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