JP5737968B2 - 画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents
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Description
図9(a)は、消耗レベルの判定結果を示した表である。PC、PM、Yのインク色が最も消耗レベルの高い「消耗レベル3」、BK、C、M、のインク色が「消耗レベル2」、MBKのインク色は最も消耗レベルの低い「消耗レベル1」である。
本実施例では、PCの増加数が閾値以上となっているので、ステップS605に進み、キャリブレーション必要性有りと判定する。
ステップS1101では、キャリブレーションの通知設定がONとなっているかどうかを判断する。本実施例では、キャリブレーションの必要性をユーザーに通知するかどうかの切り替えを、ユーザーが選択可能とする。通知設定がOFFの場合は、キャリブレーションの必要性の判定結果について通知を望まないユーザーであるので、キャリブレーションの必要性が有り・無しに関わらず、通知を行わずに終了する。通知設定がONの場合は、ステップS1102へと進む。
図13は本実施例におけるキャリブレーションの必要性を内部的に判断するフローである。ステップS1301では、記録ヘッドから吐出されたインクの吐出速度を、インク色毎に取得する。吐出速度の検出方法としては、例えば、記録ヘッドから一定距離で設置された光軸上へインクを吐出し、吐出時間と光軸を通過した時間から計測する方法が挙げられる。図15(a)は、複数色のインクの色毎に取得した吐出速度の表を示している。
ステップS1701では、前回のキャリブレーション実行時における記録ヘッドの全吐出口からの吐出回数の累計をインク色毎に取得する。次にステップS1702では、取得した各色の吐出回数の累計と、図18に示す吐出速度検知タイミング閾値テーブルとに基づいて記録ヘッドの消耗レベルを判定する。
Claims (20)
- 記録素子を駆動することによりインクを吐出して記録媒体上に画像を記録するために画像データを処理する画像処理方法であって、
記録された画像のドットの数に関する情報を取得する工程と、
前記記録素子の使用開始時からのドットの数の累計に関する情報を取得する工程と、
取得された前記情報が示す前記ドットの数の累計に基づいて閾値を決定する工程と、
取得された前記情報が示す前記ドットの数が決定された前記閾値よりも大きいかどうかを判定する工程と、
取得された前記情報が示す前記ドットの数が決定された前記閾値よりも大きいと判定された場合に、前記画像データを色補正するため色補正パラメータを生成する必要があることを通知手段に通知させる工程と、を有することを特徴とする画像処理方法。 - 取得された前記情報が示す前記ドットの数は、前記色補正パラメータを前回生成した後に記録された画像のドットの数の合計であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
- 取得された前記情報が示す前記ドットの数は、記録を示すデータの数もしくは前記記録素子を駆動する回数をカウントした数であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理方法。
- (i)取得された前記情報が示す前記ドットの数の累計が第1の数である場合には前記閾値を第1の閾値に決定し、(ii)取得された前記情報が示す前記ドットの数の累計が前記第1の数よりも大きい第2の数である場合には前記閾値を前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値に決定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理方法。
- 取得された前記情報が示す前記ドットの数の累計が前記第2の数よりも大きい第3の数である場合には前記閾値を前記第2の閾値よりも小さい第3の閾値に決定することを特徴とする請求項4に記載の画像処理方法。
- 前記第3の閾値は、前記第1の閾値よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記記録素子は、記録装置に着脱可能な記録手段に備えられており、前記累計を記憶したメモリが前記記録手段に搭載されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像処理方法。
- 複数色の色材毎に前記記録素子が備えられ、
前記複数色の色材毎に前記閾値が設けられ、
前記複数色の色材のそれぞれについて、前記ドット数が前記閾値よりも大きいかどうかを判定することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理方法。 - 前記複数色の色材のうち少なくとも1色について前記ドット数が前記閾値よりも大きいと判定された場合に、前記色補正パラメータを生成する必要があることを通知させることを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
- 前記通知手段が通知した後に、ユーザから前記色補正パラメータを生成する指示を受け付けた場合に、前記色補正パラメータを生成する生成処理を実行する工程をさらに備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像処理方法。
- 前記記録素子は、インクを吐出するインクジェット記録素子であることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像処理方法。
- 前記記録素子から吐出されたインクの吐出速度に関する情報を取得する工程と、
取得された前記情報が示す前記ドットの数の累計に基づいて速度閾値を決定する工程と、
取得された前記情報が示す前記吐出速度と、色補正パラメータを前回生成した時に取得された前記情報が示す前記吐出速度と、の差の絶対値が、決定された前記速度閾値よりも大きいかどうかを判定する工程と、を更に有し、
取得された前記情報が示す前記ドットの数が決定された前記閾値よりも大きく、且つ、取得された前記情報が示す前記吐出速度の差の絶対値が決定された前記速度閾値よりも大きいと判定された場合に、前記色補正パラメータを生成する必要があることを通知手段に通知させることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の画像処理方法。 - 記録素子を駆動することによりインクを吐出して記録媒体上に画像を記録するために画像データを処理する画像処理方法であって、
第1のタイミングを少なくとも含む複数回のタイミングにおいて前記画像データを色補正する工程と、
前記第1のタイミングから前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングまでにおけるインクの吐出回数に関する情報を取得する工程と、
前記記録素子の使用開始時から前記第2のタイミングまでにおけるインクの吐出回数の累計に関する情報を取得する工程と、
取得された前記情報が示す前記インクの吐出回数の累計に基づいて閾値を決定する工程と、を有し、
前記第2のタイミングにおいて、取得された前記情報が示す前記インクの吐出回数が決定された前記閾値よりも大きい場合に前記画像データを色補正することを特徴とする画像処理方法。 - 前記第1のタイミングにおいて前記画像データを色補正した後、少なくとも前記第2のタイミングまで前記画像データの色補正を行わないことを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
- (i)取得された前記情報が示す前記インクの吐出回数の累計が第1の回数である場合には閾値を第1の閾値に決定し、(ii)取得された前記情報が示す前記インクの吐出回数の累計が前記第1の回数よりも大きい第2の回数である場合には閾値を前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値に決定することを特徴とする請求項13または14に記載の画像処理方法。
- 取得された前記情報が示す前記インクの吐出回数の累計が前記第2の回数よりも大きい第3の回数である場合には閾値を前記第2の閾値よりも小さい第3の閾値に決定することを特徴とする請求項15に記載の画像処理方法。
- 第1の記録素子を駆動することにより第1の色のインクを吐出し、且つ、前記第1の記録素子と異なる第2の記録素子を駆動することにより前記第1の色のインクよりも濃度が低い第2の色のインクを吐出して記録媒体上に画像を記録するために画像データを処理する画像処理方法であって、
第1のタイミングを少なくとも含む複数回のタイミングにおいて前記画像データを色補正する工程と、
前記第1のタイミングにおいてそれぞれ前記第1、第2の記録素子から吐出された前記第1、第2の色のインクの吐出速度と、前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングにおいてそれぞれ前記第1、第2の記録素子から吐出された前記第1、第2の色のインクの吐出速度と、に関する情報を取得する工程と、
前記第2のタイミングにおいて、少なくとも(i)取得された前記情報が示す前記第1のタイミングにおける前記第1の色のインクの吐出速度と、前記第2のタイミングにおける前記第1の色のインクの吐出速度と、の差の絶対値が、第1の閾値よりも大きく、且つ、(ii)取得された前記情報が示す前記第1のタイミングにおける前記第2の色のインクの吐出速度と、前記第2のタイミングにおける前記第2の色のインクの吐出速度と、の差の絶対値が、前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値よりも大きい場合に、前記画像データを色補正する必要があることを通知手段に通知させる工程と、を有することを特徴とする画像処理方法。 - 記録素子を駆動することによりインクを吐出して記録媒体上に画像を記録するために画像データを処理する画像処理装置であって、
記録された画像のドットの数に関する情報を取得する第1の取得手段と、
前記記録素子の使用開始時からのドットの数の累計に関する情報を取得する第2の取得手段と、
前記第2の取得手段によって取得された前記情報が示す前記ドットの数の累計に基づいて閾値を決定する決定手段と、
前記第1の取得手段によって取得された前記情報が示す前記ドットの数が決定された前記閾値よりも大きいかどうかを判定する判定手段と、
前記判定手段にて、前記第1の取得手段によって取得された前記情報が示す前記ドットの数が決定された前記閾値よりも大きいと判定された場合に、前記画像データを色補正するため色補正パラメータを生成する必要があることを通知手段に通知させる通知制御手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。 - 記録素子を駆動することによりインクを吐出して記録媒体上に画像を記録するために画像データを処理する画像処理装置であって、
第1のタイミングを少なくとも含む複数回のタイミングにおいて前記画像データを色補正する色補正手段と、
前記第1のタイミングから前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングまでにおけるインクの吐出回数に関する情報を取得する第1の取得手段と、
前記記録素子の使用開始時から前記第2のタイミングまでにおけるインクの吐出回数の累計に関する情報を取得する第2の取得手段と、
前記第2の取得手段によって取得された前記情報が示す前記インクの吐出回数の累計に基づいて閾値を決定する選択手段と、を有し、
前記色補正手段は、前記第1の取得手段によって取得された前記情報が示す前記インクの吐出回数が前記決定手段によって決定された前記閾値よりも大きい場合に、前記第2のタイミングにおいて前記画像データを色補正することを特徴とする画像処理装置。 - 第1の記録素子を駆動することにより第1の色のインクを吐出し、且つ、前記第1の記録素子と異なる第2の記録素子を駆動することにより前記第1の色のインクよりも濃度が低い第2の色のインクを吐出して記録媒体上に画像を記録するために画像データを処理する画像処理装置であって、
第1のタイミングを少なくとも含む複数回のタイミングにおいて前記画像データを色補正する色補正手段と、
前記第1のタイミングにおいてそれぞれ前記第1、第2の記録素子から吐出された前記第1、第2の色のインクの吐出速度と、前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングにおいてそれぞれ前記第1、第2の記録素子から吐出された前記第1、第2の色のインクの吐出速度と、に関する情報を取得する取得手段と、
少なくとも(i)前記取得手段によって取得された前記情報が示す前記第1のタイミングにおける前記第1の色のインクの吐出速度と、前記第2のタイミングにおける前記第1の色のインクの吐出速度と、の差の絶対値が、第1の閾値よりも大きく、且つ、(ii)前記取得手段によって取得された前記情報が示す前記第1のタイミングにおける前記第2の色のインクの吐出速度と、前記第2のタイミングにおける前記第2の色のインクの吐出速度と、の差の絶対値が、前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値よりも大きい場合に、前記色補正手段によって前記画像データを色補正する必要があることを通知手段に通知させる通知制御手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
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